JP2016100233A - 車両用灯具 - Google Patents

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Shoji Miyamoto
尚司 宮本
康洋 小林
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康洋 小林
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【課題】光源の点灯熱を効率良く分散させて外部へ排出することによって内部温度上昇の抑制や、放熱孔の上方に位置する部品の高温化を抑えることができる車両用灯具を提供すること。【解決手段】ハロゲン電球(光源)と、該ハロゲン電球3から出射する光を反射させるリフレクタ4と、該リフレクタ4で反射した光を車両前方へと投影させる投影レンズ2と、該投影レンズ2を保持するレンズホルダ7と、車両前後方向において前記投影レンズ2と前記ハロゲン電球3との間に配置されてロービーム用配光パターンを形成するシェード5を備え、前記レンズホルダ7と前記リフレクタ4の各上部間に開口部Sを形成して成る車両用灯具1において、前記シェード5の上端に、車両前後方向に傾斜する屋根5Cを形成し、該屋根5Cを前記開口部Sに臨ませる。【選択図】図3

Description

本発明は、投影レンズとシェードを備える車両用灯具に関するものである。
車両用ヘッドランプには、図7に示すプロジェクタ型のものが用いられる場合がある。即ち、図7は従来の車両用灯具の縦断面図であり、図示の車両用灯具101は、光源であるハロゲン電球103と、該ハロゲン電球103から出射する光を車両前方(図7の左方)へと反射させるリフレクタ104と、該リフレクタ104で反射した光を車両前方へと投影させる投影レンズ102と、該投影レンズ102を保持するレンズホルダ107と、車両前後方向において前記投影レンズ102と前記ハロゲン電球103との間に配置されてロービーム用配光パターンを形成するシェード105を備えている。
斯かる車両用灯具101においては、ハロゲン電球103の点灯熱が内部に滞留すると種々の不具合が発生するため、車両前後方向においてレンズホルダ107とリフレクタ104の各上部間に開口部Sを形成し、この開口部Sから点灯熱を外部へと排出することが行われている(例えば、特許文献1参照)。
特開2014−123458号公報
しかしながら、図7に示す従来の車両用灯具101のように、点灯熱を外部に排出するための開口部Sを形成しても、点灯熱が分散しないで内部に滞留するため、当該車両用灯具101の内部が高温となって周辺の部品に熱害を与えるという問題がある。又、開口部Sのみから局地的に熱が排出されるため、開口部Sの上方に存在する部品(図示せず)が局地的に高温に晒され、その部品が変形する等の問題が発生する。
本発明は上記問題に鑑みてなされたもので、その目的とする処は、光源の点灯熱を効率良く分散させて外部へ排出することによって内部温度上昇の抑制や、放熱孔の上方に位置する部品の高温化を抑えることができる車両用灯具を提供することにある。
上記目的を達成するため、請求項1記載の発明は、光源と、該光源から出射する光を反射させるリフレクタと、該リフレクタで反射した光を車両前方へと投影させる投影レンズと、該投影レンズを保持するレンズホルダと、車両前後方向において前記投影レンズと前記光源との間に配置されてロービーム用配光パターンを形成するシェードを備え、前記レンズホルダと前記リフレクタの各上部間に開口部を形成して成る車両用灯具において、前記シェードの上端に、車両前後方向に傾斜する屋根を形成し、該屋根を前記開口部に臨ませたことを特徴とする。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明において、前記シェードの屋根の基端部に垂直壁を形成し、該垂直壁に通気孔を形成したことを特徴とする。
請求項1記載の発明によれば、光源の点灯熱によって暖められた熱気は、上方の開口部へと向かうが、この熱気は、シェードの上端に形成されて開口部に臨む屋根の傾斜に沿って効果的に外部へと排出されるため、光源の点灯熱が効果的に分散されて内部に滞留することがなく、内部温度の上昇が抑えられるとともに、開口部の上方に位置する部品の高温化が押えられる。
請求項2記載の発明によれば、シェードの屋根の基端部に形成された垂直壁に通気孔を形成したため、屋根に沿って外部へと排出される熱気の流れに加えて、通気孔を通過して屋根に沿う流れとは逆方向の熱気の流れを誘起することができ、光源の点灯熱が一層効果的に分散されて内部温度の上昇が更に低く抑えられる。又、熱が分散されて排出されるため、灯具上部に配置された部品の高温化が防がれる。
本発明に係る車両用灯具の平面図である。 本発明に係る車両用灯具の背面側斜視図である。 図1のA−A線断面図である。 本発明に係る車両用灯具の分解斜視図である。 本発明に係る車両用灯具のシェードの正面図である。 本発明に係る車両用灯具のシェードの側面図である。 従来の車両用灯具の縦断面図である。
以下に本発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
図1は本発明に係る車両用灯具の平面図、図2は同車両用灯具の背面側斜視図、図3は図1のA−A線断面図、図4は本発明に係る車両用灯具の分解斜視図、図5はシェードの正面図、図6は同シェードの側面図であり、図示の車両用灯具1は、車両の前部左右に配置されるヘッドランプである。尚、左右のヘッドランプは、左右対称であって、その基本構成は同じであるため、以下、一方の車両用灯具1についてのみ図示及び説明する。
ヘッドランプとして使用される本実施の形態に係る車両用灯具1は、図3に示すように、車両前後方向に延びる光軸xを有する投影レンズ2と、該投影レンズ2の後方焦点よりも後方(図3の右方)に配置された光源であるハロゲン電球3と、該ハロゲン電球3から出射する光を車両前方(図3の左方)へと反射させるリフレクタ4と、車両前後方向において投影レンズ2とハロゲン電球3との間であって、且つ、投影レンズ2の後方焦点の近傍に配置されたシェード5を含んで構成されている。
前記投影レンズ2は、非球面状のレンズであって、リング状のベゼル6によって円筒状のレンズホルダ7の前端面に取り付けられている。具体的には、図4に示すように、ベゼル6は、その外周の頂部に形成された係合孔6aに、レンズホルダ7の前端外周の頂部に形成された係合爪7aを係合させるとともに、下半部の左右2箇所に形成されたブラケット6bに挿通するネジ8をレンズホルダ7の下半部外周の左右に形成されたブラケット7bにねじ込むことによって、レンズホルダ7の前端部に投影レンズ2と共に取り付けられる。
前記ハロゲン電球3は、前記リフレクタ4の中心部に形成された挿通孔4aに後方から差し込まれて固定される。即ち、リフレクタ4の後面の挿通孔4aの周縁には固定リング9が3本のネジ10によって固定されており、この固定リング9にハロゲン電球3をソケット11と共に差し込んで回すことによって、ハロゲン電球3がバヨネット機構によってソケット11と共にリフレクタ4に固定され、ハロゲン電球3は、リフレクタ4の内部に臨んでいる。
前記リフレクタ4は、光軸xを中心軸とする略回転楕円形状の反射面4bを有しており、この反射面4bには、アルミ蒸着等の反射処理が施されている。そして、このリフレクタ4の前面に、投影レンズ2を保持したレンズホルダ7と前記シェード5が取り付けられている。
前記シェード5は、ハロゲン電球3から出射してリフレクタ4の反射面4bにて車両前方へと反射する光の一部を遮蔽してロービーム用配光パターンを形成するためのものであって、矩形枠状の平坦な樹脂部5Aと、該樹脂部5Aの開口窓5aの下半部を覆うプレート状の金属部5Bとで構成されている。
又、本実施の形態では、シェード5の樹脂部5Aの上端部の幅方向中央には、車両後方に向かって斜め上方に傾斜する半円板状の屋根5Cが一体に形成されている。そして、この屋根5Cの前端周縁(基端部)から下方に直角に屈曲する円弧曲面状の垂直壁5Dが形成されており、この垂直壁5Dの左右には矩形の通気孔5bが形成されている。
ところで、本実施の形態に係る車両用灯具1においては、図1〜図3に示すように、レンズホルダ7とリフレクタ4の各上部間には開口部Sが形成されており、この開口部Sには、シェード5の樹脂部5Aの上端に形成された前記屋根5Cと前記垂直壁5Dが臨んでおり、開口部Sは、シェード5の屋根5Cと垂直壁5Dによって前方空間S1と後方空間S2とに区画されている。
而して、以上のように構成された車両用灯具1において、光源であるハロゲン電球3に給電されて該ハロゲン電球3が点灯すると、その点灯熱によって暖められた内部の熱気は、図3に矢印にて示すように、上部の開口部Sへと向かって流れる。ここで、本実施の形態では、開口部Sには、シェード5の上端に形成された屋根5Cが配置されており。この屋根5Cは、車両後方に向かって斜め上方に傾斜しているため、熱気の一部は、屋根5Cの傾斜に沿って流れて後方開口部S2から外部へと効果的に排出される。
又、他の熱気の一部は、シェード5の垂直壁5Dに形成された左右の通気孔5bを通過して車両前方へ流れ、又、他の一部の熱気は、垂直壁5Dを迂回して車両前方へと流れ、これらの熱気は、前方開口部S1から外部へと排出される。
以上の結果、本実施の形態に係る車両用灯具1においては、ハロゲン電球3の点灯によって発生する熱気は、熱気がシェード5の屋根5Cと垂直壁5Dの通気孔5bによって車両前方と後方の流れに分散されて前方開口部S1と後方開口部S2からそれぞれ外部へと効果的に排出されるため、内部温度の上昇が低く抑えられる。又、熱が前方開口部S1や後方開口部S2等、別々の場所から分散して排出されるため、従来のように1箇所の開口部から局地的に熱を排出する構成と比較して、情報に位置する不図示の部品の高温化を防ぐことができる。
尚、開口部S(前方開口部S1と後方開口部S2)及び通気孔5bは、ハロゲン電球3からの直射光が外部に漏れない位置に設ける必要があり、このため、シェード5の垂直壁5Dには2つの通気孔5bを左右対称に配置している。
又、レンズホルダ7には、図1及び図2に示すように、上部に放熱孔7cを設ける構成としても良い。この放熱孔7cを設けることによって、図3に示すように、シェード5の前方開口部S1や後方開口部S2等から排出されないでレンズホルダ7側に向かう熱も放熱孔7cから外部に排出することができる。
尚、本実施の形態では、光源としてハロゲン電球を使用したが、光源としてはハロゲン電球以外にLED(発光ダイオード)等を使用しても良い。
1 車両用灯具
2 投影レンズ
3 ハロゲン電球(光源)
4 リフレクタ
5 シェード
5A シェードの樹脂部
5B シェードの金属部
5C シェードの屋根
5D シェードの垂直壁
5a シェードの開口窓
5b シェードの通気孔
6 ベゼル
7 レンズホルダ
7a レンズホルダの係合爪
7b レンズホルダのブラケット
7c レンズホルダの放熱孔
8 ネジ
9 固定リング
10 ネジ
11 ソケット
S 開口部
S1 前方開口部
S2 後方開口部
x 光軸

Claims (2)

  1. 光源と、該光源から出射する光を反射させるリフレクタと、該リフレクタで反射した光を車両前方へと投影させる投影レンズと、該投影レンズを保持するレンズホルダと、車両前後方向において前記投影レンズと前記光源との間に配置されてロービーム用配光パターンを形成するシェードを備え、前記レンズホルダと前記リフレクタの各上部間に開口部を形成して成る車両用灯具において、
    前記シェードの上端に、車両前後方向に傾斜する屋根を形成し、該屋根を前記開口部に臨ませたことを特徴とする車両用灯具。
  2. 前記シェードの屋根の基端部に垂直壁を形成し、該垂直壁に通気孔を形成したことを特徴とする請求項1記載の車両用灯具。
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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JP2007115474A (ja) * 2005-10-19 2007-05-10 Stanley Electric Co Ltd 車両前照灯及びリフレクタとその製造方法
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