JP2015067226A - 動力伝達機構 - Google Patents

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Abstract

【課題】エンジンのフリクションやポンピングロスによる減速力を低減できる、動力伝達機構を提供する。【解決手段】車両1のコースト走行中、T/M入力軸40の回転は、逆方向減速機構15のギヤ比で減速され、E/G出力軸13に伝達される。そのため、E/G出力軸13は、T/M入力軸40およびM/G回転軸53よりも低い回転数で回転する。モータジェネレータ51が逆方向減速機構15に動力を入力可能に設けられている。車両1のコースト走行中に、運転者によってアクセル操作がなされると、エンジン2が再始動される。このとき、エンジン2への燃料の供給が再開される前に、モータジェネレータ51がモータとして制御されて、M/G回転軸53の回転が逆方向減速機構15のギヤ比で減速されてE/G出力軸13に伝達される。【選択図】図1

Description

本発明は、エンジンと変速機との間で動力を伝達する動力伝達機構に関する。
従来、車両の燃費を向上させるための制御として、フューエルカット制御が知られている。フューエルカット制御は、車両のコースト走行(惰性走行)時に、エンジンの回転数が所定回転数に低下するまで、エンジンへの燃料の供給を停止(フューエルカット)する制御である。
特開2011−43109号公報
コースト走行時には、エンジンのフリクションやポンピングロスによる減速力が車両に作用する。この減速力が運転者の想定以上に大きいと、減速度を弱めるために、運転者がアクセルペダルを操作する。アクセルペダルが操作されると、エンジンへの燃料の供給が再開されるので、不必要な燃料の消費が発生する。とくに、中高車速でのコースト走行時は、エンジンの回転数が高いので、エンジンのフリクションやポンピングロスによる減速力が大きく、アクセルペダルが操作されやすい。また、減速中に発電機でエネルギ回生し、補機電力や走行アシストのためのモータ電力として消費して、燃費を向上する技術が用いられるが、減速度が大きいと(アクセルペダル操作されずとも)、エネルギ回生量を多く取れず、燃費を大きく向上することができない。
本発明の目的は、エンジンのフリクションやポンピングロスによる減速力を低減できる、動力伝達機構を提供することである。
前記の目的を達成するため、本発明に係る動力伝達機構は、エンジンと変速機との間で動力を伝達する動力伝達機構であって、エンジン側のトルコン入力軸と変速機側のトルコン出力軸との間で動力を伝達するトルクコンバータと、トルクコンバータに連結され、変速機側からの動力を減速してトルクコンバータに伝達する逆方向減速機構と、変速機から逆方向減速機構に向かう一方向に動力を伝達するクラッチと、クラッチに対してエンジン側の動力伝達経路上に設けられたモータジェネレータとを含む。
この構成によれば、変速機側からの動力を減速してトルクコンバータに伝達する逆方向減速機構が設けられている。そのため、車両のコースト走行時に、変速機側からの動力を逆方向減速機構およびトルクコンバータを介してエンジンに伝達することができる。これにより、エンジンの回転数を変速機の入力軸の回転数よりも下げることができる。よって、車両のコースト走行時に、エンジンのフリクションやポンピングロスを低減することができ、車両に生じる減速力を低減することができる。その結果、車両の減速度を弱めるための不必要なアクセル操作を抑制することができるので、フューエルカット制御による燃費向上の効果を増すことができる。
また、変速機から逆方向減速機構に向かう一方向に動力を伝達するクラッチが設けられている。そのため、車両の加速時に、エンジンの動力が逆方向減速機構を介して変速機に伝達されることを阻止できる。その結果、エンジンの動力をトルクコンバータを介して変速機に良好に伝達することができる。
車両のコースト走行時(フューエルカット制御時)に、エンジンの回転数が自立復帰可能な最低の回転数(たとえば、300rpm)以上に維持されていれば、アクセル操作がなされたことに応答して、エンジンへの燃料の供給を再開して、エンジンの点火プラグをスパークすることにより、エンジンを再始動(ファイアリング)させることができる。しかしながら、その場合、エンジンの回転数が上昇する過程で、エンジンが回転数に起因する大きな振動を生じるため、乗員に不快感(乗り心地の悪さ)を与えるおそれがある。
クラッチに対してエンジン側の動力伝達経路上には、モータジェネレータが設けられており、モータジェネレータの動力をエンジンに伝達することができる。そのため、モータジェネレータの動力により、エンジンの回転数をエンジンに大きな振動が発生する回転数域を越えるまで上げてから、エンジンをファイアリングさせることができる。これにより、エンジンが回転数に起因する大きな振動を生じることを抑制でき、乗り心地の向上を図ることができる。
モータジェネレータは、逆方向減速機構とクラッチとの間に動力を入力可能に設けられていてもよい。
この場合、モータジェネレータの動力は、逆方向減速機構により減速されて、エンジンに伝達される。そのため、モータジェネレータを高回転化することができ、モータジェネレータの高回転化による小型化を図ることができる。
逆方向減速機構は、トルコン入力軸に連結され、変速機側からの動力を減速してトルコン入力軸に伝達するように設けられていてもよい。
トルクコンバータは、ロックアップクラッチを有しており、逆方向減速機構は、トルコン出力軸に連結され、変速機側からの動力を減速してトルコン出力軸に伝達するように設けられていてもよい。この場合、トルコン出力軸とクラッチとの間に、トルコン出力軸から変速機側に向かう一方向に動力を伝達する第2のクラッチが設けられることが好ましい。
これにより、車両のコースト走行時に、変速機側からの動力が逆方向減速機構を経由せずにトルコン出力軸に伝達されることを防止できる。そのため、車両のコースト走行時に、ロックアップクラッチが継合されていても、変速機側からの動力を逆方向減速機構により減速してエンジンに伝達することができる。その結果、コースト走行の開始時に、ロックアップ解除が不要になるので、ロックアップ解除によるショックの発生を防止でき、また、エンジンの回転数を速やかに低下させることができる。
本発明によれば、車両のコースト走行時に、エンジンの回転数を変速機の回転数よりも下げることができる。よって、車両のコースト走行時に、エンジンのフリクションやポンピングロスを低減することができ、車両に生じる減速力を低減することができる。その結果、車両の減速度を弱めるための不必要なアクセル操作を抑制することができるので、フューエルカット制御による燃費向上の効果を増すことができる。
また、コースト走行中のエンジンの再始動の際に、モータジェネレータの動力により、エンジンの回転数をエンジンに大きな振動が発生する回転数域を越えるまで上げてから、エンジンをファイアリングさせることができる。これにより、エンジンが回転数に起因する大きな振動を生じることを抑制でき、乗り心地の向上を図ることができる。
本発明の第1実施形態に係る動力伝達機構が組み込まれた車両の駆動系統の構成を概念的に示す図である。 エンジンの始動時における動力の伝達の様子を図解的に示す図である。 機械式オイルポンプの発生油圧の立ち上げおよび走行開始時における動力の伝達の様子を図解的に示す図である。 車両の加速時における動力の伝達の様子を図解的に示す図である。 車両の停止中における動力の伝達の様子を図解的に示す図である。 車両のコースト走行中における動力の伝達の様子を図解的に示す図である。 車両のコースト走行中におけるE/G出力軸、トルコン出力軸およびM/G回転軸の回転数の関係を示す図である。 車両のコースト走行中にエンジンが再始動されるときのE/G出力軸、トルコン出力軸およびM/G回転軸の回転数の関係を示す図である。 本発明の第2実施形態に係る動力伝達機構が組み込まれた車両の駆動系統の構成を概念的に示す図である。 本発明の第3実施形態に係る動力伝達機構が組み込まれた車両の駆動系統の構成を概念的に示す図である。 本発明の第4実施形態に係る動力伝達機構が組み込まれた車両の駆動系統の構成を概念的に示す図である。
以下では、本発明の実施の形態について、添付図面を参照しつつ詳細に説明する。
図1は、本発明の第1実施形態に係る動力伝達機構が組み込まれた車両1の駆動系統の構成を概念的に示す図である。
車両1は、エンジン(E/G)2を動力源とする自動車である。車両1は、変速機3を備えている。
変速機3は、たとえば、Vベルト式の無段変速機(CVT:Continuously
Variable Transmission)の構成を有し、プライマリプーリ4、セカンダリプーリ5およびプライマリプーリ4とセカンダリプーリ5とに巻き掛けられたVベルト6を備えている。プライマリプーリ4を支持する入力軸7には、エンジン2からの動力が入力される。セカンダリプーリ5を支持する出力軸8には、ファイナルギヤ9が取り付けられている。ファイナルギヤ9は、ディファレンシャルギヤ10と噛合している。
また、変速機3は、前後進切換機構17を備えている。前後進切換機構17は、遊星歯車機構41、逆転クラッチ42および前進ブレーキ43を含む。
遊星歯車機構41は、サンギヤ44、プラネタリギヤ45、キャリア46およびリングギヤ47を備えている。サンギヤ44は、T/M入力軸40に保持されている。サンギヤ44の外周面には、ギヤ歯が形成されている。プラネタリギヤ45は、たとえば、複数設けられ、サンギヤ44の周囲に等角度間隔で配置されている。各プラネタリギヤ45の外周面には、ギヤ歯が形成されており、各プラネタリギヤ45は、サンギヤ44と噛合している。キャリア46は、各プラネタリギヤ45を回転可能に一括して保持している。リングギヤ47は、円環状をなし、入力軸7に保持されている。リングギヤ47の内周面には、ギヤ歯が形成されており、リングギヤ47は、各プラネタリギヤ45と噛合している。
逆転クラッチ42は、T/M入力軸40とキャリア46との間に介装されている。逆転クラッチ42が締結されると、T/M入力軸40とキャリア46とが連結されて、それらが一体的に回転可能になる。逆転クラッチ42が切断されると、T/M入力軸40とキャリア46とが分離されて、それらが個別に回転可能になる。
前進ブレーキ43は、作動状態(オン)でキャリア46の回転を停止させ、非作動状態でキャリア46の回転を許容するブレーキ機構である。
逆転クラッチ42が切断され、前進ブレーキ43が作動している状態において、T/M入力軸40に動力が伝達されると、サンギヤ44がT/M入力軸40とともに回転する。そして、サンギヤ44の回転がプラネタリギヤ45を介してリングギヤ47に伝達され、リングギヤ47がサンギヤ44と逆方向に減速回転する。このとき、リングギヤ47の回転は、プライマリプーリ4、Vベルト6、セカンダリプーリ5、出力軸8、ファイナルギヤ9およびディファレンシャルギヤ10を介して、ディファレンシャルギヤ10から左右に延びるドライブシャフト11L,11Rに伝達される。これにより、ドライブシャフト11L,11Rが回転し、ドライブシャフト11L,11Rとともに、それぞれ駆動輪12L,12Rが車両1の前進方向に回転する。
逆転クラッチ42が継合され、前進ブレーキ43が作動していない状態において、T/M入力軸40に動力が伝達されると、サンギヤ44およびプラネタリギヤ45がT/M入力軸40とともに回転する。プラネタリギヤ45の回転がリングギヤ47に伝達され、リングギヤ47がサンギヤ44と同方向に回転する。このとき、リングギヤ47の回転は、プライマリプーリ4、Vベルト6、セカンダリプーリ5、出力軸8、ファイナルギヤ9およびディファレンシャルギヤ10を介して、ディファレンシャルギヤ10から左右に延びるドライブシャフト11L,11Rに伝達される。これにより、ドライブシャフト11L,11Rが回転し、ドライブシャフト11L,11Rとともに、それぞれ駆動輪12L,12Rが車両1の後進方向に回転する。
エンジン2の出力軸(以下、「E/G出力軸」という。)13と変速機3の入力軸7との間には、トルクコンバータ14、逆方向減速機構15、ワンウェイクラッチ16および前後進切換機構17が介装されている。
トルクコンバータ14は、トルコン入力軸21、トルコン出力軸22、ポンプインペラ23、タービンランナ24およびロックアップクラッチ25を備えている。トルコン入力軸21およびトルコン出力軸22は、E/G出力軸13と同一の回転軸線を中心に回転可能に設けられている。トルコン入力軸21には、E/G出力軸13が連結されている。トルコン出力軸22には、T/M入力軸40が連結されている。ポンプインペラ23は、トルコン入力軸21と一体回転可能に設けられている。タービンランナ24は、トルコン出力軸22と一体回転可能に設けられている。ロックアップクラッチ25が継合されると、ポンプインペラ23とタービンランナ24とが直結され、その継合が解除されると、ポンプインペラ23とタービンランナ24とが分離される。
ロックアップクラッチ25が切断された状態において、E/G出力軸13からトルコン入力軸21に動力が入力されると、トルコン入力軸21およびポンプインペラ23が回転する。ポンプインペラ23が回転すると、ポンプインペラ23からタービンランナ24に向かうオイルの流れが生じる。このオイルの流れがタービンランナ24で受けられて、タービンランナ24が回転する。そして、タービンランナ24の回転による動力がトルコン出力軸22から出力される。
ロックアップクラッチ25が継合された状態において、E/G出力軸13からトルコン入力軸21に動力が入力されると、トルコン入力軸21、ポンプインペラ23およびタービンランナ24が一体となって回転する。そして、タービンランナ24の回転による動力がトルコン出力軸22から出力される。
逆方向減速機構15は、トルコン出力軸22とポンプインペラ23との間に介装されている。逆方向減速機構15は、ダブルピニオン式遊星歯車機構からなり、サンギヤ31、第1プラネタリギヤ32、第2プラネタリギヤ33、キャリア34およびリングギヤ35を備えている。サンギヤ31は、トルコン出力軸22と同一の回転軸線を中心に回転可能に設けられている。サンギヤ31の外周面には、ギヤ歯が形成されている。第1プラネタリギヤ32は、たとえば、複数個設けられ、サンギヤ31の周囲に等角度間隔で配置されている。各第1プラネタリギヤ32の外周面には、ギヤ歯が形成されている。各第1プラネタリギヤ32は、サンギヤ31と噛合している。第2プラネタリギヤ33は、各第1プラネタリギヤ32に対応して設けられ、第1プラネタリギヤ32の周囲に配置されている。各第2プラネタリギヤ33の外周面には、ギヤ歯が形成されており、対応する第1プラネタリギヤ32と噛合している。キャリア34は、回転不能に設けられ、各第1プラネタリギヤ32および各第2プラネタリギヤ33を回転可能に一括して保持している。リングギヤ35は、円環状をなし、ポンプインペラ23と一体回転可能に設けられている。リングギヤ35の内周面には、ギヤ歯が形成されており、各第2プラネタリギヤ33と噛合している。
ワンウェイクラッチ16は、トルコン出力軸22とサンギヤ31との間に介装されている。ワンウェイクラッチ16には、トルコン出力軸22からサンギヤ31への動力の伝達を許容し、サンギヤ31からトルコン出力軸22への動力の伝達を阻止する。
また、車両1には、モータジェネレータ51が備えられている。モータジェネレータ51は、モータおよび発電機の両方の機能を有している。モータジェネレータ51のロータ52は、逆方向減速機構15のサンギヤ31と一体回転可能に設けられている。具体的には、モータジェネレータ51は、ロータ52と一体回転する回転軸(以下、「M/G回転軸」という。)53を有している。そして、M/G回転軸53は、逆方向減速機構15のサンギヤ31と回転軸線を共通に有し、サンギヤ31に接続されている。モータジェネレータ51から出力される電力は、バッテリ(図示せず)に蓄えられて、補機類の駆動に使用される。
さらに、車両1には、機械式オイルポンプ61が備えられている。機械式オイルポンプ61は、ポンプ入力軸62がM/G回転軸53と同軸に設けられている。これにより、M/G回転軸53が回転すると、機械式オイルポンプ61のポンプ入力軸62が回転し(機械式オイルポンプ61が作動し)、機械式オイルポンプ61からオイルが送り出される。機械式オイルポンプ61から送り出されるオイルは、変速機3などに供給される。
図2は、エンジン2の始動時における動力の伝達の様子を図解的に示す図である。
エンジン2の始動の際には、トルクコンバータ14のロックアップクラッチ25および前後進切換機構17の逆転クラッチ42が切断される。また、前後進切換機構17の前進ブレーキ43が非作動状態にされる。
この状態で、モータジェネレータ51が制御されて、モータジェネレータ51がモータとして動作する。M/G回転軸53が回転すると、逆方向減速機構15のサンギヤ31がM/G回転軸53と一体的に回転する。サンギヤ31の回転は、第1プラネタリギヤ32および第2プラネタリギヤ33を介して、リングギヤ35に伝達され、リングギヤ35をサンギヤ31と同方向にサンギヤ31よりも低速で回転させる。リングギヤ35が回転すると、トルクコンバータ14のポンプインペラ23、トルコン入力軸21およびE/G出力軸13がリングギヤ35と一体的に回転する。このように、モータジェネレータ51の動力は、逆方向減速機構15により減速され、トルクコンバータ14を介して、E/G出力軸13に伝達される。その結果、エンジン2がクランキングされ、点火プラグのスパークにより、エンジン2が始動する。
このとき、ワンウェイクラッチ16の機能により、サンギヤ31からトルコン出力軸22への動力の伝達が阻止されるので、トルコン出力軸22は回転しない。
図3は、機械式オイルポンプ61の発生油圧の立ち上げおよび車両1の走行開始時における動力の伝達の様子を図解的に示す図である。
エンジン2が始動すると、モータジェネレータ51の動作が停止され、前後進切換機構17の前進ブレーキ43が作動状態にされる。
エンジン2の動力がE/G出力軸13からトルコン入力軸21に入力され、トルコン入力軸21およびポンプインペラ23が一体的に回転する。トルクコンバータ14のロックアップクラッチ25が切断されているので、ポンプインペラ23が回転すると、ポンプインペラ23からタービンランナ24に向かうオイルの流れが生じる。このオイルの流れがタービンランナ24で受けられて、タービンランナ24が回転する。そして、タービンランナ24の回転による動力がトルコン出力軸22から出力される。
また、ポンプインペラ23の回転に伴って、逆方向減速機構15のリングギヤ35が回転し、そのリングギヤ35の回転が第1プラネタリギヤ32および第2プラネタリギヤ33を介してサンギヤ31に伝達される。これにより、サンギヤ31がリングギヤ35よりも高速で回転する。そして、機械式オイルポンプ61のポンプ入力軸62がサンギヤ31と一体的に回転し、機械式オイルポンプ61の発生油圧が上昇する。
前後進切換機構17の逆転クラッチ42が切断され、前進ブレーキ43が作動しているので、トルコン出力軸22と一体に回転するT/M入力軸40の動力は、遊星歯車機構41のサンギヤ44を介してプラネタリギヤ45に伝達され、プラネタリギヤ45を回転させる。そして、プラネタリギヤ45の回転がリングギヤ47に伝達され、リングギヤ47が回転することにより、トルコン出力軸22の動力が入力軸7に伝達される。このとき、キャリア46が固定されているので、T/M入力軸40の動力は、減速されて、入力軸7に伝達される。
車両1のサービスブレーキが解除されると、入力軸7に伝達される動力は、プライマリプーリ4、Vベルト6、セカンダリプーリ5、出力軸8、ファイナルギヤ9およびディファレンシャルギヤ10を介して、ドライブシャフト11L,11Rに伝達され、駆動輪12L,12Rを車両1の前進方向に回転させる。これにより、車両1が発進する。このとき、トルクコンバータ14のトルク増幅効果により、キャリア33に対してサンギヤ31(トルコン出力軸22)の回転数が低くなる関係が保たれた状態で、車両1がトルコン領域で走行する。
また、ワンウェイクラッチ16の機能により、サンギヤ31からトルコン出力軸22への動力の伝達は阻止される。
図4は、車両1の加速時における動力の伝達の様子を図解的に示す図である。
車両1の発進後、所定車速に達すると、トルクコンバータ14のロックアップクラッチ25が継合される。ロックアップクラッチ25が継合されると、E/G出力軸13からトルコン入力軸21に入力される動力により、ポンプインペラ23およびタービンランナ24が一体となって回転する。これにより、トルコン入力軸21に入力される動力は、速度変化なく、トルコン出力軸22に伝達される。トルコン出力軸22から駆動輪12L,12Rへの動力の伝達経路は、前述のとおりであるから、その説明を省略する。
このとき、モータジェネレータ51が制御されて、モータジェネレータ51がモータとして動作する場合、モータジェネレータ51の動力は、逆方向減速機構15を介して、ポンプインペラ23に伝達され、トルコン出力軸22の回転をアシストする。その結果、車両1の加速がアシストされるので、ドライバビリティが向上する。一方、モータジェネレータ51が発電機として動作する場合、ポンプインペラ23から逆方向減速機構15を介してM/G回転軸53に伝達される動力がモータジェネレータ51より電力に回生される。これにより、車両1の燃費が向上する。
また、機械式オイルポンプ61のポンプ入力軸62が回転し、機械式オイルポンプ61から油圧が発生する。
図5は、車両1の停止中における動力の伝達の様子を図解的に示す図である。
車両1では、停車中に、モータジェネレータ51により、エンジン2の動力を電力に回生(停止発電)することができる。
停止発電の際には、トルクコンバータ14のロックアップクラッチ25が継合される。これにより、E/G出力軸13の回転は、速度変化なく、トルコン出力軸22に伝達される。このとき、ワンウェイクラッチ16の機能により、トルコン出力軸22からサンギヤ31に動力が伝達され、M/G回転軸53がサンギヤ31と一体的に回転する。そして、モータジェネレータ51が発電機として制御され、M/G回転軸53の回転が電力に回生される。
また、前後進切換機構17の逆転クラッチ42が切断される。また、前後進切換機構17の前進ブレーキ43が非作動状態にされる。これにより、トルコン出力軸22の動力は、変速機3の入力軸7に伝達されない。
図6は、車両1のコースト走行中における動力の伝達の様子を図解的に示す図である。
車両1の走行中に、運転者によるアクセルペダルの踏み込みがなくなると、車両1がコースト走行状態となる。なお、コースト走行状態は、一般には、アクセルペダルおよびブレーキペダルが踏み込まれていない惰性走行状態をいうが、本実施形態では、アクセルペダルが踏み込まれず、ブレーキペダルが踏み込まれている減速状態においても同じ制御が実施可能である。
コースト走行中は、トルクコンバータ14のロックアップクラッチ25および前後進切換機構17の逆転クラッチ42が切断される。また、前後進切換機構17の前進ブレーキ43が作動状態にされる。また、フューエルカット制御により、エンジン2に対する燃料の供給が停止される。
駆動輪12L,12Rからの動力は、それぞれドライブシャフト11L,11Rを介して、ディファレンシャルギヤ10に伝達され、ディファレンシャルギヤ10からファイナルギヤ9を介して、変速機3の出力軸8に伝達される。出力軸8に伝達された動力は、セカンダリプーリ5、Vベルト6およびプライマリプーリ4を介して、入力軸7に伝達される。このとき、出力軸8から入力軸7に伝達される動力は、所定の変速比で変速される。
前後進切換機構17の逆転クラッチ42が切断され、前進ブレーキ43が作動しているので、入力軸7に伝達される動力は、遊星歯車機構41のプラネタリギヤ45を介してサンギヤ44に伝達され、サンギヤ44およびトルコン出力軸22を回転させる。このとき、キャリア46が固定されているので、入力軸7の動力は、増速および反転されて、T/M入力軸40を介してトルコン出力軸22に伝達される。
このとき、トルクコンバータ14のロックアップクラッチ25が切断されているので、トルコン出力軸22の回転は、トルコン入力軸21に直接には伝達されない。
ワンウェイクラッチ16の機能により、トルコン出力軸22からサンギヤ31に動力が速度変化なく伝達される。サンギヤ31の回転は、第1プラネタリギヤ32および第2プラネタリギヤ33を介して、リングギヤ35に伝達され、リングギヤ35をサンギヤ31と同方向にサンギヤ31よりも低速で回転させる。リングギヤ35が回転すると、トルクコンバータ14のポンプインペラ23、トルコン入力軸21およびE/G出力軸13がリングギヤ35と一体的に回転する。このように、トルコン出力軸22の回転は、逆方向減速機構15により減速され、ポンプインペラ23およびトルコン入力軸21を介して、E/G出力軸13に伝達される。
また、M/G回転軸53がサンギヤ31と一体的に回転する。そして、モータジェネレータ51が発電機として制御されて、M/G回転軸53の回転が電力に回生される。
さらに、機械式オイルポンプ61のポンプ入力軸62がサンギヤ31と一体的に回転し、機械式オイルポンプ61から油圧が発生する。
図7は、車両1のコースト走行中におけるE/G出力軸13、トルコン出力軸22およびM/G回転軸53の回転数の関係を示す図である。
車両1のコースト走行中、T/M入力軸40からトルコン出力軸22を介してサンギヤ31に動力が速度変化なく伝達され、M/G回転軸53がサンギヤ31と一体的に回転するので、T/M入力軸40およびM/G回転軸53は、同じ回転数で回転する。トルコン出力軸22の回転は、逆方向減速機構15のギヤ比で減速され、E/G出力軸13に伝達される。そのため、E/G出力軸13は、T/M入力軸40およびM/G回転軸53よりも低い回転数で回転する。
したがって、車両1のコースト走行中は、E/G出力軸13(エンジン2)の回転数を変速機3のT/M入力軸40の回転数よりも下げることができる。よって、車両1のコースト走行時に、エンジン2のフリクションやポンピングロスを低減することができ、車両1に生じる減速力を低減することができる。その結果、車両1の減速度を弱めるための不必要なアクセル操作を抑制することができるので、フューエルカット制御による燃費向上の効果を増すことができる。
図8は、車両1のコースト走行中にエンジン2が再始動されるときのE/G出力軸13、トルコン出力軸22およびM/G回転軸53の回転数の関係を示す図である。
車両1のコースト走行中に、運転者によってアクセル操作がなされると、エンジン2が再始動される。このとき、エンジン2への燃料の供給が再開される前に、モータジェネレータ51がモータとして制御されて、M/G回転軸53の回転数が上げられる。M/G回転軸53の回転は、逆方向減速機構15のギヤ比で減速されてE/G出力軸13に伝達されるので、M/G回転軸53の回転数の上昇に伴って、E/G出力軸13の回転数(エンジン2の回転数)が上昇する。なお、コースト走行中のエンジン2の回転数は、エンジン2が自立復帰可能な最低の回転数(たとえば、300rpm)以下でもよく、0rpmに近い方がより望ましい。
そして、E/G出力軸13の回転数が回転数に起因する大きな振動がエンジン2に発生する回転数域(たとえば、〜500rpm)を越えた後、エンジン2の点火プラグがスパークされることにより、エンジン2が再始動(ファイアリング)する。その後、E/G出力軸13の回転数がトルコン出力軸22の回転数付近まで上昇すると、トルクコンバータ14のロックアップクラッチ25が継合される。ロックアップクラッチ25が継合されると、E/G出力軸13からトルコン入力軸21に入力される動力により、ポンプインペラ23およびタービンランナ24が一体となって回転する。これにより、トルコン入力軸21に入力される動力は、速度変化なく、トルコン出力軸22に伝達される。
このように、モータジェネレータ51の動力により、E/G出力軸13(エンジン2)の回転数をエンジン2に大きな振動が発生する回転数域を越えるまで上げてから、エンジン2をファイアリングさせることができる。これにより、エンジン2が回転数に起因する大きな振動を生じることを抑制でき、車両1の乗り心地の向上を図ることができる。
また、モータジェネレータ51は、逆方向減速機構15とワンウェイクラッチ16との間に動力を入力可能に設けられている。これにより、モータジェネレータ51の動力は、逆方向減速機構15により減速されて、エンジン2に伝達される。そのため、モータジェネレータ51を高回転化することができ、モータジェネレータ51の高回転化による小型化を図ることができる。
図9は、本発明の第2実施形態に係る動力伝達機構が組み込まれた車両1の駆動系統の構成を概念的に示す図である。図9において、図1に示される各部に相当する部分には、それらの各部と同一の参照符号が付されている。また、図9に示される構成について、図1に示される構成との相違点のみを説明する。
図9に示される構成では、シングルピニオン式遊星歯車機構からなる逆方向減速機構70が採用されている。逆方向減速機構70は、サンギヤ71、プラネタリギヤ72、キャリア73およびリングギヤ74を備えている。サンギヤ71は、トルコン出力軸22と同一の回転軸線を中心に回転可能に設けられている。サンギヤ71の外周面には、ギヤ歯が形成されている。プラネタリギヤ72は、たとえば、複数個設けられ、サンギヤ71の周囲に等角度間隔で配置されている。各プラネタリギヤ72の外周面には、ギヤ歯が形成されている。各プラネタリギヤ72は、サンギヤ71と噛合している。キャリア73は、トルクコンバータ14のポンプインペラ23と一体回転可能に設けられ、各プラネタリギヤ72を回転可能に一括して保持している。リングギヤ74は、円環状をなし、回転不能に設けられている。リングギヤ74の内周面には、ギヤ歯が形成されており、各プラネタリギヤ72と噛合している。
モータジェネレータ51の動力により、M/G回転軸53が回転すると、サンギヤ71がM/G回転軸53と一体的に回転する。サンギヤ71の回転は、プラネタリギヤ72に伝達される。リングギヤ74が回転不能に設けられているので、サンギヤ71からプラネタリギヤ72に回転が伝達されると、キャリア73がサンギヤ71よりも低速で回転し、トルクコンバータ14のポンプインペラ23、トルコン入力軸21およびE/G出力軸13がキャリア73と一体的に回転する。このように、モータジェネレータ51の動力は、逆方向減速機構70により減速され、トルクコンバータ14を介して、E/G出力軸13に伝達される。
逆方向減速機構70は、シングルピニオン式遊星歯車機構からなるので、ダブルピニオン式遊星歯車機構からなる逆方向減速機構15よりも小型化を図ることができる。
図10は、本発明の第3実施形態に係る動力伝達機構が組み込まれた車両1の駆動系統の構成を概念的に示す図である。図10において、図1に示される各部に相当する部分には、それらの各部と同一の参照符号が付されている。また、図10に示される構成について、図1に示される構成との相違点のみを説明する。
図10に示される構成では、逆方向減速機構15のリングギヤ35がトルコン出力軸22と一体回転可能に設けられている。そして、トルコン出力軸22上において、リングギヤ35とワンウェイクラッチ16との間に、第2のワンウェイクラッチ81が介裝されている。第2のワンウェイクラッチ81は、トルクコンバータ14のタービンランナ24側から変速機3側に向かう一方向にのみ動力の伝達を許容し、その逆方向への動力の伝達を阻止する。
この構成によれば、車両1のコースト走行時に、トルコン出力軸22の動力がサンギヤ31、第1プラネタリギヤ32および第2プラネタリギヤ33を介さずにリングギヤ35に伝達されることを防止できる。そのため、車両1のコースト走行時に、トルクコンバータ14のロックアップクラッチ25が継合されていても、トルコン出力軸22の動力を逆方向減速機構15を介してエンジン2に伝達することができる。その結果、コースト走行の開始時に、ロックアップクラッチ25の切断によるロックアップ解除が不要になるので、ロックアップ解除によるショックの発生を防止でき、また、エンジン2の回転数を速やかに低下させることができる。
図11は、本発明の第4実施形態に係る動力伝達機構が組み込まれた車両1の駆動系統の構成を概念的に示す図である。図11において、図9に示される各部に相当する部分には、それらの各部と同一の参照符号が付されている。また、図11に示される構成について、図9に示される構成との相違点のみを説明する。
図11に示される構成では、逆方向減速機構70のキャリア73がトルコン出力軸22と一体回転可能に設けられている。そして、トルコン出力軸22上において、キャリア73とワンウェイクラッチ16との間に、第2のワンウェイクラッチ91が介裝されている。第2のワンウェイクラッチ91は、トルクコンバータ14のタービンランナ24側から変速機3側に向かう一方向にのみ動力の伝達を許容し、その逆方向への動力の伝達を阻止する。
この構成によれば、車両1のコースト走行時に、トルコン出力軸22の動力がサンギヤ31、第1プラネタリギヤ32および第2プラネタリギヤ33を介さずにキャリア73に伝達されることを防止できる。そのため、車両1のコースト走行時に、トルクコンバータ14のロックアップクラッチ25が継合されていても、トルコン出力軸22の動力を逆方向減速機構15を介してエンジン2に伝達することができる。その結果、コースト走行の開始時に、ロックアップクラッチ25の切断によるロックアップ解除が不要になるので、ロックアップ解除によるショックの発生を防止でき、また、エンジン2の回転数を速やかに低下させることができる。
以上、本発明のいくつかの実施形態について説明したが、本発明は、さらに他の形態で実施することもできる。
たとえば、前述の実施形態では、Vベルト式の無段変速機の構成を有する変速機3を例示したが、変速機3は、Vベルト式以外の型式の無段変速機の構成を有していてもよいし、無段変速機に限らず、有段変速機の構成を有していてもよい。また、自動変速機に限らず、手動変速機の構成を有していてもよい。
その他、前述の構成には、特許請求の範囲に記載された事項の範囲で種々の設計変更を施すことが可能である。
2 エンジン
3 変速機
13 E/G出力軸(エンジンの出力軸)
14 トルクコンバータ
15 逆方向減速機構
16 ワンウェイクラッチ(クラッチ)
21 トルコン入力軸
22 トルコン出力軸
25 ロックアップクラッチ
51 モータジェネレータ
70 逆方向減速機構
81 第2のワンウェイクラッチ(第2のクラッチ)
91 第2のワンウェイクラッチ(第2のクラッチ)

Claims (4)

  1. エンジンと変速機との間で動力を伝達する動力伝達機構であって、
    前記エンジン側のトルコン入力軸と前記変速機側のトルコン出力軸との間で動力を伝達するトルクコンバータと、
    前記トルクコンバータに連結され、前記変速機側からの動力を減速して前記トルクコンバータに伝達する逆方向減速機構と、
    前記変速機から前記逆方向減速機構に向かう一方向に動力を伝達するクラッチと、
    前記クラッチに対して前記エンジン側の動力伝達経路上に設けられたモータジェネレータとを含む、動力伝達機構。
  2. 前記モータジェネレータは、前記逆方向減速機構と前記クラッチとの間に動力を入力可能に設けられている、請求項1に記載の動力伝達機構。
  3. 前記逆方向減速機構は、前記トルコン入力軸に連結され、前記変速機側からの動力を減速して前記トルコン入力軸に伝達する、請求項1または2に記載の動力伝達機構。
  4. 前記トルクコンバータは、ロックアップクラッチを有しており、
    前記逆方向減速機構は、前記トルコン出力軸に連結され、前記変速機側からの動力を減速して前記トルコン出力軸に伝達し、
    前記トルコン出力軸と前記クラッチとの間に設けられ、前記トルコン出力軸から前記変速機側に向かう一方向に動力を伝達する第2のクラッチをさらに含む、請求項1または2に記載の動力伝達機構。
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