JP2000118246A - 車両用駆動装置の制御装置 - Google Patents

車両用駆動装置の制御装置

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JP2000118246A
JP2000118246A JP10293815A JP29381598A JP2000118246A JP 2000118246 A JP2000118246 A JP 2000118246A JP 10293815 A JP10293815 A JP 10293815A JP 29381598 A JP29381598 A JP 29381598A JP 2000118246 A JP2000118246 A JP 2000118246A
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clutch
lock
battery
motor generator
engine
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JP10293815A
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Atsushi Tabata
淳 田端
Yutaka Taga
豊 多賀
Takatsugu Ibaraki
隆次 茨木
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Toyota Motor Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 バッテリの蓄電量によらず常に一定の車両減
速度を得る共に、回生制動によるエネルギ回収効率を高
める。 【解決手段】 エンジン1の出力軸1aにロックアップ
クラッチ124付きトルクコンバータ111を接続し、
該トルクコンバータの出力軸130aと自動変速機2の
入力軸2aとの間にモータジェネレータ3を接続する。
そして、コントローラ10により、バッテリ5の蓄電量
が所定値以下のときは、モータジェネレータによる回生
制動中にロックアップクラッチを非係合状態とし、バッ
テリの蓄電量が所定値を超えるときは、バッテリの蓄電
量が所定値以下のときの回生制動による車両減速度と等
しい車両減速度が得られるように、少なくともロックア
ップクラッチの係合状態を調節する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ロックアップクラ
ッチ付きトルクコンバータと回生制動を行うモータジェ
ネレータとを、エンジンと自動変速機との間に装備した
車両用駆動装置の制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】特開平8−168104号公報に、エン
ジンと自動変速機との間にロックアップクラッチ付きト
ルクコンバータを備えると共に、エンジンとロックアッ
プクラッチ付きトルクコンバータとの間に、電動機及び
発電機として機能するモータジェネレータを装備した車
両用駆動装置が開示されている。
【0003】この場合、モータジェネレータにはインバ
ータを介してバッテリが接続されており、電動機として
機能させる場合には、バッテリからの直流電圧を交流電
圧に変換してモータジェネレータに供給し、発電機とし
て機能させる場合には、モータジェネレータでの誘導電
圧を、インバータにより直流電圧に変換してバッテリに
向けて出力することとしている。
【0004】この装置では、通常ロックアップが禁止さ
れている低車速域において、モータジェネレータを電動
機として機能させることにより、エンジン出力軸にトル
クを供給する。そして、低車速域で生じていたエンジン
出力軸の回転脈動を抑制し、それによりロックアップ領
域を拡大して、燃費向上とドライバビリティ悪化防止を
図っている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
なモータジェネレータを備えた車両用駆動装置では、モ
ータジェネレータによって回生制動を行うのが通常であ
るが、バッテリの蓄電量によってモータジェネレータの
回生制動力を変える必要が生じたとき、車両の減速度
(エンジンブレーキと回生ブレーキとによる車両惰行時
の減速度)を一定にコントロールすることが難しいとい
う問題があった。
【0006】又、エンジンとロックアップクラッチ付き
トルクコンバータとの間にモータジェネレータを接続し
ているので、モータジェネレータによる回生制動時に常
にエンジンが引き摺り回転することになり、エネルギの
回収効率が悪いという問題もあった。
【0007】本発明は、上記事情を考慮し、バッテリの
蓄電量によらず常に一定の車両減速度(惰行減速度)を
得ることができると共に、回生制動によるエネルギ回収
効率を高めることのできる車両用駆動装置の制御装置を
提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、エン
ジンの出力軸と自動変速機の入力軸との間に、ロックア
ップクラッチ付きトルクコンバータと、回生制動により
バッテリを充電するモータジェネレータとが接続された
車両用駆動装置において、前記エンジンの出力軸に前記
ロックアップクラッチ付きトルクコンバータを接続する
と共に、該ロックアップクラッチ付きトルクコンバータ
の出力軸と自動変速機の入力軸との間に前記モータジェ
ネレータを接続し、更に、前記バッテリの蓄電量が所定
値以下のとき、前記モータジェネレータによる回生制動
中に前記ロックアップクラッチを第1の係合状態とし、
前記バッテリの蓄電量が所定値を超えるとき、前記バッ
テリの蓄電量が所定値以下のときの回生制動による車両
減速度と等しい車両減速度が得られるように、少なくと
も前記ロックアップクラッチの係合状態を第2の係合状
態に調節するロックアップクラッチ制御手段を備えたこ
とにより、上記課題を解決したものである。
【0009】この装置では、(エンジンブレーキ的)制
動力が要求された場合、バッテリの蓄電量が所定値より
も小さいときには、車両の運動エネルギでモータジェネ
レータを回転駆動させることにより、回生制動力によっ
てエンジンブレーキのような車両減速度を作用させると
共に、回生エネルギによってバッテリを充電する。この
とき、ロックアップクラッチを非係合状態、あるいは非
係合状態に近い第1の係合状態とすることにより、エン
ジンの引き摺りによるエネルギ損失を無くすことがで
き、回生エネルギを無駄なくバッテリの充電に回すこと
ができる。又、モータジェネレータによる回生制動力が
作用することで、運転者によるブレーキ操作が軽減され
て運転操作が楽になる。
【0010】一方、制動力が要求された場合でも、バッ
テリの蓄電量が所定値を超えているときには、バッテリ
に対するモータジェネレータによる回生充電があまりで
きないため、回生制動力を大きくとれない。そのため、
回生制動力の足りない分を(従来の)エンジンブレーキ
によって賄う。その場合、ロックアップクラッチの係合
状態をより完全係合に近い第2の係合状態に調節するこ
とにより、エンジンブレーキのきき具合を制御し、バッ
テリの蓄電量が所定値以下のときの回生制動による車両
減速度と略等しい車両減速度が得られるようにする。
【0011】こうすることにより、バッテリの蓄電量の
多寡によって車両減速度が変動する問題を解消し、駆動
系による車両減速度を常に一定に制御することができ
る。
【0012】なお、この調節をロックアップクラッチの
係合状態のみによって実現するときには、請求項2に記
載されるように、趣旨より第2の係合状態の方が第1の
係合状態よりも、より完全係合に近くなるが、請求項3
に記載の発明のように、他の要素をも考慮して調節する
ときは、第2の係合状態は必ず第1の係合状態よりも完
全係合に近くなるとは言えない場合もある。
【0013】請求項3の発明は、エンジンの出力軸と自
動変速機の入力軸との間に、ロックアップクラッチ付き
トルクコンバータと、回生制動によりバッテリを充電す
るモータジェネレータとが接続された車両用駆動装置に
おいて、前記エンジンの出力軸に前記ロックアップクラ
ッチ付きトルクコンバータを接続すると共に、該ロック
アップクラッチ付きトルクコンバータの出力軸と自動変
速機の入力軸との間に前記モータジェネレータを接続
し、前記バッテリの蓄電量が所定値を超えるとき、バッ
テリの蓄電量が所定値以下のときの回生制動による車両
減速度と等しい車両減速度が得られるように、ロックア
ップクラッチの係合状態と自動変速機の変速比と、前記
モータジェネレータの回生トルクを調節することによ
り、上記課題を解決したものである。
【0014】この装置では、バッテリの蓄電量が所定値
を超えていることで、車両減速度を得るためにエンジン
ブレーキを併用するときに、ロックアップクラッチの係
合状態ばかりでなく、自動変速機の変速比とモータジェ
ネレータの回生トルクとを併せて調節する。これによ
り、車速やエンジンの回転速度によらず、確実に一定の
車両減速度が得られるようにできる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。
【0016】図2は実施形態に係る車両用駆動装置の概
略構成を示すブロック図である。
【0017】図2において、1は車両に搭載されるエン
ジン(E/G)、2は自動変速機(T/M)である。エ
ンジン1の出力軸1aにはロックアップクラッチ124
付きのトルクコンバータ(T/C)111が接続され、
該ロックアップクラッチ124付きトルクコンバータ1
11の出力軸130aと自動変速機2の入力軸2aとの
間には、エンジン1を始動するための電動機及びバッテ
リ5を充電するための発電機として機能するモータジェ
ネレータ(M/G)3が接続されている。
【0018】モータジェネレータ3にはインバータ4が
接続され、このインバータ4にバッテリ5が接続されて
いる。この駆動装置では、エンジン1でモータジェネレ
ータ3を回転駆動させることによりバッテリ5を充電す
ると共に、アクセルOFFによるコースト時に、必要に
応じて、車両の運動エネルギによってモータジェネレー
タ3を回転駆動させることにより、回生エネルギをバッ
テリ5に蓄える。その際、回生制動により車両にエンジ
ンブレーキのような車両減速度を与える。
【0019】10はコントローラで、該コントローラ1
0は各種入力信号に基づいて、エンジン1、ロックアッ
プクラッチ124、インバータ4、並びに自動変速機2
等を制御する。コントローラ10に入力する各種信号の
中には、エンジン回転速度信号、トルクコンバータのタ
ービン回転速度信号、車速信号、バッテリ5の蓄電量S
OCの信号、シフトポジション信号、アクセルやブレー
キに関する信号等が含まれている。
【0020】次に、上記駆動装置の主要部の具体例を説
明する。図3は、自動変速機2を中心として示すスケル
トン図である。
【0021】この自動変速機2は、副変速部112及び
主変速部113を備えており、自動変速機2の前段にト
ルクコンバータ111が配されている。
【0022】トルクコンバータ111は、ロックアップ
クラッチ124を備えている。このロックアップクラッ
チ124は、ポンプインペラ126に一体化させてある
フロントカバー127とタービンランナ128を一体に
取付けた部材(ハブ)129との間に設けられている。
【0023】エンジン1のクランク軸1aは、このトル
クコンバータ111のフロントカバー127に連結され
ている。又、タービンランナ128には、自動変速機2
の入力軸2aが接続され、この入力軸2a(トルクコン
バータの出力軸)にモータジェネレータ3が接続されて
いる。自動変速機2の入力軸2aは、副変速部112を
構成するオーバードライブ用遊星歯車機構131のキャ
リヤ132に連結されている。
【0024】この遊星歯車機構131におけるキャリヤ
132とサンギヤ133との間には、クラッチC0と一
方向クラッチF0とが設けられている。この一方向クラ
ッチF0は、サンギヤ133がキャリヤ132に対して
相対的に正回転(入力軸2aの回転方向の回転)する場
合に係合するようになっている。
【0025】一方、サンギヤ133の回転を選択的に止
めるブレーキB0が設けられている。また、この副変速
部112の出力要素であるリングギヤ134が、主変速
部113の入力要素である中間軸135に接続されてい
る。
【0026】副変速部112は、クラッチC0もしくは
一方向クラッチF0が係合した状態では遊星歯車機構1
31の全体が一体となって回転するため、中間軸135
が入力軸2aと同速度で回転する。また、ブレーキB0
を係合させてサンギヤ133の回転を止めた状態では、
リングギヤ134が入力軸2aに対して増速されて正回
転する。即ち、副変速部112はハイ・ローの2段の切
換えを設定することができる。
【0027】前記主変速部113は三組の遊星歯車機構
140、150、160を備えており、これらの歯車機
構140、150、160が以下のように連結されてい
る。
【0028】即ち、第1遊星歯車機構140のサンギヤ
141と第2遊星歯車機構150のサンギヤ151とが
互いに一体的に連結され、第1遊星歯車機構140のリ
ングギヤ143と第2遊星歯車機構150のキャリヤ1
52と第3遊星歯車機構160のキャリヤ162との三
者が連結されている。また、第3遊星歯車機構160の
キャリヤ162に出力軸170が連結されている。更に
第2遊星歯車機構150のリングギヤ153が第3遊星
歯車機構160のサンギヤ161に連結されている。
【0029】この主変速部113の歯車列では後進1段
と前進4段とを設定することができ、そのためのクラッ
チ及びブレーキが以下のように設けられている。
【0030】即ち、第2遊星歯車機構150のリングギ
ヤ153及び第3遊星歯車機構160のサンギヤ161
と中間紬135との間に前進クラッチC1が設けられ、
また第1遊星歯車機構140のサンギヤ141及び第2
遊星歯車機構150のサンギヤ151と中間軸135と
の間に後進段にて係合するクラッチC2が設けられてい
る。
【0031】第1遊星歯車機構140及び第2遊星歯車
機構150のサンギヤ141、151の回転を止めるブ
レーキB1が配置されている。また、これらのサンギヤ
141、151とケーシング171との間には、一方向
クラッチF1とブレーキB2とが直列に配列されてい
る。一方向クラッチF1はサンギヤ141、151が逆
回転(入力軸135の回転方向とは反対方向の回転)し
ようとする際に係合するようになっている。
【0032】第1遊星歯車機構140のキャリヤ142
とケーシング171との間にはブレーキB3が設けられ
ている。また、第3遊星歯車機構160のリングギヤ1
63の回転を止める要素としてブレーキB4と、一方向
クラッチF2とがケーシング171との間に並列に配置
されている。なお、この一方向クラッチF2はリングギ
ヤ163が逆回転しようとする際に係合するようになっ
ている。
【0033】上記の自動変速機2では、結局、後進1段
と前進5段の変速を行うことができる。
【0034】これらの変速段を設定するための各クラッ
チ及びブレーキ(摩擦係合装置)の係合作動表を図4に
示す。図4において、○印は係合状態、◎印はエンジン
ブレーキを確保すべきときにのみ係合状態、△印は係合
するが動力伝達に関係なし、空欄は解放状態をそれぞれ
示している。
【0035】次に本実施形態のソフト構成及びその作用
について説明する。
【0036】図1はコントローラ10で行われる回生制
御の内容を示すフローチャートであり、これを用いて説
明する。
【0037】このフローチャートに示す制御にスタート
ステップ210から入ると、次のステップ220で各種
入力信号処理を行い、ステップ230でシフトポジショ
ンが前進ポジションであるか否かを判断する。モータジ
ェネレータ3の回生力によって車両減速度を加えるのは
前進走行中のみであるから、この判断を行う。前進ポジ
ションでない場合は、そのままリターンステップ400
に進んで、この制御フローから出る。なお、達成しよう
とする車両減速度は、予め定めておいてもよいし、ユー
ザの好みで設定できるようにしておいてもよい。
【0038】前進ポジションの場合はステップ240に
進んで、回生制動を行うべき条件が成立したか否かを判
断する。この条件としては、コーストのためのアクセル
OFFであることが上げられる。回生制動条件が成立し
ない場合は、リターンステップ400に進む。
【0039】回生制動条件が成立する場合は、ステップ
250でバッテリ5の蓄電量SOCが所定値UPA%を
超えたか否かを判断する。所定値UPA%以下の場合
は、バッテリ5が充電可能な余裕領域にあると見なし
て、ステップ260でロックアップOFFの制御、ステ
ップ270で回生制動を実行する。即ち、車両の運動エ
ネルギをできるだけ多くバッテリ5に回収するために、
ロックアップクラッチ124を非係合状態(第1の係合
状態)にしてエンジン1を切り離し、自動変速機2から
エンジン1側に向かうトルクをほぼ全量モータジェネレ
ータ4の回転駆動に回し、バッテリ5を充電する。
【0040】このロックアップOFFにより、エンジン
1の引き摺りを低減した状態で、モータジェネレータ3
による回生充電を行うことができる。そして、このとき
発生する回生制動力により、車両に惰行減速度を与える
ことができる。
【0041】又、このように、バッテリの蓄電量が低い
場合のエネルギ回生時には、ロックアップクラッチを非
係合状態にするので、回生制動によるエネルギ回収効率
を高めることができる。
【0042】次のステップ280、290では、車速に
よりエンジンの制御方法を決定し、決定したエンジン制
御を実施する。即ち、図5に示すように、所定の車速ま
でフューエルカットをし、それより下はアイドル回転速
度Neiを維持するように制御する。その後はリターン
ステップ400に進む。
【0043】一方、ステップ250で、バッテリ5の蓄
電量SOCが所定値UPA%を超えたと判断された場合
は、バッテリ5が充電できない状態(フル充電状態)に
近づいたと見なして、エンジンブレーキ併用の準備をす
るため、ステップ300で自動変速機2を1段だけダウ
ンシフトする。これは、エンジンブレーキのきき方を増
すために行うものであり、必ず行わなくてはならないも
のではない。次いで、ステップ310、320で、ロッ
クアップクラッチのスリップ率を演算し、ロックアップ
クラッチの係合状態(スリップ状態:第2の係合状態)
を調節する。そして、その状態でモータジェネレータ3
による回生制動を実施し(ステップ330)、ステップ
280に進む。
【0044】この場合、ステップ310におけるロック
アップスリップ率の演算に当たっては、前述のステップ
270における回生制動時の車両減速度と同一の車両減
速度が得られるように、ロックアップクラッチのスリッ
プ率を演算する。この際、当然ステップ300において
設定する変速段も考慮する。
【0045】このように制御することにより、自動変速
機2の変速段及びロックアップクラッチ124の係合状
態に応じたエンジンブレーキと、モータジェネレータ3
の回生トルクに応じた回生ブレーキをきかせることがで
きる。なお、この回生トルクは、バッテリ5の蓄電量に
応じて変化させてもよい。
【0046】又、フローチャートには示していないが、
ロックアップスリップ率の調節以外に、容量係数が変え
られるトルクコンバータ(可変容量トルクコンバータ)
を使用している場合には、逆駆動時に、その容量係数を
調整することで回生トルクを制御してもよい。
【0047】
【発明の効果】本発明によれば、バッテリの蓄電量によ
らず、常に一定の車両減速度を作用させることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態の制御内容の一例を示すフロ
ーチャート
【図2】本発明の実施形態の概略構成を示すブロック図
【図3】本発明の実施形態の中の自動変速機を中心とし
たスケルトン図
【図4】図3の自動変速機における各摩擦係合装置のシ
フトポジションごとの係合状態を示す図
【図5】実施形態の装置の特性図
【符号の説明】
1…エンジン 2…自動変速機 3…モータジェネレータ 4…インバータ 5…バッテリ 10…コントローラ 111…トルクコンバータ 124…ロックアップクラッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) // F16H 59:50 63:12 (72)発明者 茨木 隆次 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 Fターム(参考) 3D039 AA02 AA03 AA04 AB01 AB11 AB21 AB27 AC03 AC06 AC36 AC39 AC78 AD02 AD23 AD53 3J053 BA01 BB07 BB08 BB20 CA05 CB16 DA11 DA30 EA01 FA03

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】エンジンの出力軸と自動変速機の入力軸と
    の間に、ロックアップクラッチ付きトルクコンバータ
    と、回生制動によりバッテリを充電するモータジェネレ
    ータとが接続された車両用駆動装置において、 前記エンジンの出力軸に前記ロックアップクラッチ付き
    トルクコンバータを接続すると共に、該ロックアップク
    ラッチ付きトルクコンバータの出力軸と自動変速機の入
    力軸との間に前記モータジェネレータを接続し、 更に、前記バッテリの蓄電量が所定値以下のとき、前記
    モータジェネレータによる回生制動中に前記ロックアッ
    プクラッチを第1の係合状態とし、前記バッテリの蓄電
    量が所定値を超えるとき、前記バッテリの蓄電量が所定
    値以下のときの回生制動による車両減速度と等しい車両
    減速度が得られるように、少なくとも前記ロックアップ
    クラッチの係合状態を第2の係合状態に調節するロック
    アップクラッチ制御手段を備えたことを特徴とする車両
    用駆動装置の制御装置。
  2. 【請求項2】前記第2の係合状態は前記第1の係合状態
    よりロックアップクラッチの完全係合状態に近いことを
    特徴とする請求項1に記載の車両用駆動装置の制御装
    置。
  3. 【請求項3】エンジンの出力軸と自動変速機の入力軸と
    の間に、ロックアップクラッチ付きトルクコンバータ
    と、回生制動によりバッテリを充電するモータジェネレ
    ータとが接続された車両用駆動装置において、 前記エンジンの出力軸に前記ロックアップクラッチ付き
    トルクコンバータを接続すると共に、該ロックアップク
    ラッチ付きトルクコンバータの出力軸と自動変速機の入
    力軸との間に前記モータジェネレータを接続し、 前記バッテリの蓄電量が所定値を超えるとき、バッテリ
    の蓄電量が所定値以下のときの回生制動による車両減速
    度と等しい車両減速度が得られるように、ロックアップ
    クラッチの係合状態と自動変速機の変速比と前記モータ
    ジェネレータの回生トルクを調節することを特徴とする
    車両用駆動装置の制御装置。
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