JP2004162534A - ハイブリッド車の駆動制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】駆動モータを動力源とするエンジン連れ回りモータ走行シーンにおいて、効率の良いモータ走行の確保と、燃焼ガスの排気浄化性能の維持と、の両立を達成することができるハイブリッド車の駆動制御装置を提供すること。
【解決手段】エンジン1もしくは駆動モータ3もしくはエンジン1と駆動モータ3の併用により駆動するハイブリッド車の駆動制御装置において、エンジン1の下流に設置された触媒コンバータ16が高排気浄化率を維持する下限の触媒温度を下限触媒温度Aと定義したとき、駆動モータ3を動力源とするエンジン連れ回りモータ走行時、エンジン連れ回りにより低下する触媒温度が下限触媒温度Aを下回らないようにモータ駆動継続許可時間を設定するモータ駆動継続許可時間設定ステップS121を設けた。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、エンジンと駆動モータを動力源に持ち、走行シーン毎に2つの動力源を選択もしくは併用するハイブリッド車の駆動制御装置の技術分野に属する。
【0002】
【従来の技術】
ハイブリッド車は、燃費向上・動力性能向上等を目的として作られている。ハイブリッド車は、一般的にエンジンとモータ等の2つの動力源を持ち、走行シーン毎に、この2つの動力源を選択もしくは併用することにより、最も効率の良い、すなわち、ガソリン等の燃料の消費量が少ない運転状態となることを狙いとしている。
【0003】
従来のハイブリッド車において、エンジンの効率が悪い軽負荷・低速走行領域においては、エンジンを停止し、モータにより車両を駆動している。この場合、クラッチが締結しているとモータは車両を駆動する仕事に加え、エンジンも連れ回さなければならないため、エンジンのフリクション分も仕事することになる。そこで、このような走行シーンでは、クラッチを解放し、モータを効率良く駆動させている。
【0004】
しかしながら、例えば、高速走行等の特定の条件下においては、クラッチの解放ができず、モータを効率良く駆動させるのにはクラッチを解放させた方がよいにもかかわらず、モータで車両を駆動する場合にエンジンを連れ回さなければならない(例えば、特許文献1参照)。
【0005】
【特許文献1】
特開2002−171601号公報(第2頁段落
【0006】)。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、クラッチ締結状態でのモータ駆動時には、エンジンが連れ回されるため、エンジンに取り込まれた空気が燃焼せず、エンジンの下流に設置された排気浄化装置である触媒コンバータに供給される。これによりクラッチ締結状態でのモータ駆動を継続すると、エンジンから供給される空気により触媒の温度が低下し、エンジンを再度点火したときの燃焼ガスの排気浄化性能が低下するという問題がある。
【0008】
本発明は、上記問題に着目してなされたもので、駆動モータを動力源とするエンジン連れ回りモータ走行シーンにおいて、効率の良いモータ走行の確保と、燃焼ガスの排気浄化性能の維持と、の両立を達成することができるハイブリッド車の駆動制御装置を提供することを課題とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本発明では、
車両を駆動するためのエンジン及び駆動モータと、前記エンジンと駆動輪側とを断続可能なクラッチと、これらの駆動モータ及びクラッチを制御するハイブリッド制御手段と、を有し、クラッチの断続を切り換えてエンジンもしくは駆動モータもしくはエンジンと駆動モータの併用により駆動するハイブリッド車の駆動制御装置において、
エンジン停止中で、且つ、クラッチを締結した状態で、前記駆動モータを動力源とするエンジン連れ回りモータ走行時、エンジン連れ回りにより低下する触媒温度が予め設定した下限触媒温度を下回らないようにモータ駆動継続許可時間を設定するモータ駆動継続許可時間設定手段を設けた。
【0010】
ここで、「エンジン連れ回りモータ走行」とは、動力源である駆動モータにより非点火状態のエンジンを回しながら走行するシーンをいい、例えば、エンジンと駆動モータとの間にクラッチを有する場合、高速走行時等でクラッチを締結したままでモータ走行するシーン等をいう。
【0011】
「下限触媒温度」とは、エンジンの下流に設置された触媒コンバータが高排気浄化率を維持する下限の触媒温度をいう。
【0012】
「モータ駆動継続許可時間」は、エンジンを停止し、駆動モータを動力源とする時点から触媒温度が下限触媒温度になったと推定されるまでの継続許可時間をいい、触媒温度の低下に影響を与える要素、例えば、エンジン回転数や冷媒初期温度やスロットル開度等を考慮して設定される。
【0013】
【発明の効果】
よって、本発明のハイブリッド車の駆動制御装置にあっては、モータ駆動継続許可時間設定手段において、駆動モータを動力源とするエンジン連れ回りモータ走行時、エンジン連れ回りにより低下する触媒温度が下限触媒温度を下回らないようにモータ駆動継続許可時間が設定され、モータ駆動継続許可時間まではモータ駆動が継続され、モータ駆動継続許可時間を経過すると直ちにエンジン駆動に切り替えられるため、効率の良いモータ走行の確保と、燃焼ガスの排気浄化性能の維持と、の両立を達成することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明のハイブリッド車の駆動制御装置を実現する実施の形態を、図面に基づいて説明する。
【0015】
(第1実施例)
まず、構成を説明する。
図1は第1実施例のハイブリッド車の駆動制御装置を示す全体システム図で、駆動系の構成を説明すると、図1において、1はエンジン、2はクラッチ、3は駆動モータ、4は無段変速機、5は終減速機、6はディファレンシャル、7,8はドライブシャフト、9,10は駆動輪である。すなわち、駆動系には、エンジン1と駆動モータ3による2つの動力源を有し、エンジン1と駆動モータ3の少なくとも一方による駆動力が、無段変速機4→終減速機5→ディファレンシャル6→ドライブシャフト7,8を経過して左右の駆動輪9,10に伝達される構成である。
【0016】
前記エンジン1は、エンジンコントロールユニット11からの指令により作動する電子制御スロットル12によりスロットルバルブ開度が制御される。また、エンジン1のクランクシャフトには、スタータモータ兼ジェネレータ13(発電機)が電磁クラッチ14を介して連結されている。さらに、エンジン1の排気系には、分岐管構造のエキゾーストマニホールド15が連結され、該エキゾーストマニホールド15の下流位置には、排気浄化装置としての触媒コンバータ16が設けられている。なお、前記電磁クラッチ14は、エンジン始動時にエンジンコントロールユニット11からの指令により締結し、スタータモータ兼ジェネレータ13をスタータモータとして作動させる。また、減速回生時や制動回生時にエンジンコントロールユニット11からの指令により締結し、スタータモータ兼ジェネレータ13をジェネレータとして作動させる。
【0017】
前記駆動モータ3は、一端が外部制御型のクラッチ2を介してエンジン1の出力軸に連結され、他端がベルト型CVTと呼ばれる無段変速機4の入力軸に連結されている。この駆動モータ3は、バッテリ17を有する電力コントロールユニット18により駆動制御され、前記スタータモータ兼ジェネレータ13は、電力コントロールユニット18によりエンジン始動時に駆動制御され、制動時や減速時に回生制御される。
【0018】
ハイブリッド制御系の構成を説明すると、図1において、20はHEVコントロールユニット(ハイブリッド制御手段)、21は車速センサ、22はアクセル開度センサ、23はスロットル開度センサ(スロットル開度検出手段)、24はエンジン回転数センサ(エンジン回転数検出手段)、25はエンジントルクセンサ(エンジン負荷検出手段)、26はブレーキスイッチ、27は制動コントロールユニットである。すなわち、ハイブリッド車(略称:HEV)の制御系は、車速センサ21、アクセル開度センサ22、スロットル開度センサ23、エンジン回転数センサ24、エンジントルクセンサ25、ブレーキスイッチ26等からの検出信号を入力し、前記エンジンコントロールユニット11と前記電力コントロールユニット18と前記制動力コントロールユニット27と双方向通信線を介して情報交換することにより、駆動力と制動力を制御する。
【0019】
次に、作用を説明する。
【0020】
[駆動制御処理]
図2はHEVコントロールユニット20にて実行される駆動制御処理の流れを示すフローチャートで、以下、各ステップについて説明する。
【0021】
ステップS101では、車速センサ21からの信号により現在の車速を読み込み、ステップS102へ移行する。
【0022】
ステップS102では、アクセル開度センサ22からの信号に基づいて現在のアクセル開度を読み込み、ステップS103へ移行する。
【0023】
ステップS103では、バッテリ17の充電状況をあらわすバッテリ充電容量(略称:SOC)を電力コントロールユニット18(バッテリ充電容量検出手段)から読み込み、ステップS104へ移行する。
【0024】
ステップS104では、車速情報とアクセル開度情報とSOC情報に基づき、要求駆動力及びエンジン1と駆動モータ3の駆動力配分を演算し、ステップS105へ移行する。
【0025】
ステップS105では、車速、要求駆動力、駆動力配分からクラッチ3を解放するべきか否かを判定する。クラッチ3を解放する場合は、ステップS106〜ステップS109のクラッチ解放モータ走行モードへ移行する。クラッチ3を締結する場合は、ステップS111〜ステップS114のエンジン走行モード、または、ステップS115〜ステップS123のクラッチ締結モータ走行モードへ移行する。
【0026】
ステップS106では、クラッチ3を解放する制御指令を出力し、クラッチ3を解放し、ステップS107へ移行する。
【0027】
ステップS107では、モータ駆動時間をリセットし、次のステップS108では、エンジン1の停止処理を行い、次のステップS109では、駆動モータ3のみを動力源として要求駆動力を得るモータ走行制御を行う。そして、ステップS110へ移行してクラッチ解放モータ走行モードの制御ルーチンを終了する。
【0028】
ステップS111では、ステップS105でのクラッチ締結との判定に基づき、クラッチ3を締結する制御指令を出力し、クラッチ3を締結し、ステップS112へ移行する。
【0029】
ステップS112では、要求駆動力と駆動力配分の演算結果により、エンジン駆動モードか否かを判定し、YESの場合はステップS113へ移行し、NOの場合はステップS115へ移行する。
【0030】
ステップS113では、モータ駆動時間をリセットし、次のステップS114では、エンジン1のみを動力源として要求駆動力を得るエンジン駆動制御を行う。そして、ステップS110へ移行してクラッチ締結エンジン走行モードの制御ルーチンを終了する。
【0031】
ステップS115では、ステップS112にてモータ駆動モードであると判定された場合、前回もモータ駆動であったか否かが判定され、YESの場合はステップS116へ移行し、NOの場合はステップS117へ移行する。
【0032】
ステップS116では、モータ駆動積算時間がステップS121にて設定されたモータ駆動継続許可時間を超えているか否かが判定され、YESの場合はステップS114のエンジン駆動によるクラッチ締結エンジン走行モードに移行し、ステップS110へ進んで本ルーチンを終了する。ステップS116でNOの場合はステップS122のモータ駆動時間積算処理へ移行する。
【0033】
ステップS117では、ステップS115において前回はモータ駆動ではないと判定された場合、モータ駆動時間がリセットされる。続いて、ステップS118〜ステップS120へ移行し、モータ駆動継続許可時間を演算・設定するための必要情報を読み込む。
【0034】
ステップS118では、エンジン1を連れ回すクラッチ締結モータ走行時にバッテリ充電容量(SOC)が高いほどエンジン1のスロットル開度を閉じるスロットル開度制御(スロットル開度制御手段)に基づいて、スロットル開度センサ23からスロットル開度を読み込み、ステップS119へ移行する。
【0035】
ステップS119では、エンジン平均回転数及びエンジン平均トルクを読み込み、ステップS120へ移行する。なお、ここで、エンジン平均回転数は、クラッチ締結モータ走行モードに入る少し前の時点から現時点までの期間におけるエンジン回転数センサ24からのエンジン回転数検出値の平均値演算により求める(エンジン回転数相当値検出手段)。また、エンジン平均トルクは、同様に、クラッチ締結モータ走行モードに入る少し前の時点から現時点までの期間におけるエンジントルクセンサ25からのエンジントルク検出値の平均値演算により求める。
【0036】
ステップS120では、ステップS119にて演算されたエンジン平均回転数及びエンジン平均トルクと、予め設定してあるエンジン回転数とエンジントルクと触媒温度との関係(図7)とを用いて、初期触媒温度を推定し、ステップS121へ移行する。
【0037】
ステップS121では、読み込んだスロットル開度、エンジン平均回転数、エンジントルク、初期触媒温度の各情報に基づいて、モータ駆動継続許可時間を演算・設定し、ステップS122へ移行する。
【0038】
ステップS122では、モータ駆動時間を積算し、次のステップS123では、要求駆動力を得るモータ駆動制御を行い、ステップS110へ進んでエンジン締結モータ走行モードの制御ルーチンを終了する。
【0039】
[クラッチ締結モータ走行作用]
クラッチ締結モータ走行モードの開始時には、図2のフローチャートにおいて、ステップS101→ステップS102→ステップS103→ステップS104→ステップS105→ステップS111→ステップS112→ステップS115→ステップS117→ステップS118→ステップS119→ステップS120→ステップS121→ステップS122→ステップS123へと進む流れとなり、ステップS121では、読み込んだスロットル開度、エンジン平均回転数、エンジントルク、初期触媒温度の各情報に基づいて、モータ駆動継続許可時間が演算・設定される。
【0040】
そして、モータ駆動時間の積算値がモータ駆動継続許可時間になるまでは、ステップS101→ステップS102→ステップS103→ステップS104→ステップS105→ステップS111→ステップS112→ステップS115→ステップS116→ステップS122→ステップS123の流れが繰り返されてモータ駆動が維持される。
【0041】
そして、モータ駆動時間の積算値がモータ駆動継続許可時間になると、ステップS101→ステップS102→ステップS103→ステップS104→ステップS105→ステップS111→ステップS112→ステップS115→ステップS116→ステップS114へと進む流れとなり、モータ駆動からエンジン駆動へと切り替えられる。
【0042】
[クラッチ締結モータ走行モードでの課題]
ハイブリッド車は、図1に示す複数の構成部品がそれぞれ得意とする機能・性能を生かしてアイドリングストップ(車両停止時のエンジン停止)、エンジン効率の悪い低速走行時のエンジン走行からモータ走行への代替、変速装置によるエンジン作動点の高効率化、減速時の運動エネルギのモータによる回生等を行うことにより燃費の向上を狙うものとして良く知られている。
【0043】
ハイブリッド車では、図3に示すように、バッテリからモータに電力を供給することにより、モータをエンジンと併用し、大きな車両駆動力を得ることができる。このため、モータによる駆動アシスト分、エンジンサイズをダウンすることにより、さらなる燃費の向上が期待できる。
【0044】
従来例のハイブリッド車は、先に記したように、エンジンの効率が悪い軽負荷、低速走行域においては、エンジンを停止し、モータにより車両を駆動している。この場合、クラッチが締結していると、モータは車両を駆動する仕事に加え、エンジンも連れ回さなければならならないため、エンジンのフリクション分の仕事もすることになることから、このようなシーンにおいては、クラッチを解放してモータを効率良く駆動させている。
【0045】
このように、ハイブリッド車は、常に効率の良い動力源を選択及び適切な配分で併用し、クラッチの締結・解放を制御している。
【0046】
しかしながら、クラッチの解放に下記のような制限があり、必ずしも解放できない条件がある。
▲1▼モータの出力が比較的小さい場合、クラッチ解放時から最加速時はエンジンを始動して、クラッチを締結し、エンジン駆動力をタイヤに伝えるという動作が入るため、エンジンに対する駆動要求が無い場合でも、クラッチ締結状態で待機する。
▲2▼クラッチの耐久性の要件からクラッチのドライブ側(エンジン側)とドリブン側(モータ、トランスミッション、タイヤ側)の差回転を所定範囲内とする。ドリブン側の回転数が高くなる高速走行時等の条件においては、クラッチを解放状態とし、エンジンを停止させていると、差回転が所定値を超えるため、クラッチを締結状態のままとする。
【0047】
上記のような条件下では、クラッチが締結しているため、モータで車両を駆動する場合、エンジンを連れ回さなければならないことは先に述べたが、この場合においても車両駆動力要求が小さい軽負荷領域では、モータで車両を駆動する方が効率的に良い領域がある。この領域は、システム構成が決まれば、エンジン、モータの効率、フリクション等の各性能から設定することができる。
【0048】
しかしながら、クラッチ締結状態でのモータ駆動走行時には、エンジンが連れ回されるため、エンジンに取り込まれた空気が燃焼せず、エンジン下流に設置された排気浄化装置である触媒コンバータに供給され、これにより触媒の温度が低下し、エンジンを再度点火したときの燃焼ガスの排気浄化性能が低下するという問題がある。
【0049】
[モータ駆動継続許可時間の設定作用]
本発明は、上記クラッチ締結モータ走行モードでの課題を、モータ駆動継続許可時間を設定することにより解決しようとするもので、以下、クラッチ締結モータ走行モードの開始時に行われるモータ駆動継続許可時間の設定作用について説明する。
【0050】
図4は触媒温度と排気浄化率との関係を示したものである。基本的に触媒の耐熱限界を超えない範囲では、触媒温度が高いほど排気浄化性能も高くなるが、ある温度A(下限触媒温度に相当)以上であれば、充分な浄化性能が得られるため、少なくともこの温度Aを確保していれば、所望の排気性能を維持することができることとなる。
【0051】
図5はクラッチが締結状態でエンジンが燃料噴射を停止した状態からの時間と触媒温度を示したものである。触媒の温度は、燃料噴射停止後から緩やかに低下し始める。温度低下は、触媒に供給される未燃焼空気の流量により影響を受けるため、エンジン回転数(あるいは車速)が高くなると、単位時間あたりの空気量が増加するため、触媒温度の低下も早くなる。本発明は、上記のような触媒及びシステムの特性から、クラッチ締結状態で燃料噴射を停止してモータにより車両を駆動する時間を制限することにより、所望の排気性能を維持することを狙いとしたものである。
【0052】
図6はモータ駆動継続許可時間の具体的設定の一例である。縦軸にモータ駆動継続許可時間をとり、横軸にクラッチ締結モータ駆動継続中のエンジン平均回転数(もしくは、エンジン回転数と車速に相関が取れる場合は平均車速)を取っている。そして、モータ駆動継続許可時間は、各エンジン回転数毎に予め触媒温度が所定の温度まで低下する時間を、初期触媒温度を変えて評価し、この値を設定する。モータ駆動継続許可時間の傾向としては、エンジン平均回転数が高くなるに従い、また、初期触媒温度が低くなるに従い、モータ駆動継続時間が短い傾向となる。
これにより、効率の良いモータ駆動と排気浄化性能をバランス良く両立することが可能となる。なお、モータ駆動とは、正,負両方の駆動力を意味する。
【0053】
図8に示すように、触媒温度が所定の温度Aまで低下する時間は、初期触媒温度もパラメータとなるため、モータ駆動に入る前に初期触媒温度の推定が必要となる。初期触媒温度の推定方法は、現在から少し時間をさかのぼった期間のエンジン平均回転数算出値およびエンジン平均トルク算出値と、予め設定したエンジン回転数とエンジントルクと排気温度の関係(図7)とから演算することにより概略推定する。図7に示す排気温度と触媒温度には相関があることから、上記初期触媒温度の推定が可能となる。
【0054】
図9は、図5と同様に、クラッチ締結状態でエンジンが燃料噴射を停止した状態からの時間と触媒温度に対するスロットル開度の影響を示したものである。図9中の2つの線は、エンジン回転数は同回転であるが、エンジンスロットル開度が異なる場合を示している。スロットル開度が大きい場合、エンジンが同回転においても一回転あたりの吸入及び吐出空気量が増加するため、触媒温度の低下速度も大きくなる。
【0055】
図10はバッテリ充電容量によるスロットル開度の設定例を示す図である。エンジンは燃料噴射を停止した状態でスロットル開度を大きくする方が、吸気抵抗が小さくなるため、エンジンを回転するための抵抗力(フリクション)を小さくでき、モータ駆動エネルギの低下、減速回生エネルギの増加等を目的としてスロットル開度を大きくする手段が用いられる。逆に、バッテリ充電容量が高い等によりバッテリに入力制限がかかる場合は、ジェネレータの回生力による減速度が得にくくなるため、スロットルバルブを閉じてエンジンフリクションにより減速度を得る。
【0056】
この場合、第1の設定値(エンジン平均回転数と初期触媒温度をパラメータとして設定されたモータ駆動継続許可時間)に対し、エンジンスロットル開度もパラメータとして加える。設定方法としては、
▲1▼第1の設定値に対し、スロットル開度毎に設定した係数を乗じる。係数はスロットル開度が大きくなるに従い小さい値とする。
▲2▼図11に示すように、エンジン平均回転数とスロットル開度と初期触媒温度をパラメータとしてモータ駆動継続許可時間を設定する(第1実施例)。
の何れかにより行う。
【0057】
次に、効果を説明する。
第1実施例のハイブリッド車の駆動制御装置にあっては、下記に列挙する効果を得ることができる。
【0058】
(1) 車両を駆動するためのエンジン1及び駆動モータ3と、前記エンジン1により駆動されるスタータモータ兼ジェネレータ13と、前記駆動モータ3及びスタータモータ兼ジェネレータ13と電力のやりとりを行うバッテリ17と、さらにこれらのコンポーネントを制御するHEVコントロールユニット20と、を有し、エンジン1もしくは駆動モータ3もしくはエンジン1と駆動モータ3の併用により駆動するハイブリッド車の駆動制御装置において、前記エンジン1の下流に設置された触媒コンバータ16が高排気浄化率を維持する下限の触媒温度を下限触媒温度Aと定義したとき、前記駆動モータ3を動力源とするエンジン連れ回りモータ走行時、エンジン連れ回りにより低下する触媒温度が下限触媒温度Aを下回らないようにモータ駆動継続許可時間を設定するモータ駆動継続許可時間設定ステップS121を設けたため、駆動モータ3を動力源とするエンジン連れ回りモータ走行シーンにおいて、効率の良いモータ走行の確保と、燃焼ガスの排気浄化性能の維持と、の両立を達成することができる。
【0059】
(2) エンジン平均回転数を読み込むエンジン平均回転数読み込みステップS119を設け、モータ駆動継続許可時間設定ステップS121は、エンジン平均回転数が高いほど短いモータ駆動継続許可時間に設定するようにしたため、エンジン回転数が高いほど触媒温度の低下勾配が大きくなるのに対応し、エンジン連れ回りモータ走行シーンでのエンジン回転数にかかわらず、モータ駆動終了時点で下限触媒温度Aにほぼ一致する精度の高いモータ駆動継続許可時間を設定することができる。
【0060】
(3) 触媒コンバータ16の初期触媒温度を推定する初期触媒温度推定ステップS120を設け、モータ駆動継続許可時間設定手段S121は、推定された初期触媒温度が高温であるほど長いモータ駆動継続許可時間に設定するようにしたため、初期触媒温度が高いほど下限触媒温度Aに達するまでの余裕時間があるのに対応し、エンジン連れ回りモータ走行シーンでの初期触媒温度の高低にかかわらず、モータ駆動終了時点で下限触媒温度Aにほぼ一致する精度の高いモータ駆動継続許可時間を設定することができる。
【0061】
(4) エンジン回転数を検出するエンジン回転数センサ24と、エンジントルクを検出するエンジントルクセンサ25と、を設け、初期触媒温度推定ステップS120は、モータ走行に入る少し前の時点から現時点までの期間におけるエンジン回転数平均値とエンジン負荷平均値を求め、これらの値と予め設定してあるエンジン回転数とエンジン負荷と排気温度の関係とから、初期触媒温度を推定するようにしたため、触媒温度センサを用いることなく、精度良く初期触媒温度を推定することができる。
【0062】
(5) 駆動モータ3を動力源とするエンジン連れ回りモータ走行時、エンジン1のスロットル開度を制御するスロットル開度制御手段を設け、モータ駆動継続許可時間設定ステップS121は、スロットル開度が大きいほど短いモータ駆動継続許可時間に設定するため、スロットル開度が高いほど触媒温度の低下勾配が大きくなるのに対応し、エンジン連れ回りモータ走行シーンでのスロットル開度の大小にかかわらず、モータ駆動終了時点で下限触媒温度Aにほぼ一致する精度の高いモータ駆動継続許可時間を設定することができる。加えて、スロットル開度制御手段が、減速時のスロットル開度を大きくする制御を行う場合、回生エネルギを多く取りながら、排気性能を確保することができる。
【0063】
(6) スロットル開度制御手段は、バッテリ充電容量が高いほどエンジン1のスロットル開度を閉じる制御を行うようにしたため、バッテリ充電容量が低いときには大きなエネルギ回生量を得ながら、バッテリ充電容量が高いときにはスロットル開度を閉じることでエンジンブレーキを大きく確保することができる。
【0064】
(7) モータ走行に入る少し前の時点から現時点までの期間におけるエンジン平均回転数を算出するエンジン平均回転数算出ステップS119と、モータ走行開始時点のスロットル開度を読み込むスロットル開度読み込みステップS118と、モータ走行開始時点の初期触媒温度を推定する初期触媒温度推定ステップS120と、を設け、モータ駆動継続許可時間設定ステップS121は、エンジン平均回転数とスロットル開度と初期触媒温度をパラメータとして、エンジン平均回転数が高いほど、また、スロットル開度が大きいほど、また、初期触媒温度が低いほど、短いモータ駆動継続許可時間に設定するため、エンジン平均回転数とスロットル開度と初期触媒温度の変化にかかわらず、モータ駆動終了時点で下限触媒温度Aにほぼ一致する精度の高いモータ駆動継続許可時間を設定することができる。
【0065】
以上、本発明のハイブリッド車の駆動制御装置を第1実施例に基づき説明してきたが、具体的な構成については、この第1実施例に限られるものではなく、特許請求の範囲の各請求項に係る発明の要旨を逸脱しない限り、設計の変更や追加等は許容される。
【0066】
例えば、第1実施例では、スロットル開度制御手段としてバッテリ充電容量が高いときはスロットル開度を小さくする例を示したが、ナビゲーション情報やインフラ情報等に基づいて、平均予測車速や停車予測頻度等の推測によりスロットル開度を制御するようにしても良い。この場合、高速・郊外等のようにGO−STOP頻度が少なく、高車速の場合はスロットル開度を小さく、都市部や渋滞時はスロットル開度を大きく設定する。
【0067】
第1実施例の場合、エンジンと駆動モータとの間にクラッチが設けられているハイブリッドシステムの例を示したが、エンジンと駆動モータ、あるいは、エンジンとモータジェネレータとが直結されたハイブリッドシステムにも適用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例のハイブリッド車の駆動制御装置を示す全体システム図である。
【図2】第1実施例装置のHEVコントロールユニットにて実行される駆動制御処理の流れを示すフローチャートである。
【図3】ハイブリッドシステムのエンジン+モータ最大駆動力・エンジン最大駆動力・モータ最大駆動力の各駆動力特性図である。
【図4】触媒温度と排気浄化率との関係特性図である。
【図5】エンジン回転数あるいは車速の高低変化させたときの燃料噴射停止からの触媒温度低下特性の違いを示す図である。
【図6】エンジン平均回転数をパラメータとするモータ駆動継続許可時間の設定例を示す図である。
【図7】エンジン回転数とエンジントルク(負荷)と排気温度(触媒温度)の関係を示す図である。
【図8】初期触媒温度を変化させたときの燃料噴射停止からの触媒温度低下特性の違いを示す図である。
【図9】スロットル開度を変化させたときの燃料噴射停止からの触媒温度低下特性の違いを示す図である。
【図10】スロットル開度制御手段においてバッテリ充電容量によるスロットル開度の設定特性の一例を示す図である。
【図11】エンジン平均回転数とスロットル開度と初期触媒温度をパラメータとするモータ駆動継続許可時間の設定例を示す図である。
【符号の説明】
1 エンジン
2 クラッチ
3 駆動モータ
4 無段変速機
5 終減速機
6 ディファレンシャル
7,8 ドライブシャフト
9,10 駆動輪
11 エンジンコントロールユニット
12 電子制御スロットル
13 スタータモータ兼ジェネレータ(発電機)
14 電磁クラッチ
15 エキゾーストマニホールド
16 触媒コンバータ
17 バッテリ
18 電力コントロールユニット
20 HEVコントロールユニット(ハイブリッド制御手段)
21 車速センサ
22 アクセル開度センサ
23 スロットル開度センサ(スロットル開度検出手段)
24 エンジン回転数センサ(エンジン回転数検出手段)
25 エンジントルクセンサ(エンジン負荷検出手段)
26 ブレーキスイッチ
27 制動コントロールユニット

Claims (7)

  1. 車両を駆動するためのエンジン及び駆動モータと、前記エンジンと駆動輪側とを断続可能なクラッチと、これらの駆動モータ及びクラッチを制御するハイブリッド制御手段と、を有し、クラッチの断続を切り換えてエンジンもしくは駆動モータもしくはエンジンと駆動モータの併用により駆動するハイブリッド車の駆動制御装置において、
    エンジン停止中で、且つ、クラッチを締結した状態で、前記駆動モータを動力源とするエンジン連れ回りモータ走行時、エンジン連れ回りにより低下する触媒温度が予め設定した下限触媒温度を下回らないようにモータ駆動継続許可時間を設定するモータ駆動継続許可時間設定手段を設けたことを特徴とするハイブリッド車の駆動制御装置。
  2. 請求項1に記載されたハイブリッド車の駆動制御装置において、
    エンジン回転数相当値を検出するエンジン回転数相当値検出手段を設け、
    前記モータ駆動継続許可時間設定手段は、エンジン回転数相当値が高いほど短いモータ駆動継続許可時間に設定することを特徴とするハイブリッド車の駆動制御装置。
  3. 請求項1または請求項2の何れか1項に記載されたハイブリッド車の駆動制御装置において、
    触媒コンバータの初期触媒温度を推定する初期触媒温度推定手段を設け、
    前記モータ駆動継続許可時間設定手段は、推定された初期触媒温度が高温であるほど長いモータ駆動継続許可時間に設定することを特徴とするハイブリッド車の駆動制御装置。
  4. 請求項3に記載されたハイブリッド車の駆動制御装置において、
    エンジン回転数を検出するエンジン回転数検出手段と、エンジン負荷を検出するエンジン負荷検出手段と、を設け、
    前記初期触媒温度推定手段は、モータ走行に入る少し前の時点から現時点までの期間におけるエンジン平均回転数とエンジン平均負荷を求め、これらの値と予め設定してあるエンジン回転数とエンジン負荷と排気温度の関係とから、初期触媒温度を推定することを特徴とするハイブリッド車の駆動制御装置。
  5. 請求項1ないし請求項4の何れか1項に記載されたハイブリッド車の駆動制御装置において、
    前記駆動モータを動力源とするエンジン連れ回りモータ走行時、エンジンのスロットル開度を制御するスロットル開度制御手段を設け、
    前記モータ駆動継続許可時間設定手段は、スロットル開度が大きいほど短いモータ駆動継続許可時間に設定することを特徴とするハイブリッド車の駆動制御装置。
  6. 請求項5に記載されたハイブリッド車の駆動制御装置において、
    バッテリ充電容量を検出するバッテリ充電容量検出手段を設け、
    前記スロットル開度制御手段は、バッテリ充電容量が高いほどエンジンのスロットル開度を閉じることを特徴とするハイブリッド車の駆動制御装置。
  7. 請求項1に記載されたハイブリッド車の駆動制御装置において、
    モータ走行に入る少し前の時点から現時点までの期間におけるエンジン平均回転数を算出するエンジン平均回転数算出手段と、
    モータ走行開始時点のスロットル開度を検出するスロットル開度検出手段と、
    モータ走行開始時点の初期触媒温度を推定する初期触媒温度推定手段と、を設け、
    前記モータ駆動継続許可時間設定手段は、エンジン平均回転数とスロットル開度と初期触媒温度をパラメータとして、エンジン平均回転数が高いほど、また、スロットル開度が大きいほど、また、初期触媒温度が低いほど、短いモータ駆動継続許可時間に設定することを特徴とするハイブリッド車の駆動制御装置。
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