JP6101189B2 - 油圧制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は、自動変速機に供給される油圧を発生させる油圧制御装置に関する。
自動変速機は、エンジン等の駆動力源により回転されるオイルポンプにより生成された油圧よって各部に油圧が供給され、その動作が制御される。
このような油圧制御装置において、駆動力源の回転が低下する場合には、オイルポンプの吐出圧が低下し、自動変速機が必要とする油圧を確保できない場合がある。
これに対して、特許文献1には、トルクコンバータのタービン軸から一方向クラッチ等のクラッチ装置を介する経路Aと、トルクコンバータのインペラから一方向クラッチ等のクラッチ装置を介する経路Bとの二つの経路を設け、高速時には経路Aを用い、低速時にはインペラ側の経路Bを用いて油圧ポンプをモータで駆動することが開示されている。
実開昭58−170270号公報
特許文献1に記載の従来技術では、コースト走行時などインペラの回転が低速となる場合であっても、経路Aによってオイルポンプを駆動することにより、必要な油圧を確保することができる。
一方で、経路Aの回転により必要な油圧を確保するためには、経路Aからオイルポンプまでに所定の増速比を設定する必要がある。このように設定した場合、高速走行中は、高速回転のタービン軸の回転が経路Aからオイルポンプへと入力されるため、オイルポンプの回転が過剰となり、オイルポンプのフリクションにより燃費効率が低下するという問題がある。
本発明は、このような問題に鑑みてなされたもので、燃費効率を低下させないで油圧を供給できる油圧制御装置を提供することを目的とする。
本発明のある態様によれば、駆動源の駆動軸の回転が入力され、入力回転と出力回転の回転速度差を許容して回転を伝達する動力伝達機構と、動力伝達機構の出力回転が入力軸を介して入力される変速機と、ポンプ軸により駆動されて油圧を発生するオイルポンプと、駆動軸の回転をポンプ軸へと断続可能に伝達する第1の断続機構と、入力軸の回転をポンプ軸へと断続可能に伝達する第2の断続機構と、を備え、第2の断続機構は、入力軸の回転を増速してポンプ軸に伝達する増速機構を備え、駆動源の駆動が停止し、駆動軸の回転が停止した場合に、第2の断続機構により入力軸の回転をポンプ軸へと伝達することを特徴とする。
上記態様によれば、例えばコースト走行時など、駆動源の駆動軸の回転速度よりも入力軸の回転速度が大きいときに、入力軸の回転をポンプ軸に伝達するように構成したので、燃費効率の向上のため駆動源を停止したとしてもオイルポンプを駆動することができる。また、通常走行時には増速機構を有しない第1の断続機構によりオイルポンプを駆動するので、オイルポンプの回転が過剰とならず、オイルポンプのフリクションを低減でき、フリクションによる燃費効率の低下を抑制できる。
本発明の第1実施形態の油圧制御装置の構成を示す説明図である。 本発明の第2実施形態の油圧制御装置の構成を示す説明図である。 本発明の第2実施形態の油圧制御装置の動作を示すタイミングチャートである。 本発明の第2実施形態の油圧制御装置の動作を示すタイミングチャートである。 本発明の第2実施形態の変形例の油圧制御装置の構成を示す説明図である。 本発明の第2実施形態の別の変形例の油圧制御装置の構成を示す説明図である。 本発明の第2実施形態の別の変形例の油圧制御装置の構成を示す説明図である。 本発明の第2実施形態の別の変形例の油圧制御装置の構成を示す説明図である。 本発明の第2実施形態の別の変形例の油圧制御装置の構成を示す説明図である。 本発明の第2実施形態の別の変形例の油圧制御装置の構成を示す説明図である。
以下、図面を参照して本発明の実施形態について説明する。
図1は、本発明の第1実施形態の油圧制御装置10の構成を示す説明図である。
車両の駆動力源であるエンジン5の駆動軸11は、トルクコンバータ20に連結される。駆動軸11の回転はトルクコンバータ20を介して入力軸12に伝達される。入力軸12は自動変速機30に連結されており、自動変速機30は入力軸12の回転を変速して、終減速装置6を介して駆動輪7を回転させる。これにより車両が駆動する。
トルクコンバータ20は、内部の作動油により駆動軸11と入力軸12との回転速度の差を許容する。トルクコンバータ20はロックアップクラッチ21を備える。ロックアップクラッチ21が締結された状態では、駆動軸11と入力軸12とが連結されて回転が略同一となる。ロックアップクラッチ21が解放された状態では、駆動軸11と入力軸12とで回転速度差を許容して回転が伝達される。すなわち、トルクコンバータ20は、動力伝達機構として構成される。なお、トルクコンバータ20に代えて、湿式又は乾式のクラッチにより、締結、解放及び回転速度差を許容して動力を伝達可能である構成(例えばフォワードクラッチ)であってもよい。
駆動軸11には、第1の断続機構1を構成するクラッチ41が連結される。入力軸12には、第2の断続機構2を構成するクラッチ42が連結される。
オイルポンプ50は、トルクコンバータ20、自動変速機30等に油圧を供給する。オイルポンプ50は、ポンプ軸51が回転されることにより油圧を発生する。発生された油圧は図示しない油圧制御弁等により適切な油圧に調圧され、トルクコンバータ20、自動変速機30等に供給される。オイルポンプ50は、ベーンポンプ、ギヤポンプ、斜板ポンプ等の従来周知の油圧ポンプにより構成される。
ポンプ軸51は、オイルポンプ50を貫通して構成されており、オイルポンプ50の一の側のポンプ軸51aに第1の断続機構1が備えられ、オイルポンプ50の他の側のポンプ軸51bに第2の断続機構2が備えられる。第1の断続機構1及び第2の断続機構2の少なくとも一方により、ポンプ軸51が回転される。
クラッチ41は、駆動軸11からポンプ軸51へのみ回転を伝達するワンウェイクラッチとして構成されている。クラッチ41は、駆動軸11の回転速度がポンプ軸51の回転速度よりも大きい場合に駆動軸11の回転をポンプ軸51に伝え、駆動軸11の回転速度がポンプ軸51の回転速度よりも小さい場合は回転を伝えない。
クラッチ42は、後述するコントローラ60により締結、解放が制御され、入力軸12の回転をポンプ軸51に伝達可能/不可能に制御される。クラッチ42が締結状態のときは入力軸12の回転がポンプ軸51に伝えられる。クラッチ42が解放状態のときは入力軸12の回転はポンプ軸51に伝えられない。クラッチ42は、例えばソレノイドにより摩擦要素の締結、解放が制御される電磁クラッチにより構成される。
第1の断続機構1において、駆動軸11とクラッチ41との間に、チェーン及びスプロケットやギア等により構成される第1増速機構61が備えられる。第2の断続機構2において、入力軸12とクラッチ42との間に、チェーン及びスプロケットやギア等により第2増速機構62が備えられる。第1増速機構61及び第2増速機構62は、スプロケットやギアの比により所定の増速比に設定され、駆動軸11又は入力軸12の回転を増速してポンプ軸51に伝える。
第2増速機構62の増速比は、第1増速機構61の増速比よりも大きく設定される。一例として、第1増速機構61の増速比は1.2〜1.4に設定され、第2増速機構62の増速比は2.0に設定されている。このような構成により、入力軸12の回転が増速されてポンプ軸51へと伝わる。なお、第1増速機構61の増速比が1.0、すなわち増速機構が備わっていない構成であってもよい。
コントローラ60は、エンジン5の動作、クラッチ42の締結及び解放、オイルポンプ50に動作、ロックアップクラッチ21の断続、自動変速機30の変速の制御を行う。
このように構成された第1実施形態の油圧制御装置10の動作を説明する。
油圧制御装置10において、オイルポンプ50は、駆動軸11及び入力軸12の少なくとも一方の回転により駆動されて、自動変速機30及びトルクコンバータ20の動作に用いる油圧を発生する。
エンジン5の駆動により車両が比較的高速で走行している場合は、駆動軸11及び入力軸12の回転が比較的大きい。この場合は、コントローラ60は、クラッチ42を解放状態に制御する。第1の断続機構1において、駆動軸11から第1増速機構61及びクラッチ41を介してポンプ軸51に回転が伝わる。第1増速機構61の増速比は小さく設定されているので、オイルポンプ50の回転が必要以上に上昇することが抑えられ、オイルポンプ50の負荷が低減され、燃費効率が悪化することを抑制できる。
一方で、コントローラ60は、コーストストップ制御を行う。コーストストップとは、車両が走行中にエンジン5を停止させる制御である。
例えば、ブレーキが操作されることで車両が減速中であり、加速が要求されておらず、かつ、車速が所定車速を下回った場合に、コントローラ60は、コーストストップ条件が成立したと判断する。コーストストップ条件が成立したと判断した場合は、コントローラ60は、トルクコンバータ20のロックアップクラッチ21を解放して、エンジン5を停止させる。これより、車両がコーストストップ状態となる。
コーストストップ状態ではエンジン5が停止するので、駆動軸11の回転は停止する。一方、車両は走行しているので、トルクコンバータ20よりも後段では、駆動輪7の回転により入力軸12が回転されている。
コーストストップ状態となり、駆動軸11の回転が停止すると、第1の断続機構1を介してポンプ軸51に回転が伝わらなくなる。この場合は、コントローラ60は、クラッチ42を締結状態に制御する。これにより、第2の断続機構2を介して、入力軸12の回転がポンプ軸51に伝わり、オイルポンプ50が駆動する。
コーストストップ状態では車速が比較的低いため、入力軸12の回転速度が比較的小さいが、第2増速機構62の増速比が大きく設定されているので、入力軸12の回転が増速されてポンプ軸51に伝わる。このように、コーストストップ制御によりエンジン5が停止された場合にも、オイルポンプ50を駆動して必要な油圧を発生することができる。
なお、コーストストップ状態の後にエンジン5が停止した状態で車両が停止した場合に油圧を供給するために、電動モータ等により駆動されるオイルポンプを別に備えてもよい。
以上のように本発明の第1実施形態の油圧制御装置10は、駆動源としてのエンジン5と、エンジン5の駆動軸11に連結されるトルクコンバータ20と、トルクコンバータ20の出力回転が入力軸12を介して入力される自動変速機30と、自動変速機30に油圧を供給するオイルポンプ50と、駆動軸11の回転をオイルポンプ50のポンプ軸51に断続可能に伝達する第1の断続機構1としてのクラッチ41と、入力軸12の回転をポンプ軸51に断続可能に伝達する第2の断続機構2としてのクラッチ42と、を備えて構成される。第2の断続機構2は、入力軸12からポンプ軸51への回転を増速して伝達する第2増速機構62を備えた。
このように構成することにより、高速走行時は、クラッチ42を解放して、クラッチ41によりエンジン5の駆動軸11の回転によってオイルポンプ50を駆動する。これによりオイルポンプ50の回転が過剰となることを抑制して、オイルポンプ50による負荷を低減できるので、燃費効率の低下を抑制できる。
また、低速走行時では、クラッチ42及び第2増速機構62により自動変速機30の入力軸12の回転によってオイルポンプ50を駆動する。これによりエンジン5をコーストストップ状態とすることができるので、エンジン5の燃費効率を向上できる。これらの効果は請求項1に対応する。
次に、本発明の第2実施形態の油圧制御装置を説明する。
第2実施形態では、オイルポンプ50のポンプ軸51と同軸にモータジェネレータ70を備える。モータジェネレータ70は、発電機として駆動することで回転エネルギーを電力として回生し、モータとして駆動することでオイルポンプ50を駆動させる。
図2は、本発明の第2実施形態の油圧制御装置10の構成を示す説明図である。なお、第1実施形態と同一の構成には同一の符号を付し、その説明は省略する。
第2実施形態では、第2の断続機構2において、ワンウェイクラッチにより構成されるクラッチ43を備える。また、ポンプ軸51に、オイルポンプ50と同軸に回転するモータジェネレータ70を備えた。
第2の断続機構2において、クラッチ43は入力軸12からポンプ軸51の方向に動力を伝達するワンウェイクラッチとして構成される。クラッチ43は、入力軸12の回転速度がポンプ軸51の回転速度よりも大きい場合に、入力軸12の回転をポンプ軸51に伝え、その逆の場合は回転を伝えない。第2の断続機構2には、第1実施形態と同様に第2増速機構62が備えられており、駆動軸11の回転を増速してポンプ軸51に伝える。
ポンプ軸51にはモータジェネレータ70が備えられる。オイルポンプ50とモータジェネレータ70との間にはこれらの回転を断続可能に伝達する第3の断続機構3を構成するクラッチ44が備えられる。
ポンプ軸51において、オイルポンプ50の一の側のポンプ軸51aに第1の断続機構1が備えられ、オイルポンプ50の他の側のポンプ軸51bに第3の断続機構3が備えられる。第3の断続機構3とモータジェネレータ70との間のポンプ軸51cには、第2の断続機構2が連結され、入力軸12からの回転が伝えられる。
モータジェネレータ70は、コントローラ60の制御により、ポンプ軸51の回転により駆動されて、回転エネルギーを電力として回生する。回生された電力はコントローラ60によりバッテリ65へと充電される。また、モータジェネレータ70は、コントローラ60の制御によりモータとして駆動し、ポンプ軸51を回転させてオイルポンプ50を駆動する。
第3の断続機構3のクラッチ44の締結状態によって、オイルポンプ50の駆動状態が変更される。クラッチ44を解放状態としたときは、第1の断続機構1のみによりオイルポンプ50が回転される。このときは、オイルポンプ50の回転とは独立して、第2の断続機構2によりモータジェネレータ70が回転される。
クラッチ44を締結状態としたときは、第1の断続機構1及び第2の断続機構2のいずれか一方によってオイルポンプ50が回転可能であるが、第2増速機構62の増速比が大きいため第2の断続機構2の回転の伝達が支配的となる。この状態ではさらに、モータジェネレータ70を駆動することによってもオイルポンプ50を回転することができる。
このように構成された第2実施形態の油圧制御装置の動作を説明する。
図3は、本発明の第2実施形態の油圧制御装置10の動作を示すタイミングチャートである。図3は、車両が減速した後、コーストストップ条件を満たしてコーストストップを実行する場合のタイミングチャートを示す。
図3において、上段から、車速VSP、エンジン回転速度Ne、ポンプ回転速度Np、モータジェネレータ回転速度Ng、モータジェネレータ70の状態(駆動/発電)、クラッチ41、クラッチ42、クラッチ43及びクラッチ44それぞれの伝達状態を示す。
車両が走行している場合は、コントローラ60は、クラッチ44を解放状態とする。この場合は、第1の断続機構1によりポンプ軸51に駆動軸11の回転が伝わり、オイルポンプ50が回転される。また、第2の断続機構2により、入力軸12の回転がモータジェネレータ70に伝わり、モータジェネレータ70が回転される。モータジェネレータ70はこの回転エネルギーを電力として回生する。回生された電力はコントローラ60によりバッテリ65へと充電される。
タイミングt1において、コーストストップ条件を満たした場合は、コントローラ60は、トルクコンバータ20のロックアップクラッチ21を解放した後、エンジン5を停止させる。これにより車両がコーストストップ状態となる。
コーストストップ状態において、トルクコンバータ20の入力側と出力側とで動力の伝達が切断される。駆動軸11の回転速度はエンジン5の停止に伴い漸減するが、入力軸12は駆動輪7により回転が継続する。これにより、駆動軸11の回転速度が入力軸12の回転速度を下回る。
このとき、第1の断続機構1により駆動軸11からポンプ軸51に伝わる回転速度よりも、第2の断続機構2により入力軸12からポンプ軸51に伝わる回転速度の方が大きくなる。このため、ワンウェイクラッチであるクラッチ41は回転を伝達しなくなる。すなわち、クラッチ41がOFFとなる。
コントローラ60は、コーストストップ状態となったときに、クラッチ44を締結状態とする。これにより、第2の断続機構2により入力軸12の回転がオイルポンプ50に伝達される。このとき、第2増速機構62における増速比はクラッチ41よりも大きいため、ポンプ軸51のポンプ回転速度Npが上昇する。
その後、タイミングt2において、エンジン5の回転が停止する。
このとき、コントローラ60は、さらに車速VSPが低下して、入力軸12の回転により回転するポンプ軸51のポンプ回転速度Npが、オイルポンプ50が油圧を発生するために必要な最低回転速度(図3中に一点鎖線で示す)へと近づいたかを判定している。ポンプ回転速度Npが最低回転速度に近づいた場合は、コントローラ60は、オイルポンプ50の回転速度を確保するために、モータジェネレータ70を駆動させて、ポンプ軸51を回転させる(タイミングt3)。
より具体的には、コントローラ60は、ポンプ回転速度Npが最低回転速度に所定値αを加算した値よりも下回ったと判定した場合は、モータジェネレータ70をモータとして駆動させ、ポンプ軸51を回転させる。コントローラ60は、ポンプ回転速度Npが、最低回転速度に所定値αを加算した値を上回るようにモータジェネレータ70の回転速度を制御する。
以降は、再びエンジン5が駆動するまでは、モータジェネレータ70によりポンプ軸51を回転させて、オイルポンプ50に油圧を発生させる。
このように、第2実施形態では、オイルポンプ50のポンプ軸51にモータジェネレータ70を備えた。減速時にはモータジェネレータ70によりエネルギーを電力として回生する。ポンプ軸51の回転が不足する場合にはモータジェネレータ70を駆動させて、オイルポンプ50が必要な回転を確保する。
図4は、第2実施形態の油圧制御装置における動作の別の例を示すタイミングチャートである。
図4は、車両が減速したときに、コーストストップを実行しないときのタイミングチャートを示す。
車両が走行している場合は、コントローラ60は、クラッチ44を解放状態として、第1の断続機構1によりオイルポンプ50が回転される。また、第2の断続機構2により、入力軸12の回転がモータジェネレータ70に伝わり、回転エネルギーを電力として回生する。回生された電力はコントローラ60によりバッテリ65へと充電される。
車速が減速中は、エンジン回転速度Neは次第にアイドル回転速度に近づく。このとき、車速VSPが所定車速を下回った場合は、エンジン5の回転速度が低下することを防ぐため、コントローラ60は、トルクコンバータ20のロックアップクラッチ21を解放させる。(タイミングt11)。
この場合にも、駆動軸11の回転がクラッチ41を介してポンプ軸51に伝わり、オイルポンプ50を駆動する。このときの回転速度は、オイルポンプ50が油圧を発生するために必要な最低回転速度(図4中に一点鎖線で示す)を上回るように設定されている(タイミングt12)。より具体的には、エンジン5のアイドル回転速度による駆動軸11の回転を第1増速機構61により増速された回転が、オイルポンプ50の最低回転速度に所定値αを加算した値となるように、第1増速機構61の増速比を設定しておく。
この後、車両が停止した場合は、コントローラ60はエンジン5をアイドルストップさせる。このとき、コントローラ60は、モータジェネレータ70をモータとして駆動させ、オイルポンプ50を駆動する。コントローラ60は、ポンプ回転速度Npが、最低回転速度に所定値αを加算した値となるように、モータジェネレータ70の回転速度を制御する。
このように、エンジン5が運転している場合は、エンジン5の回転によりオイルポンプ50を回転することができる。このとき、クラッチ44を解放状態とし、駆動輪7からの回転を入力軸からモータジェネレータ70に伝達することで、車両が減速して停止するまでの間、運動エネルギーを電力として回生することができる。
以上のように、本発明の第2実施形態では、オイルポンプ50のポンプ軸51にモータジェネレータ70を備えた。ポンプ軸51において、オイルポンプ50とモータジェネレータ70との間には第3の断続機構としてのクラッチ44が備えられる。ポンプ軸51において、クラッチ44のモータジェネレータ70側にクラッチ43が連結され、入力軸12からの回転が伝えられる。
このような構成より、駆動軸11又は入力軸12によりオイルポンプ50を駆動するだけではなく、モータジェネレータ70を回転させることで、回転エネルギーを電力として回生することができる。また、エンジン5が停止してオイルポンプ50を駆動できない場合には、回生された電力によりモータジェネレータ70を駆動してオイルポンプ50を回転することができる。これにより、エンジン5の燃費効率を高めることができる。
次に、本発明の第2実施形態の変形例を説明する。
図2に示す第2実施形態では、駆動軸11にワンウェイクラッチを、入力軸12側にワンウェイクラッチとクラッチとを備えることにより、オイルポンプ50の駆動と、モータジェネレータ70の駆動及び回生を行えるように構成した。
これに対して、次のような構成を取ることができる。
図5は、本発明の第2実施形態の変形例の油圧制御装置の構成を示す説明図である。
図5は、図2に示す第2実施形態の変形例であり、第3の断続機構3をワンウェイクラッチにより構成されるクラッチ45により構成したものである。
オイルポンプ50のポンプ軸51bに第3の断続機構3としてのクラッチ45が備えられる。第3の断続機構3とモータジェネレータ70との間のポンプ軸51cには、第2の断続機構2が連結され、入力軸12からの回転が伝えられる。
これら第1の断続機構1、第2の断続機構2及び第3の断続機構3は、いずれも一方向にのみ回転を伝達するワンウェイクラッチにより構成されている。駆動軸11及び入力軸12のいずれかの回転速度が大きい側の回転がポンプ軸51に伝えられる。また、ポンプ軸51において、ポンプ軸51bよりもポンプ軸51cの回転速度が大きい場合に、ポンプ軸51cの回転がオイルポンプ50に伝えられる。
このように構成した場合も、図2から4で説明した第2実施形態と同等の動作を行うことができる。この場合、コントローラ60による第3の断続機構3の断続の制御の必要がなくなり、制御の省略とアクチュエータ等の稼働部品の削減によって、コストを削減することができる。
図6は、本発明の第2実施形態の別の変形例の油圧制御装置の構成を示す説明図である。
図6に示す変形例では、図5に示す例と異なり、第1の断続機構1、第2の断続機構2及び第3の断続機構3を、いずれも、コントローラ60によって断続が制御されるクラッチ46、クラッチ42、クラッチ44により構成した。
このような構成により、コントローラ60が、クラッチ46による駆動軸11とポンプ軸51との回転の断続、クラッチ42による入力軸12とポンプ軸51との回転の断続及び、クラッチ44によるオイルポンプ50とモータジェネレータ70との間の回転の断続を、それぞれ制御することができる。
このように構成することにより、駆動状態により各クラッチの断続を制御することができて、ワンウェイクラッチにおける引きずりのフリクションが低減されて、燃費効率を向上できる。また、モータジェネレータ70による駆動及び回生を行わない場合にクラッチ44及びクラッチ42を解放することによってモータジェネレータ70におけるフリクションが入力軸12に伝達されないので、燃費効率を向上することができる。
また、車両が停車している場合にも、クラッチ46及びクラッチ44を締結状態とすることにより、駆動軸11の回転がポンプ軸51に伝達され、エンジン5の動力によるモータジェネレータ70の発電を行うことができる。
図7は、本発明の第2実施形態のさらに別の変形例の油圧制御装置の構成を示す説明図である。
図7に示す変形例では、第1の断続機構1及び第2の断続機構2を、それぞれワンウェイクラッチであるクラッチ41及びクラッチ43により構成した。また、オイルポンプ50とモータジェネレータ70とは、断続機構は設けられず、ポンプ軸51により直結している。
第1の断続機構1と第2の断続機構2をワンウェイクラッチで構成することにより、駆動軸11及び入力軸12のいずれかの回転速度が大きい側の回転がポンプ軸51に伝えられる。また、オイルポンプ50とモータジェネレータ70とはポンプ軸51により常に回転している。
このような構成により、クラッチの数を削減することができ、コストの低減と装置全体の耐久性を向上することができる。
図8は、本発明の第2実施形態のさらに別の変形例の油圧制御装置10の構成を示す説明図である。
図8に示す変形例では、第1の断続機構1及び第2の断続機構2を、それぞれコントローラ60により締結解放が制御されるクラッチ46、クラッチ42により構成した。その他の構成は図7に示す構成と同一である。
クラッチ46は、駆動軸11の回転をポンプ軸51側へと伝達する。クラッチ43は、入力軸12の回転をポンプ軸51へと伝達する。クラッチ46及びクラッチ43は、コントローラ60の制御により断続が制御される。また、オイルポンプ50とモータジェネレータ70とは、ポンプ軸51により直結している。
このような構成により、クラッチの数を削減することにより、コストの低減と装置全体の耐久性を向上することができる。また、駆動状態により各クラッチの断続を制御することができて、ワンウェイクラッチにおける引きずりのフリクションが低減されて、燃費効率を向上できる。
図9は、本発明の第2実施形態のさらに別の変形例の油圧制御装置の構成を示す説明図である。
図9に示す変形例では、ポンプ軸51において、オイルポンプ50とモータジェネレータ70とを近接して構成した。
第1の断続機構1及び第2の断続機構2を、それぞれワンウェイクラッチであるクラッチ41及びクラッチ43として構成した。また、オイルポンプ50とモータジェネレータ70とは近接して配置されている。
第1の断続機構1と第2の断続機構2をワンウェイクラッチで構成することにより、駆動軸11及び入力軸12のいずれかの回転速度が大きい側の回転がポンプ軸51に伝えられる。また、オイルポンプ50とモータジェネレータ70とはポンプ軸51bにより共に回転する。
このような構成により、オイルポンプ50とモータジェネレータ70とを近接して配置することができ、これらの構成を小型化することができる。特にオイルポンプ50とモータジェネレータ70とを一体構造とすることもできる、さらに小型化、軽量化ができる。
図10は、本発明の第2実施形態のさらに別の変形例の油圧制御装置の構成を示す説明図である。
図10に示す変形例では、第1の断続機構1及び第2の断続機構2を、コントローラ60によって断続が制御されるクラッチ46及びクラッチ42により構成した。また、オイルポンプ50とモータジェネレータ70とは近接して配置されている。
クラッチ46は、駆動軸11の回転をポンプ軸51側へと伝達する。クラッチ42は、入力軸12の回転をポンプ軸51へと伝達する。クラッチ46及びクラッチ42は、コントローラ60の制御により断続が制御される。また、オイルポンプ50とモータジェネレータ70とはポンプ軸51bにより共に回転する。
このような構成により、オイルポンプ50とモータジェネレータ70とを近接して配置することができ、これらの構成を小型化することができる。特にオイルポンプ50とモータジェネレータ70とを一体構造とすることもできるので、さらに小型化、軽量化ができる。
このように、本発明の第2実施形態及びその変形例において、第1の断続機構1には、駆動軸11からポンプ軸51に回転を断続可能に伝達する第1クラッチ(クラッチ41又はクラッチ46)が備えられ、第2の断続機構2には、入力軸12からポンプ軸51に回転を断続可能に伝達する第2のクラッチ(クラッチ42、クラッチ43)が備えられる。
このように構成することで、ポンプ軸51に駆動軸11及び入力軸12の少なくとも一方からの回転が伝達されるので、エンジン5の駆動状態に関わらずオイルポンプ50を駆動できるので、例えばコーストストップを実行することによりエンジン5の燃費効率を向上させることができる。この効果は請求項2に対応する。
また、第1のクラッチ(クラッチ41)又は第2のクラッチ(クラッチ43)を、駆動軸11又は入力軸12の回転をポンプ軸51にのみ伝達する一方向クラッチとして構成することで、機械的、電気的な制御を行う必要がなく、制御の省略とアクチュエータ等の稼働部品の削減によって、コストを削減することができる。この効果は請求項3に対応する。
また、第1のクラッチ(クラッチ46)又は第2のクラッチ(クラッチ42)を制御部としてのコントローラ60により断続可能に構成することで、コントローラ60は、駆動軸11又は入力軸12の回転速度に応じて、第1のクラッチ又は第2のクラッチの断続を制御するので、動力の伝達の必要がない場合はこれらクラッチを解放して引きずりによるフリクションを削減できるので、エンジン5の燃費効率を向上できる。この効果は請求項4に対応する。
また、ポンプ軸51には、オイルポンプ50と同軸に回転するモータジェネレータ70を備えたので、駆動軸11又は入力軸12の回転をモータジェネレータ70により電力として回生でき、エンジン5の燃費効率を向上できる。この効果は請求項5に対応する。
また、ポンプ軸51には、オイルポンプ50とモータジェネレータ70との間の回転を断続可能に伝達する第3の断続機構3が備えられるので、モータジェネレータ70を駆動する必要がない場合にはこれを切り離すことができて、モータジェネレータによるフリクションを削減できるので、エンジン5の燃費効率を向上できる。この効果は請求項6に対応する。
また、エンジン5が停止しているときに、第3の断続機構3を介してモータジェネレータ70の回転によりオイルポンプ50を駆動するので、回生された電気エネルギーをオイルポンプ50の駆動に用いることができ、エンジン5の燃費効率を向上できる。この効果は請求項6に対応する。
以上、本発明の実施形態について説明したが、上記実施形態は本発明の適用例の一部を示したものに過ぎず、本発明の技術的範囲を上記実施形態の具体的構成に限定する趣旨ではない。
例えば、上記実施形態では、動力源としてエンジン5を備えているが、エンジン5とモータとを備えたいわゆるハイブリッド車両でもよいし、エンジン5に代えてモータのみを備えたいわゆる電気自動車であってもよい。
また、自動変速機30は、ベルト又はチェーンの巻掛け径を変更して変速する無段変速機(CVT)であってもよいし、有段の変速機であってもよい。
1 第1の断続機構
2 第2の断続機構
3 第3の断続機構
5 エンジン
10 油圧制御装置
11 駆動軸
12 入力軸
20 トルクコンバータ(動力伝達機構)
21 ロックアップクラッチ
30 自動変速機
41〜46 クラッチ
50 オイルポンプ
51 ポンプ軸
51a ポンプ軸
51b ポンプ軸
51c ポンプ軸
60 コントローラ
61 第1増速機構
62 第2増速機構
65 バッテリ
70 モータジェネレータ

Claims (7)

  1. 駆動源の駆動軸の回転が入力され、入力回転と出力回転の回転速度差を許容して回転を伝達する動力伝達機構と、
    前記動力伝達機構の出力回転が入力軸を介して入力される変速機と、
    ポンプ軸により駆動されて油圧を発生するオイルポンプと、
    前記駆動軸の回転を前記ポンプ軸へと断続可能に伝達する第1の断続機構と、
    前記入力軸の回転を前記ポンプ軸へと断続可能に伝達する第2の断続機構と、
    を備え、
    前記第2の断続機構は、前記入力軸の回転を増速して前記ポンプ軸に伝達する増速機構を備え、
    前記駆動源の駆動が停止し、前記駆動軸の回転が停止した場合に、前記第2の断続機構により前記入力軸の回転を前記ポンプ軸へと伝達する
    ことを特徴とする油圧制御装置。
  2. 前記第1の断続機構には、前記駆動軸から前記ポンプ軸に回転を断続可能に伝達する第1のクラッチが備えられ、
    前記第2の断続機構には、前記入力軸から前記ポンプ軸に回転を断続可能に伝達する第2のクラッチが備えられることを特徴とする請求項1に記載の油圧制御装置。
  3. 前記第1のクラッチ又は前記第2のクラッチは、前記駆動軸又は前記入力軸の回転を前記ポンプ軸にのみ伝達する一方向クラッチであることを特徴とする請求項2に記載の油圧制御装置。
  4. 前記第1のクラッチ又は前記第2のクラッチの断続を制御する制御部を備え、
    前記制御部は、前記駆動軸又は前記入力軸の回転速度に応じて、前記第1のクラッチ又は前記第2のクラッチの断続を制御することを特徴とする請求項2に記載の油圧制御装置。
  5. 前記ポンプ軸には、前記オイルポンプと同軸に回転するモータジェネレータが備えられることを特徴とする請求項1から4のいずれか一つに記載の油圧制御装置。
  6. 前記ポンプ軸には、前記オイルポンプと前記モータジェネレータとの間の回転を断続可能に伝達する第3の断続機構が備えられることを特徴とする請求項5に記載の油圧制御装置。
  7. 前記駆動力源が停止しているときに、前記第3の断続機構を介して前記モータジェネレータの回転により前記オイルポンプを駆動することを特徴とする請求項6に記載の油圧制御装置。
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