JP2008044517A - 動力伝達システム - Google Patents

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Abstract

【課題】エンジンの動力を変速機を介して負荷へ伝達することが可能な動力伝達システムにおいて、変速機の容量を低減するとともに動力伝達効率を向上させる。
【解決手段】エンジン10の動力は変速機14で変速されて駆動輪40へ伝達され、スタータジェネレータ16はエンジン10からの動力を利用して電気エネルギーを生成する。モータジェネレータ22はスタータジェネレータ16が生成する電気エネルギーを利用して動力を発生し、モータジェネレータ22の動力は減速機構20で減速されて駆動輪40へ伝達される。変速機14のプライマリプーリ30の回転中心軸がエンジン10の回転中心軸と一致しており、スタータジェネレータ16、モータジェネレータ22、及び減速機構20がエンジン10とプライマリプーリ30との間に配置されていることで、スタータジェネレータ16及びモータジェネレータ22の最大トルクを増大させることができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、エンジンと負荷の間で動力伝達を行う動力伝達システムに関する。
この種の動力伝達システムの関連技術が下記特許文献1に開示されている。特許文献1においては、車両を駆動するための動力源として、内燃機関及び電動機が設けられている。内燃機関の動力は、トルクコンバータ及び前後進切替機構を介して無段変速機の入力軸に伝達され、無段変速機で変速されてから無段変速機の出力軸に伝達される。無段変速機の出力軸に伝達された動力は、無段変速機の出力軸とドライブシャフトとの間に配置された中間軸を介してドライブシャフト(駆動輪)へ伝達される。また、電動機は、電動機用変速装置を介して中間軸に連結されており、電動機の動力は、電動機用変速装置で変速されてから中間軸を介してドライブシャフト(駆動輪)へ伝達される。
その他にも、下記特許文献2〜4の動力伝達システムが開示されている。
特開平10−341503号公報 特許第3480316号公報 特開2005−59787号公報 特開2005−59788号公報
特許文献1において、変速機(無段変速機)の容量を低減するためには、電動機の最大トルクを増大させて内燃機関から変速機へ伝達される最大トルクを減少させることが望ましい。ただし、電動機の最大トルクを増大させると、電動機の外径も増大する。特許文献1においては、電動機及び電動機用変速装置を無段変速機の出力軸とドライブシャフトとの間の中間軸上に配置しているため、電動機の外径(最大トルク)を増大させることが困難であり、変速機の容量を低減することが困難である。
本発明は、エンジンの動力を変速機を介して負荷へ伝達することが可能な動力伝達システムにおいて、変速機の容量を低減するとともに動力伝達効率を向上させることを目的とする。
本発明に係る動力伝達システムは、上述した目的を達成するために以下の手段を採った。
本発明に係る動力伝達システムは、エンジンからの動力を変速機により変速して負荷へ伝達することが可能な第1動力伝達部と、エンジンからの動力を利用してエネルギーを生成する被動機と、被動機が生成するエネルギーを利用して動力を発生する原動機と、原動機からの動力を減速機構により減速して負荷へ伝達することが可能な第2動力伝達部と、を有し、変速機は、入力回転部材に伝達されたエンジンからの動力を変速して出力回転部材から負荷へ伝達し、変速機の入力回転部材の回転中心軸がエンジンの回転中心軸と一致しており、被動機、原動機、及び減速機構が、エンジンと変速機の入力回転部材との間に配置されていることを要旨とする。
本発明の一態様では、被動機の回転中心軸、原動機の回転中心軸、及び伝達機構の中心軸が、エンジンの回転中心軸及び変速機の入力回転部材の回転中心軸と一致していることが好適である。
本発明の一態様では、原動機が被動機及び伝達機構よりもエンジン側に配置されていることが好適である。また、本発明の一態様では、被動機が原動機及び伝達機構よりもエンジン側に配置されていることが好適である。
本発明の一態様では、原動機の最大出力が被動機の最大出力と略等しく設定されていることが好適である。
本発明の一態様では、第1動力伝達部は、エンジン及び被動機と負荷との変速機を介した結合及びその解除を行うことが可能な断続機構を含むことが好適である。
本発明の一態様では、被動機は、エンジンからの動力を利用して電気エネルギーを生成する発電機であり、原動機は、発電機が生成する電気エネルギーを利用して動力を発生する電動モータであることが好適である。
本発明によれば、被動機の最大トルク及び原動機の最大トルクを増大させることができるので、エンジンから変速機へ伝達される最大トルクを減少させることができる。その結果、変速機の容量を低減するとともに動力伝達効率を向上させることができる。
以下、本発明を実施するための形態(以下実施形態という)を図面に従って説明する。
図1,2は、本発明の実施形態に係る動力伝達システムを備えた動力出力システムの概略構成を示す図であり、図1は概念図を示し、図2は搭載図を示す。本実施形態に係る動力出力システムは、ハイブリッド型の動力出力システムであり、以下に説明するエンジン10、変速機14、スタータジェネレータ16、減速機構20、モータジェネレータ22、電子制御装置42、及びクラッチC1を備えている。そして、本実施形態に係る動力出力システムは、以下に説明するように、エンジン10からの動力を変速機14により変速して負荷へ伝達することが可能であるとともに、モータジェネレータ22からの動力を変速機14と別に設けられた減速機構20により減速して負荷へ伝達することも可能である。なお、本実施形態に係る動力出力システムは、例えば車両の駆動に用いられるものである。
エンジン10の発生する動力は、クラッチC1を介して変速機14の入力軸26へ伝達可能である。変速機14は、入力軸26に伝達された動力を変速して出力軸36へ伝達する。変速機14の出力軸36に伝達された動力は、カウンタギア38(中間軸39)を介して車両の駆動輪40へ伝達されることで、例えば車両の駆動等の負荷の駆動に用いられる。なお、エンジン10の出力軸10−1にはダンパ11が設けられている。
図1,2では、変速機14の一例として、ベルト式無段変速機(CVT)を示している。ベルト式無段変速機14は、入力軸26に連結されたプライマリプーリ(入力回転部材)30、出力軸36に連結されたセカンダリプーリ(出力回転部材)32、及びプライマリプーリ30とセカンダリプーリ32とに巻き掛けられた無端ベルト34を備えており、プライマリプーリ30に伝達されたエンジン10からの動力を変速してセカンダリプーリ32からカウンタギア38を介して駆動輪40へ伝達する。そして、ベルト式無段変速機14は、プライマリプーリ30及びセカンダリプーリ32への無端ベルト34の掛かり径を例えば油圧力により変化させることで変速比γ(=入力軸26の回転速度/出力軸36の回転速度)を変更する。ただし、ここでの変速機14の種類は特に限定されるものではなく、例えばトロイダル式無段変速機であってもよい。
スタータジェネレータ16は、エンジン10の出力軸10−1に連結されており、エンジン10からの動力を利用して回転駆動されることで電気エネルギーを生成する回生運転(発電運転)を行うことが可能である。つまり、スタータジェネレータ16は、発電機(被動機)の機能を有する。スタータジェネレータ16の回生運転により生成された電気エネルギーは、バッテリ等の蓄電装置に蓄積される。さらに、スタータジェネレータ16は、蓄電装置に蓄積された電気エネルギーを基に動力を発生して停止状態のエンジン10を始動することも可能である。なお、スタータジェネレータ16のトルクについては、電子制御装置42により制御することができる。
減速機構20は、サンギアS、キャリアCR、及びリングギアRを回転要素として有する遊星歯車機構(シングルピニオン遊星歯車)により構成されている。サンギアSは、モータジェネレータ22と結合されており、モータジェネレータ22からのトルクが伝達可能である。キャリアCRは、カウンタギア38(中間軸39)を介して駆動輪40及び変速機14の出力軸36と結合されている。リングギアRは、ケーシング15に固定されていることで、その回転が拘束されている。そのため、減速機構20は、サンギアSに伝達されたモータジェネレータ22からのトルクを減速してキャリアCRからカウンタギア38を介して駆動輪40へ伝達する。
モータジェネレータ22は、スタータジェネレータ16が発生する電気エネルギーや蓄電装置に蓄積された電気エネルギーを利用して回転駆動されることで動力を発生してサンギアSへ出力する力行運転を行うことが可能である。さらに、モータジェネレータ22は、サンギアSに伝達された動力を基に電気エネルギーを生成する回生運転(発電運転)を行うことも可能である。このように、モータジェネレータ22は、電動モータ(原動機)及び発電機(被動機)の両方の機能を有する。モータジェネレータ22の回生運転により生成された電気エネルギーは、蓄電装置に蓄積される。なお、モータジェネレータ22のトルクについては、電子制御装置42により制御することができる。また、モータジェネレータ22の最大出力は、スタータジェネレータ16の最大出力と等しく(あるいはほぼ等しく)設定されている。
クラッチC1は、その係合/解放により、エンジン10の出力軸10−1及びスタータジェネレータ16と変速機14の入力軸26(プライマリプーリ30)との結合及びその解除を行うことが可能である。このクラッチC1により、エンジン10及びスタータジェネレータ16と駆動輪40との変速機14を介した結合及びその解除を行うことが可能である。ここで、動力断続機構として機能するクラッチC1は、例えば油圧力や電磁力を利用してその係合/解放を切り替えることが可能である。なお、図1,2は、クラッチC1が湿式多板クラッチ等の摩擦クラッチである例を示しており、クラッチC1に供給する油圧力や電磁力を調整することで、クラッチC1の締結力を調整することもできる。
図1に示すように、変速機14のプライマリプーリ30の回転中心軸は、エンジン10の回転中心軸と一致している。そして、スタータジェネレータ16、モータジェネレータ22、及び減速機構20が、プライマリプーリ30の回転中心軸方向に沿って並んで配置された状態で、ケーシング15内、より具体的にはエンジン10とプライマリプーリ30との間の空間内に収容されている。スタータジェネレータ16の回転中心軸、モータジェネレータ22の回転中心軸、及び減速機構20の中心軸は、プライマリプーリ30の回転中心軸及びエンジン10の回転中心軸と一致している。図1,2では、モータジェネレータ22がスタータジェネレータ16及び減速機構20よりもエンジン10側に配置されており、減速機構20がモータジェネレータ22とスタータジェネレータ16との間に配置されている。つまり、エンジン10側からプライマリプーリ30側へ、モータジェネレータ22、減速機構20、スタータジェネレータ16の順に配置されている。クラッチC1は、スタータジェネレータ16とプライマリプーリ30との間に配置されている。
電子制御装置42は、CPUを中心としたマイクロプロセッサとして構成されており、処理プログラムを記憶したROMと、一時的にデータを記憶するRAMと、入出力ポートと、を備える。この電子制御装置42には、図示しない各センサにより検出されたスロットル開度を示す信号、エンジン10(スタータジェネレータ16)の回転速度を示す信号、変速機14の出力軸回転速度を示す信号、及びモータジェネレータ22の回転速度を示す信号等が入力ポートを介して入力されている。一方、電子制御装置42からは、変速機14の変速比γを制御するための変速制御信号、エンジン10の運転状態を制御するためのエンジン制御信号、スタータジェネレータ16の運転状態を制御するためのジェネレータ制御信号、モータジェネレータ22の運転状態を制御するためのモータ制御信号、及びクラッチC1の係合状態を制御するためのクラッチ制御信号等が出力ポートを介して出力されている。
以上のように構成された本実施形態に係る動力出力システムにおいては、エンジン10からの動力をクラッチC1及び変速機14を介して駆動輪40へ伝達することが可能な第1動力伝達経路と、モータジェネレータ22からの動力を減速機構20を介して(減速機構20により減速して)駆動輪40へ伝達することが可能な第2動力伝達経路と、が設けられている。
次に、本実施形態に係る動力出力システムの動作、特に、負荷(車両)を駆動する動作について説明する。なお、以下の説明において、減速機構20のサンギアSの回転方向については、車両が前進するときの回転方向を正転方向とし、車両が後退するときの回転方向を逆転方向とする。
まずエンジン10の動力を駆動輪40へ伝達させずにモータジェネレータ22の動力により車両を駆動するEV走行を行う場合の動作について説明する。このEV走行を行う場合、電子制御装置42は、クラッチC1を解放状態に制御することで、エンジン10及びスタータジェネレータ16と駆動輪40との変速機14を介した結合が解除された状態に制御する。その状態で、電子制御装置42は、モータジェネレータ22のトルクTmgを制御することで、モータジェネレータ22と駆動輪40の間で伝達される動力を制御するEV走行制御を実行する。
モータジェネレータ22の動力により車両を前進方向に駆動するときは、電子制御装置42は、モータジェネレータ22のトルク制御によりサンギアSに正転方向のトルクTmgを作用させる。これによって、モータジェネレータ22の力行運転が行われ、モータジェネレータ22の動力が減速機構20により減速されて駆動輪40に伝達される。一方、車両の運動エネルギーを回生するとき(車両の減速運転時)は、電子制御装置42は、モータジェネレータ22のトルク制御によりサンギアSに逆転方向のトルクTmgを作用させる。これによって、モータジェネレータ22の回生運転が行われ、駆動輪40の動力が減速機構20を介してモータジェネレータ22に伝達されてモータジェネレータ22の発電電力に変換される。なお、電子制御装置42は、例えば図示しないセンサにより検出された車両のアクセルペダルの操作量やブレーキペダルの操作量に基づいて、車両の運動エネルギーが回生されるときか否か(車両の減速運転時であるか否か)を判定することができる。
電子制御装置42は、EV走行制御を実行するときには、図3に示すように、エンジン10及びスタータジェネレータ16の運転を停止した状態で、モータジェネレータ22と駆動輪40の間で伝達される動力を制御することができる。あるいは、電子制御装置42は、EV走行制御を実行するときには、スタータジェネレータ16によりエンジン10を始動した後に、スタータジェネレータ16の回生運転によりエンジン10からスタータジェネレータ16へ伝達される動力を制御するとともに、モータジェネレータ22と駆動輪40の間で伝達される動力を制御することもできる。この動力制御によって、図4に示すように、エンジン10の動力をスタータジェネレータ16の発電電力に変換することができ、この発電電力を用いてモータジェネレータ22の力行運転を行うことで、モータジェネレータ22の動力を駆動輪40へ伝達することができる。
ここでは、例えばバッテリのSOC等の蓄電装置の充電状態に基づいて、エンジン10及びスタータジェネレータ16の運転を行うか否かを選択することができる。より具体的には、電子制御装置42は、EV走行制御を実行する場合にバッテリのSOC(蓄電装置の充電状態)が設定量以上であるときは、エンジン10及びスタータジェネレータ16の運転を停止する方を選択する。一方、電子制御装置42は、EV走行制御を実行する場合にバッテリのSOCが設定量よりも低いときは、エンジン10の運転を行うとともにスタータジェネレータ16の回生運転を行う方を選択する。これによって、蓄電装置の充電状態(バッテリのSOC)を適正範囲内に保つようにEV走行を行うことができる。また、バッテリのSOCが低い場合でもEV走行を行うことができる。なお、バッテリのSOCについては、例えば図示しないセンサにより検出されたバッテリの電流及びバッテリの電圧に基づいて推定することができる。
次に、変速機14を介してエンジン10と駆動輪40の間で動力伝達を行う場合の動作について説明する。その場合、電子制御装置42は、クラッチC1を係合状態に制御することで、エンジン10及びスタータジェネレータ16と駆動輪40とが変速機14を介して結合された状態に制御する。これによって、エンジン10の動力が変速機14により変速されてから駆動輪40へ伝達され、エンジン10の動力により車両を駆動することができる。
また、本実施形態に係る動力出力システムにおいては、エンジン10の動力により車両を駆動するときに、モータジェネレータ22の動力により車両の駆動をアシストすることもできる。その場合、電子制御装置42は、クラッチC1を係合状態に制御することで、変速機14を介してエンジン10と駆動輪40の間で動力伝達を行う。その状態で、電子制御装置42は、モータジェネレータ22のトルクTmgを制御することで、モータジェネレータ22と駆動輪40の間で伝達される動力を制御する動力補助制御を実行する。この動力補助制御の実行時には、電子制御装置42は、エンジン10の動力が高効率運転可能な所定値になるようにエンジン10の運転状態を制御するとともに、車両(負荷)の要求動力とエンジン10の動力との偏差をモータジェネレータ22の動力により補償することができる。
エンジン10の動力により車両を前進方向に駆動するときに車両の要求動力がエンジン10の動力より大きい場合は、電子制御装置42は、モータジェネレータ22のトルク制御によりサンギアSに正転方向のトルクTmgを作用させる。これによって、モータジェネレータ22の力行運転が行われ、図5に示すように、モータジェネレータ22の動力が減速機構20により減速されて駆動輪40に伝達される。それとともに、図5に示すように、エンジン10の動力が変速機14により変速されて駆動輪40に伝達される。一方、車両の要求動力がエンジン10の動力より小さい場合は、電子制御装置42は、モータジェネレータ22のトルク制御によりサンギアSに逆転方向のトルクTmgを作用させる。これによって、モータジェネレータ22の回生運転が行われ、駆動輪40の動力が減速機構20を介してモータジェネレータ22に伝達されてモータジェネレータ22の発電電力に変換される。
また、車両の運動エネルギーを回生するとき(車両の減速運転時)にも、電子制御装置42は、モータジェネレータ22のトルク制御によりサンギアSに逆転方向のトルクTmgを作用させる。これによって、モータジェネレータ22の回生運転が行われ、図6に示すように、駆動輪40の動力が減速機構20を介してモータジェネレータ22に伝達されてモータジェネレータ22の発電電力に変換される。それとともに、スタータジェネレータ16の回生運転を行うことで、図6に示すように、駆動輪40の動力が変速機14を介してスタータジェネレータ16に伝達されてスタータジェネレータ16の発電電力に変換される。なお、車両の運動エネルギーを回生するときには、クラッチC1を解放することもできる。その場合は、モータジェネレータ22の回生運転を行うことで、図7に示すように、駆動輪40の動力が減速機構20を介してモータジェネレータ22に伝達されてモータジェネレータ22の発電電力に変換される。
また、電子制御装置42は、動力補助制御の実行時には、スタータジェネレータ16の回生運転によりエンジン10からスタータジェネレータ16へ伝達される動力(スタータジェネレータ16の発電電力)を制御することで、エンジン10から変速機14へ伝達される動力を制御するとともに、モータジェネレータ22と駆動輪40の間で伝達される動力を制御することもできる。この動力制御によって、図8に示すように、エンジン10の動力をスタータジェネレータ16の発電電力と変速機14へ伝達される動力とに分配することができるとともに、スタータジェネレータ16の発電電力を用いてモータジェネレータ22の力行運転を行うことで、モータジェネレータ22の動力を駆動輪40へ伝達することができる。つまり、エンジン10と駆動輪40の間で動力伝達を行うときに、変速機14を介して伝達される動力とスタータジェネレータ16及びモータジェネレータ22を介して伝達される動力の配分を制御することができる。
変速機14の最大トルク伝達容量を低減してエンジン10の最大トルクより小さく設定した場合において、エンジン10から変速機14に伝達されるトルクが変速機14の最大トルク伝達容量を超えるときは、変速機14に滑りが発生することになる。そこで、電子制御装置42は、動力補助制御を実行するときには、エンジン10から変速機14に伝達されるトルクが変速機14の最大トルク伝達容量(所定量)を超えないように、スタータジェネレータ16のトルクTgeを制御することが好ましい。より具体的には、電子制御装置42は、エンジン10のトルクTeが変速機14の最大トルク伝達容量より大きいと判定したときは、エンジン10から変速機14に伝達されるトルクTe−Tgeが変速機14の最大トルク伝達容量を下回るようにスタータジェネレータ16のトルク(回生トルク)Tgeを制御することが好ましい。そして、スタータジェネレータ16の回生トルクTgeによる駆動輪40への伝達トルクの低下分をモータジェネレータ22の力行トルクTmgにより補償する。
また、本実施形態に係る動力出力システムにおいて、停止状態の車両を前進方向に駆動する(停止状態の駆動輪40を正転方向に駆動する)発進動作を行うときは、電子制御装置42は、クラッチC1を解放した状態で、モータジェネレータ22のトルク制御によりサンギアSに正転方向のトルクTmgを作用させることで、車両を前進方向に発進させる。
なお、電子制御装置42は、発進動作を実行するときには、エンジン10の運転を停止した状態でモータジェネレータ22のトルク制御を行うことができる。あるいは、電子制御装置42は、発進動作を実行するときには、エンジン10の運転が行われている状態でモータジェネレータ22のトルク制御を行うこともできる。ここでは、例えば駆動輪40の要求トルクに基づいて、エンジン10の運転を行うか否かを選択することができる。より具体的には、電子制御装置42は、発進動作を実行する場合に駆動輪40の要求トルクが設定値以下のときは、エンジン10の運転を停止する方を選択する。一方、電子制御装置42は、発進動作を実行する場合に駆動輪40の要求トルクが設定値よりも大きいときは、エンジン10の運転を行う方を選択する。これによって、モータジェネレータ22の電流が増大する場合に、エンジン10の動力を利用してスタータジェネレータ16による発電を行うことができ、蓄電装置の充電状態(バッテリのSOC)の低下を抑えることができる。また、車両の急発進時に、EV走行からエンジン10の動力を用いた走行に速やかに切り替えることができる。なお、駆動輪40の要求トルクについては、例えば図示しないセンサにより検出されたアクセル開度から設定することができる。また、電子制御装置42は、エンジン10の運転が行われている状態で、クラッチC1の締結力を徐々に増大させてエンジン10のトルクを変速機14を介して駆動輪40へ伝達することによっても、発進動作を行うことが可能である。
また、本実施形態に係る動力出力システムにおいて、車両を後退させるリバース走行動作を行うときは、電子制御装置42は、クラッチC1を解放した状態で、モータジェネレータ22のトルク制御によりサンギアSに逆転方向のトルクTmgを作用させることで、車両を後退させる。
また、本実施形態に係る動力出力システムにおいて、停止状態のエンジン10を始動するエンジン始動動作を実行するときは、電子制御装置42は、クラッチC1を解放した状態で、スタータジェネレータ16の力行運転によりスタータジェネレータ16の動力をエンジン10へ伝達することで、エンジン10のクランキングを行う。エンジン10のクランキング時には、クラッチC1の解放により起震源のエンジン10と振動要素を有するギア列とが切り離されているため、エンジン10のクランキング時の振動・騒音を低減することができる。なお、このエンジン始動動作については、車両停止時に行うこともできるし、車両走行時(EV走行時)に行うこともできる。
以上説明した本実施形態においては、エンジン10と駆動輪40の間で動力伝達を行うときに、スタータジェネレータ16の回生運転により、変速機14を介して伝達される動力とスタータジェネレータ16及びモータジェネレータ22を介して伝達される動力の配分を制御することができる。そのため、エンジン10から変速機14へ伝達される最大トルクを減少させることができ、変速機14の最大トルク伝達容量の低減及び動力伝達効率の向上を図ることができる。さらに、スタータジェネレータ16の最大出力をモータジェネレータ22の最大出力と等しく(あるいはほぼ等しく)設定することで、スタータジェネレータ16の発電電力をモータジェネレータ22の動力に効率よく用いることができる。
また、変速機14の最大トルク伝達容量を低減する効果を向上させるためには、スタータジェネレータ16の最大トルク(最大回生トルク)及びモータジェネレータ22の最大トルクを増大させて、エンジン10から変速機14へ伝達される最大トルクを減少させることが望ましい。ただし、スタータジェネレータ16の最大トルク及びモータジェネレータ22の最大トルクを増大させると、スタータジェネレータ16の外径及びモータジェネレータ22の外径も増大するため、システムの大型化を招きやすくなる。また、減速機構20の中心軸をモータジェネレータ22の回転中心軸からずらして配置すると、モータジェネレータ22と減速機構20との間の動力伝達効率が低下しやすくなる。これに対し、変速機14の入力軸26上や出力軸36上は、プライマリプーリ30やセカンダリプーリ32がすでに配置され、その外径がすでに同軸上の径方向の面積を占有しているため、新たにスタータジェネレータ16、モータジェネレータ22、及び減速機構20を配置することによる搭載性悪化は相対的に低い。ただし、変速機14の出力軸36には増幅されたトルクが伝達されるため、変速機14の出力軸36側に設けるベアリングやギアについては、その幅を増大させる必要がある。そのため、変速機14の出力軸36上にスタータジェネレータ16、モータジェネレータ22、及び減速機構20を配置すると、出力軸36方向の長さが大幅に増大する。
そこで、本実施形態では、スタータジェネレータ16、モータジェネレータ22、及び減速機構20を、それらの中心軸をプライマリプーリ30の回転中心軸及びエンジン10の回転中心軸と一致させた状態で、エンジン10とプライマリプーリ30との間の空間内に配置している。この配置によって、モータジェネレータ22と減速機構20との間の動力伝達効率を向上させることができるとともに、スタータジェネレータ16の外径(最大トルク)及びモータジェネレータ22の外径(最大トルク)を増大させることができる。そのため、変速機14の最大トルク伝達容量を低減する効果を向上させることができ、変速機14の軸方向長さを低減することができる。さらに、変速機14の入力軸26方向の長さを大幅に増大させることなく、スタータジェネレータ16、モータジェネレータ22、及び減速機構20をケーシング15内に収容することができる。このように、本実施形態によれば、スタータジェネレータ16、モータジェネレータ22、及び減速機構20の搭載性を悪化させることなく、スタータジェネレータ16の最大トルク及びモータジェネレータ22の最大トルクを増大させることができ、変速機14の最大トルク伝達容量を低減する効果を向上させることができる。その結果、システムの小型化を図ることができる。さらに、モータジェネレータ22をスタータジェネレータ16及び減速機構20よりもエンジン10側に配置することで、モータジェネレータ22の外径をさらに増大させることができ、モータジェネレータ22の最大トルクをさらに増大させることができる。
また、本実施形態においては、クラッチC1を解放した状態で、エンジン10の動力を駆動輪40へ伝達させずにモータジェネレータ22の動力により車両を駆動するEV走行を行うことができる。さらに、EV走行の際には、エンジン10の動力を利用してスタータジェネレータ16の発電運転を行うことで、バッテリのSOCが低い場合でもEV走行を行うことができる。さらに、本実施形態では、モータジェネレータ22の最大トルクを増大させることができるとともにモータジェネレータ22の動力を減速機構20で減速して駆動輪40へ伝達することができるので、EV走行時に車両(駆動輪40)の駆動力を十分に確保することができる。さらに、発進動作時にもモータジェネレータ22により車両の駆動力を十分に確保することができるので、トルクコンバータ等の発進装置をエンジン10と変速機14との間に設ける必要がなくなる。さらに、リバース走行動作時にもモータジェネレータ22により車両の駆動力を十分に確保することができるので、エンジン10のトルクの方向を逆転させるか否かを切り替える前後進切替機構をエンジン10と変速機14との間に設ける必要がなくなる。その結果、システムの小型化を図ることができる。
次に、本実施形態の他の構成例について説明する。
図9,10は、図1,2と比較して、クラッチC1がドッグクラッチやシンクロクラッチ等の歯の噛み合いによって係合を行う噛み合いクラッチである例を示し、図9は概念図を示し、図10は搭載図を示す。この構成例では、クラッチC1を小型化することができ、クラッチC1の搭載性を向上させることができる。さらに、クラッチC1の解放時の引き摺り損失を低減することができる。
また、図11に示す構成例では、図1,2に示す構成例と比較して、スタータジェネレータ16がモータジェネレータ22及び減速機構20よりもエンジン10側に配置されており、減速機構20がスタータジェネレータ16とモータジェネレータ22との間に配置されている。つまり、エンジン10側からプライマリプーリ30側へ、スタータジェネレータ16、減速機構20、モータジェネレータ22の順に配置されている。クラッチC1は、モータジェネレータ22とプライマリプーリ30との間に配置されている。この構成例によれば、スタータジェネレータ16の外径をさらに増大させることができ、スタータジェネレータ16の最大トルクをさらに増大させることができる。また、図12は、図11と比較して、クラッチC1に噛み合いクラッチを用いた例を示す。
また、図13は、図1,2と比較して、変速機14がトロイダル式無段変速機(CVT)である例を示す。トロイダル式無段変速機14は、入力軸26に連結された入力ディスク(入力回転部材)31、出力軸36に連結された出力ディスク(出力回転部材)33、及び入出力ディスク31,33間に挟持されたローラ35を備えており、ローラ35の入出力ディスク31,33への接触径比r1/r2(ローラ傾転角)を変化させることで変速比γを変更する。入力ディスク31の回転中心軸は、エンジン10の回転中心軸と一致している。そして、スタータジェネレータ16、モータジェネレータ22、及び減速機構20が、エンジン10と入力ディスク31との間の空間内に、入力ディスク31の回転中心軸方向に沿って並んで配置されている。スタータジェネレータ16の回転中心軸、モータジェネレータ22の回転中心軸、及び減速機構20の中心軸は、入力ディスク31の回転中心軸及びエンジン10の回転中心軸と一致している。図13では、スタータジェネレータ16がモータジェネレータ22及び減速機構20よりもエンジン10側に配置されており、減速機構20がスタータジェネレータ16とモータジェネレータ22との間に配置されている。つまり、エンジン10側からプライマリプーリ30側へ、スタータジェネレータ16、減速機構20、モータジェネレータ22の順に配置されている。クラッチC1は、モータジェネレータ22と入力ディスク31との間に配置されている。変速機14がトロイダル式無段変速機である場合でも、スタータジェネレータ16、モータジェネレータ22、及び減速機構20の搭載性を悪化させることなく、スタータジェネレータ16の最大トルク(外径)及びモータジェネレータ22の最大トルク(外径)を増大させることができ、変速機14の最大トルク伝達容量を低減することができる。また、図14に示す構成例では、図13に示す構成例と比較して、スタータジェネレータ16がモータジェネレータ22及び減速機構20よりもエンジン10側に配置されており、減速機構20がスタータジェネレータ16とモータジェネレータ22との間に配置されている。つまり、エンジン10側からプライマリプーリ30側へ、スタータジェネレータ16、減速機構20、モータジェネレータ22の順に配置されている。クラッチC1は、モータジェネレータ22とプライマリプーリ30との間に配置されている。
以上説明した実施形態においては、電動モータ(原動機)及び発電機(被動機)として機能するモータジェネレータ22の代わりに、油圧モータ(原動機)及び油圧ポンプ(被動機)として機能する油圧ポンプモータを設け、発電機(被動機)として機能するスタータジェネレータ16の代わりに、油圧ポンプ(被動機)として機能する油圧スタータポンプを設けることもできる。ここでの油圧スタータポンプは、エンジン10からの動力を利用して回転駆動されることで作動油のエネルギーを生成することが可能であり、油圧スタータポンプにより生成された作動油のエネルギーは、アキュムレータに蓄積される。さらに、油圧スタータポンプは、アキュムレータに蓄積された作動油のエネルギーを基に動力を発生して停止状態のエンジン10を始動することも可能である。また、油圧ポンプモータは、油圧スタータポンプが発生する作動油のエネルギーやアキュムレータに蓄積された作動油のエネルギーを利用して回転駆動されることで動力を発生して減速機構20へ出力することが可能である。さらに、油圧ポンプモータは、減速機構20から伝達された動力を基に作動油のエネルギーを生成してアキュムレータに蓄積することも可能である。そして、油圧ポンプモータの最大出力は、油圧スタータポンプの最大出力と等しく(あるいはほぼ等しく)設定されている。ここでの油圧ポンプモータ及び油圧スタータポンプとしては、可変容量式のものを用いることができる。そして、電子制御装置42は、油圧ポンプモータの容量及び油圧スタータポンプの容量をそれぞれ制御することで、油圧ポンプモータのトルク及び油圧スタータポンプのトルクをそれぞれ制御することができる。
以上、本発明を実施するための形態について説明したが、本発明はこうした実施形態に何等限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、種々なる形態で実施し得ることは勿論である。
実施形態に係る動力出力システムの概略構成を示す図である。 実施形態に係る動力出力システムの概略構成を示す図である。 実施形態に係る動力出力システムの動作を説明する図である。 実施形態に係る動力出力システムの動作を説明する図である。 実施形態に係る動力出力システムの動作を説明する図である。 実施形態に係る動力出力システムの動作を説明する図である。 実施形態に係る動力出力システムの動作を説明する図である。 実施形態に係る動力出力システムの動作を説明する図である。 実施形態に係る動力出力システムの他の概略構成を示す図である。 実施形態に係る動力出力システムの他の概略構成を示す図である。 実施形態に係る動力出力システムの他の概略構成を示す図である。 実施形態に係る動力出力システムの他の概略構成を示す図である。 実施形態に係る動力出力システムの他の概略構成を示す図である。 実施形態に係る動力出力システムの他の概略構成を示す図である。
符号の説明
10 エンジン、14 変速機、15 ケーシング、16 スタータジェネレータ、20 減速機構、22 モータジェネレータ、26 入力軸、30 プライマリプーリ、31 入力ディスク、32 セカンダリプーリ、33 出力ディスク、34 無端ベルト、35 ローラ、36 出力軸、40 駆動輪、42 電子制御装置、C1 クラッチ、CR キャリア、R リングギア、S サンギア。

Claims (7)

  1. エンジンからの動力を変速機により変速して負荷へ伝達することが可能な第1動力伝達部と、
    エンジンからの動力を利用してエネルギーを生成する被動機と、
    被動機が生成するエネルギーを利用して動力を発生する原動機と、
    原動機からの動力を減速機構により減速して負荷へ伝達することが可能な第2動力伝達部と、
    を有し、
    変速機は、入力回転部材に伝達されたエンジンからの動力を変速して出力回転部材から負荷へ伝達し、
    変速機の入力回転部材の回転中心軸がエンジンの回転中心軸と一致しており、
    被動機、原動機、及び減速機構が、エンジンと変速機の入力回転部材との間に配置されている、動力伝達システム。
  2. 請求項1に記載の動力伝達システムであって、
    被動機の回転中心軸、原動機の回転中心軸、及び伝達機構の中心軸が、エンジンの回転中心軸及び変速機の入力回転部材の回転中心軸と一致している、動力伝達システム。
  3. 請求項1または2に記載の動力伝達システムであって、
    原動機が被動機及び伝達機構よりもエンジン側に配置されている、動力伝達システム。
  4. 請求項1または2に記載の動力伝達システムであって、
    被動機が原動機及び伝達機構よりもエンジン側に配置されている、動力伝達システム。
  5. 請求項1〜4のいずれか1に記載の動力伝達システムであって、
    原動機の最大出力が被動機の最大出力と略等しく設定されている、動力伝達システム。
  6. 請求項1〜5のいずれか1に記載の動力伝達システムであって、
    第1動力伝達部は、エンジン及び被動機と負荷との変速機を介した結合及びその解除を行うことが可能な断続機構を含む、動力伝達システム。
  7. 請求項1〜6のいずれか1に記載の動力伝達システムであって、
    被動機は、エンジンからの動力を利用して電気エネルギーを生成する発電機であり、
    原動機は、発電機が生成する電気エネルギーを利用して動力を発生する電動モータである、動力伝達システム。
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