JP2015055552A - 自動分析装置および分析方法 - Google Patents

自動分析装置および分析方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2015055552A
JP2015055552A JP2013189081A JP2013189081A JP2015055552A JP 2015055552 A JP2015055552 A JP 2015055552A JP 2013189081 A JP2013189081 A JP 2013189081A JP 2013189081 A JP2013189081 A JP 2013189081A JP 2015055552 A JP2015055552 A JP 2015055552A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
reaction
labeled
reagent
antigen
sample
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2013189081A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2015055552A5 (ja
Inventor
充弘 斎藤
Mitsuhiro Saito
充弘 斎藤
健太 今井
Kenta Imai
健太 今井
修 小木
Osamu Ogi
修 小木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi High Tech Corp
Original Assignee
Hitachi High Technologies Corp
Hitachi High Tech Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi High Technologies Corp, Hitachi High Tech Corp filed Critical Hitachi High Technologies Corp
Priority to JP2013189081A priority Critical patent/JP2015055552A/ja
Publication of JP2015055552A publication Critical patent/JP2015055552A/ja
Publication of JP2015055552A5 publication Critical patent/JP2015055552A5/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Automatic Analysis And Handling Materials Therefor (AREA)

Abstract

【課題】非特異的な結合による標識体の影響を抑制し、分析精度や分析感度を向上することができる自動分析装置および分析方法を提供する。
【解決手段】反応容器205中の反応固相4から反応混合液の上澄みのみを除去する工程と、分析対象成分との特異的な抗原抗体結合物を切断する抗原抗体結合物切断試薬を添加する工程と、抗原抗体結合物切断試薬の上澄みのみを反応容器205より取り出して、上澄み中に含まれる標識抗原または標識抗体に関する物理量を測定する工程とを有する。
【選択図】図3

Description

本発明は、血液、血清、血漿あるいは尿を試料あるいは検体とし、抗原抗体反応を利用し血中微量物質の分析を行うとき、反応の有無および反応量を知る目的で抗原あるいは抗体に結合する蛍光色素あるいは発光色素を用いる抗体あるいは抗原の分析方法に関する。
血清や血漿、尿などの生体由来試料(以下、単に試料と称する)に含まれる微量物質の計測を行う方法としては、例えば、試料に含まれる特定の成分と特異的な抗原抗体結合を形成する抗体あるいは抗原を各種標識物質(標識体)で標識して標識抗体あるいは標識抗原とし、特定の成分と特異的な抗原抗体結合を形成した標識抗体あるいは標識抗原の標識体だけを測定することにより、試料の特定の成分の定量・定性分析を行う手法が知られている。
このような手法を用いた従来技術として、例えば、特許文献1(米国特許第5646001号明細書)には、標識抗体とともに抗原抗体結合させた磁性粒子との抗原抗体結合を選択的に外して、放出された標識体成分を分析する自動分析装置が記載されている。
米国特許第5,646,001号明細書
ところで、抗原とそれに結合する抗体が抗原抗体結合を生成させることを基にした生体内微量物質の特異的測定方法を用いる分析において、測定対象の微量物質あるいは用いる抗体あるいは抗原の種類の選択やその他の条件によっては、磁性粒子などの固相体や反応容器への標識抗体あるいは標識抗原の非特異的な結合が生じる場合がある。このような非特異的な結合を形成した標識抗体あるいは標識抗原においても、試料中の測定対象物と特異的な抗原抗体結合を形成した標識抗体あるいは標識抗原と同様に標識体が検出されてしまうため、分析精度が著しく低下してしまうという問題があった。また、測定対象物が微量になるほど、特異的な抗原抗体結合を形成した標識抗体あるいは標識抗原に対する非特異的な結合を形成した標識抗体あるいは標識抗原の標識体の影響が大きくなるため、分析装置の分析感度を著しく低下させてしまうという問題があった。
本発明は上記に鑑みてなされたものであり、非特異的な結合による標識体の影響を抑制し、分析精度や分析感度を向上することができる自動分析装置および分析方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、分析対象の試料を収容する試料容器と、
前記試料中の分析対象成分と特異的な抗原抗体結合を形成する標識抗原または標識抗体を含む標識試薬を収容する試薬容器と、
前記試料中の分析対象成分と特異的な抗原抗体結合を形成する場となる反応固相と、
前記試料、前記試薬を分注して反応させる反応固相を収容する反応容器と、
前記試料容器から前記反応容器に前記試料を分注する試料分注機構と、
前記試薬容器から前記標識試薬を前記反応容器に分注する試薬分注機構と、
前記反応容器に分注された前記試料、前記標識試薬および前記反応固相との混合液中の反応固相を除く上澄みのみを除去する上澄み除去処理と、前記分析対象成分との特異的な抗原抗体結合物を切断する試薬を添加する抗原抗体結合物切断処理と、前記抗原抗体結合物切断試薬の上澄みのみを前記反応固相を含む前記反応容器より取り出して、前記上澄み中に含まれる前記標識抗原または前記標識抗体に関する物理量を測定する測定処理と、を行う制御部と
を備えたことを特徴とする自動分析装置。
を備えたものとする。
本発明によれば、非特異的な結合による標識体の影響を抑制し、分析精度や分析感度を向上することができる。
本発明の第1の実施の形態に係る自動分析装置の全体構成を概略的に示す図である。 試料分注機構を周辺構成とともに抜き出して示す図である。 分析処理を示すフローチャートである。 分析処理における試料分注工程の状況を模式的に示す図である。 分析処理における標識試薬分注工程の状況を模式的に示す図である。 分析処理における反応固相試薬分注工程の状況を模式的に示す図である。 分析処理における攪拌・反応工程の状況を模式的に示す図である。 分析処理における反応固相集合工程の状況を模式的に示す図である。 分析処理における上澄み除去工程の状況を模式的に示す図である。 分析処理における緩衝液分注工程の状況を模式的に示す図である。 分析処理における反応固相集合工程の状況を模式的に示す図である。 分析処理における測定工程の状況を模式的に示す図である。 第1の実施の形態における抗原抗体結合物の一例を示す図である 抗原抗体結合物が生成されている様子を示す図である。 抗原抗体結合物切断試薬を適用した後の上澄みの様子を示す図である。 抗原抗体結合物が生成されていない様子を示す図である。 抗原抗体結合物切断試薬を適用した後の上澄みの様子を示す図である。 第2の実施の形態における抗原抗体結合の一例を示す図である 第3の実施の形態における抗原抗体結合の一例を示す図である
(1)第1の実施の形態
本発明の第1の施の形態を図面を参照しつつ説明する。
(1−1)全体構成
図1は、本実施の形態に係る自動分析装置の全体構成を概略的に示す図である。
図1において、自動分析装置100は、分析対象の試料を収容する試料容器108と、試料中の分析対象成分と特異的な抗原抗体結合を形成する標識抗原または標識抗体を含む標識試薬を収容する標識試薬容器201Aと、試料中の分析対象成分と特異的な抗原抗体結合を形成する反応固相を含む反応固相試薬を収容する反応固相試薬容器201Bと、試料、標識試薬および反応固相試薬を分注して反応させる反応容器205と、試料容器108から反応容器205に試料を分注する試料分注機構206と、標識試薬容器201A、反応固相試薬容器201B、及び抗原抗体結合物切断試薬容器201Cから標識試薬および反応固相試薬を反応容器205に分注する試薬分注機構208と、反応容器205に分注された試料、標識試薬および反応固相試薬の混合液中の反応固相を反応容器の内壁に集合させる反応固相集合機構402と、未使用の反応容器205や分注チップ210を移送する移送機構216と、試料の分析に係る分析処理等の各処理(後述)を行うとともに自動分析装置100全体の動作を制御する制御部223とから概略構成されている。
(1−1.1)ラック搬送ライン113
試料容器108は、ラック107に複数搭載された状態でラック搬送ライン113に沿って搬送される。試料容器108には、血清や血漿、尿などの分析対象の生体試料(以下、単に試料と称する)が収容されている。ラック搬送ライン113上には、試料吸引位置207が配置されている。
(1−1.2)試薬ディスク202
試薬ディスク202には、分析処理に用いる各種試薬が収容された複数の試薬容器201A,201B,201Cが周方向に並べて配置されている。試薬ディスク202は、図示しない回転駆動装置によって周方向に回転駆動されることにより、試薬容器201A,201B,201Cを周方向に搬送する。試薬ディスク202における試薬容器201A,201B,201Cの搬送経路上には、試薬吸引位置209が配置されている。
試薬ディスク202に配置される試薬容器としては、例えば、標識試薬容器201Aや反応固相試薬容器201B、抗原抗体結合物切断試薬容器201Cなどがある。標識試薬容器201Aには、試料中の分析対象成分と特異的な抗原抗体結合を形成する抗体や抗原を各種標識物質(標識体)で標識した標識抗体や標識抗原を含む標識試薬が収容されており、反応固相試薬容器201Bには、試料中の分析対象成分と特異的な抗原抗体結合を形成する反応固相を含む反応固相試薬が収容されており、抗原抗体結合物切断試薬容器201Cには、分析対象成分との特異的な抗原抗体結合物を切断する試薬が収容されている。
(1−1.3)反応ディスク203
反応ディスク203には、試料と各種試薬の混合液(反応液)が収容される複数の反応容器205が周方向に並べて配置されており、恒温で保持されている。反応ディスク203は、図示しない回転駆動装置によって周方向に回転駆動されることにより、反応容器205を周方向に搬送する。反応ディスク203における反応容器205の搬送経路上には、反応容器設置位置204、試料吐出位置221、試薬添加位置222、反応液吸引位置212などが配置されている。また、反応ディスク203には、反応容器205中の混合液(反応液)中の反応固相を反応容器205の内壁に集合する反応固相集合機構402(後の図2等参照)が設けられており、制御部223による各種処理の実行に応じて反応固相の集合及び解放を行う。
(1−1.4)試料分注機構206
図2は、試料分注機構206を周辺構成とともに抜き出して示す図である。
試料分注機構206は、水平方向への回動及び上下移動可能に構成されており、試料吸引位置207においてプローブ401の先端を試料容器108内の試料に接液させて所定量の吸引を行い、試料吐出位置221において反応容器205に吐出する。試料分注機構206のプローブ401が移動する軌道上には、分注に用いる未使用の分注チップ210をプローブ401に結合する結合位置218や、使用済みの分注チップを破棄するチップ破棄位置220が配置されている。分注後のプローブ401は、プローブ洗浄機403にて試料成分の洗浄を行う。プローブ洗浄機403では、送水弁408を通して洗浄カップ407に供給される洗浄水により、洗浄カップ407内に挿入されたプローブ401の外面を洗浄するとともに、プローブ401によって洗浄カップ407内の洗浄水を吸い上げ、廃棄ボトル404に移動して吐出することでプローブ401の洗浄を行う。
(1−1.5)試薬分注機構208
試薬分注機構208は、試料分注機構206と同様の構成を有している。すなわち、試薬分注機構208は、水平方向への回動及び上下移動可能に構成されており、試薬吸引位置209においてプローブの先端を試料容器201A,201B,201C内の試薬に接液させて所定量の吸引を行い、試薬添加位置222において反応容器205に吐出する。分注後のプローブは、試料分注機構206におけるプローブ洗浄機403と同様の構成を有するプローブ洗浄機にて試料成分の洗浄を行う。すなわち、試薬分注機構208のプローブ洗浄機では、送水弁を通して洗浄カップに供給される洗浄水により、洗浄カップ内に挿入されたプローブの外面を洗浄するとともに、プローブによって洗浄カップ内の洗浄水を吸い上げ、廃棄ボトルに移動して吐出することでプローブの洗浄を行う。
(1−1.6)移送機構216
自動分析装置100には、未使用の反応容器205を保管する反応容器保管部219、及び未使用の分注チップ210を保管する分注チップ保管部217が設けられており、反応容器205及び分注チップ210は移送機構216により移送される。移送機構216は、X軸,Y軸,Z軸の3方向に移動可能に構成されており、反応容器保管部219から反応ディスク203の反応容器設置位置204への反応容器205の搬送や、分注チップ保管部217からチップ結合位置218への分注チップ210の移送を行う。
(1−1.7)検出ユニット215
検出ユニット215は、反応ディスク203の反応液吸引位置212において、反応容器205中の反応液を吸引し、検出ユニット内部に配置されたフローセル(図示せず)に送る反応液吸引機構211が設けられており、反応液をフローセルに通すことによって、反応液中の標識抗原または標識抗体に関する物理量、すなわち、標識体に関する物理量を測定する。測定する物理量としては、例えば、標識体に蛍光色素や発光色素を用いた場合には光量を測定し、標識体に放射性同位体を用いた場合には放射線を測定する。
反応液吸引機構211は、水平方向への回動及び上下動可能に構成されており、反応液吸引機構211のプローブが移動する軌道上には、分析に用いる緩衝液(後述)を吸引する緩衝液吸引位置213や、吸引した反応液の流路の洗浄に用いる洗浄液を吸引する洗浄液吸引位置214が配置されている。反応液吸引機構211において、反応液や緩衝液の吸引後のプローブは、図示しないプローブ洗浄機によって外壁の洗浄を行う。
(1−1.8)制御部223
制御部223は、演算部223a、記憶部223b、表示部223c、及び入力部223dを備えている。
演算部223aは、試料の分析に係る処理として、反応固相集合処理、上澄み除去処理、抗原抗体結合物切断処理、測定処理などの処理を行う。
反応固相集合処理は、反応固相集合機構402により反応容器205中の反応固相を反応容器205の内壁に集合させる処理とである。上澄み除去処理は、反応容器205から混合液の上澄みのみを除去する処理である。抗原抗体結合物切断処理は、反応容器205の内壁に集合された反応固相を解放し、分析対象成分との特異的な抗原抗体結合物を切断する抗原抗体結合物切断試薬を抗原抗体結合物切断試薬容器201Cから添加する処理である。測定処理は、抗原抗体結合物切断試薬中の反応固相を反応容器205の内壁に集合させ、抗原抗体結合物切断試薬の上澄みのみを反応容器205より取り出して、上澄み中に含まれる標識抗原または標識抗体に関する物理量を測定する処理である。
記憶部223bは、検出ユニット215による検出結果や、検出結果から演算された結果、分析条件などの設定、オペレータ毎に設定されたパスワードや、画面の表示レベル、試料情報、試薬情報、分析パラメータ、分析依頼項目、キャリブレーション結果など、自動分析装置に係る情報が記憶されている。
表示部223cは、モニター等の表示装置やであり、試料の分析結果や各種設定内容を表示したりする。また、入力部223dは、例えば、キーボードやマウス等の操作装置により構成されており、表示部223c等に表示される設定画面などを含むGUI(Graphical User Interface)により、種々の操作を行う。
(1−2)分析処理
本実施の形態の分析処理について図3〜図13を参照しつつ説明する。
図3は本実施の形態に係る分析処理を示すフローチャートであり、図4〜図12は分析処理における各工程の状況を模式的に示す図である。また、図13は、抗原抗体結合物の一例を示す図である。
本実施の形態では、図13に示すような抗原抗体結合物13を形成する場合を例にとり説明する。
抗原抗体結合物13は、蛍光色素標識抗甲状腺刺激ホルモン抗体1(以下、標識抗体1と称する)と、甲状腺刺激ホルモン2(以下、抗原2と称する)と、ビオチン化抗甲状腺刺激ホルモン抗体3(以下、捕捉抗体3と称する)と、アビジン標識磁性粒子4(以下、反応固相4と称する)とにより形成される。標識抗体1と捕捉抗体3は抗原2を挟むように結合し、捕捉抗体3と反応固相4はアビジン−ビオチン結合を介して結合することにより、抗原抗体結合物13が形成されている。なお、反応固相4は微少であるため、1回の反応に複数の反応固相4が用いられ、1つの反応固相4上に複数の結合が形成される場合もあることは言うまでもない。また、抗体あるいは抗原は酵素消化したFab等の抗体分節あるいは同様に酵素消化したエピトープを含む低分子物質、ペプチドあるいは合成ペプチドであってもよい。
(1−2.1)ステップS100
図3において、制御部223は、分析処理開始の指示が入力されると、まず、試料分注機構206により、試料吸引位置207において試料容器108から分析対象の試料を吸引し、試料吐出位置221において反応容器205に吐出する。これにより、反応容器205に分析対象の試料が分注される(図4参照)。
(1−2.2)ステップS110
次に、試薬分注機構208により、試薬吸引位置209において標識試薬容器201Aから標識抗体試薬(又は標識抗原試薬)とビオチン化抗体試薬(又はビオチン化抗原試薬)とを吸引し、試薬添加位置222において反応容器205に吐出する。これにより、反応容器205に分注された試料に標識抗体1(又は標識抗原)が含まれる標識試薬と捕捉抗体3(又は捕捉抗原)が含まれる試薬が分注される(図5参照)。なお、標識抗体試薬(又は標識抗原試薬)は標識抗体および標識抗原試薬、ビオチン化抗体試薬(又はビオチン化抗原試薬)はビオチン化抗体およびビオチン化抗原試薬とし、抗原と抗体とが複数混合するものでもよい。
(1−2.3)ステップS120
次に、試薬分注機構208により、試薬吸引位置209において反応固相試薬容器201Bから反応固相試薬を吸引し、試薬添加位置222において反応容器205に吐出する。これにより、反応容器205に分注された試料、標識試薬、捕捉抗体(又は捕捉抗原)が含まれる試薬に反応固相4が含まれる反応固相試薬が分注される(図6参照)。
(1−2.4)ステップS130
次に、反応容器205に分注された、試料、標識抗体試薬、捕捉抗体試薬及び反応固相試薬の攪拌が行われ、予め定められた時間の反応が行われる(図7参照)。これにより試料中に抗原2がある場合、標識抗体1、捕捉抗体3及び反応固相4を含む抗原抗体結合物13が形成される。
なお、攪拌は、標識抗体試薬あるいは捕捉抗体試薬や反応固相試薬の吐出による液流によって行う場合や、試薬分注機構208によって反応容器205内の混合液(反応液)の吸引吐出を繰り返すことによって行う場合、又は、図示しない攪拌機構などにより行われる場合がある。
(1−2.5)ステップS140
次に、反応固相集合機構402によって反応液中の反応固相4を反応容器205の内壁(側面)に集合させる反応固相集合処理を行う(図8参照)。反応固相4が磁性粒子である場合には、反応固相集合機構402として永久磁石や電磁石等の磁気発生機構を用いる。
(1−2.6)ステップS150
次に、反応容器から混合液(反応液)の上澄みのみを除去する上澄み除去処理と反応固相4の洗浄を行う(図9参照)。洗浄には純水、一般的な緩衝液あるいは専用の洗浄液を用いる。このとき、反応固相4に結合し抗原抗体結合物13を形成していない残余の試料成分、試薬成分、標識抗体、捕捉抗体は吸引破棄される。
(1−2.7)ステップS160
次に、抗原2との特異的な抗原抗体結合物を切断する抗原抗体結合物切断試薬を添加し、反応容器205の内壁に集合された反応固相4を解放する抗原抗体結合物切断処理を行う(図10参照)。抗原抗体結合物切断試薬としては、例えば、25ミリモルトリス塩酸緩衝液pH8.7を用いる。これにより、抗原抗体結合物13が切断され、反応容器205の溶液中に反応固相4及び標識抗体1が分散される。
なお、抗原抗体結合物の切断はいかなる方法でもよく、抗原抗体結合を適用しながら抗体あるいは抗原を精製する一般的なアフィニティクロマトグイラフィーに用いる溶出液を使用できる。あるいは、抗体や抗原の多くはタンパク質であるため、タンパク分解酵素による消化を行ってもよく、標識体あるいは標識体を含む物質が反応固相より分離され上澄みに移動すればよい。ただし、非特異的に結合した標識抗体の標識体を切断分離する手法は採用しない。
(1−2.8)ステップS170,S180
次に、反応容器205の溶液中(抗原抗体結合物切断試薬中)の反応固相4を反応容器205の内壁に集合し(ステップS170、図11参照)、抗原抗体結合物切断試薬の上澄みのみを反応容器205より取り出して、上澄み中に含まれる標識抗体1(又は標識抗原)に関する物理量を測定する測定処理を行う(ステップS180、図12参照)。ここでは、反応液吸引位置212において、反応容器205の上澄みのみを反応液吸引機構211により吸引してフローセルに送り、上澄み中の標識抗体1である蛍光色素標識甲状腺刺激ホルモン抗体1の発する光量を測定することにより、抗原2である甲状腺刺激ホルモン2の定量を行う。
(1−3)効果
以上のように構成した本実施の形態における効果を説明する。
例えば、従来技術のような標識抗体あるいは標識抗原を用いる分析において、標識抗体あるいは標識抗原の種類の選択やその他の条件によっては、磁性粒子などの固相体や反応容器への標識抗体あるいは標識抗原の非特異的な結合が生じる場合がある。このような非特異的な結合を形成した標識抗体あるいは標識抗原においても、試料中の測定対象物と特異的な抗原抗体結合を形成した標識抗体あるいは標識抗原と同様に標識体が検出されてしまうため、分析精度が著しく低下してしまうという問題があった。また、測定対象物が微量になるほど、特異的な抗原抗体結合を形成した標識抗体あるいは標識抗原に対する非特異的な結合を形成した標識抗体あるいは標識抗原の標識体の影響が大きくなるため、分析装置の分析感度を著しく低下させてしまうという問題があった。
これに対して本実施の形態においては、反応固相集合機構により反応容器中の反応固相を反応容器の内壁に集合させる処理と、反応容器から混合液の上澄みのみを除去する処理と、反応容器の内壁に集合された反応固相を解放し、分析対象成分との特異的な抗原抗体結合物を切断する抗原抗体結合物切断試薬を添加する処理と、抗原抗体結合物切断試薬中の反応固相を反応容器の内壁に集合させ、抗原抗体結合物切断試薬の上澄みのみを反応容器より取り出して、上澄み中に含まれる標識抗原または標識抗体に関する物理量を測定する処理とを行うように構成したので、非特異的な結合による標識体の影響を抑制し、分析精度や分析感度を向上することができる。
このような本実施の形態における効果について、図面を参照しつつさらに説明する。ここでは、分析処理における測定処理(ステップS170,S180)において、反応液吸引機構211で吸引してフローセルに送る上澄みを、他の反応容器に吐出した場合を例示して説明する。
図14〜図16は、反応容器中の上澄みの様子を示す図であり、図14は抗原抗体結合物が生成されている場合、図15は図14に抗原抗体結合物切断試薬を適用した後に上澄みを他の反応容器に移動した場合、図16は抗原抗体結合物が生成されていない場合、図17は図16に抗原抗体結合物切断試薬を適用した後に上澄みを他の反応容器に移動した場合をそれぞれ示している。
図14に示すように、反応液中には、抗原抗体結合物13として抗原2に関する特異的な抗原抗体結合を形成する標識抗体1の他に、反応容器205の内壁や反応固相4に直接、非特異的な結合を形成した標識抗体1A,1Bが存在する。このような非特異的な結合を形成した標識抗体1A,1Bは、分析処理のステップS150のように上澄み液の破棄においても残余する。このため、従来技術のように、反応液を反応容器205に収容した図14の状態で標識抗体の測定を行うと、標識抗体1A,1Bが測定におけるノイズとなり、分析精度や分析感度の低下を招いていた。
また、図16に示すように、反応液中に、抗原2に関する特異的な抗原抗体結合を形成しない場合にも、反応容器205の内壁や反応固相4に直接、非特異的な結合を形成した標識抗体1A,1Bが存在する。そして、このような非特異的な結合を形成した標識抗体1A,1Bは、分析処理のステップS150のように上澄み液の破棄においても残余する。このため、従来技術のように、反応液を反応容器205に収容した図16の状態で標識抗体の測定を行うと、標識抗体1A,1Bが測定におけるノイズとなって、分析精度や分析感度の低下を招いていた。
これに対し、本実施の形態においては、抗原抗体結合物切断試薬中の反応固相を反応容器の内壁に集合し、抗原抗体結合物切断試薬の上澄みのみを反応容器より取り出して、上澄み中に含まれる標識抗原または標識抗体に関する物理量を測定するよう構成した。この場合、図15に示すように、測定対象となる上澄み中に存在する標識抗体1は、抗原2に関する特異的な抗原抗体結合に係る標識抗体1のみであり、また、図17に示すように、特異的な抗原抗体結合に関与しない標識抗体1A,1Bは、測定対象となる上澄み中に存在しないため、非特異的な結合による標識体の影響を抑制し、分析精度や分析感度を向上することができる。
すなわち、本実施の形態においては、非特異的な蛍光および発光を測光計測に取り込まず、特異的に抗原抗体結合を介した蛍光あるいは発光物質の測光を行うことにより、測光ノイズあるいはバックグラウンド低減がなされる。非特異的なノイズあるいはバックグラウンドは不規則な強度を持つ蛍光あるいは発光を発することから、試料に含まれる計測対象物の真の値を計測できず、自動分析装置による高感度計測を妨げていた。また、ノイズあるいはバックグラウンドのばらつきを含む値の蛍光あるいは発光強度に計測される試料は、自動分析装置の陽性、陰性判定の難しい判定保留として再検査を要するものとなっていた。測光ノイズあるいはバックグラウンド低減を図ることにより、特に低濃度測定対象物の計測を容易とし高感度計測を実現するとともに、再検査を含むコストの大きな削減ができる。
(2)第1の実施の形態の変形例
本発明の第1の実施の形態の変形例について説明する。
第1の実施の形態においては、分析処理のステップS180において、上澄みを反応液吸引機構211によりフローセルに送って測定するように構成したのに対して、本変形例においては、上澄みを他の反応容器205に移動し、図示しない測定機構により標識抗体あるいは標識抗原の測定を行うように構成したものである。すなわち、本変形例においては、第1の実施の形態の図15及び図17で説明した状態で、標識抗体あるいは標識抗原の測定を行うため、第1の実施の形態と同様の効果を得ることができる。
(3)第2の実施の形態
本発明の第2の実施の形態について説明する。
第1の実施の形態では、反応液中の標識体の測定において、非特異的な結合を形成した標識抗体あるいは標識抗原を排除する構成としたのに対し、本実施の形態では、非特異的な結合を形成した標識抗体あるいは標識抗原の標識機能を、測定対象外のものに変化させるように構成したものである。
すなわち、本実施の形態は、反応固相あるいは反応液に標識抗体あるいは標識抗原に用いる標識体とは異なり、その標識体の発する波長の光を励起光とし蛍光を発する蛍光物質を用いて測定ノイズあるいはバックグラウンドの低減を図るものである。
図18は、本実施の形態における抗原抗体結合の一例を示す図である。
図18に示すように、反応固相4上に標識抗体1,1Aの標識体(蛍光色素A)とは異なる別の蛍光色素Bが結合したものを用いる。反応固相4に非特異的に直接結合した標識抗体1Aに用いられた蛍光色素Aは励起光により励起されるが、そのエネルギーEは近接の別の蛍光色素Bに転移され、蛍光色素Aの発光が抑制されるとともに、蛍光色素Bが励起して蛍光を発する。一方、特異的な抗原抗体結合を介して反応固相4に結合する標識抗体1の蛍光色素Aは蛍光色素Bの近接がなく、励起光の励起により蛍光を発する。蛍光色素Aと蛍光色素Bとの蛍光波長は異なることから、蛍光色素Aと蛍光色素Bの発する蛍光を分離する、あるいは蛍光色素Aの発する蛍光のみを計測すれば特異的な抗原抗体結合により形成された反応による蛍光を計測することができる。なお、励起光は蛍光色素Aのみを励起し、蛍光色素Bは励起しない波長光とする。また、蛍光色素Aは発光体でもよい。蛍光色素Bは反応固相にあらかじめ結合、あるいは試薬に混合され自動分析装置による反応過程後、反応固相4上に吸着するものでもよい、また、反応固相4に予め含まれて形成されているものでもよい。
以上のように構成した本実施の形態においても、第1の実施の形態と同様の効果を得ることができる。すなわち、直接反応固相に結合した標識抗体によるノイズあるいはバックグラウンド蛍光を低減あるいは除去することができ、特異的な抗原抗体結合による蛍光のみを計測でき、高感度計測を実現することができる。
(4)第3の実施の形態
本発明の第3の実施の形態について説明する。
第1の実施の形態では、反応液中の標識体の測定において、非特異的な結合を形成した標識抗体を排除する構成としたのに対し、本実施の形態では、非特異的な結合を形成した標識抗体の標識機能が機能しないように構成したものである。
すなわち、本実施の形態は、反応固相あるいは反応液に標識抗体に用いる標識体とは異なり、その標識体の発する波長の光を消すか減弱する消光物質を用いて測定ノイズあるいはバックグラウンドの低減を図るものである。
図19は、本実施の形態における抗原抗体結合の一例を示す図である。
図19に示すように、反応固相4上に消光剤Cが結合したものを用いる。反応固相4に非特異的に直接結合した標識抗体1Aに用いられた蛍光色素Aは励起光により励起されるが、そのエネルギーEは近接の消光剤Cに吸収され、蛍光色素Aは蛍光を発しない。一方、特異的な抗原抗体結合を介して反応固相4に結合する標識抗体1の蛍光色素Aは消光剤Cの近接がなく、励起光の励起により蛍光を発する。このときの蛍光を計測すれば特異的な抗原抗体結合により形成された反応による蛍光を計測することができる。なお、励起光は蛍光色素Aのみを励起に必要な波長光のみとする。
以上のように構成した本実施の形態においても、第1の実施の形態と同様の効果を得ることができる。すなわち、直接反応固相に結合した標識抗体によるノイズあるいはバックグラウンド蛍光を低減あるいは除去することができ、特異的な抗原抗体結合による蛍光のみを計測でき、高感度計測を実現することができる。
100 自動分析装置
107 ラック
108 試料容器
113 ラック搬送ライン
201A 標識試薬容器
201B 反応固相試薬容器
201C 抗原抗体結合物切断試薬容器
203 反応ディスク
204 反応容器接地位置
205 反応容器
206 試料分注機構
207 試料吸引位置
208 試薬分注機構
209 試薬吸引位置
210 分注チップ
211 反応液吸引機構
212 反応液吸引位置
213 緩衝液吸引位置
214 洗浄液吸引位置
215 検出ユニット
216 反応容器移送機構
217 分注チップ保管部
218 チップ結合位置
219 反応容器保管部
220 チップ破棄位置
221 試料吐出位置
222 試薬添加位置
223 制御部
402 反応固相集合機構

Claims (6)

  1. 分析対象の試料を収容する試料容器と、
    前記試料中の分析対象成分と特異的な抗原抗体結合を形成する標識抗原または標識抗体を含む標識試薬を収容する試薬容器と、
    前記試料中の分析対象成分と特異的な抗原抗体結合を形成する場となる反応固相と、
    前記試料、前記試薬を分注して反応させる反応固相を収容する反応容器と、
    前記試料容器から前記反応容器に前記試料を分注する試料分注機構と、
    前記試薬容器から前記標識試薬を前記反応容器に分注する試薬分注機構と、
    前記反応容器に分注された前記試料、前記標識試薬および前記反応固相との混合液中の反応固相を除く上澄みのみを除去する上澄み除去処理と、前記分析対象成分との特異的な抗原抗体結合物を切断する試薬を添加する抗原抗体結合物切断処理と、前記抗原抗体結合物切断試薬の上澄みのみを前記反応固相を含む前記反応容器より取り出して、前記上澄み中に含まれる前記標識抗原または前記標識抗体に関する物理量を測定する測定処理と、を行う制御部と
    を備えたことを特徴とする自動分析装置。
  2. 請求項1記載の自動分析装置において、
    前記測定処理は、前記抗原抗体物結合切断試薬の上澄みのみを前記反応容器より取り出して他の反応容器に移動し、前記他の反応容器の前記上澄み中に含まれる前記標識抗原または前記標識抗体に関する物理量を測定することを特徴とする自動分析装置。
  3. 請求項1記載の自動分析装置において、
    前記測定処理は、前記抗原抗体結合物切断試薬の上澄みのみを前記反応容器より取り出して、前記標識抗原または前記標識抗体に関する物理量を測定するフローセルを通すことを特徴とする自動分析装置。
  4. 反応容器に収容された分析対象の試料に、該試料中の分析対象成分と特異的な抗原抗体結合を形成する標識抗原または標識抗体を含む標識試薬を添加する手順と、
    前記反応容器に前記分析対象成分と特異的な抗原抗体結合を形成する場となる反応固相を含む手順と、
    前記反応容器に含まれる前記試料、前記標識試薬および前記反応固相との混合液中の前記反応固相を除く前記混合液の上澄みのみを除去する手順と、
    前記反応容器の、前記分析対象成分との特異的な抗原抗体結合物を切断する抗原抗体結合物切断試薬を添加する手順と、
    前記抗原抗体結合物切断試薬の上澄みのみを前記反応固相を含む前記反応容器より取り出して、前記上澄み中に含まれる前記標識抗原または前記標識抗体に関する物理量を測定する手順と
    を設けたことを特徴とする分析方法。
  5. 分析対象の試料を収容する試料容器と、
    前記試料中の分析対象成分と特異的な抗原抗体結合を形成する標識抗原または標識抗体を含む標識試薬を収容する標識試薬容器と、
    前記試料中の分析対象成分と特異的な抗原抗体結合を形成する場となる反応固相であって、前記標識試薬の標識抗原または標識抗体の標識体である蛍光色素または発光色素に近接した場合の該標識体からのエネルギー転移を強制する他の標識体を有する反応固相を含む反応固相試薬を収容する反応固相試薬容器と、
    前記試料、前記標識試薬および前記反応固相とを含む反応容器と、
    前記試料容器から前記反応容器に前記試料を分注する試料分注機構と、
    前記標識試薬容器から前記標識試薬を前記反応容器に分注する試薬分注機構と、
    前記反応容器に分注された前記試料、前記標識試薬および前記反応固相の混合液中の前記反応固相を含む前記反応容器から前記混合液の上澄みのみを除去する上澄み除去処理と、前記反応容器中に含まれる前記標識抗原または前記標識抗体の標識体に関する物理量を測定する測定処理と、を行う制御部と
    を備えたことを特徴とする自動分析装置。
  6. 分析対象の試料を収容する試料容器と、
    前記試料中の分析対象成分と特異的な抗原抗体結合を形成する標識抗原または標識抗体を含む標識試薬を収容する標識試薬容器と、
    前記試料中の分析対象成分と特異的な抗原抗体結合を形成する場となる反応固相であって、前記標識試薬の標識抗原または標識抗体の標識体である蛍光色素または発光色素に近接した場合の該標識体からのエネルギー転移を強制して、該標識体の蛍光または発光を消光または減衰させる消光体を有する反応固相を含む反応容器と、
    前記試料容器から前記反応容器に前記試料を分注する試料分注機構と、
    前記標識試薬容器から前記標識試薬を前記反応容器に分注する試薬分注機構と、
    前記反応固相の結合した前記標識抗原または前記標識抗体の標識体に関する物理量を測定する測定処理と、を行う制御部と
    を備えたことを特徴とする自動分析装置。
JP2013189081A 2013-09-12 2013-09-12 自動分析装置および分析方法 Pending JP2015055552A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013189081A JP2015055552A (ja) 2013-09-12 2013-09-12 自動分析装置および分析方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013189081A JP2015055552A (ja) 2013-09-12 2013-09-12 自動分析装置および分析方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015055552A true JP2015055552A (ja) 2015-03-23
JP2015055552A5 JP2015055552A5 (ja) 2016-08-04

Family

ID=52820041

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013189081A Pending JP2015055552A (ja) 2013-09-12 2013-09-12 自動分析装置および分析方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2015055552A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2019176341A1 (ja) 2018-03-16 2019-09-19 株式会社日立ハイテクノロジーズ 自動分析装置及び分析方法

Citations (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63503569A (ja) * 1986-06-19 1988-12-22 イミユンテク エー/エス 免疫学的測定用製剤および該製剤の製造方法
JPH04204379A (ja) * 1990-11-30 1992-07-24 Hitachi Ltd 生体成分分析法
JPH04273065A (ja) * 1991-02-28 1992-09-29 Hitachi Ltd 免疫分析方法およびその分析装置
JPH0843391A (ja) * 1994-07-29 1996-02-16 Mitsubishi Chem Corp 抗原抗体反応の測定方法
JP2000105236A (ja) * 1998-09-29 2000-04-11 Hitachi Ltd 分析方法および自動分析装置
JP2003084002A (ja) * 2001-06-27 2003-03-19 Fuji Photo Film Co Ltd 蛍光検出におけるバックグラウンドの低減方法
JP2005502366A (ja) * 2001-09-07 2005-01-27 ベーイーオー・メリュー 読み取り、検出、定量方法、前記方法で使用するハイブリッドまたは複合体およびそれを使用するバイオチップ
JP2008145365A (ja) * 2006-12-13 2008-06-26 Sysmex Corp タンパク固相用チップ、タンパク固相形成装置並びにタンパク発現量及び活性値測定装置
JP2009128233A (ja) * 2007-11-26 2009-06-11 Canon Inc 標的物質の検出方法
JP2009527754A (ja) * 2006-02-21 2009-07-30 ハルマ,ハッリ 分離のないアッセイ方法

Patent Citations (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63503569A (ja) * 1986-06-19 1988-12-22 イミユンテク エー/エス 免疫学的測定用製剤および該製剤の製造方法
JPH04204379A (ja) * 1990-11-30 1992-07-24 Hitachi Ltd 生体成分分析法
JPH04273065A (ja) * 1991-02-28 1992-09-29 Hitachi Ltd 免疫分析方法およびその分析装置
JPH0843391A (ja) * 1994-07-29 1996-02-16 Mitsubishi Chem Corp 抗原抗体反応の測定方法
JP2000105236A (ja) * 1998-09-29 2000-04-11 Hitachi Ltd 分析方法および自動分析装置
JP2003084002A (ja) * 2001-06-27 2003-03-19 Fuji Photo Film Co Ltd 蛍光検出におけるバックグラウンドの低減方法
JP2005502366A (ja) * 2001-09-07 2005-01-27 ベーイーオー・メリュー 読み取り、検出、定量方法、前記方法で使用するハイブリッドまたは複合体およびそれを使用するバイオチップ
JP2009527754A (ja) * 2006-02-21 2009-07-30 ハルマ,ハッリ 分離のないアッセイ方法
JP2008145365A (ja) * 2006-12-13 2008-06-26 Sysmex Corp タンパク固相用チップ、タンパク固相形成装置並びにタンパク発現量及び活性値測定装置
JP2009128233A (ja) * 2007-11-26 2009-06-11 Canon Inc 標的物質の検出方法

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2019176341A1 (ja) 2018-03-16 2019-09-19 株式会社日立ハイテクノロジーズ 自動分析装置及び分析方法
CN111356927A (zh) * 2018-03-16 2020-06-30 株式会社日立高新技术 自动分析装置和分析方法
JPWO2019176341A1 (ja) * 2018-03-16 2020-10-22 株式会社日立ハイテク 自動分析装置及び分析方法
EP3767302A4 (en) * 2018-03-16 2021-12-08 Hitachi High-Tech Corporation AUTOMATED ANALYZER AND ANALYSIS PROCESS
US11959914B2 (en) 2018-03-16 2024-04-16 Hitachi High-Tech Corporation Automatic analyzer and analysis method
CN111356927B (zh) * 2018-03-16 2024-04-19 株式会社日立高新技术 自动分析装置和分析方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN108254584B (zh) 分析方法和分析装置
JPH0862224A (ja) 分注機を利用した磁性体の脱着制御方法及びこの方法によって処理される各種装置
JP6247818B2 (ja) 磁性粒子の分離方法および当該方法を使用する自動分析装置
JP6313977B2 (ja) 試料分析装置及び試料分析方法
JP6389248B2 (ja) 液体試料中の分析物を検出する電気化学発光法および分析システム
CN110045112B (zh) 免疫测定装置
JP5331551B2 (ja) 分析装置
WO2010086942A1 (ja) 自動分析装置
JP2014153178A (ja) 自動分析装置
JP6300676B2 (ja) 分析方法及び自動分析装置
JP5852334B2 (ja) 自動分析方法
JP3507325B2 (ja) 試料分析装置および試料分析方法
JP3661605B2 (ja) 免疫分析装置及び免疫分析方法
JPH10300752A (ja) 試料分析装置
JP3670383B2 (ja) 分析装置および分析方法
JP2015055552A (ja) 自動分析装置および分析方法
JP3423803B2 (ja) 磁性体粒子を利用した免疫分析のための方法及び装置
JPH0829424A (ja) 免疫学的分析方法及び装置
JP5286299B2 (ja) 分析装置
JPH11242033A (ja) 分注機を利用した定性/定量解析方法及びこの方法によって処理される各種装置
JP2014228318A (ja) 自動分析装置および自動分析方法
JP3423795B2 (ja) 試料分析装置
JP7161851B2 (ja) 免疫測定装置の状態確認方法および免疫測定装置
WO2023176398A1 (ja) 検査装置
JPH11262678A (ja) 分注機を利用した磁性体の脱着制御方法及びこの方法によって処理される各種装置

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160615

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160615

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20160615

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20170323

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170425

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170612

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20171205

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180126

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20180703