JP2015052692A - 光ケーブル - Google Patents

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Abstract

【課題】充填材を使用することなく、心線移動を防止すると共に、良好な融着作業性を得ることができる光ケーブルを提供する。【解決手段】3本以上の光ファイバ心線が並列に配列された間欠テープ心線20と、間欠テープ心線を収納したスロットロッド11と、スロットロッドを被覆する外被14とを備えた光ケーブル1である。スロットロッドは、ピッチ長が200mm以上2000mm以下の範囲内のSZ状に形成された複数条のスロット溝11aを有する。間欠テープ心線の両端に位置する光ファイバ心線を除いた他の光ファイバ心線の長さに比べ、両端に位置する光ファイバ心線の長さが0.01%以上0.05%以下の範囲内で長い。【選択図】図1

Description

本発明は、3本以上の光ファイバ心線が並列に配列された間欠テープ心線と、間欠テープ心線を収納したスロットロッドと、スロットロッドを被覆する外被とを備えた光ケーブルに関する。
近年の映像配信や、IP(Internet Protocol)電話、データ通信等のブロードバンドサービスの拡大により、光ファイバによる家庭向けのデータ通信サービス(FTTH:Fiber To The Home)の加入者が増加している。このFTTHでは、架空又は地下埋設の幹線光ケーブルからドロップ光ケーブルを用いて加入者宅等に引き落されている。加入者宅への光ファイバの引き落しは、例えば、市街の電柱等に敷設された幹線光ケーブルを、通常、クロージャと称されている接続函で分岐し、分岐された光ファイバにドロップ光ケーブルを融着接続又は光コネクタを用いて接続している。
このドロップ光ケーブル等の光ケーブルには、多量のデータを高速で伝送するために、また光ケーブルへの収納や作業の簡易化のために、複数本の光ファイバ心線(光ファイバ素線と呼ばれるものも含む)を並列に配置して接着させた光ファイバテープ心線(以下、テープ心線という)が用いられる。テープ心線としては、同じ長さの並列した光ファイバ心線を全長に亘って一括して樹脂で固着したものがある。
光ファイバを加入者宅等に引き落とす場合、テープ心線を、最終的に単心の光ファイバ心線に分離(分岐)する必要がある。これに対応するために、テープ心線として、光ファイバ心線同士が間欠的に接着されたものも用いられている。光ファイバ心線同士の間欠的な接着は、集線密度の向上や曲げによる伝送損失の低減、単心化をし易くするなどの特徴を持ち、ファイバの高密度実装に優れている。
例えば、特許文献1,2には、隣り合う光ファイバ心線同士を長手方向に間欠的に連結することにより光ファイバ心線の単心分離を容易にしたテープ心線(以下、間欠テープ心線という)、およびその間欠テープ心線の製造方法が開示されている。また、特許文献3,4には、その間欠テープ心線のようなテープ心線を収納可能なスロットロッドが開示されている。なお、特許文献5には、低コストで各光ファイバ心線の線長差を低減するために、テープ被覆部の厚さに特徴を持たせた非間欠型のテープ心線が開示されている。
特開2013−3516号公報 特開2012−208310号公報 特開2001−311860号公報 特開平9−21936号公報 特開2005−43719号公報
ところで、特許文献1,2に記載の光ケーブルでは、スロット溝から間欠テープ心線を取り出すことを考慮して、スロット溝に対して余長を持たせた状態で間欠テープ心線を収納しておく必要がある。
そのため、光ケーブルが架空環境等のような、温度によるケーブル伸縮の大きな場所や風による振動の大きな場所に配置されると、間欠テープ心線がスロット溝内でスロットロッドの長手方向に移動するので(心線移動ともいう)、接続函内の光ファイバ心線に曲げ力が発生し、伝送損失が増加するという問題がある。
この場合、特許文献3,4には、スロット溝に充填材を充填して心線移動を防止させる点についても開示されているが、この充填材の充填工程が別途必要になる等、光ケーブルの製造コストが増加するという問題がある。また、特許文献5には、隣り合う光ファイバ心線同士の線長差が伝送損失に影響を与えることが開示されるのみであり、心線移動を防止する点については考慮されていない。
本発明は、上述のような実情に鑑みてなされたもので、充填材を使用することなく、心線移動を防止すると共に、良好な融着作業性を得ることができる光ケーブルの提供を目的とする。
本願の光ケーブル発明は、3本以上の光ファイバ心線が並列に配列された間欠テープ心線と、該間欠テープ心線を収納したスロットロッドと、該スロットロッドを被覆する外被とを備えた光ケーブルであって、前記スロットロッドは、ピッチ長が200mm〜2000mmのSZ状に形成された複数条のスロット溝を有し、前記間欠テープ心線の両端に位置する前記光ファイバ心線を除いた他の前記光ファイバ心線の長さに比べ、前記両端に位置する前記光ファイバ心線の長さを0.01%〜0.05%だけ長くしている。
本発明によれば、充填材を使用することなく、心線移動が生じない場合の光ファイバ心線と同様の伝送特性を確保することができる。また、テープ心線に含まれる光ファイバ心線を融着する際の融着作業性が悪化することもない。
本発明の一実施形態に係る光ケーブルの一構成例を示す断面図である。 図1の光ケーブルのスロット溝に収納する間欠テープ心線の一例を示す図である。 図2AのB−Bラインにおける断面図である。 図2AのC−Cラインにおける断面図である。 図2AのD−Dラインにおける断面図である。 図1の光ケーブルのスロット溝に収納する間欠テープ心線の他の例を示す図である。 図3AのB−Bラインにおける断面図である。 図3AのC−Cラインにおける断面図である。 図3AのD−Dラインにおける断面図である。 本発明の一実施形態に係る4心間欠テープ心線が収納された光ケーブルについて、心線引抜力及び融着作業性を試験した結果を示す図である。 本発明の一実施形態に係る8心間欠テープ心線が収納された光ケーブルについて、心線引抜力及び融着作業性を試験した結果を示す図である。 本発明の一実施形態に係る4心間欠テープ心線が収納された光ケーブルについて、端心ファイバ長とテープ心線充填密度と心線引抜力との関係を示す図である。 本発明の一実施形態に係る4心間欠テープ心線が収納された光ケーブルについて、テープ心線充填密度が60%の場合における、端心ファイバ長とSZスロット溝のピッチ長と心線引抜力との関係を示す図である。 本発明の一実施形態に係る4心間欠テープ心線が収納された光ケーブルについて、テープ心線充填密度が20%の場合における、端心ファイバ長とSZスロット溝のピッチ長と心線引抜力との関係を示す図である。
[本願発明の実施形態の説明]
最初に本願発明の実施形態の内容を列記して説明する。
本願の光ケーブル発明は、(1)3本以上の光ファイバ心線が並列に配列された間欠テープ心線と、該間欠テープ心線を収納したスロットロッドと、該スロットロッドを被覆する外被とを備えた光ケーブルであって、前記スロットロッドは、ピッチ長が200mm以上2000mm以下の範囲のSZ状に形成された複数条のスロット溝を有し、前記間欠テープ心線の両端に位置する前記光ファイバ心線を除いた他の前記光ファイバ心線の長さに比べ、前記両端に位置する前記光ファイバ心線の長さが0.01%以上0.05%以下の範囲で長い。間欠テープ心線の両端に位置する光ファイバ心線を他の光ファイバ心線より長くすることで、間欠テープ心線の端心がスロット溝の側壁と干渉させるようにでき、心線移動を防止できる。この結果、充填材を使用することなく、心線移動が生じない場合の光ファイバ心線と同様の伝送特性を確保することができる。また、本発明によれば、光ファイバ心線の長さの差を大きくしすぎないため、テープ心線に含まれる光ファイバ心線を融着する際の融着作業性が悪化することもない。
(2)収納された前記間欠テープ心線の断面積が、前記スロット溝の断面積の60%以下である。間欠テープ心線の断面積をスロット溝の断面積の70%程度に設定した場合に比べて心線移動の可能性が多くなり、本発明の干渉推進効果がより有益となる。
[本願発明の実施形態の詳細]
以下、添付図面を参照しながら、本発明に係る光ケーブルの具体例について説明する。
図1で例示する光ケーブル1は、間欠テープ心線20を積層して収納したスロットロッド11に、外被14を被覆したSZ撚TS(テープスロット)型光ケーブルである。
さらに、図1で例示する光ケーブル1には、スロットロッド11の周囲に縦添え又は横巻きで巻き付けた上巻テープ(押さえ巻きテープともいう)13が設けられており、外被14は上巻テープ13で覆ったスロットロッド11の外側を被覆している。この光ケーブル1は、例えばその面形状が直径5〜25mm程度の円形となる。なお、上巻テープ13は一般的に設けられるが、設けなくてもよい。
スロットロッド11は、鋼線、鋼撚線等からなるテンションメンバ12が中心部に埋設され、外面側にSZ状に形成された複数条のスロット溝11aを有する樹脂製のロッドであり、スペーサとも呼ばれる。スロット溝11aは、1枚の間欠テープ心線20を収納又は複数枚の間欠テープ心線20を積層して収納するための溝であり、図1では、5条のスロット溝11aを有する例を挙げている。
スロットロッド11は、スロット溝11aを形成して他のスロット溝11aとの区分を行うために、スロットリブ11bを有する。つまり、スロット溝11aは、隣り合うスロットリブ11b間の溝である。また、スロット溝11aの形状としては、断面矩形状のものを挙げているが、これに限ったものではなく、間欠テープ心線20が積層できる形状であればよい。
なお、図示しないが、複数設けられた中で所定のスロット溝11aの位置を識別するために、そのスロット溝11aを区分している所定のスロットリブ11bにV字状、矩形状、U字状など種々の断面形状の着色樹脂を付着させておいてもよい。
間欠テープ心線20の収納状態(収容形態)としては、スロット溝11a毎に1枚収納又は複数枚が積層して収納されていればよい。特に一層につき一枚ずつ積層しておくことが効果の点で好ましく、このような例として、図1では間欠テープ心線20が一枚ずつ5層に積層して各スロット溝11aに収納されている例を挙げている。
その他、例えばM(Mは2以上の整数)枚ずつを積層すること、つまり一層にM枚の間間欠テープ心線を並べ、M枚ずつ積層することもできる。その場合も、スロット溝に接触する端心があるので、本実施形態は有益である。
また、間欠テープ心線20を幅方向に折り曲げて1又は複数枚収納するようにしてもよい。特に、本実施形態では間欠テープ心線20として間欠型のテープ心線を用いるため、十分に折り曲げは可能である。
上巻テープ13は、一般に不織布をテープ状に形成したものが用いられるか、或いはPET等の基材と不織布とを貼り合わせたもの等が用いられる。なお、スロットロッド11の外周に図示しない粗巻き紐を巻き付けた後に上巻テープ13を巻き付けてもよい。
外被14は、ポリエチレン等の樹脂でなり、押出し成形で形成されている。
次に、図2A〜図2Dを参照しながら、間欠テープ心線20の一例を説明する。図2Aは、スロット溝に収納する間欠テープ心線20の一例を示す図で、4心間欠テープ心線を幅方向に開いた状態を示す図である。また、図2B、図2C、図2Dはそれぞれ、図2AのB−Bライン、C−Cライン、D−Dラインにおける間欠テープ心線の断面図(間欠テープ心線の長手方向に垂直な断面図)である。
スロット溝に収納する間欠テープ心線は、3本以上の光ファイバ心線が並列に配列された間欠型の光ファイバテープ心線である。図2Aで例示する間欠テープ心線20は、間欠構造を持つ4本の光ファイバ心線21からなる間欠テープ心線(つまり4心間欠テープ心線)である。すなわち、4心間欠テープ心線20は、4本の光ファイバ心線21が並列に配置され(つまり平行一列に配列され)、隣り合う光ファイバ心線21の間の長手方向に連結部22と非連結部23が間欠的に形成されている。
また、光ファイバ心線21は、ガラスファイバにファイバ被覆を施した光ファイバ素線とも呼ばれているもの、或いは、そのファイバ被覆の外面に着色層を施したものを含めた単心の光ファイバ(光ファイバ単心線)である。
光ファイバ心線21は、そのガラス径が略0.125mm、間欠テープ心線20におけるテープ被覆層を除く光ファイバ心線の被覆(ファイバ被覆)の外径が0.190mm以上0.220mm以下であることが好ましい。これにより、光ファイバ心線間のピッチを0.250mm程度とした間欠テープ20が製造でき、光ケーブルの細径化も図れる。但し、光ファイバ心線21の外径は0.200mm程度に限らず、他の外径サイズを採用してもよく、例えば光ファイバ心線21の被覆径が0.250mm前後であってもよい。また、心線の識別性を持たせるために着色層を施した光ファイバ心線の外径は、例えば、光ファイバ心線の被覆径を約0.200mmとすると約0.205mmとなる。
そして、図2Bに示したように、光ファイバ心線21の周囲には、紫外線硬化樹脂等によるテープ被覆24が形成されている。図2B〜図2Dに示すように、連結部22では、隣り合う光ファイバ心線21のテープ被覆24が連なっており、非連結部23では、隣り合う光ファイバ心線21のテープ被覆24が連結されておらず、分離された状態となっている。なお、図2B〜図2Dでは、各光ファイバ心線21の全周がテープ被覆24で覆われた例を挙げているが、隣接する光ファイバ心線21間が直接に接し、テープ被覆で覆われていない形態のものを採用することもできる。
また、テープ幅方向で見ると、連結部22と非連結部23とが交互に配される部分と、非連結部23だけが配される部分とが、長手方向に所定のピッチで交互に現れるような例を挙げている。但し、連結部22と非連結部23の配置のパターンはこの例に限ったものではない。例えば、連結部と非連結部とは、長手方向に沿って共通に設けられてもよい。また、図2Aでは、より好ましい例として、幅方向に中央に位置する2番線と3番線との境界に対して線対称となるような間欠パターンを挙げて説明するが、これに限ったものではない。無論、連結部22の断面形状やその連結方法は問わない。
そして、本実施形態の主たる特徴として、光ケーブル1は、間欠テープ心線20の端心(スロット溝の側面と干渉し易い心)のファイバ長を他のファイバ長(中心の光ファイバ心線も含む非端心の光ファイバ心線)に比べて長くして、スロット溝と干渉させるようにしている。
実際、間欠テープ心線20は、単心部(非連結部)と接着部(連結部)があり、端心は余った単心部がスロット溝と干渉することで心線移動を防止し、心線移動に伴う伝送特性の悪化を防いでいる。但し、光ファイバ心線の長さの差を大きくしすぎると、長手方向でみたテープ心線同士(テープ心線に含まれる光ファイバ心線同士)を融着する際の融着作業性が悪化してしまうため、好ましくない。
これらの点を考慮して、本実施形態の主たる特徴として、光ケーブル1は、間欠テープ心線20の両端に位置する光ファイバ心線21を除いた他の光ファイバ心線21(この例では中央の2本の光ファイバ心線21)の長さに比べ、間欠テープ心線20の両端に位置する光ファイバ心線21の長さ(つまり端心ファイバ長)を0.01%〜0.05%(0.01%、0.05%mmの双方を含む)だけ長くしている。
このように、間欠テープ心線の両端に位置する光ファイバ心線を他の光ファイバ心線より長くすることで、間欠テープ心線の端心がスロット溝の側壁と干渉させるようにでき、心線移動を防止できる。この結果、充填材を使用することなく、心線移動が生じない場合の光ファイバ心線と同様の伝送特性を確保することができる。また、光ファイバ心線の長さの差を大きくしすぎていないため、テープ心線に含まれる光ファイバ心線を融着する際の融着作業性が悪化することもない。
図2A〜図2Dでは、4心間欠テープ心線(4心の間欠接着テープ)で例示しているが、スロット溝に収納する間欠テープ心線の心線数Nは4本に限ったものではなく、3本以上であればよい。なお、テープ心線の心線数Nとしては、一般的に偶数が採用されるが、奇数であってもよい。
図3A〜図3Dを参照しながら間欠テープ心線の他の例を説明する。図3Aは、スロット溝に収納する間欠テープ心線の他の例を示す図で、4心間欠テープ心線を幅方向に開いた状態を示す図である。また、図3B、図3C、図3Dはそれぞれ、図3AのB−Bライン、C−Cライン、D−Dラインにおける間欠テープ心線の断面図である。
図3Aで例示する間欠テープ心線30は、間欠構造を持つ8本の光ファイバ心線31からなる間欠テープ心線(以下、8心間欠テープ心線ともいう)である。すなわち、8心間欠テープ心線30は、8本の光ファイバ心線31が並列に配置され、隣り合う光ファイバ心線31の間の長手方向に連結部32と非連結部33が間欠的に形成されている。
光ファイバ心線31は図2Aの光ファイバ心線21と同じであり、また図3Bに示したように、光ファイバ心線31の周囲には、紫外線硬化樹脂等によるテープ被覆34が形成されている。図2A等で例示した4心間欠テープ心線20の他の応用例については、8心間欠テープ心線30にも同様に適用できる。
また、図2の4心間欠テープ心線20や図3の8心間欠テープ心線30のような間欠テープ心線については、これまで種々の形状と製造方法が提案されている。
例えば、第1の方法は、隣り合う光ファイバ心線間の長手方向に所定長だけ接着性樹脂又は被覆樹脂が付与された連結部と、所定長だけ接着性樹脂又は被覆樹脂が付与されていない非連結部とを交互に形成する方法である。また、第2の方法は、複数本の光ファイバ心線の全長に紫外線硬化樹脂を塗布した後、長手方向に間欠的に紫外線(UV)照射を行い、紫外線硬化樹脂の硬化部分(連結部)と未硬化部分(非連結部)とを交互に形成する方法である。また、第3の方法は、まず、テープ心線を形成し、そのテープ心線の共通被覆の長手方向にカッター刃で切り込みを形成し、連結部と非連結部とを交互に形成する方法である。
本実施形態で用いる間欠テープ心線の製造方法としては、上記の第1〜第3のいずれの方法を用いてもよい。但し、本実施形態では、光ファイバ心線の長さを両端と他で異ならせる必要がある。そのためには、例えば、間欠テープ心線の両端に位置する光ファイバ心線への張力が他の光ファイバ心線への張力よりも大きくなるように、間欠テープ製造時に光ファイバ心線にかかる張力を調整することで、光ファイバ心線の長さを振り分ければよい。
次に、図4及び図5を参照しながら、本実施形態に係る光ケーブルの心線引抜力及び融着作業性の試験結果を説明し、比較のために従来の光ケーブルの心線引抜力及び融着作業性の試験結果について説明する。
図4は、本実施形態に係る4心間欠テープ心線が収納された光ケーブルと従来の4心間欠テープ心線が収納された光ケーブルとについて、心線引抜力及び融着作業性を試験した結果を示す図である。また、図5は、図4の4心間欠テープ心線に代えて8心間欠テープ心線を採用した場合の試験結果を示す図である。
また、光ケーブルの心線引抜力及び融着作業性の評価は、光ファイバ心線の長さを振り分けて製造した間欠テープ心線をスロット溝に収納して、上巻テープ及び外被を施したSZ撚TS型光ケーブルで実施した。テープ心線充填密度は25%である。この充填密度は、例えば投影機を用いてスロット溝の断面積を求めておき、テープ心線の厚みによる断面積との比から求めたものである。
心線引抜力とは、1つのスロット溝に収納されたテープ心線をスロットロッドから引き抜くために必要な力であり、心線移動が生じ易いか否かを判断する指標として用いている。詳しくは、長さ10mの光ケーブルを、外被や上巻テープを剥ぎ取って水平な台に置き、収納されたテープ心線の一端に張力計をつけて長手方向に引っ張る。テープ心線の他端を観測しておき、テープ心線の他端が動いた時点の張力を心線引抜力として測定した。測定値が9.8N/10m以上の場合を心線移動が生じ難いと評価し、9.8N/10m未満を心線移動が生じ易いと評価した。
そして、図4及び図5では、いずれの評価結果も、悪い場合(NGの場合)に「poor」と表記し、良好である場合(OKの場合)に「good」と表記している。
また、そのようにして評価した後に光ファイバ心線の長さを測定した。より具体的には、光ファイバ心線の長さは、間欠テープ心線を10m分だけ用い、連結部の樹脂を剥がし、それぞれの光ファイバ心線に分けて、長さを比較した。なお、図4及び図5では、間欠テープ心線において、一方の端の光ファイバ心線から数えてk番目の光ファイバ心線(k番心)を「kC」と表記する。
まず、図1で示したような光ケーブルにおける5つのスロット溝11aのそれぞれに、図2Aで示したような4心間欠テープ心線20を一枚ずつ5層に積層して収納し、100心の光ケーブルを製造した。図4には、その光ケーブルの試験結果を示している。
本実施形態に係る特徴を有する4心間欠テープ心線20として、以下の試料No.A−1〜A−6について、常温での心線引抜力及び融着作業性を確認した。
試料No.A−1は、端心を除いた2C及び3Cに対し、端心である1C及びもう一方の端心である4Cがいずれも0.04%だけ長い4心間欠テープ心線を収納している。試料No.A−2は、2C及び3Cに対し、1C、4Cがそれぞれ0.03%、0.02%だけ長い4心間欠テープ心線を収納している。試料No.A−3は、2C及び3Cに対し、1C、4Cがそれぞれ0.05%、0.01%だけ長い4心間欠テープ心線を収納している。
試料No.A−4は、2C及び3Cに対し、1C及び4Cがいずれも0.01%だけ長い4心間欠テープ心線を収納している。試料No.A−5は、2C及び3Cに対し、1C、4Cがそれぞれ0.01%、0.05%だけ長い4心間欠テープ心線を収納している。試料No.A−6は、2C及び3Cに対し、1C及び4Cがいずれも0.05%だけ長い4心間欠テープ心線を収納している。その結果、試料No.A−1〜A−6ではいずれも心線引抜力及び融着作業性が良好であった。
また、従来の4心間欠テープ心線として、以下の試料No.P−1〜P−3について、常温での心線引抜力及び融着作業性を確認した。試料No.P−1は、1C、2C、3C及び4Cがいずれも同じ長さの4心間欠テープ心線を収納している。試料No.P−2は、2C及び3Cに対し、1C、4Cがそれぞれ0.06%、0.07%だけ長い4心間欠テープ心線を収納している。試料No.P−3は、1C及び4Cに対し、2C及び3Cがいずれも0.05%だけ長い4心間欠テープ心線を収納している。その結果、試料No.P−1、P−3では、いずれも9.8N/10m未満になって心線引抜力が悪く、試料No.P−2では、1C、4Cと2C、3Cとの差が大きすぎて融着作業性が悪くなった。
次に、図1で示したような光ケーブルにおける5つのスロット溝11aのそれぞれに、図3Aで示したような8心間欠テープ心線30を一枚ずつ10層に積層(合計10枚)して収納し、400心の光ケーブルを製造した。図5には、その光ケーブルの試験結果を示している。
本実施形態に係る特徴を有する8心間欠テープ心線30として、図5に示す試料No.a−1〜a−5について、常温での心線引抜力及び融着作業性を確認した。
試料No.a−1は、2C、3C、4C、5C、6C及び7Cに対し、端心である1C及び8Cがいずれも0.05%だけ長い8心間欠テープ心線を収納している。試料No.a−2は、2C、3C、4C、5C、6C及び7Cに対し、1C、8Cがそれぞれ0.03%、0.01%だけ長い8心間欠テープ心線を収納している。試料No.a−3は、2C、3C、4C、5C、6C及び7Cに対し、1C、8Cがそれぞれ0.01%、0.05%だけ長い8心間欠テープ心線を収納している。試料No.a−4は、2C、3C、4C、5C、6C及び7Cに対し、1C、8Cがそれぞれ0.04%、0.02%だけ長い8心間欠テープ心線を収納している。試料No.a−5は、2C、3C、4C、5C、6C及び7Cに対し、1C及び8Cがいずれも0.01%だけ長い8心間欠テープ心線を収納している。その結果、試料No.a−1〜a−5ではいずれも心線引抜力及び融着作業性が良好であった。
また、従来の8心間欠テープ心線として、図5に示す試料No.p−1〜p−3について、常温での心線引抜力及び融着作業性を確認した。試料No.p−1は、1C、2C、3C、4C、5C、6C、7C及び8Cがいずれも同じ長さの8心間欠テープ心線を収納している。試料No.p−2は、2C、3C、4C、5C、6C及び7Cに対し、1C、8Cがそれぞれ0.08%、0.06%だけ長い8心間欠テープ心線を収納している。試料No.p−3は、1C及び8Cに対し、2C、3C、4C、5C、6C、7Cがそれぞれ0.04%、0.03%、0.02%、0.01%、0.05%、0.01%だけ長い8心間欠テープ心線を収納している。その結果、試料No.p−1、p−3では、いずれも9.8N/10m未満になって心線引抜力が悪く、試料No.p−2では、1C、8Cと2C、3C、3C、4C、5C、6C、7Cとの差が大きすぎて融着作業性が悪くなった。
以上のことから、本実施形態のように間欠テープ心線の両端に位置する光ファイバ心線を除いた他の光ファイバ心線の長さに比べ、間欠テープ心線の両端に位置する光ファイバ心線の長さが0.01%〜0.05%だけ長くなるように構成した場合には、心線引抜力及び融着作業性が共に良好になることが分かる。
ところで、図4,5では、テープ心線充填密度25%の例に挙げて説明したが、心線引抜力はテープ心線充填密度の影響を受け、テープ心線をスロット溝に多く充填させて充填密度を大きくすれば、端心を長くしなくても心線移動を防止できる。
図6は、本発明の一実施形態に係る4心間欠テープ心線が収納された光ケーブルについて、端心ファイバ長とテープ心線充填密度と心線引抜力との関係を示す図である。
図4で説明した試料No.A−6のように、端心である1C及び4Cのファイバ長が0.05%だけ長い場合や、試料No.A−4のように、1C及び4Cのファイバ長が0.01%だけ長い場合、テープ心線充填密度を20%、25%、50%、60%、70%の順に高くしても、端心とスロット溝との摩擦力が大きいため、いずれも心線引抜力が良好であった。
一方、図4で説明した試料No.P−1のように、1C、2C、3C及び4Cがいずれも同じ長さの場合、テープ心線充填密度を20%、25%、50%、60%の順に高くすると、端心とスロット溝との摩擦力が小さいので、いずれも心線引抜力が悪くなるが、テープ心線充填密度を70%に高めれば、端心を長くしなくても心線引抜力が良好になった。
以上のことから、間欠テープ心線の断面積をスロット溝の断面積の60%以下に設定すれば、70%程度に設定した場合に比べて心線移動の可能性が多くなり、本実施形態の干渉推進効果がより有益となる。
次に、図7,8は、本発明の一実施形態に係る4心間欠テープ心線が収納された光ケーブルについて、端心ファイバ長とSZスロット溝のピッチ長と心線引抜力との関係を示す図である。上述した心線引抜力は、テープ心線充填密度の他、例えば、SZ状に形成されたスロット溝のピッチ長の影響も受ける。SZスロット溝の軌跡は、平面に展開すると、正弦曲線を描いており、この正弦曲線の一周期の間隔をSZスロット溝のピッチ長として表すことができる。
図7は、テープ心線充填密度が60%の場合である。図4で説明した試料No.A−6のように、端心である1C及び4Cのファイバ長が0.05%だけ長い場合や、試料No.A−4のように、1C及び4Cのファイバ長が0.01%だけ長い場合、SZスロット溝のピッチ長を100mm、200mm、300mm、750mm、1000mm、2000mm、3000mmの順に高くすると、いずれもピッチ長3000mmを除き、端心とスロット溝との摩擦力が確保されるので、心線引抜力が良好であった。
一方、図4で説明した試料No.P−1のように、1C、2C、3C及び4Cがいずれも同じ長さの場合、SZスロット溝のピッチ長を100mm、200mm、300mm、750mm、1000mm、2000mm、3000mmの順に高くすると、ピッチ長100mmでは心線引抜力が良好であったが、このピッチ長100mm以外は端心とスロット溝との摩擦力を確保できず、心線引抜力が悪くなった。
図8は、テープ心線充填密度が20%の場合であり、図4で説明した試料No.A−6や試料No.A−4では、SZスロット溝のピッチ長を100mm、200mm、300mm、750mm、1000mm、2000mm、3000mmの順に高くすると、テープ心線充填密度が60%の場合と同様に、いずれもピッチ長3000mmを除き、心線引抜力が良好であった。
これに対し、図4で説明した試料No.P−1では、SZスロット溝のピッチ長を100mm、200mm、300mm、750mm、1000mm、2000mm、3000mmの順に高くすると、テープ心線充填密度が60%の場合には良好であったピッチ長100mmについても、端心とスロット溝との摩擦力を確保できず、心線引抜力が悪くなった。
したがって、SZスロット溝のピッチ長は、200mm〜2000mm(200mm、2000mmの双方を含む)が好ましいことが分かる。
以上、今回開示された実施の形態は全ての点で例示であって制限的なものではない。本発明の範囲は、上述した例に限定されるものではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内での全ての変更が含まれることが意図されている。
1…光ケーブル、11…スロットロッド、11a…スロット溝、11b…スロットリブ、12…テンションメンバ、13…上巻テープ、14…外被、20,30…間欠テープ心線、21,31…光ファイバ心線、22,32…連結部、23,33…非連結部、24,34…テープ被覆。

Claims (2)

  1. 3本以上の光ファイバ心線が並列に配列された間欠テープ心線と、該間欠テープ心線を収納したスロットロッドと、該スロットロッドを被覆する外被とを備えた光ケーブルであって、
    前記スロットロッドは、ピッチ長が200mm以上2000mm以下の範囲のSZ状に形成された複数条のスロット溝を有し、
    前記間欠テープ心線の両端に位置する前記光ファイバ心線を除いた他の前記光ファイバ心線の長さに比べ、前記両端に位置する前記光ファイバ心線の長さが0.01%以上0.05%以下の範囲で長い、光ケーブル。
  2. 収納された前記間欠テープ心線の断面積が、前記スロット溝の断面積の60%以下である、請求項1に記載の光ケーブル。
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