JP6191343B2 - 光ケーブル - Google Patents
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Description
そのため、光ケーブルが架空環境等のような、温度によるケーブル伸縮の大きな場所や風による振動の大きな場所に配置されると、間欠テープ心線がスロット溝内でスロットロッドの長手方向に移動するので(心線移動ともいう)、接続函内の光ファイバ心線に曲げ力が発生し、伝送損失が増加するという問題がある。
最初に本願発明の実施形態の内容を列記して説明する。
本願の光ケーブル発明は、(1)3本以上の光ファイバ心線が並列に配列された間欠テープ心線と、該間欠テープ心線を収納したスロットロッドと、該スロットロッドを被覆する外被とを備えた光ケーブルであって、前記スロットロッドは、ピッチ長が200mm以上2000mm以下の範囲のSZ状に形成された複数条のスロット溝を有し、前記間欠テープ心線の両端に位置する前記光ファイバ心線を除いた他の前記光ファイバ心線の長さに比べ、前記両端に位置する前記光ファイバ心線の長さが0.01%以上0.05%以下の範囲で長い。間欠テープ心線の両端に位置する光ファイバ心線を他の光ファイバ心線より長くすることで、間欠テープ心線の端心がスロット溝の側壁と干渉させるようにでき、心線移動を防止できる。この結果、充填材を使用することなく、心線移動が生じない場合の光ファイバ心線と同様の伝送特性を確保することができる。また、本発明によれば、光ファイバ心線の長さの差を大きくしすぎないため、テープ心線に含まれる光ファイバ心線を融着する際の融着作業性が悪化することもない。
以下、添付図面を参照しながら、本発明に係る光ケーブルの具体例について説明する。
図1で例示する光ケーブル1は、間欠テープ心線20を積層して収納したスロットロッド11に、外被14を被覆したSZ撚TS(テープスロット)型光ケーブルである。
さらに、図1で例示する光ケーブル1には、スロットロッド11の周囲に縦添え又は横巻きで巻き付けた上巻テープ(押さえ巻きテープともいう)13が設けられており、外被14は上巻テープ13で覆ったスロットロッド11の外側を被覆している。この光ケーブル1は、例えばその面形状が直径5〜25mm程度の円形となる。なお、上巻テープ13は一般的に設けられるが、設けなくてもよい。
間欠テープ心線20の収納状態(収容形態)としては、スロット溝11a毎に1枚収納又は複数枚が積層して収納されていればよい。特に一層につき一枚ずつ積層しておくことが効果の点で好ましく、このような例として、図1では間欠テープ心線20が一枚ずつ5層に積層して各スロット溝11aに収納されている例を挙げている。
また、間欠テープ心線20を幅方向に折り曲げて1又は複数枚収納するようにしてもよい。特に、本実施形態では間欠テープ心線20として間欠型のテープ心線を用いるため、十分に折り曲げは可能である。
外被14は、ポリエチレン等の樹脂でなり、押出し成形で形成されている。
光ファイバ心線21は、そのガラス径が略0.125mm、間欠テープ心線20におけるテープ被覆層を除く光ファイバ心線の被覆(ファイバ被覆)の外径が0.190mm以上0.220mm以下であることが好ましい。これにより、光ファイバ心線間のピッチを0.250mm程度とした間欠テープ20が製造でき、光ケーブルの細径化も図れる。但し、光ファイバ心線21の外径は0.200mm程度に限らず、他の外径サイズを採用してもよく、例えば光ファイバ心線21の被覆径が0.250mm前後であってもよい。また、心線の識別性を持たせるために着色層を施した光ファイバ心線の外径は、例えば、光ファイバ心線の被覆径を約0.200mmとすると約0.205mmとなる。
実際、間欠テープ心線20は、単心部(非連結部)と接着部(連結部)があり、端心は余った単心部がスロット溝と干渉することで心線移動を防止し、心線移動に伴う伝送特性の悪化を防いでいる。但し、光ファイバ心線の長さの差を大きくしすぎると、長手方向でみたテープ心線同士(テープ心線に含まれる光ファイバ心線同士)を融着する際の融着作業性が悪化してしまうため、好ましくない。
図3Aで例示する間欠テープ心線30は、間欠構造を持つ8本の光ファイバ心線31からなる間欠テープ心線(以下、8心間欠テープ心線ともいう)である。すなわち、8心間欠テープ心線30は、8本の光ファイバ心線31が並列に配置され、隣り合う光ファイバ心線31の間の長手方向に連結部32と非連結部33が間欠的に形成されている。
また、図2の4心間欠テープ心線20や図3の8心間欠テープ心線30のような間欠テープ心線については、これまで種々の形状と製造方法が提案されている。
図4は、本実施形態に係る4心間欠テープ心線が収納された光ケーブルと従来の4心間欠テープ心線が収納された光ケーブルとについて、心線引抜力及び融着作業性を試験した結果を示す図である。また、図5は、図4の4心間欠テープ心線に代えて8心間欠テープ心線を採用した場合の試験結果を示す図である。
また、そのようにして評価した後に光ファイバ心線の長さを測定した。より具体的には、光ファイバ心線の長さは、間欠テープ心線を10m分だけ用い、連結部の樹脂を剥がし、それぞれの光ファイバ心線に分けて、長さを比較した。なお、図4及び図5では、間欠テープ心線において、一方の端の光ファイバ心線から数えてk番目の光ファイバ心線(k番心)を「kC」と表記する。
本実施形態に係る特徴を有する4心間欠テープ心線20として、以下の試料No.A−1〜A−6について、常温での心線引抜力及び融着作業性を確認した。
本実施形態に係る特徴を有する8心間欠テープ心線30として、図5に示す試料No.a−1〜a−5について、常温での心線引抜力及び融着作業性を確認した。
ところで、図4,5では、テープ心線充填密度25%の例に挙げて説明したが、心線引抜力はテープ心線充填密度の影響を受け、テープ心線をスロット溝に多く充填させて充填密度を大きくすれば、端心を長くしなくても心線移動を防止できる。
図4で説明した試料No.A−6のように、端心である1C及び4Cのファイバ長が0.05%だけ長い場合や、試料No.A−4のように、1C及び4Cのファイバ長が0.01%だけ長い場合、テープ心線充填密度を20%、25%、50%、60%、70%の順に高くしても、端心とスロット溝との摩擦力が大きいため、いずれも心線引抜力が良好であった。
以上のことから、間欠テープ心線の断面積をスロット溝の断面積の60%以下に設定すれば、70%程度に設定した場合に比べて心線移動の可能性が多くなり、本実施形態の干渉推進効果がより有益となる。
以上、今回開示された実施の形態は全ての点で例示であって制限的なものではない。本発明の範囲は、上述した例に限定されるものではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内での全ての変更が含まれることが意図されている。
Claims (2)
- 3本以上の光ファイバ心線が並列に配列された間欠テープ心線と、該間欠テープ心線を収納したスロットロッドと、該スロットロッドを被覆する外被とを備えた光ケーブルであって、
前記スロットロッドは、ピッチ長が200mm以上2000mm以下の範囲のSZ状に形成された複数条のスロット溝を有し、
前記間欠テープ心線の両端に位置する前記光ファイバ心線を除いた他の前記光ファイバ心線の長さに比べ、前記両端に位置する前記光ファイバ心線の長さが0.01%以上0.05%以下の範囲で長い、光ケーブル。 - 収納された前記間欠テープ心線の断面積が、前記スロット溝の断面積の60%以下である、請求項1に記載の光ケーブル。
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