JP5802309B2 - 光ファイバテープ心線及びその光ファイバテープ心線を収納した光ファイバケーブル - Google Patents

光ファイバテープ心線及びその光ファイバテープ心線を収納した光ファイバケーブル Download PDF

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本発明は、隣り合う光ファイバ同士を連結部で間欠的に連結した間欠固定構造の光ファイバテープ心線及びその光ファイバテープ心線を収納した光ファイバケーブルに関する。
現在、光ファイバケーブルの技術分野では、高密度細径化の要望が高くなってきている。高密度細径化を実現する方法の一つとして、光ファイバの外径を現在の250μmから200μm以下と小さくする技術が提案されている(例えば、特許文献1などに記載)。この技術を使用した光ファイバテープ心線は、外径を200μm以下とした複数本の光ファイバを並列し、これを紫外線硬化樹脂で全周囲を覆うように一括して被覆した構造とされている。
しかし、特許文献1に記載の光ファイバテープ心線では、光ファイバを加入者宅内に引き込む際に行う中間分岐作業が困難になる。光ファイバを加入者宅内に引き込むには、ケーブル途中で紫外線硬化樹脂で一括被覆された被覆層を取り除き、複数本ある光ファイバの中から特定の光ファイバのみを取り出す必要がある。複数本の光ファイバを紫外線硬化樹脂で一括してその全周囲全体を覆うように被覆されていることで、紫外線硬化樹脂を取り除くことが難しく、特定の光ファイバを他の光ファイバから分離する作業が困難になる。また、この特許文献1に記載の光ファイバテープ心線では、一括被覆された被覆層が形成されることで、その被覆層の厚み分だけテープ心線の厚みが厚くなり実装密度が下がることになる。
特許文献2には、これらの課題を解決することが可能な光ファイバテープ心線が示されている。この光ファイバテープ心線は、光ファイバ全体を樹脂で一括して被覆した構造ではなく、並列する3心以上の光ファイバのうち隣接する光ファイバ間を樹脂で連結した間欠固定構造となっている。そのため、特許文献2に記載された光ファイバテープ心線では、間欠固定構造であるが故に中間分岐作業が容易で、しかも連結部の数が特許文献1の構造のものに比べて少ないために高密度化が有利になる。
特許第3058203号公報 特許第4143651号公報
しかしながら、特許文献1に記載の光ファイバテープ心線では、他の光ファイバテープ心線と融着接続する際に、樹脂からなる被覆層を除去して裸の光ファイバ(ガラス光ファイバ)を所定ピッチで複数形成されたV字溝を有した融着機にセットすると、光ファイバがV字溝に載り難い場合が生じる。融着機のV字溝に光ファイバが載らないと、光ファイバをV字溝に強制的に載せるといった手間が発生する。
そこで、本発明は、高密度細径化を実現することができると共に、融着機のV字溝に光ファイバを脱落させることなく載せることのできる光ファイバテープ心線及びその光ファイバテープ心線を収納した光ファイバケーブルを提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明は、3心以上の光ファイバが並列して配置されると共に、互いに隣接する2心の光ファイバ間を連結部で連結し、この連結部を、テープ心線長手方向及びテープ心線幅方向にそれぞれ間欠的に設けた光ファイバテープ心線であって、隣り合う2心の光ファイバ間には隙間があり、連結部は、隙間に樹脂を充填して形成されており、光ファイバを水平面に置いた時の接点同士を結ぶ線よりも隙間の中心側に向かって連結部の両面が円弧状をなすように凹んでいることを特徴としている。
請求項2に記載の発明は、3心以上の光ファイバが並列して配置されると共に、互いに隣接する2心の光ファイバ間を連結部で連結し、この連結部を、テープ心線長手方向及びテープ心線幅方向にそれぞれ間欠的に設けた光ファイバテープ心線であって、隣り合う2心の光ファイバ間には隙間があり、連結部は、隙間に樹脂を充填して形成されていると共に、それら光ファイバの外周を樹脂で被覆するよう形成されており、更に光ファイバを水平面に置いた時の接点同士を結ぶ線よりも隙間の中心側に向かって連結部の両面が円弧状をなすように凹んでいることを特徴としている。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の光ファイバテープ心線であって、光ファイバの外径寸法を220μm以下とし、且つ隣り合う光ファイバの中心間距離を250±30μmとしたことを特徴としている。
請求項4に記載の発明は、請求項2又は3に記載の光ファイバテープ心線であって、樹脂で被覆した光ファイバの外周を被覆する部位の樹脂厚を15μm以下としたことを特徴としている。
請求項5に記載の発明は、請求項1から請求項4の何れかに記載の光ファイバテープ心線であって、光ファイバの最外層が着色されていることを特徴としている。
請求項6に記載の発明は、請求項1から請求項5の何れかに記載の光ファイバテープ心線を、ケーブル内に収納してなる光ファイバケーブルであることを特徴としている。
本発明によれば、隣接する2心の光ファイバ間を連結する連結部を、テープ心線長手方向及びテープ心線幅方向にそれぞれ間欠的に設けた間欠固定構造の光ファイバテープ心線であるため、テープが曲り易くなる。その結果、この光ファイバテープ心線をケーブル内に多く収納することができ、実装密度の向上を図ることができる。
また、本発明によれば、連結部の両面は光ファイバを水平面に置いた時の接点同士を結ぶ線よりも隙間の中心側に向かって円弧状をなすように凹んでいるので、隙間が樹脂で埋め尽くされているものに比べて連結部を構成する樹脂の量が少なく、両光ファイバ間の隙間の中心部に偏って集まっていることから、より曲り易くなり、ケーブル内へより多く光ファイバを収納可能となる。
図1は本実施形態の間欠固定構造とした光ファイバテープ心線の一例を示す上面斜視図である。 図2は図1の光ファイバテープ心線の連結部における拡大断面図であり、(A)は連結部の一構造例、(B)は連結部の他構造例を示す。 図3は図1の光ファイバテープ心線の連結部におけるさらに他の構造の拡大断面図である。 図4は本実施形態の光ファイバテープ心線の被覆を取り除いたガラス光ファイバを融着機のV字溝に載せた状態を示す図である。 図5は本実施形態の光ファイバテープ心線をケーブル内に収納したセンターチューブ型の光ファイバケーブルの断面図である。 図6は本実施形態の光ファイバテープ心線をケーブル内に収納したSZスロット型の光ファイバケーブルの断面図である。 図7は本実施形態の光ファイバテープ心線をケーブル内に収納したCスロット型の光ファイバケーブルの断面図である。
以下、本発明を適用した具体的な実施形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は本実施形態の間欠固定構造とした光ファイバテープ心線の一例を示し、図2は図1の光ファイバテープ心線の連結部における拡大断面を示している。本実施形態の光ファイバテープ心線1は、図1に示すように、3心以上の光ファイバ2が並列して配置されると共に互いに隣接する2心の光ファイバ2間を連結部3で連結し、該連結部3を、テープ心線長手方向(図1中矢印X方向)及びテープ心線幅方向(図1中矢印Y方向)にそれぞれ間欠的に設けた構造とされている。
図1では、合計N本の光ファイバ2からなり、これらN本の光ファイバ2のうち互いに隣接する2心の光ファイバ2が連結部3によりテープ心線長手方向及びテープ心線幅方向にそれぞれ間欠的に連結されている。隣接する2心の光ファイバ2間を連結する連結部3は、テープ心線長手方向に所定ピッチP1で複数形成されており、それらの間の非連結部の長さよりも短くされている。言い換えれば、連結部3の長さは、テープ心線長手方向では、非連結部の長さよりも短い。
また、隣接する2心の光ファイバ2間を連結する連結部3は、テープ心線幅方向において1つだけであり、他の隣接する2心の光ファイバ2間を連結する連結部3と同一線上にはなくテープ心線長手方向でその位置がずれている。そのため、光ファイバテープ心線1に形成された連結部3は、全体として千鳥状に配置されたようになっている。なお、連結部3の配置は、図1に示す配置に限定されるものではなく、他の配置構成でも構わない。図1の配置は、あくまで一実施例である。また、連結部3は、テープ心線幅方向において1つだけとする他、間隔を1つ以上空けて2つ以上としてもよい。
連結部3は、例えば図2(A)に示すように、隣接する2心の光ファイバ2間の隙間Sに樹脂(例えば、紫外線硬化樹脂)を充填し硬化させることで両光ファイバ2同士を連結させている。連結部3の両面3a、3bは、光ファイバ2を水平面に置いた時の接点同士を結ぶ線4、5と同一線上に設けられている。このため、光ファイバ2のうち前記隙間Sと対向する側の内側半周部位は連結部3を構成する樹脂で被覆されているが、前記隙間Sの反対側の外側半周部位は前記樹脂で覆われていない。
図2(B)の連結部3では、その連結部3の両面3a、3bは光ファイバ2を水平面に置いた時の接点同士を結ぶ線4、5よりも前記隙間Sの中心側に向かって円弧状をなすように凹んでいる。図2(B)では、図2(A)に比べて連結部3を構成する樹脂の量が少なく、前記両光ファイバ2間の隙間Sの中心部に偏って集まっている。この形状の連結部3で連結された光ファイバテープ心線では、樹脂量が図2(A)の連結部3に比べて少なくなることからより曲り易くなり、ケーブル内へより多く収納可能となる。
前記光ファイバ2は、中心に設けられる裸のガラス光ファイバ6と、このガラス光ファイバ6の外周囲を被覆する一次被覆層7と、この一次被覆層7の外周囲を被覆する二次被覆層8とから構成されている。ガラス光ファイバ6の直径は、125μmである。一次被覆層7は、ガラスに掛かる側圧を緩衝するための比較的柔らかい樹脂層である。二次被覆層8は、外傷を防ぐための比較的硬い樹脂層である。なお、二次被覆層8の上に更に着色層を設けることにより、各光ファイバ2を識別することもできる。最外層に着色層を設けることで、目視により光ファイバ2を容易に判別することができる。
本実施形態では、前記光ファイバ2の外径寸法(最外層を含めた全体の直径)Hを220μm以下とし、且つ隣り合う光ファイバ2の中心間距離Lを250±30μmとしている。本実施形態の光ファイバ2は、現在使用されている光ファイバの外径寸法Hが250μmであるから、現在使用されている光ファイバ2よりも一回り小さい。また、現在使用されている光ファイバテープ心線の隣り合う光ファイバの中心間隔距離Lは、250μmとなっており、本実施形態では250μmに±30μmの誤差を持たせている。
図2(A)の連結部3は、その厚みを、光ファイバ2の外径寸法Hと同じ寸法の厚みとされている。図2(B)の連結部3では、その厚みを、光ファイバ2の外径寸法Hよりも薄い厚みとされている。
この構造の光ファイバテープ心線1では、隣接する2心の光ファイバ2間を連結する連結部3をテープ心線長手方向及びテープ心線幅方向にそれぞれ間欠的に設けた間欠固定構造であること、光ファイバ2の外径寸法Hが220μm以下と現在使用されているものよりも外径が小さいことで、光ファイバ2が細径化されると共にテープが曲り易くなる。その結果、この光ファイバテープ心線1を従来構造の光ファイバテープ心線よりもケーブル内に多く収納することが可能となり、実装密度の向上を図ることができる。
また、本実施形態の光ファイバテープ心線では、光ファイバ2の外径寸法Hを220μm以下と現在使用されているものよりも外径を小さくしたことで、従来構造の光ファイバに比べて体積が20%以上も低減できる。これにより、光ファイバテープ心線自体を細径化でき、より一層の実装密度の向上が図られる。
なお、連結部3は、図2(A)、(B)に示したように隣接する2心の光ファイバ2間の隙間Sにのみ形成するだけでなく、図3(A)、(B)に示すような構造であっても構わない。図3の連結部3は、隣り合う2心の光ファイバ2間の隙間Sに樹脂を充填して形成されると共にそれら光ファイバ2の外周を前記樹脂で被覆するように形成されている。そして、この連結部3のうち、光ファイバ2の外周を被覆する外側半周部位の樹脂厚Tを15μm以下としている。
図3の例では、外径寸法220μm以下の光ファイバ2の外側半周部位に樹脂が被覆されているが、その外側半周部位に被覆された樹脂の樹脂厚Tを15μm以下と薄くしているため、光ファイバテープ心線2の曲りに影響を及ぼさず、ケーブル内への実装密度低下の妨げにはならない。
[実施例]
ここで、外径寸法の異なる光ファイバを数種類用い、隣り合う光ファイバの中心間距離を変えて光ファイバテープ心線(4心テープ)を製造した。連結部及び非連結部の製造は、特開2010−33010(特願2009−082778)号公報に開示された製造方法を採用した。光ファイバ間のピッチ調整は、特開平8−146239(特願平6−163292)号公報に開示された方法を採用した。なお、同一の光ファイバテープ心線では、光ファイバの外径寸法は全て同一とした。
そして、製造された光ファイバテープ心線を他の光ファイバテープ心線に一括して融着する一括融着接続性を評価した。作業手順は、以下の通りである。先ず、光ファイバテープ心線をホルダで固定した後、各光ファイバを被覆する第一被覆層7及び第二被覆層8を、ホットジャケットストリッパを使用して除去することで裸のガラス光ファイバ6と、ファイバカッタで裸のガラスファイバ6の端面を切断する。次に、ホルダで保持した光ファイバテープ心線の各ガラス光ファイバ6を、図4に示すV字溝9を所定ピッチP2で形成した融着機10に載せる。この状態で、各ガラス光ファイバ6がそれぞれに対応するV字溝9に載っているか否かを確認し、V字溝9に載っている場合をOKとし、V字溝9から外れている場合をNGとして評価した。
ホットジャケットストリッパは、株式会社フジクラ製の型番HJS−02を使用した。また、ファイバカッタは、株式会社フジクラ製の型番CT−30を使用した。融着機は、同じく株式会社フジクラ製の型番FSM−60Rを使用した。この融着機10のV字溝9のピッチPは、250μmである。各条件で前記した作業を10回ずつ行い、NGとなる回数をカウントした。その評価を表1に示す。
Figure 0005802309
表1の結果から分かるように、融着機10のV字溝9のピッチP2(250μm)に対して、間欠固定構造の光ファイバテープ心線1の隣り合う光ファイバ2の中心間距離Lを250±30μm(220μm〜280μm)とすることで、各V字溝9からガラス光ファイバ6が外れることなく、他の光ファイバテープ心線の各ガラス光ファイバと一括して融着することができる。前記条件を外れた光ファイバテープ心線では、何れもNGである回数が増えており、V字溝9にガラス光ファイバ6を載せることができない場合が生じた。
「光ファイバケーブル」
図5は本実施形態の光ファイバケーブルをケーブル内に収納したセンターチューブ型の光ファイバケーブルの例を示す。センターチューブ型の光ファイバケーブル11は、前述した本実施形態の光ファイバケーブル1を、図5の二点鎖線で示すように光ファイバ2をテープ心線幅方向に丸めてバンドル状態に集合してケーブルコア12とし、そのケーブルコア12の外周に熱可塑性樹脂を押出し成形してチューブ13を形成し、さらにそのチューブ13の外周にポリエチレンを被覆して外被14を形成した構造とされている。
図6は本実施形態の光ファイバテープ心線をケーブル内に収納したSZスロット型の光ファイバケーブルの例を示す。SZスロット型の光ファイバケーブル15は、中心に抗張力体16をテープ心線長手方向に有したスロットコア17の外周囲に断面コ字状として形成された複数個の各スロット18溝内に、本実施形態の光ファイバテープ心線1をテープ心線幅方向に丸めてバンドル状態に集合させて収納させ、該スロット溝18の開口を覆うようにしてスロットコア17の周面を押え巻きテープ19で覆った状態で、押し出し成形により外被であるシース20を形成した構造とされている。
図7は本実施形態の光ファイバテープ心線をケーブル内に収納したCスロット型の光ファイバケーブルの例を示す。Cスロット型の光ファイバケーブル21は、抗張力体22を有した断面C字状のスロットコア23のスロット溝24内に本実施形態の光ファイバテープ心線1をテープ心線幅方向に丸めてバンドル状に集合させて収納し、押え巻きテープ25を介在させてスロットコア全体をシース26で被覆した構造とされている。
なお、図5、図6及び図7では、何れも本実施形態の光ファイバテープ心線1をテープ心線幅方向に丸めてバンドル状態としてケーブル内に収納させたが、本実施形態の光ファイバテープ心線1を上下方向に折り畳むように複数枚重ねて収納してもよい。或いは、複数本の光ファイバテープ心線1を何層にも重ねて積層構造として、ケーブル内に収納してもよい。
本実施形態の光ファイバケーブル11,15,21によれば、何れも外径寸法を220μm以下とした細径の光ファイバ2を使用しているため、現在使用されている外径寸法250μmの光ファイバ2に対してより多くの光ファイバ2をケーブル内に収納することができ、高密度化を達成することが可能となる。また、本実施形態の光ファイバケーブル11,15,21によれば、間欠固定構造とした光ファイバテープ心線1をケーブル内に収納するに際して、どの方向にも曲げて丸めて円筒状としたり或いは畳んで積層したりと自由な形態で収納することができる。
また、本実施形態の光ファイバケーブル11,15,21によれば、ケーブルの端末部から光ファイバ2を取り出す口出し作業或いは口出しした光ファイバ2に接続コネクタを取り付ける作業をする際には、連結部3が隣接する2心の光ファイバ2間を連結させて、その連結部3をテープ心線長手方向及びテープ心線幅方向にそれぞれ間欠的に設けた光ファイバテープ心線1を使用しているため、各光ファイバ2に分離し易く、単心分離作業性を向上させることができる。
本発明は、隣り合う光ファイバ同士を連結部で間欠的に連結した間欠固定構造の光ファイバテープ心線に利用することができる。
1…光ファイバテープ心線
2…光ファイバ心線
3…連結部
6…ガラス光ファイバ
7…第一被覆層
8…第二被覆層
9…V字溝
10…融着機
11,15,21…光ファイバケーブル

Claims (2)

  1. 3心以上の光ファイバが並列して配置されると共に、互いに隣接する2心の光ファイバ間を連結部で連結し、該連結部を、テープ心線長手方向及びテープ心線幅方向にそれぞれ間欠的に設けた光ファイバテープ心線であって、
    隣り合う2心の光ファイバ間には隙間があり、
    前記連結部は、前記隙間に樹脂を充填して形成されており、光ファイバを水平面に置いた時の接点同士を結ぶ線よりも前記隙間の中心側に向かって前記連結部の両面が円弧状をなすように凹んでいる
    ことを特徴とする光ファイバテープ心線。
  2. 3心以上の光ファイバが並列して配置されると共に、互いに隣接する2心の光ファイバ間を連結部で連結し、該連結部を、テープ心線長手方向及びテープ心線幅方向にそれぞれ間欠的に設けた光ファイバテープ心線であって、
    隣り合う2心の光ファイバ間には隙間があり、
    前記連結部は、前記隙間に樹脂を充填して形成されていると共にそれら光ファイバの外周を前記樹脂で被覆するよう形成されており、更に光ファイバを水平面に置いた時の接点同士を結ぶ線よりも前記隙間の中心側に向かって前記連結部の両面が円弧状をなすように凹んでいる
    ことを特徴とする光ファイバテープ心線。
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