JP2015048246A - 巻芯部材及びテープロール - Google Patents
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Abstract
Description
まず、図1〜図4を参照しつつ、本実施形態の巻芯部材が適用されるテープ印刷装置の概略構成について説明する。
次に、テープ印刷装置1の動作の概略について説明する。
次に、テープ印刷装置1の各部の詳細構造について順を追って説明する。
図5及び上記図4において、テープカートリッジTKは、前述したように、第1ロールR1と、第3ロールR3と、連結アーム16とを備えている。連結アーム16は、後方側に設けられた左・右一対の第1ブラケット部20,20と、前方側に設けられた左・右一対の第2ブラケット部21,21とを備えている。なお、図5中では、既に述べたように、第1ロールR1において軸心O1まわりに巻回される被印字テープ150、及び、第3ロールR3において軸心O3まわりに巻回される剥離材層151の図示を省略すると共に、第1ロールR1及び第3ロールR3を構成する部材の一部を省略して図示している。
図6及び図7に示すように、カッター機構30は、ガイド板31と、可動刃32と、可動刃32を支持する可動刃支持部33aを備えた走行体33と、ガイドレール34と、を有する。
また、本実施形態では、上述したように第2収納部4に巻き取り機構40が装着され、この巻き取り機構40の外周側に印字済みテープ150″が巻き取られて積層することで、第2ロールR2が形成される。図8〜図10において、筐体本体2aの第2収納部4内で、第2ロールR2が装着された際の軸心O2方向に沿った左・右両側に、それぞれ当該第2ロールR2を挟み込むように対向して略円柱形状の突起である2つの軸受部39が固定的に設けられている。巻き取り機構40は、その軸方向両側の各軸端部をそれぞれ軸受部39,39に装着することで、当該巻き取り機構40の中央部分が回転可能に支持される。このとき、筐体本体2aの第2収納部4における左側の軸受部39よりも後方側の下方では、上記粘着巻き取り用モータM2に連動する駆動ギア38がその歯面の一部を軸受部39に向けて露出している。なお、図8、図9中では、第2ロールR2の図示を省略している。
図11及び図12において、巻き取り機構40は、上記軸心O2を軸とする略円筒状の内筒41(所定の装着部位に相当)と、上記第1外筒42と、上記第2外筒43と、軸部材51と、被駆動ギア52と、ロック部材53とを備えている。
ここで、上記構成の巻き取り機構40の組み上げ手順の一例について説明する。すなわち、巻き取り機構40を組み上げる際には、まず、第2外筒43の第2筒部47が、内筒41の左端部の外周側に外挿される。この時点では、第2筒部47の外周側にまだ紙芯44が装着されておらず、第2フランジ部48を含む第2外筒43は、上述したように左右方向へ移動可能となっている。そして、紙芯44の左端部を第2外筒43における第2フランジ部48の右端面48aに接触しつつ、紙芯44の左端部を第2筒部47の外周側に軽く嵌合させる。この際に、第2外筒43を紙芯44の幅方向寸法に対応させて左右方向に移動させることで、紙芯44の軸方向位置を位置決めできる。紙芯44が第2筒部47の外周側に完全に装着された際には、第2フランジ部48を含む第2外筒43は、内筒41の外周側に固定された状態となって、左右方向に移動不能となる。そして、第1フランジ部46を含む第1外筒42が、外周側に紙芯44が存在する内筒41の右端部の外周部に着脱可能に取り付けられる。このとき、紙芯44は、その右端部が第1外筒42における第1フランジ部46の左端面46aに接触するように、紙芯44の右端部が当該第1フランジ部46によって位置決めされる。
ここで、上記構成のテープ印刷装置1において、上述のように被印字テープとして、粘着性を備えるテープ(上記被印字テープ150)、及び、粘着性を備えないテープ、のいずれもが使用可能である。上記被印字テープ150が用いられる場合は、上記粘着剤層152が備えられている。したがって、当該被印字テープ150に基づき生成された上記印字済みテープ150″を紙芯44へと巻き取り開始する際には、印字済みテープ150″に含まれる上記粘着剤層152の粘着剤を用いて紙芯44の外周部に貼り付け、そのまま巻き取れば足りる。また、印字済みテープ150″をカッター機構30で切断してそのまま第2ロールR2を第2収納部4から取り出しても、印字済みテープ150″は巻き崩れを起こすことなく紙芯44での巻き付け状態を維持できる。
以上説明したように、本実施形態においては、2つの把持爪61が、巻芯部材100の円筒部の外周側に順次巻き付けて積層した印字済みテープ153′の軸方向両端部を挟むように把持する。これにより、印字済みテープ153′が粘着剤層152を有していない場合でも、その巻芯部材100における巻き崩れを防ぐことができる。また、2つの把持爪61は、それぞれ外周側の先端を互いに向き合う方向に屈曲可能に構成されている。これにより、巻芯部材100に巻き付けた印字済みテープ153′の終端の近傍に対して、把持爪61の先端を屈曲させて外周側から押さえるように固定できる。つまり、印字済みテープ153′が粘着剤層152を有していない場合でも、巻芯部材100への巻き付け状態を維持できる。
上記実施形態では、2つの把持爪61を半径方向に延設し、第2収納部4内における巻き取り機構40の回転に影響を与えないよう各把持爪61の長さHを第2フランジ部48の半径方向の幅Hと略同じ又はそれ以下の寸法に設定していた。本発明はこれに限られず、上記図13(b)に対応する図15に示すように、2つの把持爪61Aを半径方向に対して傾斜角を成すよう設けてもよい。この場合には、巻芯部材100の最大半径を第2フランジ部48の半径と同等又はそれ以下に収まるようにしても、各把持爪61Aの長さをHより長く形成できる。
上記実施形態では、テープ把持部60の接続部62を紙芯44の内周面に固定していたが、本発明はこれに限られない。他にも、図16に示すように、接続部62を紙芯44の外周面に固定してもよい。この場合には、接続部62を嵌め込む溝63Bを紙芯44Bの外周面に形成する。これにより、テープ把持部60を固定した紙芯44Bの外周面が面一となり、印字済みテープ153′を巻き取った際の外周形状が円形に保持される。
上記実施形態では、2つの把持爪61を含むテープ把持部60全体が細い針金形状で形成されていたが、本発明はこれに限られない。他にも、図17に示すように、テープ把持部60C全体が、紙芯44Cの周方向に幅を持つよう形成されてもよい。この場合には、屈曲させた把持爪61Cで印字済みテープ153′の外周側を押さえる面積が広くなるため、より安定的な固定が可能となる。なお、特に図示しないが、接続部62が細い針金形状のままで2つの把持爪61Cだけが周方向の幅を持つように形成してもよく、この場合でも接続部62が紙芯44Cに確実に固定できていれば上記と同様の効果が得られる。
上述した幅の広い把持爪は、その側面を拡大した図18に示すように、目盛を設けてもよい。各把持爪61Dは、紙芯44Dの外周側に順次巻き付けて積層した印字済みテープ153′(図示省略)に接触する。このため、把持爪61Dに設けた目盛64と、積層した印字済みテープ153′の積層厚み(紙芯44Dの外周面から最も外周側の印字済みテープ153′までの半径方向幅)が近接して比較しやすい。所定の外径の紙芯44Dに印字済みテープ153′を目巻き付けた際の積層厚みでおおよその残距離数(その時点で巻き付けられている印字済みテープ153′の展開長さ)が決まるが、ユーザがその積層厚みだけを目視しただけではその残距離数を把握しにくい。これに対し、例えば把持爪61Dの目盛64を所定単位の残距離数ごと(例えば図示する2mごと)の積層厚みに対応させて設けることで、ユーザは目視による積層厚みと目盛64の比較により、おおよその残距離数を確認できる。なお、この目盛64は、各把持爪61Dを向かい合わせるように屈曲させた状態でも目視しやすいように、軸方向の外側に設けるのが望ましい。
上述した幅の広い把持爪は、その側面を拡大した図19に示すように、その周方向の縁部に切り欠き65を形成してもよい。把持爪がその全体で単一の塑性材料で構成されている場合、印字済みテープ153′の積層厚みに対して平行となるようきれいに屈曲せず歪むように屈曲してしまう可能性がある。これに対して、把持爪61Eの周方向の縁部に切り欠き65を形成していることで、径方向に延設している把持爪61Eのうち切り欠き65を形成している位置は、局所的に剛性が低くなって特に屈曲しやすくなる。
44、44A 紙芯(円筒部)
、44B、44C
60、60A テープ把持部
、60B、60D
、60E
61、61A 把持爪
、61B、61D
、61E
62 接続部
63、63B 溝
、63C
64 目盛
65 切り欠き
66 屈曲予定線
100、100A 巻芯部材
、100B、100C
、100D、100E
153′ 印字済みテープ(導入テープ)
R2 第2ロール(テープロール)
Claims (5)
- 外部から導入される導入テープを巻き取るための巻芯部材であって、
所定の装着部位に装着可能な円筒部と、
前記円筒部に対してその軸方向両端部の少なくとも一方の端部から前記円筒部の外周側へ延設する把持爪が設けられたテープ把持部と、
を有し、
前記テープ把持部は、前記把持爪が他方の端部へ向かう方向に屈曲可能に構成されている
ことを特徴とする巻芯部材。 - 前記テープ把持部は、
前記円筒部の軸方向長さと略同じ間隔で離間する2つの把持爪を備え、前記円筒部に対してその軸方向両端部から前記2つの把持爪を前記円筒部の外周側へ延設するよう設けられ、
前記2つの把持爪がそれぞれ外周側の先端を互いに向き合う方向に屈曲可能に構成されている
ことを特徴とする請求項1記載の巻芯部材。 - 前記把持爪は、前記円筒部の外周側に順次巻き付けて積層した前記導入テープの積層厚みに対応した目盛が設けられている
ことを特徴とする請求項1又は2記載の巻芯部材。 - 前記把持爪は、
前記円筒部の周方向に所定の幅を持つよう形成され、
前記把持爪の周方向の縁部には切り欠きが形成されている
ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の巻芯部材。 - 円筒部と、前記円筒部に対してその軸方向両端部の少なくとも一方の端部から前記円筒部の外周側へ延設する把持爪が設けられたテープ把持部と、を有する巻芯部材の前記円筒部の外周側に、導入テープを順次巻き付けて積層した
ことを特徴とするテープロール。
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JP2010275090A (ja) * | 2009-05-29 | 2010-12-09 | Sato Knowledge & Intellectual Property Institute | ラベルロール外周の端留め方法 |
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