JP2015040451A - ボイラ火炉内の作業足場用主梁構造、作業足場用主梁搬送装置、及び作業足場の設置方法 - Google Patents

ボイラ火炉内の作業足場用主梁構造、作業足場用主梁搬送装置、及び作業足場の設置方法 Download PDF

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Abstract

【課題】ボイラ火炉内の作業足場を容易に取り付け・取り外し可能なボイラ火炉内の作業足場用主梁構造、作業足場用主梁搬送装置、及び作業足場の設置方法を提供することを目的としている。【解決手段】本発明のボイラ火炉内の作業足場用主梁構造10は、一対のH形鋼の一方のフランジ同士が対向するように上下に積層し、前記フランジの間にトラス構造26を設けた梁本体20と、一端が前記梁本体20の側面に支持されて前記一端を支点として前記梁本体20の側面から前記梁本体20の長手方向と交差する方向へ向けて扇状に開閉可能とし、他端が隣接する他の前記梁本体20の側面と連結可能な継材60と、を備えたことを特徴としている。【選択図】図1

Description

本発明は、ボイラ火炉内に点検用の作業足場を仮設するためのボイラ火炉内の作業足場用主梁構造、作業足場用主梁搬送装置、及び作業足場の設置方法に関する。
従来、ボイラ火炉内の点検を行う場合には、ボイラを停止し、炉内で作業を行うことができる程度に温度が低下してから、作業員がボイラ火炉内に入り、まず下部のホッパーに足場ベースを構築していた。そして、炉壁の内面に沿って上方の水管ノーズ部や過熱器の下部まで足場枠を組み上げて、足場枠の最上部に足場用梁を掛け渡す。次いで足場板を足場用梁に載置固定して作業足場を形成していた。この作業足場から作業員がボイラ火炉内の上方に設置された過熱器などの点検、補修、クリンカの除去等の作業を行っていた。
しかし、このような作業足場は、炉内温度が低下した後でなければ組み立てることができなかった。また、数十メートルにも及ぶボイラ火炉の内部に足場枠を組み立て・撤去する作業は長時間を要するため、ボイラの停止時間が長くなって稼動効率が低下してしまう。さらに、トラブル等により緊急停止しても炉内温度が低下するまで待たなければならず、即座に対応できないという問題があった。
そこで、特許文献1の足場用梁挿入装置は、梁挿入口から一対の梁挿入枠体で挟んだ足場用梁を挿入し、一端が上側梁挿入枠体に接続したワイヤの他端を足場用梁の先端に接続させて、ワイヤで水平状態に維持した状態で足場用梁を水管ノーズ部の上側傾斜部に掛け渡している。これにより、炉内温度が下がっていなくても作業足場の組み立て作業の一部を行うことができ、効率的に作業足場を組み立てることができる。
また特許文献2のボイラ火炉内作業用足場構造は、単一のH形鋼からなり、H形鋼を2本のC形鋼の間に挟みこみ、使用状態で火炉開口部を通じて火炉内に挿入される挿入梁を備えている。この挿入梁に足場を設けて短い設置工程で点検作業を行うことができる。
また特許文献3の足場用挿入装置は、足場用梁を把持する把持部と、足場用梁をボイラ内に送り出す送出部と、ボイラの外部を走行する走行部を備えている。
実開平5−3481号公報 特開2011−80668号公報 特開2005−264546号公報
しかしながら、特許文献1の足場用梁挿入装置は、足場用梁にワイヤを接続させる作業を、引き込み具等を用いたり、炉内に作業者が入ったりして行わなければならず、煩雑な作業となっていた。また上下の駆動ローラだけで主梁の出し入れを行うと横方向に振れる現象が発生し易くなってしまう。
特許文献2の作業用足場構造は、挿入梁を継ぎ足しして張り渡す構造ではないため、作業用足場の範囲が小さく、点検作業する範囲が極めて限定的であった。
特許文献3の装置は、足場用梁の側面を把持しているため、足場用梁に用いる構造がH形鋼などのように限定されていた。また、足場用梁が長尺になるにつれて片持ち支持の先端が下方に垂れ下がるため、受け入れ側の支持台を持ち上げる工程が必要となる。
そこで本発明は、上記従来技術の問題点を解決するため、ボイラ火炉内の作業足場を容易に取り付け・取り外し可能なボイラ火炉内の作業足場用主梁構造、作業足場用主梁搬送装置、及び作業足場の設置方法を提供することを目的としている。
本発明は、上記の課題を解決するための第1の手段として、一対のH形鋼の一方のフランジ同士が対向するように上下に積層し、前記フランジの間にトラス構造を設けた梁本体と、一端が前記梁本体の側面に支持されて前記梁本体の側面から前記梁本体の長手方向と交差する方向へ向けて扇状に開閉可能とし、他端が隣接する他の前記梁本体の側面と連結可能な継材と、を備えたことを特徴とするボイラ火炉内の作業足場用主梁構造を提供することにある。
本発明は、上記の課題を解決するための第2の手段として、上記第1の解決手段において、前記梁本体は、いずれか一方の前記H形鋼のウェブの両主面から前記フランジと平行に延出し、かつ前記梁本体の長手方向に沿って延出したガイドを備えたことを特徴とするボイラ火炉内の作業足場用主梁構造を提供することにある。
本発明は、上記の課題を解決するための第3の手段として、上記第1又は第2の解決手段において、前記梁本体は、先端に水管ノーズ部の吊りロッドと係合する吊り具を備えたことを特徴とするボイラ火炉内の作業足場用主梁構造を提供することにある。
本発明は、上記の課題を解決するための第4の手段として、上記第1又は第2の解決手段において、前記梁本体は、一対のH形鋼の一方のフランジ同士が対向するように上下に積層し、前記フランジの間にトラス構造を設けた梁単体を長手方向に複数連結した構成であり、前記梁単体は、前記継材が側面にない構成、前記継材がいずれか一方の側面に1つ以上形成された構成、前記継材が両側面にそれぞれ1つ以上形成された構成のいずれかであることを特徴とするボイラ火炉内の作業足場用主梁構造を提供することにある。
本発明は、上記の課題を解決するための第5の手段として、一対のH形鋼の一方のフランジ同士が対向するように上下に積層し、前記フランジの間にトラス構造を設けた梁本体と、一端が前記梁本体の側面に支持されて前記梁本体の側面から前記梁本体の長手方向と交差する方向へ向けて扇状に開閉可能とし、他端が隣接する他の前記梁本体の側面と連結可能な継材と、を備えたボイラ火炉内の作業足場用主梁構造を載置可能として、ボイラ火炉の開口部から火炉内へ前記梁本体の長手方向に向けて搬送可能なローラ本体と、前記ローラ本体のローラ面から前記梁本体の載置側へ立設して前記梁本体を囲む枠体と、を備え、前記枠体には、前記一方のH形鋼の他方のフランジの両主面を把持可能な把持部と、前記把持部で把持した前記梁本体を長手方向に沿って進退移動可能な搬送部と、を形成したことを特徴とする作業足場用主梁搬送装置を提供することにある。
本発明は、上記の課題を解決するための第6の手段として、上記第5の解決手段において、前記枠体の内側には、前記梁本体のいずれか一方の前記H形鋼のウェブの両主面から前記フランジと平行に延出し、かつ前記梁本体の長手方向に沿って延出したガイドの側面と摺接する第1ガイドローラと、前記他方のH形鋼の他方のフランジの側面に摺接する第2ガイドローラと、を形成したことを特徴とする作業足場用主梁搬送装置を提供することにある。
本発明は、上記の課題を解決するための第7の手段として、上記第5又は第6の解決手段において、前記枠体の上部には、前記一方のH形鋼のフランジの主面に摺接する上部送り出しローラを形成したことを特徴とする作業足場用主梁搬送装置を提供することにある。
本発明は、上記の課題を解決するための第8の手段にとして、一対のH形鋼の一方のフランジ同士が対向するように上下に積層し、前記フランジの間にトラス構造を設けた梁単体を長手方向に連結しながら挿入し、炉内に複数の作業足場用主梁構造を形成し、開口部側の隣接する前記梁単体の継材を連結して作業用通路を形成し、前記作業用通路から足場板を拡張して設置することを特徴とする作業足場の設置方法。
本発明によれば、上記のように、トラス構造の梁本体の側面から扇状に開閉可能とし、隣接する梁本体に連結可能な継材を取り付けているので、所定の剛性を備えた梁本体の搬送形態を簡易化でき、かつ作業足場用の梁を容易かつ短工程で形成することができる。
本発明によれば、上記のように、梁本体にガイドを取り付けているので、搬送装置を用いた送り出しの際、梁本体の上部の横ぶれを防止して、梁本体をボイラ火炉の開口部から炉内へ直線状に搬送することができ、作業時間の短縮化や作業人員の減少化が図れる。
本発明によれば、上記のように、片持ち支持されて先端が垂下した梁本体を吊り上げて梁全体を水平に配置することができる。また水管ノーズ部の下部に支持台のような突部を設けることなく作業足場用梁を仮設することができる。
本発明によれば、上記のように、把持部で梁本体のH形鋼のフランジを把持しながら搬送しているので、梁本体の側面に継材のような付帯物、トラス構造などのような凹凸があっても梁本体を片持ち支持した状態で搬送することができる。
また把持部で梁本体のH形鋼のフランジの両主面を把持しているので、片持ち支持した先端の垂れ下がりを抑えることができる。また、梁本体を仮設位置で固定することができる。
本発明によれば、上記のように、第1及び第2ガイドローラにより梁本体の横ぶれを防止して、梁本体を開口部から炉内へ直線状に送り出すことができる。
本発明によれば、上記のように、梁本体の上部のH形鋼のフランジの主面に摺動する送りローラを備えているので、梁本体の片持ち支持側の起き上がりを押えて、梁本体の先端側の垂れ下がりを少なくすることができる。
本発明によれば、上記のように、梁単体を長手方向に連結しながら挿入し、炉内に複数の作業足場用主梁構造を形成し、開口部側の隣接する前記梁単体の継材を連結して作業用通路を形成しているため、前記作業用通路から容易に足場板を拡張して設置することができ、設置作業時間の短縮化を図ることができる。
本発明のボイラ火炉内の作業足場用主梁構造及び作業足場用主梁搬送装置の側面図である。 本発明のボイラ火炉内の作業足場用主梁構造を用いた作業足場の説明図である。 本発明のボイラ火炉内の作業足場用主梁構造10dの説明図である。 本発明のボイラ火炉内の作業足場用主梁構造10bの説明図である。 本発明のボイラ火炉内の作業足場用主梁構造10bの梁単体C,Dの連結手段の説明図である。 本発明のボイラ火炉内の作業足場用主梁構造10bの梁単体Bの継材の動作説明図である。 本発明のボイラ火炉内の作業足場用主梁構造の送り出しの説明図である。 本発明のボイラ火炉内の作業足場用主梁構造の吊り具、吊ロッドの説明図である。 本発明の作業足場用主梁搬送装置の斜視図である。 本発明の作業足場用主梁搬送装置の側面図である。 本発明の作業足場用主梁搬送装置の平面図である。 図10のA−A矢視図である。 図10のB−B矢視図である。 図10のC−C矢視図である。 把持部の説明図であり、(A)は平面図、(B)は側面図、(C)は開放状態の正面図、(D)は把持状態の正面図である。 作業足場の設置方法の説明図1である。 作業足場の設置方法の説明図2である。 作業足場の設置方法の説明図3である。
本発明のボイラ火炉内の作業足場用主梁構造(以下、単に作業足場用主梁構造という。)、作業足場用主梁搬送装置、及び作業足場の設置方法の実施形態を添付の図面を参照しながら、以下詳細に説明する。図1は、本発明のボイラ火炉内の作業足場用主梁構造及び作業足場用主梁搬送装置の側面図である。なお図1において継材は省略している。図2は本発明のボイラ火炉内の作業足場用主梁構造を用いた作業足場の説明図である。図3は本発明のボイラ火炉内の作業足場用主梁構造10dの説明図であり、梁単体A〜Eの各平面図、側面図、背面図を示している。図4は本発明のボイラ火炉内の作業足場用主梁構造10bの説明図であり、梁単体A〜Eの各平面図、側面図、背面図を示している。図5は、本発明のボイラ火炉内の作業足場用主梁構造10bの梁単体C,Dの連結手段の説明図である。なお図5において継材は省略している。図6は、本発明のボイラ火炉内の作業足場用主梁構造10bの梁単体Bの継材の動作説明図である。
<作業足場用主梁構造>
本発明の作業足場用主梁構造10は、所定の剛性を維持するためにトラスを採用した梁本体20及び継材60を主な基本構成としている。
梁本体20は、ボイラ火炉12の開口部14から炉内の水管ノーズ部16の下方に亘って掛け渡す長尺の主梁である。梁本体20は、一対のH形鋼とトラス構造26からなる。一対のH形鋼は、同一形状の第1H形鋼22と第2H形鋼24からなる。一対のH形鋼の間にはトラス構造26を取り付けている。第1及び第2H形鋼22,24は、それぞれ第1フランジ22a,24aと第2フランジ22b,24bとその間のウェブ22c,24cからなる。具体的な梁本体20の形態は、第1H形鋼22と第2H形鋼24の第1フランジ22a,24a同士が対向するように上下に積層し、第1フランジ22a,24aの間にトラス構造26を設けている。換言すれば、ウェブ22c,24c同士を同一平面上に配置し第1H形鋼22の第1フランジ22aの上面にトラス構造26を載せて、トラス構造26の上面に第2H形鋼24の第1フランジ24aを積層させている。第1及び第2H形鋼22,24は断面方向に第1及び第2フランジとウェブに接触する補強板28を設けている。梁本体20の強度を高めるため、補強板28は梁本体20の長手方向に沿って複数等間隔に設けている。
梁本体20は、図3,4に示すように複数分割(本実施形態では一例として5分割)した梁単体A〜Eを、先端の梁本体Aから搬送し、ついで梁本体B〜Eの順番で連結している。これによりボイラ火炉12の建屋での収納や、搬送時の取り扱いを容易に行うことができる。また梁単体B,Cには、後述する継材60がウェブのいずれか片側面1つ又は両側にそれぞれ1つずつ備えられている。梁単体Dには、継材60がウェブのいずれか片側面に2つ又は両側にそれぞれ2つずつ備えられている。このような構成の梁単体Dの継材は、図2に示すように、作業者用開口部18付近に設けられる通路を形成するためのものである。
各梁単体の連結には連結手段30を用いている。連結手段30は、梁単体の第1H形鋼22同士、第2H形鋼24同士を連結している。具体的な連結手段30は、第1H形鋼22同士の連結に、一対のプレート受け32と、主梁接続プレート34と、一対のキー溝付ピン36と、キープレート38を用いている。
プレート受け32は、高さがウェブの長さ(高さ)と略同等であり平面視で略矩形の一対のプレートであって、中心付近に後述するキー溝付ピン36を挿入可能な2つのピン孔32aを設けている。そしてプレート受け32は、ウェブ22cを中心に第1フランジ22aと第2フランジ22bのツバ間でウェブ22cと平行に取り付けている。プレート受け32とウェブ22cの間には、後述する主梁接続プレート34を挿入可能なプレート挿入穴32bが形成される。プレート受け32は後述するキープレート38を固定する取付穴32cを設けている。このようなプレート受け32は、梁単体の第1H形鋼22の両端に取り付けている。
主梁接続プレート34は、前記プレート挿入穴32bに挿入可能な厚みと、プレート受け32を2枚並べた長さに相当する長手方向の長さと、ウェブ22cの長さ(高さ)と略同等の高さの略矩形の一対のプレートである。主梁接続プレート34は、前記プレート挿入穴32bに挿入した際に、ピン孔32aと対向する位置に4つの孔34aを設けている。
キー溝付ピン36は、ピン孔32a及び孔34aに挿入可能なピンであって、一端にツバ36aを形成し、他端側にキー溝36bを形成している。キー溝付ピン36は、ピン孔32aに挿入してツバ36aがプレート受け32の一方のプレートに当接するとキー溝36bが他方のプレートから突出する長さに設定されている。
キープレート38は、プレート受け32のプレートから突出したキー溝36bに嵌合する一対の凹部38aを備えている。またキープレート38は、プレート受け32の取付穴32cと対向する位置に取付孔38bを設けている。
また第2H形鋼24同士の連結には、主梁接続プレート34と、一対のプレート受け33と、一対のピン42と、一対のピン押えガイド40を用いている。なお主梁接続プレート34は、第1H形鋼22の連結に用いたものと同様の形態である。
プレート受け33は、第1H形鋼22の連結に用いるものと略同等の形態であり第2H形鋼24にも適用可能であるが、取付穴33cの位置が異なっている。プレート受け33の取付穴33cは、ピン孔33aを間に挟むように設けている。
ピン42は、ピン孔33aに挿入可能な直径であり、プレート受け33の厚み、換言すると一対のプレートの外側同士の距離に相当する長さに設定されている。このようなピン42は、プレート受け33に挿入した際にプレート受け33の主面から両端が突出しないように構成している。
ピン押えガイド40は、外側からプレート受け33のピン孔33aを閉塞して、プレート受け33の両主面からH形鋼のフランジと平行に突出し、かつ梁本体20の長手方向に延出したガイドである。具体的なピン押えガイド40の形態は、ピン孔33aを覆う矩形プレートと、矩形プレートの主面からH形鋼のフランジと平行、換言すると矩形プレートから垂直に突出する突出プレートと、突出プレートの先端で梁本体20の長手方向に沿って延出、換言すると矩形プレートと平行に延出した延出プレートからなる。このような構成のピン押えガイド40は、後述するガイド50と共に梁本体20の長手方向に沿って連続的に形成することができる。ピン押えガイド40には、プレート受け33の取付穴33cと対向する位置に取付孔40aを設けて、ボルトなどの締結手段を挿入してプレート受け33に固定することができる。
第2H形鋼24のウェブ24cの両主面にはガイド50を取り付けている。
ガイド50は、第2H形鋼24のウェブ24cの両主面からフランジと平行に突出し、かつ梁本体20の長手方向に沿って延出させている。具体的なガイド50の構成は、補強板28に取り付けたガイド支持片52に取り付けている。ガイド支持片52は、補強板28の中心からフランジと平行であって、ウェブ24cから離れる方向に突出している。ガイド50はガイド支持片52の端面に、ウェブ24cと平行、換言すれば梁本体20の長手方向に沿って延出させている。本実施形態のガイド50は、ウェブ24cに対して、フランジよりも外側に突出させている。
継材60は、ボイラ火炉12の開口部14から同一方向に挿入された複数の作業足場用主梁構造10同士を互いに長手方向と直交する方向に連結する連結部材である。本実施形態の継材60は、梁本体20と同様にトラス構造62を採用し、トラス構造62の四隅に長手方向に沿って延出した締結金具63を設けている。締結金具63にはボルト、ピンなどを挿入可能な孔64を設けている。このような継材60は、一端側を支持部66、他端側を連結部68としている。
支持部66は、梁本体20の側面から長手方向と直交する方向に延出された上下一対の支持片69に取り付けている。支持片69は梁本体20を中心として両側面に突出している。上下一対の支持片69の間隔は、継材60の縦方向(高さ方向)の長さと略同じ長さに設定している。また上下の支持片69は、両端に平面視で孔64と重なる位置に孔69aを設けている。支持片69は、梁本体20を中心とした場合の左右の突出長さがガイド50の突出長さと略同じ長さか、それよりも短い長さに設定されている。支持部66は、ボルトなどの締結手段を用いて支持片69に取り付けている。継材60は、このような支持部66を支点として、梁本体20の側面から梁本体20の長手方向と交差する方向へ向けて扇状に開閉可能に形成されている。
連結部68は、隣接する他の梁本体20の側面と連結可能としている。連結部68は、梁本体20の長手方向と直交する方向にある支持片69の孔69aにピンなどの締結手段を用いて固定し、梁本体20同士を連結することができる。
作業用主梁構造10に継材を設ける構成は、ボイラ火炉の形態によって設計変更可能である。継材60の取り付けは、一例として図2に示すように、作業足場用主梁構造10aには、継材を設けていない構成である。作業用主梁構造10bは、開口部14からボイラ火炉に向かってウェブの右側(片側)に継材60を備えた構成である。作業用主梁構造10cは、開口部14からボイラ火炉に向かってウェブの左側(片側)に継材60を備えた構成である。作業用主梁構造10dは、ウェブの両側に継材60を備えた構成である。
図3に示す作業足場用主梁構造10dの梁単体B,Cの支持片69は、梁本体20を中心として両側に継材60を1つずつ設けている。また梁単体Dの支持片69は、梁本体20を中心として両方に2つの継材60を設けている。図4に示す作業足場用主梁構造10bの梁単体B,Cの支持片69は、梁本体20を中心として一方に継材60を設け、他方に孔69aに嵌合するピン69bが設けられている。また梁単体Dの支持片69は、梁本体20を中心として片側に継材60を2つずつ設けている。
図8は本発明のボイラ火炉内の作業足場用主梁構造の吊り具、吊ロッドの説明図である。
梁本体20の先端に位置する梁単体Aには吊り具70を設けている。吊り具70は、第1吊金物72と第2吊金物74からなり、互いにピン結合している。第1吊金物72は、後述する水管ノーズ部の吊ロッド80に接続可能な孔73を設けている。第2吊金物74は、第1吊金物72よりも長尺の金物であって、長孔75が形成されている。長孔75には梁単体Aに設けられたピンが貫通している。吊り具70は、梁単体Aの先端に設けられた上面から上下方向に開口し、かつ上面から水平に開口した逆L字形の収納穴76に収納されている。長孔75に貫通するピンは、収納穴76の屈曲付近に設けられている。
吊ロッド80は、梁本体20の吊り具70と係合することによって、片持ち支持されて先端が下方に垂下した梁本体20を上方へ引き上げて水平方向に配置可能なロッドである。吊ロッド80は、吊り具70の上方となる水管ノーズ部16の内部に設けられている。吊ロッド80と吊り具70の間となる水管ノーズ部16の下面には、開口部14aが形成されている。吊ロッド80は水管ノーズ部16の内部に設けられたサポート梁19のナット19aと垂直方向に螺合するロッドである。吊ロッド80の下端には、第1吊金物72の孔73に重ねて締結手段を挿入して係合する孔80aが設けられている。この開口部14aから吊り具70と吊ロッド80を係合させることができる。
このような構成の吊り具70は、図8(A)に示すように。収容時に収納穴76の上下方向の穴に第2吊金物74が収まり、横方向の穴に第2吊金物74から直角に折れ曲がった第1吊金物72が収まっている。
図8(B)に示すように、吊ロッド80との係合は、まず水管ノーズ部16の開口部14aから下方の第1吊金物72の孔にワイヤを通して上方へ引張り第1吊金物72を起こす。そして第2吊金物74の長手方向に引張り第2吊金物74を引き上げる。第1吊金物72の孔73と吊ロッド80の孔80aの中心を一致させて締結手段を用いて係合させる(図8(C))。サポート梁19のナット19aを増し締めして下方に垂下した梁本体20を引き上げて定位置、換言すれば水平に配置する。
<作業足場用主梁搬送装置>
次に本発明の作業足場用主梁搬送装置100について以下説明する。図9は本発明の作業足場用主梁搬送装置の斜視図である。図10は本発明の作業足場用主梁搬送装置の側面図である。図11は本発明の作業足場用主梁搬送装置の平面図である。図12は図10のA−A矢視図である。図13は図10のB−B矢視図である。図14は図10のC−C矢視図である。なお図12〜14は、いずれも梁単体D(片側に2本の継材を備えた構成)を1点破線で追記している。
作業足場用主梁搬送装置100は、作業足場用主梁構造10を載置可能として、ボイラ火炉12の開口部14から火炉内へ梁本体20の長手方向に沿って搬送可能なローラ本体120と、ローラ本体120のローラ面から梁本体20の載置側へ立設して前記梁本体を囲む枠体130と、を備えている。
ローラ本体120は、2本のチャンネルの間に複数の送り出しローラ122を所定間隔で直線状に配置している。送り出しローラ122は自由回転可能とし、モータなどの駆動源を備えていない。また開口部側の送り出しローラ124は、他の送り出しローラ122よりも直径を大きくし、ベアリング機構を備えた構成としている。このようなローラ本体120は、梁本体20の底面に複数の送り出しローラ122,124が接触して、長手方向に沿って搬送することができる。
枠体130は、ローラ本体120の開口部側で、梁本体20をアーチ状に囲むように梁本体20の載置面から垂直方向に立設させている。実施形態の枠体130は、第1枠体132と第2枠体134とからなる。
第1枠体132は、ローラ本体120の開口部側の端部に設けている。第1枠体132には、第1ガイドローラ136と第2ガイドローラ138を取り付けている。
第1ガイドローラ136は、第1枠体132の上方で間の梁本体20を挟むよう取り付けている。第1ガイドローラ136は、梁本体20の第2H形鋼24のガイド50の両側面と接触する一対のローラである。
第2ガイドローラ138は、第1枠体132の下方で間の梁本体20を挟むよう取り付けている。第2ガイドローラ138は、梁本体20の第1H形鋼22の第2フランジ22bの両側面と接触する一対のローラである。このような構成の第1及び第2ガイドローラ136,138によれば、梁本体20の搬送方向に対する横揺れを防止して梁本体20をボイラ火炉内へ向かって真直ぐに搬送することができる。
第2枠体134は、ローラ本体120の中心から開口部側に設けている。第2枠体134には、上部送り出しローラ140と、搬送部150と、把持部160を取り付けている。
上部送り出しローラ140は、第2枠体134の上部で、梁本体20の第2H形鋼24の第2フランジ24b上面と接触するローラである。上部送り出しローラ140は、自由回転可能とし、モータなどの駆動源を備えていない。また開口部側の送り出しローラ124と同様に他の送り出しローラ122よりも直径を大きくし、ベアリング機構を備えた構成としている。
搬送部150は、第2枠体134の上部から第1枠体132側へ向けて水平方向に延出した油圧シリンダ機構である。搬送部150は、油圧シリンダ152と、ピストンロッド154からなり、油圧シリンダ152は端部を第2枠体134の上部に取り付けている。ピストンロッド154は油圧シリンダ152内を往復運動可能とし、先端に後述する把持部160が取り付けられている。このような構成の搬送部150は、油圧源(不図示)の油圧が油圧シリンダ152に供給されてピストンロッド154の伸縮により把持部160を梁本体20の長手方向に沿って進退移動可能な構成としている。
図15は把持部の説明図であり、(A)は平面図、(B)は側面図、(C)は(A)の開放状態のD−D矢視図、(D)は(A)の把持状態のD−D矢視図である。梁単体B,CあるいはEを把持した例を示している。把持部160は、クランプ板162と、クランプジャッキ164と、クランプアーム166と、走行ローラ168を備えている。
クランプ板162は、第2H形鋼24の第2フランジ24bの一方の主面(上面)側に配置する平面視で略矩形のプレートである。クランプ板162の上面には一対のクランプジャッキ164と、クランプジャッキ164に接続する油圧経路が取り付けられている。
梁本体20の長手方向と並行なクランプ板162の辺には一対の切り欠きがあり、この切り欠きにはクランプアーム166が取り付けられている。クランプアーム166は、断面視でコ字形の形状であり、対向する辺のいずれか一方の辺がクランプジャッキ164の可動部に接続し、他方の辺がクランプ板162の他方の主面(下面)と所定間隔を開けて対向している。本実施形態の梁本体20は、クランプ板の下面とクランプアーム166の他方の辺の間に第2H形鋼24の第2フランジ24bを挟んだ状態で搬送される。
図15(C)に示すように、油圧源(不図示)からの油圧が供給されてクランプジャッキ164が縮小すると、クランプアーム166が下方(ローラ本体120へ近づく方向)へ移動し、クランプ板162との間が大きくなり、第2H形鋼24の第2フランジ24bの両主面を開放することができる。
一方、図15(D)に示すように、油圧源(不図示)からの油圧が供給されてクランプジャッキ164が伸長すると、クランプアーム166が上方(ローラ本体120から離れる方向)へ移動し、クランプ板162との間が小さくなり第2H形鋼24の第2フランジ24bの両主面を把持することができる。
走行ローラ168は、梁本体20の長手方向と交差する方向のクランプ板162の辺にそれぞれ4つ取り付けられている。走行ローラ168は、第2H形鋼24の第2フランジ24bの上面と接触して把持部160を梁本体20の上で支持することができる。
上記構成によるボイラ火炉内の作業足場用主梁構造及び作業足場用主梁搬送装置の作用について以下説明する。
図7は本発明のボイラ火炉内の作業足場用主梁構造の送り出しの説明図である。
図7(A)に示すように、クレーンを用いて梁単体Aを作業足場用主梁搬送装置100のローラ本体120上に載置する。そして梁単体Aを開口部14側へ押し出してスペースを開ける。ついでクレーンを用いて梁単体Bをローラ本体120上に載置する。梁単体Aと梁単体Bは連結手段30を用いて連結している。あらかじめ梁単体Aには、プレート受け32,33と主梁接続プレート34が取り付けられている。また梁単体Bには、プレート受け32,33が取り付けられている。そして、梁単体Aの主梁接続プレート34を梁単体Bのプレート受け32,33に挿入する。梁単体Bの上部のプレート受け33のピン孔32aにピン42を挿入し、ついでピン押えガイド40をプレート受け33の外側からピン孔32aを閉塞して、取付穴33cに締結手段を挿入して固定する。これにより、ピン押えガイド40は、ガイド50と共に梁本体20の長手方向に沿って連続的に形成することができる。梁単体Bの下部のプレート受け32のピン孔32aには、キー溝付ピン36を挿入し、ついでキープレート38の凹部をキー溝36bに嵌合させる。そして、取付孔38bに締結手段を挿入して固定する。
連結された梁単体A及び梁単体Bは、把持部160で第2H形鋼24の第2フランジ24bを把持しながら、搬送部150で開口部14側へ搬送し、開口部14から梁単体Aを火炉内へ挿入する。
図7(B)〜(D)についても同様に、クレーンを用いて梁単体C〜梁単体Eを搬送装置のローラ本体120の上に載置する。そして連結手段30を用いて連結し、搬送しながら梁本体20を形成する。
図7(E)に示すように、梁単体Eのフランジを把持部160で把持しながら搬送すると梁単体Aの先端が水管ノーズ部16の開口部14aの下方に位置する。このとき、作業足場用主梁搬送装置100で片持ち支持された梁本体20は、自重により先端側が垂下している。
図7(F)に示すように、水管ノーズ部16の開口部14aを開放する。開口部14aから下方の第1吊金物72の孔にワイヤを通して上方へ引張り第1吊金物72を起伏させる。そして第2吊金物74の長手方向に引き上げて第2吊金物74を引き上げる。第1吊金物72の孔と吊ロッド80の孔の中心を一致させて締結手段を用いて係合させる。サポート梁19のナット19aを増し締めして下方に垂下した作業足場用主梁構造10を引き上げて定位置、換言すれば水平方向に配置する。これにより、作業足場用主梁構造10は、先端側(梁単体A)を水管ノーズ部16の吊ロッド80に係合し、末端側(梁単体E)を把持部160で把持して、火炉内で固定することができる。
図16〜18は作業足場の設置方法の説明図である。作業足場用主梁構造10a,10bを作業者用開口部18があるボイラ火炉12の側面側(一端)から挿入する(図16(A))。そして、作業者用開口部18付近の作業足場用主梁構造10bの継材60を梁本体20の長手方向と交差する方向へ扇状に開放し、隣接する作業足場用主梁構造10aの梁本体20の支持片69の孔69aに締結手段を用いて固定する。そして、継材60の上に作業者用開口部18から搬入した足場板170を載置して作業者用の通路を形成する。
次に、図16(B)に示すように、張出し梁172を作業足場用主梁構造10a及び10bを跨ぐと共に、一端がボイラ火炉12の壁面側へ突出するように配置する。作業者用開口部18から搬入した足場板170を作業足場用主梁10a及び10bの間と、作業足場用主梁10a及びボイラ火炉の壁面の間に載置して固定する。またもう一方の作業者用開口部18があるボイラ火炉12の側面側(他端)から作業足場用主梁構造10a,10cを挿入して、作業者用開口部18付近の作業足場用主梁構造10cの継材60を梁本体20の長手方向と交差する方向へ扇状に開放し、隣接する作業足場用主梁構造10aの梁本体20の支持片69の孔69aに締結手段を用いて固定し、足場板170を載置して作業者用の通路を形成する。
図16(C)に示すように、足場板170を載置する作業と並行して、作業足場用主梁構造10b及び10dを挿入し、作業者用の通路を形成する工程を行う。
このような作業を平面視で水管ノーズ部16の先端と重なる位置まで行なう(図16(D))。
次に、図17(A)に示すように、枠状の吊り足場176を形成する箇所となる作業足場を枠状に囲う箇所の足場板170を撤去して開口を形成する(同図中の×印箇所)。
そして図17(B)に示すように、作業足場の上面に仮置きした吊り足場176を開口から下方へ挿入する。
水管ノーズ16の下方に配置する吊り足場176aは、まず、水管ノーズ部16の先端側で、作業足場の下方へ挿入した後、枠状の吊り足場支持梁174で支持させる。
図17(C)に示すように、吊り足場支持梁174で支持した吊り足場176aを水管ノーズ部16の下方の梁単体Aまでスライド移動させる。
図18に示すように、吊り足場176同士を足場板170で連結すると、作業足場の作業エリアよりも下面に、作業足場を枠状に囲む吊り足場176が形成される。このような吊り足場176の構成により、水管ノーズ部16の下面などのエリアについても点検作用を行うことができる。
このような本発明の作業足場用主梁構造によれば、トラス構造の梁本体の側面から扇状に開閉可能とし、隣接する梁本体に連結可能な継材を取り付けているので、所定の剛性を備えた梁本体の搬送形態を簡易化でき、かつ作業足場用の梁を容易かつ短工程で形成することができる。
また本発明の作業足場用主梁搬送装置によれば、把持部で梁本体のH形鋼のフランジを把持しながら搬送しているので、梁本体の側面に継材のような付帯物、トラス構造などのような凹凸があっても梁本体を片持ち支持した状態で搬送することができる。
10………ボイラ火炉内の作業足場用主梁構造、12………ボイラ火炉、14,14a………開口部、16………水管ノーズ部、18………作業者用開口部、19………サポート梁、19a………ナット、20………梁本体、22………第1H形鋼、22a………第1フランジ、22b………第2フランジ、22c………ウェブ、24………第2H形鋼、24a………第1フランジ、24b………第2フランジ、24c………ウェブ、26………トラス構造、28………補強板、30………連結手段、32,33………プレート受け、32a,33a………ピン孔、32b………プレート挿入穴、32c,33c………取付穴、34………主梁接続プレート、34a………孔、36………キー溝付ピン、36a………ツバ、36b………キー溝、38………キープレート、38a………凹部、38b………取付孔、40………ピン押えガイド、40a………取付孔、42………ピン、50………ガイド、52………ガイド支持片、60………継材、62………トラス構造、63………締結金具、64………孔、66………支持部、68………連結部、69………支持片、69a………孔、69b………ピン、70………吊り具、72………第1吊金物、73………孔、74………第2吊金物、75………長孔、76………収納穴、80………吊ロッド、80a………孔、100………作業足場用主梁搬送装置、120………ローラ本体、122,124………送り出しローラ、130………枠体、132………第1枠体、134………第2枠体、136………第1ガイドローラ、138………第2ガイドローラ、140………上部送り出しローラ、150………搬送部、152………油圧シリンダ、154………ピストンロッド、160………把持部、162………クランプ板、164………クランプジャッキ、166………クランプアーム、168………走行ローラ、170………足場板、172………張出し梁、174………吊り足場支持梁、176,176a………吊り足場。

Claims (8)

  1. 一対のH形鋼の一方のフランジ同士が対向するように上下に積層し、前記フランジの間にトラス構造を設けた梁本体と、
    一端が前記梁本体の側面に支持されて前記一端を支点として前記梁本体の側面から前記梁本体の長手方向と交差する方向へ向けて扇状に開閉可能とし、他端が隣接する他の前記梁本体の側面と連結可能な継材と、
    を備えたことを特徴とするボイラ火炉内の作業足場用主梁構造。
  2. 前記梁本体は、いずれか一方の前記H形鋼のウェブの両主面から前記フランジと平行に突出し、かつ前記梁本体の長手方向に沿って延出したガイドを備えたことを特徴とする請求項1に記載のボイラ火炉内の作業足場用主梁構造。
  3. 前記梁本体は、先端に水管ノーズ部の吊ロッドと係合する吊り具を備えたことを特徴とする請求項1又は2に記載のボイラ火炉内の作業足場用主梁構造。
  4. 前記梁本体は、一対のH形鋼の一方のフランジ同士が対向するように上下に積層し、前記フランジの間にトラス構造を設けた梁単体を長手方向に複数連結した構成であり、
    前記梁単体は、前記継材が側面にない構成、前記継材がいずれか一方の側面に1つ以上形成された構成、前記継材が両側面にそれぞれ1つ以上形成された構成のいずれかであることを特徴とする請求項1又は2に記載のボイラ火炉内の作業足場用主梁構造。
  5. 一対のH形鋼の一方のフランジ同士が対向するように上下に積層し、前記フランジの間にトラス構造を設けた梁本体と、一端が前記梁本体の側面に支持されて前記梁本体の側面から前記梁本体の長手方向と交差する方向へ向けて扇状に開閉可能とし、他端が隣接する他の前記梁本体の側面と連結可能な継材と、を備えたボイラ火炉内の作業足場用主梁構造を載置可能として、ボイラ火炉の開口部から火炉内へ前記梁本体の長手方向に沿って搬送可能なローラ本体と、
    前記ローラ本体のローラ面から前記梁本体の載置側へ立設して前記梁本体を囲む枠体と、
    を備え、
    前記枠体には、
    前記一方のH形鋼の他方のフランジの両主面を把持可能な把持部と、
    前記把持部で把持した前記梁本体を長手方向に沿って進退移動可能な搬送部と、
    を形成したことを特徴とする作業足場用主梁搬送装置。
  6. 前記枠体の内側には、
    前記梁本体のいずれか一方の前記H形鋼のウェブの両主面から前記フランジと平行に延出し、かつ前記梁本体の長手方向に沿って延出したガイドの側面と摺接する第1ガイドローラと、
    前記他方のH形鋼の他方のフランジの側面に摺接する第2ガイドローラと、
    を形成したことを特徴とする請求項5に記載の作業足場用主梁搬送装置。
  7. 前記枠体の上部には、
    前記一方のH形鋼のフランジの主面に摺接する上部送り出しローラを形成したことを特徴とする請求項5又は6に記載の作業足場用主梁搬送装置。
  8. 一対のH形鋼の一方のフランジ同士が対向するように上下に積層し、前記フランジの間にトラス構造を設けた梁単体を長手方向に連結しながら挿入し、炉内に複数の作業足場用主梁構造を形成し、
    開口部側の隣接する前記梁単体の継材を連結して作業用通路を形成し、
    前記作業用通路から足場板を拡張して設置することを特徴とする作業足場の設置方法。
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