JP6917948B2 - 重量物の揚重装置、および、揚重運搬方法 - Google Patents

重量物の揚重装置、および、揚重運搬方法 Download PDF

Info

Publication number
JP6917948B2
JP6917948B2 JP2018108305A JP2018108305A JP6917948B2 JP 6917948 B2 JP6917948 B2 JP 6917948B2 JP 2018108305 A JP2018108305 A JP 2018108305A JP 2018108305 A JP2018108305 A JP 2018108305A JP 6917948 B2 JP6917948 B2 JP 6917948B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rail
lifting
trolley
heavy object
lifting device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2018108305A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2019210109A (ja
Inventor
安井 啓二
啓二 安井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Building Systems Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Building Systems Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Building Systems Co Ltd filed Critical Hitachi Building Systems Co Ltd
Priority to JP2018108305A priority Critical patent/JP6917948B2/ja
Priority to CN201910361559.XA priority patent/CN110562856B/zh
Publication of JP2019210109A publication Critical patent/JP2019210109A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6917948B2 publication Critical patent/JP6917948B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B66HOISTING; LIFTING; HAULING
    • B66CCRANES; LOAD-ENGAGING ELEMENTS OR DEVICES FOR CRANES, CAPSTANS, WINCHES, OR TACKLES
    • B66C19/00Cranes comprising trolleys or crabs running on fixed or movable bridges or gantries
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B66HOISTING; LIFTING; HAULING
    • B66CCRANES; LOAD-ENGAGING ELEMENTS OR DEVICES FOR CRANES, CAPSTANS, WINCHES, OR TACKLES
    • B66C5/00Base supporting structures with legs
    • B66C5/02Fixed or travelling bridges or gantries, i.e. elongated structures of inverted L or of inverted U shape or tripods
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B66HOISTING; LIFTING; HAULING
    • B66CCRANES; LOAD-ENGAGING ELEMENTS OR DEVICES FOR CRANES, CAPSTANS, WINCHES, OR TACKLES
    • B66C7/00Runways, tracks or trackways for trolleys or cranes
    • B66C7/02Runways, tracks or trackways for trolleys or cranes for underhung trolleys or cranes
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B66HOISTING; LIFTING; HAULING
    • B66CCRANES; LOAD-ENGAGING ELEMENTS OR DEVICES FOR CRANES, CAPSTANS, WINCHES, OR TACKLES
    • B66C7/00Runways, tracks or trackways for trolleys or cranes
    • B66C7/08Constructional features of runway rails or rail mountings

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Civil Engineering (AREA)
  • Structural Engineering (AREA)
  • Lift-Guide Devices, And Elevator Ropes And Cables (AREA)
  • Leg Units, Guards, And Driving Tracks Of Cranes (AREA)

Description

この発明は、重量物を揚重する揚重装置、および、それを用いた揚重運搬方法に関するものである。
従来、巻上機等の重量物を運搬する際には、チェーンブロック等の揚重機を有する揚重装置を用いて重量物を所定の高さまで吊り上げた後、トロリービーム(レール)上をトロリ等で移動することで、その重量物を所望の位置に運搬していた。
揚重装置の一例として、特許文献1に開示されるエレベーターの巻上機の揚重装置がある。例えば、同文献の要約書には、課題として「簡単な構成で巻上機を揚重する際の吊り代を確保できる揚重ブラケット、巻上機の設置方法及び巻上機を提供する」と記載されており、その解決手段として「揚重ブラケットは、第1部材と、第2部材と、第1調整機構と、第2調整機構と、を備えている。第1調整機構は、吊り点の水平方向の位置を調整可能に構成されている。第2調整機構は、吊り点の鉛直方向の位置を調整可能に構成されている。そして、揚重ブラケットは、巻上機の鉛直方向の頂部を除く2箇所に取り付けられる。」と記載されている。
同特許の図1や図2からも分かるように、エレベーターの機械室の高さは巻上機の大きさに比して低い場合も多いため(例えば巻上機の大きさが1メートル超に対し、機械室の高さが2メートル程度)、特許文献1では、重量物の頂部の吊り点を使用する代わりに、側面に取付けた2つの揚重ブラケットを吊り点とすることで、チェーンブロックの設置スペースを確保していた。
特開2018−12562号公報
しかしながら、特許文献1の構成では、巻上機の側面部の吊り点を使用する為に、巻上機を挟む位置に2つのトロリが必要となり、巻上機の頂部の吊り点を使用し1つのトロリのみを用いた揚重運搬方法と比べ、巻上機の移動距離が短くなるという問題があった。
この問題は、レール自体の長さを延ばすことで解決可能であるが、レールを長くしその重量が増加すると、レールを機械室に運搬する作業員の労力が増えたり、エレベーターのかごへのレールの積載が難しくなったりするため、実際には、長いレールを利用することで巻上機の一回の揚重毎の移動距離をのばすことは難しかった。
本発明は、以上の問題を踏まえてなされたものであり、比較的短いレールを用いながらも、一回の揚重による移動距離をのばすことができる揚重装置、および、それを用いた揚重運搬する方法を提供することにある。
前記目的を達成するために、本発明に係る重量物の揚重装置は、略水平な第一レールと、該第一レールにより一端を支持される、略水平な第二レールと、前記第一レールの一端を支持する第一門型構造体と、前記第一レールの他端を支持する第二門型構造体と、前記第二レールの他端を支持する支持部材と、前記第一レールを移動する第一トロリと、前記第二レールを移動する第二トロリと、前記第一レールと前記第二レールを移設可能な第三トロリと、各トロリに設けられ前記重量物を揚重する揚重機と、を有するものとした。
また、本発明に係る他の重量物の揚重装置は、略水平な第一レールと、該第一レールにより一端を支持される、略水平な第二レールと、前記第一レールの一端を支持する第一門型構造体と、前記第一レールの他端を支持する第二門型構造体と、前記第二レールの他端を支持する支持部材と、前記第一レールを移動する第一トロリおよび第三トロリと、前記第二レールを移動する第二トロリと、各トロリに設けられ前記重量物を揚重する揚重機と、を有するものとした。
本発明に係る重量物の揚重装置及び揚重方法によれば、追加したレールから重量物を移すので、重量物を運搬するときに、揚重機で吊っている重量物を床面に一旦置くことなく重量物を運搬することができ、重量物の移動距離がのびる。これにより本発明は、揚重装置の移動作業の手間を低減することができ、施工工数及び施工費用を低減させることができる。
実施例1の揚重装置の全体構成を示す側面図。 実施例1の揚重装置の全体構成を示す斜視図。 重量物を示す側面図。 実施例1における揚重運搬方法の第一ステップを示す斜視図。 実施例1における揚重運搬方法の第二ステップを示す斜視図。 実施例1における揚重運搬方法の第三ステップ、第四ステップを示す斜視図。 実施例1における揚重運搬方法の第五ステップを示す斜視図。 実施例2のレール連結部材を示す斜視図。 実施例2のレール連結方法を説明する縦断面図。 実施例2のレール連結方法を説明する側面図。 実施例2のレール連結方法を説明する斜視図。 実施例2の揚重装置の全体構成を示す斜視図。 実施例2の揚重装置を用いた揚重運搬方法を説明する斜視図。
以下、本発明の重量物の揚重装置、及び、揚重運搬方法の実施例を図面に基づいて説明する。なお、各図面において共通の部材には、同一の符号を付している。
図1、図2に示すように、本発明の一実施例に係る重量物の揚重装置1は、略水平な主レール4aと、この主レール4aの両端を支持する2つの門型構造体と、この主レール4aの一端の上部に設けられたレール連結部材100と、このレール連結部材100と支柱2eに支持された副レール4bと、主レール4aに設けられたトロリ5a、5bと、副レール4bに設けられたトロリ5cと、各トロリに設けた揚重機であるチェーンブロック6a、6b、6cを備えている。
前述した2つの門型構造体のそれぞれは、互いに対向して配置される伸縮可能な一対の支柱、すなわち、一対の支柱2a、2b、及び、支柱2c、2dと、各支柱対の上部を連結するつなぎ柱(以下、「梁」という)、すなわち、一対の支柱2a、2bの上部を連結する梁3a、及び、一対の支柱2c、2dの上部を連結する梁3bとを備えている。そして、本実施例では、一方の門型構造体の梁3aと、他方の門型構造体の梁3bの中点を連結するように前述した主レール4aを設けている。
次に、主レール4aの上部にレール連結部材100を連結し、レール連結部材100の上部に支柱2eを締結した副レール4bを連結する。本実施例では、副レール4bと主レール4aが直線状になるように連結している。
支柱2a、2b、2c、2d、2eは、その長さが長手方向に可変なパイプサポート等によって構成されている。梁3a、3bは、例えばH型鋼材によって構成されている。梁3aは支柱2a、2bの例えば頂部にボルトで水平になるように固定されている。同様に梁3bも、支柱2c、2dの例えば頂部にボルトで水平になるように固定されている。
主レール4a、副レール4bは、例えばH型鋼材やI型鋼材によって構成されており、梁3a、3bの中点において結合するようにボルトで固定されている。なお、主レール4a、副レール4bと梁3a、3bとをボルトでなく、レールクリップや万力等で固定してもよい。また、本実施形態では、梁3a、3bと主レール4aとを例えば互いに直交するように配置してある。そして、設置台52は、床面51上に設置されており、5本の支柱2は設置台52を回避するように設置される。
本実施例では、揚重装置1が揚重する重量物が巻上機10である例を説明する。この巻上機10は、後述するように、頂部に揚重ブラケット10aを設け、側面に揚重ブラケット10b、10cを設けたものであり、床面51から設置台52へ運搬する際、または、設置台52から床面51へ運搬する際に、いずれかの揚重ブラケットを用いて揚重装置1により揚重される。なお、ここでは、重量物の一例として、例えばエレベーターのリニューアル工事に使用される巻上機を例示しているが、これ以外の、制御盤、停電時の動力源として使用されるバッテリの何れかを揚重対象物としても良い。
次に、図3を用いて、巻上機10の詳細を説明する。図3は、ローラ付き台部11a、11bの上に巻上機10を搭載した状態を示している。同図において、ローラ付き台部11a、11bは、図示しないねじ穴に螺合するボルトによって巻上機10に固定されている。このように構成することにより、巻上機10はローラ付き台車のような状態で床面51上を横引きして運搬することが可能になる。
また、巻上機10は重心の鉛直方向に図示しないねじ穴に螺合するボルトによって揚重ブラケット10aが巻上機10に固定されており、巻上機10の重心の鉛直方向に直交する幅方向の両側、すなわち巻上機10の側面部に図示しないねじ穴に螺合するボルトによって揚重ブラケット10b、10cが巻上機10に固定されている。
次に、本実施例に係る揚重装置1を用いた巻上機10の揚重運搬方法の詳細について説明する。本実施例に係る揚重運搬方法は、例えばエレベーターのリニューアル工事に際し、巻上機10をエレベーターの機械室の設置台52まで揚重運搬する際に用いられるものである。
この揚重運搬方法は、床面51上に揚重装置1を設置する第一ステップと、副レール4bのチェーンブロック6bで巻上機10を揚重する第二ステップと、主レール4aのチェーンブロック6aと副レール4bのチェーンブロック6b、6cで巻上機10を揚重する第三ステップと、チェーンブロック6bを移設する第四ステップと、主レール4aのチェーンブロック6bで巻上機10を揚重する第五ステップと、副レール4bのチェーンブロック6cを巻上機10から取り外す第六ステップを含んでいる。以下、図2から図7、および、図2を用いて、各ステップの詳細を説明する。
<第一ステップ>
初めに第一ステップとして、設置台52を覆うように、揚重装置1を設置する。
すなわち、図4に示すように、支柱2a、2bの頂部に梁3aをボルトにて水平に締結した門型構造体と、支柱2c、2dの頂部に梁3bをボルトにて水平に締結した門型構造体を、図示しない設置台52を挟むように床面51に立設する。次に、主レール4aを梁3a、3bの中点を結合するようにボルトで固定した後、主レール4aが水平となるように支柱2a、2b、2c、2dを伸縮させて、これらの支柱2a、2b、2c、2dの長さを調整する。次に、支柱2eの頂部に副レール4bをボルトにて水平に締結する。次に、主レール4aの上にレール連結部材100を図示しないレールクリップにて連結し、レール連結部材100の上に支柱2eを締結した副レール4bを図示しないレールクリップにて連結する。この時、副レール4bが主レール4aに対し水平方向に真直させて連結する。最後に、主レール4aにトロリ5aとチェーンブロック6a、副レール4bにトロリ5bとチェーンブロック6b、トロリ5cとチェーンブロック6cを取り付ける。なお、トロリ5bは主レール4aと副レール4bを移設可能であり、主レール4aと副レール4b上を移動可能である。
揚重装置1の設置後、ローラ付き台車11a、11bに搭載された巻上機10を、床面51を横引きし、副レール4bの鉛直方向に配置する。これにより、第一ステップは完了する。
<第二ステップ>
第二ステップでは、図5に示すように、床面51に置かれた巻上機10の頂部に設けた揚重ブラケット10aの吊り穴にチェーン7bを接続し、チェーンブロック6bを操作して、巻上機10を予め定めた高さ位置まで吊り上げる。ここで予め定めた高さ位置とは例えば、巻上機10の下端の高さ位置が設置台52を超える高さ位置である。所望の高さまで持ち上げた後、巻上機10からローラ付き台車11a、11bを取り外す。
<第三ステップ>
第三ステップでは、図6に示すように、トロリ5bを操作して、巻上機10を主レール4a側に移動させる。次に、チェーン7aを巻上機10の側面部に設けた揚重ブラケット10bの吊り穴に接続するとともに、チェーン7cを巻上機10の側面部に設けた揚重ブラケット10cの吊り穴に接続する。
<第四ステップ>
第四ステップでは、揚重ブラケット10aからチェーン7bを取外し、チェーンブロック6bをトロリ5bから取外し、さらに、トロリ5bを副レール4bから取外す。次に、トロリ5bとチェーンブロック6bを主レール4aに移設する。
<第五ステップ>
第五ステップでは、図7に示すように、チェーン7bを巻上機10の側面部に設けた揚重ブラケット10cの吊り穴に接続する。
<第六ステップ>
第六ステップでは、図2に示すように、チェーン7cを巻上機10の側面部に設けた揚重ブラケット10cの吊り穴から取外す。そして、トロリ5a、5bを操作して、巻上機10を設置台52の設置位置まで移動させた後、チェーンブロック6a、6bを操作して巻上機10を設置台52に荷降ろしする。
このような第一ステップ〜第六ステップを順次行うことで、比較的短い主レール4a、副レール4bを用いた場合でも、巻上機10を持ち上げた状態のまま長距離を運搬することができるため、設置台52までの揚重運搬作業をより容易にすることが可能となる。
なお、以上では、設置台52に巻上機10を設置する場合の揚重運搬方法を説明したが、設置台52から巻上機10を撤去する場合には、前述の第一ステップ〜第六ステップを順次逆に行えばよい。
次に、図8から図13を用いて、本発明の実施例2に係る揚重装置、および、揚重運搬方法を説明する。なお、実施例1との共通点は重複説明を省略する。
実施例1の揚重装置1では、主レール4aと副レール4bを直線状に配置したが、機械室の間取りによっては、そのような配置にできない場合もある。そこで、本実施例では、機械室の間取りに応じて、主レール4aと副レール4bの配置を調整できるようにした。
まず、この実現に必要な本実施例のレール連結部材100を、図8から図11を用いて詳細に説明する。本実施例のレール連結部材100は、図8に示すように、略正方形板状のものであり、四隅にねじ穴100aを設けるとともに、その内側に環状に配置した複数のねじ穴100bを設けたものである。
このようなレール連結部材100を用いて、実施例1のように主レール4aと副レール4bを直線状に配置したい場合には、図9、10に示すように、主レール4aと副レール4bの間にレール連結部材100を挟み込み、四隅のねじ穴100aに主レール4a側からボルト102を挿入してレールクリップ101にて固定し、さらに、環状配置された複数のねじ穴100bのうち主レール4aの長手方向と直交する一対に副レール4b側からボルト102を挿入してレールクリップ101にて固定することで、両レールを直線状に連結する。なお、主レール4a側から環状配置したねじ穴100bにボルト102を挿入し、副レール4b側から四隅のねじ穴100aにボルト102を挿入する構成としても良い。
これに対し、主レール4aと副レール4bのなす角度を変更したい場合には、環状配置した複数のねじ穴100bから適切なものを選び、そこへボルト102を挿入して主レール4aと副レール4bのなす角度を固定することで、機械室の間取りに応じた構成の揚重装置1を組み立てることができる。
例えば、主レール4aと副レール4bを直交配置したい場合には、図11に示すように、レール連結部材100の環状配置したねじ穴100bのうち主レール4aの長手方向に配置された一対にボルト102を挿入して副レール4bを固定することで、主レール4aに対し副レール4bを直交配置することができる。このように、環状配置した複数のねじ穴100bの任意の一対にボルト102を挿入することで、主レール4aに対し副レール4bを水平方向に任意の角度で固定することができる。
次に、図12、図13の斜視図を用いて、本実施例の揚重装置1の全体構成と、その揚重装置1を用いた揚重運搬方法を説明する。主レール4aと副レール4bが直交するように組み立てた揚重装置1を用いて巻上機10を床面51から設置台52へ揚重運搬する場合、図12に示すように、巻上機10の頂部に設けた揚重ブラケット10aの吊り穴にチェーン7cを接続し、チェーンブロック6cを操作して、巻上機10を予め定めた高さ位置まで吊り上げる。ここで、予め定めた高さ位置とは例えば、巻上機10の下端の高さ位置が設置台52を超える高さ位置である。
次に、図13に示すように、トロリ5cを操作して巻上機10を、主レール4aの近傍まで移動させた後、チェーン7aを巻上機10の側面部に設けた揚重ブラケット10bの吊り穴に接続するとともに、チェーン7bを巻上機10の側面部に設けた揚重ブラケット10cの吊り穴に接続する。そして、チェーン7cを巻上機10の頂部に設けた揚重ブラケット10aの吊り穴から外すことで、巻上機10は主レール4a側に揚重された状態となる。その後、トロリ5a、5bを主レール4a上の所望の位置に移動させてから、チェーンブロック6a、6bを操作して、巻上機10を設置台52上の所望の位置に荷下ろしする。
このような作業手順を順次行うことで、主レール4aと副レール4bを直角に配置した揚重装置1を用いた場合であっても、巻上機10を設置台52上の所望の位置に設置可能となる。一方、設置台52から巻上機10を撤去する場合には、前述の作業手順を順次逆に行えばよい。
1 揚重装置、
2、2a、2b、2c、2d、2e 支柱、
3a、3b 梁、
4a 主レール、
4b 副レール、
5a、5b、5c トロリ、
6a、6b、6c チェーンブロック(揚重機)、
7a、7b、7c チェーン、
10 巻上機、
10a、10b、10c 揚重ブラケット、
11a、11b ローラ付き台車、
50 天井、
51 床面、
52 設置台、
100 レール連結部材、
100a、100b ねじ穴、
101 レールクリップ、
102 ボルト

Claims (7)

  1. 重量物を吊り上げて運搬する重量物の揚重装置であって、
    略水平な第一レールと、
    該第一レールにより一端を支持される、略水平な第二レールと、
    前記第一レールの一端を支持する第一門型構造体と、
    前記第一レールの他端を支持する第二門型構造体と、
    前記第二レールの他端を支持する支持部材と、
    前記第一レールを移動する第一トロリと、
    前記第二レールを移動する第二トロリと、
    前記第一レールと前記第二レールを移設可能な第三トロリと、
    各トロリに設けられ前記重量物を揚重する揚重機と、
    を有することを特徴とする重量物の揚重装置。
  2. 重量物を吊り上げて運搬する重量物の揚重装置であって、
    略水平な第一レールと、
    該第一レールにより一端を支持される、略水平な第二レールと、
    前記第一レールの一端を支持する第一門型構造体と、
    前記第一レールの他端を支持する第二門型構造体と、
    前記第二レールの他端を支持する支持部材と、
    前記第一レールを移動する第一トロリおよび第三トロリと、
    前記第二レールを移動する第二トロリと、
    各トロリに設けられ前記重量物を揚重する揚重機と、
    を有することを特徴とする重量物の揚重装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載の重量物の揚重装置であって、
    各門型構造体は、伸縮可能な一対の支柱を平行に配置し、該一対の支柱の上部を梁で連結したものであり、
    前記支持部材は、伸縮可能な一本の支柱であり、
    前記第一レールの上部と前記第二レールの下部をレール連結部材で連結したことを特徴とする重量物の揚重装置。
  4. 請求項3に記載の重量物の揚重装置であって、
    前記レール連結部材により、両レールの取付角度を変更できることを特徴とする重量物の揚重装置。
  5. 請求項1〜4のいずれか一項に記載の重量物の揚重装置であって、
    前記重量物は、エレベーターの巻上機、制御盤、バッテリの何れかであることを特徴とする重量物の揚重装置。
  6. 請求項1に記載の重量物の揚重装置を用いて、前記重量物を吊り上げて運搬する重量物の揚重運搬方法であって、
    床面上に前記揚重装置を設置するステップと、
    前記重量物を前記第二レールに設置した前記第三トロリの揚重機で揚重するステップと、
    揚重した前記重量物が前記第二レール上を前記第一レール側に移動するステップと、
    前記重量物を前記第二レールに設置した前記第二トロリと前記第三トロリの揚重機および前記第一レールに設置した第一トロリの揚重機で揚重するステップと、
    前記第三トロリを前記第二レールから前記第一レールに移設するステップと、
    前記重量物を前記第二レールに設置した前記第二トロリの揚重機および前記第一レールに設置した前記第一トロリと前記第三トロリの揚重機で揚重するステップと、
    前記重量物を前記第一レールに設置した前記第一トロリと前記第三トロリの揚重機で揚重するステップと、
    揚重した前記重量物が前記第一レール上を移動するステップと、
    を含むことを特徴とする重量物の揚重運搬方法。
  7. 請求項2に記載の重量物の揚重装置を用いて、前記重量物を吊り上げて運搬する重量物の揚重運搬方法であって、
    床面上に前記揚重装置を設置するステップと、
    前記重量物を前記第二レールに設置した前記第二トロリの揚重機で揚重するステップと、
    揚重した前記重量物が前記第二レール上を前記第一レール側に移動するステップと、
    前記重量物を前記第二レールに設置した前記第二トロリの揚重機および前記第一レールに設置した前記第一トロリと前記第三トロリの揚重機で揚重するステップと、
    前記重量物を前記第一レールに設置した前記第一トロリと第三トロリの揚重機で揚重するステップと、
    揚重した前記重量物が前記第一レール上を移動するステップと、
    を含むことを特徴とする重量物の揚重運搬方法。
JP2018108305A 2018-06-06 2018-06-06 重量物の揚重装置、および、揚重運搬方法 Active JP6917948B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018108305A JP6917948B2 (ja) 2018-06-06 2018-06-06 重量物の揚重装置、および、揚重運搬方法
CN201910361559.XA CN110562856B (zh) 2018-06-06 2019-04-30 重物的起重装置以及起重搬运方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018108305A JP6917948B2 (ja) 2018-06-06 2018-06-06 重量物の揚重装置、および、揚重運搬方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2019210109A JP2019210109A (ja) 2019-12-12
JP6917948B2 true JP6917948B2 (ja) 2021-08-11

Family

ID=68772830

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018108305A Active JP6917948B2 (ja) 2018-06-06 2018-06-06 重量物の揚重装置、および、揚重運搬方法

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP6917948B2 (ja)
CN (1) CN110562856B (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7180643B2 (ja) * 2020-07-08 2022-11-30 三菱電機ビルソリューションズ株式会社 エレベータの巻上機ブレーキの揚重装置、揚重装置の設置方法、及び巻上機ブレーキの交換方法
CN113666285A (zh) * 2021-09-03 2021-11-19 中铁建大桥工程局集团第五工程有限公司 一种承插式球墨铸铁管安装装置
JP7465315B2 (ja) 2022-08-18 2024-04-10 東芝エレベータ株式会社 エレベータの非常止め装置の据付方法

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5575607A (en) * 1994-11-02 1996-11-19 United Technologies Corporation Jet engine transport vehicle lift system and a build cell
CN2481687Y (zh) * 2001-04-21 2002-03-13 江西日月明实业有限公司 组合式液压门式起重机
JP6012578B2 (ja) * 2013-10-25 2016-10-25 三菱電機ビルテクノサービス株式会社 重量物運搬方法、及び重量物運搬装置
JP2016079002A (ja) * 2014-10-20 2016-05-16 株式会社日立ビルシステム エレベータ機器の揚重方法
JP6348888B2 (ja) * 2015-08-27 2018-06-27 株式会社日立ビルシステム 重量物の階段揚重装置及び階段揚重方法
JP2017071488A (ja) * 2015-10-08 2017-04-13 株式会社日立ビルシステム 重量物の階段揚重装置及び階段揚重方法
CN105540450B (zh) * 2016-03-09 2020-08-07 太重(天津)滨海重型机械有限公司 集装箱起重机
JP6605411B2 (ja) * 2016-07-20 2019-11-13 株式会社日立ビルシステム 揚重ブラケット及び巻上機

Also Published As

Publication number Publication date
JP2019210109A (ja) 2019-12-12
CN110562856B (zh) 2021-01-05
CN110562856A (zh) 2019-12-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6917948B2 (ja) 重量物の揚重装置、および、揚重運搬方法
JP2008156015A (ja) 移動クレーン
JP2017043465A (ja) 重量物の階段揚重装置及び階段揚重方法
JP6270692B2 (ja) 揚重装置および揚重方法
US10640335B2 (en) Cantilevered crane system for a factory work station
JP5769961B2 (ja) 構造物の架設方法及び撤去方法
JP6568817B2 (ja) 加熱炉の構築方法
JP2015101440A (ja) 重量物の階段揚重装置及び階段揚重方法
CN110550544B (zh) 起重机及使用该起重机的重物的起重搬运方法
JP5698474B2 (ja) 天井クレーンの設置方法
JP2016142097A (ja) 可搬式昇降装置および水平部材の解体方法
JP6865151B2 (ja) 重量物搬送台車
JP5940404B2 (ja) 梁部材の架設方法
JP2013036287A (ja) フロアユニットの揚重装置および揚重方法
JP7050134B2 (ja) 重量物の荷役方法
JP2002129747A (ja) リフトアップ工法およびリフトアップシステム
JP2017071488A (ja) 重量物の階段揚重装置及び階段揚重方法
JP6789836B2 (ja) 重量物運搬装置、及び重量物運搬方法
JP2008063873A (ja) 天井の搬送機構及び施工方法
US3880293A (en) Apparatus for lifting and lateral shifting of heavy constructions
JP7415657B2 (ja) 屋根施工システム及び屋根施工方法
JP7435025B2 (ja) 機械構台及び屋根施工方法
JP6129130B2 (ja) ジャッキ装置およびそれを使用する重量物の搬送方法
JP7380322B2 (ja) 屋根施工システム及び屋根施工方法
JP4598454B2 (ja) クレーン桁・サドル組立装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20200625

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20210531

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20210706

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20210720

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6917948

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150