JP2002129747A - リフトアップ工法およびリフトアップシステム - Google Patents

リフトアップ工法およびリフトアップシステム

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JP2002129747A
JP2002129747A JP2000327267A JP2000327267A JP2002129747A JP 2002129747 A JP2002129747 A JP 2002129747A JP 2000327267 A JP2000327267 A JP 2000327267A JP 2000327267 A JP2000327267 A JP 2000327267A JP 2002129747 A JP2002129747 A JP 2002129747A
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mega
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 リフトアップ工法により梁を梁設置位置に配
置する場合において、設備費用の上昇を抑えて、梁の施
工をより合理的に行えるようにする。 【解決手段】 リフトアップシステム2は、リフトアッ
プ装置21を備えている。リフトアップ装置21によ
り、メガトラス13が吊り上げられて、メガトラス13
が梁設置位置3に配置される。リフトアップシステム2
は、鉄骨柱11に設けられている。リフトアップ装置2
1は、メガトラス13を吊り上げた状態で固定する引込
装置を備えている。また、リフトアップシステム2に
は、リフトアップ装置21が設けられる基台部20と、
この基台部20を水平方向に移動する移動手段(軌条2
3、スライドベース、押引装置)とが設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、構造物の施工にお
いて、躯体に設けられたリフトアップ装置により梁を吊
り上げて、この梁を梁設置位置に配置するリフトアップ
工法、およびリフトアップシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、高層構造物などの施工において
は、鉄骨柱の上部に設置されたリフトアップ装置によ
り、鉄骨梁を引き上げて梁設置位置に配置し、鉄骨梁を
鉄骨柱に接合して架設するリフトアップ工法が広く採用
されている(例えば、特開平11−210089号公報
に記載のリフトアップ工法など)。リフトアップ工法で
は、一組のリフトアップ装置により、鉄骨梁の両端をそ
れぞれ吊り上げるようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のリフト
アップ工法においては、複数の鉄骨梁を、平面視におい
て異なる位置に設置する場合に、それぞれの梁設置位置
の上方にリフトアップ装置を設置する必要があったた
め、設備に膨大な費用がかかってしまう、という問題が
生じていた。
【0004】また、高層構造物の施工では、リフトアッ
プ装置の自重などにより鉄骨柱が数ミリ程度傾斜するこ
ともあるため、鉄骨梁の梁長さを多少短くして、鉄骨梁
の仕口と、この仕口が接合されるブラケットとの間に余
裕を持たせるようにしている。しかし、梁設置位置に鉄
骨梁を配置した状態では、鉄骨梁の仕口とブラケットと
の間に隙間が発生するため、梁を梁設置位置にきっちり
と配置することができなかった。
【0005】本発明の課題は、リフトアップ工法により
梁を梁設置位置に配置する場合において、設備費用の上
昇を抑え、また、梁を梁設置位置に精度良く配置するこ
とで、梁の施工をより合理的に行えるようにすることで
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】以上の課題を解決するた
め、請求項1記載の発明は、例えば、図2〜図4に示す
ように、リフトアップ装置21により梁(メガトラス1
3)を吊り上げて、この梁を梁設置位置3に配置するリ
フトアップ工法であって、躯体(鉄骨柱11)に設けら
れる基台部20に、前記リフトアップ装置を設け、この
リフトアップ装置により前記梁を吊り上げた状態で固定
するとともに、前記基台部を水平方向に移動して、前記
梁を搬送することを特徴とする。
【0007】ここで、梁設置位置とは、梁を架け渡す位
置のことを意味する。例えば、図6に示すように、相対
する柱それぞれに設けられるブラケット15間の空間
が、梁設置位置となる。
【0008】また、「基台部を水平方向に移動する」の
意味は、基台部の移動方向に水平方向が含まれるよう
に、基台部を移動する、の意味である。したがって、ほ
ぼ同じ高さで基台部を水平移動する場合だけでなく、例
えば、基台部を、水平面に対して傾斜する方向に移動す
る場合なども含まれる。
【0009】また、基台部を水平方向に移動する手段と
しては、例えば、基台部20を軌条23上で摺動させて
位置を移動させる軌条設備(図11中に示す軌条23、
スライドベース25、押引装置26)などが挙げられる
が、特にこの構成に限定されるものではない。
【0010】また、梁を吊り上げた状態で固定する手段
としては、例えば、図7に示す、リフトアップ装置21
に設けられる引込装置21aなどが挙げられる。引込装
置21aに設けられる固定ピン(図示省略)で、索部材
22を係止することにより、索部材22を引込装置21
aに固定できる構成となっている。したがって、索部材
22の下端を梁に接続するとともに、索部材22を固定
することで、梁を吊り上げた状態で固定できる。なお、
前記固定手段は、梁を吊り上げた状態で固定できる構成
であればよく、前記引込装置に限定されるものではな
い。
【0011】請求項1記載の発明によれば、リフトアッ
プ装置が設けられた基台部を水平方向に移動して、梁を
搬送するので、梁が、平面視において、リフトアップ装
置によって吊り上げられた位置から、この位置と異なる
位置に移動される。したがって、従来と異なり、平面視
において異なる位置にリフトアップ装置を複数設置しな
くても、平面視において異なる位置に梁を配置できる。
よって、従来に比べてリフトアップ装置の設置数を削減
でき、設備費用の上昇を抑えて、合理的に梁の施工を行
える。また、リフトアップ装置の設置数を削減できるの
で、従来に比べて、躯体に仮設するリフトアップ装置の
撤去にかかる工期を短縮できる。また、梁の搬送の際に
は、リフトアップ装置により梁を吊り上げた状態で固定
するので、安定して梁を搬送できる。
【0012】請求項2記載の発明は、例えば、図2〜図
4、図7、および図11に示すように、躯体に設けられ
るとともに、梁を吊り上げて、この梁を梁設置位置に配
置するリフトアップ装置を備えたリフトアップシステム
2であって、前記リフトアップ装置は、前記梁を吊り上
げた状態で固定する固定手段(引込装置21a)を備
え、前記リフトアップ装置が設けられる基台部と、この
基台部を水平方向に移動する移動手段(軌条23、スラ
イドベース25、押引装置26)とが設けられているこ
とを特徴とする。
【0013】請求項2記載の発明によれば、リフトアッ
プシステムに前記移動手段が設けられているので、リフ
トアップ装置の固定手段により梁を吊り上げた状態で固
定するとともに基台部を水平方向に移動して、梁を、平
面視において、リフトアップ装置によって吊り上げられ
た位置から、この位置と異なる位置に移動できる。した
がって、従来と異なり、平面視において異なる位置に梁
を配置する場合に、リフトアップ装置を平面視において
異なる位置に複数設置する必要がない。よって、従来に
比べてリフトアップ装置の設置数を削減でき、設備費用
の上昇を抑えて、合理的に梁の施工を行える。また、リ
フトアップ装置の設置数を削減できるので、従来に比べ
て、躯体に仮設するリフトアップ装置の撤去にかかる工
期を短縮できる。また、梁の搬送の際には、リフトアッ
プ装置の固定手段により梁を吊り上げた状態で固定でき
るので、安定して梁を搬送できる。
【0014】請求項3記載の発明は、例えば、図6に示
すように、躯体に設けられるとともに、梁を吊り上げ
て、この梁を梁設置位置に配置するリフトアップ装置を
備えたリフトアップシステムであって、前記梁が架け渡
される相対する柱(鉄骨柱11)に架け渡されるととも
に、前記リフトアップ装置が設けられる基台部を備え、
この基台部には、前記梁設置位置の近傍において、前記
相対する柱を支持して、前記相対する柱間の距離を調整
する距離調整手段(スパン調整装置24)が設けられて
いることを特徴とする。
【0015】ここで、距離調整手段としては、例えば、
図7に示すように、油圧ジャッキなどにより柱を支持部
24aで押して支持するスパン調整装置24などが挙げ
られるが、特にこの構成に限定されるものではない。
【0016】請求項3記載の発明によれば、リフトアッ
プシステムに前記距離調整手段が設けられているので、
基台部に設けられるリフトアップ装置により梁を吊り上
げるとともに、相対する柱間の距離を調整できる。ま
た、梁設置位置の近傍において、前記相対する柱を支持
して、相対する柱間の距離を調整するので、相対する柱
間の梁設置位置に、梁の架け渡し幅分の空間を確実に確
保できる。したがって、従来と異なり、梁長さを梁の架
け渡し幅より充分に短く設定しなくても、梁を吊り上げ
て梁設置位置に配置できる。よって、梁の架け渡し幅と
ほぼ等しい長さの梁を吊り上げて、梁設置位置に精度良
く配置できるので、梁の施工をより合理的に行える。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、図を参照して本発明の実施
の形態を詳細に説明する。
【0018】〔第1の実施の形態〕第1の実施の形態例
のリフトアップシステムおよびリフトアップ工法は、例
えば、図1に示す高層構造物1の施工に適用される。図
1は、高層構造物1の鉄骨組を示す概略要部正面断面図
である。高層構造物1の躯体となる相対する鉄骨柱11
には、鉄骨梁であるメガトラス12・13・14が架け
渡されている。図1では、高層構造物1の地上3階〜1
3階部分を図示している。
【0019】図2〜図4においては、メガトラス13が
設置される位置である梁設置位置3を、仮想線により図
示している。図2は、第1の実施の形態例のリフトアッ
プシステム2の適用例を示す要部正面断面図であり、図
3は、要部平断面図、図4は、要部側断面図である。
【0020】図2中の梁設置位置3により示すように、
メガトラス13は、相対する鉄骨柱11を架け渡すよう
に配置される。図3中の梁設置位置3により示すよう
に、メガトラス13は、平面視において異なる六つの位
置に、互いに平行になるよう、ほぼ等間隔に並列して配
置される。図4中の六つの梁設置位置3により示すよう
に、メガトラス13は、ほぼ同じ高さ位置に配置され
る。
【0021】図4に示すように、梁設置位置3の下方で
は、二台の地組立構台4がメガトラス12上に設置され
ている。図3に示すように、地組立構台4は、梁設置位
置3の梁の架け渡し方向(図3中において、上下方向)
に沿って設置されている。図4に示すように、地組立構
台4上には、メガトラス13が起立した状態で保持され
ている。これにより、メガトラス13が、梁の架け渡し
方向に沿って、メガトラス12上に配置されている。
【0022】図2に示すように、梁設置位置3の上方で
は、鉄骨柱11に対してリフトアップシステム2が設置
されている。図3に示すように、リフトアップシステム
2は、相対する鉄骨柱11にそれぞれ設けられる軌条2
3と、軌条23上に設けられる基台部20と、を備えて
いる。図3および図4に示すように、リフトアップシス
テム2は、二台の基台部20を備えている。
【0023】図2に示すように、基台部20は、相対す
る鉄骨柱11に架け渡されている。図3に示すように、
二台の基台部20は、梁設置位置3の梁の架け渡し方向
(図3中において、上下方向)に沿って配置されてい
る。図5に示すように、基台部20は、互いに平行に配
置されたエレクションガーター20aを備えて構成され
ている。図5は、基台部20の設置部分を示す平面図で
ある。
【0024】図6に示すように、基台部20には、メガ
トラス13を吊り上げるリフトアップ装置21と、相対
する鉄骨柱11間の距離を調整するスパン調整装置24
(距離調整手段)とが設けられている。図6は、基台部
20の設置部分を示す正面図である。
【0025】基台部20には、二台のリフトアップ装置
21が設置されている。二台のリフトアップ装置21に
より、メガトラス13の両端をそれぞれ吊り上げる構成
となっている。また、基台部20上には、リフトアップ
装置21の油圧シリンダ(後述する)に作動油を供給す
る油圧ポンプユニット21bが設置されている。
【0026】図7に示すように、一台のリフトアップ装
置21は、二台の引込装置21aを備えている。図7
は、メガトラス13をリフトアップ装置21により吊り
上げている様子を示す正面図であり、基台部20および
メガトラス13の一端側の近辺を拡大して示している。
【0027】引込装置21aは、チェーン状の索部材2
2をピンで係止するとともに、油圧シリンダによりピン
の位置を往復動させることで、索部材22を引き込むあ
るいは引き出す装置である(特開平10−25086号
公報などに記載)。引込装置21aには、固定ピンが設
けられている(図示省略)。索部材22を前記固定ピン
で係止することにより、索部材22を引込装置21aに
固定できる構成となっている。
【0028】メガトラス13端部上方の吊り点位置18
には、支持具19の中心部が接続されている。図8に示
すように、支持具19は、吊り点位置18を軸として、
メガトラス13の厚さ方向(図18において、左右方
向)に回動可能に接続されている。図8は、図7中のリ
フトアップ装置21およびメガトラス13を示す側断面
図である。図7に示すように、支持具19の両端には、
吊り金具19aを介して、索部材22の下端がそれぞれ
接続されている。また、索部材22の上端は、引込装置
21aに接続されている。
【0029】図6に示すように、スパン調整装置24
は、基台部20の両端にそれぞれ設置されている。図7
に示すように、スパン調整装置24には、鉄骨柱11側
に突出する支持部24aが設けられている。スパン調整
装置24に設けられる油圧ジャッキなどにより、鉄骨柱
11を支持部24aで押して支持できる構成となってい
る。
【0030】基台部20のエレクションガーター20a
上面には、足場となる板材20bが全面に敷設されてい
る。基台部20上には、柵となる手摺27が設置されて
いる。また、メガトラス13の下部には、足場となる吊
りフロア13bが設置されている。また、メガトラス1
3の上部には、柵となる手摺13cが設置されている。
また、図7および図9に示すように、鉄骨柱11の各階
層には、足場となるデッキプレート17が、全面に敷設
されている。図9は、図7中の鉄骨柱11および基台部
20を示す平断面図である。
【0031】また、図3に示すように、リフトアップシ
ステム2の軌条23は、並列する六つの梁設置位置3の
端部を架け渡すようにして、梁設置位置3が並列してい
る方向(矢印Y2)に沿って延在するよう配置されてい
る。二本の軌条23は、互いに並行とされている。ま
た、軌条23は、水平方向に沿って設置されている。
【0032】図5および図6に示すように、軌条23
は、相対する鉄骨柱11の内側に設けられるブラケット
15の上方に設置されている。図6に示すように、ブラ
ケット15は、メガトラス13の仕口13aを接合する
部材である。軌条23は、例えば、ボルト接合などによ
り、ブラケット15の上面に固定されている。図10に
示すように、ブラケット15には、ブラケット15の強
度を補強する補強プレート16が設けられている。図1
0は、図6中のX円部を示す要部正面図である。
【0033】図10に示すように、基台部20の端部下
方には、スライドベース25が設けられている。スライ
ドベース25は、軌条23上に、軌条23の延在方向に
沿って摺動可能に載置されている。これにより、基台部
20が軌条23の延在方向に沿って移動可能とされてい
る。
【0034】図11に示すように、スライドベース25
は、基台部20の二つのエレクションガーター20aそ
れぞれに固定されている。すなわち、基台部20の両端
部には、スライドベース25がそれぞれ二つずつ設けら
れている。図11は、図7中の基台部20およびメガト
ラス13を示す側断面図である。
【0035】図11に示すように、軌条23上には、基
台部20を軌条23上で押し引きする押引装置26が設
置されている。押引装置26は、油圧シリンダ装置など
の伸縮装置26aを備えている。伸縮装置26aの一端
は、基台部20の端部に設けられた二つのスライドベー
ス25のうちの、一方に接続されている。また、伸縮装
置26aの他端には、軌条23を掴むクランプ26b
(26c)が設けられている。なお、図11において、
クランプ26bは、伸縮装置26aが縮んだ状態におけ
るクランプの位置を示し、クランプ26cは、伸縮装置
26aが伸びた状態におけるクランプの位置を示してい
る。
【0036】次に、第1の実施の形態例のリフトアップ
工法により、メガトラス13を梁設置位置3に配置する
方法を説明する。
【0037】まず、図3に示すように、基台部20を、
スライド方向Y2に沿ってスライドさせて、地組立構台
4内のメガトラス13上に、基台部20を配置させる。
基台部20をスライドさせるには、まず、図11に示す
ように、基台部20をスライドさせたい側(図11で
は、右側)に、押引装置26を設置する。押引装置26
は、図3に示す二本の軌条23それぞれに設置する。
【0038】次いで、図11に示すように、押引装置2
6の伸縮装置26aを伸ばした状態で、クランプ26c
により軌条23を掴む状態とする。この状態で、伸縮装
置26aを縮ませる。これにより、スライドベース25
がスライド方向(図11では、右方向)へ軌条23上を
摺動し、基台部20が水平方向に移動される。すなわ
ち、軌条23、スライドベース25、押引装置26は、
基台部20(リフトアップ装置21を含む。)を水平方
向に移動させる移動手段である。
【0039】その後、クランプ26bの掴みを解除し、
再び、伸縮装置26aを伸ばした状態とする。この状態
で、クランプ26cにより軌条23を掴み、再び、伸縮
装置26aを縮ませる。以上の動作を繰り返して、基台
部20を、地組立構台4内のメガトラス13上まで水平
移動させる。
【0040】次に、図2に示すように、メガトラス13
を、リフトアップ方向Y1へ吊り上げる。メガトラス1
3をリフトアップ方向Y1へ吊り上げるには、まず、図
7に示すように、メガトラス13上方に設けられた支持
具19の両端に、吊り金具19aを介して、索部材22
の下端を接続する。
【0041】その後、図6および図7に示すように、基
台部20上の油圧ポンプユニット21bにより、引込装
置21aの油圧シリンダを作動させる。これにより、基
台部20上に設けられたリフトアップ装置21の引込装
置21a(計四台)によって、索部材22が上方へ引き
上げられる。
【0042】索部材22の引き上げにより、図2に示す
ように、メガトラス13がリフトアップ方向Y1へ吊り
上げられる。梁設置位置3の高さよりも低い位置で、索
部材22の引き上げを止め、引込装置21aの固定ピン
で索部材22を係止して、索部材22を引込装置21a
に固定する。これにより、メガトラス13を吊り上げた
状態で固定する。すなわち、引込装置21aは、メガト
ラス13を吊り上げた状態で固定する固定手段である。
【0043】次に、図4に示すように、メガトラス13
を吊り上げて固定した状態で、基台部20をスライド方
向Y2に沿ってスライドさせて、メガトラス13を搬送
する。基台部20のスライド方法は、上述の方法と同様
である。基台部20は、吊り上げられたメガトラス13
を配置する梁設置位置3の上までスライドされる。
【0044】次に、図6および図7に示すように、基台
部20両端に設けられたスパン調整装置24を作動さ
せ、梁設置位置3の上方近傍において、鉄骨柱11を支
持部24aで押して支持する。このとき、一方の鉄骨柱
11に設けられたブラケット15から、他方の鉄骨柱1
1に設けられたブラケット15までの距離が、メガトラ
ス13の架け渡し幅となるように、支持部24aの押し
込み程度を調整する。
【0045】次に、基台部20に設けられたリフトアッ
プ装置21の引込装置21aにより、索部材22を引き
上げる。これにより、メガトラス13を上方へスライド
させて、梁設置位置3に配置する。
【0046】以上のように、第1の実施の形態例のリフ
トアップシステム2およびリフトアップ工法によれば、
リフトアップ装置21の引込装置21aによりメガトラ
ス13を吊り上げた状態で固定するとともに、基台部2
0を水平方向に移動するので、メガトラス13が、リフ
トアップ装置21によって吊り上げられた位置(地組立
構台4の位置)から、平面視において前記の吊り上げ位
置と異なる位置にある梁設置位置3へ搬送される。した
がって、従来と異なり、六つの梁設置位置3の上方にそ
れぞれリフトアップ装置を設置しなくても、メガトラス
13を六つの梁設置位置3それぞれに配置できる。
【0047】よって、従来に比べてリフトアップ装置の
設置数を削減できるので、設備費用の上昇を抑えて、合
理的に梁の施工を行える。また、リフトアップ装置の設
置数を削減できるので、従来に比べて、リフトアップ装
置の撤去にかかる工期を短縮できる。
【0048】また、メガトラス13の搬送の際には、リ
フトアップ装置21の引込装置21aにより、メガトラ
ス13を吊り上げた状態で固定するので、安定してメガ
トラス13を搬送できる。
【0049】また、基台部20には、スパン調整装置2
4が設けられているので、スパン調整装置24の支持部
24aにより、梁設置位置3の上方近傍において、鉄骨
柱11を支持して、相対する鉄骨柱11間の距離を調整
できる。これにより、相対する鉄骨柱11にそれぞれ設
けられたブラケット15間に、メガトラス13の架け渡
し幅分の空間を確実に確保できる。
【0050】したがって、従来と異なり、メガトラス1
3の梁長さを、メガトラス13の架け渡し幅よりも充分
に短く設定しなくても、メガトラス13を吊り上げてブ
ラケット15間に配置できる。よって、メガトラス13
の架け渡し幅とほぼ等しい長さのメガトラス13を吊り
上げて、梁設置位置3にきっちりと配置できるので、梁
の施工をより合理的に行える。
【0051】また、リフトアップ装置21とスパン調整
装置24とが、一台の基台部20に設けられているの
で、メガトラス13のリフトアップ機能と、鉄骨柱11
間の距離調整機能とが一体となり、設備の配置スペース
を大きくとらずに済ませられる。また、ブラケット15
には補強プレート16が設けられているので、ブラケッ
ト15により、基台部20を安定して支持できる。
【0052】なお、第1の実施の形態例においては、リ
フトアップ装置21に引込装置21aが備えられる構成
としたが、これに限らず、ラックアンドピニオン形式の
もの、PCストランドやワイヤを利用して引き上げる形
式のもの等、周知の様々な形式のリフトアップ装置を適
用できるのは勿論である。
【0053】また、軌条23上に基台部20下方のスラ
イドベース25を載置して、押引装置26により基台部
20をスライドさせる構成としたが、これに限らず、例
えば、基台部20下方に車輪を設けてレール上を走行さ
せる構成などでもよく、基台部20を水平方向に移動す
る手段は特に限定されるものではない。
【0054】また、スパン調整装置24に設けられる油
圧ジャッキにより、鉄骨柱11を支持部24aで押して
支持する構成としたが、特にこれに限定されるものでは
なく、相対する鉄骨柱11間の距離を調整できる構成で
あれば良い。
【0055】また、リフトアップシステム2は基台部2
0を二台備えているものとしたが、これに限らず、基台
部20を一台だけ備える構成としてもよいし、三台以上
備える構成としても良い。
【0056】また、メガトラス13は、平面視において
異なる六つの位置に、互いに平行になるよう、ほぼ等間
隔に並列して配置され、かつ、ほぼ同じ高さ位置に配置
されるものとしたが、メガトラス13の配置数や、配置
関係は、特に上記の例に限定されるものではない。
【0057】また、メガトラス13を施工する例につい
て説明したが、その他の従来より周知の形式の梁の施工
に、第1の実施形態例のリフトアップシステム2および
リフトアップ工法を適用できるのは勿論である。
【0058】また、水平方向に沿って設置される軌条2
3上で、基台部20が水平方向に移動する構成とした
が、例えば、軌条23を傾斜するように設置して、基台
部20を傾斜方向に沿って移動させるようにしても良
い。この場合においても、基台部20を軌条23上で移
動させることで、平面視において異なる位置に梁を搬送
できるので、上述のリフトアップシステム2と同様の効
果が得られる。
【0059】〔第2の実施の形態〕図12および図13
に示すように、第2の実施の形態例のリフトアップシス
テム2’は、第1の実施の形態例のリフトアップシステ
ム2において、二台の基台部20の代わりに、リフトア
ップユニットUを備えた構成となっている。図12は、
リフトアップシステム2’の適用例を示す要部平断面
図、図13は、要部側断面図である。
【0060】リフトアップユニットUは、第1の実施の
形態例における基台部20二台と、二台の基台部20間
を架け渡すように設けられるステージ28と、を備えて
いる。ステージ28は、例えば、鋼材などで構成されて
おり、図12に示すように、その上に資材29を載置し
たり、図示しないミニクレーンなどを設置できるように
なっている。
【0061】基台部20は、梁設置位置3の梁の架け渡
し方向(図12中において、上下方向)に沿って互いに
平行に配置されている。図12および図13に示すよう
に、二つの基台部20間の距離は、二つの梁設置位置3
間の距離と等しくされている。
【0062】また、図13に示すように、並列に配置さ
れた六つの梁設置位置3のうちの、中央の二つの梁設置
位置3の下方では、地組立構台4’がメガトラス12上
に設置されている。地組立構台4’上には、梁設置位置
3の梁の架け渡し方向に沿って、メガトラス13が、起
立した状態で保持されている(図示省略)。
【0063】リフトアップシステム2’によりメガトラ
ス13を梁設置位置3に配置するには、まず、リフトア
ップユニットUをスライド方向Y2にスライドして、二
つの基台部20を、地組立構台4’内のメガトラス13
上に移動する。スライド方法は、上述の第1の実施の形
態例と同様である。スライド後、図13に示すように、
基台部20のリフトアップ装置21により、二つのメガ
トラス13を、リフトアップ方向Y1へそれぞれ吊り上
げる。
【0064】二つのメガトラス13を吊り上げた状態で
固定するとともに、リフトアップシステム2’をスライ
ド方向Y2に沿ってスライドさせ、二台の基台部20
を、それぞれ梁設置位置3上方に移動させる。スパン調
整装置24により、相対する鉄骨柱11間の距離を調整
した後、リフトアップ装置21によりメガトラス13を
引き上げて、梁設置位置3に配置する。
【0065】以上のように、第2の実施の形態例のリフ
トアップシステム2’およびリフトアップ工法によれ
ば、第1の実施の形態例と同様の効果が得られるのは勿
論のこと、リフトアップユニットUにより一度に二つの
メガトラス13を搬送できるので、第1の実施の形態例
に比べて、メガトラス13の施工にかかる時間をより削
減できる。
【0066】また、リフトアップユニットUにはステー
ジ28が設けられているので、ステージ28を作業足場
として利用したり、ステージ28上に資材29を載置し
たり、ミニクレーンなどを設置したりすることができ
る。
【0067】また、地組立構台4’が、中央の二つの梁
設置位置3の下方に設置されているので、端の二つの梁
設置位置3の下方に地組立構台4’が設置される場合に
比べて、リフトアップユニットUが、地組立構台4’の
上方と、梁設置位置3上方とを行き来する距離が比較的
短くなる。したがって、メガトラス13の施工にかかる
時間をさらに削減できる。
【0068】なお、第2の実施の形態例においては、リ
フトアップユニットUは二台の基台部20を備えている
ものとしたが、三台以上の基台部20を並列に連結する
構成としても良いのは勿論である。
【0069】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、従来と異
なり、平面視において異なる位置にリフトアップ装置を
複数設置しなくても、平面視において異なる位置に梁を
設置できる。したがって、リフトアップ装置の設置数を
削減でき、設備費用の上昇を抑えて、合理的に梁の施工
を行える。また、躯体に仮設するリフトアップ装置の撤
去にかかる工期を短縮できる。また、リフトアップ装置
により梁を吊り上げた状態で固定するので、安定して梁
を搬送できる。
【0070】請求項2記載の発明によれば、従来と異な
り、平面視において異なる位置に梁を配置する場合に、
リフトアップ装置を平面視において異なる位置に複数設
置する必要がない。したがって、リフトアップ装置の設
置数を削減でき、設備費用の上昇を抑えて、合理的に梁
の施工を行える。また、躯体に仮設するリフトアップ装
置の撤去にかかる工期を短縮できる。また、固定手段に
より梁を吊り上げた状態で固定でき、よって、安定して
梁を搬送できる。
【0071】請求項3記載の発明によれば、相対する柱
間の梁設置位置に、梁の架け渡し幅分の空間を確実に確
保できる。したがって、梁の架け渡し幅とほぼ等しい長
さの梁を吊り上げて、梁設置位置に精度良く配置でき、
梁の施工をより合理的に行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した第1の実施の形態例のリフト
アップ工法により構築される構造物を示す正面図であ
る。
【図2】本発明を適用した第1の実施の形態例のリフト
アップシステムの適用例を示す正面断面図である。
【図3】同、平断面図である。
【図4】同、側断面図である。
【図5】図2中の基台部の設置部分を示す平面図であ
る。
【図6】同、正面図である。
【図7】図2中の鉄骨柱、リフトアップシステム、メガ
トラスを示す要部正面図である。
【図8】図7中のリフトアップ装置およびメガトラスを
示す側断面図である。
【図9】図7中の鉄骨柱および基台部を示す平断面図で
ある。
【図10】図6中のX円部を示す要部正面図である。
【図11】図7中の基台部およびメガトラスを示す側断
面図である。
【図12】本発明を適用した第2の実施の形態例のリフ
トアップシステムの適用例を示す平断面図である。
【図13】同、側断面図である。
【符号の説明】
2 リフトアップシステム 3 梁設置位置 11 鉄骨柱(躯体、柱) 13 メガトラス(梁) 20 基台部 21 リフトアップ装置 21a 引込装置(固定手段) 23 軌条(移動手段) 24 スパン調整装置(距離調整手段) 25 スライドベース(移動手段) 26 押引装置(移動手段)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 リフトアップ装置により梁を吊り上げ
    て、この梁を梁設置位置に配置するリフトアップ工法で
    あって、 躯体に設けられる基台部に、前記リフトアップ装置を設
    け、 このリフトアップ装置により前記梁を吊り上げた状態で
    固定するとともに、前記基台部を水平方向に移動して、
    前記梁を搬送することを特徴とするリフトアップ工法。
  2. 【請求項2】 躯体に設けられるとともに、梁を吊り上
    げて、この梁を梁設置位置に配置するリフトアップ装置
    を備えたリフトアップシステムであって、 前記リフトアップ装置は、前記梁を吊り上げた状態で固
    定する固定手段を備え、 前記リフトアップ装置が設けられる基台部と、この基台
    部を水平方向に移動する移動手段とが設けられているこ
    とを特徴とするリフトアップシステム。
  3. 【請求項3】 躯体に設けられるとともに、梁を吊り上
    げて、この梁を梁設置位置に配置するリフトアップ装置
    を備えたリフトアップシステムであって、 前記梁が架け渡される相対する柱に架け渡されるととも
    に、前記リフトアップ装置が設けられる基台部を備え、 この基台部には、前記梁設置位置の近傍において、前記
    相対する柱を支持して、前記相対する柱間の距離を調整
    する距離調整手段が設けられていることを特徴とするリ
    フトアップシステム。
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