JP2015035947A - 駆動装置及びそれを有するレンズ駆動装置 - Google Patents

駆動装置及びそれを有するレンズ駆動装置 Download PDF

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Abstract

【課題】駆動装置としての超音波モータの振動板の進行方向の小型化を図る。
【解決手段】振動板1と、振動板1の振動の励起を行う圧電素子2、第1の接触部3a、及び第2の接触部3bを有する振動子と、第1の接触部3a及び第2の接触部3bと接触する摩擦部材21とを有する。振動子と摩擦部材21とは相対的に移動し、第1の接触部3a及び第2の接触部3bは、励起に伴って、振動子の第1方向に生じる奇数個の振動の腹線Y1,Y2を挟んだ位置であって、且つ振動子の第2方向に生じる奇数個の振動の節線X1,X2を挟んだ位置に設けられている。
【選択図】図1

Description

本発明は板状の振動子を構成する弾性体を有するリニア駆動用の駆動装置としての超音波モータに関する。特に本発明はその超音波モータを利用したレンズ駆動装置に関する。
従来からリニア駆動用の駆動装置としての超音波モータは多様な発明が行われており、例えば特許文献1や特許文献2のような超音波モータが開示されている。
特許文献1では、固有振動数が略等しい異なる2つの曲げ振動の振幅を突起の先端に取り出して駆動する例である。
特許文献2では、特許文献1の発明を改良したものであって、簡素な構成による圧電素子で駆動する例である。
従来の超音波モータで使用される振動子について図8を参照し説明する。
図8は特許文献2の超音波モータで使用される振動子の構成を示す。図8(a)は平面図、図8(b)は正面図、図8(c)は左側面図、図8(d)は右側面図、図8(e)は図8(b)のI−I断面図である。
振動子は、長方形形状を有する振動板101と、振動板101の短辺に設けられて保持部材(不図示)に取り付けるための取り付け部101a、101bとを有している。振動子は更に、振動板101に貼り付けられた2つの突起103a、103bと、振動板101の突起103a、103bが貼り付けられた面の裏面に貼り付けられた圧電素子102とを有している。
圧電素子102はA相102aとB相102bとの2つに分極されている。
突起103aは、圧電素子102によって励起され、振動板101の短辺に沿った方向に生じる曲げ振動の1次の固有振動モードの腹X3の箇所に貼り付けられている。突起103aは更に、圧電素子102によって励起され、振動板101の長辺に沿った方向に生じる曲げ振動の2次の固有振動モードの一方の節Y3の箇所に貼り付けられている。また、突起103bは、圧電素子102の短辺に沿った方向に生じる曲げ振動の1次の固有振動モードの腹X3の箇所に貼り付けられている。突起103bは更に、長辺に沿った方向に生じる曲げ振動の2次の固有振動モードの他方の節Y4の箇所に貼り付けられている。2つの突起103a、103bは更に、振動板101との接着面の反対側の面で、不図示の固定枠に固定された摩擦部材201と接触している。
以上の構成において不図示の給電手段から、圧電素子102のA相102aとB相102bとに位相差を−90°から+90°の範囲で変化させた交流電圧をそれぞれ印加する。それにより超音波振動が発生され、振動子と摩擦部材201との間の相対移動のための駆動力が発生される。
続いて、圧電素子102のA相102a及びB相102bに互いに位相差を有する交流電圧を印加した場合の振動子の様子について図9及び図10を参照し説明する。
図9は、圧電素子102のA相102aに対してB相102bの位相を約+90°遅らせて交流電圧を印加した場合の振動子の様子をモデル化して示す。なお、圧電素子102、取り付け部101a、101bは省略されている。図9(a)は、圧電素子102のA相102aとB相102bに印加される交流電圧の変化について、縦軸を電圧、横軸を時間として示している。そして電圧V5はA相に印加され、電圧V6はB相に印加される。図9(b)は振動子の正面図、図9(c)は振動子の左側の突起103aの貼り付け位置における振動子の左側面図、図9(d)は振動子の右側の突起103bの貼り付け位置における振動子の右側面図である。図9(b)から図9(d)は、図9(a)の時間T9から時間T12のそれぞれにおける振動子の振動の状態変化を実線で示している。また点線は、実線が表す時間以外における振動子の状態を比較のため示している。
図10は、圧電素子102のA相102aとB相102bとの間でほぼ位相差が無い交流電圧を印加した場合の振動子の様子をモデル化して示す。なお、圧電素子102、取り付け部101a、101bは省略されている。図10(a)は、圧電素子102のA相102aとB相102bに印加される交流電圧の変化について、縦軸を電圧、横軸を時間として示す。そして電圧V7はA相に印加され、電圧V8はB相に印加される。図10(b)は振動子の正面図、図10(c)は振動子の左側の突起103aの貼り付け位置における振動子の左側面図、図10(d)は振動子の右側の突起103bの貼り付け位置における振動子の右側面図である。図10(b)から図10(d)は、図10(a)の時間T13から時間T16のそれぞれにおける振動子の振動の状態変化を実線で示している。また点線は、実線が表す時間以外における振動子の状態を比較のため示している。
図9のように、圧電素子102のA相102aに対しB相102bの位相を約+90°遅らせて交流電圧を印加した場合、時間T10及び時間T12では、図9(a)のようにA相102aとB相102bとに互いに同符号で同一の大きさの電圧が印加されている。この時、図9(c)及び図9(d)のようにA相102aとB相102bとは同一面内の同一方向に最も伸縮する。そして振動板101の短辺に沿った方向に生じる1次の曲げ振動の振幅が最大となる(P5)。従って図9(c)及び図9(d)において、この箇所が振動板101の短辺に沿った方向に生じる曲げ振動の1次の固有振動モードの腹X3となる。
一方、時間T9及び時間T11では、図9(a)のように圧電素子102のA相102aとB相102bとに互いに異符号で同一の大きさ電圧が印加されている。この時、図9(b)のようにA相102aとB相102bとは互いに同一面内の逆方向に最も伸縮する。そして振動板101の長辺に沿った方向に生じる2次の曲げ振動の振幅が最大となる(P6)。従って図9(b)において、この箇所が振動板101の長辺に沿った方向に生じる曲げ振動の2次の固有振動モードの腹となる。そして突起103aが配置されている箇所が振動板1の短辺に沿った方向に生じる曲げ振動の1次の固有振動モードの節Y3となり、突起103bが配置されている箇所が振動板1の短辺に沿った方向に生じる曲げ振動の1次の固有振動モードの節Y4となる。
この結果、突起103aの先端に円運動R5が発生し、突起103bの先端に円運動R6が発生するため、振動子は摩擦部材201に対してXd方向に移動する駆動力を得る。又、B相102bに対してA相102aの位相を約+90°遅らせて交流電圧を印加した場合には、円運動R5とは反対方向の円運動が発生するため、振動子は摩擦部材201に対してXd方向とは逆方向に移動する駆動力を得る。
図10のように、圧電素子のA相とB相との間でほぼ位相差が無い交流電圧をそれぞれ印加した場合、時間T14及び時間T16では、図10(a)のように圧電素子102のA相102aとB相102bに同符号で同一の大きさ電圧が印加されている。この時、図10(c)及び図10(d)のようにA相102aとB相102bとは同一面内の同一方向に最も伸縮する。そして振動板101の短辺に沿った方向に生じる1次の曲げ振動の振幅が最大となる(P7)。従って図10(c)及び図10(d)において、この箇所が振動板101の短辺に沿った方向に生じる曲げ振動の1次の固有振動モードの腹X3となる。
一方、時間T13及び時間T15では、圧電素子102のA相102aに対してB相102bの位相を約+90°遅らせて交流電圧を印加した場合(図9)と比べ、図10(a)のようにA相102aとB相102bとの間で異符号の電圧が印加されている時間が非常に短い。よって、図10(b)のように振動板101の長辺に沿った方向に生じる2次の曲げ振動が、A相102aに対してB相102bの位相を約+90°遅らせて交流電圧を印加した場合よりも小さくなる(P8)。従って図10(b)において、この箇所が振動板101の長辺に沿った方向に生じる曲げ振動の2次の固有振動モードの腹となる。そして突起103aが配置されている箇所が振動板1の短辺に沿った方向に生じる曲げ振動の1次の固有振動モードの節Y3となり、突起103bが配置されている箇所が振動板1の短辺に沿った方向に生じる曲げ振動の1次の固有振動モードの節Y4となる。
この結果、突起103aの先端に縦長の楕円運動R7が発生し、突起103bの先端に縦長の楕円運動R8が発生するため、振動子は摩擦部材201に対してXd方向に低速で移動するための駆動力を得ることができる。また、円運動R5の場合と同様に、反対方向に移動するための駆動力も得ることができる。
このように、従来の超音波モータは、圧電素子102のA相102aとB相102bとに印加する交流電圧の位相差を制御することにより、突起先端の運動の楕円比を変更して広い速度レンジに対応させている。
特開平6−311765号公報 特開2012−16107号公報
近年超音波モータが搭載される電子機器の小型化、特にレンズ駆動装置の小型化の要求は更に高まっている。特許文献1と特許文献2との超音波モータは、共に小型化が図れているが、それには限界があった。
従来の超音波モータを使用した駆動装置について図11及び図12を参照し説明する。
図11は、図8に示される特許文献2の振動子を有する超音波モータを利用したリニア駆動装置の概略図である。図11(a)は超音波モータにおける振動子と摩擦部材の相対移動の方向から見た図であり、図11(b)は図11(a)のJ−J断面図である。
図12は、特許文献2の振動子を有する超音波モータを利用したリニア駆動装置を搭載したレンズ駆動装置の概略図である。図12(a)はレンズ駆動装置の光軸方向からレンズ装置を見た正面図、図12(b)はレンズ駆動装置の光軸方向の全長が長い場合のレンズ駆動装置の内部を見た内部側面図である。また図12(c)はレンズ駆動装置の光軸方向の全長が短い場合のレンズ駆動装置の内部を見た内部側面図である。
リニア駆動装置200は、振動子と、摩擦部材201と、ローラ202と、ローラ支持軸202aと、保持部材としての枠体203とを有している。リニア駆動装置200は更に、枠体203に保持されたローラ支持部203aと、加圧ばね204と、枠体203に保持された取り付けピン205と、枠体203に固定された駆動伝達部材206とを有している。
レンズ駆動装置は、リニア駆動装置200と、外枠301と、レンズ302と、レンズ302を保持するレンズホルダー303と、ガイド軸304、305とを有している。なお、図12(b)及び図12(c)において、レンズ駆動装置の大きさに対する振動板101の位置関係を明確にするため、リニア駆動装置200では振動板101及び突起103a、103b以外が省略されている。
リニア駆動装置200において、振動板の取り付け部101a、101bの各孔部に取り付けピン205が嵌め込まれ、振動子は枠体203により支持される。ローラ202は、ローラ支持部203aにより保持されたローラ支持軸202aを介して枠体203に支持されている。そしてローラ202の摺動面はレンズ駆動装置の外枠301に固定された摩擦部材201に接触している。加圧ばね204は、下端が振動子の圧電素子102に当接し、上端が枠体203に当接し、圧電素子102と枠体203とに挟まれてそれぞれに押圧力を付与している。振動子は加圧ばね204の中心軸方向に自由な動きを有し、突起103a、103bは摩擦部材201のローラ接触面と反対側の面に接している。従って、加圧ばね204の押圧力により、突起103a、103bは摩擦部材201に加圧接触される。そして突起103a、103bに発生する円運動(又は楕円運動)Rb、Rcによって、振動子は摩擦部材201に対してXe方向に移動する駆動力を得る。なお、上述のように、圧電素子102のA相102aとB相102bとに印加する交流電圧の位相差を変えることができる。これにより、円運動Rb、Rcとは反対方向の円運動が発生し、振動子は摩擦部材201に対してXe方向とは逆方向に移動する駆動力を得る。
レンズ駆動装置において、ガイド軸304、305と摩擦部材201とはレンズ駆動装置の光軸方向に沿って延在するように、両端がそれぞれ外枠301に固定されている。レンズホルダー303は、リニア駆動装置200の駆動伝達部材206と接続されている。そして、ガイド軸304、305に支持されて案内されることで、レンズ装置の光軸方向Xfに移動可能となる。不図示の制御部からの移動命令に従い、リニア駆動装置200が相当の距離を移動することで、レンズホルダー303を駆動させることができる。図12(b)における振動子の振動板101は、レンズホルダー303の一方の移動端Kと他方の移動端Lとからなるレンズホルダー移動距離L4と、振動板101の移動方向の長さである振動板長さL5の和の範囲を移動する。従って、装置全体の小型化を図るためには、振動板長さL5の短縮が不可欠になることがある。振動板長さL5に対しレンズホルダー移動距離L4が十分に大きい場合、振動板長さL5の短縮は、レンズホルダー移動距離L4の短縮と比較し、装置全体の小型化をもたらすことは低い。しかし一方、図12(c)における更に小型化が進んだレンズ駆動装置においては、振動板長さL5の方がレンズホルダー303の一方の移動端Mと他方の移動端Nとからなるレンズホルダー移動距離L4より長い場合もある。このような場合、特に振動板101の振動板長さL5の短縮は装置全体の小型化にとって重要な課題となる。しかし振動板長さL5の短縮には以下のような課題がある。
特許文献2の超音波モータにおいては、振動板101は、振動子が摩擦部材201に対して相対移動する方向に、長辺の長さである振動板長さL5を有する構成となっている。このため、単純に振動板長さL5を短縮すると、曲げ振動の振幅も同時に小さくなり、駆動力が低下する、又は、駆動力が得られない等の問題点が生じる。従って、特許文献2の超音波モータにおける、振動板長さL5の短縮に限界があった。
又、特許文献1のように複雑な分極をした構造の圧電素子を用いれば、振動板長さL5を短縮しても、駆動力を維持することが可能であるが、圧電素子のコストが上がり、給電手段の複雑化や、消費電力の増加等の問題点が生じる。
本発明の駆動装置は、振動板と、振動板の振動の励起を行う圧電素子、第1の接触部、及び第2の接触部を有する振動子と、接触部と接触する摩擦部材とを有する。振動子と摩擦部材とは相対的に移動し、第1の接触部及び第2の接触部は、励起に伴って、振動子の第1方向に生じる奇数個の振動の腹線を挟んだ位置であって、且つ振動子の第2方向に生じる奇数個の振動の節線を挟んだ位置に設けられていることを特徴とする。
上記の手段により、本発明の駆動装置は、簡素な圧電素子の構成で、振動子の摩擦部材に対する移動方向の小型化を達成することができ、これを利用した小型なレンズ駆動装置を提供することができる。
本発明の実施形態1に係る超音波モータの振動子の構成を説明する図。 本発明の実施形態1に係る振動子を有する超音波モータの速度制御のモデルを説明する図。 本発明の実施形態1に係る振動子を有する超音波モータの別の速度制御のモデルを説明する図。 本発明の実施形態1に係る振動子を有する超音波モータを使用したリニア駆動装置の構成を説明する図。 本発明の図4のリニア駆動装置を使用したレンズ駆動装置の構成を説明する図。 本発明の実施形態2に係る超音波モータの振動子の構成を説明する図。 本発明の実施形態3に係る超音波モータの振動子の構成を説明する図。 従来の超音波モータの振動子の構成を説明する図。 従来の振動子を有する超音波モータの速度制御のモデルを説明する図。 従来の振動子を有する超音波モータの別の速度制御のモデルを説明する図。 従来の振動子を有する超音波モータを使用したリニア駆動装置の構成を説明する図。 従来のリニア駆動装置を使用したレンズ駆動装置の構成を説明する図。
(実施形態1)
以下、本発明を実施するための実施形態1について説明する。なお、図において同一部材は同一記号で図示する。
本発明の実施形態1に係る駆動装置としての超音波モータで使用される振動子について図1を参照して説明する。
図1は、実施形態1に係る超音波モータの振動子の構成を示す。図1(a)は平面図、図1(b)は正面図、図1(c)は左側面図、図1(d)は右側面図、図1(e)は図1(b)のA−A断面図である。
本実施形態の超音波モータは、振動子と、接触部たる突起3a、3bと、突起3a、3bと接触する摩擦部材21とを備える。
振動子は、振動板1と、振動板1に取り付けられた圧電素子2とを有している。振動板1は、長辺と短辺とを備える多角形状であって、代表的には長方形形状を有する板材である。また、圧電素子2はA相2aとB相2bの2つに分極されており、高周波振動を発生する。振動子は更に、取り付け部1a、1bを振動板1の短辺に有し、例えば保持部材に取り付けられる。
突起3a、3bは、振動板1に圧電素子2が取り付けられた面の裏面に形成されて配置されている。突起3a、3bは、凸型形状部であり、振動板1と接続する面の反対側の面で摩擦部材21と接触している。摩擦部材21は不動の固定枠(不図示)に固定されており、振動子は固定された摩擦部材21に沿って相対的に移動する。なお、突起3a、3bは振動板1と一体形成でき、例えば、一体形成は絞り加工である。
突起3aは、圧電素子2によって励起され、振動板1の短辺に沿った方向(第1方向)に生じる曲げ振動の1次の固有振動モードの共振周波数の一方の節(節線)X2の箇所に配置されている。第1の接触部たる突起3aは更に、圧電素子2によって励起され、振動板1の短辺に沿った方向とは直交する振動板1の長辺に沿った方向(第2方向)に生じる曲げ振動の2次の固有振動モードの共振周波数の腹(腹線)Y1の箇所に配置されている。また、第2の接触部たる突起3bは、振動板1の短辺に沿った方向に生じる曲げ振動の1次の固有振動モードの共振周波数の他方の節(節線)X1の箇所に配置されている。突起3bは更に、振動板1の長辺に沿った方向に生じる曲げ振動の2次の固有振動モードの共振周波数の他方の腹(腹線)Y2の箇所に配置されている。すなわち、接触部3a、3bは、圧電素子2の励起に伴って、振動板1の短辺に沿った方向に生じる奇数個の振動の腹線を挟んだ位置であって、且つ振動板1の長辺に沿った方向に生じる奇数個の振動の節線を挟んだ位置に設けられている。また、接触部3a、3bは、振動板1の短辺に沿った方向に生じる1次の曲げ振動の腹線を挟んで互いに反対側の位置であって、且つ振動板1の長辺に沿った方向に生じる2次の曲げ振動の節線上以外の振動板1の長辺に沿った方向で互いに異なる位置に設けられている。そして不図示の給電手段により、圧電素子2のA相2aとB相2bに位相差を+90°から+270°まで変化させた交流電圧を印加することによって、超音波振動を発生させている。なお、1次の固有振動モードの共振周波数と2次の固有振動モードの共振周波数とは一致又は隣接するものであってもよい。また、1次の固有振動モードの共振周波数と2次の固有振動モードの共振周波数との間には他の振動モードの共振周波数が存在しなくてもよい。
なお、本実施例では、接触部3a、3bが、振動板1の短辺に沿った方向に生じる1次の曲げ振動の1個(奇数個)の腹線を挟んだ位置にある例を示した。しかし、例えば、2次の曲げ振動の2個の腹線のうちの1個(奇数個)の腹線を挟んだ位置に接触部3a、3bがある場合や、3次の曲げ振動の3個の腹線のうち1個(奇数個)又は3個(奇数個)の腹線を挟んだ位置に接触部3a、3bがある場合なども考えられる。
又、本実施例では、接触部3a、3bが、振動板1の長辺に沿った方向に生じる2次の曲げ振動の3個の節線のうち中央の1個(奇数個)の節線を挟んだ位置にある例を示した。しかし、例えば、2次の曲げ振動の3個の節線のうちの中央以外の1個(奇数個)又は3個(奇数個)の節線を挟んだ位置に接触部3a、3bがある場合や、3次の曲げ振動の4個の節線のうち1個(奇数個)又は3個(奇数個)の節線を挟んだ位置に接触部3a、3bがある場合なども考えられる。
続いて圧電素子2のA相2a及びB相2bに互いに位相差を有する交流電圧を印加した場合の振動子の様子について図2及び図3を参照し説明する。
図2は圧電素子2のA相2aに対してB相2bの位相を約+90°遅らせて交流電圧を印加した場合の振動子の様子をモデル化して示す。図2(a)は圧電素子2のA相2aとB相2bに印加される交流電圧の変化について、縦軸を電圧、横軸を時間として示す。そして電圧V1はA相2aに印加され、電圧V2はB相2bに印加される。図2(b)は図1の振動子の正面図、図2(c)は振動子上の左側の突起3aの形成位置における振動子の左側面図、図2(d)は振動子上の右側の突起3bの形成位置における振動子の右側面図である。図2(b)から図2(d)は、図2(a)の時間T1から時間T4のそれぞれにおける振動子の振動の状態変化を実線で示している。なお図2(b)から図2(d)においては、振動子の圧電素子2及び取り付け部1a、1bは省略されており、点線は実線が表す時間以外における振動子の状態を比較のため示している。
図3は、振動子の圧電素子2のA相2aに対してB相2bの位相を約+180°遅らせて交流電圧を印加した場合の振動子の様子をモデル化して示す。図3(a)は圧電素子2のA相2aとB相2bに印加される交流電圧の変化について、縦軸を電圧、横軸を時間として示す。そして電圧V3はA相2aに印加され、電圧V4はB相2bに印加される。図3(b)は図1の振動子の正面図、図3(c)は振動子の左側の突起3aの形成位置における振動子の左側面図、図3の(d)は振動子上の右側の突起3bの形成位置における振動子の右側面図である。図3(b)から図3(d)は、図3(a)で示される時間T5から時間T8のそれぞれにおける振動子の振動の状態変化を実線で示している。なお図3(b)から図3(d)においては、振動子の圧電素子2及び取り付け部1a、1bは省略されており、点線は実線が表す時間以外における振動子の状態を比較のため示している。
図2のように、圧電素子2のA相2aに対してB相2bの位相を約+90°遅らせて交流電圧を印加した場合、時間T2及び時間T4では、図2(a)のようにA相2aとB相2bに互いに同符号で同一の大きさの電圧が印加されている。この時、図2(c)及び図2(d)のようにA相2aとB相2bとは同一面内の同一方向に最も伸縮する。そして振動板1の短辺に沿った方向に生じる1次の曲げ振動の振幅が最大となる(P1)。従って図2(c)及び図2(d)において、この箇所が振動板1の短辺に沿った方向に生じる曲げ振動の1次の固有振動モードの腹となる。そして突起3aが配置されている箇所が振動板1の短辺に沿った方向に生じる曲げ振動の1次の固有振動モードの節X1となり、突起3bが配置されている箇所が振動板1の短辺に沿った方向に生じる曲げ振動の1次の固有振動モードの節X2となる。
一方、時間T1及びT3では、図2(a)のように圧電素子2のA相2aとB相2bとに互いに異符号で同一の大きさの電圧が印加されている。この時、図2(b)のようにA相2aとB相2bとは互いに同一面内の逆方向に最も伸縮する。そして振動板1の長辺に沿った方向に生じる2次の曲げ振動の振幅が最大となる(P2)。従って図2(b)において、突起3aが配置されているこの箇所が振動板1の長辺に沿った方向に生じる曲げ振動の2次の固有振動モードの腹Y1となり、突起3bが配置されているこの箇所が振動板1の長辺に沿った方向に生じる曲げ振動の2次の固有振動モードの腹Y2となる。
この結果、突起3aの先端に円運動R1が発生し、突起3bの先端に円運動R2が発生するため、振動子は摩擦部材21に対してXa方向に移動するための駆動力を得る。又、A相2aに対してB相2bの位相を約+270°遅らせて交流電圧を印加した場合は円運動R1、R2とは反対方向の円運動が発生する。それにより振動子は摩擦部材21に対してXa方向とは逆方向に移動するための駆動力を得る。
本実施形態においては、摩擦部材21を不動の固定枠に固定し、それに沿って振動子が移動する構成を説明した。しかしこれには限らず、振動子を不動の固定枠に固定し、それに沿って摩擦部材21が移動する構成であってもよい。この場合、突起3aの先端に円運動R1が発生し、突起3bの先端に円運動R2が発生すると、摩擦部材21は振動子に対してXa方向とは逆方向に移動するための駆動力を得る。また、圧電素子2のA相2aとB相2bに印加する交流電圧の位相差を変えて突起3a、3bの先端に円運動R1、R2とは反対方向の円運動が発生すると、摩擦部材21は振動子に対してXa方向に移動するための駆動力を得る。
図3のように、圧電素子2のA相2aに対してB相2bの位相を約+180°遅らせて交流電圧を印加した場合、時間T5及び時間T7では、図3(a)のように圧電素子2のA相2aとB相2bとに互いに異符号で同一の大きさの電圧が印加されている。この時、図3(b)のように振動板1の長辺に沿った方向に生じる2次の曲げ振動の振幅が最大となる(P4)。従って図3(b)において、突起3aが配置されているこの箇所が振動板1の長辺に沿った方向に生じる曲げ振動の2次の固有振動モードの腹Y1となり、突起3bが配置されているこの箇所が振動板1の長辺に沿った方向に生じる曲げ振動の2次の固有振動モードの腹Y2となる。
一方、時間T6及び時間T8では、圧電素子2のA相2aに対してB相2bの位相を約+90°遅らせた場合(図2)と比べ、図3(a)のように圧電素子2のA相2aとB相2bとの間で同符号の電圧が印加されている時間が非常に短い。よって、図3(c)及び図3(d)のように振動板1の短辺に沿った方向に生じる1次の曲げ振動の振幅が非常に小さくなる(P3)。従って図3(c)及び図3(d)において、この箇所が振動板1の短辺に沿った方向に生じる曲げ振動の1次の固有振動モードの腹となる。そして突起3aが配置されている箇所が振動板1の短辺に沿った方向に生じる曲げ振動の1次の固有振動モードの節X1となり、突起3bが配置されている箇所が振動板1の短辺に沿った方向に生じる曲げ振動の1次の固有振動モードの節X2となる。
この結果、突起3aの先端に縦長の楕円運動R3が発生し、突起3bの先端に円運動R4が発生する。楕円運動R3、R4は円運動R1、R2と比較してXa方向の移動距離が短いため、振動子はXa方向に摩擦部材21に対して低速で移動することができる。また楕円運動R3、R4も円運動R1、R2と同様に、圧電素子2のA相2aとB相2bとの間の電圧の位相差を変えることで逆方向にすることができ、この場合に振動子は摩擦部材21に対しXa方向とは逆方向に低速で移動する駆動力を得る。
本実施形態においては、摩擦部材21を不動の固定枠に固定し、それに沿って振動子が移動する構成を説明した。しかしこれには限らず、振動子を不動の固定枠に固定し、それに沿って摩擦部材21が移動する構成であってもよい。この場合、突起3aの先端に楕円運動R3が発生し、突起3bの先端に楕円運動R4が発生すると、摩擦部材21は振動子に対してXa方向とは逆方向に低速で移動する駆動力を得る。また、圧電素子2のA相2aとB相2bに印加する交流電圧の位相差を変えて突起3a、3bの先端に楕円運動R3、R4とは反対方向の円運動が発生すると、摩擦部材21は振動子に対してXa方向に低速で移動する駆動力を得る。
以上の通り、本実施形態の超音波モータにおいては、簡素な圧電素子の構成で、振動子が摩擦部材21に対して振動板1の短辺に沿った方向に移動することが可能である。
なお、本実施形態では、突起3aを、圧電素子2によって励起され、振動板1の短辺に沿った方向に生じる曲げ振動の1次の固有振動モードの一方の節X2の箇所に配置した。突起3aを、振動板1の長辺に沿った方向に生じる曲げ振動の2次の固有振動モードの一方の腹Y1の箇所に配置した。また、突起3bを、振動板1の短辺に沿った方向で生じる曲げ振動の1次の固有振動モードの他方の節X1の箇所に配置した。突起3bを、振動板1の長辺に沿った方向で生じる曲げ振動の2次の固有振動モードの他方の腹Y2の箇所に配置した。それにより、振動子が摩擦部材21に対して振動板1の短辺の方向に移動する。これらの箇所が最も大きな駆動力を発生させるが、突起の配置はこれには限られない。
突起3aを、振動板1の短辺に沿った方向に生じる曲げ振動の1次の固有振動モードの腹よりも一方の節X2に近い箇所に配置してもよい。突起3aを更に、振動板1の長辺に沿った方向に生じる曲げ振動の2次の固有振動モードの短辺側の一方の節よりもその隣の腹Y1に近い箇所に配置してもよい。また、突起3bを、振動板1の短辺に沿った方向に生じる曲げ振動の1次の固有振動モードの腹よりも他方の節X1に近い箇所に配置してもよい。突起3bを更に、振動板1の長辺に沿った方向に生じる曲げ振動の2次の固有振動モードの短辺側の他方の節よりもその隣の腹Y2に近い箇所に配置してもよい。突起3aの配置箇所が振動板1の節X2、腹Y1からずれる、又突起3bの配置箇所が振動板1の節X1、腹Y2からずれるにしたがって駆動力は減少するが、振動子が摩擦部材21に対して振動板の短辺に沿った方向に移動させる駆動力を得ることができる。即ち、これは、前記2次の固有振動モードにおいて『一方の腹の箇所』又は『一方の腹に最も近い短辺の側の節よりも一方の腹に近い箇所』となる。そして、前記1次の固有振動モードにおいて『一方の節の箇所』又は『腹よりも一方の節に近い箇所』に配置されることを意味する。
本実施形態では2つの突起3a、3bを振動板1に配置しているが、突起3a、3bのどちらか一方のみを振動板1に配置してもよい。突起3a、3bの一方のみを振動板1に配置した場合でも、突起3a、3bの2つを配置した場合より駆動力は小さくなるが、振動子が摩擦部材21に対して振動板の短辺に沿った方向に移動させる駆動力を得ることができる。
続いて本実施形態の具体的な実施例について図4及び図5を参照し説明する。
図4は本実施形態の振動子を有する超音波モータを利用したリニア駆動装置20の概略図であり、図4(a)は超音波モータにおける振動子の摩擦部材21に対する移動方向から見た図であり、図4(b)は図4(a)のB−B断面図である。
図5は本実施形態の振動子を有する超音波モータを利用したリニア駆動装置20を搭載したレンズ駆動装置の概略図であり、図5(a)はレンズ駆動装置の光軸方向からレンズ装置を見た正面図、図5(b)はレンズ駆動装置の光軸方向の全長が長い場合のレンズ駆動装置の内部を見た内部側面図、図5(c)はレンズ駆動装置の光軸方向の全長が短い場合のレンズ駆動装置の内部を見た内部側面図である。
リニア駆動装置20は、本実施形態の振動板1と圧電素子2とを有する振動子と、突起3a、3bとを有している。リニア駆動装置は更に、不動の固定枠(不図示)に固定された摩擦部材21と、ローラ22と、ローラ支持軸22aと、保持部材としての枠体23と、枠体23に保持されたローラ支持部23aとを有している。リニア駆動装置はまた、加圧ばね24と、枠体23に保持された取り付けピン25と、枠体23に固定された駆動伝達部材26とを有している。
レンズ駆動装置は、リニア駆動装置20と、不動の固定枠としての外枠31と、レンズ32と、駆動伝達部材26と接続してレンズ32を保持するレンズホルダー33と、ガイド軸34、35とを有している。なお、図5(b)及び図5(c)において、レンズ駆動装置の大きさに対する振動板1の位置関係を明確にするため、リニア駆動装置20では振動板1及び突起3a、3b以外が省略されている。
リニア駆動装置20において、振動板の取り付け部1a、1bの各孔部に取り付けピン25が嵌め込まれ、振動子は枠体23により支持される。転動部材は、ローラ22がローラ支持軸22aを介してローラ支持部23aに保持される構成を有する。そして転動部材は枠体23に支持されている。転動部材のローラ22の摺動面はレンズ駆動装置の外枠31に固定された摩擦部材21に接触している。なお、転動部材のローラ22は駆動の際の摺動抵抗を軽減するために設けられているものであって、転動コロのような機構でもよい。加圧ばね24は、下端が振動子の圧電素子2に当接し、上端が枠体23に当接し、圧電素子2と枠体23とに挟まれてそれぞれに押圧力を付与している。振動子は加圧ばね24の中心軸方向に自由な動きを有し、突起3a、3bは摩擦部材21のローラ接触面と反対側の面に接している。従って、加圧ばね24の押圧力により、突起3a、3bは摩擦部材21に加圧接触される。そして突起3aに発生する円運動(又は楕円運動)Raと突起3bに発生して円運動Raと同じ回転方向の不図示の円運動(又は楕円運動)とによって、振動子は摩擦部材21に対してXb方向に移動する駆動力を得る。なお、上述のように、圧電素子2のA相2aとB相2bとに印加する交流電圧の位相差を変えることで、突起3aには円運動Raとは反対方向の円運動が発生し、また突起3bにも同様に反対方向の円運動が発生するため、振動子は摩擦部材21に対してXb方向とは逆方向に移動する駆動力を得る。
本実施形態の振動子を有する超音波モータを利用したリニア駆動装置20においては、簡素な圧電素子の構成で、振動子が摩擦部材21に対して振動子の短辺に沿った方向に移動することが可能である。
本実施形態の振動子を有する超音波モータを利用したリニア駆動装置においては、摩擦部材21を固定し、それに沿って振動子が移動する構成であった。しかしこれには限らず、振動子を固定し、それに沿って摩擦部材21が移動する構成であっても、摩擦部材21は振動子に対して振動板の短辺に沿った方向に移動させる駆動力を得ることができる。そしてその駆動力は、振動子が摩擦部材21に対して移動する場合の駆動力と同等である。
以上のような構成とすることで、リニア駆動装置20は、振動子の摩擦部材21に対する移動方向の装置の小型化を図ることができる。よって、振動子の摩擦部材21に対する移動方向の小型化が要求される装置に適用する場合には、装置全体の小型化に大きく寄与する。
レンズ駆動装置において、ガイド軸34、35と摩擦部材21とはレンズ駆動装置の光軸方向に沿って延在するように、両端がそれぞれ外枠31に固定されている。レンズホルダー33は、リニア駆動装置20の駆動伝達部材26と接続され、ガイド軸34、35に支持されて案内されることで、レンズ装置の光軸方向Xcに移動可能となる。そして不図示の制御部からの移動命令に従い、リニア駆動装置20が相当の距離を移動することで、レンズホルダー33を駆動させることができる。図5(b)を参照し、レンズ駆動装置において、振動子の振動板1は、レンズホルダー33の一方の移動端Cと他方の移動端Dとからなるレンズホルダー移動距離L1と、振動板1の移動方向の長さの振動板長さL2の和の範囲を移動する。L2は振動板1の短辺の長さであるため、振動板長さL2に対しレンズホルダー移動距離L1が十分に大きい。従って図5(c)を参照し、レンズホルダー33の一方の移動端Eと他方の移動端Fとからなり、レンズホルダー移動距離L1よりも小さなレンズホルダー移動距離L3に変更した場合であっても、振動板長さL2に対するレンズホルダー移動距離L3を十分に大きくすることができる。
なお、本実施形態の振動子を有する超音波モータを利用したレンズ駆動装置においては、摩擦部材21を外枠31に固定し、それに沿って振動子と接続されたレンズホルダー33が可動である構成であった。しかしこれには限らず、振動子を外枠31に固定し、それに沿って摩擦部材21と接続されたレンズホルダー33が可動である構成であっても、摩擦部材21は振動子に対して振動板の短辺に沿った方向に移動させる駆動力を得ることができる。そしてその駆動力は、振動子が摩擦部材21に対して移動する場合の駆動力と同等である。
以上のような構成とすることで、レンズ装置全体の小型化に大きく寄与する。特に、レンズ駆動装置の場合は光軸方向Xcの小型化の要求が高いため、レンズ駆動装置全体の小型化に大きく寄与する。
(実施形態2)
続いて本発明の実施形態2について図6を参照し説明する。
実施形態1では突起3a、3bを振動板1に形成する構成であった。しかし、突起を圧電素子2に配置しても同様の効果を有する。
図6は本発明の実施形態2に係る駆動装置としての超音波モータの振動子の構成を説明するための図である。図6(a)は平面図、図6(b)は正面図、図6(c)は左側面図、図6(d)は右側面図、図6(e)は図6(b)のG−G断面図である。
図6の振動子は、実施形態1に対し、圧電素子2に2つの突起3c、3dを接着等で配置されている。
突起3cは、圧電素子2によって励起され、振動板1の短辺に沿った方向に生じる曲げ振動の1次の固有振動モードの一方の節X2の箇所に配置されている。突起3cは更に、圧電素子2によって励起され、振動板1の長辺の方向に生じる曲げ振動の2次の固有振動モードの一方の腹Y1の箇所に配置されている。また、突起3dは、圧電素子2の短辺に沿った方向に生じる曲げ振動の1次の固有振動モードの他方の節X1の箇所に配置されている。突起3dは更に、振動板1の長辺に沿った方向に生じる曲げ振動の2次の固有振動モードの他方の節Y2の箇所に配置されている。
本実施形態においても突起部は実施形態1と同じ配置の構成を有するため、実施形態1と同様の効果を有する。
(実施形態3)
続いて本発明の実施形態3について図7を参照し説明する。
実施形態1では取り付け部1a、1bを振動板1の短辺に設ける構成であった。しかし、取り付け部を振動板1の長辺に設けても同様の効果を有する。
図7は本発明の実施形態3に係る駆動装置としての超音波モータの振動子の構成を説明するための図である。図7(a)は平面図、図7(b)は正面図、図7(c)は左側面図、図7(d)は右側面図、図7(e)は図6(b)のH−H断面図である。
図7の振動子は、実施形態1に対し、振動板1の長辺に設けられた取り付け部1c、1dを有している。
本実施形態においては、実施形態1に対し、振動子を枠体に固定するため構成を変更するのみであるため、実施形態1と同様の作用を実現することができる。
なお、実施形態1と同様の突起の配置と曲げ振動の固有振動モードを実現できるため、実施形態2と実施形態3の構成を組み合わせてもよい。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明はこれらの実施形態には限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。本実施形態の超音波モータはデジタルカメラ用のレンズ鏡筒をなどの駆動用アクチュエータとしてユニット化したリニア駆動型の超音波モータを実施例に説明したが、使用用途はこれに限られたものではない。例えば、回転型の超音波モータに適用しても同様の効果を得ることができる。
本発明は、小型軽量かつ広い駆動速度レンジが要求される電子機器、特にレンズ駆動装置等に利用可能である。
1 振動板
2 圧電素子
21 摩擦部材
23 枠体
24 加圧ばね
3a、3b、3c、3d 突起
31 外枠
32 レンズ
33 レンズホルダー

Claims (26)

  1. 駆動装置であって、
    振動板と、
    その振動板の振動の励起を行う圧電素子、第1の接触部、及び第2の接触部を有する振動子と、
    前記第1の接触部及び前記第2の接触部と接触する摩擦部材と、
    を有し、
    前記振動子と前記摩擦部材とは相対的に移動し、
    前記第1の接触部及び前記第2の接触部は、前記励起に伴って、前記振動子の第1方向に生じる奇数個の振動の腹線を挟んだ位置であって、且つ前記振動子の第2方向に生じる奇数個の振動の節線を挟んだ位置に設けられている、駆動装置。
  2. 請求項1に記載の駆動装置であって、前記振動子と前記摩擦部材とは相対的に前記第1方向に移動する、駆動装置。
  3. 請求項1に記載の駆動装置であって、 前記振動板は短辺と長辺を備え、前記第1方向は前記振動板の短辺に沿った方向で、前記第2方向は前記振動板の長辺に沿った方向である、駆動装置。
  4. 請求項1に記載の駆動装置であって、 前記第1の接触部及び前記第2の接触部は、前記振動子の前記第1方向に生じる1次の曲げ振動の腹線を挟んで互いに反対側の位置であって、且つ前記第2方向に生じる2次の曲げ振動の節線上以外の当該第2方向に沿った方向で互いに異なる位置に設けられている、駆動装置。
  5. 請求項1に記載の駆動装置であって、 前記第1方向と第2方向とは直交する、駆動装置。
  6. 請求項1に記載の駆動装置であって、 前記第1の接触部及び前記第2の接触部は、前記2次の曲げ振動の一方の腹の箇所又は当該一方の腹に最も近い短辺の側の節よりも前記一方の腹に近い位置に設けられている、駆動装置。
  7. 請求項1に記載の駆動装置であって、 前記第1の接触部及び前記第2の接触部は、前記1次の曲げ振動の一方の節の箇所又は腹よりも前記一方の節に近い箇所に設けられている、駆動装置。
  8. 請求項1に記載の駆動装置であって、前記第1の接触部及び前記第2の接触部は前記振動板に配置される、駆動装置。
  9. 請求項7に記載の駆動装置であって、前記第1の接触部及び前記第2の接触部は前記振動板と一体で形成される、駆動装置。
  10. 請求項1に記載の駆動装置であって、前記第1の接触部及び前記第2の接触部は前記圧電素子に配置される、駆動装置。
  11. 請求項1に記載の駆動装置であって、前記振動子は、前記振動板の前記長辺で保持されている、駆動装置。
  12. 請求項1に記載の駆動装置であって、前記振動子は、前記振動板の前記短辺で保持されている、駆動装置。
  13. 請求項1に記載の駆動装置であって、前記振動子を保持し、転動部材を有する保持部材を更に備え、前記摩擦部材は前記転動部材を介して前記保持部材と接する、駆動装置。
  14. 請求項1に記載の駆動装置であって、前記摩擦部材が固定されていて、前記振動子が前記摩擦部材に対して移動する、駆動装置。
  15. 請求項1に記載の駆動装置であって、前記振動子が固定されていて、前記摩擦部材が前記振動子に対して移動する、駆動装置。
  16. 請求項14に記載の駆動装置と、
    レンズを保持して、前記振動子と接続されて前記摩擦部材に対して可動に取り付けられるレンズホルダーと、
    を備え、前記レンズホルダーが前記摩擦部材に対して移動することで前記レンズは移動される、レンズ駆動装置。
  17. 請求項15に記載の駆動装置と、
    レンズを保持して、前記摩擦部材と接続されて前記振動子に対して可動に取り付けられるレンズホルダーと、
    を備え、前記レンズホルダーが前記振動子に対して移動することで前記レンズは移動される、レンズ駆動装置。
  18. 振動子であって、
    振動板と、
    前記振動板の振動の励起を行う圧電素子と、
    それぞれ凸型形状部である第1の接触部及び第2の接触部と、
    を有し、
    前記第1の接触部及び前記第2の接触部は、前記短辺に沿った方向に曲げ1次の共振周波数の腹線を挟んで互いに反対側の位置であって、且つ前記長辺に沿った方向の曲げ2次の共振周波数の節線上以外の当該長辺に沿った方向で互いに異なる位置に設けられ、
    前記1次の共振周波数及び前記2次の共振周波数は、共に固有振動の共振周波数であって、一致又は隣接している、振動子。
  19. 請求項18に記載の振動子であって、前記短辺に沿った方向に曲げ1次の共振周波数と前記長辺に沿った方向の曲げ2次の共振周波数との間に他の振動モードの共振周波数がない、振動子。
  20. 請求項18に記載の振動子であって、前記第1の接触部及び前記第2の接触部は、前記2次の曲げ振動の一方の腹の箇所又は当該一方の腹に最も近い短辺の側の節よりも前記一方の腹に近い位置に設けられている、振動子。
  21. 請求項18に記載の振動子であって、前記第1の接触部及び前記第2の接触部は、前記1次の曲げ振動の一方の節の箇所又は腹よりも前記一方の節に近い箇所に設けられている、振動子。
  22. 請求項18に記載の振動子であって、前記第1の接触部及び前記第2の接触部は前記振動板に配置される、振動子。
  23. 請求項18に記載の振動子であって、前記第1の接触部及び前記第2の接触部は前記振動板と一体で形成される、振動子。
  24. 請求項18に記載の振動子であって、前記第1の接触部及び前記第2の接触部は前記圧電素子に配置される、振動子。
  25. 請求項18に記載の振動子であって、前記振動子は、前記振動板の前記長辺で保持されている、振動子。
  26. 請求項18に記載の振動子であって、前記振動子は、振動板の前記短辺で保持されている、振動子。
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