JP2017195713A - 振動波モータ及び振動波モータが搭載された光学機器 - Google Patents

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【課題】駆動効率の向上と小型化の両立が可能な振動波モータを提供する。【解決手段】振動子101と、付勢部材108と、振動子101を保持する保持部材105と、を備え、振動子101に発生させる振動により振動子101と振動子に摩擦接触する摩擦部材111とが相対移動する振動波モータ3であって、付勢部材108は、振動子101を摩擦部材111の方向に付勢し、振動子101は、付勢部材108の付勢方向122に延出する延出部102eを備え、保持部材105は、延出部102eと対向する位置近傍に案内部105cを備え、延出部102eと案内部105cとの間に転動部材104が狭持される。【選択図】 図1

Description

本発明は、駆動装置に関し、特に振動波モータに関する。
従来から、高トルク出力、高い位置決め精度、静粛性などの特徴を利用して、例えばカメラやレンズなどの光学機器の駆動源として振動波モータが広く採用されている。近年では、多群のズームレンズ構成において、比較的簡単な構造で小型に構成する振動波モータが望まれており、駆動装置の小型化と駆動効率の向上の両立が求められている。
例えば、特許文献1では、振動子から長手方向に延出した連結部を備えた振動子を保持する保持部材を利用した振動型駆動装置が開示されている(図1及び図2参照)。また、特許文献2では、振動子を保持する保持部材と動力取り出し部材とを分割し、駆動効率を向上させる技術が開示されている。具体的には、振動子を保持する保持部材と動力取り出し部を備える加圧機構を保持する保持部材とを、ローラ及び板バネを介して連結し、構成した超音波モータが開示されている(図2参照)。このような構成とすることで、加圧方向には移動自在になるとともに、相対移動方向にはガタなく連結されるため、駆動効率が向上する。
特開2011−254587号公報 特開2015−126692号公報
しかしながら、上述の従来技術では駆動効率は向上するが、振動子を保持する保持部材の連結部が振動子の長手方向に形成されているため、平面視した際の駆動装置のサイズが大型化してしまう。
そこで、本発明の目的は、駆動効率を低下させることなく小型化した振動波モータを提供することである。
上記目的を達成するために本発明は、振動子と、付勢部材と、前記振動子を保持する保持部材と、を備え、前記振動子に発生させる振動により前記振動子と前記振動子に摩擦接触する摩擦部材とが相対移動する振動波モータであって、前記付勢部材は、前記振動子を前記摩擦部材の方向に付勢し、前記振動子は、前記付勢部材の付勢方向に延出する延出部を備え、前記保持部材は、前記延出部と対向する位置近傍に案内部を備え、前記延出部と前記案内部との間に転動部材が狭持されることを特徴とする。
本発明によれば、駆動効率を低下させることなく駆動装置を小型化した振動波モータを提供することが可能となる。
本発明の実施形態の振動波モータ3の分解斜視図である。 本発明の実施形態の振動波モータ3の斜視図である。 本発明の実施形態の振動波モータ3の相対移動方向における断面図である。 本発明の実施形態の振動波モータ3のY軸方向における断面図である。 (A)、(B)本発明の実施形態の振動波モータ3の振動板102の斜視図である。 (A)本発明の実施形態の振動波モータ3の振動板102と振動子保持部材105の構成を示す正面図である。(B)振動板102と振動子保持部材105の構成を示す底面図である。(C)振動板102と振動子保持部材105の構成を示すY軸方向における断面図である。 (A)本発明の実施形態の振動波モータ3の振動板102の振動の態様を示す正面図である。(B)振動板102の振動の態様を示す底面図である。(C)振動板102の振動の態様を示すY軸方向における断面図である。(D)延出部102eの部分拡大図である。 (A)本発明の実施例1における振動板1102を示す底面図である。(B)本発明の実施例2における振動板2102を示す底面図である。(C)本発明の実施例3における振動板3102を示す底面図である。 本発明の振動波モータ3を適用した撮像装置の断面図である。
以下に、本発明の好ましい実施形態を、添付の図面に基づいて詳細に説明する。図面において、振動波モータ3の移動部100の相対移動方向をX軸方向、振動子101が付勢力を受ける方向をZ軸方向とし、X軸方向及びZ軸方向共に直交する方向をY軸方向と定義する。
図1は、本発明に係る振動波モータ3(超音波モータ)の分解斜視図を示す。図2は振動波モータ3の斜視図、図3は相対移動方向であるX軸方向における振動波モータ3の断面図、図4はY軸方向における振動波モータ3の断面図を示す。本実施形態における振動波モータ3は、以下に述べる各部材により構成されている。
図1を参照すると、振動波モータ3の移動部100は、振動子101、振動子保持部材105、弾性部材106、バネガイド107、バネ108(付勢部材)、付勢機構保持部材109等により構成されている。また、移動しない固定部は、摩擦部材111、基台112、及びカバープレート113等により構成されている。図1に示す振動波モータ3は、移動しない固定部として摩擦部材111を備えているが、振動子101を振動波モータ3以外の部材(例えば、図9のレンズ保持部材4の一部)に摩擦接触させてもよく、振動波モータ3は、摩擦部材111を備えていなくてもよい。
振動子101は、弾性体としての振動板102と圧電素子103とにより構成されている。振動板102と圧電素子103とは、公知の接着材等により固定されており、圧電素子103は電圧を印加することにより超音波領域の周波数の振動を励振する。振動板102は、突起部102aを備え(図5参照)、該突起部102aは摩擦部材111に後述のバネ108の付勢力により付勢された状態で接触している。振動板102と圧電素子103とが接着された状態において、圧電素子103に、例えば超音波領域の周波数の振動を励振させることで、振動子101に共振現象が起こる。このとき、振動子101には2種類の定在波が発生することにより、振動板102の突起部102aの先端に略楕円運動が発生する。
振動子101は、更に後述する振動子保持部材105との連結部としての延出部102eを備える。この延出部102eと、振動子保持部材105との間で、球状の転動部材104を狭持している。そして、振動子保持部材105と付勢機構保持部材109とは、接着等の公知の技術によって固定されている。
付勢機構保持部材109は、弾性部材106とバネガイド107とを受け入れるための保持孔を備えている。そして、付勢機構保持部材109とバネガイド107との間にバネ108を挟持することにより、バネ108は矢印で示された付勢方向122に付勢力を発生する。
弾性部材106は、圧電素子103とバネガイド107との間に配置されている。弾性部材106は、バネガイド107と圧電素子103との直接接触を防ぐことにより、圧電素子103の損傷を防止している。
付勢機構保持部材109は、3つの移動側案内部を備えている。一方、固定部としてのカバープレート113においても、X軸方向に所定の長さを有する固定側案内部を備えている。付勢機構保持部材109が有する移動側案内部と、カバープレート113が有する固定側案内部とにより、3つの球状の転動部材110が挟持されている。なお、前述の移動側案内部及び固定側案内部には転動部材110の可動範囲を制限するための可動範囲制限部があるが、本実施例の説明においてはその記載を省略する。
振動波モータ3は、更に基台112を備える。基台112とカバープレート113とは、Z軸方向より不図示のネジ等で固定されている。また、基台112の底面側においては、摩擦部材111が不図示のネジ等で固定されている。
次に、バネ108において発生する付勢力について説明する。バネ108の付勢力は、弾性部材106を介し、振動子101へ伝達される。そして、振動板102が備える突起部102aは、伝達された付勢力によって押し付けられた状態で摩擦部材111に摩擦接触する(加圧接触状態)。ここで、バネ108の付勢方向122は、摩擦部材111に対して略垂直であり、Z軸方向と略一致している。一方、摩擦部材111からの加圧反力は、移動部100と3つの転動部材110を介し、カバープレート113で受けられている。
この加圧接触状態において、圧電素子103に駆動電圧が印加されると、振動子101で発生した楕円運動が効率的に摩擦部材111へ伝達される。その結果、移動部100は、矢印で示された相対移動の方向121に進退することができる。付勢機構保持部材109が備える動力取り出し部109p(図4参照)は、不図示の連結部材を介して、レンズ保持部材4(図9参照)に連結されており、レンズ保持部材4は所望の位置へ移動することが可能となる。
次に、本発明の振動波モータ3の振動板102の構成について説明する。図5(A)、(B)は、本発明の振動波モータ3の振動板102の斜視図を示している。振動板102は、平板部102bを有し、該平板部102bには突起部102a及び複数の延出部102eが形成されている。突起部102aは、平板部102bから突出し、その突出の高さは、先述の略楕円運動の振幅を増幅させるのに必要とされる所望の高さに設定されている。そして、延出部102eは、X軸方向に延在するように形成されるとともに、付勢方向122へ延出するために折り曲げ部102f(根元部)において、−Z軸方向へと折り曲げられている。折り曲げられた延出部102eの長辺は、X軸方向へ延在している。
折り曲げ部102fが備えられた延出部102eの長辺方向の反対側の端部には、後述の転動部材104を受けるための立壁部102wがY軸方向へと方向を変えて形成されている。図5(B)に示す実施形態では、複数の延出部102eのうちの一対は、それぞれ対向するように配置されており、それぞれの立壁部102wが対向するとともに、離間するように構成されている。この立壁部102wがY軸方向への離間する形状となっていることにより、立壁部102wは、転動部材104を受け入れることが可能となり、振動板102と振動子保持部材105とを連結することが可能となる。そして、立壁部102wの転動部材104を受け入れる側には転動面102rが形成されている。
図5(A)に示す実施形態では、延出部102eは、X軸方向で対向するように配置されるとともに、それぞれの延出部102eが隣接する部分において、隙間102sが設けられている。しかしながら、隙間102sに代わって切り欠き部を設ける構成としてもよい。
従来技術では、例えば特許文献1の図2に示すように、振動板は平板部からX軸方向に延出した連結部を備えている。そして、X軸方向の長さは、平板部の長さと連結部の長さとを足した長さとなり、X軸方向に延出した振動板の連結部が装置の小型化を阻害する要因となっていた。
そこで本発明では、図5(A)、(B)に示すように、振動板102は、付勢方向122に連結部としての延出部102eを構成しており、従来技術のX軸方向に延出した連結部を構成するために必要としていた空間を不要としている。このような構成により装置を小型化することができる。
次に、振動子101と振動子保持部材105の連結方法について説明する。図6(A)は、振動波モータ3の振動板102と振動子保持部材105とが連結された状態の正面図、(B)は底面図、(C)は(B)における断面線VIC−VICにおける断面図を示している。振動板102は略矩形形状をしており、Z軸方向から振動子保持部材105へと略嵌合されており、振動子保持部材105には、延出部102eと対向する位置近傍に案内部105cが備えられている。そして、延出部102eの立壁部102wと案内部105cとの間で転動部材104が狭持されることにより、振動子101と振動子保持部材105とが連結されている。本実施形態では、転動部材104が立壁部102wと振動子保持部材105の案内部105cとの間に狭持されているが、転動部材104が狭持される構成で有ればその手段は構わない。
転動部材104は、複数備えられており、相対移動の方向と直交するY軸方向に沿って配置されている。以上の構成により、振動子101はバネ108の付勢方向122においては、転動部材104の転動により振動子保持部材105に対して移動自在となるとともに、相対移動の方向121にはガタが無い状態で振動子保持部材105に連結される。その結果、駆動効率を低下させずに、振動子101を保持することが可能となる。
更に、本実施形態においては、平板部102bと摩擦部材111との間に突起部102aが構成されており、延出部102e、振動子保持部材105及び案内部105cは、付勢方向122において平板部102bと摩擦部材111との間に位置している。すなわち、振動子保持部材105を構成するにあたり、この突起部102aを除いた空間を有効活用することで、振動波モータ3のユニット内の圧電素子103や弾性部材106との干渉が無くなる。そのため、振動波モータ3のユニットの厚み方向であるZ軸方向、長手方向であるX軸方向、短手方向であるY軸方向のそれぞれにおいて、更なる小型化が可能になる。
本実施形態においては、延出部102eは、振動子101を構成する振動板102に備えられているが、圧電素子103や振動板102に相対移動の方向121に延出する別部品を固定して備えられていても構わない。
次に、図7(A)〜(D)を用いて延出部102eを有する振動板102の振動の態様について説明する。図7(A)は、振動板102の正面図、(B)は振動板102の底面図、(C)は振動板102のX軸方向における断面図、(D)は延出部102eの拡大図を示している。なお、図7(D)は、説明を簡単にするため、後述する曲げ振動による延出部102eのZ軸方向の変位を拡大して表している。
振動子101には、超音波領域の周波数の振動が励起されることによって、2種類の振動の定在波が発生する。それらの振動の一状態を模したものが一点鎖線で示されている曲線133と曲線134であり、それぞれ1次の曲げ振動と2次の曲げ振動を表現している。点線135は、それら振動の中立面を表しており、点線136と直線137は、それぞれの振動の節と腹を表している。
図7(A)に示されるように、延出部102eの折り曲げ部102f(根元部)は、X軸方向において、振動子101に励振される2次の曲げ振動の腹137の位置に設けられている。そして、延出部102eは、振動板102から付勢方向122に延出し、隣接する1対の立壁部102wが構成され、立壁部102w同士の間には隙間102s(切り欠き)が設けられている。もし、延出部102eに隙間102sが無い場合、振動によって延出部102eがX軸方向に歪み、超音波振動を阻害する可能性がある。そのため、このように隙間102sを設ける構成とすることで、延出部102eが歪むことによる超音波振動の阻害を低減することができる。
上述のように、延出部102eの折り曲げ部102fは、振動子101に励振される2次の曲げ振動の腹137の位置に設けられている。そのため、折り曲げ部102fは、曲線134で示される2次の曲げ振動に従って、Z軸方向に変位するのみである。その結果、図7(D)に示されるように、延出部102eの立壁部102wは、Z軸方向に変位するものの、X軸方向の歪みはほとんど生じないため、転動部材104の転動は阻害されにくい。その結果、効率良く超音波振動による駆動力を得ることができる。
(実施例1)
図8(A)は、本発明の実施例1であって、振動板1102と振動子保持部材1105とが連結した状態の底面図を示す。実施例1では、延出部1102eが弾性を有しており、この弾性による付勢力fによって転動部材104が振動子保持部材1105の案内部1105cへと付勢されるとともに、延出部1102eと案内部1105cとの間で挟持される。特に、延出部1102eは、切り欠き又は隙間1102sを有し、切り欠き又は隙間1102sが弾性変形することにより転動部材104が付勢される。延出部1102eは、振動子保持部材1105を外側から包み込むように付勢方向122へ延出している。
(実施例2)
図8(B)は、本発明の実施例2であって、振動板2102と振動子保持部材2105とが連結した状態の底面図を示す。実施例2では、振動子保持部材2105のX軸方向に延在する部材が圧縮バネSPのバネ力FによりY軸方向に付勢され、このバネ力Fによる付勢力fが転動部材104を付勢している。延出部2102eは、実施例1と同様に振動子保持部材2105を外側から包み込むように付勢方向122へ延出している。
(実施例3)
図8(C)は、本発明の実施例3であって、振動板3102と振動子保持部材3105とが連結した状態の底面図を示す。上述の実施例1では、延出部1102eは、振動子保持部材1105の外側から延出している。しかしながら、実施例3では、振動板3102が枠形状の振動子保持部材3105の内側に入り込む形態で連結し、振動子保持部材3105の内側において延出部3102eが付勢方向122へ延出している。そして、転動部材104は、延出部3102eが有する弾性による付勢力fで付勢されるか若しくは、樹脂材料で形成された振動子保持部材3105の樹脂バネの付勢力fによって付勢されていても良い。
(応用例)
図9は、本発明に係る振動波モータ3が適用可能である光学機器としての撮像装置の構成を表している。なお、振動波モータ3が撮像装置に搭載される場合について説明するが、これは本発明を限定するものではない。また、後述の撮像レンズ部1とカメラボディ2とが一体となっている撮像装置について説明をするが、撮像レンズ部1は光学機器としての交換可能なレンズ鏡筒であっても構わない。
図9において、撮像レンズ部1とカメラボディ2とによって撮像装置の本体が構成されている。撮像レンズ部1の内部において、フォーカスレンズを保持するレンズ保持部材4は振動波モータ3と連結されており、振動波モータ3を構成する振動子101が移動することにより、レンズ保持部材4は光軸6と略平行な方向に移動可能である。撮像時にはレンズ保持部材4が光軸6と略平行な方向に移動し、被写体像は撮像素子5の位置で結像し、合焦した像を生成することが可能となる。なお、振動波モータ3によって移動するレンズ保持部材4はフォーカスレンズの代わりにズームレンズを保持していてもよい。また、振動波モータ3によるレンズ保持部材4の移動方向を光軸6と略直交方向にして、レンズ保持部材4が像振れ補正に用いる補正レンズを保持していてもよい。
以上、本発明によれば、駆動効率を維持するとともに、小型化が可能となる振動波モータ3を提供することができる。なお、本発明の好ましい実施形態及び実施例について説明したが、本発明はこれらに限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。例えば、上記の実施形態及び実施例では、振動波モータ3の振動子101が移動し摩擦部材111は移動しない構成を説明したが、振動子101は移動せず摩擦部材111が移動する構成でもよい。この構成では、摩擦部材111又は摩擦部材111とともに移動する部材に動力取り出し部を設ければよい。
1 撮影レンズ部(撮像装置)
3 振動波モータ
101 振動子
102 振動板
102a 突起部
102b 平板部
102e 延出部
103 圧電素子
104 転動部材
105 振動子保持部材(保持部材)
105c 案内部
108 バネ(付勢部材)
111 摩擦部材
137 振動の腹

Claims (12)

  1. 振動子と、
    付勢部材と、
    前記振動子を保持する保持部材と、を備え、
    前記振動子に発生させる振動により前記振動子と前記振動子に摩擦接触する摩擦部材とが相対移動する振動波モータであって、
    前記付勢部材は、前記振動子を前記摩擦部材の方向に付勢し、
    前記振動子は、前記付勢部材の付勢方向に延出する延出部を備え、
    前記保持部材は、前記延出部と対向する位置近傍に案内部を備え、
    前記延出部と前記案内部との間に転動部材が狭持されることを特徴とする、振動波モータ。
  2. 前記延出部は、切り欠き又は隙間を有し、前記切り欠き又は前記隙間が弾性変形することにより前記転動部材が付勢されることを特徴とする、請求項1に記載の振動波モータ。
  3. 前記延出部は、対向する二つの立壁の形状を構成していることを特徴とする、請求項1又は2に記載の振動波モータ。
  4. 前記転動部材は、複数備えられており、前記相対移動の方向と直交する方向に沿って挟持されることを特徴とする、請求項1乃至3のいずれか1項に記載の振動波モータ。
  5. 前記振動子は、圧電素子と振動板とから構成されることを特徴とする、請求項1乃至4のいずれか1項に記載の振動波モータ。
  6. 前記振動子の前記振動板は、前記付勢方向に延出する前記延出部を有することを特徴とする、請求項5に記載の振動波モータ。
  7. 前記振動板は、平板部と該平板部から突出し前記摩擦部材と摩擦接触する突起部とを備え、前記延出部は、前記付勢方向において前記平板部と前記摩擦部材の間に設けられることを特徴とする、請求項5又は6に記載の振動波モータ。
  8. 前記振動板は、平板部と該平板部から突出し前記摩擦部材と摩擦接触する突起部とを備え、前記延出部は、前記付勢方向において前記突起部が備えられる側に設けられることを特徴とする、請求項5乃至7のいずれか1項に記載の振動波モータ。
  9. 略矩形形状をしている前記振動板は、前記保持部材に略嵌合することを特徴とする、請求項5乃至8のいずれか1項に記載の振動波モータ。
  10. 前記延出部は、前記振動子の振動の腹の近傍から延出することを特徴とする、請求項1乃至9のいずれか1項に記載の振動波モータ。
  11. 前記振動波モータは、前記振動が超音波領域の周波数の超音波モータであることを特徴とする、請求項1乃至9のいずれか1項に記載の振動波モータ。
  12. 請求項1乃至11のいずれか1項に記載の振動波モータが搭載された光学機器。
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