JP2015034049A - ラベル発行機 - Google Patents

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Abstract

【課題】台紙の無い帯状ラベル連続体を前進及び/又は後退時において弛みを防止しながら搬送できる、ラベル発行機を得る。【解決手段】ラベル連続体LCを挟持して送り出すために、アシストローラ17と従動ローラ18とを備えたローラ対と、ラベル連続体LCのラベル発行方向Fに関して前記ローラ対の下流側に配置され、ラベル連続体LCを挟持して搬送しながら表側印字面に印字するために、印字面に接触する印字部15と裏側糊面に接触するプラテンローラ16とを備え、ラベル連続体LCをラベル発行方向Fへ搬送する場合において、アシストローラ17の周速が、プラテンローラ16の周速よりも、小さく設定され、且つ、ラベル連続体LCをラベルバックフィード方向Rへ搬送する場合において、アシストローラ17の周速が、プラテンローラ16の周速よりも、大きく又は等しく設定されていることを特徴とする。【選択図】図9

Description

本発明は、台紙(離型紙)の無い帯状ラベル連続体に商品情報等を印字するラベル発行機に関する。
商品情報等を印字したラベルを発行するラベル発行機として、表側を印字面、裏側を糊面とする台紙の無い帯状ラベル連続体を使用するものがあり、例えば特許文献1に、ラベル連続体を巻回したラベルロールと、該ロールから繰り出されたラベル連続体を搬送するローラ対と、該ローラ対から供給されるラベル連続体に商品情報等を印字する印字部と、印字部で印字されたラベル連続体を適当な長さに切断して個々のラベルに分離する切断部(カッター)を有するラベル発行機が提案されている。このラベル発行機では、ローラ対は駆動ローラと該駆動ローラに従動回転する従動ローラで構成されており、印字部はサーマルヘッドと該サーマルヘッドに対向配置されてラベル連続体に搬送力を付与するプラテンローラで構成されている。
このように構成されたラベル発行機によれば、印字時、駆動ローラの回転(正転)に基づいてラベルロールから引き出されたラベル連続体は、プラテンローラの回転(正転)に基づいて該プラテンローラとサーマルヘッドとの間の印字領域を搬送されながら、サーマルヘッドによって個々の商品情報等が印字される。次に、印字されたラベル連続体部分は切断部に搬送され、個々の商品情報に対応する長さに切断されて個々のラベルに分離される。切断後、駆動ローラとプラテンローラは逆方向に回転(反転)し、ラベル連続体の先端近傍印字開始位置が印字領域まで送り戻される。このように、ラベルの発行は、ラベル連続体の前進と後退を繰り返しながら行われる。
特開2010−5943号公報
ところで、通常、サーマルヘッドとプラテンローラとの間の搬送抵抗は、駆動ローラと従動ローラのそれよりも大きい。特に、台紙の無いラベル連続体を扱うラベル発行機では、搬送抵抗の差は更に拡大する。そして、搬送抵抗の差は駆動ローラとプラテンローラを通過していくラベル連続体の速度差となって現れ、そのために駆動ローラとプラテンローラの間のラベル連続体部分に弛みを生じ、さらにその弛みが印字の乱れを招くことになる。
このような問題を解消するために、駆動ローラの周速をプラテンローラのそれよりも遅くすることで、駆動ローラからプラテンローラに至るラベル連続体部分に張力を与えて弛みの発生を防止することが考えられる。
この方法によれば、確かに、ラベル連続体の前進時は弛みを解消する傾向にあるが、逆に、後退時は弛みを助長することになり、全体としてみれば、印字の乱れを解消することができない。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、台紙の無い帯状ラベル連続体を前進及び/又は後退時において弛みを防止しながら搬送できる、ラベル発行機を得ることを目的とする。
前記課題を解決するために、本発明に係るラベル発行機は、表側を印字面、裏側を糊面とする台紙の無い帯状ラベル連続体を第1搬送方向に搬送しながら前記印字面に情報を印刷し、印刷されたラベル連続体を切断してラベルを発行するラベル発行機であって、前記ラベル連続体を挟持して送り出すために、駆動ローラと従動ローラとを備えたローラ対と、前記ラベル連続体の前記第1搬送方向に関して前記ローラ対の下流側に配置され、前記ラベル連続体を挟持して搬送しながら前記印字面に印字するために、前記印字面に接触する印字部と前記糊面に接触するプラテンローラとを備えた印字機構とを有し、前記ラベル連続体を前記第1方向へ搬送する場合において、前記駆動ローラの周速が、前記プラテンローラの周速よりも、小さく設定され、且つ、前記ラベル連続体を前記第1方向とは逆の第2方向へ搬送する場合において、前記駆動ローラの周速が、前記プラテンローラの周速よりも、大きく又は等しく設定されていることを特徴とする。
上記発明によれば、帯状ラベル連続体を所定の搬送方向へ搬送する場合、及び逆方向へ搬送する場合の一方の場合において、プラテンローラと駆動ローラとの間を搬送されるラベル連続体に張力を与えて弛みの発生を防止できる。これにより、ラベル連続体の弛みが抑制されるので、ラベル連続体のプラテンローラ及び/又は駆動ローラへの巻き付きを防止できると共に、ラベル連続体の蛇行を防止できる。この結果、ラベル連続体を安定して搬送できるので、ラベル連続体への印字精度を向上できる。
また、本発明に係るラベル発行機は、以下の構成を採用することができる。
(a)前記プラテンローラと、前記駆動ローラとは、別々の駆動手段により、それぞれ回転駆動されている。
上記構成(a)によれば、プラテンローラを回転駆動するための駆動手段と、駆動ローラを回転駆動するための駆動手段とを、別々に構成することにより、プラテンローラ及び駆動ローラを、個別に回転駆動できる。これにより、ラベル連続体の搬送方向に応じて、各ローラの周速を容易に設定できる。
(b)上記構成(a)を有し、且つ、前記プラテンローラと前記駆動ローラとの間を搬送される、前記ラベル連続体の弛みを検知する、弛み検知センサと、前記プラテンローラと前記駆動ローラとを駆動制御する、制御部とを備え、前記弛み検知センサにより、前記ラベル連続体の弛みが検知されたときに、前記制御部が、前記プラテンローラの周速と前記駆動ローラの周速との速度差を増大させるように、駆動制御する。
上記構成(b)によれば、ラベル連続体の糊がプラテンローラ又は駆動ローラに付着したような場合において、請求項1に記載の各ローラの回転駆動方法によっても、ラベル連続体に弛みが発生し易くなったとしても、ラベル連続体の弛みを容易に解消できる。すなわち、プラテンローラと駆動ローラとの間を搬送されるラベル連続体の弛みが検知されると、プラテンローラの周速と駆動ローラの周速との速度差を拡大するように構成されている。これにより、プラテンローラと駆動ローラとの間のラベル連続体に張力が与えられ、弛みが容易に解消されるので、ラベル連続体を安定して搬送できる。
すなわち、本発明によれば、台紙の無い帯状ラベル連続体を前進及び/又は後退時において弛みを防止しながら搬送できる。その結果、ラベル連続体の、プラテンローラ及び駆動ローラへの巻き付きと、蛇行とを防止することができる。
本発明の一実施形態に係るラベル発行機を備えたラベル貼付装置を示す正面図である。 ラベル発行機の内部構造を正面から見た断面図である。 気体噴射部を示す斜視図である。 図1に示すラベル貼付装置の制御システムを示すブロック図である。 弛み検知部による弛みの検知内容を説明する図である。 ラベル発行機によるラベル発行の一連の動作を示すフローチャートである。 ラベルバックフィードのサブルーチンを示すフローチャートである。 ラベル発行のサブルーチンを示すフローチャートである。 ラベル発行機の一連の動作を説明する図である。 図2のX−X線における拡大断面図である。
以下、添付の図面を参照して本発明の実施形態を説明する。
[ラベル貼付装置の全体構成]
図1に示すように、本実施形態に係るラベル発行機を備えたラベル貼付装置100は、商品Gを搬送方向Dへ搬送するコンベア1と、商品Gの上面に貼り付けられるラベルL(図9参照)を発行するラベル発行機10と、コンベア1で搬送される商品Gの上面にラベルLを貼り付ける上貼り機5と、所定の入力操作及び所定の表示を行うための操作表示部3と、以上の構成要素を支持するラック2と、を備えている。
ラベル発行機10及び上貼り機5は、コンベア1の上方に配設されている。搬送方向Dに関して、ラベル発行機10は上貼り機5の上流側に隣接して配置されている。
ラベル発行機10はラック2により下側から支持されている。ラベル発行機10と上貼り機5とはユニット化されており、上貼り機5はラベル発行機10を介してラック2に支持されている。ラック2には、搬送方向Dに直交するラベル貼付装置100の奥行き方向に伸びるレール部6が設けられており、該レール部6に沿ってラベル発行機10がスライド可能となっている。そのため、ラベル発行機10をレール部6に沿ってスライドさせることで、ラベル発行機10及び上貼り機5を一体的に奥行き方向に位置調整することができる。
[コンベア]
コンベア1は、ラベル貼付装置100を正面側から見て左から右に向かう搬送方向Dに沿って商品Gを移動させるように配設されている。コンベア1は例えば無端ベルトで構成されるが、本発明において、コンベア1の具体的構造は特に限定されるものではない。
コンベア1の上流側には商品通過センサ4が配設されている。商品通過センサ4は、上貼り機5によるラベル貼付位置よりも搬送方向Dの上流側の所定位置を、商品Gが通過したか否かを検出する。商品通過センサ4の種類は特に限定されるものでないが、例えば、発光部と受光部とを有する光学式の商品通過センサ4が用いられる。
[操作表示部]
操作表示部3は、表示パネル3aとストロークキー部3bとを有する。表示パネル3aは例えばタッチパネルで構成されている。ただし、表示パネル3aは必ずしもタッチパネルでなくともよい。また、表示パネル3aがタッチパネルである場合、操作表示部3において必ずしもストロークキー部3bを設ける必要はない。
[上貼り機]
上貼り機5は、ラベル発行機10により発行されたラベルLを、コンベア1上を搬送される商品Gの上面に貼り付けるように構成されている。
[ラベル発行機]
以下、図2を参照しながらラベル発行機10の構成を説明する。図2はラベル発行機10の内部構造を示す正面から見た断面図である。図2に示すように、ラベル発行機10には、所謂、台紙レスラベルロールLRが用いられる。該ラベルロールLRは、糊面と非糊面とを有する帯状のラベル連続体LCを糊面が内側を向くようにロール状に巻くことで形成されている。ラベル連続体LCの非糊面は、熱の印加により発色する印字面である。
ラベル発行機10は、ラベルロールLRの巻回中心部を支持する支持軸11と、ラベルロールLRの外周部から伸びるラベル連続体LCの延長部分をガイドする複数のガイドローラ12〜14と、ラベル連続体LCの印字面に印字する印字部15と、印字部15と共にラベル連続体LCを挟み込むプラテンローラ16と、プラテンローラ16と共働してラベル連続体LCをラベル発行口Wに向けて送り込むアシストローラ17と、ラベル連続体LCを切断する切断手段30と、プラテンローラ16及びラベル連続体LCに空気を噴射する気体噴射部40と、ラベル発行機10の各構成要素を収容するハウジング19と、を備えている。
以下の説明において、ラベル連続体LCがラベルロールLRからラベル発行口Wに向けて送り込まれる方向を「ラベル発行方向」(図中F方向)といい、ラベル連続体LCをラベル発行口WからラベルロールLRに向かって引き込む方向を「ラベルバックフィード方向」(図中R方向)という。
支持軸11の一端はハウジング19に固定されており、支持軸11の他端は自由端となっている。ラベルロールLRの巻回中心部を支持軸11に差し込むことで、ラベル発行機10にラベルロールLRをセットできる。
図10を参照しながら、ガイドローラ12、13の構成についてガイドローラ12を例に取り説明する。図10は、図2のX−X線における断面図であり、ガイドローラ12とラベル連続体LCとの関係を示す。図10に示すように、ガイドローラ12(ガイドローラ13も同様)は、ラベル連続体LCの印字面に当接している。また、ガイドローラ12のローラ幅Aは、ラベル連続体LCのラベル幅Bよりも短く構成されている。これにより、ガイドローラ12へのラベル連続体LCの糊面に当接することを防止できると共に、ラベル連続体LCの幅方向両端面の糊がガイドローラ12に付着することを防止している。この結果、ガイドローラ12、13により、ラベル連続体LCを良好に搬送できる。
図2に戻って、印字部15は、印字データに応じて加熱される複数の微少な発熱体を備えたサーマルヘッドであり、加熱された発熱体をラベル連続体LCの印字面に接触させることで、感熱式の印字を行う。
プラテンローラ16の表面はゴム系の素材(例えばシリコンゴム)で構成されている。プラテンローラ16は、プラテンローラ用モータ26により回転駆動される駆動ローラである。プラテンローラ用モータ26には、例えばステッピングモータが用いられる。
プラテンローラ16は、印字部15と共にラベル連続体LCを挟み込むように配設されている。これにより、プラテンローラ16は、ラベル連続体LCの印字面を印字部15に押し付けながら、プラテンローラ用モータ26により回転駆動されてラベル連続体LCをラベル発行方向Fに移動させることができる。プラテンローラ16は印字部15の下型に配設されている。そのため、ラベル連続体LCは、印字面が上面となる姿勢でラベル発行口Wへ搬送される。印字部(サーマルヘッド)15とプラテンローラ16との間に、印字領域が形成されている。
プラテンローラ用モータ26は、図示しない制御部50により制御され、正逆両方向に回転可能である。ここでいう、「正方向」とはラベル連続体LCをラベル発行方向Fに搬送する回転方向を指し、「逆方向」とはラベル連続体LCをラベルバックフィード方向Rに搬送する回転方向を指す。
アシストローラ17の表面はゴム系の素材(例えばシリコンゴム)で構成されている。アシストローラ17は、アシストローラ用モータ27により回転駆動される駆動ローラである。アシストローラ用モータ27には、例えばステッピングモータが用いられる。
アシストローラ17は、ラベル発行方向Fに関してプラテンローラ16の上流側に配設されている。アシストローラ17は、対向する従動ローラ18と共にラベル連続体LCを挟み込むように配設されている。プラテンローラ16と同様、アシストローラ17も、図示しない制御部50により制御され、正逆両方向に回転可能である。
プラテンローラ16とアシストローラ17とが正方向に回転駆動されることにより、ラベル連続体LCはラベル発行方向Fに搬送され、プラテンローラ16とアシストローラ17とが逆方向に回転駆動されることにより、ラベル連続体LCはラベルバックフィード方向Rに搬送される。
なお、プラテンローラ16とアシストローラ17とは、別の駆動源(すなわち、プラテンローラ用モータ26及びアシストローラ用モータ27)により回転駆動されており、プラテンローラ16の回転速度とアシストローラ17の回転速度とを個別に制御することが可能である。ただしプラテンローラ16とアシストローラ17とを、同じ駆動源により、変速機構を用いて、異なる回転速度でそれぞれ回転駆動させてもよい。
アシストローラ17とプラテンローラ16との間において、ラベル連続体LCは、ガイドローラ14により下方に迂回するように案内されている。また、アシストローラ17とガイドローラ14との間にはラベルセンサ20が配設されている。ラベルセンサ20は、アシストローラ17とガイドローラ14との間にラベル連続体LCが存在するか否かを検知するセンサである。より具体的には、ラベルセンサ20は、ラベルセンサ20の検知部とラベル連続体LCとの間の距離に応じて出力値X(図5参照)が変化する、アナログ式のセンサである。ラベルセンサ20には、例えば、発光部と受光部とを備えた光学式センサが用いられる。
切断手段30は、可動カッタ31と固定カッタ32とを備えている。可動カッタ31は、下方に刃を向けて配設されている。可動カッタ31は、カッタ用モータ33により上下方向にスライドするように駆動される。固定カッタ32は、可動カッタ31に対向するように上方に刃を向けた姿勢でハウジング19に固定されている。
切断手段30の非動作時(待機状態)において、可動カッタ31の刃は、固定カッタ32の刃よりも上側に配置される。切断手段30によりラベル連続体LCが切断されるとき、ラベル連続体LCは、先端部がラベル発行口Wを通してハウジング19の外側に送り出され、且つ、被切断位置が固定カッタ32の刃と可動カッタ31の刃とに位置合わせされる。このようにラベル連続体LCが位置合わせされた状態で、可動カッタ31が下方へスライド駆動されると、ラベル連続体LCは、固定カッタ32の刃と可動カッタ31の刃とにより上下から挟み込まれて切断される。このようにして切断手段30によりラベル連続体LCが切断されることで、ラベル連続体LCから切り取られたラベルL(図9参照)がラベル発行口Wから発行される。
次に図3を参照しながら、空気噴射部40について説明する。図3は空気噴射部40を示す斜視図であり、印字部15とプラテンローラ16と第1のラベル規制部材21とを鎖線で示す。空気噴射部40は、プラテンローラ16の下方から第1のラベル規制部材21の下方に亘って、配設されている。
空気噴射部40は、圧縮空気源45(図示しない)に連結された圧縮空気導入口41と、上下に穿設された孔からなる第1、第2の気体噴射部42、43と、を有している。
第1の気体噴射部42は、圧縮空気導入口41に連通するように、ラベル連続体LCの幅方向に亘って複数離間して穿設されており、その上端開口部はプラテンローラ16の下方と対向位置している。
第2の気体噴射部43は、圧縮空気導入口41に連通するように、ラベル連続体LCの幅方向に亘って複数離間して穿設されており、その上端開口部は、ラベル待機位置(図9(e)参照)においてラベル先端部に圧縮空気を吹き付けられる位置で、第1のラベル規制部材21と対向位置している。
第1のラベル規制部材21は、ラベル発行方向Fに関して、印字部15の下流側に配設されており、その下縁は印字部15とプラテンローラ16との接線方向に略一致している。
すなわち、図外の圧縮空気源45から圧縮空気が圧縮空気導入口41に供給されると、第1の気体噴射部42からプラテンローラ16の下方に向けて圧縮空気が噴射されると共に、第2の気体噴射部43から第1のラベル規制部材21に向けて圧縮空気が噴射される。
このとき、ラベル連続体LCの第2の気体噴射部43から離れる方向へのばたつきは、第2の気体噴射部43に対向位置すると共に、印字部15とプラテンローラ16との間の接線方向、すなわち、ラベル連続体LCの印字面に略当接する、第1のラベル規制部材21により規制されるようになっている。
したがって、第1の気体噴射部42によりプラテンローラ16を冷却することでラベル連続体LCの糊面の活性を低減できると共に、第2の気体噴射部43により送り出されたラベル連続体LCをプラテンローラ16から離間させることができる。すなわち、これにより、ラベル連続体LCのプラテンローラ16への巻き付けを防止できる。
[制御システム]
図4に示すブロック図を参照しながら、ラベル貼付装置100の制御システムについて説明する。ラベル貼付装置100の各種動作は制御部50により制御される。制御部50には、ラベル貼付装置100の動作に必要な種々の情報を記憶する記憶部51と、ラベル連続体LCに発生した弛みを検知する弛み検知部52とが、設けられている。なお、制御部50は、例えばラック2(図1参照)に取り付けられるが、制御部50の取付位置は限定されるものではない。
制御部50には、操作表示部3からの信号と、ラベル発行機10のラベルセンサ20からの信号と、商品通過センサ4からの信号と、が入力される。なお、制御部50には、その他の種々の機器からの信号が入力されるようにしてもよい。
また、制御部50は、記憶部51に記憶された情報、及び/又は、各種入力信号に基づいて、コンベア用モータ1、ラベル発行機10(具体的には、プラテンローラ用モータ26、アシストローラ用モータ27、カッタ用モータ33、印字部15、エア吹付部用圧縮空気源45)、上貼り機5、並びに、操作表示部3に制御信号を出力する。
記憶部51には、例えば、操作表示部3に表示される画面に関する情報、商品マスタ、トレーマスタ、ラベルマスタ、カセットマスタ、及び各モータ26、27、33の駆動条件を含む種々の情報が記憶される。記憶部51に記憶される各種情報の変更、追加又は削除は、操作表示部3での入力操作により行うことができる。
プラテンローラ用モータ26、アシストローラ用モータ27の駆動条件として、弛み抑制条件と弛み解消条件とが、正転時及び逆転時それぞれに設定されている。弛み抑制条件とは、ラベル連続体LCを通常に搬送する場合の駆動条件であり、正転時はアシストローラ17の周速がプラテンローラ16の周速よりも小さく、逆転時はアシストローラ17の周速がプラテンローラ16の周速よりも大きくなるように、設定されている。弛み解消条件とは、弛み検知部52によりラベル連続体LCに弛みの発生が検知されたときに、これらのローラの周速の差をさらに拡大させるように設定された駆動条件である。
このようにプラテンローラ用モータ26、アシストローラ用モータ27を駆動制御することにより、ラベル連続体LCが張るようにプラテンローラ16での送り込み量と、アシストローラ17での送り込み量とに、差を付けることができる。よって、これらのローラ16、17間のラベル連続体LCの弛みを抑制できる。また、仮にラベル連続体LCに弛みが発生したとしても、弛み解消条件により各ローラ16、17を回転駆動させることで弛みが解消される。
プラテンローラ16及びアシストローラ17を正転駆動して、ラベル連続体LCをラベル発行方向Fに搬送する場合、プラテンローラ16の周速がアシストローラ17の周速よりも大きくなるように、プラテンローラ用モータ26及びアシストローラ用モータ27の駆動条件が設定されている。例えば、プラテンローラ16の周速を100とすると、弛み抑制条件では、アシストローラ17の周速が96(つまりプラテンローラ16の周速に対して4%小さい)に設定されており、弛み解消条件では、アシストローラ17の周速が94(プラテンローラ16の周速に対して6%小さい)に設定されている。
同様に、プラテンローラ16及びアシストローラ17を逆転駆動して、ラベル連続体LCをラベルバックフィード方向Rに搬送する場合、アシストローラ17の周速がプラテンローラ16の周速よりも大きくなるように、プラテンローラ用モータ26及びアシストローラ用モータ27の駆動条件が設定されている。例えば、プラテンローラ16の周速を100とすると、弛み抑制条件では、アシストローラ17の周速が104(つまりプラテンローラ16の周速に対して4%大きい)に設定されており、弛み解消条件では、アシストローラ17の周速が106(プラテンローラ16の周速に対して6%大きい)に設定されている。
次に、図5を参照して、弛み検知部52について説明する。図5は、ラベルセンサ20により出力された出力値Xに基づいて、弛み検知部52がラベル連続体LCに発生した弛みを検知することを説明する図であり、図5(a)はラベル連続体LCの弛みの発生が検知されない場合を示し、図5(b)はラベル連続体LCの弛みが検知された場合を示し、図5(c)はラベル連続体LCのラベル終了(ラベル切れ)が検知された場合を示す。
図5に示す各グラフは、ラベルセンサ20による出力を示す時系列のグラフであって、ラベルセンサ20の検知部とラベル連続体LCとの間の距離Yに応じた出力値Xが示されている。出力値Xが大きいほど、ラベルセンサ20とラベル連続体LCとの間の距離が短いことを示し、該出力値Xが小さいほど、ラベルセンサ20とラベル連続体LCとの間の距離が遠いことをしめしている。また、グラフ中に示される閾値Sは、ラベルセンサ20による出力値Xと比較して弛みか否か判断するための閾値である。
すなわち、ラベルセンサ20による出力値Xが閾値Sよりも大きい場合、弛み検知部52はラベル連続体LCに弛みが発生したことを検知せず、出力値Xが閾値Sよりも小さい場合、弛み検知部52はラベル連続体LCに弛みが発生したことを検知するように構成されている。
図5(a)において、ラベル連続体LCとラベルセンサ20との間の隙間はY1でありラベル連続体LCには弛みが発生しておらず、グラフに示されるラベルセンサ20による出力値X1は閾値Sよりも大きい。図5(b)において、ラベル連続体LCとラベルセンサ20との間の隙間はY2でありラベル連続体LCに弛みが発生しており、グラフに示されるラベルセンサ20による出力値X2は閾値Sよりも小さい。さらに、図5(c)において、ラベル連続体LCがラベル切れとなると、グラフに示されるラベルセンサ20による出力値X3は閾値Sより低く、略0となる。これにより、ラベルセンサ20は、ラベル終了検知用も兼ねることができる。
[ラベル発行機10の動作]
以下、図6〜図9を参照して、ラベル発行機10の動作について説明する。図6〜図8はラベル発行機10のラベル発行の一連の動作を説明するフローチャートであり、図9はラベル発行機10のラベル発行の動作を説明する模式図である。
図6に示すように、まず、先端部が待機位置(図9(e)参照)にあるラベル連続体LCを、ラベルバックフィード方向Rに搬送することが行われる(ステップS1)。図7のサブルーチンで示すように、ラベルバックフィードでは、まず、プラテンローラ16及びラベル連続体LCへエアブローを開始する(ステップS101)。エアブローは、図示しない圧縮空気源45から圧縮空気導入口41へ圧縮空気を供給し、この圧縮空気導入口41に連通する第1、第2の気体噴射部42、43からの圧縮空気の噴射により行われる。
次に、ラベル弛み検知が行われる(ステップS102)。ラベル弛み検知は、ラベルセンサ20からの出力に基づいて、弛み検知部52により行われる。弛みが検知された場合には、弛み解消条件によりプラテンローラ用モータ26及びアシストローラ用モータ27が逆転駆動されて、ラベル連続体LCに発生した弛みが解消される(ステップS103)。弛みが検知されない場合には、弛み抑制条件によりプラテンローラ用モータ26及びアシストローラ用モータ27が逆転駆動され、ラベル連続体LCは弛みの発生が抑制されながら搬送される(ステップS104)。
すなわち、図9(a)に示すように、ラベル連続体LCは、アシストローラ17による送り出し量が、プラテンローラ16による送り込み量よりも大きい状態で、第1、第2の気体噴射部42、43から圧縮空気を吹き付けられながら、ラベルバックフィード方向Rへ搬送される。
図6に戻って、制御部50による、プラテンローラ用モータ26、アシストローラ用モータ27の回転駆動が所定ステップ終了すると、ラベル連続体LCの先端部が印字部15に到達する(ステップS2)。
次に、ラベル発行処理S3が行われる(ステップS3)。図8のサブルーチンで示すように、ラベル発行処理S3では、まず、ラベル弛み検知が行われる(ステップS301)。弛みが検知された場合には、弛み解消条件によりプラテンローラ用モータ26及びアシストローラ用モータ27が正転駆動され(ステップS302)、弛みが検知されない場合には、弛み抑制条件によりプラテンローラ用モータ26及びアシストローラ用モータ27が正転駆動される(ステップS303)。これにより、ラベル連続体LCに弛みの発生が検知された場合には、弛みが解消され、弛みが検知されない場合には、弛みが抑制されるようになっている。
次に、印字部15によりラベル連続体LCへの印字が行われる。
すなわち、図9(b)に示すように、ラベル連続体LCは、プラテンローラ16による送り出し量が、アシストローラ17による送り込み量よりも大きい状態で、ラベル発行方向Fへ搬送される。なお、このとき、第1、第2の気体噴射部42、43による圧縮空気の噴射は継続している。
図6に戻って、印字が終了した後(ステップS4)、さらに、制御部50による、プラテンローラ用モータ26、アシストローラ用モータ27の回転駆動が所定ステップ終了すると、ラベル連続体LCの印字部分の終端部近傍の被切断位置が、切断手段30による切断位置に到達する(ステップS5)。
ラベル連続体LCの被切断位置が切断手段30に到達すると、制御部50は、プラテンローラ用モータ26及びアシストローラ用モータ27の回転駆動を停止する(ステップS6)。次に、制御部50は、第1、第2の気体噴射部42、43によるエアブローを停止する。この状態で、ラベル連続体LCは、印字された部分がラベル発行口Wを通してラベル発行機10の外方に付き出されて切断可能な状態となる。
次に、切断手段30による切断処理が行われる(ステップS8)。すなわち、図9(c)に示すように、ラベル連続体LCは切断手段30により切断されて、印字されたラベルLがラベル連続体LCから切り離される。なお、切断手段30による切断のときには、エアブローは停止しているので、ラベル連続体LCにはエアブローによる振動が生じないので、良好に切断できる。
図6に戻って、次に、ラベルバックフィードが行われる(ステップS9)。ラベルバックフィードでは、ステップS1において説明した動作が同様に行われる。
すなわち、図9(d)に示すように、ラベル連続体LCは、アシストローラ17による送り出し量が、プラテンローラ16による送り込み量よりも大きい状態で、第1、第2の気体噴射部42、43から圧縮空気を吹き付けられながら、ラベルバックフィード方向Rへ搬送される。
図6に戻って、制御部50による、プラテンローラ用モータ26、アシストローラ用モータ27の回転駆動が所定ステップ終了すると、ラベル連続体LCの先端部が切断手段30と印字部15との間の所定の位置に到達する(ステップS11)。
ラベル連続体LCの先端部が切断手段30と印字部15との間の所定の位置に到達すると、制御部50は、プラテンローラ用モータ26及びアシストローラ用モータ27の回転駆動を停止する(ステップS11)。次に、制御部50は、第1、第2の気体噴射部42、43によるエアブローを停止する(ステップS12)。
すなわち、図9(e)に示すように、この状態で、ラベル連続体LCは、次のラベル発行に備えた待機位置に位置することになる。次のラベル発行をする場合、上記一連の動作が繰り返し実行される。
ラベル発行機10から発行されたラベルLは、上貼り機5に受け渡され、コンベア1上を搬送されてきた商品Gの上面に、上貼り機5により貼り付けられる。したがって、本実施形態に係るラベル貼付装置100によれば、台紙レスラベルロールLRから印字されたラベルLを発行し、上貼り機5により、商品Gの上面に貼り付けることができる。
上記構成のラベル発行機10によれば、次の効果を発揮できる。
(1)ラベル連続体LCを、ラベル発行方向Fへ搬送する場合にはアシストローラ17の周速がプラテンローラ16の周速よりも小さく、ラベルバックフィード方向Rへ搬送する場合にはアシストローラ17の周速がプラテンローラ16の周速よりも大きくなるように、それぞれのローラ用モータ26、27を回転駆動させる。これにより、これらのローラ間へのラベル連続体LCの送り込み量が、これらのローラ間からの送り出し量より小さくなり、これらのローラ間を搬送される、ラベル連続体LCに張力が与えられることで、ラベル連続体LCの弛み発生を防止できる。
これにより、ラベル連続体LCの弛みが抑制されるので、ラベル連続体LCのプラテンローラ16及びアシストローラ17への巻き付きを防止できると共に、ラベル連続体LCの蛇行を防止できる。よって、ラベル連続体LCを安定して搬送できるので、ラベル連続体LCへの印字を良好に行うことができる。
(2)プラテンローラ16を回転駆動するための駆動手段(プラテンローラ用モータ26)と、アシストローラを回転駆動するための駆動手段(アシストローラ用モータ27)とを、別々に構成することにより、プラテンローラ16及びアシストローラ17を、個別に回転駆動できる。これにより、ラベル連続体LCの搬送方向に応じて、各ローラ16、17の周速を容易に設定できる。
(3)ラベル連続体LCの糊がプラテンローラ16又はアシストローラ17に付着したような場合においても、プラテンローラ16とアシストローラ17との間を搬送されるラベル連続体LCの弛みが検知されると、プラテンローラ16の周速とアシストローラ17の周速との速度差を拡大するように構成されている。これにより、プラテンローラ16とアシストローラ17との間のラベル連続体LCに張力が与えられ、ラベル連続体LCの弛みを容易に解消できるので、ラベル連続体LCを安定して搬送できる。
(4)プラテンローラ16の表面に圧縮空気を第1の気体噴射部42により吹き付けることで、印字部15に対向位置して、該印字部15により蓄熱されたプラテンローラ16の温度を低減できる。これにより、プラテンローラ16を介してラベル連続体LCへの加熱が抑制されるので、ラベル連続体LCの裏面の糊の活性が抑制され、プラテンローラ16へのラベル連続体LCの巻き付きを防止できる。
しかも、プラテンローラ16の下流側の表面に、第1の気体噴射部42により、圧縮空気を吹き付けるように構成することで、印字領域を通過したラベル連続体LCを、プラテンローラ16から離間させて、これにより、ラベル連続体LCのプラテンローラ16への巻き付けを効果的に防止できる。
(5)印字部15とプラテンローラ16との間の印字領域の、ラベル発行方向Fに関して下流側に、ラベル連続体LCの裏側糊面に気体を第2の気体噴出部43により吹き付けることで、印字領域を通過したラベル連続体LCをプラテンローラ16から離間して、これにより、プラテンローラ16へのラベル連続体LCの巻き付けを効果的に防止できる。
(6)第2の気体噴射部43からの気体の吹き付けによるラベル連続体LCのばたつきを、第1の側規制部材21により規制して、安定してラベル連続体LCを搬送できる。
[他の実施形態]
上記実施形態では、ラベル発行方向F及びラベルバックフィード方向Rの両方において、ラベル連続体LCの搬送方向に関して、プラテンローラ16及びアシストローラ17のうち、一方のローラの周速が他方のローラの周速よりも大きくなるように構成したが、ラベル発行方向Fの場合にのみ、上記速度差を設けるように構成してもよい。
これによっても、ラベル発行方向Fにラベル連続体LCを搬送する場合に、ラベル連続体LCに発生し得る弛みを抑制でき、またラベル連続体LCに弛みが発生したとしても、弛みを解消できる。
本発明は例示された実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、種々の改良及び設計上の変更が可能であることは言うまでもない。
本発明に係るラベル発行機によれば、台紙の無い帯状ラベル連続体を前進及び/又は後退時において弛みを防止しながら搬送できる。その結果、ラベル連続体の各ローラへの巻き付き、蛇行を防止することができるので、産業上の利用価値が大である。
1 コンベア
3 操作表示部
5 上貼り機
10 ラベル発行機
15 印字部
16 プラテンローラ
17 アシストローラ
18 従動ローラ
20 ラベルセンサ
21 第1の規制部材
22 第2の規制部材
26 プラテンローラ用モータ
27 アシストローラ用モータ
30 切断手段
33 カッタ用モータ
40 気体噴射部
42 第1の気体噴射部
43 第2の気体噴射部
44 第3の気体噴射部
50 制御部
52 弛み検知部
100 ラベル貼付装置
G 商品
F ラベル発行方向
R ラベルバックフィード方向
L ラベル
LR 台紙レスラベルロール
LC ラベル連続体
W ラベル発行口

Claims (3)

  1. 表側を印字面、裏側を糊面とする台紙の無い帯状ラベル連続体を第1方向に搬送しながら前記印字面に情報を印刷し、印刷されたラベル連続体を切断してラベルを発行するラベル発行機であって、
    前記ラベル連続体を挟持して送り出すために、駆動ローラと従動ローラとを備えたローラ対と、
    前記ラベル連続体の前記第1方向に関して前記ローラ対の下流側に配置され、前記ラベル連続体を挟持して搬送しながら前記印字面に印字するために、前記印字面に接触する印字部と前記糊面に接触するプラテンローラとを備えた印字機構とを有し、
    前記ラベル連続体を前記第1方向へ搬送する場合において、前記駆動ローラの周速が、前記プラテンローラの周速よりも、小さく設定され、且つ、
    前記ラベル連続体を前記第1方向とは逆の第2方向へ搬送する場合において、前記駆動ローラの周速が、前記プラテンローラの周速よりも、大きく又は等しく設定されていることを特徴とするラベル発行機。
  2. 前記プラテンローラと、前記駆動ローラとは、別々の駆動手段により、それぞれ回転駆動されている請求項1記載のラベル発行機。
  3. 前記プラテンローラと前記駆動ローラとの間を搬送される、前記ラベル連続体の弛みを検知する、弛み検知センサと、
    前記プラテンローラと前記駆動ローラとを駆動制御する、制御部とを備え、
    前記弛み検知センサにより、前記ラベル連続体の弛みが検知されたときに、
    前記制御部が、前記プラテンローラの周速と前記駆動ローラの周速との速度差を増大させるように、駆動制御する請求項2記載のラベル発行機。
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