JP2014054742A - 画像形成装置 - Google Patents

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義識 内野
Makoto Kikura
真 木倉
Kazuyoshi Matsumoto
和悦 松本
Kazuyoshi Kondo
和芳 近藤
Yuzo Obata
雄三 小幡
Norikazu Yanase
徳和 柳瀬
Gaku Hosono
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Abstract

【課題】粘着面を有する印刷媒体の粘着力を低下することなく、印刷媒体の無駄を低減する。
【解決手段】粘着面を有し、粘着面に剥離紙が付いていない印刷媒体2を巻き回したロール体4を装填する給紙部101と、印刷媒体2に画像を形成する画像形成部102と、印刷媒体2を搬送する搬送部103と、画像が形成された印刷媒体2を所要の長さの印刷媒体片200に切断するカッタユニット31とを備え、給紙部102は搬送方向に移動可能に配置され、カッタユニット31で切断されてカッタユニット31よりも搬送方向上流側の印刷媒体2を、給紙部102を移動させて、ロール体4を回転させないで、搬送方向上流側に引き戻す。
【選択図】図4

Description

本発明は画像形成装置に関し、特に粘着面を有する印刷媒体に画像を形成する画像形成装置に関する。
テープ、台紙なしのラベル紙など、粘着面を有し、粘着面に剥離紙が付いていない印刷媒体(以下、「ライナーレスラベル紙」ともいう。)に対して印刷を行い、印刷後所要の長さに切断して印刷媒体片(以下、「ラベル片」ともいう。)とするラベルプリンタなどの画像形成装置が知られている。
このような画像形成装置にあっては、画像形成後に印刷媒体を切断してラベル片とするために、切断位置によっては、画像が形成できない無駄な部分が多く生じることがある。
そこで、従来、印刷媒体を巻き回したロール体を逆転させ、切断位置を画像形成可能な位置までロール体に巻き戻すことで、無駄な部分の発生を低減することが行われている(特許文献1)。
また、台紙なしラベルを巻回した台紙なしラベルロールを収納する収納部と、台紙なしラベルに印字する印字部と、印字部の上流側に設けられたラベル押さえを備え、台紙なしラベルロールの巻き芯の一部が印字部と該ラベル押さえとの延長線上に含まれるように配設され、巻き芯の接線方向とラベル押さえとの台紙なしラベルの走行路上または走行路よりも高くなるように配設された走行ガイドを備えるものが知られている(特許文献2)。
特開2011−136473号公報 特開2011−000807号公報
しかしながら、上述した特許文献1に開示されているように、ロール体を逆転させて印刷媒体をロール体に戻すと、ロール上に巻き戻された粘着面がロール体に巻かれた印刷媒体の印刷面に再付着することになり、粘着面の粘着力の低下を引き起こすという課題がある。
本発明は上記の課題に鑑みてなされたものであり、印刷媒体の粘着面の粘着力を低下させることなく、印刷媒体の無駄を低減することを目的とする。
上記の課題を解決するため、本発明に係る画像形成装置は、
粘着面を有し、前記粘着面に剥離紙が付いていない印刷媒体を巻き回したロール体を装填する給紙部と、
前記印刷媒体に画像を形成する画像形成手段と、
前記印刷媒体を搬送する搬送手段と、
前記画像が形成された前記印刷媒体を所要の長さの印刷媒体片に切断する切断手段と、 前記切断手段で切断されて前記切断手段よりも搬送方向上流側に位置する前記印刷媒体を、前記ロール体を回転させないで、搬送方向上流側に引き戻す手段と、を備えている
構成とした。
本発明によれば、印刷媒体の粘着力を低下させることなく、印刷媒体の無駄を低減することができる。
(図番修正ください。)
本発明に係る画像形成装置の一例の全体構成を説明する側面説明図である。 同装置の平面説明図である。 図1を簡略化して示す側面説明図である。 本発明の第1実施形態の説明に供する側面説明図である。 同じく給紙部を移動させた状態の側面説明図である。 本発明の第2実施形態の説明に供する要部側面説明図である。 本発明の第3実施形態の説明に供する要部側面説明図である。 本発明の第4実施形態の説明に供する要部側面説明図である。 本発明の第5実施形態の説明に供する要部側面説明図である。 本発明の第6実施形態の説明に供する側面説明図である。 同じく引き戻し時の説明に供する側面説明図である。 同じく作用説明に供する給紙搬送部分の側面説明図である。 本発明の第7実施形態の説明に供する給紙搬送部分の側面説明図である。 本発明の第8実施形態の説明に供する給紙搬送部分の側面説明図である。 本発明の第9実施形態の説明に供する側面説明図である。 本発明の第10実施形態の説明に供する側面説明図である。
以下、本発明の実施の形態について添付図面を参照して説明する。まず、本発明に係る画像形成装置の一例について図1ないし図3を参照して説明する。図1は同画像形成装置の全体構成を説明する側面説明図、図2は同装置の平面説明図、図3は図1を簡略化して示す側面説明図である。
この画像形成装置は、装置本体100内に、給紙部101と、画像形成手段である画像形成部102と、搬送部103と、排紙部104とが配置されている。
給紙部101には、印刷媒体2を芯部材3にロール状に巻き付けたロール体4が装填される。
ここで、印刷媒体2は、図3に示すように、画像を形成可能な媒体(以下、「印刷面」ともいう。)2aの一面に粘着層(以下、「粘着面」という。)2bを形成した連続体であり、粘着面2bに台紙(剥離紙、セパレータ)を貼り付けていない状態で芯部材3(無芯でもよい。)に巻き付けているライナーレスラベル紙である。
また、給紙部101は、ロール体4の芯部材3を嵌め込む軸部材5と、軸部材5の両端部に嵌め込まれてロール体4の側面を保護するフランジ部材6、6とで構成されるロール体保持部材と、軸部材5の両端部を回転可能に保持する軸保持部材7、7とを備えている。
なお、軸保持部材7にはロール体4の抜けを防止するための抜け防止部材を備えているが、図示を省略している。
画像形成部102は、印刷媒体2に液滴を吐出する液体吐出ヘッドからなる記録ヘッド11を搭載したキャリッジ12を備えている。キャリッジ12は、ガイド部材13、14(図2では図示省略)に移動可能に保持されて、印刷媒体2の送り方向(搬送方向)と直交する主走査方向に往復移動される。
なお、記録ヘッド11は2つのノズル列を有するヘッドであり、この記録ヘッド11を2つ使用して、4列のノズル列でそれぞれブラック(K)、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)の各色のインク液滴を吐出するようにしている。ただし、これに限るものではなく、またライン型ヘッドを使用することもできる。
また画像形成部102は、液体吐出ヘッドの形態に限らず、接触および非接触で画像を形成する各種画像形成手段を用いることができる。
搬送部103は、記録ヘッド11の下方に、無端状のベルト状に形成された剥離部材である剥離ベルト21が配置されている。剥離ベルト21は、搬送ローラ22と従動ローラ23とに周回移動可能に掛け回されている。
このとき、剥離ベルト21は粘着面2bに対し粘着性を持たないことが好ましいが、搬送時に剥離ベルト21から印刷媒体2が浮いてしまうことを防止するために粘着面2bに対し再剥離可能な程度の弱い被粘着性を有していてもよい。剥離ベルト21を粘着面2bにあてがうことで粘着面2bを保護し、同時に粘着面2bが装置内に接触することが防止されることで搬送安定性が得られるとともに、保護ベルト21が粘着面2bから剥離可能であることから、印刷媒体2のみを排紙することが可能になる。
搬送ローラ22に対向して第1加圧ローラ24が矢印A,B方向に移動可能に配置されている。これらの搬送ローラ22と第1加圧ローラ24とからなる搬送ローラ対によって、印刷媒体2と剥離部材である剥離ベルト21とを一緒に挟み込んで、記録ヘッド11による画像形成領域に搬送する搬送手段を構成している。
また、剥離ベルト21には多数の孔21aが形成されている。そして、剥離ベルト21の内側には、画像形成部102の記録ヘッド11に対向して、孔21aを介して印刷媒体2を剥離ベルト21の表面に向けて吸引する吸引ファン27が配置されている。
なお、ここでは、吸引によって剥離ベルト21に印刷媒体2を吸着する構成としているが、これに限らず、静電力で吸着することもできる。また印刷媒体2の粘着面2bの粘着性を利用して剥離ベルト21から浮かないように固定してもよい。
また、搬送ローラ22より送り方向下流側で記録ヘッド11による画像形成領域よりも上流側に、印刷媒体2を剥離ベルト21側に押し付ける第2加圧ローラ25を配置し、第1加圧ローラ24と第2加圧ローラ25との間に更に中間加圧ローラ26を配置している。さらに、従動ローラ23に対向して拍車コロ28が配置されている。
排紙部104は、記録ヘッド11の送り方向下流側に、印刷媒体2を所定の長さに切断して印刷媒体片(ラベル片)200とするカッタ31aを含む切断手段であるカッタユニット31が配置されている。カッタユニット31は、カッタ31aが主走査方向に移動することで印刷媒体2を切断する。
そして、カッタユニット31の下流側には、排紙ローラ32が配置されている。排紙ローラ32に対向して拍車コロ33が配置されている。これらの排紙ローラ32と拍車コロ33によって、カッタユニット31で切断された状態のラベル片200を排出口105に送り出して保持する。
ここで、排紙ローラ32のラベル片200を保持する表面は、例えば非粘着性処理(粘着面が付着しない処理)を施して、ラベル片200の粘着面2bを剥離可能としている。この場合、排紙ローラ32自体を剥離可能な材質で形成することもできる。
そして、排紙ローラ32の位置で、切断されたラベル片200があるか否かを検出する検出手段であるセンサ34が配置されている。このセンサ34は反射光等を検出して光学的にラベル片200を検知するものでもよいし、フィラーを用いて直接ラベル片200の通過を検知するものでもよい。
このように構成した画像形成装置において、印刷媒体2に画像を形成するときには、給紙部101にロール体4を装填して印刷媒体2を引き出し、一方、第1加圧ローラ24を図3(b)に矢印Bで示すように、搬送ローラ22から離間させた位置に後退させる。
そして、印刷媒体2を搬送ローラ22と第1加圧ローラ24との間を通過させ、剥離ベルト21上に印刷媒体2をセットした後、第1加圧ローラ24を図3(a)に矢印Aで示すように、印刷媒体2と剥離ベルト21とを加圧する方向に移動させ、搬送ローラ22と第1加圧ローラ24との間に印刷媒体2と剥離ベルト21とを一緒に挟み込む。
その後、搬送ローラ22を回転駆動することによって、図3(a)に示すように、印刷媒体2の粘着面2bが剥離ベルト21で保護された状態で搬送され、画像形成部102の記録ヘッド11によって所望の画像が形成される。
画像が形成された印刷媒体2から剥離ベルト21が剥離されて、印刷媒体2のみが排紙部104に送られ、カッタユニット31によって所要の位置で切断されて印刷媒体片となり、後述するように保持手段としての排紙ローラ32と拍車コロ33との間で、装置本体1の排出口105から抜き取り可能な状態で保持される。
次に、本発明の第1実施形態について図4及び図5を参照して説明する。図4は同実施形態の説明に供する側面説明図、図5は同じく給紙部を移動させた状態の側面説明図である。
本実施形態では、給紙部101の軸保持部材7,7を送り方向(搬送方向)に沿って移動可能に設け、図4で実線図示の位置と仮想線図示の位置との間でスライド移動可能としている。この給紙部101の移動機構は、例えば軸保持部材7をスライダに搭載し、スライダをラックとピニオン及び駆動モータによる駆動機構によって搬送方向に移動させる構成を採用できる。
このように構成したので、図4に示すように、印刷媒体2をカッタユニット31によって切断してラベル片200を形成した後、図4で矢印C方向に、給紙部101全体を仮想線図示の位置まで移動させる。なお、このとき、搬送ローラ22は逆転駆動して、剥離ベルト21も送り方向と逆方向に周回移動させる。
これにより、図5に示すように、印刷媒体2のカッタユニット31で切断された位置2cは、この例では、記録ヘッド11の最下流側のノズル位置まで引き戻される。この状態で、画像形成を開始することで、印刷媒体2の切断位置から画像を形成することができて、印刷媒体2の無駄になる部分を低減することができる。
なお、印刷媒体2のカッタユニット31で切断された位置2cを、記録ヘッド11の最上流側のノズル位置あるいは記録ヘッド11による画像形成開始位置の手前まで引き戻すようにすることもできる。
そして、印刷媒体2を、ロール体4を回転させることなく、そのまま引き戻しているので、印刷媒体2の粘着面2bがロール体4に再び巻き取られることはなく、粘着力の低下を抑制することができる。
この場合、給紙部101は、画像形成を再開したときには、画像形成時の印刷媒体2の搬送速度と同じ、あるいは、速い速度で若干の弛みを持たせながら、元の位置(図4の実線図示の位置)まで復帰移動させて、当該再開した画像形成によって形成した画像のラベル片200を切断したときに、同様に繰り返して仮想線図示の位置までの移動を行えるようにしている。
次に、本発明の第2実施形態について図6を参照して説明する。図6は同実施形態の説明に供する要部側面説明図である。
本実施形態では、キャリッジ12の排紙側端部に、印刷媒体2の先端を検知するセンサ301を設けている。
キャリッジ12の排紙側端部にセンサ301を設けることで、印刷媒体2を切断した位置を、次の画像形成動作を始めるために必要な位置まで正確に印刷媒体2を引き戻すことができる。
つまり、センサ301の信号のみで印刷媒体2をカットした箇所を検出し引き戻した位置が特定できるので、エンコーダ等の位置検出装置で位置を計測することなく、キャリッジ12の排紙側端部に印刷媒体2の引き戻し位置を定めることができる。
次に、本発明の第3実施形態について図7を参照して説明する。図7は同実施形態の説明に供する要部側面説明図である。
本実施形態では、キャリッジ12の給紙側端部に、印刷媒体2の先端を検知するセンサ301を設けている。ここで、キャリッジ12の給紙側端部には、図1に示すように加圧ローラ25が配置されており、印刷媒体2を剥離ベルト21に押圧する構成となっている。
キャリッジ12の給紙側端部にセンサ301を設けることで、印刷媒体2を切断した位置が画像形成領域より給紙側まで戻っていることを検出できる。この位置まで印刷媒体2を引き戻すことで、印刷媒体2が剥離ベルト21から浮いてしまった場合であっても、再度記録動作を行う前に加圧ローラ25で改めて印刷媒体2を剥離ベルト21に押圧することができるためにキャリッジ12や記録ヘッド11と印刷媒体2が接触することを防止できる。
これらの第2実施形態および第3実施形態に示すように、引き戻したい位置にセンサ301を設けることで、容易に引き戻し位置の検出が可能となる。前述のようなキャリッジ12の排紙側端部や給紙側端部に限らず、例えばセンサ301をノズルが配列されたノズル列の最上流側に配置し、引き戻し完了後にすぐに画像形成を開始できるようにしてもよい。このようにすることで画像形成動作の時間ロスが減らせ、印刷物の生産効率を高めることができる。
次に、本発明の第4実施形態について図8を参照して説明する。図8は同実施形態の説明に供する要部側面説明図である。
本実施形態では、給紙部101と搬送部103の剥離ベルト21、搬送ローラ22及び第1加圧ローラ24、中間加圧ローラ26を一体として、搬送方向に移動可能に設けている。
このように構成することで、剥離ベルト21上の印刷媒体2の位置を変えることなく、印刷媒体2を記録ヘッド11による画像形成可能な位置まで引き戻すことができる。
これにより、剥離ベルト21上で印刷媒体2が剥離と再付着を繰り返すことがなくなり、剥離ベルト21上に印刷媒体2の印刷媒体2の粘着面2bの粘着性が低下することを防止できる。
すなわち、前記第1実施形態では、剥離ベルト21は搬送ローラ22の逆転駆動により送り方向と逆方向に周回移動されるため、搬送ローラ22側の端部において印刷媒体2は剥離ベルト21から剥離される。剥離された印刷媒体2は、再度記録動作が開始されると、再び剥離ベルト21に付着されることになる。このような剥離と付着の繰り返しは、異物等の付着による粘着面2bの粘着性の低下の要因となる。
これに対し、この第4実施形態では給紙部101からカッタユニット31までの経路において粘着面2bが剥離と再付着を行う箇所をなくすことができるため、より高い粘着性を維持して引き戻し動作と画像形成を繰り返すことができる。
この場合、記録動作を再開する際は、最初は給紙部101と搬送部103の剥離ベルト21、搬送ローラ22及び第1加圧ローラ24、中間加圧ローラ26を一体として移動しながら記録を行い、当初の位置まで移動した後は通常通り搬送ローラ22を駆動して剥離ベルト21を送りながら画像記録を行う。
次に、本発明の第5実施形態について図9を参照して説明する。図9は同実施形態の説明に供する要部側面説明図である。
本実施形態では、キャリッジ12の排紙側端面にカッタ131を設けている。カッタ131は、図示しない駆動機構によって白抜き矢印方向に昇降される。そして、キャリッジ12を主走査方向に移動させることによって印刷媒体2を切断することができる。
このように、カッタ131による切断位置を画像形成領域側に近づけることで、印刷媒体2を引き戻すときの戻し量を少なくすることができる。また、前記第1実施形態に比べて、カッタユニット31のスペースを省略することができて、装置の構成を簡素化でき、小型化を図ることができる。またキャリッジ12の駆動機構を用いてカッタ131の駆動もできるため、駆動機構を簡略にすることができる。
次に、本発明の第6実施形態について図10ないし図12を参照して説明する。図10は同実施形態の説明に供する側面説明図、図11は同じく引き戻し時の説明に供する側面説明図、図12は同じく作用説明に供する給紙搬送部分の側面説明図である。
本実施形態では、給紙部101のロール体4は、ロール体支持部材60、60によって回転可能に支持されている。
そして、給紙部101には、搬送ローラ22を逆転駆動して切断後の印刷媒体2を搬送方向上流側に引き戻すときに、給紙部101と搬送部103との間で生じる印刷媒体2の弛みの形状を規制する手段としての引き戻しガイド部材61を備えている。
この引き戻しガイド部材61は、アーム部材62の先端部に回転可能に取り付けられている。アーム部材62は、給紙部101の芯部材3を回転中心として、装置本体100側に回転可能に保持されて、図示しない駆動機構によって、引き戻しガイド部材61が印刷媒体2に接触しない図10の実線図示の待機位置(図12(a)の位置)と、引き戻しガイド部材61が印刷媒体2に接触して保持する図12の破線図示の引き戻し位置(図12(b)の位置、図11の位置)との間で回動される。
なお、待機位置では、引き戻しガイド部材61は印刷媒体2の粘着面には接触しない構成とし、画像形成時の印刷媒体2の搬送安定性を確保している。
本実施形態においては、カッタユニット31によって印刷媒体2の切断が終わったときには、給紙部101のロール体4は回転させないで、搬送ローラ22を逆転駆動して、図11に示すように、印刷媒体2を送り方向と逆方向に引き戻す。ここでは、印刷媒体2の先端(切断位置)2cが記録ヘッド11による画像形成領域の手前の位置になるまで距離aだけ引き戻すものとする。
これにより、ロール体4が回転していないので、引き戻し動作で搬送部103から給紙部101の間で印刷媒体2に弛みが発生する。
そこで、印刷媒体2の引き戻し動作に合わせて、アーム部材62が図示しない駆動機構で回動されて、引き戻しガイド部材61が図10の実線図示の待機位置から破線図示の引き戻し位置に向かって移動し、図11及び図12(b)に示すように、印刷媒体2を保持して印刷媒体2の弛み形状を規制しながら引き戻し位置で停止する。
これによって、印刷媒体2の弛み部分の粘着面がロール体4や装置内に貼り付き、粘着力が低下することを低減できる。
次に、本発明の第7実施形態について図13を参照して説明する。図13は同実施形態の説明に供する給紙搬送部分の側面説明図である。
本実施形態では、引き戻しガイド部材61の待機位置を図13(a)に示すように印刷媒体2の印刷面2a側とし、引き戻し動作を行うときに、引き戻しガイド部材61が待機位置から下方に移動して、図13(b)に示すように印刷媒体2の印刷面2a側から押さえることで、印刷媒体2の弛み形状を規制する。
これにより、引き戻しガイド部材61が印刷媒体2の粘着面2bに触れることがなくなり、印刷媒体2の粘着面2bの粘着力の低下をより低減することができる。
そして、引き戻しガイド部材61が印刷媒体2の粘着面2bに触れることがないので、印刷媒体2と引き込みガイド部材61とは滑り動くことができ、引き戻しガイド部材61の先端部の回転機構を省略することも可能になり、アーム部材62と引き戻しガイド部材61を一体にした部材として構成することもできる。
次に、本発明の第8実施形態について図14を参照して説明する。図14は同実施形態の説明に供する給紙搬送部分の側面説明図である。
本実施形態では、給紙部101と搬送部103との間に、引き戻し動作時に生じる印刷媒体2の下方向への弛み部分を受ける受け部材65を設けるとともに、印刷媒体2の上方向への膨らみを防止するガイド部材64を設けている。
ここで、受け部材64の内面には印刷媒体2の粘着面が付着しないように低粘着コーティングを行っている。
このように構成したので、図14(a)に示す画像形成動作中の状態から印刷媒体2が切断されて引き戻されるとき、図14(b)に示すように、印刷媒体2は上方向への膨らみが抑制されて、下方向に弛みが発生し、この弛み部分2dは受け部材64内にて受け止められる。
これにより、前記第6、第7実施形態に比べて、引き戻しガイド部材61と引き戻しガイド部材の駆動機構が不要になり、構成を簡略化することができる。また、引き戻しガイド部材61によるテンションが印刷媒体2に掛からないので、引き戻し後の待機時間が長時間続いた場合でも、印刷媒体2に癖がつかないため、搬送性が向上する。
次に、本発明の第9実施形態について図15を参照して説明する。図15は同実施形態の説明に供する側面説明図である。
本実施形態では、前記第6乃至第8実施形態において、給紙部101から画像形成部102までの間に、2つの剥離ベルト21、121を配置している。上流側の剥離ベルト21は、前記各実施形態と同様の構成である。下流側の剥離ベルト121は、駆動ローラ122と従動ローラ123との間に周回移動可能に掛け回されている。そして、搬送ローラ22と駆動ローラ122とは、図示しないが、別駆動源よって回転駆動される。
ここで、印刷媒体2を引き戻すときには、上流側の剥離ベルト21の線速Vaが下流側の剥離ベルト121の線速Vbよりも速くなるように、搬送ローラ22と駆動ローラ122とを駆動している。
これにより、印刷媒体2にテンションを与えた状態で引き戻すことができる。
次に、本発明の第10実施形態について図16を参照して説明する。図16は同実施形態の説明に供する側面説明図である。
本実施形態では、上記第9実施形態における下流側剥離ベルト121に代えて複数個(ここでは3個)の搬送ローラ122A〜122Cを配置している。そして、各搬送ローラ122A〜122Cはそれぞれ別駆動源で回転駆動される。
これにより、印刷媒体2を引き戻すときには、各搬送ローラ122A〜122Cの線速を上流側が速くなるように異ならせている。ここでは、剥離ベルト21の線速Va、搬送ローラ122Aの線速Vb、搬送ローラ122Bの線速Vc、搬送ローラ122Cの線速Vdを、Va>Vb>Vc>Vd、としている。
これによって、印刷媒体2にテンションを与えながら引き戻すことができる。そして、剥離ベルトの代わりに搬送ローラを用いることで装置の構成が簡単になる。
上記各実施形態では、印刷媒体2の印刷面2a表面に画像を形成する例で説明しているが、印刷媒体2の粘着面2b表面に画像を形成する構成とすることもできる。
なお、本願における「画像形成」とは、文字や図形等の意味を持つ画像を媒体に対して付与することだけでなく、パターン等の意味を持たない画像を媒体に付与すること(単に液滴を媒体に着弾させること)をも意味する。
また、「インク」とは、特に限定しない限り、インクと称されるものに限らず、記録液、定着処理液、液体などと称されるものなど、画像形成を行うことができるすべての液体の総称として用いる。
また、画像形成装置には、特に限定しない限り、シリアル型画像形成装置及びライン型画像形成装置のいずれも含まれる。
2 印刷媒体
4 ロール体
11 記録ヘッド
21 剥離ベルト(剥離部材)
22 搬送ローラ
24 第1加圧ローラ
31 カッタユニット
32 排紙ローラ
33 拍車コロ
34 センサ(検出手段)
61 引き戻しガイド部材
62 アーム部材
65 受け部材
100 装置本体
101 給紙部
102 画像形成部
103 搬送部
104 排紙部

Claims (6)

  1. 粘着面を有し、前記粘着面に剥離紙が付いていない印刷媒体を巻き回したロール体を装填する給紙部と、
    前記印刷媒体に画像を形成する画像形成手段と、
    前記印刷媒体を搬送する搬送手段と、
    前記画像が形成された前記印刷媒体を所要の長さの印刷媒体片に切断する切断手段と、 前記切断手段で切断されて前記切断手段よりも搬送方向上流側に位置する前記印刷媒体を、前記ロール体を回転させないで、搬送方向上流側に引き戻す手段と、を備えている
    ことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記給紙部のロール体自体を搬送方向上流方向に移動させて、前記印刷媒体を搬送方向上流側に引き戻すことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記給紙部及び前記搬送手段を搬送方向上流方向に移動させて、前記印刷媒体を搬送方向上流側に引き戻すことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  4. 前記搬送手段を逆転駆動して前記印刷媒体を搬送方向上流側に引き戻し、
    前記給紙部と前記搬送手段との間で生じる前記印刷媒体の弛みの形状を規制する手段を備えている
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  5. 前記弛みの形状を規制する手段は、前記給紙部から前記搬送手段の間で、前記印刷媒体を支える引き戻しガイド部材を有し、
    前記引き戻しガイド部材は回転可能に配置されている
    ことを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
  6. 前記引き戻しガイド部材は前記印刷媒体の粘着面と反対側の面に接触することを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP5702883B1 (ja) * 2014-09-12 2015-04-15 株式会社デジアイズ ラベルプリンタ
JP2021095235A (ja) * 2019-12-16 2021-06-24 ブラザー工業株式会社 画像記録装置

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