JP2015032765A - 半導体装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】はんだの厚みを制御することが可能な構成を有する半導体装置を提供する。【解決手段】半導体装置は、はんだ3を介して半導体チップ2が接合対象とされる接合領域R20を有するフレーム1を備える。フレーム1のうち接合領域R20の外周部上には、接合領域R20にはんだ3を介して半導体チップ2を接合する接合処理が行われる際の該はんだ3の流動を制御するめっき4が設けられる。【選択図】図1

Description

本発明は、パワー半導体モジュールとしての半導体装置のはんだ接合に関する。
近年、はんだを用いて、パワー半導体モジュールとしての半導体チップをフレームに接合するために、ワイヤはんだ供給方式がダイボンド装置に適用されている。この理由は、ダイボンド装置による高速接合化、及び、はんだ材料による材料表面の酸化を起因とするボイドの発生を抑制するためである。
しかしながら、ワイヤはんだ供給方式では、半導体チップの接合品質として重要な、当該半導体チップ下のはんだ濡れ広がり性、半導体チップの搭載位置の精度、はんだ厚等を制御することが困難であるという問題がある。
特許文献1には、このような問題を解決するために、半導体チップの接合品質を向上させる技術(以下、関連技術Aともいう)が開示されている。具体的には、関連技術Aでは、半導体チップの搭載前に、ワイヤはんだ供給方式にて供給されたはんだを、スパンカー(はんだ撹拌治具)により濡れ広がらせる。これにより、はんだが整形される。そして、整形されたはんだ上に半導体チップが搭載(接合)される。
特開2010−238857号公報
しかしながら、関連技術Aでは、以下のような問題がある。具体的には、関連技術Aでは、はんだを所定の形状に整形した後、整形されたはんだに、半導体チップを接合する。そのため、半導体チップを接合する際に、当該はんだに圧力が加わり、はんだの厚み等の制御ができない。はんだの厚みが薄すぎると、半導体チップの接合品質が十分に良いとはいえない。すなわち、半導体チップの接合品質をよくするためには、はんだの厚みを制御する必要がある。
本発明は、このような問題を解決するためになされたものであり、はんだの厚みを制御することが可能な構成を有する半導体装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の一態様に係る半導体装置は、はんだを介して半導体チップが接合対象とされる領域である接合領域を有するフレームを備え、前記フレームのうち前記接合領域の外周部上には、該接合領域に前記はんだを介して前記半導体チップを接合する接合処理が行われる際の該はんだの流動を制御するめっきが設けられる。
本発明によれば、前記フレームのうち前記接合領域の外周部上には、前記接合領域に前記はんだを介して前記半導体チップを接合する接合処理が行われる際の該はんだの流動を制御するめっきが設けられる。これにより、はんだの厚みを制御することが可能な構成を有する半導体装置を提供することができる。
本発明の実施の形態1に係る半導体装置を示す平面図である。 本発明の実施の形態1に係る半導体装置の断面図である。 本発明の実施の形態1の構成により生じる現象を説明するための図である。 本発明の実施の形態1の構成により生じる現象を説明するための図である。 本発明の実施の形態1の構成により生じる現象を説明するための図である。 本発明の実施の形態1の変形例1に係る半導体装置の断面図である。 本発明の実施の形態1の変形例2に係る半導体装置の断面図である。 本発明の実施の形態1の変形例3に係る半導体装置の平面図である。 本発明の実施の形態1の変形例4に係る半導体装置の平面図である。 本発明の実施の形態1の変形例5に係る半導体装置の断面図である。 比較構成を説明するための図である。 比較構成を説明するための図である。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。以下の説明では、同一の構成要素には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがって、それらについての詳細な説明を省略する場合がある。
なお、実施の形態において例示される各構成要素の寸法、材質、形状、それらの相対配置などは、本発明が適用される装置の構成や各種条件により適宜変更されるものであり、本発明はそれらの例示に限定されるものではない。また、各図における各構成要素の寸法は、実際の寸法と異なる場合がある。
<実施の形態1>
図1は、本発明の実施の形態1に係る半導体装置100を示す平面図である。半導体装置100は、例えば、IGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor)等の電圧駆動型の半導体スイッチ素子が搭載されたパワー半導体モジュールである。
図1において、X,Y,Z方向の各々は、互いに直交する。以下の図に示されるX,Y,Z方向の各々も、互いに直交する。以下においては、X方向と、当該X方向の反対の方向(−X方向)とを含む方向をX軸方向ともいう。また、以下においては、Y方向と、当該Y方向の反対の方向(−Y方向)とを含む方向をY軸方向ともいう。また、以下においては、Z方向と、当該Z方向の反対の方向(−Z方向)とを含む方向をZ軸方向ともいう。
図2は、本発明の実施の形態1に係る半導体装置100の断面図である。
図1および図2を参照して、半導体装置100は、フレーム1と、半導体チップ2と、はんだ3と、めっき4とを備える。
フレーム1は、半導体チップ2がスイッチング動作する際に発生する熱等を放熱するために、熱伝導性の良い銅等の金属で構成される。フレーム1は、接合領域R20を有する。
接合領域R20は、はんだ3を介して半導体チップ2が接合対象とされる領域(ダイ)である。接合領域R20のサイズは、半導体チップ2の外周のサイズと等しい。フレーム1は、半導体チップ2が接合される主面1aを有する。
めっき4は、フレーム1の主面1a上に形成される。めっき4は、はんだ3の接合性を向上するための材料で構成される。また、めっき4は、はんだ3の流動を制御することが容易な材料で構成される。めっき4は、例えば、Ag(銀)で構成される。
また、図1に示すように、めっき4の形状は、一例として、矩形状である。また、めっき4のサイズは、平面視で、半導体チップ2のサイズより大きい。めっき4のサイズは、平面視で、一例として、半導体チップ2のサイズの1.01〜1.20倍のサイズである。
以下においては、接合領域R20の外周部を、領域外周部ともいう。領域外周部の形状は、平ループ状である。より詳細には、領域外周部の形状は、幅L1の領域を、平ループ状にした形状である。幅L1は、例えば、0.3〜0.5(mm)である。
具体的には、めっき4のサイズは、半導体チップ2の外周全体に対し、幅L1だけ大きい。すなわち、めっき4のサイズは、半導体チップ2の外周に対し、0.3〜0.5(mm)のクリアランス(間隔)分だけ大きい。つまり、めっき4は、フレーム1のうち接合領域R20の外周部(領域外周部)上に設けられる。
以上の構成において、めっき4が設けられたフレーム1の接合領域R20にはんだ3を介して半導体チップ2を接合する処理(以下、接合処理ともいう)が行われる。なお、Agで構成されるめっき4は、接合処理が行われる際のはんだ3の流動を制御する。これにより、図1および図2に示す半導体装置100が形成される。
以下においては、接合処理後におけるはんだ3の周縁の領域を、周縁領域R11とも表記する。なお、周縁領域R11の全体または一部の形状は、フィレット形状になっている場合もある。
以上説明したように、本実施の形態によれば、フレーム1のうち接合領域R20の外周部上には、接合領域R20にはんだ3を介して半導体チップ2を接合する接合処理が行われる際の該はんだ3の流動を制御するめっき4が設けられる。これにより、はんだの厚みを制御することが可能な構成を有する半導体装置100を提供することができる。
また、本実施の形態では、領域外周部の幅L1を0.3〜0.5(mm)の範囲で変更することにより、はんだ濡れ広がり領域のサイズおよび周縁領域R11のサイズを所望のサイズに変更(制御)することができる。はんだ濡れ広がり領域とは、前述の接合処理が終了した時点の、濡れ広がった後のはんだ3全体の領域である(図1参照)。
また、本実施の形態によれば、半導体チップ2をフレーム1に接合する際に、Agで構成されるめっき4により、はんだ3の流動が容易となる。そのため、半導体チップ2とフレーム1との間のはんだ3を、接合処理の前に、従来のように、はんだをスパンカーを用いて撹拌しなくてよい。すなわち、本実施の形態によれば、従来のように、はんだ3を撹拌するプロセスを実施することなく、半導体チップ2をフレーム1に接合することができる。
以下においては、本実施の形態に対し、比較の対象となる構成を、比較構成Nともいう。比較構成Nは、前述の関連技術Aのように、接合処理の前に、はんだをスパンカーを用いて撹拌する構成であるとする。また、比較構成Nでは、図11のように、めっき4をフレーム1の主面1a全体に設ける構成であるとする。すなわち、比較構成Nでは、めっき4は、フレーム1のうち接合領域R20の外周部(領域外周部)を含む、フレーム1の主面1a全体に設けられる。
比較構成Nにおいて、半導体チップ2をフレーム1に接合する場合、まず、図11(a)のように、めっき4上にはんだ3が塗布される。
次に、図11(b)のように、スパンカーSK1によりはんだ3が撹拌されることにより、はんだ3が整形される。
次に、図11(c)のように、整形されたはんだ3上に、半導体チップ2が接合される。以下においては、比較構成Nにおいて、接合処理後の半導体装置を、半導体装置N1ともいう。
この比較構成Nにおいて接合処理が行われた場合、はんだ3の厚みが所望の厚みとならない。これにより、はんだ3においてボイドB1が生じる可能性が高くなる(図12参照)。
一方、本実施の形態では、前述したように、はんだ3を、接合処理の前に、従来のように、はんだをスパンカーを用いて撹拌しなくてよい。すなわち、本実施の形態によれば、従来のように、はんだ3を撹拌するプロセスを実施することなく、半導体チップ2をフレーム1に接合することができる。
また、図12のように、比較構成Nにおける半導体装置N1を、モールド樹脂20により封止した場合、はんだ3の周縁領域の上部に空隙SP1が生じる可能性が高い。空隙SP1があると、空隙SP1を起点として、はんだ3にクラックK1が生じる可能性が高くなる。
そこで、本実施の形態では、領域外周部の幅L1を0.3〜0.5(mm)の範囲で変更することにより、接合処理の後のはんだ3における周縁領域R11のサイズを所望のサイズに選択的に変更(制御)することができる。
そのため、はんだ3の厚みを所望の厚みとすることができる。その結果、本実施の形態では、はんだ3におけるボイドの発生を抑制することができる。また、周縁領域R11のサイズを所望のサイズに選択的に変更できるため、比較構成Nにおける空隙SP1の発生を減少させることができる。その結果、はんだ3において、空隙SP1を起点としたクラックの発生を抑制することができる。そのため、はんだ3による半導体チップ2の接合品質を向上させることができる。すなわち、ダイボンド品質を向上させることができる。
したがって、本実施の形態によれば、パワー半導体モジュールとしての半導体装置100の高信頼性化を図ることができる。また、SiCに代表されるヤング率の高い半導体チップ2とフレーム1との接合において、はんだのクラック抑制の効果を従来より高くすることができる。
なお、本実施の形態の構成においても、はんだ3内に、ボイド5が発生する場合もある。本実施の形態では、前述したように、領域外周部の幅L1を、0.3〜0.5(mm)とし、めっき4は、フレーム1のうち接合領域R20の領域外周部上に設けられる。そのため、仮に、はんだ3のうち接合領域R20に対応する領域内に、ボイド5が発生していたとしても、図3のように半導体チップ2を、はんだ3にマウント(接合)する際のはんだ3の流動により、ボイド5を、周縁領域R11へ移動させることができる。
そのため、はんだ3のうち半導体チップ2下の領域内のボイド5の減少により、半導体装置100において、熱抵抗増加の抑制、高信頼性化を実現することが可能となる。また、このことにより、半導体チップ2をはんだ3にマウントする際に、ボイド5の減少を目的としたスクラブ動作が不要となる。
また、半導体チップ2の薄厚化に伴い、スクラブ動作の実施ができない半導体チップ2を半導体装置100に用いたとする。この場合においても、本実施の形態によれば、上記のように、スクラブ動作を行わずに、ボイド5を減少させることが可能となる。これにより、薄厚の半導体チップ2を用いた半導体装置100(パワー半導体モジュール)の高信頼性化を実現することができる。
また、本実施の形態では、前述したように、領域外周部の幅L1を、0.3〜0.5(mm)とし、めっき4は、フレーム1のうち接合領域R20の領域外周部上に設けられる。そのため、はんだ濡れ広がり領域のサイズおよび周縁領域R11のサイズを所望のサイズに変更(制御)することができる。
そのため、本実施の形態では、従来でははんだ3の周縁領域が拡大することにより、はんだ3の厚みを厚くすることが困難であった問題を解決することができる。また、接合処理の際に、はんだを供給する装置によりはんだ3の供給量を変動させることにより、図4のように、はんだ3の厚みを厚くすることが可能となる。
また、はんだ3の厚みを厚くすることにより、半導体チップ2とフレーム1とのヤング率の差、熱膨張係数の差によって発生する、はんだ3への応力を緩和することができる。そのため、はんだ3におけるクラックの発生を抑制することができる。したがって、半導体装置100(パワー半導体モジュール)の高信頼性化を実現することができる。
また、本実施の形態では、前述したように、はんだ濡れ広がり領域のサイズおよび周縁領域R11のサイズを所望のサイズに変更(制御)することができる。これにより、制限された領域以外へのはんだ3の流動を抑制し、図5のように、はんだ3による半導体チップ2のセンタリング機能を働かせることができる。そのため、従来のように、スパンカー等による機械的撹拌プロセスを実施することなく、半導体チップ2の搭載位置の精度の向上、半導体チップ2の回転の抑制等を実現することが可能となる。
なお、前述の関連技術Aでは、はんだ濡れ広がり領域、及び、半導体チップに対して均一な濡れ広がりが制御できていない。そのため、関連技術Aでは、半導体チップが接合されるはんだの周縁領域の拡大による、はんだとモールド樹脂との間の剥離を起点としたはんだクラック、はんだ層への応力緩和のためのはんだの厚み不足の問題等があった。
さらに、関連技術Aでは、スパンカーがはんだへ直接接触することによるボイドの発生、不均一なはんだ濡れ広がりによる半導体チップの回転、位置ずれ等があり、ダイボンド品質、製品信頼性において問題があった。
そこで、本実施の形態では、上記のように構成される。そのため、上記関連技術Aの上記問題を解決することができる。
<実施の形態1の変形例1>
なお、図6のように、フレーム1のうちめっき4が設けられている領域の端には、突起7が形成されてもよい。すなわち、実施の形態1の変形例1に係る半導体装置100に含まれるフレーム1のうちめっき4が設けられている領域の端には、突起7が形成されている。突起7は、めっき4の厚みより大きい高さを有する。突起7は、接合処理が行われる際のはんだ3の少なくとも一部の流動を止めるように設けられる。
突起7は、例えば、フレーム1の下面からZ方向に向かって、コイニングを実施することにより形成される。突起7により、接合処理の際におけるはんだ3の流動を確実にとめることができる。
以上のように、突起7を設けることにより、はんだ3の周縁領域のサイズの制御の精度を向上させることができる。また、前述の実施の形態1で得られる効果をさらに向上させることができる。
<実施の形態1の変形例2>
なお、図7のように、フレーム1の主面1a側には、凹部30が形成されてもよい。凹部30は、フレーム1において、前述のはんだ濡れ広がり領域全体に対し、主面1a側からコイニングを実施することにより形成される。凹部30の形成に伴い、段差31が形成される。
すなわち、実施の形態1の変形例2に係る半導体装置100に含まれるフレーム1のうちめっき4が設けられている領域の端には、段差31が形成されている。段差31は、めっき4の厚みより大きい高さを有する。段差31は、接合処理が行われる際のはんだ3の少なくとも一部の流動を止めるように設けられる。
以上のように、段差31を設けることにより、はんだ3の周縁領域のサイズの制御の精度を向上させることができる。また、前述の実施の形態1で得られる効果をさらに向上させることができる。
<実施の形態1の変形例3>
なお、図8のように、フレーム1の主面1aのうちめっき4が設けられている領域の外周部には、凹凸部9が形成されてもよい。凹凸部9は、凹凸を有する領域である。
すなわち、実施の形態1の変形例3に係る半導体装置100に含まれるフレーム1のうちめっき4が設けられている領域の外周部には、凹凸部9が形成されている。
凹凸部9は、フレーム1のうちめっき4が設けられている領域の外周部に対し、主面1a側から梨地加工を実施することにより形成される。つまり、凹凸部9は、梨地加工により生成される。なお、凹凸部9は、フレーム1のうち、はんだ3の周縁領域の外周部に対応する領域に形成される。
凹凸部9により、接合処理が行われる際のはんだ3の流動を抑制することができる。その結果、はんだ3の周縁領域のサイズの制御の精度を向上させることができる。また、前述の実施の形態1で得られる効果をさらに向上させることができる。
<実施の形態1の変形例4>
なお、図9のように、フレーム1の主面1aのうちめっき4が設けられている領域の外周部には、ソルダーレジスト10が塗布されてもよい。ソルダーレジスト10とは、はんだ3の流動を抑制する材料である。
すなわち、実施の形態1の変形例4に係る半導体装置100に含まれるフレーム1のうちめっき4が設けられている領域の外周部には、ソルダーレジスト10が塗布されている。ソルダーレジスト10は、フレーム1のうちめっき4が設けられている領域の外周部に対し、主面1a側から塗布される。
ソルダーレジスト10により、接合処理が行われる際のはんだ3の流動を抑制することができる。その結果、はんだ3の周縁領域のサイズの制御の精度を向上させることができる。また、前述の実施の形態1で得られる効果をさらに向上させることができる。
<実施の形態1の変形例5>
なお、図10のように、フレーム1のうちめっき4が設けられている領域の端には、溝11が形成されてもよい。
すなわち、実施の形態1の変形例5に係る半導体装置100に含まれるフレーム1のうちめっき4が設けられている領域の端には、溝11が形成されている。溝11は、フレーム1に対し、主面1a側からコイニングを実施することにより形成される。溝11は、接合処理が行われる際、はんだ3の一部を、当該溝11内にいれるために設けられる。
溝11により、接合処理が行われる際のはんだ3の流動を抑制することができる。その結果、はんだ3の周縁領域のサイズの制御の精度を向上させることができる。また、前述の実施の形態1で得られる効果をさらに向上させることができる。
なお、本発明は、その発明の範囲内において、実施の形態、実施の形態の各変形例を自由に組み合わせたり、実施の形態、実施の形態の各変形例を適宜、変形、省略することが可能である。
1 フレーム、2 半導体チップ、3 はんだ、4 めっき、5,B1 ボイド、7 突起、9 凹凸部、10 ソルダーレジスト、11 溝、30 凹部、31 段差、100 半導体装置、R11 周縁領域、R20 接合領域。

Claims (6)

  1. はんだを介して半導体チップが接合対象とされる領域である接合領域を有するフレームを備え、
    前記フレームのうち前記接合領域の外周部上には、該接合領域に前記はんだを介して前記半導体チップを接合する接合処理が行われる際の該はんだの流動を制御するめっきが設けられる
    半導体装置。
  2. 前記フレームのうち前記めっきが設けられている領域の端には、前記めっきの厚みより大きい高さを有する突起が形成されている
    請求項1に記載の半導体装置。
  3. 前記フレームのうち前記めっきが設けられている領域の端には、前記めっきの厚みより大きい高さを有する段差が形成されている
    請求項1に記載の半導体装置。
  4. 前記フレームのうち前記めっきが設けられている領域の外周部には、梨地加工により生成された凹凸部が形成されている
    請求項1に記載の半導体装置。
  5. 前記フレームのうち前記めっきが設けられている領域の外周部には、ソルダーレジストが塗布されている
    請求項1に記載の半導体装置。
  6. 前記フレームのうち前記めっきが設けられている領域の端には、溝が形成されている
    請求項1に記載の半導体装置。
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