JP2015030060A - 集塵機 - Google Patents

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Abstract

【課題】周囲に複数の電動作業機器が存在しても、連動運転の対象となる電動作業機器からの連動指令を受信したときにだけ、連動運転を実施し得る集塵機を提供する。
【解決手段】集塵機4は、電動工具2との間で無線通信を行う通信ユニット60と、集塵モータ42やその駆動回路44が設けられた集塵機本体40とから構成される。通信ユニット60において、電動工具2から送信された連動指令が送受信回路62にて受信されると、制御回路64が、その連動指令から、電動工具2の識別情報を読み取り、その識別情報が、メモリ68に記憶されているときに、集塵モータ42を連動運転させる。
【選択図】図1

Description

本発明は、電動作業機器との連動運転を実施可能な集塵機に関する。
従来、この種の集塵機として、電動作業機器の動作時に電動作業機器から無線送信される信号を受信する受信手段を備え、受信手段にて電動作業機器からの信号が受信されると、集塵機を運転するように構成されたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
この種の集塵機によれば、電動作業機器との間に、電動作業機器の動作状態を検出するための信号線を設けることなく、電動作業機器と連動運転させることができるので、例えば、電動作業機器が充電式のコードレス機器であっても連動機能を実現できる。
特許第4955332号公報
しかしながら、上記従来の集塵機は、電動作業機器から送信された信号を受信することで、連動運転を開始する。このため、集塵機周囲に、連動運転用の信号を送信する複数の電動作業機器が存在する場合には、集塵機を連動運転させる必要のない電動作業機器からの信号により、集塵機が使用者の意図に反して運転されてしまうことが考えられる。
本発明は、こうした問題に鑑みなされたものであり、集塵機周囲に複数の電動作業機器が存在する場合であっても、連動運転が必要な電動作業機器からの信号を受信したときにだけ、連動運転を実施し得る集塵機を提供することを目的とする。
かかる目的を達成するためになされた請求項1に記載の集塵機においては、電動作業機器との間で無線通信を行う通信部が備えられており、通信部にて、電動作業機器から送信された連動指令が受信されると、制御部が、集塵部を電動作業機器と連動運転させる。そして、制御部には、集塵部を連動運転させるべき電動作業機器の固有の識別情報が記憶された記憶部が備えられている。
このため、本発明の集塵機によれば、制御部において、連動指令を送信してきた電動作業機器が連動対象となる機器であるか、或いは、連動非対象となる機器であるかを、判別することができる。
ここで、電動作業機器から送信される連動指令には、請求項2に記載のように、連動運転を要求する連動運転要求信号と識別情報を表す識別信号とが含まれるようにするとよい。
つまり、このようにすれば、制御部は、連動運転要求信号と識別信号とに基づき、連動運転すべき電動作業機器から連動指令が送信されてきたことを判断して、集塵部を連動運転させることができる。また、電動作業機器からの連動運転要求信号の送信により、集塵部の連動運転開始タイミングを設定できるので、集塵部を適正に動作させることができる。
また、この場合、制御部は、請求項3に記載のように、通信部にて受信された識別信号から得られる識別情報と記憶部に記憶された識別情報とが一致し、且つ、通信部にて連動運転要求信号が受信されたときに、集塵部を連動運転させるように構成するとよい。
そして、このようにすれば、制御部において、通信部にて受信した信号が、連動対象となる電動作業機器からのものであることを正確に認識し、連動運転要求信号により連動運転を開始できることから、集塵部を誤作動させる確率をより低減することができる。
次に、請求項4に記載の集塵機においては、電動作業機器が、自身の動作中に、連動指令を定期的に送信することを前提としており、制御部は、通信部が電動作業機器から定期的に送信されてくる連動指令を受信しているときに、集塵部を連動運転させる。
また、制御部は、通信部が電動作業機器からの連動指令を規定時間以上受信できなくなると、電動作業機器の動作が停止した、または、遠くに移動したときと考えられることから、集塵部の連動運転は不要になったものとして、集塵部の運転を停止させる。
従って、電動作業機器から、連動指令として、連動運転の開始及び停止を指令する信号が送信され、集塵機側では、その信号に従い、連動運転の開始及び停止を制御するように構成した場合に比べ、集塵部の運転を確実に停止させることができる。
つまり、制御部を、通信部が連動運転の停止指令を表す信号を受信した際に、集塵部の運転を停止させるように構成すると、集塵部の連動運転中、電動作業機器からの停止指令が通信部に届くまでは、集塵部の運転が継続されることになる。
しかし、これでは、例えば、電動作業機器が遠くに移動し、電動作業機器からの停止指令を通信部にて受信できない場合に、集塵部を停止できなくなることが考えられる。これに対し、請求項4に記載の集塵機によれば、こうした問題を防止し、集塵部の運転を確実に停止させることができる。
なお、制御部が集塵部の運転を停止させるまでの規定時間は、請求項5に記載のように、電動作業機器が連動指令を定期的に送信する送信周期よりも長い時間に設定するとよい。
つまり、このようにすれば、電動作業機器が連動指令を停止したことをより確実に判定して、集塵部の運転を停止させることができ、集塵部の運転を誤って停止させるのを防止できる。
次に請求項6に記載の集塵機においては、集塵部を連動運転させるべき電動作業機器の固有の識別情報を追加登録する指令を入力するための登録用操作部が備えられている。そして、制御部は、その登録用操作部からの指令に従い識別情報を記憶部に追加登録する。
このため、請求項6に記載の集塵機によれば、集塵機単体で、連動運転の対象となる電動作業機器を登録することができ、集塵機の使い勝手を向上できる。また、電動作業機器に識別情報登録用の操作部を設ける必要がないので、電動作業機器の小型化を図ることができる。
次に、請求項7に記載の集塵機においては、制御部は、登録用操作部から識別情報の追加登録が指令されると、通信部を介して、周囲の電動作業機器に識別情報送信要求を送信し、その送信後、通信部にて受信された識別情報を、記憶部に追加登録する。
このため、請求項7に記載の集塵機によれば、使用者が登録用操作部を操作することで、連動対象となる電動作業機器の識別情報を記憶部に登録する際、その識別情報を操作部の操作によって入力する必要がなく、記憶部への識別情報の登録作業を簡単にすることができる。
また、記憶部に登録される識別情報は、電動作業機器から送信されてくるので、間違った識別情報が記憶部に登録されるのを防止し、識別情報の登録を正確に行うことができる。
ところで、集塵機周囲には、集塵機から送信された識別情報送信要求を受けて、識別情報を送信してくる電動作業機器が複数存在することが考えられる。
この場合、受信部にて受信された識別情報を全て記憶部に登録するようにすると、集塵部を連動運転させる必要のない電動作業機器の識別情報を誤って登録してしまうことがある。
そこで、こうした識別情報の誤登録を防止するには、請求項8に記載のように、通信部から送信される信号の電動作業機器での受信可能距離を、電動作業機器から送信される信号の通信部での受信可能距離よりも短くなるように設定するとよい。
つまり、受信可能距離を上記のように設定すれば、集塵機近傍に存在する電動作業機器に対し選択的に識別情報送信要求を伝達することが可能となり、集塵部を連動運転させる必要のない電動作業機器の識別情報を誤って登録してしまう確率を低減できる。
なお、受信可能距離を上記のように設定するには、例えば、通信部からの送信電力や通信部での受信感度、若しくは、電動作業機器側の送信電力や受信感度等を調整するようにすればよい。
また、請求項9に記載のように、制御部は、通信部を介して周囲の電動作業機器に識別情報送信要求を送信した後、通信部にて複数の識別情報が受信されると、その識別情報の記憶部への追加登録を中止し、報知部を介してその旨を報知するようにしてもよい。
つまり、このようにしても、集塵部を連動運転させる必要のない電動作業機器の識別情報を誤って登録してしまう確率を低減できる。
また、請求項9に記載の集塵機においては、識別情報を追加登録できなかったことを報知することから、使用者は、識別情報を登録したい電動作業機器を集塵機付近に配置し、それ以外の電動作業機器を集塵機から遠ざけることで、登録を再度試みることができる。よって、識別情報登録時の作業性を向上できる。
また次に、請求項10に記載の集塵機において、制御部は、記憶部に識別情報を追加登録すると、報知部を介してその旨を報知する。従って、使用者は、集塵機に対し、連動運転の対象となる新たな電動作業機器を追加登録できたことを、認識することができ、識別情報登録時の作業性を向上できる。
一方、請求項11に記載の集塵機においては、制御部は、通信部にて電動作業機器から送信された識別情報の登録要求が受信されると、その識別情報を、記憶部に追加登録する。
従って、この集塵機によれば、電動作業機器に識別情報の登録要求を発信させる操作部を設ける必要はあるものの、電動作業機器からの要求に従い、識別情報を記憶部に追加登録することができ、識別情報登録時の作業性を向上できる。
なお、この場合、請求項12に記載のように、制御部は、通信部にて識別情報の登録要求が受信されると、その後、その識別情報を記憶部に追加登録できたか否かを、報知部を介して報知するように構成するとよい。
また次に、請求項13に記載の集塵機においては、記憶部に記憶された識別情報を削除する指令を入力するための削除用操作部が備えられている。そして、制御部は、削除用操作部からの指令に従い記憶部に記憶された識別情報を削除する。
従って、請求項13に記載の集塵機によれば、制御部に登録された、連動対象となる電動作業機器の識別情報を、削除用操作部を操作することで、削除することができ、集塵機を連動運転させる電動作業機器の変更を容易に行うことができる。
また、記憶部への識別情報の不要な登録を削除できることから、記憶部の記憶容量を少なくすることができる。
なお、記憶部に記憶された識別情報を削除する際には、削除すべき識別情報を指定する必要があるが、削除用操作部を介して、その識別情報を使用者が入力するようにすると、削除作業が面倒であるし、削除してはいけない識別情報を間違って削除してしまうことも考えられる。
そこで、制御部は、請求項14に記載のように、集塵部を連動運転させているとき、削除用操作部から識別情報を削除する指令が入力されると、集塵部を連動運転するのに用いた識別情報を、記憶部から削除するように構成するとよい。
このようにすれば、現在集塵機を連動運転させている電動作業機器の識別番号を記憶部から削除することができ、削除すべき電動作業機器の識別番号を簡単且つ正確に指定することができる。
実施形態の集塵機及び集塵機を連動運転させる電動工具の構成を表すブロック図である。 連動運転時に電動工具から集塵機へ送信される送信信号を表す説明図である。 電動工具にて実行される登録要求処理及び連動運転要求処理と、これに対応して集塵機にて実行される工具登録・連動運転制御処理を表すフローチャートである。 集塵機にて実行される識別番号の追加登録処理及びこれに対応して電動工具にて実行される識別番号送信処理を表すフローチャートである。 集塵機にて実行される識別番号削除処理を表すフローチャートである。 図4に示す識別番号送信処理の変形例を表すフローチャートである。
以下に本発明の実施形態を図面と共に説明する。
図1に示すように、本実施形態の集塵機4は、電動工具2付近に先端が配置された集塵ホース41を備え、集塵ホース41を介して、電動工具2から排出された粉塵や切削屑を含むほこりを吸引するためのものであり、集塵機本体40と、通信ユニット60とを備える。
また、電動工具2は、モータ14により切削砥石12を回転させることで、加工対象物を切削加工するグラインダであり、工具本体10と、工具本体10に電源供給を行うバッテリパック20と、工具本体10とバッテリパック20との間に設けられた通信ユニット30とを備える。
ここで、工具本体10は、モータ14と、モータ14の回転を切削砥石12に伝達するための動力伝達部(図示せず)と、バッテリパック20から電源供給を受けてモータ14を駆動する駆動回路16と、使用者により操作されてモータ14の駆動指令を入力するためのトリガスイッチ18とを備える。
また、通信ユニット30は、モータ14の駆動状態を検出する動作検出回路32と、集塵機4側の通信ユニット60との間でアンテナ33を介して無線通信を行う送受信回路34と、マイクロコンピュータにて構成された制御回路36とを備える。
動作検出回路32は、バッテリパック20内のバッテリ22から駆動回路16への電源供給経路に流れる電流から、モータ14の駆動状態を検出するためのものである。
そして、動作検出回路32にて、モータ14の駆動(換言すれば工具本体10の動作)が検出されると、制御回路36が、送受信回路34から集塵機4の通信ユニット60へ連動指令を送信させることで、集塵機4を連動運転させる。
また、通信ユニット30は、集塵機4の通信ユニット60に連動指令を送信する際には、図2に示すように、所定ビット長の連動運転要求信号と、自身の識別番号(例えば、製造番号)を表す所定ビット長の識別番号信号とにより構成される信号を、所定時間間隔で定期的に送信する。
このため、通信ユニット30には、自身の識別番号が予め設定された識別番号設定部37が備えられている。
そして、制御回路36は、動作検出回路32を介して、工具本体10の動作が検出されると、識別番号設定部37から識別番号を読み出し、これを、電動工具2固有の識別情報として、連動運転要求信号と共に送受信回路34に定期的に出力する。
この結果、工具本体10が動作しているときには、通信ユニット30から集塵機4の通信ユニット60に向けて、図2に示す「連動運転要求信号+識別番号信号」からなる連動指令が定期的に送信されることになる(図3に示す連動運転要求処理、参照)。
また、通信ユニット30には、自身の識別番号を、電動工具2固有の識別情報として集塵機4に登録させる指令(登録指令)を入力する操作SW(SWは、スイッチの略)を有するSW回路38が備えられている。
そして、制御回路36は、電動工具2の動作停止時にSW回路38から識別番号の登録指令が入力されると、識別番号設定部37から識別番号を読み出し、「識別番号登録要求信号+識別番号信号」からなる識別番号登録用の信号を送受信回路34に出力することで、通信ユニット30から集塵機本体40の通信ユニット60に向けて、識別番号登録要求を送信させる(図3に示す登録要求処理、参照)。
次に、集塵機本体40は、電動工具2から排出された粉塵や切削屑を含むほこりを吸引するための集塵モータ42と、この集塵モータ42を駆動する集塵モータ駆動回路44と、外部の電源コンセントに挿入されて交流電源から電源供給を受けて集塵モータ駆動回路44に供給する電源プラグ45と、を備える。
また、電源プラグ45から集塵モータ駆動回路44に至る交流電源の伝送経路には、集塵機4を電動工具2の動作に連動させるか、連動させるのを禁止する(非連動にする)か、集塵機4の運転を停止させる(オフ)か、を切り替える切替SW46が設けられている。
そして、切替SW46がオフ状態でなければ(つまり、連動又は非連動であれば)、電源プラグ45から入力される交流電圧が集塵モータ駆動回路44に出力される。
また、集塵機本体40には、マイクロコンピュータにて構成され、集塵モータ駆動回路44による集塵モータ42の駆動を制御する制御回路50、この制御回路50や集塵機本体40に装着された通信ユニット60に供給する直流電源電圧を生成する絶縁制御電源52、及び、交流電源を外部機器に供給する電源コンセント53が備えられている。
そして、切替SW46が連動又は非連動に切り替えられているときには、切替スイッチ46を介して、絶縁制御電源52及び電源コンセント53にも、電源プラグ45から入力される交流電源が供給される。
なお、切替SW46から電源コンセント53への交流電源の供給経路上には、電源コンセント53を介して外部機器に供給される交流電流を検出する電流検出回路54が設けられている。
また、集塵機本体40には、絶縁制御電源52にて生成された直流電圧を電源電圧として通信ユニット60に供給すると共に、通信ユニット60との間で、電動工具2側の通信ユニット30から送信された連動指令や集塵モータ42の駆動状態等の情報をやりとりするための、インターフェイス回路(IF回路)58が設けられている。
そして、絶縁制御電源52からIF回路58に至る直流電源の供給経路上には、通信ユニット60に供給される直流電流を検出する電流検出回路56が備えられており、この電流検出回路56から、制御回路50には、直流電流の検出結果が入力される。
また、電流検出回路54による電流検出結果や切替SW46の切替状態は、フォトカプラからなる信号絶縁回路48を介して、制御回路50に入力される。
そして、制御回路50は、切替SW46の切替状態(この場合、連動/非連動)及び電源コンセント53から外部機器に供給される交流電流の電流値に基づき、集塵モータ駆動回路44を介して集塵モータ42を駆動させる。
また、制御回路50は、電流検出回路56にて検出される直流電流の電流値に基づき、IF回路58に通信ユニット60が装着されているか否かを判断する。そして、通信ユニット60が装着されていて、切替SW46が「連動」に切り替えられているときには、通信ユニット60から入力される駆動指令に従い、集塵モータ駆動回路44を介して集塵モータ42を駆動させる。
また、制御回路50から集塵モータ駆動回路44に向けて出力される制御信号も、フォトカプラからなる信号絶縁回路48を介して、集塵モータ駆動回路44に入力される。
これは、信号絶縁回路48と絶縁制御電源52とにより、IF回路58に接続される通信ユニット60と、電源プラグ45を介して外部の交流電源から供給される交流電圧の経路とを、電気的に遮断するためである。
つまり、本実施形態では、信号絶縁回路48と絶縁制御電源52とにより、外部の交流電源から電源供給を受ける集塵機本体40の内部回路から、通信ユニット60に対し、交流電源から絶縁した状態で、電力供給や信号の送受信をしている。これにより、使用者がIF回路58に触れて感電することを防止している。
なお、絶縁制御電源52は、絶縁トランスを内蔵しており、この絶縁トランスにて交流電源から交流電圧を降圧して電源供給を受ける。または、絶縁制御電源52に絶縁式のスイッチング電源を用いて、定電圧直流電源を制御回路50へ供給してもよい。
次に、通信ユニット60には、集塵機本体40のIF回路58に装着可能な端子部を備えたIF回路66、アンテナ61を介して電動工具2側の通信ユニット30と無線通信を行う送受信回路62、及び、送受信回路とIF回路66との間に設けられた制御回路64を備える。
制御回路64は、マイクロコンピュータにて構成されており、送受信回路62による送・受信信号及びIF回路66による入・出力信号を制御するためのものである。
つまり、制御回路64は、送受信回路62にて電動工具2の通信ユニット30から送信された連動運転要求信号が受信されると、その信号と共に送信されてくる識別番号信号に基づき、電動工具2が、連動運転の対象となる電動工具であるか否かを判断する。
そして、電動工具2が連動対象である場合に、集塵機本体40の制御回路50に対し、集塵モータ42の駆動指令を出力して、集塵モータ42を連動運転させる。
このため、通信ユニット60には、連動運転の対象となる電動工具の識別番号を記憶するための不揮発性メモリ(以下、単にメモリという)68が設けられている。
そして、制御回路64は、送受信回路62により電動工具2側から送信されてきた識別番号が受信されると、その識別番号とメモリ68内の識別番号とが一致しているか否かを判断し、識別番号が一致しているときに、集塵モータ42を連動運転させる(図3に示す工具登録・連動運転制御処理、参照)。
また、識別番号を記憶するためのメモリ68は、識別番号の追加登録及び削除が可能なEEPROM若しくはフラッシュメモリ等にて構成されている。
そして、制御回路64は、電動工具2側の通信ユニット30から識別番号の登録要求が送信されてきたときには、その登録要求に含まれる識別番号をメモリ68に追加登録する(図3に示す工具登録・連動運転制御処理、参照)。
また、通信ユニット60には、メモリ68への識別番号の追加登録を指令するための登録SWやメモリ68に登録された識別番号の削除を指令するための削除SWを備えたSW回路70、及び、メモリ68への識別番号の登録結果や削除結果を報知するための報知回路72も備えられている。
そして、制御回路64は、SW回路70内の登録SWから識別番号の追加登録指令が入力されると、集塵機4周囲の電動工具2から識別番号を取得してメモリ68に登録する追加登録処理(図4参照)を実行し、SW回路70内の削除SWから識別番号の削除指令が入力されると、メモリ68から識別番号を削除する識別番号削除処理(図5参照)を実行する。
次に、電動工具2の通信ユニット30内の制御回路36にて実行される登録要求処理、及び、連動運転要求処理と、集塵機4の通信ユニット60内の制御回路64にて実行される工具登録・連動運転制御処理について、図3を用いて説明する。
図3に示すように、登録要求処理は、電動工具2側でモータ14が停止されているときに、制御回路36にてメインルーチンの一つとして実行される処理であり、処理が開始されると、S110(Sはステップを表す)にて、SW回路38から識別番号の登録指令が入力されたか否かを判断する。
そして、識別番号の登録指令が入力されていなければ、再度S110を実行することにより、登録指令が入力されるのを待ち、S110にて、SW回路38から識別番号の登録指令が入力されたと判断されると、S120に移行する。
S120では、上述した識別番号登録要求信号と識別番号信号とからなる信号を送受信回路34に出力することで、通信ユニット30から識別番号の登録要求を送信させる。そして、S120にて識別番号登録要求を送信すると、再度S110に移行する。
次に、連動運転要求処理は、トリガスイッチ18が操作されてモータ14を駆動する際に、制御回路36にてメインルーチンの一つとして実行される処理であり、処理が開始されると、S130にて、動作検出回路32にて検出される工具電流(駆動回路16を介してモータ14に流れる電流)が、電動工具2の動作判定用として予め設定された閾値を越えたか否かを判断する。
そして、工具電流が、閾値を越えていなければ、再度S130を実行することにより、工具電流が閾値を越えるのを待ち(つまり、電動工具2が通常の加工動作に入るのを待ち)、工具電流が閾値を越えると、S140に移行する。
S140では、図2に示した「連動運転要求信号+識別番号信号」からなる信号(連動指令)を送受信回路34に出力することで、通信ユニット30から連動指令を送信させる。
そして、続くS150では、連動指令の送信後、一定時間T1が経過するのを待ち、一定時間T1が経過すると、再度S130に移行する。
この結果、連動運転要求処理では、工具電流が閾値を越えているとき(つまり、電動工具2の動作中)は、「連動運転要求信号+識別番号信号」からなる信号(連動指令)を送受信回路34に出力するのに要する送信時間に一定時間T1を加えた時間間隔で、周期的に繰り返し連動運転要求が送信されることになる。
次に、工具登録・連動運転制御処理は、制御回路64にて、メインルーチンの一つとして繰り返し実行される処理であり、処理が開始されると、S210にて、送受信回路62にて、識別番号登録要求が受信されたか否かを判断する。
そして、送受信回路62にて、識別番号登録要求が受信されていれば、S220に移行して、送受信回路62にて電動工具2側から送信された識別番号を受信できたか否かを判断する。
S220にて、識別番号を受信できたと判断されると、S230に移行して、その受信した識別番号をメモリ68に記憶(追加登録)する。そして、続くS240では、報知回路72を介して識別番号の記憶が完了した旨を報知(例えば、LED等からなる成功表示用ランプを点灯)し、再度S210に移行する。
また、S220にて、識別番号を受信できなかったと判断されると、S250にて、報知回路72を介して識別番号の記憶を失敗した旨を報知(例えば、LED等からなるエラー表示用ランプを点灯)し、再度S210に移行する。
また次に、S210にて、識別番号登録要求は受信されていないと判断されると、S260に移行し、送受信回路62にて、連動運転要求が受信されたか否かを判断する。
そして、送受信回路62にて、連動運転要求が受信されていれば、S270に移行して、送受信回路62にて電動工具2側から送信された識別番号を受信できたか否かを判断する。
S270にて、識別番号を受信できたと判断されると、S280に移行し、その受信した識別番号は、メモリ68に記憶(登録)されているか否かを判断することで、連動運転要求を送信してきた電動工具2は、連動運転の対象となる電動工具であるか否かを判断する。
そして、S280にて、今回受信した識別番号は、メモリ68に記憶(登録)されていると判断されると、識別番号を送信してきた電動工具は、連動運転の対象であるので、S290に移行する。
S290では、IF回路66、58を介して、集塵機本体40の制御回路50に、集塵モータ42の駆動を指令することで、集塵モータ42(延いては集塵機4)を連動運転させる。
また、S290の処理実行後は、S300にて、一定時間T2が経過するのを待ち、一定時間T2が経過すると、再度S210に移行する。
なお、この一定時間T2は、S210〜S290の一連の処理を、電動工具2側の通信ユニット30が、連動運転要求処理により連動運転要求を定期的に送信する際の送信周期よりも長い時間間隔で実行させるための時間である。
このため、一定時間T2には、連動運転要求処理のS150にて待機する一定時間T1よりも長い時間が設定されている。
一方、S260、S270、S280の何れかで否定判断された場合、つまり、電動工具から連動運転要求がないか、識別番号を正常に受信できないか、或いは、受信した識別番号が連動運転対象となる電動工具からのものではない場合には、S310に移行する。
そして、S310では、IF回路66、58を介して、集塵機本体40の制御回路50に、集塵モータ42の停止指令を出力することで、集塵モータ42の駆動を停止させ、再度S210に移行する。
次に、集塵機4の通信ユニット60に設けられたSW回路70内の登録SWから識別番号の追加登録指令が入力されたときに、制御回路64にて実行される識別番号の追加登録処理及びこの処理に連動して電動工具2の通信ユニット30内の制御回路36にて実行される識別番号送信処理について、図4を用いて説明する。
追加登録処理は、制御回路64にて、上述の工具登録・連動運転制御処理と共にメインルーチンの一つとして実行される処理であり、処理が開始されると、S410にて、SW回路38内の登録SWがオン状態になったか否かを判断する。
そして、登録SWがオン状態になっていなければ、再度S410を実行することにより、登録SWがオン状態になるのを待ち、S410にて、登録SWがオン状態になったと判断されると、S420に移行する。
S420では、送受信回路62に識別番号送信要求を出力することで、送受信回路62から集塵機4周囲の電動工具2に対し、識別番号の送信要求を送信させる。
これに対し、電動工具2に設けられる通信ユニット30においては、制御回路36が、メインルーチンの一つとして、図4に示す識別番号送信処理を実行するように構成されている。
そして、この識別番号送信処理では、S510にて、送受信回路62が、集塵機4の通信ユニット60から送信された識別番号送信要求を受信したか否かを判断することにより、送受信回路62にて、識別番号送信要求が受信されるのを待つ。
また、S510にて、送受信回路62にて識別番号送信要求が受信されたと判断されると、S520に移行して、識別番号設定部37から自身の識別番号を読み出し、送受信回路34に出力することで、送受信回路34から識別番号を送信させ、当該識別番号送信処理を終了する。
なお、当該識別番号送信処理は、終了後、所定の待機時間経過後に、再度起動され、上記と同様の手順で実行される。
このため、集塵機4側の追加登録処理では、S420にて、識別番号の送信要求を送受信回路62から送信させた後は、S430にて、その後、周囲の電動工具2から識別番号が送信され、その識別番号を送受信回路62にて受信するのに要する規定時間が経過したか否かを判断する。
そして、規定時間が経過していなければ、S440にて、識別番号を受信したか否かを判断し、識別番号を受信した場合には、S450にて、規定時間が経過する間に受信した識別番号の数(受信数)をカウントした後、再度S430に移行する。また、S440にて、識別番号を受信していないと判断された場合にも、S430に移行する。
なお、送受信回路62の送信電力は、電動工具2に設けられた通信ユニット30内の送受信回路34に比べて、低電力に設定されている。
これは、識別番号の送信要求を電動工具2側で受信可能な受信可能距離を、通信ユニット30内の送受信回路からの送信電波を、集塵機4側の通信ユニット60が正常に受信可能な受信可能距離に比べて、短くするためである。
具体的には、電動工具2側の通信ユニット30からの送信電力は、集塵ホース41の長さ(例えば、5〜10m)に対応して、集塵ホース41を最も伸ばしたときにでも、その先端が配置される電動工具2から送信された電波を、集塵機4側の通信ユニット60にて受信できるように設定されている。
これに対し、集塵機4側の通信ユニット60からの送信電力は、電動工具2側で受信可能な受信可能距離が、集塵ホース41の長さよりも充分短い長さ(例えば、1m程度)となるように設定される。
この結果、使用者が登録SWを操作して、電動工具2の識別番号をメモリ68に格納(登録)させるときには、登録対象となる電動工具2を集塵機4に近づけることで、集塵機4の通信ユニット60からの送信電波が、登録対象となる電動工具2に届き、集塵機4を連動運転させる必要のない電動工具2には届き難くなるようにすることができる。
次に、S430にて、規定時間が経過したと判断されると、S460に移行して、S450にてカウントされた識別番号の受信数は、「1」であるか否かを判断し、受信数=1であれば、S470に移行して、その受信した識別番号をメモリ68に記憶(追加登録)する。
そして、続くS480では、上記S240と同様に、報知回路72を介して識別番号の記憶が完了した旨を報知し、当該追加登録処理を終了する。
また、S460にて、識別番号の受信数が「1」ではないと判断された場合、つまり、識別番号を受信できなかったか、或いは、複数の識別番号を受信できた場合には、S490に移行し、上記S250と同様に、報知回路72を介して識別番号の記憶を失敗した旨を報知して、当該追加登録処理を終了する。
なお、当該追加登録処理は、終了後、所定の待機時間経過後に、再度起動され、上記と同様の手順で実行される。
次に、集塵機4の通信ユニット60に設けられたSW回路70内の削除SWから識別番号の削除指令が入力されたときに、制御回路64にて実行される識別番号削除処理について、図5を用いて説明する。
識別番号削除処理は、制御回路64にて、上述の工具登録・連動運転制御処理や追加登録処理と共にメインルーチンの一つとして実行される処理であり、処理が開始されると、S610にて、SW回路38内の削除SWがオン状態になったか否かを判断する。
そして、削除SWがオン状態になっていなければ、再度S610を実行することにより、登録SWがオン状態になるのを待ち、S610にて、登録SWがオン状態になったと判断されると、S620に移行する。
S620では、現在集塵機本体40側で集塵モータ42が駆動されているか否か(つまり、集塵モータ42が連動動作しているか否か)を判断し、集塵モータ42が連動動作していれば、S630に移行する。
S630では、現在集塵モータ42を連動運転させている電動工具2の識別番号を確認して、その識別番号を、メモリ68から消去することで、その電動工具2の登録を抹消する。
そして、S640では、報知回路72を介して、メモリ68から識別番号を消去した旨を報知し、当該識別番号削除処理を終了する。
また、S620にて、現在集塵モータ42を連動運転させていないと判断されると、メモリ68から消去すべき識別番号を特定できないことから、報知回路72を介して識別番号の消去を失敗した旨を報知して、当該識別番号削除処理を終了する。
なお、当該識別番号削除処理は、終了後、所定の待機時間経過後に、再度起動され、上記と同様の手順で実行される。
以上説明したように、本実施形態の集塵機4においては、通信ユニット60内の制御回路64が、上述した工具登録・連動運転制御処理を実行するので、連動運転要求を送信してきた電動工具2が、連動運転対象として予めメモリ68に記憶されている電動工具であるときに限って、集塵機4を連動運転させることができる。
このため、集塵機4の周囲に連動運転要求を送信する複数の電動工具が存在する場合であっても、その電動工具からの連動運転要求により、使用者の意図に反して集塵機4が運転されるのを防止することができる。
また、電動工具2からの連動運転要求は、連動運転要求信号と識別信号とからなる信号を、定期的に送信することで行われることから、集塵機4側では、その信号を受信したタイミングで、集塵モータ42の運転を開始することができ、その連動運転の開始タイミングを電動工具2の動作に対応させることができる。
また、電動工具2は、連動運転要求を、定期的に繰り返し送信し、集塵機4側では、その連動運転要求を受信できなくなると、集塵モータ42の駆動(換言すれば集塵機4の連動運転)を停止させる。
従って、電動工具2から、連動運転の開始及び停止を指令する信号を送信するようにした場合に比べて、集塵機4の連動運転を確実に停止させることができる。
つまり、電動工具2から、連動運転の開始及び停止を指令する信号を送信するようにした場合、集塵機4と電動工具2との間の通信条件が変化して、送受信回路62にて、電動工具2からの停止指令を受信できなくなると、集塵モータ42の駆動を停止できなくなる。
しかし、本実施形態の集塵機4によれば、こうした問題を発生させることなく、集塵モータ42の駆動を確実に停止させることができる。
また、集塵機4において、連動運転の対象となる電動工具2の識別番号は、電動工具2の通信ユニット30に設けられたSW回路38、若しくは、集塵機4の通信ユニット60に設けられたSW回路70(詳しくは登録SW)からの指令によって、追加登録することができる。
また、連動運転の対象となる電動工具2の識別番号は、集塵機4の通信ユニット60に設けられたSW回路70(詳しくは削除SW)からの指令によって、登録を解除することができる。
従って、使用者は、集塵機4において連動運転の対象となる電動工具2を任意に設定することができ、しかも、その設定作業を、電動工具2側若しくは集塵機4側でスイッチ操作するだけで簡単に実行することができる。
また、そのスイッチ操作によって、識別情報の登録若しくは削除が正常に実行できたか否かは、集塵機4の通信ユニット60に設けられた報知回路72を介して、報知(本実施形態では、LED等の点灯により表示)されるので、使用者は、その報知状態を確認することで、識別情報の登録結果若しくは削除結果を確認することができる。
よって、本実施形態の集塵機4は、使用者にとって、極めて使い勝手のよいものとなる。
なお、本実施形態においては、集塵ホース41及び集塵モータ42が、本発明の集塵部に相当し、通信ユニット60内のアンテナ61及び送受信回路62が、本発明の通信部に相当し、通信ユニット60内の制御回路64及び集塵機本体40内の制御回路50が、本発明の制御部に相当し、通信ユニット60内のメモリ68が、本発明の記憶部に相当する。
また、通信ユニット60に設けられたSW回路70の登録SWは、本発明の登録用操作部に相当し、同じく削除SWは、本発明の削除用操作部に相当し、報知回路72は、本発明の報知部に相当する。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内にて、種々の態様をとることができる。
例えば、上記実施形態では、集塵機4の連動運転の対象となる電動作業機器は、グラインダであるものとして説明したが、マルノコ、カンナ等、その運転により粉塵や切削屑を排出する電動作業機器であればよい。
また、上記実施形態では、集塵機4が、集塵機本体40と、これに着脱自在に装着される通信ユニット60とにより構成されるものとして説明したが、集塵機4は、通信ユニット60と同様の通信機能を有する通信回路を内蔵したものであってもよい。
また、上記実施形態では、集塵機4は、メモリ68に対し、連動運転の対象となる電動工具2の識別番号を追加登録したり、削除したりすることができるものとして説明したが、上述した識別番号の追加登録・削除の一部若しくは全てができないものであってもよい。
例えば、上記実施形態の集塵機4によれば、使用者は、通信ユニット60に設けられたSW回路70の登録SWを操作することにより、制御回路64に図4の追加登録処理を実行させて、電動工具2の識別番号を追加登録させることができる。
このため、電動工具2の通信ユニット30には、必ずしも、識別番号登録用のSW回路38を設ける必要はない。つまり、SW回路38を利用して電動工具2側の制御回路36に図3に示す登録要求処理を実行させ、集塵機4の制御回路64に電動工具2の識別番号を登録させる必要はない。
そして、このように、電動工具2の通信ユニット30にSW回路38を設けなければ、通信ユニット30の小型化・低コスト化を図ることができ、延いては、電動工具2の小型化・軽量化の要求に応えることができる。
また、上記実施形態では、電動工具2の識別情報として、通信ユニット30の識別番号(製造番号等)をメモリ68に記憶し、その識別番号に基づき集塵モータ42を連動運転させるか否かを判定するものとしたが、メモリ68には、連動運転の対象となる電動作業機器を識別し得る識別情報を記憶すればよい。
一方、上記実施形態において、電動工具2の通信ユニット30内の制御回路36が実行する図4の識別番号送信処理は、図6に示すように変更してもよい。
すなわち、図6に示す識別番号送信処理では、S510にて、送受信回路62にて識別番号送信要求が受信されたと判断されると、S515に移行して、トリガスイッチ18がオン状態であるか否かを判断する。
そして、トリガスイッチ18がオン状態であれば、S520に移行して、自身の識別番号を送受信回路34から送信させ、トリガスイッチ18がオン状態でなければ、識別番号を送信させることなく、当該識別番号送信処理を終了する。
電動工具2側の制御回路36にて実行される識別番号送信処理を、このように変更すれば、図4の追加登録処理によって送信される識別番号送信要求に応えて識別番号を返信する電動工具2の数を少なくして、制御回路64が識別番号をメモリ68に追加登録し得る確率を高くすることができる。
つまり、図4に示す追加登録処理では、送受信回路62を介して集塵機4の周囲に識別番号送信要求を送信することで、周囲の電動工具2から識別番号を取得し、メモリ68に追加登録するが、取得した識別番号が複数存在する場合には、追加登録すべき識別番号を特定できないので、メモリ68への追加登録を禁止する。
これに対し、電動工具2側で実行される識別番号送信処理を、図6に示すように変更すれば、トリガスイッチ18がオン状態であることを条件として、識別番号を送信することになるので、複数の電動工具2から識別番号が送信される確率を下げて、メモリ68へ識別番号を追加登録し易くすることができる。
また、使用者は、集塵機4の登録SWの操作と同時若しくは登録SWの操作直後に、識別番号を登録したい電動工具2のトリガスイッチ18を操作することで、その電動工具2の識別番号を集塵機4のメモリ68に追加登録させることができる。
このため、使用者は、所望の電動工具2を、集塵機4を連動運転させる工具としてより確実に登録することができ、しかも、連動運転の対象とならない電動工具が誤登録される確率をより低減することができる。
2…電動工具、4…集塵機、10…工具本体、12…切削砥石、14…モータ、16…駆動回路、18…トリガスイッチ、20…バッテリパック、22…バッテリ、30…通信ユニット、32…動作検出回路、33…アンテナ、34…送受信回路、36…制御回路、37…識別番号設定部、38…SW回路、40…集塵機本体、41…集塵ホース、42…集塵モータ、44…集塵モータ駆動回路、45…電源プラグ、46…切替SW、48…信号絶縁回路、50…制御回路、52…絶縁制御電源、52…制御回路、53…電源コンセント、54,56…電流検出回路、58…IF回路、60…通信ユニット、61…アンテナ、62…送受信回路、64…制御回路、66…IF回路、68…メモリ、70…SW回路、72…報知回路。

Claims (14)

  1. 電動作業機器周囲のほこりを、集塵ホースを介して吸引するための集塵部と、
    前記電動作業機器との間で無線通信を行う通信部と、
    前記通信部にて、前記電動作業機器から送信された連動指令が受信されると、前記集塵部を前記電動作業機器と連動運転させる制御部と、
    を備え、前記制御部は、前記集塵部を連動運転させるべき前記電動作業機器の固有の識別情報が記憶された記憶部を備えることを特徴とする集塵機。
  2. 前記電動作業機器から送信される前記連動指令には、連動運転を要求する連動運転要求信号と前記識別情報を表す識別信号とが含まれることを特徴とする請求項1に記載の集塵機。
  3. 前記制御部は、前記通信部にて受信された識別信号から得られる識別情報と前記記憶部に記憶された識別情報とが一致し、且つ、前記通信部にて前記連動運転要求信号が受信されたときに、前記集塵部を連動運転させることを特徴とする請求項2に記載の集塵機。
  4. 前記制御部は、前記通信部が、前記電動作業機器が動作中に定期的に繰り返し送信してくる連動指令を受信しているときに、前記集塵部を連動運転させ、前記通信部にて、前記連動指令が規定時間以上受信されなくなると、前記集塵部の連動運転を停止させることを特徴とする請求項1〜請求項3の何れか1項に記載の集塵機。
  5. 前記規定時間は、前記電動作業機器が前記連動指令を定期的に送信する送信周期よりも長い時間に設定されていることを特徴とする請求項4に記載の集塵機。
  6. 前記集塵部を連動運転させるべき前記電動作業機器の固有の識別情報を追加登録する指令を入力するための登録用操作部を備え、
    前記制御部は、前記登録用操作部からの指令に従い前記識別情報を前記記憶部に追加登録することを特徴とする請求項1〜請求項5の何れか1項に記載の集塵機。
  7. 前記制御部は、前記登録用操作部から前記識別情報の追加登録が指令されると、前記通信部を介して、周囲の電動作業機器に識別情報送信要求を送信し、その送信後、前記通信部にて受信された識別情報を、前記記憶部に追加登録することを特徴とする請求項1〜請求項6の何れか1項に記載の集塵機。
  8. 前記通信部から送信される信号の前記電動作業機器での受信可能距離は、前記電動作業機器から送信される信号の前記通信部での受信可能距離よりも短いことを特徴とする請求項7に記載の集塵機。
  9. 前記制御部は、前記通信部を介して、周囲の電動作業機器に識別情報送信要求を送信した後、前記通信部にて複数の識別情報が受信されると、該識別情報の前記記憶部への追加登録を中止し、報知部を介してその旨を報知することを特徴とする請求項7又は請求項8に記載の集塵機。
  10. 前記制御部は、前記記憶部に前記識別情報を追加登録すると、報知部を介してその旨を報知することを特徴とする請求項6〜請求項9の何れか1項に記載の集塵機。
  11. 前記制御部は、前記通信部にて、前記電動作業機器から送信された前記識別情報の登録要求が受信されると、該識別情報を、前記記憶部に追加登録することを特徴とする請求項1〜請求項10の何れか1項に記載の集塵機。
  12. 前記制御部は、前記通信部にて前記識別情報の登録要求が受信されると、その後、該識別情報を前記記憶部に追加登録できたか否かを、報知部を介して報知することを特徴とする請求項11に記載の集塵機。
  13. 前記記憶部に記憶された識別情報を削除する指令を入力するための削除用操作部を備え、
    前記制御部は、前記削除用操作部からの指令に従い前記記憶部に記憶された識別情報を削除することを特徴とする請求項1〜請求項12の何れか1項に記載の集塵機。
  14. 前記制御部は、前記集塵部を連動運転させているとき、前記削除用操作部から前記識別情報を削除する指令が入力されると、前記集塵部を連動運転するのに用いた識別情報を、前記記憶部から削除することを特徴とする請求項1〜請求項13に記載の集塵機。
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