JP6175976B2 - 産業用機械 - Google Patents

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Description

本発明は、無線通信が可能なリモコンを備える産業用機械に関する。
従来から、工作機械等の産業用機械において、リモコンを備える構成が知られている。リモコンは工作機械の制御装置と接続されており、オペレータがリモコンを操作することで、工作機械の作業部に指示を与えることができる。
産業用機械のリモコンは、以前は制御装置とケーブルで接続され、当該ケーブルにより(即ち有線で)指示を伝達していた。しかし近年では、オペレータの作業性を向上させる観点から、無線通信が可能なリモコンが採用されている。特許文献1は、この種の技術を開示する。
特許文献1には、産業用ロボットに教示作業を行う際のリモコン(教示装置)が記載されている。特許文献1で記載されたリモコンは、産業用ロボットに無線で教示を行うことができる。また、このリモコンを産業用ロボットの制御装置とケーブルで接続することで、リモコンの充電池を充電することができる。
また、リモコンを産業用ロボットの制御装置とケーブルで接続して充電する構成は、特許文献2にも開示されている。
特許第4697116公報 実用新案登録第2555847号公報
ところで、従来の産業用機械では、リモコンの充電池を充電する充電回路は、当然リモコン側に配置されていた。しかし、充電回路は、要求される充電電流又は電圧等によってはサイズが大きくなる。そのため、充電回路の存在がリモコンを小型化する際の障害となっていた。
本発明は以上の事情に鑑みてされたものであり、その主要な目的は、充電回路の観点からリモコンの小型化を実現した産業用機械を提供することにある。
課題を解決するための手段及び効果
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段とその効果を説明する。
本発明の観点によれば、以下の構成の産業用機械が提供される。即ち、この産業用機械は、作業部と、リモコンと、制御装置と、を備える。前記リモコンは、操作部及び充電池を有し、当該操作部へ行われた操作に応じた前記作業部への指示である作業部指示信号を無線で送信する機能と、前記充電池の充電の開始を要求する充電開始信号を無線で送信する機能と、を有する。前記制御装置は、前記充電池を充電する充電回路を有し、前記リモコンから受信した前記作業部指示信号に基づいて前記作業部へ指示する機能と、前記リモコンから受信した前記充電開始信号を受けて給電ケーブルを介して前記充電池を充電する機能と、を有する。
これにより、充電回路を制御装置に配置することで、リモコンを小型化することができる。また、リモコンから充電の開始を要求可能とすることで、充電回路を制御装置に配置した構成でも適切なタイミングで充電を開始することができる。
前記の産業用機械においては、前記リモコンは、前記給電ケーブルが抜けたことを検出した場合、充電の停止を要求する充電停止信号を無線で前記制御装置へ送信することが好ましい。
これにより、充電回路を無駄に作動させることを防止できる。
前記の産業用機械においては、前記制御装置は、前記リモコンとの無線通信の途絶を検出した場合、前記充電池の充電を停止することが好ましい。
制御装置は、リモコンと無線通信できない場合、充電停止信号を受信できない。従って、無線通信の途絶を検出した場合に充電を停止することで、過充電による発熱又は寿命の低下等を防止できる。
前記の産業用機械においては、前記リモコンは、前記給電ケーブルによって前記制御装置と接続されている場合、前記制御装置から供給される電気により直接的に作動することが好ましい。
これにより、充電池に負荷を掛けることなくリモコンを作動させることができる。また、充電池の残量が無い場合であってもリモコンを作動させることができる。
前記の産業用機械においては、前記リモコンは、充電の開始後、予め設定された充電時間が経過した後に、充電の停止を要求する充電停止信号を無線で前記制御装置へ送信することが好ましい。
これにより、リモコンが充電され続けることを防止できるので、過充電による発熱又は寿命の低下等を防止できる。
前記の産業用機械においては、前記制御装置が有する前記充電回路が定電流回路を含むことが好ましい。
これにより、一般的に定電流回路は構成部品のサイズが大きくなり易いため、当該定電流回路を制御装置に配置することで、リモコンの大幅な小型化が実現できる。
本発明の別の観点によれば、以下の構成の産業用機械が提供される。即ち、この産業用機械は、作業部と、リモコンと、制御装置と、を備える。前記リモコンは、操作部及び充電池を有し、当該操作部へ行われた操作に応じた前記作業部への指示である作業部指示信号を無線で送信する機能と、給電ケーブルの着脱状態を無線で送信する機能と、を有する。前記制御装置は、前記給電ケーブルを介して前記充電池を充電する充電回路を有し、前記リモコンから受信した前記作業部指示信号に基づいて前記作業部へ指示する機能と、前記リモコンから受信した前記給電ケーブルの着脱状態に基づいて前記充電池の充電を開始又は停止する。
これにより、充電開始信号を送信する機能をリモコンが有していない場合であっても、適切なタイミングで充電を開始できるという本願の効果を発揮することができる。
本発明の一実施形態に係る工作機械の正面図。 給電ケーブルが接続されているときの工作機械の給電及び信号の流れを示すブロック図。 給電ケーブルが接続されていないときの工作機械の給電及び信号の流れを示すブロック図。 充電池の充電に関してリモコンが行う処理を示すフローチャート。 充電池の充電に関して制御装置が行う処理を示すフローチャート。 別の実施形態に係るリモコンが行う処理を示すフローチャート。 別の実施形態に係る制御装置が行う処理を示すフローチャート。
次に、図面を参照して本発明の実施形態を説明する。初めに、図1を参照して、工作機械1の概要について説明する。図1は、工作機械1の正面図である。
本実施形態の工作機械1は、数値制御が可能な旋盤(NC旋盤)である。工作機械1は、図1に示すように、作業部11と、制御装置20と、リモコン30と、を備える。
作業部11は、被加工物を加工する。具体的には、作業部11は、スピンドルを2つ有しており、当該スピンドルの先端に被加工物がそれぞれ取り付けられる。この状態で、スピンドルを回転させつつ、作業部11が有する工具を被加工物に接触させることで、被加工物を切削加工することができる。
制御装置20は、工作機械1の各部と電気的に接続されており、工作機械1の全体的な制御を行う。制御装置20は、図1に示すように、入力キー21と、表示部22と、を備える。工作機械1のオペレータは、入力キー21に所定の操作を行うことで、工作機械1の状態を表示部22に表示することができる。
工作機械1による加工には、自動運転モードと、手動運転モードと、が含まれる。自動運転モードとは、設定された加工プログラム(NCプログラム)に基づいて、制御装置20が作業部11に指示を行い、被加工物を加工するモードである。手動運転モードとは、オペレータの操作(制御装置20の入力キー21又はリモコン30の操作部31への操作)に基づいて、制御装置20が作業部11に指示を行い、被加工物を加工するモードである。
リモコン30は、入力キー21を操作することなく作業部11を動作させる機器である。リモコン30は、図1に示すように、操作部31を備える。操作部31には、例えば、上述の被加工物の送り量を調整するハンドル、加工プログラムを次の段階へ進行させる進行ボタン、リモコン30の電源をオンにする電源スイッチ、緊急停止のための停止ボタン等が含まれている。
操作部31のハンドル又は進行ボタンへ操作が行われることで、当該操作に応じた信号が作業部指示信号として制御装置20へ無線で送信される。制御装置20は、作業部指示信号に基づいた指示を作業部11に行う。以上により、リモコン30を用いて作業部11を操作することができる。
なお、図1に鎖線で示す給電ケーブル40によって、リモコン30と制御装置20とが接続されている場合、この給電ケーブル40を介してリモコン30が充電される。
次に、工作機械1の電気的な構成、特にリモコン30の充電に関する構成について、図2及び図3を参照して説明する。図2及び図3は、工作機械の給電及び信号の流れを示すブロック図である。なお、図2及び図3では、給電の流れを太線で、信号の流れを細線で示している。
工作機械1は、電源12を備える。電源12は、作業部11及び制御装置20に電気を供給する。
制御装置20は、図2に示すように、上述の入力キー21及び表示部22に加え、変圧器23と、充電回路24と、本体側制御部25と、無線処理部26と、無線アンテナ27と、を備える。
変圧器23は、例えば絶縁型のDC−DCコンバータであり、電源12から制御装置20に供給された電気を制御装置20に適した電圧に降圧する。電源12から供給された電気は、変圧器23を経由した後に、図2の符号Aから符号Cに示すように、充電回路24、制御装置20の各部、及びリモコン30へ供給される。
充電回路24は、リモコン30を充電するための回路であり、定電流回路を含んでいる。大型になり易い定電流回路を含む充電回路24を、リモコン30ではなく制御装置20に配置することで、リモコン30の小型化が実現できる。なお、充電回路24を制御装置20に配置した場合、通常の構成では、リモコン30で直接的に充電の開始又は停止を制御できない。この点、本実施形態ではリモコン30が行う後述の処理によりこの課題を解決している。
本体側制御部25は、上述した制御装置20の制御(工作機械1の状態の表示又は作業部11への指示等)を行う。無線処理部26は、無線アンテナ27を介してリモコン30と無線通信を行う。
なお、無線処理部26は、定期的にリモコン30へ生存確認を無線で行っており、当該生存確認に対する返信が無かった場合、その旨を本体側制御部25へ出力する。これにより、本体側制御部25は、リモコン30との無線通信が途絶したことを検出することができる。
リモコン30は、図2に示すように、上述の操作部31に加え、充電池32と、変圧器33と、スイッチ34と、操作側制御部35と、無線処理部36と、無線アンテナ37と、を備える。
充電池32は、電気を蓄えることが可能な電池である。充電池32は、給電ケーブル40を介して接続された充電回路24により充電される。変圧器33は、充電池32が供給する電気を降圧させることができる。
スイッチ34は、電気回路を開閉する機器である。スイッチ34が閉じられることで、充電池32に蓄えられた電気がリモコン30の各部(図3の符号D)に供給される。一方、スイッチ34が開放されることで、充電池32に蓄えられた電気は、リモコン30の各部へ供給されない。
操作側制御部35は、リモコン30の全体的な制御を行う。例えば、操作側制御部35は、AC−DCコンバータ等を用いて充電池32の電圧を測定することで、充電池32の残量を検出可能である。
また、操作側制御部35は、上記の符号Cで示す経路により供給される電気の電圧を検出可能である。この電圧が検出された場合、給電ケーブル40が接続され、当該給電ケーブル40を介して電気が供給されていることが分かる。操作側制御部35は、この電圧を検出した場合はスイッチ34を開放させ(図2)、この電圧が検出できない場合はスイッチ34を閉じる(図3)。
これにより、給電ケーブル40を介して電気が供給されていない場合(図3)にのみ、充電池32に蓄えられた電気を利用することができる。従って、充電池32に負荷を掛けることなくリモコン30を作動させることができる。また、充電池32の残量が無い場合であってもリモコン30を作動させることができる。
なお、操作側制御部35は、リモコン30が充電池32により作動している場合であって、操作部31に一定時間操作がされないときは、スイッチ34を開放させる。これにより、自然放電による充電池32の残量の低下を防止できる。なお、再びリモコン30を利用するときは、操作部31の電源スイッチを操作すれば良い。
無線処理部36は、無線アンテナ37を介して制御装置20と無線通信を行うことができる。
操作側制御部35は、無線処理部36及び無線アンテナ37を介して、充電の開始を要求する充電開始信号を無線で制御装置20へ送信することができる。制御装置20の本体側制御部25は、充電開始信号を受信した場合、充電回路24を制御して、充電池32の充電を開始する。
また、操作側制御部35は、無線処理部36及び無線アンテナ37を介して、充電の停止を要求する充電停止信号を無線で制御装置20へ送信することができる。制御装置20の本体側制御部25は、充電停止信号を受信した場合、充電回路24を制御して、充電池32の充電を停止する。
次に、充電池32の充電が開始又は停止する条件について図4及び図5を参照して説明する。初めに、図4を参照して、充電池の充電に関してリモコン30が行う処理を説明する。
リモコン30は、上記のように充電池32の残量を検出可能である。リモコン30は、充電池32の充電を行っていない場合において、充電池32の残量が所定の閾値以下か否かを判断する(S101)。この閾値は、充電が必要か否かを判断するための値であり、例えば、リモコン30の残りの利用可能時間又はリモコン30の利用態様等に基づいて予め定められる。
リモコン30は、充電池32の残量が所定の閾値以下である場合、給電ケーブル40の接続の有無を判断する(S102)。リモコン30は、給電ケーブル40が接続されていない場合、充電池32の残量が少ない旨を例えば表示部22等に表示して報知する(S103)。報知手段は任意であり、他の表示部、音、又は光等を用いることができる。
一方、リモコン30は、充電池32の残量が所定の閾値以下であって、給電ケーブル40が接続されている場合、充電開始信号を無線で制御装置20へ送信する(S104)。これにより、制御装置20の充電回路24による充電池32の充電が開始する。
リモコン30は、充電池32の充電中において、給電ケーブル40が抜けたか否かを判断する(S105)。また、リモコン30は、充電の開始から経過した時間をカウントしており(S106)、給電ケーブル40が抜けることなく所定時間が経過した場合、充電停止信号を無線で制御装置20へ送信する(S107)。これにより、リモコン30が充電され続けることを防止できるので、過充電による発熱又は寿命の低下等を防止できる。なお、この所定時間は、充電電流又は充電池の容量等に依存するが例えば10時間から16時間程度である。
また、リモコン30は、充電池32の充電中において、給電ケーブル40の抜けを検出した場合も、充電停止信号を無線で制御装置20へ送信する(S107)。これにより、充電回路24を無駄に作動させることを防止できる。
リモコン30が以上の処理を行うことで、充電回路24を制御装置20側に配置した場合においても、リモコン30の充電を適切に行うことができる。
次に、図5を参照して、充電池32の充電に関して制御装置20が行う処理を説明する。
制御装置20は、充電池32の充電を行っていない場合において、リモコン30から充電開始信号を受信したか否かを判断し(S201)、充電開始信号を受信した場合、充電回路24を制御して充電池32の充電を開始する(S202)。
制御装置20は、充電池32の充電中において、上述のようにリモコン30との無線通信が途絶したか否かを判断する(S203)。また、制御装置20は、充電停止信号を受信したか否かを判断し(S204)、充電停止信号を受信した場合、充電回路24を制御して充電を停止する(S205)。これにより、充電池32の充電が完了したタイミングで充電を停止することができる。
また、制御装置20は、充電池32の充電中にリモコン30との無線通信の途絶を検出した場合、充電停止信号を待つことなく、充電回路24を制御して充電を停止する(S205)。無線通信ができない場合は充電停止信号を受信できないので、充電を停止することで過充電による発熱又は寿命の低下等を防止できる。
以上に説明したように、本実施形態の工作機械1は、作業部11と、リモコン30と、制御装置20と、を備える。リモコン30は、操作部31及び充電池32を有し、操作部31へ行われた操作に応じた作業部11への指示である作業部指示信号を無線で送信する機能と、充電池32への充電の開始を要求する充電開始信号を無線で送信する機能と、を有する。制御装置20は、充電池32を充電する充電回路24を有し、リモコン30から受信した作業部指示信号に基づいて作業部11へ指示を行う機能と、リモコン30から受信した充電開始信号を受けて給電ケーブル40を介して充電池32を充電する機能と、を有する。
これにより、充電回路24を制御装置20に配置することで、リモコン30を小型化することができる。また、リモコン30から充電の開始を要求可能とすることで、充電回路24を制御装置20に配置した構成でも適切なタイミングで充電を開始することができる。
次に、上記実施形態の別の実施形態を説明する。なお、当該別の実施形態の説明においては、上記実施形態と同一又は類似の部材には要素名に同一の符号を付し、説明を省略する場合がある。
上記実施形態の制御装置20は、リモコン30による充電要求信号に基づいて充電を開始する。これに対し、本実施形態の制御装置20は、リモコン30から給電ケーブル40の接続の有無(着脱状態)を受信し、それに基づいて充電を開始又は停止する。以下、具体的に説明する。
初めに、図6のフローチャートを参照して、リモコン30が行う処理を説明する。リモコン30は、内部時計等により時間をカウントし、給電ケーブル40の接続の有無を送信するタイミングになったと判断した場合(S301)、上記実施形態と同様の処理で給電ケーブル40の接続の有無を判断する(S302)。
リモコン30は、給電ケーブル40が接続されている場合はその旨を無線で制御装置20へ送信し(S303)、給電ケーブル40が接続されていない場合はその旨を無線で制御装置20へ送信する(S304)。リモコン30がステップS301からS304の処理を繰り返すことで、制御装置20は、給電ケーブル40の着脱状態を把握することができる。
次に、図7のフローチャートを参照して制御装置20が行う処理を説明する。制御装置20は、リモコン30から給電ケーブル40が接続されている旨を受信したと判断した場合(S401)、充電池32の充電が必要か否かを判断する(S402)。この判断は、過去の充電履歴又は充電池32の残量等に基づいて行うことができる。
制御装置20は、充電が必要と判断した場合、充電回路24によるリモコン30の充電池32の充電を開始する(S403)。また、制御装置20は、充電池32の充電中において、給電ケーブル40が接続されていない旨を受信したと判断した場合(S404)、充電を停止する(S405)。制御装置20は、このようにして、給電ケーブル40の接続の有無に応じて、充電池32の充電を開始又は停止する。なお、図7のフローチャートには記載していないが、制御装置20は、充電の開始からの時間を計測する等して充電池32が十分に充電されたと判断した場合にも、充電を停止する。
以上に本発明の好適な実施の形態を説明したが、上述の構成は例えば以下のように変更することができる。
上記で説明したフローチャートは一例であり、処理の一部を省略したり、別の処理に置き換えたり、他の処理を追加しても良い。
作業部11は、リモコン30のみから操作可能であって、制御装置20からは操作できない構成であっても良い。
制御装置20とリモコン30の無線による通信方式は任意であり、規格又は周波数等は適宜変更できる。
上記では、制御装置20からリモコン30へ生存確認を送り、その返信の有無に基づいて無線通信が途絶したか否かを検出したが、リモコン30から制御装置20へ生存通知を送っても良い。この場合、制御装置20は、一定時間以上リモコン30から生存通知が受信できない場合、無線通信が途絶したと判断する。
上記では、リモコン30が充電開始後の経過時間を計測しているが、リモコン30の代わりに又はリモコン30に加えて、制御装置20が充電開始後の経過時間を計測しても良い。この場合、制御装置20は、所定時間が経過したときは、リモコン30から充電停止信号を受信していなくても、充電池32の充電を停止する。
充電回路24には、定電流回路の代わりに、例えばトリクル充電又は間欠充電を行うための回路が含まれていても良い。
上記では、リモコン30は、電圧を用いて給電ケーブル40の接続の有無を検出したが、他の方式を採用しても良い。例えば給電ケーブル40のコネクタに設けられた物理的なスイッチで、給電ケーブル40の接続の有無を検出しても良い。
リモコン30による充電池32の残量を検知する方法は任意であり、電圧ではなく電流を用いても良い。また、充電池32に残量を検知する回路を設け、充電池32から本体側制御部25へ残量を出力する構成であっても良い。
上記では、リモコン30は、充電池32を充電した時間に応じて充電停止信号を送信するが、充電池32の残量に応じて充電停止信号を送信しても良い。
上記では、リモコン30は、充電池32の充電中であって、給電ケーブル40が抜けたことを検出したときに充電停止信号を送信する。これに代えて、リモコン30は、充電池32が充電中か否か関係なく、給電ケーブル40が抜けたことを検出したときに充電停止信号を送信しても良い。これにより、充電停止信号に関する制御が単純になる。なお、仮に充電池32が充電中でない場合、制御装置20は充電停止信号を無視すれば良い。
上記では、本発明を工作機械に適用する例を説明したが、他の産業用機械に適用することもできる。例えば、繊維機械、搬送機械等に適用することができる。
1 工作機械(産業用機械)
11 作業部
12 電源
20 制御装置
21 入力キー
22 表示部
23 変圧器
24 充電回路
25 本体側制御部
26 無線処理部
27 無線アンテナ
30 リモコン
31 操作部
32 充電池
33 変圧器
34 スイッチ
35 操作側制御部
36 無線処理部
37 無線アンテナ
40 給電ケーブル

Claims (7)

  1. 作業部と、
    操作部及び充電池を有し、当該操作部へ行われた操作に応じた前記作業部への指示である作業部指示信号を無線で送信する機能と、前記充電池の充電の開始を要求する充電開始信号を無線で送信する機能と、を有するリモコンと、
    前記充電池を充電する充電回路を有し、前記リモコンから受信した前記作業部指示信号に基づいて前記作業部へ指示する機能と、前記リモコンから受信した前記充電開始信号を受けて給電ケーブルを介して前記充電池を充電する機能と、を有する制御装置と、
    を備えることを特徴とする産業用機械。
  2. 請求項1に記載の産業用機械であって、
    前記リモコンは、前記給電ケーブルが抜けたことを検出した場合、充電の停止を要求する充電停止信号を無線で前記制御装置へ送信することを特徴とする産業用機械。
  3. 請求項1又は2に記載の産業用機械であって、
    前記制御装置は、前記リモコンとの無線通信の途絶を検出した場合、前記充電池の充電を停止することを特徴とする産業用機械。
  4. 請求項1から3までの何れか一項に記載の産業用機械であって、
    前記リモコンは、前記給電ケーブルによって前記制御装置と接続されている場合、前記制御装置から供給される電気により直接的に作動することを特徴とする産業用機械。
  5. 請求項1から4までの何れか一項に記載の産業用機械であって、
    前記リモコンは、充電の開始後、予め設定された充電時間が経過した後に、充電の停止を要求する充電停止信号を無線で前記制御装置へ送信することを特徴とする産業用機械。
  6. 請求項1から5までの何れか一項に記載の産業用機械であって、
    前記制御装置が有する前記充電回路が定電流回路を含むことを特徴とする産業用機械。
  7. 作業部と、
    操作部及び充電池を有し、当該操作部へ行われた操作に応じた前記作業部への指示である作業部指示信号を無線で送信する機能と、給電ケーブルの着脱状態を無線で送信する機能と、を有するリモコンと、
    前記給電ケーブルを介して前記充電池を充電する充電回路を有し、前記リモコンから受信した前記作業部指示信号に基づいて前記作業部へ指示する機能と、前記リモコンから受信した前記給電ケーブルの着脱状態に基づいて前記充電池の充電を開始又は停止する機能と、を有する制御装置と、
    を備えることを特徴とする産業用機械。
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