JP2015027167A - 回転電機及びその組立方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】金属プレートをモータヨークに容易に固定できる回転電機及びその組立方法を提供することが目的である。
【解決手段】本発明の回転電機は、電機子12を回転可能に収容する筒状のモータヨーク14と、電機子12の軸方向にモータヨーク14と並んで設けられ、モータヨーク14の開口を塞ぐ樹脂製のエンドハウジング16と、エンドハウジング16に装着された金属プレートとしてのノイズシールドカバー18と、モータヨーク14に形成され、ノイズシールドカバー18の一部を介してエンドハウジング16にかしめられ、エンドハウジング16及びノイズシールドカバー18をモータヨーク14に固定するかしめ片56とを備えている。
【選択図】図1

Description

本発明は、回転電機及びその組立方法に関する。
従来、電機子を回転可能に収容する筒状のモータヨークと、電機子の軸方向にモータヨークと並んで設けられ、モータヨークの開口を塞ぐ樹脂製のエンドハウジングとを備えた回転電機が知られている。この回転電機では、モータヨークにかしめ片が形成されており、このかしめ片がエンドハウジングにかしめられることにより、エンドハウジングがモータヨークに固定されている(例えば、特許文献1参照)。
特許第4234526号公報
ところで、上述のようなモータヨーク及びエンドハウジングを備えた回転電機のなかには、エンドハウジングに金属プレートが装着されたものがある。このような回転電機では、金属プレートをモータヨークに容易に固定できることが望まれる。
そこで、本発明は、金属プレートをモータヨークに容易に固定できる回転電機及びその組立方法を提供することを目的とする。
前記目的を達成するために、請求項1に記載の回転電機は、電機子を回転可能に収容する筒状のモータヨークと、前記電機子の軸方向に前記モータヨークと並んで設けられ、前記モータヨークの開口を塞ぐ樹脂製のエンドハウジングと、前記エンドハウジングに装着された金属プレートと、前記モータヨークに形成され、前記金属プレートの一部を介して前記エンドハウジングにかしめられ、前記エンドハウジング及び前記金属プレートを前記モータヨークに固定するかしめ片と、を備えている。
この回転電機によれば、モータヨークに形成されたかしめ片は、金属プレートの一部を介してエンドハウジングにかしめられており、これにより、エンドハウジング及び金属プレートは、モータヨークに固定されている。従って、エンドハウジング及びモータヨークを固定する構造を、金属プレートをモータヨークに固定する構造にも利用しているので、金属プレートをモータヨークに容易に固定することができる。
請求項2に記載の回転電機は、請求項1に記載の回転電機において、前記エンドハウジングに、角隅部が形成され、前記金属プレートに、前記金属プレートの一部としての接触片が形成され、前記かしめ片が、前記接触片を前記角隅部に面接触させた状態で、前記接触片を介して前記角隅部にかしめられた構成とされている。
この回転電機によれば、接触片が角隅部に面接触された状態で、かしめ片が接触片を介して角隅部にかしめられている。従って、角隅部にかしめ片が点接触又は線接触することを抑制することができるので、角隅部に局所的に応力が集中することを抑制することができる(換言すれば、角隅部が受ける面圧を分散することができる)。これにより、角隅部の割れ等の破損を抑制することができる。
請求項3に記載の回転電機は、請求項2に記載の回転電機において、前記エンドハウジングに、前記電機子の軸方向における前記角隅部よりも前記モータヨーク側と反対側に位置し、前記電機子の軸方向における前記モータヨーク側と反対側を向く載置面が形成され、前記金属プレートが、前記載置面に載置された載置部と、前記載置部から前記モータヨーク側に延出し、先端に前記接触片が形成された延出片とを有し、前記載置部が、前記かしめ片が前記載置面側から前記モータヨーク側に向けてかしめられることにより、前記載置面に押し付けられた構成とされている。
この回転電機によれば、エンドハウジングに形成された載置面側からモータヨーク側に向けてかしめ片がかしめられることにより、金属プレートの載置部が載置面に押し付けられている。従って、エンドハウジングに対する金属プレートのがたつきを抑制することができる。
請求項4に記載の回転電機は、請求項3に記載の回転電機において、前記載置部が、前記載置面と隙間を有して対向する対向部と、前記対向部の外縁よりも内側から前記載置面側に突出し前記載置面に押し付けられた複数の突起とを有し、前記対向部における前記複数の突起よりも外縁側の部分が、前記かしめ片が前記載置面側から前記モータヨーク側に向けてかしめられることにより、前記モータヨーク側に撓まされた構成とされている。
この回転電機によれば、対向部から突出する複数の突起は、載置面に押し付けられており、対向部における複数の突起よりも外縁側の部分は、かしめ片が載置面側からモータヨーク側に向けてかしめられることにより、モータヨーク側に撓まされている。従って、対向部における複数の突起よりも外周側の部分(モータヨーク側に撓んだ部分)に生じた残留応力により、金属プレートが共振することを抑制することができる。
請求項5に記載の回転電機は、請求項3又は請求項4に記載の回転電機において、前記エンドハウジングに、前記電機子の軸方向における前記モータヨーク側と反対側を向く当接面が形成され、前記延出片の先端に、前記かしめ片のかしめ状態において前記当接面に当接された当接片が形成された構成とされている。
この回転電機によれば、エンドハウジングには、電機子の軸方向におけるモータヨーク側と反対側を向く当接面が形成されており、延出片の先端に形成された当接片は、かしめ片のかしめ状態では、当接面に当接されている。従って、当接片が当接面に当接することにより、エンドハウジングに対する金属プレートのがたつきをより一層抑制することができる。
請求項6に記載の回転電機は、請求項1〜請求項5のいずれか一項に記載の回転電機において、前記エンドハウジングに、前記電機子に設けられた整流子と摺接するブラシが設けられ、前記金属プレートが、前記整流子及び前記ブラシの摺接に伴って発生するノイズをシールドするノイズシールドカバーとされた構成とされている。
この回転電機によれば、樹脂製のエンドハウジングには、金属プレートとしてのノイズシールドカバーが装着されている。従って、このノイズシールドカバーにより、整流子及びブラシの摺接に伴って発生するノイズをシールドすることができる。
また、前記課題を解決するために、請求項7に記載の回転電機の組立方法は、筒状のモータヨークに電機子を収容する作業と、前記電機子の軸方向に前記モータヨークと並んで樹脂製のエンドハウジングを設けると共に前記モータヨークの開口を前記エンドハウジングで塞ぐ作業と、前記エンドハウジングに金属プレートを装着する作業とを実行する仮組付工程と、前記モータヨークに形成されたかしめ片を、前記金属プレートの一部を介して前記エンドハウジングにかしめることで、前記エンドハウジング及び前記金属プレートを前記モータヨークに固定する固定工程と、を備えている。
この回転電機の組立方法によれば、モータヨークに形成されたかしめ片を、金属プレートの一部を介してエンドハウジングにかしめることにより、エンドハウジング及び金属プレートをモータヨークに固定する。従って、エンドハウジング及びモータヨークを固定する構造を、金属プレートをモータヨークに固定する構造にも利用しているので、金属プレートをモータヨークに容易に固定することができる。
本発明の一実施形態に係る回転電機の斜視図である。 図1に示されるかしめ構造を回転電機の径方向外側から見た図である。 図1に示されるノイズシールドカバー及びその周辺部の縦断面図である。 図2に示されるかしめ片をかしめる様子を説明する図である。 図3に示されるノイズシールドカバー及びエンドハウジングをモータヨークに固定する様子を説明する図である。 図3に示されるノイズシールドカバー及びエンドハウジングの変形例を示す図である。
以下、図面に基づき、本発明の一実施形態について説明する。
図1に示されるように、本発明の一実施形態に係る回転電機10は、電機子12と、モータヨーク14と、エンドハウジング16と、金属プレートの一例であるノイズシールドカバー18とを備えている。
電機子12は、シャフト20を有している。この電機子12は、シャフト20を中心に回転する回転子である。この電機子12は、シャフト20の他に、コアと、コアに巻回された巻線と、巻線と接続された整流子(いずれも不図示)を有している。コア及び整流子は、シャフト20と同軸上に設けられ、シャフト20に固定されている。
モータヨーク14は、金属製とされており、電機子12を回転可能に収容する筒状に形成されている。このモータヨーク14は、より具体的には、電機子12のコアを囲う構成とされている。このモータヨーク14の内周面には、電機子12のコアと対向する図示しない磁石が固定されている。
エンドハウジング16は、樹脂製とされている。このエンドハウジング16は、電機子12の軸方向にモータヨーク14と並んで設けられており、モータヨーク14の開口を塞いでいる。このエンドハウジング16の軸芯部には、シャフト20が貫通する貫通孔22が形成されており、このエンドハウジング16における貫通孔22の周囲部には、シャフト20を回転可能に支持する軸受を収容する軸受収容部24が形成されている。
また、このエンドハウジング16における軸受収容部24の周囲部には、電機子12の軸方向におけるモータヨーク14側と反対側(矢印A1側)を向く載置面26が形成されている。この載置面26は、後述する角隅部42が形成された固定部28よりも電機子12の軸方向におけるモータヨーク14側と反対側(矢印A1側)に位置している。このエンドハウジング16は、頂部に軸受収容部24を有すると共に電機子12の軸方向を高さ方向とする概略円錐台状(山型)に形成されており、固定部28は、エンドハウジング16におけるモータヨーク14側の端部である麓部に形成されている。
この固定部28は、エンドハウジング16におけるモータヨーク14側の端部にエンドハウジング16の軸方向を高さ方向として形成されており、エンドハウジング16の径方向視にて概略矩形状を成している。本実施形態では、エンドハウジング16の周方向に離間した複数の箇所に、固定部28が一対ずつ設けられている。この一対の固定部28は、エンドハウジング16の周方向に隙間を有して並んでいる。
また、エンドハウジング16には、電機子12に設けられた整流子と摺接されるブラシ30が設けられている。このブラシ30は、エンドハウジング16に固定されたブラシボックス32に収容されている。
ノイズシールドカバー18は、モータヨーク14側と反対側からエンドハウジング16に被せられることによりエンドハウジング16に装着されている。このノイズシールドカバー18は、上述の整流子及びブラシ30の摺接に伴って発生するノイズをシールドし得る金属材料(例えば、アルミニウムなど)で形成されている。
このノイズシールドカバー18は、軸受収容部24の周囲に沿って環状に形成されて載置面26に載置された載置部34と、載置部34からモータヨーク14側に延出する延出片36とを有している。延出片36は、上述の一対の固定部28と対応する位置にそれぞれ設けられている。この各延出片36の先端には、一対の折曲片38が形成されている。
この一対の折曲片38と、上述の一対の固定部28と、モータヨーク14に形成された後述の一対のかしめ片56は、エンドハウジング16及びノイズシールドカバー18をモータヨーク14に固定するかしめ構造40を構成している。このかしめ構造40は、より具体的には、次のように構成されている。
すなわち、図2に示されるように、一対の固定部28には、角隅部42がそれぞれ形成されている。一方の固定部28に形成された角隅部42は、より具体的には、一方の固定部28における高さ方向の上側且つ他方の固定部28側の部分に形成されている。同様に、他方の固定部28に形成された角隅部42は、より具体的には、他方の固定部28における高さ方向の上側且つ一方の固定部28側の部分に形成されている。各角隅部42には、面取りが施されており、各角隅部42は、エンドハウジング16の軸方向に対して傾斜する傾斜面とされている。
また、各固定部28における高さ方向の上側の端面は、上述の電機子の軸方向におけるモータヨーク14側と反対側(矢印A1側)を向く当接面44として形成されている。この当接面44は、上述の傾斜面とされた角隅部42と連続して形成されている。
折曲片38は、上述の当接面44及び角隅部42に亘って形成されている。この折曲片38のうち角隅部42と対応する部分は、接触片46として形成されており、折曲片38のうち当接面44と対応する部分は、当接片48として形成されている。当接面44に対する角隅部42(面取りされた傾斜面)の傾斜に対応して、接触片46は、当接片48に対して折り曲げられて傾斜している。
また、接触片46は、角隅部42の全体と面接触し得る大きさ及び形状を有しており、当接片48は、当接面44と面で当接し得る大きさ及び形状を有している。接触片46における当接片48側と反対側には、位置決め用の位置決め部50が形成されている。位置決め部50は、固定部28の側面52に沿って固定部28の高さ方向の下側に向けて延びている。
モータヨーク14におけるエンドハウジング16側の端部には、モータヨーク14の軸方向に沿ってエンドハウジング16側(矢印A1側)に突出する突出部54が形成されている。この突出部54は、一対の固定部28の間に挿入されており、一対のかしめ片56は、この突出部54の先端から延出している。この一対のかしめ片56は、一対の固定部28の間に位置すると共に、一対の固定部28の対向方向に並んで形成されている。
そして、この一対のかしめ片56は、接触片46を角隅部42に面接触させた状態で、この接触片46を介して角隅部42にそれぞれかしめられている。また、このようにしてかしめ片56がかしめられることにより、エンドハウジング16及びノイズシールドカバー18は、モータヨーク14に固定されている。さらに、当接片48は、かしめ片56がかしめられた状態では、当接面44に当接されている。
また、図1に示されるように、上述の一対のかしめ片56は、載置面26側からモータヨーク14側(矢印A2側)に向けてかしめられている。そして、このようにして、かしめ片56が載置面26側からモータヨーク14側に向けてかしめられることにより、上述の載置部34は、載置面26に押し付けられている。
載置部34は、より具体的には、図3に示されるように、載置面26と隙間を有して対向する対向部58と、この対向部58の外縁よりも内側から載置面26側に突出し載置面26に押し付けられた複数の突起60とを有している。また、対向部58における複数の突起60よりも外縁側の部分58Aは、上述の如くかしめ片56がモータヨーク14側(矢印A2側)に向けてかしめられることにより、モータヨーク14側に撓まされている。
次に、上述の回転電機10の組立方法について説明する。
先ず、図1に示されるモータヨーク14に電機子12を収容する作業と、電機子12の軸方向にモータヨーク14と並んでエンドハウジング16を設けると共にモータヨーク14の開口をエンドハウジング16で塞ぐ作業と、エンドハウジング16にノイズシールドカバー18を装着する作業とが実行される(仮組付工程)。
このような仮組付状態では、図4の上図に示されるように、一対の固定部28の間に突出部54が挿入されることにより、エンドハウジング16がモータヨーク14に対して位置決めされる。また、位置決め部50が一対の固定部28の側面52に係止されることにより、ノイズシールドカバー18がエンドハウジング16ひいてはモータヨーク14に対して位置決めされる。さらに、図5の上図に示されるように、突起60が載置面26に当接することにより、対向部58は、載置面26と離間した状態で対向される。
なお、このようにかしめ片56のかしめ前の状態においては、図5の上図に示されるように、当接片48は、当接面44に対して離間される。ノイズシールドカバー18の延出片36は、かしめ片56のかしめ前の状態において当接片48が当接面44から離間するように、その長さが設定されている。
続いて、かしめ片56は、図1に示される載置面26側からモータヨーク14側(矢印A2側)に向けてかしめられる。つまり、かしめ片56は、図4の下図に示されるように、角隅部42側に倒れるようにかしめられる。また、このとき、かしめ片56は、接触片46を角隅部42に面接触させた状態で、この接触片46を介して角隅部42にかしめられる。そして、このようにしてかしめ片56がかしめられることにより、エンドハウジング16及びノイズシールドカバー18がモータヨーク14に固定される(固定工程)。
また、上述のように、かしめ片56が載置面26側からモータヨーク14側に向けてかしめられることにより(図1参照)、図5の下図に示される如く、載置部34のうちの突起60は、載置面26に押し付けられる。さらに、かしめ片56が載置面26側からモータヨーク14側に向けてかしめられることにより(図1参照)、対向部58における複数の突起60よりも外縁側の部分58Aは、モータヨーク14側に撓まされ、また、当接片48は、当接面44に当接される。以上の要領で、回転電機10は、組み立てられる。
次に、本実施形態の作用及び効果について説明する。
以上詳述したように、本実施形態に係る回転電機10によれば、図2に示される如く、モータヨーク14に形成されたかしめ片56は、ノイズシールドカバー18の一部である接触片46を介してエンドハウジング16にかしめられており、これにより、エンドハウジング16及びノイズシールドカバー18は、モータヨーク14に固定されている。従って、エンドハウジング16及びモータヨーク14を固定する構造を、ノイズシールドカバー18をモータヨーク14に固定する構造にも利用しているので、ノイズシールドカバー18をモータヨーク14に容易に固定することができる。
しかも、かしめ片56は、接触片46を角隅部42に面接触させた状態で、角隅部42にかしめられている。従って、角隅部42にかしめ片56が点接触又は線接触することを抑制することができるので、角隅部42に局所的に応力が集中することを抑制することができる(換言すれば、角隅部42が受ける面圧を分散することができる)。これにより、角隅部42の割れ等の破損を抑制することができる。
また、図3に示されるように、複数の突起60(載置部34)は、かしめ片56が載置面26側からモータヨーク14側(矢印A2側)に向けてかしめられることにより、載置面26に押し付けられている。従って、エンドハウジング16に対するノイズシールドカバー18のがたつきを抑制することができる。
また、複数の突起60は、載置面26に押し付けられており、対向部58における複数の突起60よりも外縁側の部分58Aは、かしめ片56がモータヨーク14側に向けてかしめられることにより(図1,図2参照)、モータヨーク14側(矢印A2側)に撓まされている。従って、対向部58における複数の突起60よりも外周側の部分(モータヨーク14側に撓んだ部分)に生じた残留応力により、ノイズシールドカバー18が共振することを抑制することができる。
さらに、エンドハウジング16には、モータヨーク14側と反対側(矢印A1側)を向く当接面44が形成されており、延出片36の先端に形成された当接片48は、かしめ片56のかしめ状態では、当接面44に当接されている。従って、当接片48が当接面44に当接することにより、エンドハウジング16に対するノイズシールドカバー18のがたつきをより一層抑制することができる。
また、樹脂製のエンドハウジング16には、ノイズシールドカバー18が装着されている。従って、このノイズシールドカバー18により、整流子及びブラシ30の摺接に伴って発生するノイズをシールドすることができる。
次に、本実施形態の変形例について説明する。
上記実施形態では、金属プレートの一例として、ノイズシールドカバー18が用いられていたが、ノイズシールドカバー18の代わりに、例えば、補強プレートや導電プレート等が用いられても良い。
また、載置面26は、平坦に形成され、複数の突起60は、載置面26に当接されていたが、図6に示されるように、載置面26には、凹部62が形成され、突起60は、この凹部62に嵌合されていても良い。なお、この場合に、凹部62は、載置面26の一部であり、突起60は、凹部62に押し付けられた状態で凹部62に嵌合される。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は、上記に限定されるものでなく、上記以外にも、その主旨を逸脱しない範囲内において種々変形して実施可能であることは勿論である。
10…回転電機、12…電機子、14…モータヨーク、16…エンドハウジング、18…ノイズシールドカバー、20…シャフト、22…貫通孔、24…軸受収容部、26…載置面、28…固定部、30…ブラシ、32…ブラシボックス、34…載置部、36…延出片、38…折曲片、40…かしめ構造、42…角隅部、44…当接面、46…接触片、48…当接片、50…位置決め部、52…側面、54…突出部、56…かしめ片、58…対向部、58A…対向部における複数の突起よりも外縁側の部分、60…突起、62…凹部

Claims (7)

  1. 電機子を回転可能に収容する筒状のモータヨークと、
    前記電機子の軸方向に前記モータヨークと並んで設けられ、前記モータヨークの開口を塞ぐ樹脂製のエンドハウジングと、
    前記エンドハウジングに装着された金属プレートと、
    前記モータヨークに形成され、前記金属プレートの一部を介して前記エンドハウジングにかしめられ、前記エンドハウジング及び前記金属プレートを前記モータヨークに固定するかしめ片と、
    を備えた回転電機。
  2. 前記エンドハウジングには、角隅部が形成され、
    前記金属プレートには、前記金属プレートの一部としての接触片が形成され、
    前記かしめ片は、前記接触片を前記角隅部に面接触させた状態で、前記接触片を介して前記角隅部にかしめられている、
    請求項1に記載の回転電機。
  3. 前記エンドハウジングには、前記電機子の軸方向における前記角隅部よりも前記モータヨーク側と反対側に位置し、前記電機子の軸方向における前記モータヨーク側と反対側を向く載置面が形成され、
    前記金属プレートは、前記載置面に載置された載置部と、前記載置部から前記モータヨーク側に延出し、先端に前記接触片が形成された延出片とを有し、
    前記載置部は、前記かしめ片が前記載置面側から前記モータヨーク側に向けてかしめられることにより、前記載置面に押し付けられている、
    請求項2に記載の回転電機。
  4. 前記載置部は、前記載置面と隙間を有して対向する対向部と、前記対向部の外縁よりも内側から前記載置面側に突出し前記載置面に押し付けられた複数の突起とを有し、
    前記対向部における前記複数の突起よりも外縁側の部分は、前記かしめ片が前記載置面側から前記モータヨーク側に向けてかしめられることにより、前記モータヨーク側に撓まされている、
    請求項3に記載の回転電機。
  5. 前記エンドハウジングには、前記電機子の軸方向における前記モータヨーク側と反対側を向く当接面が形成され、
    前記延出片の先端には、前記かしめ片のかしめ状態において前記当接面に当接された当接片が形成されている、
    請求項3又は請求項4に記載の回転電機。
  6. 前記エンドハウジングには、前記電機子に設けられた整流子と摺接するブラシが設けられ、
    前記金属プレートは、前記整流子及び前記ブラシの摺接に伴って発生するノイズをシールドするノイズシールドカバーである、
    請求項1〜請求項5のいずれか一項に記載の回転電機。
  7. 筒状のモータヨークに電機子を収容する作業と、前記電機子の軸方向に前記モータヨークと並んで樹脂製のエンドハウジングを設けると共に前記モータヨークの開口を前記エンドハウジングで塞ぐ作業と、前記エンドハウジングに金属プレートを装着する作業とを実行する仮組付工程と、
    前記モータヨークに形成されたかしめ片を、前記金属プレートの一部を介して前記エンドハウジングにかしめることで、前記エンドハウジング及び前記金属プレートを前記モータヨークに固定する固定工程と、
    を備えた回転電機の組立方法。
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