JP2015026401A - フレキシブル平面配線材の取付構造および光ピックアップ装置 - Google Patents

フレキシブル平面配線材の取付構造および光ピックアップ装置 Download PDF

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Abstract

【課題】フレキシブル平面配線材を回路基板に簡便に接続することができ、フレキシブル平面配線材と回路基板との接続作業を効率的に行うことが可能なフレキシブル平面配線材の取付構造およびそれを用いた光ピックアップ装置を提供する。
【解決手段】ハウジング200の上面に突起205が形成され、突起205に、回路基板300の孔304が挿入され、さらに、FPC400の孔403が圧入される。孔403が突起205に圧入されることにより、FPC400の端部401が仮止めされる。この状態で、FPC400の端部401に配された電極402と回路基板300側の電極305とが半田付けされる。これにより、FPC400が回路基板300に接続される。
【選択図】図7

Description

本発明は、フレキシブルプリント基板(FPC:Flexible Printed Circuits)やフレキシブルフラットケーブル(FFC:Flexible Flat Cable)等のフレキシブル平面配線材の取付構造およびそれを用いた光ピックアップ装置に関する。
従来、フレキシブル平面配線材が種々の装置において用いられている。フレキシブル平面配線材は、たとえば、電気部品と回路基板とを電気的に接続するために用いられる。たとえば、光ピックアップ装置では、収差補正用のレンズを光軸方向に駆動するためにモータが用いられ、このモータと、光ピックアップ装置の回路基板とを接続するためにフレキシブル平面配線材が用いられる。
フレキシブル平面配線材の回路基板に対する接続は、コネクタによる接続の他、半田により、フレキシブル平面配線材の電極と回路基板の電極とを直接接続する方法が用いられる。この場合、半田付け作業を円滑に進めるために、フレキシブル平面配線材が回路基板に仮止めされる。この仮止めは、たとえば、両面テープを用いて行われ得る(たとえば、特許文献1参照)。
特開2010−103281号公報
しかしながら、上記の方法によれば、両面テープを貼り付けるといった煩雑な作業が必要となり、作業効率が良好ではない。また、装置の修理等においてフレキシブル平面配線材を回路基板から取り外すと、再度、両面テープを貼り付けなければならない場合もあり、ここでも作業性の低下を招く。
本発明は、フレキシブル平面配線材を回路基板に簡便に接続することができ、フレキシブル平面配線材と回路基板との接続作業を効率的に行うことが可能なフレキシブル平面配線材の取付構造およびそれを用いた光ピックアップ装置を提供することを目的とする。
本発明の第1の態様は、フレキシブル平面配線材を回路基板に取り付けるための取付構造に関する。本態様に係る取付構造は、ハウジングに固定され、上面に第1の電極が設けられた回路基板と、フレキシブル平面配線材の端部に配置され、前記第1の電極に接続される第2の電極と、前記フレキシブル平面配線材の前記端部に設けられ、前記ハウジングから突出する突起が圧入される第1の孔と、を備える。ここで、前記第1の孔は、前記突起が圧入されるよう、前記突起よりも所定方向の幅が小さくなっている。また、前記第1の孔は、この第1の孔が前記突起に圧入されて前記フレキシブル平面配線材の前記端部が前記回路基板上に載置されると、前記第1の電極と前記第2の電極が互いに向き合うような位置に配置されている。
本態様によれば、第1の孔が突起に圧入されることにより、フレキシブル平面配線材が仮止めされる。よって、仮止めのために両面テープ等を貼り付ける手間を省略でき、フレキシブル平面配線材を接続する際の作業性が向上する。また、第1の孔を突起に圧入する
ことにより、第1の電極と第2の電極が互いに向き合うため、仮止め後の半田付けを円滑に行うことができる。
上記構成において、回路基板には、前記突起が挿入される第2の孔が設けられ得る。この場合、前記突起がこの第2の孔に挿入された後に、前記突起が前記第1の孔に圧入される。
また、この場合、前記突起は、回路基板をハウジングに対して位置決めするためのものであるのが望ましい。こうすると、フレキシブル平面配線材の仮止めのために、別途、突起を設ける必要がなく、構成の簡素化が図られる。また、共通の突起により回路基板とフレキシブル平面配線材の両方が位置決めされるため、回路基板とフレキシブル平面配線材との間の位置関係が適正に保たれる。
また、前記突起は、円柱形状であるのが望ましい。こうすると、圧入の際に、第2の孔の向きと突起の向きとを厳格に位置合わせする必要がないため、第2の孔を突起に円滑に圧入できる。この場合、ハウジングには、突起を中心としたフレキシブル平面配線材の回転を規制するための規制部を設けると良い。こうすると、圧入後のフレキシブル平面配線材の位置が適正化される。
なお、突部として、前記フレキシブル平面配線材の他端に接続される電気部品を前記ハウジングの裏面にネジ留めするためのボスが用いられると、別途突部を設ける必要がないため、構成の簡素化が図られる。
また、フレキシブル平面配線材が載置され、フレキシブル平面配線材の高さを前記回路基板の高さに揃えるための台部が、ハウジングの上面に配されると、第1の電極に対する第2の電極の浮き上がりを抑制でき、半田付けを円滑に行うことができる。
また、突起の天面の幅が第2の孔よりも小さくなるように、突起の端部に傾斜面を形成すると、第2の孔を突起に圧入し易くなる。
本発明の第2の態様は、フレキシブル平面配線材を回路基板に取り付けるための取付構造に関する。本態様に係る取付構造は、ハウジングに固定され、上面に第1の電極が設けられた回路基板と、フレキシブル平面配線材の端部に配置され、前記第1の電極に接続される第2の電極と、前記ハウジングに配置され、前記ハウジングに部品を設置するためのボスと、前記ハウジングに配置され、前記ボスに対向する突部と、を備える。ここで、前記ボスと前記突部の間隔が、前記フレキシブル平面配線材の幅に対応する間隔に設定され、前記フレキシブル平面配線材を前記ボスと前記突部との間に挿入して、前記端部が前記回路基板に載置されると、前記第1の電極と前記第2の電極が互いに向き合うように、前記フレキシブル平面配線材の平面方向の移動が規制される。
フレキシブル平面配線材を回路基板に取り付ける場合には、上記の仮止めとともに、第1の電極と第2の電極の位置合わせにも手間が掛かる。第2の態様によれば、フレキシブル平面配線材をボスと突部との間に挿入して、端部が回路基板に載置されると、第1の電極と第2の電極が互いに向き合うように、フレキシブル平面配線材の平面方向の移動が規制されるため、第1の電極と第2の電極の位置合わせを容易に行うことができ、その後の半田付けを円滑に行うことができる。よって、フレキシブル平面配線材を回路基板に接続する際の作業性が向上する。
本発明の第3の態様は、フレキシブル平面配線材を回路基板に取り付けるための取付構造に関する。本態様に係る取付構造は、ハウジングの上面に固定され、上面に第1の電極
が設けられた回路基板と、フレキシブル平面配線材の端部に配置され、前記第1の電極に接続される第2の電極と、前記ハウジングに設けられ、前記フレキシブル平面配線材が通されることにより、前記フレキシブル平面配線材を、前記ハウジングの裏面側に設置される電気部品へと導く長孔と、前記ハウジングの上面の、前記長孔から前記回路基板側に変位した位置に、前記長孔の長辺に沿うように設けられ、前記ハウジングの裏面側から前記長孔を通って前記回路基板へと向かう前記フレキシブル平面配線材を、前記長孔の前記回路基板側の角から離れるように持ち上げる台部と、を有する。
フレキシブル平面配線材を回路基板に取り付ける場合には、フレキシブル平面配線材を保護しつつ円滑に引き回せるのが望ましい。第3の態様によれば、ハウジングの裏面側から長孔を通って回路基板へと向かうようにフレキシブル平面配線材を引き回す際に、台部によってフレキシブル平面配線材が持ち上げられるため、フレキシブル平面配線材が長孔の角に当ることが抑制され、フレキシブル平面配線材が保護される。なお、台部上面の長孔側の角部分は、長孔側に傾斜するように湾曲または面取りされているのが望ましい。こうすると、長孔を通してフレキシブル平面配線材を滑らかに引き回すことができ、フレキシブル平面配線材を回路基板に接続する際の作業性が向上する。
本発明の第4の態様は、フレキシブル平面配線材を回路基板に取り付けるための取付構造に関する。本態様に係る取付構造は、ハウジングの上面に固定され、上面に第1の電極が設けられた回路基板と、フレキシブル平面配線材の端部に配置され、前記第1の電極に接続される第2の電極と、前記ハウジングに設けられ、前記フレキシブル平面配線材が通されることにより、前記フレキシブル平面配線材を、前記ハウジングの裏面側に設置される電気部品へと導く長孔と、前記ハウジングの上面の、前記長孔から前記回路基板へと向かう径路上に設けられ、前記ハウジングの裏面側から前記長孔を通って前記回路基板へと向かう前記フレキシブル平面配線材の前記端部の高さを、前記ハウジングの上面に固定された前記回路基板の上面の高さに揃えるよう、前記フレキシブル平面配線材を持ち上げる台部と、を有する。
フレキシブル平面配線材を回路基板に取り付ける場合には、上記の仮止めとともに、第1の電極と第2の電極の半田付けを円滑に行えるのが望ましい。第4の態様によれば、フレキシブル平面配線材の端部の高さが回路基板の高さに揃えられるため、端部が回路基板に対して浮き上がることや傾くことが抑制され、第1の電極と第2の電極とを円滑に半田付けすることができる。よって、フレキシブル平面配線材を回路基板に接続する際の作業性が向上する。
本発明の第5の態様は光ピックアップ装置に関する。本態様に係る光ピックアップ装置は、上記第1ないし第4の態様の何れかに係るフレキシブル平面配線材の取付構造と、レーザ光源と、前記レーザ光源から出射されたレーザ光をディスク上に収束させる対物レンズと、前記レーザ光源から出射されたレーザ光の収差を補正するためのレンズを光軸方向に駆動するためのレンズアクチュエータと、前記レンズアクチュエータを駆動するモータと、を備える。前記フレキシブル平面配線材の他端に前記モータが接続される。この態様によれば、上記第1の態様と同様の効果が奏される。
以上のとおり、本発明によれば、フレキシブル平面配線材を回路基板に簡便に接続することができ、フレキシブル平面配線材と回路基板との接続作業を効率的に行うことが可能なフレキシブル平面配線材の取付構造およびそれを用いた光ピックアップ装置を提供することができる。
本発明の特徴は、以下に示す実施の形態により更に明らかとなろう。ただし、以下の実
施の形態は、あくまでも本発明の一つの実施形態であって、本発明ないし各構成要件の用語の意義は、以下の実施の形態により何ら制限されるものではない。
実施の形態に係る光ピックアップ装置の光学系を示す図である。 実施の形態に係る光ピックアップ装置の構成を示す図である。 実施の形態に係る回路基板とFPCの構成を示す図である。 実施の形態に係る光ピックアップ装置の構成を示す図である。 実施の形態に係るモータ付近の構成を示す図である。 実施の形態に係るモータ付近の構成を示す図である。 実施の形態に係る光ピックアップ装置の構成を示す図である。 実施の形態に係る回路基板とFPCとの接続位置付近の構成を示す図である。 実施の形態に係るFPCの取付け状態を説明する図である。 実施の形態の変更例にFPCの取付構造を説明する図である。 実施の形態の変更例にFPCの取付構造を説明する図である。
本実施の形態は、BD(ブルーレイディスク)、CD(Compact Disc)およびDVD(Digital Versatile Disc)にレーザ光を照射する光ピックアップ装置に本発明を適用したものである。
図1に、実施の形態に係る光ピックアップ装置の光学系を示す。図1(a)は光学系の上面図、図1(b)は対物レンズアクチュエータ周辺部分を側面側から見た内部透視図、図1(c)は半導体レーザ101におけるレーザ素子の配置状態を示す図である。
図1(a)を参照して、光ピックアップ装置は、半導体レーザ101と、回折格子102と、平板状の偏光ビームスプリッタ(PBS)103と、λ/4板104と、コリメータレンズ105と、レンズアクチュエータ106と、立ち上げミラー107と、対物レンズ108と、回折光学素子109と、光検出器110を備える。
半導体レーザ101は、波長400nm程度のレーザ光(以下、「BD光」という)と、波長650nm程度のレーザ光(以下、「DVD光」という)と、波長780nm程度のレーザ光(以下、「CD光」という)を同一方向に出射する。
図1(b)に示すように、半導体レーザ101は、一つのCAN内に、BD光、DVD光、CD光をそれぞれ出射するレーザ素子101a、101b、101cを備える。レーザ素子101b、101cは、発光点の間隔がw2となるように一体的に形成され、レーザ素子101aは、その発光点とレーザ素子101bの発光点との間隔がw1(w1>w2)となるように形成されている。レーザ素子101a、101b、101cは、各発光点が一直線上に並ぶように形成されている。半導体レーザ101以降の光学系は、その光軸がDVD光の光軸に整合するように調整されている。
回折格子102は、半導体レーザ101から出射されたBD光、DVD光、CD光のうちBD光のみをメインビームと2つのサブビームに分割する。DVD光とCD光も回折格子102による回折作用を受けるが、これら光のサブビームの強度は、極めて小さくなっている。
PBS103は、回折格子102側から入射されたレーザ光を反射する。PBS103は、薄板状の平行平板となっており、その入射面に、偏光膜が形成されている。半導体レ
ーザ101は、BD光、DVD光、CD光の偏光方向がPBS103に対してS偏光となるように配置されている。
λ/4板104は、PBS103によって反射されたレーザ光を円偏光に変換するとともに、ディスクからの反射光を、ディスクへ向かうときの偏光方向に直交する直線偏光に変換する。これにより、ディスクによって反射されたレーザ光はPBS103を透過して光検出器110へと導かれる。
コリメータレンズ105は、PBS103によって反射されたレーザ光を平行光に変換する。レンズアクチュエータ106は、λ/4板104とコリメータレンズ105を、コリメータレンズ105の光軸方向に駆動する。
レンズアクチュエータ106は、移動部材106aと、シャフト106bと、ギア106cと、モータ106dを備える。移動部材106aは、λ/4板104とコリメータレンズ105を保持している。移動部材106aは、コリメータレンズ105の光軸方向に移動可能にシャフト106bに支持されている。また、移動部材106aにはギア(図示せず)が配され、このギアが、ギア106cに噛み合っている。ギア106cは、モータ106dの駆動軸に連結されている。モータ106dが駆動されることにより、移動部材106aに保持されたコリメータレンズ105がλ/4板104とともに移動する。こうして、コリメータレンズ105が制御信号に応じて移動されることにより、レーザ光に生じる収差が補正される。
立ち上げミラー107は、コリメータレンズ105を介して入射されたレーザ光を対物レンズ108に向かう方向に反射する。
対物レンズ108は、BD光、DVD光、CD光を対応するディスクの信号面上に適正に収束できるよう設計されている。対物レンズ108は、ホルダ121に保持され、ホルダ121は、対物レンズアクチュエータ122によって、フォーカス方向およびトラッキング方向に駆動される。このようにホルダ121が駆動されることにより、対物レンズ108が、フォーカス方向およびトラッキング方向に駆動される。
ディスクからの反射光は、λ/4板104によりPBS103に対してP偏光となる直線偏光に変換される。これにより、ディスクからの反射光は、PBS103を透過する。PBS103は、BD光、DVD光、CD光の光軸に対して45度傾くように配置されている。このため、BD光、DVD光、CD光が収束状態でPBS103を透過すると、これらの光に非点収差が導入される。
回折光学素子109は、BD光、DVD光、CD光を回折させる。回折光学素子109は、BD光に対しては+1次の回折効率が高く、DVD光、CD光に対しては0次の回折効率が高くなるよう設計されている。BD光の+1次の回折光は、回折光学素子109によってDVD光の光軸に近づく方向に曲げられ、光検出器110の受光面上において、DVD光の照射位置に照射される。
光検出器110には、DVD光とCD光の0次の回折光が照射される位置に、それぞれ、4分割センサが配置されている。BD光のメインビーム(+1次回折光)は、上記のように回折光学素子109により回折されることにより、DVD光を受光する4分割センサに照射される。さらに、光検出器110には、BD光の2つのサブビーム(+1次回折光)が照射される位置に4分割センサが配置されている。光検出器110のセンサレイアウトは、各センサからの出力により、再生RF信号、フォーカスエラー信号、トラッキングエラー信号が生成されるよう設定されている。
図2は、光ピックアップ装置を上側から見たときの斜視図である。図2には、図1の構成のうち、対物レンズ108、ホルダ121、対物レンズアクチュエータ122が示されている。その他の光学系は、ハウジング200の裏面に装着されている。
ハウジング200は、PPS(ポリフェニレンスルファイド)により形成され、裏側に図1(a)の光学系を装着するための凹部が形成されている。ハウジング200の上面には、回路基板300(図2には図示せず。図3(a)参照)が載置される台座201〜204が形成されている。台座201〜204の高さは、互いに等しくなっている。また、台座201、202に隣接する位置に、上方向に突出する円柱状の突起205、206が形成されている。さらに、台座203、204には、回路基板300をネジ留めするためのネジ穴207、208が形成されている。
突起205の天面205aは、突起205の胴部よりも径が小さくなっており、天面205aと胴部とをつなぐように傾斜面205bが形成されている。同様に、突起206の天面206aは、突起206の胴部よりも径が小さくなっており、点面206aと胴部とをつなぐように傾斜面206bが形成されている。
さらに、ハウジング200の突起206近傍には、円柱状のボス209が形成され、さらにボス209に隣接する位置に、台部210と、上下方向に延びる突状211が形成されている。ボス209は、上面の角が面取されて傾斜面となっている。また、ボス209の内部には、ハウジング200の裏面からボス209内に延びるように、ネジ穴215(図2には図示せず。図6参照)が形成されている。このネジ穴215を介して、図1(a)に示すモータ106dがハウジング200の裏面に装着される。すなわち、ボス209は、ハウジング200の裏面にモータ106dを装着するために、ハウジング200の上面から突出するよう形成されている。
台部210は、ボス209と突状211とを繋ぐように形成されている。台部210の上面は、水平な平面となっている。台部210の上面の高さは、台座201〜204に回路基板300を装着したときの回路基板300の上面の高さに略一致する。台部210の幅方向の両側には、台部210の上面からハウジング200の上面に向かって傾斜する傾斜面が形成されている。
突状211は、ボス209と向き合うように形成されている。突状211のボス209に対向する側面は、鉛直方向に平行な平面となっており、この側面の両側に、ボス209から離れる方向に傾斜した傾斜面が形成されている。さらに、突状211の上面は、角が面取りされている。
後述のように、FPC400(Flexible PrintedCircuits)を回路基板300に接続する際に、FPC400が、ボス209と突状211との間に挿入され、台部210の上面に載置される。ボス209と突状211の間隔は、FPC400の幅よりも僅かに大きい。ボス209と突状211は、上端が面取りされているため、FPC400を、ボス209と突状211との間に円滑に挿入することができる。
さらに、ハウジング200の上面には、台部212と長孔213が形成されている。台部212は、平面視において一方向に延びるよう形成され、上面が半円柱状(かまぼこ状)の曲面になっている。台部212の高さは、台部210の高さと等しい。長孔213は、台部212に沿うように形成され、ハウジング200の上面から裏面に貫通している。長孔213の長さ方向の寸法は、FPC400の端部401(図1には図示せず。図3(b)、図7参照)の幅よりも広くなっている。FPC400を回路基板300に接続する
際、FPC400の端部401が、長孔213を通されて、FPC400が台部212の上面に載置される。
図3(a)は、回路基板300の構成を示す図である。
回路基板301は、たとえば、プリント基板からなっている。回路基板300には、上面に電気部品やコネクタが設置されている。また、回路基板300には、ネジ留めのためのU字状の切り欠き301、302が形成され、さらに、突起205、206が挿入される円形の孔303、304が形成されている。切り欠き301、302の幅は、ネジ穴207、208よりもやや広く、台座203、204よりも狭い。また、孔303、304の径は、突起205、206の径よりも、僅かに大きい。
図3(b)、(c)は、FPC400の構成を示す図である。
図3(b)を参照して、FPC400は、可撓性を持つ材料からなっており、内部を配線が通っている。FPC400は、端部(コネクト部)401、404が、中間部(配線部)406よりも広くなっている。端部401には、基板300側の電極305に対応する位置に電極402が形成され、さらに、突起206が圧入される孔403が形成されている。孔403は、配線が通っていない位置に形成されている。孔403は、長方形の角部が丸められた形状となっている。長辺方向の孔403の幅は、突起206の径よりも大きく、短辺方向の孔403の幅は、突起206の径よりも小さく、突起206の天面206aの径よりも大きい。端部404には、モータ106dの端子M(図5参照)が挿入される端子孔405が形成されている。端子孔405の周縁は、電極が露出している。
図3(c)を参照して、端部401の裏面には、端部401の略全領域を覆うように、補強板410が装着されている。補強板410には、孔403に対応する位置に孔411が形成されている。孔411は、突起206が孔403に圧入される際に孔403の周縁が変形し得るように、孔403よりも大きく形成されている。孔411の短辺方向および長辺方向の幅は、突起206の径よりも大きくなっている。
端部405の裏面にも、端部405の略全領域を覆うように、補強板420が装着されている。補強板420には、端子孔405に対応する位置に孔421が形成されている。
図4は、回路基板300が装着された状態の光ピックアップ装置を上側から見たときの斜視図である。
回路基板300は、孔303、304に突起205、206が挿入されるようにして、上側からハウジング200の台座201〜204(図2参照)に載置される。このとき、孔303、304に突起205、206が挿入されることにより、回路基板300がハウジング200に対して位置決めされる。これにより、切り欠き301、302(図3(a)参照)がネジ穴207、208(図2参照)の位置に整合する。この状態で、ネジ孔207、208にネジ311、312が留められて、回路基板300がハウジング200に対して固定される。
この状態で、レンズアクチュエータ106がハウジング200の裏面に装着され、レンズアクチュエータ106のモータ106dに接続されたFPC400が回路基板300に接続される。このとき、FPC400の端部401が、ハウジング200の長孔213からハウジング200の上面に引き出される。
図5は、ハウジング200に対するレンズアクチュエータ106の装着状態を示す図で
ある。
レンズアクチュエータ106は、図1(a)に示す構成に加え、コイルバネ106eと、挟持部106fと、支持板106gと、ネジ106hを備えている。また、ハウジング200は、シャフト106bに平行に延びるガイド板214を備えている。コイルバネ106eは、シャフト106bに通されている。挟持部106fは、ガイド板214を挟むように、移動部材106aに形成されている。挟持部106fとガイド板214との間には隙間が設けられている。支持板106gは、ギア106cとモータ106dを支持する。支持板106gをネジ106hによりハウジング200に取り付けることにより、ギア106cとモータ106dがハウジング200に固定される。
さらに、モータ106dにFPC400の端部404が接続されている。すなわち、FPC400の端部404に形成された4つの端子孔405がモータ106dの4つの端子Mに通された状態で、端子孔405と端子Mとが半田により接続される。なお、図5では、半田の図示が省略されている。そして、FPC400の端部401が長孔213に通されて、FPC400がハウジング200の上部に引き出される。
図6は、図5の状態から、移動部材106aと、ギア106cと、モータ106dと、支持板106gと、ネジ106hとを省略した図である。
ハウジング200には、ネジ106hを螺着するためのネジ穴215と、モータ106dを収容するための凹部216が形成されている。ネジ穴215は、ハウジング215の裏面から、ボス209(図4参照)の内部へと延びている。
図7は、FPC400が回路基板300に載置された状態の光ピックアップ装置を上側から見たときの斜視図である。また、図8(a)は、FPC400が長孔213から引き出される前のハウジング200を長孔213側から見た斜視図、図8(b)は、FPC400が長孔213から引き出されて回路基板300上に載置された状態を長孔213側から見た斜視図である。
図7を参照して、長孔213から引き出されたFPC400は、中間部406がボス209と突状211との間に挿入され、さらに、孔403が突起206に圧入されて、端部401が基板300上に載置される。このとき、突起206を軸とするFPC400の回転が、ボス209と突状211によって規制される。図8(b)に示すように、ボス209と突状211は、FPC400の幅方向に対向しており、ボス209と突状211との間の隙間D1は、中間部406の幅よりも少しだけ大きくなっている。また、図7に示す突起206とボス209は、FPC400の幅方向に対向しており、突起206とボス209の間隔は、孔403から端部401のボス209側の端縁までの距離よりも少しだけ大きくなっている。このため、突起206を軸とするFPC400の回転が、ボス209と突状211によって規制される。
また、図8(a)に示すように、台部210、212の高さは、回路基板300の上面の高さに略一致する。このため、FPC400は、図8(b)に示すように、中間部406と端部401が水平すなわち回路基板300と平行となるように、回路基板300へと導かれる。また、台部212の上面が半円柱形状となっているため、FPC400は、長孔213から回路基板300に向かって滑らかに曲げられる。これによっても、FPC400の水平性が保たれ易くなる。このように、中間部406と端部401が回路基板300と平行となるように、回路基板300へと導かれることにより、端部401が回路基板300に対して浮き上がることや、傾くことが抑制される。また、長孔213は、開口周辺に角を有するが、FPC400が台部212に沿って滑らかに曲がるため、この曲折部
分が長孔213の角に当たることがない。このため、FPC400自体および中間部(配線部)406が保護される。
以上のように、孔403が突起206に圧入されて、端部401が基板300上に載置されると、端部401に形成された電極402が、回路基板300側の電極305に向き合うようになる。この状態で、電極402と電極305とが半田付けされることにより、FPC400の回路基板300に対する接続および固定が完了する。
図9(a)、(b)は、図7(a)のA−A’断面図である。図9(a)は、半田が付けられる前の状態を示し、図9(b)は、半田が付けられた後の状態を示す。図9(c)は、孔403と突起206の関係を示し、図9(d)は、突起206が孔403に圧入された後の状態を示す。
図9(c)に示すように、孔403の短辺方向の幅D2は、突起206の径D3よりも小さい。このため、突起206が孔403に圧入されると、図9(a)に示すように、孔403の周縁部401aが撓み、周縁部401aの復元力によって、周縁部401aが突起206の側面に押し付けられる。図9(d)に示すように、周縁部401aは、突起206の側面に沿って変形するため、変形した領域において、周縁部401aが突起206の側面に押し付けられる。こうして周縁部401aが突起206の側面に押し付けられると、周縁部401aと突起206の側面との間の摩擦力によって、突起206に対する端部401の移動が抑制される。これにより、端部401が図9(a)の位置に仮止めされる。この状態において、図9(b)に示すように、電極402と電極305との間に半田付けがなされる。これにより、FPC400が回路基板300に対して、電気的に接続され、固定される。
<実施形態の効果>
以上、本実施の形態によれば、孔403が突起206に圧入されることにより、FPC400がプリント基板300に対して仮止めされる。よって、仮止めのために両面テープ等を貼り付ける手間を省くことができ、FPC400を接続する際の作業性を高めることができる。また、孔403を突起206に圧入することにより、電極305と電極402が互いに向き合うため、仮止め後の半田付けを円滑に行うことができる。
また、本実施の形態によれば、回路基板300の位置決めのための突起206がFPC400の仮止めのために共用されるため、別途、FPC400の仮止めのために突起を設ける必要がなく、構成の簡素化が図られる。また、共通の突起206によって回路基板300とFPC400の両方が位置決めされるため、回路基板300とFPC400との間の位置関係が適正に保たれる。
また、本実施の形態によれば、突起206が円柱形状であるため、圧入の際に、孔403と突起206とを厳格に位置合わせせずとも、孔403を突206起に円滑に圧入できる。また、突起206の天面206aの径が小さくなっており、天面206aの周りに傾斜面206bが形成されているため、孔403を突起206に容易に圧入することができる。
また、本実施の形態によれば、突起206を中心としたFPC400の回転がボス209と突状211とによって規制されるため、孔403を突起206に圧入した後のFPC400の位置を適正なものとすることができる。これにより、電極305と電極402とを正確に向き合わせることができ、仮止め後の半田付けを円滑に行うことができる。
さらに、本実施の形態によれば、台部210によって、FPC400の高さが回路基板
300の高さに揃えられるため、端部401が回路基板300に対して浮き上がることや傾くことが抑制される。さらに、台部212によって、FPC400が水平になるように回路基板400に導かれるため、端部401が回路基板300に対して浮き上がることや傾くことが一層抑制される。よって、電極402が電極305に対して浮き上がることが抑制され、電極305と電極402との半田付けを円滑に行うことができる。
また、本実施の形態によれば、FPC400の中間部406をボス209と突条211との間に挿入して、端部401が回路基板300に載置されると、FPC400の平面方向の移動が規制されて、電極305と電極402が互いに向き合うようになるため、電極305と電極402の位置合わせを容易に行うことができ、半田付けを円滑に行うことができる。
また、本実施の形態によれば、ハウジング200の裏面側から長孔213を通って回路基板300へと向かうようにFPC400を引き回す際に、台部212によってFPC400が持ち上げられるため、FPC400が長孔400の角に当ることが抑制され、FPC400が保護される。また、台部212上面が半円柱状(かまぼこ状)になっているため、長孔213を通してFPC400を滑らかに引き回すことができる。なお、台部212の上面は、必ずしも半円柱状でなくても良く、少なくとも長孔213側の角部分が長孔213側に傾斜するように湾曲または面取りされていれば良い。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明は上記実施の形態に何ら制限されるものではなく、また、本発明の実施の形態も上記の他に種々の変更が可能である。
たとえば、上記の実施の形態では、FPC400側の孔403を角が丸められた長方形にしたが、突起206に圧入されるものであれば、孔403は他の形状であっても良い。たとえば、図10(a)のように、突起206に圧入される孔431を、円形の孔部431の両側に2つのスリット431bが延設される形状としても良い。また、図10(b)のように、突起206に圧入される孔432を、円形の孔部432aの周辺に2つの切込み432bを入れた形状としても良い。なお、切込みは2つに限らず、少なくとも一つの切込みが設けられれば良い。さらに、図10(a)のように、突起206に圧入される孔433を、角のある長方形としても良い。何れの場合も、孔431〜433の幅D2は、突起206の径D3よりも小さく、突起206の天面206aの径よりも小さく設定するのが望ましい。また、図10(a)、(b)において、スリット431bおよび切込み432bの数は、2つに限らず、1つまたは3つ以上でも良い。
また、上記実施の形態では、周縁部401aの復元力によってFPC400の端部401が仮止めされたが、図10(e)のように、突起206に括れ部分206cを設け、図10(d)のように、この括れ部分206cに周縁部401aが嵌り込むように構成してもよい。こうすると、FPC400の端部401が突起206から抜けにくくなり、仮止めを一層確実に行うことができる。なお、図10(e)のように括れ部分206cを設ける場合には、括れ部分206cを上方向にも傾斜させ、周縁部401aがある程度突起206から抜け易くするのが望ましい。こうすると、修理等の際に、FPC400を回路基板300から容易に取り外せるようになる。
また、上記の実施の形態では、突起206を円柱形状としたが、孔403に圧入されるものであれば、突起206は他の形状であっても良い。たとえば、図11(a)に示すように、突起206が四角柱形状であっても良く、あるいは、図11(b)に示すように、突起206が八角柱形状であっても良い。
また、FPC400を仮止めするための突起と孔は一対でなくとも良く、2対以上の突
起と孔によって、FPC400を仮止めしても良い。たとえば、図11(c)に示すように、突起206と孔403を、ハウジング200と端部401にそれぞれ2ずつ設け、それぞれの孔403を対応する突起206に圧入することにより、FPC400を仮止めしても良い。ただし、この場合は、2つの孔403を突起206に圧入する必要があるため、上記実施の形態に比べると、仮止めのための作業がやや煩雑になる。
また、上記実施の形態では、回路基板300の位置決めのための突起206がFPC400の仮止めのために共用されたが、別途、FPC400の仮止めのために突起を設けても良い。ただし、この場合は、別途突起が必要となるため、その分、構成が複雑になる。
また、上記実施の形態では、ボス209と突条211によって、FPC400の幅方向の位置ずれを規制したが、たとえば、壁と突起や、ボスと突起等、FPC400を幅方向に挟む他の構造によって、FPC400の幅方向の位置ずれを規制しても良い。また、FPC400の位置を規制するボス209は、モータ106dを取り付けるためのものであったが、他の部材を取り付けるためのものであっても良い。さらに、上記実施の形態では、ボス209によってハウジング200の裏面側に部材(モータ106d)が取りつけられたが、ハウジング200の上面側に部材を取り付けるためのボスを、FPC400の位置ずれを規制するために共用しても良い。
また、上記実施の形態では、回路基板300の装着位置の近傍に配置された一つの台部210によって、FPC400の端部401が、回路基板300の上面と平行かつ同じ高さとなるように持ち上げられたが、かかる作用を実現するための台部は、一つに限らず、複数設けても良い。さらに、回路基板300の装着位置と長孔213との距離が短い場合には、長孔213に沿って配置された台部212が、FPC400の端部401を回路基板300の上面と平行かつ同じ高さに持ち上げる作用を発揮するようにしても良い。
さらに、上記実施の形態では、光ピックアップ装置におけるFPCの取り付け構造に本発明が適用されたが、本発明は、光ピックアップ装置以外の装置におけるFPCの取り付け構造にも適用可能である。また、本発明は、FPCに限らず、FFC(Flexible Flat Cable)等、他のフレキシブル平面配線材を回路基板に取り付けるための取付構造にも適
用可能である。
本発明の実施の形態は、特許請求の範囲に示された技術的思想の範囲内において、適宜、種々の変更が可能である。
101 … 半導体レーザ
105 … コリメータレンズ
106 … レンズアクチュエータ
106d … モータ(電気部品)
108 … 対物レンズ
200 … ハウジング
206 … 突起
206a … 天面
206b … 傾斜面
209 … ボス(規制部、突部)
210 … 台部
211 … 突条(規制部)
212 … 台部
213 … 長孔
215 … ネジ穴
300 … 回路基板
304 … 孔(第2の孔)
305 … 電極(第1の電極)
400 … FPC(フレキシブル平面配線材)
401 … 端部
402 … 電極(第2の電極)
403 … 孔(第1の孔)

Claims (11)

  1. ハウジングに固定され、上面に第1の電極が設けられた回路基板と、
    フレキシブル平面配線材の端部に配置され、前記第1の電極に接続される第2の電極と、
    前記フレキシブル平面配線材の前記端部に設けられ、前記ハウジングから突出する突起が圧入される第1の孔と、を備え、
    前記第1の孔は、前記突起が圧入されるよう、前記突起よりも所定方向の幅が小さくなっており、前記第1の孔が前記突起に圧入されて前記フレキシブル平面配線材の前記端部が前記回路基板上に載置されると、前記第1の電極と前記第2の電極が互いに向き合うような位置に配置されている、
    ことを特徴とするフレキシブル平面配線材の取付構造。
  2. 請求項1に記載のフレキシブル平面配線材の取付構造において、
    前記回路基板に設けられ、前記突起が挿入される第2の孔をさらに備え、
    前記突起が前記第2の孔に挿入された後に、前記突起が前記第1の孔に圧入される、
    ことを特徴とするフレキシブル平面配線材の取付構造。
  3. 請求項2に記載のフレキシブル平面配線材の取付構造において、
    前記突起は、前記回路基板を位置決めするために前記ハウジングに配置され、
    前記突起が前記第2の孔に係合することにより、前記回路基板が前記ハウジングに対して位置決めされる、
    ことを特徴とするフレキシブル平面配線材の取付構造。
  4. 請求項1ないし3の何れか一項に記載のフレキシブル平面配線材の取付構造において、
    前記突起は、円柱形状を有し、
    前記ハウジングは、前記突起を中心とした前記フレキシブル平面配線材の回転を規制するための規制部を有する、
    ことを特徴とするフレキシブル平面配線材の取付構造。
  5. 請求項4に記載のフレキシブル平面配線材の取付構造において、
    前記規制部は、前記フレキシブル平面配線材を幅方向に挟む突部を有し、
    前記突部は、前記フレキシブル平面配線材の他端に接続される電気部品を前記ハウジングの裏面にネジ留めするためのボスである、
    ことを特徴とするフレキシブル平面配線材の取付構造。
  6. 請求項1ないし5の何れか一項に記載のフレキシブル平面配線材の取付構造において、
    前記ハウジングの上面に、前記フレキシブル平面配線材が載置され、前記フレキシブル平面配線材の高さを前記回路基板の高さに揃えるための台部が配されている、
    ことを特徴とするフレキシブル平面配線材の取付構造。
  7. 請求項1ないし6の何れか一項に記載のフレキシブル平面配線材の取付構造において、
    前記突起の天面の幅が前記第1の孔よりも小さくなるように、前記突起の端部に傾斜面が形成されている、
    ことを特徴とするフレキシブル平面配線材の取付構造。
  8. ハウジングに固定され、上面に第1の電極が設けられた回路基板と、
    フレキシブル平面配線材の端部に配置され、前記第1の電極に接続される第2の電極と、
    前記ハウジングに配置され、前記ハウジングに部品を設置するためのボスと、
    前記ハウジングに配置され、前記ボスに対向する突部と、を備え、
    前記ボスと前記突部の間隔が、前記フレキシブル平面配線材の幅に対応する間隔に設定され、
    前記フレキシブル平面配線材を前記ボスと前記突部との間に挿入して、前記端部が前記回路基板に載置されると、前記第1の電極と前記第2の電極が互いに向き合うように、前記フレキシブル平面配線材の平面方向の移動が規制される、
    ことを特徴とするフレキシブル平面配線材の取付構造。
  9. ハウジングの上面に固定され、上面に第1の電極が設けられた回路基板と、
    フレキシブル平面配線材の端部に配置され、前記第1の電極に接続される第2の電極と、
    前記ハウジングに設けられ、前記フレキシブル平面配線材が通されることにより、前記フレキシブル平面配線材を、前記ハウジングの裏面側に設置される電気部品へと導く長孔と、
    前記ハウジングの上面の、前記長孔から前記回路基板側に変位した位置に、前記長孔の長辺に沿うように設けられ、前記ハウジングの裏面側から前記長孔を通って前記回路基板へと向かう前記フレキシブル平面配線材を、前記長孔の前記回路基板側の角から離れるように持ち上げる台部と、を有する、
    ことを特徴とするフレキシブル平面配線材の取付構造。
  10. ハウジングの上面に固定され、上面に第1の電極が設けられた回路基板と、
    フレキシブル平面配線材の端部に配置され、前記第1の電極に接続される第2の電極と、
    前記ハウジングに設けられ、前記フレキシブル平面配線材が通されることにより、前記フレキシブル平面配線材を、前記ハウジングの裏面側に設置される電気部品へと導く長孔と、
    前記ハウジングの上面の、前記長孔から前記回路基板へと向かう径路上に設けられ、前記ハウジングの裏面側から前記長孔を通って前記回路基板へと向かう前記フレキシブル平面配線材の前記端部の高さを、前記ハウジングの上面に固定された前記回路基板の上面の高さに揃えるよう、前記フレキシブル平面配線材を持ち上げる台部と、を有する、
    ことを特徴とするフレキシブル平面配線材の取付構造。
  11. 請求項1ないし10の何れか一項に記載のフレキシブル平面配線材の取付構造と、
    レーザ光源と、
    前記レーザ光源から出射されたレーザ光をディスク上に収束させる対物レンズと、
    前記レーザ光源から出射されたレーザ光の収差を補正するためのレンズを光軸方向に駆動するためのレンズアクチュエータと、
    前記レンズアクチュエータを駆動するモータと、を備え、
    前記フレキシブル平面配線材の他端に前記モータが接続される、
    を有することを特徴とする光ピックアップ装置。
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