JP2015020610A - サンシェードの構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】サンシェードの格納状態で、巻取り装置の巻取り力により操作ハンドル及びフックを格納口周辺部の面に密接させ、操作ハンドル及びフックの車室内側への突出量を抑え、車両走行時の異音発生を防止し、使用状態から格納状態へ移行させる時の操作性を向上させることにある。
【解決手段】巻取り格納式のサンシェード3は、クロス7と巻取り装置8とを備え、クロス7の端縁部には、シャフト9がクロス7に対して軸心周りに回動可能に連結され、シャフト9には、クロス7を引き出す時に把持する操作ハンドル13と、クロス7を引き出した状態でホルダー6に係止するフック15が固定され、サンシェード3の格納状態において、操作ハンドル13とフック15とがシャフト9を挟んで互いに反対の方向に突出しつつ格納口11の周辺部に位置するトリム10の上面10aに当接して配置され、巻取り装置8の巻取り力Frにより操作ハンドル13及びフック15がトリム10の上面10aに押し付けられるように構成されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、サンシェードの構造に係り、特に車体後部に設けられる車両のバックウインドガラスを覆う巻取り格納式のサンシェードの構造に関する。
従来の車両の中には、車体後部に設けられるバックウインドのウインドガラスを覆う巻取り格納式のサンシェードを装備しているものがある(例えば、特許文献1参照)。このサンシェードは、バックウインドガラスから車室内に透過してくる太陽光やバックウインドガラスを介して外部から車室内が見られるような視線等を遮り、車室内の乗員に快適性をもたらすものとして設けられている。
このようなサンシェードは、使用しない時はトレイなどの内装部品の内部にロール状に巻取られて格納されており、使用する時は引き出し側端部に設けられたホルダーのハンドルを持ち、格納部から当該サンシェードを車両上方へ引き出すとともに、ホルダー内のロック爪を車室内の上部に配設されたフック部に引っ掛けることによって、ウインドガラスを覆った状態で保持される構造となっている。
特開2001−322426号公報
しかしながら、上述した従来のサンシェードの構造においては、サンシェードを引き出すハンドルが単純な突片状に形成され、操作性を考慮した形状となっておらず、操作時に様々な握り方が可能であるので、ハンドルの握り方によってはサンシェードを引き出す際にユーザーの乗員が無理な姿勢になり、肘や手首の関節が円滑に動かすことができないおそれがあった。そのため、従来のサンシェードの構造では、当該サンシェードを引き出す途中で、ハンドルの持ち替えや両手での作業等が必要となり、操作性が悪いという問題があった。
また、従来のサンシェードの構造においては、サンシェードの格納状態でハンドルが車室内側に大きく突出しているとともに、ハンドルの先端部が内装部品から間隔を空けて配置されているので、外観上の見栄えが良くなく、車両走行時における車体後部の上下方向の振動によりハンドルが内装部品に接触してたたくような異音を発生するおそれがあった。
さらに、サンシェードを使用状態から格納する際には、乗員が自ら格納状態の位置にハンドルを持っていき、サンシェードを格納する必要があり、操作が面倒であった。
本発明はこのような実状に鑑みてなされたものであって、その目的は、サンシェードの格納状態で、巻取り装置の巻取り力により操作ハンドル及びフックを格納口周辺部の面に密接させることが可能であり、操作ハンドル及びフックの車室内側への突出量を抑え、車両走行時の異音発生を防止するとともに、使用状態から格納状態へ移行させる時の操作性を向上させることが可能なサンシェードの構造を提供することにある。
上記従来技術の有する課題を解決するために、本発明は、車両のウインドガラスを覆う巻取り格納式のサンシェードの構造において、前記サンシェードは、使用状態において光を遮光するシート状部材と、前記シート状部材を巻取る巻取り装置とを備え、前記巻取り装置と反対側に位置する前記シート状部材の端縁部には、車両幅方向に延びるシャフトが前記シート状部材に対して軸心周りに回動可能に連結されている一方、前記シャフトには、前記シート状部材を引き出す時に把持する操作ハンドルと、前記シート状部材を引き出した状態で車体側の被係止部に係止するフックとがそれぞれ固定され、前記サンシェードの格納状態においては、前記操作ハンドルと前記フックとが前記シャフトを挟んで互いに反対の方向に突出しつつ格納口周辺部の面に当接して配置されているとともに、前記巻取り装置の巻取り力により前記操作ハンドル及び前記フックが前記格納口周辺部に押し付けられるように構成されている。
本発明において、前記シート状部材を前記巻取り装置から引き出し、前記フックを前記被係止部に係止させた状態では、前記フックが前記シート状部材に対して平行に延長した方向に沿って配置されている一方、前記操作ハンドルが前記シャフトに対して反対側に突出し、かつ前記シート状部材に沿って当接して配置されている。
また、本発明において、前記操作ハンドルは、前記シャフトの長手方向の中央部に設けられ、前記フックは、前記操作ハンドルを間に挟んで両側に設けられている。
さらに、本発明において、前記操作ハンドルの前記格納口周辺部の面への当接部には、弾性を有する材料が用いられている。
上述の如く、本発明に係るサンシェードの構造は、車両のウインドガラスを覆う巻取り格納式であって、前記サンシェードは、使用状態において光を遮光するシート状部材と、前記シート状部材を巻取る巻取り装置とを備え、前記巻取り装置と反対側に位置する前記シート状部材の端縁部には、車両幅方向に延びるシャフトが前記シート状部材に対して軸心周りに回動可能に連結されている一方、前記シャフトには、前記シート状部材を引き出す時に把持する操作ハンドルと、前記シート状部材を引き出した状態で車体側の被係止部に係止するフックとがそれぞれ固定され、前記サンシェードの格納状態においては、前記操作ハンドルと前記フックとが前記シャフトを挟んで互いに反対の方向に突出しつつ格納口周辺部の面に当接して配置されているとともに、前記巻取り装置の巻取り力により前記操作ハンドル及び前記フックが前記格納口周辺部に押し付けられるように構成されているので、格納した状態において、巻取り装置の巻取り力により操作ハンドル及びフックを格納口周辺部の面に隙間なく密接させることが可能となる。
したがって、本発明のサンシェードの構造によれば、操作ハンドル及びフックの車室内側への突出量を最小限に抑え、外観上の見栄えを良くし、乗員への圧迫感を軽減することができるとともに、車両走行による振動で操作ハンドルやフックがバタ付かず、異音の発生を確実に防止できる。また、乗員がサンシェードの格納位置を手で直したりすること無く、巻取り装置の巻取り力で自動的に意図した元の格納位置に常に戻すことが可能となり、格納操作の煩わしさを改善でき、サンシェードを使用状態から格納状態へ移行させる時の操作性の向上を図ることができる。
また、本発明において、前記シート状部材を前記巻取り装置から引き出し、前記フックを前記被係止部に係止させた状態では、前記フックが前記シート状部材に対して平行に延長した方向に沿って配置されている一方、前記操作ハンドルが前記シャフトに対して反対側に突出し、かつ前記シート状部材に沿って当接して配置されているので、サンシェードの使用状態においても、フックが車室内側へ突出したりせず、かつ操作ハンドルがぶら下がって動いたり、あるいはバタ付いたりすることが無くなり、シート状部材に沿って操作ハンドルを静止させることができ、フック及び操作ハンドルの車室内側への突出量を抑えることができるとともに、車両走行時の振動による異音の発生を防ぐことができる。
さらに、本発明において、前記操作ハンドルは、前記シャフトの長手方向の中央部に設けられ、前記フックは、前記操作ハンドルを間に挟んで両側に設けられているので、サンシェードの格納状態において、操作ハンドル及びフックを格納口周辺部の面に安定して当接させることができ、シャフトに変形などが生じるのを防ぎ、耐久性の向上を図ることができる。
そして、本発明において、前記操作ハンドルの前記格納口周辺部の面への当接部には、弾性を有する材料が用いられているので、サンシェードを使用状態から格納状態へ移行させる時の衝撃を緩和することができ、サンシェード、パーテーショントリム、操作ハンドル、キャップ、フック等の部品が破損することは無くなり、かつ異音の発生を防止することができる。
本発明の実施形態に係るサンシェードの構造が適用された車両の車体後部の車室内を示すものであって、サンシェードの使用状態を車両側方から見た一部断面図である。 本発明の実施形態に係るサンシェードを格納した状態を示す斜視図である。 図2におけるA−A線断面図である。 図2におけるB−B線断面図である。 本発明の実施形態に係るサンシェードの使用状態を車室内側から車両後方を見た正面図である。 本発明の実施形態に係るサンシェードを格納状態から引き出している途中を車両側方から見た一部断面図である。 本発明の実施形態に係るサンシェードの使用状態を車両側方から見た一部断面図である。
以下、本発明を図示の実施の形態に基づいて詳細に説明する。
図1〜図7は本発明の実施形態に係るサンシェードの構造を示すものである。
本発明の実施形態に係るサンシェードの構造が適用される自動車などの車両には、図1、図5及び図7に示すように、車体後部1に設けられるバックウインドのウインドガラス2の車室内R側を覆う巻取り格納式のサンシェード3が搭載されており、該サンシェード3は、ウインドガラス2から車室内Rに透過してくる太陽光やウインドガラス2を介して外部から車室内Rが見られるような視線等を遮り、車室内Rにおいてリヤシート4に着座した乗員50に快適性をもたらすものとして設けられている。
本実施形態のサンシェード3は、図2〜図4に示すように、使用しない時は格納ケース5内にロール状に巻取られて格納され、使用する時は格納ケース5から車室内Rの車両前方斜め上方へ引き出しながら車体側のフック固定部のホルダー6に引っ掛けることによって、ウインドガラス2の車室内R側を覆った状態で保持されるようになっている。このため、サンシェード3は、使用状態において光を遮光するシート状部材のクロス7と、該クロス7を巻取る巻取り装置(リトラクター)8とを備えており、該巻取り装置8と反対側に位置するクロス7の端縁部には、車両幅方向に延びるシャフト9がクロス7に対して軸心周りに回動可能に連結されている。
格納ケース5は、リヤシート4を構成するシートバック上部のヘッドレスト4aの車両後方側でほぼ全幅にわたって水平配置されるパーテーショントリム10の格納口11の下面側に設けられている。そのため、格納ケース5は、車両幅方向へ延在する長尺ケースであって、上部が開口した断面U字状に形成されており、前後上端に形成された断面コ字状のフランジ部5aを車両幅方向へ延びるスリット状の格納口11の前後縁部11aに嵌着させることにより、パーテーショントリム10に取付けられている。また、巻取り装置8は、格納ケース5の内部に設けられ、車両幅方向の左右両端位置に固定されており、巻取り装置8には、クロス7の基端部が矢印Fr(図1参照)で示す巻取り力で常時巻取り方向へ付勢された状態で取付けられ、ホルダー6に引っ掛けられたフック15をホルダー6から外し、操作ハンドル13から手を離すと、クロス7が巻取り力Frで巻取り装置8に巻取られて自動的に格納状態に戻るように構成されている。さらに、シャフト9の車両幅方向の左右両端には、該シャフト9の外径よりも大きな径のキャップ12が固定されており、シャフト9は、キャップ12を介して格納ケース5の上部に載置されている。
本実施形態のシャフト9の車両幅方向(長手方向)の中央部には、図2及び図3に示すように、クロス7を車両上方へ引き出す時に把持する操作ハンドル13がスクリュ14によって固定されており、操作ハンドル13の先端部13aは、車両前方側へ向かって延びている。また、この操作ハンドル13を間に挟んだ両側位置であって、シャフト9の車両幅方向の中間部には、図2、図4及び図5に示すように、サンシェード3の使用時にホルダー6の被係止部6aに引っ掛ける2つのフック15が、操作ハンドル13と同様、スクリュ16によって固定されており、これらフック15の先端フック部15aは、車両後方側へ向かって延びている。すなわち、操作ハンドル13とフック15とは、シャフト9を挟んで互いに反対の方向に突出しつつ格納口11の周辺部に位置するパーテーショントリム10の上面10aに当接して配置され、かつ巻取り装置8の巻取り力Frによりパーテーショントリム10の上面10aに押し付けられるように構成されている。
したがって、シャフト9がクロス7に対して軸心周りに回動可能に連結されている構成と相俟って、操作ハンドル13を回動操作すると、シャフト9を介してフック15が操作ハンドル13の動きに連動することになり、操作ハンドル13の操作によってフック15の向きや動きがコントロールされるようになっている。
操作ハンドル13は、図3及び図6に示すように、乗員50が握りやすい上に、クロス7の引き出し途中で持ち替えすることなく、片手で容易に操作することが可能な形状に形成され、かつシャフト9との固定強度を確保すべく車両幅方向に所定の幅を有し、クロス7が巻取り装置8に巻取られた格納状態で、巻取り装置8の巻取り力Frによりパーテーショントリム10の上面10aに隙間なく密接するように構成されている。
具体的には、操作ハンドル13の先端部13aは、シャフト9との固定部13bから車両前方に向かって上方へ丸みを持たせた円弧状に延出して形成されている。しかも、サンシェード3のクロス7が格納される状態においては、操作ハンドル13の円弧状の先端部13aの最先端縁部分13a1が格納口11の周辺部に位置するパーテーショントリム10の上面10aに当接して配置されている。そして、操作ハンドル13の先端部13aにおける円弧状部分13a2の内側と、格納口11の周辺部に位置するパーテーショントリム10の上面10aとの上下間であって、最先端縁部分13a1と固定部13bとの前後間には、乗員50の人指し指を差し込むことが可能な空間S1が形成されている。また、空間S1の車両前方側の先端部13aには、親指を添える傾斜部分13a3が形成されている。すなわち、操作ハンドル13の先端部13aは、最先端縁部分13a1、傾斜部分13a3、円弧状部分13a2及び内側の空間S1を有し、親指や人指し指に適合する特徴的な形状に形成されている。しかも、操作ハンドル13は、弾性を有する材料(例えば、PP等の軟質プラスチック材料)で形成されており、握った際にしっかり把持することが可能に構成され、かつ格納状態への移行時の衝撃を緩和することが可能に構成されている。
さらに、操作ハンドル13の先端部13aの最先端縁部分13a1は、断面球面形状に形成されており、サンシェード3の使用状態及び格納状態において、断面球面形状の最先端縁部分13a1が、パーテーショントリム10の上面10aやクロス7の当接面に対して滑らかに回動するように構成されている。これによって、操作ハンドル13の先端部13aの最先端縁部分13a1が、クロス7の面及び格納口11の周辺部に位置するパーテーショントリム10の上面10aにそれぞれ密接に当接されることになる。しかも、乗員50が操作ハンドル13を手で掴んだ時の手触り感が柔らかくなっている。
また、操作ハンドル13の先端部13aは、最先端縁部分13a1が中間部の円弧状部分13a2よりも板厚が厚く、かつ厚み方向へ膨出した形状に形成されている。このため、乗員50が人指し指を操作ハンドル13の円弧状部分13a2の内部に引っ掛けた時に、人指し指が膨出した最先端縁部分13a1に引っ掛かることとなり、操作ハンドル13をしっかりと掴まなくても、人指し指が操作ハンドル13から外れ難くなっている。
一方、クロス7を巻取り装置8から車両上方へ引き出してフック15の先端フック部15aを車体側のホルダー6の被係止部6aに係止させた状態では、図1及び図5〜図7に示すように、フック15はクロス7に対して平行に延長した方向に沿って配置されているとともに、操作ハンドル13はシャフト9を介してクロス7側へ向かって回動し、シャフト9に対して反対側に突出して配置され、かつ先端部13aの最先端縁部分13a1がクロス7の表面に当接して配置されるように構成されており、操作ハンドル13の円弧状部分13a2の内側とクロス7への当接面との間には、乗員50の人指し指51を差し込む空間S2が形成されている。そのため、サンシェード3の使用状態においても、フック15が車室内R側へ突出することは無い上、操作ハンドル13が車両走行中の振動などでぶら下がって前後左右に動いたり、あるいは上下に動いてバタ付いたりするということは起こらず、クロス7の表面に沿って操作ハンドル13が静止している。しかも、サンシェード3を使用状態から格納する時は、空間S2に人指し指を差し込むことによって、操作ハンドル13を操作することが可能となっている。
また、本実施形態のサンシェード3の構造において、車室内R側を覆う天井内装部品であるルーフライニング17の後端部には、図1及び図6に示すように、クロス7側のフック15と対応して2つの開口部17aが車両幅方向に間隔を空けて設けられており、ルーフパネル18に取付けたホルダー6の下部が開口部17aを介して車室内R側に位置するように構成されている。ホルダー6の下部は、下向きの断面略コ字状に形成されており、車両後方側の対向壁の下端には、フック15の先端フック部15aを引っ掛ける被係止部6aが車両前方側の対向壁へ向かって突出して設けられている。
次に、本発明の実施形態に係る構造のサンシェード3を使用する時の方法を説明する。まず、乗員50は操作ハンドル13を持ち、空間S1に人指し指を差し込むとともに、親指を傾斜部分13a3に添えて握る。次いで、図6に示すように、操作ハンドル13を車室内R側の車両前方斜め上方に引っ張り、格納ケース5内で巻取り装置8に巻取られているクロス7を格納口11から引き出す。そして、クロス7を引き出した状態で操作ハンドル13を操作し、2つのフック15をそれぞれルーフライニング17に設けたホルダー6の位置に合わせて、先端フック部15aを被係止部6aに引っ掛ければ、クロス7がウインドガラス2の車室内R側を覆った状態でサンシェード3が保持されることになる(図1、図5及び図7参照)。なお、フック15の先端フック部15aをホルダー6の被係止部6aに位置合わせして引っ掛ける時には、乗員50の肘及び手首を自由に回動させることが可能である。
また、サンシェード3を使用状態から格納する時は、空間S2に人指し指を差し込んで操作ハンドル13を引き上げるように操作し、ホルダー6の被係止部6aからフック15の先端フック部15aを外す。しかる後、操作ハンドル13から手を離すと、クロス7が巻取り力Frにより巻取り装置8に巻取られ、操作ハンドル13及びフック15が図6及び図7中の矢印M方向へ動き、操作ハンドル13及びフック15がパーテーショントリム10の上面10aに接触して、サンシェード3は、自動的に元の格納状態の位置に戻ることになる(図2〜図4参照)。
このように、本発明の実施形態に係るサンシェード3の構造は、光を遮光するクロス7と、クロス7を巻取る巻取り装置8とを備え、巻取り装置8が、パーテーショントリム10の格納口11の下面側に配置された格納ケース5内に設けられ、巻取り装置8と反対側に位置するクロス7の端縁部には、車両幅方向に延びるシャフト9がクロス7に対して軸心周りに回動可能に連結され、シャフト9には、クロス7を引き出す時に把持する操作ハンドル13と、クロス7を引き出した状態でホルダー6の被係止部6aに係止するフック15とがスクリュ14,16でそれぞれ固定され、サンシェード3の格納状態において、操作ハンドル13とフック15とがシャフト9を挟んで互いに反対の方向に突出しつつ格納口11の周辺部に位置するパーテーショントリム10の上面10aに当接して配置され、巻取り装置8の巻取り力Frにより操作ハンドル13及びフック15がパーテーショントリム10の上面10aに押し付けられるように構成されているので、格納した状態において、巻取り装置8の巻取り力Frにより操作ハンドル13及びフック15を格納口11の周辺部の面に隙間なく密接させることができる。
したがって、本発明のサンシェード3の構造によれば、操作ハンドル13及びフック15の車室内R側への突出量を最小限に抑え、外観上の見栄えを良くし、乗員50への圧迫感を軽減することができるとともに、車両走行による振動で操作ハンドル13やフック15がバタ付かず、異音の発生を確実に防止できる。また、乗員50がサンシェード3の格納位置を手で直したりすること無く、巻取り装置8の巻取り力Frで自動的に元の格納位置に戻すことが可能となり、サンシェードを使用状態から格納状態へ移行させる時の操作性の向上を図ることができる。さらに、操作ハンドル13は、乗員50の人指し指を差し込む空間S1を有しているので、操作ハンドル13を持ち替えることなく片手で容易に操作することが可能となり、その結果、サンシェード3の使用時にクロス7を簡単に引き出すことができる。
以上、本発明の実施の形態につき述べたが、本発明は既述の実施の形態に限定されるものではなく、本発明の技術的思想に基づいて各種の変形及び変更が可能である。
例えば、既述の実施の形態に係るサンシェード3の構造は、荷室の目隠しであるトノカバー等のように、引き出して使用するシート状部材に適用することも可能である。
1 車体後部
2 バックウインドのウインドガラス
3 サンシェード
4 リヤシート
5 格納ケース
5a フランジ部
6 ホルダー
6a 被係止部
7 クロス(シート状部材)
8 巻取り装置
9 シャフト
10 パーテーショントリム
10a 上面
11 格納口
11a 前後縁部
12 キャップ
13 操作ハンドル
13a 先端部
13a1 最先端縁部分
13a2 円弧状部分
13a3 傾斜部分
13b 固定部
14 スクリュ
15 フック
15a 先端フック部
16 スクリュ
17 ルーフライニング
17a 開口部
18 ルーフパネル
50 乗員
Fr 巻取り力
R 車室内
S1,S2 空間

Claims (4)

  1. 車両のウインドガラスを覆う巻取り格納式のサンシェードの構造において、
    前記サンシェードは、使用状態において光を遮光するシート状部材と、前記シート状部材を巻取る巻取り装置とを備え、前記巻取り装置と反対側に位置する前記シート状部材の端縁部には、車両幅方向に延びるシャフトが前記シート状部材に対して軸心周りに回動可能に連結されている一方、
    前記シャフトには、前記シート状部材を引き出す時に把持する操作ハンドルと、前記シート状部材を引き出した状態で車体側の被係止部に係止するフックとがそれぞれ固定され、
    前記サンシェードの格納状態においては、前記操作ハンドルと前記フックとが前記シャフトを挟んで互いに反対の方向に突出しつつ格納口周辺部の面に当接して配置されているとともに、前記巻取り装置の巻取り力により前記操作ハンドル及び前記フックが前記格納口周辺部に押し付けられるように構成されていることを特徴とするサンシェードの構造。
  2. 前記シート状部材を前記巻取り装置から引き出し、前記フックを前記被係止部に係止させた状態では、前記フックが前記シート状部材に対して平行に延長した方向に沿って配置されている一方、前記操作ハンドルが前記シャフトに対して反対側に突出し、かつ前記シート状部材に沿って当接して配置されていることを特徴とする請求項1に記載のサンシェードの構造。
  3. 前記操作ハンドルは、前記シャフトの長手方向の中央部に設けられ、前記フックは、前記操作ハンドルを間に挟んで両側に設けられていることを特徴とする請求項1または2に記載のサンシェードの構造。
  4. 前記操作ハンドルの前記格納口周辺部の面への当接部には、弾性を有する材料が用いられていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のサンシェードの構造。
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