JP2015020548A - センサー付きプロテクター - Google Patents

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Abstract

【課題】結線部を、型成形材料流れ込み防止用インサートに対して接着剤のみに頼ることなく簡易に固定する。【解決手段】スライドドア1に取付けられ、中空部12に設けられた2本の芯線31,32が接触することで異物の存在を検知するもので、端末部分では引き出された芯線31,32が、抵抗器39の足39a,39bに電気的に接続されるとともに、空間部33をインサート50で塞いだ状態で型成形されてなるもので、インサート50の他端側に、芯線31,32と抵抗器39の足39a,39bを重ね合わされた状態で下半部が納められる溝部53a,53bが形成された支持体52Aと、支持体52Aを覆う構造で支持体52Aに納められた芯線31,32と足39a,39bの重ね合わせ部分M2の上半部に当接して支持体52Aとの間で重ね合わせ部分M2を挟み込んで固定する押付部54が設けられた蓋体52Bを備える。【選択図】図2

Description

本発明は、ワゴン車やワンボックスカーなどのように車体の前後に移動するスライドドアやバックドア等のドアやサンルーフなどのように、車体の開口部を開閉する開閉物と、開口部との間に指等の異物が挟み込まれると対応する信号を出力して異物の存在を検知するセンサーが組込まれたセンサー付きプロテクターに関する。
図7に示すように、ワゴン車などのようにスライドドア1(あるいはバックドア)によって車体の開口部を開閉する自動車や、図8に示すように、サンルーフ2によって車体の開口部を開閉する自動車においては、センサー付きプロテクター10,20が取付けられている。
例えば、スライドドア1の前端面には、車体前側に向けて突設され、図9に示すような、上下に延びるセンサー付きプロテクター10が取付けられている。
センサー付きプロテクター10は、図10及び図11に示すように、スライドドア1の前端面に取付けられる、車内側壁11a,車外側壁11b及び連結壁11cからなる断面略U字状の取付基部11とそれに一体成形された中空部12を備え、中空部12には、スライドドア1とボディ側開口部(フロントドア(サイドドア)の場合もある)との間に人体の一部(指や手足)などの異物が挟まった場合にその挟み込みを検知して対応する電気信号を出力するセンサー(感圧センサー)Sが取付けられている(例えば、特許文献1,特許文献2,特許文献3参照)。
なお、センサー付きプロテクター10の下部では、取付基部11の車内側壁11a側に断面C字形状のチャンネル部13が一体成形されていて、感圧センサーSに接続されるワイヤーハーネスWを保持している。また、取付基部11の内側には複数の保持リップ14,14が設けられ、また取付基部11には剛性をアップさせるために断面略U字形状の芯材15が埋設されている。さらに取付基部11の車外側壁11bには装飾用リップ16が設けられている。
センサー(感圧センサー)Sは、上下方向(長手方向)に延びる2本の芯線(電極線)31,32が、空間部33を介して設けられた導電性のゴム様弾性体34,35に埋設されるようにして中空部12内に固定されてなるもので、スライドドア1の閉時にスライドドア1とボディ側開口部との間に異物が挟み込まれると中空部12が部分的に押圧されて潰れ、ゴム様弾性体34,35が接触して2本の芯線31,32が短絡するようになっている。そして、この電気信号の変化が、センサー付きプロテクター10の下側端末部分で2本の芯線31,32に結線されたリード線36に接続された制御装置40に伝えられることによって異物の存在が検知される。なおリード線36は絶縁体で被覆された状態でワイヤーハーネスWで束ねられているが、先端は被覆部37からむき出した裸線となっている。
センサー付きプロテクター10の下側端末部分では、図12に示すように、長手方向(図12では左方向)に引き出された2本の芯線31,32に対して、リード線36が重ね合わされ抵抗溶接やハンダ付によって結線される(図12(b))とともに、端部では空間部33が露出しているのでインサート25で塞いた後(図12(c))、図13に示すように、型成形することによって結線部M,インサート25及びワイヤーハーネスWの一部を型成形内部に埋めて露出しないようにしている。インサート25で空間部33を塞ぐのは、型成形時に型成形材料が空間部33に流れ込みセンサー機能が損なわれることを防止するためである。
また、センサー付きプロテクター10の上側端末部分でも、図14に示すように、長手方向(図14では右方向)に引き出された2本の芯線31,32に対して、抵抗器39の足が重ね合わされ抵抗溶接やハンダ付によって結線されるとともに、インサート26で空間部33を塞いた後、型成形することによって結線部M,インサート26及び抵抗器39を型成形内部に埋めて露出しないようにしている。
なお、図13及び図14では型成形の部位を点線で示した。
特開2010−15696号公報 特許第3291233号公報 特開2005−114395号公報
しかしながら、結線部Mや抵抗器39は型成形内部に埋められる際に射出成形圧の影響を受けるため、型成形部から露出しないように、または線が破損しないようにセンサー付きプロテクター10の下側端末部分では結線部M及びリード線36をインサート25の表面に接着剤で強固に固定して位置決めする必要があり、また、センサー付きプロテクター10の上側端末部分でも結線部M及び抵抗器39をインサート26の表面に接着剤で強固に固定して位置決めする必要があった。
このため接着工程が新たに必要になるとともに接着剤の使用が多くなると接着不良の原因になるという不具合があった。また、接着剤の使用にはバラツキが生じ易く、結線部Mや抵抗器39を安定した状態で固定することが難しい。さらに接着剤による固定では、一旦取付けられると補修や交換などの際に容易に取り外すことはできないといった問題がある。
また、2本の芯線31,32とリード線36との結線作業や、同じく2本の芯線31,32と抵抗器39の足との結線作業にバラツキが生じた場合、リード線36や抵抗器39の足が端末部の表面から飛び出すといった問題もある。
一方、特許文献1には、端末部を型成形する際に樹脂が中空部に入り込まないようにエンドキャップを挿入するものが記載されていて、特に接着剤を使用するものではないが、型成形の際に結線部を固定する点については記載されていない。
また、特許文献2には、コードの接続部をかしめ固定できる金属片を使用するものが記載されているが溶接により固着されるので手間がかかり構造も複雑であるのに加え、インサートを含め、型成形の際に型成形材料が中空部に流れ込むことを防止する点については記載されていない。
さらに、特許文献3には、自動化しやすい工程により簡便に端末部を成型する方法が記載されているが、一回で型成形するものではなく複数回に分けて成形するものである。
そこで、本発明の目的とするところは、結線部を、型成形材料流れ込み防止用インサートに対して接着剤のみに頼ることなく簡易に固定しうるセンサー付きプロテクターを提供することにある。
上記の目的を達成するために、本発明のセンサー付きプロテクターは、自動車のドア(1)やサンルーフ(2)などのように、車体の開口部を開閉する開閉物の周縁や、前記開口部の周縁に取付けられる取付基部(11)と、その取付基部(11)に一体成形され、2本の芯線(31,32)が空間部(33)を介して設けられた中空部(12)を備え、前記開閉物の閉時に前記開閉物と前記開口部との間に挟み込まれた異物により前記中空部(12)が押圧されて潰れると、それに対応した電気信号の変化によって前記異物の存在を検知し、端末部分では長手方向に引き出された前記芯線(31,32)が、制御装置(40)又は電気部品に接続されたリード線(36,39a,39b)に電気的に接続されるとともに、前記空間部(33)を塞ぐように、非導電材で形成されたインサート(50)の一端側が圧入された状態で型成形されてなるセンサー付きプロテクター(10)であって、
前記インサート(50)は、その他端側に、前記芯線(31,32)の先端と前記リード線(36,39a,39b)の先端を重ね合わされた状態で納められる溝部(53a,53b)が形成された支持体(52A)と、前記支持体(52A)を覆う構造で、しかも前記支持体(52A)に納められた前記芯線(31,32)の先端と前記リード線(36,39a,39b)の先端の重ね合わせ部分(M2)に当接して前記支持体(52A)との間で前記重ね合わせ部分(M2)を挟み込んで固定する押付部(54)が設けられた蓋体(52B)を備えることを特徴とする。
なお、ここで、「電気信号の変化」には、2本の芯線が短絡することによる変化や、静電容量の変化が含まれる。
また本発明は、前記蓋体(52B)は、ヒンジ(57)を介して前記支持体(52A)に開閉自在に取付けられるとともに、前記蓋体(52B)と相対向する前記支持体(52A)の部位には、閉鎖状態を保持する係止機構(55,56)が設けられていることを特徴とする。
また本発明は、前記リード線(39a,39b)は、抵抗器(39)の足であることを特徴とする。
なお、括弧内の記号は、図面および後述する発明を実施するための形態に記載された対応要素または対応事項を示す。
本発明のセンサー付きプロテクターによれば、端末部分を型成形するときには、非導電材からなるインサートの他端側は、支持体とそれを覆う蓋体を備え、支持体に形成された溝部に芯線の先端とリード線の先端を重ね合わせた状態で納められた後、蓋体で支持体を覆うと蓋体に設けられた押付部によって重ね合わせ部分が支持体との間に挟み込まれ、これにより重ね合わせ部分が固定されるので、芯線の先端とリード線の先端同士を直接結線しなくても両者は電気的に接続される。
すなわち、芯線の先端とリード線の先端同士は蓋体の閉時に押圧部を利用した押圧接触によって電気的に接続されるので、従来例で示したように特に接着剤を使用することはなくまた抵抗溶接やハンダ付による結線も不要である。しかも重ね合わせ部分は押圧部の押圧力によってその位置で強固に保持されるので安定した状態で型成形することができる。
これにより、型成形時に芯線の先端とリード線の先端同士を重ね合わせた部分が、射出成形圧の影響を受けて型成形部から露出したり、線が破損することが防止される。
また、接着剤を使用することがないのに加え、抵抗溶接やハンダ付による結線も不要であるので、余分な工程が不要で接着不良となることもなく、一旦取付けられた後でも補修や交換などの際には支持体に対して蓋体を開放するだけで容易に取外すことができる。また芯線の先端とリード線の先端同士を重ね合わせた部分は蓋体で覆われ露出することはないので外観上見栄えを特に害することもない。
また、蓋体は、ヒンジを介して支持体に開閉自在に取付けられるとともに、蓋体と相対向する支持体の部位には、閉鎖状態を保持する係止機構が設けられているので、構造が極めて簡易でありワンタッチで芯線の先端とリード線の先端同士の重ね合わせ部分を電気的に接続することができ、しかもその状態を保持することができる。
本発明の実施形態に係るセンサー付きプロテクター上側端末部分の要部を示す斜視図である。 図1に示すセンサー付きプロテクターの蓋体を支持体に対して開放した状態(開いた状態)を示す斜視図である。 図2に示すセンサー付きプロテクターの蓋体に押圧部を取付ける状態を示す斜視図である。 図1に示すセンサー付きプロテクターの蓋体を支持体に対して閉鎖した状態(閉じた状態)を示す斜視図である。 図4のC−C線拡大断面図である。 本発明の実施形態に係るセンサー付きプロテクター下側端末部分の要部を示す斜視図である。 スライドドアによって開閉する自動車の側面図である。 サンルーフが設けられた自動車の斜視図である。 図7に示すセンサー付きプロテクターを示す側面図である。 図9のA−A線拡大断面図である。 図9のB−B線拡大断面図である。 従来例に係るセンサー付きプロテクター下側端末部分の型成形前の工程を順に示す斜視図である。 従来例に係るセンサー付きプロテクター下側端末部分の型成形後の構成概要を示す斜視図である。 従来例に係るセンサー付きプロテクター上側端末部分の型成形後の構成概要を示す斜視図である。
図面を参照して、本発明の実施形態に係るセンサー付きプロテクターについて説明する。
本発明の実施形態に係るセンサー付きプロテクター10は、図7で示したようなスライドドア1によって車体の開口部を開閉する自動車におけるそのスライドドア1の前端面に車体前側に向けて突出するように取付けられ、スライドドア1とボディ側開口部(フロントドア(サイドドア)の場合もある)との間に人体の一部(指や手足)などの異物が挟まった場合にその挟み込みを検知して対応する電気信号を出力するセンサー(感圧センサー)Sが取付けられたものであり、図9乃至図11で示した部分では、従来例で示したものと同一の構成であるが、インサート50の構成が従来例で示したインサート25とは相違するとともに、図1乃至図5に示すように、芯線(電極線)31,32と抵抗器39の足39a,39bとを電気的に接続する部分の構造が相違するものであり、又は図6に示すように、芯線(電極線)31,32と電気信号の変化から異物存在の判定を行う制御装置40に接続されたリード線36とを電気的に接続する部分の構造が相違するものである。従来例と同一部分には同一符号を付した。なお、ここで、「電気信号の変化」には、2本の芯線31,32が短絡することによる変化や、静電容量の変化が含まれる。
このセンサー付きプロテクター10は、スライドドア21に形成されたフランジ(図示しない)に直接、取付けられる取付基部11と、その取付基部11に一体成形され、スライドドア1の閉時にスライドドア1の前端面とその前端面が対向するボディ側開口部との間に指等の異物があるとその異物に弾接する中空部12と、その中空部12に組み込まれ異物を検知して対応する電気信号を出力するセンサー(感圧センサー)Sを備え、センサー(感圧センサー)Sは、上下方向(長手方向)に延びる2本の芯線(電極線(撚り線も含まれる))31,32が、空間部33を介して設けられた導電性のゴム様弾性体34,35に埋設されるようにして中空部12内に固定されてなる。
そして、センサー付きプロテクター10の上側端末部分では、図1に示すようにインサート50によって上側端末部分において開口した中空部12の空間部33が塞がれる。
インサート50は、例えば、ポリプロピレン,ポリエチレン,ポリエチレン・テレフタレート,ナイロン,6ナイロン、6−6ナイロン,各種熱可塑性エラストマー(TPE),TPEの内でもオレフィン系のTPOやスチレン系のTPSといった非導電材からなるもので、一端側に設けられた板状の挿入部51と、他端側に設けられた断面略楕円状の突出部52で構成されている。特に限定されるわけではないが、ここでは、挿入部51と突出部52の長手方向の長さは略同一である。
挿入部51は、中空部12の空間部33に圧入されるように空間部33とほぼ同じ又は少し大きな断面形状により、空間部33を隙間なく塞ぐことで、その後の型成形時に型成形材料が空間部33に流れ込みセンサー機能が損なわれることを防止している。
また、突出部52は、芯線31,32の端部と抵抗器39の足39a,39bの端部を受ける支持体52Aと、その支持部52Aを覆う蓋体52Bから構成されている。
支持体52Aには、図2に示すように、芯線31,32の先端と抵抗器29の足39a,39b(リード線を構成)の先端を重ね合わされた状態で下半部が納められる二つの溝部53a,53bが形成されている。溝部53a,53bは、断面略コ字形状で支持体52Aに対して長手方向に縦断するように挿入部51側の端部から逆側の端部まで、互いに離間した位置で延びている。
溝部53a,53bの溝幅は、ここでは、芯線31,32の径及び抵抗器39の足39a,39bの径よりも広くしてあり、両者を上下に重ね合わせた状態(図5では、抵抗器39の足39a,39bを下側(溝部53a,53bの底側)とし芯線31,32を上側にしている)では特に力を加える必要はなく溝部53a,53bに容易に入れることができるようにしている。溝部53aには、芯線31と抵抗器39の足39aの先端同士が重ね合わされた状態で納められ、溝部53bには、芯線32と抵抗器39の足39bの先端同士が重ね合わされた状態で納められている。また、溝部53a,53bの溝幅は、蓋体52Bで支持部52Aが覆われたとき(蓋体52Bの閉鎖時)に重ね合わせ部分M2が押し潰され溝部53a,53bの内側壁に押圧されて固定される程度に設定されている。
なお、抵抗器39の本体部は、突出部52の端部(ここでは、支持体52Aの端部)に配置しているが、ここに、抵抗器39の本体部を受ける凹部を設けてより安定して保持するようにしてもよい。
蓋体52Bは、ヒンジ57を介して支持体52Aに対して開閉自在に取付けられ、略中央には押付部54が蓋体52Bを横断するように設けられている。
押付部54は、略直方体状で、図2,図3に示すように、蓋体52Bに形成された貫通しない穴58に蓋体52Bの表面に対して面一(又は押付部54の方が低くなるように少し引っ込んでいてもよい)の状態で嵌め込まれている。そして、押付部54が局所的に、蓋体52Bの閉鎖時に支持体52Aに納められた芯線31,32の先端と抵抗器39の足39a,39bの先端の重ね合わせ部分M2の上半部に当接して支持体52Aとの間で重ね合わせ部分M2を挟み込んで固定するようにしている。
また、押付部54は可撓性かつ非導電材からなるものでここではインサート50と同様の材質にしているが、蓋体52Bの閉鎖時に芯線31,32と抵抗器39の足39a,39bの重ね合わせ部分M2に当接して支持体52Aとの間で重ね合わせ部分M2を挟み込んで固定できるものであればよい。
また、蓋体52Bのヒンジ57側とは逆側の側面とその側面が相対向する支持体52Aの部位には、蓋体52Bの閉鎖状態を保持する係止機構55,56が設けられている。係止機構55,56は、蓋体52Bのヒンジ57側とは逆側の側面に形成された係止凸部55と、蓋体52Bのヒンジ57側とは逆側の側面が相対向する支持体52Aの部位に形成され、蓋体52B側の係止凸部55に嵌合する係止凹部56からなる。なお、係止機構としては、蓋体52B側に係止凹部を形成して支持体52A側に係止凸部を形成するなど種々の態様が考えられ、支持体52Aに対する蓋体52Bの閉鎖時にその閉鎖状態を保持するものであればよい。また、係止機構はヒンジ57側とは逆側の側面に設けられるのではなく、支持体52Aと蓋体52Bの合わさる面であればどの位置に設けられてもよい。
さらに支持体52A側には、蓋体52Bの閉鎖時に蓋体52Bに形成された穴58に嵌め込まれる二つのT1,T2が設けられている。これにより支持体52Aと蓋体52Bが適切な位置で合わせられる。
また、蓋体52B側には、押付部54が設けられた部分を除いて、蓋体52Bの閉鎖時に溝部53a,53bに相対向する位置に溝部53a,53bと同様に断面略コ字形状の溝部59a,59bが形成されていて、蓋体52Bの閉鎖時に芯線31,32と抵抗器29の足39a,39bの上半部を覆っている。
このように突出部52側が支持体52Aと蓋体52Bで構成され、芯線31,32の先端と抵抗器39の足39a,39bの先端の重ね合わせ部分M2を挟み込んで固定したインサート50の挿入部51を、上端端末部分において開口した中空部12の空間部33に圧入することで開口した部位は塞がれる。
その後、センサー付きプロテクター10の上側端末部分は型成形され、インサート50及び抵抗器39が型成形内部に埋められ露出しないようにされる(図13に示したインサート25にかえて支持体52Aに対して開閉自在に取付けられた蓋体52Bを閉鎖して芯線31,32と抵抗器39の足39a,39bの重ね合わせ部分M2を挟み込んで固定するインサート50を使用したもの)。
なおインサート50の材質と型成形材料の材質を、共に類似な可撓性のある硬度にすることができる。これによるとインサート50と型成形部とに一体感ができ、センサー付きプロテクター10の取扱いを容易にすることができる。硬度は軟質のJISA20〜90の範囲が好ましく、より好ましくはJISA40〜90である。JISA40未満だと型成形部の機能(例えば車体への組付け性)に不安があり、JISA20未満では機能が不十分となる。また外部から内部電気部品や配線へ水が浸入するのを防止するために、インサート50が異なる別の樹脂材料(例えば接着剤)で包まれることもあるが、この別の樹脂材料も型成形材料と同程度又は、これより軟らかい(低硬度)であれば、前記した一体感を阻害しない。
またインサート50の材質と型成形材料の材質を相溶性のある材質にすることもできる。この場合もインサート50と型成形部とに一体感ができ、センサー付きプロテクター10の取扱いを容易にすることができる。さらに、水の浸入の更なる防止を目的に異なる別の樹脂材料(接着剤)でインサート50を包む必要があったとしても、インサート50の材質と型成形材料の材質に相溶性があれば、両者と良好に接着する接着剤の選定が容易である。また、両者が融着する程度に同質であると接着剤などを使用せずともインサート50が型成形時に密着することができるため、接着剤を使わずとも外部からの水の内部電気部品や配線への侵入を防止することができる。なお相溶性があるとは、狭義には両者が融着する程度に同質のものであることを意味し、例えば、一方の材質がTPOである場合は、ポリプロピレン,ポリエチレン,TPO、又はオレフィン系樹脂を含有する各種TPEであればよい。オレフィン系樹脂を含有する各種TPEとしてはスチレン系熱可塑性エラストマー(TPS)があげられる。また一方の材質がTPSである場合は、これにオレフィン系樹脂が含有されていれば前記したTPOに対すると同様な材質を、相溶性があって、特に融着する程度に同質として選択できる。
このようなセンサー付きプロテクター10によれば、端末部分を型成形するときには、非導電材からなるインサート50の他端側となる突出部52は、支持体52Aとそれを覆う蓋体52Bを備え、支持体52Aに形成された溝部53a,53bに芯線31,32の先端と抵抗器39の足39a,39bの先端を重ね合わせた状態で下半部が納められた後、蓋体52Bで支持体52Aを覆うと蓋体52Bに設けられた押付部54によって重ね合わせ部分M2が支持体52Aとの間に挟み込まれ、これにより重ね合わせ部分M2が固定されるので、芯線31,32の先端と抵抗器39の足39a,39bの先端同士を直接結線しなくても両者は電気的に接続される。
すなわち、芯線31,32の先端と抵抗器39の足39a,39bの先端同士は蓋体52Bの閉時に押圧部54を利用した押圧接触によって電気的に接続されるので、従来例で示したように特に接着剤を使用することはなく、また抵抗溶接やハンダ付による直接の結線も不要である。しかも重ね合わせ部分M2は押圧部54の押圧力によってその位置で強固に保持されるので安定した状態で型成形することができる。
これにより、型成形時に芯線31,32の先端と抵抗器39の足39a,39bの先端同士を重ね合わせた部分M2が、射出成形圧の影響を受けて型成形部から露出したり、線が破損することが防止される。
また、接着剤を使用することがないのに加え、抵抗溶接やハンダ付による結線も不要であるので、余分な工程が不要で接着不良となることもなく、一旦取付けられた後でも補修や交換などの際には支持体52Aに対して蓋体52Bを開放するだけで容易に取外すことができる。また芯線31,32の先端と抵抗器39の足39a,39bの先端同士を重ね合わせた部分M2は蓋体52Bで覆われ露出することはないので外観上見栄えを特に害することもない。
また、蓋体52Bは、ヒンジ57を介して支持体52Aに開閉自在に取付けられるとともに、蓋体52Bのヒンジ57側とは逆側の側面とその側面が相対向する支持体52Aの部位には、閉鎖状態を保持する係止凸部55と係止凹部56からなる係止機構が設けられているので、構造が極めて簡易でありワンタッチで芯線31,32の先端と抵抗器39の足39a,39bの先端同士を重ね合わせた部分M2を電気的に接続することができ、しかもその状態を保持することができる。
なお、本発明の実施形態では、センサー付きプロテクター10の上側端末部分において開口した中空部12の空間部33にインサート50の挿入部51を圧入して塞ぐものについて説明したが、図6に示すように、センサー付きプロテクター10の下側端末部分において開口した中空部12の空間部33にインサート50の挿入部51を圧入して塞ぐものについても適用可能である。
このとき蓋体52Bを閉鎖して支持体52Aを覆ったときに蓋体52Bに設けられた押付部54を利用して挟み込まれ固定される重ね合わせ部分M2は、芯線31,32の先端と制御装置40に接続されたリード線36の先端同士であり、特に接着剤を使用することはなく、また抵抗溶接やハンダ付による直接の結線も不要な状態で電気的に接続されるとともにその状態が強固に保持される。
また、本発明の実施形態では、溝部53a,53bを断面略コ字形状にするとともに溝幅を芯線31,32の径及びリード線(抵抗器39の足39a,39b,リード線36)の径よりも広くしたが、溝部53a,53bの断面形状や溝幅は種々の態様で設定することができる。例えば、溝部53a,53bの溝幅を芯線31,32の径及びリード線(抵抗器39の足39a,39b,リード線36)の径よりも狭くして重ね合わせ部分M2を嵌め込むようにしたり、また溝部53a,53bの断面形状を、重ね合わせ部分M2が一旦嵌め込まれた後には溝部53a,53bから外れないように開口部側を狭くするようにすることもできる。
また、突出部52の蓋体52Bについては、ヒンジ57を介して支持体52Aに対して開閉自在に取付けるようにしたが、支持体52Aに対して上下に完全に分割するようにして蓋体52Bの閉鎖時に蓋体52Bと支持体52Aを互いに係止させて閉鎖状態を保持するようにしてもよい。
また、蓋体52Bに対して別体の押付部54を取付けたが押付部54に相当する部分を一体的に形成した蓋体52Bとすることもできる。つまり、本実施形態では、重ね合わせ部分M2の挟み込み量が調整できるように押付け部54を蓋体52Bとは別体にしている。しかし、別体の押付け部54が不要になるように支持体52A又は蓋体52Bの構造を工夫することができる。例えば、支持体52A又は蓋体52Bの溝部(53a、53b、59a、59b)の溝深さを調整すれば、蓋体52Bを支持体52Aへ重ね合わせた際に芯線31,32の先端と抵抗器39の足39a,39bの先端の重ね合わせ部分M2が押圧されて挟み込まれ固定されるようにできる。この場合、重ね合わせ部分M2は配置される付近で支持体52Aの溝部53a、53b、及び/又は蓋体52Bの溝部59a、59bの溝深さを浅くしておけば、蓋体52Bを支持体52Aへ重ね合わせた際に重ね合わせ部分M2を集中的に押圧して挟み込むことができる。
なお、本発明の実施形態では、スライドドア1が前後方向に移動する自動車において、スライドドア1側にセンサー付きプロテクター10を取付けたものを例にして説明したが、ボディ側開口部にセンサー付きプロテクター10を取付け、スライドドア1との間の異物を検知するようにしてよい。
また、センサー付きプロテクター10をバックドアやサンルーフ2(図8)に適用することもできる。
1 スライドドア
2 サンルーフ
10 センサー付きプロテクター
11 取付基部
11a 車内側壁
11b 車外側壁
11c 連結壁
12 中空部
13 チャンネル部
14 保持リップ
15 芯材
16 装飾用リップ
20 センサー付きプロテクター
25 インサート
31,32 芯線
33 空間部
34,35 ゴム様弾性体
36 リード線
37 被覆部
39 抵抗器
39a,39b 抵抗器の足
40 制御装置
50 インサート
50a 嵌合部
51 挿入部
52 突出部
52A 支持体
52B 蓋体
53a,53b 溝部
54 押圧部
55 係止凸部(係止機構)
56 係止凹部(係止機構)
57 ヒンジ
58 穴
59a,59b 溝部
60 インサート
61 挿入部
62 突出部
63,64 リップ部
65 凹部
M 結線部
M2 重ね合わせ部分
S センサー(感圧センサー)
T1,T2 突起
W ワイヤーハーネス

Claims (3)

  1. 自動車のドアやサンルーフなどのように、車体の開口部を開閉する開閉物の周縁や、前記開口部の周縁に取付けられる取付基部と、その取付基部に一体成形され、2本の芯線が空間部を介して設けられた中空部を備え、前記開閉物の閉時に前記開閉物と前記開口部との間に挟み込まれた異物により前記中空部が押圧されて潰れると、それに対応した電気信号の変化によって前記異物の存在を検知し、端末部分では長手方向に引き出された前記芯線が、制御装置又は電気部品に接続されたリード線に電気的に接続されるとともに、前記空間部を塞ぐように、非導電材で形成されたインサートの一端側が圧入された状態で型成形されてなるセンサー付きプロテクターであって、
    前記インサートは、その他端側に、
    前記芯線の先端と前記リード線の先端を重ね合わされた状態で納められる溝部が形成された支持体と、
    前記支持体を覆う構造で、しかも前記支持体に納められた前記芯線の先端と前記リード線の先端の重ね合わせ部分に当接して前記支持体との間で前記重ね合わせ部分を挟み込んで固定する押付部が設けられた蓋体を備えることを特徴とするセンサー付きプロテクター。
  2. 前記蓋体は、ヒンジを介して前記支持体に開閉自在に取付けられるとともに、前記蓋体と相対向する前記支持体の部位には、閉鎖状態を保持する係止機構が設けられていることを特徴とする請求項1に記載のセンサー付きプロテクター。
  3. 前記リード線は、抵抗器の足であることを特徴とする請求項1又は2に記載のセンサー付きプロテクター。
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