JP2005114395A - 感圧センサおよびその製造方法 - Google Patents
感圧センサおよびその製造方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2005114395A JP2005114395A JP2003345402A JP2003345402A JP2005114395A JP 2005114395 A JP2005114395 A JP 2005114395A JP 2003345402 A JP2003345402 A JP 2003345402A JP 2003345402 A JP2003345402 A JP 2003345402A JP 2005114395 A JP2005114395 A JP 2005114395A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pressure
- sensor
- sensitive sensor
- insulator
- resistance
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Push-Button Switches (AREA)
Abstract
【解決手段】感圧センサ25の端末に厚み方向に少なくとも2分割して形成した絶縁体基部38を設け、この上に部品を次々と並べることでセンサを一切動かさずに組み立てる積み上げ方式による自動組立を可能ならしめる。
【選択図】図5
Description
パネルを車両の前後方向に沿ってスライドさせて開閉する電動スライドドアが急速に普及してきた。そして、このような電動スライドドアには、閉扉動作の際にスライドドアと車両の間に人や荷物が挟み込まれた場合に備えて、この挟み込み状態を検出してドアの作動を自動的に停止させる挟み込み検知センサが設けられる。そしてその端末には、センサの断線をシステムが自己診断するために抵抗が接続されることがある。従来のこの種の挟み込み検知センサの端末構成としては、以下のものが開示されている(例えば、特許文献1参照)。
図1は、本発明の第1の実施の形態における挟み込み防止装置22を搭載した電動スライドドアを備えた車両の要部外観斜視図を示す。車両に乗員が出入りするためのボディ開口部23をスライド開閉する電動スライドドア24の車両室内側寄りに圧電センサ25を内蔵している。
図7における工程bでモールドにより形成した絶縁体基部38を、別工程でかながたによりあらかじめ製造しておくことはできる。この場合はまず型に成型した絶縁体基部を載置し、次いでリードカットしたセンサ端末を乗せ、以後の工程は実施の形態1で述べた方法でも製造することはできる。この場合、絶縁体基部の硬化時間等を配慮する必要はない。
図7における工程bで絶縁体基部38を用いず、型に工程aでリードカットしたセンサ端末をセットし、抵抗を電気的に接続した後、抵抗が付加された端末全体を一気に流動性のある絶縁体でモールドし、工程d以降を流すこともできる。この場合、リードカット工程で設けた被覆32の一部をカットし摺動した端面絶縁部37が、絶縁距離の小さな端面の保護を担ってくれる。
図15は抵抗体を封止材により形成する実施例を示す要部断面図である。リードカットにおいて、中心電極29をまず剥き出し、次いで被覆32と外側電極30を切断除去して複合圧電体31を露出させ、さらに被覆32を切断して外側電極30を露出させる。露出する複合圧電体31の距離Lを断面の中心電極29と外側電極31の距離dよりは十分に大きく設定している。中心電極と外電極の距離dは0.5mm程度であり、押出し条件によってバラツキが出やすい。また中心電極29の芯出し精度によっても変動する。この寸法よりも十分長く距離Lを設定することで、ある抵抗値を有する流動性のある封止材71で端末を封止することで、外側電極30と中心電極29との間に等価的に抵抗を設けることができる。その距離Lおよびモールド体71の形状は型で管理されるため、バラツキを押えることができる。さらに、検知回路ブロック34上の直列抵抗50を例えば印刷抵抗とし、上記構成により形成された断線検知抵抗が10MΩに対してなおばらつく場合は、印刷抵抗を削る等してペアリングすれば、センサの正常時の電圧をV/2に合わせることができる。かかる実施形態によれば、抵抗体をモールドにより形成することができ、構成および工程を大幅に簡素化できる。
23 ボディ開口部
24 電動スライドドア
25 圧電センサ
29 中心電極
30 外側電極
31 複合圧電体
32 被覆
37 端面絶縁部
38 絶縁体基部
39 抵抗支持溝
40 抵抗
43 上部絶縁体
44 切り欠き部
45 遮蔽体
Claims (14)
- センサに加わる外圧あるいは振動・接触により出力を発生する可撓性を有する感圧センサにおいて、厚み方向に少なくとも2分割して形成した絶縁体を前記感圧センサの端末に設けた構成の感圧センサ。
- 感圧センサは芯線と複合圧電材と外側電極と被覆の4層から成る同軸構造を有するケーブル状であり、その末端を切断して芯線を突出させ、被覆を切断除去して複合圧電体を露出させると共に、被覆の一部を切断して軸方向に摺動させることで、複合圧電体と芯線の間に絶縁を構成することを特徴とした請求項1記載の感圧センサ。
- 感圧センサは塩素化ポリエチレンと圧電セラミックス粉体とを混合する複合圧電材で成形することを特徴とした請求項1または2に記載の感圧センサ。
- 絶縁体に形成した溝部に抵抗を配置し、前記抵抗とセンサ端末部を電気的接続することで、センサの断線を検知する断線検知部を構成した請求項1〜3のいずれか1項に記載の感圧センサ。
- 電気的接続としてレーザあるいは超音波半田、導電ペーストを用いた請求項4に記載の感圧センサ。
- 絶縁体の外部に低抵抗のゴムあるいは樹脂部を形成した請求項1〜3のいずれか1項に記載の感圧センサ。
- 絶縁体に形成した溝部に導電体を接続し、絶縁体を形成後に前記導電体の先端を切断し、前記導電体のそれぞれの先端を電極として回路に接続するよう構成した請求項1〜3のいずれか1項に記載の感圧センサ。
- 抵抗部を印刷抵抗で形成した請求項4に記載の感圧センサ。
- 抵抗部を所定の抵抗値を有する導電性を有するゴムあるいは樹脂で形成した請求項4に記載の感圧センサ。
- センサに加わる外圧あるいは振動・接触により出力を発生する可撓性を有する感圧センサにおいて、その端末に厚み方向の略半分に流動性のある封止材で絶縁体を設けた感圧センサの製造方法。
- 流動性のある封止材で形成した絶縁体の外部に低抵抗の流動性のある封止材で包むよう構成した請求項10に記載の感圧センサ。
- センサに加わる外圧あるいは振動・接触により出力を発生する可撓性を有する感圧センサにおいて、前記感圧センサは芯線と複合圧電材と外側電極と被覆の4層から成る同軸構造を有するケーブル状であり、その末端を切断して芯線を突出させ、被覆を切断除去して複合圧電体を露出させると共に、被覆の一部を切断して軸方向に摺動させることで、複合圧電体と芯線の間に絶縁を構成することを特徴とした感圧センサ。
- センサに加わる外圧あるいは振動・接触により出力を発生する可撓性を有する感圧センサにおいて、その端末に内部に電気部品を収容する絶縁体を設け、さらに前記絶縁体の外部に低抵抗の流動性のある封止材で包むよう構成した感圧センサ。
- センサに加わる外圧あるいは振動・接触により出力を発生する可撓性を有する感圧センサにおいて、感圧センサは芯線と複合圧電材と外側電極と被覆の4層から成る同軸構造を有するケーブル状であり、その末端を切断して芯線を突出させ、被覆を切断して外側電極を露出させ、流動性のある封止材で封止した際に芯線と外側電極間の抵抗値がおおよそ所定の値になるような導電率を有する封止材を選択し、かつ回路上に設けた分圧抵抗を調整可能に構成し、前記封止材によって定まる抵抗値を検出してこれと前記分圧抵抗を略揃えるようにした感圧センサの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003345402A JP2005114395A (ja) | 2003-10-03 | 2003-10-03 | 感圧センサおよびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003345402A JP2005114395A (ja) | 2003-10-03 | 2003-10-03 | 感圧センサおよびその製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005114395A true JP2005114395A (ja) | 2005-04-28 |
Family
ID=34538693
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003345402A Pending JP2005114395A (ja) | 2003-10-03 | 2003-10-03 | 感圧センサおよびその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2005114395A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP2805841A1 (en) | 2013-05-20 | 2014-11-26 | Nishikawa Rubber Co., Ltd. | Protector with sensor and method of molding end part of the same |
JP2015020548A (ja) * | 2013-07-18 | 2015-02-02 | 西川ゴム工業株式会社 | センサー付きプロテクター |
JP2015020549A (ja) * | 2013-07-18 | 2015-02-02 | 西川ゴム工業株式会社 | センサー付きプロテクター |
US9059712B2 (en) | 2012-03-21 | 2015-06-16 | Asmo Co., Ltd. | Object detection sensor and method for producing the same |
-
2003
- 2003-10-03 JP JP2003345402A patent/JP2005114395A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9059712B2 (en) | 2012-03-21 | 2015-06-16 | Asmo Co., Ltd. | Object detection sensor and method for producing the same |
EP2805841A1 (en) | 2013-05-20 | 2014-11-26 | Nishikawa Rubber Co., Ltd. | Protector with sensor and method of molding end part of the same |
US9114691B2 (en) | 2013-05-20 | 2015-08-25 | Nishikawa Rubber Co., Ltd. | Protector with sensor and method of molding end part of the same |
JP2015020548A (ja) * | 2013-07-18 | 2015-02-02 | 西川ゴム工業株式会社 | センサー付きプロテクター |
JP2015020549A (ja) * | 2013-07-18 | 2015-02-02 | 西川ゴム工業株式会社 | センサー付きプロテクター |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP2802024B1 (en) | Battery cell interconnector and voltage sensing assembly and manufacturing method of the assembly | |
JP3354506B2 (ja) | 感圧センサ及び感圧センサの製造方法 | |
US6528731B2 (en) | Flat shield harness and method for manufacturing the same | |
WO2006028222A1 (ja) | ケーブル状圧電素子を用いた振動検知センサ及び感圧スイッチ | |
JP7303716B2 (ja) | センサー付きプロテクター | |
KR102327042B1 (ko) | 전지의 형태인 적어도 하나의 전압원 및/또는 전원 싱크를 외부 전기 컴포넌트에 연결하기 위한 연결 장치 및 연결 장치를 포함하는 전기 장치 | |
CN108695095B (zh) | 触摸传感器单元 | |
JP2005114395A (ja) | 感圧センサおよびその製造方法 | |
JP2005024385A (ja) | 感圧センサ | |
JP7231509B2 (ja) | タッチセンサユニット | |
JP3741074B2 (ja) | ケーブル状圧電センサとそれを備えた検知装置 | |
JP3700267B2 (ja) | コードスイッチ | |
JP2003302294A5 (ja) | ||
EP3584911A1 (en) | Electric motor and electric motor manufacturing method | |
JP4193974B2 (ja) | 気密端子ユニット | |
US20210006136A1 (en) | Touch sensor unit | |
JP7231506B2 (ja) | タッチセンサユニット | |
JP3664146B2 (ja) | ケーブル状圧電センサ | |
JPH1164116A (ja) | 油温センサ | |
JP2004191229A (ja) | 接触検知装置 | |
JP2009217994A (ja) | コードスイッチアセンブリ及びその製造方法 | |
JP2012119309A (ja) | 感圧センサの製造方法及び感圧センサ | |
JP3656462B2 (ja) | ケーブル状圧力センサおよびその製造方法 | |
JP2001037058A (ja) | ケーブル引出部の構造 | |
US20190343011A1 (en) | Medical devices |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20060725 |
|
RD01 | Notification of change of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421 Effective date: 20060821 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20081009 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20081014 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20090303 |