JP2015018565A - コンテンツレンダリング制御システム及び方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】コンテンツページの所定の領域が閲覧者のブラウザウィンドウの寸法及びスクロール位置の範囲内に存在する場合又は所定の距離だけ外側の範囲内の場合のみコンテンツがレンダリングされるようにする。
【解決手段】閲覧者がコンテンツページにアクセスし、ページ上でスクロール又は閲覧者のブラウザウィンドウの寸法を変更した場合、変更されたブラウザウィンドウの寸法及びスクロール位置においてコンテンツがレンダリングされる。閲覧者のブラウザウィンドウの寸法及びスクロール位置の範囲内(又は前記所定の距離だけ外側の範囲内)に存在しないコンテンツページの領域に係るコンテンツは、該領域が、ブラウザウィンドウの寸法及びスクロール位置の範囲内(又は前記所定の距離だけ外側の範囲内)に存在するようになるまで、レンダリングされない。
【選択図】図1

Description

(継続/優先権情報)
本願は、同時係属中の正規の米国特許出願第12/316,781号、2008年12月16日出願の一部継続出願であり、その全文を、参考文献として、本明細書に含める。本願は、工業所有権の保護に関するパリ条約の優先権と、先願である米国特許出願第12/316,781号、2008年12月16日出願の出願日の利益とを、米国特許法第120条、特許協力条約8条、及びPCT規則4.10に従って、主張するものである。
本書をもって次を証する:私、Brad Krassner、Nikolai Mentchoukov、Alan Edwards、及びIgor Tchibirevは、それぞれc/o Rich Media Club, LLC, 2399 Collins Avenue, Suite 1008の連絡先住所を有し、新規及び有用なコンテンツのレンダリング制御システム及び方法の発明をした。本書は、この発明の明細書である。
(著作権情報)
この明細書の開示内容の一部は、著作権保護の対象となるものを含む。この著作権者は、この明細書又は特許商標庁のファイル又は記録に現れる特許開示内容のいかなる者による複製に対しては異議を唱えないが、この他のあらゆる全ての著作権を保有する。
本発明は、概して、電子通信ネットワークを介してコンテンツを配信する方法及びシステムに関する。より具体的には、本発明は、コンテンツページ上でのコンテンツのレンダリングを制御するシステム及び方法である。ここで、コンテンツがレンダリングされるコンテンツページ領域であり得る、コンテンツページの所定領域が、閲覧者のブラウザの画面寸法及びスクロール位置の範囲内(又は、該画面寸法及びスクロール位置から所定距離だけ外側の範囲内)にある場合に限り、及びその範囲内で、該コンテンツをレンダリングする。
インターネットウェブページのコンテンツの配信は、閲覧者による、ブラウザアプリケーションの使用を伴う。該ブラウザアプリケーションは、インターネットに接続された閲覧者のコンピュータにインストールされ、ハイパーテキスト転送プロトコル(http: hypertext transfer protocol)を通じてウェブページをコンテンツサーバから要求する。これらのウェブページは、一般的に、ハイパーテキストマークアップ言語(HTML: Hyper Text Markup Language)により記述される。コンテンツページが要求されると、閲覧者のブラウザは、該ページ用のHTML命令に従って、ウェブページをダウンロードし、アセンブルする。該HTML命令は、HTMLコードで設定し得る他の言語、例えばJavaScript(登録商標)又はAjaxによるコマンドと、同じサーバ又は他のコンテンツサーバから要求及びロードされ得るあらゆる画像又はリッチメディアコンテンツとを含む。JavaScriptとは、ランタイム環境、例えばブラウザアプリケーションに依存するスクリプト言語であり、HTMLページに組み込まれるか含まれる関数の記述や該ページの文書オブジェクトモデルとの相互作用に使用することができ、ユーザのキー操作及びユーザの他の動作を検出することができる。AJAX(「Asynchronous JavaScript and XML」の頭字語)とは、ウェブ開発技術であり、ページの現在の状態に干渉することなく、バックグラウンドでサーバと通信するウェブアプリケーションを、実現するのに使用される。
ユーザが利用可能なブラウザウィンドウが、ユーザのパソコン又は他の通信装置の表示領域及び解像度の設定に基づき変動し、ブラウザが、いつでもユーザが決定するあらゆるサイズ又は寸法にまで拡大又は縮小され得る、という事に起因して、このプロセスは、制約を有する。この変動する環境に対して配信されるウェブページは、一般的に、パソコン又は他の通信装置に表示される閲覧者のブラウザウィンドウのサイズ及び寸法よりも、大きなサイズ及び寸法を有する。よって、ブラウザウィンドウ領域のサイズは、ウェブページ領域のサイズと一致しないことが多く、ユーザは、ページ領域全体を閲覧するために、左、右、上、又は下にスクロールしなければならないことがある。また、HTTPプロトコルの性質として、コードは、ページを表示し得る前に、ブラウザにより完全に解釈されなければならない。これらの制約に起因して、ウェブページがユーザにより要求されると、その大きさに関わらず、そのウェブページが個々の閲覧者の利用可能なブラウザの寸法及びスクロール位置の寸法を大幅に越えて広がる場合でも、ウェブページ全体が、ブラウザによりロード及びレンダリングされなければならない。このことは、バンド幅及びCPUの使用に関して極めて非効率的であり、また、様々な用途のために配信されるコンテンツの実際の知覚に関するデータの潜在的な精度に影響を及ぼす。該用途は、広告コンテンツの使用及び設置の課金の適切な評価、及び配信されるコンテンツに関するメタデータの測定及び報告を含むが、これに限定されない。
今まで、一般的なメディアへの広告及びコンテンツの配信は、全てのコンテンツがいつでも閲覧者に利用可能であるという事実に基づき、行われてきた。新聞のページが印刷されると、又は、ラジオ番組若しくはテレビ番組が放送されると、全てのコンテンツが、閲覧者に送られ、利用可能になる。一般的な印刷メディアでさえも、閲覧者がページを折りたたむとその一部が見えなくなることがあるが、ページ全体が閲覧可能である。全ての放送及び報知の測定が、この所定の事実に基づいている。インターネットの出現に伴い、初めて、コンテンツの相当の部分が、閲覧者がそのコンテンツに到達するために何らかの行動を起こさない限り、閲覧者に利用可能ではないような、媒体が生み出された。この行動とは、ほとんどの場合、ブラウザのメカニズムを介してページをスクロールし、又はブラウザ領域を拡張して、ウェブページの他の部分を利用可能にすることである。
ペイ・パー・ビュー(Pay Per View)又は閲覧1000回当たりの費用(CPM)、及びインターネットに関する放送測定は、閲覧者が要求したページを開いているとき、ページコンテンツが常に閲覧者に利用可能であるという仮定に則っている。ウェブページのロードは、ウェブページのすべてのコンテンツが、閲覧者が解釈するか影響されるべく閲覧可能又は利用可能であることを、保証されるものではない。いずれにせよ、コンテンツの使用及び設置の料金は、通常、「ユーザが適切な行動を起こせば、ウェブページ全体をロード及び閲覧できるのであるから、ウェブページの全てのコンテンツが閲覧者に『利用可能』である」という考え方に基づき、閲覧者が実際に閲覧することがなかったコンテンツに対しても、課金される。このことは、コンテンツが実際に閲覧者に知覚されたか否かの正確な評価ではない。
本発明は、自動的にコンテンツを配信及びレンダリングするシステム及び方法であって、該システム及び方法は、コンテンツページの所定領域が、閲覧者のブラウザウィンドウの寸法及びスクロール位置の範囲内、又は閲覧者のブラウザウィンドウの寸法及びスクロール位置から所定距離だけ外側の範囲内にある場合に限り、及び/またはその範囲内で、コンテンツを配信及びレンダリングする。明細書で用いる「レンダリングする」又は「レンダリング」という用語は、ブラウザを用いて電子的に通信する閲覧者がコンテンツを閲覧し、聞き、さもなければ知覚し得るように、コンテンツを要求しロードするプロセスを指す。以下、レンダリングを起動するように、コンテンツページの管理者により指定される所定領域を、「コンテンツページトリガー領域」と称す。好適な態様では、「コンテンツページトリガー領域」と称するコンテンツページの所定領域は、コンテンツがレンダリングされるコンテンツページの指定領域である。他の態様では、コンテンツページトリガー領域は、コンテンツがレンダリングされる領域以外のコンテンツページの領域とすることができる。本システムは、所定のコンテンツページトリガー領域が、閲覧者のブラウザウィンドウの寸法又はスクロール位置の範囲内にあるとき、又は代案として、所定のコンテンツページトリガー領域が、閲覧者のブラウザ画面の寸法及びスクロール位置から所定距離だけ外側の範囲内にあるときに、指定されたコンテンツページレンダリング領域内のコンテンツのレンダリングを起動するように構成することができる。本システムは、コンテンツページのアドレス、コンテンツファイルの情報(該コンテンツファイルの情報は、コンテンツサーバ又は他の記憶装置内に格納された1つ以上のコンテンツファイルを読み出すための命令とすることができ、該コンテンツサーバ又は他の記憶装置は、システムの要素の一部、又は遠隔に配置された要素とすることができる)、コンテンツページレンダリング領域及びコンテンツページトリガー領域のパラメータ、及び他のコンテンツページのデータを、コンテンツページの管理者から受信するインタフェースと、該データを含む1つ以上の記録を格納するデータベースを有するシステムサーバとを含む。各記録には、識別コードが与えられる。本システムのソフトウェアアプリケーションは、上記コンテンツページのデータに基づき単一のタグを生成し、該タグは、コンテンツページ上に設置される。タグは、システムのデータベースに格納されたコンテンツページのデータを含む、対応する記録の識別コードと、システムサーバ側のアプリケーションへのリンクとを含む。閲覧者が、上記指定されたコンテンツページを要求すると、タグは、アクティブ状態になり、システムサーバ側のアプリケーションにリンクする。次に、システムサーバ側のアプリケーションは、上記要求からデータを収集する。該データは、コンテンツページのアドレス、及び閲覧者のネットワークアドレス(例えば、ネットワークがインターネットである場合、閲覧者のコンピュータに関連するインターネットプロトコルアドレス)を含むが、これに限定されない。そして、システムサーバ側のアプリケーションは、システムサーバのデータベースに格納されたコンテンツページのデータを含む、対応する記録を読み出し、コードを生成する。該コードは、JavaScript(登録商標)であることが好ましく、本明細書では「相関コード」と称し、コンテンツページに記述され、さもなければ組み込まれ、閲覧者のブラウザと相互作用する。相関コードは、特定のコンテンツがレンダリングされるコンテンツページ上の位置に限らず、コンテンツページ上のあらゆる位置に配置することができる。次に、固有の識別コードを、特定の閲覧者/ブラウザに割り当てる。該固有の識別コードは、相関コード自身により生成することができ、又は、システムサーバ側のソフトウェアアプリケーションにより生成し、クッキーから、又はシステムのデータベースから、取り出すことができる。相関コードは、閲覧者のブラウザから、付加的な情報を収集する。該付加的な情報は、閲覧者のオペレーティングシステム、ブラウザの種類/バージョン、コンテンツページ上の同じコンテンツの重複を回避するために該ページ上で既にレンダリングされた他のコンテンツのリストを、他のデータとともに含むが、これに限定されない。相関コードは、コンテンツのために、該ページのインデックス付けも行うことが好ましい。相関コードは、コンテンツがレンダリングされるコンテンツページの領域のマーカとして使用される層用のHTMLコードを、コンテンツページ上に動的に生成する。次に、システムの相関コードは、相関コードとサーバ側のアプリケーションとを介して収集されたデータを含むクエリストリングのリンクを生成する。クエリストリングのリンクは、コンテンツページ上に、変数として格納される。相関コードは、閲覧者のブラウザアプリケーションからの閲覧者ブラウザ画面の座標データを、(コンテンツレンダリング領域と同じ領域であり得る)所定のコンテンツページトリガー領域のコンテンツページ座標とともに、定期的にチェックする。閲覧者がコンテンツページを(上下又は左右に関わらず)スクロールすると、又は閲覧者のブラウザウィンドウの寸法が変化すると、相関コードは、閲覧者のブラウザからの、閲覧者のブラウザウィンドウの寸法座標及びスクロール位置座標に関するデータを、定期的にチェックする。閲覧者のウィンドウの寸法座標及びスクロール位置座標と、コンテンツページトリガー領域の座標とが一致すると(部分一致、完全一致、又は閲覧者のブラウザの寸法座標及びスクロール位置座標から所定距離だけ外側にある座標との一致とすることができる)、クエリストリングのリンクがアクティブ状態になり、相関コードが、HTMLコード及びタグを、コンテンツがレンダリングされるところに予め生成されたHTMLのマーカ内に、動的に生成する。そして、指定されたコンテンツページレンダリング領域内に、コンテンツがレンダリングされる。相関コードは、また、閲覧者のブラウザから取り出した、コンテンツのレンダリングに関するデータを、表示ページに記録する。相関コードは、JavaScript(登録商標)コードであることが好ましい。しかし、本発明は、JavaScript(登録商標)を使用することに限定されず、他のスクリプト言語又はコンパイル言語を用いることができる。該他のスクリプト言語又はコンパイル言語は、例えばJscript(登録商標)、ECMAScript、又は、指定されたコンテンツページトリガー領域が閲覧者のブラウザウィンドウの寸法位置及びスクロール位置の範囲内又は該寸法位置及びスクロール位置から所定距離だけ外側の範囲内にあるか否かを判定するコードを生成することができる他のスクリプト言語であるが、これに限定されない。相関コードは、閲覧者のブラウザに関して上述した相関プロセスを実行するために必要な全ての変数及び関数を含む。相関コードは、閲覧者のブラウザアプリケーションにより、スクリプトを解釈して実行するソースコードとして与えられるコードである。相関コードは、アプレット又は他のコンパイルされたファイル、又は自己実行型のソフトウェアアプリケーションではない。所定のコンテンツページトリガー領域が、閲覧者のブラウザ画面の寸法及びスクロール位置の範囲内、又は該寸法及びスクロール位置から所定距離だけ外側の範囲内にある場合に限り及び/又はその範囲内で、コンテンツが、コンテンツページ上で閲覧者に対してレンダリングされる。好適な態様では、所定のコンテンツページトリガー領域が、コンテンツがレンダリングされるコンテンツページ上の領域である。このコンテンツページの所定領域内にレンダリングされるコンテンツは、コンテンツページの特定領域が閲覧者のブラウザ画面の寸法及びスクロール位置の範囲内にない限り、及び該範囲内になるまで、レンダリングされない。本発明によれば、バンド幅及び他の通信リソースを、より効果的かつ効率的に使用することができる。
コンテンツの配信及びレンダリングに関する報告を、システムにより、生成することができる。システムユーザ、第三者のコンテンツプロバイダ、及びコンテンツ発行元(例えば、ウェブページ)は、該報告を使用して、自身のコンテンツ配信の有効性を、より良好に分析することができる。他のシステムとは異なり、本発明は、どのコンテンツが実際に閲覧者のブラウザウィンドウの寸法及びスクロール位置の領域内に現れたのかということの精密かつ正確な評価を可能にし、コンテンツページの特定領域に関するコンテンツのレンダリング動作、例えば、どの領域が閲覧者に対するコンテンツのレンダリングに関して最もアクティブであるかということの分析を可能にする。これにより、コンテンツページの他の領域及び閲覧者のブラウザウィンドウの寸法に対する、コンテンツページの特定コンテンツ表示領域についてのレンダリング動作に基づく、効果的なコンテンツ設置のページ編成方式及びコンテンツ設置の料金体系が可能になる。1つの態様では、本発明は、ロードされるコンテンツをより良好に配信するための情報を集める。該情報は、リーチ(reach)、フリークエンシー(frequency)、閲覧者の地理的位置、閲覧者のターゲット層を、他のデータとともに含む。これにより、ウェブサイトが、自身のウェブページに必要に応じてコンテンツを効果的に提供し、その後に上記情報を多種多様な方法で利用することができる。本発明によれば、あらゆる指定されたウェブページ領域に設けられたコンテンツを、必要に応じてロードすることができる。該指定されたウェブページ領域は、ウェブページのビロウ・ザ・フォールド(below the fold)領域を含むが、これに限定されない。そして、閲覧者が、自身のブラウザウィンドウの利用可能な領域にまで、該指定されたウェブページ領域をスクロールにより移動させた場合にのみ、ロードされレンダリングされた広告に対する反応率が計算されたときに、該コンテンツの使用/レンダリングを、報告及び課金することができる。
本発明によれば、コンテンツ発行元のコンテンツページに単一のJavaScript(登録商標)タグを付加し、該コンテンツページ上の所定領域を指定することにより、コンテンツ発行元は、自身のページの閲覧者に、プロモーション、ビデオプロモーション、広告、及び第三者のネットワーク広告を含む、様々なコンテンツを、自身のウェブページ上で提供するとともに、コンテンツページの所定のコンテンツページトリガー領域が、当時最新の閲覧者のブラウザウィンドウの寸法及びスクロール位置の範囲内、又は該範囲から所定距離だけ外側の範囲内にある場合に限り、及び/又はその範囲内で、上記コンテンツを、該ページに配信することができる。該所定領域は、その座標が、所定の様態で閲覧者のブラウザの寸法及びスクロール位置の座標と一致するとき、該コンテンツページでコンテンツのレンダリングを起動する。上記タグは、システムサーバのソフトウェアアプリケーションへのリンクを含む。該リンクは、コンテンツページの該指定されたコンテンツレンダリング領域内でコンテンツのレンダリングを起動し、コンテンツページに、閲覧者のブラウザから、コンテンツのレンダリング動作のデータを取り出させる。1つの態様では、本発明は、コンテンツがレンダリングされて利用可能であることを閲覧者又はシステムユーザに示すインジケーターの動作を含む、様々な動作を起動し、次のことを正確に報告することができる:
特定のコンテンツがレンダリングされるコンテンツページ領域が、閲覧者のブラウザウィンドウの利用可能な領域内にあるか否か、該コンテンツページ領域のうち該利用可能な領域内にある範囲、
さらなる動作を起動するまでにコンテンツが利用可能だった時間、
コンテンツが提示された閲覧者数(リーチ)、
各閲覧者にコンテンツが提示された回数(フリークエンシー)、
閲覧者の大まかな地理的位置、
閲覧者が使用するブラウザのバージョン、
クリック形式により広告上で行われた動作、
閲覧数に対するクリック率、及び
レンダリングされたコンテンツに関する他のメタデータ。
コンテンツがコンテンツページをスクロールすると、自動的にコンテンツを閲覧者に対して首尾よくレンダリングすることができる。このことは、閲覧者の注目を引くような即時のレンダリングをもたらす。
本発明によれば、コンテンツがレンダリングされるコンテンツ発行元のコンテンツページ上に単一のJavaScript(登録商標)タグを設けて、正確な報告を生成させることにより、コンテンツ発行元(例えば、コンテンツページの管理者)は、自身のコンテンツページの異なる領域、及びこれらの異なる領域と閲覧者のブラウザウィンドウの利用可能な領域との関係に基づき、自身のコンテンツを分析することもできる。これにより、コンテンツのレンダリング、閲覧者のコンテンツページの閲覧、及びスクロール動作の特性の正確な評価及び報告が可能になり、コンテンツ画面うち、どの表示領域がコンテンツの表示に最も効果的であるかについての見識を提供することができる。該報告は、コンテンツページの正確なデータ、及び閲覧者のブラウザウィンドウ内でコンテンツが閲覧者に利用可能になる頻度からなる。1つの態様では、コンテンツページは、最上部、アバブ・ザ・フォールド(above the fold)、ビロウ・ザ・フォールド(below the fold)、及び最下部の4つの領域に分割される。しかし、さらなる分割が、要望に応じてプログラム可能である。領域毎のデータは、コンテンツページの該指定された領域内でのコンテンツのレンダリングから収集された、レンダリング動作のデータに基づくものである。
好適な態様では、コンピュータ及び通信ネットワークは、インターネットであり、コンテンツ表示サイト、コンテンツ表示ページ、ウェブサイト、ウェブページ、及びコンテンツページの管理者は、ウェブページの管理者とすることができる。しかし、本発明は、いかなる特定の通信ネットワーク又はコンテンツ表示サイトにも限定されない。
コンテンツは、コンテンツ表示サイトのサーバ以外のネットワーク位置、例えば、遠隔に配置され得る1つ以上のコンテンツファイルサーバに格納することができる。そして、命令は、システムのデータベースに格納され、要求されると実行されて、コンテンツページ上の指定されたレンダリング領域に該コンテンツをレンダリングする。
本発明の好適な態様によれば、コンテンツページの管理者は、自身のコンテンツ表示サイトのページを、1つ以上のコンテンツレンダリング領域に分割することができる。コンテンツページの管理者は、システムと相互作用し、かかるコンテンツレンダリング領域を指定することで、コンテンツレンダリング領域の位置及びサイズを指定し、そこでレンダリングするコンテンツファイルを指定する。システムは、該指定された情報を処理し、JavaScript(登録商標)タグを与える。該タグは、コンテンツページの管理者により与えられたコンテンツページ情報を格納するシステムサーバのデータベースの記録に対する識別コードを含み、システムサーバにおけるシステムサーバ側のアプリケーションへのリンクを含む。閲覧者が特定のコンテンツページを要求すると、JavaScript(登録商標)タグは、リンクシステムサーバ側のアプリケーションへリンクする。そして、システムサーバ側のアプリケーションは、閲覧者の要求、並びに該特定のコンテンツページについてのデータの記録から、データを読み出し、「相関コード」と称するコードを生成する。該コードは、JavaScript(登録商標)コードであることが好ましく、コンテンツページ領域のマーカとして使用されるHTML層用のHTMLコードを、コンテンツページ上に動的に生成し、また、所定のコンテンツページトリガー領域を閲覧者のブラウザウィンドウのスクロール位置及び寸法と相互に関連付ける。そして、システムサーバ側のアプリケーションは、クエリストリングのリンクを生成する。該クエリストリングのリンクは、コンテンツページ上に変数として格納され、相関コードを介して閲覧者のブラウザから収集されたデータを含む。閲覧者がコンテンツページをスクロールすると、相関コードは、該ブラウザのスクロール位置座標及び寸法座標が、コンテンツページ上の所定のコンテンツページトリガー領域(該コンテンツページトリガー領域は、コンテンツページ上にコンテンツがレンダリングされる領域、又はコンテンツページのあらゆる他の所定領域とすることができる)のコンテンツページ座標と、一致するか否かを判定する。ブラウザウィンドウの座標と該所定のコンテンツページトリガー領域の座標とが一致(該一致は、カスタマイズして予め規定することもでき、部分一致、完全一致、又は、閲覧者のブラウザウィンドウの寸法座標及びスクロール位置から所定距離だけ外側にある座標との一致とすることができる。)する場合、該ページに格納されたクエリストリングのリンクが起動される。そして、かかるコンテンツページ領域でのレンダリング、又は該コンテンツページ領域に関連したレンダリングのために、指定されたコンテンツが、取り出され、アセンブルされ、該指定されたコンテンツページレンダリング領域内にレンダリングされる。相関コードによって、コンテンツページレンダリング領域が、閲覧者のブラウザウィンドウの画面寸法及びスクロール位置の範囲内、又は該画面寸法及びスクロール位置から所定距離だけ外側の範囲内であると判定された場合に、指定のコンテンツはレンダリングされる。所定のコンテンツページトリガー領域が、コンテンツがレンダリングされるべき領域である場合、レンダリングされるべきコンテンツが、閲覧者のブラウザウィンドウの画面寸法及びスクロール位置の範囲内にある場合に限り、及び/又はその範囲内で、コンテンツがレンダリングされる。
システムデータベースは、上記記録及びコンテンツページのデータを格納する関係型データベースであることが好ましい。該システムデータベースは、システム側のサーバに格納されることが好ましい。各記録は、固有の識別子を有する。システムサーバ側のソフトウェアアプリケーションは、システムサーバデータベース及びコンテンツページと通信するために必要な全てのコードを含む。また、システムサーバ側のソフトウェアアプリケーションは、コンテンツページに記述されるか、さもなければコンテンツページに組み込まれる相関コードを生成する。また、システムサーバ側のソフトウェアアプリケーションは、レンダリングされるべきコンテンツのある所定のコンテンツページ領域が、閲覧者のブラウザウィンドウの寸法及びスクロール位置の範囲内、又は該画面寸法及びスクロール位置から所定距離だけ外側の範囲内にある場合に、コンテンツの要求とレンダリングを起動制御するために、閲覧者のブラウザと相互作用する。特定のコンテンツレンダリング領域を備えるコンテンツページに配置されるJavaScript(登録商標)のタグは、システムサーバ側のアプリケーションへのリンクを含む、コンテンツページのいずれかの場所に配置されるタグと、システムデータベースに格納された適用可能なコンテンツページ記録のための暗号化されたIDから構成される。当該システムデータベースは、システムサーバに設置されることが好ましい。閲覧者が、特定のコンテンツページを要求すると、該要求がシステム側アプリケーションへのリンクをアクティブ状態にする。ここで該アプリケーションは、記録と、タグに含まれる該記録に係る暗号化されたIDに対応するデータを取得する。そして該要求は、該要求自身から、閲覧者のブラウザデータを取得する。システム側のアプリケーションは、カスタマイズされた相関コードを生成する。当該相関コードは、コンテンツページに記述されるか、さもなければコンテンツページに組み込まれる。そして相関コードは, コンテンツがレンダリングされるコンテンツページの領域のマーカとして機能するHTMLコードを、コンテンツページ上に動的に生成する。相関コードは閲覧者のブラウザから追加的な情報を収集する。該追加的な情報は、閲覧者のコンピュータシステムに係る情報、ブラウザの種類/バージョン、特に、ページ上のコンテンツの重複を防止するためコンテンツページ上で以前にレンダリングされたコンテンツに係る情報を含む。さらに相関コードは、コンテンツページのテキストデータの収集及びインデックス付けを行う。次に、固有の識別コードを、特定の閲覧者/ブラウザに割り当てる。該固有の識別コードは、相関コード自身により生成することができ、又は、システムサーバ側のソフトウェアアプリケーションにより生成し、クッキーから、又はシステムのデータベースから、取り出すことができる。特定の閲覧者/ブラウザに割り当てられる固有の識別コードは、相関コード自身により生成され、また、システムサーバ側のソフトウェアアプリケーションにより生成される。そして、該固有の識別コードは、クッキーから、又はシステムのデータベースから、読み出すことができる。相関コードは、この相関コードにより収集された情報を含む、クエリストリングのリンクを生成する。そしてクエリストリングのリンクは、コンテンツページ上に変数として格納される。所定のコンテンツページトリガー領域が、閲覧者のブラウザ画面の寸法及びスクロール位置の範囲内、又は該寸法及びスクロール位置から所定距離だけ外側の範囲内である場合、相関コードは、ページ上に格納されたクエリストリングのリンクを起動する。また、相関コードは、HTMLコード及びタグを、コンテンツがレンダリングされるべき所に予め生成したHTMLマーカ内に動的に生成する。そして、コンテンツがコンテンツページレンダリング領域にレンダリングされる。コンテンツページ上のJavaScript(登録商標)のコードは、どのコンテンツページ領域が、閲覧者のブラウザウィンドウの寸法及びスクロール位置の範囲内、又は該寸法及びスクロール位置から所定距離だけ外側の範囲内であるかを、継続して判定するための変数及びコマンドを含む。当該場合には、指定のコンテンツがレンダリングされ、閲覧者のブラウザから、コンテンツのレンダリングに係るアクティビティデータを収集する。
システムは、好ましい態様における相関コードを介して、リッチメディア広告又はその他のコンテンツの閲覧可能インプレッションの正確な検出、測定及び報告を提供する。なお、このことに関しては、Javascript(登録商標)のタグが閲覧者によって、閲覧者のブラウザを介して要求され、相関コードが始動され、そして相関コードが、指定されたコンテンツレンダリング領域が閲覧者のブラウザ画面寸法及びスクロール位置の範囲内(すなわち、ブラウザウィンドウの表示可能領域)に存在すると判定し、コンテンツが指定されたコンテンツレンダリング領域内にレンダリングされ、該ページが閲覧者のディスプレイ上で開かれた主ウィンドウであり、他のウィンドウ又はアプリケーションにより妨害されておらず、そしてレンダリングされたコンテンツの所定の部分(例えば、これに限定されないが90%)が、閲覧者のブラウザの画面寸法及びスクロール位置の範囲内に、所定の時間存在した場合でなければ、閲覧可能インプレッションとしてカウントしない。好ましい態様において、これらのイベントが生じた場合、相関コードは、閲覧者のブラウザから、閲覧者のIPアドレス、ユーザID、ブラウザの種類、広告又はその他のコンテンツのID、レンダリング領域のID、及びイベントの時間データを収集し、これらをシステムサーバに送信する。時間間隔は調整することができ、例えば、これに限定されないが、1秒間隔とすることができる。例えば、ある広告コンテンツ領域が、全部又は一部、フォーカスの当てられた閲覧者のブラウザウィンドウの寸法及びスクロール位置のうち閲覧可能な領域内に存在している場合、相関コードは、該イベントを検知し、広告コンテンツが要求される。広告コンテンツが完全にロードされ、レンダリングされると、相関コードは、“広告のレンダリング”イベントを報告できる。また、広告コンテンツが、フォーカスの当てられたウェブページ上の、閲覧者のブラウザウィンドウの寸法及びスクロール位置の範囲内に、所定の時間、例えば、これに限定されないが、1秒間存在する場合には、広告コンテンツが閲覧者により、閲覧者のディスプレイ装置を介して閲覧可能であることを意味しており、この場合において、相関コードは、“広告閲覧”イベントを報告する。このようにして、コンテンツ要求、コンテンツレンダリング、コンテンツの閲覧の正確な測定を可能にしている。また、それぞれのイベントの正確な管理を可能にしている。本発明は、広告およびその他のコンテンツの課金を可能にする。すなわち、実際の広告閲覧イベントのみに限定していることにより、実際に閲覧された広告のみに効率的に課金することができる。また、本発明は、実際には決して閲覧可能でないか閲覧されていない、広告インプレッション又は広告コンテンツの要求に係る課金を排除することができる。閲覧時間も同様に、相関コードにより監視され、測定され、記録される。該閲覧時間は、広告又はその他のコンテンツが、レンダリングされ、フォーカスの当てられたウェブページ上において、閲覧者のブラウザウィンドウの閲覧可能又は認知可能な領域に存在している時間である。前述したように、相関コードは、多くの異なるデータ項目を監視し、測定し、報告することができる。該多くの異なるデータ項目は、例えば、これに限定されないが、広告又はその他のコンテンツの要求や、閲覧者の広告又はその他のコンテンツに対するクリックアクションや、ユーザのクリックアクションあるいは広告又はその他のコンテンツとの相互作用により確認されたコンテンツの閲覧又は認知や、対象のURLへのクリックや、インタラクティブボタン又はその他のインタラクティブな機能による閲覧者の相互作用や、閲覧者端末における、音量又はディスプレイ装置の調整や、その他、ブラウザアプリケーションが、相関コードを介して監視し、測定し、報告できる、測定可能なイベントである。本システムは、人間によらないクリックアクションと、人間によるクリックアクションを区別できる。そして本システムは、クリックアクションが検知された広告又はその他のコンテンツが実際に閲覧可能又は認知可能であるかを検証できる。相関コードも同様に、上述したように、一意的な閲覧者や、閲覧者のブラウザのバージョンや、閲覧者のOSや、IPアドレスの解決又は電話番号、エリアコード、閲覧者の位置情報を提供する他の識別情報に基づく閲覧者の地理的分布や、所定のイベント又は時間における、閲覧者のディスプレイの画面寸法、閲覧者のブラウザスクリーンの寸法、及びスクロール位置をクッキーのデータ又はその他の方法により監視し、測定し、報告できる。各広告又はその他のコンテンツの閲覧及びクリックに係る行動のログは、相関コードのデータ監視、測定、報告、及びシステムへの送信を介して生成される。各閲覧可能インプレッションは、特定の識別子に関連付けられ、関係する測定において利用される。閲覧者のブラウザは、監視され、測定され、報告されたイベントを始動し、ページの要求に続くデータの測定要求として利用されるこのようなイベントを相関コードに送信する。このような測定処理は、処理の初期段階ではなく、コンテンツがレンダリングされたときに相関コードにより実現される。測定処理は、実際のレンダリングに続くイベント、例えば閲覧者がページを最小化し、又はコンテンツが所定時間閲覧不可能になること等に基づいて、調整または除外される。相関コードはプログラムされたとおりに、各イベントに対する測定結果を、リアルタイムに又は定期的に、システムに送信する。
本システムは、配信者及び広告主が、広告挿入指示、広告キャンペーンの管理、及び広告領域をどこに配置するか、及び何により広告のレンダリングを起動するかといった操作を可能にする。そして配信者及び広告主は、システムデータの報告を、自己の独自の報告を作成するために利用することができる。また配信者及び広告主は、システムデータの報告を、コンテンツ又は配信場所の利用、配置、レンダリング及び閲覧に係る明細書を生成するために利用することができる。広告領域の利用、コンテンツの利用、クリックアクション、及びその他の課金可能なイベントに関し、正確な課金のためのコンテンツレンダリングに係る正確なデータを提供するために、相関コードは、広告及びその他のコンテンツの要求、レンダリング、閲覧、クリックアクション、又は上述のその他の測定データをフィルタリングすることができる。本発明において実施されるフィルタリングは、人間によらないアクション、例えばロボットや、エージェントや、その他の自動化された処理によるコンテンツの要求によって、コンテンツがレンダリングされることを防止することができる。したがって、該フィルタリングは、無効な閲覧可能インプレッションの測定を防止することができる。サーバのログファイルは、報告において利用されない。閲覧又はクリックが報告されるためには、上述の全てのイベントが生じていなければならない。相関コードは多くのアクションを実行し、また相関コードは、(a)閲覧者のディスプレイモニターの画面寸法、(b)画面寸法に対するブラウザ位置及びブラウザウィンドウの閲覧可能領域、(c)ブラウザがフォーカスされているか否か、(d)広告領域が、レンダリングされているウェブページ上で、ブラウザウィンドウ及びスクロール位置に対してどこに存在しているかに係る、多くのパラメータ及び変数を要求する。加えて、間違ったあるいはデータが破損した測定、すなわち、システムの内部トラフィックに起因するか、無効であると判断されている又は疑念のある、収集されたその他の測定データに基づく測定は、検知することができ、報告できるが、その他のデータからフィルタリング機能により分離し、除外することができる。閲覧者のIPアドレス、及び/又は閲覧者のエージェントは、人間又は人間によらない相互作用を検知して区別し、システムの内部及び外部のトラフィックを検知し区別するために、利用することができる。閲覧者のブラウザIDは、所定の時間、レンダリングされ、閲覧者とコンテンツとの間の相互作用を監視するために各コンテンツのインスタンスと関わっていた閲覧者を特定するために利用することができる。クッキーが使用可能状態の場合、該期間は、ブラウザにより保持される期間となる。ユーザは、クッキーを拒絶でき、また定期的に削除できる。その場合、新しいユーザIDが記録される。同一のウェブページのインスタンス上でレンダリングされた全ての広告又はコンテンツは、同一のユーザIDの値に関係付けられる。ユーザIDの値は、人間によらない又はその他の無効なトラフィックを監視するために用いることができる。本発明は、広告呼び出しの放棄による広告インプレッション及び閲覧可能広告インプレッションの不正確なカウントを防ぐことができる。なぜならば広告呼び出しは検知され追跡されるからである。キャッシング(キャッシュ記憶)による過少カウントも、システムにより防止できる。なぜならば本発明によれば、たとえページ上のタグ又はコンテンツレンダリングモジュールがキャッシュ記憶されたとしても、コンテンツは決してキャッシュ記憶されないためである。システムによる各コンテンツのレンダリングは、システムを通じて、コンテンツの要求により実施される。本発明によれば、ポップアップブロッカー及びその他のブロックソフトウェア又はツールは、広告のレンダリングに関し誤ったカウントをもたらさない。なぜならば、そのような場合において、相関コードがブロックされた領域内に広告をレンダリングしないためである。本システムは同様に、ユーザがブラウザ上で画像のレンダリングを使用不可にしていた場合においても、広告コンテンツのレンダリング及びレンダリングのカウントを防止できる。
本システムは、コンテンツの選択、配置、課金、その他コンテンツレンダリング領域におけるコンテンツレンダリングに係る設定に係る命令及びパラメータを、システムにおいて全く新しいコンテンツ配置記録を生成する必要なく、アップデート又は改変可能である。
全ての図面は好ましい実施形態を図示するが、その他の実施形態も考えられ、本発明は、図示される実施形態に限定されない。
閲覧者の画面表示領域、ブラウザアプリケーション、ブラウザウィンドウ、及びコンテンツページの相互作用と重複を図式的に示す概略図である。 システム構成要素及び、コンテンツページ管理者、閲覧者、通信ネットワークと該構成要素間の関係を示す図式的表現である。 システム構成要素、コンテンツページ管理者及びウェブサイト閲覧者間の通信フローを図式的に示す概略図である。 本発明の処理フローを示す処理フロー図である。 本発明の処理フローを示す処理フロー図のつづきである。 本発明の処理フローを示す処理フロー図のつづきであり、コンテンツレンダリングモジュールを利用する実施形態に関するものである。 コンテンツレンダリングモジュールを用いた実施形態における、システム要素と、コンテンツページ管理者と、コンテンツページ閲覧者との間の通信の図式的説明である。 システムコンテンツサイトの管理者用の登録画面例を示す。 システムコンテンツサイト管理者用のユーザログイン画面例を示す。 コンテンツページにタイトル、URLアドレス、任意のロゴイメージのデータ入力例を表示しているシステムユーザサイト登録画面例を示す。 コンテンツページ管理者がコンテンツページの主要な閲覧者の地理的な地域を入力するユーザ登録画面例を示す。 コンテンツページ管理者がコンテンツページの種別を入力するためのユーザ登録画面例を示す。 コンテンツページ管理者がコンテンツページの閲覧者のターゲット層データを入力するためのユーザ登録画面例を示す。 コンテンツページ登録確認画面例を示す。 コンテンツページレンダリング領域の作成画面例を示す。 コンテンツページレンダリング領域の寸法を選択する画面例を示す。 コンテンツページレンダリング領域の寸法を指定する画面例を示す。 コンテンツページ管理者が、指定されたコンテンツページレンダリング領域が存在するコンテンツページのページコードの中にコピー及びペーストできるように、システムサーバ側アプリケーションへのリンクを備えるJavaScript(登録商標)タグが生成される表示画面例を示す。 楕円で示すように、コンテンツページのコンテンツレンダリング領域が閲覧者のブラウザウィンドウ寸法及びスクロール位置より下に位置する場合のコンテンツページ例を示す。 楕円で示すように、コンテンツページのコンテンツレンダリング領域が閲覧者のブラウザウィンドウ寸法及びスクロール位置に一部入ってきた場合のコンテンツページ例を示す。 楕円で示すように、コンテンツページのコンテンツレンダリング領域が閲覧者のブラウザウィンドウ寸法及びスクロール位置に完全に入った場合のコンテンツページ例を示す。 コンテンツがレンダリングされ、レンダリングされたコンテンツ及びコンテンツがレンダリングされた時間を示すインジケータが表示されるコンテンツページ例を示す。 コンテンツレンダリング領域が部分的に閲覧者のブラウザウィンドウ寸法及びスクロール位置から外れている場合のコンテンツページ例を示す。 システムのコンテンツページデータの報告画面例を示す。 システムのコンテンツレンダリング領域に係るデータの報告画面例を示す。 システムのコンテンツレンダリング領域に係るアクティビティの報告画面例を示す。 コンテンツレンダリング領域のデータの報告画面例を示す。 システムコンテンツレンダリングのアクティビティの報告画面例を示す。 システム閲覧者のブラウザ種別データの報告画面例を示す。 システム閲覧者の地理的位置情報の報告画面例を示す。 コンテンツレンダリング領域のアクティビティの報告画面例を示す。 コンテンツのレンダリング時間データの報告画面例を示す。 拡大又は縮小されたレンダリングコンテンツを提供するために、閲覧者のブラウザの画面寸法及びスクロール位置を判定するシステムを用いた場合のコンテンツページ例を示す。 閲覧者のブラウザウィンドウの寸法及びスクロール位置に基づき、所定の大きさに変更され、レンダリングされたコンテンツを表示するコンテンツページ例を示す。 修正された閲覧者のブラウザウィンドウの寸法及び/又はスクロール位置に基づき、再度レンダリングされ、再度所定の大きさに変更されたコンテンツ表示するコンテンツページ例を示す。 コンテンツがレンダリングされ、レンダリングされたコンテンツのコンテンツページ上のコンテンツレンダリング領域に描画されていた時間をインジケータが表示している、コンテンツページ例を示す。なお図34においては、指定されたコンテンツレンダリング領域は、閲覧者のブラウザの画面寸法及びスクロール位置の範囲内である。また図34においては、インジケータと共に、コンテンツページは閲覧者のディスプレイ画面上で、主ウィンドウであり、他のウィンドウ又はアプリケーションにより妨害されていない。当該インジケータは、コンテンツページが他のアプリケーションウィンドウにより妨害されると、カウントを停止する。 レンダリングされたコンテンツと、このコンテンツがレンダリングされた時間を示すインジケータが表示されたコンテンツページ例を示す。このとき、指定されたコンテンツレンダリング領域が閲覧者のブラウザの画面寸法及びスクロール位置の範囲内に存在する。また、コンテンツページは、閲覧者のディスプレイの主ウィンドウに存在する。また、コンテンツページは、閲覧者のブラウザがマルチホームページ機能を有する場合には、コンテンツページが閲覧者のディスプレイで開いている主ウィンドウに存在しており、他のウィンドウ又はアプリケーションにより妨害されていない。このとき、インジケータのカウントは、他のブラウザウウィンドウのタブが開くことによって、レンダリングされたコンテンツを有するコンテンツページを含むブラウザウィンドウに係るブラウザウィンドウのタブが妨害されることにより停止する。そして閲覧者が、レンダリングされるコンテンツが存在するコンテンツページを含む元のブラウザウィンドウタブに戻った場合、カウントを再開する。 コンテンツがレンダリングされ、インジケータが、レンダリングされたコンテンツが、コンテンツページの指定されたコンテンツレンダリング領域にレンダリングされた時間を表示しているコンテンツページ例を示す。なお、図36において、指定されたコンテンツレンダリング領域は、閲覧者のブラウザ画面寸法及びスクロール位置の範囲内である。また、図36において、インジケータと共に、コンテンツページは、閲覧者のディスプレイスクリーン上に開いた主ウィンドウであり、他のウィンドウ又はアプリケーションにより妨害されていない。当該インジケータは、閲覧者がブラウザスクリーンを移動し、ブラウザスクリーンの一部(そして結果として、コンテンツページの一部とコンテンツのレンダリング領域の一部)が閲覧者のディスプレイ装置の画面の範囲外となり、他のアプリケーションウィンドウにより妨害されると、カウントを停止する。 レンダリングされたコンテンツと、レンダリングされたコンテンツが、“閲覧中”である時間を示すインジケータが表示されたコンテンツページ例を示す。すなわち該時間は、コンテンツが、電子的なコンテンツページの指定されたコンテンツレンダリング領域内にレンダリングされ、指定されたコンテンツレンダリング領域が閲覧者のブラウザの画面寸法及びスクロール位置の範囲内に存在し、閲覧者のブラウザがマルチホームページ機能を有する場合には、コンテンツページが閲覧者のディスプレイ上に開いている主ウィンドウに存在しており、他のウィンドウ又はアプリケーションにより妨害されていない時間である。該マルチホームページ機能を有する場合には、ユーザは、ブラウザを開き、複数のブラウザウィンドウのタブが同時に開き、各々確保されたページが開くが、主ブラウザウィンドウのみにフォーカスが当てられる。インジケータは最前面に存在するブラウザウィンドウタブに係る閲覧時間をカウントする。その他のブラウザウィンドウタブ上のコンテンツはフォーカスが当てられておらず(すなわち、閲覧中でなく)、ロードされず、レンダリングもされない。コンテンツ要求、広告レンダリングイベント、及び閲覧イベントの報告、並びに閲覧時間のカウントは、閲覧者が各ブラウザウィンドウタブを起動し、特定のページにフォーカスを当てる(すなわち閲覧中にする)までは開始しない。 システムの図式的な報告例である。図38は、レンダリングされたコンテンツの閲覧可能インプレッションを受領した閲覧者のディスプレイ解像度及びスクロール位置を、システムを介してシステムユーザに表示するものである。これは、システムユーザが、どれだけ多くの閲覧者が、スクロールすることなく、コンテンツページ上にレンダリングされたコンテンツを閲覧しているかを、異なるコンテンツページ寸法に基づいて判断することを、可能にする。 システムの図式的な報告例である。図39はディスプレイ解像度、ンダリングされたコンテンツの閲覧可能インプレッションを受領した閲覧者のディスプレイ解像度及びスクロール位置を、システムを介してシステムユーザに表示するものである。また図39は、平均閲覧可能領域、合計閲覧数、要求又はレンダリングと比較した閲覧の比率、ピクセル単位又はその他の単位で表された平均垂直スクロール及び平均水平スクロールを表示するものである。 システムの図式的な報告例である。図40は、閲覧者のブラウザウィンドウの寸法及びスクロール位置、ブラウザウィンドウの表示可能領域、合計閲覧数、要求又はレンダリングと比較した閲覧の比率、ピクセル単位又はその他の単位で表された平均垂直スクロール及び平均水平スクロールを示している。グラフは、ユーザデータの全て又は指定された部分についての、各種の閲覧可能領域及びスクロール位置の分析を示している。 システムの図式的な報告例である。図41は、閲覧イベントが報告された時点における閲覧者の垂直及び水平スクロール位置を示している。また図41は、垂直スクロールの分布及び水平スクロールの分布と、平均ディスプレイ解像度と、平均閲覧可能領域と、平均スクロールとを示している。 システムの図式的な報告例である。図42は、クライアント側のアクティビティログと、特定のイベントに係る集計時刻と、配置されたコンテンツのIDと、コンテンツレンダリングモジュールのIDと、コンテンツページ、レンダリング領域、コンテンツ及びシステムに格納された他のパラメータのデータファイルに割り当てられた一意的な識別子、閲覧者のインターネットプロトコルアドレス(IPアドレス)と、オペレーティングシステム(OS)と、ブラウザの種類、特定のアクション(例えば、レンダリングイベント、閲覧イベント、又は指定されたその他イベント)と、幅及び高さで示されるブラウザ及び/又は閲覧者のディスプレイ装置の画面寸法と、スクロール位置(水平及び垂直)と、時刻とが表示される。
ここで好ましい実施形態によれば、本発明は、電気通信ネットワークを介してコンテンツページ上のコンテンツのレンダリングを制御するシステムと方法であって、当該コンテンツは、所定のコンテンツページの領域(「コンテンツページトリガー領域」)が閲覧者のブラウザウィンドウの寸法及びスクロール位置の範囲内であるか、又は当該範囲から所定距離だけ外側の範囲内である場合にのみ、及び/又は、この範囲内でレンダリングされる。所定のコンテンツページトリガー領域は、好ましい実施形態においては、コンテンツがレンダリングされるべきコンテンツページの領域とすることができる。コンテンツは要求され、配信され、閲覧者がコンテンツサイトページをスクロールすると共に、さらなる閲覧者のクリック動作、又はその他の動作無しに、閲覧者のブラウザウィンドウの寸法及びスクロール位置の範囲内に来るコンテンツページの所定の領域に関して自動的かつ連続的にレンダリングされる。さらに、コンテンツの一部のみが閲覧者のブラウザウィンドウの寸法及びスクロール位置の範囲内にある場合には、コンテンツページ全体をレンダリングする代わりに、閲覧者のブラウザウィンドウ領域が、特定のコンテンツがレンダリングされるコンテンツページ領域と一致する場合のみ、及びこの範囲内でレンダリングされるように、コンテンツを制御することができ、バンド幅、その他の通信資源の利用の観点でより高い効率という結果を生む。好ましい実施例においては、通信網はインターネットであり、コンテンツ表示サイトはウェブサイトであるが、本発明は特定の通信ネットワーク又はコンテンツ表示サイトには限定されない。
本発明に係るシステムの好ましい実施形態は、電気通信網を介し、ウィンドウ寸法及びスクロール位置を調整できるブラウザソフトウェアアプリケーションを備えたネットワーク通信装置を有する1人以上の閲覧者が閲覧するコンテンツページ上の指定されたコンテンツレンダリング領域において、前記閲覧者のウィンドウ寸法及びスクロール位置の範囲内に存在するコンテンツページを受信するためのコンテンツレンダリング制御のシステムであって、1つ以上のコンピュータ処理装置と、1つ以上の前記コンテンツレンダリング領域及び1つ以上のコンテンツページトリガー領域を備える1つ以上のコンテンツページと通信する手段と、前記1つ以上のコンテンツページと、前記1つ以上のコンテンツページトリガー領域と、前記1つ以上のコンテンツページレンダリング領域と、前記1つ以上のコンテンツファイルとに係るデータを含む1つ以上の記録を格納したデータベースを有するシステムサーバと、を有する前記電気通信網を介して通信可能に構成されたシステム側のコンピュータと、1つ以上のコンテンツファイルを格納した1つ以上のコンテンツファイルサーバと、1つ以上のコンテンツページを指定するデータと、前記1つ以上のコンテンツページ内に存在する1つ以上のコンテンツページレンダリング領域と、コンテンツページの閲覧者のブラウザウィンドウの寸法及びスクロール一位置の範囲内に存在すると判定された場合に、コンテンツが前記コンテンツページレンダリング領域においてレンダリングされる1つ以上のコンテンツページトリガー領域と、前記1つ以上のコンテンツページ内の前記1つ以上の指定されたコンテンツレンダリング領域においてレンダリングされる1つ以上のコンテンツファイルと、をシステムユーザから受信し、前記1つ以上のコンテンツファイルは、前記システムサーバのデータベースに格納されるデータ記録を生成し、前記記録は前記データを含み、識別コードを前記データ記録に割り当て、前記1つ以上のコンテンツページ上に配置されるタグ/リンクを生成し、前記タグ/リンクは、前記データ記録の識別コードへの参照と、システムカスタムソフトウェアアプリケーションへのリンクとを備えていることを特徴とする1つ以上のネットワーク通信インターフェース・ソフトウェアアプリケーションと、前記指定されたコンテンツページトリガー領域が、コンテンツページの閲覧者のブラウザウィンドウの寸法及びスクロール位置の範囲内に存在するか否かを判定するための相関コードを生成し、前記指定されたコンテンツページに書き込み、前記指定されたコンテンツレンダリング領域用のマーカとして使用されるHTMLコードを動的に生成し、前記相関コードと通信し、前記相関コードが、前記指定されたコンテンツページトリガー領域が、前記コンテンツの閲覧者のブラウザウィンドウの寸法及びスクロール位置の範囲内に存在することを検出した場合に、前記1つ以上のコンテンツファイルを、前記1つ以上のコンテンツレンダリング領域においてレンダリングする1つ以上のシステムカスタムソフトウェアアプリケーションと、を備える
本システムは、コンテンツページ、コンテンツページエリアが閲覧者のブラウザウィンドウの寸法及びスクロール位置の範囲内又は当該範囲から所定距離だけ外側の範囲内の場合に、コンテンツのレンダリングのトリガーを与えるコンテンツページトリガー領域の指定、レンダリングされるコンテンツファイルに関するデータを入力するグラフィカルユーザインターフェースをシステムユーザ(通常はコンテンツページ管理者である)に提供するための、一以上の従来のコンピュータ処理ユニット及びマイクロプロセッサと、システムユーザが入出力を行うための一以上のインターネット又はその他のネットワーク通信インターフェース・ソフトウェアアプリケーション等のコンピュータ処理手段を含む。コンテンツが表示されるサイトは、本システムにアクセスすることができ、また、登録情報を入力することができ、また、コンテンツページエリアが閲覧者のブラウザウィンドウの寸法及びスクロール位置の範囲内、及び/又は、当該範囲から所定距離だけ外側の範囲内の場合に、所定のコンテンツページの領域にコンテンツをレンダリングさせる指示を提供でき、そして、閲覧者が特定のコンテンツページを初めて要求した場合にシステム側のサーバと通信を確立する、コンテンツがレンダリングされるコンテンツページ上に配置されるJavaScript(登録商標)のタグとリンクを取得する。システムサーバ側のアプリケーションはJavaScript(登録商標)のタグ要求を受取り、システムデータベースから要求されたページに対応するデータ記録を取得し、閲覧者及びブラウザのアドレスと、その他のデータを閲覧者のブラウザ要求そのものから取得し、所定のコンテンツページの領域が、閲覧者閲覧者のブラウザウィンドウの寸法及びスクロール位置の範囲内であるか所定の距離だけ外側の範囲内である場合にのみ、及び/又は、この範囲内でコンテンツをレンダリングするようにコンテンツレンダリングを制御するためのカスタマイズされた相関コードを生成する。相関コードは、各閲覧者の、特定のコンテンツページの要求に応じて生成され、その機能が各特定の閲覧者のブラウザウィンドウの寸法及びスクロール位置に関連付けられるように、各閲覧者のためにカスタマイズされる。相関コードはコンテンツページに記述され、あるいは埋め込まれる。相関コードは閲覧者のブラウザウィンドウの寸法とスクロール位置の座標が、コンテンツページの所定の領域の座標と一致するか否かを判定する。当該一致は、部分一致、完全一致、又は閲覧者のブラウザウィンドウの寸法座標及びスクロール位置座標から所定距離だけ外側にある座標との一致であってもよい。そして相関コードは、コンテンツがレンダリングされるコンテンツページ領域のマーカとして使用されるHTML層用のHTMLコードをコンテンツページ上に生成する。所定のコンテンツトリガー領域が、コンテンツがレンダリングされるページの領域でもある場合、コンテンツページの指定された所定の領域が、閲覧者のブラウザウィンドウの寸法及びスクロール位置の範囲内であるか所定の距離だけ外側の範囲内であると相関コードが判定した場合に、特定のコンテンツページエリアにおいてコンテンツがレンダリングされてもよい。相関コードは、定期的にコンテンツページエリアの座標と、ブラウザの画面寸法及びスクロール位置の座標との間の一致関係を決定し、必要な一致関係が検出された場合(所望により、又は、システムユーザにより指定され若しくはシステム内部にプログラムされることにより、当該一致は部分一致、完全一致、又は閲覧者のブラウザの寸法座標及びスクロール位置座標から所定距離だけ外側にある座標との一致であってよい)、相関コードはHTMLコード及びタグを、予め生成されたHTMLマーカの内部にプリントし、クエリストリングのリンクを起動し、コンテンツを取得してレンダリングし、またその他のアクションを起動する。閲覧者は、インターネット用及び前記コンテンツ表示サイトと通信用に構成された閲覧者側のコンピュータ等の現在又は将来の手段により、コンテンツサイト及びコンテンツページにアクセスできる。電気通信網は、複数の種類のネットワークのうちの1つ以上であってよく、例えば、以下に限定されないが、インターネット等の共通プロトコルによるコンピュータ通信のネットワークや、携帯端末や、無線通信や、ケーブルや、衛星や、電力線や、その他のネットワーク又はこれらネットワークの組合せである。閲覧者側の通信装置は、ブラウザアプリケーションを実行できる通常のマイクロプロセッサを基礎としたデスクトップ又はラップトップコンピュータ、PDA、又はその他の電気ネットワーク通信装置であればよく、一般的に、マイクロプロセッサと、読み出し専用メモリ(ROM)と、ランダムアクセスメモリと、ディスプレイ画面及びキーボード/キーパッド等の入出力手段とを有する。閲覧者は、一般的に、電気通信サービスプロバイダー(例えば、インターネットサービスプロバイダ)を介して、特定のネットワークにアクセスする。
コンテンツファイルは、どの特定形式にも限定されず、静的なHTML画像でも、.swfのようなリッチメディアファイルでもよい。コンテンツファイルは、コンテンツサーバに格納することが好ましい。インタフェース手段、プロセッサ手段、及びコンピュータ通信手段は、従来のインターネットブラウザ・アプリケーションの使用を含む種々の具体例を有することができるが、これに限定されない。
本発明の好ましい実施形態による方法では、電気通信網を介し、ウィンドウ寸法及びスクロール位置を調整できるブラウザソフトウェアアプリケーションを備えたネットワーク通信装置を有する1人以上の閲覧者が閲覧するコンテンツページ上の指定されたコンテンツレンダリング領域において、前記閲覧者のウィンドウ寸法及びスクロール位置の範囲内に存在するコンテンツページを受信するためのコンテンツレンダリング制御の方法であって、1つ以上のコンテンツページと、1つ以上のコンテンツページ領域と、1つ以上のコンテンツファイルとを指定するステップと、前記コンテンツファイルは、前記1つ以上のコンテンツページに係る前記1つ以上の指定されたコンテンツページ領域において、レンダリングに係るコンピュータシステムの大容量記憶装置にあらかじめ電子的ファイル形式により格納されたファイルであり、前記1つ以上のコンテンツページに関するデータと、前記1つ以上のコンテンツページレンダリング領域と、前記1つ以上のコンテンツファイルとを、データベース内の記録として格納するステップと、システムサーバ側のアプリケーションに接続し、前記システムサーバ側のアプリケーションを介して、前記システムサーバ側のデータベースに格納された前記記録からのデータと、前記閲覧者及び前記閲覧者のブラウザに関する前記コンテンツページの要求からのデータとを取得するタグ/リンクを生成し配置するステップと、前記1つ以上のコンテンツページに対する、前記1つ以上の指定されたコンテンツページの前記1つ以上の指定されたコンテンツレンダリング領域が、前記閲覧者のブラウザウィンドウの寸法及びスクロール位置の範囲内に存在するか否かを判定し、前記1つ以上のコンテンツファイルがレンダリングされる前記指定されたコンテンツページ領域用のマーカとして機能するHTML層を生成する相関コードを生成し記述するステップと、前記1つ以上の指定されたコンテンツページ領域が、前記閲覧者のブラウザウインドウの寸法及びスクロール位置の範囲内に存在することを検知したことに基づき前記相関コードがアクティブ状態になった場合、前記コンテンツページの前記1つ以上のコンテンツページレンダリング領域に前記1つ以上の指定されたコンテンツファイルをレンダリングするためのHTMLコード及びタグを動的に生成する、前記コンテンツページに配置するためのクエリストリング及びリンクを生成するステップと、を含む。図4−A、4−B及び4−Cは、以下でさらに説明するように、好適な実施形態における方法の処理フローを示す。
閲覧者の画面表示領域と、ブラウザアプリケーションと、ブラウザウィンドウ及びコンテンツページとの相互関係の概略を示す図1を参照すると、ブラウザウィンドウ4に表示される、コンテンツをレンダリングするためのスペースを有するコンテンツ表示ページ2が存在する。コンテンツページ2の一部は、閲覧者の表示画面領域3の範囲内である。図1に示されているように、コンテンツページ2は、ブラウザウィンドウ4よりも大きいため、コンテンツページ領域の全てが、閲覧者のディスプレイに表示されるブラウザウィンドウ4の寸法及びスクロール一の範囲内にあるわけではない。本発明は、コンテンツページ領域の所定の領域が、閲覧者のブラウザウィンドウの寸法及びスクロール位置の範囲内であるか所定の距離だけ外側の範囲内である場合に、指定されたコンテンツのみをレンダリングするようにコンテンツのレンダリングを制御でき、また、所定のコンテンツページトリガー領域が閲覧者のブラウザウィンドウの寸法及びスクロール位置の範囲内であるか所定の距離だけ外側の範囲内である場合のみレンダリングされる。
図2に、本発明の好ましい実施形態の概要を示す。本発明は、1つ以上のコンテンツページ閲覧コンピュータシステム又は、各々ブラウザアプリケーション22、ブラウザアプリケーション33、ブラウザアプリケーション44、およびブラウザアプリケーションnnnを備える通信装置であって、インターネット88を介してコンテンツページコンピュータシステム10と通信する通信装置とに関係する。コンテンツページコンピュータシステム10は、一般的なHTTPを用いてインターネットクライアントサーバモデルのように、コンテンツページサーバ12と、ファイル格納装置20とを備える。HTTPは公知のアプリケーションプロトコルであり、テキスト、グラフィック、イメージ、音声、ビデオ、プログラム等の異なるフォーマットのコンテンツをユーザがアクセスできるように提供する。HTMLは、標準的なページ記述言語であり、基本的な文書フォーマットを提供し、プログラマーが外部サーバやファイルへのリンクを指定できるようにする。リンクは、URL(Uniform Resource Locator)により指定される。リンクの指定において、クライアントは、TCP/IP要求をサーバに対して送信し、URLにより指定された情報(例えばHTMLに従ってフォーマットされた外部のウェブページ)を返され、受取る。返される情報は、全て又は一部がサーバにおいて実行されるプログラムにより生成される。このようなプログラムは、一般的に、CGI(Common Gateway Interface)スクリプトとして知られており、サーバがサポートする公知のプログラム言語又は手法を用いることにより記述することができる。代表的なウェブページは、テキスト、ユーザが選択できる(例えばクリックできる)リンク、クライアントがブラウザでウェブページを完全にレンダリングするために取得しなければならないリソース(例えばイメージ、ビデオ、音声)を指し示すURLを備えるHTML文書である。これらのリソースはHTML文書が送信されるサーバと同一のサーバ上に格納されていなくてもよい。さらに、HTTPは、所定の情報をクライアントからサーバに送信することができる。この情報は、URLに埋め込むことができ、また、HTTPヘッダーフィールドに含めることができ、また、公知のHTTP手法によりサーバに直接知らせることができる。閲覧者とコンテンツページ管理者は共に、様々な周知の入出力機器によりシステムと交信できる。例えば、コンピュータシステム10は、好ましくは、ディスプレイスクリーン又はモニター15と、キーボード16と、プリンター17と、マウス18と、その他各装置を備える。コンピュータシステム10は、好ましくは、通信媒体として機能するインターネット88に接続される。インターネット88は、既に説明したように、共通プロトコルを用いて公的及び私的に通信するコンピュータネットワークのグローバルネットワークから成る。インターネット88は、本発明の好ましい実施形態における、コンテンツページビューワー22、33、44、及びnnnと、コンテンツページシステム10による、好ましい接続方法である。システム、コンテンツページ側、閲覧者側システムは、類似のハードウェア構成をとることができる。
図2に、システムコンピュータ50を示す。システムコンピュータ50は、好ましい実施形態においては、1又は複数のデータベースを備えるシステム側サーバ51と、コンテンツページ/コンテンツページレンダリング領域データベース60と、任意に含むことができるトラッキングサーバ52及び1つ以上のコンテンツファイルサーバ53とを含む。システムサーバ51と、1つ以上のコンテンツファイルサーバ53と、トラッキングサーバ52は、各種のオペレーティングシステム(OS)において動作することが好ましい。当該OSは、MS WindowsNT/2000/2003(登録商標)、UNIX、Linux、その他のOSを含み、各種データベース管理システムを利用できることが好ましい。当該データベース管理システムは、MS SQL Server、Oracle、MySQL、PostgreSQL、その他のデータベース管理システムを含む。システムサーバ51又はその他のオペレーティングシステムは、これらのシステム用にカスタマイズされたソフトウェアアプリケーションをインストールされている。
システムユーザ側と、コンテンツ発行サイト側と、システム側と、コンテンツ閲覧者側の接続関係は、本発明の範囲及び趣旨に反さない範囲で、様々な形態をとり得る。特に、ネットワークの接続関係は、周知技術である電話線とモデムの組合せにより実現でき、またISDNの専用線や、特定形式のケーブルテレビサービスによりインターネット接続を提供するケーブルモデム形式のセットトップボックスにより実現できる。無線又は衛星に基づいた通信も利用することができる。上述の場合において、ウェブサイトのユーザ側のコンピュータは、ネットワーク接続との適切なインターフェースを実現するために、モデム、ISDNカードのような適切なI/Oを必要とする。
システムは、システムユーザ、一般的にはコンテンツページ管理者がシステムアカウントを作成するための、また、コンテンツページと、コンテンツがレンダリングされるコンテンツページ領域と、ページ領域が閲覧者のブラウザウィンドウの寸法及びスクロール位置の範囲内である場合に、コンテンツのレンダリングにトリガーを与えるコンテンツページトリガー領域を登録するための、またコンテンツページに関するターゲット層及び他の関連情報、及び指定されたページ領域にコンテンツファイルをレンダリングすることに関連する情報を提供するための、グラフィカル・ユーザ・インターフェース(GUI)を含む。コンテンツページトリガー領域及びコンテンツページレンダリング領域は、コンテンツページの同一の領域にすることも、異なる領域にすることもできる。情報は、記録としてシステムサーバ側のデータベースに格納され、システムは単独のタグとリンク、好ましくは、JavaScript(登録商標)のタグと、システムサーバ側のソフトウェアアプリケーションにリンクするリンクを生成し、コンテンツ管理者により、特定のコンテンツがレンダリングされるコンテンツページに配置される(タグ/リンクの配置は、コンテンツページのいずれの場所であってもよく、必ずしもレンダリングされるべきコンテンツのページ上ではない)。そしてシステムサーバ側のソフトウェアアプリケーションはカスタマイズされた相関コードを生成する。この相関コードは、固有のIDを特定の閲覧者/ブラウザに割当て、指定されたコンテンツがレンダリングされるコンテンツページ領域用のマーカとして使用されるHTMLコードを生成する。また相関コードは、相関コードにより収集されたデータを含むクエリストリングのリンクを生成し、このクエリストリングのリンクをコンテンツページの変数として格納する。相関コードは変数とコンテンツページトリガー領域の座標及び閲覧者のブラウザウィンドウの寸法及びスクロール位置の座標に基づき、ブラウザウィンドウとコンテンツページ領域の関連付けをする関数を含む。相関コードが、指定されたコンテンツページトリガー領域が閲覧者のブラウザウィンドウの寸法及びスクロール位置の範囲内(又は所定距離だけ外側の範囲内)であると判定した場合に、コンテンツページ上の変数として格納されたクエリストリングのリンクはアクティブ状態となり、アクションを開始するJavaScript(登録商標)の関数と、コンテンツページ用のデータ及びコンテンツファイルの取得元のコンテンツサーバへのリンク等のコンテンツを要求するHTMLタグを生成することを含み、これに限定されない任意数のアクションを実行でき、かつ、指定されたコンテンツを取得し、指定されたコンテンツレンダリング領域にレンダリングできるJavaScript(登録商標)のタグが生成される。
好ましい実施形態では、登録過程において、コンテンツページ管理者が、ページ名、コンテンツデータ、それが部分的に又は完全に閲覧者のブラウザウィンドウの寸法及びスクロール位置の範囲内又は所定距離だけ外側の範囲内である場合にコンテンツのレンダリングのトリガーを与えるコンテンツページの特定領域、レンダリングされるコンテンツが存在するコンテンツページの特定領域(当該領域はコンテンツページトリガー領域と同一であっても異なっていてもよい)等のコンテンツページに関連する情報を入力する。そしてシステムは、このデータをレコード(記録)としてシステムサーバの関係型データベースに保存し、レコードにIDを割当て、当該IDは暗号化される。そしてシステムは、単独のタグと、暗号化されたIDと、システムサーバ側のアプリケーションへのリンクとを備えるJavaScriptコードを生成し、コンテンツページ管理者は、この単独のタグ及びリンクをコンテンツページ上に配置する。
ウェブページに含まれるJavaScript(登録商標)タグが閲覧者により要求された場合、クエリストリング内のシステムデータベースに格納されたデータのレコードの暗号化されたIDを含むJavaScript(登録商標)タグのリンクが、サーバ側のソフトウェアアプリケーションにトリガーを与える。このカスタマイズされたサーバ側のアプリケーションは、システムサーバに収納されていることが好ましく、C#、PHP又はその他の適切なプログラミング言語により記述することができる。タグ及びリンクがJavaScript(登録商標)のタグ及びリンクである場合、サーバ側のアプリケーションは、JavaScript(登録商標)のタグ要求に応答するため、JavaScript(登録商標)に見せかけて、コンテンツページのドメイン及びアドレス、閲覧者のIPアドレス、レンダリングされるコンテンツファイルに関する情報、レンダリングされる領域のサイズ、予め入力されたターゲット層情報及び関係型データベースから取得できるその他の情報等の、コンテンツページに格納されたその他情報等の各種の情報を要求から収集する。
この初期情報に従い、応答として、サーバ側のアプリケーションは、HTML層が、コンテンツがレンダリングされるコンテンツページ領域のプレースホルダー又はマーカとして利用できるように、動的にHTMLコードをコンテンツページ上に生成する追加のJavaScript(登録商標)コードを生成し、コンテンツページ上にプリントする。また、当該JavaScript(登録商標)コードは、全ての必要な変数と、コンテンツページレンダリング領域と閲覧者のブラウザウィンドウの寸法及びスクロール位置とを相互に関連付け、閲覧者のブラウザ及びコンテンツページから、本明細書に記載のレンダリング制御及びデータ収集処理を実行するための関数を含んでいる。またこのコードは、閲覧者のブラウザから入手可能な、閲覧者のオペレーティングシステム、ブラウザのバージョン、特定のビューワ/ブラウザに割り当てられた固有のブラウザ/ユーザコンピュータID等の追加の情報を収集する。当該IDは、相関コード自身により生成されるか、又はシステムサーバ側のソフトウェアアプリケーションにより生成され、クッキー又はシステムデータベースから取得される。また、相関コードは、(コンテンツページに索引をつけるために)コンテンツページテキスト中で最も頻繁に出現する言葉と、ページ上の同一のコンテンツとその他の特定のフィルタリングと管理(例えば、あるコンテンツのレンダリングにおいて画像をレンダリングしている場合には、他のコンテンツのレンダリングにおけるビデオのロードを停止するのが好ましい)の重複を防止するために、既にページにレンダリングされたその他のコンテンツのリスト及び/又はクッキーに予め格納されたカスタマイズされた情報と、コンテンツページから収集した情報を収集する。そして、クエリストリングのリンクが生成され、すべての収集された情報が添付される。そしてこのクエリストリングのがウェブページの変数として格納される。ウェブページ又はその他のコンテンツページは任意の数の所定の指定されたコンテンツレンダリング領域に分割され、又は含むことができ、また、システムは、コンテンツページのコンテンツレンダリング領域のいずれかが閲覧者のブラウザウィンドウの寸法及びスクロール位置の範囲内であるか否かを監視することができる。もし、所定のコンテンツレンダリング領域が、閲覧者のブラウザウィンドウの寸法及びスクロール位置の範囲又は所定距離だけ外側の範囲内であれば、ページの変数として格納されたクエリストリングのリンクがアクティブ状態になり、システムは動的に、HTMLコード及びタグを、コンテンツがレンダリングされる所定のコンテンツページ領域に予め生成されたHTMLのマーカ内にプリントして、指定された領域においてコンテンツをレンダリングする。コンテンツページ領域/ブラウザの寸法及びスクロール位置に係る相関コードは、システム側サーバ、コンテンツページ、及びブラウザと交信する。
本実施形態におけるシステムは、コンテンツのレンダリング、及びコンテンツをレンダリングし、自己完結型のコンテンツアクティビティ情報を送信する遠隔のサーバ通信を提供する。このようなファイルは、SWF拡張子により特定されるフラッシュファイル、又はその他の互換性のあるコード、例えば、これに限定されないが、NET拡張子、ASP拡張子、又はAJAX拡張子のファイルであることが好ましい。Macromedia(登録商標)又はAdobe Flash(登録商標)ファイルを利用することは、SWF形式のファイルに含まれるアクションスクリプト、命令的コードを提供でき、JavaScript(登録商標)の相関コードと通信できるため、また、ほとんど全ての顧客のコンピュータシステムは、通常のインターネットブラウザ設定としてFlash Player(登録商標)を有効にしているため、好ましい。また、SWF形式のファイルはより誰もが使っており、携帯電話、PDA、テレビ及びその他の装置を含む各種の装置上で実行できる。本発明の教示の下で、追加アプリケーションの起動なしに実行できる如何なるファイル形式であっても、Flash及びSWF形式のファイルの代わりに用いることができ、SWF形式のファイルは本発明の限定事項ではないと理解されるべきである。コンテンツレンダリングをするモジュールは、相関コードに係る機能を実行しない。その代わりに、相関コードが存在し、上述のように機能し、そして所定のコンテンツページトリガー領域並びに閲覧者のブラウザウィンドウの寸法及びスクロール位置との一致を検知した場合、コンテンツレンダリングモジュールにトリガーを与え、コンテンツレンダリングモジュールが、コンテンツのレンダリングに直接トリガーを与える代わりに、コンテンツをレンダリングする。高度な閲覧者のアクティビティ追跡は、相関コードが、コンテンツレンダリング領域が閲覧者のブラウザウィンドウの寸法並びにスクロール位置の範囲内(又は所定距離だけ外側の範囲内)であると判断した場合に、本明細書で“コンテンツレンダリングモジュール”と記述され、相関コードと交信するための全ての必要なコードを含むコンテンツページに組み込まれたSWF又はその他の自己完結型のアプリケーションの利用により可能となる。そして、コンテンツレンダリングモジュールは、自己の内部でコンテンツをレンダリングし、閲覧者のアクション、例えば、クリック、ビデオ閲覧、ビデオ閲覧時間、その他のデータに関係する追加のデータを収集し、システムサーバ又はトラッキングサーバ上のシステムデータベースにデータを返す。相関コードが、コンテンツレンダリング領域が閲覧者のブラウザウィンドウの寸法及びスクロール位置の範囲内(又は所定距離だけ外側の範囲内)であると判断した場合、相関コードは動的に、HTMLコード及びタグを、コンテンツ表示ページ上のレンダリング領域にコンテンツレンダリングモジュールを組み込んだ層プレースホルダー内にプリントする。このモジュールの要求は(前述の)モジュールに割り当てられた固有のIDと共に予め格納されたクエリストリングの、並びに、システムサーバ、閲覧者のブラウザ、及び(前述の)ウェブサイトページから収集された情報を含む。したがって、全ての情報はモジュールに効率よく送られる。そして、コンテンツレンダリングモジュールは、クエリストリングの内の情報に従い、1つ以上のコンテンツサーバから取得したコンテンツをレンダリングする。上述の相関コードは、閲覧者のブラウザウィンドウの寸法及びスクロール位置の範囲内のウェブページの所定のコンテンツページトリガー領域の座標どうしを相互に関連付けるために、ブラウザ及びウェブページと通信し、コンテンツレンダリングモジュールに情報を伝達する。メッセージは、コンテンツレンダリングモジュールに継続的に、所定の間隔で、例えば1秒毎に、又は1秒の数分の1の間隔毎に送られ、基本的に閲覧者のブラウザウィンドウで、どれだけの秒数のウェブページの領域が利用可能かをコンテンツレンダリングモジュールに伝達する。加えて、コンテンツレンダリングモジュールは、レンダリングされたコンテンツに関連する情報、例えば、クリック、ビデオ閲覧、及びその他データ等を収集する。そして、コンテンツレンダリングモジュールは、情報を送信し、システムサーバ又はトラッキングサーバに所定の間隔で収集される(情報は直ちに送信され、又は収集及び送信される)。この情報の全ては、コンテンツレンダリングモジュールからシステムサーバ又はトラッキングサーバに送信され、ファイルサーバの直接通信又はFSDC技術により、システム(又はその他の)データベースに格納される。FSDCは、自己完結型のファイルとカスタマイズされたネットワークサーバベースのアプリケーション間で直接通信を確立する手法である。FSDCは、好ましくは、SWF形式のファイルを利用し、又は代わりにHTML若しくはAJAXA形式のファイルを用いて、ファイルまたは要求からの変数を閲覧者のネットワークブラウザの履歴にオブジェクトにロードすること無しに、クエリストリングのを特定のURL又は所望のネットワークサーバに直接送信する。当該事項は、米国特許第7,313,590号に詳しく記載されている。ファイルは、このファイルが1つ以上のサーバと直接通信を確立するための命令コードを含む。当該サーバは、実行可能なコンテンツファイルを格納するサーバと、接続されると、アクセス及びコンテンツファイルの利用を記録するサーバとを含む。一方向の非対話式のメッセージは、ファイルからシステムサーバに、ブラウザを使用する必要なしに、システムサーバ上のカスタマイズされたサーバベースのアプリケーションに対応するクエリストリングの及びURLの形式で送信される。ある実施形態において、コンテンツレンダリングモジュールを介してレンダリングされたコンテンツは、コンテンツレンダリングモジュールを介して、ウェブページ領域又はブラウザウィンドウの寸法及びスクロール位置の相関コードと通信できる。例えば、ビデオは指定されたコンテンツページ領域において、コンテンツレンダリングモジュールを介してレンダリングされる広告の一部であり、選択的な映像プレビューボタンが閲覧者によりクリックされると、同一の相関コードが既に存在するウェブページの層の上に、ブラウザウィンドウの閲覧可能な領域の一部をカバーする別の動的な層を生成し、ページのコンテンツ上で、コンテンツ及びビデオを表示する。同一のコンテンツページ領域/ブラウザ寸法及びスクロール位置の相関コードは、コンテンツが所定のレンダリング領域において何回レンダリングされたか、及び、他のレンダリング領域がコンテンツページ上で指定され、しかし、コンテンツページ上の領域が、閲覧者のブラウザウィンドウの寸法及びスクロール位置の範囲内又は当該範囲から所定距離だけ外側の範囲内でなかったため、又は、所定の期間全くレンダリングされなかったために何回閲覧されなかったかを記録する。また、同一のウェブページ領域/ブラウザウィンドウの寸法及びスクロール位置の相関コードは、同一のページ上のコンテンツの重複を防ぐために、コンテンツレンダリングモジュールのIDの記録をすることができる。また、同一の相関コードは、コンテンツレンダリング領域が配置されたページのウェブサイトドメインのクッキーの内部に収集され、又は/及び、カスタマイズされた情報を格納でき、また、必要に応じて、後に、この情報を、報告及び記録のため、要求し、かつ、システムサーバのドメインに送信する。これらの特徴は、任意であり、処理を最適化するために設計され、もし、クッキーの内部の予め収集された情報が、保存でき、取得できる場合で、閲覧者がウェブページに返信した場合、システムにより処理が反復される必要はなくなる。ここで、任意のクッキーがシステムにより利用された場合、これらはコンテンツページ又はウェブサイト自身により保存され、結果として、コンテンツページ/ウェブサイトのドメインに帰属し、コンテンツレンダリングモジュールのシステムサーバドメインには帰属しない。したがって、クッキーは、通常ウェブセキュリティアプリケーションによりブロックされるような第三者のクッキー又はデータ収集目的のクッキーとはみなされない。閲覧者が、コンテンツページを閉じて退出する場合、相関コードは、全てのロードしているコンテンツレンダリングモジュールに、どの程度の時間コンテンツがレンダリングされたかを示し、この情報をシステムサーバ又はトラッキングサーバにFSDCを用いて送信し、データはシステム又はその他データベースに格納される。既に格納されている記録は更新される。
上述の相関コードは、周期的にコンテンツレンダリング領域の場所(コンテンツページ上のHTML層のマーカ)をチェックする。コンテンツのレンダリングを開始するために、コンテンツレンダリングブラウザウィンドウの寸法及びスクロール位置の範囲内に存在しなければならない、指定されたコンテンツのトリガー領域の一部は、変更でき、システム管理者によりカスタマイズされ得る。例えば、システムは、指定されたコンテンツのトリガー領域の90%が、閲覧者のブラウザウィンドウの寸法及びスクロール位置の範囲内であれば(又は、当該範囲から所定距離だけ外側の範囲内であれば)、コンテンツは利用可能であるとのメッセージを送る。コンテンツページ上の、領域/ブラウザウィンドウの寸法及びスクロール位置の相関コードは、これらのメッセージを、コンテンツレンダリングモジュール又はサーバ側アプリケーションに継続的に、所定間隔で、例えば1秒毎に、又は1秒の数分の1の間隔毎に送信でき、閲覧者のブラウザウィンドウの寸法及びスクロール位置を伝達する。そして、コンテンツレンダリングモジュールは、コンテンツレンダリング領域/ブラウザ寸法及びスクロール位置の相関コードから、好ましくはサーバに格納されたコンテンツレンダリングモジュールのデータベースへ、所定の間隔で追跡するために、収集された情報を送信する(情報は直ちに送信され、又は周期的に収集及び送信される。)。
システムは、システムウェブサイトを介して、ウェブサイトのコンテンツ管理者として登録された後に、ウェブサイト管理者にとって利用可能であることが好ましい。図4−A、図4−B,及び図4−Cは、本発明のシステムで実現される方法の処理フローを示す。図4−Aに示すように、コンテンツページ管理者は、システムにアクセスできる。好ましくは、ウェブサイトへはインターネットを介してアクセス可能であり、登録画面から始まるグラフィカル・ユーザ・インターフェース(GUI)を提示されることが好ましい。図6は、コンテンツページ管理者がシステムに各種情報を登録できる、システムコンテンツサイトの管理者用の登録画面例を示す。図7は、システムログイン画面例を示す。図4−Aに示すように、はじめに、コンテンツページ管理者は、システム100に、コンテンツ表示サイトの管理者として登録し、コンテンツページに関係するデータ、すなわち、コンテンツが閲覧者のブラウザウィンドウの寸法及びスクロール領域の範囲内、又は所定距離だけ外側の範囲内にある場合に、コンテンツのレンダリングのトリガーを与えるコンテンツページトリガー領域と、指定されたコンテンツがレンダリングされるコンテンツページの領域(これは閲覧者のブラウザウィンドウの寸法及びスクロール領域の範囲内、又は所定距離だけ外側の範囲内にある場合に、レンダリングのトリガーを与えるコンテンツページの領域と、同一の領域であってよい)と、コンテンツページの所定の領域にレンダリングされるコンテンツの指定と、コンテンツページのターゲット層又は関連情報200を入力する。システムユーザ用のインタフェース画面は、コンテンツページ管理者からコンテンツページのアドレスと、コンテンツファイル情報(これは、コンテンツサーバ又は記憶装置に格納される1つ以上のコンテンツファイルを取り出す命令の形式でもよい)と、コンテンツの表示領域パラメータ及びその他のコンテンツページ管理者及び、これらのデータを含む1つ以上の記録(それぞれの記録は識別コードが割り当てられている)を格納したデータベースを備えるシステムサーバからのコンテンツページに係るデータを受け取る手段を提供する。図8は、コンテンツページにタイトル、URL、任意のロゴイメージのデータ入力例を表示しているシステムユーザ登録画面例を示す。図9は、コンテンツページ管理者がコンテンツページの主要な閲覧者の地理的な地域を入力するユーザ登録画面例を示す。コンテンツページ管理者は、コンテンツページの主要な閲覧者の地理的な地域があれば、それを選択できる。図10は、コンテンツページ管理者がコンテンツページの種別を入力するためのユーザ登録画面例を示す。図11は、コンテンツページ管理者がコンテンツページのコンテンツ種類を入力するためのユーザ登録画面例を示す。図12は、コンテンツページ登録確認画面例を示す。図13は、コンテンツページレンダリング領域の作成画面例を示す。コンテンツページ管理者は、コンテンツページにおけるコンテンツページレンダリング領域を、コンテンツページレンダリング領域の名称を入力し、事前に登録したコンテンツページを選択し、コンテンツ配信のためのパラメータを指定することにより指定できる。図14は、コンテンツページ管理者が1つ以上の事前設定したコンテンツ領域の寸法の中から、コンテンツページレンダリング領域の寸法を選択する画面例を示す。図15は、コンテンツページ管理者が、カスタムのコンテンツページレンダリング領域の寸法及び位置座標を入力できるコンテンツページレンダリング領域の寸法を特定する画面例を示す。
図4−Aを参照すると、上述のデータは、データ記録としてシステムにより、システムのデータベースに保存され、図15に示すように、識別コードがデータ記録に割り当てられる(ステップ300)。そしてシステムのソフトウェアアプリケーションは、コンテンツページ、コンテンツレンダリング領域及びコンテンツに係るシステムデータベース内に格納された記録のIDを含むシステムサーバ側のアプリケーションにリンクするJavaScript(登録商標)タグを生成し(ステップ400)、コンテンツページ管理者はJavaScript(登録商標)タグ及びリンクをコンテンツページに配置する(ステップ500)。タグは、システムデータベースに格納された、対応する記録の識別コード及びシステムサーバ側のアプリケーションへのリンクを含む。図16は、コンテンツページ管理者が、指定されたコンテンツページレンダリング領域が存在するコンテンツページのページコードの中にコピー及びペーストできるように、システムサーバ側アプリケーションへのリンクを備えるJavaScript(登録商標)タグが生成される表示画面例を示す。
図4−Bに示すように、コンテンツページ閲覧者が、このようなJavaScript(登録商標)タグ及びリンクを備えるコンテンツページを要求した場合(ステップ600)、要求がシステムサーバ側へのリンクをアクティブ状態にし、システムアプリケーションは、閲覧者のHTTP要求に基づき各種の情報、例えば、コンテンツページのアドレス及び閲覧者のネットワークアドレス(例えば、ネットワークがインターネットの場合、閲覧者に係るIPアドレス)を収集し(ステップ700)、続いて、関連するシステムサーバのデータベースに格納されるデータ記録を取得し、コンテンツページに記述又は埋め込まれるコード、好ましくはJavaScript(登録商標)のコード(以下では“相関コード”という。)を生成する。そして、この相関コードは、コンテンツがレンダリングされるコンテンツページの領域のマーカ用の層におけるコンテンツページ上に、動的にHTMLコードを生成する(ステップ800)。相関コードは、コンテンツページのどの場所にでも配置することができ、特定のコンテンツがレンダリングされるコンテンツページ上に配置される必要は無い。そして固有の識別コードは、特定のビューワー/ブラウザに割り当てられる。当該識別コードは相関コード自身により作成することができ、あるいは、システムサーバ側のソフトウェアアプリケーションにより作成することができ、クッキー又はシステムデータベースから取得できる。相関コードは、閲覧者のブラウザから追加情報を収集する(ステップ900)。追加情報は、例えば、閲覧者のオペレーティングシステム(OS)や、ブラウザ種類/バージョン、ウェブページ文書中の最頻出の言葉、同一のコンテンツがコンテンツページ上に重複しないように既にページ上にレンダリングされたコンテンツ、その他データ等である。そして相関コードのアプリケーションは、相関コードにより収集されたデータを含むクエリストリングのリンクを生成し、当該クエリストリングのリンクはコンテンツページの変数として格納される(ステップ1000)。相関コードは、周期的に、閲覧者のブラウザアプリケーションから、コンテンツページトリガー領域におけるコンテンツページの座標と共に、閲覧者のブラウザ画面座標データを確認する。図3は、システム要素と、コンテンツページ管理者と、コンテンツページ閲覧者との間の交信フローの図式的説明を提供し、図5は、コンテンツレンダリングモジュールを含む実施形態における、システム要素と、コンテンツページ管理者と、コンテンツページ閲覧者との間の、交信フローの図式的説明を提供している。各矢印は、以下説明するように、システムが動作する場合における、システム要素間における交信のフローを示す。閲覧者がコンテンツページ上でスクロールした場合(上下左右いずれでも)、又は閲覧者のブラウザウィンドウの寸法が変化した場合、相関コードは周期的に閲覧者のブラウザウィンドウと、スクロール位置と、寸法に係る座標とを確認し、ブラウザウィンドウの座標(あるいは閲覧者のブラウザウィンドウの寸法及びスクロール位置に係る座標から所定距離だけ外側にある座標)と、所定のコンテンツページトリガー領域の座標が一致した場合(部分一致又は完全一致。指定又はシステム内でプログラムされる。)(ステップ1100)、クエリストリングのリンクはアクティブ状態になり、相関コードは動的にHTMLコード及びタグを、事前に生成された、コンテンツがレンダリングされるHTMLマーカの中に生成し(1200)、コンテンツは、コンテンツページレンダリング領域にレンダリングされる(1300)。また、相関コードは、コンテンツのレンダリングに関して閲覧者のブラウザから取得したコンテンツページにおけるデータ、例えば、閲覧者に係るIPアドレス、ブラウザ及びOSのバージョン、サーバ側アプリケーションにより割り当てられた固有のID、ウェブページのテキストに関係する情報等を記録する。システム要素間の交信フローは図3において矢印により示されている。コンテンツページ管理者10は、コンテンツページデータをシステムサーバ51に登録し、情報は、システムサーバ内のシステムデータベースに、システムからコンテンツページ管理者10に返信されるタグ/リンクと共にデータ記録として、(コンテンツページ管理者10とシステムデータベースの間の矢印により示されるように)格納される。そしてコンテンツページ管理者10は、(コンテンツページ管理者10からコンテンツページ2における“タグ”への矢印で示されるように、)前記タグ/リンクをコンテンツページ上に配置する。閲覧者がコンテンツページ2を要求した場合、タグは、(タグからカスタムアプリケーション間の矢印により示されるように、)カスタムアプリケーションとリンクし、カスタムアプリケーションは、(カスタムアプリケーションとシステムデータベース間の矢印で示されるように、)データベースからデータを取得する。そして、カスタムアプリケーションは相関コードを生成し、相関コードは、(カスタムアプリケーションからコンテンツページ2の相関コードのボックスへの矢印で示されるように、)コンテンツページ上に記述又は埋め込まれる。相関コードは、コンテンツページ2及びブラウザ1と、当該要素間の矢印で示されるように交信し、(相関コード及びコンテンツページレンダリング領域のボックス間の矢印で示されるように)コンテンツページレンダリング領域のマーカとして機能するHTML層を動的に生成する。相関コードが、コンテンツページトリガー領域がコンテンツページレンダリング領域であること(図3の場合はそうである)をを判定した場合、コンテンツページ上の変数として格納されているクエリストリングのリンクがアクティブ状態になり、相関コードが動的にHTMLコード及びタグをHTMLマーカ内に生成し、コンテンツがコンテンツサーバ53から取得され、コンテンツが、(コンテンツページレンダリング領域及びコンテンツサーバ間の矢印で示されるように)コンテンツページレンダリング領域にレンダリングされる。相関コードは、(相関コードからシステムデータベースへ戻る矢印で示されるように)システムデータベースに、ブラウザ及びコンテンツページから取得したデータを直接伝達する。
図4−Cは、コンテンツレンダリングモジュールを利用した、本発明に係る方法の好ましい実施形態におけるステップを示す処理フロー図である。指定されたコンテンツページトリガー領域(コンテンツページレンダリング領域と同一の領域であってもよい)が閲覧者のブラウザウィンドウの寸法及びスクロール位置の範囲内であると判定された場合、コンテンツレンダリングモジュールが要求される。本実施形態における相関コードは動的にHTMLコード及びタグを、層/マーカ内にプリントし、コンテンツレンダリングモジュールと呼ばれるSWF形式のファイルを、リモートサーバ、システムサーバ、又はコンテンツサーバから取得して埋め込む。コンテンツレンダリングモジュールは、好ましくは、SWF形式のファイル又はその他SWF形式のファイルと互換性のある、例えばNETファイル、ASPファイル、AJAX、又は、その他ウェブページ上で相関コードと通信し、リモートコンテンツサーバからコンテンツを取得及びレンダリングし、リモートサーバから取得したデータ及び変数を送信するために必要な全てのコードを含む形式である。要求は、リモートサーバに格納されたコンテンツレンダリング領域の固有のIDと共に予め格納されたクエリストリングの、システムデータベースにより予め収集された情報及び相関コードを含む(これらはすべてモジュールに送信される)(ステップ1200)。コンテンツページレンダリング領域に配置されたコンテンツレンダリングモジュールがロードされ起動されると、コンテンツページ上に埋め込まれた相関コード、システムサーバ、又はリモートサーバと、適切なネットワークプロトコルによって、通信を確立する(ステップ1300)。そしてコンテンツレンダリングモジュールは、指定されたコンテンツファイルが配置されているコンテンツサーバ、又は、取得すべき命令及びパラメータと共に、コマンド及びパラメータのファイルが格納されているデータベースに、要求を送信し、指定されたコンテンツファイルを組合せてロードし、コンテンツがモジュール領域の範囲内にレンダリングされる(ステップ1400)。そしてコンテンツレンダリングモジュールは、全てのコンテンツの要素がロードされレンダリングされたかを確認し、相関コードに確認結果を送信する(ステップ1500)。相関コードは、コンテンツページレンダリング領域の位置を監視し続け、相関コードがコンテンツレンダリングモジュールから、コンテンツがロードされレンダリングされたという信号を受取った時点で、相関コードはコンテンツレンダリングモジュールに、コンテンツが閲覧者のブラウザウィンドウの寸法及びスクロール位置の範囲内か否かを返信する(ステップ1600)。そして、コンテンツレンダリングモジュールは、相関コードを介して収集した情報を、通信記録として、システムサーバに備えられているシステムデータベースに、好ましくはFSDCを用いて送信する(ステップ1700)。システム要素間の通信フローは図5の矢印により示される。コンテンツページ管理者10は、コンテンツページデータをシステムサーバ51に登録し、情報は、システムサーバ内のシステムデータベースに、システムからコンテンツページ管理者10に返信されるタグ/リンクと共にデータ記録として、(コンテンツページ管理者10とシステムデータベースの間の矢印により示されるように)格納される。そしてコンテンツページ管理者10は、(コンテンツページ管理者10からコンテンツページ2における“タグ”への矢印で示されるように、)前記タグ/リンクをコンテンツページ上に配置する。閲覧者がコンテンツページ2に要求をした場合、タグは、(タグからカスタムアプリケーション間の矢印により示されるように、)カスタムアプリケーションとリンクし、カスタムアプリケーションは、(カスタムアプリケーションからシステムデータベース間の矢印で示されるように、)データベースからデータを取得する。そして、カスタムアプリケーションは相関コードを生成し、相関コードは、(カスタムアプリケーションからコンテンツページ2の相関コードのボックスへの矢印で示されるように、)コンテンツページ上に記述又は埋め込まれる。相関コードは、コンテンツページ2及びブラウザ1と、当該要素間の矢印で示されるように交信し、(相関コード及びコンテンツページレンダリング領域のボックス間の矢印で示されるように)コンテンツページレンダリング領域のマーカとして機能するHTML層を動的に生成する。相関コードが、コンテンツページトリガー領域がコンテンツページレンダリング領域であることを判定した場合(図5の場合はそうである)、コンテンツページ上の変数として格納されているクエリストリングのリンクがアクティブ状態になり、相関コードが動的にHTMLコード及びタグをHTMLマーカ内に生成し、そして、コンテンツレンダリングモジュールがリモートサーバ53から取得される。コンテンツレンダリングモジュールは起動されると、ウェブページ上に埋め込まれた相関コード及びシステムサーバにおけるシステムデータベースと通信を確立し、そして、リモートコンテンツサーバからコンテンツを要求し、ロードし、レンダリングし、そしてコンテンツが、(コンテンツページレンダリング領域及びコンテンツサーバ間の矢印で示されるように)コンテンツページレンダリング領域にレンダリングされる。この実施形態においては、相関コードは、(相関コードからコンテンツレンダリングモジュール、及びコンテンツレンダリングモジュールからシステムファイルへの矢印で示されるように、)システムデータベースに直接ではなく、コンテンツレンダリングモジュールにブラウザ及びコンテンツページから取得したデータを伝達し、そしてコンテンツレンダリングモジュールがシステムデータベースに、相関コードから送信されたデータを伝達する。
図17は、コンテンツページの閲覧者に提示されるコンテンツページ例を示す。コンテンツページのコンテンツレンダリング領域は、楕円で示すように、閲覧者のブラウザのウィンドウの寸法及びスクロール位置の下に位置している。コンテンツページの指定領域が、閲覧者のブラウザウィンドウの寸法及びスクロール位置の範囲内になければならず、まだそのような寸法及びスクロール位置でないため、コンテンツのレンダリングは開始されない。図18は、コンテンツレンダリング領域が閲覧者のブラウザウィンドウの寸法及びスクロール位置に入ってきた場合のコンテンツページ例を示す。この場合に関しては、コンテンツページの指定領域が部分的に閲覧者のブラウザウィンドウの寸法及びスクロール位置の範囲内である際に、コンテンツのレンダリングが開始されることになった場合、相関コードはコンテンツのレンダリングをアクティブ状態にする。図19は、コンテンツレンダリング領域が完全に閲覧者のブラウザウィンドウの寸法及びスクロール位置の範囲内に存在する場合のコンテンツページ例を示す。この場合に関しては、コンテンツページの指定領域が完全に閲覧者のブラウザウィンドウの寸法及びスクロール位置の範囲内である際に、コンテンツのレンダリングが開始されることになった場合、相関コードはコンテンツのレンダリングをアクティブ状態にする。図20は、コンテンツがレンダリングされ、レンダリングされたコンテンツ及びコンテンツが表示された時間を示すインジケータが表示されるコンテンツページ例を示す。図21は、コンテンツレンダリング領域が部分的に閲覧者のブラウザのウィンドウの寸法及びスクロール位置から外れている場合のコンテンツページ例を示す。部分的又は完全に閲覧者のブラウザウィンドウの寸法及びスクロール位置になければならない指定されたコンテンツページ領域が、もはやそのような寸法及びスクロール位置には存在しないため、以前にレンダリングされたコンテンツはページから削除され、及び/又は、新たなコンテンツと入れ替えられ、閲覧者のブラウザウィンドウ及びスクロール位置がコンテンツ表示領域の範囲内となったコンテンツ表示領域に係るコンテンツのレンダリングが開始される。システムのレンダリング計数器は、所定のページ領域がもはや閲覧者のブラウザウィンドウの寸法及びスクロール領域の範囲でなくなった場合、カウントを停止し、また、当該領域が閲覧者のブラウザウィンドウの寸法及びスクロール領域の範囲に再びなった場合に、カウントを再開することができる。
システムユーザは、パスワードで保護されたシステムにログオンでき、好ましくは、ウェブベースのインタフェース及び、システムを介してレンダリングされたコンテンツの閲覧詳細報告を見る。この報告は、異なる期間及び異なるメタデータを反映するようにカスタマイズされてもよい。ウェブサイト及びその他コンテンツ配信者のための報告は、例えば、これに限定されないが、特定のウェブサイトページの一部におけるレンダリングに係る情報等、例えば、コンテンツがレンダリングされた回数、閲覧者のブラウザウィンドウの寸法及びスクロール位置の範囲内にコンテンツが入った回数、閲覧者のブラウザウィンドウの寸法及びスクロール位置の範囲内にコンテンツが入っていた持続時間、ビデオ閲覧に関する情報、ビデオ閲覧時間、HTTPの接続先へのクリック、カスタムボタンのクリック(例えば、クーポンの印刷、電子メール)、各コンテンツのレンダリングが可能な一意的なコンピュータブラウザの数、各コンテンツのレンダリングが各一意的なコンピュータブラウザのユーザにとって利用可能であった回数(フリークエンシー)、コンテンツがレンダリングされた各ユーザのブラウザの種類、コンテンツを(ISPにより)利用可能な各ユーザの一般的な地理的位置情報、コンテンツレンダリングモジュールにより接続したネットワークユーザの、地域又は国籍毎の比率を含む。なお、ここで記述されていない、その他の特別のパラメータが報告されてもよい。図22は、登録されたコンテンツページ、作成日、指定されたコンテンツページトリガー領域及びコンテンツページレンダリング領域(“ビルボード”というタイトルが付された列を参照)、指定されたコンテンツページレンダリング領域に係るコンテンツの要求回数、指定されたコンテンツページレンダリング領域に係るコンテンツのレンダリング回数、等の取得されたデータ、コンテンツのレンダリング対コンテンツの要求の比率、クリック率及び総クリック数、その他コンテンツレンダリングに係るデータを表示するシステムコンテンツページのデータ報告画面例を示す。図23は、コンテンツページにおける、特定のコンテンツページレンダリング領域に係るコンテンツレンダリングのアクティビティ、例えば、コンテンツレンダリング領域の寸法、作成日、コンテンツページ領域が要求された回数、特定のコンテンツページレンダリング領域において指定されたコンテンツがレンダリングされた回数、その他コンテンツページレンダリング領域に係るアクティビティデータを表示するコンテンツレンダリング領域のデータ報告画面例を示す。図24は、所定の期間内(図24においては、1ヶ月毎の期間内)に閲覧者のブラウザの画面寸法及びスクロール位置の範囲内でレンダリングされたコンテンツに関係するデータに係る報告及び棒グラフを表示する、システムコンテンツレンダリングのアクティビティ報告画面例を示す。図25は、例えば閲覧者のIPアドレス、固有の閲覧者及びコンテンツの数、レンダリングの頻度(フリークエンシー)等の、レンダリングされたコンテンツの閲覧者に関するデータを表示するコンテンツレンダリング領域のデータ報告画面例を示す。図26は、レンダリングされたコンテンツに関する、コンテンツ名称でまとめられた、各レンダリングデータ、どのコンテンツページ管理者がアクセスできるかの情報、どのコンテンツが他に比べてよりレンダリングされているかの情報を含むグラフ及び表を表示する、システムコンテンツレンダリングのアクティビティ報告画面例を示す。図27は、閲覧者により、レンダリングされるコンテンツを閲覧するために使用されているブラウザの種類に関する情報を提供するシステム閲覧者種別データ報告画面例を示す。図28は、レンダリングされるコンテンツが閲覧された地理的位置情報に関する情報を提供するシステム閲覧者地理的位置情報報告画面例を示す。図29は、所定のコンテンツページ及びレンダリングアクティビティの範囲内において、コンテンツページ及びコンテンツページレンダリング領域に関する情報を提供する一般的なコンテンツレンダリング領域のアクティビティ報告画面例を示す。図30は、コンテンツが、閲覧者のブラウザウィンドウの寸法及びスクロール位置において表示された時間に関する情報を提供するコンテンツのレンダリングに係る時間データ報告画面例を示す。
システムは、閲覧者のブラウザウィンドウにより適合するようにサイズが変更されたコンテンツを提供するために、システムサーバ側のアプリケーションによる、コンテンツ用に指定されたコンテンツページレンダリング領域と、相関コードにより判定される閲覧者のブラウザウィンドウの寸法及びスクロール位置との比較に基づく、減少させ又は増加させるスケーリングファクターを含めることにより、閲覧者のブラウザウィンドウの寸法及びスクロール位置を判定することができる。図31は、拡大又は縮小されたレンダリングコンテンツを提供するために、閲覧者のブラウザの画面寸法及びスクロール位置を判定できるシステムを用いた場合のコンテンツページ例を示す。図32は、閲覧者のブラウザウィンドウの寸法及びスクロール位置に基づき、所定の大きさに変更され、レンダリングされたコンテンツを表示するコンテンツページ例を示す。図33は、修正された閲覧者のブラウザウィンドウの寸法及び/又はスクロール位置に基づき、再度レンダリングされ、再度所定の大きさに変更されたコンテンツ表示するコンテンツページ例を示す。
同様に、好ましい実施形態におけるシステムは、将来の所定の期間において、コンテンツ配信者がコンテンツ領域の在庫を最適に販売して補充することを補助するコンテンツページ/コンテンツページ領域の在庫の利用可用性を推定又は予測する。特定の期間において取得された、コンテンツページ/コンテンツページの利用状況のトラッキングデータに基づきシステムは将来のアクティビティを推定することができる。
コンテンツページに配置され、閲覧者がコンテンツページを初めて要求した際に、システムサーバ側のアプリケーションとリンクするJavaScript(登録商標)タグ/リンクの例を以下に示す。<script language="javascript” type="text/javascript" src=" http://cityads.net/display/?key=waCcZO4IlGInZjIdFQdSELCe4PcWdeXgGXkMuaWqUPs%3d”></script>
コンテンツページトリガー領域が、閲覧者のブラウザウィンドウの寸法及びスクロール位置の範囲内又は当該範囲から所定距離だけ外側の範囲内であるか否かに基づきコンテンツのレンダリングを制御するために機能する、コンテンツページに動的に記述され又は埋め込まれる相関コードの例を以下に示す。
Figure 2015018565
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本発明の好ましい実施形態に係るシステム及び方法は、ウェブサイトサーバのログファイルの解析をするのではなく、クライアント側の通信を直接、かつウェブページとシステムサーバ側のデータベースとの間で運用する相関コードによって生成されたログを用いて広告及びその他コンテンツのレンダリングのイベントを測定することができる。このことは、本発明に係るシステム及び方法が、フォーカスされたウェブページにおいて(つまり、ユーザのディスプレイ上に開いている主ウィンドウに存在し、他のアプリケーションウィンドウにより妨げられていないページにおいて)、閲覧者のブラウザウィンドウの閲覧可能な領域の範囲内にあるコンテンツレンダリング領域に実際にロードされたコンテンツの閲覧を追跡し、報告することを可能にする。いくつかのブラウザ又はアプリケーションウィンドウは、他のウィンドウにより妨げられないように開かれて大きさが変更されるが、しかし、それらのうち1つのみがある瞬間においてフォーカスされたウィンドウとなる。ウェブページのフォーカスは、ブラウザの最小化、他のブラウザウィンドウ又はアプリケーションを開くこと又は切り替えること、他のブラウザウィンドウタブに切り替えること、ブラウザのアドレスバー又は他のブラウザのボタンにカーソルを置くことにより影響を受ける。前述したように、システムは、システム配信者/広告主が、コンテンツがレンダリングされるウェブページのヘッダ領域に配置できるヘッダータグを生成し、相関コードはこのヘッダータグを検知して、特定ページにフォーカスが当てられている旨を信号で通知する。
本発明によるシステム及び方法とは異なり、通常のウェブサイトサーバのログファイルによる追跡手法によると、要求は、広告又はその他のコンテンツが、配信され、ロードされ、レンダリングされる前に、インプレッションとして記録されて報告され、クライアント側で生じている多くのイベントを検知できない。その結果、不正確な測定となる。以下の要因が、特に、オンライン広告の関連におけるように、コンテンツの“インプレッション”の不正確な計数及び課金をもたらす。ここでは、要求された後に、システムにおいて、ログファイル分析に基づき“インプレッション”として報告された広告は、実際には閲覧者には閲覧されていないことがある。
1)閲覧者は広告がロードされレンダリングされる前に、他のウェブページをクリックする。
2)広告はロードされるが、閲覧者のブラウザウィンドウの寸法及びスクロール位置の範囲内にはない領域においてである。
3)閲覧者が広告ブロッカーをインストールしている。
4)閲覧者が、画像のレンダリングをブロックし、及び/又は、JavaScript(登録商標)又はその他のスクリプト言語又はコンパイル言語をブロックするブラウザを用いている。
5)閲覧者がリッチメディアコンテンツをレンダリングするために必要な、適切なプラグインをインストールしていない。
6)閲覧者が広告コンテンツを表示するように構成されていない携帯端末によりウェブページを開いている。
7)閲覧者がブラウザを最小化している。
8)閲覧者がその他のブラウザウィンドウ、又はその他のアプリケーションを開いている。
9)閲覧者が他のブラウザタブを開いている。
10)閲覧者が他のブラウザ又はアプリケーションにフォーカスを移した。
11)要求が、スパイダー又はクローラ(又はその他のロボットアプリケーションにより)された。
12)要求が、(閲覧者には見えない)ウェブページのリダイレクトにより行われた。
13)プリロールビデオ又はビデオ広告の場合、広告が再生されているときに、閲覧者がブラウザを最小化し、又はタブを変更し、又は再生しているビデオの上に他のアプリケーションを開いた場合。
14)プリロールビデオ又はビデオ広告の場合、広告が再生されているときに、閲覧者がブラウザを最小化し、又はタブを変更し、又は再生しているビデオの上に他のアプリケーションを開いた場合。
15)閲覧者が、ブラウザが開いているときに複数のホームページを有し、2つのページが2つのタブで開いており、広告が、フォーカスの当てられていないタブに存在する場合。
16)ウェブ配信者が複数の広告を複数の層に重ねて配置している。そして閲覧者は1つの広告しか閲覧しないが、インプレッションは、全ての層の広告について報告される。
17)ウェブ配信者が広告に重ねて画像又は図形を配置する。
本発明は、ログファイルに基づいた技術が直面する測定限界を克服しつつ、報告遅延のない、より正確な、多様性の有る、使いやすい測定技術を提供する。
好ましい実施形態における本発明のシステム及び方法は、全て、一部、又は一部の組合せを、リッチメディア広告コンテンツの配信、追跡、報告において活用することができる(“アド”又は“広告”は本発明を介して配信可能な、又は追跡可能なコンテンツの目的の種類を限定するものではない。これらは、本発明の実施形態のコンテンツ形式の例示である。)。システムは、コンテンツの配信及びメタデータの報告のために、ウェブページ上のコンテンツレンダリングモジュールと、サーバ側のデータベースとの間の直接通信を用いる。当該メタデータは、前述したようにクライアント側のアプリケーションである、相関コードにより収集される。このアーキテクチャにより、サーバのログファイルが、追跡及び報告過程に含まれておらず、報告の遅延や、広告の閲覧、クリックの正確な報告を妨げる測定上の制限を防止することができる。またこのアーキテクチャにより、より多くの広告測定パラメータを提供できる。該パラメータは、例えば、レンダリングされた広告、閲覧時間、スクロール位置、モニター画面の解像度及びブラウザウィンドウ寸法についての統計的データ等である。好ましい実施形態によれば、閲覧者/ブラウザの固有の識別子は生成され、初回はクッキーとして格納され、又は、クッキーから読み出される。コンテンツレンダリングモジュールの一部が、閲覧者のフォーカスの当たったウェブページ上において、ブラウザの画面寸法及びスクロール位置の範囲内にきて、そしてブラウザウィンドウの閲覧可能な領域の範囲内となった場合(あるいは他の実施形態においては、所定距離だけ外側の範囲内であった場合)、メッセージが、広告を配信する広告コンテンツサーバに送信される。広告コンテンツがロードされ、レンダリングされた場合、コンテンツレンダリングモジュールは、サーバのデータベースに直接メッセージを送信する。そして、“広告のレンダリング”というイベントが報告される。相関コードは、各個別のウェブページ上の広告毎にコンテンツレンダリングモジュールと、ブラウザウィンドウの寸法及びスクロール位置と、ウェブページのフォーカスを継続して監視する。そして相関コードは、閲覧者がコンテンツレンダリングモジュールをスクロールして、ブラウザウィンドウの閲覧可能領域に入れたか又は出したか、閲覧者が最小化したか、タブを切り替えたか、他のブラウザを開き、又はアプリケーションを開いて監視しているウェブページをフォーカスから外したかを判定する。図34は、コンテンツがレンダリングされ、レンダリングされたコンテンツのコンテンツページ上のコンテンツレンダリング領域にレンダリングされていた時間をインジケータが表示している、コンテンツページ例を示す。なお図34においては、指定されたコンテンツレンダリング領域は、閲覧者のブラウザの寸法及びスクロール位置の範囲内である。また図34においては、インジケータと共に、コンテンツページは閲覧者のディスプレイ画面上の主ウィンドウであり、他のウィンドウ又はアプリケーションにより妨害されていない。当該インジケータは、コンテンツページが他のアプリケーションウィンドウにより妨害されると、カウントを停止する。所定の部分、例えば、これに限定されないが、ウェブページ上の広告コンテンツの90%が、所定の時間、例えば、これに限定されないが1秒間、閲覧者のブラウザウィンドウにおいて閲覧可能な領域の範囲内であった場合、メッセージが相関コードからコンテンツレンダリングモジュールを介して、サーバ側の関係データベースに送信され、“閲覧”として報告される。相関コードは、ウェブページのフォーカス、コンテンツレンダリングモジュールの位置、及びブラウザウィンドウの閲覧可能な領域を継続して監視する。そして、相関コードは、周期的に、サーバ側の関係データベースにメッセージを送信し、ウェブページ上で配信された広告の“閲覧回数”を記録する、コンテンツレンダリングモジュールと通信する。閲覧者が、レンダリングされたコンテンツに関し、何らかのクリックアクションをした場合、所望のアクションが始動し、独立したメッセージがシステムサーバ側の関係型データベースに送信され、該クリックが報告される。図36は、コンテンツがレンダリングされ、インジケータが、レンダリングされたコンテンツが、コンテンツページの指定されたコンテンツレンダリング領域にレンダリングされた時間を表示しているコンテンツページ例を示す。なお、図36において、指定されたコンテンツレンダリング領域は、閲覧者のブラウザ画面寸法及びスクロール位置の範囲内である。また、図36において、インジケータと共に、コンテンツページは、閲覧者のディスプレイスクリーンにおいて、主要なウィンドウであり、他のウィンドウ又はアプリケーションにより妨害されていない。当該インジケータは、閲覧者がブラウザスクリーンを移動し、ブラウザスクリーンの一部(そして結果として、コンテンツページの一部とコンテンツのレンダリング領域の一部)が閲覧者のディスプレイ装置の画面の範囲外となり、他のアプリケーションウィンドウにより妨害されると、カウントを停止する。
好ましい実施形態において、ユーザインターフェースは、ユーザがウェブサイトのセクションを登録し、ウェブページに配置されるJavaScript(登録商標)タグを受信して広告の配置を作成し、ネットワークの放送報告を監視するウィザードを提供する。ユーザは、特定のチャンネル又はターゲット層に基づきコンテンツをセクションに編成し、異なる大きさの広告配置を作成し、異なる種類の放送プログラムをアクティブ状態にする。ユーザは、ウェブサイト上の放送活動及び広告表示のレベルの報告を閲覧し、分析する。当該報告は、広告閲覧の回数、時間、リーチ及びフリークエンシー、閲覧者の地域的分布、閲覧者のブラウザの種類、閲覧者のオペレーティングシステムを含む。広告表示が生成されると、JavaScript(登録商標)のタグが適切なウェブサイト上でコピー及びペーストできるようになる。ユーザは、広告表示の任意の属性を、いつでも、ウェブページのコードを編集する必要なく、変更することができる。
好ましい実施形態において、ユーザインターフェースは、ユーザが、クリエイティブディスプレイ(独創的表示)を作成成するために利用するライブラリにメディアをアップロードできるウィザードを提供する。クリエイティブディスプレイは、動的に、ユーザがライブラリにアップロードした各種の要素をオンラインで組み合わせることができる。所定のFlash(登録商標)及び画像表示も、配信用にアップロードされてもよい。ユーザは、クリエイティブライブラリから入手できる要素を用いてプロ品質のディスプレイ広告を構築するために、オンラインのクリエイティブディスプレイビルダーを用いることができる。ユーザは、自分のクリエイティブディスプレイにより提供されている、無料のプロフェッショナルFlash(登録商標)及び蓄積されたビデオのライブラリを利用することができる。ビデオも同様にアップロードでき、自動的にエンコードされ、プレビューボタンにとして広告表示上に現れる。プレビューボタンが閲覧者によりクリックされると、ビデオは、ブラウザウィンドウの寸法中でより大きな部分に拡大される(例えば、これに限定されないが、ブラウザウィンドウの3/4のサイズ)。又はビデオは、閲覧者の再度のクリックにより、フルスクリーンに拡大されてもよい。クリエイティブディスプレイをキャンペーンに割り当てた後、ユーザは、キャンペーンを一時停止せずに、広告表示を開き編集してもよい。
好ましい実施形態において、ユーザインターフェースは、ユーザが、メディア及び広告配信及び閲覧キャンペーン配信報告のための、放送スケジュール及びパラメータを設定するためのウィザードを提供する。ユーザは、日時、地域、コンテンツチャンネル、キーワード等の対象パラメータを指定して、任意の数のメディア/広告を、1又は複数のウェブサイトのセクション又はレンダリングモジュール上で放送するためのキャンペーンを生成してもよい。ユーザは容易に、パラメータ、スケジュール及びメディア/広告のクリエイティブディスプレイを、キャンペーンを中断することなく変更することができる。
既に述べたように、好ましい実施形態におけるシステムは、ヘッダータグを生成する。該ヘッダータグは、1つ以上のコンテンツレンダリングモジュールタグが配置される任意のウェブページ上に配置できる。このタグは、全てのウェブサイト及びウェブページにおいて同一である。また、このタグは、自動的に、共通のサーバ側に配置される。このタグが、ウェブページのヘッダに配置されると、監視及びレンダリング処理が直ちに始動する。そして、異なる時刻に異なるブラウザ種類及び“マルチホームページ”機能を有するブラウザにおいて発生する初期のフォーカスされたイベントの起動をとらえることができる。このようなタグのサンプルコードは、以下である。
<script language="javascript" type="text/javascript" src="http://ad. system. net/display/head/"></script>
コンテンツレンダリング領域のタグは、システムにより生成される。そして該タグは、ユーザがコンテンツレンダリング領域を表示したい場所、又は第三者の広告が割り当てられ追跡される場所のウェブページ上に配置される。コンテンツレンダリング領域のタグのサンプルコードは以下である。
<script language="javascript" type="text/javascript" src="http://ad.system.net/display/?key=DeWue4q69ZZmeKNqNYChlo2y7zfX9huuMvXu3cq00VIoRc YFiJEfww%3d%3d"></script>
(文書タイプとQuirksモードについて)
Quirksモードは、W3C及びIETF規格に厳密に準拠する代わりに、古いブラウザ用のウェブページの下位互換性を保つために、いくつかのウェブブラウザにより使用されている技術である。最大数のウェブページとの互換性を保つために、最新のウェブブラウザは、一般的に、マルチレンダリングモードを備える。“スタンダード(標準)モード”においては、ページはHTML及びCSS仕様に基づきレンダリングされる。一方、“Quirksモード”においては、古いブラウザの挙動をエミュレートすることが試みられる。いくつかのブラウザ(例えばMozillaのGecko(登録商標)レンダリングエンジン、又はInternet Explorer8(登録商標)のストリクトモード)は、さらに“略スタンダードモード”を使うことができる。これは、スタンダードモードとQuirksモードの間における妥協したモードである。テーブルセルのサイズについてはQuirksモードのひとつを実現しつつ、その他は、仕様に従う。しばしば、ブラウザはどちらのレンダリングモードを使用するかを、ページにおける文書タイプの宣言に基づき決定する。もし、完全な文書タイプが宣言されていた場合には、ブラウザはスタンダードモードを用いる。一方で、宣言がない場合には、ブラウザはQuirks モードを用いる。例えば、以下の文書タイプから始まるウェブページは、スタンダードモードを起動する。
<!DOCTYPE html PUBLIC "-//W3C//DTD XHTML 1.0 Transitional//EN" "http://www.w3.org/TRyxhtmll/DTD/xhtmll -transitional.dtd">
システムタグは、文書タイプの宣言の無い、又は、W3C及びIETFによりブラウザで確立されている任意の文書タイプにおいて、全ての機能を発揮する。システムは、ユーザが、異なる文書タイプを有するウェブページにおいて、システムの機能を閲覧及びテストするためのページを提供する。
(タグ配置制御について)
本発明の好ましい実施形態は、配信者のウェブページ上に正しくタグを配置することを保証するための多くの制御を含む。これらの制御は、ウェブ配信者の不正行為を防止し、ウェブページの設計及びレイアウト、広告スペースインベントリの効率的な利用を確保する。
(1)<table>中のタグ配置
システムタグは、ウェブページのテーブルの中に配置してもよい。もしシステムタグがテーブルの中に配置された場合、閲覧可能領域が関係したときにテーブルの境界の幅が考慮される。
(2)システムのコンテンツレンダリング領域と重なり合うように配置された層
もし、色付きの形状又は画像を備える層がシステムのコンテンツレンダリング領域と(部分的又は完全に)重なり合うように配置された場合、コンテンツがレンダリングの要求を受けると、コンテンツレンダリング領域を備えるページは自動的に最上位にくる(すなわち、該層上でフォーカスされる)。
(3) <div>の中に配置されたタグ
タグは、<div>層の中に配置されてもよい。<div>要素は、絶対ピクセル座標及び<div>タグにより、ページのあらゆる場所に配置することができるブロック又は層である。複数の層の場合には、コンテンツがレンダリングの要求を受けると、システムコンテンツ広告は、自動的に最上位にくる(すなわち、該層の上でフォーカスされる)。
(4)他のシステムコンテンツレンダリング領域と重なりあうように、<div>層の中に配置されたタグ
もしタグが<div>層の中に配置され、他のコンテンツレンダリング領域と(部分的又は完全に)重なり合うように配置された場合、マークアップされた最初のコンテンツレンダリング領域のコンテンツのみが要求され、ロードされ、レンダリングされ、閲覧されたとしてカウントされる。他の妨害された広告スペースについては、コンテンツは要求されない。
(5)<div>層の中の<table>の中にタグが配置された場合
もしタグが<div>層の中の<table>の中にタグが配置された場合、コンテンツが、複数の層の場合はテーブル及びコンテンツレンダリング領域が共に、最上位にくる。システムは、閲覧可能領域が関係したときには、テーブルの境界の幅を考慮する。
(クッキー)
コンピュータにおいて、クッキー(ブラウザクッキー、コンピュータクッキー、追跡クッキー、ウェブクッキー、インターネットクッキー、及びHTTPクッキーも同様である。)とは、ウェブブラウザによりユーザコンピュータに格納される小さなテキストの文字列である。クッキーは、個人情報及び、ウェブユーザの匿名情報に関わるいくつかの重要な情報を有する。クッキーは、当該クッキーを設定したサーバ又は該サーバと同一のインターネットドメインにあるサーバにのみ送られるが、ウェブページは、他のドメインのサーバに格納されている画像その他の要素を含む。これらの要素の取得中に設定されるクッキーは、第三者のクッキーと呼ばれる。広告企業は、複数のサイトを横断するユーザを追跡するために、第三者のクッキーを用いる。特に、広告企業は、該企業が広告画像又はウェブバグを配置した全てのページを横断するユーザを追跡することができる。ユーザにより閲覧されたページの情報は、広告企業が、推定されたユーザ嗜好をターゲットとすることを可能にする。好ましい実施形態において、本発明のシステム及び方法は、第三者のクッキーを使わず、代わりに、同一ドメインに配置されたクッキーをレンダリングされるべきコンテンツがあるコンテンツとして用いる。好ましい実施形態において、このようなクッキーは、固有のブラウザの閲覧(リーチ)と閲覧者が特定のコンテンツファイルのレンダリングを何回見たか(フリークエンシー)に係る報告を収集するために使用される。
(データの測定)
(インプレッション対閲覧インプレッション又は閲覧イベント)
インプレッションという言葉は、オンライン広告業界において、広告の測定として広く使われているため、閲覧が、インプレッションと同一でないことを明確にしておくことが重要である。インプレッションは、公式には、サーバのログファイルが、広告又は広告表示の要求を登録した場合に発生する。また、広告コンテンツは要求後に非常に速くロードされるため、インプレッションは、閲覧インプレッションと同等と推定することもある。しかしながら、閲覧インプレッションと、閲覧イベントは、広告コンテンツが実際にロードされ、レンダリングされ、閲覧者の、フォーカスの当てられたブラウザウィンドウの領域内にある場合と定義される。システムは、閲覧インプレッション又は閲覧イベントとクリックを過大に報告せず、実際に生じたコンテンツレンダリングイベントの測定をすることができる。閲覧インプレッション、別名、閲覧イベントは、コンテンツが実際に人間の閲覧者に利用可能であり、フォーカスの当てられたウェブページ上で、閲覧者のブラウザウィンドウの閲覧可能な領域にコンテンツが存在する場合に限定して、カウントされる。システムは、クリックアクションが、閲覧インプレッションに係る人間の閲覧者によりされたかどうかを検証することができる。
ある実施形態においては、システムは、以下のイベントを監視し、測定し、報告することができる。
(広告の要求:広告領域がウェブページ上でマークアップされた場合)
広告の要求は、参考としてウェブ配信者に報告される。なぜならば、これは従来のインプレッションの報告と、最も似ている点だからである。
(広告のレンダリング):
フォーカスの当てられた、閲覧者のウェブページ上のブラウザウィンドウの寸法内の閲覧可能領域の範囲内又は部分的にこの範囲内に広告領域が存在する場合、広告コンテンツが要求される。コンテンツが完全にロードされ、レンダリングされた場合、“広告のレンダリング”が報告される。
(広告の閲覧):
広告がレンダリングされ、所定の部分(例えば、これに限定されないが90%)が、フォーカスの当てられた、閲覧者のブラウザウィンドウの寸法内の閲覧可能領域に、所定の時間(例えば少なくとも1秒間)表示された場合、“広告の閲覧”が報告される。
(閲覧時間:フォーカスの当てられたウェブページ上で、ブラウザウィンドウの閲覧可能領域の範囲内で広告がレンダリングされた時間)
ビデオ又はビデオプリロールの場合、フォーカスの当てられたウェブページ上で、ブラウザウィンドウの閲覧可能領域の範囲内における閲覧回数が測定される。
(クリック:閲覧者が広告ユニットにクリックアクションをとった場合)
各種のクリックアクションが記録され得る。例えば、これに限定されないが、ビデオの閲覧、対象目的サイトのURL、インタラクティブなボタンなどである。システムは、実際に閲覧可能な場所でクリックされた広告であることを確かめながら、人間によらないクリックを排除する。
固有の閲覧者(ブラウザクッキーにより監視される)
閲覧者のブラウザのバージョン
閲覧者のオペレーティングシステム(OS)
閲覧者のIPアドレス解決による閲覧者の地理的分布
閲覧者のディスプレイの画面寸法
閲覧が報告された時点における閲覧者のブラウザウィンドウの寸法
閲覧が報告された時点におけるスクロール位置
広告閲覧毎のアクティビティログ
好ましい実施形態において、ユーザが、システムをURLに追加してページをアクティブ状態にした場合(例えば、http://www. yourdomain.com/your page/ ?\[system])、ウィンドウが上部の右角に表示され、併せて実行される処理の各ステップに関連する情報の動的なログも表示される。ユーザがスクロールし、ブラウザを最小化し、又はその他の関連するアクションをとった場合、ウィンドウに記述された新規情報を見ることになる。閲覧のアクティビティログも同様に、バックオフィス(事務管理)インタフェースによりユーザに利用可能である。以下は、デモウインドウで表示される情報例である。夫々説明を付す。
http://www.system.net/demol/?system
URL又はシステムの広告が格納されるページである。
UserAgent: Mozilla/4.0 compatible; MSIE 8.0;Windows NT 6.0; WOW64; Trident/4.0; GTB6; type and version. SLCCl ; .NET CLR 2.0.50727; .NET CLR 3.0.04506; Media Center PC 5.0; .NET CLR 1.1.4322)v
ブラウザの種類及びバージョンを含むユーザエージェントの情報
1 11:06:49.787 System Start
システムタグがアクティブ状態となった。
2 11:06:49.788 Warning! For better results, add the following code to the <head> section of your page:
システムコントロールヘッダタグがページに配置されていないことを警告している。
<script language="javascript" type="text/javascript" src="http://system.net/display5.2/head.aspx"></ script>
システムコントロールヘッダ(参考)
3 11:06:49.826 Ad#1 space marked up impression reported
最初の広告領域がマークアップされ、メッセージがトラッキングサーバに送信される。該メッセージは、ウェブ配信者に参考として通知される、広告領域のインプレッションを報告するためのものである。
4 11:06:49.857 Ad#2 space marked up impression reported
第2の広告領域がマークアップされ、メッセージがトラッキングサーバに送信される。該メッセージは、インプレッションを報告するためのものである。
5 11:06:56.512 Page Loaded in 6.725 sec system correlator code run
ウェブページがロードされる。またロード時間を示す。ウェブページのコンテンツのロード処理を妨害しないように、相関コードはページの“ロード”イベントが開始した後のみにアクティブ状態になる。
6 11:06:56.533 Page in focus
いくつかのブラウザはこのイベントを、ロードイベントの前に開始する。またいくつかのブラウザは、ページがロードされた場合に、該ページにフォーカスが当てられていると推定してこれを開始しない。
7 11:07:05.862 Ad#l content request sent
フォーカスの当てられている広告領域番号1がブラウザウィンドウの閲覧可能領域に入った。広告サーバデータベースに広告コンテンツの要求が送信される。
8 11:07:07.283 Ad#l content loaded and rendered in 1.406 sec Ad Rendered Reported
広告番号1がロードされレンダリングされる。メッセージがシステムサーバに送信され、“広告がレンダリングされた”との内容が報告される。コンテンツのロード及びレンダリングの時間は様々な要因により影響を受ける。例えば、コンテンツのサイズ、CPUの使用状況に影響を与える可能性のあるウェブページの画像及びプログラミング要素、ページ上の広告数等である。コンテンツレンダリングモジュールがコンテンツがレンダリングされたことを報告するまでは、閲覧は報告されない。レンダリングされた広告は該広告のIDを相関コードに渡す。そして、広告の重複を避けるために、該広告は、次の広告セクションの要求にも渡す。2つ又はそれ以上の広告が閲覧可能領域に存在する場合においても、夫々の広告は、広告がレンダリングされる前に、一つ前の広告からIDを渡されるのを待機する。
9 11:07:08.960 Ad#l 300x250, in viewable area 1419x695 at From Left 559,From Top 740 Scroll Position Horizontal O.Vertical 428 viewable impression/view event reported, View Time Start
レンダリングされた広告番号1は、1秒以内に閲覧可能領域におて閲覧可能となる。ブラウザウィンドウの寸法及びスクロール位置が示される。トラッキングサーバに送信されたメッセージ及び閲覧可能インプレッション又は閲覧イベントが報告される。
10 11:07: 14.275 Ad#l 300x250, in viewable area 1419x695 at From Left 559, From Top 740 Scroll Position Horizontal 0, Vertical 870 is not available, View Time Paused
広告番号1が閲覧可能領域からスクロールアウトする。閲覧時間のカウンタが停止した。
11 11:07:25.789 Ad#2 728x90, at From Left 345, From Top 1341 is not available in viewable area 1419x695 scrolling position Horizontal 0, Vertical 731
広告番号2が閲覧可能領域に存在せず、レンダリングの要求がまだされていない。
12 11:07:46.650 Video 695x556, at From Left 362, From Top 243 is available in viewable area 1419x695 scrolling position Horizontal 0, Vertical 174 Video View Reported. Video View Time Start
ビデオが開かれ、かつビデオがブラウザウィンドウの表示可能領域に存在する。ビデオが再生され、ビデオ閲覧が報告される。ビデオの閲覧時間カウンタが開始する。
13 11:07:48.770 Video 695x556, at From Left 362, From Top 243 is out of viewable area 1419x695 scrolling position Horizontal O, Vertical 420 Video Paused. Video View Time Paused.
ビデオが、ブラウザウィンドウの閲覧可能領域に存在しない。ビデオが一時停止した。ビデオの閲覧時間のカウンタが一時停止した。
14 11:07:36.980 Page out of focus View Time Paused. Videos Paused.
ページがフォーカスから外れ、該ページ上の全てのシステムの広告に係る閲覧時間のカウンタが停止する。ビデオが一時停止し、ビデオの閲覧時間のカウンタも一時停止する。
15 07:42.990 Video 785x573, at From Left 319, Video From Top 72 is available in viewable area 1423x717 scrolling position Horizontal O.Verticle 85
ビデオが閲覧可能領域にスクロールにより戻った。再生及び閲覧時間のカウンタが再開される。
16 11:07:56.280 Ad#l 300x250, at 562,253 is obstructed by enlarged Video time
広告番号1がビデオにより妨害された、又はビデオ再生中に閲覧可能領域の範囲に存在した。妨害された広告に係る閲覧が一時停止する。
好ましい実施形態において、閲覧可能インプレッションをカウントするために、以下のステップが必要とされ、プログラムされ得る。
(1)(ステップ3)広告番号1の領域のマークアップのインプレッションが報告される。
広告領域は、マークアップされなければならない。ウェブページは通常、閲覧者のブラウザウィンドウの寸法よりも大きく、また、ブラウザウィンドウの寸法は、閲覧者の画面解像度により定められる変数である。ウェブページ上の広告領域の場所は、HTMLコードによりマークアップされなければならず、ページがブラウザによりレンダリングされたときに相関コードにより定義される。
(2)(ステップ5)6.725秒でページがロードされ、システム相関コードが実行される。
ページコンテンツのロードを遅延させないために、ブラウザが“ページロード”イベントを開始した後のみ、相関コードは実行される。ウェブページのレンダリングは、ブラウザウィンドウの寸法である閲覧可能領域に関連して広告領域の場所を識別する重要な前おきである。該ブラウザウィンドウの寸法は、個々の画面解像度により定義される。これは、ロボット(あるいはスパイダー又はクローラ)によるページの要求と、このようなプロセスを区別する、重要な要素である。
(3)(ステップ6)フォーカスの当てられたページ
システムの相関コードは、マルチホームページ機能を有さないブラウザである場合を除いて、デフォルトでウェブページがフォーカスから外れたと推定する。該マルチホームページ機能を有さないブラウザの場合は、デフォルトで、ページがロードされた場合に該ページがフォーカスされていると推定する。このように、フォーカスのイベントがブラウザにより開始されるまでは、相関コードは広告の要求又は閲覧の報告を防止する。ロードされた場合にフォーカスを開始しないブラウザに関しては、システムは、ウェブページがロードした際に、該ウェブページにフォーカスが当てられていると推定する。これは測定に影響しない。なぜならば、これらのブラウザは、閲覧されていないタブにおける正確な閲覧の測定のために、個別のタブ毎に、フォーカスのイベントが開始されることを要求する“マルチホームページ”機能を有していないためである。
(4)(ステップ7)広告の要求が送信された
効率的に動作するため、システムの相関コードは、広告領域がブラウザウィンドウの閲覧可能領域に接触した場合に、広告の配信を起動する。もしコンテンツレンダリングモジュールがページの最初に存在しない場合には(全てのコンテンツレンダリングモジュールが“スペースマークアップ”イベントが発生した後に、互いを知る場合)、このページにおいて既に選択された全ての広告のIDを要求が含む(そしてこのコンテンツレンダリングモジュールは、必要に応じて、ウェブページ上の広告の重複を防止するために、このIDのリストを待つ)。
(5)(ステップ8)広告コンテンツがロードされレンダリングされる。
“広告がレンダリングされた”との内容が報告される。広告コンテンツがロードされレンダリングされると、独立したメッセージがコンテンツレンダリングモジュールから関係型データベースに送信される。同時に、コンテンツレンダリングモジュールは、レンダリングされたコンテンツを相関コードに報告する。相関コードが、広告がブラウザウィンドウの閲覧可能領域にあるか否かの追跡を開始するためである。こうして、“広告閲覧”は、“広告がレンダリングされた”との内容が報告されるまで、カウントされない。
(6)(ステップ9)閲覧可能インプレッション/閲覧イベントが報告される
閲覧時間が開始される。広告コンテンツのうちの所定の部分(例えば90%)が閲覧者の、フォーカスの当てられたウェブページ上のブラウザウィンドウの寸法の範囲内に、所定の時間(例えば少なくとも1秒)存在する場合、“閲覧可能インプレッション”又は“閲覧イベント”が報告される。閲覧時間のカウント(単位は秒)が開始される。閲覧時間のカウントは、閲覧者が広告領域を閲覧可能領域から外にスクロールで移動した場合、又は、ウェブページをフォーカスから外した場合、一時停止する。そして、閲覧者が該広告領域を、閲覧可能領域に、スクロールにより戻した場合、及び/又は、該ウェブページをフォーカスに当てるように戻した場合、閲覧時間のカウントが再開する。
(ブラウザウィンドウの位置及び閲覧者のディスプレイ画面領域)
最大状態からサイズが縮小された場合、ブラウザウィンドウは閲覧者によって、3つの方向(左、右、下)に移動する。ブラウザウィンドウ領域の一部が、閲覧者のディスプレイ画面領域から移動した場合、該ブラウザウィンドウ内のウェブページ上に残っている広告は、閲覧者にとって、もはや閲覧可能ではないことがある。本発明によると、広告又はその他のコンテンツがレンダリングされ、閲覧されたと報告された場合において、もしブラウザウィンドウが移動し、コンテンツの所定の部分(例えば、これに限定されないが90%)に満たない範囲が閲覧者の画面領域の範囲内である場合、閲覧時間のカウントが一時停止される。少なくとも、広告領域の所定の部分(例えば、90%)が、閲覧者の画面領域の範囲内に戻ってきた場合、閲覧時間のカウントが再開する。ウェブページが要求され、ブラウザウィンドウの一部が閲覧者の画面領域の範囲外であり、システムのウェブページ上のコンテンツレンダリング領域が要求された場合、コンテンツレンダリング領域の所定の部分(例えば90%)に満たない領域が閲覧者の画面領域の範囲内であるときには、広告は要求され、そして該要求は報告され、広告はレンダリングされ、広告のレンダリングが報告される。しかしながら、広告の閲覧は報告されない。そして、少なくとも広告領域の所定の部分(例えば90%)が閲覧者の画面領域の範囲内に戻るまで、閲覧時間のカウントは開始しない。
(マルチホームページ又はマルチタブセッション機能)
ほとんどの最近のブラウザは、マルチホームページ及び/又はマルチタブセッション機能を有する。当該機能により、ユーザは、複数のウェブページを異なるタブの元で保持しておくことができる。ユーザがブラウザを開いたときに、全ての保持されたページは、フォーカスの当てられていないタブも含め、全てのタブにおいて同時にロードされる。これが生じた場合に、全ての開いているタブに関し、あるコンテンツレンダリングモジュールは、ブラウザ寸法の閲覧可能領域の中に存在する。しかし、デフォルト(最前面)のタブにのみフォーカスが当てられている。図37は、レンダリングされたコンテンツと、レンダリングされたコンテンツが、“閲覧中”である時間を示すインジケータが表示されたコンテンツページ例を示す。すなわち該時間は、コンテンツが、電子的なコンテンツページの指定されたコンテンツレンダリング領域においてレンダリングされ、指定されたコンテンツレンダリング領域が閲覧者のブラウザの画面寸法及びスクロール位置の範囲内に存在し、閲覧者のブラウザがマルチホームページ機能を有する場合には、コンテンツページが閲覧者のディスプレイで開いている主ウィンドウに存在しており、他のウィンドウ又はアプリケーションにより妨害されていない時間である。該マルチホームページ機能を有する場合には、ユーザは、ブラウザを開き、複数のブラウザウィンドウのタブが同時に開き、各々確保されたページが開くが、主ブラウザウィンドウのみがフォーカスが当てられる。インジケータは最前面に存在するブラウザウィンドウタブに係る閲覧時間をカウントする。その他のブラウザウィンドウタブ上のコンテンツはフォーカスが当てられておらず(すなわち、閲覧中でなく)、ロードされず、レンダリングもされない。コンテンツ要求、広告レンダリングイベント、及び閲覧イベントの報告、並びに閲覧時間のカウントは、閲覧者が各ブラウザウィンドウタブを起動し、特定のページにフォーカスを当てる(すなわち閲覧中にする)まで、開始しない。2番目のタブに係るウェブページにフォーカスが当てられておらず、ブラウザの閲覧可能領域に位置するコンテンツレンダリングモジュールが、該ページ上に存在する場合、相関コードは、該ページにはフォーカスが当てられておらず、広告の要求は、タブが閲覧者によりクリックされ、該ウェブページにフォーカスが当てられるまでは、広告の要求は送信されていないと判断する。マルチホームページ又はマルチタブセッションをサポートするブラウザに関しては、システムがどのページ/タブが初期状態でフォーカスが当てられているかを判定する。図35は、レンダリングされたコンテンツと、レンダリングされたコンテンツが、レンダリングされていた時間を示すインジケータが表示されたコンテンツページ例を示す。このとき、指定されたコンテンツレンダリング領域が閲覧者のブラウザの画面寸法及びスクロール位置の範囲内に存在する。また、コンテンツページは、閲覧者のディスプレイの主ウィンドウに存在する。また、コンテンツページは、閲覧者のブラウザがマルチホームページ機能を有する場合には、コンテンツページが閲覧者のディスプレイで開いている主ウィンドウに存在しており、他のウィンドウ又はアプリケーションにより妨害されていない。このとき、インジケータのカウントは、レンダリングされたコンテンツが他のブラウザウウィンドウのタブが開くことにより、コンテンツページを含むブラウザウィンドウに係るブラウザウィンドウのタブにより一時停止する。そして閲覧者が、レンダリングされるコンテンツが存在するコンテンツページを含む元のブラウザウィンドウタブに戻った場合、カウントを再開する。図35に示されるように、一番上のウィンドウは、コンテンツページを、このページ中の指定されたコンテンツレンダリング領域にコンテンツをレンダリングして表示する。このとき、指定されたコンテンツレンダリング領域は、閲覧者のブラウザウィンドウの寸法及びスクロール位置の範囲内に存在する。また、コンテンツページは、閲覧者のディスプレイ上に開かれた、主ウィンドウに存在する。また、コンテンツページは、他のウィンドウ又はアプリケーションにより妨害されておらず、“閲覧時間”は20秒と表示されている。この時刻において、図35の中央部のウィンドウで示されるように、閲覧者が新しいブラウザタブを開いた場合、“閲覧時間”のカウンタは停止する。そして閲覧者が元のブラウザタブに戻った場合、“閲覧時間”のカウンタは、カウントを再開する。当該元のブラウザタブでは、レンダリングされたコンテンツを含むコンテンツページが、コンテンツレンダリング領域に存在している。またコンテンツレンダリング領域は、閲覧者のブラウザウィンドウの寸法及びスクロール位置の範囲内に存在している。また、元のタブへ戻ることにより、コンテンツページが再度主ウィンドウに存在するようになり、当該主ウィンドウは、他のウィンドウ又はアプリケーションにより妨害されない。
(ビデオ及びビデオプリロール)
好ましい実施形態におけるシステムは、“ビデオ閲覧”プレビューボタンを備えたビデオ及びビデオプリロール機能を有する。“ビデオ閲覧”プレビューボタンは、広告表示の内部に設けられ、無音声にて10秒間のビデオが繰り返し再生される。閲覧者が“ビデオ閲覧”プレビューボタンをクリックすると、ビデオウィンドウは、閲覧可能領域内で、より大きいサイズに拡大する。例えば、これに限定されないが、ブラウザウィンドウの閲覧可能領域の3/4の大きさまで拡大する。ビデオの出所であるアカウントにおいて、ビデオプリロール広告キャンペーンがアクティブ状態にされた場合、プリロールビデオがまず再生され、他の広告同様に、プリロールビデオ広告に係る全ての測定指標が報告される。プリロールビデオに関しては、1秒間再生された後に、“閲覧”されたとして報告される。閲覧者がウェブページを上下にスクロールしても、ビデオウィンドウがブラウザウィンドウの閲覧可能領域の中に存在したままである場合、閲覧時間は、所定の時間カウントされる。もし閲覧者がウェブページを操作し、ビデオがフォーカスから外れた場合、例えばブラウザを最小化し、ブラウザ内のほかのタブを開き、あるいは他のブラウザ又はアプリケーションを開いた場合、ビデオの再生は一時停止され、閲覧時間のカウントも一時停止される。閲覧者がウェブページを操作し、ビデオがフォーカスの範囲に戻ってきた場合、ビデオ再生及び閲覧時間のカウントが再開される。
ある実施形態においては、プリロール広告として放送されないビデオでも同様に機能する。ただし、ビデオが所定の時間再生された場合に限り、“ビデオ閲覧”が報告される。当該所定の時間は、例えば、これに限定されないが、少なくとも1秒間である。ある実施形態においては、プリロール広告として配信されていないビデオに関しては、閲覧時間は、報告されない。ビデオウィンドウが開いているページ上で広告がレンダリングされた場合、当該広告に関しては、妨害されたと判定され、閲覧時間は開始されない。ビデオウィンドウが閉じるまでは、カウントは一時停止される。閉じた場合はカウントが開始又は再開される。ビデオウィンドウが同一ページで開いた場合には、広告は閲覧可能であっても、妨害されたものと判定される。閲覧者は、開いたビデオウィンドウ上で拡大ボタンをクリックでき、クリックされるとビデオはフルスクリーン(全画面)モードに拡大される。ページ上の全ての広告は、このアクションが生じた場合、妨害されたものと判定される。
(データのフィルタリング)
(内部トラフィック)
好ましい実施形態において、システムユーザインタフェースは、ユーザに、フィルタリングを施すための任意数のIPアドレス又はIPアドレス範囲を入力する能力を与える。この構成によると、広告主及びウェブ配信者が、該IPアドレスに対応するユーザにより生成されたトラフィックのみ、又は当該トラフィックを隠して、報告を取得することを可能にする。報告に係るインタフェースにおいて、ユーザが、“フィルタリング”のドロップダウンメニューにより“内部トラフィックを隠す(除外する)”を選択すると、アカウントにおいて入力されたIPアドレスに係る全てのトラフィックが報告から除外される。システムのバックオフィス(事務管理系の)インタフェースにおいて、ユーザは、広告/編集 IPを選択し、フィルタリングしたいIPアドレスを入力することができる。特定のユーザのIPアドレスは、参考としてユーザに表示される。広告配信及び報告に係るほとんどのインプレッション測定の限界は、インプレッションの報告が、広告に対する要求に基づきサーバのログファイルにより表わされているという事実により生じている。当該要求の値は、閲覧者のブラウザにおいて、広告コンテンツがロードされ、レンダリングされる前にカウントされている。本システムのアーキテクチャは、クライアント側の相関コードにより監視されることに基づき、閲覧者のブラウザ上においていくつかのイベントの実行を要求している。そして、閲覧又はクリックを記録するため、直接サーバ側の関係データベースに報告される。このようにして、ログファイルを用いるインプレッション手法による前述の限界は乗り越えられる。
(ロボット、スパイダー、及びクローラ)
ウェブロボットとしても知られているインターネットのボットは、インターネット上で自動化されたタスクを実行するソフトウェアアプリケーションである。通常、ロボットは、人間が行うよりも極めて高効率に、単純かつ構造的に繰り返すタスクを実行する。ロボットの活用の大部分は、人間の何倍もの速さで自動化されたスクリプトがウェブサーバから情報を取得し、解析し、格納するウェブスパイダーである。各サーバは、ロボットが従うべき、サーバ上のスパイダーに係る動作のルールを含む、robot.txtと呼ばれるファイルを有することができる。ウェブクローラは、ロボット又はソフトウェアエージェントの一種である。一般的に、ウェブクローラは、シードと呼ばれる訪問先のURLのリストに基づき、動作を開始する。クローラがこれらのURL先に訪れると、クローラは、ページ内の全てのハイパーリングを特定し、特定したハイパーリンクを訪問先のURLのリストに追加する。未訪問のURL先からのURLは、所定のルールに基づき、再帰的に訪問される。実際には表示されずに広告のインプレッションを生成するスパイダー及びクローラに加え、これらは人間によらないクリックを生成する。いくつかのウェブクローラは、ほとんど全てのJavaScript(登録商標)のリダイレクトを正しく取り扱うことができる。これらの人間によらない操作をフィルタリングすることに関し、無効な操作を特定してフィルタリング(除外)しようとするに当たり、ブラックリストのような識別子に基づく技術、ログファイルのデータに基づくアクティビティ及びパターンに基づく技術が用いられている。広告サーバ配信エンジンに対する要求中のHTTPヘッダ内のユーザエージェントの値が、上述のブラックリストと比較される。そして、ユーザエージェントの文字列を含むものである場合は、カウント処理からフィルタリングされる。本発明は、このようなフィルタリングを必要としない。本システムアーキテクチャは、スパイダー、ボット、及びクローラによる測定の限界を、様々な方法で克服する。好ましい実施形態におけるシステムアーキテクチャは、サーバ側のアプリケーションによりデータベース中に格納される前段階における、各HTTP要求の処理に基づいている。これにより、要求からデータを取得し、報告に係るデータベースに記録する前に、HTTP要求が、正当なブラウザからの要求であるか否かを検知することを、システムアプリケーションのレベルにおいて行うことができる。タグの要求の時点で、システムプラットフォームは、すべてのユーザエージェントのシグネチャ及びIPアドレスを、データベースに保存する。シグネチャが正当なブラウザであることを表しているか否かにかかわらず、システムにおける処理を継続できるが、エージェントには目印が付けられ、人間によらないエージェントに係るアクティビティデータは、正当なアクティビティとして報告しない。なお“広告のレンダリング”の報告時点で、エージェントには当該目印を付けられる。そしてエージェントには、“閲覧”イベントを登録し報告できるかについて、同様に目印が付けられる。シグネチャが、人間によらないエージェントを表しており、“閲覧”イベントを登録する時点に来ている場合、当該エージェントには、“悪質なユーザエージェント”として目印が付けられる。もしこの“悪質なユーザエージェント”が再度要求をした場合には、相関コードを与えられず、又は、システムにおける如何なる処理も開始しない。この処理を開始するために、データベースは後に解析され、人間によらないエージェントが正当なブラウザであるように偽装している人間によらないエージェント(上述のシステム処理により対処できない“正当なブラウザ”エージェントからの多くの要求)だけでなく、人間によらないエージェントが“閲覧”イベントを何とか登録しようとしているか否かが判定される。システムアプリケーションレベル上で、かつ要求の時点で人間によらないエージェントを判定する当該方法は、ブラックリストによるフィルタリング処理に比べてずっと信頼性が高い。該ブラックリストによるフィルタリング処理は、広告配信処理の後に行われ、また、ログファイルに残されたテキストのみに基づいている。ブラックリストによるフィルタリング手法によると、人間によらないエージェントは、テキストのシグネチャに基づき判定される。当該テキストのシグネチャは、しばしば不完全であり、人間によらないエージェントの作成者により意図的に改変でき、本質的に、このエージェントを正当なブラウザであると偽装できてしまい、あるいは空白若しくは不正確なユーザエージェントの文字列を与える。“閲覧”又はクリックが報告されるためには、閲覧可能なインプレッションとしてカウントされるべき、前述の全てのイベントが生じていなければならない。すなわち、ウェブページは、レンダリングされ、フォーカスが当たっており、及び相関コードは、広告領域が、閲覧者のブラウザウウィンドウの閲覧可能領域に存在していなければならない。相関コードは多くのアクションを実行し、また相関コードは、(a)閲覧者のディスプレイモニターの画面寸法、(b)画面寸法に係るブラウザ位置及びブラウザウィンドウの閲覧可能領域、(c)ブラウザがフォーカスされているか否か、(d)広告領域が存在する場所が、ブラウザウィンドウ及びスクロール位置に係る、表示されているウェブページ上に存在しているかに係る、多くのパラメータ及び変数を要求する。
(キャッシング(キャッシュ記憶))
ウェブキャッシュは、ウェブブラウザ及びウェブプロキシサーバにより用いられており、ウェブページ等のウェブサーバからの過去の応答を格納するために用いられている。ウェブキャッシュは、過去にキャッシュメモリに格納された情報がしばしば再利用できるため、ネットワークを介して送信すべき情報量を削減する。このことにより、帯域幅及びウェブサーバのシステム要求は削減され、ウェブを利用するユーザにとって、応答性を改善することに役立つ。通常、キャッシングは、“閲覧”の回数を少なく見積もる結果となり得る。なぜならば、広告は、閲覧をカウントしているサーバのログファイルに要求を登録することなしに、キャッシュから提供されるためである。通常、キャッシュを克服する技術、例えばページ/広告の提供事象の発生を一意的に特定するために乱数を割り当てることが、この限界を克服するためには必要である。本発明の好ましい実施形態によれば、キャッシングは、広告の配信及び報告を、既にロードされた必要なコードを再配信する必要性を減らし、より効率的に提供できる。JavaScript(登録商標)のタグ、及びSWFファイル(コンテンツレンダリングモジュール)が、キャッシュされるべき2つの要素である。該SWFファイルは、サーバ側の広告コンテンツデータベースから要求された広告をレンダリングする自己完結ファイルである。しかしながら、データベースからモジュールへ配信される広告コンテンツは、モジュール内部で動的に組み合わせられ、キャッシュ記憶されない。したがって本発明においては、キャッシュ記憶は、測定処理上、何ら影響がない。
(ページを閉じること)
サーバログファイルの記録によると、広告要求の後でかつ広告の配信の前にユーザがウェブページを閉じた場合、インプレッションは、報告される。ウェブページ及び各広告コンテンツは、ロードするのに1秒かかり得るのに対し、要求は1秒の数分の1でログインすることができる。本発明の好ましい実施形態によると、報告においてサーバログファイルは使われない。“閲覧”又はクリックが報告されるためには、クライアント側における前述の全てのイベントが生じていなければならない。もしユーザが、前述のステップが生じる前にウェブページを閉じた場合、“閲覧”は報告されない。従って本発明によれば、ウェブページを閉じることは、測定処理上、何ら影響がない。
(ユーザ側の障壁)
一般的なサーバログファイルは、広告要求時にインプレッションを追跡し、広告ブロックソフトウェア等、ユーザ側の障壁が閲覧者によりインストールされていた場合、広告コンテンツをそれと認識し、インプレッションをカウントするが、この広告コンテンツはブロックされて閲覧不可能である。ビーコンの場合、広告コンテンツはブロックされるが、ソフトウェアはビーコンを停止できず、同様にインプレッションはカウントされる。本発明の好ましい実施形態によれば、もしユーザが広告ブロックソフトウェア又はブラウザの設定により画像若しくはJavaScript(登録商標)をブロックするようにしていた場合でも、“広告の閲覧”は過多若しくは過少にカウントされることはない。なぜならば、広告をロードし、レンダリングし、及び報告するシステムコンテンツレンダリングモジュールは、実際に広告をロード及びレンダリングしないためである。従って本発明によれば、ユーザ側の障壁は、測定処理上、何ら影響が無い。
(作成フォーマット)
広告のフォーマットに関して、広告フォーマットを表示するための適切なプラグインをアップデートしていない閲覧者のブラウザ上ではレンダリングすることのできない、いくつかの種類(主にリッチメディアフォーマット)が存在する。従来のサーバログファイル追跡によると、このような場合、広告インプレッションは報告されるが、実際には広告コンテンツは表示されていない。この理由により、従来のサーバログファイルのプラットフォームにおいては、代替のファイル形式(例えばJPG画像又はGIF画像)が二次的な作成フォーマットとして指定されている必要がある。なおこのとき、リッチメディアファイル形式(例えばFLASH(登録商標))が一次的な作成フォーマットとして指定されている。本発明の好ましい実施形態によれば、広告コンテンツは、フォーカスされたウェブページ上で、かつユーザのブラウザウィンドウの閲覧可能な領域で、完全にレンダリングされていなければならず、また、前述の全てのステップが“閲覧”の報告の前に実行されていなければならない。もし、このステップのいずれかが、作成フォーマットの表示に係る問題が原因で実行されていない場合は、“閲覧”は報告されない。従って本発明によれば、クリエイティブ形式の広告は、測定処理上何ら影響がない。
(携帯機器)
Blackberry(登録商標)や携帯電話のような非PC機器が広告要求をサーバログファイルに登録するので、サーバログファイルの記録システムは通常、実際には表示されていなくても、インプレッションとしてカウントされる。携帯機器のブラウザは、現状において、本発明をサポートするのに必要なJavaScript(登録商標)機能に関してコンピュータのブラウザと同等ではない。そして本発明の好ましい実施形態によれば、Blackberry(登録商標)ハンドヘルド端末等の非PC機器から要求があっても、広告はレンダリングされず、結果として、広告の閲覧を報告しない。従って本発明の好ましい実施形態によれば、携帯機器は、測定上何ら影響が無い。
(ビデオプリロールのブラウザフォーカス)
ビデオプリロールは、オンライン上の閲覧者による、ビデオの要求の前に実行される広告である。プリロール広告の“閲覧”報告は、閲覧者は、ビデオの再生及びプリロール広告の配信を開始しなければならないという事実により、極めて正確であると考えられる。この極めて高いレベルの閲覧カウントの正確性により、プリロール広告は、業界において、インプレッション比率当たりの広告料が最も高い。閲覧者の多くの割合が、閲覧者のブラウザウィンドウからビデオをスクロールアウトし、又はブラウザを最小化し、又はビデオがプリロールを開始し、再生されている該ブラウザウィンドウ上に他のアプリケーションを開いた場合は、現実の閲覧を過大にカウントすることになる。本発明の好ましい実施形態によると、ビデオ及びプリロールビデオ広告に係る機能により、この限界を克服する。該機能は、自動的に閲覧者のウィンドウが、ブラウザウィンドウの閲覧可能領域からスクロールアウトされた場合、最小化された場合、ユーザが他のタブに移動した場合、又は他のウィンドウがユーザによって開かれた場合、ビデオを一時停止する。そして閲覧可能領域にスクロールで戻った場合、及び/又はウェブページにフォーカスが当てられるようになった場合にビデオ再生が再開される。ビデオの閲覧時間は、これらの閲覧者のアクションを考慮し報告される。
(隠れたブラウザウィンドウ)
ユーザインターフェースのプログラミングにおいて、ウィンドウ、特にブラウザウィンドウの場合、隠れた又は見えないウィンドウとしてウィンドウを生成することができる。隠れたウィンドウは、見えるようにでき、再び隠すことができ、また消滅させることができる。本発明においては、全てのユーザのアクティビティとして、フォーカスされていないウェブページは、要求されず、ロードされず、広告のレンダリングがされないため、隠れたウィンドウは、測定処理上、何ら影響がない。
(ポップアンダー)
ポップアップウィンドウは、親ウィンドウの前面に“ポップアップする”。親ウィンドウが、画面上で他のアプリケーションウィンドウによりオーバーレイされている(覆われている)場合、ポップアップウィンドウは、この他のアプリケーションウィンドウの背後の“ポップアンダー”となる。従って、ユーザにより閲覧はできない。このようなウィンドウは、フォーカスされておらず、すべてのシステム上のルール及び特徴は、他のブラウザウィンドウと同様に取り扱われる(すなわち、該ウィンドウがフォーカスされていない場合“閲覧時間”は停止し、フォーカスされた場合には、カウントが開始する)。ポップアンダーにフォーカスが当てられた場合は、“閲覧”が記録され、この閲覧は正当である。したがって本発明によれば、ポップアンダーは、測定処理上、何ら影響がない。
(データの報告)
本発明の好ましい実施形態において、システム報告は、所定のウェブサイトセクション、ウェブページ又はレンダリング領域に係る“閲覧”を、ウェブ配信者に提供する。また、システム報告は、詳細データを掘り下げる。そして広告主は、該広告主による広告キャンペーン、並びに該広告主の広告があるウェブサイト、ウェブサイトセクション、及びレンダリング領域に係る報告を閲覧することができる。
(分析モード)
本発明に係る実施形態によると、プラットフォームを介したコンテンツの配信に関するシステム機能を使用せず、コンテンツページにおける閲覧者のアクティビティに係る測定用データを収集するために、実際の閲覧(閲覧者のブラウザウィンドウの閲覧可能領域に、コンテンツページ領域が存在すること)に基づく所定のコンテンツページ領域に係るアクティビティ分析用のタグを実装することができる。システムの分析は、ウェブ配信者、代理者、広告主に、ウェブページの異なる領域のパフォーマンス、実際に利用可能な広告の目録、リーチ、フリークエンシー、閲覧者のディスプレイ解像度、閲覧可能なブラウザウィンドウ寸法、閲覧しているスクロール位置、地域に係る、以前決して得ることのできなかった知見を提供することができる。相関コードを利用してデータを収集するために、透明なコンテンツレンダリング領域は、コンテンツページのあらゆる領域に配置される。当該相関コードは、該領域にシステムから送信される。このような実施形態によれば、ユーザは、システムと前述のように相互作用できる。そしてユーザは、監視及びデータ収集のために指定されたコンテンツページ上で、1つ以上のコンテンツレンダリング領域を指定できる。またユーザはコンテンツレンダリング領域内で、レンダリングされるべきコンテンツファイルを、システムを介して指定しないこともできる。
(ウェブ配信者のための概要報告)
ウェブサイト及びウェブページセクション(複数のレンダリング領域及び広告領域を有する)及びレベルに関して、好ましい実施形態においては、報告のカテゴリは以下を含むことができる。
・広告要求
・広告のレンダリング(広告領域が、フォーカスされたブラウザウィンドウの閲覧可能領域に当たる際の、広告のロード及びレンダリング)
・閲覧可能インプレッション/閲覧イベント(レンダリングされた広告に関し、該広告コンテンツの90%が、フォーカスされたウェブページに係るブラウザウィンドウの閲覧可能領域内に存在している。)
・クリック
・広告閲覧率(閲覧可能インプレッション及び閲覧イベントに対する要求の比率)
・クリック率(閲覧インプレッション及び閲覧イベントに対するクリックの比率)
・ビデオ閲覧
ウェブ配信者のための詳細報告
・概要
・パフォーマンスの詳細(月当たり、時間当たり及び15分当たりの、閲覧可能なインプレッション数/閲覧イベント数、及びクリック数)
・個別のリーチとフリークエンシー(ブラウザのクッキー)
・閲覧時間(広告表示及びビデオの閲覧時間が共に報告される。単位は1秒、2秒、3秒、5秒、10秒、15秒、20秒、及び30秒である。)
・配信された広告
・配信されたURL(すなわちコンテンツがレンダリングされたページのUniform resource locatorアドレス)
・閲覧者のディスプレイ解像度(ピクセル)
・平均閲覧可能領域(ピクセル)
・画面/閲覧可能領域の比率
・平均垂直スクロール(ピクセル)
・平均水平スクロール(ピクセル)
・閲覧が報告された時点におけるスクロール位置
・閲覧者の地理的分布
・閲覧者のブラウザの種類
・閲覧毎のアクティビティログ
図38は、システムの図式的な報告例である。図38は、レンダリングされたコンテンツの閲覧可能インプレッションを受信した閲覧者のディスプレイ解像度及びスクロール位置を、システムを介してシステムユーザに表示するものである。これは、システムユーザに、どれだけ多くの閲覧者が、スクロールすることなく、コンテンツページ上でレンダリングされたコンテンツを閲覧しているかを、異なるコンテンツページ寸法により判断することを、可能にする。
図39は、システムの図式的な報告例である。図39はディスプレイ解像度、レンダリングされたコンテンツの閲覧可能インプレッションを受信した閲覧者のディスプレイ解像度及びスクロール位置を、システムを介してシステムユーザに表示するものである。また図39は、平均閲覧可能領域、合計閲覧数、要求又はレンダリングと比較した閲覧の比率、ピクセル単位又はその他の単位で表された平均垂直スクロール及び平均水平スクロールを表示するものである。
図40は、システムの図式的な報告例である。図40は、閲覧者のブラウザウィンドウの寸法及びスクロール位置、ブラウザウィンドウの表示可能領域、合計閲覧数、要求又はレンダリングと比較した閲覧の比率、ピクセル単位又はその他の単位で表された平均垂直スクロール及び平均水平スクロールを示している。
図41は、システムの図式的な報告例である。図41は、閲覧イベントが報告された時点における閲覧者の垂直及び水平スクロール位置を示している。また図41は、垂直スクロールの分布及び水平スクロールの分布と、平均ディスプレイ解像度と、平均閲覧可能領域と、平均スクロールとを示している。
図42は、システムの図式的な報告例である。図42は、クライアント側のアクティビティログと、特定のイベントの登録時間と、配置されたコンテンツのIDと、コンテンツレンダリングモジュールのIDと、コンテンツページ、レンダリング領域、コンテンツ、及びシステムに格納された他のパラメータのデータファイルに割り当てられた一意的な識別子と、閲覧者のインターネットプロトコルアドレス(IPアドレス)と、オペレーティングシステム(OS)と、ブラウザの種類、所定のアクション(例えば、レンダリングイベント、閲覧イベント、又はこのように指定されたその他イベント)と、
幅及び高さで示されるブラウザ及び/又は閲覧者のディスプレイデバイスの画面寸法と、スクロール位置(水平及び垂直)と、時刻とが表示される。システムユーザは、上述で挙げたような所定のデータ項目を報告に含めるように、また所望のデータを追跡できるように選択できる。また、システムユーザは、報告に含まれる期間を指定でき、全てのトラフィックデータを表示するか、指定のデータをフィルタリングして表示するかを指定できる。
システム報告は、測定可能なイベント又はアクションを含み報告するように構成できる。該報告は、指定の時間において、1つ以上の測定可能な前述においてリストされたデータ、時間帯、その他の測定可能なパラメータを含むことができる。報告は、ウェブサイトのセクション、コンテンツレンダリング領域単位で集計し、月間、日間、15分間隔又はその他の間隔で解析することができる。
(ウェブ配信者のための概要報告)
キャンペーン(複数の広告を含む)及びレベルに関して、好ましい実施形態においては、報告のカテゴリは以下を含む。
・広告のレンダリング
・閲覧可能インプレッション/閲覧イベント
・クリック
・クリック率(閲覧インプレッション及び閲覧イベントに対するクリックの比率)
・ビデオ閲覧
ウェブ配信者のための詳細報告
・概要
・パフォーマンス詳細(月当たり、時間当たり及び15分当たりの、閲覧インプレッション数/閲覧イベント数、及びクリック数)
・個別のリーチとフリークエンシー(ブラウザのクッキー)
・閲覧時間(広告表示及びビデオの閲覧時間が共に報告される。単位は1秒、2秒、3秒、5秒、10秒、15秒、20秒、及び30秒である。)
・配信された広告
・配信されたURL(すなわちコンテンツがレンダリングされたページのUniform resource locatorアドレス)
・閲覧者のディスプレイ解像度(ピクセル)
・平均閲覧可能領域(ピクセル)
・画面/閲覧可能領域の比率
・平均垂直スクロール(ピクセル)
・平均水平スクロール(ピクセル)
・閲覧が報告された時点におけるスクロール位置
・閲覧者の地理的分布
・閲覧者のブラウザの種類
・閲覧毎のアクティビティログ
図38は、システムの図式的な報告例である。図38は、レンダリングされたコンテンツに対する閲覧可能インプレッションを受信した閲覧者のディスプレイ解像度及びスクロール位置を、システムを介してシステムユーザに表示するものである。これは、システムユーザに、どれだけ多くの閲覧者が、スクロールすることなく、コンテンツページ上でレンダリングされたコンテンツを閲覧しているかを、異なるコンテンツページ寸法により判断することを、可能にする。
図39は、システムの図式的な報告例である。図39はディスプレイ解像度、レンダリングされたコンテンツに対する閲覧可能インプレッションを受信した閲覧者のディスプレイ解像度及びスクロール位置を、システムを介してシステムユーザに表示するものである。また図39は、平均閲覧可能領域、合計の閲覧、要求又はレンダリングと比較した閲覧の比率、ピクセル単位又はその他の単位で表された平均垂直スクロール及び平均水平スクロールを表示するものである。
図40は、システムの図式的な報告例である。図40は、閲覧者のブラウザウィンドウの寸法及びスクロール位置、ブラウザウィンドウの表示可能領域、合計の閲覧、要求又はレンダリングと比較した閲覧の比率、ピクセル単位又はその他の単位で表された平均垂直スクロール及び平均水平スクロールを示している。
図41は、システムの図式的な報告例である。図41は、閲覧イベントが報告された時点における閲覧者の垂直及び水平スクロール位置を示している。また図41は、垂直スクロールの分布及び水平スクロールの分布と、平均ディスプレイ解像度と、平均閲覧可能領域と、平均スクロールとを示している。
図42は、システムの図式的な報告例である。図42は、クライアント側のアクティビティログと、特定のイベントに係る登録時間と、配置されたコンテンツのIDと、コンテンツレンダリングモジュールのIDと、コンテンツページ、レンダリング領域、コンテンツ及びシステムに格納された他のパラメータのデータファイルに割り当てられた一意的な識別子、閲覧者のインターネットプロトコルアドレス(IPアドレス)と、オペレーティングシステム(OS)と、ブラウザの種類、所定のアクション(例えば、レンダリングイベント、閲覧イベント、又はこのように指定されたその他イベント)と、
幅及び高さで示されるブラウザ及び/又は閲覧者のディスプレイデバイスの画面寸法と、スクロール位置(水平及び垂直)と、時刻とが表示される。システムユーザは、上述で挙げたような所定のデータ項目を報告に含めるように、また所望のデータを追跡できるように選択できる。また、システムユーザは、報告に含まれる期間を指定でき、全てのトラフィックデータを表示するか、指定のデータをフィルタリングして表示するかを指定できる。
システム報告は、測定可能なイベント又はアクションを含み報告するように構成できる。該報告は、指定の時間において、1つ以上の測定可能な前述においてリストされたデータ、時間帯、その他の測定可能なパラメータを含むことができる。報告は、ウェブサイトのセクション、コンテンツレンダリング領域単位で集計し、月間、日間、15分間隔又はその他の間隔で解析することができる。
(タイムゾーン)
好ましい実施形態における報告は、ユーザアカウント毎に、ユーザアカウントのタイムゾーンに基づき、サマータイムを考慮し表示される。該タイムゾーンは、各アカウントの登録時に、オンラインで入力された郵便番号に基づき判定される。ユーザは自己のアカウントのタイムゾーンの設定を変更することができる。
(アクティビティログ報告)
記録された閲覧毎のクライアント側のアクティビティログは、システムユーザインターフェースのバックオフィス(事務管理)報告セクションにおいてユーザが利用可能である。ロゴは、全てのクライアント側の、全ウェブサイトセクション、広告レンダリング領域、広告領域、又は広告記録におけるアクティビティを示す。この情報は、分析及び不正の防止に役に立つ。ユーザは、ログの列名をクリックすることにより並び換えが可能であり、特定のログを、検索語、例えばIPアドレスを、検索フィールドに入力することにより、検索可能である。
本発明は好ましい実施形態として考えられる形態により示され記述されており、本発明おける、従来技術に対する成果及び効果が示されているが、本発明は、特定の実施形態に限定されるものではない。したがって、ここに示し記述されている本発明は一実施形態の例にすぎず、本発明の精神及び範囲を逸脱しない範囲において他の実施形態が選択可能である。

Claims (133)

  1. 電気通信ネットワークを介し、ウィンドウ寸法及びスクロール位置を調整できるブラウザのソフトウェアアプリケーションを備えたネットワーク通信装置を有する1人以上の閲覧者が閲覧するコンテンツページ上の指定されたコンテンツレンダリング領域において、前記ブラウザのウィンドウ寸法及びスクロール位置の範囲内でコンテンツページが知覚されるようにコンテンツのレンダリングを制御するシステムであって、
    1つ以上のコンピュータ処理装置と、
    1つ以上の前記コンテンツレンダリング領域及び1つ以上のコンテンツページトリガー領域を備える1つ以上のコンテンツページと通信する手段と、
    前記1つ以上のコンテンツページと、前記1つ以上のコンテンツページトリガー領域と、前記1つ以上のコンテンツページレンダリング領域と、前記1つ以上のコンテンツファイルとに係るデータを含む1つ以上の記録を格納したデータベースを有するシステムサーバと、
    を有する、前記電気通信ネットワークを介した通信用に構成されたシステム側のコンピュータと、
    1つ以上のコンテンツファイルを格納した1つ以上のコンテンツファイルサーバと、
    システムユーザから
    1つ以上のコンテンツページを指定するデータと、
    前記1つ以上のコンテンツページ内に存在する1つ以上のコンテンツページレンダリング領域と、
    コンテンツページの閲覧者のブラウザウィンドウの寸法及びスクロール位置の範囲内に存在すると判定された場合に、コンテンツが前記コンテンツページレンダリング領域においてレンダリングされる1つ以上のコンテンツページトリガー領域と、
    前記1つ以上のコンテンツページ内の前記1つ以上の指定されたコンテンツレンダリング領域においてレンダリングされる1つ以上のコンテンツファイルと、を受信し、
    前記システムサーバのデータベースに格納されるデータ記録を生成し、前記記録は前記データを含み、識別コードを前記データ記録に割り当て、前記1つ以上のコンテンツページ上に配置されるタグ/リンクを生成し、前記タグ/リンクは、前記データ記録の識別コードへの参照と、システムカスタムソフトウェアアプリケーションへのリンクとを備えている1つ以上のネットワーク通信インターフェースソフトウェアアプリケーションと、
    前記指定されたコンテンツページトリガー領域が、コンテンツページの閲覧者のブラウザウィンドウの寸法及びスクロール位置の範囲内に存在するかを判定するための相関コードを生成し、前記指定されたコンテンツページに書き込み、前記指定されたコンテンツレンダリング領域用のマーカとして使用されるHTMLコードを動的に生成し、前記相関コードと通信して、前記相関コードが、前記指定されたコンテンツページトリガー領域が前記コンテンツの閲覧者のブラウザウィンドウの寸法及びスクロール位置の範囲内に存在することを検出した場合に、前記1つ以上のコンテンツファイルを、前記1つ以上のコンテンツレンダリング領域においてレンダリングする1つ以上のシステムカスタムソフトウェアアプリケーションと、
    を備えるシステム。
  2. 請求項1に記載のシステムであって、
    前記システムソフトウェアアプリケーションがさらに、
    前記相関コードが、前記指定されたコンテンツページトリガー領域が前記閲覧者のブラウザウィンドウの寸法及びスクロール位置の範囲内であると判定したときに、前記指定されたコンテンツレンダリング領域に組み込まれ、
    前記1つ以上のコンテンツサーバと通信して、コンテンツファイルを取得し、前記指定されたコンテンツページレンダリング領域においてレンダリングするコンテンツレンダリングモジュールのソフトウェアアプリケーションを含むことを特徴とするシステム。
  3. 請求項1に記載のシステムであって、
    前記相関コードは、前記閲覧者のブラウザからコンテンツレンダリングアクティビティデータを取得し、
    さらに、前記コンテンツページにおける前記相関コード、及び前記システムサーバと通信して、前記コンテンツレンダリングアクティビティデータを格納するトラッキングサーバを備えることを特徴とするシステム。
  4. 請求項2に記載のシステムであって、
    前記コンテンツレンダリングモジュールが前記相関コードからコンテンツレンダリングのアクティビティデータを取得し、
    さらに、前記コンテンツページにおける前記コンテンツレンダリングモジュール、及び前記システムサーバと通信して、前記コンテンツレンダリングアクティビティデータを格納するトラッキングサーバを備えることを特徴とするシステム。
  5. 請求項2に記載のシステムであって、
    前記コンテンツレンダリングアクティビティデータは、前記コンテンツレンダリングモジュールから、前記システムサーバに、ファイルサーバ直接接続通信により送信されることを特徴とするシステム。
  6. 請求項4に記載のシステムであって、
    前記コンテンツレンダリングアクティビティデータは、前記コンテンツレンダリングモジュールから、前記トラッキングサーバに、ファイルサーバ直接接続通信により送信されることを特徴とするシステム。
  7. 請求項1に記載のシステムであって、
    前記1つ以上のコンテンツページ内の前記1つ以上のコンテンツレンダリング領域と、前記1つ以上のコンテンツページトリガー領域が、同一の領域であることを特徴とするシステム。
  8. 請求項1に記載のシステムであって、
    前記コンテンツページトリガー領域は、位置座標を有しており、
    前記閲覧者のブラウザウィンドウの寸法及びスクロール位置は、位置座標を有しており、
    前記相関コードが、前記コンテンツページトリガー領域の位置座標と、前記閲覧者のブラウザウィンドウの寸法及びスクロール位置の位置座標との一致を判定することにより、前記指定されたコンテンツページトリガー領域が、コンテンツの閲覧者のブラウザウィンドウの寸法及びスクロール位置の範囲内に存在するか否かを判定することを特徴とするシステム。
  9. 請求項1に記載のシステムであって、
    前記ネットワークは、ローカルエリア・コンピュータネットワークと、ワイドエリア・コンピュータネットワークと、インターネットと、ケーブル通信ネットワークと、衛星通信ネットワークと、テレビ周波数通信ネットワークと、ラジオ周波数通信ネットワークと、電力通信ネットワークと、携帯電話通信ネットワークとから構成される集合から選択された1つ以上のネットワークを備えることを特徴とするシステム。
  10. 請求項1に記載のシステムであって、
    前記指定されたコンテンツページトリガー領域が、部分的に前記コンテンツの閲覧者のブラウザウィンドウの寸法及びスクロール位置の範囲内に存在する場合に、前記1つ以上のコンテンツページ領域においてレンダリングされる前記1つ以上のコンテンツファイルが、レンダリングされることを特徴とするシステム。
  11. 請求項1に記載のシステムであって、
    前記1つ以上のコンテンツページの前記コンテンツページレンダリング領域に関するコンテンツレンダリングのアクティビティデータに係る報告を編集して表示するための1つ以上のソフトウェアアプリケーションを備えることを特徴とするシステム。
  12. 請求項11に記載のシステムであって、
    前記コンテンツレンダリングのアクティビティデータに係る報告はさらに、
    同一のコンテンツページ内に存在するコンテンツページレンダリング領域におけるコンテツレンダリングのアクティビティを比較する報告を有することを特徴とするシステム。
  13. 請求項12に記載のシステムであって、前記報告において比較される前記同一のコンテンツページ内の前記コンテンツレンダリング領域は、
    前記コンテンツページの最上部と、前記コンテンツページのアバブ・ザ・フォールドと、
    前記コンテンツページのビロウ・ザ・フォールドと、前記コンテンツページの最下部とから構成される集合から選択された1つ以上の領域を有することを特徴とするシステム。
  14. 請求項11に記載のシステムであって、
    前記報告は、前記コンテンツが、前記コンテンツページレンダリング領域において、前記閲覧者に対してレンダリングされた時間長に関するデータを有することを特徴とするシステム。
  15. 請求項11に記載のシステムであって、
    前記報告は、前記コンテンツが、前記コンテンツページレンダリング領域において、レンダリングされたコンテンツに係る前記閲覧者の数に関するデータを有することを特徴とするシステム。
  16. 請求項11に記載のシステムであって、
    前記報告は、前記コンテンツが、前記コンテンツページレンダリング領域において、レンダリングされた前記コンテンツに係る前記閲覧者の地理的場所に関するデータを有することを特徴とするシステム。
  17. 請求項11に記載のシステムであって、
    前記報告は、前記コンテンツが、前記コンテンツページレンダリング領域において、レンダリングされた前記コンテンツに係る前記閲覧者により使用されているブラウザのバージョンに関するデータを有することを特徴とするシステム。
  18. 請求項11に記載のシステムであって、
    前記報告は、前記コンテンツが、前記コンテンツページレンダリング領域において、前記閲覧者に対して、前記コンテンツがレンダリングされた回数に関するデータを有することを特徴とするシステム。
  19. 請求項11に記載のシステムであって、
    前記報告は、前記コンテンツが、前記コンテンツページレンダリング領域において、レンダリングされた前記コンテンツに係る閲覧者のクリックアクティビティに関するデータを有することを特徴とするシステム。
  20. 請求項1に記載のシステムであって、前記1つ以上のシステムカスタムソフトウェアアプリケーションがさらに、
    各コンテンツ閲覧者及びブラウザに割り当てられる一意的な識別コードを生成する手段を有することを特徴とするシステム。
  21. 請求項20に記載のシステムであって、前記各コンテンツ閲覧者及びブラウザに割り当てられる一意的な識別コードを生成する手段は、前記相関コードを備えることを特徴とするシステム。
  22. コンテンツページの所定領域が、閲覧者のブラウザのウィンドウのウィンドウ寸法及びスクロール位置の範囲内にあることの判定に基づいて、電気通信ネットワーク介し、前記コンテンツページのコンテンツレンダリング領域において、コンテンツのレンダリングを制御する方法であって、
    1つ以上のコンテンツページと、1つ以上のコンテンツページ領域と、1つ以上のコンテンツファイルとを指定するステップであって、
    前記コンテンツファイルは、前記1つ以上のコンテンツページに係る前記1つ以上の指定されたコンテンツページ領域においてレンダリングを行うコンピュータシステムの大容量記憶装置にあらかじめ電子的ファイルフォーマットで格納されたファイルであるステップと、
    前記1つ以上のコンテンツページと、前記1つ以上のコンテンツページレンダリング領域と、前記1つ以上のコンテンツファイルとに関するデータを、データベース内の記録として格納するステップと、
    コンテンツページの閲覧者による、前記指定されたコンテンツページの要求によってアクティブ状態にされると、システムサーバ側のアプリケーションに接続し、前記システムサーバ側のアプリケーションを介して、前記システムサーバ側のデータベースに格納された前記記録からのデータと、前記閲覧者及び前記閲覧者のブラウザに関する前記コンテンツページの要求からのデータとを取得するタグ/リンクを生成し配置するステップと、
    前記1つ以上の指定されたコンテンツページの前記1つ以上の指定されたコンテンツレンダリング領域が、前記閲覧者のブラウザウィンドウの寸法及びスクロール位置の範囲内に存在するか否かを判定し、前記1つ以上のコンテンツファイルがレンダリングされる前記指定されたコンテンツページ領域用のマーカとして機能するHTML層を生成する相関コードを生成して、前記1つ以上のコンテンツページに記述するステップと、
    前記1つ以上の指定されたコンテンツページ領域が、前記閲覧者のブラウザウインドウの寸法及びスクロール位置の範囲内に存在することを検知したことに基づき前記相関コードによってアクティブ状態にされると、前記1つ以上のコンテンツページの前記1つ以上のコンテンツページレンダリング領域における前記1つ以上の指定されたコンテンツファイルをレンダリングするHTMLコード及びタグを動的に生成するクエリストリング及びリンクを生成して、前記1つ以上のコンテンツページに配置するステップと、
    を含むことを特徴とする方法。
  23. 請求項22に記載の方法であって、さらに、
    前記1つ以上のコンテンツページレンダリング領域とは異なる1つ以上のコンテンツページトリガー領域を指定するステップを含み、
    前記コンテンツページトリガー領域は、前記閲覧者のブラウザウインドウの寸法及びスクロール位置の範囲内に存在する場合に、前記1つ以上のコンテンツページレンダリング領域における前記1つ以上のコンテンツファイルのレンダリングを起動することを特徴とする方法。
  24. 請求項22に記載の方法であって、
    前記ネットワークは、ローカルエリア・コンピュータネットワークと、ワイドエリア・コンピュータネットワークと、インターネットと、ケーブル通信ネットワークと、衛星通信ネットワークと、テレビ周波数通信ネットワークと、ラジオ周波数通信ネットワークと、電力通信ネットワークと、携帯電話通信ネットワークとから構成される集合から選択された1つ以上のネットワークを備えることを特徴とする方法。
  25. 請求項22に記載の方法であって、前記指定されたコンテンツページトリガー領域が、部分的に前記コンテンツの閲覧者のブラウザウィンドウの寸法及びスクロール位置の範囲内に存在する場合に、前記1つ以上のコンテンツページ領域においてレンダリングされる前記1つ以上のコンテンツファイルが、レンダリングされることを特徴とする方法。
  26. 請求項22に記載の方法であって、
    前記1つ以上のコンテンツページの前記コンテンツページレンダリング領域に関するコンテンツレンダリングのアクティビティデータに係る報告を編集して表示するステップを含むことを特徴とする方法。
  27. 請求項26に記載の方法であって、
    前記報告を編集して表示するステップはさらに、同一のコンテンツページ内に存在するコンテンツページレンダリング領域におけるコンテツレンダリングのアクティビティを比較するステップを含むことを特徴とする方法。
  28. 請求項27に記載の方法であって、前記報告において比較される前記同一のコンテンツページ内の前記コンテンツレンダリング領域は、
    前記コンテンツページの最上部と、前記コンテンツページのアバブ・ザ・フォールドと、前記コンテンツページのビロウ・ザ・フォールドと、前記コンテンツページの最下部とから構成される集合から選択された1つ以上の領域を有することを特徴とする方法。
  29. 請求項26に記載の方法であって、前記報告を編集して表示するステップはさらに、
    前記コンテンツが、前記コンテンツページレンダリング領域において、前記閲覧者に対してレンダリングされた時間長か関するデータを編集して表示するステップを含むことを特徴とする方法。
  30. 請求項26に記載の方法であって、前記報告を編集して表示するステップはさらに、
    前記コンテンツが、前記コンテンツページレンダリング領域において、レンダリングされたコンテンツに係る前記閲覧者の数に関するデータを編集して表示するステップを含むことを特徴とする方法。
  31. 請求項26に記載の方法であって、前記報告を編集して表示するステップはさらに、
    前記コンテンツが、前記コンテンツページレンダリング領域において、レンダリングされた前記コンテンツに係る前記閲覧者の地理的場所に関するデータを編集して表示するステップを含むことを特徴とする方法。
  32. 請求項26に記載の方法であって、前記報告を編集して表示するステップはさらに、
    前記コンテンツが、前記コンテンツページレンダリング領域において、レンダリングされた前記コンテンツに係る前記閲覧者により使用されているブラウザのバージョンに関するデータを編集して表示するステップを含むことを特徴とする方法。
  33. 請求項26に記載の方法であって、前記報告を編集して表示するステップはさらに、
    前記コンテンツが、前記コンテンツページレンダリング領域において、前記閲覧者に対して、前記コンテンツがレンダリングされた回数に関するデータを編集して表示するステップを含むことを特徴とする方法。
  34. 請求項26に記載の方法であって、前記報告を編集して表示するステップはさらに、
    前記コンテンツが、前記コンテンツページレンダリング領域において、レンダリングされた前記コンテンツに係る閲覧者のクリックアクティビティに関するデータを編集して表示するステップを含むことを特徴とする方法。
  35. 請求項22に記載の方法であって、
    一意的な識別コードを生成して各コンテンツ閲覧者及びブラウザに割り当てるステップを含むことを特徴とする方法。
  36. 請求項35に記載の方法であって、前記一意的な識別コードを生成して各コンテンツ閲覧者及びブラウザに割り当てるステップは、前記相関コードにより実行されることを特徴とする方法。
  37. 請求項35に記載の方法であって、
    前記一意的な識別コードを生成して各コンテンツ閲覧者及びブラウザに割り当てるステップは、前記システムサーバ側のアプリケーションにより実行されることを特徴とする方法。
  38. 電気通信ネットワークを介して通信する手段、及びウィンドウ寸法及びスクロール位置を調整できるブラウザを有する1人以上のコンテンツページ閲覧者に対して、前記電気通信ネットワークを介して、1つ以上のコンテンツレンダリング領域を有する1つ以上のコンテンツページにおいて、コンテンツのレンダリングを制御するシステムであって、
    1つ以上のコンピュータ処理装置を含み、
    前記1つ以上のコンテンツページと通信し、1つ以上コンテンツページの1つ以上の指定されたコンテンツレンダリング領域における1つ以上のコンテンツファイルのレンダリングのためのパラメータ及び命令を含む1つ以上の記録を格納するデータベースを備えるサーバと通信する、前記電気通信ネットワークを介した通信用に構成されたシステム側のコンピュータと、
    システムユーザに対するインターフェースとして機能し、
    前記1つ以上の指定されたコンテンツレンダリング領域において前記1つ以上のコンテンツファイルを取得し、組合せ、表示するためのパラメータ及びコマンドを含む前記サーバのデータベース内の記録を生成する1つ以上のネットワーク通信インターフェースソフトウェアアプリケーションと、
    前記コンテンツページレンダリング領域の1つが、閲覧者のブラウザ画面の範囲内に存在する場合に、前記コンテンツレンダリング領域に係る前記パラメータ及びコマンドの記録をアクティブ状態にし、これにより、前記コンテンツを取得し、組合せ、前記コンテンツを前記コンテンツレンダリング領域において表示し、前記閲覧者のブラウザから前記コンテンツに係るレンダリングアクティビティを取得する、前記指定された1つ以上のコンテンツページに配置するためのコードを生成するためのシステムソフトウェアアプリケーションと、
    を備えることを特徴とするシステム。
  39. 請求項38に記載のシステムであって、
    さらに、前記コンテンツページ、及び前記閲覧者のブラウザ及び前記コンテンツページから取得した前記コンテンツレンダリングデータを格納するための前記システムサーバと通信するトラッキングサーバを備えることを特徴とするシステム。
  40. 請求項38に記載のシステムであって、
    前記コンテンツページトリガー領域は、位置座標を有しており、
    前記閲覧者のブラウザウィンドウの寸法及びスクロール位置は、位置座標を有しており、
    前記コードは、前記コンテンツページに記述され、前記コンテンツページトリガー領域の位置座標が、前記閲覧者のブラウザウィンドウの寸法及びスクロール位置の位置座標と一致するか否かを判定し、、前記一致を判定した場合に、前記コンテンツレンダリング領域においてコンテンツのレンダリングを起動することを特徴とするシステム。
  41. 電気通信ネットワークを介し、ウィンドウ寸法及びスクロール位置を調整できるブラウザのソフトウェアアプリケーションを備えたネットワーク通信装置を有する1人以上の閲覧者が閲覧するコンテンツページ上の指定されたコンテンツレンダリング領域において、前記閲覧者のウィンドウ寸法及びスクロール位置の範囲内でコンテンツページが知覚されるように、コンテンツのレンダリングを制御するシステムであって、
    1つ以上のコンピュータ処理装置と、
    1つ以上の前記コンテンツレンダリング領域及び1つ以上のコンテンツページトリガー領域を備える1つ以上のコンテンツページと通信する手段と、
    前記1つ以上のコンテンツページと、前記1つ以上のコンテンツページトリガー領域と、前記1つ以上のコンテンツページレンダリング領域と、前記1つ以上のコンテンツファイルとに係るデータを含む1つ以上の記録を格納したデータベースを有するシステムサーバと、
    を有する、前記電気通信ネットワークを介した通信用に構成されたシステム側のコンピュータと、
    1つ以上のコンテンツファイルを格納した1つ以上のコンテンツファイルサーバと、
    システムユーザから
    1つ以上のコンテンツページを指定するデータと、
    前記1つ以上のコンテンツページ内に存在する1つ以上のコンテンツページレンダリング領域と、
    コンテンツページの閲覧者のブラウザウィンドウの寸法及びスクロール位置から所定の距離だけ外側の範囲内に存在すると判定された場合に、コンテンツが前記コンテンツページレンダリング領域においてレンダリングされる1つ以上のコンテンツページトリガー領域と、前記1つ以上のコンテンツページ内の前記1つ以上の指定されたコンテンツレンダリング領域においてレンダリングされる1つ以上のコンテンツファイルと、を受信し、前記システムサーバのデータベースに格納されるデータ記録を生成し、前記記録は前記データを含み、前記データ記録に識別コードを割当て、前記1つ以上のコンテンツページ上に配置されるタグ/リンクを生成し、前記タグ/リンクは、前記データ記録の識別コードへの参照と、システムカスタムソフトウェアアプリケーションへのリンクとを備えている1つ以上のネットワーク通信インターフェースソフトウェアアプリケーションと、
    前記指定されたコンテンツページトリガー領域が、コンテンツページの閲覧者のブラウザウィンドウの寸法及びスクロール位置から前記所定の距離だけ外側の範囲内に存在するか否かを判定するための相関コードを生成して、前記指定されたコンテンツページに書き込み、前記指定されたコンテンツレンダリング領域用のマーカとして使用されるHTMLコードを動的に生成し、前記相関コードと通信して、前記相関コードが、前記指定されたコンテンツページトリガー領域が前記コンテンツの閲覧者のブラウザウィンドウの寸法及びスクロール位置から前記所定の距離だけ外側の範囲内に存在することを検出した場合に、前記1つ以上のコンテンツファイルを、前記1つ以上のコンテンツレンダリング領域においてレンダリングする1つ以上のシステムカスタムソフトウェアアプリケーションと、
    を備えるシステム。
  42. 請求項41に記載のシステムであって、
    前記システムソフトウェアアプリケーションがさらに、
    前記指定されたコンテンツレンダリング領域に組み込まれ、前記1つ以上のコンテンツサーバ及び前記相関コードと通信し、
    前記相関コードが、前記指定されたコンテンツページトリガー領域が前記閲覧者のブラウザウィンドウの寸法及びスクロール位置から前記所定の距離だけ外側の範囲内であると判定したときに、前記1つ以上のコンテンツサーバからコンテンツファイルを取得し、前記指定されたコンテンツページレンダリング領域においてレンダリングするコンテンツレンダリングモジュール・ソフトウェアアプリケーションを含むことを特徴とするシステム。
  43. 請求項41に記載のシステムであって、
    前記1つ以上のコンテンツページ内の前記1つ以上のコンテンツレンダリング領域と、前記1つ以上のコンテンツページトリガー領域が、同一の領域であることを特徴とするシステム。
  44. 請求項41に記載のシステムであって、
    前記相関コードは、前記閲覧者のブラウザからコンテンツレンダリングアクティビティデータを取得し、
    さらに、前記コンテンツページ及び前記システムサーバと通信して、前記閲覧者のブラウザ及び前記コンテンツページから取得した前記コンテンツレンダリングアクティビティデータを格納するトラッキングサーバを備えることを特徴とするシステム。
  45. 請求項42に記載のシステムであって、前記コンテンツページ及び前記システムサーバと通信して、前記閲覧者のブラウザ及び前記コンテンツページから取得した前記コンテンツレンダリングアクティビティデータを格納するトラッキングサーバを備えることを特徴とするシステム。
  46. 請求項45に記載のシステムであって、
    前記コンテンツレンダリングアクティビティデータは、前記コンテンツレンダリングモジュールから、前記システムサーバに、ファイルサーバ直接接続通信により送信されることを特徴とするシステム。
  47. 請求項45に記載のシステムであって、
    前記コンテンツレンダリングアクティビティデータは、前記コンテンツレンダリングモジュールから、前記トラッキングサーバに、ファイルサーバ直接接続通信により送信されることを特徴とするシステム。
  48. 請求項41に記載のシステムであって、
    前記コンテンツページトリガー領域は、位置座標を有しており、
    前記閲覧者のブラウザウィンドウの寸法及びスクロール位置から外側の前記所定の距離は、位置座標を有しており、
    前記閲覧者のブラウザウィンドウの寸法及びスクロール位置は、位置座標を有しており、
    前記相関コードが、前記コンテンツページトリガー領域の位置座標と、前記閲覧者のブラウザウィンドウの寸法及びスクロール位置から前記所定の距離だけ外側の領域の位置座標との一致を判定することにより、前記指定されたコンテンツページトリガー領域が、コンテンツの閲覧者のブラウザウィンドウの寸法及びスクロール位置から所定距離だけ外側のの範囲内に存在するかを判定することを特徴とするシステム。
  49. 請求項41に記載のシステムであって、
    前記ネットワークは、ローカルエリア・コンピュータネットワークと、ワイドエリア・コンピュータネットワークと、インターネットと、ケーブル通信ネットワークと、衛星通信ネットワークと、テレビ周波数通信ネットワークと、ラジオ周波数通信ネットワークと、電力通信ネットワークと、携帯電話通信ネットワークとから構成される集合から選択された1つ以上のネットワークを備えることを特徴とするシステム。
  50. 請求項44に記載のシステムであって、
    前記1つ以上のコンテンツページの前記コンテンツページレンダリング領域に関するコンテンツレンダリングのアクティビティデータに係る報告を編集して表示するための1つ以上ソフトウェアアプリケーションを備えることを特徴とするシステム。
  51. 請求項44に記載のシステムであって、
    前記相関コードを介して取得された前記コンテンツレンダリングのアクティビティデータは、
    同一のコンテンツページに存在するコンテンツページレンダリング領域におけるコンテツレンダリングのアクティビティを比較するデータを有することを特徴とするシステム。
  52. 請求項51に記載のシステムであって、前記同一のコンテンツページ内の前記コンテンツレンダリング領域は、
    前記コンテンツページの最上部と、前記コンテンツページのアバブ・ザ・フォールドと、前記コンテンツページのビロウ・ザ・フォールドと、前記コンテンツページの最下部とから構成される集合から選択された1つ以上の領域を有することを特徴とするシステム。
  53. 請求項44に記載のシステムであって、
    前記相関コードを介して取得された前記コンテンツレンダリングのアクティビティデータは、
    前記コンテンツが、前記コンテンツページレンダリング領域において、前記閲覧者に対してレンダリングされた時間長に関するデータと、
    前記コンテンツが、前記コンテンツページレンダリング領域において、レンダリングされたコンテンツに係る前記閲覧者の数に関するデータと、
    前記コンテンツが、前記コンテンツページレンダリング領域において、レンダリングされた前記コンテンツに係る前記閲覧者の地理的場所に関するデータと、
    前記コンテンツが、前記コンテンツページレンダリング領域において、レンダリングされた前記コンテンツに係る前記閲覧者により使用されているブラウザのバージョンに関するデータと、
    前記コンテンツが、前記コンテンツページレンダリング領域において、前記閲覧者に対して、前記コンテンツがレンダリングされた回数に関するデータと、
    前記コンテンツが、前記コンテンツページレンダリング領域において、レンダリングされた前記コンテンツに係る閲覧者のクリックアクティビティに関するデータとにより構成された集合から選択された1つ以上のデータを備えることを特徴とするシステム。
  54. 請求項41に記載のシステムであって、前記1つ以上のカスタムソフトウェアアプリケーションがさらに、
    各コンテンツ閲覧者及びブラウザに割り当てられる一意的な識別コードを生成する手段を有することを特徴とするシステム。
  55. 請求項54に記載のシステムであって、前記各コンテンツ閲覧者及びブラウザに割り当てられる一意的な識別コードを生成する手段は、前記相関コードを備えることを特徴とするシステム。
  56. コンテンツページの所定領域が、閲覧者のブラウザのウィンドウのウィンドウ寸法及びスクロール位置から所定の距離だけ外側の範囲内にあることの判定に基づいて、電気通信網を介し、前記コンテンツページのコンテンツレンダリング領域において、コンテンツのレンダリングを制御する方法であって、
    1つ以上のコンテンツページと、1つ以上のコンテンツページ領域と、1つ以上のコンテンツファイルとを指定するステップであって、
    前記コンテンツファイルは、前記1つ以上のコンテンツページに係る前記1つ以上の指定されたコンテンツページ領域においてレンダリングを行うコンピュータシステムの大容量記憶装置にあらかじめ電子的ファイルフォーマットで格納されたファイルであるステップと、
    前記1つ上のコンテンツページに関するデータと、前記1つ以上のコンテンツページレンダリング領域と、前記1つ以上のコンテンツファイルとを、データベース内の記録として格納するステップと、
    コンテンツページの閲覧者による、前記指定されたコンテンツページの要求によってアクティブ状態にされると、システムサーバ側のアプリケーションに接続し、前記システムサーバ側のアプリケーションを介して、前記システムサーバ側のデータベースに格納された前記記録からのデータと、前記閲覧者及び前記閲覧者のブラウザに関する前記コンテンツページの要求からのデータとを取得するタグ/リンクを生成し配置するステップと、
    前記1つ以上の指定されたコンテンツページの前記1つ以上の指定されたコンテンツレンダリング領域が、前記閲覧者のブラウザウィンドウの寸法及びスクロール位置から所定の距離だけ外側の範囲内に存在するかを判定し、前記1つ以上のコンテンツファイルがレンダリングされる前記指定されたコンテンツページ領域用のマーカとして機能するHTML層を生成する相関コードを生成して、前記1つ以上のコンテンツページに記述するステップと、
    前記1つ以上の指定されたコンテンツページ領域が、前記閲覧者のブラウザウインドウの寸法及びスクロール位置から前記所定の距離だけ外側の範囲内に存在することを検知したことに基づき前記相関コードがアクティブ状態にされると、前記1つ以上のコンテンツページの前記1つ以上のコンテンツページレンダリング領域における前記1つ以上の指定されたコンテンツファイルをレンダリングするHTMLコード及びタグを動的に生成するクエリストリング及びリンクを生成して、前記1つ以上のコンテンツページに配置するステップと、
    を含むことを特徴とする方法。
  57. 請求項56に記載の方法であって、
    前記閲覧者のブラウザウインドウの寸法及びスクロール位置から所定の距離だけ外側の範囲に存在する場合、前記1つ以上のコンテンツページレンダリング領域における前記1つ以上のコンテンツファイルのレンダリングを起動する、前記1つ以上のコンテンツページレンダリング領域とは異なる1つ以上のコンテンツページトリガー領域を指定するステップを含むことを特徴とする方法。
  58. 請求項56に記載の方法であってさらに、
    前記1つ以上のコンテンツページの前記コンテンツページレンダリング領域に関するコンテンツレンダリングのアクティビティデータに係る報告を編集して表示するステップを含むことを特徴とする方法。
  59. 請求項56に記載の方法であってさらに、
    一意的な識別コードを生成して各コンテンツ閲覧者及びブラウザに割り当てるステップを含むことを特徴とする方法。
  60. 請求項59に記載の方法であって、前記一意的な識別コードを生成して各コンテンツ閲覧者及びブラウザに割り当てるステップは、前記相関コードにより実行されることを特徴とする方法。
  61. 請求項59に記載の方法であって、
    前記一意的な識別コードを生成して各コンテンツ閲覧者及びブラウザに割り当てるステップは、前記システムサーバ側のアプリケーションにより実行されることを特徴とする方法。
  62. 電気通信ネットワークを介した、閲覧者に対する電子コンテンツのレンダリングを制御し監視するシステムであって、
    1つ以上のコンピュータ処理装置と、
    前記電気通信ネットワークを介して、1つ以上の電子コンテンツページと通信するシステムサーバとを有し、前記電気通信ネットワークを介して通信可能に構成されたシステム側のコンピュータとを備え、
    前記1つ以上の電子コンテンツページは、1つ以上のコンテンツレンダリング領域を有しており、
    前記1つ以上の電子コンテンツページは、前記電気通信ネットワークを介して閲覧者が遠隔からアクセス可能であり、
    前記閲覧者は、前記1つ以上の電子コンテンツページを知覚するための、前記ウィンドウの寸法及びスクロール位置により定義される閲覧可能領域を有するウィンドウを持つブラウザアプリケーションを備えた電子ネットワーク通信装置を有しており、
    前記閲覧者の前記電子ネットワーク通信装置は、さらに、前記ブラウザウィンドウを知覚するためのディスプレイ装置を備えており、
    前記システムはさらに、
    前記1つ以上の電子コンテンツページ、前記1つ以上の電子コンテンツページ内の前記1つ以上のコンテンツレンダリング領域、及び前記1つ以上のコンテンツレンダリング領域においてレンダリングされる1つ以上のコンテンツファイルを特定する1つ以上の記録を格納する電子データベースと、
    前記1つ以上の電子コンテンツファイルを格納する1つ以上の電子コンテンツファイルサーバと、
    1つ以上のコンテンツページと、
    前記1つ以上のコンテンツページ内に存在する1つ以上のコンテンツページレンダリング領域と、
    前記1つ以上のコンテンツページ内の前記1つ以上の指定されたコンテンツレンダリング領域においてレンダリングされる1つ以上のコンテンツファイルと、を指定するデータを、前記電子通信ネットワークを介して通信して、システムユーザから受信し、
    前記システムデータベースに格納される、前記データを含む記録を生成し、
    前記データ記録に識別コードを割り当てて、前記指定された1つ以上の電子コンテンツページ上に配置するタグを生成するための電子ユーザインターフェースを提供する1つ以上電子ネットワーク通信インターフェースソフトウェアと、を備えており、
    前記タグは、前記格納されたデータ記録の識別コードへの参照と、システムカスタムソフトウェアアプリケーションへのリンクを有しており、 前記タグは、前記タグが配置されたコンテンツページが、前記閲覧者により、前記電気通信ネットワークを介し、かつ前記電子通信装置及びブラウザアプリケーションを介した通信により要求された場合、前記タグが配置された前記コンテンツページから、前記システムカスタムソフトウェアアプリケーションへの通信を行い、
    前記システムカスタムソフトウェアアプリケーションは、前記タグからの前記通信を受信すると、前記タグにより参照される前記データ記録の識別コードに対応付けられた前記格納されたデータ記録から前記データを受信し、前記指定されたコンテンツレンダリングページにおいて相関コードを生成して記述し、
    前記相関コードは、前記格納されたデータ記録内で指定された前記1つ以上の電子コンテンツページ上における前記1つ以上のコンテンツレンダリング領域のマーカ用のコードを生成し、
    前記格納されたデータ記録内で指定された前記1つ以上の電子コンテンツファイルを取得し、前記1つ以上の指定されたコンテンツレンダリング領域にロードし、
    さらに前記相関コードは、前記ブラウザアプリケーションからの情報の取得により、前記格納されたデータ記録内で指定された前記コンテンツレンダリング領域が、前記ブラウザウィンドウの寸法及びスクロール位置の範囲内に存在するか否かと、前記ブラウザウウィンドウが、前記閲覧者の電子通信装置に備えられた前記ディスプレイ装置上に開いている主ウィンドウであるか否かとを判定することを特徴とするシステム。
  63. 請求項62に記載のシステムであって、
    前記相関コードは、前記電子コンテンツページの所定の領域が、前記ブラウザウィンドウの閲覧可能領域の範囲内に存在する場合、前記格納されたデータ記録内で指定された前記1つ以上の電子コンテンツファイルを、前記格納されたデータ記録内で指定された前記1つ以上の電子コンテンツページの前記1つ以上のコンテンツレンダリング領域において、レンダリングすることを特徴とするシステム。
  64. 請求項62に記載のシステムであって、
    前記相関コードはさらに、前記コンテンツレンダリング領域が、前記ブラウザウィンドウの閲覧可能領域の範囲内に存在しており、前記ブラウザウィンドウが、前記閲覧者のディスプレイ装置上の主ウィンドウである時間を監視することを特徴とするシステム。
  65. 請求項62に記載のシステムであって、
    前記相関コードはさらに、前記格納されたデータ記録内で指定された前記電子コンテンツページの前記コンテンツレンダリング領域が、前記ブラウザウィンドウの寸法及びスクロール位置の範囲内に存在している度合いの比率を監視することを特徴とするシステム。
  66. 請求項62に記載のシステムであって、
    前記相関コードはさらに、前記ブラウザウィンドウが、他のアプリケーションウィンドウにより、前記閲覧者のディスプレイ装置上で妨害されているか否かを監視することを特徴とするシステム。
  67. 請求項62に記載のシステムであって、
    前記相関コードは、前記相関コードにより収集された監視データを、前記システムサーバに送信することを特徴とするシステム。
  68. 請求項67に記載のシステムであって、
    前記相関コードは、前記監視データを、リアルタイムで送信することを特徴とするシステム。
  69. 請求項67に記載のシステムであって、
    前記相関コードは、前記監視データを、所定の間隔で周期的に送信することを特徴とするシステム。
  70. 請求項67に記載のシステムであって、
    前記相関コードは、前記監視データを、前記相関コードから前記システムサーバに送信される一方向非対話式メッセージにより、クエリストリング及び前記システムサーバに対応するURLの形式で送信することを特徴とするシステム。
  71. 請求項67に記載のシステムであってさらに、
    閲覧者のページ要求から取得したデータ、及び前記相関コードによって前記閲覧者のブラウザから取得したデータを処理し、前記データに関する1つ以上のシステムユーザ報告を生成する1つ以上のシステムソフトウェアアプリケーションを備え、
    前記データは、閲覧者の識別情報、閲覧者の地理的場所、閲覧者のブラウザの種類、閲覧者の電子通信装置のOSの種類、閲覧イベントの継続時間、閲覧イベントの時刻、コンテンツレンダリングのフリークエンシー、コンテンツレンダリングのリーチ、前記格納されたデータ記録内で指定された前記コンテンツレンダリング領域においてレンダリングされる前記電子コンテンツファイルに係る閲覧者のクリックアクティビティ、閲覧者のディスプレイ装置の閲覧可能領域の寸法、閲覧者のブラウザウィンドウの寸法、閲覧者のブラウザウィンドウのスクロール位置、及び閲覧者のブラウザウィンドウのフォーカス状態から構成される集合の中から選択された1つ以上のデータ項目を有することを特徴とするシステム。
  72. 請求項62に記載のシステムであって、
    前記相関コードはさらに、前記格納されたデータ記録内で指定された前記1つ以上の電子コンテンツファイルに係る閲覧者側のアクティビティを検知することを特徴とするシステム。
  73. 請求項72に記載のシステムであって、
    前記1つ以上のシステムソフトウェアアプリケーションは、前記格納されたデータ記録内で指定された前記1つ以上の電子コンテンツファイルに係る前記閲覧者側のアクティビティが、人間によるアクティビティであるか否かを検知することを特徴とするシステム。
  74. 請求項72に記載のシステムであって、
    前記1つ以上のシステムソフトウェアアプリケーションは、前記格納されたデータ記録内で指定された前記1つ以上の電子コンテンツファイルに係る前記閲覧者側のアクティビティが、自動化されたアクティビティであるか否かを検知することを特徴とするシステム。
  75. 請求項62に記載のシステムであって、
    前記1つ以上のシステムソフトウェアアプリケーションは、前記電子コンテンツファイルが、前記電子コンテンツページの前記コンテンツレンダリング領域においてレンダリングされて、前記コンテンツレンダリング領域の所定の割合が、前記閲覧者のブラウザウィンドウの閲覧可能領域の範囲内に存在し、前記ブラウザウィンドウが、前記閲覧者のディスプレイ装置上で開いている主ウィンドウである場合、前記格納されたデータ記録内で指定された前記電子コンテンツファイル及び前記格納されたデータ記録内で指定された前記電子コンテンツページの前記コンテンツレンダリング領域に係る閲覧イベントを測定して記録することを特徴とするシステム。
  76. 請求項62に記載のシステムであって、
    前記1つ以上のシステムソフトウェアアプリケーションは、前記電子コンテンツファイルが、前記電子コンテンツページの前記コンテンツレンダリング領域においてレンダリングされて、前記コンテンツレンダリング領域が、前記閲覧者のブラウザウィンドウの閲覧可能領域の範囲内に存在し、前記ブラウザウィンドウが、所定の時間だけ前記閲覧者のディスプレイ装置上で開いている主ウィンドウである場合、前記格納されたデータ記録内で指定された前記電子コンテンツファイル及び前記格納されたデータ記録内で指定された前記電子コンテンツページの前記コンテンツレンダリング領域に係る閲覧イベントを測定して記録することを特徴とするシステム。
  77. 請求項62に記載のシステムであって、
    前記1つ以上のシステムソフトウェアアプリケーションは、前記電子コンテンツファイルが前記電子コンテンツページの前記コンテンツレンダリング領域においてレンダリングされた場合に、前記格納されたデータ記録内で指定された前記電子コンテンツファイル及び前記電子コンテンツページの前記コンテンツレンダリング領域に係るコンテンツレンダリングイベントを測定して記録することを特徴とするシステム。
  78. 請求項62に記載のシステムであって、
    前記1つ以上のシステムソフトウェアアプリケーションは、前記電子コンテンツページに係る閲覧者のアクティビティイベントに応じて生じる、前記電子コンテンツページにある前記1つ以上の電子コンテンツファイルのレンダリングに係るシステムアクティビティイベントの動的ログを生成し、
    前記動的ログは、前記システムアクティビティイベンド及び前記閲覧者のアクティビティイベンドが生じるとリアルタイムで生成されることを特徴とするシステム。
  79. 請求項78に記載のシステムであって、
    前記動的ログは、前記電子コンテンツページに隣接して表示されるウィンドウにおいてシステムユーザに対して表示され、
    前記1つ以上のコンテンツファイルは、前記電子コンテンツページにレンダリングされるように指定されることを特徴とするシステム。
  80. 請求項78に記載のシステムであって、
    前記動的ログは、前記電子コンテンツページとは別に、システムユーザインターフェースを介してシステムユーザに提供されることを特徴とするシステム。
  81. 請求項62に記載のシステムであって、
    前記1つ以上のシステムソフトウェアアプリケーションは、前記格納されたデータ記録内で指定された前記1つ以上の電子コンテンツファイルを配信するスケジュールを指定して、前記格納されたデータ記録内で指定された前記1つ以上の電子コンテンツページの前記1つ以上のコンテンツレンダリング領域におけるレンダリングで利用可能にするためのユーザインターフェースをユーザに提供することを特徴とするシステム。
  82. 請求項62に記載のシステムであって、
    レンダリングされる前記1つ以上の電子コンテンツファイルに係る前記電子コンテンツページはレンダリングモードを備えており、
    前記電子コンテンツページ上に配置された、前記システムにより生成された前記タグは、前記タグが配置された前記電子コンテンツページにより用いられる前記レンダリングモードにかかわらず前記システムサーバ側のアプリケーションと相互作用可能な機能を備えていることを特徴とするシステム。
  83. 請求項62に記載のシステムであって、前記1つ以上のシステムソフトウェアアプリケーションは、
    前記タグがテーブル内に配置される場合に、前記タグの正しい配置を保証するための、前記電子コンテンツページ上の前記タグの配置を制御するアプリケーションを備えることを特徴とするシステム。
  84. 請求項62に記載のシステムであって、前記1又は複数のシステムソフトウェアアプリケーションは、
    前記タグが、前記電子コンテンツページ上の前記コンテンツレンダリング領域上に重なるように配置された層を有する電子コンテンツページ上に配置される場合に、前記タグの正しい配置を保証するための、前記電子コンテンツページ上の前記タグの配置を制御するアプリケーションを備えることを特徴とするシステム。
  85. 請求項62に記載のシステムであって、前記1つ以上のシステムソフトウェアアプリケーションは、
    前記タグが、2以上の層を有する電子コンテンツ上の<DIV>層の中に配置される場合に、前記タグの正しい配置を保証するための、前記電子コンテンツページ上の前記タグの配置を制御するアプリケーションを備えることを特徴とするシステム。
  86. 請求項62に記載のシステムであって、前記1つ以上のシステムソフトウェアアプリケーションは、
    前記タグが、2以上の層を有し前記電子コンテンツページ上の前記コンテンツレンダリング領域上に重なる層を有する電子コンテンツ上の<DIV>層の中に配置される場合に、前記タグの正しい配置を保証するための、前記電子コンテンツページ上の前記タグの配置を制御するアプリケーションを備えることを特徴とするシステム。
  87. 請求項62に記載のシステムであって、前記1つ以上のシステムソフトウェアアプリケーションは、
    前記タグが、2以上の層を有する<DIV>層内のテーブル内に配置される場合に、前記タグの正しい配置を保証するための、前記電子コンテンツページ上の前記タグの配置を制御するアプリケーションを備えることを特徴とするシステム。
  88. 請求項62に記載のシステムであって、
    前記電子コンテンツページは、インターネットドメインを有するサーバにより配信され、
    クッキーから情報を取得することにより、一意的なブラウザユーザの数と、前記電子コンテンツページのコンテンツレンダリングページ領域において前記一意的なブラウザユーザの各々が電子コンテンツファイルを閲覧した回数とが追跡され、
    前記情報が取得される前記クッキーは、前記サーバ又は前記サーバと同一のインターネットドメインを有する他のサーバにより設定されたクッキーのみであることを特徴つするシステム。
  89. 請求項62に記載のシステムであって、
    前記ブラウザは、同時にロードされる2以上のページを備えており、
    前記相関コードは、前記2以上のページのいずれが、前記閲覧者のディスプレイ装置上で閲覧可能な主ページであるかを検知することを特徴とするシステム。
  90. 請求項89に記載のシステムであって、
    前記1つ以上のシステムソフトウェアアプリケーションは、前記電子コンテンツファイルが、前記電子コンテンツページの前記コンテンツレンダリング領域においてレンダリングされて、前記コンテンツレンダリング領域が、前記閲覧者のブラウザウィンドウの閲覧可能領域の範囲内に存在し、前記ブラウザウィンドウが、所定の時間だけ、前記閲覧者のディスプレイ装置上で開いている主ウィンドウである場合、前記格納されたデータ記録内で指定された前記電子コンテンツファイル及び前記電子コンテンツページの前記コンテンツレンダリング領域に係る閲覧イベントを測定して記録することを特徴とするシステム。
  91. 請求項62に記載のシステムであって、
    前記1つ以上のソフトウェアアプリケーションは、前記電子コンテンツページ上に表示され、閲覧者によりアクティブ状態になった場合、ビデオウィンドウを、前記閲覧者のブラウザウィンドウの閲覧可能領域における、前記ビデオ閲覧プレビューボタンより大きな部分を覆うまで拡大させるビデオ閲覧プレビューボタンを生成し、
    前記拡大されたビデオウィンドウは、前記閲覧者がスクロールにより前記コンテンツページを上下に移動しても前記ブラウザウィンドウの閲覧可能領域の範囲内に存在し続けることを特徴とするシステム。
  92. 請求項91に記載のシステムであって、
    前記相関コードは、前記ビデオコンテンツファイルがレンダリングされた時間を測定することを特徴とするシステム。
  93. 請求項92に記載のシステムであって、
    前記ビデオコンテンツファイルが完全にレンダリングされる前に、前記閲覧者のディスプレイ装置上において、前記ブラウザウィンドウが、前記閲覧者により、妨害されていない主ウィンドウでないようにされた場合に、前記ビデオコンテンツファイルのレンダリング、及び前記相関コードによる前記ビデオコンテンツファイルがレンダリングされている時間の測定が一時停止し、
    前記閲覧者のディスプレイ装置上において、前記ブラウザウィンドウが、前記閲覧者により、妨害されていない主ウィンドウに再度なった場合に、前記ビデオコンテンツファイルのレンダリング、及び前記相関コードによる前記ビデオコンテンツファイルがレンダリングされている時間の測定が再開することを特徴とするシステム。
  94. 請求項91に記載のシステムであって、
    前記ビデオ閲覧プレビューボタンが前記閲覧者によりアクティブ状態にされる前は、前記ビデオ閲覧プレビューボタンは、前記ビデオコンテンツファイルのプレビューを繰り返し表示することを特徴とするシステム。
  95. 請求項64に記載のシステムであって、
    前記閲覧者により、前記ブラウザウィンドウが妨害されていない主ウィンドウでないようにされた場合、前記相関コードによる、前記コンテンツレンダリング領域が前記ブラウザウィンドウの寸法及びスクロール位置の範囲内に存在し、かつ前記ブラウザウィンドウが、前記閲覧者のディスプレイ装置上で開いている主ウィンドウである時間の測定が一時停止し、
    前記閲覧者のディスプレイ装置上において、前記コンテンツレンダリング領域が、前記ブラウザウィンドウの寸法及びスクロール位置の範囲内に存在し、前記ブラウザウィンドウが妨害されていない主ウィンドウであり、前記電子コンテンツファイルが前記コンテンツレンダリング領域においてレンダリングされている場合に、前記相関コードによる時間の測定が再開することを特徴とするシステム。
  96. 請求項62に記載のシステムであって、
    前記1つ以上のシステムソフトウェアアプリケーションはさらに、
    前記相関コードが、前記指定されたコンテンツレンダリング領域が、前記閲覧者のブラウザウィンドウの寸法及びスクロール位置の範囲内に存在すると判定した場合に、前記指定されたコンテンツページレンダリング領域上に埋め込まれ、前記格納されたデータ記録内で指定された前記コンテンツページレンダリング領域において、前記格納されたデータ記録内で指定された前記電子コンテンツファイルを取得してレンダリングするために前記1つ以上の電子コンテンツサーバと通信する、コンテンツレンダリングモジュールソフトウェアアプリケーションを備えることを特徴とするシステム。
  97. 電気通信ネットワークを介した、コンテンツページのコンテンツページレンダリング領域におけるコンテンツのレンダリングを制御する方法であって、
    1つ以上のコンピュータ処理装置と、
    1つ以上のサーバと、
    1つ以上のソフトウェアアプリケーションとを備えるコンピュータシステムにおいて、
    前記電気通信ネットワークを介して通信する電子網通信装置を有するユーザと、前記電気通信ネットワークを介して通信するユーザインターフェースを通じて、
    電子コンテンツページを指定するデータと、前記指定された電子コンテンツページ内のコンテンツページレンダリング領域と、1つ以上の電子コンテンツファイルと受信するステップと、
    前記電子コンテンツファイルは、前記電子コンテンツページの、の指定されたコンテンツページレンダリング領域におけるレンダリングに係るコンピュータシステムのコンテンツサーバにあらかじめ電子的ファイルフォーマットで格納されたファイルであり、
    前記1つ以上の電子コンテンツページと、前記1つ以上のコンテンツページレンダリング領域と、前記1つ以上の電子コンテンツファイルとに関するデータを、データベース内の記録として格納するステップと、
    前記データ記録に、識別コードを割り当てるステップと、
    前記閲覧者による前記指定された電子コンテンツページの要求によってアクティブ状態にされると、システムサーバ側のアプリケーションに接続し、前記システムサーバ側のアプリケーションを介して、前記システムサーバ側のデータベースに格納された前記記録からのデータと、ウィンドウの寸法及びスクロール位置の範囲に存在する電子コンテンツページを知覚するためのウィンドウを有するブラウザと、前記ブラウザウィンドウを知覚するためのディスプレイ装置とを備えた電気通信装置を有する前記閲覧者及び前記閲覧者のブラウザに関するデータを前記電子コンテンツページの要求から取得するタグ/リンクを生成して配置するステップと、
    前記指定された電子コンテンツページの前記指定されたコンテンツレンダリング領域が、前記閲覧者のブラウザウィンドウの寸法及びスクロール位置から所定の距離だけ外側の範囲内に存在するかを判定し、前記1つ以上の電子コンテンツファイルがレンダリングされる前記指定されたコンテンツページレンダリング領域用のマーカとして機能するHTML層を生成する相関コードを生成して、前記指定された電子コンテンツページに記述するステップと、
    前記指定されたコンテンツページレンダリング領域が、前記閲覧者のブラウザウインドウの寸法及びスクロール位置から前記所定の距離だけ外側の範囲内に存在することを検知したことに基づき、前記相関コードによってアクティブ状態にされると、前記1つ以上の電子コンテンツページの前記1つ以上のコンテンツページレンダリング領域における前記1つ以上の指定されたコンテンツファイルをレンダリングするためのHTMLコード及びタグを動的に生成する、前記1つ以上のコンテンツページに配置されるクエリストリング及びリンクを生成するステップと、
    前記ブラウザからデータを取得する前記相関コードによって、前記ブラウザのウィンドウが、前記閲覧者のディスプレイ装置上に開いた、妨害されていない主ウィンドウであるか否かを判定するステップと
    を含むことを特徴とする方法。
  98. 請求項97に記載の方法であって、
    前記相関コードによって、前記コンテンツレンダリング領域が前記ブラウザウィンドウの閲覧可能領域の範囲内に存在しており、前記ブラウザウィンドウが、前記閲覧者のディスプレイ装置上の主ウィンドウであり、前記指定された電子コンテンツページが、前記ブラウザのウィンドウ寸法及びスクロール位置の範囲内にある時間を監視するステップをさらに含むことを特徴とする方法。
  99. 請求項97に記載の方法であって、
    前記相関コードが、前記指定された電子コンテンツページの前記指定されたコンテンツレンダリング領域が、前記ブラウザウィンドウの寸法及びスクロール位置の範囲内に存在している度合いの比率を監視するステップをさらに含むことを特徴とする方法。
  100. 請求項97に記載の方法であって、
    前記1つ以上の指定された電子コンテンツファイルが前記指定された電子コンテンツページの前記指定されたコンテンツページレンダリング領域においてレンダリングされ、前記指定されたコンテンツページレンダリング領域が、前記ブラウザウィンドウの寸法及びスクロール位置の範囲内に存在しており、前記ブラウザウィンドウが、前記閲覧者のディスプレイ装置上の主ウィンドウであり、所定の時間妨害されていない場合に、
    前記指定された1つ以上のコンテンツファイル及び前記コンテンツページの前記コンテンツページレンダリング領域に関する閲覧可能インプレッションをカウントするステップをさらに含むことを特徴とする方法。
  101. 請求項99に記載の方法であって、
    前記1つ以上の指定された電子コンテンツファイルが前記指定された電子コンテンツページの前記指定されたコンテンツページレンダリング領域においてレンダリングされ、前記指定されたコンテンツページレンダリング領域のうち所定の部分が、前記ブラウザウィンドウの寸法及びスクロール位置の範囲内に存在しており、前記ブラウザウィンドウが、前記閲覧者のディスプレイ装置上の主ウィンドウであり、所定の時間妨害されていない場合に、
    前記指定された1つ以上のコンテンツファイル及び前記コンテンツページの前記コンテンツページレンダリング領域に関する閲覧可能インプレッションをカウントするステップをさらに含むことを特徴とする方法。
  102. 請求項97に記載の方法であって、
    監視データを前記システムサーバに送信するステップをさらに含むことを特徴とする方法。
  103. 請求項102に記載の方法であって、
    前記監視データを、前記相関コードから前記システムサーバに送信される一方向非対話式メッセージにより、クエリストリング及び前記システムサーバに対応するURLの形式で送信することを特徴とする方法。
  104. 請求項102に記載の方法であって、
    閲覧者の識別情報、閲覧者の地理的場所、閲覧者のブラウザの種類、閲覧者の電子通信装置のOSの種類、閲覧イベントの継続時間、閲覧イベントの時刻、コンテンツレンダリングのフリークエンシー、コンテンツレンダリングのリーチ、前記格納されたデータ記録内で指定された前記コンテンツレンダリング領域においてレンダリングされる前記電子コンテンツファイルに係る閲覧者のクリックアクティビティまたは他のアクティビティ、閲覧者のディスプレイ装置の閲覧可能領域の寸法、閲覧者のブラウザウィンドウの寸法、閲覧者のブラウザウィンドウのスクロール位置、及び閲覧者のブラウザウィンドウのフォーカス状態から構成される集合の中から選択された1つ以上のデータ項目を監視し、システムサーバデータベースに送信するステップをさらに含むことを特徴とする方法
  105. 請求項97に記載の方法であって、
    前記1つ以上のソフトウェアアプリケーションにより、前記格納されたデータ記録内で指定された前記1つ以上の電子コンテンツファイルに係る前記閲覧者側のアクティビティが、人間によるアクティビティであるか否かを検知するステップをさらに含むことを特徴とする方法。
  106. 請求項97に記載の方法であって、
    前記1つ以上のソフトウェアアプリケーションにより、前記格納されたデータ記録内で指定された前記1つ以上の電子コンテンツファイルに係る前記閲覧者側のアクティビティが、自動化されたアクティビティであるか否かを検知するステップをさらに含むことを特徴とする方法。
  107. 請求項97に記載の方法であって、
    前記1つ以上のシステムソフトウェアアプリケーションは、前記電子コンテンツファイルが、前記電子コンテンツページの前記コンテンツレンダリング領域においてレンダリングされている場合、前記格納されたデータ記録内で指定された前記電子コンテンツファイル及び前記電子コンテンツページの前記コンテンツページレンダリング領域に係るコンテンツレンダリングイベントを測定して記録することを特徴とする方法。
  108. 請求項97に記載の方法であって、
    前記1つ以上のシステムソフトウェアアプリケーションによって、前記電子コンテンツページに係る閲覧者のアクティビティイベントに応じて生じる、前記電子コンテンツページにある前記1つ以上の電子コンテンツファイルのレンダリングに係るシステムアクティビティイベントの動的ログを生成するステップをさらに含み、
    前記動的ログは、前記システムアクティビティイベンド及び前記閲覧者のアクティビティイベンドが生じるとリアルタイムで生成されることを特徴とする方法。
  109. 請求項108に記載の方法であって、
    前記動的ログは、前記電子コンテンツページに隣接して表示されるウィンドウにおいてシステムユーザに対して表示され、
    前記1つ以上ののコンテンツファイルは、前記電子コンテンツページにレンダリングされるように指定されることを特徴とする方法。
  110. 請求項108に記載の方法であって、
    前記動的ログは、前記電子コンテンツページとは別にシステムユーザインターフェースを介してシステムユーザに提供されることを特徴とする方法。
  111. 請求項97に記載の方法であって、
    前記格納されたデータ記録内で指定された前記1つ以上の電子コンテンツファイルを配信するスケジュールを指定して、前記格納されたデータ記録内で指定された前記1つ以上の電子コンテンツページの前記1つ以上のコンテンツレンダリング領域におけるレンダリングで利用可能にするステップさらにを含むことを特徴とする方法。
  112. 請求項97に記載の方法であって、
    前記タグがテーブル内に配置される場合に、前記タグの正しい配置を保証するための、前記電子コンテンツページ上の前記タグの配置を制御するステップをさらに含むことを特徴とする方法。
  113. 請求項97に記載の方法であって、
    前記タグが、前記電子コンテンツページ上の前記コンテンツレンダリング領域上に重なるように配置された層を有する電子コンテンツページ上に配置される場合に、前記タグの正しい配置を保証するための、前記電子コンテンツページ上の前記タグの配置を制御するステップをさらに含むことを特徴とする方法。
  114. 請求項97に記載の方法であって、
    前記タグが、2以上の層を有する電子コンテンツ上の<DIV>層の中に配置される場合に、前記タグの正しい配置を保証するための、前記電子コンテンツページ上の前記タグの配置を制御するステップをさらに含むことを特徴とする方法。
  115. 請求項97に記載の方法であって、
    前記タグが、2以上の層を有し前記電子コンテンツページ上の前記コンテンツレンダリング領域の上に重なる層を有する電子コンテンツ上の<DIV>レイヤーの中に配置される場合に、前記タグの正しい配置を保証するための、前記電子コンテンツページ上の前記タグの配置を制御するステップをさらに含むことを特徴とする方法。
  116. 請求項97に記載の方法であって、
    前記タグが、2以上の層を有する<DIV>層内のテーブル内に配置される場合に、前記タグの正しい配置を保証するための、前記電子コンテンツページ上の前記タグの配置を制御するステップをさらに含むことを特徴とする方法。
  117. 請求項97に記載の方法であって、
    前記ブラウザは、同時にロードされる2以上のページを備えており、
    前記相関コードは、前記2以上のページのいずれが前記閲覧者のディスプレイ装置上で閲覧可能な主ページであるかを検知することを特徴とする方法。
  118. 請求項97に記載の方法であって、
    前記ブラウザウィンドウが、前記閲覧者により、妨害されていない主ウィンドウでないようにされた場合、前記相関コードによる、前記コンテンツレンダリング領域が前記ブラウザウィンドウの寸法及びスクロール位置の範囲内に存在し、かつ前記ブラウザウィンドウが、前記閲覧者のディスプレイ装置上で開いている主ウィンドウである時間の測定が一時停止し、
    前記閲覧者のディスプレイ装置上において、前記コンテンツレンダリング領域が、前記ブラウザウィンドウの寸法及びスクロール位置の範囲内に存在し、前記ブラウザウィンドウが妨害されていない主ウィンドウであり、前記電子コンテンツファイルが前記コンテンツレンダリング領域においてレンダリングされている場合に、前記相関コードによる前記時間の測定が再開することを特徴とする方法。
  119. 請求項97に記載の方法であって、
    前記システムソフトウェアアプリケーションがさらに、
    前記相関コードが、前記指定されたコンテンツページレンダリング領域が、前記閲覧者のブラウザウィンドウの寸法及びスクロール位置の範囲内であると判定したときに、前記指定されたコンテンツレンダリング領域に組み込まれ、
    前記1つ以上の電子コンテンツサーバと通信して、前記格納されたデータ記録内で指定されたコンテンツファイルを取得し、前記指定されたコンテンツページレンダリング領域においてレンダリングするコンテンツレンダリングモジュールソフトウェアアプリケーションを含むことを特徴とする方法。
  120. 電気通信ネットワークを介して、閲覧者に対する電子コンテンツのレンダリングを監視するシステムであって、
    1つ以上のコンピュータ処理装置と、
    前記電気通信ネットワークを介して、1つ以上の電子コンテンツページと通信するシステムサーバとを有し、前記電気通信ネットワークを介して通信可能に構成されたシステム側のコンピュータとを備え、
    前記1つ以上の電子コンテンツページは、1つ以上のコンテンツレンダリング領域を有しており、
    前記1つ以上の電子コンテンツページは、前記電気通信ネットワークを介して閲覧者が遠隔からアクセス可能であり、
    前記閲覧者は、前記1つ以上の電子コンテンツページを知覚するための前記ウィンドウの寸法及びスクロール位置により定義される閲覧可能領域を有するウィンドウを持つブラウザアプリケーションを備えた電子ネットワーク通信装置を有しており、
    前記閲覧者の前記電子ネットワーク通信装置は、さらに、前記ブラウザウィンドウを知覚するためのディスプレイ装置を備えており、 前記システムはさらに、
    前記1つ以上の電子コンテンツページ、前記1つ以上の電子コンテンツページ内の前記1つ以上のコンテンツレンダリング領域、及び前記1つ以上のコンテンツレンダリング領域においてレンダリングされる1つ以上のコンテンツページを特定する1つ以上の記録を格納する電子データベースと、
    1つ以上のコンテンツページと、
    前記1つ以上のコンテンツページ内に存在する1つ以上のコンテンツページレンダリング領域と、を指定するデータを、前記電子通信ネットワークを介してシステムユーザから受信し、
    前記システムデータベースに格納される、前記データを含む記録を生成し、
    前記データ記録に識別コードを割り当てて、前記指定された1つ以上の電子コンテンツページ上に配置するタグを生成するための電子ユーザインターフェースを提供する1つ以上の電子ネットワーク通信インターフェースソフトウェアと、を備えており、
    前記タグは、前記格納されたデータ記録の識別コードへの参照と、システムカスタムソフトウェアアプリケーションへのリンクを有しており、
    前記タグは、前記タグが配置されたコンテンツページが、前記閲覧者により、前記電気通信ネットワークを介し、かつ前記電子通信装置及びブラウザアプリケーションを介した通信により要求された場合、前記タグが配置された前記コンテンツページから、前記システムカスタムソフトウェアアプリケーションへの通信を行い、
    前記システムカスタムソフトウェアアプリケーションは、前記タグからの前記通信を受信すると、前記タグにより参照される前記データ記録の識別コードに対応付けられた前記格納されたデータ記録から前記データを受信し、前記指定されたコンテンツレンダリングページにおいて相関コードを生成して記述し、
    前記相関コードは、前記格納されたデータ記録内で指定された前記1つ以上の電子コンテンツページ上における前記1つ以上のコンテンツレンダリング領域のマーカ用のコードを生成し、
    さらに前記相関コードは、前記ブラウザアプリケーションからの情報の取得により、前記格納されたデータ記録内で指定された前記コンテンツレンダリング領域が、前記ブラウザウィンドウの寸法及びスクロール位置の範囲内に存在するか否かと、前記ブラウザウウィンドウが、前記閲覧者の電子通信装置に備えられた前記ディスプレイ装置上に開いている主ウィンドウであるか否かとを監視することを特徴とするシステム。
  121. 請求項120に記載のシステムであって、
    前記相関コードはさらに、前記コンテンツレンダリング領域が、前記ブラウザウィンドウの閲覧可能領域の範囲内に存在しており、前記ブラウザウィンドウが、前記閲覧者のディスプレイ装置上の主ウィンドウである時間を監視することを特徴とするシステム。
  122. 請求項120に記載のシステムであって、
    前記相関コードはさらに、前記格納されたデータ記録内で指定された前記電子コンテンツページの前記コンテンツレンダリング領域が、前記ブラウザウィンドウの寸法及びスクロール位置の範囲内に存在している度合いの比率を監視することを特徴とするシステム。
  123. 請求項120に記載のシステムであって、
    前記相関コードはさらに、前記ブラウザウィンドウが、他のアプリケーションウィンドウにより、前記閲覧者のディスプレイ装置上で妨害されているか否かを監視することを特徴とするシステム。
  124. 請求項120に記載のシステムであって、
    前記相関コードは、前記相関コードにより収集された監視データを、システムサーバに送信することを特徴とするシステム。
  125. 請求項124に記載のシステムであって、
    前記相関コードは、前記監視データを、リアルタイムで送信することを特徴とするシステム。
  126. 請求項124に記載のシステムであって、
    前記相関コードは、前記監視データを、所定の間隔で周期的に送信することを特徴とするシステム。
  127. 請求項124に記載のシステムであって、
    前記相関コードは、前記監視データを、前記相関コードから前記システムサーバに送信される一方向非対話式メッセージにより、クエリストリング及び前記システムサーバに対応するURLの形式で送信することを特徴とするシステム。
  128. 請求項120に記載のシステムであって、
    閲覧者のページ要求から取得したデータ、及び前記相関コードによって前記閲覧者のブラウザから取得したデータを処理し、前記データに関する1つ以上のシステムユーザ報告を生成する1つ以上のシステムソフトウェアアプリケーションを備え、
    前記データは、閲覧者の識別情報、閲覧者の地理的場所、閲覧者のブラウザの種類、閲覧者の電子通信装置のOSの種類、閲覧イベントの継続時間、閲覧イベントの時刻、コンテンツレンダリングのフリークエンシー、コンテンツレンダリングのリーチ、前記格納されたデータ記録内で指定された前記コンテンツレンダリング領域においてレンダリングされる前記電子コンテンツページに係る閲覧者のクリックアクティビティ、閲覧者のディスプレイ装置の閲覧可能領域の寸法、閲覧者のブラウザウィンドウの寸法、閲覧者のブラウザウィンドウのスクロール位置、及び閲覧者のブラウザウィンドウのフォーカス状態から構成される集合の中から選択された1つ以上のデータ項目を有することを特徴とするシステム。
  129. 請求項120に記載のシステムであって、
    前記相関コードはさらに、前記格納されたデータ記録内で指定された前記1つ以上の電子コンテンツページに係る閲覧者側のアクティビティを検知することを特徴とするシステム。
  130. 請求項129に記載のシステムであって、
    前記1つ以上のシステムソフトウェアアプリケーションは、前記格納されたデータ記録内で指定された前記1つ以上の電子コンテンツページに係る前記閲覧者側のアクティビティは、人間によるアクティビティであるか否かを検知することを特徴とするシステム。
  131. 請求項129に記載のシステムであって、
    前記1つ以上のシステムソフトウェアアプリケーションは、前記格納されたデータ記録内で指定された前記1つ以上の電子コンテンツページに係る前記閲覧者側のアクティビティが、自動化されたアクティビティであるか否かを検知することを特徴とするシステム。
  132. 請求項120に記載のシステムであって、
    前記1つ以上のシステムソフトウェアアプリケーションは、前記電子コンテンツファイルが、前記電子コンテンツページの前記コンテンツレンダリング領域においてレンダリングされて、前記コンテンツレンダリング領域の所定の割合が、前記閲覧者のブラウザウィンドウの閲覧可能領域の範囲内に存在し、前記ブラウザウィンドウが、前記閲覧者のディスプレイ装置上で開いている主ウィンドウである場合、前記格納されたデータ記録内で指定された前記電子コンテンツページ及び前記格納されたデータ記録内で指定された前記電子コンテンツページの前記コンテンツレンダリング領域に係る閲覧イベントを測定して記録することを特徴とするシステム。
  133. 請求項120に記載のシステムであって、
    前記1つ以上のシステムソフトウェアアプリケーションは、前記コンテンツが、前記電子コンテンツページの前記コンテンツレンダリング領域においてレンダリングされて、前記コンテンツレンダリング領域が、前記閲覧者のブラウザウィンドウの閲覧可能領域の範囲内に存在し、前記ブラウザウィンドウが、所定の時間だけ、前記閲覧者のディスプレイ装置上で開いている主ウィンドウである場合、前記電子コンテンツページの前記コンテンツレンダリング領域内にレンダリングされたコンテンツに係る閲覧イベントを測定して記録することを特徴とするシステム。
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