JP2001051925A - ネットワーク上の閲覧情報収集方法及びシステム、並びに記憶媒体 - Google Patents

ネットワーク上の閲覧情報収集方法及びシステム、並びに記憶媒体

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JP2001051925A
JP2001051925A JP11225757A JP22575799A JP2001051925A JP 2001051925 A JP2001051925 A JP 2001051925A JP 11225757 A JP11225757 A JP 11225757A JP 22575799 A JP22575799 A JP 22575799A JP 2001051925 A JP2001051925 A JP 2001051925A
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昭隆 小松
Akihiro Ito
昭博 伊藤
Nobuo Omagari
信夫 尾曲
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NIPPON SYSTEM DEVELOPMENT CO Ltd
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NIPPON SYSTEM DEVELOPMENT CO Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 WWW技術を用いて情報提供者のサーバから
情報閲覧者のクライアントに情報を提供するネットワー
ク上において、既存のWeb環境を利用して、不特定多
数の情報閲覧者を対象にWWWページの閲覧時間をペー
ジ単位でリアルタイムに収集する。 【解決手段】 情報提供者のサーバ3にJavaアプレ
ットからなる閲覧情報収集プログラムを組み込んだHT
MLファイルの情報を蓄積し、アクセスしてきたクライ
アント2に対して送信する。クライアントのWWWブラ
ウザは、受け取った情報を画面に表示すると同時に、閲
覧情報収集プログラムをコンテンツデータとしてサーバ
から取り込んで実行する。閲覧情報収集プログラムは、
表示しているWWWページの遷移を終了イベントとして
検知し、実行開始からページ遷移までの経過時間を閲覧
時間としてサーバに送信する。サーバは、閲覧時間をW
WWページと関連付けし、解析のために編集加工してロ
グファイル5に保存する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インターネット上
で情報提供者から提供される情報を情報閲覧者が閲覧す
る状況を情報収集するための技術に関し、例えば情報閲
覧者がアクセスする情報提供者のWWWページ、その回
数及び時間などの閲覧情報をリアルタイムで収集・処理
するための方法及びシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、インターネットなどのネットワー
クによる情報提供サービスが発達し、広く利用されるよ
うになるにつれて、情報提供者にとっては、自分が提供
するWWWページの客観的な評価が重要になっている。
従来は、アクセスが多く参照されている情報はそれ自体
が価値の高いものであるという仮定が成立すると、特開
平9−325937号公報にも記載されているように、
主にWWWページへのアクセス回数で評価されている。
実際、特に商用のポータルサイト、検索サイト、プロバ
イダのホームページなどでは、利用者によるWWWペー
ジのアクセス回数が非常に重視され、アクセス回数によ
るWWWページ参照率を利用者の閲覧状況とみなして統
計処理しており、バナー広告の効果の把握や課金根拠と
しても利用されている。
【0003】しかし、従来のアクセス回数のみの統計で
は、ページ毎に利用者の興味、重要性を正確に反映する
ことができない。アクセス回数が少なくても長時間閲覧
しているWWWページは、それだけ利用者の興味が大き
いことを意味するから、ページ閲覧時間は、利用者の閲
覧状況を把握するための重要な要素である。また、WW
Wページのアクセス回数には、サーチエンジン(ロボッ
ト)等によるアクセスも含まれ、これを除外してカウン
トすることは実際上比較的困難である。従って、提供さ
れる情報即ちWWWページ自体の価値を評価するために
は、アクセス回数だけでなく、利用者の閲覧状況をより
具体的に把握することが重要である。
【0004】ところが、従来のWWWページで普及して
いるHTTP方式でのWebサーバとWebブラウザ間
の通信は、複数サーバに跨るコンテンツを処理しようと
する考え方から、物理的な通信セッションを維持しない
プロトコルが採用されている。そのため、利用者側でペ
ージ情報の表示が終了した後に、サーバ側で利用者の閲
覧状況を把握することはできない。また、ハイパーリン
クによる他の閲覧ページや他のサーバへの遷移の場合に
も、同様に利用者が前のページをどの位の時間閲覧して
いたかを知ることはできない。従って、アクセスしたW
WWページのすべてが利用者の興味を引いたのか、又は
直ぐに別のページに遷移したのか分からないという問題
がある。
【0005】そこで従来より、利用者によるWWWペー
ジの閲覧時間を計測することができる情報収集システム
が提案されている。例えば、特開平10−240641
号公報には、情報センターサーバと利用者のパソコン端
末間の通信において、利用者に送付されたCD−ROM
などからそのパソコン端末に予めインストールされた通
信ソフトとWWWブラウザとを用いて、利用者がインタ
ーネットに接続したときのログ情報、利用者やクリック
箇所の特定などのアクセスログデータをリアルタイムで
センターサーバに送信し、このデータを管理して利用者
の動的ニーズに対応した情報を随時提供できるようにし
た情報配信サービスシステムが開示されている。
【0006】また、特開平10−124428には、情
報提供者のサーバからインターネット上を自動で送信さ
れて情報閲覧者のコンピュータにインストールされた情
報獲得クライアントプログラムにより、情報閲覧者が指
定した情報提供者のWWWページのアドレス及び閲覧時
間を獲得して情報収集者のサーバに発信し、これを該サ
ーバの情報収集エージェントプログラムにより統計処理
して詳細情報を自動で収集するインターネット上の情報
収集方法及びシステムが記載されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記特
開平10−240641号公報に記載されるように、予
め情報収集プログラムをCD−ROMなどで配布して利
用者の端末にインストールしておき、利用者がインター
ネットに接続する際に起動させて閲覧時間などの情報を
計測し、サーバに転送する従来の方法では、調査対象の
利用者に限定されて不特定多数の利用者から閲覧情報を
収集できず、より客観的かつ正確に利用者の閲覧状況を
把握することができないという問題がある。
【0008】更に、閲覧情報を収集したいWWWページ
をサーバ側で任意に選択したり変更することは、利用者
側において又はサーバ側からのリモート制御により情報
収集プログラムを設定変更することを要するので、実際
上困難である。そのため、利用者の閲覧状況を常にリア
ルタイムに把握して閲覧時間を計測し収集することがで
きないという不都合が生じる。
【0009】他方、情報提供者のサーバ側から直接利用
者の閲覧状況を把握しようとすれば、どうしてもネット
ワーク環境の影響を受けるため、常に正確な計測を行う
ことは困難である。また、不特定多数の利用者からのア
クセスが期待される現在のWebシステムでは、閲覧情
報の収集対象となる利用者数が膨大であるため、利用者
がWWWサーバにアクセスしてWWWページを閲覧する
毎に、その閲覧時間を動的に計測するシステムが要求さ
れる。
【0010】ところが、上記特開平10−124428
号公報に記載されるように、WWWページの提供とは別
個に、情報獲得クライアントプログラムを情報提供者の
サーバから利用者のコンピュータに送信してインストー
ルする方法では、第一に、該プログラムが利用者側の個
別の環境によってインストールできない又は動作しない
虞がある。しかも、このようなプログラムのインストー
ルには、或る程度の時間を要するが、これは少しでも早
く所望のWWWページを閲覧したい利用者を苛立たせ、
利用者の興味を失わせる虞があるので、好ましくない。
【0011】これらの問題を勘案すれば、WWWページ
の閲覧時間を計測するためには、次の条件を満足するこ
とが望ましい。 1.利用者側コンピュータに特定の環境を要求しない汎
用的な処理方式により、不特定多数の利用者を対象とし
て閲覧情報の収集が可能なこと。 2.利用者側コンピュータにおいて、WWWページを閲
覧している利用者に意識させることなく、プログラムを
インストールかつ実行でき、常にリアルタイムで閲覧情
報の収集が可能なこと。 3.必要なWWWページをページ単位で閲覧情報の収集
が可能なこと。
【0012】そこで、本発明の目的は、Webシステム
を利用したインターネットなどのネットワークにおい
て、情報閲覧者がWWWページにアクセスする際に使用
するブラウザに制限されることなく、かつ閲覧中の情報
閲覧者に何ら意識させたり不便を感じさせることなく、
所望のWWWページについてページ閲覧時間などの閲覧
情報をリアルタイムで収集することができ、かつ必要に
応じて加工処理することができる方法を提供することに
ある。
【0013】本発明の別の目的は、かかる方法を実現す
るのに好適な情報収集システムを提供することにある。
更に本発明の別の目的は、かかる方法を実現するのに好
適な記憶媒体を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】本願発明者は、一般に広
く使用されている「Internet Explorer(登録商標)」
や「Netscape Navigator(登録商標)」などのJava
対応のWWWブラウザ上で実行されるオブジェクト指向
のプログラミング言語であるJavaが、「静的に型付
けされている」、「マルチスレッド対応」、「簡単」で
「小さい」、「コンパイルされる」、「アーキテクチャ
を選ばない」、「速い」、「頑強」、「安全」、「高拡
張性」などの性質を有することから、Javaアプレッ
トが、上記目的を達成するための閲覧情報収集プログラ
ムとして好ましいことを見出して、本願発明を案出する
に至ったものである。
【0015】本発明の第1の側面によれば、WWW技術
を用いて情報提供者のサーバから情報閲覧者のクライア
ントに情報を提供するネットワーク上において、前記情
報を受け取ったクライアントの情報閲覧者によるWWW
ページの閲覧状況を閲覧情報収集者のサーバに獲得する
ための方法であって、閲覧情報収集者のサーバにおい
て、情報閲覧者による各WWWページの閲覧時間を取得
するためのJavaアプレットからなる閲覧情報収集プ
ログラムを保存し、情報提供者のサーバにおいて、前記
Javaアプレットを組み込んだ情報を蓄積し、該情報
がクライアントに送信されると、該クライアントにおい
て、そのWWWページが表示される毎に、それと同時に
閲覧情報収集プログラムがダウンロードされて起動し、
該WWWページの遷移を終了イベントとしてそれまでの
経過時間を計測し、これを各WWWページの閲覧時間と
して閲覧情報収集者のサーバに送信することを特徴とす
るネットワーク上の閲覧情報収集方法が提供される。
【0016】通常Javaアプレットは、タグによって
WWWページに組み込まれ、ページ単位で情報閲覧者の
クライアントに動的に送り込まれる。本発明によれば、
クライアントのWWWブラウザが、このタグを情報提供
者のサーバから取り込んだ情報の中に見つけ、そこに指
定されているアプレットをダウンロードすることによ
り、表示されているWWWページ上で閲覧情報収集プロ
グラムが実行される。このため、情報提供者のサーバ側
で選択した所望のWWWページにページ単位で閲覧情報
収集プログラムを組み込み、閲覧時間をページ単位で動
的に計測することができ、かつそのWWWページにアク
セスした不特定多数の全情報閲覧者を対象にすることが
できる。
【0017】Javaアプレットの閲覧情報収集プログ
ラムは、クライアントにおけるブラウザの操作を監視す
ることができ、他のページなどへの遷移が起こると、そ
れによるアプレット自体の終了をイベントとして検知
し、実行開始から終了までの時間をそのWWWページの
閲覧時間として計測する。計測した閲覧時間は、情報提
供者のサーバとクライアントとの通信と同様にHTTP
プロトコルを用いて閲覧情報収集者のサーバへ送信され
る。この計測及び計測データの送信は、クライアントに
おける表示ページの閲覧及び遷移とは非同期で実行され
るので、リアルタイムで行うことができる。また、通信
速度などのネットワーク負荷による通信時間を閲覧時間
に含まないので、正確な閲覧時間の計測が可能である。
【0018】また、Javaアプレットの閲覧情報収集
プログラムは小さくかつ簡単で、そのファイルサイズを
例えばバナー広告程度の大きさに軽く作成することがで
きるので、それ自体の動作負荷により表示ページの閲覧
に不便や支障を生じる虞がない。しかも、上述したよう
にクライアントで実行中のJavaアプレットと閲覧情
報収集者のサーバ間の通信は、1表示ページにつき1回
だけであるから、情報閲覧者に閲覧情報収集プログラム
の存在を意識させる虞がない。
【0019】本発明の或る実施例では、閲覧情報収集者
のサーバにおいて、受け取った各WWWページの閲覧時
間を該WWWページに関連付けして保存し、各WWWペ
ージ毎の閲覧状況の解析などに利用することができる。
【0020】この場合に、閲覧情報収集者のサーバにお
いて、受け取った閲覧時間及びそれに関連するWWWペ
ージの閲覧情報を、保存する前に加工することにより、
閲覧情報の編集、解析をリアルタイムで行うことができ
る。このようなリアルタイムでのデータ加工は、例え
ば、CGIによって作られた処理プログラムを閲覧情報
収集者のサーバ側に格納しておき、これをJavaアプ
レットの閲覧情報収集プログラムが、閲覧時間の送信と
同時に起動させるようにすることによって、容易に実行
できる。
【0021】更に本発明によれば、閲覧時間及びそれに
関連するWWWページの閲覧情報を閲覧情報収集者のサ
ーバに保存した後に又は加工して保存した後に、更に閲
覧情報の編集、解析、統計などを行うために、該閲覧情
報収集者のサーバにおいて又は別個の情報処理センタな
どに転送して加工することができる。
【0022】また、情報提供者のサーバと閲覧情報収集
者のサーバとは別個に設けて、クライアントへの情報提
供と閲覧情報の収集とを別個に行うことができる。別の
実施例では、両者を同じサーバで構成し、これらの作業
を1カ所でまとめて行うことができる。
【0023】本発明の第2の側面によれば、WWW技術
を用いて情報提供者のサーバから情報閲覧者のクライア
ントに情報を提供するネットワーク上において、情報を
受け取ったクライアントの情報閲覧者によるWWWペー
ジの閲覧状況を閲覧情報収集者のサーバに獲得するため
に、閲覧情報収集者のサーバが、情報閲覧者による各W
WWページの閲覧時間を取得するためのJavaアプレ
ットからなる閲覧情報収集プログラムを保存する手段を
有し、情報提供者のサーバが、前記Javaアプレット
を組み込んだ情報を蓄積するための手段を有し、該情報
を受け取ったクライアントにおいて、そのWWWページ
が表示される毎に、それと同時に閲覧情報収集プログラ
ムがダウンロードされて起動し、該WWWページの遷移
が起こるまでの経過時間を計測し、これを各WWWペー
ジの閲覧時間として閲覧情報収集者のサーバに送信する
ようにしたことを特徴とするネットワーク上の閲覧情報
収集システムが提供される。
【0024】このように構成することにより、特別なハ
ードウエア環境を設けることなく既存のWeb環境を利
用して比較的簡単に、不特定多数の情報閲覧者を対象に
して、情報提供者のサーバ側で選択したWWWページの
閲覧時間をページ単位でかつリアルタイムで計測するこ
とができる。
【0025】或る実施例によれば、閲覧情報収集者のサ
ーバが、受け取った各WWWページの閲覧時間を保存す
るための手段を有する。更に閲覧情報収集者のサーバ
は、閲覧時間及びそれに関連するWWWページの閲覧情
報を加工する手段を有することにより、必要な閲覧情報
の編集、解析、統計などを直接行うことができる。
【0026】別の実施例によれば、情報提供者のサーバ
と閲覧情報収集者のサーバとが同じであってもよく、又
は別個に設けることもできる。
【0027】更に本発明の第3の側面によれば、WWW
技術を用いて情報提供者のサーバと情報閲覧者のクライ
アントと閲覧情報収集者のサーバとを接続するネットワ
ーク上において、情報提供者のサーバからクライアント
に提供される情報をHTMLファイルとして記憶させた
記憶媒体であって、前記情報には、該情報を受け取った
クライアントの情報閲覧者による各WWWページの閲覧
時間を取得するためのJavaアプレットからなる閲覧
情報収集プログラムが組み込まれ、前記Javaアプレ
ットが、クライアントにおいて各WWWページが表示さ
れる毎に、それと同時にダウンロードされて起動し、該
WWWページの遷移を終了イベントしてそれまでの経過
時間を計測し、各WWWページの閲覧時間として閲覧情
報収集者のサーバに送信することを特徴とする記憶媒体
が提供される。
【0028】また、本発明によれば、WWW技術を用い
て情報提供者のサーバと情報閲覧者のクライアントと閲
覧情報収集者のサーバとを接続するネットワーク上にお
いて、情報提供者のサーバから情報を受け取ったクライ
アントの情報閲覧者による各WWWページの閲覧時間を
取得するための閲覧情報収集プログラムを記憶させた記
憶媒体であって、前記閲覧情報収集プログラムが、情報
提供者のサーバからクライアントに送信されるHTML
ファイルの情報に組み込まれたJavaアプレットから
なり、前記Javaアプレットが、クライアントにおい
て各WWWページが表示される毎に、それと同時にダウ
ンロードされて起動し、該WWWページの遷移を終了イ
ベントしてそれまでの経過時間を計測し、各WWWペー
ジの閲覧時間として閲覧情報収集者のサーバに送信する
ことを特徴とする記憶媒体が提供される。
【0029】これらの記憶媒体としては、ハードディス
クやフレキシブルディスクなどの磁気ディスク、光磁気
ディスク、磁気テープ、CD−ROM、半導体メモリな
どの従来公知の様々な記憶媒体を使用することができ、
これに記憶されている前記情報を情報提供者のサーバに
書き込むことにより、上述したWWWページ閲覧時間の
計測を実行することができる。
【0030】
【発明の実施の形態】以下に添付図面を参照しつつ、本
発明の実施例について詳細に説明する。図1は、本発明
による閲覧情報収集システムの第1実施例であるインタ
ーネット上でのシステム構成を概略的に示している。本
実施例のシステムは、インターネット1のようなネット
ワーク環境を通じて接続可能な複数の情報閲覧者のクラ
イアント2と、複数の情報提供者のサーバ3とから構成
される。
【0031】情報閲覧者のクライアント2は、Java
対応のWWWブラウザを予めインストールしたコンピュ
ータであって、インターネット上で閲覧したい情報のア
ドレスを指定した要求を送信し、これに応答して情報提
供者のサーバ3から送信される情報のWWWページを表
示する機能を有する。このようなWWWブラウザとし
て、一般に情報閲覧用ソフトウェアとして広く使用され
ている「Internet Explorer(登録商標)」や「Netscap
e Navigator(登録商標)」などがある。
【0032】情報提供者のサーバ3は、インターネット
上でクライアント2からの要求に応じて情報を提供する
コンピュータからなり、提供する情報をHTMLファイ
ルとして蓄積したコンテンツデータファイル4と、各情
報毎にクライアントからのアクセス回数などの通信状況
を保存するログファイル5とを有する。本実施例のサー
バ3は、同時に閲覧情報収集者のサーバとしても機能
し、クライアント2から受け取る閲覧情報をログファイ
ル5に保存する。
【0033】コンテンツデータファイル4には、前記情
報に加えて、Javaアプレットからなる閲覧情報収集
プログラムが保存されている。前記情報のHTMLファ
イル上には、前記閲覧情報収集プログラムのアプレット
を指定する<applet>タグが、例えば図2Aに示すよう
に記述されている。これらのHTMLファイル及びJa
vaアプレットは、ハードディスクやフレキシブルディ
スクなどの磁気ディスク、光磁気ディスク、磁気テー
プ、CD−ROM、半導体メモリなどの従来公知の様々
な記憶媒体に記憶させることができ、これらの記憶媒体
から直接又はオンラインでサーバ3に書き込まれる。
【0034】次に、図3を用いて本発明による閲覧情報
収集方法の処理過程について説明する。先ず、クライア
ント2において、情報閲覧者がWWWブラウザを起動し
てインターネット1に接続し、閲覧したい情報のアドレ
ス即ちURL(Uniform Resource Locator)を選択して
送信する。情報提供者のサーバ3は、コンテンツデータ
ファイル4に蓄積している情報即ちWebデータを検索
し、クライアント2から要求された情報を抽出して該ク
ライアントに送信する。このとき、サーバ3は、アクセ
スしてきたクライアント2のアクセスログ、即ちアクセ
スの日時、要求された情報(HTMLファイル名など)
などを取得することができる。
【0035】クライアント2のWWWブラウザは、サー
バ3から受け取ったWebデータを画面に表示するとと
もに、その中に組み込まれたJavaアプレットの前記
閲覧情報収集プログラムをコンテンツデータとしてダウ
ンロードして実行させる。閲覧情報収集プログラムは、
サーバ3から受け取った情報のページ表示と並行してか
つそれと同時に起動し、その表示ページの閲覧時間の計
測を開始する。また、本実施例の閲覧情報収集プログラ
ムは、図2Bに示すように、ビジュアルマークとしてロ
ゴマーク6及び「ホームページ参照時間計測中です。」
のテキスト7を画面の表示ページ中に表示させることが
できる。
【0036】このようにJavaアプレットの前記閲覧
情報収集プログラムは表示ページ中で動作するので、予
めクライアント2にインストールしておく必要がなく、
かつその情報にアクセスしてきたすべての情報閲覧者を
対象にすることができる。また、バナー広告のように複
数のWWWページに同じJavaアプレットを組み込ん
で実行させることが可能である。しかも、このJava
アプレットは、そのファイルサイズを例えばバナー広告
程度の約40KBに軽量することがにできる。そのた
め、閲覧情報収集プログラム自体の動作負荷が閲覧中の
WWWページを重くして、情報閲覧者による利用性を低
下させる虞はない。
【0037】閲覧情報収集プログラムは、クライアント
2において情報閲覧者によるWWWブラウザの操作を監
視する。具体的には、情報閲覧者が表示画面上でbackボ
タン、forward ボタン、リロード(更新)、ハイパーリ
ンク等を操作したり、別のアドレスを直接入力して送信
することにより、他のページへの遷移が発生すると、こ
れをアプレット終了イベントとして検知する。そして、
閲覧情報収集プログラムは、その実行開始から終了まで
の間を閲覧時間として算出し、これをそのWWWページ
の閲覧情報として、HTTPプロトコルを用いてサーバ
3に送信する。
【0038】このサーバ3へのデータ送信は、WWWペ
ージの遷移とは非同期に実行されるので、ページ遷移と
は無関係にリアルタイムで実行される。前記閲覧情報を
送信した閲覧情報収集プログラムは、キャッシュされな
いまま終了するので、クライアント2に余計な負担を掛
けず、かつ特別なWeb環境を要求する必要がない。ま
た、前記閲覧情報収集プログラムとサーバ3間の通信
は、このWWWページについて閲覧情報を送信する1回
だけであるから、情報閲覧者がその存在を意識したり閲
覧が妨げられたという不満を感じる虞はない。
【0039】本実施例によれば、サーバ3は、受け取っ
た閲覧情報を即座に集計し、そのWWWページと関連付
けして必要な編集処理を行った後に、ログファイル5に
保存する。この関連付け及び編集には、クライアントか
らのアクセス時に取得した前記アクセスログを使用する
ことができる。別の実施例では、受け取った閲覧情報を
一旦ログファイル5に保存し、後で相当量のデータをま
とめて編集処理することもできる。
【0040】このリアルタイムでの閲覧情報の集計・編
集処理のために、サーバ3は、例えばCGIやParl
スクリプトを利用可能なものであればよい。上述したよ
うに閲覧情報の送信はHTTPプロトコルにより行われ
るので、サーバ3は、これを通常のWWWブラウザから
のリクエストとして処理することができ、CGI集計プ
ログラムが閲覧情報をページ単位で保存する。ログファ
イル5に保存された閲覧情報は、或る一定のデータ量が
蓄積された段階で更に加工した後に、又はそのまま利用
して閲覧状況を解析することができる。
【0041】他方、クライアント2において他のページ
への遷移が発生したとき、WWWブラウザは別のURL
をサーバ3に送信する。この新たな要求を受けたサーバ
3は、同様にして別の情報を抽出してクライアント2に
送信する。そして、送信されたHTMLファイルの情報
に組み込まれたJavaアプレットの閲覧情報収集プロ
グラムが同様に実行され、そのWWWページの閲覧時間
を計測してサーバ3に送信するまでの一連の動作が繰り
返される。
【0042】本発明によれば、このように複数のWWW
ページに同じJavaアプレットを任意に組み込んで実
行させることが可能なため、情報提供者のサーバ側で完
全に制御した状態で、所望のWWWページをページ単位
で閲覧時間を計測することができる。また、情報提供者
のサーバ側で、提供するWWWページのコンテンツが変
更されるような環境の変化があっても、変更されたその
ページ毎に上述した図2Aのような<applet>タグが書
き込まれていれば、Javaアプレットがロードされる
ので、それによって情報閲覧者が閲覧時間の計測を意識
するようになる虞がない。
【0043】図4は、本発明による閲覧情報収集システ
ムの第2実施例のシステム構成を概略的に示している。
この第2実施例のシステムは、インターネット1のよう
なネットワーク環境を通じて接続される複数の情報閲覧
者のクライアント2と複数の情報提供者のサーバ3とに
加えて、別個の閲覧情報収集者のサーバ8とから構成さ
れる点において、第1実施例と異なる。
【0044】情報提供者のサーバ3は、第1実施例と同
様に、インターネット上でクライアント2からの要求に
応じて情報を提供するコンピュータであって、提供する
HTMLファイルの情報を蓄積したコンテンツデータフ
ァイル4とログファイル5とを有する。このHTMLフ
ァイルの情報には、後述するように閲覧情報収集者のサ
ーバ8に保存されている閲覧情報収集プログラムのアプ
レットを指定する<applet>タグが、所望のWWWペー
ジ毎に書き込まれている。
【0045】これに対し、閲覧情報収集者のサーバ8
は、Javaアプレットからなる前記閲覧情報収集プロ
グラムを保存するプログラムファイル9と、クライアン
ト2から受け取るWWWページの閲覧時間を保存するた
めの閲覧情報保存ファイル10とを有する。このJav
aアプレットは、第1実施例の場合と同様に、ハードデ
ィスクやフレキシブルディスクなどの磁気ディスク、光
磁気ディスク、磁気テープ、CD−ROM、半導体メモ
リなどの従来公知の様々な記憶媒体に記憶させることが
でき、これらの記憶媒体から直接又はオンラインでサー
バ8に書き込まれる。更にプログラムファイル9には、
受け取った閲覧時間を加工するために、第1実施例に関
連して上述したようなCGI集計プログラムが保存され
ている。
【0046】本実施例において、情報提供者のサーバ3
が、クライアント2に要求された情報をコンテンツデー
タファイル4から抽出して送信すると、クライアント2
のWWWブラウザが、受け取ったWebデータを画面に
表示するとともに、その中に組み込まれた前記Java
アプレットの閲覧情報収集プログラムを、閲覧情報収集
者のサーバ8からダウンロードして実行させる。前記閲
覧情報収集プログラムは、第1実施例の場合と同様に表
示されたWWWページの閲覧時間を計測し、前記Jav
aアプレットを格納している閲覧情報収集者のサーバ8
に送信する。
【0047】これと同時に、前記閲覧情報収集プログラ
ムは、前記表示ページのHTMLファイル名やアクセス
の日時などのアクセス情報をクライアント2から閲覧情
報収集者のサーバ8に直接送信する。閲覧情報収集者の
サーバ8は、前記アクセス情報を用いて、受け取った各
WWWページの閲覧時間を前記CGI集計プログラムに
より即座に集計し、WWWページとの関連付けなどの必
要な編集処理を行って閲覧情報保存ファイル10に保存
する。このように一旦保存した閲覧時間は、必要に応じ
て後で更に加工することができる。
【0048】本実施例によれば、このように閲覧情報収
集者のサーバを別個に設けることにより、情報提供者の
サーバに余計な負担をかけずに、閲覧情報を集中化さ
せ、必要な集計・処理・統計などの処理を行い、閲覧状
況の解析に利用することができる。
【0049】また、本発明は、WWW技術を使用したイ
ンターネット以外のネットワークについても同様に適用
することができる。それにより、本発明の閲覧情報収集
方法及びシステムは、例えばTV視聴率と同様にホーム
ページの利用者データを統計するために、又は電子商取
引(EC)オンラインモールでの利用者動向調査データ
を獲得するために用いることができ、更に、時間単位の
アクセスを希望するサイトにおいて、例えば有料コンテ
ンツ配信サイトやストリーミングデータの配信サイトで
の時間課金等に利用するために、又は時間制限を必要と
するサイトにおいて、例えばWebを通じた各種試験の
受験、学校や学習塾等の授業、クイズ・アンケート調査
の回答のために利用するなと、広範な分野に適用するこ
とができる。
【0050】
【発明の効果】本発明は、上述したように構成されるこ
とにより、以下に記載するような効果を奏する。本発明
の閲覧情報収集方法によれば、WWW技術を用いて情報
提供者のサーバから情報閲覧者のクライアントに情報を
提供するネットワーク上において、軽量かつコンパクト
で実行速度の速いJavaアプレットからなる閲覧時間
収集プログラムをWWWページに組み込んで、情報提供
者のサーバからクライアントに動的にページ単位で送り
込み、これをWebブラウザがページコンテンツデータ
として実行させることにより、既存のWeb環境を利用
してユーザ環境に左右されずに、かつクライアント側に
大きな負荷をかけたり情報閲覧者に意識させることな
く、表示ページの閲覧時間を、TV番組の視聴率と同様
にページ毎にリアルタイムで計測できるので、アクセス
回数よりも提供している情報自体の価値が重要視される
今後の傾向に対応して、WWWページの新たな評価基準
を提供することができ、それによりコンピュータネット
ワークによる情報通信の利用価値を高め、新たな利用を
創造し、広範な分野での利用を実現することができる。
【0051】本発明の閲覧情報収集システムによれば、
既存のWeb環境を利用して、特別なハードウエア環境
を設けたりユーザ環境に左右されることなく比較的簡単
に、不特定多数の情報閲覧者を対象にして、サーバ側で
任意に選択したWWWページの閲覧時間をページ単位で
かつリアルタイムで計測できるので、コンピュータネッ
トワークによる情報通信の利用を促進し、新たな産業分
野の創造を比較的容易に実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による閲覧情報収集システムの第1実施
例であるインターネット上のネットワークシステムを示
す概略構成図である。
【図2】A図は、閲覧情報収集プロクラムのJavaア
プレットを指定する<applet>タグを書き込んだ、情報
提供者のサーバから送信される情報のHTMLファイル
の一例を示す図、B図は、クライアントに表示したこの
情報のWWWページを示す図である。
【図3】クライアントと情報提供者のサーバ間での閲覧
情報収集の処理過程を示すフロー図である。
【図4】本発明による閲覧情報収集システムの第2実施
例を示すネットワークシステムの概略構成図である。
【符号の説明】
1 インターネット 2 クライアント 3 情報提供者のサーバ 4 コンテンツデータファイル 5 ログファイル 6 ロゴマーク 7 テキスト 8 閲覧情報収集者のサーバ 9 プログラムファイル 10 閲覧情報保存ファイル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 伊藤 昭博 東京都新宿区西新宿2−7−1新宿第一生 命ビル株式会社日本システムディベロップ メント内 (72)発明者 尾曲 信夫 東京都新宿区西新宿2−7−1新宿第一生 命ビル株式会社日本システムディベロップ メント内 Fターム(参考) 5B082 FA11 GA20 5B085 AC12 AC14 BG07 5B089 GA11 HA10 JA21 JA37 JB08 JB16 KA14 KB11 KC28 KC31 LB14

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 WWW技術を用いて情報提供者のサーバ
    から情報閲覧者のクライアントに情報を提供するネット
    ワーク上において、前記情報を受け取った前記クライア
    ントの情報閲覧者によるWWWページの閲覧状況を閲覧
    情報収集者のサーバに獲得するための方法であって、 前記閲覧情報収集者のサーバにおいて、前記情報閲覧者
    による各WWWページの閲覧時間を取得するためのJa
    vaアプレットからなる閲覧情報収集プログラムを保存
    し、 前記情報提供者のサーバにおいて、前記Javaアプレ
    ットを組み込んだ前記情報を蓄積し、 前記情報がクライアントに送信されると、前記クライア
    ントにおいて、そのWWWページが表示される毎に、そ
    れと同時に前記閲覧情報収集プログラムがダウンロード
    されて起動し、該WWWページの遷移を終了イベントと
    してそれまでの経過時間を計測し、これを前記閲覧時間
    として前記閲覧情報収集者のサーバに送信することを特
    徴とするネットワーク上の閲覧情報収集方法。
  2. 【請求項2】 前記閲覧情報収集者のサーバにおいて、
    受け取った各前記閲覧時間を前記WWWページに関連付
    けして保存することを特徴とするネットワーク上の閲覧
    情報収集方法。
  3. 【請求項3】 受け取った各前記閲覧時間を保存する前
    に加工する過程を更に含むことを特徴とする請求項2に
    記載の閲覧情報収集方法。
  4. 【請求項4】 前記閲覧時間及びそれに関連する前記W
    WWページの閲覧情報を前記閲覧情報収集者のサーバに
    保存した後に加工する過程を更に含むことを特徴とする
    請求項2又は3に記載の閲覧情報収集方法。
  5. 【請求項5】 前記情報提供者のサーバと前記閲覧情報
    収集者のサーバとが同じであることを特徴とする請求項
    1乃至4のいずれかに記載の閲覧情報収集方法。
  6. 【請求項6】 WWW技術を用いて情報提供者のサーバ
    から情報閲覧者のクライアントに情報を提供するネット
    ワーク上において、前記情報を受け取った前記クライア
    ントの情報閲覧者によるWWWページの閲覧状況を閲覧
    情報収集者のサーバに獲得するために、 前記閲覧情報収集者のサーバが、前記情報閲覧者による
    各WWWページの閲覧時間を取得するためのJavaア
    プレットからなる閲覧情報収集プログラムを保存する手
    段を有し、 前記情報提供者のサーバが、前記Javaアプレットを
    組み込んだ前記情報を蓄積するための手段を有し、 前記情報を受け取ったクライアントにおいて、そのWW
    Wページが表示される毎に、それと同時に前記閲覧情報
    収集プログラムがダウンロードされて起動し、該WWW
    ページの遷移が起こるまでの経過時間を計測し、これを
    前記閲覧時間として前記閲覧情報収集者のサーバに送信
    するようにしたことを特徴とするネットワーク上の閲覧
    情報収集システム。
  7. 【請求項7】 前記閲覧情報収集者のサーバが、前記各
    WWWページの閲覧時間を保存するための手段を有する
    ことを特徴とする請求項6に記載の閲覧情報収集システ
    ム。
  8. 【請求項8】 前記閲覧情報収集者のサーバが、前記閲
    覧時間及びそれに関連する前記WWWページの閲覧情報
    を加工する手段を更に有することを特徴とする請求項6
    又は7に記載の閲覧情報収集システム。
  9. 【請求項9】 前記情報提供者のサーバと前記閲覧情報
    収集者のサーバとが同じであることを特徴とする請求項
    6乃至8のいずれかに記載の閲覧情報収集システム。
  10. 【請求項10】 WWW技術を用いて情報提供者のサー
    バと情報閲覧者のクライアントと閲覧情報収集者のサー
    バとを接続するネットワーク上において、前記情報提供
    者のサーバから前記クライアントに提供される情報をH
    TMLファイルとして記憶させた記憶媒体であって、 前記情報には、該情報を受け取った前記クライアントの
    情報閲覧者による各WWWページの閲覧時間を取得する
    ためのJavaアプレットからなる閲覧情報収集プログ
    ラムが組み込まれ、前記Javaアプレットが、前記ク
    ライアントにおいて前記各WWWページが表示される毎
    に、それと同時にダウンロードされて起動し、該WWW
    ページの遷移を終了イベントしてそれまでの経過時間を
    計測し、前記WWWページの閲覧時間として前記閲覧情
    報収集者のサーバに送信することを特徴とする記憶媒
    体。
  11. 【請求項11】 WWW技術を用いて情報提供者のサー
    バと情報閲覧者のクライアントと閲覧情報収集者のサー
    バとを接続するネットワーク上において、前記情報提供
    者のサーバから情報を受け取った前記クライアントの情
    報閲覧者による各WWWページの閲覧時間を取得するた
    めの閲覧情報収集プログラムを記憶させた記憶媒体であ
    って、 前記閲覧情報収集プログラムが、前記情報提供者のサー
    バから前記クライアントに送信されるHTMLファイル
    の前記情報に組み込まれたJavaアプレットからな
    り、前記Javaアプレットが、前記クライアントにお
    いて前記各WWWページが表示される毎に、それと同時
    にダウンロードされて起動し、該WWWページの遷移を
    終了イベントしてそれまでの経過時間を計測し、前記W
    WWページの閲覧時間として前記閲覧情報収集者のサー
    バに送信することを特徴とする記憶媒体。
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