JP2015010055A - エアゾール式毛髪化粧料組成物 - Google Patents

エアゾール式毛髪化粧料組成物 Download PDF

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Abstract

【課題】パウチ容器内の残量を少なくできるエアゾール式毛髪化粧料組成物の提供。【解決手段】アルカリ剤を含有する第1剤と酸化剤を含有する第2剤を構成に含み、酸化染毛剤又は毛髪脱色剤であるエアゾール式毛髪化粧料組成物であって、前記エアゾール式毛髪化粧料組成物は、各々独立に設けた前記第1剤を充填する第1内容器と前記第2剤を充填する第2内容器とが同一の外容器に収容されており、前記外容器と前記各内容器との間の空間が噴射剤を充填する噴射剤充填空間となり、前記第1剤及び前記第2剤を同時に吐出する機構を備えた二重構造容器に充填して使用されるものであり、前記第1内容器及び前記第2内容器の少なくとも一方が、樹脂層を含む単層又は多層構造のシート材を貼りあわせて形成したパウチ容器であり、当該パウチ容器の最内層はポリオレフィン樹脂層であり、前記パウチ容器に充填される剤は非イオン性界面活性剤及び高級アルコールを含有し、質量基準の含有量比である非イオン性界面活性剤/高級アルコール=0.07〜1.8の条件を満たす、エアゾール式毛髪化粧料組成物。【選択図】なし

Description

本願が開示する発明は、エアゾール式毛髪化粧料組成物に関する。詳しくは、二重構造容器であるエアゾール容器に充填して使用するエアゾール式毛髪化粧料組成物に関する。
アルカリ剤を含有する第1剤と酸化剤を含有する第2剤は使用時に混合される。噴射剤を利用するいわゆるエアゾール式の毛髪化粧料用品では、毛髪化粧料組成物の第1剤と第2剤とはエアゾール容器内において別々に充填され、使用時にエアゾール容器から吐出される。
第1剤や第2剤と噴射剤とを別々の空間に充填するエアゾール容器は二重構造容器である。当該二重構造容器では、噴射剤は第1内容器に充填された第1剤や第2内容器に充填された第2剤を吐出する圧力を提供し、圧力により内容器が弾性変形し、クリーム状のままで充填物の吐出が可能となる。噴射剤として、圧縮ガス及び液化ガスを使用できる。
下記特許文献1は、いわゆる「2連缶」タイプのエアゾール容器を開示する(特許文献1図1〜図3参照)。当該エアゾール容器の一具体例は、第1の容器11及び第2の容器13にそれぞれ圧縮ガスである噴射剤と第1剤又は第2剤とを充填し、第1剤や第2剤をクリーム状のまま吐出可能である。当該エアゾール容器の構造から明らかであるように、第1の容器11と第2の容器13とで噴射剤量/容器内の圧力に差があってよい。各容器で噴射剤量/容器内の圧力を自由に設定できるので、第1剤と第2剤とが異なる粘度/粘性を有する場合や、第2剤の酸化剤(特に過酸化水素)から発生する酸素にも対処しやすい。
下記特許文献2は、毛髪化粧料組成物において使用可能なエアゾール容器を開示する。下記特許文献2図3〜図6は、第1内容器と第2内容器とが同じ外容器内にある、二重構造容器を開示する。
特開2002−240873号公報 特開2001−122364号公報
上記特許文献2図3〜図6に開示される二重構造容器は、第1内容器と第2内容器とが同じ外容器内にあるので、第1剤と第2剤は同じ圧力下に置かれる。よって、2連缶タイプのエアゾール容器のように、第1剤と第2剤を異なる圧力下に置くことはできない。その上、エアゾール式の毛髪化粧料用品を一定期間保存した後も、所望の比率で第1剤と第2剤を吐出したいという課題がある。
しかし、二重構造容器は、構成部品数が少なく低コストで生産可能というメリットがある。また、外容器の形状について設計の自由度が高いというメリットもある。
2連缶タイプのエアゾール容器は、2つの二重構造容器が並んで幅広の形状となってしまい、エアゾール容器のつかみやすさの観点からは改善の余地があった。二重構造容器は外容器の形状を略円柱状としてつかみやすくすることができる。
以上を考慮し、本願発明者は二重構造容器を採用することとした。
次に、従来から上市されている2連缶タイプの内容器は筒状に成型されており、充填物の吐出を続けると内容器の左右がつっぱり、ぴったりつぶれることはない。よって、内容器内で充填物の流路は確保されるが、吐出できない充填物の残量が多くなってしまう。
本願発明者は、二重構造容器において、弾性変形可能なシート材を貼りあわせて形成したパウチ容器を内容器として使用すれば、吐出を続けるとシート材どうしが会合してぴったりつぶれ、充填物の残量を少なくできると考えた。しかし、充填物が多く残った段階で充填物の流路がふさがってしまい、充填された剤の動きが悪くなってしまい、結果としてパウチ容器内の残量を少なくすることはできなかった。
本願発明者は鋭意研究を重ねた結果、パウチ容器の最内層をポリオレフィン樹脂層とし、当該パウチ容器に充填される剤の非イオン性界面活性剤と高級アルコールとの含有量比を一定の範囲内とすることで、充填物の残量を少なくできることを見出して本願が開示する発明を完成した。
よって、パウチ容器内の残量を少なくできるエアゾール式毛髪化粧料組成物を提供することを、本願が解決すべき課題とする。
エアゾール式毛髪化粧料組成物の第1剤は、第2剤に比べて多量の油性成分と界面活性剤を含有する場合が多い。よって、内容器内の残量は、第2剤に比べて第1剤の方が多い傾向にある。本願が開示する発明は、第1剤の残量を少なくできる点でも有用である。
(第1発明)
上記課題を解決するための本願第1発明は、
アルカリ剤を含有する第1剤と酸化剤を含有する第2剤を構成に含み、酸化染毛剤又は毛髪脱色剤であるエアゾール式毛髪化粧料組成物であって、
前記エアゾール式毛髪化粧料組成物は、各々独立に設けた前記第1剤を充填する第1内容器と前記第2剤を充填する第2内容器とが同一の外容器に収容されており、前記外容器と前記各内容器との間の空間が噴射剤を充填する噴射剤充填空間となり、前記第1剤及び前記第2剤を同時に吐出する機構を備えた二重構造容器に充填して使用されるものであり、
前記第1内容器及び前記第2内容器の少なくとも一方が、樹脂層を含む単層又は多層構造のシート材を貼りあわせて形成したパウチ容器であり、当該パウチ容器の最内層はポリオレフィン樹脂層であり、
前記パウチ容器に充填される剤は非イオン性界面活性剤及び高級アルコールを含有し、質量基準の含有量比である非イオン性界面活性剤/高級アルコール=0.07〜1.8の条件を満たす、
エアゾール式毛髪化粧料組成物である。
(第2発明)
上記課題を解決するための本願第2発明は、
第1発明に記載のエアゾール式毛髪化粧料組成物と、
各々独立に設けた前記第1剤を充填する第1内容器と前記第2剤を充填する第2内容器とが同一の外容器に収容されており、前記外容器と前記各内容器との間の空間が噴射剤を充填する噴射剤充填空間となり、前記第1剤及び前記第2剤を同時に吐出する機構を備え、
前記第1内容器及び前記第2内容器の少なくとも一方が、樹脂層を含む単層又は多層構造のシート材を貼りあわせて形成したパウチ容器であり、当該パウチ容器の最内層はポリオレフィン樹脂層である二重構造容器を構成に含むエアゾール式の毛髪化粧料用品である。
本願が開示するエアゾール式毛髪化粧料組成物は、パウチ容器内の残量を少なくできる。
第1内容器と第2内容器とが同じ外容器内にあるエアゾール容器の正面図である。第1内容器及び第2内容器はパウチ容器である。
以下に、本願が開示する発明を、その最良の実施形態を含めて説明する。
本願が開示するエアゾール式毛髪化粧料組成物は、アルカリ剤を含有する第1剤と酸化剤を含有する第2剤を構成に含み、酸化染毛剤又は毛髪脱色剤である。当該エアゾール式毛髪化粧料組成物は、後述する二重構造容器に充填して使用される。
エアゾール式毛髪化粧料組成物は常法により使用可能である。好ましくは、ヒト毛髪に対して使用される。通常、使用時に第1剤と第2剤を後述する二重構造容器から吐出し、毛髪に塗布し、処理後に洗い流して使用する。第1剤と第2剤の混合のタイミングは適宜選択可能であり、毛髪への塗布前に混合しても良いし、櫛等を用いて毛髪への塗布と混合を同時に行っても良いし、二重構造容器に混合装置を取り付けて混合した後毛髪へ塗布してもよい。
〔第1剤〕
第1剤はアルカリ剤を含有する。アルカリ剤として、例えば、アンモニア、アルカノールアミン(モノエタノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミン、モノイソプロパノールアミン、ジイソプロパノールアミン、トリイソプロパノールアミン等)、有機アミン類(2−アミノ−2−メチル−1−プロパノール、2−アミノ−2−メチル−1,3−プロパンジオール、グアニジン等)、塩基性アミノ酸(アルギニン、リジン等)及びそれらの塩、無機アルカリ(水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム等)等が挙げられる。
第1剤は、アルカリ剤の1種又は2種以上を含有してよい。アルカリ剤の含有量は、第1剤のpHを8〜12の範囲となる量に設定することが好ましい。
エアゾール式毛髪化粧料組成物が酸化染毛剤組成物である場合、第1剤は酸化染料を含有する。
酸化染料は、酸化重合によって発色可能な化合物である。酸化染料は、例えば、染料中間体、カップラー、メラニン前駆物質等がある。第1剤は、酸化染料の1種又は2種以上を含有して良い。
より具体的には、例えば、酸化染料として、フェニレンジアミン及びその誘導体、フェノール誘導体、アミノフェノール及びその誘導体、ジフェニルアミン及びその誘導体、ピリジン誘導体、ピリミジン誘導体、ピラゾール誘導体、ピロリジン誘導体、トルエン誘導体、インドール誘導体、ピロール誘導体、並びにイミダゾール誘導体等が挙げられる。
更に具体的には、例えば、染料中間体としては、フェニレンジアミン類(但し、メタフェニレンジアミンを除く。)、アミノフェノール類(但し、メタアミノフェノール、2,4−ジアミノフェノール及びパラメチルアミノフェノールを除く。)、トルイレンジアミン類(但し、トルエン−3,4−ジアミン及びトルエン−2,4−ジアミンを除く。)、ジフェニルアミン類、ジアミノフェニルアミン類、N−フェニルフェニレンジアミン類、ジアミノピリジン類(但し、2,6−ジアミノピリジンを除く)等が挙げられる。
カップラーとしては、ピロガロール、レゾルシン、カテコール、メタアミノフェノール、メタフェニレンジアミン、2,4−ジアミノフェノール、1,2,4−ベンゼントリオール、トルエン−3,4−ジアミン、トルエン−2,4−ジアミン、ハイドロキノン、α−ナフトール、2,6−ジアミノピリジン、1,5−ジヒドロキシナフタレン、5−アミノオルトクレゾール、パラメチルアミノフェノール、2,4−ジアミノフェノキシエタノール、没食子酸、タンニン酸、没食子酸エチル、没食子酸メチル、没食子酸プロピル、五倍子、5−(2−ヒドロキシエチルアミノ)−2−メチルフェノール等が挙げられる。
第1剤は直接染料を含有してよい。第1剤自体を着色して、第2剤との見分けを容易にすることができる。当該直接染料として、例えば、酸性染料、塩基性染料、天然染料、ニトロ染料、分散染料、HC染料等がある。
上記した成分の他、第1剤は、例えば、精製水、蒸留水、イオン交換水等の水、水溶性ポリマー、溶剤、炭化水素、ロウ、高級脂肪酸、エステル類、高級アルコール、シリコーン類、非イオン性界面活性剤、アニオン性界面活性剤、カチオン性界面活性剤、両性界面活性剤、増粘剤、アミノ酸類、糖類、防腐成分、キレート成分、pH調整成分、無水亜硫酸ナトリウム等の酸化防止剤、植物又は生薬抽出物、アスコルビン酸類を含むビタミン類、香料、セラミド類、紫外線吸収剤、帯電防止剤、毛髪柔軟剤、浸透促進剤等を配合しても良い。
第1剤は乳化物で後述する二重構造容器から吐出されることが好ましい。よって、第1内容器に充填された状態の第1剤は乳化物であることが好ましい。
また、第1剤はクリーム状で後述する二重構造容器から吐出されることが好ましい。クリーム状である第1剤の粘度は5000〜50000mPa・sとしてよい。好ましくは、第1剤の粘度は6000〜30000mPa・sである。粘度は、B型粘度計を用いて、25℃、1分間、回転速度:12rpm、3号ローター(粘度5000mPa・s以下の場合)、4号ローター(粘度5000mPa・s以上の場合)使用の条件下にて測定する。粘度計については、例えば、VISCOMETER TV−10粘度計を使用してよい。
〔第2剤〕
第2剤は酸化剤を含有する。第2剤における酸化剤の含有量は好ましくは0.1〜15質量%、好ましくは1.0〜9.0質量%、より好ましくは2.0〜6.0質量%である。
酸化剤として、過酸化水素、過酸化尿素、過酸化メラミン、過炭酸ナトリウム、過炭酸カリウム、過ホウ酸ナトリウム、過ホウ酸カリウム、過酸化ナトリウム、過酸化カリウム、過酸化マグネシウム、過酸化バリウム、過酸化カルシウム、過酸化ストロンチウム、硫酸塩の過酸化水素付加物、リン酸塩の過酸化水素付加物、ピロリン酸塩の過酸化水素付加物等が挙げられる。酸化剤は1種又は2種以上を含有して良い。
第2剤のpHは、好ましくは2〜6、より好ましくは3〜5である。
第2剤は、例えば、精製水、蒸留水、イオン交換水等の水、水溶性ポリマー、高級アルコール、非イオン性界面活性剤、アニオン性界面活性剤、カチオン性界面活性剤、両性界面活性剤、多価アルコール、炭化水素、油脂、ロウ類、高級脂肪酸、エステル類、アルキルグリセリルエーテル、溶剤、増粘剤、アミノ酸類、シリコーン類、糖類、フェノキシエタノール、ヒドロキシエタンジホスホン酸、ヒドロキシエタンジホスホン酸四ナトリウム等の過酸化水素安定化成分、キレート成分、pH調整成分、植物又は生薬抽出物、香料等を配合しても良い。
第2剤は乳化物で後述する二重構造容器から吐出されることが好ましい。よって、第2内容器に充填された状態の第2剤は乳化物であることが好ましい。
第2剤はクリーム状で後述する二重構造容器から吐出されることが好ましい。クリーム状である第2剤の粘度は5000〜50000mPa・sとしてよい。好ましくは、第2剤の粘度は6000〜30000mPa・sである。
〔二重構造容器〕
二重構造容器は、各々独立に設けた前記第1剤を充填する第1内容器と前記第2剤を充填する第2内容器とが同一の外容器に収容されており、前記外容器と前記各内容器との間の空間が噴射剤を充填する噴射剤充填空間となり、前記第1剤及び前記第2剤を同時に吐出する機構を備える。
二重構造容器の一具体例を図1を用いて説明する。
二重構造容器1は、第1剤を充填する第1内容器2と第2剤を充填する第2内容器3とが各々独立して設けられ、略円柱状である同一の外容器4に収容されている。外容器4と各内容器2,3との間の空間が噴射剤を充填する噴射剤充填空間となる。
二重構造容器はバルブユニット5を備える。バルブユニット5は、第1内容器2に充填された第1剤の通路である第1連通路、及び、第2内容器3に充填された第2剤の通路である第2連通路を備えている。当該各連通路を確保するため、第1内容器2及び第2内容器3に、例えば内容器の口部から容器内に伸びた棒状のジョイント材が備えられてもよい。
また、バルブユニット5は、各連通路について、各連通路を開閉するための上下動可能なバルブステムを備えている。
バルブユニット5には吐出器6が結合されており、吐出器6を押し下げ操作すると各バルブステムが開かれる。吐出器内6には、各バルブステムを通過してきた第1剤及び第2剤を吐出するための吐出路7が設けられている。吐出路7は、第1剤と第2剤を別々に吐出するように構成してもよいし、第1剤と第2剤が吐出器6内で会合できるように構成してもよい。
よって、吐出器6が押し下げ操作されると、第1内容器2に充填された第1剤及び第2内容器3に充填された第2剤はそれぞれ、連通路、バルブステム内、吐出路7を通過して同時に吐出される。通常、バルブユニット5におけるバルブステムは上方向に付勢されており、吐出器の押し下げ操作をやめるとバルブステムが閉じて吐出が止まる。
外容器4内は、噴射剤によって常に加圧された状態となっている。吐出器6を押し下げ操作すると、圧力により第1剤や第2剤が充填された各内容器2,3が弾性変形し、充填物を吐出可能である。また、別途に用意した混合装置を利用しても良い。
二重構造容器の外容器4は、PET、ポリアクリレート、ナイロン、ポリプロピレン、アルミ、ブリキ等を構成に含む耐圧容器である。図1における外容器4は、光透過性材料で構成されている。
図1に示す第1内容器2及び第2内容器3は、いずれも、最内層がポリオレフィン樹脂層である弾性変形可能なシート材を貼りあわせて構成したパウチ容器である。当該パウチ容器は、内容物が充填されていない(もしくは、完全に充填物が吐出された後)場合は、シート様の形状となる。ジョイント材が内容器内に挿入されている場合でも同様の現象が起こる。
パウチ容器を構成する上記シート材は単層構造であっても多層構造であっても良い。また、パウチ容器は複数のシート材を貼りあわせて構成しても良く、一枚のシート材を折り曲げ、貼りあわせて形成してもよい。
上記ポリオレフィン樹脂として、PE、PP等がある。第1剤が酸化染料を含有する場合、酸化染料の保存安定性の観点から、第1内容器2は金属箔層を構成に含むことが好ましい。
図示は省略するが、第1内容器2及び第2内容器3のいずれか一方は、上記特許文献1、特許文献2に開示されるような筒状の内容器としても良い。また、第1内容器2及び第2内容器3のいずれか一方は、パウチ容器の最内層をポリオレフィン樹脂以外の樹脂層としても良い。
〔噴射剤〕
上記二重構造容器において、噴射剤充填空間は第1剤の充填空間及び第2剤の充填空間から独立して別個に設けられている。
噴射剤充填空間に充填する噴射剤として、例えば、液化ガス、圧縮ガスを使用できる。安全性の観点から、噴射剤として圧縮ガスが好ましい。
前記液化ガスとして、例えば、LPG、DME、イソペンタン等がある。前記圧縮ガスとして、窒素ガス(圧縮窒素)、炭酸ガス、圧縮空気等がある。
なお、アルカリ剤として炭酸ナトリウム、炭酸カリウム等の炭酸塩、及び/又は、酸化剤として過炭酸ナトリウム、過炭酸カリウム等の過炭酸塩を使用すると、二酸化炭素を発生させて、吐出後に泡状剤型にしやすい。
〔パウチ容器充填剤〕
本願が開示するエアゾール式毛髪化粧料組成物は、前記第1剤及び前記第2剤の少なくとも一方が、最内層がポリオレフィン樹脂層であるパウチ容器に充填して使用される。好ましくは、第1剤が最内層がポリオレフィン樹脂層であるパウチ容器に充填して使用される。更に好ましくは、第1剤及び第2剤両方が、最内層がポリオレフィン樹脂層であるパウチ容器に充填して使用される。
説明の便宜上、当該最内層がポリオレフィン樹脂層であるパウチ容器に充填して使用される剤をパウチ容器充填剤と称する。以下、パウチ容器充填剤について説明する。
パウチ容器充填剤は、非イオン性界面活性剤及び高級アルコールを含有する。そして、パウチ容器充填剤は、質量基準の含有量比である非イオン性界面活性剤/高級アルコール=0.07〜1.8の条件を満たす。当該比が0.07未満となっても、1.8を超えても、パウチ容器内の残量が多くなってしまう。パウチ容器内の残量を少なくする観点から、当該比は0.1〜1.6の範囲内とすることが好ましく、0.3〜1.5の範囲内とすることがより好ましい。パウチ容器内の残量を少なくし、かつ、第1剤と第2剤の経時の吐出比率維持性を良好とする観点から、当該比を0.13〜0.60の範囲内とすることも好ましい。
パウチ容器充填剤における非イオン性界面活性剤の含有量は、0.1〜10質量%とすることができ、0.5〜6質量%としても良い。
パウチ容器充填剤における高級アルコールの含有量は、0.1〜10質量%とすることができ、1〜9質量%としてもよい。
非イオン性界面活性剤として、ポリオキシアルキレンアルキルエーテル、ポリオキシアルキレン脂肪酸エステル、アルキルポリグルコシド、糖エステル類、糖アミド類、アルキルポリグリセリルエーテル等がある。
パウチ容器充填剤は、非イオン性界面活性剤として、ポリオキシアルキレンアルキルエーテルを含有することが好ましく、ポリオキシエチレン(以下、POEとも称する。)アルキルエーテルを含有することがより好ましい。当該ポリオキシアルキレンアルキルエーテルにおけるアルキル部位の炭素数は14〜22であることが好ましい。具体例として、POEセチルエーテル、POEオレイルエーテル、POEステアリルエーテル、POEベヘニルエーテル等がある。
パウチ容器充填剤の乳化安定性の観点から、パウチ容器充填剤は、上記HLB値が10以上、好ましくはHLB値14以上の非イオン性界面活性剤を含有することが好ましい。更に、当該非イオン性界面活性剤に加えて、HLB値が10未満、好ましくはHLB値が8未満の非イオン性界面活性剤を含有することがより好ましい。乳化物が安定であると、本願が開示する発明の効果を発揮しやすいと考えられる。非イオン性界面活性剤のHLB値は、公知のグリフィン式より求めることができる。
高級アルコールは、炭素数6以上の1価アルコールである。高級アルコールは油性成分に該当する。高級アルコールは飽和であることが好ましい。また、高級アルコールは直鎖状であることが好ましい。また、高級アルコールの炭素数は12〜22であることが好ましい。
第1剤と第2剤の経時の吐出比率維持性を良好とする観点から、パウチ容器充填剤における質量基準の含有量比である炭素数14〜18の高級アルコール/全高級アルコールを0.7以上とすることが好ましい。
第1剤と第2剤の経時の吐出比率維持性を良好とする観点から、パウチ容器充填剤は、カチオン性界面活性剤を含有することが好ましい。パウチ容器充填剤におけるカチオン性界面活性剤の含有量は、0.1〜2.5質量%とすることが好ましく、0.2〜0.7質量%とすることがより好ましい。
明度向上の観点から、エアゾール式毛髪化粧料組成物は高級アルコールを除く25℃で固形の油性成分を含有することが好ましい。
当該25℃で固形の油性成分として、マイクロクリスタリンワックス等の炭化水素、ラノリン、ミツロウ、キャンデリラロウ等のロウ類、ステアリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ベヘニン酸等の高級脂肪酸、ステアリン酸ステアリル、ミリスチン酸ミリスチル、パルミチン酸セチル等の1価脂肪酸と1価高級アルコールとからなるエステル類等がある。本願においてシリコーン類は当該25℃で固形の油性成分に含めない。
エアゾール式毛髪化粧料組成物は、高級アルコールを除く25℃で固形の油性成分として、炭化水素及び1価脂肪酸と1価高級アルコールとからなるエステル類から選ばれる1種以上を含有することが好ましい。
明度向上の観点から、パウチ容器充填剤における、高級アルコールを除く25℃で固形の油性成分の含有量は0.01〜8質量%であることが好ましく、0.5〜5質量%であることがより好ましい。高級アルコールを除く25℃で固形の油性成分の含有量が多くなるとパウチ容器とのすべりが低下する恐れがあり、この観点からも上記含有量の範囲内であることが好ましい。
〔毛髪化粧料用品〕
本願は、上記エアゾール式毛髪化粧料組成物と、上記二重構造容器とを構成に含む毛髪化粧料用品を開示する。
毛髪化粧料用品は、その他適宜任意の構成を含んでよい。例えば、刷毛、櫛、混合用カップ、手袋、ヘアキャップ等を構成に含んでよい。
以下、本願が開示する発明の実施例を記載する。本願が開示する発明の技術的範囲は以下の実施例に限定されない。
まず、表について説明する。表における含有量を示す数値は質量%単位である。
非イオン性界面活性剤はHLB値を記載した。POEに続く括弧書きはPOEの付加モル数を示す。
表において、非イオン性界面活性剤をノニオン性界面活性剤と表記している。
なお、マイクロクリスタリンワックス、ステアリン酸、ステアリン酸ステアリル、ラノリンは25℃で固形である。ワセリンは、25℃で固形でない。
各実施例及び比較例に係る酸化染毛剤組成物の第1剤及び第2剤を常法により調製した。各剤はクリーム状の乳化物であり、粘度は5000〜50000mPa・sの範囲内であった。なお、実施例14〜実施例24及び比較例1〜比較例2は実施例1と同じ第2剤を使用した。
以下の試験では、図1に示した二重構造容器を使用した。第1内容器及び第2内容器はいずれもパウチ容器とし、各パウチ容器の最内層を構成する樹脂材料はポリエチレンとした。噴射剤として、圧縮窒素を使用した。
各実施例及び各比較例に係る酸化染毛剤組成物を二重構造容器に充填し、二重構造容器の内圧が0.5MPaとなるように製品を製造し、以下の試験を行った。
〔残量評価試験〕
製品から充填物が吐出できなくなるまで酸化染毛剤組成物を吐出し(全量吐出)、全量吐出後の内容器内の第1剤及び第2剤の重量を測定した。
第1剤及び第2剤について、下記式により内容器内の残量割合を計算した。
残量割合(%)=(全量吐出後の重量)/(吐出前の重量)×100
残量評価試験は3連行い、その平均値を求め、小数第2位を四捨五入して表中に結果を記載した。
また、以下の基準を設定し、表中の「残量評価」欄に記載した。
5:残量割合が2%未満、4:残量割合が2%以上〜2.5%未満、3:残量割合が2.5%以上〜3%未満、2:残量割合が3%以上〜3.5%未満、1:残量割合が3.5%以上。
各実施例に係るパウチ容器はきれいにつぶれて1枚のシートに近似した形状となっており、残量評価が良好であった。一方、各比較例は、非イオン性界面活性剤/高級アルコール=0.07〜1.8の条件を満たさないため、残量評価が悪くなったと考えられた。よって、残量評価における当該比の重要性が確認された。
次に、実施例20の第1剤は、非イオン性界面活性剤/高級アルコール比が1.6を超えたため、残量評価が3となったと考えられた。また、実施例14の第1剤は、当該比が0.13未満であったため、残量評価が4となったと考えられた。即ち、当該比を好ましい範囲内とすることで、残量評価が向上すると考えられた。
実施例9の第1剤は、高級アルコールを除く25℃で固形の油性成分を含有しないが残量評価は5であった。一方、高級アルコールを除く25℃で固形の油性成分を配合しても良好な残量評価が得られる。よって、良好な残量評価を得つつ、高級アルコールを除く25℃で固形の油性成分を配合して明度向上をも実現できる。
実施例10の第1剤は、高級アルコールを除く25℃で固形の油性成分として高級脂肪酸のみを含有したため、残量評価が4となったと考えられた。この評価から、残量評価向上の観点において、好ましい高級アルコールを除く25℃で固形の油性成分があることが示唆された。
〔等量吐出性評価試験〕
製品を製造してから1ヶ月、25℃下で保存し、その後、第2剤の残量(質量)が充填量の半分になるまで吐出操作を継続した。なお、製品製造後は第1剤と第2剤がほぼ等量吐出されようになっている。
第2剤の残量が充填量の半分になった時点(第2剤が半量吐出された時点)における、第1剤の吐出量を測定し、第2剤の吐出量との比を下記の式より求めた。
第1剤と第2剤の吐出量比=(第2剤が半量吐出された時点の第1剤吐出量)/(第2剤の半量)
当該比が1に近いほど、第1剤と第2剤の等量吐出性は良好である。
試験は3連行い、その平均値を求め、小数第2位を四捨五入し、下記の基準に基づいて評価した。評価結果は表中の「等量吐出性」欄に記載した。
5:比が0.8以上〜1.2以下、
4:比が0.7以上〜0.8未満、又は1.2を超え〜1.3以下、
3:比が0.6以上〜0.7未満、又は、1.3を超え〜1.4以下、
2:比が0.5以上〜0.6未満、又は、1.4を超え〜1.5以下、
1:比が0.5未満、又は、1.5を超える。
各実施例は、いずれも良好な評価であった。よって、各実施例は、第1剤と第2剤の吐出比率が保存後でも良好に維持されていた。
実施例14〜実施例20より、経時の等量吐出性を良好とする非イオン性界面活性剤/高級アルコール比があることが示された。
実施例2及び実施例3の第1剤、及び、実施例11の第2剤は、各剤における全高級アルコールに対して、炭素数12以下、又は、炭素数20以上の高級アルコールを比較的多く含んだために、評価が3〜4になったと考えられた。即ち、良好な残量評価を維持しつつ、更に経時の等量吐出性を良好とする観点から、高級アルコールの好ましい含有比があることが示された。
実施例13の第2剤は、HLB値が10以上の非イオン性界面活性剤を含んでいないために、評価が4になったと考えられた。即ち、良好な残量評価を維持しつつ、更に経時の等量吐出性を良好とする観点から、好ましい非イオン性界面活性剤があることが示された。
実施例8の第1剤は、イオン性界面活性剤としてアニオン性界面活性剤のみを含んでいたために、評価が4となったと考えられた。また、他の実施例の評価を参照すると、良好な残量評価を維持しつつ、更に経時の等量吐出性を良好とする観点から、カチオン性界面活性剤を含有することが好ましいと考えられた。
〔明度〕
製品から吐出し、ヒト毛束に対して常法に従って使用した本願各実施例に係る酸化染毛剤組成物は、良好な明度を実現した。
本願実施例9の第1剤は高級アルコールを除く25℃で固形の油性成分を含有しない。よって、明度評価は、実施例9よりも他の実施例の方が高かった。
〔表1〕
〔表2〕
〔表3〕
〔表4〕
本願により、パウチ容器内の残量を少なくできるエアゾール式毛髪化粧料組成物が提供される。
二重構造容器 1
第1内容器 2
第2内容器 3
外容器 4
バルブユニット 5
吐出器 6
吐出路 7

Claims (1)

  1. アルカリ剤を含有する第1剤と酸化剤を含有する第2剤を構成に含み、酸化染毛剤又は毛髪脱色剤であるエアゾール式毛髪化粧料組成物であって、
    前記エアゾール式毛髪化粧料組成物は、各々独立に設けた前記第1剤を充填する第1内容器と前記第2剤を充填する第2内容器とが同一の外容器に収容されており、前記外容器と前記各内容器との間の空間が噴射剤を充填する噴射剤充填空間となり、前記第1剤及び前記第2剤を同時に吐出する機構を備えた二重構造容器に充填して使用されるものであり、
    前記第1内容器及び前記第2内容器の少なくとも一方が、樹脂層を含む単層又は多層構造のシート材を貼りあわせて形成したパウチ容器であり、当該パウチ容器の最内層はポリオレフィン樹脂層であり、
    前記パウチ容器に充填される剤は非イオン性界面活性剤及び高級アルコールを含有し、質量基準の含有量比である非イオン性界面活性剤/高級アルコール=0.07〜1.8の条件を満たす、
    エアゾール式毛髪化粧料組成物。
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