JP2021121643A - エアゾール型染毛用又は毛髪脱色用化粧品 - Google Patents

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Abstract

【課題】分離充填・同一加圧吐出型の二重構造容器による第1剤と第2剤の吐出量を最初から最後まで、かつ経時的に等量に維持できるエアゾール型染毛用又は毛髪脱色用化粧品の提供。【解決手段】アルカリ剤を含有する第1剤が充填された第1内容器と過酸化水素を含有する第2剤が充填された第2内容器とを収納する外容器を備え、外容器と各内容器との間の空間に内圧0.2〜0.8MPaの噴射剤が充填され、第1及び第2内容器が、最内層がポリオレフィン樹脂層である曲げ剛性0.15〜3.0gf・cm2/cmの多層シート材を貼り合わせて形成され、(第1内容器のシート材の曲げ剛性)/(第2内容器のシート材の曲げ剛性)=0.3〜5、(第1剤の粘度)/(第2剤の粘度)=0.5〜1.5、(第2剤の質量)/(第1剤の質量)=0.8以上1.2未満である、エアゾール型染毛用又は毛髪脱色用化粧品。【選択図】なし

Description

本発明はエアゾール型染毛用又は毛髪脱色用化粧品に関する。
従来、毛髪化粧料の第1剤と第2剤を分離して充填すると共に、同一の加圧吐出系により同時に吐出する機構を備えた二重構造容器(以下、「分離充填・同一加圧吐出型の二重構造容器」と称する)が提案されている。この分離充填・同一加圧吐出型の二重構造容器は、例えば、特許文献1、特許文献2に開示されている。
これらの分離充填・同一加圧吐出型の二重構造容器は、通常、袋状体に充填した第1剤と第2剤を同一量だけ同時吐出する設計であり、これに充填する第1剤と第2剤も質量比1:1で等量吐出してから混合し、毛髪に適用するものである。
しかし、分離充填・同一加圧吐出型の二重構造容器は、同じ噴射剤の吐出圧により第1剤と第2剤を同時に吐出する機構によるものであるため、特に毛髪化粧料の第1剤と第2剤が比較的高粘度のクリーム状製剤である場合には、第1剤と第2剤それぞれのレオロジー特性(加圧時の流動による吐出性)が適正に調整されていなければ、実際には、第1剤と第2剤の等量吐出を実現することはできない。等量吐出性がある程度以上損なわれた場合、第1剤と第2剤が二重構造容器に充填されてなる毛髪化粧料の設定された染毛性能を達成できなくなる。
更に、毛髪化粧料が例えば2剤式の酸化染毛剤や毛髪脱色剤等の染毛剤である場合、第1剤には少なくともアルカリ剤(更には酸化染料)が配合され、第2剤には酸化剤が配合される。このような組成上の制約下、第1剤と第2剤が最初から最後まで等量で吐出されなければ、第1剤と第2剤の混合比の変化により色味が変化してしまい、十分な染毛効果を達成することができない。また、この吐出量比は、経時的に安定して達成されねばならず、第1剤と第2剤のレオロジー特性のほかに、どのような組成設計、容器設計等を行えば、これらを実現できるかを見極めることは容易なことではない。
特許文献3では、レオロジー特性を調整することで、第2剤の充填量の半分の量が吐出されるまでの等量吐出性が得られたことを開示している。しかし、現状では、後半部分での等量吐出性のズレが非常に大きく、最後までの等量吐出性は実現できていない。このように、レオロジー特性のみの検討では、最後までの等量吐出性を実現できていないのが現状である。
特開2012-229318号公報 特開2013-043659号公報 特開2015-010087号公報
そこで本発明は、分離充填・同一加圧吐出型の二重構造容器による第1剤と第2剤の吐出量を最初から最後まで、かつ経時的に等量に維持できるエアゾール型染毛用又は毛髪脱色用化粧品に関する。
本発明者らは鋭意検討した結果、分離充填・同一加圧吐出型の二重構造容器を採用した染毛用又は毛髪脱色用化粧品において、噴射剤の圧力、内袋材料の素材、曲げ剛性及び曲げ剛性比、並びに第1剤と第2剤の粘度比のそれぞれを、特定の範囲に調整することによって、最初から最後までの等量吐出性が、経時的に達成されることを見出した。
本発明は、アルカリ剤を含有する第1剤が充填された第1内容器、及び過酸化水素を含有する第2剤が充填された第2内容器の両方を収納する外容器を備えたエアゾール型染毛用又は毛髪脱色用化粧品であって、
該外容器と各内容器との間の空間に、30℃における内圧が0.2MPa以上0.8MPa以下となるように噴射剤が充填されており、
該第1内容器及び第2内容器の各々が、最内層にポリオレフィン樹脂層を有する多層構造のシート材を貼り合わせて形成されており、該第1内容器のシート材の曲げ剛性E(f)及び該第2内容器のシート材の曲げ剛性E(s)の各々が0.15gf・cm2/cm以上3.0gf・cm2/cm以下、E(f)とE(s)の比率E(f)/E(s)が0.3以上5以下であり、
該第1剤の30℃における粘度V(f)と該第2剤の30℃における粘度V(s)の比V(f)/V(s)が0.5以上1.5以下であり、
第2内容器内の第2剤の質量M(s)と第1内容器内の第1剤の質量M(f)の比M(s)/M(f)が0.8以上1.2未満である、
エアゾール型染毛用又は毛髪脱色用化粧品を提供するものである。
本発明のエアゾール型染毛用又は毛髪脱色用化粧品は、分離充填・同一加圧吐出型の二重構造容器による第1剤と第2剤の吐出量を等量に最初から最後まで維持でき、経時的にも等量吐出性を維持させることができる。
本明細書において、「第1剤と第2剤の混合物中における含有量」とは、第1剤と第2剤とが正確に質量比1:1で混合された場合の混合物中の含有量をいうものとする。
〔外容器〕
本発明のエアゾール型染毛用又は毛髪脱色用化粧品は、アルカリ剤を含有する第1剤が充填された第1内容器、及び過酸化水素を含有する第2剤が充填された第2内容器の両方を収納する外容器を備える。
この外容器は、アルミニウム、ブリキ等の金属、又はポリエチレンテレフタレート、ポリアリレート等の合成樹脂を用いることができる。
特に、外容器として合成樹脂を用いる場合、透光性を有する合成樹脂材料とすることが好ましい。このような合成樹脂の外容器は、押出成形により成形した有底筒状のパリソンを軸方向に伸ばしながら内部に空気を吹き込んで膨らませる2軸延伸ブロー成形によって成形され得る。しかし、筒状のパリソンを膨らませ、下部をカットし接着して底部を形成するダイレクトブロー成形で成形されてもよい。なお、外容器は、炭素、酸化アルミニウム、シリカなどをガス状にして内面及び/又は外面に蒸着膜を設けてもよい。
〔内容器〕
本発明における内容器は、最内層にポリオレフィン樹脂を有する多層構造のシート材を貼り合わせて形成される。この内容器としては、シート材を2枚重ね、縁部を熱溶着や超音波溶着などで貼り合わせたパウチが挙げられる。最内層のポリオレフィン樹脂としては、ポリエチレン樹脂(PE)、ポリプロピレン樹脂(PP)等が挙げられ、内袋形成のし易さの観点、第1剤及び第2剤の各内容器中の残量を低減する観点から、ポリエチレン樹脂が好ましい。
本発明における第1内容器のシート材の曲げ剛性E(f)及び第2内容器のシート材の曲げ剛性E(s)は、0.15gf・cm2/cm以上3.0gf・cm2/cm以下であり、第1剤と第2剤の吐出量を最初から最後まで等量に維持する観点、第1剤及び第2剤を各内容器から最後まで吐出させる観点から、好ましくは0.2gf・cm2/cm以上、より好ましくは0.3gf・cm2/cm以上、更に好ましくは0.4gf・cm2/cm以上、更に好ましくは0.5gf・cm2/cm以上、更に好ましくは0.6gf・cm2/cm以上であり、また、内容物の吐出操作に伴って内容器が追従して変形するようにする観点から、好ましくは2.8gf・cm2/cm以下、より好ましくは2.5gf・cm2/cm以下、更に好ましくは2.4gf・cm2/cm以下、更に好ましくは2.2gf・cm2/cm以下、更に好ましくは2.0gf・cm2/cm以下である。
また、E(f)とE(s)の比率E(f)/E(s)は、0.3以上5以下であり、第1剤と第2剤の吐出量を最初から最後まで等量に維持する観点、第1剤及び第2剤の各内容器中の残量を低減する観点、初期吐出量に優れる観点から、好ましくは0.4以上、より好ましくは0.5以上、更に好ましくは1.0以上、更に好ましくは1.3以上であり、また、好ましくは4.5以下、より好ましくは4以下、更に好ましくは3.33以下、更に好ましくは3以下である。
シート材の曲げ剛性は、KES (Kawabata evaluation system) 曲げ試験機等(例えば、多目的純曲げ試験機 KES-FB2-S(カトーテック社製))を用いて測定することができる。
第1内容器を構成する最内層にポリオレフィン樹脂層を有する多層構造のシート材は、最外層及び中間層を有することが好ましい。
最外層としては、ナイロン(NY)等のポリアミド、ポリエチレンテレフタレート(PET)などのポリエステル等が挙げられる。中間層として金属箔を用いることが好ましく、この金属箔としては、アルミニウム箔(Al箔)等の軽金属が挙げられる。
第1内容器のシート材の最外層、中間層、最内層の組み合わせとしては、内容物に応じて適宜選択することができるが、例えば、最外層/中間層/最内層の順番に、PE/Al箔/PE、PP/Al箔/PE、PET/Al箔/PE、NY/Al箔/PE等が挙げられる。また、第1内容器のシート材は、最外層を省略した2層構造であってもよく、更に中間層を設けた4層以上の構造であってもよい。
第2内容器を構成する最内層にポリオレフィン樹脂層を有する多層構造のシート材は、シート材の適度な曲げ剛性と低破損性の両立の観点から、最外層及び中間層を有することが好ましい。
最外層としては、第1内容器のシート材と同様に、ナイロン(NY)等のポリアミド、ポリエチレンテレフタレート(PET)等のポリエステルなどが挙げられる。中間層としては、エバール(EVOH)、ナイロン(NY)等のポリアミドなどのガスバリア性及び耐薬品性を有する合成樹脂層や、最外層又は最内層にシリカ(SiOX)等を蒸着させた蒸着層などの非金属層が挙げられる。
第2内容器のシート材の最外層、中間層、最内層の組み合わせとしては、内容物に応じて適宜選択することができるが、例えば、最外層/中間層/最内層の順番に、PE/EVOH/PE、PP/EVOH/PE、PET/EVOH/PE、PE/NY/PE、PP/NY/PE、PET/NY/PE、PE/SiOX/PE、PP/SiOX/PE、PET/SiOX/PE、PE/Al2O3/PE等が挙げられる。形成の容易さと低破損性の両立の観点から、中間層に合成樹脂層を用いることがより好ましい。また、第2内容器のシート材は、最外層を省略した2層構造であってもよく、更に任意に合成樹脂層又は非金属ガスバリア層を設けた4層以上の構造であってもよい。また、外容器を透光性とした場合、第2内容器を透光性にすることが好ましい。
〔内圧〕
外容器と各内容器との間の空間には、30℃における内圧が0.2MPa以上0.8MPa以下となるように噴射剤が充填される。この内圧は、第1剤と第2剤の吐出量を最初から最後まで等量に維持する観点、第1剤及び第2剤の各内容器中の残量を低減する観点から、好ましくは0.3MPa以上、より好ましくは0.4MPa以上、更に好ましくは0.5MPa以上であり、また、第1剤と第2剤の吐出量比を最初から最後まで維持する観点、高温下での外容器の破裂リスクを抑える観点から、好ましくは0.75MPa以下、より好ましくは0.7MPa以下である。
なお、30℃における内圧は、例えば、ブルドン管圧力計、ストレインゲージ式圧力計、フラッシュダイヤフラム型圧力計等(具体的には、実施例に記載した器機)を用いて測定することができる。
充填される噴射剤としては、窒素、圧縮空気、炭酸ガス、亜酸化窒素などの圧縮ガス、液化石油ガス、ハイドロフルオロオレフィンなどの液化ガスなどが挙げられる。
〔粘度〕
第1内容器内の第1剤の30℃における粘度V(f)、及び第2内容器内の第2剤の30℃における粘度V(s)の各々は、第1剤及び第2剤の各内容器中の残量を低減する観点、初期吐出量に優れる観点、第1剤と第2剤の吐出量を最初から最後まで等量に維持する観点、頭髪に塗布した際に剤が垂れるのを防止する観点から、好ましくは8,000mPa・s以上、より好ましくは10,000mPa・s以上、更に好ましくは12,000mPa・s以上、更に好ましくは15,000mPa・s以上であり、また、第1剤及び第2剤の各内容器中の残量を低減する観点、初期吐出量に優れる観点、第1剤と第2剤の吐出量を最初から最後まで等量に維持する観点、頭髪に塗布した際に剤を延ばしやすくする観点から、好ましくは160,000mPa・s以下、より好ましくは120,000mPa・s以下、更に好ましくは100,000mPa・s以下、更に好ましくは80,000mPa・s以下、更に50,000mPa・s以下、更に好ましくは45,000mPa・s以下、更に好ましくは40,000mPa・s以下、更に好ましくは35,000mPa・s以下である。
また、V(f)とV(s)の比V(f)/V(s)は、0.5以上1.5以下であり、第1剤と第2剤の吐出量を最初から最後まで等量に維持する観点、第1剤及び第2剤の各内容器中の残量を低減する観点、初期吐出量に優れる観点から、好ましくは0.55以上、より好ましくは0.6以上、更に好ましくは0.7以上、更に好ましくは0.8以上であり、また好ましくは1.4以下、より好ましくは1.3以下、更に好ましくは1.10以下、更に好ましくは1.07以下、更に好ましくは1.05以下、更に好ましくは1.04以下、更に好ましくは1.02以下である。
第1剤及び第2剤の30℃における粘度は、B型粘度計を用いて測定することができ、また、第1内容器内の第1剤及び第2内容器内の第2剤の30℃における粘度は、外容器から各内容器を取り出し、その各内容器から第1剤及び第2剤を取り出した後、B型粘度計を用いて測定することができる。なお、具体的には実施例に記載した方法により測定することができる。
〔質量比〕
第2内容器内の第2剤の質量M(s)と第1内容器内の第1剤の質量M(f)の比M(s)/M(f)は、第1剤と第2剤の吐出量比を最初から最後まで維持する観点から、0.80以上であって、好ましくは0.85以上、より好ましくは0.90以上であり、また、1.2未満であって、好ましくは1.15以下、より好ましくは1.10以下である。
〔アルカリ剤〕
第1剤中にはアルカリ剤を含有する。アルカリ剤としては、アンモニア及びその塩(例えば炭酸水素アンモニウム);モノエタノールアミン、イソプロパノールアミン、2-アミノ-2-メチルプロパノール、2-アミノブタノール等のアルカノールアミン及びその塩;1,3-プロパンジアミン等のアルカンジアミン及びその塩;炭酸グアニジン、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸水素ナトリウム、炭酸水素カリウム等の炭酸塩等が挙げられる。これらのアルカリ剤は、2種以上を併用してもよい。第1剤中におけるアルカリ剤の含有量は、十分毛髪を膨潤させて染毛効果を得る観点から、好ましくは0.1質量%以上、より好ましくは0.2質量%以上、更に好ましくは0.4質量%以上であり、また、毛髪損傷や頭皮刺激の低減の観点から、好ましくは14質量%以下、より好ましくは12質量%以下、更に好ましくは8質量%以下である。第1剤と第2剤の混合物中におけるアルカリ剤の含有量は、十分な染毛効果の点から、好ましくは0.05質量%以上、より好ましくは0.1質量%以上、更に好ましくは0.2質量%以上、更に好ましくは0.5質量%以上、更に好ましくは1質量%以上であり、また、毛髪損傷や頭皮刺激の低減の点から、好ましくは7質量%以下、より好ましくは6質量%以下、更に好ましくは5質量%以下、更に好ましくは4質量%以下である。
〔過酸化水素〕
第2剤中には過酸化水素を含有する。第2剤中における過酸化水素の含有量は、毛髪メラニンを分解するとともに酸化染料のカップリング反応を確保して十分な染毛効果を得る観点から、好ましくは1質量%以上、より好ましくは3質量%以上であり、また、毛髪損傷や頭皮刺激の低減の観点から、好ましくは9質量%以下、より好ましくは6質量%以下である。第1剤と第2剤の混合物中における過酸化水素の含有量は、好ましくは1質量%以上、より好ましくは2質量%以上であり、また、好ましくは6質量%以下、より好ましくは5質量%以下である。
〔界面活性剤〕
第1剤、第2剤のいずれか一方又は両方には、界面活性剤を含有し得る。界面活性剤としては、カチオン界面活性剤、非イオン界面活性剤、両性界面活性剤、及びアニオン界面活性剤が挙げられる。これらの中でも、処方配合の安定性の観点から、アニオン界面活性剤、非イオン界面活性剤が好ましい。
アニオン界面活性剤としては、アルキルベンゼンスルホン酸塩、アルキルエーテル硫酸塩、アルケニルエーテル硫酸塩、アルキル硫酸塩、アルケニル硫酸塩、オレフィンスルホン酸塩、アルカンスルホン酸塩、飽和又は不飽和脂肪酸塩、アルキルエーテルカルボン酸塩、アルケニルエーテルカルボン酸塩、α-スルホ脂肪酸塩、N-アシルアミノ酸塩、リン酸モノ又はジエステル、スルホコハク酸エステル等が挙げられる。アルキルエーテル硫酸塩としては、ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸塩が挙げられる。これらアニオン界面活性剤のアニオン性基の対イオンとしては、ナトリウムイオン、カリウムイオン等のアルカリ金属イオン;カルシウムイオン、マグネシウムイオン等のアルカリ土類金属イオン;アンモニウムイオン;炭素数2又は3のアルカノール基を1〜3個有するアルカノールアミン塩(例えばモノエタノールアミン塩、ジエタノールアミン塩、トリエタノールアミン塩、トリイソプロパノールアミン塩等)が挙げられる。
カチオン界面活性剤としては、染毛後の毛髪に対して優れた感触を付与させる観点から、塩化モノアルキルトリメチルアンモニウム、塩化ジアルキルジメチルアンモニウム、臭化モノアルキルトリメチルアンモニウムが好ましく、なかでも塩化ステアリルトリメチルアンモニウム(ステアルトリモニウムクロリド)、塩化セチルトリメチルアンモニウム(セトリモニウムクロリド)、塩化ラウリルトリメチルアンモニウム(ラウリルトリモニウムクロリド)がより好ましく、2種以上を混合することも好ましい。
非イオン界面活性剤としては、ポリオキシアルキレンアルキルエーテル、ポリオキシアルキレンアルケニルエーテル、高級脂肪酸ショ糖エステル、ポリグリセリン脂肪酸エステル、高級脂肪酸モノ又はジエタノールアミド、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビット脂肪酸エステル、アルキルサッカライド、アルキルアミンオキサイド、アルキルアミドアミンオキサイド等が挙げられる。これらのうち、ポリオキシアルキレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、アルキルサッカライドが好ましく、ポリオキシエチレンアルキル(12〜14)エーテル、アルキルポリグルコシドがより好ましい。
両性界面活性剤としては、イミダゾリン、カルボベタイン、アミドベタイン、スルホベタイン、ヒドロキシスルホベタイン、アミドスルホベタイン等が挙げられ、アルキルジメチルアミノ酢酸ベタイン、脂肪酸アミドプロピルベタイン等のベタイン界面活性剤がより好ましく、脂肪酸アミドプロピルベタインが更に好ましい。
これら界面活性剤は、いずれかを単独で又は2種以上を組み合わせて使用することができる。第1剤と第2剤の混合物中における界面活性剤の含有量は、良好な感触、乳化性能の観点から、好ましくは0.1質量%以上、より好ましくは0.2質量%以上、更に好ましくは0.5質量%以上であり、また、十分な染毛効果を得る観点から、好ましくは30質量%以下、より好ましくは25質量%以下、更に好ましくは20質量%以下、更に好ましくは10質量%以下、更に好ましくは5質量%以下である。
〔高級アルコール〕
第1剤、第2剤のいずれか一方又は両方には、高級アルコールを含有し得る。高級アルコールとしては、下記一般式(1)で表されるものを用いることができる。
R-OH (1)
〔式中、Rは炭素数12以上24以下の直鎖又は分岐鎖の炭化水素基を示す。〕
高級アルコールとしては、ラウリルアルコール、ミリスチルアルコール、セチルアルコール、ステアリルアルコール、イソステアリルアルコール、アラキルアルコール、ベヘニルアルコール、カルナービルアルコール、オレイルアルコール等が挙げられる。高級アルコールは、単独で又は2種以上を組み合わせて使用することができる。
高級アルコールは、経時による粘度変化を抑える観点から、上記一般式(1)中のRが、(1a)炭素数12以上18以下の直鎖アルキル基であるものと、(1b)炭素数20以上24以下の直鎖アルキル基であるものとの組合せであることが好ましく、(1a)炭素数14以上18以下の直鎖アルキル基であるものと、(1b)炭素数20以上22以下の直鎖アルキル基であるものとの組合せであることがより好ましい。成分(1a)と成分(1b)との質量比〔(1a):(1b)〕は、経時による粘度変化を抑える観点から、好ましくは0.5:9.5〜9.5:0.5、より好ましくは1:9〜9:1、更に好ましくは1.5:8.5〜8.5:1.5、更に好ましくは1:4〜4:1である。
第1剤と第2剤の混合物中における高級アルコールの含有量は、製造直後の粘度を染毛剤として適切な範囲とする観点、経時による粘度変化を抑える観点から、好ましくは3質量%以上、より好ましくは4質量%以上、更に好ましくは5質量%以上、また、経時による粘度変化を抑える観点から、好ましくは12質量%以下、より好ましくは11質量%以下、更に好ましくは10質量%以下、更に好ましくは9質量%以下である。
〔炭化水素〕
第1剤、第2剤のいずれか一方又は両方には、炭化水素を含有し得る。炭化水素は、単独で又は2種以上を組み合わせて使用することができる。本発明の炭化水素としては、流動パラフィン、流動イソパラフィン、軽質イソパラフィン、軽質流動イソパラフィン、重質流動イソパラフィン、スクワラン等が挙げられる。これらの中でも、経時での粘度変化を抑制する観点から、流動パラフィンが好ましい。
第1剤と第2剤の混合物中における炭化水素の含有量は、染毛又は毛髪脱色後の明るさを向上させる観点から、好ましくは1質量%以上、より好ましくは2質量%以上、更に好ましくは3質量%以上、また、好ましくは20質量%以下、より好ましくは15質量%以下、更に好ましくは10質量%以下、更に好ましくは8質量%以下である。
〔エステル油〕
第1剤、第2剤のいずれか一方又は両方には、エステル油を含有し得る。エステル油は、単独で又は2種以上を組み合わせて使用することができる。本発明のエステル油としては、ミリスチン酸オクチルドデシル、ミリスチン酸イソプロピル、イソステアリン酸イソプロピル、イソノナン酸イソノニル、イソノナン酸イソトリデシル、ステアリン酸ブチル、オレイン酸オレイル、リシノレイン酸オクチルドデシル、ジカプリン酸ネオペンチルグリコール、リンゴ酸ジイソステアリル、ヒドロキシステアリン酸オクチル、マカデミアナッツ油、オリーブ油、ヒマシ油、ホホバ油、アボガド油、ヒマワリ油、ジイソステアリン酸ポリグリセリル、トリイソステアリン酸ポリグリセリル、ジイソステアリン酸グリセリル、トリイソステアリン酸グリセリル、トリ(カプリル・カプリン酸)グリセリル、トリ2-エチルヘキサン酸グリセリル、テトラオクタン酸ペンタエリスリチル等が挙げられる。これらの中でも、乳化安定性の高さの観点から、飽和脂肪酸の分岐アルコールエステルである、ミリスチン酸イソプロピル、イソステアリン酸イソプロピル、リンゴ酸ジイソステアリル、イソノナン酸イソノニル、イソノナン酸イソトリデシル、パルミチン酸2-エチルヘキシル、ミリスチン酸オクチルドデシル、オレイン酸オクチルドデシル、エルカ酸オクチルドデシル等が好ましい。
第1剤と第2剤の混合物中におけるエステル油の含有量は、染毛又は毛髪脱色後の明るさを向上させる観点から、好ましくは0.01質量%以上、より好ましくは0.03質量%以上であり、また、混合物の毛髪上での十分な延展性の観点から、好ましくは5質量%以下、より好ましくは3質量%以下、更に好ましくは2質量%以下である。
〔有機溶剤〕
第1剤、第2剤のいずれか一方又は両方には、有機溶剤を含有し得る。有機溶剤としては、エタノール、1-プロパノール、2-プロパノール等の低級アルカノール;ベンジルアルコール、2-ベンジルオキシエタノール、フェノキシエタノール等の芳香族アルコール;プロピレングリコール、1,3-ブタンジオール、ジエチレングリコール、グリセリン等のポリオール;エトキシエタノール、エトキシジグリコール、メトキシエタノール等のエーテルアルコール;N-メチルピロリドン、N-エチルピロリドン等のN-アルキルピロリドン;炭酸プロピレン等の炭酸アルキレン;γ-バレロラクトン、γ-カプロラクトン等のラクトンが挙げられる。
これら有機溶剤は、単独で又は2種類以上を組み合わせて使用することができ、またその第1剤と第2剤の混合物中における含有量は、酸化染料が第1剤と第2剤の混合物中から析出するのを防ぐ観点から、好ましくは0.1質量%以上、より好ましくは0.5質量%以上、更に好ましくは1質量%以上であり、また、混合物が水系層と油系層に分離するのを防ぐ観点から、好ましくは35質量%以下、より好ましくは30質量%以下、更に好ましくは25質量%以下、更に好ましくは20質量%以下、更に好ましくは15質量%以下、更に好ましくは10質量%以下である。
〔染料〕
本発明のエアゾール型染毛用又は毛髪脱色用化粧品が、染毛用化粧品である場合、第1剤中に酸化染料中間体又は直接染料を含有する。
(酸化染料中間体)
酸化染料中間体としては、通常染毛剤に使用されている公知のプレカーサー及びカプラーを用いることができる。プレカーサーとしては、例えばパラフェニレンジアミン、トルエン-2,5-ジアミン、オルトクロルパラフェニレンジアミン、N-フェニルパラフェニレンジアミン、N,N-ビス(ヒドロキシエチル)パラフェニレンジアミン、3-メチル-4-アミノフェノール、2-ヒドロキシエチルパラフェニレンジアミン、パラアミノフェノール、パラメチルアミノフェノール、4-アミノ-メタクレゾール、オルトアミノフェノール、及びこれらの塩等が挙げられる。
また、カプラーとしては、例えばレゾルシン、2-メチルレゾルシン、1-ナフトール、1,5-ジヒドロキシナフタレン、5-アミノオルトクレゾール、メタフェニレンジアミン、オルトアミノフェノール、メタアミノフェノール、パラアミノフェノール、2,4-ジアミノフェノキシエタノール、2,6-ジアミノピリジン、2-メチル-5-ヒドロキシエチルアミノフェノール、2-アミノ-3-ヒドロキシピリジン、及びこれらの塩等が挙げられる。
プレカーサーとカプラーは、それぞれ単独で又は2種以上を組み合わせて使用することができ、第1剤中におけるプレカーサーとカプラーそれぞれの含有量は、好ましくは0.01質量%以上、より好ましくは0.1質量%以上であり、また、好ましくは5質量%以下、より好ましくは4質量%以下である。
(直接染料)
直接染料としては、酸性染料、ニトロ染料、分散染料、塩基性染料等が挙げられる。より具体的には、酸性染料としては、青色1号、紫色401号、黒色401号、だいだい色205号、赤色227号、赤色106号、黄色202号の(1)、黄色202号の(2)、黄色203号、酸性橙3等が挙げられ、ニトロ染料としては、2-ニトロ-p-フェニレンジアミン、2-アミノ-6-クロロ-4-ニトロフェノール、3-ニトロ-p-ヒドロキシエチルアミノフェノール、4-ニトロ-o-フェニレンジアミン、4-アミノ-3-ニトロフェノール、4-ヒドロキシプロピルアミノ-3-ニトロフェノール、HC青2、HC橙1、HC赤1、HC黄2、HC黄4、HC黄5、HC赤3、N,N-ビス(2-ヒドロキシエチル)-2-ニトロ-p-フェニレンジアミン等が挙げられ、分散染料としては、分散紫1、分散青1、分散黒9等が挙げられ、塩基性染料としては、塩基性青99、塩基性茶16、塩基性茶17、塩基性赤76、塩基性黄76、塩基性橙31、塩基性赤51等が挙げられる。
直接染料は、単独で又は2種以上を組み合わせて使用することができ、酸化染料中間体と併用してもよい。第1剤中における直接染料の含有量は、好ましくは0.001質量%以上、より好ましくは0.01質量%以上であり、また、好ましくは5質量%以下、より好ましくは3質量%以下である。
〔その他任意成分〕
本発明のエアゾール型染毛用又は毛髪脱色用化粧品の第1剤又は第2剤には、上記成分のほかに通常化粧品原料として用いられる他の成分を加えることができる。このような任意成分としては、油剤、シリコーン類、不揮発性親水性溶剤、動植物油脂、天然又は合成の高分子、エーテル類、蛋白誘導体、加水分解蛋白、アミノ酸類、防腐剤、キレート剤、安定化剤、酸化防止剤、植物性抽出物、生薬抽出物、ビタミン類、香料、紫外線吸収剤等が挙げられる。
〔pH〕
第1剤のpH(25℃)は好ましくは8以上12以下である。第2剤のpH(25℃)は、過酸化水素の安定性の観点から、好ましくは2以上5以下である。更に、第1剤と第2剤の混合物の使用時のpH(25℃)は、毛髪を膨潤させて十分な染毛効果を得る観点から、好ましくは8.0以上、より好ましくは8.5以上、更に好ましくは9.0以上であり、また、頭皮刺激を防ぐ観点から、好ましくは11.5以下、より好ましくは11.0以下、更に好ましくは10.5以下である。なお、本発明におけるpHは、堀場製作所社製pHメーターF-22を用いて室温(25℃)で測定した値である。
〔染毛用具〕
本発明のエアゾール型染毛用又は毛髪脱色用化粧品は、染毛用具を用いて毛髪に塗布することができる。染毛用具としては、特開平10-71020号公報に記載されるような櫛部及び刷毛部を備えた染毛用具や、特開2006-326081号公報に記載されるような櫛部及び剤を保持するための凹みを有する刷毛部を備えた染毛用具を用いることができる。
〔剤形〕
第1剤及び第2剤の剤形は、クリーム状、ゲル状、ペースト状などとすることができる。
〔頭髪染毛又は毛髪脱色方法〕
本発明のエアゾール型染毛用又は毛髪脱色用化粧品は、予め準備した混合用トレイに第1剤及び第2剤を吐出し、特開平10-71020号公報に記載されるような染毛用具の刷毛部で第1剤と第2剤を混合した後、得られた混合物を頭髪に塗布することにより頭髪を染色又は脱色し得る。
また、本発明のエアゾール型染毛用又は毛髪脱色用化粧品は、特開2006-326081号公報に記載されるような染毛用具の刷毛部の凹み部に第1剤及び第2剤を吐出し、その刷毛部を頭髪に直接適用することで、第1剤と第2剤とを頭髪上で混合させながら頭髪全体に塗り広げて頭髪を染色又は脱色し得る。
以上述べた実施形態に関し、以下に本発明の好ましい態様を更に開示する。
<1> アルカリ剤を含有する第1剤が充填された第1内容器、及び過酸化水素を含有する第2剤が充填された第2内容器の両方を収納する外容器を備えたエアゾール型染毛用又は毛髪脱色用化粧品であって、
該外容器と各内容器との間の空間に、30℃における内圧が0.2MPa以上0.8MPa以下となるように噴射剤が充填されており、
該第1内容器及び第2内容器の各々が、最内層にポリオレフィン樹脂層を有する多層構造のシート材を貼り合わせて形成されており、該第1内容器のシート材の曲げ剛性E(f)及び該第2内容器のシート材の曲げ剛性E(s)の各々が0.15gf・cm2/cm以上3.0gf・cm2/cm以下、E(f)とE(s)の比率E(f)/E(s)が0.3以上5以下であり、
該第1剤の30℃における粘度V(f)と該第2剤の30℃における粘度V(s)の比V(f)/V(s)が0.5以上1.5以下であり、
第2内容器内の第2剤の質量M(s)と第1内容器内の第1剤の質量M(f)の比M(s)/M(f)が0.8以上1.2未満である、
エアゾール型染毛用又は毛髪脱色用化粧品。
<2> 好ましくは、第1内容器及び第2内容器の最内層のポリオレフィン樹脂が、ポリエチレン樹脂又はポリプロピレン樹脂である<1>に記載のエアゾール型染毛用又は毛髪脱色用化粧品。
<3> E(f)及びE(s)が、好ましくは0.2gf・cm2/cm以上、より好ましくは0.3gf・cm2/cm以上、更に好ましくは0.4gf・cm2/cm以上、更に好ましくは0.5gf・cm2/cm以上、更に好ましくは0.6gf・cm2/cm以上であり、また、好ましくは2.8gf・cm2/cm以下、より好ましくは2.5gf・cm2/cm以下、更に好ましくは2.4gf・cm2/cm以下、更に好ましくは2.2gf・cm2/cm以下、更に好ましくは2.0gf・cm2/cm以下である<1>又は<2>に記載のエアゾール型染毛用又は毛髪脱色用化粧品。
<4> E(f)/E(s)が、好ましくは0.4以上、より好ましくは0.5以上、更に好ましくは1.0以上、更に好ましくは1.3以上であり、また、好ましくは4.5以下、より好ましくは4以下、更に好ましくは3.33以下、更に好ましくは3以下である<1>〜<3>のいずれか1項に記載のエアゾール型染毛用又は毛髪脱色用化粧品。
<5> 好ましくは、第1内容器を構成する多層構造のシート材が、最外層及び中間層を有し、最外層がポリアミド又はポリエステルであり、中間層が金属箔である<1>〜<4>のいずれか1項に記載のエアゾール型染毛用又は毛髪脱色用化粧品。
<6> 好ましくは、第2内容器を構成する多層構造のシート材が、最外層及び中間層を有し、最外層がポリアミド又はポリエステルであり、中間層がガスバリア性及び耐薬品性を有する合成樹脂層又はシリカ蒸着層である<1>〜<5>のいずれか1項に記載のエアゾール型染毛用又は毛髪脱色用化粧品。
<7> 30℃における内圧が、好ましくは0.3MPa以上、より好ましくは0.4MPa以上、更に好ましくは0.5MPa以上であり、また、好ましくは0.75MPa以下、より好ましくは0.7MPa以下である<1>〜<6>のいずれか1項に記載のエアゾール型染毛用又は毛髪脱色用化粧品。
<8> V(f)及びV(s)の各々が、好ましくは8,000mPa・s以上、より好ましくは10,000mPa・s以上、更に好ましくは12,000mPa・s以上、更に好ましくは15,000mPa・s以上であり、また、好ましくは160,000mPa・s以下、より好ましくは120,000mPa・s以下、更に好ましくは100,000mPa・s以下、更に好ましくは80,000mPa・s以下、更に50,000mPa・s以下、更に好ましくは45,000mPa・s以下、更に好ましくは40,000mPa・s以下、更に好ましくは35,000mPa・s以下である<1>〜<7>のいずれか1項に記載のエアゾール型染毛用又は毛髪脱色用化粧品。
<9> V(f)/V(s)が、好ましくは0.55以上、より好ましくは0.6以上、更に好ましくは0.7以上、更に好ましくは0.8以上であり、また好ましくは1.4以下、より好ましくは1.3以下、更に好ましくは1.10以下、更に好ましくは1.07以下、更に好ましくは1.05以下、更に好ましくは1.04以下、更に好ましくは1.02以下である<1>〜<8>のいずれか1項に記載のエアゾール型染毛用又は毛髪脱色用化粧品。
<10> 第2内容器内の第2剤の質量M(s)と第1内容器内の第1剤の質量M(f)の比M(s)/M(f)が、好ましくは0.85以上、より好ましくは0.90以上であり、また、好ましくは1.15以下、より好ましくは1.10以下である、<1>〜<9>のいずれか1項に記載のエアゾール型染毛用又は毛髪脱色用化粧品。
<11> 好ましくは、更に、第1剤、第2剤のいずれか一方又は両方に界面活性剤を含有する、<1>〜<10>のいずれか1項に記載のエアゾール型染毛用又は毛髪脱色用化粧品。
<12> 第1剤と第2剤の混合物中における界面活性剤の含有量が、好ましくは0.1質量%以上、より好ましくは0.2質量%以上、更に好ましくは0.5質量%以上であり、また好ましくは30質量%以下、より好ましくは25質量%以下、更に好ましくは20質量%以下、更に好ましくは10質量%以下、更に好ましくは5質量%以下である<11>に記載のエアゾール型染毛用又は毛髪脱色用化粧品。
<13> 好ましくは、更に、第1剤、第2剤のいずれか一方又は両方に高級アルコールを含有する、<1>〜<12>のいずれか1項に記載のエアゾール型染毛用又は毛髪脱色用化粧品。
<14> 好ましくは、高級アルコールが、下記一般式(1)で表されるものである<13>に記載のエアゾール型染毛用又は毛髪脱色用化粧品。
R-OH (1)
〔式中、Rは炭素数12以上24以下の直鎖又は分岐鎖の炭化水素基を示す。〕
<15> 高級アルコールが、好ましくは(1a)Rが炭素数12以上18以下の直鎖アルキル基である高級アルコールと(1b)Rが炭素数20以上24以下の直鎖アルキル基である高級アルコールとの組合せ、より好ましくは(1a)Rが炭素数14以上18以下の直鎖アルキル基である高級アルコールと(1b)Rが炭素数20以上22以下の直鎖アルキル基である高級アルコールとの組合せである<14>に記載のエアゾール型染毛用又は毛髪脱色用化粧品。
<16> 成分(1a)と成分(1b)との質量比〔(1a):(1b)〕が、好ましくは0.5:9.5〜9.5:0.5、より好ましくは1:9〜9:1、更に好ましくは1.5:8.5〜8.5:1.5、更に好ましくは1:4〜4:1である<15>に記載のエアゾール型染毛用又は毛髪脱色用化粧品。
<17> 第1剤と第2剤の混合物中における高級アルコールの含有量が、好ましくは3質量%以上、より好ましくは4質量%以上、更に好ましくは5質量%以上、また、好ましくは12質量%以下、より好ましくは11質量%以下、更に好ましくは10質量%以下、更に好ましくは9質量%以下である<13>〜<16>のいずれか1項に記載のエアゾール型染毛用又は毛髪脱色用化粧品。
<18> 好ましくは、第1剤、第2剤のいずれか一方又は両方に炭化水素を含有する<1>〜<17>のいずれか1項に記載のエアゾール型染毛用又は毛髪脱色用化粧品。
<19> 第1剤と第2剤の混合物中における炭化水素の含有量が、好ましくは1質量%以上、より好ましくは2質量%以上、更に好ましくは3質量%以上、また、好ましくは20質量%以下、より好ましくは15質量%以下、更に好ましくは10質量%以下、更に好ましくは8質量%以下である<18>に記載のエアゾール型染毛用又は毛髪脱色用化粧品。
<20> 好ましくは、第1剤、第2剤のいずれか一方又は両方にエステル油を含有する<1>〜<19>のいずれか1項に記載のエアゾール型染毛用又は毛髪脱色用化粧品。
<21> 第1剤と第2剤の混合物中におけるエステル油の含有量が、好ましくは0.01質量%以上、より好ましくは0.03質量%以上であり、また、好ましくは5質量%以下、より好ましくは3質量%以下、更に好ましくは2質量%以下である<20>に記載のエアゾール型染毛用又は毛髪脱色用化粧品。
<22> 第1剤中におけるアルカリ剤の含有量が、好ましくは0.1質量%以上、より好ましくは0.2質量%以上、更に好ましくは0.4質量%以上であり、また、好ましくは14質量%以下、より好ましくは12質量%以下、更に好ましくは8質量%以下である<1>〜<21>のいずれか1項に記載のエアゾール型染毛用又は毛髪脱色用化粧品。
<23> 第2剤中における過酸化水素の含有量が、好ましくは1質量%以上、より好ましくは3質量%以上であり、また、好ましくは9質量%以下、より好ましくは6質量%以下である<1>〜<22>のいずれか1項に記載のエアゾール型染毛用又は毛髪脱色用化粧品。
次に本発明の実施例及び比較例を説明する。本発明の技術的範囲は、以下の実施例及び比較例によって限定されるものではない。
実施例1〜45、比較例1〜14
末尾の表6に組成を示す処方1-1〜1-11の第1剤と、表7に組成を示す処方2-1〜2-12の第2剤を常法に従って調製した。これらの第1剤と第2剤はいずれも乳化されたクリーム状製剤である。各表において、各成分の含有量を示す数値は、第1剤又は第2剤における質量%単位の数値である。
これらの第1剤及び第2剤を表1〜5に示す組合せで、分離充填・同一加圧吐出型の二重構造容器の第1内容器及び第2内容器に充填し、以下の測定及び評価を行った。
〔第1内容器及び第2内容器のシート材〕
第1内容器は、最外層/中間層/最内層の順番にPET/Al箔/PEのものをシート材として用いた。また、第2内容器は、最外層/中間層/最内層の順番にPET/NY/PEのものをシート材として用いた。なお、充填される噴射剤としては、窒素を使用した。
〔粘度測定〕
第1内容器内に収容した第1剤及び第2内容器内に収容した第2剤の30℃における粘度は、ヘリカルスタンド付きB形粘度計(東機産業社製,モデルTVB-10R、T-BAR STAGE TS-10)を用いた。具体的には、外容器をカッターで切断し、次いで第1内容器及び第2内容器をハサミで切り、第1剤及び第2剤を取り出した。得られた第1剤及び第2剤の各々を1日間放置した後、50,000mPa・s未満にあってはスピンドルNo.M4を用いて30℃において12rpmで1分間回転させた後の値、50,000mPa・s以上にあってはスピンドルNo.T-Cを用いて30℃において10rpmで1分間回転させた後の値とした。スピンドルNo.M4、T-Cの順番に測定を行い、表示が振り切れることなく測定できた時点で測定を完了し、それ以降の測定は行わない。
また、各表において、「V(f)/V(s)」とは、前記の測定法により測定された第1剤のV(f)と第2剤の粘度V(s)の比率「V(f)/V(s)」の値を示したものである。
〔初期吐出量〕
表6〜7に記載のクリーム状の第1剤及び第2剤を、分離充填・同一加圧吐出型の二重構造容器に、それぞれ40g充填した。その後、30℃の恒温槽に30分間浸漬し、第1剤と第2剤を同時吐出する操作を5秒間行い、各剤の吐出量を測定した。
〔等量吐出性〕
表6〜7に記載のクリーム状の第1剤及び第2剤を分離充填・同一加圧吐出型の二重構造容器にそれぞれ40gを充填した。その後、30℃の恒温槽に30分間浸漬し、第1剤と第2剤を同時吐出する操作を繰り返し行い、第2剤が充填された40gの25質量%が吐出されるごとに、第1剤の吐出量を測定し、充填した全量が吐出された時点で同時吐出操作を停止した。そして、測定された第1剤の質量基準の吐出量と、測定された第2剤の質量基準の吐出量に対する第1剤の吐出量の質量基準の比を各表の「等量吐出性」の欄に示す。
〔残量評価試験〕
表6〜7に記載のクリーム状の第1剤及び第2剤を分離充填・同一加圧吐出型の二重構造容器にそれぞれ40g(吐出前の質量)を充填した。容器中に収容された第1剤又は第2剤が吐出できなくなるまで吐出し(全量吐出)、全量吐出後の内容器内に残っている第1剤及び第2剤の質量(全量吐出後の質量)を測定した。具体的には、外容器をカッターで切断し、次いで第1内容器及び第2内容器をハサミで切り、各内容器内に残存している第1剤及び第2剤を取り出し、質量を測定した。第1剤及び第2剤について、下記式により内容器内の残量割合を計算した。
残量割合(%)=(全量吐出後の質量)/(吐出前の質量)×100
〔内圧測定〕
30℃における内圧は、計装用コンディショナとしてWGA-710c(共和電業社製)、小型圧力変換器としてPGM-10KEZ1(共和電業社製)を用いて測定した。分離充填・同一加圧吐出型の二重構造容器の外容器のステム部位に小型圧力変換機の圧力導入部を所定時間押し付け、一定となった値を内圧とした。
〔曲げ剛性測定〕
シート材の曲げ剛性は、20℃条件下、多目的純曲げ試験機 KES-FB2-S(カトーテック社製)を用いて測定した。具体的には、内容器に使用される多層構造のシート材を、縦2cm×横4cmの形状に切断した。その切断したシート材を試験機の固定チャックと移動チャックとの間に挟んだ。次いで、試験機の最大曲率を2.5cm-1に設定し、サイクル数を2回にして測定を行った。曲率:0.5cm-1及び1.5cm-1の際の各々の値から曲げモーメント−曲率曲線の勾配を求め、その値を曲げ剛性とした。
Figure 2021121643
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Claims (9)

  1. アルカリ剤を含有する第1剤が充填された第1内容器、及び過酸化水素を含有する第2剤が充填された第2内容器の両方を収納する外容器を備えたエアゾール型染毛用又は毛髪脱色用化粧品であって、
    該外容器と各内容器との間の空間に、30℃における内圧が0.2MPa以上0.8MPa以下となるように噴射剤が充填されており、
    該第1内容器及び第2内容器の各々が、最内層にポリオレフィン樹脂層を有する多層構造のシート材を貼り合わせて形成されており、該第1内容器のシート材の曲げ剛性E(f)及び該第2内容器のシート材の曲げ剛性E(s)の各々が0.15gf・cm2/cm以上3.0gf・cm2/cm以下、E(f)とE(s)の比率E(f)/E(s)が0.3以上5以下であり、
    該第1剤の30℃における粘度V(f)と該第2剤の30℃における粘度V(s)の比V(f)/V(s)が0.5以上1.5以下であり、
    第2内容器内の第2剤の質量M(s)と第1内容器内の第1剤の質量M(f)の比M(s)/M(f)が0.8以上1.2未満である、
    エアゾール型染毛用又は毛髪脱色用化粧品。
  2. 第1内容器及び第2内容器の最内層のポリオレフィン樹脂が、ポリエチレン樹脂である請求項1に記載のエアゾール型染毛用又は毛髪脱色用化粧品。
  3. 前記V(f)及び前記粘度V(s)の各々が、8,000mPa・s以上160,000mPa・s以下である請求項1又は2に記載のエアゾール型染毛用又は毛髪脱色用化粧品。
  4. 更に、第1剤及び/又は第2剤に界面活性剤を含有する、請求項1〜3のいずれか1項に記載のエアゾール型染毛用又は毛髪脱色用化粧品。
  5. 第1剤と第2剤の混合物中における界面活性剤の含有量が、0.1質量%以上30質量%以下である請求項4に記載のエアゾール型染毛用又は毛髪脱色用化粧品。
  6. 更に、第1剤及び/又は第2剤に高級アルコールを含有する、請求項1〜5のいずれか1項に記載のエアゾール型染毛用又は毛髪脱色用化粧品。
  7. 高級アルコールが、下記一般式(1)で表されるものである請求項6に記載のエアゾール型染毛用又は毛髪脱色用化粧品。
    R-OH (1)
    〔式中、Rは炭素数12以上24以下の直鎖又は分岐鎖の炭化水素基を示す。〕
  8. 第1剤と第2剤の混合物中における高級アルコールの含有量が、3質量%以上12質量%以下である請求項6又は7に記載のエアゾール型染毛用又は毛髪脱色用化粧品。
  9. E(f)及びE(s)が、0.6gf・cm2/cm以上2.0gf・cm2/cm以下である請求項1〜8のいずれか1項に記載のエアゾール型染毛用又は毛髪脱色用化粧品。
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