JP2015000379A - 粉体排出システム - Google Patents

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Abstract

【課題】排ガス処理装置内の循環水タンク内に堆積するシリカ等の粉体生成物を解砕して浮遊させ、粉体を排水とともに排出することができる粉体排出システムを提供する。
【解決手段】燃焼式またはヒータ式排ガス処理装置において排ガスの処理中に生成される粉体を収集する循環水タンク20に設置される粉体排出システムであって、循環水タンク20内にエダクター3を配置し、エダクター3に循環水タンク20内の水をポンプにより加圧して供給し、エダクター3内のノズル3nにより水の流れを絞る際に発生する圧力低下を利用して吸込口3hよりエダクター3内に循環水タンク20内の水を吸い込み、吸い込んだ水をノズル2nから放出される水とともに循環水タンク20の底部に噴射し、循環水タンク20の底部にある粉体を解砕して浮遊させ、循環水タンク20から排水とともに粉体を排出する。
【選択図】図4

Description

本発明は、半導体製造装置から排出される排ガスを処理する燃焼式またはヒータ式等の酸化反応式の排ガス処理装置内の後段に設置されるスクラバ用の循環水タンクに用いられる粉体排出システムに関するものである。
半導体デバイス、液晶パネル、LED等を製造する半導体製造プロセスにおいては、真空に排気されたプロセスチャンバ内にプロセスガスを導入してエッチング処理やCVD処理等の各種処理を行っている。また、プロセスチャンバおよびプロセスチャンバに接続されている排気系機器は、クリーニングガスを流すことにより、定期的に洗浄している。これらプロセスガスやクリーニングガス等の排ガスは、シラン系ガス、ハロゲンガス、PFCガス等を含み、人体に悪影響を及ぼしたり、地球温暖化の原因になる等の地球環境に悪影響を及ぼすので、大気にそのまま放出することは好ましくない。
そこで、これらの排ガスを真空ポンプの下流側に設置された排ガス処理装置によって無害化処理を行った後に大気に放出している。排ガス処理装置においては、燃焼またはヒータによる加熱により酸化反応処理を行うことが多い。このような燃焼式又はヒータ式等の排ガス処理装置において、シラン(SiH)を含む排ガスを酸化反応処理すると、シリカ(SiO)が生成される。生成されたシリカは粉末状で処理室の内壁に付着して次第に堆積していく。そのため、処理室内に付着、堆積したシリカを含む粉体生成物を定期的に除去する必要があり、排ガス処理装置には粉体生成物を処理室の壁面から掻き取って除去するためのスクレーパが設置されている。処理室の下方には循環水タンクが設置されており、スクレーパにより掻き落とされた粉体生成物は、循環水タンクの底部に堆積する。
従来にあっては、循環水タンクの底部に堆積した粉体を排出するために、循環水タンクの底部にバブル供給器を設置し、加圧した空気をバブル供給器に供給し、タンク内をバブリングすることで粉体を浮遊、攪拌し、排水とともに粉体を自動で排出するようにしている。
特許第4468920号公報
しかしながら、バブル供給器は、構造上、バブルを発生させるノズル部に粉体のつまりが発生するため、バブル供給器を使用せずに循環水タンクの底部に滞留している粉体生成物を排出することができるシステムが要望されている。
また、バブル供給器は比較的細かい粒子は浮遊して排出されるが、大きな粒子は浮遊せずタンク内に蓄積されるという問題がある。
本発明は、上述の事情に鑑みなされたもので、排ガス処理装置内の後段に設置されるスクラバ用の循環水タンク内に堆積するシリカ等の粉体生成物を解砕して浮遊させ、粉体を排水とともに排出することにより、粉体の排出率を向上させることができるとともに循環水タンクのメンテナンス周期を延長させることができる粉体排出システムを提供することを目的とする。
上述の目的を達成するため、本発明の粉体排出システムは、燃焼式またはヒータ式排ガス処理装置において排ガスの処理中に生成される粉体を収集する循環水タンクに設置される粉体排出システムであって、前記循環水タンク内にエダクターを配置し、該エダクターに循環水タンク内の水をポンプにより加圧して供給し、エダクター内のノズルにより水の流れを絞る際に発生する圧力低下を利用して吸込口よりエダクター内に循環水タンク内の水を吸い込み、吸い込んだ水をノズルから放出される水とともに循環水タンクの底部に噴射し、循環水タンクの底部にある粉体を解砕して浮遊させ、循環水タンクから排水とともに粉体を排出するようにしたことを特徴とする。
本発明によれば、エダクターを粉体が堆積する循環水タンク内の適所に配置し、エダクターから循環水タンクの底部に向けて水を噴射することにより、循環水タンクの底部に凝集した粉体の解砕と粉体の浮遊を両立させ、粉体を排水とともに効率よく排出することができる。したがって、粉体の排出率を向上させることができ、また循環水タンクのメンテナンス周期を延長させることができる。
本発明の好ましい態様によれば、前記エダクターは略円筒状の本体部を備え、本体部の内径をd1(mm)とすると、ノズルの口径d3は、d3=(0.16〜0.26)d1に設定され、吸込口の直径d2は、d2=(0.8〜0.95)d1に設定されていることを特徴とする。
本発明の好ましい態様によれば、前記循環水タンクの水位を制御し、水位が前記エダクターの吸込口より下方にある状態と上方にある状態とを形成し、水位が前記エダクターの吸込口より下方にあるときに前記エダクターより前記ノズルから放出された水のみを前記循環水タンクの底部に噴射し、水位が前記エダクターの吸込口の上方にあるときに前記エダクターより前記ノズルから放出された水と前記吸込口より吸い込んだ水とを前記循環水タンクの底部に噴射するようにしたことを特徴とする。
本発明によれば、循環水タンクの水位がエダクターの吸込口より下方にある状態、すなわち水位が低い状態において、ポンプを稼働させ、エダクターに給水し、エダクターよりノズルから放出された水のみを循環水タンクの底部に噴射し、循環水タンクの底部にある塊状の粉体を解砕し、粉体の径を小さくする。そして、循環水タンクの水位がエダクターの吸込口より上方にある状態において、エダクターより前記ノズルから放出された水と前記吸込口より吸い込んだ水とを循環水タンクの底部に噴射し、循環水タンクの底部にある粉体を更に解砕し、かつ循環水タンク内の水を攪拌し、循環水タンクの底部に滞留している粉体を浮遊させ、排水口から、排水とともに粉体を自動で排出する。
本発明の好ましい態様によれば、排ガスの処理中に生成される粉体を接続管を介して前記循環水タンクに収集し、前記エダクターを前記接続管の周囲に複数個配置したことを特徴する。
本発明によれば、複数個のエダクターは、粉体を循環水タンクに導くための接続管の周囲に配置されているため、接続管の直下の位置に堆積した粉体を、エダクターからの噴射水により解砕して浮遊させることができる。
本発明の好ましい態様によれば、前記エダクターから噴射された水は、円錐状に広がって前記循環水タンクの底面に円形の噴射面で当たり、該円形の噴射面は、前記接続管の内径の円を前記循環水タンクの底面に垂直方向に投影した円内に入り込むように設定されていることを特徴とする。
排ガス処理により生成された粉体生成物は、接続管を介して循環水タンクの底面に落下するため、落下した粉体生成物は接続管の直下の接続管の内径の円内に堆積しがちである。本発明によれば、エダクターから噴射される水は円錐状に広がっていき、円形の噴射面で循環水タンクの底面に当たる。循環水タンクの底面に当たる円形の噴射面は、接続管の内径の円を循環水タンクの底面に垂直方向に投影した円内に入り込むように設定されている。そのため、接続管を介して循環水タンクの底面に落下して堆積した粉体生成物を、エダクターから噴射される噴射水の噴射打力により解砕して浮遊させることができる。
本発明の好ましい態様によれば、前記複数個のエダクターの円形の噴射面は、互いに外周で接するか又は互いに重なる部分を有していることを特徴とする。
本発明によれば、複数のエダクターの円形の噴射面が外周で互いに接するか又は互いに重なる部分を有するようになっているため、噴射面によって、接続管の直下の接続管の内径の円内のほぼ全域をカバーすることができる。
本発明の第2の態様は、請求項1乃至6のいずれか一項に記載の粉体排出システムを備えた排ガス処理装置である。
本発明は、以下に列挙する効果を奏する。
(1)エダクターを粉体が堆積する循環水タンク内の適所に配置し、循環水タンク内の水位を制御しながら、エダクターから循環水タンクの底部に向けて水を噴射することにより、循環水タンクの底部に凝集した粉体の解砕と粉体の浮遊を両立させ、粉体を排水とともに効率よく排出することができる。したがって、粉体の排出率を向上させることができ、また循環水タンクのメンテナンス周期を延長させることができる。
(2)エダクターに定期的に(又は必要に応じ)圧縮空気を供給することにより、エダクターの吸込口の詰まりを防止することができる。したがって、エダクターに関しては、メンテナンスが全く不要となる。
図1は、本発明の粉体排出システムを備えた排ガス処理装置を示す模式図である。 図2は、循環水タンクの拡大図である。 図3(a),(b)は、エダクターの詳細構造を示す図であり、図3(a)はエダクターの斜視図、図3(b)はエダクターの断面図である。 図4(a),(b)は、図3(a),(b)に示すエダクターを循環水タンク内に設置した場合の作用を示す模式図である。 図5(a),(b)は、燃焼部接続管とエダクターとの配置関係を示す模式図であり、図5(a)は立面図、図5(b)は平面図である。
以下、本発明に係る粉体排出システムの実施形態について図1乃至図5を参照して説明する。図1乃至図5において、同一または相当する構成要素には、同一の符号を付して重複した説明を省略する。
図1は、本発明の粉体排出システムを備えた排ガス処理装置1を示す模式図である。図1においては、排ガス処理装置1は燃焼式排ガス処理装置を例示している。図1に示すように、排ガス処理装置1は、排ガスを燃焼して酸化分解する燃焼式の加熱処理部10と、この加熱処理部10の後段に配置された排ガス洗浄部30とを備えている。加熱処理部10は、排ガスを燃焼する燃焼室12と、燃焼室12に旋回する火炎を形成するバーナ11とを有している。燃焼室12は燃焼部接続管13によって下方に延びている。排ガスは、バイパス弁(三方弁)15を通じて加熱処理部10に供給される。排ガス処理装置に不具合がある場合には、このバイパス弁15が操作され、排ガスが排ガス処理装置に導入されずに、図示しないバイパス管に送られるようになっている。
燃料と酸素とは予め予混合器16で混合されて混合燃料が形成され、この混合燃料がバーナ11に供給されるようになっている。また、排ガスを燃焼(酸化)させるための酸素源となる空気がバーナ11に供給される。バーナ11は混合燃料を燃やして燃焼室12に旋回炎を形成し、この旋回炎により排ガスを燃焼させる。バーナ11の内部には図示しないUVセンサが配置されており、このUVセンサにより旋回炎が正常に形成されているかどうかが監視されている。UVセンサの周囲には空気および窒素がパージガスとして供給されている。燃焼室12の上部には水W1が供給されている。この水W1は燃焼室12の内面に沿って流下し、燃焼室12の内面に水膜を形成する。この水膜により、旋回炎の熱から燃焼室12が保護される。また、バーナ11と燃焼室12との間には、バーナ11を冷却するための冷却水W2が流れる図示しない冷却水路が設けられている。
バーナ11を通って燃焼室12に導入された排ガスは、旋回炎により燃焼される。これにより、排ガスに含まれるシランやジシランなど可燃性ガスが酸化分解される。このとき、可燃性ガスの燃焼に伴い、粉体生成物としてシリカ(SiO)が生成される。このシリカは微小な粉塵として排ガス中に存在する。
このような粉体生成物の一部は、バーナ11や燃焼室12の内面に堆積する。そこで、加熱処理部10は、図示しないスクレーパを定期的に操作して、バーナ11や燃焼室12の内面に堆積した粉体生成物を掻き落とすように構成されている。燃焼室12の下方には循環水タンク20が配置されている。循環水タンク20の内部には堰21が設けられており、この堰21によって上流側の第1の槽20Aと下流側の第2の槽20Bとに区画されている。スクレーパにより掻き落とされた粉体生成物は、燃焼部接続管13を介して循環水タンク20の第1の槽20A内に落下し、第1の槽20Aの底部に堆積する。また、燃焼室12の内面を流下した水膜は第1の槽20Aに流入する。第1の槽20Aの水は、堰21をオーバーフローして第2の槽20Bに流れ込むようになっている。
燃焼室12は冷却部25を介して排ガス洗浄部30と連通している。この冷却部25は、燃焼部接続管13に向かって延びる配管26と、この配管26内に配置されたスプレーノズル27とを有している。スプレーノズル27は、配管26を流れる排ガスに対向するように水を噴射する。したがって、加熱処理部10により処理された排ガスは、スプレーノズル27から噴射される水によって冷却される。噴射された水は、配管26を通って循環水タンク20に回収されるようになっている。
冷却された排ガスは、次に排ガス洗浄部30に導入される。この排ガス洗浄部30は、水により排ガスを洗浄し、排ガスに含まれる微小な粉塵を除去する装置である。この粉塵は、主として、加熱処理部10での酸化分解(燃焼処理)により生成された粉体生成物である。
排ガス洗浄部30は、ガス流路32を形成する壁部材31と、ガス流路32内に配置される第1のミストノズル33A、第1の水膜ノズル33B、第2のミストノズル34A、および第2の水膜ノズル34Bとを備えている。これらミストノズル33A,34A及び水膜ノズル33B,34Bは、ガス流路32の中心部に位置し、略直線状に配列されている。第1のミストノズル33Aおよび第1の水膜ノズル33Bは第1のノズルユニット33を構成し、第2のミストノズル34Aおよび第2の水膜ノズル34Bは第2のノズルユニット34を構成する。したがって、本実施形態では、2組のノズルユニット33,34が設けられている。なお、ノズルユニットは1組でもよく、3組以上のノズルユニットを設けてもよい。
第1のミストノズル33Aは、第1の水膜ノズル33Bよりも、排ガスの流れ方向において上流側に配置されている。同様に、第2のミストノズル34Aは、第2の水膜ノズル34Bよりも上流側に配置されている。すなわち、ミストノズルと水膜ノズルとが交互に配置されている。ミストノズル33A,34A、水膜ノズル33B,34B、壁部材31は、耐腐食性のある樹脂(例えばPVC:ポリ塩化ビニル)から構成されている。
第1のミストノズル33Aの上流側には、排ガスの流れを整流する整流部材40が配置されている。この整流部材40は、排ガスの圧力損失を生じさせて、ガス流路32中の排ガスの流れを均一にする。整流部材40は、酸による腐食を防ぐために、金属以外の材料で構成されていることが望ましい。整流部材40の例として、樹脂で構成された不織材や、複数の開孔が形成された樹脂プレートが挙げられる。整流部材40の上流側には、ミストノズル41が配置されている。ミストノズル33A,34A,41および水膜ノズル33B,34Bは、壁部材31に取り付けられている。
図1に示すように、排ガスは、排ガス洗浄部30の下部に設けられた配管26から排ガス洗浄部30の内部に導入される。排ガスは、排ガス洗浄部30内を下から上に流れる。より詳しくは、配管26から導入された排ガスは、まず、排ガス洗浄部30のミストノズル41に向かう。そして、排ガスは、ミストノズル41により形成されたミストを通過し、整流部材40により整流される。整流部材40を通過した排ガスは均一な流れを形成し、ガス流路32を低速で上昇する。ガス流路32には、ミスト、水膜、ミスト、及び水膜がこの順に形成されている。
排ガスに含まれている直径1μm未満の微小な粉塵は、拡散作用(ブラウン運動)により、ミストを構成する水粒に容易に付着し、これによりミストに捕捉される。直径1μm以上の粉塵も、その多くは同様に水粒に捕捉される。水粒の径は約100μmであるので、この水粒に付着した粉塵のサイズ(径)は見かけ上大きくなる。したがって、粉塵を含む水粒は、下流側の水膜に慣性衝突により容易にぶつかり、水粒とともに粉塵は排ガスから除去される。ミスト捕捉されなかった比較的径の大きい粉塵も、同様にして水膜に捕捉され、除去される。このようにして水により洗浄された排ガスは、壁部材31の上端部から排出される。
図1に示すように、排ガス洗浄部30の下方には、上述した循環水タンク20が位置している。ミストノズル33A,34A,41および水膜ノズル33B,34Bから供給された水は、循環水タンク20の第2の槽20Bに回収される。第2の槽20Bに貯留された水は、循環水ポンプPによりミストノズル33A,34A,41および水膜ノズル33B,34Bに供給される。同時に、循環水は、水W1として加熱処理部10の燃焼室12の上部に送られ、上述したように、燃焼室12の内面に水膜を形成する。
ミストノズル33A,34Aおよび水膜ノズル33B,34Bに供給される水は、循環水タンク20に回収された水であり、粉塵(粉体生成物など)を含んでいる。したがって、ガス流路32を洗浄するために、シャワーノズル50から市水がガス流路32に供給されるようになっている。シャワーノズル50の上方には、ミストトラップ51が設けられている。このミストトラップ51は、その内部に複数の邪魔板を有しており、ミストを捕捉することができる。このようにして、処理されて無害化された排ガスは、排気ダクトを介して最終的に大気に放出される。
循環水タンク20には水位センサ55が設けられている。この水位センサ55は第2の槽20Bの水位を監視し、第2の槽20Bの水位が所定の範囲に制御できるようになっている。また、循環水ポンプPによって移送される水の一部は、給水管2を介して循環水タンク20内に設置された複数のエダクター3に供給されるようになっている。給水管2には開閉弁V1が設置されており、開閉弁V1を開くことにより、エダクター3に給水できるようになっている。循環水タンク20には、循環水タンク20内を排水するための排水弁V2が設けられている。
図2は、循環水タンク20の拡大図である。図2では、循環水タンク20の第1の槽20Aと、燃焼室12に接続された燃焼部接続管13と、第1の槽20A内に設置された複数のエダクター3とを図示している。図2に示すように、燃焼部接続管13の下端近傍には、燃焼部接続管13を囲むように、複数(図示例では2個)のエダクター3が配置されている。各エダクター3には給水管2が接続されており、給水管2よりエダクター3に給水され、エダクター3の下端から循環水タンク20内に水が噴射されるようになっている(後述する)。また、各エダクター3には空気供給管4が接続されており、圧縮空気がエダクター3に供給され、エダクター3の吸込口のつまりを防止するようになっている(後述する)。
図3(a),(b)は、エダクター3の詳細構造を示す図であり、図3(a)はエダクター3の斜視図、図3(b)はエダクター3の断面図である。図3(a),(b)に示すように、エダクター3は、略円筒状の本体部3aと、本体部3aより小径の円筒状部分であって給水管2に接続されて給水管2より給水される給水部3bとを備えている。図3(b)に示すように、本体部3aは、給水部3bより供給された水を高速で噴出するための小径の孔からなるノズル3nと、ノズル3nの下端から末広がり状に開口面積が拡大している拡散室3dと、拡散室3dの直下の位置に対向して形成された2つの吸込口3h,3hとを備えている。循環水タンク20内において、エダクター3は、給水部3bに形成された給水口3INが上方に、本体部3aに形成された吐出口3OUTが下方に位置するように垂直方向に配置される。
次に、エダクター3の各部の寸法関係について説明する。図3(b)に示すように、本体部3aの内径をd1(mm)とすると、ノズル3nの口径d3は、d3=(0.16〜0.26)d1に設定され、吸込口3hの直径d2は、d2=(0.8〜0.95)d1に設定され、本体部3aの長さlは、l=(2.5〜3.5)d1に設定されている。ノズル3nの下端から末広がり状に開口面積が拡大している拡散室3dの下端eは、内径d1に設定されている。本実施形態で用いたエダクター3の具体的寸法は、内径d1が19.6mm、吸込口3hの直径d2が17mm、ノズル3nの口径d3が4.2mm、本体部3aの外径が24mm、本体部3aの長さlが59mmである。本体部3aおよび給水部3bを含むエダクター3の全長は72mmであり、また材質はPVC等の樹脂材である。図示するように、エダクター3は構造がきわめて簡易であり、また小型・軽量で安価なユニットである。
図4(a),(b)は、図3(a),(b)に示すエダクター3を循環水タンク20内に設置した場合の作用を示す模式図である。
図4(a)は、循環水タンク20の水位WLがエダクター3の吸込口3hより下方にある場合を示す図である。図4(a)に示すように、給水部3bの給水口3INより供給された水は、白抜き矢印で示すようにノズル3nで絞られ、拡散室3dに高速で放出され、膨張拡散しつつ本体部3aの吐出口3OUTから吐出される。
図4(b)は、循環水タンク20の水位WLがエダクター3の吸込口3hより上方にある場合を示す図である。図4(b)に示すように、給水部3bの給水口3INより供給された水は、白抜きの矢印で示すようにノズル3nで絞られ、拡散室3dに高速で放出される。このとき、高速流により拡散室3dの圧力が低下して循環水タンク20内の水が、黒塗り矢印で示すように二つの吸込口3h,3hから拡散室3dに吸い込まれる。吸込口3h,3hから拡散室3dに吸い込まれた水は、給水部3bから流入した水とともに吐出口3OUTから吐出される。この場合、給水部3bから給水される水量をQとすると、二つの吸込口3h,3hから吸い込まれる水量は約4Qであり、トータル5Qの水量の水がエダクター3から噴射される。
図4(a)に示すように、循環水タンク20の水位WLがエダクター3の吸込口3hより下方にある状態、すなわち水位が低い状態において、循環水ポンプPを稼働させ開閉弁V1を開き、エダクター3に給水し、エダクター3から噴射される水量Qの噴射水によって循環水タンク20の底部にある塊状の粉体を解砕し、粉体の径を小さくする。
図4(b)に示すように、循環水タンク20の水位WLがエダクター3の吸込口3hより上方にある状態において、エダクター3から噴射される水量5Qの噴射水によって循環水タンク20の底部にある粉体を更に解砕し、かつ循環水タンク20内の水を攪拌し、循環水タンク20の底部に滞留している粉体を浮遊させ、排水口20D(図1参照)から排水とともに粉体を自動で排出する。本発明においては、循環水タンク20の水位WLを、図4(a)に示す状態と図4(b)に示す状態とが形成できるように制御する。
図5(a),(b)は、燃焼部接続管13とエダクター3との配置関係を示す模式図であり、図5(a)は立面図、図5(b)は平面図である。
図5(a)に示すように、エダクター3の吐出口3OUTの高さHは、燃焼部接続管13の下端13eの位置と概略一致している。エダクター3の吐出口3OUTの高さHは、燃焼部接続管13の下端13eの位置を基準として±50mmの範囲内にあることが好ましい。燃焼部接続管13の半径方向外方に配置された2つのエダクター3,3の位置は、燃焼部接続管13の中心から等距離の位置にある。燃焼部接続管13の内径をD1とすると、2つのエダクター3,3の中心間の距離Lは、L=2D1〜4D1に設定されている。すなわち、各エダクター3の中心と燃焼部接続管13の中心との距離は(1/2)Lであり、D1〜2D1である。
図5(a)に示すように、各エダクター3から噴射される水は円錐状に広がっていく。エダクター3の噴角(θ)は所定の角度、30°〜70°に設定されており、図示例では、約60°に設定されている。図5(b)に示すように、エダクター3から噴射された水は循環水タンク20の底面に直径D2の円形の噴射面Arで当たる。エダクター3の噴角(θ)が60°の場合には、円形の噴射面Arの直径D2はHよりやや大きくなり、すなわちD2は約1.15H(2H/31/2)となる。上述したように、排ガス処理により生成された粉体生成物は、燃焼部接続管13を介して循環水タンク20の底面に落下する。したがって、落下した粉体生成物は燃焼部接続管13の直下の直径D1の円内に堆積しがちである。
そのため、本発明においては、エダクター3から噴射されて循環水タンク20の底面に当たる円形の噴射面Arは、燃焼部接続管13の内径D1の円を底面に垂直方向に投影した直径D1の円内に入り込むように設定されている。この場合、2つのエダクターの中心間の距離Lを上述したように2D1〜4D1に設定することにより、噴射面Arが直径D1の円内に入り込む範囲を適宜拡大させることができ、2つの噴射面Ar,Arが外周で互いに近接するか又は互いに重なる部分を有するようにすれば、噴射面によってほぼ直径D1の円内をカバーすることができる。このように設定することにより、燃焼部接続管13を介して循環水タンク20の底面に落下して堆積した粉体生成物を、エダクター3から噴射される噴射水の噴射打力により解砕することができる。
また、循環水タンク20の水位を制御することにより、低い水位のときに各エダクター3から水量Qの水を噴射して粉体生成物の解砕効果を高め、水位が上昇してきたら各エダクター3から水量5Qの水を噴射して、噴射水によって粉体生成物のさらなる解砕を行うとともに循環水タンク20内の水を攪拌し、循環水タンク20の底部に滞留している粉体を浮遊させ、排水口20Dから、排水とともに粉体を自動で排出する。
このように、本発明によるエダクター3を用いた粉体排出システムにより、粉体の排出率は、バブル発生器を用いた従来の場合が70%であったのに対し、エダクターを用いた本発明の場合には90%に向上させることができる。
また、本発明においては、空気供給器4から圧縮空気を定期的に(又は必要に応じ)エダクター3に供給することにより、エダクター3の吸込口3hにある粉体を排出することができるため、エダクター3が粉体により閉塞されることはない。したがって、バブル発生器で生じていたノズル部の粉体閉塞が発生しないため、循環水タンク20のメンテナンス期間の律速がバブル発生器のメンテナンスとはならないため、循環水タンク20のメンテナンス期間が2倍以上延命される。
図1においては、燃焼式排ガス処理装置を例示したが、ヒータ式排ガス処理装置であっても、循環水タンク20内のエダクター3の構成は、図2乃至図5と同様である。実施形態では、燃焼部接続管13の周囲に対向する2つのエダクター3を設置する例を説明したが、燃焼部接続管13は、3個以上であってもよく、燃焼部接続管13の周囲に等間隔で配置すればよい。この場合、3個以上のエダクター3の円形の噴射面Arは、互いに外周で近接するか又は互いに重なる部分を有するように、3個以上のエダクター3の位置を設定することが好ましい。
これまで本発明の実施形態について説明したが、本発明は上述の実施形態に限定されず、その技術思想の範囲内において、種々の異なる形態で実施されてよいことは勿論である。
1 排ガス処理装置
2 給水管
3 エダクター
3a 本体部
3b 給水部
3d 拡散室
3h 吸込口
3n ノズル
OUT 吐出口
4 空気供給管
10 加熱処理部
11 バーナ
12 燃焼室
13 燃焼部接続管
13e 下端
15 バイパス弁(三方弁)
16 予混合器
20 循環水タンク
20A 第1の槽
20B 第2の槽
20D 排水口
25 冷却部
26 配管
27 スプレーノズル
30 排ガス洗浄部
31 壁部材
32 ガス流路
33A 第1のミストノズル
33B 第1の水膜ノズル
34A 第2のミストノズル
34B 第2の水膜ノズル
40 整流部材
41 ミストノズル
50 シャワーノズル
51 ミストトラップ
55 水位センサ
Ar 噴射面
P 循環水ポンプ
V1 開閉弁
V2 排水弁

Claims (7)

  1. 燃焼式またはヒータ式排ガス処理装置において排ガスの処理中に生成される粉体を収集する循環水タンクに設置される粉体排出システムであって、
    前記循環水タンク内にエダクターを配置し、該エダクターに循環水タンク内の水をポンプにより加圧して供給し、エダクター内のノズルにより水の流れを絞る際に発生する圧力低下を利用して吸込口よりエダクター内に循環水タンク内の水を吸い込み、吸い込んだ水をノズルから放出される水とともに循環水タンクの底部に噴射し、循環水タンクの底部にある粉体を解砕して浮遊させ、循環水タンクから排水とともに粉体を排出するようにしたことを特徴とする粉体排出システム。
  2. 前記エダクターは略円筒状の本体部を備え、本体部の内径をd1(mm)とすると、ノズルの口径d3は、d3=(0.16〜0.26)d1に設定され、吸込口の直径d2は、d2=(0.8〜0.95)d1に設定されていることを特徴とする請求項1に記載の粉体排出システム。
  3. 前記循環水タンクの水位を制御し、水位が前記エダクターの吸込口より下方にある状態と上方にある状態とを形成し、水位が前記エダクターの吸込口より下方にあるときに前記エダクターより前記ノズルから放出された水のみを前記循環水タンクの底部に噴射し、水位が前記エダクターの吸込口の上方にあるときに前記エダクターより前記ノズルから放出された水と前記吸込口より吸い込んだ水とを前記循環水タンクの底部に噴射するようにしたことを特徴とする請求項1または2に記載の粉体排出システム。
  4. 排ガスの処理中に生成される粉体を接続管を介して前記循環水タンクに収集し、前記エダクターを前記接続管の周囲に複数個配置したことを特徴する請求項1乃至3のいずれか一項に記載の粉体排出システム。
  5. 前記エダクターから噴射された水は、円錐状に広がって前記循環水タンクの底面に円形の噴射面で当たり、該円形の噴射面は、前記接続管の内径の円を前記循環水タンクの底面に垂直方向に投影した円内に入り込むように設定されていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の粉体排出システム。
  6. 前記複数個のエダクターの円形の噴射面は、互いに外周で接するか又は互いに重なる部分を有していることを特徴とする請求項5に記載の粉体排出システム。
  7. 請求項1乃至6のいずれか一項に記載の粉体排出システムを備えた排ガス処理装置。
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