JP2015000379A5 - - Google Patents
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Description
上述の目的を達成するため、本発明の粉体排出システムは、排ガス処理装置において排ガスの処理中に生成される粉体を収集する循環水タンクに設置される粉体排出システムであって、前記循環水タンク内にエダクターを配置し、該エダクターに循環水タンク内の水をポンプにより加圧して供給し、エダクター内のノズルにより水の流れを絞る際に発生する圧力低下を利用して吸込口よりエダクター内に循環水タンク内の水を吸い込み、吸い込んだ水をノズルから放出される水とともに吐出口から循環水タンクの底部に噴射するようにしたことを特徴とする。
本発明の好ましい態様によれば、前記エダクターの吐出口から噴射された水は、循環水タンクの底部にある粉体を解砕して浮遊させ、循環水タンクから排水とともに粉体を排出することを特徴とする。
本発明の好ましい態様によれば、前記エダクターの吐出口から噴射された水は、循環水タンクの底部にある粉体を解砕して浮遊させ、循環水タンクから排水とともに粉体を排出することを特徴とする。
本発明の第2の態様は、請求項1乃至7のいずれか一項に記載の粉体排出システムを備えた排ガス処理装置である。
図4(a),(b)は、図3(a),(b)に示すエダクター3を循環水タンク20内に設置した場合の作用を示す模式図である。
図4(a)は、循環水タンク20の水位WLがエダクター3の吸込口3hより下方にある場合を示す図である。図4(a)に示すように、給水部3bの給水口3INより供給された水は、白抜き矢印で示すようにノズル3nで絞られ、拡散室3dに高速で放出され、膨張拡散しつつ本体部3aの吐出口3OUTから吐出される。
図4(b)は、循環水タンク20の水位WLがエダクター3の吸込口3hより上方にある場合を示す図である。図4(b)に示すように、給水部3bの給水口3INより供給された水は、白抜きの矢印で示すようにノズル3nで絞られ、拡散室3dに高速で放出される。このとき、高速流により拡散室3dの圧力が低下して循環水タンク20内の水が、黒塗り矢印で示すように二つの吸込口3h,3hから拡散室3dに吸い込まれる。吸込口3h,3hから拡散室3dに吸い込まれた水は、給水部3bの給水口3 IN から流入した水とともに吐出口3OUTから吐出される。この場合、給水部3bの給水口3 IN から給水される水量をQとすると、二つの吸込口3h,3hから吸い込まれる水量は約4Qであり、トータル5Qの水量の水がエダクター3から噴射される。
図4(a)は、循環水タンク20の水位WLがエダクター3の吸込口3hより下方にある場合を示す図である。図4(a)に示すように、給水部3bの給水口3INより供給された水は、白抜き矢印で示すようにノズル3nで絞られ、拡散室3dに高速で放出され、膨張拡散しつつ本体部3aの吐出口3OUTから吐出される。
図4(b)は、循環水タンク20の水位WLがエダクター3の吸込口3hより上方にある場合を示す図である。図4(b)に示すように、給水部3bの給水口3INより供給された水は、白抜きの矢印で示すようにノズル3nで絞られ、拡散室3dに高速で放出される。このとき、高速流により拡散室3dの圧力が低下して循環水タンク20内の水が、黒塗り矢印で示すように二つの吸込口3h,3hから拡散室3dに吸い込まれる。吸込口3h,3hから拡散室3dに吸い込まれた水は、給水部3bの給水口3 IN から流入した水とともに吐出口3OUTから吐出される。この場合、給水部3bの給水口3 IN から給水される水量をQとすると、二つの吸込口3h,3hから吸い込まれる水量は約4Qであり、トータル5Qの水量の水がエダクター3から噴射される。
そのため、本発明においては、エダクター3から噴射されて循環水タンク20の底面に当たる円形の噴射面Arは、燃焼部接続管13の内径D1の円を底面に垂直方向に投影した直径D1の円内に入り込むように設定されている。この場合、2つのエダクターの中心間の距離Lを上述したように2D1〜4D1に設定することにより、噴射面Arが直径D1の円内に入り込む範囲を適宜拡大させることができ、2つの噴射面Ar,Arが外周で互いに近接するか又は互いに重なる部分を有するようにすれば、噴射面Ar,Arによってほぼ直径D1の円内をカバーすることができる。このように設定することにより、燃焼部接続管13を介して循環水タンク20の底面に落下して堆積した粉体生成物を、エダクター3から噴射される噴射水の噴射打力により解砕することができる。
このように、本発明によるエダクター3を用いた粉体排出システムにより、粉体の排出率は、バブル発生器を用いた従来の場合が70%であったのに対し、エダクターを用いた本発明の場合には90%に向上させることができる。
また、本発明においては、空気供給管4から圧縮空気を定期的に(又は必要に応じ)エダクター3に供給することにより、エダクター3の吸込口3hにある粉体を排出することができるため、エダクター3が粉体により閉塞されることはない。したがって、バブル発生器で生じていたノズル部の粉体閉塞が発生しないため、循環水タンク20のメンテナンス期間の律速がバブル発生器のメンテナンスとはならないため、循環水タンク20のメンテナンス期間が2倍以上延命される。
また、本発明においては、空気供給管4から圧縮空気を定期的に(又は必要に応じ)エダクター3に供給することにより、エダクター3の吸込口3hにある粉体を排出することができるため、エダクター3が粉体により閉塞されることはない。したがって、バブル発生器で生じていたノズル部の粉体閉塞が発生しないため、循環水タンク20のメンテナンス期間の律速がバブル発生器のメンテナンスとはならないため、循環水タンク20のメンテナンス期間が2倍以上延命される。
図1においては、燃焼式排ガス処理装置を例示したが、ヒータ式排ガス処理装置であっても、循環水タンク20内のエダクター3の構成は、図2乃至図5と同様である。実施形態では、燃焼部接続管13の周囲に対向する2つのエダクター3を設置する例を説明したが、エダクター3は、3個以上であってもよく、燃焼部接続管13の周囲に等間隔で配置すればよい。この場合、3個以上のエダクター3の円形の噴射面Arは、互いに外周で近接するか又は互いに重なる部分を有するように、3個以上のエダクター3の位置を設定することが好ましい。
これまで本発明の実施形態について説明したが、本発明は上述の実施形態に限定されず、その技術思想の範囲内において、種々の異なる形態で実施されてよいことは勿論である。
これまで本発明の実施形態について説明したが、本発明は上述の実施形態に限定されず、その技術思想の範囲内において、種々の異なる形態で実施されてよいことは勿論である。
Claims (8)
- 排ガス処理装置において排ガスの処理中に生成される粉体を収集する循環水タンクに設置される粉体排出システムであって、
前記循環水タンク内にエダクターを配置し、該エダクターに循環水タンク内の水をポンプにより加圧して供給し、エダクター内のノズルにより水の流れを絞る際に発生する圧力低下を利用して吸込口よりエダクター内に循環水タンク内の水を吸い込み、吸い込んだ水をノズルから放出される水とともに吐出口から循環水タンクの底部に噴射するようにしたことを特徴とする粉体排出システム。 - 前記エダクターの吐出口から噴射された水は、循環水タンクの底部にある粉体を解砕して浮遊させ、循環水タンクから排水とともに粉体を排出することを特徴とする請求項1に記載の粉体排出システム。
- 前記エダクターは略円筒状の本体部を備え、本体部の内径をd1(mm)とすると、ノズルの口径d3は、d3=(0.16〜0.26)d1に設定され、吸込口の直径d2は、d2=(0.8〜0.95)d1に設定されていることを特徴とする請求項1に記載の粉体排出システム。
- 前記循環水タンクの水位を制御し、水位が前記エダクターの吸込口より下方にある状態と上方にある状態とを形成し、水位が前記エダクターの吸込口より下方にあるときに前記エダクターより前記ノズルから放出された水のみを前記循環水タンクの底部に噴射し、水位が前記エダクターの吸込口の上方にあるときに前記エダクターより前記ノズルから放出された水と前記吸込口より吸い込んだ水とを前記循環水タンクの底部に噴射するようにしたことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の粉体排出システム。
- 排ガスの処理中に生成される粉体を接続管を介して前記循環水タンクに収集し、前記エダクターを前記接続管の周囲に複数個配置したことを特徴する請求項1乃至4のいずれか一項に記載の粉体排出システム。
- 前記エダクターから噴射された水は、円錐状に広がって前記循環水タンクの底面に円形の噴射面で当たり、該円形の噴射面は、前記接続管の内径の円を前記循環水タンクの底面に垂直方向に投影した円内に入り込むように設定されていることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載の粉体排出システム。
- 前記複数個のエダクターの円形の噴射面は、互いに外周で接するか又は互いに重なる部分を有していることを特徴とする請求項6に記載の粉体排出システム。
- 請求項1乃至7のいずれか一項に記載の粉体排出システムを備えた排ガス処理装置。
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