JP2014522772A5 - - Google Patents
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Description
本発明は、トレッドの剛性を不必要に損なうことなく、トレッドの摩耗の種々の段階にわたって雨天および積雪時のトラクションを向上した新規の溝構造を持つトレッドを有するタイヤに関するものである。
乗用車または営業車での標準的な使用の間、タイヤは、使用する地理的位置次第で、雨天および/または積雪状況に直面することがある。それゆえに、そのような状況下でもトラクションを向上する目的で、タイヤには種々の特徴が頻繁に与えられてきた。例として、積雪時のトラクションを改善し、かつ流体の貯留および排出をもたらして雨天時のトラクションを改善するために、溝は、縁を作って提供されることがある。
不運にも、雨天および積雪時のトラクションを改善するための種々の特徴の追加は、タイヤ性能の他の側面に悪影響を及ぼすことがある。例として、溝の追加によってトレッドの剛性が低減することがある。そのような剛性の低減は、たとえば、耐摩耗性、転がり抵抗および他の特性に望ましくない影響を与えることがある。
それゆえに、雨天および積雪時のトラクションを改善するためのトレッドを有するタイヤが有用となるであろう。そのような改善したトラクションを、そのトレッドの寿命にわたって提供できるタイヤもまた非常に有用であろう。トレッドの剛性を不必要に損なうことなく、特に、トレッド寿命の初期段階においてそのようなトラクションを提供できるタイヤもまた有益となるであろう。
本発明の態様および利点は、以下の記述においてある程度説明され、その記述から明白であるか、本発明の実践を通じて知ることができる。
例示的な一実施態様において、本発明は、回転軸を有し、横方向および周方向を画定するタイヤを提供する。タイヤは、タイヤの周りを周方向に延在するトレッド部を含む。トレッド部は、横方向に沿って対向する一対の側面、および一対の側面の間を延在する溝を含む少なくとも一つのトレッド特徴部を有する。溝は、半径方向内側部と流体的に接続している半径方向外側部を含む。溝の半径方向外側部は、互いに略平行に延在する一対の平面壁によって画定される。溝の半径方向内側部は、溝の全長に沿って間隙を介して位置する複数の空間を含む。各空間は、i)タイヤの回転軸に向かって移動し、半径方向に沿って拡がる一対の拡がる側壁、およびii)一対の拡がる側壁に接続するベース壁によって画定される。
別の例示的な実施態様において、本発明は、回転軸を有し、横方向および周方向を画定するタイヤを提供する。タイヤは、タイヤの周りを周方向に延在するトレッド部を含む。トレッド部は少なくとも一つのトレッド特徴部を有し、これは、トレッド特徴部の横方向に対向する側面の間を延在する溝を含む。溝は全長を画定し、溝全長の方向に沿って延在する略平行の対向する上部壁によって画定された上部、および対向する底壁によって画定された底部を有する。対向する側壁の少なくとも一つは、半径方向から拡がり、対向する側壁の間に少なくとも一つのキャビティを画定する。底部と上部とは互いに流体的に連絡している。底部は、i)半径方向から拡がり対向する側壁の一つのみによって作られたキャビティと、ii)半径方向から拡がり対向する側壁の両方によって作られたキャビティと、を溝の全長に沿って互い違いに位置させる。
本発明のこれらのおよび他の特徴、態様および利点は、以下の記述および添付の請求項を参照してより良く理解される。この明細書の一部に組み込まれ、それを構成する添付の図面は、この記述と共に本発明の実施態様を例証し、本発明の原理の説明に役立つ。
その最良の形態を含む本発明の完全なおよび可能な開示は、当業者を対象にし、以下の添付図面を参照して本明細書内で説明される。
異なる図面において使用される同一または同等の参照数字が、同一または同等の特徴を示す。
本発明は、トレッドの剛性を不必要に損なうことなく、トレッドの摩耗の種々の段階にわたって雨天および積雪時のトラクションを向上した新規の溝構造を持つトレッドを有するタイヤに関する。溝の下部に空間が提供され、この溝は、特に、トレッド寿命の後期において、排出および貯留も助長しつつ、トラクションを助長する縁を含む。本発明を説明するために、本発明の実施態様および/または方法に関してここで詳細に参照し、その一以上の実施例を、図面においてまたは図面を用いて例証する。各実施例は、本発明を説明するものとして提供され、本発明を限定するものではない。実際に、本発明の範囲または精神から逸することなく、本発明において種々の変更および変形を為すことができることが当業者に明らかである。例えば、一実施態様の一部として例証または記述する特徴またはステップを、別の実施態様またはステップと共に用い、なおもさらなる実施態様または方法をもたらすことができる。したがって、本発明が、添付の請求項およびそれらの均等物の範囲内にあるような、そのような変更および変形をカバーすることが意図される。
図1は、本発明と共に用いることができる、タイヤにおける例示的なトレッド部100を示す部分斜視図である。トレッド部100は、タイヤの周方向Cの周りを延在する複数個のトレッド特徴部またはリブ102を含む。本明細書に開示する教示を用いた当業者に理解されるように、本発明は、他の種類のトレッド特徴部、例えば、トレッドブロックなどと共にも用いることができる。
トレッド部100は、横方向L、周方向Cおよび半径方向R(図2〜図7に示す)を画定するタイヤ(図示せず)に取り付けられる。容易に理解されるように、周方向Cは、タイヤの外周の周りを延在する方向であり、横方向Lは、周方向Cと垂直の、タイヤの肩部の間を延在する方向であり、半径方向Rは、タイヤの回転軸からの半径を表す方向である。また、タイヤの回転軸は横方向Lとも平行である。
リブ102は、横方向Lに沿って互いに対向する一対の側面106の間を延在する複数の溝104を含む。示す特定のトレッド部100の外観は、単なる例として提供され、他の実施態様も本発明の範囲内である。例として、溝104を、横方向Lと特定の角度を為して側面106の間を延在するものとして図1に示すが、他の角度も用いることができる。例として、図2〜図5においては、そのような溝を、横方向Lと平行のものとして示す。図1では、複数の溝104を全て横方向Lに対して同じ角度で示したが、異なる角度の組み合わせを用いることもできる。すなわち、異なるリブ102の溝104が互いに対して異なる角度でもよく、または、所与のリブにおける溝104が種々の角度で提供されてもよい。他の配置も用いることができる。
図2Aは、単一リブ102を示す部分斜視図であり、明確にするため、溝104を横方向Lと平行のものとして例証し、点線によって内部特徴を描写する。図2Bは、図2Aに示す線2B−2Bに沿った、キャビティまたは空間114を示す断面図である。溝104は、底部または半径方向内側部110と流体的に接続している上部または半径方向外側部108(図2B)を含む。本明細書に用いる「流体的に接続している」または「流体的に連絡」は、流体(たとえば、水)が2つの部分108および110の間を通ることができるように2つの部分が接続していることを意味する。
溝104の半径方向外側部108は、互いに略平行であり、かつ半径方向Rと略平行の一対の壁112によって画定される。この例示的な実施態様では、一対の壁112は、それぞれ、略平面である。上部壁112は、半径方向Rに沿って互いに対向し、また、溝104の全長Gに沿って延在する。溝104の半径方向内側部110は、複数のキャビティまたは空間114を含む。図2に最も良く示すように、空間114が、溝104の全長Gに沿って間隙を介して位置する。この特定の例示的な実施態様では、空間114は、互いに略平行にかつ半径方向Rに延在する一対の接続壁116によって、溝104の全長Gに沿って互いに流体的に接続している。この構成により、空間114の間を流体が貫流できるチャネル118を作る。
図2Aおよび図2Bをなおも参照すると、各空間114の半径方向内側部110は、半径方向Rに沿って拡がり、タイヤの回転軸に向かって移動する(すなわち、半径方向Rと反対の方向に移動する)一対の対向する側壁121によって画定される。一対の略平行の壁120もまた半径方向に沿って延在し、壁121に接続する。空間114を完成させるために、ベース壁122が壁120に接続し、壁120の間にわたって延在する。ベース壁122は、図2Bに最も良く示すように、半径方向内向きに、つまり一対の拡がる側壁121の下方に位置付けられてもよい。図2の溝104には3つの空間を示したが、単一の空間114または複数個の空間114も同様に使用することができる。
それゆえに、トレッド特徴部102を持つタイヤを運用している間、溝104は、雨天および積雪時のトラクションを向上できる縁124および空間114を提供する。これらは、その全長Gに沿って、雪および流体、例えば、水の格納および排出を可能にするのに加えて、グリップを提供する。半径方向外側部108が存在するタイヤ寿命の前期の間、溝104は初期深度Dを有する。タイヤが摩耗するにつれて、全体深度Dは浅くなる。溝104のないタイヤでは、深度の減少に伴い、通常、水および雪の貯留に利用可能な容積が減り、雨天および積雪時のトラクションに悪影響が及ぼされるであろう。トラクションを改善する目的で、そのようなタイヤにより多くの溝(すなわち、空間114のない溝)を追加できるが、その追加では、トレッドの剛性も低減し、タイヤ性能の他の側面、例えば、耐摩耗性に悪影響を与えることがある。対照的に、本発明の溝を用いると(例えば、溝104として示すような例示的な実施態様)、全体深度Dの減少に伴い、いずれはトレッドが半径方向内側部110の空間114まで摩耗するが、トレッド特徴部102の剛性を許容できない程には低減することなく、縁、貯留および排出を提供し続け、雨天および積雪時のトラクションを向上する。
図3は、図2Aおよび図2Bに示す溝104の実施態様と同等の溝204を持つ別のトレッド特徴部202を例証する。しかしながら、本発明のこの例示的な実施態様では、溝204は、(図2Aおよび図2Bの壁116と比較して)空間214の間に一対の接続壁を備えない。代わりに、空間214のその部分に、壁220と拡がる壁221とを接続する橋渡し壁217を備える。それゆえに、空間214は、溝204の半径方向外側部208によってのみ、全長Gに沿って流体的に接続する。この例示的な実施態様は、ある用途において、そのような接続壁がなくても雨天および積雪時の十分なトラクションを提供できる。
本発明の別の例示的な実施態様を図4Aおよび図4Bに例証する。より具体的には、本発明と共に用いることができるトレッド特徴部、この例では、リブ402を示す部分斜視図である。本発明の溝404を、内部特徴を描写する点線によって示す。図4Bは、図4Aの例示的な実施態様を示す部分平面図であり、この図でも内部特徴を点線によって示す。
溝404は、底部または半径方向内側部410と流体的に接続している上部または半径方向外側部408を含む。前述の実施態様と同様に、溝404の半径方向外側部408は、互いに略平行であり、かつ半径方向Rと略平行の一対の壁412によって画定される。上部壁412は、半径方向Rに沿って互いに対向し、また、溝404の全長Gに沿って延在する。
図4Bに最も明確に示すように、溝404の半径方向内側部410は、複数の空間414および部分的空間413を含む。空間414および部分的空間413は、溝404の全長Gに沿って互い違いに位置し、互いに流体的に接続している。図4Cを参照すると、各空間414は、半径方向Rに沿って拡がり、タイヤの回転軸に向かって移動する(すなわち、半径方向Rと反対の方向に移動する)一対の対向する側壁421によって画定される。空間414を完成させるために、ベース壁422が壁420に接続し、壁420の間を延在する。また、ベース壁422は、一対の拡がる側壁421の下方に、つまり半径方向内向きに位置してもよい。図4Dに示すように、部分的空間413は、半径方向Rから拡がり、タイヤの回転軸に向かって移動し(すなわち、半径方向Rと反対の方向に移動し)、壁420に接続する単一の拡がる側壁421によって片側が画定される。部分的空間413の他の側は、半径方向Rと略平行の側壁423によって画定される。ベース壁422が壁420と側面壁423とを接続し、それらの間を延在する。ベース壁422は、拡がる側壁421の下方に、つまりその半径方向内向きに位置付けられてもよい。
図5Aは、溝504を持つトレッド特徴部502の別の例示的な実施態様を例証する。図5Aの例示的な実施態様は、図3の実施態様と同等であるが、拡がりかつ対向する側壁521の形状が異なる。図3と図5Aとを比較すると、壁321の形状と壁521の形状とが異なっていることが明らかである。これらは単なる例として提供される。本明細書に開示する教示を用いて、当業者は、さまざまな異なる寸法の対向する側壁521を用いることができることを理解する。また、空間514の数は、本発明の他の実施態様では異なる数でもよく、種々の実施態様に異なる数の空間を使用できることが理解される。
好ましい実施態様における空間の寸法を、一例として溝504の空間521を用いて図5Bおよび図5Cに示す。より詳細には、溝504を、半径方向に沿った深度D1を持つ上部または半径方向外側部508、および半径方向に沿った深度D2を持つ底部または半径方向内側部510を有するものとして示す。D1とD2との和が、溝504の全体深度Dとなる。また、W1は、上部508の幅を表し、一方、W2は、底部510の幅を表す。G2は、溝504の全長方向Lに沿った空間521の幅を表す。G1は、全長方向Lに沿った空間521同士の間の幅または分離している距離を表す。
好ましい実施態様では、D1は、Dの約20パーセント以上又は同等である。本発明の別の好ましい実施態様では、W2は、約2mmよりも長い。本発明の別の好ましい実施態様では、W2がW1の約3倍になるように構成される。本発明のなおも別の好ましい実施態様では、G1とG2とが互いに大体等しい。本発明のなおも別の実施態様では、W1は、約0.8mmよりも短い。本発明の他の好ましい実施態様では、G1が2mmよりも長く、かつ/またはG2が約2mmよりも長く構成される。これらの値は、本発明の単なる好ましい実施態様に相当し、他の値およびそれらの組み合わせを利用することもできる。これらの寸法は、図面に示すものとは全体形状が異なる空間と共にも用いることができる。その上、本発明の溝には起伏があってもよい。
シミュレーションを用意して、そのような実施態様における空間容積と相対的な本発明の種々の実施態様の剛性を詳しく調べた。図6は、そのようなシミュレーションの結果を示す図表であり、回転方向における剛性を空間容積の関数としてプロットしている。上部左端の点線は、空間のない直線溝の値を表し、一方、下端の点線は、溝の全長を延在する空間を有する溝を表している。示すように、溝の下部における空間の全体容積が増大するにつれて、彫刻品の剛性は実質的に低減する。
データ点102は、図2Aおよび図2Bに示す溝104を有するトレッド特徴部102を表す。データ点202は、図3に示す溝204を有するトレッド特徴部202を表す。データ点402は、図4に示す溝404を有するトレッド特徴部402を表す。図表に示されるように、これらの例示的な実施態様の各々は、点線に示す構造と比較して、所与の空間容積に対する構造の剛性を改善した。
図7は、例えば、図5A〜図5Cに示す溝を有するタイヤにおいて、G1の関数として回転方向に沿った剛性をシミュレートした図表である。示すように、G1の値の最適範囲は2〜4mmであり、最適値は3mmである。
本主題を、具体的かつ例示的な実施態様およびその方法に関して詳細に記述したが、前述の理解を得ることにより、そのような実施態様の改変、変形、および均等物を容易に作り出すことができることが当業者に認識される。それゆえに、本開示の範囲は、限定的なものではなく単なる一例として理解され、主題の開示は、当業者に容易に明らかであるような、本主題に対するそのような変更、変形および/または追加の包含を排除しない。
Claims (14)
- 回転軸を有し、横方向および周方向を画定するタイヤであって、
当該タイヤは、前記タイヤの周りを周方向に延在するトレッド部を備え、
前記トレッド部は、少なくとも1つのトレッド機構を有し、
当該少なくとも1つのトレッド機構は、前記横方向に沿って対向する一対の側面と、前記一対の側面の間を延在し、半径方向内側部と流体的に接続している半径方向外側部を備えている溝と、を有し、
前記半径方向外側部は、互いに略平行に延在する一対の平面壁によって画定され、
前記半径方向内側部は、前記溝の長さ方向に沿って間隙を介して配置される複数の空間を含み、
各空間が、i)前記タイヤの前記回転軸の方向に向かうに従い半径方向に沿って拡がる一対の拡がる側壁と、ii)前記一対の拡がる側壁に接続するベース壁と、により画定され、前記拡がる側壁が平面であり、前記ベース壁が平面であり、
前記溝の前記半径方向内側部の前記空間が、溝の半径方向外側部のみにより流体的に接続されている、タイヤ。 - 前記半径方向内側部が、前記溝の長さ方向に沿って間隙を介して配置される複数の部分的空間をさらに備え、
各部分的空間が、
i)前記半径方向から拡がり、前記タイヤの前記回転軸方向に向かうに従い拡がる側壁、および
ii)前記半径方向と略平行の側壁、によって画定される、請求項1記載のタイヤ。 - 前記半径方向内側部の前記空間および部分的空間が、前記溝の長さ方向に沿って交互に配置される、請求項2記載のタイヤ。
- 前記溝が前記半径方向に沿う深度Dを有し、前記溝の前記半径方向外側部が前記半径方向に沿う深度D1を有し、D1がDの0.20以上又は同等である、請求項1記載のタイヤ。
- 前記溝の前記半径方向外側部が幅W1を有し、前記溝の前記半径方向内側部が幅W2を有し、W2がW1の3倍以上又は同等である、請求項1記載のタイヤ。
- 前記溝の前記半径方向外側部が幅W1を有し、前記溝の前記半径方向内側部が幅W2を有し、W2が2mm以上又は同等である、請求項1記載のタイヤ。
- 前記トレッド機構が、前記タイヤの外周の周りを延在するリブを備えており、前記リブが、前記タイヤの前記周方向の周囲において等間隔に配置される複数の前記溝を備えている、請求項1記載のタイヤ。
- 前記トレッド機構がトレッドブロックを備えている、請求項1記載のタイヤ。
- 前記トレッド機構がトレッドブロックを備えており、前記トレッドブロックが複数の前記溝を備えている、請求項1記載のタイヤ。
- 前記溝が前記横方向とゼロ以外の角度に配置される、請求項1記載のタイヤ。
- 回転軸を有し、横方向および周方向を画定するタイヤであって、
当該タイヤは、前記タイヤの周りを周方向に延在するトレッド部を備え、
前記トレッド部は、少なくとも1つのトレッド機構を有し、
前記少なくとも1つのトレッド機構は、前記トレッド機構の横方向に対向する側面の間を延在し、全長を画定する溝を有し、
前記溝は、前記溝の長さ方向に沿って延在する略平行の対向する上部壁によって画定された上部、および、それぞれ平坦な対向する側壁によって画定された底部、を有し、
前記対向する側壁の少なくとも一つが、半径方向から拡がり、前記対向する側壁の間に少なくとも一つのキャビティを画定し、前記底部と前記上部とが流体連通する機構であり、
前記底部において、
i)前記半径方向から拡がる前記対向する側壁の一つのみによって作られたキャビティ、および、ii)前記半径方向から拡がる前記対向する側壁の両方によって作られたキャビティが、前記溝の長さ方向に沿って交互に配置される、タイヤ。 - 対向する側壁が、前記溝の長さ方向に沿って互いに間隙を介して配置される複数のキャビティを画定する、請求項11記載のタイヤ。
- 前記対向する側壁の両方が、前記半径方向から拡がり、前記溝の長さ方向に沿って互いに間隙を介して配置される複数のキャビティを画定する、請求項11記載のタイヤ。
- 前記底部において、
i)前記半径方向から拡がる前記対向する側壁の一つのみによって作られたキャビティ、および、ii)前記半径方向から拡がる前記対向する側壁の両方によって作られたキャビティが、前記溝の長さ方向に沿って交互に配置される、請求項11記載のタイヤ。
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