JP2014516070A5 - - Google Patents

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JP2014516070A5
JP2014516070A5 JP2014514056A JP2014514056A JP2014516070A5 JP 2014516070 A5 JP2014516070 A5 JP 2014516070A5 JP 2014514056 A JP2014514056 A JP 2014514056A JP 2014514056 A JP2014514056 A JP 2014514056A JP 2014516070 A5 JP2014516070 A5 JP 2014516070A5
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Figure 2014516070
〔1〕式I
Figure 2014516070
[式中、
1 は、N、NR N 、OおよびSから互いに独立に選択される1、2または3個のヘテロ原子を含有する5員または6員の芳香族複素環からなる基R 1 −G1から選択され、前記芳香族複素環に第2の炭素環が縮合していてもよく、前記第2の炭素環は、不飽和または芳香族であり、5員または6員であり、N、NR N 、OおよびSから互いに独立に選択される1、2または3個のヘテロ原子を含有していてもよく、前記第2の炭素環において、1個または2個の−CH 2 −基は、−N(R N )−、−C(=O)−、−S(=O)−または−S(=O) 2 −によって置き換えられていてもよく、
前記芳香族複素環および/または第2の炭素環のそれぞれは、互いに独立に、L Ar から選択される1個または複数の置換基で置換されていてもよく、
前記芳香族複素環または前記第2の炭素環は、基R 2 で置換されていてもよく、
各R N は、独立に、H、C 1-4 −アルキル、C 1-4 −アルキル−C(=O)−およびC 1-4 −アルキル−S(=O) 2 −からなる基R N −G1から選択され、
HetArは、N、NR N 、OおよびSから互いに独立に選択される1、2または3個のヘテロ原子を含有する5または6員の芳香族複素環からなる基HetAr−G1から選択され、
各芳香族複素環は、L Q から選択される1個または複数の置換基で置換されていてもよく、
Arは、フェニル環、テトラゾリル環ならびにN、NR N 、OおよびSから互いに独立に選択される1、2または3個のヘテロ原子を含有する5員または6員の芳香族複素環からなる基Ar−G1から選択され、前記フェニル環または芳香族複素環に第2の炭素環が縮合していてもよく、前記第2の炭素環は、不飽和または芳香族であり、5員または6員であり、N、NR N 、OおよびSから互いに独立に選択される1、2または3個のヘテロ原子を含有していてもよく、前記第2の炭素環において、1個または2個の−CH 2 −基は、−N(R N )−、−C(=O)−、−S(=O)−または−S(=O) 2 −によって置き換えられていてもよく、
前記フェニル環、芳香族複素環および/または第2の炭素環のそれぞれは、互いに独立に、L Ar から選択される1個または複数の置換基で置換されていてもよく、
前記フェニル環、テトラゾリル環、芳香族複素環または第2の炭素環は、基Tで置換されていてもよく、
Tは、F、Cl、Br、I、CN、OH、NO 2 、C 1-6 −アルキル−、C 2-6 −アルケニル−、C 2-6 −アルキニル−、C 3-6 −シクロアルキル、C 1-6 −アルキル−O−、C 3-6 −シクロアルキル−O−、C 1-6 −アルキル−S−、HO−C(=O)−、C 1-6 −アルキル−O−C(=O)−、C 1-4 −アルキル−C(=O)−、C 3-6 −シクロアルキル−C(=O)−、C 1-4 −アルキル−S(=O)−、C 1-4 −アルキル−S(=O) 2 −、R NT1 NT2 N−、R NT1 NT2 N−C(=O)−、R NT1 NT2 N−S(=O) 2 −、R NT1 NT2 N−C(=O)−(R N )N−、ヘテロシクリル、ヘテロシクリル−O−、アリール、アリール−O−、ヘテロアリールおよびヘテロアリール−O−からなる基T−G1から選択され、各アルキル、アルケニル、アルキニルおよびシクロアルキル基は、F、Cl、CN、OH、C 1-3 −アルキル、C 3-6 −シクロアルキル、C 1-3 −アルキル−O−、R NT1 NT2 N−、R NT1 NT2 N−C(=O)−、C 1-4 −アルキル−S(=O)−、C 1-4 −アルキル−S(=O) 2 −、R NT1 NT2 N−S(=O) 2 −、アリール、ヘテロアリールおよびヘテロシクリルから互いに独立に選択される1個または複数の置換基で置換されていてもよく、アリールは、フェニルまたはナフチルを示し、
ヘテロアリールは、N、NR N 、OおよびSから互いに独立に選択される1、2、3または4個のヘテロ原子を含有する5員または6員の芳香族炭素環であり、
ヘテロシクリルは、4〜7員の不飽和または飽和炭素環であり、1個、2個もしくは3個の−CH 2 −基は、互いに独立に、NR N 、O、−C(=O)−、S、−S(=O)−もしくは−S(=O) 2 −によって置き換えられており、かつ/または−CH−基は、Nによって置き換えられており、
各アリール、ヘテロアリールまたはヘテロシクリル基は、L Ar から互いに独立に選択される1個または複数の置換基で置換されていてもよく、
NT1 は、H、C 1-6 −アルキル、C 3-6 −シクロアルキル、C 1-6 −アルキル−C(=O)−、C 1-6 −アルキル−S(=O) 2 、ヘテロシクリル、アリールおよびヘテロアリールからなる基R NT1 −G1から選択され、
各アルキルおよびシクロアルキル基は、F、OH、CN、C 1-4 −アルキル、C 1-4 −アルキル−O−、(R N 2 N、C 1-4 −アルキル−S(=O) 2 −、C 3-6 −シクロアルキル、ヘテロシクリル、フェニルおよびヘテロアリールからなる群から互いに独立に選択される1個または複数の置換基で置換されていてもよく、
ヘテロシクリルは、C 4-7 −シクロアルキル環であり、1個または2個の−CH 2 −基は、互いに独立に、NR N 、O、C(=O)、S、S(=O)またはS(=O) 2 によって置き換えられており、
ヘテロシクリルは、F、C 1-4 −アルキル、(R N 2 N、OHおよびC 1-4 −アルキル−O−から互いに独立に選択される1個または複数の置換基で置換されていてもよく、
アリールは、フェニルまたはナフチルであり、
ヘテロアリールは、N、NR N 、OおよびSから互いに独立に選択される1、2または3個のヘテロ原子を含有する5員または6員の芳香族炭素環であり、
アリール、フェニルおよびヘテロアリールは、1個または複数の置換基L Ar で置換されていてもよく、
NT2 は、HおよびC 1-6 −アルキルからなる基R NT2 −G1から選択され、あるいは
NT1 およびR NT2 は、連結して、C 3-5 −アルキレン基からなる基R NT1 NT2 −G1から選択される1個の基(1個または2個の−CH 2 −基は、互いに独立に、NR N 、O、C(=O)、S、S(=O)またはS(=O) 2 によって置き換えられている)(F、C 1-4 −アルキル、(R N 2 N、OHおよびC 1-4 −アルキル−O−から互いに独立に選択される1個または複数の置換基で置換されていてもよい)を形成し、
Ar は、F、Cl、Br、I、CN、OH、NO 2 、C 1-4 −アルキル−、C 1-4 −アルキル−O−、(R N 2 N−C(=O)、(R N 2 N−およびC 1-4 −アルキル−S(=O) 2 −からなる基L Ar −G1から選択され、各アルキル基は、F、Cl、CN、OHおよびC 1-3 −アルキル−O−から互いに独立に選択される1個または複数の置換基で置換されていてもよく、
P は、FおよびC 1-3 −アルキルからなる基L P −G1から選択され、アルキル基は、1個または複数のF原子で置換されていてもよく、
Q は、F、Cl、CN、OH、C 1-4 −アルキル、C 3-7 −シクロアルキル−、F 2 HC、F 3 C、C 1-4 −アルキル−O−、F 2 HC−O−、F 3 C−O−およびC 3-7 −シクロアルキル−O−からなる基L Q −G1から選択され、
2 は、F、Cl、Br、I、CN、OH、NO 2 、C 1-6 −アルキル−、C 2-6 −アルケニル−、C 2-6 −アルキニル−、C 3-6 −シクロアルキル、C 1-6 −アルキル−O−、C 3-6 −シクロアルキル−O−、C 1-6 −アルキル−S−、HO−C(=O)−、C 1-6 −アルキル−O−C(=O)−、C 1-4 −アルキル−C(=O)−、C 3-6 −シクロアルキル−C(=O)−、C 1-4 −アルキル−S(=O)−、C 1-4 −アルキル−S(=O) 2 −、R NT1 NT2 N−、R NT1 NT2 N−C(=O)−、R NT1 NT2 N−S(=O) 2 −、R NT1 NT2 N−C(=O)−(R N )N−、ヘテロシクリル、ヘテロシクリル−O−、アリール、アリール−O−、ヘテロアリールおよびヘテロアリール−O−からなる基R 2 −G1から選択され、各アルキル、アルケニル、アルキニルおよびシクロアルキル基は、F、Cl、CN、OH、C 1-3 −アルキル、C 3-6 −シクロアルキル、C 1-3 −アルキル−O−、R NT1 NT2 N−、R NT1 NT2 N−C(=O)−、C 1-4 −アルキル−S(=O)−、C 1-4 −アルキル−S(=O) 2 −、R NT1 NT2 N−S(=O) 2 −、アリール、ヘテロアリールおよびヘテロシクリルから互いに独立に選択される1個または複数の置換基で置換されていてもよく、
アリールは、フェニルまたはナフチルを示し、
ヘテロアリールは、N、NR N 、OおよびSから互いに独立に選択される1、2、3または4個のヘテロ原子を含有する5員または6員の芳香族炭素環であり、
ヘテロシクリルは、4〜7員の不飽和または飽和炭素環であり、1個、2個もしくは3個の−CH 2 −基は、互いに独立に、NR N 、O、−C(=O)−、S、−S(=O)−もしくは−S(=O) 2 −によって置き換えられており、かつ/または−CH−基は、Nによって置き換えられており、
各アリール、ヘテロアリールまたはヘテロシクリル基は、L Ar から互いに独立に選択される1個または複数の置換基で置換されていてもよく、
nは、0、1、2、3または4から選択される整数である]
の化合物またはその塩。
〔2〕R 1 が、
Figure 2014516070
からなる群から選択され、
各環が1個の置換基L Ar で置換されていてもよく、各基が、1個の置換基R 2 で置換されていてもよく、
2 、R N およびL Ar が、前記〔1〕に記載の通りである、
前記〔1〕に記載の化合物。
〔3〕R 1 が、
Figure 2014516070
からなる群から選択され、
各環が1個のR 2 で追加的に置換されていてもよく、
2 が、F、NC−、C 1-4 −アルキル−、F 3 C−、C 1-3 −アルキル−O−およびフェニルからなる群から選択され、
前記フェニル環が、F、Cl、CH 3 、または−OCH 3 で一置換されていてもよい、
前記〔1〕に記載の化合物。
〔4〕nが0または1であり、L P がFである、前記〔1〕から〔3〕のいずれか1項に記載の化合物。
〔5〕Arが、フェニル、テトラゾリル、ならびにピリジニル、ピラジニル、ピリダジニル、ピリミジニル、イソオキサゾリル、オキサゾリル、オキサジアゾリル、イミダゾリル、ピラゾリル、トリアゾリル、チエニルおよびチアゾリルから選択される芳香族複素環からなる群から選択され、
前記フェニルおよび芳香族複素環が、L Ar から互いに独立に選択される1個または複数の置換基で置換されていてもよく、
前記フェニル、テトラゾリルおよび芳香族複素環が、基Tで置換されていてもよく、芳香族複素環において、1個のNH基のH−原子が、R N によって置き換えられていてもよく、
T、R N およびL Ar が前記〔1〕に記載の通りである、
前記〔1〕、2、3または4のいずれか1項に記載の化合物。
〔6〕Tが、CN、C 1-3 −アルキル−、NC−C 1-3 −アルキル−、C 1-3 −アルキル−O−、C 1-3 −アルキル−S(=O)、C 1-3 −アルキル−S(=O) 2 、R NT1 NT2 N−S(=O) 2 −、R NT1 NT2 N−C(=O)−、R NT1 NT2 N−、C 1-3 −アルキル−S(=O) 2 −CH 2 −、およびR NT1 NT2 N−C(=O)−CH 2 −からなる群から選択され、R NT1 およびR NT2 が前記〔1〕に記載の通りである、前記〔5〕に記載の化合物。
〔7〕Arが、
Figure 2014516070
からなる群から選択され、前述の基のそれぞれが、CN、CH 2 CN、CH 3 、CH 2 CH 3 、OCH 2 CH 3 、およびSO 2 CH 3 からなる群から選択される1個の置換基で置換されていてもよく、1個のF原子で追加的に置換されていてもよい、前記〔1〕、2、3、または4のいずれか1項に記載の化合物。
〔8〕HetAr−Arが、
Figure 2014516070
からなる群から選択され、各環が、L Q から互いに独立に選択される1個または2個の置換基で置換されていてもよく、Arが前記〔1〕、5または6に記載の通りであり、L Q が前記〔1〕に記載の通りである、前記〔1〕から〔7〕のいずれかに記載の化合物。
〔9〕R 1 が、
Figure 2014516070
からなる群から選択され、R 1 が、Cl、C 1-4 −アルキル−、シクロプロピル、F 3 C−、またはフェニルで置換されていてもよく、
HetAr−Arが、
Figure 2014516070
からなる群から選択され、Arが、


Figure 2014516070
からなる群から選択され、L P がFであり、nが0または1である、
前記〔1〕に記載の式Iの化合物。
〔10〕
Figure 2014516070

Figure 2014516070

Figure 2014516070

Figure 2014516070

Figure 2014516070
からなる群から選択される、前記〔1〕に記載の化合物または薬学的に許容されるその塩。
〔11〕前記〔1〕から〔10〕の1項または複数項に記載の化合物の、薬学的に許容される塩。
〔12〕前記〔1〕から〔10〕の1項もしくは複数項に記載の1種もしくは複数の化合物、または1種もしくは複数の薬学的に許容されるその塩を含み、それを1種または複数の不活性な担体および/または希釈剤と一緒に含んでいてもよい、医薬組成物。
〔13〕Gタンパク質共役受容体GPR119の活性化によって媒介される疾患または状態を治療する方法であって、前記〔1〕から〔10〕の1項もしくは複数項に記載の化合物、または薬学的に許容されるその塩を、それを必要としている患者に投与することを特徴とする、方法。
〔14〕Gタンパク質共役受容体GPR119の活性化によって媒介される疾患または状態が、糖尿病、脂質異常症または肥満である、前記〔13〕に記載の方法。
〔15〕Gタンパク質共役受容体GPR119の活性化によって媒介される疾患または状態の治療において使用するための、前記〔1〕から〔10〕の1項もしくは複数項に記載の化合物または薬学的に許容されるその塩。
〔16〕Gタンパク質共役受容体GPR119の活性化によって媒介される疾患または状態が、糖尿病、脂質異常症または肥満である、前記〔15〕に記載の使用のための化合物。
〔17〕前記〔1〕から〔10〕までの1項もしくは複数項に記載の1種もしくは複数の化合物、または1種もしくは複数の薬学的に許容されるその塩、および1種または複数の追加の治療剤を含み、それらを1種または複数の不活性な担体および/または希釈剤と一緒に含んでいてもよい、医薬組成物。

Claims (14)

  1. 式I
    Figure 2014516070
    [式中、
    1は、N、NRN、OおよびSから互いに独立に選択される1、2または3個のヘテロ原子を含有する5員または6員の芳香族複素環からなる基R1−G1から選択され、前記芳香族複素環に第2の炭素環が縮合していてもよく、前記第2の炭素環は、不飽和または芳香族であり、5員または6員であり、N、NRN、OおよびSから互いに独立に選択される1、2または3個のヘテロ原子を含有していてもよく、前記第2の炭素環において、1個または2個の−CH2−基は、−N(RN)−、−C(=O)−、−S(=O)−または−S(=O)2−によって置き換えられていてもよく、
    前記芳香族複素環および/または第2の炭素環のそれぞれは、互いに独立に、LArから選択される1個または複数の置換基で置換されていてもよく、
    前記芳香族複素環または前記第2の炭素環は、基R2で置換されていてもよく、
    各RNは、独立に、H、C1-4−アルキル、C1-4−アルキル−C(=O)−およびC1-4−アルキル−S(=O)2−からなる基RN−G1から選択され、
    HetArは、N、NRN、OおよびSから互いに独立に選択される1、2または3個のヘテロ原子を含有する5または6員の芳香族複素環からなる基HetAr−G1から選択され、
    各芳香族複素環は、LQから選択される1個または複数の置換基で置換されていてもよく、
    Arは、フェニル環、テトラゾリル環ならびにN、NRN、OおよびSから互いに独立に選択される1、2または3個のヘテロ原子を含有する5員または6員の芳香族複素環からなる基Ar−G1から選択され、前記フェニル環または芳香族複素環に第2の炭素環が縮合していてもよく、前記第2の炭素環は、不飽和または芳香族であり、5員または6員であり、N、NRN、OおよびSから互いに独立に選択される1、2または3個のヘテロ原子を含有していてもよく、前記第2の炭素環において、1個または2個の−CH2−基は、−N(RN)−、−C(=O)−、−S(=O)−または−S(=O)2−によって置き換えられていてもよく、
    前記フェニル環、芳香族複素環および/または第2の炭素環のそれぞれは、互いに独立に、LArから選択される1個または複数の置換基で置換されていてもよく、
    前記フェニル環、テトラゾリル環、芳香族複素環または第2の炭素環は、基Tで置換されていてもよく、
    Tは、F、Cl、Br、I、CN、OH、NO2、C1-6−アルキル−、C2-6−アルケニル−、C2-6−アルキニル−、C3-6−シクロアルキル、C1-6−アルキル−O−、C3-6−シクロアルキル−O−、C1-6−アルキル−S−、HO−C(=O)−、C1-6−アルキル−O−C(=O)−、C1-4−アルキル−C(=O)−、C3-6−シクロアルキル−C(=O)−、C1-4−アルキル−S(=O)−、C1-4−アルキル−S(=O)2−、RNT1NT2N−、RNT1NT2N−C(=O)−、RNT1NT2N−S(=O)2−、RNT1NT2N−C(=O)−(RN)N−、ヘテロシクリル、ヘテロシクリル−O−、アリール、アリール−O−、ヘテロアリールおよびヘテロアリール−O−からなる基T−G1から選択され、各アルキル、アルケニル、アルキニルおよびシクロアルキル基は、F、Cl、CN、OH、C1-3−アルキル、C3-6−シクロアルキル、C1-3−アルキル−O−、RNT1NT2N−、RNT1NT2N−C(=O)−、C1-4−アルキル−S(=O)−、C1-4−アルキル−S(=O)2−、RNT1NT2N−S(=O)2−、アリール、ヘテロアリールおよびヘテロシクリルから互いに独立に選択される1個または複数の置換基で置換されていてもよく、アリールは、フェニルまたはナフチルを示し、
    ヘテロアリールは、N、NRN、OおよびSから互いに独立に選択される1、2、3または4個のヘテロ原子を含有する5員または6員の芳香族炭素環であり、
    ヘテロシクリルは、4〜7員の不飽和または飽和炭素環であり、1個、2個もしくは3個の−CH2−基は、互いに独立に、NRN、O、−C(=O)−、S、−S(=O)−もしくは−S(=O)2−によって置き換えられており、かつ/または−CH−基は、Nによって置き換えられており、
    各アリール、ヘテロアリールまたはヘテロシクリル基は、LArから互いに独立に選択される1個または複数の置換基で置換されていてもよく、
    NT1は、H、C1-6−アルキル、C3-6−シクロアルキル、C1-6−アルキル−C(=O)−、C1-6−アルキル−S(=O)2、ヘテロシクリル、アリールおよびヘテロアリールからなる基RNT1−G1から選択され、
    各アルキルおよびシクロアルキル基は、F、OH、CN、C1-4−アルキル、C1-4−アルキル−O−、(RN2N、C1-4−アルキル−S(=O)2−、C3-6−シクロアルキル、ヘテロシクリル、フェニルおよびヘテロアリールからなる群から互いに独立に選択される1個または複数の置換基で置換されていてもよく、
    ヘテロシクリルは、C4-7−シクロアルキル環であり、1個または2個の−CH2−基は、互いに独立に、NRN、O、C(=O)、S、S(=O)またはS(=O)2によって置き換えられており、
    ヘテロシクリルは、F、C1-4−アルキル、(RN2N、OHおよびC1-4−アルキル−O−から互いに独立に選択される1個または複数の置換基で置換されていてもよく、
    アリールは、フェニルまたはナフチルであり、
    ヘテロアリールは、N、NRN、OおよびSから互いに独立に選択される1、2または3個のヘテロ原子を含有する5員または6員の芳香族炭素環であり、
    アリール、フェニルおよびヘテロアリールは、1個または複数の置換基LArで置換されていてもよく、
    NT2は、HおよびC1-6−アルキルからなる基RNT2−G1から選択され、あるいは
    NT1およびRNT2は、連結して、C3-5−アルキレン基からなる基RNT1NT2−G1から選択される1個の基(1個または2個の−CH2−基は、互いに独立に、NRN、O、C(=O)、S、S(=O)またはS(=O)2によって置き換えられている)(F、C1-4−アルキル、(RN2N、OHおよびC1-4−アルキル−O−から互いに独立に選択される1個または複数の置換基で置換されていてもよい)を形成し、
    Arは、F、Cl、Br、I、CN、OH、NO2、C1-4−アルキル−、C1-4−アルキル−O−、(RN2N−C(=O)、(RN2N−およびC1-4−アルキル−S(=O)2−からなる基LAr−G1から選択され、各アルキル基は、F、Cl、CN、OHおよびC1-3−アルキル−O−から互いに独立に選択される1個または複数の置換基で置換されていてもよく、
    Pは、FおよびC1-3−アルキルからなる基LP−G1から選択され、アルキル基は、1個または複数のF原子で置換されていてもよく、
    Qは、F、Cl、CN、OH、C1-4−アルキル、C3-7−シクロアルキル−、F2HC、F3C、C1-4−アルキル−O−、F2HC−O−、F3C−O−およびC3-7−シクロアルキル−O−からなる基LQ−G1から選択され、
    2は、F、Cl、Br、I、CN、OH、NO2、C1-6−アルキル−、C2-6−アルケニル−、C2-6−アルキニル−、C3-6−シクロアルキル、C1-6−アルキル−O−、C3-6−シクロアルキル−O−、C1-6−アルキル−S−、HO−C(=O)−、C1-6−アルキル−O−C(=O)−、C1-4−アルキル−C(=O)−、C3-6−シクロアルキル−C(=O)−、C1-4−アルキル−S(=O)−、C1-4−アルキル−S(=O)2−、RNT1NT2N−、RNT1NT2N−C(=O)−、RNT1NT2N−S(=O)2−、RNT1NT2N−C(=O)−(RN)N−、ヘテロシクリル、ヘテロシクリル−O−、アリール、アリール−O−、ヘテロアリールおよびヘテロアリール−O−からなる基R2−G1から選択され、各アルキル、アルケニル、アルキニルおよびシクロアルキル基は、F、Cl、CN、OH、C1-3−アルキル、C3-6−シクロアルキル、C1-3−アルキル−O−、RNT1NT2N−、RNT1NT2N−C(=O)−、C1-4−アルキル−S(=O)−、C1-4−アルキル−S(=O)2−、RNT1NT2N−S(=O)2−、アリール、ヘテロアリールおよびヘテロシクリルから互いに独立に選択される1個または複数の置換基で置換されていてもよく、
    アリールは、フェニルまたはナフチルを示し、
    ヘテロアリールは、N、NRN、OおよびSから互いに独立に選択される1、2、3または4個のヘテロ原子を含有する5員または6員の芳香族炭素環であり、
    ヘテロシクリルは、4〜7員の不飽和または飽和炭素環であり、1個、2個もしくは3個の−CH2−基は、互いに独立に、NRN、O、−C(=O)−、S、−S(=O)−もしくは−S(=O)2−によって置き換えられており、かつ/または−CH−基は、Nによって置き換えられており、
    各アリール、ヘテロアリールまたはヘテロシクリル基は、LArから互いに独立に選択される1個または複数の置換基で置換されていてもよく、
    nは、0、1、2、3または4から選択される整数である]
    の化合物またはその塩。
  2. 1が、
    Figure 2014516070
    からなる群から選択され、
    各環が1個の置換基LArで置換されていてもよく、各基が、1個の置換基R2で置換されていてもよく、
    2、RNおよびLArが、請求項1に記載の通りである、
    請求項1に記載の化合物。
  3. 1が、
    Figure 2014516070
    からなる群から選択され、
    各環が1個のR2で追加的に置換されていてもよく、
    2が、F、NC−、C1-4−アルキル−、F3C−、C1-3−アルキル−O−およびフェニルからなる群から選択され、
    前記フェニル環が、F、Cl、CH3、または−OCH3で一置換されていてもよい、
    請求項1に記載の化合物。
  4. nが0または1であり、LPがFである、請求項1から3のいずれか1項に記載の化合物。
  5. Arが、フェニル、テトラゾリル、ならびにピリジニル、ピラジニル、ピリダジニル、ピリミジニル、イソオキサゾリル、オキサゾリル、オキサジアゾリル、イミダゾリル、ピラゾリル、トリアゾリル、チエニルおよびチアゾリルから選択される芳香族複素環からなる群から選択され、
    前記フェニルおよび芳香族複素環が、LArから互いに独立に選択される1個または複数の置換基で置換されていてもよく、
    前記フェニル、テトラゾリルおよび芳香族複素環が、基Tで置換されていてもよく、芳香族複素環において、1個のNH基のH−原子が、RNによって置き換えられていてもよく、
    T、RNおよびLArが請求項1に記載の通りである、
    請求項1、2、3または4のいずれか1項に記載の化合物。
  6. Tが、CN、C1-3−アルキル−、NC−C1-3−アルキル−、C1-3−アルキル−O−、C1-3−アルキル−S(=O)、C1-3−アルキル−S(=O)2、RNT1NT2N−S(=O)2−、RNT1NT2N−C(=O)−、RNT1NT2N−、C1-3−アルキル−S(=O)2−CH2−、およびRNT1NT2N−C(=O)−CH2−からなる群から選択され、RNT1およびRNT2が請求項1に記載の通りである、請求項5に記載の化合物。
  7. Arが、
    Figure 2014516070
    からなる群から選択され、前述の基のそれぞれが、CN、CH2CN、CH3、CH2CH3、OCH2CH3、およびSO2CH3からなる群から選択される1個の置換基で置換されていてもよく、1個のF原子で追加的に置換されていてもよい、請求項1、2、3、または4のいずれか1項に記載の化合物。
  8. HetAr−Arが、
    Figure 2014516070
    からなる群から選択され、各環が、LQから互いに独立に選択される1個または2個の置換基で置換されていてもよく、Arが請求項1、5または6に記載の通りであり、LQが請求項1に記載の通りである、請求項1から7のいずれかに記載の化合物。
  9. 1が、
    Figure 2014516070
    からなる群から選択され、R1が、Cl、C1-4−アルキル−、シクロプロピル、F3C−、またはフェニルで置換されていてもよく、
    HetAr−Arが、
    Figure 2014516070
    からなる群から選択され、Arが、
    Figure 2014516070
    からなる群から選択され、LPがFであり、nが0または1である、
    請求項1に記載の式Iの化合物。
  10. Figure 2014516070

    Figure 2014516070

    Figure 2014516070

    Figure 2014516070

    Figure 2014516070
    からなる群から選択される、請求項1に記載の化合物または薬学的に許容されるその塩。
  11. 請求項1から10のいずれか1項に記載の化合物の、薬学的に許容される塩。
  12. 請求項1から10のいずれか1項に記載の1種もしくは複数の化合物、または1種もしくは複数の薬学的に許容されるその塩を含み、それを1種または複数の不活性な担体および/または希釈剤と一緒に含んでいてもよい、医薬組成物。
  13. Gタンパク質共役受容体GPR119の活性化によって媒介される疾患または状態を治療するための医薬組成物であって、請求項1から10のいずれか1項に記載の化合物、または薬学的に許容されるその塩を含むことを特徴とする、医薬組成物
  14. Gタンパク質共役受容体GPR119の活性化によって媒介される疾患または状態が、糖尿病、脂質異常症または肥満である、請求項13に記載の医薬組成物
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