JP2014508686A - 消音性のある多層パッチを持つパネル組立部品 - Google Patents

消音性のある多層パッチを持つパネル組立部品 Download PDF

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Abstract

多層パッチを持つパネル組立部品は、ノイズ又は振動を低減、断熱、及び/又は、基礎部分の構造保全を改善するため、多くの異なる用途に利用することが出来る。パネル組立部品が自動車部品である実施例において、パネル組立部品10は、メインパネル12と、基本接着層16と、少なくとも2つの独立パッチ24、26、28と少なくとも1つの補助接着層30、32を持つ多層パッチ14と、を有する。基本接着層により、多層パッチをメインパネルに取り付け、補助接着層により、独立したパッチ同士を取り付ける。多層パッチの異なる層の大きさ、形状、厚さ、及び/または、組成により、特定の音、及び/または、熱の減衰特性を示すように選択を行う。
【選択図】図1

Description

本出願は、2011年3月22日付で出願され、米国仮出願61/466209号の優先権の利益を享受する。これにより、上記仮出願の全体の開示は、引用により組み込まれている。
本開示は、ノイズ及び/または振動を低減するための構造、より詳しくは、自動車に見られるような、金属部分の特定領域に選択的な消音性(sound damping)を持たせるための多層パッチに関する。
消音性(sound damping)材料は、様々な用途や自動車産業を含む様々な産業に用いられてきた。しばしば、消音性のある部品には、自動車のオイルパンのような振動性のある部品に適用されるある種の粘弾性材料が使われてきた。前記粘弾性材料は、振動に関連した機械的エネルギーを、消音材料層内で分散される熱エネルギーに変換することにより、前記部品によって生成された振動エネルギーを吸収し消失させる。これにより、振動に関連したノイズは減少する。消音(sound damping)のため通常使われるいくつかの異なった構造が存在する。その構造の例は、自由層(free-layer)構造、拘束層(constrained-layer)構造、ラミネートを含む。
自由層(free-layer)構造は、消音性粘弾性材料(sound damping viscoelastic material)が振動部品の表面に適用された構造となっている。そのような配置において、前記部品の一方の側にあるノイズまたは振動源によって生成された振動または音響エネルギー(vibratory or acoustic energy)は、隣り合う粘弾性層で消失する、そのため前記構造の他方の側には伝達されない。拘束層(constrained-layer)構造の場合、消音性粘弾性材料(sound damping viscoelastic material)は、接着材として機能し、振動部品と追加の剛性拘束層(rigid constraining layer)の間に挟まれる。前記振動減衰性(vibration damping)は、一般に前記振動部品と前記剛性拘束層(rigid constraining layer)との間での、粘弾性材料内のせん断運動(shearing movement)を引き起こす相対運動に依存する。前記せん断運動(shearing movement)は、前記振動エネルギーを、前記剛性拘束層(rigid constraining layer)を介して消失する熱エネルギーに変換する。消音性(sound damping)ラミネートは、一般に拘束層(constrained-layer)と同じように機能する。しかしながら、前記振動部品は、一組の薄い拘束層(constrained-layer)と、粘弾性材料とを有する。
特開平01-206033号公報
1つの様態によれば、メインパネルが音響的活性領域(acoustically active region)と、基本接着層と、少なくとも2つの独立パッチと少なくとも1つの補助接着層を持つ多層パッチと、を含むパネル組立部品を提供する。前記基本接着層は、消音性(sound damping)のある音響的活性領域(acoustically active region)において、前記多層パッチを前記メインパネルに取り付ける。
別の様態によれば、パネル組立部品の製作は、(a)メインパネルと、第1の独立パッチと、第2の独立パッチを提供する工程と、(b)前記第1の独立パッチを、基本接着層を介して前記メインパネルに取り付け、成形前のパネル組立部品を形成するために、前記第2独立パッチを、補助接着層を介して前記第1独立パッチに取り付ける工程と、(c) 前記成形前のパネル組立部品に対して金属成形加工を施して、成形済パネル組立部品を形成する工程を含む、パネル組立部品の製造方法を提供する。
本発明の好ましい実施例は、以後記号により要素を指示した付図の対応により説明されるであろう。
多層パッチを有するパネル組立部品の一例を示す平面図である。 図1のパネル組立部品の側面図である。 1つまたはそれ以上の成形工程を伴う図1のパネル組立部品の斜視図である 複数の多層パッチを有するパネル組立部品の他の例を示す平面図である。 複数の多層パッチを有するパネル組立部品の他の例を示す平面図である。 メインパネルの両側に多層パッチを有するパネル組立部品の別の例を示す側面図である。 折り曲げられ、メインパネルの一方に多層パッチを有するパネル組立部品の別の例を示す側面図である。 1つまたはそれ以上の多層パッチを持つパネル組立部品を製作するための一例の方法におけるいくつかの工程を示すフローチャートである。
前記多層パッチは、ノイズ又は振動を低減、断熱、及び/又は、基礎部分の構造保全を改善するため、多くの異なる用途に使用することが出来る。前記多層パッチは、様々な自動車用途に利用されるパネルに関する以下の文章で説明されているが、前記多層パッチは、それほど制約があるわけではなく、非自動車用途にも同様に使うことが出来る。潜在的な自動車用途のいくつかの例では、他の自動車用途と同様、ホイール室 (wheel well)、座席タブ(seat tub)、予備ホイールタブ(spare wheel tub)、ダッシュパネル、プレナム、ルーフパネル、フロアパン、フード、デッキリッド(deck lid)、ドアインナー、手荷物棚(parcel shelf)、オイルパン、または様々なエンジンかトランスミッション部品のカバーまたは収納、を含むものである。いくつかの潜在的な非自動車用途の例は、航空宇宙用途、船舶用途、軍事用途、農業・建築設備、家庭用途、硬いまたは堅い部分においてノイズまたは振動を減少させたい他のいかなる用途をも含む。
パネル組立部品と、前記パネル組立部品に対応して使用される消音性( sound-damping)パッチにおけるいくつかの制限の無い例では、2010年8月11日に出願された国際特許出願PCT/US2010/045172号、2010年10月21日に出願された国際特許出願PCT/US2010/053589号、2011年2月18日に出願された国際特許出願PCT/US2011/025361号、2011年6月10日に出願された国際特許出願PCT/US2011/039939号、に明示されており、該出願の記載は本願の一部をなす。
図1から3は、メインパネル12と、1つまたはそれ以上の多層パッチ14と、前記メインパネルと前記パッチとを取り付ける基本接着層16と、を有するパネル組立部品10を示すものである。ここで使われている「パネル組立部品」という用語は、製造工程における特定のステージやフェーズに制限されるものでは無く、前記パネルの周囲が、まだ切られていないか、その最終形状に整えられていないパネル組立部品、前記パネルの周囲が、すでに切られているか、その最終形状に整えられたパネル組立部品、前記パネルが、型打ち(stamping)されないか、折り曲げられないか、さもなければその最終的な輪郭を示す形状に形成されないパネル組立部品(例えば、図1及び図2の平面状パネル組立部品)、前記パネルが、すでに型打ちされるか、折り曲げられるか、さもなければその最終的な輪郭を示す形状に形成されるパネル組立部品(例えば、図3の輪郭パネル組立部品)、前記パネルが、まだ自動車又は他の構造物取り付けられていないパネル組立部品、または、数少ない可能性によると、前記パネルが、すでに、ダッシュパネルまたはホイール室(wheel well)のような自動車又は他の構造物取り付けられているパネル組立部品を含むものである。前記「パネル組立部品」という用語は、部分的に、大部分、または完全に成形した部品を示し得る。
前記メインパネル12は、下部の部品または形成すべき部分のための構造的な基盤として機能する。前記メインパネル12は、打ち抜かれるか、切断されるか、せん断されるか、さもなければ好ましい形状に形成され得る。前記メインパネル12は、通常前記多層パッチ14より大きく、幾つかの適切な材料で構成され、様々な形式及び合金の鉄、例えば、冷間圧延鋼(cold rolled steel)、溶融めっき鋼(hot dipped steel)、電気亜鉛めっき鋼(electro-galvanized steel)、ガルバニール処理(galvanneal)などや、アルミニウム、他の金属、または他の高分子材料(polymer-based materials)や複合材のような非金属材料から構成することが出来る。ある実施例では、前記メインパネル12は、鉄で構成され、全体的に0.4mm〜3.0mmの厚さを持ち、他の実施例では、前記メインパネル12は、多層の消音性(sound-damping)ラミネートとなっている。前記パネル12の正確なサイズ、形状、厚さ、及び組成は、形成される特定部品に応じて大きく異なり、ここで示しかつ説明された実施例と異なるものであっても良い。
前記基本接着層16とともに前記多層パッチ14は、前記パネル組立部品10を介して、またはと共に、ノイズまたは振動の伝達を減少するか軽減するために、前記メインパネル12に戦略上適用することが可能である。前記多層パッチ14を、通常領域22のような前記パネルの音響的活性領域(acoustically active region)に対応した箇所で、前記メインパネル12に取付ける。本明細書に使用された「音響的活性領域(acoustically active region)」とは、概して音及び/または振動源に露出され、かつ、いくつかのタイプの消音から利益を得られる、前記メインパネルのいずれかの区域、部分、及び/または、他の領域を含むものである。図 2に示される例では、領域22を、一般にノイズまたは熱源20の近くに配置、及び/または前記ノイズ又は熱源20と並べる。こうした発生源20の制限の無いいくつかの例では、エンジン、ホイール、およびタイヤの組立体か、エンジン排気部品か、または風雑音を引き起こす自動車部品を含み得る。また、ノイズ源は、前記パネル組立部品10と隣接するか、そこに取付けられた別のノイズを発生するか、振動する自動車部品であっても良く、領域22の位置は、例えば、独立した部品の幾何学的形状、質量、または固有周波数のような他の要素によって決まり得る。
図1及び2で示された例では、前記多層パッチ14は、異なる大きさと形状を持ち、2つの補助接着層30、32を介して互いに取り付けられる3つの独立パッチ24、26、28を有する。前記独立パッチ、及び/または前記補助接着層の数は、ここで示した実施例とは異なるものであっても良い。例えば、パッチ、接着層が多かったり、少なかったりしても良い。しかしながら、多くの場合、少なくとも2つの前記独立パッチと少なくとも一つの補助接着層が存在するものである。基本及び補助接着層16、30、32の両方を含む、接着層の総合計は、一般に前記独立パッチ24、26、28の数と同じであるが、これは必須ではない。例えば、単一接着層は、図4及び5の実施例で示され、後で詳しく説明するように、複数のパッチを直接取り付けるために使用することが出来る。ここで使用される「取付け」という用語は、広義には何らかの直接的装着(direct attachment)か、間接的装着(indirect attachment)を含むものである。例えば、前記パッチ24を、前記基本接着層16によって前記メインパネル12に直接的に取り付ける一方で、前記パッチ28を、中間パッチ24、26と前記補助接着層30、32を介して、前記メインパネル12に間接的に取り付ける。
前記独立パッチの大きさ、形状、及び/または配置は、形成される箇所の必要に応じて様々である。例えば、図1で示された実施例では、前記独立パッチ24、26、28は、連続して大きさを削減しているため、前記パッチ26は、前記パッチ24の周囲の内側に完全に収まり、前記パッチ28は、前記パッチ26の周囲の内側に完全に収まる。言い換えるなら、前記パッチ28は、前記パッチ26の境界より小さく、前記パッチ26の境界により取り囲まれている。同様に、前記パッチ26は、前記パッチ24の境界より小さく、前記パッチ24の境界により取り囲まれている。この固有の例では、前記最も内側のパッチ24(例えば、前記メインパネル12に最も近いパッチ)から前記最も外側のパッチ28へ向かう各々の連続したパッチは、それが取り付けられる下部パッチより小さいものである。しかしながら、図4及び5の実施例で示すように、1つまたはそれ以上のパッチが、下部パッチの外周を越えて延在することもあり得るので、これは常に成立するわけではない。また、図5は、2つの独立したパッチが、それらの独立したパッチの上部に取り付けられた第3のパッチ(上部のパッチ)が2つの下部パッチ(2つの独立したパッチ)と重なるかつながるように、互いに隣り合って又は隣接して、前記メインパネルに直接的に取り付けられている例を示すものである。これらの実施例は、後で詳しく説明する。
上記の通り、前記独立パッチの位置は、図2の領域22のような、前記パネル組立部品における音響的活性領域(acoustically active region)の存在により影響を受けるものである。図示するように、音響的活性領域22は、前記メインパネル12全体を覆うか、前記メインパネルのある部分またはある区域だけを覆うものである。また、音響的活性領域22は、様々なレベルの音および/又は振動にさらされる可能性があり、一部のサブ領域は他より高いレベルの音および/又は振動に露出される。例えば、音響的活性領域(22は、各々のサブ領域がノイズまたは振動の異なるレベルによって影響を受ける、多様なサブ領域を含んでも良い。消音性(sound-damping)パッチが無い場合、例えば、所定のサブ領域は別のサブ領域に比べ、より高い振幅か、異なる周波数で振動し得る。前記多層パッチ14を、複数の積層した層を有する多層パッチの一部が、より高いレベルのノイズに露出された前記メインパネル12上のサブ領域を覆うように、構成し、配置する。図1及び2で説明されるように、最も外側のパッチ28の下に直接置かれ、(その上に)積層された3層の消音性パッチを持つ前記メインパネル12の一部分は、最も高いノイズ、振動、及び/または熱にさらされる前記メインパネル12の一部分であり得る。各々のパッチは、ノイズを軽減するために隣接した前記接着層と共に働いて、複数のパッチ層を持つ前記メインパネル12の領域が、単一パッチ層のみか、パッチの無い領域よりもより多くの音を減衰させる。さらに、前記独立パッチ及び/または前記補助接着層が、周波数、温度等に関連しているので、その減衰効果に影響を与える異なる性質を持つこともあり得る。そのような実施例は、後で詳しく説明する。
前記独立パッチ24、26、28を構成する組成または材料は、形成される部分の必要性に応じて様々である。例えば、前記パッチ24、26、28の例では、様々な形式及び合金の鉄、例えば、冷間圧延鋼(cold rolled steel)、溶融めっき鋼(hot dipped steel)、電気亜鉛めっき鋼(electro-galvanized steel)、ガルバニール処理(galvanneal)などや、アルミニウム、他の金属を組む、何らかの適切な材料から構成することが出来る。いくつかの実施例では、パッチは硬質または半硬質高分子材料または複合材のような非金属材料で構成することが出来る。1つの実施例では、前記独立パッチの各々は、同じ厚さを持ち、その全ては下にある前記メインパネル12の厚さよりも薄い。一例として、パッチの厚さは、全体で0.2mm〜2.0mmである。他の実施例では、各々のパッチは、異なった厚さを持つか、少なくとも一つのパッチは、別のパッチより異なる厚さを持っている。前記補助接着層30、32も、同じかまたは異なる組成で構成され、同じかまたは異なる厚さを持ち、同じかまたは異なる接着パターンなどで適用されるから、前記補助接着層30、32についても同様のことが言える。このことは、後で詳しく説明する。また、前記多層パッチにおける1つまたはそれ以上の前記独立パッチは、ラミネート材料で構成することが可能である。すなわち、前記独立パッチは、例えば1つかまたはそれ以上の前記接着層とともに固定された複合金属層(multiple metal layers)を含み得る。そのような場合、ラミネートパッチの異なるサブ層は、図6の実施例で示され、以下詳しく説明するように、一般的に同じ外部境界または外周を持つ。
前記独立パッチ24、26、28は、多様な金属成形加工(metal forming operations)を補助する特徴(feature)のような他の特徴を有しても良い。例えば、特許出願PCT/US2010/053589号ですでに述べられているように、前記多層パッチ14の例は、ノッチ34の近くの材料が顕著な変形を受けるか、複合ストレス領域に置かれる、打ち抜き加工(stamping)、絞り加工(drawing)、または他の成形加工の際に有用なノッチまたはカットアウト34の形状の成形特徴又は成形構造(forming feature)を含む。もちろん、前記多層パッチ14は、音や振動を鈍らす(減衰する)ことが出来ること以外の他の有益な特徴を持つことができる。例えば、多層パッチを持つ前記パネル組立部品10の領域は、全体的に材料の厚さが増加した領域であり得る。このように、パッチの位置は、前記パネル12の特定領域の剛性及び/または熱抵抗を増加させる必要性に応じ、少なくとも部分的に決定することが出来る。例えば、いくつかの用途では、追加の消音性(sound-damping)は、すでに消音性(sound-damping)パッチを持つパネル12の特定領域においては要求されないが、追加の付加パッチ(overlying patch)は、その領域において、前記パネル組立部品10全体の熱抵抗またはR値を増加させるために適用することが出来る。いくつかのケースでは、ノイズ低減の追加的な利点を提供しつつも、前記多層パッチは、追加的な剛性と熱抵抗をパネルに与えることが出来るといった相乗効果をもたらす。1つの例では、前記パネル組立部品は、熱源に向かって伸び、その形状によりノイズを本質的に増幅してしまう突出した特徴(構造)を有するので、図7の実施例で示すように、前記多層パッチの位置を決定する(後で詳しく説明する)。
前記接着層16、30、32を、前記パネル組立部品10の様々な層を接着するか、取り付けることに利用する。特に、図1及び2を参照すると、前記最も内側のパッチ24を、前記基本接着層16とともに前記メインパネル12に取り付け、前記中間パッチ26を、補助接着層30とともに前記パッチ24に取り付け、前記最も外側のパッチ28を、前記補助接着層32とともに前記パッチ26に取り付ける。前記基本接着層16は、前記多層パッチ14を前記メインパネル12に接着し、前記補助接着層30、32は、様々な独立したパッチ同士を接着する。1つの実施例によれば、前記接着層16、30または32のすくなくとも一つは、熱硬化性アクリル酸樹脂(acrylate-based thermoset resin)を含み、全体で0.005mm〜0.05mmの厚さを持つ粘弾性接着材である。しかしながら、他の接着材の組成及び厚さも、同様に使用することが出来る。異なる接着層は、以下説明するように、層に応じて様々であり、例えば、減衰特性、温度、周波数などの点から、各々の層の消音(sound-damping)特性に適合させるか、制御させることが可能である。前記メインパネル12とパッチの間に挟まれるか、前記独立パッチの間に挟まれる各々の前記接着層16、30、32は、拘束減衰層(constrained damping layer)の容量範囲(capacity)内で動作し得る。拘束減衰層(constrained damping layer)の構造は、サンドウィッチのような構造においてせん断及び歪みを利用して振動を低級の摩擦熱に変換することで、振動エネルギーを消失するか、軽減することが出来るということが、当業者により理解されるであろう。前記多層消音性(sound-damping)パッチ14は、追加の利点をもたらし、柔軟性を得るために前記接着層を利用し得る。
例えば、ある実施例では、前記接着層16、30、または32の少なくとも1つが消音性(sound-damping)接着層である。別の実施例では、前記接着層16、30、または32の少なくとも1つが構造的な接着層である。広義の説明では、前記パネル組立部品10に含まれる前記接着層の何れか一つは、前記組立部品の他の接着層の何れか一つとは異なるものである。前記接着層が、例えば異なる組成、厚さ、及び/または材料特性を持つ場合、接着層は、互いに異なるものとみなされる。いくつかの材料特性の例として、ほんの 2、3 の例を挙げれば、温度、周波数等の関数として働く消音性(sound damping)と、断熱性(thermal insulation)と、結合力(cohesive strength)または剛性が挙げられる。各々の消音性(sound damping)は、前記接着層が、最大量の消音性(sound damping)を持つ消音性(sound damping)パッチとともに機能する、有効減衰温度範囲(effective damping temperature range)によって特徴付けることが出来る。ある実施例では、ある接着層は、別の接着層の前記有効減衰温度範囲(effective damping temperature range)より高い有効減衰温度範囲を持つ。そのため、前記パネル組立部品10の全体(overall)有効減衰温度範囲は、より大きくなる。異なる性質を持つ接着層を含む前記多層パッチの利用により、利用される特定用途に応じてパネル組立部品の動作特性を拡大するか、カスタマイズするか、調整できるというメリットがある。
図1の前記パネル組立部品10が、暖機や冷却を行う自動車エンジンのように、温度が変化するノイズ及び熱源20にさらされる例を考える。例えば、前記基本接着層16は、前記補助接着層30、32より高い有効減衰温度範囲(effective damping temperature range)を有し得る。これは、前記接着層16が、前記接着層30、32に比べ、より化学的に安定、及び/またはより高温においてより有効な消音性(sound-damping)を与えることを意味する。エンジンの暖機期間のような、相対的に低いエンジン温度の期間では、現在のエンジン温度が有効減衰温度範囲内にあるため、補助接着層30、32は、消音性(sound damping)において大きな役割を果たす。いったんエンジン温度が通常動作レベルに到達すると、現在のエンジン温度が前記接着層16の前記有効減衰温度範囲(effective damping temperature range)より高いため、前記基本接着層16が前記消音性(sound damping)以上の役割を果たす。異なる接着層の有効減衰温度範囲を、既存の単一拘束層減衰構造(single constrained-layer damping constructions)よりも広いパネル組立部品10用の全体有効減衰温度範囲を提供するように重ねる。ある意味、この例における有効減衰温度範囲を、時間の関数として、予測される温度の変化に基づき選択する。
図4のパネル組立部品40が、パネルが不均一または異質な温度分布持つように、複数のノイズ及び熱源にさらされる別の例を想定する。第1の多層パッチ44を、第1の熱源の近くに置き、第2の多層パッチ46は、第2の熱源の近くに置く。例えば、もし、前記第1の熱源が前記第2の熱源より熱いことが予想される場合、前記第1の多層パッチ44の1つかそれ以上の層は、前記第2の多層パッチ46の1つかそれ以上の層より高い有効減衰温度範囲を持つことが可能である。また、前記多層パッチ44、46の各々は、上記で説明したように、異なる温度能力(temperature capabilities)を持つ接着層を有する。ある意味、この例における有効減衰温度範囲を、前記パネル上の位置または配置の関数として、温度で予想される変化に基づいて選択する。もちろん、前記パネル組立部品の2つまたはそれ以上の前記独立接着層は、同様に同じ組成、厚さ、及び/または材料特性を有しても良い。いくつかの可能性を挙げるならば、例えば、任意の所定の多層パッチにおいて、前記接着層の少なくとも1つが他と異なるものの、2つかそれ以上の前記独立パッチは、同じタイプ及び/または厚さの材料で構成されるか、前記独立パッチの少なくとも1つが他と異なるものの、2つまたはそれ以上の前記接着層は、同じ材料組成及び/または厚さを有するか、または、少なくとも1つの前記独立パッチと少なくとも1つの前記接着層が他と異なり得る。
前記多層パッチと多層接着層により前記パネル組立部品に与えられる潜在的な別の利点は、部品成型性(part formability)である。例えば、連続するパネルまたはパッチ層の間に挟まれる接着層を持つことは、等しい厚さを持つ固体金属材料に比べ、成形の際対向する表面の間にあるレベルの伸展性(compliance)を与えることが出来る。言い換えれば、そのような対向表面は、そうでなければ、固体金属パネルに印加されて、しわや断裂を引き起こす、ある程度の歪みにさらされ、または、(歪みを)吸収する接着層が介在された状態で、成形の際互いに対して相対的に動かされ得る。加えて、全ラミネート(full-laminate)よりもパッチの形態の拘束層(constraining layer)を提供することで、成形の際にしわまたは他の種類の材料不良の発生を避けるために、その部品の既知の高いストレスまたは複合ストレス領域を避けるように、そして、得られた部品における重さ、及び/またはコストを減らすように、前記拘束層をカスタム形状(custom-shaped)にすることができる。すでに説明したように、図1におけるノッチ34のように、様々な形成上の特徴を、この目的のために利用することができる。
いくつかの実施例において、スポット溶接38のような追加の取付特徴(attachment feature)は、金属形成加工の際、1つまたはそれ以上の前記パッチを下層に取り付ける助けとなり、および/又は、材料移動(material movement)を制御し得る。金属成形加工の際、そのような取付特徴を、何らかのパッチの外周近くまたは端で利用し、好ましい位置にパッチを維持する助けとなるように利用する。様々なマスチック(mastic)及び/または他の非接着消音性(sound-damping)材料を、本明細書に記載した接着層の代わりに、またはそれに加えて使用することができる。そのような材料におけるいくつかの制限の無い例として、非接着手段(non-adhesive means)によって、前記隣接したパッチに取り付けられるか、層間に挟まれた、予備成形高分子発泡体、フィルム、またはマットを挙げることができる。
図4から7は、多層パッチを有するパネル組立部品のいくつかの実施例を示したものである。これらの例は、何ら制限を受けるものではなく、多層パッチが用いられた利用可能な様々な構成のいくつかを示すために、以下簡潔に説明するものである。図4は、パッチ44が2つの前記独立パッチ層を含み、パッチ46が3つの前記独立パッチ層を含む、2つの前記多層パッチ44,46を持つパネル組立部品40の例を示すものである。そのような構成は、メインパネル42が、パッチ44の領域よりもパッチ46の領域においてより音響的に活性であり、その領域においてより剛性または構造の強化をひつようとし、及び/または、その領域においてより高温にさらされる場合に役立ち得る。ある非制限的な例では、前記パネル組立部品40を排気システム近くに配置し、ここで、パッチ46は、パッチ44よりも、そのシステムのノイズ源又はより高温部近くに配置し得る。前記多層パッチ46は、独立パッチ48、50、52を含む。図4で示すように、前記パッチ48は、前記パッチ52の周囲または境界内に完全に収まるが、前記パッチ50は、下にある前記パッチ48の周囲内に完全に収まらずその境界からはみ出されている。
また、別の実施例では、図5に示すように、パネル組立部品60は、2つの多層パッチ64、66を有する。前記多層パッチ64は、部分的に重なる、図4の独立パッチ48、50に類似している、独立パッチ68、70を有する。また、前記多層パッチ64は、下にあるパッチ68が、上に重ねられたパッチ70より小さい場合の1つの例である。例えば、このタイプの構造は、2つの異なる接着層が重なり合う領域(overlapping area)内にのみ望まれ得る場合に役立つものであり得る。前記多層パッチ66は、互いに隣り合うまたは並列する、2つの最も内側のパッチ72、74に部分的に重なる、最も外側または最上部の独立パッチ76を含む。そのような配置は、前記独立パッチ72、74の各々下にあるメインパネル62の当該部分が異なる性能を要求する場合に役立ち得る。例えば、前記独立パッチ72、74の各々は、異なるパッチ材料、及び/または厚さ、異なる接着材料、及び/または厚さ、または双方を含むように構成することができるが、最も外側のパッチを利用して、その下にある領域に対し追加の音、熱または剛性能力を加えることも可能である。
図6のパネル組立部品80の例は、ノイズ、及び/または熱源20の近くに配置され、メインパネル82の反対側のそれぞれにおいて多層パッチ84、86を有するものを示している。そのような構造は、空間または包装の制約事項により、前記メインパネル82のどちらか一方、または両方で互いに覆われている、パッチの数を制限する場合に役立つ。しかしながら、全てのパッチの数は、特定の位置で要求され得るものである。この特定の例では、前記多層パッチ84、86の各々は、それぞれラミネートとなっている独立パッチ88、90を含む。前記多層パッチ84が、独立した最も内側のパッチ92に取り付けられているラミネートパッチ88を有する一方、前記発生源20に最も近い前記パネル側では、前記ラミネートパッチ90が、前記多層パッチ86となる。いくつかのケースでは、ラミネートパッチは、容易に入手可能な完全ラミネート消音性(sound damping)材料から切断されるか、押しつぶされる容易な製法を要求するものである。
図7は、メインパネル112に取り付けられた多層パッチ114を伴うパネル組立工程100の1例を示す。パネル組立部品100は、一般に、この場合熱及び/またはノイズ源を示す発生源20に対して凸形状となるように折り曲げられている。そのような丸い形状は、特定の突出、幾何学的形状、または他の特性をもつ他の形状についても同様であるが、熱、及び/または音を増幅する働きがある。例えば、そのような形状は、他の発生源20’から共通の先端または頂点116へ振動を向かわせるか、伝達させることが出来る。この例では、先端116は、音響的活性領域(acoustically active region)を示し、熱源20の最も近くにある前記パネル組立部品の部分をなしている。前記多層パッチ114は、例えば、断熱材かつ音響緩衝材(sound damper)として機能するなど、多くの目的で使用することができる。
図8を見た場合、上記に述べるように、パネル組立部品を製作するための方法200の1例が示されている。前記方法200は、一般的にメインパネルと2つまたはそれ以上の独立パッチを提供する工程(工程210)と、多層パッチを有する成形前の(pre-formed)パネル組立部品を製作する工程(工程220)と、成形前のパネル組立部品を成形済(after-formed)パネル組立部品に成形する工程(工程230)を含む。前記方法200が1つの実施例である場合、工程の他のシーケンスや組み合わせは、可能である。
前記工程210は、前記メインパネルと、2つまたはそれ以上の前記独立パッチを含み、何らかの異なる方法でも同様に行うことが出来る。例えば、前記工程210は、これらの独立した部品に対し、打ち抜き、切断、せん断、及び/または他の既知の加工技術を利用する。
前記工程220は、前の工程から、多層パッチを有する成形前のパネル組立部品の製作まで、前記メインパネルと独立パッチを利用する。実施例によれば、サブ工程222を、前記基本接着層を第1パッチの内表面、及び/または前記メインパネルの外表面に適用する。例えば、スプレー、ロール塗布、打ち貫き接着層などを適用し、その後、前記第1パッチを前記メインパネルに接着するために前記基本接着層を硬化する(cure)。サブ工程224は、前記補助接着層を、第2独立パッチの内表面、及び/または前記第1独立パッチの外表面に適用し、その後、前記第1及び第2パッチをともに接着するために前記補助接着層を硬化する。前記基本、及び/または前記補助接着層を硬化することは、基本、及び/または前記補助接着層を、高温(昇温)、輻射、特定波長の光、酸素などのガス又は水蒸気、または、他の硬化開始剤(curing initiators)または促進剤に呈して、架橋するか、さもなければ接着層をより固体化させるか結合させることを含んでいる。前記基本及び前記補助接着層は、ともに硬化されるか、別々に硬化される。また、この方法により、追加の独立パッチ、及び/または接着層を取り付けられる。
異なる例では、前記工程220は、2つまたはそれ以上の前記独立パッチを多層パッチに予め組み立てる。いったん前記予め組み立てられた多層パッチが完成すると、予め組み立てられた多層パッチを、メインパネルに取り付ける。例えば、サブ工程222’において、第1及び第2のパッチを、前記補助接着層とともに接着する。すなわち、サブ工程224’で前記すでに結合されたか、予め組み立てられた第1及び第2のパッチを、前記補助接着層とともに前記メインパネルに接着する。2つ以上の前記独立パッチが提供された場合、前記工程220は、上記で述べた2つの異なる実施例からの工程を混ぜたものであっても良い。この実施例では、前記異なる接着層について異なる硬化技術を利用することが出来る。これは、特に、前記多層パッチが予め組み立てられたものであるために、当てはまり得る。例えば、前記予め組み立てられた多層パッチの補助接着層を、前記パッチが前記メインパネルに取り付けられる前に、第1の硬化温度で硬化し、その後、前記基本接着層を、予め組み立てられた多層パッチがメインパネルに取り付けられた時に、第2の硬化温度で硬化する。例えば、もし、前記補助接着層が、前記基本接着層より低い硬化温度を要求する場合、前記実施例では、前記基本接着層のより高温の硬化温度に前記補助接着層を呈することなく、前記全ての接着層を硬化することができ、その逆もまた可能である。この技術により、特定の接着層が、しばしば昇温を含む、多重硬化サイクル(multiple curing cycles)に耐えられる。接着層のいくつかの種類によっては、硬化に昇温を要求しない。こうしたタイプの接着層を使用する場合、パネルや前記独立パッチが互いに接着される順序は、製造工程の簡易化のような他の要因によって支配され得る。
前記工程230は、以前の工程から成形前のパネル組立部品を取り出し、それを成形済パネル組立部品に成形(形成)する。これは、折り曲げ加工、打ち抜き加工、絞り加工、または他の金属成形加工のような何らかの従来の成形加工を利用して実行され、全ての部品、及び/または層を共に成形(形成)するか、それらを別々に形成し互いに取り付けることを含み得る。ここで利用された、「共に形成」される部品は、1つの組立部品またはサブ組立部品に存在し、かつ、共に成形加工を受ける部品を含む。これは、必ずしも前記組立部品またはサブ組立部品の全ての部品の形状が変わるという意味ではない。例えば、図1と3は、成形前パネル組立部品と、成形済パネル組立部品をそれぞれ示し得る。前記パッチ26及び28は、成形工程230の際に形状は変化しないが、前記パネル組立部品の他の部品とともに成形されたと考えられる。
方法200は、上記の実施例より多いまたは少ない工程を有するものを含めて、複数の工程の異なる組み合わせ、及び/または順序をも含み得ると解すべきである。また、追加のパッチ、及び/または接着層を利用することもできる。
上記の説明は、本発明の定義ではないということは理解されるであろうが、1つまたはそれ以上の本発明の好ましい実施例を説明するものである。本発明は、ここに開示した特定の実施例に制限を受けるものでは無く、むしろ本発明の請求項によってのみ定義されるものである。さらに、上記の説明に含まれる記述は、特定の実施例に関連するものであり。上記で定義した用語や言い回しを除き、本発明の範囲または本発明の請求項で使われた用語の定義により制限を受けるものでは無い。開示した実施形態に対し、様々な他の実施形態、変異形、及び改変体が、当業者には自明であろう。そのような全ての実施形態、変異形、及び改変体は、付加した請求項の範囲内で実施することが出来る。
本明細書と請求項を使用された「例えば(for example、e.g.、for instance」」、「のような(like、such as」、「含む」(comprising、including」、「有する」(having」などの用語は、1つまたはそれ以上の構成要素または部品のリストと一体になって使われる時に、そのリストが、他の追加の構成要素や部品を除いて考慮されない、制限の無い意味に解釈される。他の用語は、異なる翻訳を要求される文脈で利用されない限り、もっとも広い理由のある意味を有している。
10 パネル組立部品
12 メインパネル
14 多層パッチ
16 基本接着層
22 音響的活性領域
24、26、28 独立パッチ
30、32 補助接着層
34 ノッチ、カットアウト
38 スポット溶接
200 方法
210、220、230 工程

Claims (21)

  1. 音響的活性領域を持つメインパネルと、
    基本接着層と、
    少なくとも2つの独立パッチおよび少なくとも1つの補助接着層を持つ多層パッチと、
    を含むパネル組立部品であって、
    消音のため、前記音響的活性領域において、基本接着層によって、前記多層パッチが前記メインパネルに取り付けられていることを特徴とするパネル組立部品。
  2. 前記メインパネルは、鉄またはアルミニウムで構成され、全体で0.3mm〜0.4mmの厚さを持つことを特徴とする請求項1記載のパネル組立部品。
  3. 前記メインパネルは、多層の消音ラミネートを含むことを特徴とする請求項1記載のパネル組立部品。
  4. 前記独立パッチの少なくとも一つは、鉄またはアルミニウムで構成され、かつ、前記メインパネルの厚さより薄く、全体で0.2mm〜2.0mmの厚さを有している、ことを特徴とする請求項1記載のパネル組立部品。
  5. 前記独立パッチの少なくとも一つは、多層消音ラミネートを含むことを特徴とする請求項1記載のパネル組立部品。
  6. 前記基本接着層または前記補助接着層の少なくとも一つは、アクリレート系熱硬化性樹脂で構成され、全体で0.005mm〜0.05mmの厚さを持つことを特徴とする請求項1記載のパネル組立部品。
  7. 前記多層パッチは、第1及び第2の独立パッチと前記補助接着層を持ち、前記第1の接着層によって、前記音響的活性領域において、前記第1の独立パッチが前記メインパネルに取り付けられ、そして、前記補助接着層によって、前記第2の独立パッチが前記第1の独立パッチに取り付けられていることを特徴とする請求項1記載のパネル組立部品 。
  8. 前記第1及び第2の独立パッチは、大きさが異なり、
    前記第1の独立パッチは、前記メインパネルより小さく、かつ前記メインパネル境界内に完全に収まり、
    前記第2の独立パッチは、前記第1の独立パッチより小さく、かつ前記第1の独立パッチの境界内に完全に収まることを特徴とする請求項7記載のパネル組立部品。
  9. 前記第1及び第2の独立パッチは、大きさが異なり、
    前記第1の独立パッチは、前記メインパネルより小さく、かつ前記メインパネル境界内に完全に収まり、
    前記第2の独立パッチは、前記第1の独立パッチと重ねられて前記第1の独立パッチの境界内からはみ出る、ことを特徴とする請求項7記載のパネル組立部品。
  10. 前記多層パッチは、第1、第2及び第3の独立パッチと、第1及び第2補助接着層と、を有し、
    前記基本接着層 によって、前記第1独立パッチが前記メインパネルに取り付けられ、
    前記第1補助接着層によって、前記第2独立パッチを前記第1独立パッチに取り付けられ、
    前記第2補助接着層によって、前記第3独立パッチを前記第2独立パッチに取り付けられ、
    それによって、前記メインパネルと全3つの独立パッチを含む積層が形成されることを特徴とする請求項7記載のパネル組立部品。
  11. 前記多層パッチは、第1、第2及び第3の独立パッチと、前記補助接着層と、を有し、
    1つまたはそれ以上の基本接着着によって、前記第1および第2の独立パッチが前記メインパネルに取り付けられ、
    前記補助接着層によって、前記第3独立パッチが前記第1および第2の独立パッチに重ねて取り付けられ、
    それによって、前記メインパネルと前記3つの独立パッチのうち2つを含む積層を含む積層が形成されることを特徴とする請求項7記載のパネル組立部品。
  12. 前記独立パッチの少なくとも一つは、前記パネル組立部品の複合ストレス領域に位置するノッチまたはカットアウトの形状の成形上の特徴を有し、かつ、金属成形加工の際に材料の流れを促進することを特徴とする請求項1記載のパネル組立部品。
  13. 前記基本接着層は、第1の有効減衰温度範囲を持ち、
    前記補助接着層は、第1の有効減衰温度範囲と異なる第2の有効減衰温度範囲を持ち、
    前記パネル組立部品の全体有効減衰温度範囲は、いずれか一つの接着層の有効減衰温度範囲より広いことを特徴とする請求項1記載のパネル組立部品。
  14. 前記多層パッチは、1つまたはそれ以上の前記独立パッチを下層に取り付けることを補助する複数のスポット溶接箇所を有する、ことを特徴とする請求項1記載のパネル組立部品。
  15. 前記複数のスポット溶接箇所は、少なくとも一つの前記独立パッチの外周の近くに位置して、金属成形加工の際に所定の位置に前記独立パッチを保持することを特徴とする請求項14記載のパネル組立部品。
  16. 前記メインパネルの一部は、増音器として機能する概して凹または凸形状に折り曲げられ、
    前記多層パッチが、凹または凸形状で前記メインパネルに取り付けられていることを特徴とする請求項1記載のパネル組立部品。
  17. 前記パネル組立部品は、互いに分離している第1及び第2の多層パッチを有し、
    前記第1の多層パッチは、前記第2の多層パッチより大きな音響エネルギーにさらされる音響的活性領域において前記メインパネルに取り付けられ、かつ、前記第2の多層パッチより多くの独立パッチと補助接着層を有し、それにより、前記第1の多層パッチは、前記第2の多層パッチより大きい消音性を持つことを特徴とする請求項1記載のパネル組立部品。
  18. 前記パネル組立部品は、互いに分離している第1及び第2の多層パッチを有し、
    前記第1の多層パッチは、前記第2の多層パッチより広い温度範囲にさらされる音響的活性領域において前記メインパネルに取り付けられ、かつ、前記第2の多層パッチより多くの独立パッチと補助接着層を有し、それにより、前記第1の多層パッチは、前記第2の多層パッチより広い温度範囲で消音性を持つことを特徴とする請求項1記載のパネル組立部品。
  19. 前記パネル組立部品は、互いに分離している第1及び第2の多層パッチを有し、
    前記第1の多層パッチは、音響的活性領域において、前記メインパネルの第1側面に取り付けられ、
    前記第2の多層パッチは、音響的活性領域において、前記メインパネルの他方の第2側面に取り付けられていることを特徴とする請求項1記載のパネル組立部品。
  20. 前記メインパネル及び前記多層パッチは、ともに金属で構成され、
    前記パネル組立部品は、ホイール室 、座席タブ、予備ホイールタブ、ダッシュパネル、プレナム、フロントガード、ルーフパネル、フロアパン、フード、デッキリッド、ドアインナー、手荷物棚、オイルパン、またはエンジンかトランスミッション部品のカバーまたはハウジングからなる群から選ばれた自動車部品であることを特徴とする請求項1記載のパネル組立部品。
  21. パネル組立部品の製造方法であって、
    (a) メインパネルと、第1の独立パッチと、第2の独立パッチと、を提供する工程と、
    (b) 前記第1の独立パッチを、基本接着層を介して前記メインパネルに取り付け、かつ、前記第2の独立パッチを、補助接着層を介して前記第1独立パッチに取り付けて、成形前のパネル組立部品を形成する工程と、
    (c) 前記成形前のパネル組立部品に対して金属成形加工を施して、成形済パネル組立部品を形成する工程と、
    を含むことを特徴とする方法。
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