JP2014501164A - 飲料を抽出するための装置および関連する方法 - Google Patents

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Abstract

コーヒーなどの飲料を抽出するための装置、および飲料を抽出するための関連する方法が開示される。結果におけるより大きな一貫性を提供しながら、注ぎ込み抽出技術に伴われる労力を低減するための装置及び方法が開示される。フィルタおよび/またはフィルタ上に液体を供給するノズルに手動によるおよび/または自動的な移動(たとえば回転)が提供される。水調量およびタイミングはしたがって、フィルタに自動化されることができる。ノズルは、フィルタの湿りを保証するためにフィルタに対して中心がずれて配置することができる。ノズルは、回転するフィルタに対する液体流の経路に対する制限された変化のために、可動に形成することができる。

Description

関連出願とのクロスリファレンス
本願は、2010年12月28日に出願された米国特許仮出願第61/427762号明細書"APPARATUS FOR BREWING A BEVERAGE AND RELATED METHOD"の利益を請求し、その開示は引用により本明細書に組み入れられる。
背景
分野
本開示は、概して、コーヒーまたは茶などの飲料を抽出するための装置および飲料を抽出するための関連する方法に関する。
関連技術の説明
フィルタまたはバッグを通じて抽出されるコーヒーまたは茶などの、フィルタを通じて飲料を抽出するための多くの方法および装置が公知である。"注ぎ込み"技術としてここで説明される1つの方法は、コーヒーまたは茶の鑑定家による消費のためのより小さな部分においてカスタマイズされた飲料レシピを手作業で準備するためにバリスタとともに一般的になった。注ぎ込み装置及び技術は、カスタマイズされたレシピがフルポットなどのより大きな部分において製造される場合に生じる廃棄物を減じることができ、バリスタが個人用のサービスを提供するのを見ている消費者に芸術的"劇場"を提供する。
慣用の注ぎ込み技術および装置は、通常、コーヒー粉砕物で満たされたフィルタ上およびその中に高温水を手作業で注ぎ、これにより、フィルタにおけるコーヒー粉砕物を湿らせ、抽出されたコーヒー飲料を製造し、この飲料は、その後、フィルタを通って一回分の提供容器に滴下する。慣用の"注ぎ込み"装置および技術は、特別なコーヒーレシピのカップサイズの分量を製造する、手作業の、不規則に適用されるプロセスを伴う。コーヒーのこのような少量の提供を製造することができる装置の例は、Kealyに対する米国特許第5865094号明細書に開示されている。
概要
1つの実施の形態は飲料抽出装置を提供する。飲料抽出装置は、本体と、本体と係合させられた支持部材とを有する。支持部材は、フィルタホルダと係合するように構成されたフィルタホルダ係合部分を有する。装置は、フィルタホルダ係合部分と係合したあらゆるフィルタホルダの位置の上に流体を供給するように構成されたノズルも有する。支持部材は、さらに、フィルタホルダ係合部分がノズルに対して移動することができるように構成された可動エレメントを有する。
別の実施の形態では、本体と、フィルタホルダと係合するように構成されたフィルタホルダ係合部分を備えた支持部材とを有する、飲料抽出装置が提供される。飲料抽出装置はさらに、本体と係合したノズルを有する。ノズルは、フィルタホルダ係合部分と係合したあらゆるフィルタホルダの位置の上に流体を供給するように構成されている。したがって、ノズルは、フィルタホルダ係合部分に対して作動中に移動することができる。
さらに別の実施の形態では、飲料を抽出する方法が提供される。この方法は、本体と、フィルタホルダと係合するように構成されたフィルタホルダ係合部分を備えた支持部材であって、フィルタがフィルタホルダ内に配置されている支持部材と、フィルタホルダに流体を供給するように構成されたノズルとを有する装置を提供することを含む。流体がフィルタに接触するように流体がノズルからフィルタホルダに供給される。ノズルおよびフィルタホルダ係合部分のうちの少なくとも一方がノズルおよびフィルタホルダ係合部分のうちの他方に対して移動することができるように、1つ以上の可動エレメントが提供および構成されている。フィルタに接触する流体がフィルタの表面に沿った流路を形成するように、ノズルおよびフィルタホルダ係合部分のうちの少なくとも一方はノズルおよびフィルタホルダ係合部分のうちの他方に対して移動させられる。
本開示の目的のために、および従来技術との区別を要約する目的のために、方法および装置の幾つかの態様が上述され、以下でさらに説明される。もちろん、必ずしも全てのこのような態様があらゆる特定の実施の形態に存在するわけではないということが理解されるべきである。つまり、たとえば、方法および装置は、必ずしもここに開示および示唆された他の態様を達成することなく、ここに開示された1つの態様または態様のグループを達成または最適化する形式で具体化または実施されてよいことを当業者は認識するであろう。
全てのこれらの実施の形態はここに開示された本開示の範囲に含まれることが意図されている。これらのおよびその他の実施の形態は、添付の図面を参照した以下の詳細な説明から当業者に容易に明らかになるであろう。本開示は、開示されたあらゆる特定の実施の形態に限定されない。
飲料を抽出するための装置の1つの実施の形態の側部および上部の斜視図である。 図1に示された装置の側部および上部の斜視図である。 図1における線3−3に沿って見た装置の上部断面図である。 図1に示された装置の上部平面図であり、そのノズルは後退させられている。 図1に示された装置の上部平面図であり、そのノズルは、フィルタ上に水を供給するために延長させられている。 図1に示された装置の平面図である。 フィルタにおける流体流路の実施の形態の上部平面図である。 図1の装置内に設けることができる調整システムの一部の1つの実施の形態の概略図である。 複数の飲料を抽出するための装置の1つの実施の形態の側部および上部の斜視図である。 一体化された粉砕器を備える多数飲料抽出の1つの実施の形態の側部および上部の斜視図である。
詳細な説明
注ぎ込み技術を利用してコーヒーを抽出するために使用される慣用の装置は、少量のコーヒーまたは茶を製造するために使用されるプロセスの手作業の、個別化された不規則な性質により、非効率でありかつ一貫性がない。慣用の注ぎ込み技術の、手作業の、労力の大きな性質は、バリスタによって使用される一貫性がない注入技術および水温により著しくばらつきのある飲料を生じる恐れがある。これらの非効率性および一貫性のなさは、複数の注入ステップを使用する注ぎ込み抽出ルーチンまたはレシピにおいて悪化する。さらに、コーヒーフィルタに流体流路を形成するために手作業で水を注ぐことによる結果は、水供給の位置決め、タイミング、流路の形状、温度などのばらつきおよび一貫性のなさにより、同じ種類、粉砕および量のコーヒー豆が使用されたとしても、同じバリスタによっても、カップごとにばらつく恐れがある。このような問題は、異なるバリスタが、消費者によって予め注文されたレシピを繰り返そうとする場合にさらに悪化される恐れがある。付加的に、バリスタによって使用される機器(たとえば高温水のポット)の重量、プロセスの反復性、湯のポットに手作業で注ぐことにより課せられる潜在的なやけど危険性により、人間工学および安全性の懸念が生ぜしめられる。つまり、依然として芸術的劇場を提供しつつ、信頼性があり、反復可能で、便利で、安全で、簡単に使用できる流し込み技術を使用して飲料を抽出する装置および方法が必要とされている。
ここに説明される実施の形態は、結果的に提供される飲料におけるより大きな一貫性を提供しながら、注ぎ込み抽出技術に伴われる労力を減じるための、および/またはバリスタのための潜在的な人間工学および安全性の懸念を減じるための装置および方法を提供する。たとえば、手作業の移動または自動の移動(たとえば制御された移動)が、飲料製造を改良または最適化するために、フィルタ(たとえば回転)および/またはフィルタ上に液体を供給するノズルのために提供される。加えて、フィルタを通るノズルからの流体の流量、タイミングおよび/または温度を制御するための装置および方法が提供される。特に、流体供給の前後における水供給量(たとえば流量、量、および/またはフィルタ内への流路)、温度、流体供給のタイミングおよび/または"待ち"時間のうち、飲料の味および質に影響する可能性があるいずれかおよび全てを、制御および/または自動化することができる。たとえば、フィルタ上への液体供給の間、フィルタを自動的に回転させることができる。別の実施の形態では、飲料フレーバー付け材料(たとえばコーヒー粉砕物)の分配された湿りを保証するために、ノズルをフィルタに対して中心がずれた状態に位置決めすることができる。加えてまたはこれに代えて、回転するフィルタに対する液体流路に対する制限された変化のために、ノズルを可動にすることができる。さらに別の実施の形態では、使用箇所において(たとえばノズルおよび/またはフィルタホルダの近くにおいて)流体の温度を制御することができる。フィルタに供給される流体の流量および量を制御することもできる。フィルタへの流体供給のタイミングおよび/または抽出ステップの間の"待ち時間"もしくは遅れを、抽出レシピおよび/または製造される飲料のタイプ(たとえばコーヒー、茶、または異なるタイプのコーヒーおよび/または茶)に応じて、制御することができる。たとえば、フィルタ内の流体レベルを制御するために、流体は、一連の流体供給および時間遅れを介してフィルタに供給されてよい。フィルタ内の流体レベルを制御することは、フィルタにおける流体の圧力を制御することになり、これは、抽出時間およびフレーバー付き飲料材料(たとえばコーヒーまたは茶)からのフレーバー付けの量を制御する。ここで使用される場合、"レシピ"という用語、およびレシピおよび飲料抽出プロセスを制御するために説明される装置及び方法の実施の形態は、飲料の特定のカテゴリまたはサブカテゴリに限定されない。つまり、ここに説明される装置および方法は、飲料の様々なカテゴリのためのレシピ(たとえばコーヒー、茶など)、および/または飲料の様々なサブカテゴリのためのレシピ(たとえば様々なタイプのコーヒー豆および/または茶)、および/または同じカテゴリおよび/またはサブカテゴリのレシピ(たとえば同じタイプのコーヒー豆および/または茶であるが、ここで説明される抽出プロセスの様々な態様を制御することによって異なる結果を提供するための異なるレシピを備える)の、より大きな制御を提供するために実施することができる。
以下で実施の形態は水およびコーヒー粉砕物を使用してコーヒー飲料を抽出するための装置に関して説明されるが、装置は、流体(たとえば低温の水、高温の水、シロップ等)を第1の容器に注ぎ、流体をフレーバー付き材料(たとえば茶葉、コーヒー粉砕物等)と混合(抽出)して飲料を形成し、飲料を第1の容器から、そこから飲料を提供またはさらに処理することができる第2の容器へ提供することによって形成される、茶、インスタント飲料およびあらゆるその他の飲料を含むその他のタイプの飲料を抽出するために用いることもできることが理解されるであろう。さらに、流体をフレーバー付き材料と混合することなく前記装置に流体を提供することができることが理解されるであろう。たとえば、装置の1つ以上の部分(たとえばフィルタホルダまたはカップ)を予熱するために、フレーバー付き材料との相互作用なしに流体を装置によって提供することができ、これにより、その後、一貫した抽出温度を維持し、すすぎステップを提供し、フィルタを湿らせ(たとえばフィルタをシールし)、および/または飲料の味を高めるためにフィルタから粒子をすすぐ。
図1は、飲料抽出装置100の実施の形態の側部および上部の斜視図を示す。図2は、図1に示された装置100の側部および上部の斜視図を示し、コーヒーまたはその他の飲料を抽出するために部材が所定位置に配置されている。図1および図2を参照すると、装置100は、ハウジング本体またはフレーム10と、本体10と係合したプラットフォームまたは支持部材20とを有することができる。支持部材20は、フィルタ60を保持するように設計されたフィルタホルダ30と係合するように構成されたフィルタホルダ係合部分25を有する。装置100は、フィルタホルダ30に流体を供給するように構成されたノズル50を有する。支持部材20の可動エレメント40は、フィルタホルダ係合部分25をノズル50に対して移動させる。装置100は、流体をノズル50からフィルタ60およびフィルタホルダ30に供給し、流体が飲料フレーバー付け材料(たとえばコーヒー粉砕物、茶など)を湿らせてフレーバーを引き出し、飲料を形成する、注ぎ込み抽出プロセスを容易にするように構成されている。注ぎ込みプロセスは、フレーバー付けされた流体をフィルタ60およびフィルタホルダ30に流過させ、フィルタ60およびフィルタホルダ30から装置100の別の部分(たとえば容器70)へ流入させる。例示した実施の形態では、これにより、一回分の飲料を、顧客のための提供容器内へ直接に抽出することができる。
フィルタホルダ30は、ある体積の流体(たとえば高温水)、フレーバー付け材料(たとえばコーヒー粉砕物または茶)およびフィルタ、バック、膜など(たとえばフィルタ60)を収容および保持することができる多くの異なる形状および材料のうちのいずれかを有することができる。フィルタ60は、流体の流れを許容することができるが、その厚さの一部を通る材料の通過を制限することができる。フィルタホルダ30は、フィルタホルダ30内に内部体積を形成するように、ベース33と、ここでは円錐形の側壁36として示された1つ以上の側壁とを有することができる。側壁36は、ベース33から1つ以上の方向に延びることができる、および/またはベース33の外周(たとえば円周)から、または示したようにベース33の内側部分から延びていることができる。例示した実施の形態では、側壁36は、開口31を形成するようにベース33から上方へ延びており、前記開口を通じて、流体およびフレーバー付け材料を収容することができ、前記開口にフィルタ60を挿入することができる。ベース33または同様の構造の位置決めは、フィルタホルダ30の下端部に制限されないことが理解されるであろう。ベース33は、内部体積を形成するように、フィルタホルダ30の端部を閉鎖する側壁36の内周のあらゆるところに(ただし開口がフレーバー付けされた流体を下方の容器70内へ滴下または流過させるように)配置することができる。フィルタホルダ30は、フィルタ60とは別個であることができるか、またはフィルタホルダ30およびフィルタ60は1つの一体化された部材であることができる。たとえば、フィルタホルダ30の側壁36は、流体を保持するように適切に構成することができ、開口34をカバーし、かつ開口34を流過する流体をろ過するように、フィルタホルダ30内に一体化されたフィルタエレメント、スクリーンまたはメッシュ状構造(たとえばここで説明されるフィルタ60の実施の形態の材料および/または構造のいずれか)を備える。
例示されたフィルタホルダ30は、例示の目的だけのために、フィルタホルダにとって典型的であるように、実質的に反転された円錐台形を形成している。フィルタホルダ30が他の形状を有することができることが理解されるであろう。フィルタホルダ30は、使用者(たとえばバリスタ)によってフィルタホルダ30の取扱いを容易にするためにハンドル35を有することができる。フィルタホルダ30は、取扱いを容易にするために、様々な表面模様、および/または輪郭づけられた形状を有することができる。
フィルタホルダ30は、金属、ガラス、セラミック、プラスチック等の多くの材料のうちのいずれかから形成することができる。フィルタホルダ30は、フィルタホルダ30が液体を保持しかつ底部における開口へ向かう流れを促進することができるように、疎水性(たとえば防水)材料から成る。1つの実施の形態では、フィルタホルダ30は、液体を含む食品などの、食品とともに使用するのに適した材料から成る。フィルタホルダ30は、不透明、半透明または透明の材料から成ることができる。フィルタホルダ30は、前記材料のうちの1つ以上のあらゆる組合せから成ることができる、および/または前記材料のうちの1つ以上で被覆されることができることが理解されるであろう。フィルタホルダ30は、公知のフィルタホルダ、マグ、カップ、飲料グラスなどのための多くの様々な公知の材料および形状のいずれかを有することができる。
フィルタホルダ30は、フィルタホルダ30の下側部分を通る流体流れを促進するスロット、溝、開口、管、スリーブまたはその他の構造を有することができる。例示された実施の形態では、フィルタホルダ30を通過させるために、開口34はベース33を貫通している。開口34は、ベース33上でほぼ中央に配置された円形の穴として示されている。しかしながら、開口34はその他の形状を有することができることが理解されるであろう。開口34は、フィルタホルダ30の上部断面の中心からずれていることができる。さらに、フィルタホルダ30は、さらに以下で説明するように、装置100の一部を保持するためのおよび/または装置100の一部と係合するための保持構造を有することができる。
幾つかの実施の形態では、フィルタホルダ30は、手動で、半自動的にまたは自動的に制御することができる弁(たとえば逆止め弁、二方向弁、ストッパリリースシステムなど)、またはフィルタホルダ30を通る流体流れを制限および/または許容するように構成することができる同様の機構を有することができる。たとえば、フィルタホルダ30は、フィルタホルダ30が装置100に配置されたときに(たとえば装置100を通る流れを許容するために)(たとえば手動で)開放し、フィルタホルダ30が装置100から取り外されたときに(たとえばフィルタホルダ30内に含まれたあらゆる残留液体が使用後にフィルタホルダ30の取扱中に滴下するのを防止するために)(たとえば手動で)閉鎖する弁を有することができる。幾つかの実施の形態では、フィルタホルダ30は、フィルタホルダ30を通る流れを制限し、フィルタホルダ30内にある体積の流体を保持するための(たとえばフィルタホルダ30内で茶が浸されるようにするための)第1の"閉鎖された"位置を備えて構成された弁を有してよい。弁は、その体積の流体(たとえば浸された茶)がフィルタホルダ30から(たとえば容器70へ)流れることを許容するための第2の"開放した"位置を備えて構成することができる。第1および第2の位置の間の弁の移動は、手動で、半自動的におよび/または自動的に作動させられることができ、幾つかの実施の形態では、ここでさらに説明される制御システム90(図1、図2、図4〜図6)によって作動させることができる。幾つかの実施の形態では、フィルタホルダ30は、フィルタ30の開口34を通る流れを制限するストッパを備えた弁を有することができ、ストッパを回動させて解放させ、開口34を通る流れを許容するために、電磁コイルを使用するソレノイドアクチュエータを作動させることができる(たとえば電気的に作動させることができる)。
容器70は、フィルタホルダ30から開口71を通って容器70内へ流れる流体を受け取ることができる多くの異なる形状および材料のいずれかから成ることができる。容器70は、消費者に提供することができまたはさらに処理することができるある体積の流体(たとえば抽出されたコーヒー)を保持するための内部体積を形成するように構成することができる。例示した実施の形態では、容器70は、紙製の"持ち帰り用"カップのような、持ち手を有さない、実質的に細長い円錐台形として示されている。しかしながら、店内消費用の一般的なセラミックコーヒーマグなどの、あらゆる適切な液体容器を使用することができる。
装置100は、フレーバー付け材料を保持しつつ、流体をフィルタに通過させるのに適したあらゆる構成のフィルタ60とともに使用することができる。幾つかの実施の形態では、フィルタ60は、フィルタ内にフレーバー付け材料を包囲するためのバッグまたはパウチ状の形状(たとえばティーバッグ)であることができる。フィルタ60は、フィルタホルダ30と別個であることができるか、またはフィルタ60およびフィルタホルダ30は、さらにここで説明されるように、1つの一体的な部材であることができる。幾つかの実施の形態では、フィルタ60は、剛性または半剛性のスクリーンまたはメッシュ状構造を有することができる。さらに別の実施の形態では、フィルタ60は、一定の厚さまたはばらつきのある厚さを有してよい。例示した実施の形態では、フィルタ60は、フィルタホルダ30へのフィルタ60の挿入を容易にするためのおよび/またはフィルタホルダ30の側壁36とともに流出チャネルを形成するための、反転された円錐台形と、プリーツ、ひだもしくは波形62とを備える慣用のペーパーフィルタから成る。
ここでの実施の形態の多くは、フィルタホルダ30、フィルタ60および容器70に関連して飲料抽出装置100の使用を説明するが、装置100は、フィルタホルダ30、フィルタ60および/または容器70なしに独立して製造および提供することができる。幾つかの実施の形態では、飲料抽出装置100は、フィルタホルダ30、フィルタ60および/または容器70なしで使用者に提供することができ、フィルタホルダ30、フィルタ60および/または容器70は、装置100とともに使用されるために別個に提供することができる。飲料抽出装置100と、フィルタホルダ30、フィルタ60および/または容器70とは、キットとして供給することもできる。これに代えて、キットは、装置100と、装置と共に使用するように構成されたフィルタホルダ30とを含むことができ、使用者は、慣用のフィルタ60および飲料容器70を別個に提供することができる。
ここでの実施の形態の多くは、"流体"および飲料フレーバー付け材料(たとえばコーヒー粉砕物)の使用に関連して飲料抽出装置100の使用を説明するが、通常は、使用者がこれらの成分を提供する。さらに、ここで使用される"流体"は、液体、または特定の温度における液体のみから成ると解されるべきではない。ここに説明される実施の形態のうちの幾つかは、様々な温度における流体と共に使用することができる、および/または流体は、液体(たとえば低温水、高温水、シロップなど)と蒸気(たとえば蒸気、またはスチームドミルク)との混合物、または液体に注入または混入されたガス(たとえば炭酸化)を含むことができることが理解されるであろう。
装置100は、装置100の様々な構成部材および特徴を支持、幾つかの実施の形態では保護するように構成されたハウジング本体もしくはフレーム10を有することができる。幾つかの実施の形態では、本体10は、フィルタホルダ30および容器70などの1つ以上の容器を支持することができる。本体10は、ここでさらに説明されるように、1つ以上の流体、電気的および機械的な構成部材またはシステムを支持および/または保護するように構成することができる。例示した実施の形態では、本体10は、ほぼ直角プリズム状を形成した、向き合った側壁11と、前壁12と、後壁13と、上部14と、底部15とを有する。しかしながら、本体10は、1つ以上の容器および/または構成部材を支持および/または保護することができる、円筒状、球状、半球状、その他の角柱状などのあらゆる適切な形状を有することができる。本体10は、1つ以上の壁部と、フィルタホルダを支持するように構成された棚もしくはプラットフォームとを備える単純なフレーム状構造を有することができ、容器が棚の下方に位置決めされ、フィルタホルダから流れる流体を受け取ることを許容する。本体10は、その内部に1つ以上の構成部材を実質的に包囲する、ハウジング、すなわちシェル状、中空または半中空の構造を有することができる(たとえばシールされた包囲体)。幾つかの実施の形態では、本体10は、必ずしも包囲体を形成することなく、内部に構成部材を保護しかつ容器を支持するのに適した、穴、開口、メッシュ、ケージング、またはその他の特徴を備える部分を有することができる。本体は、一体の部材から、または互いに係合するように構成された1つ以上の部分から形成することができる。本体10は、金属および/または剛性のプラスチックを含むあらゆる適切な材料から形成することができる。側壁11、前壁12、後壁13、上部14および底部15は、同じまたは異なる材料から成ることができることが理解されるであろう。
装置100は、容器70に支持を提供するように構成されたベース16を有することができる。ベース16は、本体10の一体の部分であることができるか、本体10に対して別個であることができる。例示した実施の形態では、ベース16は、本体10の壁部(たとえば前壁12)の下側部分と係合させられかつこの下側部分から延びており、湾曲した(たとえばほぼ半円形の)端部を備えたほぼ矩形の断面形状を有する。しかしながら、ベース16は、容器70のための支持を提供することができるあらゆる適切な形状または材料であることができることが理解されるであろう。ベース16は、必ずしも本体10の下端部の近くに配置されるまたは下端部に取り付けられる必要はなく、容器70を支持し、流体をフィルタホルダ30から容器70へ流れさせるのに適した本体10に対するあらゆるところに配置することができる。ベース16および容器70は、ここにさらに説明されるように、ベース16に対して容器70を所定の位置に保持するために、1つ以上の係合する保持構造を有することができる。例示した実施の形態では、ベース16は、容器70(たとえば容器70のベース)の配置のための位置インジケータとして機能することができるベース16の上面におけるパッド72を有する。ベース16は、シェル状、中空、半中空、半中実または中実の構造であることができ、フィルタホルダ30に支持を提供する穴、開口、メッシュ、ケージングまたはその他の特徴を備える部分を有することができる。ベース16は、一体の部材から、または互いに係合するように構成された1つ以上の部分から形成することができる。ベース16は、本体10のために説明されたもののような、あらゆる適切な材料から形成することができる。
ベース16は選択的であり、容器70は、使用時に装置100が載置されるカウンター面などの、装置100とは別個の面によって支持されることができることも理解されるであろう。
ベース16は、依然として容器70に支持を提供しながら、流体を装置100から収集するおよび/または排出させるリザーバまたはドレーン部分18(または組み合わされたリザーバ及びドレーン)を有することができる。ドレーン18は、それを通って流体を排出させる、メッシュ、スクリーン、開口、スロットなどを含む多くの構造のいずれかを含むことができる。ドレーン18は、ここでは、ベース16の上板を貫通した複数の開口17を有するように示されている。ドレーン18は、装置100から流体を運び去るために、外部ドレーンシステムと流体連通していることができる。
図3は、図1における線3−3に沿って見た装置100の断面図を示す。図1〜図3を参照すると、支持部材20は、本体10に取り付けられるようにまたは本体10と係合させられるように(たとえば可動に係合させられるように)構成することができる。支持部材20は、多くの形状および材料から成ることができる。例示した実施の形態では、支持部材20は、湾曲した(たとえばほぼ半円形の)端部を備えたほぼ矩形である断面形状を有する。
支持部材20は、溶接、ファスナ、接着剤、ボンディングなどの様々な方法によって本体10に取り付けることができる。支持部材20は、本体10の前側12から外方へ延び、本体10の前側12のほぼ中央(水平方向および鉛直方向で中央)からほぼ水平に延びるように示されている。しかしながら、流体はノズル50からフィルタホルダ30へおよびフィルタホルダ30から容器70へ流れることができる限り、支持部材20は、本体10の様々な部分から外方へ、適切な中心位置またはずれた位置において延びていることができることが理解されるであろう。
支持部材20は、本体10の一部と一体にまたは本体10の一部とは別個に形成することができる。例示した実施の形態では、支持部材20は、本体10の前壁12を貫通しており、本体10内の付加的な支持構造に取り付けることができるまたは係合させることができる(図3)。
支持部材20は、支持部材20の一部を通る(たとえばその厚さを通る)流体流れを促進するスロット、溝、開口またはその他の構造を有することができる。例示した実施の形態では、流体が支持部材20を流過するために、開口41が支持部材20を貫通している。幾つかの実施の形態では、開口41は、ここにさらに説明される、可動エレメント40の一部および/またはフィルタホルダ係合部分25の一部と係合するように構成することができる。支持部材20は、フィルタホルダ30から容器70および/またはドレーン18内への流体の自由な流れを制限または促進するように構成することができる。
幾つかの実施の形態では、支持部材20は、フィルタホルダ30を通る流体流れを制限および/または許容するように設けることができる前記機構と同様の、支持部材20を通る流体流れを制限および/または許容するように構成することができる弁(たとえば逆止め弁、二方向弁、ストッパリリースシステム等)または同様の機構を有することができる。このような弁は、たとえば流体が排出されているときおよび/または容器70が下方で検出されているときに開放するように、手動で作動させるか、または制御システム90(図1,図2,図4〜図6)を介して作動させることができる。
図1〜図3を再び参照すると、支持部材20は、支持部材20をフィルタホルダ30と係合させるように構成されたフィルタホルダ係合部分25を有することができる。ノズル50に対してフィルタホルダ30に運動を付与するためにおよび/または支持部材20を貫通する開口41とフィルタホルダ30を貫通する開口34との整合を提供するために、係合部分25はフィルタホルダ30と係合することができる。装置100の他の部分100(たとえば本体10)とぶつかることなく、フィルタホルダ30がフィルタホルダ係合部分25と係合させられながらフィルタホルダ係合部分25がノズル50に対して移動(たとえば回転)するように、フィルタホルダ係合部分25は、支持部材20において遠位に位置決めされている。フィルタホルダ係合部分25は、支持部材20の表面から延びている、支持部材20の表面と同一平面であるまたは支持部材20の表面に対して凹まされていることができる。フィルタホルダ係合部分25は支持部材20の残りと一体化することができるが、フィルタホルダ係合部分は、相対運動を促進するために、支持部材20の残りの部分から独立している。
フィルタホルダ係合部分25は、フィルタホルダ30と係合するのに適した多くの異なる形状および構成のうちのいずれかを有することができる。フィルタホルダ係合部分25は、フィルタホルダ30のクリーニング、フィルタホルダ30へのおよびフィルタホルダ30からのフィルタ60およびフレーバー付け材料の取外しおよび挿入を促進するために、フィルタホルダ30が取外し可能に装置100と係合させられるように構成されていてよい。フィルタホルダ係合部分25は、フィルタホルダ30における1つ以上の対応する係合保持構造と係合するように構成された1つ以上の係合もしくは保持構造(たとえば、突出部、凹部、スロット、溝、スナップ、クリップ、ピン、機械的ファスナ、ねじ山、留め金など)を有することができる。フィルタホルダ係合部分25に対するフィルタホルダ30の水平方向運動を少なくとも制限するために、およびフィルタホルダ係合部分25がフィルタホルダ30に運動(たとえば回転)を付与するために、このような対を成した保持構造は互いに係合する(たとえばスナップばめ、摩擦ばめ、止め金などを形成する)ことができる。幾つかの実施の形態では、対を成した保持構造を開口34を開口41と整合させる。例示した実施の形態では、フィルタホルダ係合部分25は、フィルタホルダ30における対応する係合保持構造37とプレスばめを形成するように構成された保持構造25aを有することができる(図1)。例示の目的で、保持構造25aは、フィルタホルダ係合部分25の残りの上面から延びた突出部(たとえば環状リング)であり、係合保持構造37は、保持構造25aを収容することができる、フィルタホルダ30のベース33内へ延びた凹部である。しかしながら、フィルタホルダ30に運動を付与することを容易にする形式で、フィルタホルダ30をフィルタホルダ係合部分25に係合させるためにあらゆる適切な構成を用いることができることが理解されるであろう。
装置100は、フィルタホルダ係合部分25および/またはフィルタホルダ30(フィルタホルダ係合部分25に係合させられている場合)がノズル50、本体10、および/または支持部材20の残りに対して移動することができるように構成することができる。このような移動は、1つ以上の可動エレメントによって促進することができる。ここで使用される場合、"可動エレメント"は、2つ以上の構成部材(たとえばフィルタホルダ30とノズル50)の相対運動(たとえば回転運動、直線的な運動、旋回運動)を生じるように構成された構成部材またはシステムを説明するために用いられる。ここで使用される場合、可動エレメントは、たとえばハブ、軸受、ヒンジ、ピン、ボールおよびピニオン、アクスル、回転ジョイント、クラッチ、ディスク、ギヤ、ベルト、モータ、リニアスライド、リニアアクチュエータ、トラック、溝、スロット、カムなどのうちの1つ以上またはこれらの組合せを含むことができる。可動エレメントは、必ずしも、電子システム、電動式システムまたはその他の自動システムに連結されておらず、ここで説明される可動エレメントの実施の形態は、手動で、半自動的におよび/または自動的に(たとえばモータによって)移動させられるように構成することができることが理解されるであろう。幾つかの実施の形態では、装置100の少なくとも一部は、注ぎ込み抽出プロセスの一部としてバリスタによって芸術的劇場を提供するために、手動で移動させられるように構成されている。幾つかの実施の形態では、装置100は、可動エレメントに作用的にリンクされたモータを有することができ、可動エレメントはモータ(たとえばモータ95;図3)の作動に応答して移動することができる。幾つかの実施の形態では、装置100は、さらにここで説明されるように、制御システム(たとえば制御システム90;図1,図2,図4〜図6)を有することができ、可動エレメントは、制御システムによって提供される信号(たとえば電子信号)に応答して移動するように構成することができる。
引き続き図1〜図3を参照すると、装置100は、フィルタホルダ係合部分25およびフィルタホルダ30(フィルタホルダ係合部分25に係合させられている場合)がノズル50、本体10および/または支持部材20の残りに対して移動することができるように構成された可動エレメント40を有することができる。可動エレメント40は、ノズル50、本体10および/または支持部材20の残りに対するフィルタホルダ係合部分25の回転運動を付与するために、軸線501を中心に回転してよい。このような回転運動は、フィルタホルダ30に軸線501を中心とする回転運動を付与することができ、たとえば、流体がノズル50からフィルタ60へ供給されるときに流体のパターン付けされた流路を提供するために使用することができる(たとえば図7A〜図7C参照)。幾つかの実施の形態では、可動エレメント40は、フィルタ60に環状の流路を提供するように構成することができる(図7C)。幾つかの実施の形態では、可動エレメント40は、フィルタ60に対してらせん状または波形の流路パターンを提供するように(図7A,図7Bそれぞれ)、ノズル50の移動に関連して構成することができる。幾つかの実施の形態では、フィルタホルダ係合部分25の回転運動に応答してフィルタホルダ30が軸線501を中心として軌道運動で移動するように、フィルタホルダ30とフィルタホルダ係合部分25との間の係合がずらされていることができる。幾つかの実施の形態では、可動エレメント40およびフィルタホルダ係合部分25は、(たとえば1つの一体化された部材から)一体に形成することができる。たとえば、フィルタホルダ30と係合しかつロッドを中心とするフィルタホルダ30の回転を促進するために、支持部材20の表面の上方に延びた円形のロッドまたは管を用いることができる。
可動エレメント40および/またはフィルタホルダ係合部分25は、支持部材20を貫通する開口41およびフィルタホルダ30を貫通する開口34と同様に、フィルタホルダ30から容器70へ流体が流れるように、ここでは開口26として示された、その厚さを貫通するスロット、溝、開口などを備えて構成することができる。開口41,34および/または26は、流体を流過させるように構成されているならば、互いに対して、図示したように(たとえば軸線501がそれらの中心を通ることによって)実質的に整列させられることができるか、または実質的にずれていることができる。
支持部材20自体が、様々な方向にノズル50に対して可動エレメントであることができる。たとえば、支持部材20の遠位端部は、支持部材20の遠位端部から間隔を置いて配置された軸線502を中心とする円弧(矢印902.903)に沿って旋回することができる(図3)。支持部材20は、方向の矢印904〜907によって示された直線方向のうちの1つ以上に本体10および/またはノズル50に対して可動に形成することもできる。あらゆるこのような支持部材の運動は、作動中にノズルの運動に置き換えることもできることが理解されるであろう。
図4は、図1に示された装置100の平面図を示す。図1、図2および図4を参照すると、装置100は、流体が、フィルタホルダ30内に配置されたフィルタ50を通って容器70またはドレーン16へ流れることができるように、フィルタホルダ30に流体を供給するように構成されたノズル50を有することができる。ノズル50は、本体10から延びていることができ、幾つかの実施の形態では、本体10に取り付けられているまたは係合させられている(たとえば可動に係合させられている)ことができる。ノズル50は、出口51を有し、この出口51から、流体をフィルタホルダ30および/またはフィルタ60へ供給することができる。ノズル50は、出口51を支持し、かつここでさらに説明されるノズル50の移動を許容するのに適した多くの異なる形状および/または材料のうちのいずれかを有することができる。例示した実施の形態では、ノズル50は、本体10の一部(たとえば上部14)と可動に係合させられたアーム53と、装置100を操作する際に使用者が掴むことができるハンドル52とを有する。流体を、アーム53および/またはハンドル52の一部を通って、またはアーム53および/またはハンドル52の外側に取り付けられた管を通って供給することができる。ノズル50(たとえばアーム53および/またはハンドル52)は、その表面に沿って、その長さおよび/または幅に沿って、および/またはその縦断面に沿って、1つ以上の、湾曲した、屈曲したまたは実質的に非水平または非鉛直の部分を有することができる。
ノズル50は、前記の可動エレメントのうちの1つ以上を用いることなどによって、様々な方法で本体10と可動に係合させることができる。ノズル50は、手動で(たとえばバリスタによって)移動させられるか、または半自動的または自動的に(たとえばモータ、アクチュエータ、ロボットまたはその他の自動化構成部材によって)移動させられるように構成することができる。ノズル50は、出口51から流体を排出しかつ出口51に支持を提供するように構成することができるあらゆる剛性または半剛性の構造を介して本体10と可動に係合させることができる。ノズル50は、(たとえばランプの"グースネック"のような)フレキシブルであるが、半剛性の構造を含むことができ、外部の力によって移動させられる(たとえば撓まされるまたは曲げられる)ことができ、次いで、力が取り除かれると所定の位置を保持することができる。ノズル50は、パイプまたは管(たとえば剛性のパイプまたは管)を含むことができ、その近位端部において、可動な(たとえば旋回可能または回転可能な)継手が、本体10の一部(たとえば上部14)に取り付けられている。
本体10および/または支持部材20に対する(フィルタホルダ30がフィルタホルダ係合部分25と係合させられている場合には、フィルタホルダ係合部分25および/またはフィルタホルダ30および/またはフィルタ60に対する)ノズル50の移動を容易にするために、ノズル50を、本体10に可動に係合させることができる。例示した実施の形態では、ノズル50は、軌道に沿った線形移動、リニアアクチュエータ、スライドおよび同様のものを使用し、ノズル50を本体10および/または支持部材20に対してほぼ線形に距離L1だけ(たとえば方向矢印913,914によって示された方向に)移動させる。これにより、ノズル50を、本体10に対して延長および後退させることができる。フィルタホルダ係合部分25に対してノズル50を位置決めする際の柔軟性を提供するために、装置100を「使用可能状態」または「使用不能状態」に配置するために、および/またはフィルタホルダ30および/またはフィルタ60へのアクセスしやすさを提供するために(たとえばフィルタホルダ30、フィルタ60および/または飲料材料のクリーニング、除去および/または交換のために)、ノズル50を延長および後退させることができる。図4は、ノズル50が後退した位置にある装置100の位置を示し、図5は、延長した位置におけるノズル50を示す。例示した実施の形態では、ノズル50は、軌道19内で本体10と可動に係合させられている(図2および図5)。
幾つかの、ほとんどのまたは全てのノズル50は、本体10の一部(側部11、前部12、上部14および後部13のうちのいずれか1つ以上)に隣接して、その近くに、そこから延長して、そこへ凹まされて、それと同一平面を成して、および/またはその中に包囲されるように、構成することができる。たとえば、ノズル50は、本体10の壁部(たとえば前壁12)を貫通していることができ、ノズル50が延長および後退させられる際に本体10から出たり、本体10内へ入ったりすることができる。ノズル50は、本体10の上部14における軌道から延びており、かつこの軌道に沿って摺動するように示されている。
ノズル出口51の中心(および軸線503)は、通常、ノズル50が後退した位置(図4)にあるときには、フィルタホルダ30およびフィルタ60の縁部の外側に位置決めされる。しかしながら、ノズル50は、ノズル出口51がフィルタホルダ30およびフィルタ60の縁部の外側または内側に位置決めされているときに、後退した位置を占めることができることが理解されるであろう。幾つかの実施の形態では、装置100は、ノズル50が後退した位置にあるときには「使用不能状態」にある。ここで使用される場合、「使用不能状態」とは、装置100の一部が作動することを防止する電子的または機械的手段をいう。たとえば、装置100は、装置100が使用不能状態にあるときには、ノズル50への流体の流れを防止するように構成することができるおよび/またはフィルタホルダ係合部分25の移動を防止することができる。ここで使用される場合、「使用可能状態」とは、装置100の一部を作動させる電子的または機械的手段をいう。装置100が使用可能状態にあるときには、装置100は、ノズル50へ流体の流れさせるように構成することができるおよび/またはフィルタホルダ係合部分25を移動させることができる。装置100は、ノズル50が後退位置から延長位置へ移動させられると、使用不能状態から使用可能状態へ変化するように構成することができる。
図4および図5を参照すると、ノズル50は、軌道19に沿って、矢印914によって示された方向に、後退位置から延長位置へ距離L1だけ可動であるように構成することができる。使用中、ノズル50は、完全に後退した状態と完全に延長した状態との間のあらゆる中間位置を含む、フィルタ60の上方の様々な距離L1に延長させることができることが理解されるであろう。たとえば、軸線503がフィルタ60およびフィルタホルダ30の縁部内に位置するように、ノズル出口51をフィルタ60およびフィルタホルダ30上で移動させることによってノズル50を延長位置へ移動させることができる。ノズル50は、フィルタ60、フィルタホルダ30および/またはフィルタホルダ係合部分25の中心のうちの1つ以上と実質的に整合した延長位置および/またはずれた(半径方向にずれた)位置へ、移動させることができる。図5を参照すると、フィルタ60、フィルタホルダ30およびフィルタホルダ係合部分25の中心(たとえば軸線503)をノズル出口51(たとえば軸線501)と整合させることができるように、ノズル50を延長させることができる。ノズル50の移動は図5に示された延長位置に制限されず、フィルタ60、フィルタホルダ30およびフィルタホルダ係合部分25を超えてフィルタ60の最も外側のエッジまで延長させることができることが理解されるであろう。幾つかの実施の形態では、ノズル50が後退位置から延長位置へ移動させられるとき、装置100内の1つ以上の特徴を「使用不能状態」から「使用可能状態」へ配置するために、電子信号またはその他の信号または機構がトリガされる。幾つかの実施の形態では、装置100が使用可能状態にあるかまたは使用不能状態にあるかを示すために、1つ以上の表示灯が作動させられる。
ここで説明される、ノズル50の移動およびフィルタホルダ係合部分25の移動(およびフィルタホルダ係合部分25と係合させられている場合、フィルタホルダ30およびフィルタ60の移動)を容易にするように装置100を構成することができることが理解されるであろう。さらに、ノズル50の移動およびフィルタホルダ係合部分25の移動は、独立してまたは同時に行うことができる。加えて、フィルタ60における様々な流路パターンを備えた様々な連続的なまたは断続的な流路を形成するために、ノズル50からの流体の供給を、ノズル50の移動およびフィルタホルダ係合部分25の移動のうちの1つ以上に対してタイミングをはかることができる。幾つかの実施の形態では、流体の第1の部分をフィルタ60に供給することができ、第1の部分を抽出して容器70内へ排出させるために、次いで、流体の第2の部分を、所定の遅れの後にフィルタ60に供給することができる。
幾つかの実施の形態では、流体の第1および第2の部分は、同じまたは異なる流路を有することができる。たとえば、抽出サイクルの様々な段階において、「中央に注ぐこと」、「ドーナツ状に注ぐこと」、「コイル状に注ぐこと」および/または「縁部に注ぐこと」(フィルタ60の外周縁部の近くに供給される)から、様々なフレーバーが生じるであろう。幾つかの実施の形態では、フィルタ60にコーヒー粉砕物を配置する前に、たとえばフィルタ60をフィルタホルダ30にシールするためにおよび/または仕上がった飲料に望ましくないフレーバーを提供することがあるフィルタ60におけるあらゆる粒子(たとえば紙)を洗い流すために、すすぎサイクルを行うことができる。
図7A〜図7Cは、フィルタ60における流体流路の実施の形態の平面図を示す。図7Aは、フィルタ60に形成されたらせん状の流路の一例を示す。らせん状の流路は、ノズルがフィルタ60の外縁の近くまたはフィルタ60の中心軸線501の近くのいずれかに位置決めされたときに、ノズル50に流体を導入することによって形成することができる。流体が導入された後、上述のように、例示されたらせん状の流路を形成するために、フィルタ60が回転させられながらノズル50を一方向に直線的に移動させることができる。
図7Bは、フィルタ60に形成された波形の流路を示す。波形の流路は、流体をフィルタ60の一部に供給し、上述のように、例示した波形の流路を形成するために、フィルタ60が360°回転させられながらノズル50を複数回往復運動させることによって形成することができる。
図7Cは、フィルタ60に形成されたドーナツ状もしくは環状の流路を示す。環状もしくはドーナツ状の流路は、流体をフィルタ60の外縁とフィルタ60の中心との間のフィルタ60の一部に供給するようにノズル50を位置決めし(すなわち横方向に中心がずれており、図6に示されかつ以下でさらに説明されるように、ノズル出口51がフィルタ60上に位置決めされている)、ノズル50を移動させることなくフィルタ60を回転させることによって形成することができる。図4および図5を参照すると、ドーナツ状の流路は、ノズル50をフィルタ60上で後退位置と延長位置との間の位置に移動させ、その後、ノズルをその位置に保持しかつフィルタ60を回転させながら流体をフィルタ60に供給することによっても形成することができる。
図4および図6を再び参照すると、ノズル50は図4において本体10の1つの側(たとえば上側14)に対してほぼ横方向に中心がずれて示されているが、ノズル50が、本体10の1つの側(たとえば上側14;図6)の中心から距離L2だけずれるようにノズル50を位置決めすることができることが理解されるであろう。図6に示された実施の形態は、ここで説明されるドーナツ状または波形の流路のいずれかを提供することができる(図7Bおよび図7C)。
ノズル50を、多くの異なる方向のいずれかに移動するように構成することができることも理解されるであろう。たとえば、ノズル50は、ノズル50の遠位端部から間隔を置いて配置された軸線504を中心とする円弧(矢印911,912)において旋回するように構成することができる(図2)。ノズル50は、方向矢印913〜916によって示された直線的な方向の1つ以上に移動するように構成することができる(図2)。しかしながら、望ましくは、ノズル50の運動は、供給中にフィルタ60上にとどまるように制限される。
再び図1を参照すると、流体分配および/または温度調整システム80は、ノズル50に供給される流体の分配および/または温度を調整するために用いることができる。システム80は、たとえば、ノズル50からフィルタホルダ30およびフィルタ60に供給される流体の流量および/またはタイミングを制御することができる。たとえば、システム80は、フィルタ60内の流体レベルを制御するためにおよび/またはフレーバー付き飲料材料(たとえばコーヒーまたは茶)からのフレーバー付けの抽出時間および速度を制御するために、フィルタ60への流体の供給における順序およびステップを制御することができる。
調整システム80は、ヒータ、クーラ、マニホルド、弁、パイプ、管、タイマ、サーモスタット、流れ制御装置、圧力レギュレータ、センサ(たとえば圧力、流量および/または温度トランスデューサ)などのうちの1つ以上を有することができる。調整システム80は、さらに、ノズル50と流体連通しかつノズル50に高温の流体を提供するように構成されたボイラを有することができる。幾つかの実施の形態では、調整システム80の様々な態様を、装置100の他の構成部材内に一体化することができる。たとえば、フィルタホルダ30内の流体の"使用時点"温度制御を提供するために、フィルタホルダ30にヒータを一体化することができる。ヒータは、支持部材20に配置された対応するコネクタまたは複数のコンタクトに接続するまたは接触する、フィルタホルダ30のベース33に配置されたコネクタまたは複数のコンタクトを介して、フィルタホルダ30とは別個の制御システム(たとえば遠隔制御システム)と通信することができる。別の実施の形態では、フィルタホルダ30に供給される流体の「オンデマンド温度」温度制御を提供するために、温度調整システムを装置100の上側部分内(たとえば本体10の上側部分および/またはノズル50内)に組み込むことができる。このような「オンデマンド温度」温度制御は、抽出(または浸漬)プロセスの温度のより十分な制御を提供することができ、コーヒーまたは茶レシピの品質に対するより十分な制御を提供する。ここに説明された温度制御システムのいずれかのために、装置100内に(たとえば流体の使用箇所の近く、たとえばノズル50および/またはフィルタホルダ30内に)1つ以上の温度センサを設置することができる。1つ以上の温度センサは、装置100の改良された温度制御を提供するために、開ループモードまたは閉ループモードで温度調整システム(たとえばシステム80)にフィードバックを提供することができる。ここで説明された装置及び方法の実施の形態を用いて実施することができる、「オンデマンド温度」温度制御およびその他の飲料抽出装置および方法の別の実施の形態は、Nosler他への米国特許第7673555号明細書に開示されており、その全体は引用により本明細書に組み込まれる。
調整システム80は、流体供給部81から流体を供給されることができ、この流体を1つ以上のホース82を通じてノズル50へ供給することができる。1つ以上のホース82は、ノズル50をシステム80に対して移動させることができるように、フレキシブルであってよいか、または1つ以上のたわみ管継手を有してよい。装置100は、ノズル50への流体の可変の流量を提供するために、調整システム80と流体連通した1つ以上の弁および/または流れレギュレータ(たとえば流れ制限器)と、1つ以上のホース82とを有することもできる。
図8は、図1の装置内に設けることができる調整システム80の一部の実施の形態の概略図を示す。調整システム80は、ホース82と同様のホース182を有することができる。この実施の形態では、ホース182を、システム80の下流に配置されたT字形接続部、Y字形接続部、分配マニホルドなどを介して2つの流路(たとえばホースセクション)82a,82bに分岐または分割することができる。1つ以上の弁83は、ホースセクション82aおよび/または82bを通る流れを制限するおよび/または許容するために、システム80およびT字形接続部またはY字形接続の下流において、ホースセクション82aおよび/または82b内に設けることができる。ホースセクション82a,82bをそれぞれ流過する流体の流量が互いに対して制御されるように、1つ以上の流れレギュレータ(たとえば流れ制限器)を、(弁83の上流または下流において)ホースセクション82aおよび/または82b内に設けることができる。例示した実施の形態では、ホースセクション82bを通る流体の流量が、ホースセクション82aを流過する流体の流量とは異なる(たとえばより低い)流量に調整されるように、流れレギュレータ84を有する。流体の1つの流れがノズル50を流過するように、選択的なT字形またはY字形接続部を、ホースセクション82aおよび82bの下流に設けることができる。幾つかの実施の形態では、ホースセクション82aおよび82bは、T字形またはY字形接続部なしにノズル50内で終わっている。使用時には、弁83の一方または両方が作動させられているかに応じて、システム80を通ってノズル50へ流過する流体が様々な別個の流量で供給されるように、弁83を作動または作動停止させることができる。つまり、図8に示した実施の形態は、たとえば、ホースセクション82aにおける弁83に流れを流過させかつホースセクション82bにおける弁83を通る流れを制限することにより、より大きな流量がすすぎ段階において使用されることを容易にすることができる。ホースセクション82bにおける弁83を通る流れを許容しかつホースセクション82aにおける弁83を通る流れを制限することにより、より低い流量が、たとえば抽出または浸漬段階において使用されることを容易にすることができる。
幾つかの、ほとんどのまたは全ての調整システム80を、図示(図1)したように本体10内におよび/または本体10とは別個に配置することができる。別の実施の形態では、装置100は、ノズル50への低温水供給および高温水供給を有し、これらの水供給は、ノズル50の近くにおいて混合することができ、これにより、ノズル50から流れる水のためのオンデマンド温度を提供する。
図1に戻ると、装置100によって提供される注ぎ込みプロセスの様々な特徴を制御するために調整システム80を制御システム90によって制御することができる。制御システム90は、電子的に制御することができるが、空圧式または液圧式などのその他のタイプの制御システムを含んでもよい。制御システム90は、当該技術分野において公知の多くの構成のいずれかを含んでいてよく、様々な制御装置、ユーザインターフェース、ボタン(たとえばボタン91)、スイッチ、回路などのいずれかを含んでいてよい。制御システム90は、装置100への電力、ノズル50に供給される流体の分配、タイミングおよび/または温度、および注ぎ込みプロセスにおいて使用されるあらゆるその他の弁、モータ、ヒータ、クーラ、タイマ、サーモスタット、流れ制御装置、圧力レギュレータ、センサ(たとえば圧力、流れおよび温度トランスデューサ)および同様のものを制御することができる。制御システム90は、装置100およびその構成部材に配線されていることができるか、または装置100およびその構成部材を無線で制御するように構成することができる。制御システム90は、本体10の一部(たとえば上部14、側部11、前部12、または後部13)に取り付けることができるか、または本体10と別個であることができる。制御システム90は、装置100の様々な態様を遠隔で(たとえば電気通信システムを介して、無線で、および/または制御信号を制御システム90に送信する付加的な制御システムなどによって)制御するように構成することができ、これにより、使用者は、たとえば中央ステーションから1つ以上の装置100およびそれらの構成部材と遠隔で相互作用し、制御することができる。幾つかの実施の形態では、制御システム90は、ノズル50からフィルタ60内への流体供給の順序、タイミングおよび/または移動に基づいて、および/またはコーヒーおよび/または粉砕サイズの特定のタイプに基づいて、様々なコーヒーレシピをグラフラムおよびセーブするために使用することができる。
図9は、複数の飲料を抽出するための装置200の実施の形態の、側部および上方の斜視図を示す。装置200は、互いに取り付けられたまたは一体化された2つ以上の一回分装置100(図1〜図6)を有することができる。一回分装置100のそれぞれを1つの制御システムおよび/またはユーザインターフェースを介して、または共通の制御システムおよび/またはユーザインターフェースを介して制御することができる。複数回分装置200は、それぞれの制御装置、流体分配および/または温度制御システム、ドレーン、流体供給部、支持部材、および/またはハウジングを有するように構成することができるか、または共通の制御装置、流体分配および/または温度制御システム、ドレーン、流体供給部、支持部材、および/またはハウジングを共有することができる。装置200は、それぞれの装置100に流体を供給するための個々のノズルを有するように構成することができるか、または一回分装置の2つ以上に流体を供給するために装置200に沿って水平に移動するように構成された1つのノズルを備えて構成することができる。装置200は、それぞれの一回分装置100のための同じまたは異なるプロセスを提供するように構成することができる。
図10は、複数の飲料を抽出するための装置300の実施の形態の側部および上部の斜視図である。装置300は、装置100(図1〜図6)および200(図7)と実質的に同様であることができ、装置100および200と実質的に同様に機能することができるが、以下に説明される幾つかの例外を有する。図10に示した実施の形態では、装置300は、下側本体部分360を形成するために互いに取り付けられかつ互いに一体化された、一回分装置100(図1〜図6)のうちの2つを有する。装置300は、さらに、下側本体部分360に取り付けられた本体305を備えた一体化された粉砕器310を有する。粉砕器310は、装置300の1つ以上の制御システムによって制御されながら作動させられることができる。粉砕器310は、区画もしくはホッパ330を通じて材料(たとえばコーヒー豆)を受け取り、材料を粉砕機構340において粉砕し、粉砕された材料(たとえばコーヒー粉砕物)を形成し、粉砕された材料を粉砕器310から出口350を通じて供給するように構成することもできる。ホッパ330は、1つ以上の種類のコーヒー豆を保持し(単独の、または2つまたはその他の数に区切られたホッパ)、これらのコーヒー豆を粉砕機構340に供給するのに適した、多くの構成のうちのいずれかであることができる。粉砕機構340は、材料を自動的に、半自動的におよび/または手動で粉砕するのに適した、モータ、ブレード、および/またはその他の様々な機構および電気的装置、またはそれらの組合せなどの、多くの構成部材および構成のうちのいずれかを有することができる。出口350は、粉砕器310から粉砕された材料を供給するのに適した、1つ以上のシュート、漏斗などを有することができる。たとえば、粉砕器310は、それぞれのフィルタホルダ30に粉砕された材料を供給するための別個のシュートを有することができる。幾つかの態様では、1つのフィルタホルダ30の上方の位置から、別のフィルタホルダ30の上方の位置へ出口350を(手動で、半自動的に、または自動的に)移動させる(たとえば旋回させる)ことによって、フィルタホルダ30のうちの2つ以上の粉砕された材料を供給するように構成することができる。粉砕器310の順序および作動は、自動的に制御され、残りの抽出サイクルに順序づけることができ、装置100および/または200のためにここに説明された他の注ぎ込み順序、制御、およびコーヒーレシピとは別個に、またはこれらと組み合わせて、制御することができる。たとえば、幾つかの抽出順序は、すすぎエレメント(フィルタ60をすすぐための、図1)と、材料を粉砕し、粉砕された材料をフィルタホルダ30(図9)に供給するための粉砕エレメントと、ここにさらに説明されるような抽出サイクルとを有することができる。
引き続き図10を参照すると、装置300は、一体化された一回分装置100のうちの1つにそれぞれ対応する2つのノズル50aを有する。ノズル50aは、例示の目的だけのために装置300の下側部分350に対して固定されて示されている。しかしながら、装置300は、ノズル50についてここで説明された実施の形態のいずれかを含むことができることが理解されるであろう。
ここで説明されかつ図示された飲料抽出装置の複数の実施の形態を用いて飲料を抽出するために、様々な方法を用いることができる。1つの実施の形態では、飲料は、以下のエレメントを用いて抽出することができる:フィルタをフィルタホルダ内に位置決めし、フィルタホルダを支持部材のフィルタ係合部分と係合させ、流体がフィルタと接触するように流体をノズルからフィルタホルダ内へ供給し、フィルタに接触する流体が、フィルタの表面に沿って流路を形成するように、ノズルおよびフィルタホルダ係合部分のうちの少なくとも一方を互いに対して移動させる。
幾つかの実施の形態では、移動させるエレメントは、フィルタホルダ係合部分を回転させることを含み、これにより、フィルタを回転させる。
幾つかの実施の形態では、移動させるエレメントは、流路が実質的に湾曲した形状を形成するようになっている。幾つかの実施の形態では、流路は、実質的にらせん状もしくはコイル状を形成する。幾つかの実施の形態では、移動させるエレメントは、回転するフィルタに沿って流路が半径方向に出入りし、環状の流路に波形の成分を付加する(図7B)、または単純ならせん形状(図7A)を付加するような、ノズルと、回転するフィルタホルダ係合部分との相対移動を含む。
幾つかの実施の形態では、移動させるエレメントは、流路が、フィルタの中心からずれた位置を有するようになっている。
幾つかの実施の形態では、移動させるエレメントは、ノズルおよびフィルタホルダ係合部分のうちの少なくとも一方をノズルおよびフィルタホルダ係合部分のうちの他方に対して往復運動させることを含む。
幾つかの実施の形態では、移動させるエレメントは、ノズルおよびフィルタホルダ係合部分を本体に対して移動させることを含む。
幾つかの実施の形態では、移動させるエレメントは、フィルタホルダ係合部分を回転させることを含む。幾つかの実施の形態では、移動させるエレメントは、さらに、フィルタホルダ係合部分を手動で移動させることを含む。幾つかの実施の形態では、移動させるエレメントは、さらに、フィルタホルダ係合部分を自動的に移動させることを含む。幾つかの実施の形態では、移動させるエレメントは、さらに、ノズルを支持部材に対して直線的に移動させることを含む。幾つかの実施の形態では、移動させるエレメントはさらに、ノズルを手動で移動させることを含む。幾つかの実施の形態では、移動させるエレメントは、さらに、ノズルを自動的に移動させることを含む。幾つかの実施の形態では、移動させるエレメントは、さらに、ノズルを往復運動させることを含む。
幾つかの実施の形態では、フィルタホルダエレメントに流体を供給することは、フィルタを第1の流量ですすぐことを含む。幾つかの実施の形態では、供給するエレメントは、さらに、すすぎエレメントの後にフィルタにコーヒー粉砕物を配置し、流体を第2の流量でフィルタホルダに供給することを含み、この場合、第2の流量は第1の流量よりも低い。
幾つかの実施の形態では、方法はさらに、使用者によるフィルタホルダ係合部分およびフィルタへのアクセスを提供するために、ノズルおよびフィルタホルダ係合部分のうちの少なくとも一方を後退させることを含む。
幾つかの実施の形態では、方法は、さらに、供給するエレメントの前にフィルタにコーヒー粉砕物を配置することを含む。幾つかの実施の形態では、供給するエレメントは、フィルタホルダに第1の所定の量の流体を供給し、フィルタホルダに第2の所定の量の流体を供給する前に、所定の時間だけ待機することを含む。
幾つかの実施の形態では、方法は、さらに、1つ以上の可動エレメントに信号を提供する制御システムを提供することを含み、移動させることは、ノズルおよびフィルタホルダ係合部分のうちの少なくとも一方を信号に応答して移動させることを含む。
1つの実施の形態では、装置100を用いて、および、以下のエレメント、すなわち、フィルタをフィルタホルダ内に配置し、フィルタホルダを支持部材のフィルタ係合部分と係合させ、流体がフィルタと接触するように流体をノズルからフィルタホルダへ供給することを含む方法を用いて、飲料を抽出することができる。供給するエレメントは、第1の所定の量の流体をホルダに供給することを含む。供給するエレメントは、さらに、所定の時間だけ待機し、次いで、第2の所定の量の流体をフィルタホルダに供給することを含む。幾つかの実施の形態では、方法はさらに、フィルタに飲料材料を付加することを含む。
例示的な実施の形態では、図1に示された装置100を用いて、および、以下のエレメント、すなわちフィルタをフィルタホルダ内に配置し、フィルタホルダを支持部材のフィルタ係合部分と係合させ、飲料材料をフィルタに付加することを含む方法を用いて、12液量オンスの飲料を抽出することができる。方法はさらに、流体がフィルタおよび飲料材料と接触するように第1の所定の量の流体をノズルからフィルタホルダ内に供給することを含むプレ注入エレメントを含む。1つの実施の形態では、第1の所定量の流体は、4液量オンスの流体を含む。方法はさらに、第1の所定の量の流体がフィルタおよび飲料材料にプレ注入され、第1の所定の量の流体の少なくとも一部がフィルタを流過するために、第1の所定の時間だけ待機することを含む。1つの実施の形態では、第1の所定の時間は45秒である。方法はさらに、第2の所定の量の流体をノズルからフィルタホルダに供給することを含む。1つの実施の形態では、第2の所定の量の流体は、0.3液量オンスの流体を含む。方法はさらに、第2の所定の量の流体の少なくとも一部が飲料材料と接触しかつフィルタを流過するために、第2の所定の時間だけ待機することを含む。1つの実施の形態では、第2の所定の時間は、3秒である。
この例示的な実施の形態では、方法はさらに、「第2の所定の量の流体を供給する」エレメントと、「第2の所定の時間だけ待機する」エレメントとを、流体および時間の第3、第4、第5、第6および第7の部分のために繰り返すことを含み、流体の第3から第7までの部分のそれぞれは、0.3オンスを含み、第3から第7までの時間のそれぞれは、3秒を含む。
この例示的な実施の形態では、方法はさらに、第8の所定の量の流体をフィルタホルダに供給することを含むことができる。1つの実施の形態では、第8の所定の量の流体は、6.8液量オンスを含む。この例示的な実施の形態では、方法はさらに、第8の所定の量の流体、および飲料材料および/またはフィルタへの水張力に保持されないフィルタホルダにおけるあらゆる残留流体が、フィルタホルダを流過するために、第8の所定時間だけ待機することを含むことができる。1つの実施の形態では、第8の所定の時間は、60秒である。幾つかの実施の形態では、方法はさらに、上のエレメントのうちの1つ以上の間に、フィルタと接触する流体がフィルタの表面に沿った流路を形成するように、ノズルおよびフィルタホルダ係合部分のうちの少なくとも一方を互いに対して移動させることを含む。幾つかの実施の形態では、所定の量の流体を供給するエレメントのうちの1つ以上は、さらに、フィルタと接触する流体がフィルタの表面に沿って流路を形成するように、ノズルおよびフィルタホルダ係合部分のうちの少なくとも一方を移動させることを含むことができる。
特に、「can」、「could」、「might」または「may」のような条件的な言葉は、そうでないことが明確に述べられない限り、または使用されている文脈においてそうでないと理解されない限り、概して、ある実施の形態がある特徴、エレメントおよび/またはステップを含み、他の実施の形態は含まないことを意味することが意図されている。つまり、このような条件的な言葉は、概して、特徴、エレメントおよび/またはステップが、1つ以上の実施の形態のために要求されるあらゆる形式であるか、または1つ以上の実施の形態が必然的に、使用者入力または鼓舞によりまたはそれなしで、これらの特徴、エレメントおよび/またはステップがあらゆる特定の実施の形態に含まれるまたは行われるかどうかを決定するための論理を含むことを暗示することが意図されていない。
前記実施の形態に対して多くの変更および修正がなされてよく、そのエレメントは、特に許容可能な実施例であると理解されるべきものであることが強調されるべきである。全てのこのような修正および変更は、ここにこの開示の範囲に含まれ、以下の請求項によって保護されることが意図されている。

Claims (66)

  1. 飲料抽出装置であって、
    本体と、
    該本体と係合させられた支持部材であって、フィルタホルダと係合するように構成されたフィルタホルダ係合部分を有する、支持部材と、
    前記フィルタホルダ係合部分と係合されたあらゆるフィルタホルダの位置の上に流体を供給するように構成されたノズルと、を備え、
    前記支持部材は、さらに、前記フィルタホルダ係合部分が前記ノズルに対して移動することができるように構成された可動エレメントを有することを特徴とする、飲料抽出装置。
  2. 流体と、フィルタと、容器であって、前記流体が前記フィルタおよび前記フィルタホルダを通って容器へ流れることができるように前記フィルタホルダの下方に配置された容器と、をさらに備える、請求項1記載の飲料抽出装置。
  3. フィルタホルダをさらに備え、該フィルタホルダは、前記フィルタホルダ係合部分が前記フィルタホルダに回転を与えることができるように、前記フィルタホルダ係合部分と係合するように構成された保持構造を有する、請求項1記載の飲料抽出装置。
  4. 前記可動エレメントおよび前記フィルタホルダ係合部分は一体に形成されている、請求項1記載の飲料抽出装置。
  5. 前記フィルタホルダ係合部分および前記支持部材は一体に形成されている、請求項1記載の飲料抽出装置。
  6. 前記支持部材はさらに、流体が前記支持部材の一部を通って前記容器内へ流れるための開口を有する、請求項1記載の飲料抽出装置。
  7. 前記支持部材および前記フィルタホルダのうちの少なくとも一方における弁をさらに有し、該弁は、選択的に、前記フィルタホルダを通る流れを制限しかつ前記フィルタホルダからの流れを許容するように構成されている、請求項6記載の飲料抽出装置。
  8. 前記可動エレメントは、前記フィルタホルダ係合部分が前記ノズルに対して回転することができるように構成されている、請求項1記載の飲料抽出装置。
  9. 前記可動エレメントは、前記フィルタホルダ係合部分が前記ノズルに対して旋回することができるようにおよび/または直線的に移動することができるように構成されている、請求項1記載の飲料抽出装置。
  10. 前記ノズルと流体連通しておりかつ高温の流体を前記ノズルに提供するように構成されたボイラをさらに備える、請求項1記載の飲料抽出装置。
  11. 前記ボイラは前記本体内に配置されている、請求項10記載の飲料抽出装置。
  12. 前記可動エレメントに作用的に連結されたモータをさらに備え、前記可動エレメントは、前記モータの作動に応答して移動することができる、請求項1記載の飲料抽出装置。
  13. 制御システムをさらに備え、前記可動エレメントは、前記制御システムによって提供される電子信号に応答して移動するように構成されている、請求項1記載の飲料抽出装置。
  14. 前記可動エレメントは、前記フィルタホルダ係合部分を前記ノズルに対して手動で移動させることができるように構成されている、請求項1記載の飲料抽出装置。
  15. 前記ノズルは、前記本体に対して移動するように構成されている、請求項1記載の飲料抽出装置。
  16. 前記ノズルは、少なくとも2つの異なる同一平面上の軸線に沿った少なくとも2つの異なる方向に前記本体に対して移動するように構成されている、請求項15記載の飲料抽出装置。
  17. 前記ノズルは、第1の軸線に沿って前記本体に対して延長および後退するように構成されている、請求項16記載の飲料抽出装置。
  18. 前記ノズルは、前記本体の前部に対してほぼ平行な第2の軸線に沿って移動するように構成されている、請求項17記載の飲料抽出装置。
  19. 前記ノズルは、ほぼ横方向に延びた第2の軸線に沿って前記支持部材に対して移動するように構成されている、請求項18記載の飲料抽出装置。
  20. 前記ノズルは、前記本体の側部の中心から横方向にずれている、請求項17記載の飲料抽出装置。
  21. 前記ノズルは、手動で移動させられるように構成されている、請求項15記載の飲料抽出装置。
  22. 前記ノズルは、自動的に移動するように構成されている、請求項15記載の飲料抽出装置。
  23. 前記ノズルは、前記フィルタホルダ係合部分に対して移動することができる、請求項1記載の飲料抽出装置。
  24. 前記可動エレメントは、前記フィルタホルダ係合部分および前記ノズルのうちの少なくとも一方が前記フィルタホルダ係合部分および前記ノズルのうちの少なくとも1つの他方に対して手動で移動させられることができるように構成されている、請求項1記載の飲料抽出装置。
  25. 前記ノズルから前記フィルタホルダへ流体を供給する2つ以上のモードを有する流れ制御装置をさらに備える、請求項1記載の飲料抽出装置。
  26. 前記フィルタホルダへ流体を供給する2つ以上のモードは、第1のモードおよび第2のモードを含み、前記第1のモードは、前記ノズルから前記フィルタホルダへ流体を、前記第2のモードが流体を前記フィルタホルダへ供給する流量よりも大きな流量で供給することを含む、請求項25記載の飲料抽出装置。
  27. 飲料抽出装置であって、
    本体と、
    フィルタホルダと係合するように構成されたフィルタホルダ係合部分を有する支持部材と、
    前記本体と係合させられたノズルであって、前記フィルタホルダ係合部分と係合させられたあらゆるフィルタホルダの位置の上に構成されている、ノズルと、を備え、
    前記ノズルは、作動中に前記フィルタホルダ係合部分に対して移動することができるように構成されていることを特徴とする、飲料抽出装置。
  28. 前記ノズルは、手動で移動させられることができるように構成されている、請求項27記載の飲料抽出装置。
  29. 前記ノズルは、自動的に移動させられることができるように構成されている、請求項27記載の飲料抽出装置。
  30. 前記ノズルは、前記フィルタホルダ係合部分に対して往復運動することができるように構成されている、請求項29記載の飲料抽出装置。
  31. 前記ノズルは、前記フィルタホルダ係合部分の中心から横方向にずれた経路に沿って移動させられることができるように構成されている、請求項27記載の飲料抽出装置。
  32. 前記ノズルは、前記本体の側部の中心から横方向にずれた経路に沿って移動させられることができるように構成されている、請求項27記載の飲料抽出装置。
  33. 前記ノズルは、前記フィルタホルダ係合部分に対して旋回することができるように構成されている、請求項27記載の飲料抽出装置。
  34. 前記フィルタホルダ係合部分は、前記ノズルに対して回転することができるように構成されている、請求項27記載の飲料抽出装置。
  35. 流体が前記フィルタホルダに供給されるときおよび前記フィルタホルダが前記フィルタホルダ係合部分と係合させられたときに流体によってらせん状パターンが形成されるように、前記ノズルおよび前記フィルタホルダ係合部分を互いに対して移動させるように構成された制御システムをさらに備える、請求項27記載の飲料抽出装置。
  36. 前記ノズルは、該ノズルを前記本体と係合させるように構成されたハンドルを有する、請求項27記載の飲料抽出装置。
  37. 前記ノズルは、前記フィルタホルダ係合部分に対して、少なくとも2つの実質的に同一平面上でかつ非同一線上の方向に移動することができるように構成されている、請求項27記載の飲料抽出装置。
  38. 前記ノズルは、前記フィルタホルダ係合部分に対して第1の方向および第2の方向に移動することができ、前記第1の方向および前記第2の方向は、実質的に互いに直交する、請求項37記載の飲料抽出装置。
  39. 飲料を抽出する方法であって、
    本体と、フィルタホルダと係合するように構成されたフィルタホルダ係合部分を有する支持部材であって、前記フィルタホルダにフィルタが配置されている、支持部材と、前記フィルタホルダに流体を供給するように構成されたノズルと、を有する装置を提供し、
    流体が前記フィルタと接触するように前記ノズルから前記フィルタホルダ内へ流体を供給し、
    前記ノズルおよび前記フィルタホルダ係合部分のうちの少なくとも一方が前記ノズルおよび前記フィルタホルダ係合部分のうちの他方に対して移動することができるように構成された1つ以上の可動エレメントを提供し、
    前記フィルタと接触する流体が前記フィルタの表面に沿って流路を形成するように、前記ノズルおよび前記フィルタホルダ係合部分のうちの少なくとも一方を前記ノズルおよび前記フィルタホルダ係合部分のうちの少なくとも他方に対して移動させることを特徴とする、飲料を抽出する方法。
  40. 移動させることが、前記ノズルおよび前記フィルタホルダ係合部分のうちの少なくとも一方を前記ノズルおよび前記フィルタホルダ係合部分のうちの少なくとも他方に対して回転させることを含む、請求項39記載の方法。
  41. 移動させることが、前記流路が実質的に湾曲した形状を形成するように、前記ノズルおよび前記フィルタホルダ係合部分のうちの少なくとも一方を前記ノズルおよび前記フィルタホルダ係合部分のうちの少なくとも他方に対して移動させることを含む、請求項39記載の方法。
  42. 前記流路が前記フィルタの中心からずれた部分を含むように、前記ノズルおよび前記フィルタホルダ係合部分のうちの少なくとも一方を前記ノズルおよび前記フィルタホルダ係合部分のうちの少なくとも他方に対して移動させることを含む、請求項39記載の方法。
  43. 移動させることが、実質的に流路の全体が前記フィルタの中心から横方向にずれているように、前記ノズルを前記フィルタホルダ係合部分に対して直線的に移動させることを含む、請求項42記載の方法。
  44. 移動させることが、前記流路が実質的にらせん状またはコイル状の形状を形成するように、前記ノズルおよび前記フィルタホルダ係合部分のうちの少なくとも一方を前記ノズルおよび前記フィルタホルダ係合部分のうちの他方に対して移動させることを含む、請求項41記載の方法。
  45. 移動させることが、前記フィルタホルダ係合部分に対してノズルを旋回させることを含む、請求項41記載の方法。
  46. 供給することが、まず流体をフィルタの中心に供給することを含み、移動させることが、流路が前記フィルタの中心から外方へ延びた実質的にらせん状またはコイル状の形状を形成するように前記ノズルおよび前記フィルタホルダ係合部分のうちの少なくとも一方を前記ノズルおよび前記フィルタホルダ係合部分のうちの他方に対して移動させることを含む、請求項44記載の方法。
  47. 移動させることが、前記ノズルおよび前記フィルタホルダ係合部分のうちの少なくとも一方を前記ノズルおよび前記フィルタホルダ係合部分のうちの少なくとも他方に対して往復運動させることを含む、請求項39記載の方法。
  48. 移動させることが、前記本体に対して前記ノズルおよび前記フィルタホルダ係合部分の両方を移動させることを含む、請求項39記載の方法。
  49. 移動させることが、前記フィルタホルダ係合部分を回転させることを含む、請求項39記載の方法。
  50. 移動させることが、前記フィルタホルダ係合部分を手動で移動させることを含む、請求項49記載の方法。
  51. 移動させることが、前記フィルタホルダ係合部分を自動的に移動させることを含む、請求項49記載の方法。
  52. 移動させることがさらに、前記支持部材に対して前記ノズルを直線的に移動させることを含む、請求項51記載の方法。
  53. 移動させることがさらに、前記ノズルを手動で移動させることを含む、請求項52記載の方法。
  54. 移動させることがさらに、前記ノズルを自動的に移動させることを含む、請求項52記載の方法。
  55. 移動させることがさらに、前記ノズルを往復運動させることを含む、請求項52記載の方法。
  56. 移動させることが、前記フィルタホルダ係合部分に対して第1の方向および第2の方向にノズルを移動させることを含み、前記第1の方向および前記第2の方向は、実質的に互いに対して非同一線上である、請求項39記載の方法。
  57. 前記第1の方向にノズルを移動させることが、第1の直線的な方向にノズルを移動させることを含み、前記第2の方向にノズルを移動させることが、第2の直線的な方向にノズルを移動させることを含み、前記第1の直線的な方向および前記第2の直線的な方向は、互いにほぼ直交している、請求項56記載の方法。
  58. 前記フィルタホルダに流体を供給することは、第1の流量で前記フィルタをすすぐことを含む、請求項39記載の方法。
  59. すすぎステップの後に前記フィルタ内にコーヒー粉砕物を配置し、流体を第2の流量で前記フィルタホルダに供給することをさらに含み、前記第2の流量は前記第1の流量よりも低い、請求項58記載の方法。
  60. 使用者による前記フィルタホルダ係合部分および前記フィルタへのアクセスを提供するために、前記ノズルおよび前記フィルタホルダ係合部分のうちの少なくとも一方を後退させることをさらに含む、請求項39記載の方法。
  61. 供給するステップの前に前記フィルタ内にコーヒー粉砕物を配置することをさらに含む、請求項39記載の方法。
  62. 供給することが、第1の所定の量の流体を前記フィルタホルダに供給し、かつフィルタホルダに第2の所定の量の流体を供給する前に所定の時間だけ待機することを含む、請求項61記載の方法。
  63. 供給することが、第1の所定の量の流体を前記フィルタホルダに供給し、かつ第2の所定の量の流体を前記フィルタホルダに供給する前に所定の時間だけ待機することを含み、
    移動させることが、前記フィルタに接触する第1の所定の量の流体が前記フィルタの表面に沿って第1の流路を形成するように前記ノズルおよび前記フィルタホルダ係合部分のうちの少なくとも一方を前記ノズルおよび前記フィルタホルダ係合部分のうちの他方に対して移動させ、かつ前記フィルタと接触する第2の所定の量の流体が前記フィルタの表面に沿って第2の流路を形成するように前記ノズルおよび前記フィルタホルダ係合部分のうちの少なくとも一方を前記ノズルおよび前記フィルタホルダ係合部分のうちの他方に対して移動させることを含む、請求項39記載の方法。
  64. 移動させることが、前記第1の流路および前記第2の流路が実質的に異なるパターンを形成するように前記ノズルおよび前記フィルタホルダ係合部分のうちの少なくとも一方を前記ノズルおよび前記フィルタホルダ係合部分のうちの他方に対して移動させることを含む、請求項63記載の方法。
  65. 1つ以上の可動エレメントに信号を提供する制御システムを提供することをさらに含み、移動させることが、前記信号に応答して前記ノズルおよび前記フィルタホルダ係合部分のうちの少なくとも一方を移動させることを含む、請求項39記載の方法。
  66. 移動させることが、ノズルを延長位置と後退位置との間で移動させることを含み、前記装置は、前記延長位置における使用可能状態と、後退位置における使用不能状態とに配置される、請求項39記載の方法。
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