JP2014236169A - 薄膜形成方法及び薄膜形成装置 - Google Patents
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Abstract
Description
基板の上に、光硬化性の液状の薄膜材料を塗布することにより液状膜を形成し、前記液状膜に仮硬化用の光を照射することにより前記液状膜を仮硬化させて膜要素を形成する手順を複数回繰り返して、複数の前記膜要素を積層する工程と、
前記複数の膜要素に本硬化用の光を照射して複数の前記膜要素を本硬化させる工程と
を有し、
前記膜要素を形成する手順を繰り返すとき、相対的に下層の前記膜要素を形成するときの前記仮硬化用の光の強度を、相対的に上層の前記膜要素を形成するときの前記仮硬化用の光の強度より強くする薄膜形成方法が提供される。
基板を保持するステージと、
前記ステージに保持された基板に対向し、前記基板に向けて光硬化性の液状の薄膜材料を液滴にして吐出する複数のノズル孔を含む複数のノズルヘッドと、
前記ノズルヘッドから吐出されて前記基板に塗布された前記薄膜材料に仮硬化用の光を照射する複数の仮硬化用光源と、
前記ノズルヘッド及び前記仮硬化用光源を含むノズルユニットと、前記基板との一方を他方に対して、前記基板の表面に平行な第1の方向に移動させる移動機構と、
前記ノズルヘッド、前記仮硬化用光源、及び前記移動機構を制御する制御装置と
を有し、
前記ノズルヘッドの各々は、前記第1の方向と交差する第2の方向に並ぶ複数のノズル孔を有し、
複数の前記ノズルヘッドは、前記第1の方向に並んで配置され、
前記ノズルヘッドの各々の、前記第1の方向の下流側に前記仮硬化用光源が配置されており、
前記制御装置は、
前記移動機構を制御して前記基板を前記第1の方向に移動させながら、前記ノズルヘッドから前記薄膜材料を液滴にして吐出させ、
前記第1の方向に関して、相対的に上流側に配置された前記ノズルヘッドから吐出されて前記基板に塗布された前記薄膜材料に照射される前記仮硬化用の光の光強度が、相対的に下流側に配置された前記ノズルヘッドから吐出されて前記基板に塗布された前記薄膜材料に照射される前記仮硬化用の光の光強度よりも強くなるように、前記仮硬化用光源を制御する薄膜形成装置が提供される。
図1A〜図1Fを参照して、実施例1による薄膜形成方法について説明する。
図1Aに示すように、基板10の表面に、光硬化性の液状の薄膜材料を塗布する。これにより、薄膜材料からなる液状膜20が形成される。基板10には、例えば表面に配線パターンが形成されたプリント基板が用いられる。薄膜材料には、例えば紫外線硬化性樹脂
が用いられる。薄膜材料には、染料、顔料等の色素が含まれており、着色されている。液状膜20の形成は、複数のノズル孔を有するノズルヘッドから、基板10に向かって薄膜材料を液滴化して吐出することにより行われる。
図2Aに、実施例1による薄膜形成方法で形成した薄膜24の断面図、及び深さ方向に関する露光量の分布の一例のグラフを示す。露光量の分布のグラフの横軸は露光量を表し、縦軸は深さ方向の位置を表す。
ノズルヘッド41は、y方向に配列している。相互に隣り合う2つのノズルヘッド41の間に、仮硬化用光源43が配置されている。さらに、最も外側に配置されたノズルヘッド41よりもさらに外側にも、仮硬化用光源43が配置されている。すなわち、1つのノズルヘッド41に着目すると、ノズルヘッド41の、y軸の正の側及び負の側に、それぞれ仮硬化用光源43が配置されている。仮硬化用光源43は、基板10の表面に仮硬化用の光21(図1B、図1D)、例えば紫外線を照射する。
化用光源43の下方を、2層目の液状膜20が通過するときに、2層目の液状膜20に仮硬化用の光21が照射される。その結果、2層目の液状膜20が仮硬化して2層目の膜要素20Aが形成される。2層目の膜要素20Aを形成する工程は、図1Dに示した2層目の膜要素20Aを形成する工程に相当する。
図5に、実施例2による薄膜形成装置の概略正面図を示す。実施例2による薄膜形成装置は、搬入ステーション60、仮位置決めステーション61、塗布ステーション62、本硬化ステーション63、及び搬送装置64を含む。水平面をxy面とし、鉛直上方をz軸の正の向きとするxyz直交座標を定義する。搬入ステーション60、仮位置決めステーション61、塗布ステーション62、及び本硬化ステーション63が、x軸の正の向きに向かってこの順番に配置されている。制御装置50が、搬入ステーション60、仮位置決めステーション61、塗布ステーション62、本硬化ステーション63内の各装置、及び搬送装置64を制御する。制御装置50は、基板10に形成すべき薄膜パターンの平面形状を定義するイメージデータを記憶している。
に案内されてy方向に移動する。ステージ30が、y方向の可動範囲の負側の端部(ガイド70側の端部)に位置するときに、ステージ30と、リフタ71、72(図5)との間で基板10の受け渡しが行われる。
11 薄膜材料
15 薄膜材料を塗布すべき領域
16 薄膜材料を塗布すべき領域の外周線
17 開口
20 液状膜
20A 膜要素
21 仮硬化用の光
24 薄膜
26 本硬化用の光
30 ステージ
31 移動機構
32 定盤
33 撮像装置
34 高さセンサ
35 Y方向ガイド
40 ノズルユニット
41 ノズルヘッド
43 仮硬化用光源
50 制御装置
60 搬入ステーション
61 仮位置決めステーション
62 塗布ステーション
63 本硬化ステーション
64 搬送装置
65 第1の搬送ローラ
66 第2の搬送ローラ
67 ストッパ
68 本硬化用光源
70 ガイド
71、72 リフタ
Claims (5)
- 基板の上に、光硬化性の液状の薄膜材料を塗布することにより液状膜を形成し、前記液状膜に仮硬化用の光を照射することにより前記液状膜を仮硬化させて膜要素を形成する手順を複数回繰り返して、複数の前記膜要素を積層する工程と、
前記複数の膜要素に本硬化用の光を照射して硬化度を高めることにより、複数の前記膜要素を本硬化させる工程と
を有し、
前記膜要素を形成する手順を繰り返すとき、相対的に下層の前記膜要素を形成するときの前記仮硬化用の光の強度を、相対的に上層の前記膜要素を形成するときの前記仮硬化用の光の強度より強くする薄膜形成方法。 - 前記本硬化用の光の強度は、最も下層の前記膜要素を形成するときの前記仮硬化用の光の強度より強い請求項1に記載の薄膜形成方法。
- 前記薄膜材料は、染料または顔料を含む請求項1または2に記載の薄膜形成方法。
- 基板を保持するステージと、
前記ステージに保持された基板に対向し、前記基板に向けて光硬化性の液状の薄膜材料を液滴にして吐出する複数のノズル孔を含む複数のノズルヘッドと、
前記ノズルヘッドから吐出されて前記基板に塗布された前記薄膜材料に仮硬化用の光を照射する複数の仮硬化用光源と、
前記ノズルヘッド及び前記仮硬化用光源を含むノズルユニットと、前記基板との一方を他方に対して、前記基板の表面に平行な第1の方向に移動させる移動機構と、
前記ノズルヘッド、前記仮硬化用光源、及び前記移動機構を制御する制御装置と
を有し、
前記ノズルヘッドの各々は、前記第1の方向と交差する第2の方向に並ぶ複数のノズル孔を有し、
複数の前記ノズルヘッドは、前記第1の方向に並んで配置され、
前記ノズルヘッドの各々の、前記第1の方向の下流側に前記仮硬化用光源が配置されており、
前記制御装置は、
前記移動機構を制御して前記基板を前記第1の方向に移動させながら、前記ノズルヘッドから前記薄膜材料を液滴にして吐出させ、
前記第1の方向に関して、相対的に上流側に配置された前記ノズルヘッドから吐出されて前記基板に塗布された前記薄膜材料に照射される前記仮硬化用の光の光強度が、相対的に下流側に配置された前記ノズルヘッドから吐出されて前記基板に塗布された前記薄膜材料に照射される前記仮硬化用の光の光強度よりも強くなるように、前記仮硬化用光源を制御する薄膜形成装置。 - 前記薄膜材料は、染料または顔料を含む請求項4に記載の薄膜形成装置。
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