JP2014234692A - 建設機械のエンジンコントロールケーブルの配索構造および配索方法 - Google Patents
建設機械のエンジンコントロールケーブルの配索構造および配索方法 Download PDFInfo
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Abstract
【解決手段】エンジンコントロールケーブルの配索構造は、仕切り板のケーブル通し穴に嵌め込まれるブッシング21を備えている。このブッシング21には挿通部21aが形成されている。この挿通部21aは、エンジンコントロールケーブルを密着させて通すように形成されている。ブッシング21の外面には切れ込み21bが形成されている。この切れ込み21bは、エンジンコントロールケーブルをブッシング21の外面から挿通部21aに挟み入れるように形成されている。
【選択図】図6
Description
エンジン室とポンプ室とを仕切る仕切り部材に設けられたケーブル通し穴にエンジンコントロールケーブルを通して当該エンジンコントロールケーブルを前記エンジン室と前記ポンプ室とに配索する建設機械のエンジンコントロールケーブルの配索構造において、
前記ケーブル通し穴に嵌め込まれるブッシングを備え、
前記ブッシングの内部には、前記エンジンコントロールケーブルを密着させた状態で通す挿通部が設けられ、前記ブッシングの外面には、前記エンジンコントロールケーブルを前記挿通部に挟み入れる切れ込みが形成されていることを特徴とする。
エンジン室とポンプ室とを仕切る仕切り部材に設けられたケーブル通し穴にエンジンコントロールケーブルを通して当該エンジンコントロールケーブルを前記エンジン室と前記ポンプ室とに配索する建設機械のエンジンコントロールケーブルの配索方法において、
前記ケーブル通し穴に本発明のブッシングを嵌め込む工程と、
前記ケーブル通し穴に前記ブッシングを嵌め込む前または嵌め込んだ後に前記エンジンコントロールケーブルを前記ブッシングの前記切れ込みから前記挿通部に挟み入れて通す工程と、
前記エンジンコントロールケーブルを前記挿通部に通した状態で前記延出部をバンドにより外周から締め付ける工程と
を備えることを特徴とする。
最初に、組み付け板13のケーブル通し穴11cにブッシング21を嵌め込む。具体的に説明すると、図5と図7に示すようにブッシング21の嵌め込み部22の基部221をブッシング用切り欠き11dからケーブル通し穴11cに入れて嵌め込み、挟持部222,222で組み付け板13の下側部132を挟む。
次に、ブッシング21にエンジンコントロールケーブルCを通す。具体的に説明すると、エンジンコントロールケーブルCは、前述したようにエンジン室ERおよびポンプ室PRとなる場所に予め配置されている。そのため、ブッシング21が嵌め込まれた組み付け板13をエンジンコントロールケーブルCまで持っていき、ブッシング21の切れ込み21にエンジンコントロールケーブルCを挟み入れて挿通部21aに通す。
次に、仕切り板11を形成する。具体的に説明すると、最初に仕切り板本体12の切り欠き11aの下にポンプPを通し、ケーブル用切り欠き11bにブッシング21の延出部23を通す。この状態で仕切り板本体12の上側部121のエンジン室側面121aを組み付け板13の組み付け部133aに当てて組み付け、下側部122のエンジン室側面122aを組み付け板13の下側部132に当てて組み付ける。
次に、クランプ31を用いてエンジンコントロールケーブルCの位置を固定する。具体的に説明すると、図7に示すように保持部32の保持管321にエンジンコントロールケーブルCを通す。続いて、取り付け片322のボルト穴を固定部33のナット332の穴に合わせて双方の穴にボルト333をねじ込み、保持部32を固定部33に組み付ける。
最後に、バンド41をブッシング21の延出部23の外周に締め付ける。具体的に説明すると、図8に示すようにバンド部411をブッシング21の延出部23に巻きつけ、バックル412の挿通部412aにバンド部411の先端側の部分を通して締めて係合させる。この結果、図3に示すようにエンジン室ERとポンプ室PRとの間に仕切り板11が配置されてケーブル通し穴11cにエンジンコントロールケーブルCが通されて配索される。
11 仕切り板(仕切り部材)
11C ケーブル通し穴
21 ブッシング
21a 挿通部
21b 切れ込み
22 嵌め込み部
23 延出部
41 バンド
C エンジンコントロールケーブル
ER エンジン室
PR ポンプ室
Claims (5)
- エンジン室とポンプ室とを仕切る仕切り部材に設けられたケーブル通し穴にエンジンコントロールケーブルを通して当該エンジンコントロールケーブルを前記エンジン室と前記ポンプ室とに配索する建設機械のエンジンコントロールケーブルの配索構造において、
前記ケーブル通し穴に嵌め込まれるブッシングを備え、
前記ブッシングの内部には、前記エンジンコントロールケーブルを密着させた状態で通す挿通部が設けられ、前記ブッシングの外面には、前記エンジンコントロールケーブルを前記挿通部に挟み入れる切れ込みが形成されていることを特徴とする建設機械のエンジンコントロールケーブルの配索構造。 - 請求項1に記載の建設機械のエンジンコントロールケーブルの配索構造において、
前記ブッシングは、前記ケーブル通し穴に嵌め込まれる嵌め込み部と、この嵌め込み部から前記ポンプ室側または前記エンジン室側の少なくとも一方側へ延びる延出部とを備え、前記嵌め込み部から前記延出部にかけて前記挿通部および前記切れ込みが設けられていることを特徴とする建設機械のエンジンコントロールケーブルの配索構造。 - 請求項2に記載の建設機械のエンジンコントロールケーブルの配索構造において、
前記ブッシングの前記挿通部に前記エンジンコントロールケーブルが通された状態で前記延出部を外周から締め付けるバンドを備えることを特徴とする建設機械のエンジンコントロールケーブルの配索構造。 - 請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の建設機械のエンジンコントロールケーブルの配索構造において、
前記ブッシングの材質がゴムであることを特徴とする建設機械のエンジンコントロールケーブルの配索構造。 - エンジン室とポンプ室とを仕切る仕切り部材に設けられたケーブル通し穴にエンジンコントロールケーブルを通して当該エンジンコントロールケーブルを前記エンジン室と前記ポンプ室とに配索する建設機械のエンジンコントロールケーブルの配索方法において、
前記ケーブル通し穴に請求項2に記載のブッシングを嵌め込む工程と、
前記ケーブル通し穴に前記ブッシングを嵌め込む前または嵌め込んだ後に前記エンジンコントロールケーブルを前記ブッシングの前記切れ込みから前記挿通部に挟み入れて通す工程と、
前記エンジンコントロールケーブルを前記挿通部に通した状態で前記延出部をバンドにより外周から締め付ける工程と
を備えることを特徴とする建設機械のエンジンコントロールケーブルの配索方法。
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