JP2014228284A - 同軸プローブ保持機構および電気特性検査装置 - Google Patents

同軸プローブ保持機構および電気特性検査装置 Download PDF

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Abstract

【課題】端子のピッチや端子の高さが異なるプリント配線板に対して、電気特性を測定可能な電気特性検査装置を構成する。
【解決手段】固定面2aを有する保持台2と、固定面2a上に固定され同軸プローブ31を保持するプローブ保持部3と、固定面2a上に固定され、同軸プローブ32を保持するプローブ保持部4と、同軸プローブ31の外周のグランド導体31aと、同軸プローブ32の外周のグランド導体32aとを電気的に接続するグランド接続部材5とを備え、プローブ保持部3は、同軸プローブ31の先端に露出した信号線31bを、プリント配線板50に設けられた一対の配線52,53の端子52a,53aが並ぶ端子ピッチ方向に移動可能に構成され、プローブ保持部4は、同軸プローブ32の先端に露出した信号線32bを、プリント配線板50の厚さ方向の成分を有する方向に移動可能に構成されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、同軸プローブ保持機構および電気特性検査装置に関する。より詳しくは、本発明は、プリント配線板の電気特性を検査するための一対の同軸プローブを保持する同軸プローブ保持機構、および該同軸プローブ保持機構により保持された一対の同軸プローブを用いてプリント配線板の電気特性を検査する電気特性検査装置に関する。
近年の小型かつ高機能な電子機器に用いられるプリント配線板おいては、伝送速度およびノイズ耐性の向上等の観点から、差動伝送線路を用いてデジタル信号を伝送する。このため、プリント配線板に対して、差動伝送線路の特性インピーダンス(以下、単に「差動インピーダンス」ともいう。)を検査することが求められている。例えば、伝送速度が向上した新規格USB3.0では、差動インピーダンスの値(90Ω)が定められている。
差動インピーダンスの測定は、時間領域反射(Time Domain Reflectometry)測定装置などに接続された一対のプローブを差動伝送線路に接触させて行う。
特許文献1には、差動インピーダンスの測定に用いる差動プローブとして、基板上に一定の間隔に設けられた信号線とグランド線とを備える差動プローブが記載されている。
また、特許文献2には、2つの同軸プローブを備え、それぞれの外部シールド導体を互いに電気的に接続するグランドクリップを設けた差動プローブが記載されている。
特開2011−196821号公報 特開2006−329993号公報
特許文献1に記載された差動プローブの端子のピッチは固定であるため、端子のピッチが異なるプリント配線板ごとに差動プローブを用意する必要がある。一般にこのような差動プローブは高価であることから、用意する差動プローブの種類が増加することは、プリント配線板の検査コストの増加につながる。
この点、特許文献2に記載された差動プローブでは、端子のピッチを変更できるため、端子のピッチが異なるプリント配線板ごとにプローブを用意する必要はない。
しかしながら、近年の電子機器では軽量・薄型化のためにフレキシブルプリント配線板を用いる場合が増加している。そのような場合、プリント配線板の撓み等によって、差動伝送線路の端子の高さが互いに異なることがある。多層プリント配線板の場合には、端子の直下に内層の配線が存在するか否かによっても、端子の高さは変化する。このように差動伝送線路の端子の高さが互いに異なる結果、2つのプローブを同時に一対の端子にそれぞれ接触させることができないおそれがある。
また、特許文献2の差動プローブでは、同軸プローブが破損した場合に、破損した同軸プローブのみを交換することは容易ではない。そのため、破損した同軸プローブの交換作業によってプリント配線板の検査コストが増加するおそれがある。
本発明は、上記の技術的認識に基づいてなされたものであり、端子のピッチや端子の高さが異なるプリント配線板に対して、電気特性を測定可能な電気特性検査装置を構成できる同軸プローブ保持機構、および電気特性検査装置を提供することを目的とする。
本発明の一態様による同軸プローブ保持機構は、
プリント配線板の電気特性を検査するための一対の同軸プローブを保持する同軸プローブ保持機構であって、
固定面を有する保持台と、
前記保持台の前記固定面上に固定され、第1の同軸プローブを保持する第1のプローブ保持部と、
前記保持台の前記固定面上に固定され、第2の同軸プローブを保持する第2のプローブ保持部と、
前記第1の同軸プローブの外周の第1のグランド導体と、前記第2の同軸プローブの外周の第2のグランド導体とを電気的に接続するグランド接続部材と、
を備え、
前記第1のプローブ保持部は、前記第1の同軸プローブの先端に露出した第1の信号線を、前記プリント配線板に設けられた一対の配線の端子が並ぶ端子ピッチ方向に移動可能に構成され、
前記第2のプローブ保持部は、前記第2の同軸プローブの先端に露出した第2の信号線を、前記プリント配線板の厚さ方向の成分を有する方向に移動可能に構成されている、
ことを特徴とする。
本発明に係る同軸プローブ保持機構では、第1のプローブ保持部は、第1の同軸プローブの先端に露出した第1の信号線を、プリント配線板に設けられた一対の配線の端子が並ぶ端子ピッチ方向に移動可能に構成されるとともに、第2のプローブ保持部は、第2の同軸プローブの先端に露出した第2の信号線を、プリント配線板の厚さ方向の成分を有する方向に移動可能に構成されている。
これにより、端子のピッチが異なるプリント配線板であっても、第1の同軸プローブの第1の信号線を端子ピッチ方向に移動させることにより、第1および第2の信号線を一対の配線の端子にそれぞれ接触させることができる。
また、一対の配線の端子の高さが異なるプリント配線板の場合であっても、第2の同軸プローブの第2の信号線をプリント配線板の厚さ方向の成分を有する方向に移動させることにより、第1および第2の信号線を一対の配線の端子にそれぞれ接触させることができる。
よって、本発明によれば、端子のピッチや端子の高さが異なるプリント配線板に対して、その電気特性を測定可能な電気特性検査装置を構成することができる。
本発明の一実施形態に係る同軸プローブ保持機構の上面図である。 本発明の一実施形態に係る同軸プローブ保持機構の側面図である。 図1のA部の拡大上面図である。 図1のA部の拡大正面図である。 端子ピッチ方向に同軸プローブを移動させたときの、図1のA部の拡大正面図である。 保持台の固定面に対して垂直な方向に同軸プローブを移動させたときの、図1のA部の拡大正面図である。 本発明に係る同軸プローブ保持機構を用いた電気特性検査装置の概略的な構成図である。 (a)は同軸プローブとグランド接続部材との位置関係を示す平面図であり、(b)はTDR測定装置により測定された反射波の波形を示す図である。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施形態について説明する。なお、各図において同等の機能を有する構成要素には同一の符号を付し、同一符号の構成要素の詳しい説明は繰り返さない。
(プローブ保持機構)
本発明の一実施形態に係る同軸プローブ保持機構1について、図1〜図4を参照して説明する。
図1は、同軸プローブ保持機構1およびステージ17上に固定されたプリント配線板50の上面図である。なお、図1では、顕微鏡16は省略している。図2は、同軸プローブ保持機構1およびプリント配線板50の側面図である。図3は、図1のA部を拡大した同軸プローブ保持機構1の上面図である。図4は、図1のA部を拡大した同軸プローブ保持機構1の正面図である。
同軸プローブ保持機構1は、プリント配線板50の電気特性を検査するための一対の同軸プローブ31,32を保持する同軸プローブ保持機構である。
この同軸プローブ保持機構1は、図1および図2に示すように、保持台2と、プローブ保持部3と、プローブ保持部4と、グランド接続部材5と、保持台移動機構13と、固定部材14と、ステージ15と、顕微鏡16とを備えている。
同軸プローブ31,32は、図3に示すように、信号線31b,32bの周囲に誘電体を介してグランド導体(シールド導体)31a,32aが設けられている。同軸プローブ31,32の先端には、信号線31b,32bが露出している。
同軸プローブ31,32は、図3に示すように、八の字を形成するようにプローブ保持部3,4によりそれぞれ保持され、差動プローブを構成する。
なお、好ましくは、同軸プローブ31,32は、図3に示すように、グランド導体31a,32aの端部が導電板7,10の端部と平面視して重なるように保持される。
同軸プローブ31,32の末端は、図1に示すように、接続コネクタ33を介してケーブル34,35に接続される。ケーブル34,35は、TDR測定装置等の測定装置に接続されるケーブルである。
プリント配線板50は、検査対象となるプリント配線板であり、図1に示すように、ステージ17上に真空吸着等により固定され、水平面内に配置されている。
このプリント配線板50は、例えば、ポリイミド等の可撓性材料からなる基板51を有するフレキシブルプリント配線板である。
プリント配線板50の基板51上には、図1に示すように、一対の配線52,53が設けられている。この一対の配線52,53は、幅や長さ等の寸法が同じであり、差動伝送線路を構成する。また、一対の配線52,53の端部には、端子52a,53aが設けられている。端子52a,53a間のピッチは、例えば0.35mm〜0.5mm程度の狭ピッチである。なお、配線52,53には、必ずしも端子52a,53aが設けられていなくてもよい。
以下、同軸プローブ保持機構1の各構成要素について詳しく説明する。
保持台2は、図2に示すように、固定面2aを有しており、マグネット式着脱用ベース等を介してステージ15上に設置されている。この固定面2a上にプローブ保持部3,4が固定される。固定面2aは、図2に示すように、水平面に対して所定の角度で交わる斜面である。この角度は、信号線31b,32bと端子52a,53aとの接触性、および顕微鏡16による上方からの観察の容易性の観点から、好ましくは30°〜60°(より好ましくは約45°)である。
図1に示すように、同軸プローブ31,32は、固定部材14により固定面2a上に保持されている。この固定部材14には、同軸プローブ31,32の径に応じた幅の溝が設けられている。固定部材14は、同軸プローブ31,32を溝に収容した状態で固定面2a上に固定されている。
なお、保持台2は、剛性の高い材料(例えば、アルミニウム等の金属)からなることが好ましい。これにより、同軸プローブ31,32の先端をプリント配線板50の端子52a,53aに接触させた後、その位置を保つことができる。
また、保持台2が導電性の材料からなる場合、同軸プローブ31,32の外周のグランド導体31a,32aが保持台2に電気的に接続されることを防止するため、保持台2の固定面2aは絶縁フィルム(図示せず)により被覆される。
また、図1および図2に示すように、プローブ保持機構1は、保持台移動機構13を備えてもよい。この保持台移動機構13は、保持台2をX方向に可動させるためのリニアボールガイド13aと、保持台2をY方向に可動させるためのリニアボールガイド13bと、保持台2をZ方向に可動させるためのリニアボールガイド13cとを有している。
これにより、保持台移動機構13は、端子ピッチ方向(X方向)、水平面内にあり端子ピッチ方向に直交する方向(Y方向)および水平面に直交する方向(Z方向)に、保持台2を移動させることができる。
なお、保持台移動機構13は、X方向、Y方向およびZ方向のうち少なくともいずれかの方向に保持台2を移動可能に構成されるようにしてもよい。
プローブ保持部3は、図1および図2に示すように、保持台2の固定面2a上に固定され、同軸プローブ31を保持する。
このプローブ保持部3は、同軸プローブ31の先端に露出した信号線31bを、一対の配線52,53の端子52a,53aが並ぶ端子ピッチ方向(図3中水平方向)に移動可能に構成されている。
プローブ保持部4は、図1および図2に示すように、保持台2の固定面2a上に固定され、同軸プローブ32を保持する。
このプローブ保持部4は、同軸プローブ32の先端に露出した信号線32bを、プリント配線板50の厚さ方向の成分を有する方向に移動可能に構成されている。
グランド接続部材5は、図3および図4に示すように、同軸プローブ31の外周のグランド導体31aと、同軸プローブ32の外周のグランド導体32aとを電気的に接続する。
顕微鏡16は、図2に示すように、同軸プローブ保持機構1の上方に設けられている。この顕微鏡16は、一対の配線52,53の端子52a,53aと、同軸プローブ31,32の信号線31b,32bとの接触領域を拡大して観察するための顕微鏡である。
次に、図3および図4を参照して、プローブ保持部3,4の構成について詳しく説明する。
プローブ保持部3は、絶縁スペーサ6と、導電板7と、ブロック8と、固定ブロック18と、固定ネジ19と、可動ネジ20と、バネ22とを有している。
絶縁スペーサ6は、導電板7と保持台2が電気的に接続されることを防ぐためのスペーサである。この絶縁スペーサ6は、絶縁性の材料(樹脂等)からなり、保持台2の固定面2a上に、ネジ止め等により固定されている。
導電板7は、導電性の材料(アルミニウム等)からなり、固定ネジ19によって絶縁スペーサ6上に固定されている。固定ネジ19は、ブロック8に形成された貫通孔(スライド孔8b)および導電板7に形成された貫通孔に挿通され、絶縁スペーサ6に形成されたネジ穴に螺合している。固定ネジ19を締めた状態において、導電板7は絶縁スペーサ6とブロック8で挟み込まれて固定され、同軸プローブ31のグランド導体31aは導電板7に接触する。
また、導電板7は、図4に示すように、絶縁スペーサ6の右端から突出しており、この突出した部分にグランド接続部材5が接続されている。
固定ブロック18は、保持台2の固定面2aに、ネジ止め等によって固定されている。また、固定ブロック18には、バネ収納穴18aが設けられている。
ブロック8は、導電板7上を端子ピッチ方向に摺動(スライド)可能に配置されている。
ブロック8は、バネ22および可動ネジ20を介して、固定ブロック18に接続されている。バネ22は、一方がブロック8に形成されたバネ収納穴8cに収納され、他方が固定ブロック18のバネ収納穴18aに収納されている。
また、図4に示すように、ブロック8の、導電板7との接触面には、ガイド溝8aが設けられている。このガイド溝8aは、導電板7とともに、同軸プローブ31を保持する保持空間を画成する。換言すれば、導電板7がブロック8のガイド溝8aを覆うことで、保持空間は形成される。
固定ネジ19が締められ、同軸プローブ31がガイド溝8aに収納された状態において、導電板7はグランド導体31aに接触する。即ち、導電板7とグランド導体31aとは電気的に接続される。
ブロック8をスライドさせるには、固定ネジ19を緩めた後、可動ネジ20を回す。可動ネジ20を緩めると、バネ22の復元力により、ブロック8は図3中左側に摺動する。その結果、ガイド溝8aに収納された同軸プローブ31の信号線31bは、信号線32bから離間する方向に移動する。
一方、可動ネジ20を締めると、ブロック8は図3中右側に摺動する。その結果、信号線31bは信号線32bに接近する方向に移動する。
図5は、端子ピッチ方向に同軸プローブ31を移動させたときの、図1のA部の拡大正面図である。図5に示すように、ガイド溝8aに収納された同軸プローブ31は、ブロック8のスライドに合わせて端子ピッチ方向に移動する。
上記のようにして同軸プローブ31の信号線31bを所望の位置に移動させた後、固定ネジ19を締めて信号線31bの位置を固定する。
次に、プローブ保持部4の詳細構成について説明する。
プローブ保持部4は、絶縁スペーサ9と、導電板10と、ブロック11と、可動ネジ21と、バネ23とを有している。
絶縁スペーサ9は、導電板10と保持台2が電気的に接続されることを防ぐためのスペーサである。この絶縁スペーサ9は、絶縁性の材料(樹脂等)からなり、保持台2の固定面2a上に、ネジ止め等により固定されている。絶縁スペーサ9は、図4に示すように、絶縁スペーサ6に隣接して設けられる。
また、図3に示すように、絶縁スペーサ9の上面には柱部9aが凸設されている。この柱部9aは、導電板10に形成された貫通孔に挿通され、ブロック11と係合している。
導電板10は、導電性の材料(アルミニウム等)からなり、絶縁スペーサ9上に配置される。
また、導電板10は、図4に示すように、絶縁スペーサ9の左端から突出している。このように、導電板7および導電板10はそれぞれ、絶縁スペーサ6および絶縁スペーサ9の端部から互いに向かい合うように突出している。
図4に示すように、導電板10の突出した部分に、グランド接続部材5が接続されている。
ブロック11は、固定ネジ24により導電板10上に固定されている。ブロック11は、導電板10と一体になって保持台2の固定面2aに対して垂直な方向に移動可能に配置されている。
図4に示すように、ブロック11の、導電板10との接触面には、ガイド溝11aが設けられている。このガイド溝11aは、導電板10とともに、同軸プローブ32を保持する保持空間を画成する。換言すれば、導電板10がブロック11のガイド溝11aを覆うことで、保持空間は形成される。
また、ガイド溝11aは、ガイド溝8aとともに八の字を形成するように設けられる。その他、ガイド溝11aは、ガイド溝8aと略平行になるように設けられてもよい。
同軸プローブ31がガイド溝11aに収納された状態において、導電板10はグランド導体32aに接触する。即ち、導電板10とグランド導体32aとは電気的に接続される。
バネ23は、導電板10に設けられた貫通孔および該貫通孔に連通するバネ収納穴11b内に、柱部9aがバネ23内に挿通された状態で収納されている。
導電板10およびブロック11を移動させるには、可動ネジ21を回す。即ち、可動ネジ21を緩めると、バネ23の復元力により、導電板10およびブロック11は図3中上側に移動する。その結果、ガイド溝11aに収納された同軸プローブ32の信号線32bは、固定面2aから離間する方向に移動する。
一方、可動ネジ21を締めると、導電板10およびブロック11は図3中下側に移動する。その結果、信号線32bは固定面2aに接近する方向に移動する。
図6は、固定面2aに対して垂直な方向に同軸プローブ32を移動させたときの、図1のA部の拡大正面図である。図6に示すように、ガイド溝11aに収納された同軸プローブ32は、導電板10およびブロック11の移動に合わせて固定面2aに対して垂直な方向に移動する。
次に、グランド接続部材5の詳細構成について説明する。
グランド接続部材5は、弾性部材(板バネ等)からなる。そして、図4に示すように、弾性部材の一端は、導電板7が絶縁スペーサ6の端部から突出した部分に導電性接合材(はんだ等)12により固定されている。また、弾性部材の他端は、金属板10が絶縁スペーサ9の端部から突出した部分を押圧する。これにより、導電板10およびブロック11が固定面2aに対して垂直な方向に移動した場合にも、導電板7と導電板10との電気的接続を維持することができる。
なお、グランド接続部材5の他端は、図4に示すように、接触抵抗を低減するため、導電板10と平面で接触することが好ましい。
また、グランド接続部材5は、接触抵抗の低減および防錆の観点から、銅などからなる金属板の表面に金めっきを施したものが好ましい。
なお、グランド接続部材5は、図3に示すように、信号線31b,32bが保持台2から突出する、保持台2の端部付近に設けられていることが好ましい。例えば、グランド接続部材5は、同軸プローブ31,32のグランド導体31a,32aの端部から1mm以内の位置に設けられることが好ましい。
このように同軸プローブ31,32のグランド導体31a,32a同士を電気的に接続するグランド接続部材5の位置を、同軸プローブ31,32とプリント配線板50との接触位置に近づけることにより、TDR測定で得られる波形のスパイク(図8を参照して後ほど説明)を小さくすることができる。その結果、プリント配線板50の特性インピーダンス(一対の配線52,53の差動インピーダンス)の値を正確かつ容易に読取ることができる。
以上説明した本実施形態に係るプローブ保持機構によれば、一対の同軸プローブ31,32のグランド導体31a,32aがグランド接続部材5により電気的に接続された状態で、同軸プローブ31の信号線31bは端子ピッチ方向に移動可能であり、同軸プローブ32の信号線32bは、保持台2の固定面2aに対して垂直な方向に移動することができる。
よって、端子のピッチが異なるプリント配線板であっても、同軸プローブ31の信号線31bを端子ピッチ方向に移動させることにより、信号線31b,32bを端子52a,53aにそれぞれ接触させることができる。
また、プリント配線板50の端子52a,53aの高さが異なる場合であっても、同軸プローブ32の信号線32bをプリント配線板50の厚さ方向の成分を有する方向に移動させることにより、端子52a,53aの段差に追従して、信号線31b,32bを端子52a,53aにそれぞれ接触させることができる。
よって、本実施形態のプローブ保持機構によれば、端子のピッチや端子の高さが異なるプリント配線板に対して、その電気特性を測定可能な電気特性検査装置を構成することができる。
さらに、本実施形態の同軸プローブ保持機構によれば、比較的安価な同軸プローブ31,32を測定プローブとして使用できるとともに、同軸プローブが破損した場合に当該同軸プローブのみを容易に交換することができる。その結果、プリント配線板の検査コストを抑えることができる。
また、本実施形態の同軸プローブ保持機構では、顕微鏡16を備えることにより、同軸プローブ31,32と端子52a,53aとの接触領域を拡大観察することができる。このため、端子52a,53aが微細な場合であっても、信号線31b,32bを端子52a,53aに容易に接触させることができる。その結果、端子が微細な場合であっても、プリント配線板の電気特性を測定することができる。
(電気特性検査装置)
次に、上述のプローブ保持機構1により保持された一対の同軸プローブ31,32を用いてプリント配線板50の電気特性を検査する電気特性検査装置について説明する。
図7(a),(b)はいずれも、本発明の一実施形態に係る電気特性検査装置の概略的な構成図を示している。図7(a)は、一対の配線52,53の差動インピーダンスをTDR測定装置により測定する電気特性検査装置を示している。図7(b)は、一対の配線52,53のSパラメータをネットワークアナライザにより測定する電気特性検査装置を示している。
図7(a)に示す電気特性検査装置では、同軸プローブ31,32は同軸プローブ保持機構1により保持され、同軸プローブ31,32の末端に接続されたケーブル34,35がTDR測定装置に接続されている。
この電気特性検査装置による特性インピーダンスの測定方法の一例は、以下の通りである。
まず、顕微鏡16による観察を行いながら、保持台移動機構13のリニアボールガイド13a,13bを回して保持台2のXY面内の位置を調整し、同軸プローブ31,32の先端を端子52a,53aに接近させる。
同軸プローブ31,32の先端と端子52a,53aとを顕微鏡16で観察できる状態になったら、可動ネジ20を回して信号線31bを端子ピッチ方向に移動させることにより、信号線31b,32bのピッチを端子52a,53aのピッチに合わせる。
次に、保持台移動機構13のリニアボールガイド13cを回して保持台2をZ方向に移動させ、信号線31b,32bを端子52a,53aにそれぞれ接触させる。
もし、端子52a,53aの高さが異なることにより信号線31b,32bが端子52a,53aに同時に接触できない場合は、可動ネジ21を回して信号線32bをプリント配線板50の厚さ方向の成分を有する方向に移動させることにより、信号線31b,32bの段差を端子52a,53aの段差に合わせる。
上記のようにして、同軸プローブ31の信号線31bを端子52aに接触させ、かつ、同軸プローブ32の信号線32bを端子53aに接触させる。
次に、TDR測定装置は、信号線31bに第1のパルス信号を出力し、信号線32bに第1のパルス信号と逆相の第2のパルス信号を出力する。そして、TDR測定装置は、第1のパルス信号および第2のパルス信号の反射波を測定することにより、一対の配線52,53の差動インピーダンスを検査する。
図8(b)は、TDR測定装置により測定された反射波の波形を示している。図8(a)に示すように、グランド接続部材5は同軸プローブ31,32のグランド導体31a,32aの端部から1mmの位置に設けられているため、反射波の波形のスパイク(図8(b)中矢印で指された部分)は比較的小さい。
図7(b)に示す電気特性検査装置は、同軸プローブ保持機構1を2組備えている。そして、2組の同軸プローブ31,32が各々の同軸プローブ保持機構1により保持され、同軸プローブ31,32に接続されたケーブル34,35がネットワークアナライザに接続されている。このような構成により、プリント配線板50に設けられた回路網のSパラメータを測定することができる。
なお、同軸プローブ保持機構1を3組以上備えて、n端子対回路網(nは3以上の整数)のSパラメータを測定するようにしてもよい。
上記の記載に基づいて、当業者であれば、本発明の追加の効果や種々の変形を想到できるかもしれないが、本発明の態様は、上述した実施形態に限定されるものではない。特許請求の範囲に規定された内容及びその均等物から導き出される本発明の概念的な思想と趣旨を逸脱しない範囲で種々の追加、変更及び部分的削除が可能である。
1 同軸プローブ保持機構
2 保持台
2a 固定面
3,4 プローブ保持部
5 グランド接続部材
6,9 絶縁スペーサ
7,10 導電板
8,11 ブロック
8a,11a ガイド溝
8b スライド孔
8c バネ収納穴
9a 柱部
11b バネ収納穴
12 導電性接合材
13 保持台移動機構
13a,13b,13c リニアボールガイド
14 固定部材
15,17 ステージ
16 顕微鏡
18 固定ブロック
18a バネ収納穴
19 固定ネジ
20,21 可動ネジ
22,23 バネ
24 固定ネジ
31,32 同軸プローブ
31a,32a グランド導体
31b,32b 信号線
33 接続コネクタ
34,35 ケーブル
50 プリント配線板
51 基板
52,53 配線
52a,53a 端子

Claims (12)

  1. プリント配線板の電気特性を検査するための一対の同軸プローブを保持する同軸プローブ保持機構であって、
    固定面を有する保持台と、
    前記保持台の前記固定面上に固定され、第1の同軸プローブを保持する第1のプローブ保持部と、
    前記保持台の前記固定面上に固定され、第2の同軸プローブを保持する第2のプローブ保持部と、
    前記第1の同軸プローブの外周の第1のグランド導体と、前記第2の同軸プローブの外周の第2のグランド導体とを電気的に接続するグランド接続部材と、
    を備え、
    前記第1のプローブ保持部は、前記第1の同軸プローブの先端に露出した第1の信号線を、前記プリント配線板に設けられた一対の配線の端子が並ぶ端子ピッチ方向に移動可能に構成され、
    前記第2のプローブ保持部は、前記第2の同軸プローブの先端に露出した第2の信号線を、前記プリント配線板の厚さ方向の成分を有する方向に移動可能に構成されている、
    ことを特徴とする同軸プローブ保持機構。
  2. 前記第1のプローブ保持部は、
    前記保持台の前記固定面上に固定され、絶縁性の材料からなる第1の絶縁スペーサと、
    前記第1の絶縁スペーサ上に固定され、導電性の材料からなる第1の導電板と、
    前記第1の導電板上を摺動可能に配置された第1のブロックと、
    を有し、
    前記第1のブロックの、前記第1の導電板との接触面には、前記第1の導電板とともに前記第1の同軸プローブを保持する保持空間を画成する第1のガイド溝が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の同軸プローブ保持機構。
  3. 前記第2のプローブ保持部は、
    前記保持台の前記固定面上に固定され、絶縁性の材料からなる第2の絶縁スペーサと、
    前記第2の絶縁スペーサ上に配置され、導電性の材料からなる第2の導電板と、
    前記第2の導電板上に固定され、前記第2の導電板と一体になって前記保持台の前記固定面に対して垂直な方向に移動可能に配置された第2のブロックと、
    を有し、
    前記第2のブロックの、前記第2の導電板との接触面には、前記第2の導電板とともに前記第2の同軸プローブを保持する保持空間を画成する第2のガイド溝が設けられていることを特徴とする請求項2に記載の同軸プローブ保持機構。
  4. 前記第1の同軸プローブが前記第1のガイド溝に収納された状態において前記第1の導電板は前記第1のグランド導体に接触し、前記第2の同軸プローブが前記第2のガイド溝に収納された状態において前記第2の導電板は前記第2のグランド導体に接触し、
    前記グランド接続部材は、一端が前記第1の導電板に接続され、他端が前記第2の導電板に接続されていることを特徴とする請求項3に記載の同軸プローブ保持機構。
  5. 前記第1の導電板および前記第2の導電板はそれぞれ、前記第1の絶縁スペーサおよび前記第2の絶縁スペーサの端部から互いに向かい合うように突出しており、
    前記グランド接続部材は弾性部材からなり、前記弾性部材の一端は、前記第1の導電板が前記第1の絶縁スペーサの端部から突出した部分に導電性接合材により固定され、前記弾性部材の他端は、前記第2の金属板が前記第2の絶縁スペーサの端部から突出した部分を押圧することを特徴とする請求項4に記載の同軸プローブ保持機構。
  6. 前記プリント配線板の前記一対の配線の端子と、前記第1および第2の同軸プローブとの接触領域を拡大観察するための顕微鏡をさらに備えることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の同軸プローブ保持機構。
  7. 前記グランド接続部材は、前記第1および第2の信号線が前記保持台から突出する、前記保持台の端部付近に設けられていることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の同軸プローブ保持機構。
  8. 前記プリント配線板は水平面内に配置され、前記保持台の前記固定面は水平面に対して所定の角度で交わる斜面であることを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載の同軸プローブ保持機構。
  9. 前記端子ピッチ方向、水平面内にあり前記端子ピッチ方向に直交する方向および水平面に直交する方向のうち少なくともいずれかの方向に、前記保持台を移動可能に構成された保持台移動機構をさらに備えることを特徴とする請求項8に記載の同軸プローブ保持機構。
  10. 請求項1〜9のいずれかに記載された同軸プローブ保持機構により保持された前記第1および第2の同軸プローブを用いて、前記プリント配線板の電気特性を検査することを特徴とする電気特性検査装置。
  11. 前記プリント配線板に設けられた前記一対の配線の一方の端子に前記第1の信号線を接触させ、他方の端子に前記第2の信号線を接触させ、TDR測定装置は、前記第1の信号線に第1のパルス信号を出力し、前記第2の信号線に前記第1のパルス信号と逆相の第2のパルス信号を出力し、前記第1および第2のパルス信号の反射波を測定することにより、前記一対の配線の特性インピーダンスを検査することを特徴とする請求項10に記載の電気特性検査装置。
  12. 前記同軸プローブ保持機構を複数組備え、前記プリント配線板に設けられた回路網のSパラメータを検査することを特徴とする請求項10に記載の電気特性検査装置。
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