JP2002357630A - プローブ装置および回路基板検査装置 - Google Patents

プローブ装置および回路基板検査装置

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JP2002357630A
JP2002357630A JP2001167900A JP2001167900A JP2002357630A JP 2002357630 A JP2002357630 A JP 2002357630A JP 2001167900 A JP2001167900 A JP 2001167900A JP 2001167900 A JP2001167900 A JP 2001167900A JP 2002357630 A JP2002357630 A JP 2002357630A
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probes
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Shinichi Koike
伸一 小池
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 各種配列ピッチの検査対象導体が形成された
回路基板に対する検査コストを低減でき、しかも高周波
プローブの破損を防止可能なプローブ装置を提供する。 【解決手段】 検査対象の回路基板Pに接触させて所定
の電気的検査を実行するための高周波プローブを備えて
検査装置に装着可能に構成されたプローブ装置2であっ
て、検査装置に装着可能に構成されると共に複数の高周
波プローブ14a〜14cが取り付け可能に構成された
プローブ取付け部11と、プローブ取付け部11に固定
されて複数の高周波プローブ14a〜14cを回路基板
Pに対して個別的に進退動可能に構成された複数の移動
機構12a〜12cとを備え、高周波プローブ14a〜
14cは、移動機構12a〜12cを介してプローブ取
付け部11に取り付けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、所定の電気的検査
を実行するための高周波プローブを備えたプローブ装
置、およびそのプローブ装置を備えて検査対象の回路基
板に対して所定の電気的検査を実行可能に構成された回
路基板検査装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種のプローブ装置として、図7に示
すプローブ装置31が従来から知られている。このプロ
ーブ装置31は、図外の回路基板検査装置に装着されて
検査対象の回路基板Pについて所定の電気的検査を実行
するためのものであって、X−Y−Z移動機構(図示せ
ず)に取り付けられたプローブ固定部32と、アーム1
3を介してプローブ固定部32に固定された高周波プロ
ーブ14とを備えている。また、高周波プローブ14
は、アーム13に対して着脱自在に固定されると共に、
その後端部には、例えばSMAコネクタ15を介して信
号ケーブル16が接続されている。また、信号ケーブル
16の図外の端部は、回路基板検査装置の基板検査部に
接続されている。
【0003】この場合、TDR(Time Domain Reflecto
metry )測定、高周波LCR測定およびSパラメータ測
定などの高周波測定においては、一般的に、信号端子
(S)およびグランド端子(G)の両端子が一対となっ
た高周波プローブ(S−Gタイプ、またはG−Sタイ
プ)や、信号端子(S)を挟むように2本のグランド端
子(G,G)が配設された高周波プローブ(G−S−G
タイプ)などが使用されている。例えば、図6に示す高
周波プローブ14は、S−Gタイプの高周波プローブで
あって、信号端子22およびグランド端子23を備えて
いる。この高周波プローブ14は、信号端子22および
グランド端子23の間隔Sが、検査対象の回路基板Pに
おける検査対象導体の配列ピッチに応じて各種の値に規
定されている。
【0004】このプローブ装置31を用いて回路基板P
を検査する際には、まず、信号端子22およびグランド
端子23間の間隔Sが検査対象導体の配列ピッチに適合
する高周波プローブ14を選択してアーム13に取り付
ける。次に、SMAコネクタ15を介して高周波プロー
ブ14の後端に信号ケーブル16を接続する。次いで、
X−Y−Z移動機構を駆動してプローブ固定部32を回
路基板Pに向けて移動させることにより、高周波プロー
ブ14における信号端子22の先端部およびグランド端
子23の先端部を検査対象導体にそれぞれ接触させる
(以下、この動作を「プロービング」ともいう)。この
後、高周波プローブ14から検査信号を出力しつつ、検
査対象導体で反射される反射電圧を測定し、測定した反
射電圧に基づいて検査対象導体の良否(例えば特性イン
ピーダンス)を検査する。
【0005】一方、同一の回路基板P内の配列ピッチが
異なる検査対象導体を検査する際や、配列ピッチが異な
る検査対象導体が形成された回路基板Pを検査する際に
は、アーム13に既に取り付けられている高周波プロー
ブ14に代えて、信号端子22およびグランド端子23
間の間隔Sが検査対象導体の配列ピッチに適合する高周
波プローブ14を選択してアーム13に取り付ける。こ
の際には、まず、SMAコネクタ15を外して高周波プ
ローブ14と信号ケーブル16との接続を解除し、既に
取り付けられている高周波プローブ14に代えて新たに
選択した高周波プローブ14をアーム13に取り付け
る。次いで、取り付けた高周波プローブ14の後端にS
MAコネクタ15を装着して信号ケーブル16を接続す
る。続いて、前述したプロービングを実行した後に、測
定した反射電圧に基づいて、その検査対象導体の良否を
検査する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来のプロ
ーブ装置31には、以下の問題点がある。すなわち、従
来のプローブ装置31では、信号端子22およびグラン
ド端子23の間隔Sが検査対象導体の配列ピッチに適合
する高周波プローブ14を適宜選択してアーム13に取
り付けて初めて、検査対象導体の検査が可能となる。こ
の場合、この高周波プローブ14には、回路基板検査装
置から40GHz程度の高周波成分を含む検査信号が出
力される。したがって、この周波数域において信号ケー
ブル16と高周波プローブ14との間で有効な高周波特
性を維持できる接続コネクタとしては、BNCコネクタ
のようなワンタッチ型コネクタを採用することができ
ず、SMAコネクタ15やKコネクタ(図示せず)のよ
うなねじ込み式のコネクタを採用する必要がある。しか
し、SMAコネクタ15などのねじ込み式のコネクタ
は、オートプローブチェンジャーによる着脱が困難であ
る。このため、高周波プローブ14の交換に際しては、
オペレータ自らが手作業でSMAコネクタ15を回して
着脱する必要がある。この結果、高周波プローブ14の
交換作業が煩雑で、その交換作業が検査コストの上昇を
招く要因となるという問題点がある。特に、配列ピッチ
が互いに異なる複数の検査対象導体が同一の回路基板P
に形成されている場合には、その交換作業が検査コスト
の一層の上昇を招く要因となる。
【0007】加えて、プローブ装置31が取り付けられ
る回路基板検査装置が大形のときには、高周波プローブ
14やSMAコネクタ15にオペレータの手が届き難い
ため、その交換作業がより困難となる。また、高周波プ
ローブ14の信号端子22およびグランド端子23が非
常に細く、破損し易い構造のため、従来のプローブ装置
31には、高周波プローブ14の交換作業時に信号端子
22およびグランド端子23を破損するおそれがあると
いう問題点も存在する。
【0008】本発明は、かかる問題点に鑑みてなされた
ものであり、各種配列ピッチの検査対象導体が形成され
た回路基板に対する検査コストを低減でき、しかも高周
波プローブの破損を防止可能なプローブ装置および回路
基板検査装置を提供することを主目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成すべく請
求項1記載のプローブ装置は、検査対象の回路基板に接
触させて所定の電気的検査を実行するための高周波プロ
ーブを備えて検査装置に装着可能に構成されたプローブ
装置であって、前記検査装置に装着可能に構成されると
共に複数の前記高周波プローブが取り付け可能に構成さ
れたプローブ取付け部と、当該プローブ取付け部に固定
されて前記複数の高周波プローブを前記回路基板に対し
て個別的に進退動可能に構成された複数の移動機構とを
備え、前記高周波プローブは、前記移動機構を介して前
記プローブ取付け部に取り付けられていることを特徴と
する。
【0010】請求項2記載のプローブ装置は、請求項1
記載のプローブ装置において、前記プローブ取付け部に
は、電気的特性、形状および大きさのいずれかが異なる
2種類以上の前記高周波プローブが取り付けられている
ことを特徴とする。
【0011】請求項3記載の回路基板検査装置は、請求
項1または2記載のプローブ装置と、前記複数の高周波
プローブが接続される基板検査部と、前記移動機構を制
御して前記高周波プローブを前記回路基板に接触させる
制御部とを備え、前記基板検査部は、前記いずれかの高
周波プローブを用いた所定の電気的検査を前記検査対象
の回路基板に対して実行可能に構成されていることを特
徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して、本発
明に係るプローブ装置および回路基板検査装置の好適な
実施の形態について説明する。
【0013】最初に、回路基板検査装置1の構成につい
て、図面を参照して説明する。
【0014】回路基板検査装置1は、いわゆるベアボー
ド検査装置またはパッケージ基板検査装置であって、図
1に示すように、テストヘッド2、X−Y−Z移動機構
3、基板検査部4、切替え器5、制御部6、RAM7お
よびROM8を備えている。テストヘッド2は、本発明
におけるプローブ装置に相当し、図2,3に示すよう
に、フレーム11、上下動機構12a〜12d、アーム
13,13・・、高周波プローブ14a〜14dおよび
SMAコネクタ15,15・・を備え、回路基板検査装
置1に着脱可能に構成されている。
【0015】フレーム11は、本発明におけるプローブ
取付け部に相当し、図3に示すように、X−Y−Z移動
機構3に取り付けるための枠部材11aと、枠部材11
aにおける対向する両辺に垂直に固定された板状の連結
部材11b,11bと、上下動機構12a〜12dを固
定可能に形成され連結部材11b,11bを介して枠部
材11aに対して平行に固定された枠部材11cとを備
えている。上下動機構12a〜12d(以下、区別しな
いときには「上下動機構12」ともいう)は、本発明に
おける移動機構に相当し、枠部材11cの四辺にそれぞ
れ固定されている。この上下動機構12は、制御部6の
制御下でアーム13,13・・をフレーム11に対して
個別的に上下動させることにより、高周波プローブ14
a〜14dを回路基板Pに対してそれぞれ進退動させ
る。アーム13は、上下動機構12に取り付けられて、
その先端部には、高周波プローブ14a〜14dが取り
外し可能に固定されている。
【0016】高周波プローブ14a〜14d(以下、区
別しないときには「高周波プローブ14」ともいう)
は、S−Gタイプの2ターミナルペア型高周波プローブ
であって、図6に示すように、セミリジットケーブル2
1の芯線で構成された信号端子22と、セミリジットケ
ーブル21のシールド被覆21aに半田付けされたグラ
ンド端子23とを備えている。この場合、検査対象の回
路基板Pは、すべての導体パターン(検査対象導体)が
同一ピッチで形成されている訳ではなく、基板各部にお
いて各種の配列ピッチで形成されている。このため、一
般的な回路基板Pを検査する際には、間隔Sが異なる2
種類以上、好ましくは4種類程度の高周波プローブ14
が必要となる。したがって、このテストヘッド2では、
信号端子22およびグランド端子23の間隔Sが、検査
対象の回路基板Pにおける検査対象導体の配列ピッチに
適合可能に、100,200,500,1000μmな
どの各種ピッチに規定された4種類の高周波プローブ1
4a〜14dを備えている。また、高周波プローブ14
の図外の端部には、雌形のSMAコネクタ15が接続さ
れている。一方、信号ケーブル16a〜16dの先端部
には、雌形のSMAコネクタ15との間でねじ込み方式
で接続される雄型のSMAコネクタ15が接続されてい
る。また、図1に示すように、信号ケーブル16a〜1
6dは、切替え器5を介して基板検査部4に接続されて
いる。
【0017】X−Y−Z移動機構3は、制御部6の制御
下でテストヘッド2を任意のX−Y−Z方向に移動可能
に構成され、Z軸(上下方向の軸)を回転軸としてテス
トヘッド2を回転させるためのθ回転機構(図示せず)
を備えている。基板検査部4は、制御部6の制御下で、
テストヘッド2における高周波プローブ14を介して入
出力した検査信号のレベルや位相に基づいて各種測定を
実行すると共に、その測定結果に基づいて回路基板Pの
良否を検査する。切替え器5は、制御部6の制御下で信
号ケーブル16a〜16dのいずれかを基板検査部4に
接続する。制御部6は、X−Y−Z移動機構3および上
下動機構12a〜12dの駆動制御や、基板検査部4に
よる検査などを総括的に制御する。RAM7は制御部6
の演算結果や回路基板Pについての検査用基準データな
どを一時的に記憶し、ROM8は制御部6の動作プログ
ラムを記憶する。
【0018】次に、回路基板検査装置1による回路基板
Pの検査方法について、図面を参照して説明する。
【0019】まず、制御部6が、X−Y−Z移動機構3
を駆動制御することにより、回路基板Pにおける検査対
象導体(図示せず)の上方にテストヘッド2を移動させ
る。この時点では、図3に示すように、X−Y−Z移動
機構3は、テストヘッド2における高周波プローブ14
a〜14dのすべてが回路基板Pに対して非接触で、か
つ、後述するように上下動機構12を駆動した際に、そ
の上下動機構12に取り付けられている高周波プローブ
14が回路基板Pに接触可能な高さにテストヘッド2を
維持する。
【0020】次いで、例えば配列ピッチが100μmの
検査対象導体を検査する際には、制御部6は、上下動機
構12aを駆動してアーム13を下動させる。これによ
り、図4に示すように、高周波プローブ14aが下動さ
せられて、その信号端子22およびグランド端子23が
回路基板P(検査対象導体)にそれぞれ接触させられ
る。この際に、切替え器5が制御部6の制御下で信号ケ
ーブル16aを基板検査部4に接続する。次に、基板検
査部4が、高周波プローブ14aの信号端子22および
グランド端子23を介して40GHz程度の高周波成分
を含む検査信号を検査対象導体に出力しつつ、検査対象
導体で反射した反射電圧を測定することにより、その検
査対象導体についての特性インピーダンスなどの電気的
特性データを測定する。次いで、基板検査部4は、測定
した電気的特性データと、RAM7から読み出した検査
用基準データとに基づいて、その検査対象導体の良否を
検査する。
【0021】一方、例えば配列ピッチが500μmの検
査対象導体を検査する際には、制御部6は、X−Y−Z
移動機構3を駆動して検査対象の検査対象導体の上方に
テストヘッド2を移動させる。次に、制御部6は、上下
動機構12aを駆動して高周波プローブ14aを上動さ
せると共に、上下動機構12cを駆動して高周波プロー
ブ14cを下動させる。これにより、図5に示すよう
に、高周波プローブ14cの信号端子22およびグラン
ド端子23が回路基板P(検査対象導体)にそれぞれ接
触させられる。この際に、切替え器5は、制御部6の制
御下で信号ケーブル16cを基板検査部4に接続する。
次に、基板検査部4が、上記した測定方法と同様にし
て、その検査対象導体についての電気的特性データを測
定する。次いで、基板検査部4は、測定した電気的特性
データと、RAM7から読み出した検査用基準データと
に基づいて、その検査対象導体の良否を検査する。この
後、回路基板P上のすべての検査対象導体の良否を順次
検査することにより、回路基板Pの良否が判別される。
【0022】このように、このテストヘッド2によれ
ば、間隔Sの異なる4種類の高周波プローブ14a〜1
4dがフレーム11に固定されると共に、その高周波プ
ローブ14a〜14dがSMAコネクタ15,15・・
を介して信号ケーブル16a〜16dに予め接続されて
いるため、従来のプローブ装置31とは異なり、高周波
プローブ14の交換を行うことなく、各種配列ピッチの
検査対象導体に適合する高周波プローブ14を用いてプ
ロービングすることができる。このため、従来のプロー
ブ装置31と比較して、迅速かつ容易にプロービングす
ることができるため、検査コストを十分に低減すること
ができる。また、高周波プローブ14の脱着が不要とな
る結果、高周波特性に優れたSMAコネクタ15などの
ねじ込み式のコネクタを採用することができ、これによ
り、40GHz程度の高周波成分を含む検査信号を使用
する検査の信頼性を向上させることができる。
【0023】なお、本発明は、上記した発明の実施の形
態に限定されず、適宜変更が可能である。例えば、本発
明の実施の形態では、間隔Sの異なる4種類の高周波プ
ローブ14a〜14dをフレーム11に取り付けた例を
説明したが、本発明は、これに限定されず、任意の数の
高周波プローブ14を取り付けることができると共に、
その電気的特性、形状および大きさのいずれかが異なる
2種類以上の高周波プローブをフレーム11に取り付け
ることができる。この場合、1種類当りの取付け本数は
1本に限定されず、例えば、1種類当り2本以上の高周
波プローブを取り付けることができる。また、電気的特
性、形状および大きさが同一の高周波プローブを複数本
取り付けてもよい。この場合には、このプローブ装置を
例えば回路基板検査装置1に装着して長時間に亘って連
続的に自動検査する際に、1本の高周波プローブ14を
検査用プロービングとして使用し、他の高周波プローブ
14を予備用プローブとすることができる。したがっ
て、検査用の高周波プローブ14が破損または摩耗した
ときには、予備の高周波プローブ14を使用して検査を
中断させることなく続行することができる。
【0024】さらに、本発明の実施の形態では、X−Y
−Z移動機構3によってテストヘッド2を移動させる例
を説明したが、本発明は、これに限定されず、テストヘ
ッド2を所定の検査位置に固定すると共に、この検査位
置に向けて回路基板Pを移動させてプロービング可能に
構成することができる。また、本発明における高周波プ
ローブと信号ケーブルとを接続するコネクタは、SMA
コネクタ15に限定されず、Kコネクタなどの各種コネ
クタを採用することができる。この場合、使用する検査
信号において有効な高周波特性を得ることができる限
り、BNCコネクタなどの各種ワンタッチコネクタを採
用することもできる。さらに、本発明における高周波プ
ローブの構成も、本発明の実施の形態に例示した高周波
プローブ14のようなS−Gタイプの高周波プローブに
限定されず、G−SタイプやG−S−Gタイプなどの各
種高周波プローブを採用することができる。
【0025】
【発明の効果】以上のように、請求項1記載のプローブ
装置によれば、検査装置に装着可能に構成されると共に
複数の高周波プローブが取り付け可能に構成されたプロ
ーブ取付け部と、プローブ取付け部に固定されて複数の
高周波プローブを回路基板に対して個別的に進退動可能
に構成された複数の移動機構とを備え、移動機構を介し
てプローブ取付け部に高周波プローブを取り付けたこと
により、例えば、同一の高周波プローブを複数取り付け
た場合には、高周波プローブが破損または摩耗した際に
も高周波プローブの交換作業を行うことなく予め取り付
けられている他の高周波プローブを使用してプロービン
グを続行することができる。このため、交換作業コスト
の低減により検査コストを低減できると共に、交換作業
に起因する高周波プローブの破損を防止することもでき
る。また、配列ピッチが異なる検査対象導体が複数形成
された回路基板を検査する際にも、各種配列ピッチに適
合する高周波プローブをプローブ取付け部に予め取り付
けておくことにより、高周波プローブの交換作業を行う
ことなく連続して回路基板を検査することができる結
果、検査コストを低減することができる。
【0026】また、請求項2記載のプローブ装置によれ
ば、電気的特性、形状および大きさのいずれかが異なる
2種類以上の高周波プローブをプローブ取付け部に取り
付けたことにより、プロービング対象体に応じて高周波
プローブを交換することなく、各種プロービング対象体
に対して迅速かつ容易にプロービングすることができ、
これにより、検査コストを十分に低減することができ
る。
【0027】さらに、請求項3記載の回路基板検査装置
によれば、複数の高周波プローブが移動機構を介してプ
ローブ取付け部に固定されたプローブ装置と、複数の高
周波プローブが接続される基板検査部と、移動機構を制
御して高周波プローブを回路基板に接触させる制御部と
を備えたことにより、高周波プローブの交換作業を不要
にできると共に、交換作業に起因する高周波プローブの
破損を防止しつつ、各種回路基板に対する検査を迅速か
つ容易に実行することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る回路基板検査装置1
の構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の実施の形態に係るテストヘッド2の平
面図である。
【図3】テストヘッド2を側面側から見た断面図であ
る。
【図4】高周波プローブ14aを回路基板Pに接触させ
た状態のテストヘッド2を側面側から見た断面図であ
る。
【図5】高周波プローブ14cを回路基板Pに接触させ
た状態のテストヘッド2を側面側から見た断面図であ
る。
【図6】テストヘッド2における高周波プローブ14の
外観斜視図である。
【図7】従来のプローブ装置31の側面図である。
【符号の説明】
1 回路基板検査装置 2 テストヘッド 3 X−Y−Z移動機構 4 基板検査部 5 切替え器 6 制御部 11 フレーム 12a〜12d 上下動機構 14a〜14d 高周波プローブ 15 SMAコネクタ 16a〜16d 信号ケーブル P 回路基板

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 検査対象の回路基板に接触させて所定の
    電気的検査を実行するための高周波プローブを備えて検
    査装置に装着可能に構成されたプローブ装置であって、 前記検査装置に装着可能に構成されると共に複数の前記
    高周波プローブが取り付け可能に構成されたプローブ取
    付け部と、当該プローブ取付け部に固定されて前記複数
    の高周波プローブを前記回路基板に対して個別的に進退
    動可能に構成された複数の移動機構とを備え、 前記高周波プローブは、前記移動機構を介して前記プロ
    ーブ取付け部に取り付けられていることを特徴とするプ
    ローブ装置。
  2. 【請求項2】 前記プローブ取付け部には、電気的特
    性、形状および大きさのいずれかが異なる2種類以上の
    前記高周波プローブが取り付けられていることを特徴と
    する請求項1記載のプローブ装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載のプローブ装置
    と、前記複数の高周波プローブが接続される基板検査部
    と、前記移動機構を制御して前記高周波プローブを前記
    回路基板に接触させる制御部とを備え、前記基板検査部
    は、前記いずれかの高周波プローブを用いた所定の電気
    的検査を前記検査対象の回路基板に対して実行可能に構
    成されていることを特徴とする回路基板検査装置。
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