JP2014222438A - 電子部品及び電子機器 - Google Patents
電子部品及び電子機器 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2014222438A JP2014222438A JP2013102001A JP2013102001A JP2014222438A JP 2014222438 A JP2014222438 A JP 2014222438A JP 2013102001 A JP2013102001 A JP 2013102001A JP 2013102001 A JP2013102001 A JP 2013102001A JP 2014222438 A JP2014222438 A JP 2014222438A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- alignment pattern
- substrate
- overlapping region
- alignment
- pattern
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02F—OPTICAL DEVICES OR ARRANGEMENTS FOR THE CONTROL OF LIGHT BY MODIFICATION OF THE OPTICAL PROPERTIES OF THE MEDIA OF THE ELEMENTS INVOLVED THEREIN; NON-LINEAR OPTICS; FREQUENCY-CHANGING OF LIGHT; OPTICAL LOGIC ELEMENTS; OPTICAL ANALOGUE/DIGITAL CONVERTERS
- G02F1/00—Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics
- G02F1/01—Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics for the control of the intensity, phase, polarisation or colour
- G02F1/13—Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics for the control of the intensity, phase, polarisation or colour based on liquid crystals, e.g. single liquid crystal display cells
- G02F1/133—Constructional arrangements; Operation of liquid crystal cells; Circuit arrangements
- G02F1/1333—Constructional arrangements; Manufacturing methods
- G02F1/13338—Input devices, e.g. touch panels
-
- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02F—OPTICAL DEVICES OR ARRANGEMENTS FOR THE CONTROL OF LIGHT BY MODIFICATION OF THE OPTICAL PROPERTIES OF THE MEDIA OF THE ELEMENTS INVOLVED THEREIN; NON-LINEAR OPTICS; FREQUENCY-CHANGING OF LIGHT; OPTICAL LOGIC ELEMENTS; OPTICAL ANALOGUE/DIGITAL CONVERTERS
- G02F1/00—Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics
- G02F1/01—Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics for the control of the intensity, phase, polarisation or colour
- G02F1/13—Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics for the control of the intensity, phase, polarisation or colour based on liquid crystals, e.g. single liquid crystal display cells
- G02F1/133—Constructional arrangements; Operation of liquid crystal cells; Circuit arrangements
- G02F1/1333—Constructional arrangements; Manufacturing methods
- G02F1/1335—Structural association of cells with optical devices, e.g. polarisers or reflectors
- G02F1/133509—Filters, e.g. light shielding masks
- G02F1/133512—Light shielding layers, e.g. black matrix
-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06F—ELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
- G06F3/00—Input arrangements for transferring data to be processed into a form capable of being handled by the computer; Output arrangements for transferring data from processing unit to output unit, e.g. interface arrangements
- G06F3/01—Input arrangements or combined input and output arrangements for interaction between user and computer
- G06F3/03—Arrangements for converting the position or the displacement of a member into a coded form
- G06F3/041—Digitisers, e.g. for touch screens or touch pads, characterised by the transducing means
- G06F3/0412—Digitisers structurally integrated in a display
-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06F—ELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
- G06F3/00—Input arrangements for transferring data to be processed into a form capable of being handled by the computer; Output arrangements for transferring data from processing unit to output unit, e.g. interface arrangements
- G06F3/01—Input arrangements or combined input and output arrangements for interaction between user and computer
- G06F3/03—Arrangements for converting the position or the displacement of a member into a coded form
- G06F3/041—Digitisers, e.g. for touch screens or touch pads, characterised by the transducing means
- G06F3/044—Digitisers, e.g. for touch screens or touch pads, characterised by the transducing means by capacitive means
- G06F3/0446—Digitisers, e.g. for touch screens or touch pads, characterised by the transducing means by capacitive means using a grid-like structure of electrodes in at least two directions, e.g. using row and column electrodes
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T29/00—Metal working
- Y10T29/49—Method of mechanical manufacture
- Y10T29/49002—Electrical device making
- Y10T29/49117—Conductor or circuit manufacturing
- Y10T29/49124—On flat or curved insulated base, e.g., printed circuit, etc.
- Y10T29/49155—Manufacturing circuit on or in base
- Y10T29/49162—Manufacturing circuit on or in base by using wire as conductive path
Abstract
【課題】配線基板との安定した電気的接続を確保することのできる電子部品、及び電子部品を備えた電子機器を提供する。【解決手段】電子部品は、基板と、遮光層7と、パッド群と、アライメントパターンと、他のアライメントパターンと、を備えている。パッド群は、FPC4が重ねられる重畳領域R3に設けられている。パッド群、アライメントパターン及び他のアライメントパターンは、遮光層7の上方に形成されている。アライメントパターン及び他のアライメントパターンは、互いに異なる方向に突出している。【選択図】図10
Description
本発明の実施形態は、電子部品、電子機器及び電子機器の製造方法に関する。
タッチパネルは、ヘイズが小さく透過率が高いといった光学的な特徴や、マルチタッチ対応といったアプリケーションの幅から、携帯電話等のモバイル端末における入力インターフェイスとしてのニーズが拡大している。タッチパネルの位置検出方式は、静電容量方式である。
静電容量方式のタッチパネルは、例えば液晶表示パネルの表示面に貼り合せられ、利用される。タッチパネルは、ガラス基板と、ガラス基板上にITO(インジウム・ティン・オキサイド)で形成された検知電極とを有している。液晶表示パネルの表示面には、タッチパネルのガラス基板が接着材により貼り合せられている。タッチパネルの検知電極側は化粧板で覆われている。化粧板は、接着材によりタッチパネルに貼り合せられている。
タッチパネルにおいて、操作者の指等を化粧板の表面に接触させて入力すると、入力位置に近い部分の検知電極の静電容量が変化する。このため、検知電極は、静電容量の変化状態を電圧変化として検出することにより、入力情報を検出することができる。
上記のように、表示装置は、液晶表示パネルと、タッチパネルと、化粧板とを備えている。
上記のように、表示装置は、液晶表示パネルと、タッチパネルと、化粧板とを備えている。
上記タッチパネルにはフレキシブル配線基板を介して信号(電圧)が与えられる。ところで、フレキシブル配線基板は透明ではない。このため、タッチパネルにフレキシブル配線基板の位置がずれて取り付けられてしまう恐れがある。このため、フレキシブル配線基板(配線基板)との安定した電気的接続を確保することのできるタッチパネル(電子部品)が求められている。
この発明は以上の点に鑑みなされたもので、その目的は、配線基板との安定した電気的接続を確保することのできる電子部品、及び電子部品を備えた電子機器を提供することにある。
一実施形態に係る電子部品は、
基板と、
前記基板の上方に形成された遮光層と、
前記基板の上方に形成され配線基板が重ねられる重畳領域に設けられたパッド群と、
前記基板の上方に形成され前記重畳領域の周縁から前記重畳領域の外側に突出して設けられたアライメントパターンと、
前記基板の上方に形成され前記重畳領域の周縁から前記重畳領域の外側に突出して設けられた他のアライメントパターンと、を備え、
前記パッド群、アライメントパターン及び他のアライメントパターンは、前記遮光層の上方に形成され、
前記アライメントパターン及び他のアライメントパターンは、互いに異なる方向に突出している。
基板と、
前記基板の上方に形成された遮光層と、
前記基板の上方に形成され配線基板が重ねられる重畳領域に設けられたパッド群と、
前記基板の上方に形成され前記重畳領域の周縁から前記重畳領域の外側に突出して設けられたアライメントパターンと、
前記基板の上方に形成され前記重畳領域の周縁から前記重畳領域の外側に突出して設けられた他のアライメントパターンと、を備え、
前記パッド群、アライメントパターン及び他のアライメントパターンは、前記遮光層の上方に形成され、
前記アライメントパターン及び他のアライメントパターンは、互いに異なる方向に突出している。
また、一実施形態に係る電子機器は、
配線基板と、
前記配線基板が重ねられる重畳領域に設けられたパッド群と、前記重畳領域の周縁から前記重畳領域の外側に突出して設けられたアライメントパターンと、を有した電子部品と、
前記配線基板を前記電子部品に接着した接着材と、を備えている。
配線基板と、
前記配線基板が重ねられる重畳領域に設けられたパッド群と、前記重畳領域の周縁から前記重畳領域の外側に突出して設けられたアライメントパターンと、を有した電子部品と、
前記配線基板を前記電子部品に接着した接着材と、を備えている。
以下、図面を参照しながら一実施形態に係る電子部品及び電子部品を備えた電子機器について詳細に説明する。この実施形態において、電子部品はセンシング基板であり、電子機器は表示装置としての液晶表示装置である。
図1に示すように、液晶表示装置は、画像を表示する表示面を有する表示パネルとしての液晶表示パネル1と、バックライトユニット2と、センシング基板3と、配線基板としてのFPC(フレキシブル配線基板)4と、接着材5と、を備えている。後述するが、センシング基板3は、化粧板としての機能と、タッチパネルとしての機能を備えている。
図1乃至図3に示すように、液晶表示パネル1は、アレイ基板20と、対向基板30と、液晶層40と、第1偏光部60と、表示面Sを有した第2偏光部70とを備えている。アレイ基板20及び対向基板30は、それぞれ矩形状に形成されている。アレイ基板20は、対向基板30よりも大きな寸法に形成されている。
アレイ基板20及び対向基板30は、各々3辺がほぼ重なるように配置されている。アレイ基板20の残る一辺において、アレイ基板20は、対向基板30よりも外側に延出している。より詳しくは、第1方向Xにおいて、アレイ基板20及び対向基板30はほぼ重なるように配置されている。第1方向Xと直交した第2方向Yにおいて、アレイ基板20は、対向基板30よりも外側へ延出している。液晶表示パネル1は、アレイ基板20及び対向基板30に重なった矩形状の表示領域R2を有している。
アレイ基板20は、透明な絶縁基板として、矩形状のガラス基板21を有している。対向基板30から外れたガラス基板21上には駆動回路80が搭載されている。表示領域R2において、ガラス基板21上に複数の画素が設けられている。画素は、第1方向X及び第2方向Yに並んでマトリクス状に設けられている。表示領域R2において、ガラス基板21上に、図示しない複数の信号線及び複数の走査線が格子状に設けられている。
信号線及び走査線の交差部近傍に、スイッチング素子として、例えばTFT(薄膜トランジスタ)22が設けられている。ガラス基板21上には、複数の画素電極23がマトリクス状に形成されている。画素電極23は、ITO(インジウム・ティン・オキサイド)等の透明な導電材料により形成されている。画素は、それぞれTFT22と、このTFTに電気的に接続された画素電極23等とを有している。
TFT22及び画素電極23等が形成されたガラス基板21上に、複数の柱状スペーサ25が複数本形成されている。ガラス基板21及び画素電極23上に、配向膜26が形成されている。
対向基板30は、透明な絶縁基板として、矩形状のガラス基板31を有している。表示領域R2において、ガラス基板31上にカラーフィルタ50が設けられている。カラーフィルタ50は、遮光部51と、周辺遮光部52と、赤色の着色層53と、緑色の着色層54と、青色の複数の着色層55とを有している。
遮光部51は、格子状に形成され、信号線及び走査線に重なって形成されている。周辺遮光部52は、矩形枠状に形成され、表示領域R2の周縁部全周に亘って形成されている。周辺遮光部52は、表示領域R2の外側から漏れる光の遮光に寄与している。
着色層53、54、55は、ガラス基板31、遮光部51及び周辺遮光部52上に形成されている。着色層53、54、55は、第1方向Xに互いに隣接し、交互に並んで配設されている。着色層53、54、55は、それぞれストライプ状に形成され、第2方向Yに延出し、第2方向Yに並んだ画素に重なっている。着色層53、54、55の周縁部は、遮光部51及び周辺遮光部52に重なっている。
カラーフィルタ50上に、ITO等の透明な導電材料により対向電極32が形成されている。対向電極32上には配向膜33が形成されている。
カラーフィルタ50上に、ITO等の透明な導電材料により対向電極32が形成されている。対向電極32上には配向膜33が形成されている。
アレイ基板20及び対向基板30は、柱状スペーサ25により所定の隙間を置いて対向配置されている。アレイ基板20及び対向基板30は、表示領域R2の外側である両基板の周縁部に配設されたシール材41により互いに接合されている。
液晶層40は、アレイ基板20及び対向基板30間に挟持され、シール材41で囲まれている。
液晶層40は、アレイ基板20及び対向基板30間に挟持され、シール材41で囲まれている。
第1偏光部60はガラス基板21の外面に配置されている。第2偏光部70はガラス基板31の外面に配置されている。上述したように、第2偏光部70の外面に表示面Sが形成されている。
図1に示すように、バックライトユニット2は、アレイ基板20の外面側に配置されている。バックライトユニット2は、第1偏光部60に対向配置された導光板2aと、導光板2aの一側縁に対向配置された光源2bおよび反射板2cと、を有している。
図1及び図4に示すように、センシング基板3は、透明な絶縁基板6と、遮光部としての遮光層7と、センサモジュール10と、パッド群PGと、アライメントパターンM2とを備えている。センシング基板3は、入力領域R1を有している。ここでは、入力領域R1は表示領域R2に重なっている。
絶縁基板6は、液晶表示パネル1の表示面Sに対向して位置している。絶縁基板6は、平型であり、矩形状に形成されている。絶縁基板6は、液晶表示パネル1の表示面S側を装飾するものであり、すなわち液晶表示装置の外観を飾るものである。このため、絶縁基板6は、ガラスで形成され、化粧板として機能している。
絶縁基板6は、ガラスに限らず、アクリル樹脂などの透明な絶縁材料で形成することができる。例えば、アクリル樹脂を利用して絶縁基板6を形成する場合、ガラスを利用する場合に比べて軽量化や低コスト化を図ることができる。また、絶縁基板6は、センサモジュール10の破損を防止するなど、センサモジュール10を機械的に保護し、また、センサモジュール10への湿気の侵入を防止するなど、センサモジュール10を化学的に保護するものでもある。
遮光層7は、第1遮光層7a及び第2遮光層7bが積層して形成されている(図8及び図9)。遮光層7は、絶縁基板6の裏面上に矩形枠状に形成され、入力領域R1を取り囲んでいる。遮光層7は、黒色の額縁を形成し、入力領域R1の外側から漏れる光の遮光に寄与している。
図1、図4、図5及び図6に示すように、センサモジュール10は、遮光層7が形成された絶縁基板6の裏面上に形成され、液晶表示パネル1の表示面Sに対向して位置している。センサモジュール10は、位置検出方式として静電容量方式を利用している。センサモジュール10は、絶縁基板6の表面側からの入力手段による入力情報(入力位置座標情報)を検出するものである。
センサモジュール10は、操作者の指や導体などの入力手段による入力(絶縁基板6の表面の接触)により静電容量が変化する検知電極として、複数の第1検知電極11と、複数の第2検知電極12とを有している。センサモジュール10の電極パターンは、複数の第1検知電極11及び複数の第2検知電極12の他、複数の接続配線16及び複数の接続配線17も含んでいる。
第1検知電極11、第2検知電極12、接続配線16及び接続配線17は、入力領域R1内の絶縁基板6の裏面上に配置され、透明な導電材料として、例えばITO(インジウム・ティン・オキサイド)で形成されている。ここでは、接続配線16はITOを利用する1回目の製造工程で形成され、第1検知電極11、第2検知電極12及び接続配線17はITOを利用する2回目の製造工程で形成されている。
複数の第1検知電極11は、第1方向X及び第2方向Yに並べられている。第1検知電極11は、それぞれ第1方向X及び第2方向Yに沿った対角線を持つ正方形である。第1検知電極11は、第1方向Xに沿って対向し合う第1角部を有している。第1方向Xにおいて、隣合う第1角部同士は接続されている。
この実施形態において、第1検知電極11の正方形の第1角部は潰れ第1短辺13を有している。このため、第1検知電極11は、第1短辺13を有した六角形である。また、隣合う第1短辺13同士は、接続配線16を介して接続されている。接続配線16は、絶縁基板6上に島状に配置されている。
互いに接続された複数の第1検知電極11及び複数の接続配線16は、第1方向Xに延出した第1配線W1を形成している。複数の第1配線W1は、第2方向Yに並べられている。上記のように、複数の第1検知電極11及び複数の接続配線16は、互いに異なる製造工程で形成されている。第1配線W1を利用して静電容量の変化を検出することにより、入力手段による入力位置のX座標を検出することができる。
複数の第2検知電極12は、複数の第1検知電極11に隙間を置いて第1方向X及び第2方向Yに並べられている。第2検知電極12は、それぞれ第1方向X及び第2方向Yに沿った対角線を持つ正方形である。第2検知電極12は、第2方向Yに沿って対向し合う第2角部を有している。第2方向Yにおいて、隣合う第2角部同士は接続されている。
この実施形態において、第2検知電極12の正方形の第2角部は潰れ第2短辺14を有している。このため、第2検知電極12は、第2短辺14を有した六角形である。また、隣合う第2短辺14同士は、接続配線17を介して接続されている。接続配線17は、絶縁基板6上に島状に配置されている。
互いに接続された複数の第2検知電極12及び複数の接続配線17は、第2方向Yに延出した第2配線W2を形成している。複数の第2配線W2は、第1方向Xに並べられている。第2配線W2の複数の第2検知電極12及び複数の接続配線17は、同一の製造工程で一体に形成されている。第2配線W2を利用して静電容量の変化を検出することにより、入力手段による入力位置のY座標を検出することができる。
第1検知電極11及び第2検知電極12間に、格子状のスリットSLが形成され、第1検知電極11と第2検知電極12との電気的な絶縁距離を確保している。
絶縁基板6上には、複数の絶縁層18aが島状に配置されている。複数の絶縁層18aは、絶縁基板6上の複数の第1配線W1及び複数の第2配線W2の複数の交差部に配置され、複数の第1配線W1及び複数の第2配線W2間に介在されている。絶縁層18aは、第1配線W1及び第2配線W2間の短絡を防止するものである。この実施形態において、絶縁層18aは、有機絶縁材料で形成されている。
絶縁基板6上には、複数の絶縁層18aが島状に配置されている。複数の絶縁層18aは、絶縁基板6上の複数の第1配線W1及び複数の第2配線W2の複数の交差部に配置され、複数の第1配線W1及び複数の第2配線W2間に介在されている。絶縁層18aは、第1配線W1及び第2配線W2間の短絡を防止するものである。この実施形態において、絶縁層18aは、有機絶縁材料で形成されている。
接続配線16及び接続配線17は、絶縁層18aを介して対向している。ここで、接続配線16は絶縁層18aの下方に位置し、接続配線17は絶縁層18aの上方に位置している。上記のことから、接続配線17をブリッジ配線と言うことができる。
入力領域R1の外側において、絶縁基板6(遮光層7)上には、複数の配線11a及び複数の配線12aが設けられている。複数の配線11aにおいて、一端部は入力領域R1の外側に位置した第1配線W1(第1検知電極11)に接続され、他端部はパッド群PGのパッドpに接続されている。複数の配線12aにおいて、一端部は入力領域R1の外側に位置した第2配線W2(第2検知電極12)に接続され、他端部はパッド群PGのパッドpに接続されている。
このため、センサモジュール10が検知した入力手段による入力位置のX座標及びY座標の情報は、複数の配線11a、12aを介して複数のパッドpに出力される。
このため、センサモジュール10が検知した入力手段による入力位置のX座標及びY座標の情報は、複数の配線11a、12aを介して複数のパッドpに出力される。
図1、図4、及び図7乃至図9に示すように、パッド群PGは、入力領域R1の外側に位置した重畳領域R3に設けられている。重畳領域R3はFPC4(FPC4の接続部)が重ねられる領域である。重畳領域R3は絶縁基板6の一側縁部に設けられている。パッド群PGは、アウターリードボンディングパッド群である。パッド群PGは、遮光層7の上方に設けられている。
パッド群PGの複数のパッドpは、第2方向Yに延出し、第1方向Xに互いに間隔を置いて並べられている。ここでは、複数のパッドpは、第1方向Xに等間隔に配置されている。パッドpは、第2遮光層7b上に設けられている。パッドpは、金属パターン、透明導電パターン又はこれらの複合体で形成されている。この実施形態において、パッドpは、金属パターン及び透明導電パターンの複合体で形成されている。
詳しくは、パッドpは、透明導電パターンとしての下層透明導電層15aと、金属パターンとしての金属層19と、絶縁層18bと、透明導電パターンとしての上層透明導電層15bとを有している。
下層透明導電層15aは第2遮光層7b上に設けられている。下層透明導電層15aは矩形状に形成されている。下層透明導電層15aはITO等を利用して形成することができる。この実施形態において、ITOを利用して接続配線16が形成されるため、下層透明導電層15aは、ITOを利用して接続配線16と同時に形成することができる。
また、下層透明導電層15aを金属層19の台座として利用することができ、金属層19の密着性を上げることができる。なお、下層透明導電層15aに対する金属層19の密着力は、第2遮光層7b(遮光層7)に対する金属層19の密着力より強いものである。
金属層19は、下層透明導電層15a上に設けられ、下層透明導電層15aに接続されている。金属層19は矩形状に形成されている。金属層19は、MAM等の金属材料を利用して形成することができる。ここで、MAMは、Mo(モリブデン)/Al(アルミニウム)/Moの略称で3層構造の金属層である。上記Alでは、Al・Nd(アルミニウム−ネオジウム系合金)などのアルミニウム系合金であってもよい。この実施形態において、金属層19は、MAMを利用して配線11a、12aと同時に一体に形成されている。
絶縁層18bは、遮光層7、下層透明導電層15a及び金属層19が形成された絶縁基板6上に設けられている。絶縁層18bは、金属層19に対向したコンタクトホール18cを有している。このため、下層透明導電層15aは金属層19及び絶縁層18bによって完全に覆われ、金属層19のコンタクトホール18cと対向した領域以外は絶縁層18bによって覆われている。絶縁層18bは有機絶縁材料で形成することができる。この実施形態において、絶縁層18bは、有機絶縁材料を利用して絶縁層18aと同時に形成されている。
上層透明導電層15bは、絶縁層18b上に設けられている。上層透明導電層15bは矩形状に形成されている。上層透明導電層15bは、コンタクトホール18cを通って金属層19に接続されている。上層透明導電層15bはITO等を利用して形成することができる。この実施形態において、上層透明導電層15bは、ITOを利用して第1検知電極11、第1検知電極12及び接続配線17と同時に形成されている。また、上層透明導電層15bは、金属層19の酸化を抑制する保護層としても機能している。
パッドpのFPC4の接続部が接する個所は、下層透明導電層15a、金属層19及び上層透明導電層15bが重なっている。
上記のように、金属層19は、表面が極めて酸化され易いAl系の金属層を、酸化されにくいMoの金属層(バリヤメタル)で挟んで形成されている。このため、金属層19は、下層透明導電層15a及び上層透明導電層15bとの良好なオーミック接触が可能となる。Al系の金属層をMo以外のクロム族元素の金属を利用した金属層(バリヤメタル)で挟んで金属層19を形成してもよく、これにより上記効果と同様の効果を得ることができる。その他、金属層19をTATを利用して形成してもよく、これにより上記効果と同様の効果を得ることができる。ここで、TATは、Ti(チタン)/Al(アルミニウム)/Tiの略称で3層構造の金属層である。上記Alでは、Al・Nd(アルミニウム−ネオジウム系合金)などのアルミニウム系合金であってもよい。
上記のように、金属層19は、表面が極めて酸化され易いAl系の金属層を、酸化されにくいMoの金属層(バリヤメタル)で挟んで形成されている。このため、金属層19は、下層透明導電層15a及び上層透明導電層15bとの良好なオーミック接触が可能となる。Al系の金属層をMo以外のクロム族元素の金属を利用した金属層(バリヤメタル)で挟んで金属層19を形成してもよく、これにより上記効果と同様の効果を得ることができる。その他、金属層19をTATを利用して形成してもよく、これにより上記効果と同様の効果を得ることができる。ここで、TATは、Ti(チタン)/Al(アルミニウム)/Tiの略称で3層構造の金属層である。上記Alでは、Al・Nd(アルミニウム−ネオジウム系合金)などのアルミニウム系合金であってもよい。
なお、Al系の金属層と透明電極(ITO)との間にバリヤメタルが介在していない場合、Al系の金属層の表面に酸化が起こり、Al系の金属層は透明電極(ITO)とオーミック接触できないものである。
図4及び図10に示すように、第2アライメントパターンとしてのアライメントパターンM2は、入力領域R1の外側に位置し、遮光層7の上方に設けられている。アライメントパターンM2は、重畳領域R3に設けられている。また、アライメントパターンM2は、重畳領域R3の周縁から重畳領域R3の外側に突出して設けられている。
重畳領域R3は第1方向Xに沿った長軸を有している。この実施形態において、アライメントパターンM2は、重畳領域R3の長手方向の両端部に設けられている。重畳領域R3は、長辺s1及び短辺s2を有した矩形状である。複数のアライメントパターンM2の一方は長辺s1から重畳領域R3の外側に突出し、複数のアライメントパターンM2の他方は短辺s2から重畳領域R3の外側に突出している。
重畳領域R3の左側の端部に着目すると、アライメントパターンM2は、アライメントパターンM2a、M2b、M2c及びM2dを有している。アライメントパターンM2a、並びにアライメントパターンM2b、M2c及びM2dは、互いに異なる方向に突出している。アライメントパターンM2aは、矩形状に形成され、第1方向Xに沿って延出し、短辺s2から重畳領域R3の外側に突出している。アライメントパターンM2b、M2c及びM2dは、矩形状に形成され、第2方向Yに沿って延出し、長辺s1から重畳領域R3の外側に突出し、第1方向Xに間隔を置いて配置されている。
アライメントパターンM2は、金属パターン、透明導電パターン又はこれらの複合体で形成されている。アライメントパターンM2を金属パターンで形成する場合、アライメントパターンM2を金属層19と同一材料で同時に形成することができる。アライメントパターンM2を透明導電パターンで形成する場合、アライメントパターンM2を上層透明導電層15bと同一材料で同時に形成することができる。アライメントパターンM2を金属パターン及び透明導電パターンの複合体で形成する場合、アライメントパターンM2は、金属層19及び上層透明導電層15bと同一材料で同時に形成することができる。
この実施形態では、アライメントパターンM2は金属パターンで形成されている。
上記のように、何れの場合も、アライメントパターンM2をパッド群PGと同一材料で形成することができる。
上記のように、何れの場合も、アライメントパターンM2をパッド群PGと同一材料で形成することができる。
図1及び図10に示すように、FPC4は、図示しないパッド群と、上記パッド群に接続された複数の配線とを有している。FPC4の接続部(パッド群)は絶縁基板6の重畳領域R3に重ねられている。FPC4は、完全に透明ではない。
また、FPC4は、第1アライメントパターンとしてのアライメントパターンM1を有している。アライメントパターンM1は、FPC4の外部から視認可能に設けられている。アライメントパターンM1も絶縁基板6の重畳領域R3に重ねられる。アライメントパターンM1及びアライメントパターンM2は、パッド群PGと、FPC4のパッド群との位置合わせのための目印として利用される。
FPC4の接続部は、絶縁基板6の重畳領域R3に機械的に接続されている。FPC4のパッド群は、パッド群PGに電気的に接続されている。例えば、FPC4の接続部は、図示しない熱硬化型の導電接着材を介して絶縁基板6の重畳領域R3に熱圧着されている。
第1配線W1(第1検知電極11)及び第2配線W2(第2検知電極12)は、パッド群PG及びFPC4等を介して外部の電子部品と接続することができる。上記電子部品は、FPC4を介して第1配線W1及び第2配線W2における静電容量の変化を取得することにより、入力位置情報(入力位置座標)を取得することができる。
FPC4がセンシング基板3に機械的及び電気的に接続された状態において、FPC4の左上側の角部に着目すると、アライメントパターンM1は、アライメントパターンM1a、M1b、M1c、M1d及びM1eを有している。アライメントパターンM1a、並びにアライメントパターンM1b、M1c、M1d及びM1eは、互いに異なる方向に突出している。
アライメントパターンM1aは、第1方向Xに沿って延出し線形状に形成されている。アライメントパターンM1aはアライメントパターンM2aに重なっている。この実施形態において、アライメントパターンM1aの幅(第2方向Yの長さ)は、アライメントパターンM2aの幅(第2方向Yの長さ)より狭い。このため、アライメントパターンM1aをアライメントパターンM2aに完全に重ねることができる。
アライメントパターンM1b、M1c、M1d及びM1eは、第2方向Yに沿って延出し線形状に形成されている。アライメントパターンM1bはアライメントパターンM2bに、アライメントパターンM1cはアライメントパターンM2cに、アライメントパターンM1eはアライメントパターンM2dに、それぞれ重なっている。
この実施形態において、アライメントパターンM1b、M1c、M1d及びM1eの幅(第1方向Xの長さ)は、アライメントパターンM2b、M2c及びM2dの幅(第1方向Xの長さ)より狭い。このため、アライメントパターンM1b、M1c、及びM1eを、アライメントパターンM2b、M2c及びM2dにそれぞれ完全に重ねることができる。
図1に示すように、接着材5は、液晶表示パネル1(表示面S)とセンシング基板3との間に位置している。接着材5にも、透明な材料が利用されている。接着材5は、液晶表示パネル1にセンシング基板3を貼り合せるものである。接着材5としては、紫外線硬化型や熱硬化型の材料を利用することができる。
次に、液晶表示装置の製造方法(製造工程)の一部であるセンシング基板3へのFPC4の接続方法について説明する。
センシング基板3へのFPC4の接続方法が開始されると、図11に示すように、まず、パッド群PGやアライメントパターンM2を有したセンシング基板3を用意する。図12に示すように、また、アライメントパターンM1を有したFPC4を用意する。
センシング基板3へのFPC4の接続方法が開始されると、図11に示すように、まず、パッド群PGやアライメントパターンM2を有したセンシング基板3を用意する。図12に示すように、また、アライメントパターンM1を有したFPC4を用意する。
図11乃至図13に示すように、次に、センシング基板3のパターン3p(アライメントパターンM2、パッド群PG)の上方にカメラ100をセットし、カメラ100を用いてセンシング基板3の重畳領域R3の左右の両端部を拡大して撮影する。続いて、FPC4をセンシング基板3の重畳領域R3に対向させる。その後、カメラ100で撮影した画像(動画像)を視認し、アライメントパターンM1とアライメントパターンM2のFPC4から外れた個所とを確認し、FPC4の位置を調整し、アライメントパターンM1をアライメントパターンM2に重ねる。
上記のように、アライメントパターンM1及びアライメントパターンM2が基準となることにより、センシング基板3に対するFPC4の位置合わせを行うことができる。そして、パッド群PGとFPC4のパッド群との位置合わせを行うことができる。
その後、FPC4を熱硬化型の導電接着材を介してセンシング基板3の重畳領域R3に熱圧着する。この際も、アライメントパターンM1及びアライメントパターンM2の重なり具合を確認する。これにより、FPC4がセンシング基板3に機械的及び電気的に接続され、センシング基板3へのFPC4の接続方法は終了する。
以上のように構成された一実施形態に係るセンシング基板3及び液晶表示装置によれば、センシング基板3は、パッド群PGと、アライメントパターンM2と、を備えている。パッド群PGは、FPC4が重ねられる重畳領域R3に設けられている。アライメントパターンM2は、重畳領域R3の周縁から重畳領域R3の外側に突出して設けられている。
センシング基板3に対するFPC4の位置合わせは視認することにより行われる。ところで、遮光層7により、アライメントパターンM2を絶縁基板6側から視認することはできない。このため、センシング基板3にFPC4を接続する際、カメラ100をアライメントパターンM2の上方にセットしている。これにより、遮光層7で遮られること無しに、アライメントパターンM2を視認することができる。
但し、FPC4は上述したように完全に透明ではないため、FPC4越しにアライメントパターンM2を視認することは困難である。そこで、本実施形態において、アライメントパターンM2を重畳領域R3の外側に突出するように形成している。これにより、アライメントパターンM1と、アライメントパターンM2のFPC4から外れた個所とを視認することが可能となる。
アライメントパターンM1は、FPC4の外部から視認可能に設けられているためである。アライメントパターンM2のFPC4から外れた個所は、露出されるためである。なお、本実施形態のアライメントパターンM2は金属パターンで形成されているため、アライメントパターンM2で反射した光を視認することができる。これにより、遮光層7の上方に形成されたパッド群PGにFPC4を接続する場合であっても、パッド群PGとFPC4のパッド群との位置合わせを良好に行うことができる。
上記のことから、FPC4との安定した電気的接続を確保することのできるセンシング基板3及びセンシング基板3を備えた液晶表示装置を得ることができる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
図14乃至図16に示すように、パッドpは、Al系の金属層の片面にのみバリヤメタルが存在する金属層19を利用する場合があり得る。これにより、例えば、金属層19の形成にMAMを利用する場合に比べて製造コストを低減することができる。金属層19は、矩形状の下層透明導電層15a上にロの字型(矩形枠状)に形成されている。金属層19は、下層透明導電層15aと接する側にのみバリヤメタル(ボトムバリヤメタル)を有している。
絶縁層18bは、下層透明導電層15aに対向したコンタクトホール18cを有している。このため、金属層19は絶縁層18bによって完全に覆われている。上層透明導電層15bは、絶縁層18b上に設けられている。上層透明導電層15bは矩形状に形成され、コンタクトホール18cを通って下層透明導電層15aに接続されている。
パッドpのFPC4の接続部が接する個所は、下層透明導電層15a及び上層透明導電層15bが重なっている。
パッドpのFPC4の接続部が接する個所は、下層透明導電層15a及び上層透明導電層15bが重なっている。
上記のような材料で金属層19を形成しても、上層透明導電層15bを下層透明導電層15aに接触させることにより、上層透明導電層15bを金属層19に接触させること無しにパッドpを形成することができる。そして、熱圧着時の不具合にならないパッドpを得ることができる。
上記金属層19は、例えば下端部が開口したコの字型に形成されてもよい。
上記金属層19は、例えば下端部が開口したコの字型に形成されてもよい。
なお、アライメントパターンM2の形成に金属パターンを利用しているため、実装効率上、金属層19無しにパッドpを形成し難い。
アライメントパターンM2の形状は種々変形可能である。例えば、アライメントパターンM2はロの字型(矩形枠状)や下端部が開口したコの字型の金属パターンで形成されていてもよい。
本発明の実施形態は、上記液晶表示装置に限らず、各種の液晶表示装置に適用可能である。例えば、図17に示すように、液晶表示装置は絶縁基板8及び接着材9をさらに備えていてもよい。遮光層7は、絶縁基板6上にではなく、絶縁基板8上に形成されている。絶縁基板6は化粧板として機能していない。
絶縁基板8は、センシング基板3のセンサモジュール10に対向して位置している。絶縁基板8は、平型であり、矩形状に形成されている。絶縁基板8は化粧板として機能している。絶縁基板8は液晶表示装置の外観を飾るものである。絶縁基板8は、ガラスや、アクリル樹脂などの透明な絶縁材料で形成することができる。
接着材9は、絶縁基板8とセンシング基板3との間に位置している。接着材9には、透明な材料が利用されている。接着材9は、センシング基板3に絶縁基板8を貼り合せるものである。接着材9としては、紫外線硬化型や熱硬化型の材料を利用することができる。
上記のように液晶表示装置が形成される場合であっても、重畳領域R3の外側に突出させたアライメントパターンM2を利用することにより、上述した実施形態の効果と同様の効果を得ることができる。また、図17に示したように、本発明の実施形態は、パッドpやアライメントパターンM2を遮光層7上に形成した場合に限定して適用されるものではない。パッドpやアライメントパターンM2を遮光層7上に形成しなくともよい場合は、アライメントパターンM2を透明導電パターンで形成してもよい。アライメントパターンM2の輪郭を視認することができるため、アライメントパターンM2の位置を識別することができる。
アライメントパターンM1は、第1方向Xに延出した1個のアライメントパターンと、第2方向Yに延出した1個のアライメントパターンとを少なくとも有していればよい。同様に、アライメントパターンM2も、第1方向Xに延出した1個のアライメントパターンと、第2方向Yに延出した1個のアライメントパターンとを少なくとも有していればよい。これにより、上述した実施形態と同様の効果を得ることができ、FPC4の第1方向Xの位置と第2方向Yの位置とを合わせることができる。
上述した例では、アライメントパターンM1がアライメントパターンM2に重なることにより、パッド群PGとFPC4のパッド群との位置合わせを行う手法を採るものであった。しかしながら、パッド群PGと、FPC4のパッド群との位置合わせは、アライメントパターンM1及びアライメントパターンM2が基準となって行うことができるものであればよい。このため、例えば、アライメントパターンM1をアライメントパターンM2に重ねる以外の手法にて、パッド群PGとFPC4のパッド群との位置合わせを行うことも可能である。また、アライメントパターンM1及びアライメントパターンM2の形状は、上述した例に限定されるものではなく種々変形可能である。
本発明の実施形態に係る電子部品は、センシング基板3に限定されるものではなく、種々変形可能である。さらに、本発明の実施形態に係る電子機器も、液晶表示装置に限定されるものではなく、種々変形可能である。本発明の実施形態に係る表示パネルは、液晶表示パネルに限定されるものではなく種々変形可能であり、例えば有機EL(electroluminescent)表示パネルであってもよい。このため、本発明の実施形態に係る表示装置も、液晶表示装置に限定されるものではなく種々変形可能である。
1…液晶表示パネル、3…センシング基板、4…FPC、5…接着材、6…絶縁基板、7…遮光層、10…センサモジュール、11…第1検知電極、12…第2検知電極、15a…下層透明導電層、15b…上層透明導電層、18a,18b…絶縁層、18c…コンタクトホール、19…金属層、20…アレイ基板、30…対向基板、40…液晶層、100…カメラ、PG…パッド群、p…パッド、M1,M1a,M1b,M1c,M1d,M1e,M2,M2a,M2b,M2c,M2d…アライメントパターン、R1…入力領域、R3…重畳領域、s1…長辺、s2…短辺、X…第1方向、Y…第2方向。
Claims (7)
- 基板と、
前記基板の上方に形成された遮光層と、
前記基板の上方に形成され配線基板が重ねられる重畳領域に設けられたパッド群と、
前記基板の上方に形成され前記重畳領域の周縁から前記重畳領域の外側に突出して設けられたアライメントパターンと、
前記基板の上方に形成され前記重畳領域の周縁から前記重畳領域の外側に突出して設けられた他のアライメントパターンと、を備え、
前記パッド群、アライメントパターン及び他のアライメントパターンは、前記遮光層の上方に形成され、
前記アライメントパターン及び他のアライメントパターンは、互いに異なる方向に突出している電子部品。 - 前記アライメントパターン及び他のアライメントパターンは、前記重畳領域の長手方向の端部に設けられている請求項1に記載の電子部品。
- 前記重畳領域は、長辺及び短辺を有した矩形状であり、
前記アライメントパターン及び他のアライメントパターンの一方は前記長辺から前記重畳領域の外側に突出し、他方は前記短辺から前記重畳領域の外側に突出している請求項2に記載の電子部品。 - 前記アライメントパターンは、前記パッド群と同一材料で形成されている請求項1に記載の電子部品。
- 前記アライメントパターンは、金属パターン、透明導電パターン又はこれらの複合体で形成されている請求項4に記載の電子部品。
- 第1アライメントパターンを有した配線基板と、
前記配線基板が重ねられる重畳領域に設けられたパッド群と、前記重畳領域の周縁から前記重畳領域の外側に突出して設けられた第2アライメントパターンと、を有した電子部品と、
前記配線基板を前記電子部品に接着する接着材と、を備えている電子機器。 - 前記第1アライメントパターンは、前記第2アライメントパターンに重なっている請求項6に記載の電子機器。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013102001A JP2014222438A (ja) | 2013-05-14 | 2013-05-14 | 電子部品及び電子機器 |
US14/264,239 US20140340593A1 (en) | 2013-05-14 | 2014-04-29 | Electronic component, touch panel and liquid crystal display device using the same |
TW103116889A TW201512927A (zh) | 2013-05-14 | 2014-05-13 | 電子元件、觸控面板及使用其之液晶顯示裝置、以及觸控面板之製造方法 |
KR1020140057145A KR20140134620A (ko) | 2013-05-14 | 2014-05-13 | 전자 컴포넌트, 터치 패널 및 이를 이용하는 액정 표시 장치 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013102001A JP2014222438A (ja) | 2013-05-14 | 2013-05-14 | 電子部品及び電子機器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2014222438A true JP2014222438A (ja) | 2014-11-27 |
Family
ID=51895512
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013102001A Pending JP2014222438A (ja) | 2013-05-14 | 2013-05-14 | 電子部品及び電子機器 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US20140340593A1 (ja) |
JP (1) | JP2014222438A (ja) |
KR (1) | KR20140134620A (ja) |
TW (1) | TW201512927A (ja) |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014222483A (ja) * | 2013-05-14 | 2014-11-27 | 株式会社ジャパンディスプレイ | 電子部品 |
KR102199613B1 (ko) * | 2014-01-08 | 2021-01-07 | 삼성전자주식회사 | 터치 패널 및 그 제조방법 |
KR102338753B1 (ko) * | 2015-04-14 | 2021-12-15 | 삼성디스플레이 주식회사 | 터치 패널 및 이를 포함하는 표시 장치 |
CN104880879A (zh) * | 2015-06-19 | 2015-09-02 | 京东方科技集团股份有限公司 | Coa阵列基板及其制造方法、显示装置 |
JP2017198854A (ja) | 2016-04-27 | 2017-11-02 | 株式会社ジャパンディスプレイ | 照明装置及び液晶表示装置 |
CN113079624B (zh) * | 2021-03-29 | 2022-07-29 | 深圳市聚飞光电股份有限公司 | 电路板及电子装置 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2013075593A1 (zh) * | 2011-11-27 | 2013-05-30 | 宸鸿科技(厦门)有限公司 | 触控感测装置及其制造方法 |
Family Cites Families (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4651886B2 (ja) * | 2001-09-14 | 2011-03-16 | 東北パイオニア株式会社 | 電子機器及び電子機器の製造方法 |
TWI302290B (en) * | 2005-08-17 | 2008-10-21 | Au Optronics Corp | Structure for circuit assembly |
JP5273330B2 (ja) * | 2006-08-04 | 2013-08-28 | 株式会社ジャパンディスプレイ | 表示装置 |
JP2008112869A (ja) * | 2006-10-30 | 2008-05-15 | Fujitsu Ltd | 組立体モジュールの製造方法および組立体モジュール並びに電子機器 |
CN101287329B (zh) * | 2007-04-13 | 2011-04-20 | 群康科技(深圳)有限公司 | 显示装置 |
JP5173079B2 (ja) * | 2010-02-23 | 2013-03-27 | シャープ株式会社 | 表示装置 |
CN202931661U (zh) * | 2010-03-12 | 2013-05-08 | 夏普株式会社 | 电路基板、基板模块及显示装置 |
KR101799031B1 (ko) * | 2010-08-09 | 2017-12-21 | 삼성디스플레이 주식회사 | 터치 감지층을 포함하는 액정 표시 장치 및 그 제조 방법 |
KR101373047B1 (ko) * | 2010-09-07 | 2014-03-11 | 삼성디스플레이 주식회사 | 연성회로기판 및 이를 구비한 터치스크린패널장치 |
TWI476459B (zh) * | 2012-05-03 | 2015-03-11 | Innocom Tech Shenzhen Co Ltd | 彩色濾光片基板,及觸控顯示裝置 |
TW201426444A (zh) * | 2012-12-27 | 2014-07-01 | Wintek Corp | 觸控顯示裝置 |
-
2013
- 2013-05-14 JP JP2013102001A patent/JP2014222438A/ja active Pending
-
2014
- 2014-04-29 US US14/264,239 patent/US20140340593A1/en not_active Abandoned
- 2014-05-13 TW TW103116889A patent/TW201512927A/zh unknown
- 2014-05-13 KR KR1020140057145A patent/KR20140134620A/ko not_active Application Discontinuation
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2013075593A1 (zh) * | 2011-11-27 | 2013-05-30 | 宸鸿科技(厦门)有限公司 | 触控感测装置及其制造方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
TW201512927A (zh) | 2015-04-01 |
US20140340593A1 (en) | 2014-11-20 |
KR20140134620A (ko) | 2014-11-24 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US10203537B2 (en) | Electronic component and electronic device using the same | |
JP5538566B2 (ja) | タッチパネル及びそれを備えた表示装置並びにタッチパネルの製造方法 | |
JP5538567B2 (ja) | タッチパネル及びそれを備えた表示装置並びにタッチパネルの製造方法 | |
JP4967780B2 (ja) | 座標入力装置及び表示装置 | |
US8482301B2 (en) | Electrostatic capacitance input device and electro-optical device having input device | |
JP2014211825A (ja) | 表示装置 | |
JP2010160745A (ja) | カラーフィルタ、および、表示装置 | |
CN106980198B (zh) | 具有传感器的显示装置 | |
WO2012090790A1 (ja) | タッチパネル | |
JP2014222438A (ja) | 電子部品及び電子機器 | |
JP2010072584A (ja) | 表示装置用基板、および、表示装置 | |
JP2017102579A (ja) | センサ付き表示装置及びセンサ装置 | |
JP2019184636A (ja) | 表示装置 | |
JP2016038697A (ja) | センサ装置及び表示装置 | |
JP5871530B2 (ja) | タッチパネル付き表示装置 | |
CN109991769B (zh) | 显示装置、显示装置的制造方法、及显示装置的检查方法 | |
WO2019208552A1 (ja) | 表示装置 | |
JP2012073669A (ja) | タッチパネル及び画像表示装置 | |
JP2010271782A (ja) | タッチパネル及び画像表示装置 | |
JP2011186623A (ja) | タッチパネル付き表示装置 | |
JP6797970B2 (ja) | 表示装置 | |
US10521037B2 (en) | Display panel with touch sensor | |
JP2012083959A (ja) | タッチパネル及び画像表示装置 | |
WO2019021927A1 (ja) | 表示パネル | |
JP7051982B2 (ja) | 表示装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20150515 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20160531 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20170110 |