JP2014220684A - 原稿読取装置、画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】原稿が載せられる読取台を開放又は閉塞する開閉部材の開閉状態と、読取台に載せられた原稿を移動しながら読み取る読取部材が基準位置に移動したことと、を同じ検知部材で検知(検出)することができる原稿読取装置、及び画像形成装置を得る。【解決手段】ステップ100では、制御部が、屈曲部が検知位置とは異なる位置に位置している場合には、制御部が、プラテンカバーが閉塞状態であると判断する。ステップ200では、読取ユニットを原稿検知位置から基準位置へ移動させ、制御部が、読取ユニットが基準位置へ移動したか否かを判断する。具体的には、検知部材が、検知位置に位置した屈曲部を検知して、読取ユニットが基準位置へ移動したと判断する。このように、開閉部材の開閉状態と、読取部材が基準位置に移動したことと、を同じ検知部材で検知(検出)することができる。【選択図】図2

Description

本発明は、原稿読取装置、及びこれを備えた画像形成装置に関する。
特許文献1には、原稿読取装置によって読み取られる原稿が載せられる原稿載置台(読取台)が記載されている。そして、この原稿載置台は透明板よりなり、原稿載置台の表面には、罫線が印刷され、その上から白色にて全面に塗装が施されている。
特開平7−273948号公報
本発明の課題は、原稿が載せられる読取台を開放又は閉塞する開閉部材の開閉状態と、読取台に載せられた原稿を移動しながら読み取る読取部材の位置と、を同じ検知部材で検知(検出)することである。
本発明の請求項1に係る原稿読取装置は、原稿が載せられる読取台を開放又は閉塞する開閉部材と、検知位置に被検知部材が移動した際に被検知部材を検知する検知部材と、前記開閉部材の開閉動作に伴って移動し、前記開閉部材の開放状態又は閉塞状態の際に、前記検知位置に位置する開閉移動部材と、駆動力が伝達されて前記読取台に載せられた原稿を移動しながら読み取る読取部材と、前記読取部材の移動に伴って移動し、前記読取部材が前記読取部材の基準位置に移動した際に、前記検知位置に位置する読取移動部材と、前記開閉移動部材が前記検知位置とは異なる位置に移動した際に、前記駆動力を制御して、前記読取移動部材を前記検知位置に移動させる制御部材と、を備えることを特徴とする。
本発明の請求項2に係る原稿読取装置は、請求項1に記載の原稿読取装置において、前記読取移動部材が前記検知位置に位置したことを前記検知部材が検知すると、前記読取部材の位置情報を記憶する記憶部材が備えられ、前記記憶部材が前記読取部材の位置情報を記憶すると、前記制御部材は、前記駆動力を制御して、前記読取部材を前記基準位置とは異なる位置へ移動させることを特徴とする。
本発明の請求項3に係る原稿読取装置は、請求項1又は2に記載の原稿読取装置において、前記開閉移動部材は、前記開閉部材が閉塞状態の際に前記検知位置とは異なる位置へ移動することを特徴とする。
本発明の請求項4に係る原稿読取装置は、請求項1〜3の何れか1項に記載の原稿読取装置において、前記開閉部材には、前記開閉部材が閉塞状態の際に、原稿を搬送する搬送部材が配置され、前記搬送部材によって搬送される原稿を読み取る場合には、前記制御部材は、前記駆動力を制御して、前記読取部材を前記搬送部材によって搬送される原稿を読み取るための搬送読取位置に移動させ、前記読取台に載せられた原稿を読み取る場合には、前記制御部材は、前記駆動力を制御して、前記読取部材を前記読取台に載せられた原稿に沿って移動させることを特徴とする。
本発明の請求項5に係る画像形成装置は、請求項1〜4の何れか1項に記載の原稿読取装置と、前記原稿読取装置によって読み取られた原稿情報を画像として記録媒体に形成する画像形成部と、を備えることを特徴とする。
本発明の請求項1の原稿読取装置によれば、開閉移動部材が検知位置とは異なる位置に移動した際に、読取部材を基準位置に位置させる構成を有さない場合と比して、原稿が載せられる読取台を開放又は閉塞する開閉部材の開閉状態と、読取台に載せられた原稿を移動しながら読み取る読取部材の位置と、を同じ検知部材で検知(検出)することができる。
本発明の請求項2の原稿読取装置によれば、記憶部材が読取部材の位置情報を記憶した後も、読取部材が基準位置から移動しない場合と比して、記憶部材が読取部材の位置情報を記憶した後、検知部材は、開閉部材の開閉状態を検知(検出)することができる。
本発明の請求項3の原稿読取装置によれば、開閉移動部材が、開閉部材が閉塞状態の際に検知位置に位置する場合と比して、開閉部材を開放状態にすることなく、検知部材が読取移動部材を検知することができる。
本発明の請求項4の原稿読取装置によれば、読取部材は、搬送部材によって搬送される原稿及び読取台に載せられた原稿を読み取ることができる。
本発明の請求項5の画像形成装置によれば、請求項1〜4の何れか1項に記載の原稿読取装置を備えていない場合と比して、画像形成装置を安価な構成とすることができる。
(A)(B)本発明の第1実施形態に係る原稿読取部を示した側面図である。 本発明の第1実施形態に係る原稿読取部によって画像が読み取られるフローを示したフロー図である。 本発明の第1実施形態に係る原稿読取部によって画像が読み取られるフローを示したフロー図である。 本発明の第1実施形態に係る原稿読取部に備えられた制御部による制御を説明するのに用いたブロック図である。 本発明の第1実施形態に係る原稿読取部に備えられた読取ユニット等を示した斜視図である。 本発明の第1実施形態に係る原稿読取部に備えられた読取ユニット等を示した拡大斜視図である。 本発明の第1実施形態に係る原稿読取部を示した正面図である。 本発明の第1実施形態に係る原稿読取部を示した正面図である。 本発明の第1実施形態に係る原稿読取部を示した正面図である。 (A)(B)本発明の第1実施形態に係る画像形成装置を示した斜視図である。 本発明の第1実施形態に係る画像形成装置の画像形成ユニットを示した構成図である。 本発明の第1実施形態に係る画像形成装置を示した概略構成図である。 本発明の第2実施形態に係る原稿読取部によって画像が読み取られるフローを示したフロー図である。 本発明の第2実施形態に係る原稿読取部に備えられた制御部による制御を説明するのに用いたブロック図である。 本発明の第3実施形態に係る原稿読取部によって画像が読み取られるフローを示したフロー図である。 本発明の第3実施形態に係る原稿読取部を示した正面図である。 本発明の第4実施形態に係る原稿読取部の要部を示した拡大正面図である。 本発明の第5実施形態に係る原稿読取部の要部を示した拡大正面図である。
<第1実施形態>
本発明の第1実施形態の原稿読取装置、及び画像形成装置の一例について、図1〜図12を用いて説明する。
(画像形成装置:全体構成)
図12には、画像形成装置10が示されている。画像形成装置10は、上下方向(矢印Y方向)の下側から上側へ向けて、記録媒体の一例としてのシート部材Pが収容される用紙収容部12と、用紙収容部12の上方に設けられ用紙収容部12から供給されるシート部材Pに画像形成を行う画像形成部14と、画像形成部14の上方に設けられ原稿としての原稿シート部材GPを読み取る原稿読取装置の一例としての原稿読取部16と、画像形成部14内に設けられ画像形成装置10の各部の動作を制御する制御部20と、各部にシート部材Pを搬送する搬送部18と、を含んで構成されている。なお、原稿読取部16の構成については詳細を後述する。
なお、以後の説明では、画像形成装置10を正面視したときの装置本体10Aの上下方向を装置上下方向(図中に示す「Y方向」)と、水平方向を装置幅方向(図中に示す「X方向」)と、奥行方向を装置奥行方向(図中に示す「Z方向」)と記載する。
〔用紙収容部〕
用紙収容部12は、サイズの異なるシート部材Pが収容される第1収容部22、第2収容部24、及び第3収容部26を備えている。第1収容部22、第2収容部24、及び第3収容部26には、収容されたシート部材Pを搬送部18を構成する搬送路28に送り出す送り出しロール32が備えられている。
〔搬送部〕
搬送部18は、送り出しロール32よりもシート部材Pの搬送方向の下流側に配置され、シート部材Pを一枚ずつ搬送する一対の搬送ロール34及び搬送ロール36を備えている。また、搬送ロール36に対してシート部材Pの搬送方向の下流側には、シート部材Pを一旦停止させるとともに、決められたタイミングで後述する二次転写位置へ送り出す位置合せロール38が配置されている。
さらに、搬送路28において後述する定着装置80に対してシート部材Pの搬送方向の下流側には、トナー画像が定着されたシート部材Pを排紙部15へ搬送する複数の搬送ロール86が配置されている。
搬送部18の搬送路28の上流側部分(搬送ロール36が配置されている部位)は、画像形成装置10の正面視において、装置上下方向の上側に向けて用紙収容部12の左側から画像形成部14の左側下部まで直線状に設けられている。また、搬送部18の搬送路28の下流側部分は、画像形成部14の左側下部から画像形成部14の右側に配置された排紙部15まで設けられている。さらに、搬送部18は、搬送路28に接続され、シート部材Pの両面に画像形成を行うためにシート部材Pを搬送及び反転させる両面搬送路29を備えている。
両面搬送路29は、画像形成装置10の正面視において、画像形成部14の右側下部から用紙収容部12の右側まで装置上下方向に直線状に設けられた第1反転路33と、第1反転路33に搬送されたシート部材Pの後端が進入するとともに装置幅方向の左側にシート部材Pを搬送する第2反転路35と、搬送路28、第1反転路33、及び第2反転路35の切り替えを行う切替部材(図示省略)と、を有している。そして、第1反転路33には、一対の搬送ロール42が間隔をあけて複数箇所に設けられており、第2反転路35には、一対の搬送ロール44が間隔をあけて複数箇所に設けられている。
なお、第2反転路35の下流側端部は、搬送路28の上流側部分にある複数の搬送ロール36のうち、一番下流側にある搬送ロール36の手前側(上流側)に案内部材(図示省略)により接続されている。
〔画像形成部〕
画像形成部14は、現像剤像(トナー画像)を形成する4個の画像形成ユニット60と、図中矢印A方向に回転(周回移動)可能に設けられ外周にトナー画像を保持する中間転写ベルト62と、画像形成ユニット60で形成されたトナー画像を中間転写ベルト62へ一次転写させる4本の一次転写ロール64と、中間転写ベルト62上のトナー画像をシート部材Pに二次転写させる二次転写ロール66と、を含んで構成されている。
図11に示すように、画像形成ユニット60は、一例として、Y(イエロー)、M(マゼンタ)、C(シアン)、K(ブラック)の各色のトナー画像が形成される複数の画像形成ユニット60Y、60M、60C、60Kで構成されている。
なお、画像形成ユニット60Y、60M、60C、60Kは、トナーの色が異なるだけで基本構成は同じである。このため、画像形成ユニット60Kについて説明し、他の画像形成ユニット60Y、60M、60Cについては符号の図示及び説明を省略する。また、以後の説明では、画像形成ユニット60Y、60M、60C、60Kを構成する各部材について、トナー色(Y、M、C、K)毎の区別が必要なときは、部材の符号の末尾にトナー色を表す添字Y、M、C、Kを付与して区別し、トナー色(Y、M、C、K)毎の区別が不要なときは、添字Y、M、C、Kを省略した符号で各部材を説明する場合がある。
画像形成ユニット60Kは、外周面に静電潜像及びトナー画像を保持する像保持部材の一例としての感光体72と、感光体72の外周面を帯電する帯電ユニット74と、帯電された感光体72の外周面を露光し感光体72上に静電潜像を形成する露光装置76と、感光体72上に形成された静電潜像をK色トナーで現像してトナー画像(K色)を形成する現像装置100と、一次転写後の感光体72の外周面を清掃するクリーニングユニット78と、を含んで構成されている。
感光体72は、円筒状であり、中間転写ベルト62の幅方向を軸方向として中間転写ベルト62と対向配置され、駆動手段(図示省略)によって矢印R方向(周方向であり図示の時計回り方向)に回転可能に支持されている。また、帯電ユニット74は、一例として、スコロトロン方式の帯電器であり、放電によって感光体72の外周面をトナーの帯電極性と同じ極性(一例としてマイナス極性)で帯電させるようになっている。
露光装置76は、半導体レーザ及びf−θレンズ(図示省略)、ポリゴンミラー76A、結像レンズ(図示省略)、及び複数のミラー76Bを有している。そして、露光装置76は、K色(ブラック色)の画像情報に基づき半導体レーザから出射されたレーザ光Bを、ポリゴンミラー76Aで偏向走査し、帯電ユニット74により帯電された感光体72の外周面に照射(露光)して静電潜像を形成するようになっている。
クリーニングユニット78は、感光体72と軸方向を揃えたクリーニングロール78Aを有している。そして、クリーニングロール78Aは、感光体72の外周面に接触しながら回転することで、一次転写後に感光体72の外周面に残留しているトナーや埃などを回収する。
中間転写ベルト62は、一例として、ポリイミド樹脂を主成分としており、円筒状に形成されている。また、中間転写ベルト62の内側には、矢印A方向の上流側から下流側へ向けて、中間転写ベルト62を移動させる駆動ロール61と、電圧が印加されるとともに感光体72(接地)との電位差でトナー画像を中間転写ベルト62へ一次転写する一次転写ロール64と、中間転写ベルト62を内側から支持する支持ロール63と、中間転写ベルト62に張力を付与する張力付与ロール65と、中間転写ベルト62の二次転写位置の内側に配置され二次転写ロール66の対向電極となる対向ロール67と、支持ロール69とが、それぞれ図示の反時計回り方向に回転可能に設けられている。
そして、中間転写ベルト62は、駆動ロール61、4本の一次転写ロール64、支持ロール63、張力付与ロール65、対向ロール67、及び支持ロール69に巻き掛けられて支持されており、駆動ロール61がモータを含む駆動手段(図示省略)によって回転駆動されることで、矢印A方向に周回移動するようになっている。
一次転写ロール64は、ベアリング(図示省略)により両端部が回転可能に支持され、外周面が中間転写ベルト62の内周面と接触している。また、一次転写ロール64は、中間転写ベルト62に転写されるトナー画像の極性とは逆の極性(プラス極性)の電圧が芯金(図示省略)に印加されている。ここで、各感光体72が接地されており、各感光体72の電位と各一次転写ロール64の電位との間に電位差が生じている。この電位差で形成される電界の作用により、感光体72の外周面に保持されているトナー画像が、一次転写位置QAで中間転写ベルト62に一次転写される。
また、中間転写ベルト62の外側(駆動ロール61側とは反対側)には、中間転写ベルト62と接触して表面をクリーニングするベルトクリーナ71が設けられている。そして、中間転写ベルト62を挟んで対向ロール67側とは反対側には、中間転写ベルト62上のトナー画像をシート部材Pに二次転写する既述の二次転写ロール66が設けられている。
二次転写ロール66は、円柱状の芯金(図示省略)の周囲に発泡弾性層を被覆した構成となっている。そして、この芯金は接地されており、二次転写ロール66の電位と対向ロール67の電位との間に電位差が生じている。この電位差で形成される電界の作用により、中間転写ベルト62上のトナー画像が、二次転写位置QBでシート部材Pに二次転写される。
一方、搬送路28における二次転写位置QBよりも下流側には、シート部材Pを下流側へ搬送する搬送ユニット79が設けられている。搬送ユニット79は、回転可能に設けられた搬送ロール79A、79Bと、搬送ロール79A、79Bに巻き掛けられた無端状の搬送ベルト79Cと、を含んで構成されている。そして、搬送ユニット79は、搬送ロール79Bがモータを含む駆動手段(図示省略)により回転駆動されることで、搬送ベルト79Cを周回移動させるようになっている。また、搬送路28における搬送ユニット79よりも下流側には、定着装置80が設けられている。
定着装置80は、シート部材Pのトナー画像が形成される側に配置され内部に熱源(一例としてハロゲンヒータ(図示省略))を有する定着ロール82と、定着ロール82に向けてシート部材Pを加圧する加圧ロール84と、を有している。そして、定着装置80では、シート部材Pが定着ロール82と加圧ロール84との接触部(ニップ部)に進入して加熱及び加圧されることで、トナー画像がシート部材Pに定着される。
図12に示されるように、画像形成部14における画像形成ユニット60Y、60M、60C、60Kよりも上側には、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の各トナーを収容するトナーカートリッジ88Y、88M、88C、88Kが交換可能に設けられている。そして、トナーカートリッジ88Y、88M、88C、88Kは、各トナー色に合わせて各現像装置100(図11参照)に接続されており、各色のトナーを各現像装置100に送り込むようになっている。
(全体構成の作用)
次に、画像形成装置10における画像形成工程について説明する。
図11に示すように、画像形成装置10が作動すると、原稿読取部16によって読み取られた画像データ、又は外部からの画像データが露光装置76に出力される。
続いて、露光装置76から画像データに応じて出射された光が、帯電ユニット74により帯電された感光体72の外周面を露光する。そして、感光体72の外周面には、各色の画像データに対応した静電潜像が形成される。さらに、感光体72の外周面に形成された静電潜像は、現像装置100によって各色のトナー画像として現像される。そして、感光体72の外周面の各色のトナー画像は、一次転写ロール64によって中間転写ベルト62に一次転写(多重転写)される。
一方、一例として、第3収容部26から送り出され、搬送路28を搬送されてきたシート部材Pは、位置合わせロール38により、中間転写ベルト62への各トナー画像の多重転写とタイミングを合わせて二次転写位置QBに搬送される。そして、中間転写ベルト62上に多重転写されたトナー画像は、二次転写位置QBに搬送されてきたシート部材P上に二次転写ロール66によって二次転写される。
続いて、トナー画像が転写されたシート部材Pは、定着装置80に向けて搬送される。そして、定着装置80では、トナー画像が定着ロール82及び加圧ロール84によって加熱、加圧されてシート部材Pに定着される。さらに、トナー画像が定着されたシート部材Pは、一例として排紙部15(図12参照)に排出される。
なお、シート部材Pの両面に画像を形成する場合は、図12に示すように、定着装置80で表面に画像定着を行った後、シート部材Pを両面搬送路29に送り込むことで、シート部材Pの先端と後端を入れ替える。そして、再度、シート部材Pを搬送路28に送り込んで、シート部材Pの裏面の画像形成及び定着を行う。
(要部構成)
次に、原稿読取部16について説明する。
原稿読取部16は、図7に示されるように、原稿の一例としての原稿シート部材GPが載せられる読取台の一例としてのプラテンガラス102を備えている。このプラテンガラス102は、装置本体10Aの上部に嵌め込まれている。また、このプラテンガラス102の上側には、プラテンガラス102を開放又は閉塞する開閉部材の一例としてのプラテンカバー104が配置されている。そして、プラテンカバー104の内部には、複数の原稿シート部材GPをプラテンカバー104内の搬送経路118に沿って搬送して、プラテンガラス102の上方の原稿読取位置Rを通過させる搬送部材の一例としての原稿搬送装置106(ADF装置)が備えられている。
さらに、装置本体10Aの内部には、プラテンガラス102に載せられた原稿シート部材GPの画像情報と、原稿搬送装置106によって原稿読取位置Rに搬送された原稿シート部材GPの画像情報とを読み取る読取部材の一例としての読取ユニット108が備えられている。
〔プラテンカバー〕
プラテンカバー104は、図10(A)(B)に示されるように、装置本体10Aの上部に2個のヒンジ140を介して取り付けられている。そして、プラテンカバー104を開いてプラテンガラス102を開放した状態(図10(B)参照:開放状態)で、プラテンガラス102に原稿シート部材GPが載せられるようになっている。
これに対して、プラテンカバー104を閉じてプラテンガラス102を閉塞した状態(図10(A)参照:閉塞状態)で、プラテンカバー104は、プラテンガラス102に載せられた原稿シート部材GPをプラテンガラス102に押し付けるようになっている。
また、プラテンカバー104は、プラテンガラス102の上方に配置され、原稿搬送装置106によって搬送される複数の原稿シート部材GPが載せられる原稿トレイ110と、原稿搬送装置106によって搬送された原稿シート部材GPが排出される排出トレイ124とを備えている。
さらに、プラテンカバー104の開閉動作に伴って移動し、プラテンカバー104の開放状態又は閉塞状態の際に、後述する検知部材156に検出される開閉移動部材の一例としての開閉移動機構142が備えられている。
〔開閉移動機構〕
開閉移動機構142は、図1(A)(B)に示されるように、装置本体10A内において、装置奥行方向の奥側に配置されている。そして、開閉移動機構142は、上端部がプラテンカバー104の下面に接触可能とされて装置上下方向に延びる棒部材144と、棒部材144を装置上下方向へ移動可能に支持する支持部材146とを備えている。
さらに、棒部材144の下端部には、装置奥行方向に延びると共に、装置奥行方向の手前側が上側に屈曲した屈曲部148Aを有する延設板148が固定されている。
また、延設板148における装置奥行方向の奥側と、支持部材146から装置奥行方向の奥側に突出した突起部146Aとの間には、棒部材144の上端部がプラテンカバー104の下面に接触するように、延設板148を付勢するスプリング150が備えられている。
この構成により、プラテンカバー104を開閉することで、棒部材144が装置上下方向に移動して、延設板148が装置上下方向に移動するようになっている。
〔検知部材〕
検知部材156は、延設板148の屈曲部148Aの位置により、プラテンカバー104の開閉を検出するようになっている。
具体的には、検知部材156は、装置幅方向から見て、装置奥行方向に延びる基板158と、基板158の両端部から下側に延びる一対の検知板160とを備えている。
一方の検知板160には、発光素子(図示省略)が備えられ、他方の検知板160には受光素子(図示省略)が備えられ、一対の検知板160の間の検知位置154に屈曲部148Aが位置すると、検知部材156がこれを検知するようになっている。
この検知部材156の屈曲部148Aの検知については、後述する作用と共に説明する。
〔読取ユニット〕
読取ユニット108は、装置奥行方向に延びる直方体状の筐体108Aを備えている。
この筐体108Aの内部には、図7に示されるように、原稿シート部材GPに光を当てる光源128と、光源128から出射されて原稿シート部材GPから反射された光を予め決められた位置へ反射させる平面ミラー130、132とが配置されている。
さらに、筐体108Aの内部には、光を電気信号に変換する光電変換素子134と、平面ミラー130,132で反射された光を光電変換素子134に結像させる結像レンズ136とが配置されている。そして、原稿読取部16は、光電変換素子134が実装される読取回路基板138等を介して露光装置76へ画像情報を送るようになっている。
また、筐体108Aを装置幅方向へ移動可能に支持する一対のレール部材139が、図1(A)(B)に示されるように、筐体108Aに対して装置奥行方向の両側に配置されている。
さらに、この読取ユニット108の移動に伴って移動し、読取ユニット108が読取ユニット108の基準位置に位置した際に、後述する検知部材156が検知する読取移動部材166が備えられている。
〔読取移動部材〕
読取移動部材166は、図1(A)(B)に示されるように、筐体108Aの装置奥行方向の奥側に取り付けられており、筐体108Aから装置奥行方向に延び、装置奥行方向の奥側が上側に屈曲した屈曲部168Aを有する延設板168を備えている。
そして、装置幅方向へ移動する読取ユニット108が、読取ユニット108の基準位置(図6、図7の実線で示す位置)に移動した際に、屈曲部168Aが、前述した検知位置154に位置し、検知部材156がこれを検知するようになっている。
なお、検知部材156は、光学式の検知部材であるため、例えば、図1(B)に示されるように、プラテンカバー104が開放状態とされて屈曲部148Aが検知位置154に位置している際には、検知部材156は、読取移動部材166の屈曲部168Aを検知できない構成となっている。
〔原稿搬送装置〕
原稿搬送装置106は、図7に示されるように、原稿トレイ110に載せられた複数の原稿シート部材GPを順次送り出す送出ロール112と、送出ロール112によって順次取り出された原稿シート部材GPを、一枚ずつ搬送させる分離ロール114とを備えている。
さらに、原稿搬送装置106は、分離ロール114によってプラテンカバー104内の搬送経路118に送り出された原稿シート部材GPがプラテンガラス102の上方の原稿読取位置Rを通過するように搬送する複数の搬送ロール120と、搬送された原稿シート部材GPを原稿トレイ110の下方に配置された排出トレイ124に排出する排出ロール122とを備えている。
〔小括〕
以上の構成において、原稿搬送装置106によって搬送されて原稿読取位置Rを通過する原稿シート部材GPの画像情報を読取ユニット108が読み取る際には、読取ユニット108は、原稿読取位置Rと対向する搬送読取位置(図8の実線で示す位置)に移動する。
一方、プラテンガラス102に載せされた原稿シート部材GPの画像情報を読取ユニット108が読み取る際には、読取ユニット108は、先ず原稿シート部材GPの一端部と対向する読取開始位置(図9の実線で示す位置)に移動する。そして、読取ユニット108がこの読取開始位置から原稿シート部材GPに沿って読取終了位置(図9中の二点鎖線で示しているうちの右側の位置)まで移動しながら原稿シート部材GPの画像情報を読み取るようになっている。
これに対して、プラテンガラス102に載せられた原稿シート部材GPのサイズを検知する際には、読取ユニット108は、前述した読取開始位置と読取終了位置との間の原稿検知位置(図7の二点鎖線で示す位置)に移動するようになっている。なお、画像形成装置10の電源が切られている状態では、読取ユニット108は、原稿検知位置に配置されるようになっている。
そして、図7、図8、図9に示されるように、図中左側から順に、搬送読取位置(図8参照)、基準位置(図7参照)、読取開始位置(図9参照)、原稿検知位置(図9参照)、読取終了位置(図9参照)とされ、搬送読取位置、読取開始位置、原稿検知位置、及び読取終了位置は、基準位置とは異なる位置とされている。
〔その他〕
原稿読取部16は、レール部材139に支持された読取ユニット108を装置幅方向へ移動させる駆動源としてのモータ162を備えられている(図4参照)。このモータ162は、パルス信号で駆動するステッピングモータとされている。
さらに、原稿読取部16は、読取移動部材166の屈曲部168Aが検知位置154に移動することで読取ユニット108の位置情報を記憶する記憶部材の一例としての記憶部164を備えている(図4参照)。また、この記憶部164は、読取ユニット108を各位置へ移動させるモータ162のパルス数が記憶され、さらに、読取ユニット108が基準位置から移動してどの位置へ移動しているかが記憶されるようになっている。
また、原稿読取部16には、図4に示されるように、記憶部164の記憶等に基づいて、モータ162を制御して読取ユニット108を移動させる制御部174が備えられている。
さらに、原稿読取部16は、ユーザが読取ユニット108による原稿シート部材GPの読み取りを開始する際に押圧する読取スタートボタン170(図4参照)を備えている。そして、読取スタートボタン170が押圧されると、制御部174が、各部を制御して、読取ユニット108による原稿シート部材GPの読み取りを開始させるようになっている。
また、原稿読取部16は、原稿トレイ110に載せられた原稿シート部材GPを検知する原稿検知部材172を備えている。そして、原稿トレイ110に載せられた原稿シート部材GPを原稿検知部材172が検知すると、制御部174は、読取ユニット108に読み取らせる原稿シート部材GPは、原稿搬送装置106によって搬送される原稿シート部材GPであると判断するようになっている。
なお、制御部174が各部を制御する構成(制御フロー)については、後述する作用と共に説明する。
(要部構成の作用)
次に、原稿読取部16の作用を、制御部174の各部に対する制御フローを用いて説明する。
画像形成装置10の電源が切られている状態では、読取ユニット108は、プラテンガラス102に載せられた原稿シート部材GPのサイズを検知する原稿検知位置(図7の二点鎖線で示す位置)に位置している(配置されている)。つまり、読取移動部材166の屈曲部168Aは、検知位置154とは異なる位置に位置している(配置されている)。
画像形成装置10に電源が入れられると、図2に示すフロー図のステップ100へ移行する。
ステップ100では、制御部174が、プラテンカバー104が閉塞状態であるか否かを判断する。
具体的には、開閉移動機構142の屈曲部148Aが検知位置154に位置している際には、検知部材156が屈曲部148Aを検知し、制御部174が、プラテンカバー104が開放状態であると判断する。一方、屈曲部148Aが検知位置154とは異なる位置に位置している場合には、検知部材156が屈曲部148Aを検知できず、制御部174が、プラテンカバー104が閉塞状態であると判断する(図1(A)(B)参照)。プラテンカバー104が閉塞状態であると、ステップ200へ移行する。
なお、プラテンカバー104が開放状態であると、ステップ150へ移行し、ステップ150で、原稿読取部16の図示せぬ表示画面にプラテンカバー104が開放状態であることを表示して再度ステップ100へ移行する。
ステップ200では、制御部174が、モータ162を制御して、読取ユニット108を原稿検知位置から基準位置(図7の実線で示す位置)へ移動させ、制御部174が、読取ユニット108が基準位置へ移動したか否かを判断する。
読取ユニット108が基準位置へ移動すると、ステップ300へ移行する。
具体的には、制御部174が、モータ162を制御して、読取ユニット108を原稿検知位置から基準位置へ移動させると、屈曲部168Aが、図5に示されるように、検知位置154に移動する。検知部材156がこれを検知し、制御部174は、モータ162を停止させて、読取ユニット108が基準位置へ移動したと判断する。
なお、制御部174が、読取ユニット108が基準位置へ移動したと判断できない場合には、ステップ200の工程が繰り返される。
ステップ300では、読取ユニット108が基準位置に移動したことを記憶部164が記憶してステップ400へ移行する。
ステップ400では、制御部174が、モータ162を制御して、読取ユニット108を基準位置から原稿検知位置へ移動させてステップ500へ移行する。
具体的には、制御部174が、読取ユニット108を基準位置から原稿検知位置へ移動させるためのモータ162のパルス数を記憶部164から受け取る。さらに、制御部174が、このパルス数だけモータ162を駆動させて、読取ユニット108を基準位置から原稿検知位置へ移動させる。そして、記憶部164は、読取ユニット108が原稿検知位置へ移動したことを記憶する。
ステップ500では、制御部174は、ユーザが読取スタートボタン170(図4参照)を押圧して原稿シート部材GPの読み取りを指示したか否かを判断する。
制御部174が原稿シート部材GPの読み取りを指示したと判断するとステップ600へ移行する。
なお、制御部174が、原稿シート部材GPの読み取りを指示したと判断しない場合は、ステップ500の判断が繰り返される。
ステップ600では、図3に示されるように、制御部174が、読取ユニット108によって読み取られる原稿シート部材GPが、原稿搬送装置106によって搬送される原稿シート部材GPであるか否かを判断する。そして、読取ユニット108によって読み取られる原稿シート部材GPが、原稿搬送装置106によって搬送される原稿シート部材GPである場合には、ステップ700へ移行する。
具体的には、原稿検知部材172が原稿トレイ110に載せられた原稿シート部材GPを検知すると、制御部174が、読取ユニット108によって読み取られる原稿シート部材GPが、原稿搬送装置106によって搬送される原稿シート部材GPであると判断する。
ステップ700では、制御部174が、ステップ100と同様に、プラテンカバー104が閉塞状態であるか否かを判断する。プラテンカバー104が閉塞状態の際は、ステップ800へ移行する。
なお、プラテンカバー104が開放状態の際は、ステップ750へ移行し、ステップ750で、原稿読取部16の図示せぬ表示画面にプラテンカバー104が開放状態であることを表示して再度ステップ700へ移行する。
ステップ800では、制御部174が、モータ162を制御して、読取ユニット108を原稿検知位置から搬送読取位置へ移動させてステップ900へ移行する。
具体的には、制御部174が、読取ユニット108を原稿検知位置から搬送読取位置へ移動させるためのモータ162のパルス数を記憶部164から受け取る。さらに、制御部174が、そのパルス数だけモータ162を駆動させて、読取ユニット108を原稿検知位置から搬送読取位置へ移動させる。そして、記憶部164は、読取ユニット108が搬送読取位置へ位置したことを記憶する。
ステップ900では、制御部174が、原稿搬送装置106を制御して、原稿トレイ110に載せられた原稿シート部材GPを搬送させる。読取ユニット108は、原稿読取位置Rで原稿シート部材GPの画像情報の読み取りを開始し、ステップ1000へ移行する。
ステップ1000では、制御部174が、プラテンカバー104の閉塞状態が維持されているか否かを判断し、維持されている際は、ステップ1100へ移行する。
具体的には、図1(A)(B)に示されるように、開閉移動機構142の屈曲部148Aが検知位置154に位置している場合には、検知部材156が屈曲部148Aを検知し、制御部174が、プラテンカバー104が開放状態になったと判断する。一方、屈曲部148Aが検知位置154とは異なる位置に位置している場合には、検知部材156が屈曲部148Aを検知できず、制御部174が、プラテンカバー104の閉塞状態が維持されていると判断する。
なお、プラテンカバー104の閉塞状態が維持されずにプラテンカバー104が開放されると、ステップ1050へ移行し、ステップ1050で、制御部174が、原稿搬送装置106を制御して、原稿シート部材GPの搬送を中止する。そして、原稿読取部16の図示せぬ表示画面にプラテンカバー104が開放状態であることを表示して再度ステップ1000へ移行する。
ステップ1100では、制御部174が、読取ユニット108による原稿シート部材GPの読み取りが終了したか否かを判断し、終了している際は、読取ユニット108を原稿検知位置へ移動させて一連のフローを終了する。
具体的には、原稿検知部材172が 原稿トレイ110に載せられた原稿シート部材GPが無くなったことを検出し、制御部174が、読取ユニット108による原稿シート部材GPの読み取りが終了したと判断する。
なお、読取ユニット108による原稿シート部材GPの読み取りが終了していない場合には、再度ステップ1000へ移行する。
これに対して、ステップ600で、読取ユニット108によって読み取られる原稿シート部材GPが、原稿搬送装置106によって搬送される原稿シート部材GPではない場合、つまり、制御部174が、読取ユニット108によって読み取られる原稿シート部材GPが、プラテンガラス102に載せられた原稿シート部材GPであると判断すると、ステップ2000へ移行する。
具体的には、原稿検知部材172が原稿トレイ110に載せられた原稿シート部材GPを検知できない場合に、制御部174が、読取ユニット108によって読み取られる原稿シート部材GPが、プラテンガラス102に載せられた原稿シート部材GPであると判断する。
ステップ2000では、原稿検知位置に移動した読取ユニット108がプラテンガラス102に載せられた原稿シート部材GPのサイズを検知し、制御部174がこのサイズ情報を受け取る。さらに、制御部174が、モータ162を制御して、読取ユニット108を原稿検知位置から読取開始位置へ移動させてステップ2100へ移行する。
具体的には、制御部174が、読取ユニット108を原稿検知位置から読取開始位置へ移動させるためのモータ162のパルス数を記憶部164から受け取る。さらに、制御部174が、そのパルス数だけモータ162を駆動させて、読取ユニット108を原稿検知位置から読取開始位置へ移動させる(図9参照)。そして、記憶部164は、読取ユニット108が読取開始位置へ移動したことを記憶する。
ステップ2100では、制御部174が、モータ162を制御して、読取開始位置から読取終了位置へ向けて読取ユニット108の移動を開始させる。そして、制御部174は、移動する読取ユニット108によってプラテンガラス102に載せられた原稿シート部材GPの画像情報の読み取りを開始させてステップ2200へ移行する。
ステップ2200では、読取ユニット108が読取終了位置し、読取ユニット108による原稿シート部材GPの画像情報の読み取りが終了すると、制御部174が、読取ユニット108を読取終了位置から原稿検知位置へ移動させて一連のフローを終了する。
(要部のまとめ)
以上説明したように、検知部材156が、プラテンカバー104の開閉状態と、読取ユニット108が基準位置に移動したこととを検出する。
また、一個の検知部材156が、プラテンカバー104の開閉状態と、読取ユニット108が基準位置に移動したこととを検出するため、部品点数が減り、画像形成装置10及び原稿読取部16の構成が安価となる。
また、ステップ200で読取ユニット108が基準位置に移動してステップ300で記憶部164が読取ユニット108の基準位置への移動を記憶すると、ステップ400で、読取ユニット108を基準位置から原稿検知位置へ移動させる。このように、読取ユニット108が原稿検知位置へ移動すると、検知部材156が、プラテンカバー104の開閉状態の検出が再度可能となる。
また、屈曲部148Aは、プラテンカバー104が閉止状態の際に、検知位置154とは異なる位置へ位置する。これにより、閉塞状態のプラテンカバー104を開放することなく、検知部材156による読取ユニット108の基準位置への移動が検知可能となる。
<第2実施形態>
次に、本発明の第2実施形態に係る原稿読取装置、及び画像形成装置の一例について図13〜図14に従って説明する。なお、第1実施形態と同一部材については、同一符号を付してその説明を省略し、第1実施形態と異なる部分を主に説明する。
図14に示す原稿読取装置の一例としての原稿読取部202に備えられた制御部204の構成については、図13のフロー図と共に説明する。
図13に示されるように、ステップ100では、制御部204が、プラテンカバー104が開放状態であると判断すると、ステップ3000へ移行する。
なお、制御部204が、プラテンカバー104が閉塞状態であると判断すると、ステップ200へ移行し、以降は第1実施形態と同様のフローが実行される。
ステップ3000では、例えば、ユーザがプラテンガラス102に原稿シート部材GPを載せ、制御部204が、プラテンカバー104が閉塞状態とされ、かつ、原稿シート部材GPの読み取りを指示したか否かを判断する。
又は、ステップ3000では、制御部204が、プラテンカバー104が閉塞状態とされて原稿トレイ110に原稿シート部材GPが載せられ、かつ、原稿シート部材GPの読み取りを指示したか否かを判断する。
一連の工程を経て原稿シート部材GPの読み取りを指示したと、制御部204が判断すると、ステップ3100へ移行する。
具体的には、プラテンカバー104が閉塞状態については、開閉移動機構142の屈曲部148Aが検知位置154とは異なる位置へ位置することで、検知部材154がこれを検出し、制御部204が、プラテンカバー104が閉塞状態であると判断する。
さらに、原稿検知部材172が、原稿トレイ110に載せられた原稿シート部材GPを検知することで、制御部204が、原稿トレイ110に原稿シート部材GPが載せられたと判断する。
また、ユーザが読取スタートボタン170を押圧することで、制御部204が、原稿シート部材GPの読み取りを指示したと判断する。
なお、一連の工程を経て原稿シート部材GPの読み取りを指示したと、制御部204が判断しない場合には、ステップ3000の工程が繰り返される。
ステップ3100では、制御部174が、ステップ200と同様に、モータ162を制御して、読取ユニット108を原稿検知位置から基準位置(図7の実線で示す位置)へ移動させ、制御部174が、読取ユニット108が基準位置へ移動したか否かを判断する。
読取ユニット108が基準位置へ移動すると、ステップ3200へ移行する。
なお、制御部204が、読取ユニット108が基準位置へ移動したと判断できない場合には、ステップ3100の工程が繰り返される。
ステップ3200では、読取ユニット108が基準位置に移動したことを記憶部164が記憶してステップ3300へ移行する。
ステップ3300では、ステップ400と同様に、制御部204が、モータ162を制御して、読取ユニット108を基準位置から原稿検知位置へ移動させてステップ600へ移行する。
ステップ600以降については、第1実施形態と同様の工程が行われる。
他の作用については、第1実施形態の作用と同様である。
<第3実施形態>
次に、本発明の第3実施形態に係る原稿読取装置、及び画像形成装置の一例について図15〜図16に従って説明する。なお、第1実施形態と同一部材については、同一符号を付してその説明を省略し、第1実施形態と異なる部分を主に説明する。
第3実施形態に係る原稿読取装置の一例としての原稿読取部208は、開閉移動部材の一例としての開閉移動機構210を備えている。
〔開閉移動機構〕
開閉移動機構210は、図16(A)(B)に示されるように、装置本体10A内において、装置奥行方向の奥側に配置されている。そして、開閉移動機構210は、上端部がプラテンカバー104の下面に接触可能とされて装置上下方向に延びる棒部材212と、棒部材212を装置上下方向へ移動可能に支持する支持部材214とを備えている。
さらに、棒部材212の下端部には、装置奥行方向に延びると共に、装置奥行方向の手前側が下側に屈曲した屈曲部216Aを有する延設板216が固定されている。
また、延設板216における装置奥行方向の奥側と、支持部材214から装置奥行方向の奥側に突出した突起部214Aとの間には、棒部材212の上端部がプラテンカバー104の下面に接触するように、延設板216を付勢するスプリング218が備えられている。
〔検知部材〕
検知部材220は、屈曲部216Aの位置に基づいて、プラテンカバー104の開閉を検知するようになっている。
具体的には、検知部材220は、装置幅方向から見て、装置奥行方向に延びる基板222と、基板222の両端部から上側に延びる一対の検知板224とを備えている。
一方の検知板224には、発光素子(図示省略)が備えられ、他方の検知板224には受光素子(図示省略)が備えられ、一対の検知板224の間の検知位置226に屈曲部216Aが位置すると、検知部材220がこれを検知するようになっている。
本実施形態では、プラテンカバー104が閉塞状態の際に、屈曲部216Aが検知位置226に位置して、検知部材220がこれを検知するようになっている。
〔読取移動部材〕
読取移動部材228は、筐体108Aの装置奥行方向の奥側に取り付けられ、装置奥行方向の奥側に延び、装置奥行方向の奥側が下側に屈曲した屈曲部230Aを有する延設板230を備えている。
そして、装置幅方向へ移動する読取ユニット108が、読取ユニット108の基準位置(図7の実線で示す位置)に位置した際に、屈曲部230Aが、前述した検知位置226に位置して、検知部材220が、これを検知するようになっている。
〔作用〕
次に、原稿読取部208の作用を、制御部211の各部に対する制御フローを用いて説明する。
画像形成装置10に電源が入れられると、図15に示すフロー図のステップ110へ移行する。
ステップ110では、制御部211が、プラテンカバー104が開放状態であるか否かを判断し、プラテンカバー104が開放状態であると、ステップ200へ移行する。
具体的には、開閉移動機構210の屈曲部216Aが検知位置226に位置している場合には、検知部材220が屈曲部216Aを検知し、制御部211が、プラテンカバー104が閉塞状態であると判断する。一方、屈曲部216Aが検知位置154とは異なる位置に位置している場合には、検知部材156が屈曲部148Aを検知できず、制御部211が、プラテンカバー104が開放状態であると判断する。
なお、プラテンカバー104が閉塞状態であると、ステップ160へ移行し、ステップ160で、原稿読取部208の図示せぬ表示画面にプラテンカバー104が閉塞状態であることを表示して再度ステップ110へ移行する。
また、ステップ200以降については、第1実施形態と同様の工程が行われる。但し、ステップ1000でのプラテンカバー104の閉塞状態の維持についての判断は、屈曲部148が検知位置154とは異なる位置に移動しているか否かによって行われる。
他の作用については、第1実施形態の作用と同様である。
<第4実施形態>
次に、本発明の第4実施形態に係る原稿読取装置、及び画像形成装置の一例について図17に従って説明する。なお、第3実施形態と同一部材については、同一符号を付してその説明を省略し、第3実施形態と異なる部分を主に説明する。
第4実施形態に係る原稿読取装置の一例としての原稿読取部240は、開閉移動部材の一例としての開閉移動機構242を備えている。
〔開閉移動機構〕
開閉移動機構242は、図17(A)(B)に示されるように、装置本体10A内において、装置奥行方向の奥側に配置されている。また、開閉移動機構242は、上端部がプラテンカバー104の下面に接触可能とされ装置上下方向に延びる棒部材244と、棒部材244を装置上下方向へ移動可能に支持する支持部材246とを備えている。
さらに、棒部材244の下端部には、装置奥行方向に延びる延設板248が固定されている。また、延設板248における装置奥行方向の奥側と、支持部材246から装置奥行方向の奥側に突出した突起部246Aとの間には、棒部材244の上端部がプラテンカバー104の下面に接触するように、延設板248を付勢するスプリング250が備えられている。
さらに、延設板248には、装置幅方向から見て、装置奥行方向に対して手前側が上側に配置されるように傾斜すると共に両端側が装置奥行方向の手前側を向いたガイド面252Aを有するガイド部材252が固定されている。
また、開閉移動機構242は、装置奥行方向に延びると共に、一端部(図中左端部)がガイド面252Aに接触可能とされる延設部材254と、延設部材254を装置奥行方向に移動可能に支持する支持部材256とを備えている。
さらに、延設部材254には、延設部材254の外周面から突出する突起部254Aが形成され、突起部254Aと支持部材256との間には、延設部材254の一端部をガイド面252Aに付勢するスプリング258が備えられている。
この構成により、プラテンカバー104を開閉することで、延設部材254の一端部がガイド面252Aに沿って移動し、これにより、延設部材254が装置奥行方向に移動するようになっている。
〔検知部材〕
検知部材260は、延設部材254の移動に基づいて、プラテンカバー104の開閉を検知するようになっている。
具体的には、検知部材260は、装置幅方向から見て、装置上下方向に延びる基板262と、基板262の両端部から装置奥行方向の奥側に延びる一対の検知板264とを備えている。
一方の検知板264には、発光素子(図示省略)が備えられ、他方の検知板264には受光素子(図示省略)が備えられ、一対の検知板264の間の検知位置266に延設部材254の他端部が移動すると、検知部材260がこれを検知するようになっている。
本実施形態では、プラテンカバー104が閉塞状態(図17(A)参照)の際に、延設部材254の他端部が検知位置266に位置して、検知部材220がこれを検知するようになっている。
〔読取移動部材〕
読取移動部材270は、筐体108Aの装置奥行方向の奥側に取り付けられており、装置幅方向から見て複数の屈曲部を有し、端部に装置奥行方向の奥側から手前側に延びる延設部272Aを有する屈曲板272を備えている。
そして、装置幅方向へ移動する読取ユニット108が、読取ユニット108の基準位置(図7の実線で示す位置)に移動した際に、延設部272Aが、前述した検知位置266に移動し、検知部材260がこれを検知するようになっている。
作用については、第3実施形態の作用と同様である。
<第5実施形態>
次に、本発明の第5実施形態に係る原稿読取装置、及び画像形成装置の一例について図18に従って説明する。なお、第3実施形態と同一部材については、同一符号を付してその説明を省略し、第3実施形態と異なる部分を主に説明する。
第5実施形態に係る原稿読取装置の一例としての原稿読取部320は、開閉移動部材の一例としての開閉移動機構322を備えている。
〔開閉移動機構〕
開閉移動機構322は、図18(A)(B)に示されるように、装置本体10A内において、装置奥行方向の奥側に配置されている。また、開閉移動機構322は、上端部がプラテンカバー104の下面に接触可能とされ装置上下方向に延びる棒部材274と、棒部材274を装置上下方向へ移動可能に支持する支持部材276とを備えている。
さらに、棒部材274の下端部には、装置奥行方向に延びる延設板278が固定されている。また、延設板278における装置奥行方向の奥側と、支持部材276から装置奥行方向の奥側に突出した突起部276Aとの間には、棒部材244の上端部がプラテンカバー104の下面に接触するように、延設板278を付勢するスプリング280が備えられている。
さらに、延設板278には、装置幅方向から見て、装置奥行方向に対して手前側が下側に配置されるように傾斜すると共に両端側が装置奥行方向の手前側を向いたガイド面282Aを有するガイド部材282が固定されている。
また、開閉移動機構322は、装置奥行方向に延びると共に、一端部(図中左端部)がガイド面282Aに接触可能とされ、他端部(図中右端部)が折り返された延設部材284と、延設部材284を装置奥行方向に移動可能に支持する支持部材286とを備えている。そして、延設部材284の他端部において折り返された部分が、折返部284Aとされている。
さらに、延設部材284には、延設部材284の外周面から突出する突起部284Bが形成され、突起部284Bと支持部材286との間には、延設部材284の一端部をガイド面282Aに付勢するスプリング288が備えられている。
この構成により、プラテンカバー104を開閉することで、延設部材284の一端部がガイド面252Aに沿って移動し、これにより、延設部材284が装置奥行方向に移動するようになっている。
〔検知部材〕
検知部材290は、延設部材284の移動に基づいて、プラテンカバー104の開閉を検知するようになっている。
具体的には、検知部材290は、装置幅方向から見て、装置上下方向に延びる基板292と、基板292の両端部から装置奥行方向の手前側に延びる一対の検知板294とを備えている。
一方の検知板294には、発光素子(図示省略)が備えられ、他方の検知板294には受光素子(図示省略)が備えられ、一対の検知板294の間の検知位置296に延設部材284の折返部284Aが移動すると、検知部材290がこれを検知するようになっている。
本実施形態では、プラテンカバー104が閉塞状態(図18(A)参照)の際に、延設部材284の折返部284Aが検知位置296に移動して、検知部材290がこれを検知するようになっている。
〔読取移動部材〕
読取移動部材310は、筐体108Aの装置奥行方向の奥側に取り付けられており、装置幅方向から見て装置上下方向の下側に延びる上下部312Aと、上下部312Aの下端部から装置奥行方向の奥側に延びる延設部312Bとを有する屈曲板312を備えている。
そして、装置幅方向へ移動する読取ユニット108が、読取ユニット108の基準位置(図7の実線で示す位置)に移動した際に、延設部312Bが、前述した検知位置296に位置し、検知部材290がこれを検知するようになっている。
作用については、第3実施形態の作用と同様である。
なお、本発明を特定の実施形態について詳細に説明したが、本発明は係る実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲内にて他の種々の実施形態をとることが可能であることは当業者にとって明らかである。例えば、上記実施形態を説明する上で、画像形成装置10の制御部20とは別に各実施形態の原稿読取部に夫々制御部が備えられたが、同一の制御部であってもよい。
また、上記実施形態では、各検知部材が、発光素子と、発光素子と対向する受光素子とを備えたが、特に対向して配置される必要はなく、一方側に発光素子と受光素子とを備え、被検知部材から反射される光を受光することで被検知部材を検知してもよい。
10 画像形成装置
14 画像形成部
16 原稿読取部(原稿読取装置の一例)
102 プラテンガラス(読取台の一例)
104 プラテンカバー(開閉部材の一例)
106 原稿搬送装置(搬送部材の一例)
108 読取ユニット(読取部材の一例)
142 開閉移動機構(開閉移動部材の一例)
154 検知位置
156 検知部材
162 モータ(駆動力の一例)
164 記憶部(記憶部材の一例)
166 読取移動部材
174 制御部(制御部材の一例)
204 制御部(制御部材の一例)
208 原稿読取部(原稿読取装置の一例)
210 開閉移動機構(開閉移動部材の一例)
211 制御部(制御部材の一例)
220 検知部材
226 検知位置
228 読取移動部材
240 原稿読取部(原稿読取装置の一例)
242 開閉移動機構(開閉移動部材の一例)
260 検知部材
266 検知位置
270 読取移動部材
290 検知部材
296 検知位置
310 読取移動部材
320 原稿読取部(原稿読取装置の一例)
322 開閉移動機構(開閉移動部材の一例)

Claims (5)

  1. 原稿が載せられる読取台を開放又は閉塞する開閉部材と、
    検知位置に被検知部材が移動した際に被検知部材を検知する検知部材と、
    前記開閉部材の開閉動作に伴って移動し、前記開閉部材の開放状態又は閉塞状態の際に、前記検知位置に位置する開閉移動部材と、
    駆動力が伝達されて前記読取台に載せられた原稿を移動しながら読み取る読取部材と、
    前記読取部材の移動に伴って移動し、前記読取部材が前記読取部材の基準位置に移動した際に、前記検知位置に位置する読取移動部材と、
    前記開閉移動部材が前記検知位置とは異なる位置に移動した際に、前記駆動力を制御して、前記読取移動部材を前記検知位置に移動させる制御部材と、
    を備える原稿読取装置。
  2. 前記読取移動部材が前記検知位置に位置したことを前記検知部材が検知すると、前記読取部材の位置情報を記憶する記憶部材が備えられ、
    前記記憶部材が前記読取部材の位置情報を記憶すると、前記制御部材は、前記駆動力を制御して、前記読取部材を前記基準位置とは異なる位置へ移動させる請求項1に記載の原稿読取装置。
  3. 前記開閉移動部材は、前記開閉部材が閉塞状態の際に前記検知位置とは異なる位置へ移動する請求項1又は2に記載の原稿読取装置。
  4. 前記開閉部材には、前記開閉部材が閉塞状態の際に、原稿を搬送する搬送部材が配置され、
    前記搬送部材によって搬送される原稿を読み取る場合には、前記制御部材は、前記駆動力を制御して、前記読取部材を前記搬送部材によって搬送される原稿を読み取るための搬送読取位置に移動させ、
    前記読取台に載せられた原稿を読み取る場合には、前記制御部材は、前記駆動力を制御して、前記読取部材を前記読取台に載せられた原稿に沿って移動させる請求項1〜3の何れか1項に記載の原稿読取装置。
  5. 請求項1〜4の何れか1項に記載の原稿読取装置と、
    前記原稿読取装置によって読み取られた原稿情報を画像として記録媒体に形成する画像形成部と、
    を備える画像形成装置。
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