JP2008118537A - スキャナ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】製造コストの削減が図られるスキャナ装置を提供する。
【解決手段】スキャナ装置10は、FBスキャナ15と、ADFスキャナ12とを搭載する。スキャナ装置10は、読み取りユニット35と、可倒式のレバー21と、フォトセンサ41とを備える。レバー21は、第1状態から、読み取り位置Xに搬送された原稿に接触することにより第2状態に作動する。フォトセンサ41は、読み取りユニット35に設けられている。読み取りユニット35が原点位置Pに位置決めされた時、第1状態にあるレバー21にフォトセンサ41が遮光されることによって、読み取りユニット35の原点復帰が検出される。レバー21が第2状態に作動し、フォトセンサ41の遮光が解除されることによって、読み取り位置Xに原稿が搬送されるタイミングが検出される。
【選択図】図1

Description

この発明は、一般的には、スキャナ装置に関し、より特定的には、FB(Flat Bed)スキャナと、ADF(Auto Document Feeder)スキャナとを搭載するスキャナ装置に関する。
従来のスキャナ装置に関して、たとえば、特開2004−349995号公報には、コストを抑えてADFでの原稿の読み取りを迅速に行なうことを目的としたカラー画像読み取り装置が開示されている(特許文献1)。特許文献1に開示されたカラー画像読み取り装置は、読み取り位置に原稿を自動供給する自動原稿供給装置(ADF)と、その読み取り位置とは別の読み取り開始位置から原稿の読み取りを開始するフラットベッドスキャナ(FBS)と、ADFに原稿があるのか、FBSに原稿があるのかを検出する原稿検知センサとを備える。原稿検知センサの検知信号に基づいて、ADFによる読み取りを実行するか、FBSによる読み取りを実行するかを判断する。
また、特開2004−104191号公報には、フチ無しコピーなどを行なう高機能化かつ複合化された画像処理システムにおいて、簡単、安価な構成により効率良く確実に画像処理を行なうことを目的とした画像処理装置が開示されている(特許文献2)。特許文献2に開示された画像処理装置では、ADF読み取り方式と、フラットベッド読み取り方式との双方が利用できる。ADFの原稿セット位置の端部には、光学センサやリミットスイッチ等からなる原稿検知センサが設けられている。
また、特開平10−107934号公報には、小型化、軽量化、低コスト化を図ることを目的とした画像入力装置が開示されている(特許文献3)。特許文献3に開示された画像入力装置は、ADFを備える。ADF内には、回動自在な遮光レバーが設けられている。原稿の先端が遮光レバーを押圧する前、遮光レバーは、光ファイバから出射する光を遮光する。原稿の先端が遮光レバーを押圧すると、遮光レバーは、光ファイバの光路から外れた位置まで回動する。このとき、光ファイバから出射した光は、遮光レバーに遮光されることなくフォトトランジスタに入射する。このような機構により、原稿の動作が検出される。
特開2004−349995号公報 特開2004−104191号公報 特開平10−107934号公報
上述の特許文献に開示されるように、読み取り位置に載置された原稿を読み取るFBスキャナと、読み取り位置に自動供給された原稿を読み取るADFスキャナとの双方を搭載するスキャナ装置が知られている。スキャナ装置は、ADFスキャナによる読み取り時、静止して原稿の読み取りを行ない、FBスキャナによる読み取り時、移動しながら原稿の読み取りを行なう読み取りユニットを備える。
このようなスキャナ装置では、ADFスキャナによる読み取り時に原稿の動作を検出するセンサのほか、読み取りユニットの原点位置を検出するセンサが必要とされる。しかしながら、検出する対象ごとにセンサを設けた場合、センサの数が多くなり、スキャナ装置の製造コストが増大するおそれがある。
そこでこの発明の目的は、上記の課題を解決することであり、製造コストの削減が図られるスキャナ装置を提供することである。
この発明の1つの局面に従ったスキャナ装置は、読み取り位置に載置された原稿を読み取るFBスキャナと、読み取り位置に自動供給された原稿を読み取るADFスキャナとを搭載するスキャナ装置である。スキャナ装置は、読み取り装置と、可倒式のレバー部材と、フォトセンサとを備える。読み取り装置は、FBスキャナによる読み取り時、移動しながら原稿を読み取り、ADFスキャナによる読み取り時、原点位置に復帰して原稿を読み取る。レバー部材は、ADFスキャナに設けられ、第1状態から、読み取り位置に搬送された原稿に接触することにより第2状態に作動する。フォトセンサは、読み取り装置に設けられ、FBスキャナによる読み取り時、読み取り装置とともに移動する。読み取り装置が原点位置に位置決めされた時、第1状態にあるレバー部材にフォトセンサが遮光されることによって、読み取り装置の原点復帰が検出される。レバー部材が第2状態に作動し、フォトセンサの遮光が解除されることによって、読み取り位置に原稿が搬送されるタイミングが検出される。読み取り装置の原点復帰を検出する時と、読み取り位置に原稿が搬送されるタイミングを検出する時とがずれている。
このように構成されたスキャナ装置によれば、読み取り装置の原点復帰を検出するセンサと、ADFスキャナの読み取り位置に原稿が搬送されるタイミングを検出するセンサとを共用することができる。これにより、部品点数を減らし、スキャナ装置の製造コストを削減することができる。また、読み取り装置の原点復帰を検出する時と、読み取り位置に原稿が搬送されるタイミングを検出する時とがずれているため、センサの共用が可能となる。
この発明の別の局面に従ったスキャナ装置は、読み取り位置に載置された原稿を読み取るFBスキャナと、読み取り位置に自動供給された原稿を読み取るADFスキャナとを搭載するスキャナ装置である。スキャナ装置は、読み取り装置と、作動部材と、センサとを備える。読み取り装置は、FBスキャナによる読み取り時、移動しながら原稿を読み取り、ADFスキャナによる読み取り時、原点位置に復帰して原稿を読み取る。作動部材は、ADFスキャナに設けられ、読み取り位置に搬送された原稿に接触することにより作動する。センサは、読み取り装置に設けられ、FBスキャナによる読み取り時、読み取り装置とともに移動する。読み取り装置が原点位置に位置決めされた時、センサが作動部材を検知することによって、読み取り装置の原点復帰が検出される。センサが作動部材の作動を検知することによって、読み取り位置に原稿が搬送されるタイミングが検出される。
このように構成されたスキャナ装置によれば、読み取り装置の原点復帰を検出するセンサと、ADFスキャナの読み取り位置に原稿が搬送されるタイミングを検出するセンサとを共用することができる。これにより、部品点数を減らし、スキャナ装置の製造コストを削減することができる。
また好ましくは、センサは、フォトセンサである。作動部材は、第1状態から、読み取り位置に搬送された原稿に接触することにより第2状態に作動する、可倒式のレバー部材である。読み取り装置が原点位置に位置決めされた時、第1状態にあるレバー部材にフォトセンサが遮光されることによって、読み取り装置の原点復帰が検出され、レバー部材が第2状態に作動し、フォトセンサの遮光が解除されることによって、読み取り位置に原稿が搬送されるタイミングが検出される。このように構成されたスキャナ装置によれば、レバー部材によるフォトセンサの遮光、遮光の解除を通じて、読み取り装置の原点復帰と、読み取り位置に原稿が搬送されるタイミングとを検出することができる。
また好ましくは、レバー部材は、回転自在に支持されたシャフト部を含む。スキャナ装置は、シャフト部に設けられ、レバー部材を第1状態に向けて付勢する弾性部材をさらに備える。このように構成されたスキャナ装置によれば、読み取り装置の原点復帰の検出時、弾性部材の弾性力によって、レバー部材をフォトセンサの遮光が可能な第1状態に保持することができる。
また好ましくは、読み取り装置の原点復帰を検出する時と、読み取り位置に原稿が搬送されるタイミングを検出する時とがずれている。このように構成されたスキャナ装置によれば、検出の時機がずれているためセンサの共用が可能となる。
以上説明したように、この発明に従えば、製造コストの削減が図られるスキャナ装置を提供することができる。
この発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。なお、以下で参照する図面では、同一またはそれに相当する部材には、同じ番号が付されている。
(実施の形態1)
図1は、この発明の実施の形態1におけるスキャナ装置を示す断面図である。図1を参照して、スキャナ装置10は、読み取り位置Yに載置された原稿を読み取るFBスキャナ15と、読み取り位置Xに自動供給された原稿を読み取るADFスキャナ12とを搭載する。読み取り位置Xと読み取り位置Yとは、互いに異なる位置である。
スキャナ装置10は、読み取りユニット35と、ADF(自動原稿供給装置)50とを備える。ADF50および読み取りユニット35は、それぞれ第1筐体16および第2筐体18に収容されている。第2筐体18には、プラテンカバー51が開閉自在に取り付けられている。第2筐体18上に、第1筐体16およびプラテンカバー51が互いに隣接して配置されている。
読み取りユニット35は、図示しないCCD(Charge Coupled Device;電荷結合素子)や光源等を含む。読み取りユニット35は、原稿に読み取り用の光を投影し、原稿から反射された信号光をCCD上に光学系を介して結合させ、電子的走査を行なって電気信号として画像の入力を行なう。
読み取りユニット35は、移動可能に設けられている。読み取りユニット35は、第2筐体18内で副走査方向(図1における左右方向)に移動可能に設けられている。読み取りユニット35は、水平方向における一方向において往復運動が可能なように設けられている。第2筐体18には、読み取りユニット35を移動させる駆動機構が収容されている。駆動機構は、駆動源としてのステッピングモータ31と、動力伝達部としてのプーリ32、ベルト33およびプーリ34とを含む。
読み取りユニット35は、ADFスキャナ12による原稿の読み取り時、第2筐体18内の原点位置Pに位置決めされる。読み取りユニット35は、原点位置Pに静止したまま原稿の読み取りを行なう。副走査方向の一端に、原点位置Pがある。ADF50の直下に原点位置Pがある。
読み取りユニット35は、FBスキャナ15による原稿の読み取り時、第2筐体18内を移動しながら原稿の読み取りを行なう。読み取りユニット35は、ステッピングモータ31のパルスカウントを初期値に戻すため、原稿の読み取りを終えるごとに原点位置Pに戻る。
ADF50は、ADFスキャナ12による原稿の読み取り時、原稿を読み取り位置Xに向けて搬送する。ADF50は、ピックアップローラ54と、搬送ローラ55および56と、排紙ローラ57とを含む。原稿が搬送される経路上において搬送ローラ56と排紙ローラ57との間には、シェイディングプレート61およびガラス62が設けられている。シェイディングプレート61およびガラス62は、互いに向い合わせに配置されている。ガラス62上の位置が、読み取り位置Xである。読み取り位置Xにおいて、ガラス62上を移動する原稿が、シェイディングプレート61によって押圧される。原点位置Pに位置決めされた読み取りユニット35は、読み取り位置Xに対向して配置される。
プラテンカバー51は、原稿供給トレイ52および原稿排出トレイ53を含む。ADFスキャナ12による原稿の読み取り時、原稿供給トレイ52に原稿201がセッティングされる。原稿供給トレイ52にセッティングされた原稿201は、ピックアップローラ54により1枚ずつ給紙される。原稿201は、さらに搬送ローラ55および56によって読み取り位置Xに送られる。原稿201は、読み取り位置Xの直前で鉛直下方向に傾斜して搬送され、読み取り位置Xで水平方向に搬送される。読み取り位置Xで読み取りされた原稿201は、排紙ローラ57によって原稿排出トレイ53に排出される。
プラテンカバー51の直下には、ガラス66が配置されている。ガラス66上の位置が、読み取り位置Yである。FBスキャナ15による原稿の読み取り時、プラテンカバー51を開いた状態で原稿がガラス66上に載置される。プラテンカバー51が閉じられ、ガラス66上に載置された原稿がプラテンカバー51によって押圧される。
図2は、図1中の2点鎖線IIに囲まれた範囲を示すスキャナ装置の図である。図3は、図2中の矢印IIIに示す方向から見たスキャナ装置の図である。図2および図3を参照して、スキャナ装置10は、フォトセンサ41およびレバー21をさらに備える。
フォトセンサ41は、読み取りユニット35に設けられている。フォトセンサ41は、FBスキャナ15による原稿の読み取り時、読み取りユニット35とともに移動する。ADFスキャナ12による読み取り時、読み取りユニット35が原点位置Pに位置決めされると、フォトセンサ41は、ADF50と対向する位置に配置される。
フォトセンサ41は、発光部42と受光部43とを含む光透過型のフォトインターラプタである。発光部42と受光部43とは、互いに間隔を隔てて設けられている。発光部42は、光を出射し、受光部43は、発光部42から出射された光を受光する。
レバー21は、ADFスキャナ12に設けられている。レバー21は、読み取りユニット35が原点位置Pに位置決めされた時に、フォトセンサ41と、ADF50によって搬送される原稿の経路との間に配置される。レバー21は、第1筐体16と第2筐体18との境界部分に配置されている。レバー21は、水平方向において、読み取り位置Xの直前で鉛直下方向に傾斜して搬送される原稿の経路と並ぶように配置されている。
レバー21は、シャフト部24、第1延出部22および第2延出部23を含む。シャフト部24は、副走査方向に直交する主走査方向に延びる。シャフト部24は、スキャナ本体側に回転自在に支持されている。レバー21は、可倒式であり、シャフト部24を中心に回転可能なように設けられている。第1延出部22および第2延出部23は、シャフト部24から互いに反対方向に向けて延出する。
スキャナ装置10は、弾性部材としてのコイルばね20をさらに備える。コイルばね20は、シャフト部24に設けられている。コイルばね20の弾性力により、レバー21は、図2および図3中に示す第1状態に付勢されている。
レバー21が第1状態にある時、第1延出部22は、ADF50によって搬送される原稿の経路を遮るように配置される。読み取りユニット35が原点位置Pに戻ると、発光部42と受光部43との間に第2延出部23が位置決めされ、フォトセンサ41が第1状態にあるレバー21によって遮光される。これにより、読み取りユニット35の原点復帰がフォトセンサ41によって検出される。
なお、本実施の形態では、第1延出部22が読み取り位置Xの直前で鉛直下方向に傾斜して搬送される原稿の経路を遮るように、レバー21が設けられている。この場合、第1延出部22が水平方向に搬送される原稿の経路を遮るように、レバー21が設けられる場合と比較して、スキャナ装置10の高さを小さく抑えることができる。
図4は、第2状態に作動した時の図2中のレバーを示す図である。図4を参照して、ADFスキャナ12による原稿の読み取り時、ADF50によって読み取り位置Xに向けて原稿201が搬送される。このとき、原稿201が第1延出部22に接触することにより、レバー21が、コイルばね20の弾性力に抗して回動する。これに伴い、第2延出部23が、発光部42から出射された光の光路からずれた位置まで移動し、フォトセンサ41の遮光が解除される。これにより、読み取り位置Xに原稿201が搬送されるタイミングがフォトセンサ41によって検出される。
読み取りユニット35の原点復帰の検出と、原稿の搬送タイミングの検出とは、必ずずれたタイミングで行なわれる。すなわち、原稿の搬送タイミングの検出は、ADFスキャナ12により原稿の読み取りを開始した後に行なわれる。これに対して、読み取りユニット35の原点復帰の検出は、ADFスキャナ12による原稿の読み取りの開始前や、FBスキャナ15による原稿の読み取り時、電源ON時、リセット時等のタイミングで行なわれる。
この発明の実施の形態1におけるスキャナ装置10は、読み取り装置としての読み取りユニット35と、可倒式のレバー部材としてのレバー21と、フォトセンサ41とを備える。読み取りユニット35は、FBスキャナ15による読み取り時、移動しながら原稿を読み取り、ADFスキャナ12による読み取り時、原点位置Pに復帰して原稿を読み取る。レバー21は、ADFスキャナ12に設けられ、第1状態から、読み取り位置Xに搬送された原稿に接触することにより第2状態に作動する。フォトセンサ41は、読み取りユニット35に設けられ、FBスキャナ15による読み取り時、読み取りユニット35とともに移動する。読み取りユニット35が原点位置Pに位置決めされた時、第1状態にあるレバー21にフォトセンサ41が遮光されることによって、読み取りユニット35の原点復帰が検出される。レバー21が第2状態に作動し、フォトセンサ41の遮光が解除されることによって、読み取り位置Xに原稿が搬送されるタイミングが検出される。読み取りユニット35の原点復帰を検出する時と、読み取り位置Xに原稿が搬送されるタイミングを検出する時とがずれている。
このように構成された、この発明の実施の形態1におけるスキャナ装置10によれば、読み取りユニット35の原点復帰の検出と、原稿の搬送タイミングの検出とを、1つのフォトセンサ41によって行なうことができる。これにより、部品点数の削減や組み立て工程の削減を通じて、スキャナ装置10の製造コストを削減することができる。
なお、本実施の形態では、読み取りユニット35の原点復帰の検出と、原稿の搬送タイミングの検出とを検出するセンサとしてフォトセンサ41を用いた場合を説明したが、センサの種類は、これに限られない。フォトセンサ41に替えて、たとえば磁気センサやマイクロスイッチ等を用いても良い。
(実施の形態2)
図5は、この発明の実施の形態2におけるスキャナ装置を示す断面図である。図5は、実施の形態1における図2に対応する図である。本実施の形態におけるスキャナ装置は、実施の形態1におけるスキャナ装置10と比較して、基本的に同様の構造を備える。以下、重複する構造については説明を繰り返さない。
図5を参照して、本実施の形態では、図2中のレバー21に替えて、ADFスキャナ12に作動部材としてのロッド71が設けられている。ロッド71は、読み取りユニット35が原点位置Pに位置決めされた時に、フォトセンサ41に向かって延出する延出部71eを含む。延出部71eには、切り欠き72が形成されている。
延出部71eには、コイルばね28が設けられている。コイルばね28の弾性力により、ロッド71は、図5中に示す第1状態に付勢されている。ロッド71が第1状態にある時、ロッド71は、ADF50によって搬送される原稿の経路を遮るように配置される。読み取りユニット35が原点位置Pに戻ると、発光部42と受光部43との間に延出部71eが位置決めされ、フォトセンサ41が第1状態にあるロッド71によって遮光される。これにより、読み取りユニット35の原点復帰がフォトセンサ41によって検出される。
図6は、第2状態に作動した時の図5中のロッドを示す図である。図6を参照して、ADFスキャナ12による原稿の読み取り時、原稿201がロッド71に接触することにより、ロッド71が、コイルばね28の弾性力に抗してスライド移動する。これに伴い、切り欠き72が発光部42と受光部43との間に位置決めされ、フォトセンサ41の遮光が解除される。これにより、読み取り位置Xに搬送される用紙のタイミングがフォトセンサ41によって検出される。
本実施の形態では、作動部材は、第1状態から、読み取り位置Xに搬送された原稿に接触することにより第2状態に作動する、スライド自在な部材としてのロッド71である。
このように構成された、この発明の実施の形態2におけるスキャナ装置によれば、実施の形態1に記載の効果と同様の効果を得ることができる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
この発明の実施の形態1におけるスキャナ装置を示す断面図である。 図1中の2点鎖線IIに囲まれた範囲を示すスキャナ装置の図である。 図2中の矢印IIIに示す方向から見たスキャナ装置の図である。 第2状態に作動した時の図2中のレバーを示す図である。 この発明の実施の形態2におけるスキャナ装置を示す断面図である。 第2状態に作動した時の図5中のロッドを示す図である。
符号の説明
10 スキャナ装置、12 ADFスキャナ、15 FBスキャナ、20,28 コイルばね、21 レバー、35 読み取りユニット、41 フォトセンサ、42 発光部、43 受光部、50 ADF、71 ロッド、201 原稿。

Claims (5)

  1. 読み取り位置に載置された原稿を読み取るFB(Flat Bed)スキャナと、読み取り位置に自動供給された原稿を読み取るADF(Auto Document Feeder)スキャナとを搭載するスキャナ装置であって、
    前記FBスキャナによる読み取り時、移動しながら原稿を読み取り、前記ADFスキャナによる読み取り時、原点位置に復帰して原稿を読み取る読み取り装置と、
    前記ADFスキャナに設けられ、第1状態から、読み取り位置に搬送された原稿に接触することにより第2状態に作動する、可倒式のレバー部材と、
    前記読み取り装置に設けられ、前記FBスキャナによる読み取り時、前記読み取り装置とともに移動するフォトセンサとを備え、
    前記読み取り装置が原点位置に位置決めされた時、前記第1状態にある前記レバー部材に前記フォトセンサが遮光されることによって、前記読み取り装置の原点復帰が検出され、前記レバー部材が第2状態に作動し、前記フォトセンサの遮光が解除されることによって、読み取り位置に原稿が搬送されるタイミングが検出され、
    前記読み取り装置の原点復帰を検出する時と、読み取り位置に原稿が搬送されるタイミングを検出する時とがずれている、スキャナ装置。
  2. 読み取り位置に載置された原稿を読み取るFBスキャナと、読み取り位置に自動供給された原稿を読み取るADFスキャナとを搭載するスキャナ装置であって、
    前記FBスキャナによる読み取り時、移動しながら原稿を読み取り、前記ADFスキャナによる読み取り時、原点位置に復帰して原稿を読み取る読み取り装置と、
    前記ADFスキャナに設けられ、読み取り位置に搬送された原稿に接触することにより作動する作動部材と、
    前記読み取り装置に設けられ、前記FBスキャナによる読み取り時、前記読み取り装置とともに移動するセンサとを備え、
    前記読み取り装置が原点位置に位置決めされた時、前記センサが前記作動部材を検知することによって、前記読み取り装置の原点復帰が検出され、前記センサが前記作動部材の作動を検知することによって、読み取り位置に原稿が搬送されるタイミングが検出される、スキャナ装置。
  3. 前記センサは、フォトセンサであり、
    前記作動部材は、第1状態から、読み取り位置に搬送された原稿に接触することにより第2状態に作動する、可倒式のレバー部材であり、
    前記読み取り装置が原点位置に位置決めされた時、前記第1状態にある前記レバー部材に前記フォトセンサが遮光されることによって、前記読み取り装置の原点復帰が検出され、前記レバー部材が第2状態に作動し、前記フォトセンサの遮光が解除されることによって、読み取り位置に原稿が搬送されるタイミングが検出される、請求項2に記載のスキャナ装置。
  4. 前記レバー部材は、回転自在に支持されたシャフト部を含み、
    前記シャフト部に設けられ、前記レバー部材を前記第1状態に向けて付勢する弾性部材をさらに備える、請求項3に記載のスキャナ装置。
  5. 前記読み取り装置の原点復帰を検出する時と、読み取り位置に原稿が搬送されるタイミングを検出する時とがずれている、請求項2から4のいずれか1項に記載のスキャナ装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2014220684A (ja) * 2013-05-09 2014-11-20 富士ゼロックス株式会社 原稿読取装置、画像形成装置

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