JP2014217973A - 化粧材の接着装置及び被覆製品の製造装置 - Google Patents

化粧材の接着装置及び被覆製品の製造装置 Download PDF

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Abstract

【課題】基材を厳密に温度管理する必要がなく加工コストを抑制できるとともに、基材及び化粧材を確実に接着することができる化粧材の接着装置を提供する。【解決手段】本装置は、基材8の端面8aに化粧材9を接着する化粧材の接着装置3であって、所定の搬送方向Pに搬送される基材の端面に向かって送り出される化粧材の裏面9aに接着材10を塗布する塗布部17と、塗布部により接着材が塗布された化粧材の裏面を基材の端面に押圧する押圧部18と、を備える。【選択図】図2

Description

本発明は、化粧材の接着装置及び被覆製品の製造装置に関し、さらに詳しくは、基材を厳密に温度管理する必要がなく加工コストを抑制できるとともに、基材及び化粧材を確実に接着することができる化粧材の接着装置及び被覆製品の製造装置に関する。
従来の化粧材の接着装置として、木製の基材(パネル)の端面に化粧材(縁材)を接着するものが一般に知られている(例えば、特許文献1参照)。この特許文献1には、例えば、図11に示すように、所定の搬送方向Pに搬送される基材108の端面108aに接着材110を塗布する塗布ローラ120と、ホットメルト系接着材110が塗布された基材108の端面108aに対して化粧材109の裏面109aを押圧するプレスローラ126と、を備える化粧材の接着装置103が開示されている。
特開平8−90504号公報
しかし、上記従来の化粧材の接着装置103では、基材108の端面108aに接着材110を塗布して基材108及び化粧材109を接着しているので、接着性を高めるために基材108及び化粧材109を所定温度(例えば、約20〜30℃)となるように厳密に温度管理する必要がある。具体的には、基材108は、化粧材の接着装置103への投入前に多数が積み置きされ、その状態でジェットヒータ等の加熱手段で加熱される。また、基材108及び化粧材109のそれぞれは、化粧材の接着装置103への投入後に機械側に設けられた面ヒータ等の加熱手段で加熱される。よって、基材108及び化粧材109の温度管理が煩雑であり、加熱手段の燃料費が高く加工コストが高くなる。
さらに、上記従来の化粧材の接着装置103では、塗布ローラ120とプレスローラ126との間隔が比較的大きく設定されているため、接着材110の塗布から基材108及び化粧材109の接着までの時間が比較的長くなる。その結果、基材108及び化粧材109の接着性が低くなる。
本発明は、上記現状に鑑みてなされたものであり、基材を厳密に温度管理する必要がなく加工コストを抑制できるとともに、基材及び化粧材を確実に接着することができる化粧材の接着装置及び被覆製品の製造装置を提供することを目的とする。
上記問題を解決するために、請求項1に記載の発明は、基材の端面に化粧材を接着する化粧材の接着装置であって、所定の搬送方向に搬送される前記基材の端面に向かって送り出される前記化粧材の裏面に接着材を塗布する塗布部と、前記塗布部により接着材が塗布された前記化粧材の裏面を前記基材の端面に押圧する押圧部と、を備えることを要旨とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1記載において、前記塗布部は、前記基材の端面の高さより大きな塗布幅で前記化粧材の裏面に接着材を塗布することを要旨とする。
上記問題を解決するために、請求項3に記載の発明は、基材の端面に化粧材を接着してなる被覆製品の製造装置であって、所定の搬送方向に搬送される前記基材の端面に向かって送り出される前記化粧材の裏面に接着材を塗布する塗布部と、前記塗布部により接着材が塗布された前記化粧材の裏面を前記基材の端面に押圧する押圧部と、を備えることを要旨とする。
本発明の化粧材の接着装置及び被覆製品の製造装置によると、所定の搬送方向に搬送される基材の端面に向かって送り出される化粧材の裏面に接着材を塗布する塗布部と、塗布部により接着材が塗布された化粧材の裏面を基材の端面に押圧する押圧部と、を備える。これにより、化粧材の裏面に接着材が塗布されて基材及び化粧材が接着される。その結果、基材を厳密に温度管理する必要がなく加工コストを抑制することができる。また、塗布部と押圧部との間隔が比較的小さくなり、接着材の塗布から基材及び化粧材の接着までの時間が短くなる。その結果、基材及び化粧材を確実に接着することができる。
さらに、前記塗布部が、前記基材の端面の高さより大きな塗布幅で前記化粧材の裏面に接着材を塗布する場合は、比較的薄厚の化粧材を採用しても基材及び化粧材を確実に接着することができる。また、基材の表面側への接着材の乗り移りが抑制され、後工程において接着材の余剰部分を容易に除去することができる。
本発明について、本発明による典型的な実施形態の非限定的な例を挙げ、言及された複数の図面を参照しつつ以下の詳細な記述にて更に説明するが、同様の参照符号は図面のいくつかの図を通して同様の部品を示す。
実施例に係る被覆製品の製造装置の側面図である。 実施例に係る化粧材の接着装置の斜視図である。 上記化粧材の接着装置の平面図である。 図3のIV−IV線断面拡大図である。 図3のV−V線断面拡大図である。 図4のVI矢視図である。 実施例に係るエンドカット部の斜視図である。 実施例に係るトリミング部の斜視図である。 上記トリミング部の作用説明図である。 その他の形態の化粧材の接着装置の平面図である。 従来の化粧材の接着装置の平面図である。
ここで示される事項は例示的なものおよび本発明の実施形態を例示的に説明するためのものであり、本発明の原理と概念的な特徴とを最も有効に且つ難なく理解できる説明であると思われるものを提供する目的で述べたものである。この点で、本発明の根本的な理解のために必要である程度以上に本発明の構造的な詳細を示すことを意図してはおらず、図面と合わせた説明によって本発明の幾つかの形態が実際にどのように具現化されるかを当業者に明らかにするものである。
<化粧材の接着装置>
本実施形態に係る化粧材の接着装置は、基材(8)の端面(8a)に化粧材(9)を接着する化粧材の接着装置(3、3’)であって、所定の搬送方向(P)に搬送される基材の端面に向かって送り出される化粧材の裏面(9a)に接着材(10)を塗布する塗布部(17)と、塗布部により接着材が塗布された化粧材の裏面を基材の端面に押圧する押圧部(18)と、を備える(例えば、図2及び図10等参照)。なお、上記「化粧材の裏面」とは、化粧材の意匠面とは反対側の接着面を意図する。
本実施形態に係る化粧材の接着装置としては、例えば、上記塗布部(17)は、基材(8)の端面(8a)の高さ(h1)より大きな塗布幅(h3)で化粧材(9)の裏面(9a)に接着材(10)を塗布する形態(例えば、図4等参照)を挙げることができる。
上述の形態の場合、例えば、上記押圧部(18)は、接着材(10)が基材(8)の端面(8a)の上縁側及び下縁側から上下にはみ出るように化粧材(9)の裏面(9a)を基材の端面に押圧することができる(例えば、図5等参照)。これにより、基材及び化粧材の接着性をより高め得るとともに、接着材の余剰部分をより容易に除去できる。なお、上記接着材のはみ出し量(h4)としては、例えば、0.1〜0.5mm(好ましくは0.1〜0.3mm)を挙げることができる。
本実施形態に係る化粧材の接着装置としては、例えば、上記塗布部(17)は、接着材(10)を塗布するスリット状の塗布口(20a)を有する塗布ノズル(20)と、化粧材(9)を挟んで塗布ノズルに対向して配設され且つ塗布ノズルに向かって化粧材(9)を押圧する回転可能な押圧ローラ(21)と、を備える形態(例えば、図3及び図4等参照)を挙げることができる。これにより、塗布部を小型化することができる。よって、塗布部と押圧部との間隔がより短くなり、基材及び化粧材の接着性をより高めることができる。
なお、上記基材の材質としては、例えば、パーティクルボード、中質繊維板(MDF)、木質単板、木質合板等の木製の基材としてもよい。さらに、樹脂製や金属製の基材としてもよい。さらに、上記化粧材の材質としては、例えば、メラミン樹脂、ダップ樹脂、ポリエステル樹脂等の熱硬化性樹脂を挙げることができる。また、柔軟性を有する材料からなされてもよい。また、上記化粧材は、例えば、単層構造であってもよいし、複層構造であってもよい。さらに、上記化粧材の厚さとしては、例えば、0.3〜2.0mm(好ましくは0.3〜1.2mm、特に0.3〜0.5mm)を挙げることができる。さらに、上記接着材としては、例えば、ホットメルト系接着材等を挙げることができる。
<被覆製品の製造装置>
本実施形態に係る被覆製品の製造装置は、基材(8)の端面(8a)に化粧材(9)を接着してなる被覆製品(W)の製造装置(1)であって、所定の搬送方向(P)に搬送される基材の端面に向かって送り出される化粧材の裏面(9a)に接着材(10)を塗布する塗布部(17)と、塗布部により接着材が塗布された化粧材の裏面を基材の端面に押圧する押圧部(18)と、を備える(例えば、図2及び図10等参照)。なお、上記塗布部及び押圧部としては、例えば、上述の化粧材の接着装置で説明した構成を適用することができる。
なお、上記実施形態で記載した各構成の括弧内の符号は、後述する実施例に記載の具体的構成との対応関係を示すものである。
以下、図面を用いて実施例により本発明を具体的に説明する。
(1)被覆製品の製造装置の構成
本実施例に係る被覆製品の製造装置1は、図1に示すように、以下に述べる搬送部2、化粧材の接着装置3、エンドカット部4及びトリミング部5を備えている。なお、本実施例では、上記被覆製品として、パーティクルボード製の基材8の端面8aにメラミン樹脂製の化粧材9を接着してなる被覆製品W(図9参照)を例示する。
上記搬送部2は、図1に示すように、基材8を所定の搬送方向Pに搬送するものである。この搬送部2は、搬送方向Pに沿って周回可能に設けられるベルトコンベア12を備えている。このベルトコンベア12の上方には、回転可能な複数のコロ13が搬送方向Pに沿って配設されている。そして、ベルトコンベア12の周回駆動によって、ベルトコンベア12とコロ13との間に挟持される基材8が搬送方向Pに搬送される。
なお、上記被覆製品の製造装置1には基材8の投入口側に、基材8の端面8aが当接して搬送方向Pと直交する方向を位置決めするガイド部14(図3参照)が設けられている。
上記化粧材の接着装置3は、図2及び図3に示すように、基材8の端面8aに化粧材9を接着するものである。この接着装置3は、搬送方向Pに搬送される基材8の端面8aに向かって送り出される化粧材9の裏面9aにホットメルト系接着材10を塗布する塗布部17と、この塗布部17により接着材10が塗布された化粧材9の裏面9aを基材8の端面8aに押圧する押圧部18と、を備えている。
上記塗布部17は、図4に示すように、基材8の端面8aの高さh1(例えば、約20mm等)より大きな塗布幅h3(例えば、約20.6mm等)で化粧材9の裏面9aに接着材10を塗布するスリット状の塗布口20aを有する塗布ノズル20を備えている。この塗布ノズル20は、接着材10を収容したタンク(図示省略)に接続されている。また、塗布ノズル20に対向する位置には、化粧材9を塗布ノズル20に向かって押圧する回転可能な押圧ローラ21が配設されている。この押圧ローラ21の回転駆動により、塗布ノズル20及び押圧ローラ21の間に挟持された化粧材9が搬送方向Pに対して所定角度で傾斜する送り方向Q(図3参照)に送り出される。
なお、図4及び図5に示すように、上記化粧材9の高さh2(例えば、約22mm等)は、後述のトリミング部によるトリミング前の状態において基材8の高さh1及び接着材10の塗布幅h3より大きな値とされている。さらに、上記化粧材9の厚さは約0.3mmとされている。また、上記塗布ノズル20には、図6に示すように、塗布口20aのスリット長さを調整するための調整部材40がスリットの長手方向に位置調整自在に取り付けられている。
さらに、上記塗布部17は、図3に示すように、化粧材9を縦置きで載置するテーブル22と、このテーブル22上に載置された化粧材9の裏面9aに当接して化粧材9の送り方向Qと直交する方向を位置決めするガイド部23と、が設けられている。このガイド部23には、化粧材9を加熱する面ヒータ等の加熱部24が設けられている。
上記押圧部18は、図5に示すように、接着材10が塗布され送り方向Qに送り出される化粧材9の裏面9aを、搬送方向Pに搬送される基材8の端面8aに押圧して接着する回転可能なプレスローラ26を備えている。このプレスローラ26は、接着材10が基材8の端面8aの上縁側及び下縁側から上下にはみ出るように化粧材9の裏面9aを基材8の端面8aに押圧する。なお、上記接着材10のはみ出し量h4は約0.3mmとされている。
上記エンドカット部4は、押圧部18の搬送方向Pの下流側に配設されている(図1参照)。このエンドカット部4は、図7に示すように、基材8に接着された化粧材9の搬送方向Pの先端側及び後端側の余剰部分を削除する回転可能なカッター28を備えている。
上記トリミング部5は、エンドカット部4の搬送方向Pの下流側に配設されている(図1参照)。このトリミング部5は、図8に示すように、基材8に接着された化粧材9の高さ方向の上縁側及び下縁側の余剰部分を除去する回転可能なカッター29を備えている。このカッター29は、化粧材9の上縁側及び下縁側とともに、接着材10の基材8の端面8aの上縁側及び下縁側から上下にはみ出た部分を除去する(図9参照)。
(2)被覆製品の製造方法
次に、上記構成の被覆製品の製造装置1を用いる被覆製品Wの製造方法について説明する。なお、本実施例では、化粧材9は、テーブル22上で加熱部24(図3参照)により所定温度(例えば、20℃等)に加熱される一方、基材8は、被覆製品の製造装置1への投入前及び投入後に何ら加熱されず、非加熱状態の基材8に対して加熱状態の化粧材9を接着するものとする。
先ず、ベルトコンベア12の周回駆動により基材8が搬送方向Pに搬送されるとともに、押圧ローラ21の回転駆動により化粧材9が送り方向Qに送り出される(図3参照)。そして、塗布ノズル20により化粧材9の裏面9aに接着材10が塗布される(図4参照)。次に、プレスローラ26により接着材10が塗布された化粧材9の裏面9aが基材8の端面8aに押圧されて両者8、9が接着される(図5参照)。
そして、接着された基材8及び化粧材9がエンドカット部4に搬送されると、カッター28により化粧材9の搬送方向Pの先端側及び後端側の余剰部分が除去される(図7参照)。次に、エンドカットされた基材8及び化粧材9がトリミング部5に搬送されると、カッター29により化粧材9の上縁側及び下縁側の余剰部分が除去される(図8参照)。このとき、化粧材9の上縁側及び下縁側とともに、接着材10の基材8の端面8aの上縁側及び下縁側から上下にはみ出た部分が除去される(図9参照)。その結果、被覆製品Wが得られることとなる。
(3)実施例の効果
以上より、本実施例の化粧材の接着装置3及び被覆製品の製造装置1によると、所定の搬送方向Pに搬送される基材8の端面8aに向かって送り出される化粧材9の裏面9aに接着材10を塗布する塗布部17と、塗布部17により接着材10が塗布された化粧材9の裏面9aを基材8の端面8aに押圧する押圧部18と、を備える。これにより、化粧材9の裏面9aに接着材10が塗布されて基材8及び化粧材9が接着される。その結果、基材8を厳密に温度管理する必要がなく加工コストを抑制することができる。また、塗布部17と押圧部18との間隔が比較的小さくなり、接着材10の塗布から基材8及び化粧材9の接着までの時間が短くなる。その結果、基材8及び化粧材9を確実に接着することができる。
また、本実施例では、ガイド部14(図3参照)で基材8を加熱する必要がなく、ガイド部14として効果的なガイド機能を発揮する比較的長尺のものを採用できる。これに対して、従来のようにガイド部で基材を加熱するものでは、加熱によりガイド部が変形し易く長尺のガイド部を採用し難い。
また、本実施例では、塗布部17は、基材8の端面8aの高さh1より大きな塗布幅h3で化粧材9の裏面9aに接着材10を塗布するので、比較的薄厚(例えば、厚さ0.5mm以下)の化粧材9を採用しても基材8及び化粧材9を確実に接着することができる。また、基材8の表面側への接着材10の乗り移りが抑制され、後工程において接着材10の余剰部分を容易に除去することができる。これに対して、従来のように基材の端面に接着材を塗布して基材及び化粧材を接着するものでは、基材の表面側へ接着材が乗り移り易く、後工程における接着材の余剰部分の除去作業が煩雑となる。
さらに、本実施例では、塗布部17は、接着材10を塗布するスリット状の塗布口20aを有する塗布ノズル20と、化粧材9を挟んで塗布ノズル20に対向して配設され且つ塗布ノズル20に向かって化粧材9を押圧する押圧ローラ21と、を備える。これにより、塗布部17を小型化することができる。よって、塗布部17と押圧部18との間隔がより短くなり、基材8及び化粧材9の接着性をより高めることができる。
尚、本発明においては、上記実施例に限られず、目的、用途に応じて本発明の範囲内で種々変更した実施例とすることができる。すなわち、上記実施例では、化粧材9の裏面9aに接着材10を塗布する塗布ノズル20を備える塗布部17を例示したが、これに限定されず、例えば、図10に示すように、化粧材9の裏面9aに接着材10を塗布する塗布ローラ33を備える塗布部17’としてもよい。この場合、通常、塗布ローラ33は、接着材10を収容した収容室34内に臨んでいる。
また、上記実施例では、化粧材9を基材8の端面8aに押圧する回転可能なプレスローラ26を備える押圧部18を例示したが、これに限定されず、例えば、プレスローラ26に替えて又は加えて、化粧材9を基材8の端面8aに押圧する固定ガイドを備える押圧部としてもよい。
また、上記実施例では、基材8を搬送方向Pに搬送するベルトコンベア12を備える搬送部2を例示したが、これに限定されず、例えば、ローラコンベア、チェーンコンベア等の他のコンベアを備える搬送部としたり、基材を搬送方向に搬送するロボットハンドを備える搬送部としたりしてもよい。
また、上記実施例では、塗布ノズル20(又は塗布ローラ33)及び押圧ローラ21によって化粧材9を送り方向Qに送り出す送出部を構成するようにしたが、これに限定されず、例えば、図10に示すように、塗布部17とは別に化粧材9を挟持して送り方向Qに送り出す回転可能な送出ローラ36を備える送出部としてもよい。
また、上記実施例では、基材8の端面8aの高さh1より大きな塗布幅h3(塗布高さh3)で化粧材9の裏面9aに接着材10を塗布するようにしたが、これに限定されず、例えば、基材8の端面8aの高さh1より小さな塗布幅で化粧材9の裏面9aに接着材10を塗布するようにしてもよい。
また、上記実施例では、加熱状態の化粧材9の裏面9aに接着材10を塗布するようにしたが、これに限定されず、例えば、夏場等で非加熱状態の化粧材9が比較的高温(例えば、約20℃等)である場合には、化粧材9を強制的に加熱することなく化粧材9の裏面9aに接着材10を塗布するようにしてもよい。さらに、上記実施例では、非加熱状態の基材8の端面8aに化粧材9を接着するようにしたが、これに限定されず、例えば、加熱状態の基材8の端面8aに化粧材9を接着するようにしてもよい。
さらに、上記実施例では、化粧材9をエンドカット部4によりエンドカットした後にトリミング部5でトリミングするようにしたが、これに限定されず、例えば、化粧材9をトリミング部5でトリミングした後にエンドカット部4によりエンドカットするようにしてもよい。
前述の例は単に説明を目的とするものでしかなく、本発明を限定するものと解釈されるものではない。本発明を典型的な実施形態の例を挙げて説明したが、本発明の記述および図示において使用された文言は、限定的な文言ではなく説明的および例示的なものであると理解される。ここで詳述したように、その形態において本発明の範囲または精神から逸脱することなく、添付の特許請求の範囲内で変更が可能である。ここでは、本発明の詳述に特定の構造、材料および実施例を参照したが、本発明をここにおける開示事項に限定することを意図するものではなく、むしろ、本発明は添付の特許請求の範囲内における、機能的に同等の構造、方法、使用の全てに及ぶものとする。
本発明は上記で詳述した実施形態に限定されず、本発明の請求項に示した範囲で様々な変形または変更が可能である。
基材の端面に化粧材を接着する技術として広く利用される。特に、家具の表面材、床材、壁材、扉材、間仕切り材、カウンタ材などの建材用の被覆製品を製造する技術として好適に利用される。
1;被覆製品の製造装置、2;搬送部、3,3’;化粧材の接着装置、8;基材、9;化粧材、10;接着材、17,17’;塗布部、18;押圧部、W;被覆製品、P;搬送方向、h1;基材の高さ、h3;塗布幅。

Claims (3)

  1. 基材の端面に化粧材を接着する化粧材の接着装置であって、
    所定の搬送方向に搬送される前記基材の端面に向かって送り出される前記化粧材の裏面に接着材を塗布する塗布部と、
    前記塗布部により接着材が塗布された前記化粧材の裏面を前記基材の端面に押圧する押圧部と、を備えることを特徴とする化粧材の接着装置。
  2. 前記塗布部は、前記基材の端面の高さより大きな塗布幅で前記化粧材の裏面に接着材を塗布する請求項1記載の化粧材の接着装置。
  3. 基材の端面に化粧材を接着してなる被覆製品の製造装置であって、
    所定の搬送方向に搬送される前記基材の端面に向かって送り出される前記化粧材の裏面に接着材を塗布する塗布部と、
    前記塗布部により接着材が塗布された前記化粧材の裏面を前記基材の端面に押圧する押圧部と、を備えることを特徴とする被覆製品の製造装置。
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