JP2015199322A - 化粧板及び化粧板の製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】製造時の接着剤の木口面からのはみ出しを抑制することができる化粧板及び化粧板の製造方法を提案する。
【解決手段】本発明の化粧板は、木口面10を有する板状の木質基材1と、止水剤2と、接着層3と、エッジ材4とを備える。止水剤2は、木口面10のうち木質基材1の厚み方向の両端部にそれぞれ浸透している。接着層3は、木口面10のうち前記厚み方向の両端を除く部分に積層されている。エッジ材4は、接着層3を介して木口面10に貼り付けられている。また、本発明の化粧板の製造方法は、板状の木質基材1が有する木口面10のうち、木質基材1の厚み方向の両端部にそれぞれ、止水剤2を塗布して浸透させる。その後に、木口面10のうち前記厚み方向の両端を除く部分に、接着剤30を塗布する。そして、接着剤30を介して木口面10にエッジ材4を貼り付ける。
【選択図】図1

Description

本発明は、木質基材の木口面にエッジ材を貼り付けた化粧板、及びこの化粧板の製造方法に関する。
特許文献1には、MDF(中密度繊維板)やパーティクルボード等の木質基材の端面、つまり木口面に接着剤を用いてエッジ材を貼り付けた扉が提案されている。
特許文献1の扉、つまり化粧板は、木口面に接着剤が塗布され、この木口面にエッジ材が接着され、このとき木口面からはみ出した接着剤が除去されて製造される。
特開2004−351674号公報
上述した特許文献1の化粧板は、製造工程の1つに、接着剤のはみだした部位を除去する処理工程が必要となるため、この工程の分だけ製造効率が低下するといった問題があった。
上記事情を鑑みて、本発明は、製造時の接着剤の木口面からのはみ出しを抑制することができる化粧板及び化粧板の製造方法を提案することを課題とする。
上記課題を解決するために本発明の化粧板は、木口面を有する板状の木質基材と、前記木口面のうち前記木質基材の厚み方向の両端部にそれぞれ浸透した止水剤と、前記木口面のうち前記厚み方向の両端を除く部分に積層された接着層と、前記接着層を介して前記木口面に貼り付けられたエッジ材と、を備えることを特徴とする。
また、上記課題を解決するために本発明の化粧板の製造方法は、板状の木質基材が有する木口面のうち、前記木質基材の厚み方向の両端部にそれぞれ、止水剤を塗布して浸透させ、その後に、前記木口面のうち前記厚み方向の両端を除く部分に、接着剤を塗布し、前記接着剤を介して前記木口面にエッジ材を貼り付けることを特徴とする。
また、本発明の化粧板の製造方法では、前記止水剤を、前記木口面の前記厚み方向の両端部のうち、前記厚み方向の最も端の箇所を除く部分にそれぞれ塗布し、その後に、前記止水剤を前記箇所まで浸透させることが好ましい。
また、本発明の化粧板の製造方法では、前記止水剤を、加熱により前記箇所まで浸透させることが好ましい。
本発明の化粧板は、木口面のうち木質基材の厚み方向の両端を除く部分に接着層が積層されるものとすることで、製造時に木口面のうち厚み方向の両端を除く部分に接着剤を塗布し、接着剤を介して木口面にエッジ材を貼り付けるようにして製造することができる。これにより、本発明の化粧板は、製造時の接着剤の木口面からのはみだしを抑制することができる化粧板となっている。
また、本発明の化粧板の製造方法では、木口面のうち厚み方向の両端を除く部分に接着剤を塗布し、この接着剤を介して木口面にエッジ材を貼り付けるようにすることで、製造時の接着剤の木口面からのはみ出しを抑制することができる。
本発明の一実施形態の化粧板を示し、Aは化粧板全体の斜視図であり、Bは化粧板の側端部の断面図である。 A〜Cは同上の化粧板の製造工程を示す説明図である。 A,Bは同上の化粧板の製造工程のうち、止水剤の塗布及び浸透工程を示す説明図である。
以下、本発明の実施形態について添付図面に基づいて説明する。
図1Aには、本発明の一実施形態の化粧板100が示されている。化粧板100は、キッチンや洗面化粧台の扉等の水回り商品に好適に用いられる。
化粧板100は、木口面10を有する板状の木質基材1と、止水剤2と、接着層3と、エッジ材4とを備える。以下では、図1Aに示す状態を基準とし、矢印X1で示す方向を前方向とし、その反対方向を後方向とし、矢印Y1で示す方向を右方向とし、その反対方向を左方向とし、矢印Z1で示す方向を上方向とし、その反対方向を下方向として、各構成を説明する。
木質基材1は、平面視長方形状の板材であり、前後方向を長手方向とし、左右方向を短手方向とし、上下方向を厚み方向とする板材である。木質基材1は、中密度繊維板(MDF)やパーティクルボードや合板等の木質材である。木質基材1の上面と下面には、オレフィンシートやメラミンシート等からなる化粧材シート11が貼り付けられている。化粧材11は、DAP(ジアリルフタレート樹脂)を含浸させた樹脂含浸紙、メラミン樹脂を含浸させた樹脂含浸紙を用いた低圧メラミン化粧材や高圧メラミン化粧材、オレフィンシート、PET(ポリエチレンテレフタレート)シート等である。
木質基材1は、左右の側面に木口面10を有する。図1Aには、木質基材1の左側の木口面10にエッジ材4を積層した例が示されている。なお、エッジ材4は、木質基材1の右側の木口面10にも積層可能である。
止水剤2は、木口面10のうち木質基材1の厚み方向の両端部、つまり上下の端部にそれぞれ浸透している。以下、木質基材1の厚み方向を、厚み方向と記載する。止水剤2は、木口面10の厚み方向の一端部(上端部)において、厚み方向の最も端の箇所(上端)まで浸透し、木口面10の厚み方向の他端部(下端部)において、厚み方向の最も端の箇所(下端)まで浸透している。止水剤2は、木口面10に浸透する低粘度の材料であり、木口面10に塗布されて木口面10に浸透することで、木口面10への水の染み込みを防止する。止水剤2は、例えば、MDI(ジフェニルメタン−4,4´−ジイソシアネート)である。MDIは、無溶剤系の湿気硬化型の樹脂である。止水剤2の粘度は、例えば、500mPa・s程度以下である。
接着層3は、図1A及び図1Bに示すように、木口面10のうち厚み方向の両端を除く部分に積層されている。ここで、接着層3は、木口面10のうち止水剤2が浸透した箇所に重なるように積層される。接着層3は、硬化した接着剤30によって形成される層状のものである。接着剤30としては、従来周知のホットメルト系の接着剤が用いられる。
エッジ材4は、接着層3を介して木口面10に貼り付けられている。エッジ材4は、側面視長方形状(左側から視て長方形状)の板材である。エッジ材4は、前後方向を長手方向とし、上下方向を短手方向とし、左右方向を厚み方向とする板材である。エッジ材4の前後長さは、木質基材1の前後長さと同じである。なお、エッジ材4は、木質基材1よりも前後に長い長尺の基材を切断して木質基材1の前後長さに合わせるようにしたものであってもよい。エッジ材4は、例えば、ABS樹脂やPP(ポリプロピレン)樹脂で形成される。
続いて、本実施形態の化粧板100の製造方法の一例について説明する。
本実施形態の化粧板100は、図示しないベルトコンベア等の搬送装置によって、木質基材1を前方に搬送しながら、木質基材1の木口面10に対して、前後方向に亘って下記の処理を行うことで製造される。
まず、図2Aに示すように、木口面10のうち厚み方向の両端部(つまり、上下の端部)にそれぞれ、止水剤2を塗布して浸透させる。このとき、止水剤2を、木口面10の厚み方向の両端部のうち、厚み方向の最も端の箇所を除く部分にそれぞれ塗布する。つまり、止水剤2を、木口面10の厚み方向の一端部(上端部)のうち、厚み方向の最も端(上端)の箇所を除く部分に塗布し、木口面10の厚み方向の他端部(下端部)のうち、厚み方向の最も端(下端)の箇所を除く部分に塗布する。例えば、止水剤2を、木口面10の厚み方向の両端部(上下端部)のうち、木口面10の厚み方向の両端(つまり、上下端)から0.5〜1.0mmの箇所を除く部分にそれぞれ塗布する。なお、この止水剤2の塗布箇所は、化粧シート材11よりも内側の部位である。
止水剤2の木口面10の厚み方向の両端部への塗布は、本実施形態では、図3Aに示す塗布装置5を用いて行う。塗布装置5は、止水剤2が溜められた容器50と、ドクターロール51と、塗布ロール52と、ブレード53とを有する。この塗布装置5では、容器50内の止水剤2が、回転するドクターロール51を介して、回転する塗布ロール52の外周面に供給される。そして、回転する塗布ロール52の外周面に付着した止水剤2の厚みが、ブレード53によって所定の厚みに調整される。そして、所定の厚み及び上下幅の止水剤2が、回転する塗布ロール52によって木口面10の厚み方向の一端部(図3Aでは上端部)に塗布される。このとき、塗布ロール52は、木口面10のうち厚み方向の端(上端)から所定距離L1(L1=0.5mm〜1.0mm)離れた部分に接触して、接触箇所に止水剤2の塗布を行う。なお、ブレード53で取り除かれた止水剤2の過剰分は、容器50に落下して、再利用される。そして、同様の構造の他の塗布装置5を用いて、木口面10の厚み方向の他端部(下端部)に止水剤2を塗布する。
次いで、図2Bに示すように、止水剤2を木口面10のうち厚み方向の最も端の箇所(上端または下端)まで浸透させる。本実施形態では、加熱により止水剤2を木口面10のうち厚み方向の最も端の箇所まで浸透させる。
加熱による止水剤2の木口面10への浸透は、図3Bに示すように、加熱装置6を用いて、木口面10の厚み方向の一端部(上端部)の止水剤2を最も端(上端)の箇所まで浸透させる。その後、同様の構造の他の加熱装置6を用いて、木口面10の厚み方向の他端部(下端部)の止水剤2を最も端(下端)の箇所まで浸透させる。加熱装置6は、例えば、集光型ヒーターである。なお、加熱装置6は、赤外線ランプやホットプレートであってもよいし、熱風を吹き付ける装置や、レーザーを照射する装置であってもよい。木口面10の厚み方向の両端部(上端部及び下端部)それぞれへの止水剤2の浸透は、1つの加熱装置6を用いて同時に行うようにしてもよい。
次いで、図2Bに示すように、木口面10のうち厚み方向の両端を除く部分に、上下方向に亘って、接着剤30を塗布する。このとき、接着剤30を、木口面10のうち止水剤2が浸透した箇所に重なるように塗布する。ここで、接着剤30の塗布範囲は、この後の工程で木口面10の厚み方向の両端からはみ出さないように、設定する。接着剤30の木口面10への塗布は、例えば、図示しない塗布ロール等の塗布装置を用いて行われる。
次いで、図2Cに示すように、接着剤30を介して木口面10にエッジ材4を貼り付ける。エッジ材4の木口面10への貼付は、例えばエッジバンダー(縁貼機)を用いて行う。そして、接着剤30を、例えば従来周知の加熱装置を用いて硬化させる。なお、接着剤30は、自然乾燥によって硬化させてもよい。
上述した各処理を木質基材1の木口面10に対して行うことによって、図1A及び図1Bに示す本実施形態の化粧板100が製造される。製造された化粧板100は、木質基材1と、木口面10の厚み方向の両端部において最も端の箇所まで浸透した止水剤2と、木口面10の厚み方向の両端を除く部分に積層された接着層3と、接着層3を介して木口面10に積層されたエッジ材4とを備える。
以上説明した本実施形態の化粧板100の製造方法では、接着剤30を、木口面10の厚み方向の両端を除いた部分に塗布するようにしたことで、エッジ材4を木口面10に貼り付ける際に、接着剤30が木口面10からはみ出すことを抑制することができる。また、本実施形態の化粧板100では、接着剤30が硬化した接着層3が、木口面10の厚み方向の両端に位置しないため、接着層3が露出しにくく、外観が向上したものとなっている。
また、本実施形態の化粧板100の製造方法では、止水剤2を木口面10の厚み方向の両端部に塗布して浸透させるようにしたことで、木口面10の厚み方向の両端の、接着剤30によって覆われていない部分の止水を、止水剤2によって行うことができる。
また、本実施形態の化粧板100の製造方法では、止水剤2を木口面10の厚み方向の両端部のうち、厚み方向の最も端の箇所を除く部分にそれぞれ塗布するようにしたことで、塗布時に止水剤2が木口面10からはみ出すことも抑制することができる。
また、本実施形態の化粧板100の製造方法では、加熱により止水剤2を木口面10に浸透させるようにしたことで、浸透にかかる時間を短縮することができる。
なお、上述した実施形態では、止水剤2を、木口面10の厚み方向の両端部のうち、木口面10の厚み方向の最も端の箇所を除く部分にそれぞれ塗布する例について説明したが、止水剤2は、木口面10の厚み方向の最も端の箇所にも塗布されるようにしてもよい。この場合、止水剤2を、木口面10の厚み方向の最も端の箇所により確実に浸透させることができ、木口面10の厚み方向の両端部の最も端の箇所まで止水性を確保できる。
また、上述した実施形態では、加熱により止水剤2を木口面10に浸透させる例について説明したが、止水剤2の浸透は、加熱以外の他の手段で促進するようにしてもよいし、毛細管現象によって自然に行わせてもよい。
以上まとめると、本発明の化粧板は、上述した一実施形態の化粧板100のように、下記の構成を備えることを特徴とする。
すなわち、本発明の化粧板は、木口面10を有する板状の木質基材1と、止水剤2と、接着層3と、エッジ材4とを備える。止水剤2は、木口面10のうち木質基材1の厚み方向の両端部にそれぞれ浸透している。接着層3は、木口面10のうち前記厚み方向の両端を除く部分に積層されている。エッジ材4は、接着層3を介して木口面10に貼り付けられている。
以上のように本発明の化粧板は、木口面10のうち木質基材1の厚み方向の両端を除く部分に接着層3が積層されるものとしている。これにより、本発明の化粧板は、製造時に、木口面10のうち厚み方向の両端を除く部分に接着剤30を塗布し、この接着剤30を介して木口面10にエッジ材4を貼り付けるようにして製造することができる。したがって、本発明の化粧板は、製造時の接着剤30の木口面10からのはみ出しを抑制することができる化粧板となっている。加えて、本発明の化粧板では、木口面10のうち厚み方向の両端部に止水剤2を浸透させているため、木口面10のうち接着層3が積層されていない部分への水の染み込みを、止水剤2によって抑制することができる。
また、本発明の化粧板の製造方法は、上述した一実施形態の化粧板100の製造方法のように、下記の構成を備えることを特徴とする。
すなわち、本発明の化粧板の製造方法は、板状の木質基材1が有する木口面10のうち、木質基材1の厚み方向の両端部にそれぞれ、止水剤2を塗布して浸透させる。その後に、木口面10のうち前記厚み方向の両端を除く部分に、接着剤30を塗布する。そして、接着剤30を介して木口面10にエッジ材4を貼り付ける。
以上のように、本発明の化粧板の製造方法では、木口面10のうち厚み方向の両端を除く部分に、接着剤30を塗布するようにしたことで、木口面10にエッジ材4を貼り付ける際に、接着剤30が木口面10からはみ出すことを抑制することができる。したがって、本発明の化粧板の製造方法は、製造時の接着剤30の木口面10からのはみ出しを抑制することができる製造方法となっている。加えて、本発明の化粧板の製造方法では、木口面10のうち厚み方向の両端部に止水剤2を浸透させるため、木口面10のうち接着剤30が塗布されていない部分への水の染み込みを、止水剤2によって抑制することができる。
また、本発明の化粧板の製造方法は、上述した一実施形態の化粧板100の製造方法のように、下記の構成を更に備えることが好ましい。
すなわち、本発明の化粧板の製造方法では、止水剤2を、木口面10の前記厚み方向の両端部のうち、前記厚み方向の最も端の箇所を除く部分にそれぞれ塗布し、その後に、止水剤2を前記箇所まで浸透させる。
以上のように、本発明の化粧板の製造方法では、止水剤2を、木口面10の厚み方向の両端部のうち、厚み方向の最も端の箇所を除く部分にそれぞれ塗布するようにしたことで、塗布時の止水剤2の木口面10からのはみ出しも抑制することができる。加えて、本発明の化粧板の製造方法では、木口面10の厚み方向の最も端の箇所まで止水剤2を浸透させるようにしたことで、止水剤2によって木口面10の厚み方向の両端部のうち厚み方向の最も端の箇所までの止水を行うことができる。
また、本発明の化粧板の製造方法は、上述した一実施形態の化粧板100の製造方法のように、止水剤2を、加熱により前記箇所まで浸透させることが好ましい。
以上のように本発明の化粧板の製造方法では、加熱により止水剤2を木口面10の厚み方向の最も端の箇所まで浸透させるようにしたことで、時間経過により浸透させる場合に比べて、止水剤2の浸透にかかる時間を短縮することができる。
以上、本発明を添付図面に示す実施形態に基づいて説明したが、本発明は上記の実施形態に限定されるものではなく、本発明の意図する範囲内であれば、適宜の設計変更が可能である。
1 木質基材
2 止水剤
3 接着層
4 エッジ材
10 木口面
30 接着剤
100 化粧板

Claims (4)

  1. 木口面を有する板状の木質基材と、
    前記木口面のうち前記木質基材の厚み方向の両端部にそれぞれ浸透した止水剤と、
    前記木口面のうち前記厚み方向の両端を除く部分に積層された接着層と、
    前記接着層を介して前記木口面に貼り付けられたエッジ材と、を備えることを特徴とする化粧板。
  2. 板状の木質基材が有する木口面のうち、前記木質基材の厚み方向の両端部にそれぞれ、止水剤を塗布して浸透させ、
    その後に、前記木口面のうち前記厚み方向の両端を除く部分に、接着剤を塗布し、
    前記接着剤を介して前記木口面にエッジ材を貼り付けることを特徴とする化粧板の製造方法。
  3. 前記止水剤を、前記木口面の前記厚み方向の両端部のうち、前記厚み方向の最も端の箇所を除く部分にそれぞれ塗布し、
    その後に、前記止水剤を前記箇所まで浸透させることを特徴とする請求項2に記載の化粧板の製造方法。
  4. 前記止水剤を、加熱により前記箇所まで浸透させることを特徴とする請求項3に記載の化粧板の製造方法。
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