JP2014215020A - 冷蔵庫 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡単な構成で、庫内にイオンが供給されているかどうかをユーザに知らせることができる冷蔵庫を提供する。
【解決手段】イオン発生素子2は、冷蔵庫内にイオンを放出する。第1イオン測定器3は、冷蔵庫内に設置され、空気中のイオンの量または濃度を測定する。電極部は、第1イオン測定器3に含まれ、イオンの接触量によって出力する電流値が変化する。第1ヒータ4は、電極部の周辺に設置される。マイコン7は、電極部への結露抑制時に第1ヒータ4をオンに設定し、測定されたイオンの量または濃度を表示部8で表示する。
【選択図】図1

Description

本発明は、冷蔵庫、特にイオン発生素子を備えた冷蔵庫に関する。
従来から、抗菌効果や脱臭効果があるイオンを発生する装置やイオンの濃度を計測する方法が知られている。
たとえば、特許文献1(特開2010−266139号公報)には、室内にイオンを好ましい濃度で分布させるイオン発生装置が記載されている。すなわち、特許文献1のイオン発生装置は、イオンを空気中に放出させるイオン発生装置本体と、空気中に放出されたイオンを検出する複数のイオン検出部とを備える。イオン発生装置本体は、イオンを発生させるイオン発生部と、イオン発生部で発生されたイオンを空気中に放出するイオン放出部とを含む。イオン検出部は、イオン発生装置本体から離隔して配置され、複数のイオン検出部は、それぞれ、互いに離隔して配置される。イオン発生装置は、それぞれのイオン検出部が検出したイオンの量に基づいて、イオン放出部から空気中に放出されるイオンの放出方向を変更するイオン放出方向変更部を備える。
また、特許文献2(特開2004−205274号公報)には、空間に存在するイオンの量を検出するための方法が記載されている。この方法は、空間中に金属からなる検出電極を配置するとともに、検出電極によって検出すべきイオンの極性と逆の極性の電圧を検出電極に印加し、検出電極により捕獲されたイオンの電荷量に基づいて空間に存在するイオンの量を検出する。
特開2010−266139号公報 特開2004−205274号公報
ところで、特許文献1に記載のイオン発生装置、および特許文献2に記載のイオン検出装置を冷蔵庫内に設ける場合には、ユーザは、イオンが実際に適切な量だけ供給されているのかを知ることができず、イオン発生装置が故障していたり、寿命に達していても気づかないという問題がある。
それゆえに、本発明の目的は、簡単な構成で、庫内にイオンが供給されているかどうかをユーザに知らせることができる冷蔵庫を提供することである。
上記課題を解決するために、本発明は、冷蔵庫であって、冷蔵庫内にイオンを放出するイオン発生素子と、冷蔵庫内に設置され、空気中のイオンの量または濃度を測定するイオン測定器と、イオン測定器に含まれ、イオンの接触量によって出力する電流値が変化する電極部と、電極部の周辺に設置されるヒータと、報知部と、制御部を備える。制御部は、電極部への結露抑制時にヒータをオンに設定し、制御部は、測定されたイオンの量または濃度を報知部で報知する。
好ましくは、冷蔵庫は、複数のイオン測定器を備える。複数のイオン測定器の各々は、互いに異なる場所に配置されて、配置された場所での空気中のイオンの量または濃度を測定する。制御部は、複数のイオン測定器の各設置場所での測定されたイオンの量または濃度を報知部で報知する。
好ましくは、制御部は、測定されたイオンの量または濃度に基づいて、イオン発生素子の通電率を変化させる。
好ましくは、制御部は、測定されたイオンの量または濃度と、イオン発生素子の通電時間とを比較することによって、イオン発生素子の故障または寿命を判定し、報知部で報知する。
好ましくは、冷蔵庫は、外気温を測定する第1の温度測定部と、庫内温度を測定する第2の温度測定部と、外湿度を測定する湿度測定部とを備える。制御部は、測定された外気温と庫外湿度と庫内温度に基づいて、冷蔵庫のドア開閉による電極部への結露を抑制または蒸発させるのに必要な熱量を計算し、計算した熱量に応じた時間だけヒータを通電させる。
本発明によれば、簡単な構成で、庫内にイオンが供給されているかどうかをユーザに知らせることができる。
本発明の実施形態の冷蔵庫の構成を表わす図である。 本発明の実施形態の第1イオン測定器の構成を説明するための図である。 表示部の表示例を表わす図である。 第2の実施形態の冷蔵庫の一部の構成を表わす図である。 第3の実施形態の冷蔵庫の一部の構成を表わす図である。 表示部の表示例を表わす図である。 第4の実施形態の冷蔵庫の一部の構成を表わす図である。
以下、本発明の実施形態について、図面を用いて説明する。
[第1の実施形態]
図1は、本発明の実施形態の冷蔵庫の構成を表わす図である。
図1に示すように、この冷蔵庫は、イオン発生素子2と、第1イオン測定器3と、第1ヒータ4と、第2イオン測定器5と、第2ヒータ6と、湿度センサ9と、外気温サーミスタ10と、庫内温度サーミスタ11と、表示部8と、マイコン7とを備える。
図2は、本発明の実施形態の第1イオン測定器3の構成を説明するための図である。第2イオン測定器5の構成も、これと同様である。
図2を参照して、第1イオン測定器3は、電極部15と、電源Sと、抵抗Rと、増幅部16とを含む。
イオン発生素子2は、冷蔵庫内の上部に設置され、空気中にイオンを放出する。イオン発生素子2は、ユーザが図示しないスイッチをオンにすることによってイオン発生モードをオンにした場合、定められた通電率で動作する。
第1イオン測定器3は、イオン発生素子2と同様に冷蔵庫内の上部に設置され、周囲のイオンの濃度を測定する。測定されたイオンの濃度は、イオン発生素子2の故障判定に用いられる。正確な故障判定がしやすいことや、空気の流れが速い場所では結露の発生が比較的抑えられるため、第1イオン測定器3の電極部15は、冷気の吹き出し口付近に設置される。
第1ヒータ4は、第1イオン測定器3の近辺、特に第1イオン測定器3に含まれる電極部15の近辺に設置される。
第2イオン測定器5は、冷蔵庫内の中央部に設置され、周囲のイオンの濃度を測定する。測定されたイオンの濃度は、食品の配置の仕方や詰めすぎ防止のために用いられる。空気の流れが速い場所では庫内に放出されたイオンが電極に接触しやすく、結露の発生が比較的抑えられるため、第2イオン測定器5の電極部15は、冷気の吹き出し口付近に設置される。
第2ヒータ6は、第2イオン測定器5の近辺、特に第2イオン測定器5に含まれる電極部15の近辺に設置される。
湿度センサ9は、冷蔵庫の外部に設置され、冷蔵庫の外部の湿度を測定する。
外気温サーミスタ10は、冷蔵庫の外部に設置され、冷蔵庫の外部の温度を測定する。
庫内温度サーミスタ11は、冷蔵庫の内部に設置され、冷蔵庫の内部の温度を測定する。
電極部15は、イオンの接触量によって出力する電流値が変化する。電源Sは、ノードN1と電極部15との間に設けられる。増幅部16は、ノードN1に接続される。抵抗Rは、ノードN1とグランドとの間に設けられる。
マイコン7は、イオン測定時に、第1イオン測定器3および第2イオン測定器5内の電源Sをオンにする。電源Sをオンにすると、電極部15に電圧が印可され、イオンの接触量に応じて経路Aを流れる電流値が変化する。増幅部16が電流値を増幅し、マイコン7は、増幅された電流値に基づいて、イオンの濃度またはイオンの量を図3に示すように表示部8に表示する。
図3では、第1イオン測定器3で測定された冷蔵庫上部のイオンの濃度と、第2イオン測定器5で測定された冷蔵庫中央部のイオンの濃度とが表示されている。このように複数箇所でのイオン濃度をユーザは知ることができるので、ユーザは、複数箇所のイオン濃度に応じて、食品の位置を変えたり、イオン発生素子2の向きを変えることによって、食品を清潔に保存することができる。また、冷蔵庫上部のイオンの濃度に対して、冷蔵庫中央部のイオンの濃度が小さければ、ドアを閉じたまま食品の詰めすぎを喚起することができる。
マイコン7は、冷蔵庫のドアを開くことによって起こる電極部15への結露を抑制する時は、第1イオン測定器3および第2イオン測定器5に含まれる電極部15の近辺に設置される第1ヒータ4、第2ヒータ6をオンにする。ヒータの発熱によって電極部15の結露が抑制される。
以上のように、本実施の形態によれば、イオン測定器3、5を冷蔵庫に内蔵するので、冷蔵庫のドアを開閉しなくても、冷蔵庫内のイオンの濃度を測定できる。
また、イオン濃度を報知することでイオン発生素子2の故障の有無や庫内をより清潔に保つような使い方をユーザに知らせることができる。なお、イオンの量(濃度)の値によってエラーを表示することとしてもよい。
また、複数のイオン測定器3,5をマイコン7に接続することによって、冷蔵庫内の任意の位置で、安定したイオン測定が可能となる。これによって、各位置での測定結果をマイコン7で処理して食品の適切な配置や詰めすぎの喚起等、様々な情報を表示することができる。
また、第1ヒータ4、第2ヒータ6をオンにすることによって、第1イオン測定器3および第2イオン測定器5が結露しやすい位置に設置されていたとしても、イオンの測定を正常に行なうことができる。
[第2の実施形態]
図4は、第2の実施形態の冷蔵庫の一部の構成を表わす図である。
第2の実施形態では、マイコン17が、イオン発生素子2を制御する。
すなわち、マイコン17は、第1イオン測定器3で検出したイオンの量(濃度)に基づいて、イオン発生素子2の通電率を自動で変化させる。
ここでは、通電率とは、「通電時間/(通電時間+非通電時間)」を表わす。たとえば、通電周期が2秒で通電率が50%の場合、1秒通電した後、1秒非通電するサイクルを繰り返す。
一例として、マイコン17は、正常時にイオン発生素子2の通電率50%で運転する。マイコン17は、第1イオン測定器3で検出したイオンの量が正常値から10%少なければ、イオン発生素子2を通電率55%で運転する。すなわち、マイコン17は、「1秒通電、1秒非通電のサイクル」から「1.1秒通電、0.9秒非通電のサイクル」に変更する。
以上のように、本実施の形態によれば、イオン発生素子2の通電率を最適化することができ、省エネ、かつイオン発生素子2の寿命を長くすることができる。
[第3の実施形態]
図5は、第3の実施形態の冷蔵庫の一部の構成を表わす図である。
第3の実施形態のマイコン27は、第1イオン測定器3で検出したイオンの量(濃度)と、イオン発生素子2の通電時間とを比較し、イオン発生素子2の故障および寿命を判定し、判定結果を表示部8に表示する。
(故障判定の例)
たとえば、マイコン27は、総通電時間17500時間(約2年)未満において、ユーザが図示しないスイッチをオンにすることによってイオン発生モードをオンにした直近10日間の内、通電率を100%に変更しても第1イオン測定器3で検出したイオンの量が正常より40%少なかった日が5日間分以上あれば、イオン発生素子3が故障と判定する。マイコン27は、故障と判定した場合に、図6(a)に示すように、イオン発生素子2が故障した旨を表示部8に表示する。
(寿命判定の例)
たとえば、マイコン27は、総通電時間17500時間(約2年)以上において、ユーザが図示しないスイッチをオンにすることによってイオン発生モードをオンにした直近10日間の内、通電率100%に変更して第1イオン測定器3で検出したイオンの量が正常より30%少なかった日が5日間分以上あれば、寿命を残り1500時間(約2ヵ月)と判定し、図6(b)に示すように、イオン発生素子の寿命が1500時間であることを表示する。
あるいは、マイコン27は、寿命を表示する代わりに、第1イオン測定器3で検出したユーザがイオン発生モードをオンにした場合、イオン発生素子2の通電をするが、図6(c)に示すように、イオン発生素子2の交換が必要である旨を表示部8に表示するものとしてもよい。
マイコン27は、上記判定後、通電時間1500時間(約2ヵ月)を経過すれば、寿命に達したと判定して、図6(d)に示すように、イオン発生素子2が寿命に達した旨を表示する。あるいは、マイコン27は、寿命に達したことを表示する代わりに、ユーザがイオン発生モードをオンにした場合、イオン発生素子3の通電をせず、寿命経過によるイオン発生素子2を停止したこととイオン発生素子2の交換が必要である旨を表示部8に表示する。また、マイコン27は、ユーザ自身によってイオン発生素子2の交換が困難であるような機種については、修理が必要であることを表示部8に表示する。
以上のように、本実施の形態によれば、イオン発生素子2の故障および寿命をユーザに知らせることができるので、ユーザがイオン発生素子2を交換または修理することによって、適切な量のイオンを冷蔵庫に供給し続けることができる。
[第4の実施形態]
図7は、第4の実施形態の冷蔵庫の一部の構成を表わす図である。
第4の実施形態のマイコン37は、外気温と庫外湿度と、庫内温度に基づいて、冷蔵庫のドア開閉による第1イオン測定器3の電極部15の結露を抑制する、または蒸発させるのに必要な熱量を計算する。マイコン37は、計算した熱量に応じた時間だけ第1ヒータ4を通電させる。
マイコン37は、冷蔵庫のドア開直後に得た、あるいは予め得た庫外設置の湿度センサ9から得た庫外の湿度RH[%]と、外気温サーミスタ10から得た外気温Tc(℃)によって、庫外空気の露点温度Td(℃)を以下のようにして計算する。露点温度Tdは飽和水蒸気圧を求める式から得ることができる。
温度Tでの飽和水蒸気圧E(T)[hpa]は、式(1)の「Tetens(1930)の式」によって近似的に求めることができる。
E(T)[hPa] = 6.11×10^{7.5×T[℃] / (T[℃] +237.3)} …(1)
外気温Tcにおける水蒸気圧e(Tc)[hpa]は、式(2)によって求めることができる。
e(Tc)[hPa] = E(Tc)[hPa]×RH[%] / 100 … (2)
外気温Tcにおける水蒸気圧e(Tc)が、飽和水蒸気圧E(T)と等しくなるような温度Tが露点温度Tdとなる。
マイコン37は、庫内温度サーミスタ11によって得られた庫内温度Taに基づいて、第1イオン測定器3の電極部15の温度(ドア開直前の庫内温度)が庫外空気の露点温度Tdに達するのに必要な熱量Q[J]を計算する。
電極部15が露点温度Tdに達するのに必要な熱量は次式(3)により求めることができる。
Q[J] = m[g]×c[J/g℃]×(Td[℃]−Ta[℃]) …(3)
ここで、mは電極部15の質量、cは電極部15の比熱容量である。ただし、実際に第1ヒータ4から発生させるべき熱量は第1ヒータ4や電極部15の種類や設置状況により異なるため、試験等により予め調整しておくことが必要である。
マイコン37は、第1イオン測定器3の電極部15の周辺に設置した第1ヒータ4の定格消費電力W[J/s]から、必要な熱量を得るための第1ヒータ4の通電時間を計算する。
第1ヒータ4や電極部15の種類や設置状況などによる誤差を定数Kとし、実際に第1ヒータ4から発生させるべき熱量をk×Q[J]とすると、第1ヒータ4の通電時間t[s]は次式(4)により求められる。
t[s] = k×Q[J] / W[J/s] …(4)
式(3)と式(4)から、第1ヒータ4の通電時間t[s]は次式(5)により求められる。
t[s] = k×m[g]×c[J/g℃]×(Td[℃]−Ta[℃]) / W[J/s]…(5)
マイコン37は、式(5)で得られた通電時間t[s]だけ第1ヒータ4を通電させる。
以上のように、本実施の形態によれば、冷蔵庫のドア開時に庫内に入った空気(外気温)が、第1イオン測定器3の電極部15に触れることによって生じる結露を防止することができる。また、結露を抑制するための電極部15の発熱(通電率)を最小限にすることができる。なお、第2イオン測定器5についても同様の制御で第2ヒータ6を通電させることで同じ効果を得ることができる。したがって、ユーザにとって最もイオンの量(濃度)を知りたいドア開閉時にイオン測定器を正常に、または短時間で動作させることができる。
上述の実施形態で説明した表示部は一例であって、ランプ点灯、液晶表示、ブザー、スピーカによる音声再生(これらの手段を総称して報知部という)によって、上述の実施形態で説明した表示内容を報知することとしてもよい。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
2 イオン発生素子、3 第1イオン測定器、4 第1ヒータ、5 第2イオン測定器、6 第2ヒータ、7,17,27,37 マイコン、8 表示部、9 湿度センサ、10 外気温サーミスタ、11 庫内温度サーミスタ、15 電極部、16 増幅部、R 抵抗、S 電源、N1 ノード、A 電流の経路。

Claims (5)

  1. 冷蔵庫であって、
    前記冷蔵庫内にイオンを放出するイオン発生素子と、
    前記冷蔵庫内に設置され、空気中のイオンの量または濃度を測定するイオン測定器と、
    前記イオン測定器に含まれ、イオンの接触量によって出力する電流値が変化する電極部と、
    前記電極部の周辺に設置されるヒータと、
    報知部と、
    制御部を備え、
    前記制御部は、前記電極部への結露抑制時に前記ヒータをオンに設定し、
    前記制御部は、前記測定されたイオンの量または濃度を前記報知部で報知する、冷蔵庫。
  2. 前記冷蔵庫は、複数の前記イオン測定器を備え、
    複数の前記イオン測定器の各々は、互いに異なる場所に配置されて、配置された場所での空気中のイオンの量または濃度を測定し、
    前記制御部は、複数の前記イオン測定器の各設置場所での測定されたイオンの量または濃度を前記報知部で報知する、請求項1記載の冷蔵庫。
  3. 前記制御部は、前記測定されたイオンの量または濃度に基づいて、前記イオン発生素子の通電率を変化させる、請求項1記載の冷蔵庫。
  4. 前記制御部は、前記測定されたイオンの量または濃度と、前記イオン発生素子の通電時間とを比較することによって、前記イオン発生素子の故障または寿命を判定し、前記報知部で報知する、請求項1記載の冷蔵庫。
  5. 前記冷蔵庫は、
    外気温を測定する第1の温度測定部と、
    庫内温度を測定する第2の温度測定部と、
    庫外湿度を測定する湿度測定部とを備え、
    前記制御部は、前記測定された外気温と庫外湿度と庫内温度に基づいて、前記冷蔵庫のドア開閉による前記電極部への結露を抑制または蒸発させるのに必要な熱量を計算し、前記計算した熱量に応じた時間だけ前記ヒータを通電させる、請求項1記載の冷蔵庫。
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