JP2014212495A - 冷凍サイクル機器の遠隔制御システム - Google Patents

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Abstract

【課題】住宅内の冷凍サイクル機器を住宅外の携帯端末装置から遠隔制御する際に、各ユーザごとの使用状況に合わせ、快適性と省エネ性を両立する冷凍サイクル機器を提供する。【解決手段】携帯端末装置と冷凍サイクル機器の間にメールサーバと無線LAN接続アダプタを配置する遠隔制御システムにおいて、前記、無線LAN接続アダプタの無線回路の駆動時間を任意に変更可能とする手段を備えることにより達成されるものであり、ユーザが遠隔制御を行っている時間帯は、応答性が良くなるように制御を行い、逆に、ユーザが遠隔制御を行わない時間帯は、応答性は、ある程度、犠牲にして、省エネ性を優先する制御を行うことで、快適性と省エネ性を両立する冷凍サイクル機器を提供することができる。【選択図】図8

Description

本発明は、住宅外からインターネット等の通信回線を介して、冷凍凍サイクル機器を携帯端末装置から遠隔操作可能な制御システムに係わるものであり、特に、遠隔操作の利便性を考慮しつつ、消費電力の低減を可能とする技術に関する。
近年、住宅外(遠隔地)から住宅内のエアーコンディショナーやヒートポンプ給湯機などの冷凍サイクル機器を遠隔操作して快適な環境を提供するシステムが提案されている。
例えば、特許文献1の遠隔制御システムは、携帯電話からエアーコンディショナーの運転モード(冷房・暖房・除湿等)や設定温度の変更・運転停止等の操作をインターネットおよび遠隔操作アダプタを介して行うことが開示されている。
特許文献2は、サービス会社とネットワークでつながる複数の個別ネットワークとで構成され、個別ネットワークは、無線通信機能を備えた複数の制御媒体装置と、統括制御部と、パソコンシステムと、ルータとから構成され、サービス会社は、個別ネットワークの機器情報を管理し、統括制御部は、制御媒体装置の情報をパソコンシステムに送受信し、制御媒体装置のエラーをサービス会社に送信する。これにより、機器管理情報をサービス会社で管理し、各個別システムで集中操作や運転状況モニタを行う簡易型のホームネットワークシステムを提供する情報提供方法およびホームネットワークシステムが開示されている。
特許文献3は、従来、ネットワーク対応の家電機器で課題となっていた、初期費用の問題を解決するため、ネットワークドライバや通信装置を、家電機器に内蔵とはせず、アダプタとし、複数のプロトコルを格納することにより、各種通信方式に対応可能な情報処理装置、および情報処理方法として開示されている。
特許4359004号公報 特開2004−287641号公報 特開2006−54834号公報
上記、特許文献1、および特許文献2は、宅外から、携帯端末装置により、宅内の制御対象機器を遠隔制御する際に、利便性は考慮されており、快適なシステムを提供するものであるが、消費電力の低減については、記載されていない。
特許文献3においては、電力供給の必要性に応じて、アダプタに供給する電力供給量を複数段階に区分けるステップと、電気機器への電力供給をオン・オフさせるスイッチングステップを備えているが、あらかじめ、制御対象機器ごとに決められている使用電力量の情報をアダプタに送付しておくことで、その範囲を超える運転が行われた場合に、アダプタ本体からブザーなどの警告音を出すか、メールを携帯端末装置に配信することにより、過剰な電力消費を未然に防止するものである。
本発明が解決しようとする課題は、住宅内のエアーコンディショナーやヒートポンプ給湯機などの冷凍サイクル機器を住宅外の携帯端末装置から遠隔制御する際に、あらかじめ制御対象機器ごとに定められた固有値で、使用電力量の制限を行うのではなく、各ユーザごとの使用状況に合わせ、例えば、普段、ユーザが遠隔制御を行っている時間帯は、応答性が良くなるように制御を行い、逆に、ユーザが遠隔制御を行わない時間帯は、応答性はある程度、犠牲にして、省エネ性を優先する制御を行うことで、快適性と省エネ性を両立する冷凍サイクル機器を提供することにある。
請求項1に記載の本発明が解決しようとする課題は、携帯端末装置と冷凍サイクル機器の間にメールサーバと無線LAN接続アダプタを配置する遠隔制御システムにおいて、
前記、無線LAN接続アダプタの無線回路の駆動時間を任意に変更可能とする手段を備えることにより達成される。
請求項2は、請求項1に記載の遠隔制御システムにおいて、通常運転時は、無線回路の駆動間隔を短くして、遠隔操作の応答性を良くすることで、利便性を向上させることにより達成される。
請求項3は、請求項1乃至請求項2に記載の遠隔制御システムにおいて、運転停止状態では、無線回路の駆動間隔を長くすることで、待機時の消費電力を低減することにより達成される。
請求項4は、請求項1乃至請求項3に記載の遠隔制御システムにおいて、運転開始から空調が安定するまで(1時間程度)の間は、無線回路の駆動間隔を短くして、遠隔操作の応答性を良くすることで、利便性を向上させることにより達成される。
請求項5は、請求項1乃至請求項4に記載の遠隔制御システムにおいて、運転開始後の空調が安定している状態(1時間程度経過)では、無線回路の駆動間隔を長くすることで、待機時の消費電力を極力抑えて、省エネ性を高めることにより達成される。
請求項6は、請求項1乃至請求項5に記載の遠隔制御システムにおいて、人が居る時は、無線回路の動作間隔を短くして、遠隔操作の応答性を良くすることで、利便性を向上させることにより達成される。
請求項7は、請求項1乃至請求項6に記載の遠隔制御システムにおいて、人が居ない時は、無線回路の駆動間隔を長くすることで、待機時の消費電力を極力抑えて、省エネ性を高めることにより達成される。
請求項8は、請求項1乃至請求項7に記載の遠隔制御システムにおいて、エアコンが使われやすい季節、時間帯は、前記、無線回路の動作間隔を短くして、遠隔操作の応答性を良くすることで、利便性を向上させることにより達成される。
請求項9は、請求項1乃至請求項8に記載の遠隔制御システムにおいて、エアコンが使われにくい季節、時間帯は、前記、無線回路の動作間隔を長くすることで、待機時の消費電力を極力抑えて、省エネ性を高めることにより達成される。
請求項10は、請求項1乃至 求項9に記載の遠隔制御システムにおいて、前記、遠隔操作の応答性をユーザが任意に設定する手段を備えるこで、快適性と省エネ性を両立させることにより達成される。
請求項11は、請求項1乃至請求項9に記載の遠隔制御システムにおいて、前記、遠隔操作の応答性の良し(消費電力 大)、悪し(消費電力 小)をユーザに選択させる手段を備えることで、快適性と省エネ性を両立させることにより達成される。
請求項12は、請求項1乃至請求項11に記載の遠隔制御システムにおいて、前記、遠隔操作の応答性の設定状態が、当該条件成立により変わった旨をメールによりユーザに通知する手段を備えることで、利便性を向上させることにより達成される。
請求項13は、請求項1乃至請求項12に記載の遠隔制御システムにおいて、試運転や保守サービス時には、無条件に無線回路の駆動間隔を短くして、遠隔操作の応答性を良くすることで、サービス時の利便性を向上させることにより達成される。
本発明によれば、住宅内の冷凍サイクル機器を住宅外の携帯端末装置から遠隔制御する際、無線LAN接続アダプタの無線回路の駆動時間を任意に変更可能とすることにより各ユーザごとの使用状況に合わせ、ユーザが遠隔制御を行っている時間帯は、応答性が良くなるように制御を行い、逆に、ユーザが遠隔制御を行わない時間帯は、応答性は、ある程度、犠牲にして、省エネ性を優先する制御を行うことで、快適性と省エネ性を両立する冷凍サイクル機器を提供することができる。
遠隔制御システムの構成を示す概念図 遠隔制御システムの装置構成図 初期設定概略フロー図 遠隔制御概略フロー図(1) 遠隔制御概略フロー図(2) 遠隔制御概略フロー図(3) 遠隔操作機能一覧 無線LAN接続アダプタの構成図
以下、この実施例に係る冷凍サイクル機器の遠隔制御システムについて図1、図2を用いて説明する。図1は遠隔制御システムの構成を示す概念図である。図2は遠隔制御システムの装置構成図である。
実施例の遠隔制御システムは、多機能携帯電話(携帯端末装置)100を使用して、住宅外1から住宅内3のエアーコンディショナー400Aやヒートポンプ給湯機(図示せず)などの冷凍サイクル機器(制御媒体装置)400を遠隔制御するために、多機能携帯電話100からインターネット10を介して接続される多機能携帯電話用のメールサーバ500と専用メールサーバ200及び住宅内の無線LAN接続アダプタ300を主体に構築される。
尚、実施例の冷凍サイクル機器は、エアーコンディショナー400Aを例に説明している。また、LAN接続アダプタ300は、図1に図示のようにエアーコンディショナー400が複数台(400A・400B)の場合、それに対応して複数(300A・300B)設ける。
実施例の遠隔制御システムは、専用メールサーバ200を備え、インターネット10に接続している。このシステムは、専用メールサーバ200を介して、インターネット10上にサービスサイトを開設し、このサービスサイトに接続する複数の多機能携帯電話100とその持ち主の住宅内3に多機能携帯電話100による住宅内3の制御媒体装置400の遠隔操作サービスを提供する。
多機能携帯電話に遠隔制御システムのアプリケーションソフトをインストールすることにより、遠隔制御システムに対応した入力操作・制御部110、コマンド編集・送信部120、表示更新・制御部、メール受信・解析部130などの機能が加えられる。
尚、本発明の実施例に記載の遠隔制御システムは一実施例であり、種々の構成が考えられる。更には、採用台数が多くなる場合や技術の進歩等の状況の変化により、具体的構成および具体的機能は変化していくものである。例えば、採用台数が多くなった場合は、空気調和機等の冷凍サイクル機器に、上記実施例の無線LANアダプタ300の機能と同様な処理が可能な手段を内蔵させ、これにより更に高機能な制御を可能とする。
上記遠隔制御システムの実施例による初期設定を図3を用いて説明する。図3は初期設定概略フロー図である。
多機能携帯電話などの携帯端末装置により、遠隔地からエアーコンディショナーなどの制御媒体装置を制御しようとする使用者は、遠隔制御システムのアプリケーションソフトと住宅内のエアーコンディショナーと対になる無線LAN接続アダプタを入手する。
実施例の専用メールサーバ200に図3のステップS200で無線LAN接続アダプタ300を登録する。登録された無線LAN接続アダプタ300を、エアーコンディショナー400と通信可能になるように設置し、ステップS301で、無線LAN接続アダプタ300を、例えば、「寝室エアーコンディショナー」のように、携帯端末装置100から識別のための名称を付けて、遠隔制御の制御媒体装置(以下、図3〜図6の説明では対象機と言う)と関係付けして登録する。
さらに、一般的な無線LAN装置30、ホームゲートウェイ20を住宅内に設置し、無線LAN接続アダプタ200が無線LAN装置30、ホームゲートウェイ20を介してインターネット10に接続できるように、通信環境を整備する。また、住宅内のエアーコンディショナーを遠隔制御しようとする携帯端末装置100の所有者は、携帯端末装置100に図3のステップS102で遠隔制御システムのアプリケーションソフトを携帯端末装置100にインストールする。
これらの準備が整ったところで、ステップS303で無線LAN接続アダプタ300から、エアーコンディショナー400の遠隔制御を許可する携帯端末装置100のメールアドレスなどの使用者識別符号(以下、IDと略す)とパスワード(以下、PWと略す)を入力して登録する。ステップS304で遠隔操作を許可する住宅内の対象機(例えば、寝室エアーコンディショナー)と遠隔操作を許可する携帯端末装置100のID,PWの情報を専用メールサーバ(図では、専用MSと略す)200に送信する。
無線LAN接続アダプタ300からの、対象機、ID,PWの情報を、ステップS206で受信した専用メールサーバ200は、ステップS207で記憶装置にこの対象機、ID,PWを記憶する。また、ステップS305で対象機400の情報を携帯端末装置100に送信し、これをステップS108で受信した携帯端末装置100はステップS109で対象機400の情報を記憶装置に記憶する。
なお、住宅内の複数の機器を遠隔制御の対象機400として登録しても良く、また、1台の対象機400の遠隔制御を複数の携帯端末装置100に許可するようにしても良い。
住宅外1から住宅内3の制御媒体装置であるエアーコンディショナーA(400A)を操作しようとする場合、上記のアプリケーションソフトをインストールした多機能携帯電話100の入力操作・制御部110から、予め登録された住宅内3のエアーコンディショナーA(400A)を選択し、運転の開始、停止、設定温度の変更、運転状態の確認などの指令内容を指定する。
指令内容に対応して、コマンド編集・送信部120で入力内容がコマンドに編集され、入力画面に操作内容が表示される。操作内容を確認し、送信操作するとコマンドに編集された指令内容が専用メールサーバ200に送信される。ここで、遠隔制御の手順について図4と図5を用いて説明する。図4は遠隔制御概略フロー図(1)である。
住宅内の制御媒体装置400を携帯端末装置100で制御しようとする場合は、ステップS120でインストールした遠隔制御システムのアプリケーションソフトを起動し、遠隔制御を開始するためのID,PWを入力し、登録してある遠隔制御の対象機の中から、制御する対象機を選択し、制御の内容を、例えば、自動運転開始、冷房運転開始、設定温度変更、風速変更などの指令として表示の中から選択し、ステップS121でこの指令を専用メールサーバ200に送信する。
尚、アプリケーションソフトが音声認識対応の場合は、制御の内容のキーワードを携帯端末装置100等に声で知らせ、この声で知らせた制御の内容のキーワードを認識して、具体的制御内容の確認を音声により表示若しくは画面表示してやり取りして制御媒体装置400を制御するようにしても良い。声で知らせるキーワードとしては、例えば「自動運転開始」「冷房運転開始」「冷房運転停止」「設定温度変更」「風速変更」など。
上記専用メールサーバ200は、ステップS222で受信した内容と記憶している対象機のID,PWと一致するか否かをステップS223でチェックし、不一致であれば、ステップS224に進み、不一致である旨の表示をして再入力を促す。
ステップS223でID,PWが一致している場合は、ステップS227に進み、無線LAN接続アダプタ300に指令の内容を伝える指令メールを生成し、専用メールサーバ200内のLANアダプタメールサーバ(図ではADMSと略す)220にこれを保持し、ステップS230に進み、無線LAN接続アダプタ300からの送信要求を受信するのを待つ。
他方、無線LANアダプタ300は初期設定の終了後、図5のステップS326で定期的にLANアダプタメールサーバ220に送信要求を発信している。専用メールサーバ200は図4のステップS230で無線LAN接続アダプタ300からの送信要求を受信した場合は、ステップS234に進み、LANアダプタメールサーバ220に携帯端末装置100からの指令メールが有るか否かをチェックする。
ステップS234で指令メールが有る場合は、ステップS238、S239で、指令メールと返信日時を無線LAN接続アダプタ300に返信し、ステップS234で指令メールが無い場合は、ステップS239に進み、返信日時を無線LAN接続アダプタ300に返信して、ステップS255で、記憶している最新の返信日時を更新し、ステップS230に戻り、次の送信要求があるまで待機する。
ステップS230で無線LAN接続アダプタ300からの送信要求を受信しない場合は、ステップS256に進み、第1の所定時間が経過しているか否かをチェックし、第1の所定時間が経過していない場合は、ステップS230に戻り、次の送信要求があるまで待機する。
ここで、第1の所定時間とは、何らかの原因で専用メールサーバ200と無線LAN接続アダプタ300との間で通信が遮断した場合、通信の遮断と判断するまでの時間であり、前述の最新の返信日時から現在時刻までの経過時間がこの値を超えた場合に通信が遮断していると判断する時間であり、第2の所定時間とは、無線LAN接続アダプタ300と専用メールサーバ200との間の通信の遮断を判断する時間であり、記憶している最新の返信日時から現在までの経過時間が第2の所定時間を越えない場合は、通信は正常な状態であるとして、通常の動作を継続し、第2の所定時間を越えた場合は、通信が遮断したと判断する。
上記第1の所定時間と第2の所定時間の具体的な時間は、例えば、前回の操作が手元のリモートコントローラで操作された場合は、在宅者が自分で操作可能であるので第1の所定時間を1時間、第2の所定時間を2週間と長めにし、前回の操作が住宅外から遠隔操作された場合は、第1の所定時間を1時間、第2の所定時間を24時間と短めにする。
ステップS256で第1の所定時間が経過している場合は、ステップS257に進み、通信が遮断したことにより、住宅内の対象機400が「制御不能状態にある」旨のメールを携帯端末装置100に送信する。ステップS158でメールを受信した携帯端末装置100の所持者は、ステップS159においてメールで受信した内容、つまり「エアーコンディショナーが制御不能状態にある」旨の表示を見ることで、住宅内の対象機400が 制御不能状態になっていることを知り、適切な処置、行動をとることができる。
次に、無線LAN接続アダプタの動作について図5を用いて説明する。図5は遠隔制御概略フロー図(2)である。
前述したように、無線LANアダプタ300は初期設定の終了後、ステップS326で定期的にLANアダプタメールサーバ220に送信要求を発信し、専用メールサーバ200はこの送信要求に対して、ステップS238,S239で携帯端末装置100からの指令メール、返信日時を送信している。
無線LANアダプタ300はステップS341で専用メールサーバ200からの返信を受信した場合、ステップS342に進み、自身が記憶している最新の返信日時を更新し、ステップS344に進み、指令メールの有無をチェックする。指令メールが有る場合は、ステップS346に進み、指令メールを解析して、対象機400へのコマンドに変換し、ステップS347で対象機400に送信する。
ステップS448でコマンドを受信した対象機400は、ステップS449でコマンドに従って対象機400を制御し、制御結果をステップS450で無線LANアダプタ300に送信する。ステップS351で制御結果を受信した無線LANアダプタ300はステップS352で制御結果を携帯端末装置100にメールで送信する。
インターネット10を介してステップS160で制御結果のメールを受信した携帯端末装置100の所持者は、ステップS161でメールを表示させ、対象機400の制御結果を確認することができる。
ステップS344で指令メールが無かった場合は、ステップS345に進み、次の送信要求の時間が来たか否かをチェックする。次の送信要求の時間が来た場合は、ステップS326に戻り、専用メールサーバ200に送信を要求する。次の送信要求の時間が来ていない場合は、ステップS341に戻り、専用メールサーバ200からの返信を待つ。
ステップS341で専用メールサーバ200からの返信が無い場合は、ステップS343に進み、記憶している最新の返信日時から現在までの経過時間が第2所定時間を越えているか否かをチェックする。第2の所定時間を越えていない場合は、ステップS345に進み、前述したように、ステップS326、又はステップS341戻る。
次に、停止メールの発信動作について、図6を用いて説明する。図6は、遠隔制御概略フロー図(3)である。
前記、図5のステップS343で記憶している最新の返信日時から現在までの経過時間が第2の所定時間を越えている場合は、通信が遮断しているとして、図6のステップS370に進む。無線LAN接続アダプタ300はステップS370で停止コマンドを対象機400に送信し、ステップS471でこれを受信した対象機400はステップS472で対象機400の運転を停止し、ステップS473で制御結果を無線LAN接続アダプタ300に送信する。
ステップS374で制御結果を受信した無線LAN接続アダプタ300は、ステップS375で、対象機400が停止した旨の停止メールを携帯端末装置100に送信する。
この場合、無線LAN接続アダプタ300と専用メールサーバ200との間の通信が途切れているので無線LAN接続アダプタ300と多機能携帯電話メールサーバ500との間の通信も不通となっている恐れが大きい。
しかし、インターネット10の性質上、無線LAN接続アダプタ300と多機能携帯電話メールサーバ500との間の通信は障害部位を迂回して、確保されている場合も有るので、携帯端末装置100に対象機400が停止していることをメールで伝達する。次に、ステップS376に進み、警報を発信して、住宅内の人にも対象機400が停止していることを報知する。
ステップS177で、停止メールを受信した携帯端末装置100の所持者は、ステップS178でメールを表示し、対象機400が停止していることを知り、適切な処置を講ずることができる。
専用メールサーバ200はメール生成用サーバ210とLANアダプタメールサーバ220から構成され、編集された指令内容をメール生成用サーバ210で受信し、指令内容を後述する住宅内3の無線LANアダプタ300A宛のメールにしてLANアダプタメールサーバ220に送る。LANアダプタメールサーバ220は送信された無線LANアダプタ300A宛のメールを無線LANアダプタ300Aからの送信要求があるまで保持し、無線LANアダプタ300Aからの送信要求に応じて送信する。
LANアダプタメールサーバ220には、前述のアプリケーションソフトをインストールした多機能携帯電話100の持ち主のIDと遠隔制御システムにアクセスするときのパスワードが登録されるようになっていて、他人からの住宅内機器の操作ができないようになっている。
住宅内には複数の制御媒体装置(例えば、エアーコンディショナー)400とこれと一対を成す複数の無線LANアダプタ300が備えられ、無線LANアダプタ300と無線LANで情報の伝達が可能な無線LAN装置30を介して、ホームゲートウェイ20、インターネット10につながり、専用メールサーバ200、多機能携帯電話メールサーバ500と通信が可能となっている。
これにより、住宅内3の複数の制御媒体装置400の無線LANアダプタ300が1台の無線LAN装置30でインターネット10に接続可能になり、住宅内3の機器の設置が大幅に簡略化される。
無線LAN接続アダプタA(300A)は制御媒体装置(実施例ではエアーコンディショナーA)400Aと対になり、エアーコンディショナーA(400A)を制御する。この場合、エアーコンディショナーA(400A)の制御がエアーコンディショナーA(400A)の本体やエアーコンディショナーA(400A)用のリモートコントローラ(図示せず)でも制御できるようになっていて、優先順が設定できるようになっていても構わない。
無線LAN接続アダプタA(300A)は前述の遠隔制御システムのアプリケーションソフトをサービス会社から購入する時に、遠隔制御システムを構成する機器として、対象となる制御媒体装置400毎に設置され、この無線LAN接続アダプタA(300A)に遠隔制御システムを使用してアクセスする時に必要となるID、パスワードをこの無線LAN接続アダプタA(300A)から入力し、LANアダプタメールサーバ220に登録する。
無線LAN接続アダプタA(300A)は定期的(実施例では1分間隔)に専用メールサーバ200のLANアダプタメールサーバ220にメールの送信を要求し、LANアダプタメールサーバ220は多機能携帯電話100からの指令内容を記した無線LAN接続アダプタA(300A)宛のメールが有れば、そのメールと送信日時を送信し、無線LAN接続アダプタA(300A)宛のメールがなければ、送信日時を送信する。
無線LAN接続アダプタA(300A)は多機能携帯電話100からの指令内容を記した無線LAN接続アダプタA(300A)宛のメールを受信し、メール解析・コマンド送信部301Aで多機能携帯電話100からの指令内容をエアーコンディショナーA(400A)へのコマンドに変えてエアーコンディショナーA(400A)に送信する。
エアーコンディショナーA(400A)は無線LAN接続アダプタA(300A)からのコマンドの送信をコマンド受信・空調制御部401Aで受信し、エアーコンディショナーAを多機能携帯電話100からの制御指令に応じて制御する。更に、エアーコンディショナーA(400A)は制御結果を運転開始、運転停止、設定温度、現在室温などの運転状態、室内状態を空調運転結果送信部406Aから無線LAN接続アダプタA(300A)に送信する。
空調運転結果送信部406Aから運転結果を受信した無線LAN接続アダプタA(300A)は運転結果メール送信部306Aで運転結果を文字情報に変換し、無線LAN装置30、ホームゲートウェイ20及びインターネットを介して多機能携帯電話100宛に送信する。
無線LAN接続アダプタA(300A)から送信された運転結果メールはインターネット10上の多機能携帯電話メールサーバを介して多機能携帯電話100に送られる。多機能携帯電話100はメール受信・解析部130でこれを受信、解析して、多機能携帯電話100の表示更新・制御部140に応じた形態にして、多機能携帯電話100の所持者に伝える。
このように構成することで、住宅外1の多機能携帯電話100から、住宅内3のエアーコンディショナーA(400A)を制御し、運転結果をメールで確認できるので、多機能携帯電話100の所持者は思い立った時に、随時、住宅内3の制御媒体装置の制御を指示し、その結果を記録性の有るメールで受けることができるので、音声での通知のように、聞き漏らしたりすることがなく、確実に制御媒体装置の運転状態を把握することができる。
インターネット10は網の目のようなネットワークでつながれているので、どこか一箇所で支障が発生しても、その部を迂回することで、全体的な支障が出ることはほとんど考えられないが、例えば、実施例の専用メールサーバ200の近くで雷などで急激な電界の変化が生じたり、瞬間的に電源が遮断されると言ったことは十分に考えられ、この場合、本発明の遠隔制御システムは機能しなくなる。
この時、無線LAN接続アダプタA(300A)はLANアダプタメールサーバ220に定期的に送信要求を出しているので、この要求にたいするLANアダプタメールサーバ220からの返信がない場合、どこかで、通信障害が起きていることが判る。軽度の通信障害は、短時間に復旧することが多いので、この間、無線LAN接続アダプタA(300A)はエアーコンディショナーA(400A)に新たな指示を出さず、エアーコンディショナーAの運転状態を維持し、LANアダプタメールサーバ220に定期的に送信要求を出すことを継続する。
無線LAN接続アダプタA(300A)は送信の要求に対して、LANアダプタメールサーバ220からの返信が何回か連続してない場合、インターネット10に重度の通信障害が起きている可能性が高いので、通信が遮断したと判断し、エアーコンディショナーA(400A)に運転の停止を指示して、エアーコンディショナーA(400A)を停止させる。
この場合、エアーコンディショナーA(400A)が停止した旨を住宅内3に在宅している人に報知するため、住宅内3にある無線LAN接続アダプタA(300A)又はエアーコンディショナーA(400A)から、ブザー、音声または警報表示を発するようにすると、在宅している人が停止に対する適切な処置を行うのに役立つ。
なお、運転中のエアーコンディショナーA(400A)の運転開始から現在までの間に、多機能携帯電話100から本発明の遠隔制御システムを介した運転開始、運転の変更や運転状態の確認の指令が有ったときにはエアーコンディショナーA(400A)の運転を停止し、運転中のエアーコンディショナーA(400A)の運転開始から現在までの間に、多機能携帯電話100から本発明の遠隔制御システムを介した運転開始、運転の変更や運転状態の確認の指令が無かった時にはエアーコンディショナーA(400A)の運転を継続するようにするのも良い。
更に、通信障害になった時に、多機能携帯電話100からの指令で運転中の場合のみ、エアーコンディショナーA(400A)を停止する機能と、指令の出処に関わらず、運転中のエアーコンディショナーA(400A)を停止する機能とを、無線LAN接続アダプタA(300A)に設けた切替スイッチで選択できるようにすることで、本発明の遠隔制御システムの多様な使用の方法に対応することが可能となる。
これは、遠隔制御システムを使用して住宅内3のエアーコンディショナーA(400A)を操作している場合、通信が遮断すると、当然のことながら遠隔制御システムを使用しての住宅内3のエアーコンディショナーA(400A)の操作ができなくなる。この場合、住宅内3にエアーコンディショナーA(400A)を操作できる人が在宅していれば、前述したブザー、音声または警報表示により、適切な処置をとることもできるが、そのような人が居ない場合は、エアーコンディショナーA(400A)は遠隔操作も住宅内3での操作もできなくなり、エアーコンディショナーA(400A)は一種の暴走状態になる。
このような場合、エアーコンディショナーA(400A)は自らの制御アルゴリズムで自分自身を制御し、運転を継続するが、一種の暴走状態であることには変わりは無く、この状態を解消すべく、無線LAN接続アダプタA(300A)からエアーコンディショナーA(400A)に運転の停止を指示し、エアーコンディショナーA(400A)を停止させることで、この暴走状態から抜け出すことができる。
なお、実施例では制御媒体装置をエアーコンディショナーとしたが、エアーコンディショナー以外にも、空気清浄機、除湿機、暖房機などのエアーコンディショナー器や給湯器、ボイラー、洗濯機、テレビ、照明器具などの家庭電器製品にも、この遠隔制御システムを適用できることは言うまでもない。これらの機器に適用することで、住宅内3の空調で在宅者の体調維持や、擬似在宅状態の演出で防犯効果を期待することができる。
これまで、1台の多機能携帯電話100で住宅内3のエアーコンディショナーA(400A)を制御することについて述べてきたが、複数の多機能携帯電話のそれぞれに、前述した本発明の遠隔制御システムのアプリケーションソフトをインストールし、無線LAN接続アダプタA(300A)に、対となるエアーコンディショナーA(400A)の遠隔制御を許可する多機能携帯電話を複数登録することもできる。
これにより、複数の多機能携帯電話から1台のエアーコンディショナーA(400A)を遠隔操作することができるようになり、例えば、家族みんなが外出していても、家族の誰もが住宅内3のエアーコンディショナーA(400A)を遠隔操作できるので、安心して、外出することができる。
これにより、自分では冷凍サイクル機器を操作することができない人を、自宅に残して外出しなければならない場合で、熱中症や風邪を引くのを防ぐため、室内をエアーコンディショナー、ファンヒーター、電気ストーブ、除湿機、空気清浄機などのエアーコンディショナーで適正な状態に維持しておきたい時に、登録された多機能携帯電話を持ち歩くことで、住宅内のエアーコンディショナーの運転、停止などの制御を行い、また、その運転状態を確認することができる。
これらのエアーコンディショナーは、在宅者の健康を守る上で大きな役割を持っているので、災害時にも、その機能を継続して発揮することが望ましい。しかし、これらのエアーコンディショナーは大きな熱量を扱うため、条件の悪化に伴い、2次災害を引起す虞も大きい。このため、本発明では、通信障害で、外部からのコントロールができなくなった時には、これらのエアーコンディショナーを停止にし、登録してある多機能携帯電話に通知するようにする。通報を受けた人は、住宅内のエアーコンディショナーの停止の状態をいち早く知ることができ、とるべき次の行動に素早く移ることができる遠隔制御システムを提供することができる。
次に、多機能携帯電話100により、エアーコンディショナーA(400A)を遠隔で操作可能な機能について、各ユーザごとの使用状況に合わせ、例えば、普段、ユーザが遠隔制御を行っている時間帯は、応答性が良くなるように制御を行い、逆に、ユーザが遠隔制御を行わない時間帯は、応答性はある程度、犠牲にして、省エネ性を優先する制御を行うことで、快適性と省エネ性を両立する冷凍サイクル機器を提供することにある。
次に、多機能携帯電話100により、エアーコンディショナーA(400A)を遠隔で操作可能な機能について、図7を用いて説明する。図7は、遠隔操作機能一覧である。
図7に示す通り、遠隔操作の主な機能としては「設定」、「確認」、「操作」があり、「その他」取扱説明等を行う機能も有している。
「設定」は、初期設定等を行うものであり、全ユーザが、エアーコンディショナーA(400A)を遠隔操作する際に、必ず行う必要がある「エアコン登録」と、使用を取り止める際に行う「削除」機能がある。また、最初にエアコン登録を行った人を「管理者」と位置づけ、その人のみが実行可能となる「管理者メニュー」内の「パスワード変更」、「ユーザ確認」、「ユーザ削除」機能が有る。
「確認」は、エアコンの状態を確認するものであり、例えば、冷房モードで運転中であるとか、設定温度が27℃に設定されているとか、停止中である等、エアコンの状態を遠隔操作で「確認」する機能である。
「操作」は、エアコンの設定を変更するものであり、例えば、冷房モードで運転を開始するとか、設定温度を26℃に変更するとか、運転しているエアコンを停止する等、エアコンの運転状態を遠隔操作で「変更」する機能である。
次に、本発明が解決しようとする課題である、快適性と省エネ性を両立する冷凍サイクル機器を提供するために必要な無線LAN接続アダプタの構成について、図8を用いて説明する。図8は、無線LAN接続アダプタの構成図である。図に示した通り、無線LAN接続アダプタは、主に、CPUと無線回路とアンテナで構成される。携帯端末装置で運転操作等を行うと、操作指令メールとなりサーバに格納される。この操作指令メールを無線LAN接続アダプタが定期的にアクセスして、操作指令メールより、ユーザからの操作指令を解析して、エアコンに対して、運転開始等の指令として与え、制御を行う。その結果として、エアコンが運転を開始した等の動作結果を、無線LAN接続アダプタから、携帯端末装置のメールサーバに通知する。この一連のシーケンスにより、携帯端末装置から、エアコンを運転開始する等の遠隔操作を行う。その際、無線LAN接続アダプタに搭載のCPUが無線回路を駆動してサーバをアクセスする間隔を短くすることで、応答性は良くなるが、消費電力は上がる。逆に、CPUが無線回路を駆動してサーバをアクセスする間隔を長くすることで、応答性は悪くなるが、消費電力は抑えられる。
本実施例では、上記の間隔を、エアコンが運転中の場合など応答性を重視する場合には、1分で設定し、エアコンが停止中の場合など消費電力を抑えることを優先した方が良い場合には、5分で設定している。
上記の通り、この時間を短かくすれば、応答性は良くなるが、消費電力が増加すると共にメールサーバの負荷が増加するという問題が生じる。
逆に、この時間を長くすれば、上記の問題は解消されるが、応答性がにぶり使い勝手が悪くなる。よって、生活シーンに応じて、自動的にこの時間が調整されることが望ましい。
以上、説明したように、請求項1記載の遠隔制御システムによれば、携帯端末装置と冷凍サイクル機器の間にメールサーバと無線LAN接続アダプタを配置する遠隔制御システムにおいて、前記、無線LAN接続アダプタの無線回路の駆動時間を任意に変更可能とすることで、各ユーザごとの使用状況に合わせて、ユーザが遠隔制御を行っている時間帯は、応答性が良くなるように制御を行い、逆に、ユーザが遠隔制御を行わない時間帯は、応答性は、ある程度、犠牲にして、省エネ性を優先する制御を行うことで、快適性と省エネ性を両立する冷凍サイクル機器を提供することができる。
請求項2は、請求項1に記載の遠隔制御システムにおいて、通常運転時は、無線回路の駆動間隔を短くして、遠隔操作の応答性を良くすることで、運転中の応答性を高めることで、利便性の良い冷凍サイクル機器を提供することができる。
請求項3は、請求項1又は請求項2に記載の遠隔制御システムにおいて、運転停止状態では、無線回路の駆動間隔を長くすることで、待機時の消費電力を極力抑えることで省エネ性を高めた冷凍サイクル機器を提供することができる。
請求項4は、請求項1乃至請求項3の何れかに記載の遠隔制御システムにおいて、運転開始から空調が安定するまで(1時間程度)の間は、ユーザが設定温度や設定風速の設定変更などを行う可能性が高いため、無線回路の駆動間隔を短くして、遠隔操作の応答性を良くすることで、利便性の良い冷凍サイクル機器を提供することができる。
請求項5は、請求項1乃至請求項4の何れかに記載の遠隔制御システムにおいて、運転開始後の空調が安定している状態(1時間程度経過)では、無線回路の駆動間隔を長くすることにより、待機時の消費電力を極力抑えることで、省エネ性を高めた冷凍サイクル機器を提供することができる。
請求項6は、請求項1乃至請求項5の何れかに記載の遠隔制御システムにおいて、人が居る時は、無線回路の動作間隔を短くして、遠隔操作の応答性を良くすることで、利便性の良い冷凍サイクル機器を提供することができる。
請求項7は、請求項1乃至請求項6の何れかに記載の遠隔制御システムにおいて、人が居ない時は、無線回路の駆動間隔を長くすることで、待機時の消費電力を極力抑えることで省エネ性を高めた冷凍サイクル機器を提供することができる。
請求項8は、請求項1乃至請求項7の何れかに記載の遠隔制御システムにおいて、エアコンが使われやすい季節、時間帯は、前記、無線回路の動作間隔を短くして、遠隔操作の応答性を良くすることで、利便性の良い冷凍サイクル機器を提供することができる。
請求項9は、請求項1乃至請求項8の何れかに記載の遠隔制御システムにおいて、エアコンが使われにくい季節、時間帯は、前記、無線回路の動作間隔を長くすることで、待機時の消費電力を極力抑えることで省エネ性を高めた冷凍サイクル機器を提供することができる。
請求項10は、請求項1乃至請求項9の何れかに記載の遠隔制御システムにおいて、前記、遠隔操作の応答性をユーザが任意に設定する手段を備えることで、快適性と省エネ性を両立する冷凍サイクル機器を提供することができる。
請求項11は、請求項1乃至請求項9の何れかに記載の遠隔制御システムにおいて、前記、遠隔操作の応答性の良し(消費電力 大)、悪し(消費電力 小)をユーザに選択させる手段を備えることで、快適性と省エネ性を両立する冷凍サイクル機器を提供することができる。
請求項12は、請求項1乃至請求項11の何れかに記載の遠隔制御システムにおいて、前記、遠隔操作の応答性の設定状態が、当該条件成立により変わった旨をメールによりユーザに通知する手段を備えることで、利便性の良い冷凍サイクル機器を提供することができる。
請求項13は、請求項1乃至請求項12の何れかに記載の遠隔制御システムにおいて、試運転や保守サービス時には、無条件に無線回路の駆動間隔を短くして、遠隔操作の応答性を良くすることで、サービス時に利便性の良い冷凍サイクル機器を提供することができる。
1…宅外、3…宅内、10…インターネット、20…ホームゲートウェイ、30…無線LAN装置、100…多機能携帯電話(携帯端末装置)、110…入力操作・制御部、120…コマンド編集・送信部、130…メール受信・解析部、140…表示更新・制御部、200…専用メールサーバ、210…メール生成用サーバ、220…LANアダプタメールサーバ、300…無線LAN接続アダプタ、300A…無線LAN接続アダプタA、300B…無線LAN接続アダプタB、301A…メール解析・コマンド送信部、306A…運転結果メール送信部、400…エアーコンディショナー(制御媒体装置、対象機)、400A…エアーコンディショナー(制御媒体装置)A、400B…エアーコンディショナー(制御媒体装置)B、401A…コマンド受信・空調制御部、406A…空調運転結果送信部、500…多機能携帯電話メールサーバ。

Claims (13)

  1. 携帯端末装置と冷凍サイクル機器の間にメールサーバと無線LAN接続アダプタを配置する遠隔制御システムにおいて、前記、無線LAN接続アダプタの無線回路の駆動時間を任意に変更可能とする手段を備えることを特徴とする冷凍サイクル機器の遠隔制御システム。
  2. 請求項1に記載の遠隔制御システムにおいて、通常運転時は、無線回路の駆動間隔を短くして、遠隔操作の応答性を良くすることで、利便性を向上させることを特徴とする冷凍サイクル機器の遠隔制御システム。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の遠隔制御システムにおいて、運転停止状態では、無線回路の駆動間隔を長くすることで、待機時の消費電力の低減を図ることを特徴とする冷凍サイクル機器の遠隔制御システム。
  4. 請求項1乃至請求項3の何れかに記載の遠隔制御システムにおいて、運転開始から空調が安定するまでの間は、無線回路の駆動間隔を短くして、遠隔操作の応答性を良くすることで、利便性を向上させることを特徴とする冷凍サイクル機器の遠隔制御システム。
  5. 請求項1乃至請求項4の何れかに記載の遠隔制御システムにおいて、運転開始後の空調が安定している状態では、無線回路の駆動間隔を長くすることで、待機時の消費電力の低減を図ることを特徴とする冷凍サイクル機器の遠隔制御システム。
  6. 請求項1乃至請求項5の何れかに記載の遠隔制御システムにおいて、人が居る時は、無線回路の動作間隔を短くして、遠隔操作の応答性を良くすることで、利便性を向上させることを特徴とする冷凍サイクル機器の遠隔制御システム。
  7. 請求項1乃至請求項6の何れかに記載の遠隔制御システムにおいて、人が居ない時は、無線回路の駆動間隔を長くすることで、待機時の消費電力の低減を図ることを特徴とする冷凍サイクル機器の遠隔制御システム。
  8. 請求項1乃至請求項7の何れかに記載の遠隔制御システムにおいて、エアコンが使われやすい季節、時間帯は、前記、無線回路の動作間隔を短くして、遠隔操作の応答性を良くすることで、利便性を向上させることを特徴とする冷凍サイクル機器の遠隔制御システム。
  9. 請求項1乃至請求項8の何れかに記載の遠隔制御システムにおいて、エアコンが使われにくい季節、時間帯は、前記、無線回路の動作間隔を長くすることで、待機時の消費電力の低減を図ることを特徴とする冷凍サイクル機器の遠隔制御システム。
  10. 請求項1乃至請求項9の何れかに記載の遠隔制御システムにおいて、前記、遠隔操作の応答性をユーザが任意に設定する手段を備えることを特徴とする冷凍サイクル機器の遠隔制御システム。
  11. 請求項1乃至請求項9の何れかに記載の遠隔制御システムにおいて、前記、遠隔操作の応答性の良し悪しをユーザに選択させる手段を備えることを特徴とする冷凍サイクル機器の遠隔制御システム。
  12. 請求項1乃至請求項11の何れかに記載の遠隔制御システムにおいて、前記、遠隔操作の応答性の設定状態が、当該条件成立により変わった旨をメールによりユーザに通知する手段を備えることを特徴とする冷凍サイクル機器の遠隔制御システム。
  13. 請求項1乃至請求項12の何れかに記載の遠隔制御システムにおいて、試運転や保守サービス時には、無条件に無線回路の駆動間隔を短くして、遠隔操作の応答性を良くすることで、サービス時の利便性を向上させることを特徴とする冷凍サイクル機器の遠隔制御システム。
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