JP2008181191A - ストレージ装置、ストレージシステム、並びに、その制御方法および制御プログラム - Google Patents

ストレージ装置、ストレージシステム、並びに、その制御方法および制御プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】ネットワーク交換機やファイアウォールを特別な設定にしなくても、外部の端末からストレージ装置の記憶媒体にアクセスすることを可能にさせる。
【解決手段】内部ネットワーク12を介して外部ネットワーク11に接続されたストレージ装置200が、ファイルを記憶する記憶媒体242に対してアクセスする対象のファイルを電子メールに添付して外部ネットワーク11に接続された端末400,600との間で該電子メールのデータ通信を行うことにより端末400,600から記憶媒体242へのアクセスを受け付ける。
【選択図】図1

Description

本発明は、内部ネットワークを介して外部ネットワークに接続されたストレージ装置、該ストレージ装置を有するストレージシステム、並びに、その制御方法および制御プログラムに関する。
LAN(Local Area Network)に接続されたネットワーク接続ストレージ(Network Attached Storage、NAS)のファイルを共有するため、SMB(Server Message Block)等のプロトコルが使用されている。また、NASからファイルをインターネット(Internet)へ転送するため、FTP(File Transfer Protocol)等のプロトコルが使用されている。
特許文献1には、データ転送装置からデータファイルをFTPサーバへアップロードし、別のデータ転送装置へFTPサーバからデータファイルをダウンロードすることが記載されている。
特開2005−301809号公報
NASにLANでしか通用しないネットワークアドレスが与えられている場合、別のLANやインターネットに接続された外部の端末から前記NASにアクセスしようとしても、ネットワーク交換機を特別な設定にしない限りアクセスすることができない。また、LANとインターネットとの間にファイアウォール(firewall)が設けられていても、ファイアウォールを特別な設定にしない限り外部の端末から前記NASにアクセスすることができない。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたもので、ネットワーク交換機やファイアウォールを特別な設定にしなくても、外部の端末からストレージ装置の記憶媒体にアクセスすることを可能にさせることを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明は、内部ネットワークを介して外部ネットワークに接続されたストレージ装置であって、
ファイルを記憶する記憶媒体と、
該記憶媒体に対してアクセスする対象のファイルを電子メールに添付して前記外部ネットワークに接続された端末との間で該電子メールのデータ通信を行うことにより前記端末から前記記憶媒体へのアクセスを受け付けるアクセス手段とを備えることを特徴とする。
また、本発明は、内部ネットワークを介して外部ネットワークに接続されたストレージ装置と、前記外部ネットワークに接続された端末とを有するストレージシステムであって、
前記ストレージ装置は、ファイルを記憶する記憶媒体と、該記憶媒体に対してアクセスする対象のファイルを電子メールに添付して前記外部ネットワークを介して前記端末との間で該電子メールのデータ通信を行うことにより前記端末から前記記憶媒体へのアクセスを受け付けるアクセス手段とを備え、
前記端末は、前記ストレージ装置の記憶媒体に対してアクセスする対象のファイルを電子メールに添付して前記外部ネットワークを介して前記ストレージ装置との間で該電子メールのデータ通信を行うことにより前記ストレージ装置の記憶媒体へアクセスすることを特徴とする。
外部ネットワークに接続された端末が内部ネットワークに接続されたストレージ装置の記憶媒体に対してアクセスするとき、アクセスする対象のファイルが電子メールに添付され、前記端末と前記ストレージ装置との間で該電子メールのデータ通信が行われて、前記端末から前記記憶媒体へのアクセスが受け付けられる。
外部ネットワークと内部ネットワークとの間に設けられるネットワーク交換機やファイアウォールを特別な設定にしなくても、アクセスする対象のファイルを添付した電子メールは、外部ネットワークおよび内部ネットワークを経由するデータ通信により上記端末や上記ストレージ装置に届けられる。従って、外部の端末からストレージ装置の記憶媒体へ容易にアクセスすることが可能になる。
上記端末から上記記憶媒体へのアクセスには、前記記憶媒体からファイルを読み出すこと、前記記憶媒体にファイルを書き込むこと、前記記憶媒体からフォルダ(ディレクトリともいう)の構造を読み出すこと、前記記憶媒体からファイルやフォルダを削除すること、等が含まれる。ストレージ装置が端末に対して行う電子メールのデータ通信には、端末へ電子メールを送信すること、端末から電子メールを受信すること、の両方が含まれる。むろん、端末がストレージ装置に対して行う電子メールのデータ通信には、ストレージ装置へ電子メールを送信すること、ストレージ装置から電子メールを受信すること、の両方が含まれる。
なお、本発明は、上述した装置やシステムの構成に対応した工程を有する制御方法、上述した装置やシステムの構成に対応した機能をコンピュータに実現させるプログラム、該プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体、等としても適用可能である。
上述した制御方法、制御プログラム、該プログラムを記録した媒体、の発明も、上述した作用、効果を奏する。むろん、請求項2〜請求項8に記載した構成も、前記装置や前記システムや前記方法や前記プログラムや前記記録媒体に適用可能である。
請求項1、請求項7〜請求項10に係る発明によれば、ネットワーク交換機やファイアウォールを特別な設定にしなくても、外部の端末からストレージ装置の記憶媒体にアクセスすることが可能になる。
請求項2に係る発明では、ネットワーク交換機等を特別な設定にしなくても、外部の端末からストレージ装置にファイルを保存することが可能になる。
請求項3に係る発明では、特別な設定をネットワーク交換機に設定しなくても、外部の端末からストレージ装置に記憶されているファイルを読み出すことが可能になる。
請求項4に係る発明では、外部の端末を使用する利用者は、ストレージ装置に対するアクセスのコマンドを覚えていなくても、端末からコマンドを指定してストレージ装置に対するアクセスを実行させることができる。従って、ストレージ装置に対するアクセスを実行させる際の利便性を向上させることができる。
請求項5に係る発明では、ストレージ装置へのアクセスを許可するためのパスワードが電子メールの送信毎に変わるので、ストレージ装置への不正侵入に対する防御機能を向上させることができる。
請求項6に係る発明では、外部の端末からストレージ装置へアクセスしないときには比較的長い時間を空けてストレージ装置宛の電子メールを受信する処理が行われるので、メールサーバに大きな負荷をかけずに外部の端末からストレージ装置へアクセスすることが可能になる。
以下、(1)ストレージシステムの構成、(2)ストレージシステムの動作および作用、(3)その他の変形例、の順に、本発明の実施形態を説明する。
(1)ストレージ装置を含むストレージシステムの構成:
図1は、本発明の一実施形態に係るストレージシステム1000の構成を示している。本システム1000は、情報を双方向に通信可能な内部ネットワーク12に接続されたNAS(ストレージ装置)200を少なくとも備えるとともに、外部ネットワーク11に接続される端末を少なくとも備える。内部ネットワークの代表例は、Ethernet(登録商標)等のLANである。内部ネットワークは、有線LANのような有線のネットワークでもよいし、無線LANのような無線のネットワークでもよい。むろん、外部ネットワークと異なるネットワークであれば、内部ネットワークは、WAN(Wide Area Network)等でもよい。本実施形態では、内部ネットワーク12がLANであるとして説明する。
外部ネットワーク11の代表例は、インターネットである。むろん、内部ネットワークと異なるネットワークであれば、WAN等でもよい。
内部ネットワークには、NAS200のみ接続されてもよいし、パーソナルコンピュータ(PC)400、PDA(Personal Digital Assistant)500、携帯電話、ゲーム機、等の端末が接続されてもよい。複数の機器を内部ネットワークに接続する場合、例えば、ハブ(Hub)等の集線装置を介してルータ(router)110に複数の機器を接続することができる。NASは、1台のみ設けられてもよいし、複数設けられてもよい。
内部ネットワーク12は、ルータ(router)110とファイアウォール120とモデム(modem)130を介して外部ネットワーク11に接続されている。ルータ110は、LAN12内を流れるデータと外部ネットワーク11内を流れるデータとをプロトコル変換して中継する機器である。ルータ110は、例えば、LAN12と物理的に接続されるLANアダプタ回路、このLANアダプタ回路とモデムとの間でデータの送受を実現する回路、データの送受やNAS200等にIP(Internet Protocol)アドレスを付与する処理等を制御するためのCPUやROMやRAMやタイマ回路、等を備えている。
ファイアウォール120は、外部ネットワーク11など外部からLAN12内に不正侵入されるのを防ぐシステムである。具体的には、ファイアウォールは、外部ネットワークを通じてデータやプログラムの盗み見、改ざん、破壊などが行われないように、外部との境界を流れるデータを監視し、不正なアクセスを検出し、遮断する処理を行う。ファイアウォールの機能は、図示のように専用のハードウェアとして実現されてもよいし、ファイアウォールの機能を実現させるプログラムをコンピュータにインストールさせることにより実現されてもよい。例えば、大きな企業では、ファイアウォールの機能を有する情報管理システムがルータと外部ネットワークとの間に設置される。むろん、ファイアウォール120は、ルータ110に組み込まれていてもよい。
モデム130は、ファイアウォール120を介してルータ110から送られてくるデジタルデータを電話回線用の信号(光ファイバー通信用の信号を含む)に変換して該信号を外部ネットワーク11に送信したり、外部ネットワーク11から送られてくる信号をデジタルデータに変換してファイアウォール120を介してルータ110に対して出力したりする、変復調装置である。
外部ネットワーク11には、モデム460を内蔵するパーソナルコンピュータ(PC)400、PDA、ゲーム機、等の端末が直接接続可能であり、ゲートウェイおよび基地局を介して携帯電話600等の無線端末が間接的に接続可能であるととともに、モデム730、ファイアウォール720、ルータ710、LAN(第二の内部ネットワーク)13を介してPC400、PDA、ゲーム機、等の端末が間接的に接続可能である。また、外部ネットワーク11には、該外部ネットワークに接続される外部の端末とNAS200との間で電子メールのデータ通信を可能にさせるためのメールサーバ800が接続されている。
外部ネットワークを介してデータ通信を行うためには、外部ネットワークに接続された機器に対して一意に割り当てられたネットワークアドレス(例えばIPアドレス)であるグローバルアドレス(global address)を宛先とする必要がある。一方、内部ネットワークを介してデータ通信を行うためには、内部ネットワークに接続された機器に対して一意に割り当てられたネットワークアドレス(例えばIPアドレス)であるローカルアドレス(local address)を宛先とする必要がある。内部ネットワークの管理者は、該内部ネットワークに接続された機器に対してローカルアドレスを自由に割り当てることができる。このローカルアドレスは、外部ネットワーク上での一意性が保証されない。従って、外部ネットワーク上で割り当てられたグローバルアドレスと内部ネットワーク上で割り当てられたローカルアドレスとを交換するルータ110のようなネットワーク交換機が両ネットワーク間に設けられる。ここで、ネットワーク交換機を特別な設定にしない限り、図26に示すように、ローカルアドレスしか割り当てられないNAS9200のような機器の記憶媒体に対して、外部ネットワークに接続された端末からファイルを読み出したり、同端末からファイルを保存させたりする処理を行うことができない。
また、両ネットワーク間に設けられるファイアウォール120は、外部ネットワークから内部ネットワーク上の機器のデータが読み出されたり内部ネットワーク上の機器にデータが書き込まれたりする行為を遮断する。従って、ファイアウォールを特別な設定にしない限り、図26に示すように、ローカルアドレスしか割り当てられない機器の記憶媒体に対して、外部ネットワークに接続された端末からファイルを読み出したり、同端末からファイルを保存させたりする処理を行うことができない。
図26に示す比較例のストレージシステム9000では、NAS9200の記憶媒体9242に対して擬似的にアクセスするために例えばFTPサーバ9900が外部ネットワーク11に接続される。このFTPサーバ9900の記憶媒体のデータ構造は、NASの記憶媒体9242のデータ構造と同じにされる。
以上により、PC400等の外部の端末とFTPサーバ9900とは、同じ外部ネットワーク11に接続され、互いにグローバルアドレスを指定してファイルのデータ通信を行うことができる。しかし、別途FTPサーバを設ける必要があり、FTPサーバの記憶媒体とNASの記憶媒体とでデータ構造を同一に保つ処理を行う必要があるうえ、PC400等の外部の端末を第二の内部ネットワーク13経由で外部ネットワーク11に接続する場合にはルータ710やファイアウォール720の制限により外部の端末に対するアクセスが拒否されることがある。
そこで、本システム1000では、ストレージ装置200に、ファイルを記憶する記憶媒体242に対してアクセスする対象のファイルを電子メールE1に添付して外部ネットワーク11に接続された外部の端末との間で電子メールE1のデータ通信を行うことにより、外部の端末から記憶媒体242へのアクセスを受け付けるアクセス部(アクセス手段)U1を設けている。
図2に示すように、NAS200では、CPU211、半導体メモリ212,213、タイマ回路214、LAN用通信回路230、記憶部240、出力装置250、等が、所定のシステムバス260に接続され、互いに情報を入出力可能とされている。LAN12に接続される機器200,400,500等は、各機器内のLAN用通信回路を介して互いにデータ通信可能とされている。出力装置250は、設けられなくてもよいが、液晶表示器等の表示器251、ビープ音を出力する音声出力器252、等が用いられる。CPU211は、ROM212に書き込まれたプログラムに従って、適宜、ストレージ装置の制御プログラムや各種情報を記憶部240からRAM213へ読み出して制御プログラムを実行する処理を行い、NAS全体の動作を制御している。
NAS200内では、例えばタイマ回路214によるタイマ割り込みを利用した時分割方式で後述する処理が並列して行われる。LAN用通信回路230は、LAN12に接続され、例えばTCP/IPによってLAN12を介して双方向通信を行うことが可能である。記憶部240は、ハードディスク等の情報記憶媒体242や該情報記憶媒体に情報を読み書きするハードディスクドライブ等のドライブを有し、この記憶媒体242に、各種制御プログラムや各種情報が記憶される。記憶媒体242には、ハードディスク等の磁気記憶媒体、CD−ROM、不揮発性半導体メモリ、電力をバックアップされた揮発性半導体メモリ、等を用いることができる。記憶媒体242には、NAS200に与えられた電子メールアドレス(E-mail address)、電子メールを送信するための基データD1、パスワードを表す情報D2、受信条件を表す情報D3、等も記憶される。
図6に示すように、記憶媒体242には、所定のファイルシステム(file system)に従って、フォルダ(folder)FO1〜FO4を階層化したフォルダ構造ST1が形成され、階層化されたフォルダFO1〜FO4にファイルFI1が保存されて記憶される。ROM212や記憶媒体242には、記憶媒体242にフォルダ構造ST1を形成してファイルFI1を格納する前記ファイルシステムを実現させるプログラムが記録されている。このファイルシステムは、所定のデータ記録方式に従って、記憶媒体にファイルやフォルダを作成、移動、削除したり、ファイルを読み出したり等、記憶媒体に記録されるデータを管理する機能を有する。通常、ファイルシステムは、オペレーティングシステム(OS)の持つ機能の一つとして提供される。ファイルは、記憶媒体に記録されるデータのまとまりを意味し、OSがデータを管理する単位とされる。フォルダは、ディレクトリ(directory)とも呼ばれ、ファイルを分類し、整理するための保管場所を意味する。フォルダは、中にフォルダがさらに格納可能とされ、階層構造とされる。図6の例では、左側にフォルダ構造ST1が示され、右側に「neko」フォルダFO3の中身が示されている。
図3に示すように、PC400では、CPU411、半導体メモリ412,413、タイマ回路414、入力装置420、出力装置430、記憶部440、LAN用通信回路450、モデム460、等が、所定のシステムバス470に接続され、互いに情報を入出力可能とされている。CPU411は、ROM412に書き込まれた制御プログラムに従って、適宜、OS441およびメールソフト(mail software)等のアプリケーションプログラム(APL)442並びに各種情報を記憶部440からRAM413へ読み出して制御プログラムを実行する処理を行い、PC全体の動作を制御している。
PC400内では、例えばタイマ回路414によるタイマ割り込みを利用した時分割方式で後述する処理が並列して行われる。LAN用通信装置450は、LAN12に接続され、例えばTCP/IPによってLAN12を介して双方向通信を行うことが可能である。入力装置420は、マウス等のポインティングデバイス421やキーボード422を操作用入力機器として有し、利用者からの操作入力を受け付ける。出力装置430は、ディスプレイ等の表示装置431や音声出力器等の音声出力装置432を情報出力機器として有し、利用者に情報を表示や音声出力により出力する。むろん、PCにプリンタ等の印刷装置を接続し、この印刷装置で情報を印刷することにより、情報を出力するようにしてもよい。記憶部440は、ハードディスク等の情報記憶媒体や該記憶媒体に情報を読み書きするハードディスクドライブ等のドライブを有し、この記憶媒体に、OS231やAPL232や各種情報が記憶される。記憶媒体には、ハードディスク等の磁気記憶媒体、CD−ROM、不揮発性半導体メモリ、電力をバックアップされた揮発性半導体メモリ、等を用いることができる。
図4に示すように、携帯電話600は、システムバス601aに接続されたCPU601bや半導体メモリ601c,dやタイマ回路601e等を有する制御部601を備えるとともに、アンテナ602aからのアナログ信号をデジタル信号に変換し信号の処理をする無線回路602、音声を出力する音声出力器603、音声を入力する音声入力器604、利用者からの操作入力を例えば複数の操作キーにて受け付ける操作部605、通話の状態や電子メール等を画面に表示する液晶パネル等の表示部606、静止画の撮影等を行うためのCCDカメラ607、等が制御部601に接続され、互いに情報を入出力可能とされている。携帯電話600用の基地局は、ゲートウェイに接続され、携帯電話600との間で近距離無線通信を行う。ゲートウェイは、基地局からのデータをプロトコル変換してメールサーバ800等に送信したり、メールサーバ800等からのデータをプロトコル変換して基地局に送信したりする。
図5に示すように、メールサーバ800では、CPU811、半導体メモリ812,813、タイマ回路814、情報記憶媒体842を有する記憶部840、等が、所定のシステムバス860に接続され、互いに情報を入出力可能とされている。通信回路830は、外部ネットワーク12に接続され、例えばTCP/IPによって外部ネットワーク12を介して双方向通信を行うことが可能である。記憶媒体242には、ハードディスク等の磁気記憶媒体、CD−ROM、不揮発性半導体メモリ、電力をバックアップされた揮発性半導体メモリ、等を用いることができる。外部の端末からNAS200宛の電子メールは、一旦記憶媒体842に記憶され、NAS200からのメール取り込み要求に応じてネットワーク11,12を介してNAS200へ送信される。NAS200から外部の端末宛の電子メールも、一旦記憶媒体842に記憶され、外部の端末からのメール取り込み要求に応じて外部ネットワーク11を介して同端末へ送信される。
(2)ストレージ装置を含むストレージシステムの動作および作用:
図7は、LAN12に接続されたPC400が行う設定処理の例を示している。本処理は、利用者が設定処理用のプログラムを起動させる操作を行うことにより、開始される。本処理は本発明を実施するうえで必須ではないが、本処理が行われることにより、NAS200が電子メールを受信する際の受信条件等がPCへの入力により容易に設定される。なお、本処理は、LAN12に接続されるPDA500等の内部の機器で行われてもよい。
PCが本設定処理を開始すると、まず、NASの動作条件を設定するメニューを選択するためのメイン画面をディスプレイに表示する(ステップS102。以下、「ステップ」の記載を省略)。同メイン画面には、複数のメニューが一覧表示され、メニューの選択操作を受け付けるための領域や各種ボタン等が設けられる。ポインティングデバイス等により、メニューおよびボタンのいずれか一つが選択操作されると、PCの利用者から操作入力を受け付けたことになる(S104)。次に、NASが電子メールを受信する際の受信条件を設定するためのメニューが選択操作されたか否かを判断し(S106)、条件成立時にはS108〜S110の処理を行ってS102に戻り、条件不成立時にはS112に進む。
S108では、NASが電子メールを受信する際の受信条件を設定するための電子メール受信条件設定画面を表示する。同画面には、記憶媒体242に対するアクセスを要求する意味の電子メールを受信していない時にNASが電子メールの到着を確認する時間間隔である第一の時間t1(分)の操作入力を受け付けるための第一の入力欄、記憶媒体242に対するアクセスを要求する意味の電子メールを受信した時に電子メールの到着を確認する時間間隔である第二の時間t2(分)の操作入力を受け付けるための第二の入力欄、記憶媒体242に対するアクセスを要求する意味の電子メールを最後に受信してから電子メール到着確認の時間間隔t2を持続させる時間t3(分)の操作入力を受け付けるための第三の入力欄、等が設けられる。なお、0<t2<t1、t3>t2とされる。S110では、これらの入力欄に対する操作入力をキーボード等から受け付け、S102に戻る。
他のメニューが選択された場合の処理も、同様にして行われる。そして、S112では、メイン画面の終了ボタンが操作されたか否かを判断する等して本設定処理を終了するか否かを判断し、終了しない場合にはS102に戻り、終了する場合には設定処理を終了する。
図8は、外部ネットワーク11に接続されたPC400が行うメール受信処理の例を示している。本処理は、所定の時間間隔で繰り返し行われる。同PCには、予めメールアドレスが付与され、記憶部に記憶されているものとする。なお、本処理は、外部ネットワーク11に接続される携帯端末等の外部の端末で行われてもよい。
PCが本メール受信処理を開始すると、まず、メールサーバ800に対して自身宛の電子メールが到着しているかどうかを問い合わせる(S202)。メールサーバは、PCからの要求に応じて該PCに付与された電子メールアドレス宛の未送信の電子メールを記憶媒体842に記憶しているか否かを表す情報を該PCに対して返信する処理を行う。そこで、PCは、メールサーバからの返信情報を受信する。S204では、該返信情報に基づいて、自身宛の電子メールが到着しているか否かを判断する。自身宛の電子メールが到着していないと判断した場合にはメール受信処理を終了するが、自身宛の電子メールが到着していると判断した場合には、メールサーバから自身宛の電子メールを取り込む処理を行う(S206)。そして、取り込んだ電子メールの内容をディスプレイに表示し(S208)、メール受信処理を終了する。
本システム1000では、図15〜図25に示すような電子メールのデータ通信がPC400等の外部端末とNAS200との間で行われることにより、外部端末からNASの記憶媒体242へのアクセスが受け付けられる。図16に示すように、端末から記憶媒体242へのアクセスを要求するコマンド(命令)には、該記憶媒体からファイルを読み出すREADコマンド(読み出しコマンド)、該記憶媒体にファイルを書き込むWRITEコマンド(保存コマンド)、該記憶媒体からファイルやフォルダを削除するDELETEコマンド(削除コマンド)、該記憶媒体からフォルダの構造を読み出すDIRコマンド(ディレクトリコマンド)、が含まれている。なお、記憶媒体へのアクセスを要求するコマンドの種類は、これらのコマンドの一部だけでもよいし、これらのコマンド以外のコマンドが含まれていてもよい。
ここで、外部端末の利用者が上記コマンドを忘れてしまうこともありうる。特に、外出先では、利用者は本ストレージシステムの操作マニュアルを持っていっていないことも多い。そこで、本実施形態では、図15に示すように、記憶媒体242に対してアクセスの開始を要求する意味の電子メールを送信することにより、図16に示す返信メールに表示されるコマンド一覧を利用して記憶媒体242へのアクセスを要求することができるようにしている。例えば、図15に示す電子メール表示画面481のように、利用者は、宛先欄481aにNAS200の電子メールアドレスを操作入力し、タイトル欄481bにNAS200の名前(NAS-name)とパスワード(password1)を操作入力し、内容欄481cを空白とすることにより、アクセス開始要求を意味する電子メールを作成することができる。そして、送信ボタン481eをポインティングデバイス等で操作すると、アクセス開始要求を意味する電子メールをNAS200宛に送信することができる。このとき、メールサーバ800は、PCから電子メールを受信して記憶媒体842に記憶し、NASからの要求に応じて該電子メールをNASへ送信する。
図9は、NAS200が行うメール受信処理を示している。本処理は、上記第二の時間t2以下の時間間隔で繰り返し行われる。なお、NASの記憶媒体242には上記時間t1,t2,t3が記憶され、S304で取得される受信間隔t(分)はRAM213に記憶され、tの初期値にはt1が格納されているものとする。
NASがメール受信処理を開始すると、前回メールサーバに電子メールの到着を問い合わせた時点からの経過時間te(秒)を取得する(S302)。経過時間teは、タイマ回路214で計時されている現在時刻Tnowから前回メールサーバに電子メールの到着を問い合わせた時刻を差し引くことにより、求めることができる。次に、受信間隔tを取得し、経過時間teが受信間隔t以上であるか否かを判断する(S304)。条件不成立時(te<t)には、受信タイミングでないことになり、メール受信処理を終了する。条件成立時(te≧t)には、メールサーバ800に対して自身宛の電子メールが到着しているかどうかを問い合わせ、自身宛の電子メールが到着している場合にはメールサーバから該電子メールを取り込む処理を行う(S306)。メールサーバは、NASからの要求に応じて該NASに付与された電子メールアドレス宛の未送信の電子メールを記憶媒体842に記憶しているか否かを表す情報を該NASに対して返信する処理を行う。そこで、NASは、メールサーバからの返信情報を受信し、該返信情報に基づいて自身宛の電子メールが到着しているか否かを判断する。
図15、図17、図19、図21、図23、図25に示すように、記憶媒体242に対してアクセスを要求する意味の電子メールは、記憶媒体に対するアクセスを許可するためのパスワードが例えばタイトル欄に含まれる仕様とされている。そこで、NASは、電子メールの所定のデータ位置に含まれるパスワードが記憶媒体242に記憶されている情報D2に対応したパスワードとされた適式なフォーマットの電子メールが到着したか否かを判断する(S308)。電子メール自体が到着していなかったり、到着した電子メールが適式なフォーマットでなかったり、到着した電子メールの所定のデータ位置に含まれるパスワードがアクセスを許可するためのパスワードと一致しなかったりすると、条件不成立となり、S310に進む。なお、到着した電子メールが適式なフォーマットでない場合にはその旨をエラーとして外部端末に返信し、到着した電子メールに含まれるパスワードが一致しなかった場合にはその旨をエラーとして外部端末に返信してもよい。S310では、アクセスを許可するためのパスワードを含む適式な電子メールを最後に受信した時刻T1から上記第三の時間t3が経過したか否かを判断する。例えば、タイマ回路で計時されている現在時刻Tnowから時刻T1を差し引いた時間がt3以上か否かを判断すればよい。条件不成立時(Tnow−T1<t3)には時間間隔tを変えることなくメール受信処理を終了するが、条件成立時(Tnow−T1≧t3)には時間間隔tを第一の時間t1に設定して(S312)、メール受信処理を終了する。これにより、外部の端末からNAS200に対するアクセスの要求が無くなったときに、NASでは比較的長い時間を空けてNAS宛の電子メールを受信する処理が行われる。従って、メールサーバに大きな負荷をかけずに外部の端末からストレージ装置へアクセスすることが可能になる。
S308で条件成立時には、到着した電子メールが記憶媒体に対してアクセスの開始を要求する意味の電子メールであるか否かを判断する(S314)。図15で示したような電子メールを受信すると、条件成立となり、図16に示すように記憶媒体に対するアクセスのコマンドの一覧を含む電子メールを外部の端末に対して送信する(S316)。このとき、メールサーバ800は、NASから電子メールを受信して記憶媒体842に記憶し、外部端末からの要求に応じて該電子メールを外部端末へ送信する。
図16は、外部端末で表示される該電子メールの表示画面482の一例を示している。同画面482では、送信者表示欄482aにNAS200を表す情報(例えばNASの名前や電子メールアドレス等)が表示され、タイトル欄482bに返信メールの旨が表示され、内容欄482cにコマンドの一覧が表示される。内容欄482cに表示される情報には、コマンドの一覧を含む電子メールの基データD1に基づく情報482c1が含まれるとともに、例えば、アクセス可能なフォルダの一覧482c3が含まれ、アクセスを許可するためのパスワードを電子メールの送信毎に変える場合には次回送信する電子メールに含めるためのパスワード482c2が含まれる。
ここで、外部端末の利用者が返信ボタン482eを操作すると、メールソフトの処理により、内容欄482cの情報を有する送信用の電子メール表示画面が表示される。なお、図17、図19、図21、図23、図25に示すように、宛先欄483a,485a,487a,489a,491aにはNAS200の電子メールアドレスまたは該電子メールアドレスに対応した名前が自動的に挿入され、内容欄483c,485c,487c,489c,491cには受信メールの内容欄(482c)の情報が自動的に挿入される。このとき、利用者は、タイトル欄483b,485b,487b,489b,491bにNAS200の名前(NAS-name)とパスワードを操作入力し、内容欄のコマンド一覧の中から必要なコマンド以外のコマンドを削除し、内容欄の「folder file:」以下では不必要な情報を削除し必要な情報を操作入力すると、NASの記憶媒体に対してアクセスを要求する意味の電子メールを作成することができる。そして、送信ボタン483e,485e,487e,489e,491eを操作すると、作成した電子メールをNASへ送信することができる。
なお、図に示すように、NASの記憶媒体にアクセルするためのユーザ名が外部端末に付与されている場合には「username:」の後にユーザ名を操作入力し、アクセスしようとするフォルダにアクセスするためのフォルダパスワードが該フォルダに設定されている場合には「folderpassword:」の後にフォルダパスワードを操作入力するようにしてもよい。これらの場合、NASでは「username:」の後に入力されたユーザ名が外部端末に付与したユーザ名と一致しているか否かを判断し、「folderpassword:」の後に入力されたフォルダパスワードがフォルダに設定されたフォルダパスワードと一致しているか否かを判断し、ユーザ名およびフォルダパスワードが一致したときにS308で条件成立と判断し、ユーザ名およびフォルダパスワードが一致しないときにはその旨をエラーとして外部端末に返信すればよい。
このようにして、NASは記憶媒体242に対してアクセスの開始を要求する意味の電子メールを外部端末から受信すると記憶媒体242に対するアクセスのコマンドの一覧を含む電子メールを外部端末に対して送信し、外部端末は前記一覧に含まれるコマンドを含む電子メールを送信する。この電子メールをNASが受信すると、該電子メールに含まれるコマンドの処理が記憶媒体242に対して行われる。これにより、外部端末を使用する利用者は、NASに対するアクセスのコマンドを覚えていなくても、外部端末からコマンドを指定してNASに対するアクセスを実行させることができる。従って、本ストレージ装置200を含むストレージシステムは、便利である。
例えば、NASの記憶媒体からフォルダの構造を読み出す場合には、図17に示す電子メール表示画面483のように、DIRコマンドだけを残し、フォルダ構造を読み出したいフォルダのパス(記憶領域内でファイルやフォルダの所在を示す文字列)を「folder file:」以下に操作入力すればよい。これにより、NASの記憶媒体のフォルダ構造を読み出すディレクトリコマンドを含む電子メールが容易に作成され、容易にアクセスする対象のファイルまたはフォルダを探すことができる。
また、NASの記憶媒体からファイルを読み出す場合には、図19に示す電子メール表示画面485のように、READコマンドだけを残し、読み出したいファイルのパスを「folder file:」以下に操作入力すればよい。これにより、指定されたファイルをNASの記憶媒体から読み出すことを要求する意味の電子メールが容易に作成され、NASから読み出したいファイルを容易にNASの記憶媒体から読み出すことができる。
さらに、NASの記憶媒体にファイルを保存する場合には、図21に示す電子メール表示画面487のように、WRITEコマンドだけを残し、保存したいファイルのパスを「folder file:」以下に操作入力し、添付ボタン487fを操作して保存したいファイルを選択操作することにより該ファイルを電子メールに添付すればよい。これにより、NASの記憶媒体の指定された領域に添付ファイルを保存することを要求する意味の電子メールが容易に作成され、NASに書き込みたいファイルを容易にNASの記憶媒体から読み出すことができる。
さらに、NASの記憶媒体からファイルまたはフォルダを削除する場合には、図23に示す電子メール表示画面489のように、DELETEコマンドだけを残し、削除したいファイルまたはフォルダのパスを「folder file:」以下に操作入力すればよい。これにより、指定されたファイルまたはフォルダをNASの記憶媒体から削除することを要求する意味の電子メールが容易に作成され、NASから削除したいファイルやフォルダを容易にNASの記憶媒体から削除することができる。
むろん、利用者は、DIRコマンドでNASの記憶媒体からフォルダ構造を読み出さずにフォルダを指定する操作入力を外部端末から行ってファイルの読み出しや保存や削除を行うことも可能である。
本実施形態では、NASの記憶媒体に記憶されているファイルおよびフォルダを全て削除することが可能である。この場合、図25に示す電子メール表示画面491のように、DELETEの後にALLを付加してDELETEALLコマンド(全削除コマンド)を作成すればよい。これにより、NASの記憶媒体からファイルおよびフォルダを全て削除することを要求する意味の電子メールが容易に作成され、NASの記憶媒体をフォーマットすることができる。
なお、NASのアクセス部が外部端末に対して電子メールを送信する毎に前回送信時とは異なるパスワードを電子メールに含めて該電子メールを送信する場合、図16、図18、図20、図22、図24に示す返信メールのように、次回送信する電子メールに含めるためのパスワード482c2,484c2,486c2,488c2,490c2が含まれる。この場合、外部端末の利用者は、返信ボタン482e,484e,486e,488e,490e操作後に表示される送信用の電子メール表示画面483,485,487,489,491のタイトル欄483b,485b,487b,489b,491bに前記パスワード482c2,484c2,486c2,488c2,490c2をNAS200の名前(NAS-name)とともに操作入力することにより、NASの記憶媒体に対してアクセスを要求する意味の電子メールを作成する。そして、NASのアクセス部は、S308で前記パスワード482c2,484c2,486c2,488c2,490c2および上述したコマンドを含む電子メールが外部端末から到着したか否かを判断し、該電子メールを受信したときのみS314〜S322で該受信した電子メールに含まれるコマンドの処理を記憶媒体242に対して行う。
以上の場合、ストレージ装置へのアクセスを許可するためのパスワードが電子メールの送信毎に変わるので、ストレージ装置への不正侵入に対する防御機能を向上させることができる。
NAS200は、図9のS316でコマンド一覧を含む電子メールを外部端末へ送信すると、時間間隔tを第二の時間t2に設定して(S318)、メール受信処理を終了する。これにより、外部端末からアクセスの開始を要求する意味の電子メールを受信したときに第一の時間t1よりも短い時間t2毎にNAS宛の電子メールを受信する処理が行われる。従って、メールサーバに大きな負荷をかけずに外部の端末からストレージ装置へアクセスすることが可能になる。
また、NASは、S314で到着した電子メールがアクセスの開始を要求する意味の電子メールでないと判断した場合、到着した電子メールが上記コマンド一覧に含まれるコマンドを含む電子メールであるか否かを判断する(S320)。上述したコマンドの一覧に含まれるコマンドを含む電子メールを外部端末から受信した場合、条件成立となり、S322で図10〜図14に示すコマンド別処理を行い、S324で時間間隔tを第二の時間t2に設定して、メール受信処理を終了する。これにより、外部端末からアクセスを要求する意味の電子メールを受信したときに時間t1よりも短い時間t2毎にNAS宛の電子メールを受信する処理が行われる。従って、メールサーバに大きな負荷をかけずに外部の端末からストレージ装置へアクセスすることが可能になる。
一方、NASは、S320で到着した電子メールが上記コマンドを含まない電子メールであると判断した場合、メール受信処理を終了する。その後、再びメール受信処理が行われ、前回メールサーバに電子メールの到着を問い合わせた時点からの経過時間teが第一の時間t1または第二の時間t2以上となったときに電子メールが受信され、上記コマンドに応じたアクセスの処理が行われる。
以上説明したようにして、NASのアクセス部は、時間t1毎にNAS宛の電子メールを受信する処理を行い、外部端末からアクセスの開始を要求する意味の電子メールを受信したときには時間t1よりも短い時間t2毎にNAS宛の電子メールを受信する処理を行って外部端末からの電子メールに含まれるコマンドの処理を記憶媒体に対して行う。
図10は、NAS200がDIRコマンドおよびアクセスを許可するためのパスワードを含む電子メールを受信した場合に上記S322で行われるフォルダ構造読み出し処理の一例を示している。本処理は、例えば、図17に示す電子メールを外部端末から受信したときに行われる。
NASは、処理を開始すると、受信メール中で指定されたフォルダを表す情報483c1を受信メールから抽出し、この情報483c1で表される指定されたフォルダのフォルダ構造を記憶媒体242から読み出す(S402)。なお、指定されたフォルダが記憶媒体に形成されていない場合には、その旨をエラーとして外部端末に返信してもよい。次に、記憶媒体からコマンド一覧を含む電子メールの基データD1を読み出す(S404)。この基データは、例えば図18に示す返信メールのように、NAS200を表し送信者表示欄484aに挿入される情報(例えばNASの名前や電子メールアドレス等)、返信メールの意味でタイトル欄484bに挿入される情報、内容欄484cの定型部分484c1を表す情報とされる。さらに、S402で読み出したフォルダ構造を表す情報484c3を内容欄484cに付加する(S406)。なお、アクセスを許可するためのパスワードを電子メールの送信毎に変える場合には、前回とは異なるパスワード484c2を付与し、このパスワードを内容欄484cに付加する(S408)。
以上の処理によりDIRコマンドに対する返信用の電子メールが生成されるので、この電子メールを外部端末に送信して(S410)、フォルダ構造読み出し処理を終了する。すると、図18に示す返信メールの表示画面484がPC400等の外部端末に表示される。そこで、外部端末の利用者は、返信ボタン484eを操作することにより、フォルダ構造を表す情報484c3を参照しながらNASに対してアクセスを要求する意味の電子メールを容易に作成することができる。例えば図19に示すように、利用者は、タイトル欄(485b)にNASの名前とパスワードを操作入力し、内容欄(485c)のコマンド一覧の中から必要なコマンド以外のコマンドを削除し、「folder file:」以下では不必要な情報を削除し必要な情報を操作入力し、送信ボタン(485e)を操作すると、NASへのアクセス要求を意味する電子メールを送信することができる。
図11は、NAS200がREADコマンドおよびアクセスを許可するためのパスワードを含み指定されたファイルを記憶媒体から読み出す意味の電子メールを受信した場合に上記S322で行われるファイル読み出し処理の一例を示している。本処理は、例えば、図19に示す電子メールを外部端末から受信したときに行われる。
NASは、処理を開始すると、受信メール中で指定されたフォルダを表す情報485c1を受信メールから抽出し、この情報485c1で表される指定されたフォルダのファイルを記憶媒体242から読み出す(S422)。なお、指定されたファイルが記憶媒体に記憶されていない場合には、その旨をエラーとして外部端末に返信してもよい。次に、記憶媒体からコマンド一覧を含む電子メールの基データD1を読み出す(S424)。この基データは、例えば図20に示す返信メールのように、NAS200を表し送信者表示欄486aに挿入される情報(例えばNASの名前や電子メールアドレス等)、返信メールの意味でタイトル欄486bに挿入される情報、内容欄486cの定型部分486c1を表す情報とされる。さらに、S422で読み出したファイルのパスおよびファイル名を表す情報486c3を内容欄486cに付加する(S426)。また、S422で読み出したファイルを添付ファイルとして電子メールに添付する(S428)。なお、パスワードを送信毎に変える場合には、前回とは異なるパスワード486c2を内容欄486cに付加する(S430)。
以上の処理によりREADコマンドに対する返信用の電子メールが生成されるので、この電子メールを外部端末に送信して(S432)、ファイル読み出し処理を終了する。すると、図20に示す返信メールの表示画面486がPC400等の外部端末に表示される。そこで、外部端末の利用者は、添付欄486dに表示された添付ファイルを開いたり端末の所定の場所に保存したりすることにより、NASの記憶媒体から読み出されたファイルを利用することができる。
なお、利用者は、返信ボタン486eを操作することにより、NASに対してさらにアクセスを要求する意味の電子メールを容易に作成することができる。例えば図21に示すように、利用者は、タイトル欄(487b)にNASの名前とパスワードを操作入力し、添付欄(487d)でファイルを添付する操作を行い、内容欄(487c)のコマンド一覧の中から必要なコマンド以外のコマンドを削除し、「folder file:」以下では不必要な情報を削除し必要な情報を操作入力し、送信ボタン(487e)を操作すると、NASへのアクセス要求を意味する電子メールを送信することができる。
図12は、NAS200がWRITEコマンドおよびアクセスを許可するためのパスワードを含み記憶媒体の指定されたフォルダに添付ファイルを保存する意味の電子メールを受信した場合に上記S322で行われるファイル保存処理の一例を示している。本処理は、例えば、図21に示す電子メールを外部端末から受信したときに行われる。
NASは、処理を開始すると、受信メール中で指定されたフォルダを表す情報487c1を受信メールから抽出し、この情報487c1で表される指定されたフォルダ(領域)へ添付ファイルを保存する(S442)。なお、指定されたフォルダが記憶媒体に形成されていない場合には、その旨をエラーとして外部端末に返信してもよいし、指定されたフォルダを記憶媒体に形成したうえで該フォルダへ添付ファイルを保存してもよい。次に、記憶媒体からコマンド一覧を含む電子メールの基データD1を読み出す(S444)。この基データは、例えば図22に示す返信メールのように、NAS200を表し送信者表示欄488aに挿入される情報(例えばNASの名前や電子メールアドレス等)、返信メールの意味でタイトル欄488bに挿入される情報、内容欄488cの定型部分488c1を表す情報とされる。さらに、S442で保存したファイルのパスおよびファイル名を表す情報488c3を内容欄488cに付加する(S446)。なお、パスワードを送信毎に変える場合には、前回とは異なるパスワード488c2を内容欄488cに付加する(S448)。
以上の処理によりWRITEコマンドに対する返信用の電子メールが生成されるので、この電子メールを外部端末に送信して(S450)、ファイル保存処理を終了する。すると、図22に示す返信メールの表示画面488がPC400等の外部端末に表示される。
なお、利用者は、返信ボタン488eを操作することにより、NASに対してさらにアクセスを要求する意味の電子メールを容易に作成することができる。例えば図23に示すように、利用者は、タイトル欄(489b)にNASの名前とパスワードを操作入力し、内容欄(489c)のコマンド一覧の中から必要なコマンド以外のコマンドを削除し、「folder file:」以下では不必要な情報を削除し必要な情報を操作入力し、送信ボタン(489e)を操作すると、NASへのアクセス要求を意味する電子メールを送信することができる。
図13は、NAS200がDELETEコマンドおよびアクセスを許可するためのパスワードを含み記憶媒体の指定されたファイルまたはフォルダを削除する意味の電子メールを受信した場合に上記S322で行われる削除処理の一例を示している。本処理は、例えば、図23に示す電子メールを外部端末から受信したときに行われる。
NASは、処理を開始すると、受信メール中で指定されたファイルまたはフォルダを表す情報489c1を受信メールから抽出し、この情報489c1で表される指定されたファイルまたはフォルダを削除する(S462)。なお、指定されたファイルまたはフォルダが記憶媒体に含まれていない場合には、その旨をエラーとして外部端末に返信してもよい。次に、記憶媒体からコマンド一覧を含む電子メールの基データD1を読み出す(S464)。この基データは、例えば図24に示す返信メールのように、NAS200を表し送信者表示欄490aに挿入される情報(例えばNASの名前や電子メールアドレス等)、返信メールの意味でタイトル欄490bに挿入される情報、内容欄490cの定型部分490c1を表す情報とされる。さらに、S462で削除したファイルまたはフォルダのパスおよびファイル名またはフォルダ名を表す情報490c3を内容欄490cに付加する(S466)。なお、パスワードを送信毎に変える場合には、前回とは異なるパスワード490c2を内容欄490cに付加する(S468)。
以上の処理によりDELETEコマンドに対する返信用の電子メールが生成されるので、この電子メールを外部端末に送信して(S470)、削除処理を終了する。すると、図24に示す返信メールの表示画面490がPC400等の外部端末に表示される。
なお、利用者は、返信ボタン490eを操作することにより、NASに対してさらにアクセスを要求する意味の電子メールを容易に作成することができる。例えば図25に示すように、利用者は、タイトル欄(491b)にNASの名前とパスワードを操作入力し、内容欄(491c)のコマンド一覧の中から必要なコマンド以外のコマンドを削除し、「folder file:」以下を削除し、送信ボタン(491e)を操作すると、NASへのアクセス要求を意味する電子メールを送信することができる。
図14は、NAS200がDELETEALLコマンドおよびアクセスを許可するためのパスワードを含む電子メールを受信した場合に上記S322で行われる全削除処理の一例を示している。本処理は、例えば、図25に示す電子メールを外部端末から受信したときに行われる。本処理はNASの記憶媒体のデータを全て削除することを意味するため、NASは、外部端末へ確認メールを送信し、この確認メールに対して記憶媒体のデータを全て削除する意味の返信メールを受信した場合に、記憶媒体のデータ全てを削除する処理を行うようにしている。
NASは、処理を開始すると、記憶媒体のデータ全てを削除することを確認する意味の電子メールである確認メールを既に外部端末へ送信したか否かを判断する(S482)。確認メールをまだ送信していないと判断した場合、DELETEALLコマンドを含む電子メールを受信した外部端末宛の確認メールを生成する(S484)。確認メールの内容欄には、例えば、「Are you sure ?」のような記憶媒体のフォーマットの確認を求める情報が含められる。なお、パスワードを送信毎に変える場合には、前回とは異なるパスワードを内容欄に付加する(S486)。そして、生成した確認メールを外部端末に送信して(S488)、全削除処理を終了する。
ここで、外部端末の利用者は、確認メールに対する返信メールとして、DELETEALLコマンドおよびアクセスを許可するためのパスワードを含む電子メールを作成してNAS宛に送信することができる。従って、NASは、DELETEALLコマンドを含む返信メールを受信すると、上記S322で再び全削除処理を行う。この場合、S482では条件成立となり、記憶媒体をフォーマットし、記憶媒体のデータを全て削除する(S490)。また、記憶媒体をフォーマットしている最中である旨の電子メールを外部端末へ送信し(S492)、全削除処理を終了する。
以上説明したように、外部ネットワークに接続された外部端末が内部ネットワークに接続されたNASの記憶媒体に対してアクセスするとき、アクセスする対象のファイルが電子メールに添付され、外部端末とNASとの間で該電子メールのデータ通信が行われて、外部端末から前記記憶媒体へのアクセスが受け付けられる。すると、外部ネットワークと内部ネットワークとの間に設けられるネットワーク交換機やファイアウォールを特別な設定にしなくても、アクセスする対象のファイルを添付した電子メールが外部ネットワークおよび内部ネットワークを経由するデータ通信により外部端末やNASに届けられる。これにより、例えば、遠隔地よりメールの添付ファイル機能を通じてファイルの送受を行うことができ、電子メールのデータ通信を行うことができる環境であればネットワーク交換機やファイアウォールの制約に捕らわれずに必要なときに必要なデータをストレージ装置との間で送受することができる。
従って、本ストレージシステム、本ストレージ装置、並びに、その制御方法、および、その制御プログラムによると、外部の端末からストレージ装置の記憶媒体へ容易にアクセスすることが可能になる。
なお、外部端末に携帯電話600を用いると、携帯電話で撮影した写真画像のデータを添付ファイルにした電子メールを自宅や社内のストレージ装置へ送信したり、音楽再生機能付きの携帯電話で急に音楽を聴きたくなった場合に自宅のストレージ装置から音楽ファイルを添付した電子メールを受信したり、出張先から急に仕事上のデータが欲しくなった場合に社内のストレージ装置から該データを格納したファイルを添付した電子メールを受信したりすることができる。従って、携帯電話を用いても、本ストレージシステムを構成することができ、利便性の高いストレージシステムを提供することができる。
(3)その他の変形例:
上記内部ネットワークと上記外部ネットワークとの間にファイアウォールが設けられていなくても、本発明を適用可能である。
上記内部ネットワークは、外部ネットワークに接続された外部側内部ネットワークと、外部ネットワークに接続されず前記外部側内部ネットワークに接続された内部側内部ネットワークと、から少なくとも構成されてもよい。また、上記外部ネットワークは、内部ネットワークに接続された内部側外部ネットワークと、内部ネットワークに接続されず前記内部側外部ネットワークに接続された外部側外部ネットワークと、から少なくとも構成されてもよい。むろん、内部ネットワークや外部ネットワークは、3層構造以上のネットワークでもよい。これらの場合でも、内部ネットワークに接続されたストレージ装置と外部ネットワークに接続された端末との間でアクセス対象のファイルを電子メールに添付することによりストレージ装置は端末から記憶媒体へのアクセスを受け付けることができる。
ストレージ装置と端末との間で電子メールのデータ通信を行う場合、送信側で電子メールを暗号化して受信側へ送信し、受信側で電子メールを復号化してもよい。暗号化の際には、データを圧縮してもよいし、アクセスを受け付けるためのパスワードに応じて暗号化後のデータが変わるようにしてもよい。両者間でファイルを添付して電子メールのデータ通信を行う場合、添付ファイルを所定のデータサイズ以内でデータを分割してデータ通信を行ってもよい。すると、メールサーバが所定のデータサイズ以上の添付ファイルのデータ通信を許可しない場合でも、両者間で大きなデータサイズのファイルを添付した電子メールのデータ通信を行うことが可能になる。
上述したコマンドはストレージ装置の記憶媒体へアクセスするための命令の一例に過ぎないため、記憶媒体へアクセスするためのコマンドは、例えば、読み出しコマンドのみ、保存コマンドのみ、ディレクトリコマンドと読み出しコマンドと保存コマンドのみ、等でもよい。上記全削除コマンドは、ツリー型フォルダ(ディレクトリ)構造の最上層にあるフォルダ(ルートディレクトリ)を指定した削除コマンドで代用してもよい。削除コマンドは、データが格納されていないデータサイズ0のファイルを指定した保存コマンドで代用してもよい。
上述したフローチャートでは、各ステップの順番を一部入れ替えることが可能である。例えば、図10のフォルダ構造読み出し処理では、S402とS404とを入れ替え可能であり、S406とS408とを入れ替え可能である。図11〜図14の処理でも、同様である。
なお、本発明は、上述した実施形態や変形例に限られず、上述した実施形態および変形例の中で開示した各構成を相互に置換したり組み合わせを変更したりした構成、公知技術並びに上述した実施形態および変形例の中で開示した各構成を相互に置換したり組み合わせを変更したりした構成、等も含まれる。
ストレージシステムの構成の例を模式的に示すブロック図。 ストレージ装置のハードウェア構成の例を模式的に示すブロック図。 パーソナルコンピュータのハードウェア構成の例を示すブロック図。 携帯電話のハードウェア構成の例を示すブロック図。 メールサーバのハードウェア構成の例を示すブロック図。 記憶媒体に形成されるフォルダ構造の例を模式的に示す図。 内部PCが行う設定処理の例を示すフローチャート。 外部PCが行うメール受信処理の例を示すフローチャート。 ストレージ装置が行うメール受信処理の例を示すフローチャート。 ストレージ装置が行うフォルダ構造読み出し処理の例を示すフローチャート。 ストレージ装置が行うファイル読み出し処理の例を示すフローチャート。 ストレージ装置が行うファイル保存処理の例を示すフローチャート。 ストレージ装置が行う削除処理の例を示すフローチャート。 ストレージ装置が行う全削除処理の例を示すフローチャート。 アクセスの開始を要求する場合の電子メールの表示例を示す図。 アクセスの開始を要求した場合の返信メールの表示例を示す図。 アクセス対象のファイル等を探す場合の電子メールの表示例を示す図。 アクセス対象のファイル等を探した場合の返信メールの表示例を示す図。 ファイルを読み出す場合の電子メールの表示例を示す図。 ファイルを読み出した場合の返信メールの表示例を示す図。 ファイルを保存する場合の電子メールの表示例を示す図。 ファイルを保存した場合の返信メールの表示例を示す図。 ファイルまたはフォルダを削除する場合の電子メールの表示例を示す図。 ファイルまたはフォルダを削除した場合の返信メールの表示例を示す図。 ファイル等を全て削除する場合の電子メールの表示例を示す図。 ストレージシステムの比較例を模式的に示すブロック図。
符号の説明
11…外部ネットワーク、12…LAN(内部ネットワーク)、
110,710…ルータ、120,720…ファイアウォール、
200…ネットワーク接続ストレージ(ストレージ装置)、242…記憶媒体、
400…パーソナルコンピュータ、500…PDA、600…携帯電話、
800…メールサーバ、
1000…ストレージシステム、
E1…電子メール、U1…アクセス部(アクセス手段)、

Claims (10)

  1. 内部ネットワークを介して外部ネットワークに接続されたストレージ装置であって、
    ファイルを記憶する記憶媒体と、
    該記憶媒体に対してアクセスする対象のファイルを電子メールに添付して前記外部ネットワークに接続された端末との間で該電子メールのデータ通信を行うことにより前記端末から前記記憶媒体へのアクセスを受け付けるアクセス手段とを備えることを特徴とするストレージ装置。
  2. 前記アクセス手段は、前記記憶媒体の指定された領域に添付ファイルを保存することを要求する意味の電子メールを前記端末から受信すると、該添付ファイルを前記記憶媒体の指定された領域に保存することを特徴とする請求項1に記載のストレージ装置。
  3. 前記アクセス手段は、指定されたファイルを前記記憶媒体から読み出すことを要求する意味の電子メールを前記端末から受信すると、前記指定されたファイルを前記記憶媒体から読み出して前記端末に対して電子メールに添付して送信することを特徴とする請求項1または請求項2に記載のストレージ装置。
  4. 前記アクセス手段は、前記記憶媒体に対してアクセスの開始を要求する意味の電子メールを前記端末から受信すると前記記憶媒体に対するアクセスのコマンドの一覧を含む電子メールを前記端末に対して送信し、前記一覧に含まれるコマンドを含む電子メールを前記端末から受信すると該電子メールに含まれるコマンドの処理を前記記憶媒体に対して行うことを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか一項に記載のストレージ装置。
  5. 前記アクセス手段は、前記端末に対して電子メールを送信する毎に前回送信時とは異なるパスワードを電子メールに含めて該電子メールを送信し、該送信した電子メールに含まれるパスワードおよび前記コマンドを含む電子メールを前記端末から受信したときのみ該受信した電子メールに含まれるコマンドの処理を前記記憶媒体に対して行うことを特徴とする請求項4に記載のストレージ装置。
  6. 前記アクセス手段は、第一の時間毎にストレージ装置宛の電子メールを受信する処理を行い、前記端末からアクセスの開始を要求する意味の電子メールを受信したときには前記第一の時間よりも短い第二の時間毎にストレージ装置宛の電子メールを受信する処理を行って前記端末からの電子メールに含まれるコマンドの処理を前記記憶媒体に対して行うことを特徴とする請求項4または請求項5に記載のストレージ装置。
  7. 外部ネットワークとの間に少なくともネットワーク交換機を有する内部ネットワークに接続されたストレージ装置であって、
    階層化されたフォルダにファイルを保存して記憶する記憶媒体と、
    第一の時間毎にストレージ装置宛の電子メールを受信する処理を行い、前記外部ネットワークに接続された端末からアクセスの開始を要求する意味の電子メールであってアクセスを許可するためのパスワードを含む電子メールを受信すると、前記記憶媒体のフォルダ構造を読み出すディレクトリコマンド、前記記憶媒体からファイルを読み出す読み出しコマンド、および、前記記憶媒体にファイルを保存する保存コマンドを少なくとも有するアクセスのコマンドの一覧を含む電子メールを前記端末に対して送信するとともに前記第一の時間よりも短い第二の時間毎にストレージ装置宛の電子メールを受信する処理を行い、前記ディレクトリコマンドおよびアクセスを許可するためのパスワードを含む電子メールを前記端末から受信すると前記記憶媒体からフォルダ構造を読み出して該フォルダ構造を表す情報を含む電子メールを前記端末に対して送信し、前記読み出しコマンドおよびアクセスを許可するためのパスワードを含み指定されたファイルを前記記憶媒体から読み出す意味の電子メールを前記端末から受信すると前記指定されたファイルを前記記憶媒体から読み出して前記端末に対して電子メールに添付して送信し、前記保存コマンドおよびアクセスを許可するためのパスワードを含み前記記憶媒体の指定されたフォルダに添付ファイルを保存する意味の電子メールを前記端末から受信すると該添付ファイルを前記記憶媒体の指定されたフォルダに保存するアクセス手段とを備えることを特徴とするストレージ装置。
  8. 内部ネットワークを介して外部ネットワークに接続されたストレージ装置と、前記外部ネットワークに接続された端末とを有するストレージシステムであって、
    前記ストレージ装置は、ファイルを記憶する記憶媒体と、該記憶媒体に対してアクセスする対象のファイルを電子メールに添付して前記外部ネットワークを介して前記端末との間で該電子メールのデータ通信を行うことにより前記端末から前記記憶媒体へのアクセスを受け付けるアクセス手段とを備え、
    前記端末は、前記ストレージ装置の記憶媒体に対してアクセスする対象のファイルを電子メールに添付して前記外部ネットワークを介して前記ストレージ装置との間で該電子メールのデータ通信を行うことにより前記ストレージ装置の記憶媒体へアクセスすることを特徴とするストレージシステム。
  9. 内部ネットワークを介して外部ネットワークに接続されたストレージ装置の制御方法であって、
    ファイルを記憶する記憶媒体に対してアクセスする対象のファイルを電子メールに添付して前記外部ネットワークに接続された端末との間で該電子メールのデータ通信を行うことにより前記端末から前記記憶媒体へのアクセスを受け付ける処理をコンピュータにて行うことを特徴とするストレージ装置の制御方法。
  10. 内部ネットワークを介して外部ネットワークに接続されたストレージ装置の制御プログラムであって、
    ファイルを記憶する記憶媒体に対してアクセスする対象のファイルを電子メールに添付して前記外部ネットワークに接続された端末との間で該電子メールのデータ通信を行うことにより前記端末から前記記憶媒体へのアクセスを受け付ける機能をコンピュータに実現させることを特徴とするストレージ装置の制御プログラム。
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