JP2014206864A - ビル設備用遠隔監視システム - Google Patents

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顕康 小川
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Abstract

【課題】広域災害発生等で通報が急増しても、円滑に通報処理を行うことができるビル設備用遠隔監視システムを提供する。
【解決手段】このシステムでは、ビル10、20、30に設置される監視端末12、22、32によりエレベータ11、揚水タンク21、空調機器31を監視した結果の異常検出時に通報を行う際、通報の内容を示す異常情報に応じて予め決定した処理優先度情報を付して作成した通報情報を監視センタ装置60へ送信し、通報情報を受信した装置60側では通信装置61が処理優先度情報に従って通信情報を処理装置62、第2優先処理バッファ63、第3優先処理バッファ64に振り分け、装置62が振り分けられた通信情報に含まれる複数の異なる異常情報に係る通報処理の中から優先度の高い順(エレベータ11、タンク21、機器31の順)で監視卓65、66、67の空き卓へ異常通報を表示するための少なくとも一つの通報処理を選択する。
【選択図】図1

Description

本発明は、エレベータの制御装置を含むビル設備機器の異常を遠隔地から監視するビル設備用遠隔監視システムに関する。
従来、この種のビル設備用遠隔監視システムでは、地震等の広域災害が発生すると、エレベータの制御装置を含むビル設備機器の異常を監視するための監視端末が一斉に異常を検出して監視センタ側へ通報を行うため、監視センタ側では通報が集中して受信能力を超えた場合には、受信が遅延されて通報処理が遅延されたり、或いは異常通報を受信できなくなって監視不能な状態となる可能性がある。
そこで、このような問題を解決するための周知技術として、地震等の広域的に発生する災害時に、監視センタ側の加入者回線の呼び量を低減し、緊急度の通報を確実に行う「エレベータ遠隔監視装置」(特許文献1参照)が挙げられる。
特開2003−73050号公報
上述した特許文献1に係る技術は、監視センタが受信する通報の中で例えばエレベータの乗りかご内に閉じ込められた利用者(乗客)の通話通報等の緊急度の高い通報を優先的に対応させるため、緊急度が低いと判定した通報については監視端末が異常検出から通報に至るまでの通報時間を長く設定することにより、緊急度の高い通報を緊急度の低い通報よりも早く行う機能を持たせたものである。
ところが、特許文献1に係る技術は、例えば地震のように同一時間に発生する広域災害に際して、地震計動作と検出した異常の種類とにより通報に優先度を付けて通報時間に差を設けることは或る程度有効であっても、実際には監視センタ側では広域災害が発生してしない地域の監視業務も並行して行っており、広域災害の発生地域で急増した通報と広域災害の未発生地域での通常量の通報とを受信することになるため、より広域で大規模な災害が発生したり、或いは時間遅れで余震が続発した場合には通報が急増して個別の通報についての通報時間を制御しても、監視センタ側での受信能力を超えてしまい、従来と同様に受信が遅延されて通報処理が遅延されたり、或いは異常通報を受信できなくなって監視不能となる状態となる可能性がある。
本発明は、このような問題点を解決すべくなされたもので、その技術的課題は、広域災害発生等で通報が急増しても、円滑に通報処理を行うことができるビル設備用遠隔監視システムを提供することにある。
上記技術的課題を解決するため、本発明の第1の手段は、エレベータ制御装置を含むビル設備機器を監視して異常検出時に通報を行う監視端末と、監視端末と通信回線を介して接続されて遠隔地に設置されると共に、通報を受信する監視センタ装置と、を備えたビル設備用遠隔監視システムであって、監視端末は、異常検出時に通報の内容を示す異常情報に応じて予め決定した優先度を示す処理優先度情報を当該異常情報に付して作成した通報情報を監視センタ装置へ送信し、監視センタ装置は、通報情報の受信時に処理優先度情報に従って複数の異なる異常情報に係る通報処理の中から優先度の高い順で少なくとも一つの通報処理を選択する通報選択機能を持つことを特徴とする。
本発明のビル設備用遠隔監視システムによれば、ビルに設置される監視端末によりエレベータ制御装置を含むビル設備機器を監視した結果の異常検出時に通報を行う際、通報の内容を示す異常情報に応じて予め決定した処理優先度情報を付して作成した通報情報を監視センタ装置へ送信し、通報情報を受信した監視センタ装置側では処理優先度情報に従って複数の異なる異常情報に係る通報処理の中から優先度の高い順で少なくとも一つの通報処理を選択する通報選択機能を持つため、広域災害発生等で通報が急増しても、円滑に通報処理を行うことができるようになる。
本発明の実施例1に係るビル設備用遠隔監視システムの基本構成を示したブロック図である。 図1に示したビル設備用遠隔監視システムの各部間における動作処理の手順を示したフローチャートである。
以下に、本発明のビル設備用遠隔監視システムについて、実施例を挙げ、図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の実施例1に係るビル設備用遠隔監視システムの基本構成を示したブロック図である。図1を参照すれば、このビル設備用遠隔監視システムは、ビル10に設置されたビル設備機器としてのエレベータ(エレベータ制御装置)11からの運転状態、並びに非常時通話呼び状態を監視して異常検出時に通報を行う監視端末12と、ビル20に設置されたビル設備機器としての揚水タンク21の水漏れ状態を監視して異常検出時に通報を行う監視端末22と、ビル30に設置されたビル設備機器としての空調機器32の通電状態を監視して異常検出時に通報を行う監視端末32と、これらの監視端末12、22、32と通信回線50を介して接続されて遠隔地に設置されると共に、通報を受信する監視センタ装置60と、を備えて構成される。
但し、ここでの監視端末12、22、32は、異常検出時に通報の内容を示す異常情報に応じて決定した優先度を示す処理優先度情報を異常情報に付して作成した通報情報を監視センタ装置60へ送信する機能を有している。具体的に云えば、監視端末12、22、32では、処理優先度情報としてビル10のエレベータ11における乗りかご内での利用者の閉じ込め又は非常時通話呼びに係る通報であるときを第1優先度情報とし、ビル20の揚水タンク21の水漏れによる満水に係る通報であるときを第2優先度情報とし、ビル30の空調機器31の停電に係る通報であるときを第3優先度情報とする。
同一のビル設備機器の異常発生でもその内容により異常情報と処理優先度情報との対応は異なる場合がある。例えばビル10のエレベータ11における乗りかご内での利用者の閉じ込めや非常時通話呼びに係る通報を第1の優先度にした理由は、乗りかごの走行中に急停止して利用者が階床間で乗りかご内に閉じ込められる閉じ込め状態や、乗りかご内に設置される非常通話装置であるインターホンにおける非常時通話呼び釦の押下操作による非常時通話呼び状態は人命救助に係る可能性が高いために緊急度が最高レベルとみなせるからである。エレベータの運転異常であっても、利用者の閉じ込め状態でない乗りかごの起動不可等は人命救助に係わらずに緊急度が高くないため、第2番目以降の優先度にして構わない。また、ビル20の揚水タンク21の水漏れによる満水状態に係る通報を第2の優先度にした理由は、人命救助に係る乗りかご内での利用者の閉じ込め状態や非常時通話呼び状態よりは即時対応性が低いとみなせるとはいえ、揚水タンク21からの水漏れを放置しておくと、揚水タンク21が設置されたビル20が水浸しになって大規模な被害を起こす可能性があるためである。更に、ビル30の空調機器31の停電状態に係る通報を第3の優先度にした理由は、停電故障自体は夜間であれば不具合も少なくないが、基本的に復旧されない限り現地での対応が不可能なため、乗りかご内における利用者の閉じ込め状態や非常時通話呼び状態、或いは揚水タンク21からの水漏れによる満水状態よりは緊急度が低いとみなせるからである。
何れにしても、監視端末12、22、32では、異常検出時に通報の内容を示す異常情報の種別に応じて予め割り当てられて定められた処理優先度情報を持つ図示されないテーブルを参照して異常情報に処理優先度情報を付して作成した通報情報を通信回線50を介して監視センタ装置60の通信装置61へ送信する。そこで、監視センタ装置60では、通信装置61がビル10、20、30の監視端末12、22、32から通報情報を受信したときに処理装置62により通報情報に含まれる処理優先度情報に従って複数の異なる異常情報に係る通報処理の中から優先度の高い順で少なくとも一つの通報処理を選択する。
このため、監視センタ装置60は、細部構成として、ビル10、20、30の監視端末12、22、32から通報情報を受信すると共に、通報情報に含まれる処理優先度情報に従って通報情報を振り分ける通報振り分け機能を持つ通信装置61と、通信装置61の通報振り分け機能によりビル20の監視端末22からの通報情報が入力されて保管する第2優先度バッファ63と、通信装置61の通報振り分け機能によりビル30の監視端末32からの通報情報が入力されて保管する第3優先度バッファ64と、通信装置61の通報振り分け機能によりビル10の監視端末12からの通報情報が直接入力されて保管すると共に、直接入力された通報情報と第2優先度バッファ63及び第3優先度バッファ64からの入力された通報情報とに含まれる処理優先度情報に従って複数の異なる異常情報に係る通報処理の中から優先度の高い少なくとも一つの通報処理を選択する通報選択機能を持つ処理装置62と、処理装置62に接続されると共に、通報選択機能による通報処理の結果に応じて通報情報に異常情報が存在して空き状態である場合に異常通報の表示に供される3系統の監視卓65、66、67と、を備えている。
即ち、監視センタ装置60では、ビル10、20、30の監視端末12、22、32から通信装置61が通報情報を受信すると、通報振り分け機能により通報情報の処理優先度情報を分析し、ビル10の監視端末12からの通報情報を第1優先度情報として処理装置62に送信し、ビル20の監視端末22からの通報情報を第2優先度情報として第2優先度バッファ63に送信し、ビル30の監視端末32からの通報情報を第3優先度情報として第3優先度バッファ64に送信する。処理装置62では、通報選択機能により最初に直接入力された通報情報に異常情報があるか否かを確認し、異常情報があればその異常情報を監視卓65、66、67の空き卓に送信して異常通報として表示させる。また、処理装置62は、直接入力された通報情報に異常情報が無ければ、引き続いて第2優先度バッファ63の通報情報に異常情報があるか否かを確認し、異常情報があればその異常情報を監視卓65、66、67の空き卓に送信して異常通報として表示させる。更に、処理装置62は、直接入力された通報情報及び第2優先度バッファ63の通報情報に異常情報が無ければ、引き続いて第3優先度バッファ64の通報情報に異常情報があるか否かを確認し、異常情報があればその異常情報を監視卓65、66、67の空き卓に送信して異常通報として表示させる。
この監視センタ装置60における処理装置62では、広域災害発生等で通報が集中している場合、処理優先度情報が低い異常情報(例えば第3優先度情報)については、監視卓65、66、67の空き卓に異常通報として表示させず、図示しないプリンタでその異常情報の内容を印刷するようにして対応させることができる。監視卓65、66、67では、異常情報の通報処理を実施してオペレータ向けに異常通報の表示を行うが、オペレータは優先度の高い第1優先度情報に係る異常情報があれば、エレベータ11からの非常時通話呼びに応じて乗りかご内の利用者と通話を行うが、非常時通話呼び以外でも異常通報が確認されれば所轄の保守点検担当作業員に連絡し、異常通報された該当するビル10、20、30への出動を指示する。このように、監視センタ装置60では、通信装置61の通報振り分け機能により通報情報の処理優先度情報を分析した結果に応じて通報情報を振り分け、処理装置62の通報選択機能により通報情報に含まれる異常情報の扱いを処理優先度情報に基づいて優先度の高い順で選択的に異常通報として処理できるため、広域災害発生時に通報が急増しても、優先度の高い重要な異常通報の処理が遅延されたり、漏れることなく円滑に通報処理を行うことができる。
図2は、実施例1に係るビル設備用遠隔監視システムの各部間における動作処理の手順を示したフローチャートである。図2を参照して各部間の動作処理を時系列で説明すれば、最初にビル10、20、30の監視端末12、22、32では、エレベータ11における運転状態、並びに非常時通話呼び状態、揚水タンク21の水漏れ状態、空調機器31の通電状態をそれぞれ監視して異常検出されたか否かの判定(ステップS1)を行う。この判定の結果、異常検出されていなければこの判定(ステップS1)の前に戻って判定処理を繰り返すようにして待機するが、異常検出されていれば通報の内容となる異常情報を含む通報情報を作成(ステップS2)した後、その通報情報における異常情報がエレベータ11における閉じ込め状態に係る非常時通話呼び釦の押下操作による通話通報か否かの判定(ステップS3)を行う。この判定の結果、通話通報であれば異常情報(通話通報)に処理優先度情報として第1優先度情報を付加(ステップS5)する処理を行うが、通話通報でなければ引き続いて通報情報における異常情報が揚水タンク21の水漏れに関連する満水通報か否かの判定(ステップS4)を行う。この判定の結果、満水通報であれば異常情報(満水通報)に処理優先度情報として第2優先度情報を付加(ステップS6)する処理を行うが、満水通報でなければ残りの異常情報(実施例1では空調機器31の停電時の停電通報)に処理優先度情報として第3優先度情報を付加(ステップS7)する処理を行う。
何れの場合も、その後は各異常情報(通話通報、満水通報、停電通報)に処理優先度情報を付加して作成した通報情報を通信回線50を介して監視センタ装置60の通信装置61に対して送信(ステップS8)する。監視端末12、22、32では、引き続いて送信した通報情報における異常情報に通話通報が含まれるか否かの判定(ステップS9)を行う。この判定の結果、通話通報が含まれればエレベータ11における乗りかご内の利用者が扱うインターホンと監視センタ装置60の監視卓65、66、67の該当する卓のオペレータ用の通話機との間における通話処理(ステップS10)を行ってから動作処理を終了(実施例1では監視端末12が該当する)するが、通話通報がなければ動作処理を終了(実施例1では監視端末22、32が該当する)する。
また、上述した通報情報を送信(ステップS8)する処理を受けた監視センタ装置60では、通信装置61により通信回線50経由で通報情報が受信されたか否かの判定(ステップT1)を行い、受信されていなければこの判定(ステップT1)の前に戻って判定処理を繰り返すようにして待機するが、通報情報が受信されていればその通報情報に付加された処理優先度情報が第1優先度情報を示す第1優先度通報であるか否かの判定(ステップT2)を行う。この判定の結果、第1優先度通報であれば処理装置62へ通報情報を送信する処理装置送信(ステップT3)の処理を行うが、第1優先度通報でなければ引き続いてその通報情報に付加された処理優先度情報が第2優先度情報を示す第2優先度通報であるか否かの判定(ステップT4)を行う。この判定の結果、第2優先度通報であれば第2優先処理バッファ63へ通報情報を送信する第2優先処理バッファ送信(ステップT5)の処理を行うが、第2優先度通報でなければ第3優先処理バッファ64へ通報情報を送信する第3優先処理バッファ送信(ステップT6)の処理を行う。このようにして、通信装置61の通報振り分け機能が完了する。
次に、処理装置62では、通信装置61の通報振り分け機能による処理装置送信(ステップT3)の処理を受けた後の通報情報に異常情報が有るか否かを確認することで処理装置62に異常情報有りか否かの判定(ステップT7)を行い、異常情報が有れば監視卓65、66、67の空き卓に異常通報として表示させる監視卓表示(ステップT10)の処理を行うが、異常情報が無ければ引き続いて通信装置61の通報振り分け機能による第2優先処理バッファ送信(ステップT5)の処理を受けた後の第2優先処理バッファ63の通報情報に異常情報が有るか否かを確認することで第2優先バッファ異常情報有りか否かの判定(ステップT8)を行い、異常情報が有れば監視卓65、66、67の空き卓に異常通報として表示させる監視卓表示(ステップT10)の処理を行うが、異常情報が無ければ引き続いて通信装置61の通報振り分け機能による第3優先処理バッファ送信(ステップT6)の処理を受けた後の第3優先処理バッファ64の通報情報に異常情報が有るか否かを確認することで第3優先バッファ異常情報有りか否かの判定(ステップT9)を行う。この判定の結果、異常情報が有れば監視卓65、66、67の空き卓に異常通報として表示させる監視卓表示(ステップT10)の処理を行うが、異常情報が無ければ動作処理を終了する。監視卓表示(ステップT10)の処理では、空き卓に異常通報として異常情報の内容やビル10、20、30の所在地等の情報を表示する。このようにして、処理装置62の通報選択機能が完了する。
更に、監視センタ装置60では、監視卓表示(ステップT10)の処理後に処理装置62により通報情報の異常情報に通話通報が含まれるか否かの判定(ステップT11)を行い、通話通報が含まれていれば該当する卓のオペレータ用の通話機とエレベータ11における乗りかご内の利用者が扱うインターホンとの間における通話処理(ステップT12)を行い、その通話終了後には異常情報に通話通報が含まれていない場合と同様に、該当する卓のオペレータが所轄の保守点検担当作業員に連絡し、異常通報された該当するビル10、20、30への出動を指示して1件分の通報処理(ステップT13)を終了させてから先の処理装置62に異常情報有りか否かの判定(ステップT7)の前に戻ってそれ以降の処理を繰り返すことで未処理分の次の通報処理を継続する。
以上に説明した実施例1に係るビル設備用遠隔監視システムによれば、ビル10、20、30に設置される監視端末12、22、32によりビル設備機器であるエレベータ11、揚水タンク21、空調機器31をそれぞれ監視した結果の異常検出時に通報を行う際、通報の内容を示す異常情報に応じて予め決定した処理優先度情報を付して作成した通報情報を監視センタ装置60へ送信し、通報情報を受信した監視センタ装置60側では通信装置61の通報振り分け機能により通報情報に含まれる処理優先度情報に従って通信情報を処理装置62、第2優先処理バッファ63、第3優先処理バッファ64に振り分け、処理装置62の通報選択機能により振り分けられた通信情報に含まれる複数(実施例1では3種)の異常情報に係る通報処理の中から優先度の高い順(エレベータ11、揚水タンク21、空調機器31の順)で監視卓65、66、67の空き卓へ異常通報を表示するための少なくとも一つの通報処理を選択するため、広域災害発生等で通報が急増しても、円滑に通報処理を行うことができるようになる。
尚、図1に示した実施例1に係るビル設備用遠隔監視システムでは、3系統のビル10、20、30に設置された監視端末12、22、32がそれぞれビル設備機器であるエレベータ11、揚水タンク21、空調機器31を監視する構成とし、監視センタ装置60側で通信装置61がその種別に応じて通報を振り分けてから優先度の高い順で選択する場合を説明したが、ここで開示した構成はあくまでも一例であり、各部を4系統以上としても処理装置62で優先度の高い順で通報処理を選択する同等の機能を持たせることができるため、本発明のビル設備用遠隔監視システムは実施例1で開示した構成に限定されない。こうした場合の各監視端末には、多くの異常情報の種別に応じた処理優先度情報を持つテーブルを用いれば良く、監視センタ装置60の通信装置61の通報振り分け数もそれに対応させれば良いことになる。
10、20、30 ビル
11 エレベータ(エレベータ制御装置)
12、22、32 監視端末
21 揚水タンク
31 空調機器
50 通信回線
60 監視センタ装置
61 通信装置
62 処理装置
63 第2優先処理バッファ
64 第3優先処理バッファ
65〜67 監視卓

Claims (2)

  1. エレベータ制御装置を含むビル設備機器を監視して異常検出時に通報を行う監視端末と、前記監視端末と通信回線を介して接続されて遠隔地に設置されると共に、前記通報を受信する監視センタ装置と、を備えたビル設備用遠隔監視システムであって、
    前記監視端末は、前記異常検出時に前記通報の内容を示す異常情報に応じて予め決定した優先度を示す処理優先度情報を当該異常情報に付して作成した通報情報を前記監視センタ装置へ送信し、
    前記監視センタ装置は、前記通報情報の受信時に前記処理優先度情報に従って複数の異なる前記異常情報に係る通報処理の中から優先度の高い順で少なくとも一つの通報処理を選択する通報選択機能を持つことを特徴とするビル設備用遠隔監視システム。
  2. 請求項1記載のビル設備用遠隔監視システムにおいて、
    前記監視端末は、前記処理優先度情報として、前記エレベータ制御装置からの乗りかご内での利用者の閉じ込め又は非常時通話呼びに係る通報であるときを第1優先度情報とすることを特徴とするビル設備用遠隔監視システム。
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