JPH11110664A - 遠隔監視装置 - Google Patents
遠隔監視装置Info
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- JPH11110664A JPH11110664A JP27591497A JP27591497A JPH11110664A JP H11110664 A JPH11110664 A JP H11110664A JP 27591497 A JP27591497 A JP 27591497A JP 27591497 A JP27591497 A JP 27591497A JP H11110664 A JPH11110664 A JP H11110664A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 広域停電に伴って停電の故障信号が多発した
とき、この停電の故障信号に複数の管制センタにより効
率的に対応できるビルの遠隔監視装置を提供する。 【解決手段】 故障信号を受信する第１の管制センタ装
置２ａと第１の管制センタ装置２ａと別の地域を監視す
る第２の管制センタ装置２ｂを設け、地域停電検出部２
５により、地域停電と判定した場合は、停電着信予告／
解除信号出力部２７と接続回線切替え部２６により端末
装置１ａ〜１ｎと第２の管制センタ装置２ｂに発報先の
切替えを報知し、停電信号のみ第２の管制センタ装置２
ｂでも代行受信を行なう。また、その他の設備の故障に
ついては、第１の管制センタ装置２ａで故障を受信す
る。
とき、この停電の故障信号に複数の管制センタにより効
率的に対応できるビルの遠隔監視装置を提供する。 【解決手段】 故障信号を受信する第１の管制センタ装
置２ａと第１の管制センタ装置２ａと別の地域を監視す
る第２の管制センタ装置２ｂを設け、地域停電検出部２
５により、地域停電と判定した場合は、停電着信予告／
解除信号出力部２７と接続回線切替え部２６により端末
装置１ａ〜１ｎと第２の管制センタ装置２ｂに発報先の
切替えを報知し、停電信号のみ第２の管制センタ装置２
ｂでも代行受信を行なう。また、その他の設備の故障に
ついては、第１の管制センタ装置２ａで故障を受信す
る。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の建物を電話
回線を介して監視センタにより遠隔的に監視する遠隔監
視装置に関する。
回線を介して監視センタにより遠隔的に監視する遠隔監
視装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、例えば特開昭６２−２１１２８０
号公報に記載されているように、空調設備、給排水設備
及びエレベータなどの設備機器が設置された複数の建物
に、各種の故障検出手段、停電検出手段及び端末装置を
それぞれ設け、前記の建物を管理する管理会社に、前記
の端末装置と電話回線を介して接続される監視センタを
設け、建物の停電を検出したときに、その異常検出内容
の異常発報を端末装置から監視センタへ送信するように
した遠隔監視装置が提案されている。
号公報に記載されているように、空調設備、給排水設備
及びエレベータなどの設備機器が設置された複数の建物
に、各種の故障検出手段、停電検出手段及び端末装置を
それぞれ設け、前記の建物を管理する管理会社に、前記
の端末装置と電話回線を介して接続される監視センタを
設け、建物の停電を検出したときに、その異常検出内容
の異常発報を端末装置から監視センタへ送信するように
した遠隔監視装置が提案されている。
【０００３】このように構成された従来の遠隔装置で
は、例えば広域的な停電が発生した場合、この停電に伴
って多数の建物の設備機器に故障などの異常が発生して
多数の端末装置から異常発報が監視センタに一斉に送信
されるので、この監視センタでは異常発報を受信した
後、監視員が各異常発報の内容を確認して故障の重要度
を判定することにより、緊急的な対応を要する重要度の
高い故障、例えば、かご内に乗客が閉じ込められた状態
で昇降不能となるエレベータの故障に優先的に対応し、
関係部署と連絡を取ることにより適切な対応処置を行
い、必要な場合には、前記の異常事態が発生した建物に
故障修理のためサービス員を派遣する。また、前記の重
要度の高い故障に優先的に対応した後、緊急的な対応を
要さない重要度の低い他の故障にも同様に対応するよう
になっている。
は、例えば広域的な停電が発生した場合、この停電に伴
って多数の建物の設備機器に故障などの異常が発生して
多数の端末装置から異常発報が監視センタに一斉に送信
されるので、この監視センタでは異常発報を受信した
後、監視員が各異常発報の内容を確認して故障の重要度
を判定することにより、緊急的な対応を要する重要度の
高い故障、例えば、かご内に乗客が閉じ込められた状態
で昇降不能となるエレベータの故障に優先的に対応し、
関係部署と連絡を取ることにより適切な対応処置を行
い、必要な場合には、前記の異常事態が発生した建物に
故障修理のためサービス員を派遣する。また、前記の重
要度の高い故障に優先的に対応した後、緊急的な対応を
要さない重要度の低い他の故障にも同様に対応するよう
になっている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来の遠隔監視装置にあっては、例えば広域的な停電が発
生した場合、多数の異常発報が一時的に監視センタに集
中するため電話回線が塞がって端末装置から監視センタ
へ異常発報の送信が困難な状態となり、その結果、重要
度の高い故障（すなわち緊急的な対応を要する故障）に
関する異常発報を監視センタへ迅速に送信することがで
きず、その対応が遅れるという問題点があった。
来の遠隔監視装置にあっては、例えば広域的な停電が発
生した場合、多数の異常発報が一時的に監視センタに集
中するため電話回線が塞がって端末装置から監視センタ
へ異常発報の送信が困難な状態となり、その結果、重要
度の高い故障（すなわち緊急的な対応を要する故障）に
関する異常発報を監視センタへ迅速に送信することがで
きず、その対応が遅れるという問題点があった。
【０００５】本発明はこのような従来技術における実情
に鑑みてなされたもので、その目的は、停電に伴って設
備機器の故障が多発したとき、これらの設備機器の故障
に監視センタで効率的に対応することのできる遠隔監視
装置を提供することにある。
に鑑みてなされたもので、その目的は、停電に伴って設
備機器の故障が多発したとき、これらの設備機器の故障
に監視センタで効率的に対応することのできる遠隔監視
装置を提供することにある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、本発明は、複数の建物に停電の発生を検出して停電
検出信号を出力する停電検出部と、前記建物の設備機器
の動作異常を検出して故障検出信号を出力する故障検出
部と、前記停電検出信号に基づく第１の異常発報及び前
記故障検出信号に基づく第２の異常発報を発生する２つ
以上の端末装置と、これらの端末装置に通信回線を介し
て接続される複数の監視センタを具備し、前記複数の監
視センタで前記第１及び第２の異常発報の発生の有無を
遠隔監視する遠隔監視装置において、前記複数の監視セ
ンタに、監視地域別の前記第１の異常発報の受信数を検
出する地域停電情報検出部と、前記通信回線に接続中の
端末装置を他の端末装置への接続に切替える接続回線切
替部とを設け、前記複数の監視センタの中の１つの地域
停電情報検出部の異常発報受信数が所定値を超えたとき
に、前記回線接続切替部を動作させ、以後前記端末装置
からの第１の異常発報を、他の監視センタに伝送させる
構成としたものである。
め、本発明は、複数の建物に停電の発生を検出して停電
検出信号を出力する停電検出部と、前記建物の設備機器
の動作異常を検出して故障検出信号を出力する故障検出
部と、前記停電検出信号に基づく第１の異常発報及び前
記故障検出信号に基づく第２の異常発報を発生する２つ
以上の端末装置と、これらの端末装置に通信回線を介し
て接続される複数の監視センタを具備し、前記複数の監
視センタで前記第１及び第２の異常発報の発生の有無を
遠隔監視する遠隔監視装置において、前記複数の監視セ
ンタに、監視地域別の前記第１の異常発報の受信数を検
出する地域停電情報検出部と、前記通信回線に接続中の
端末装置を他の端末装置への接続に切替える接続回線切
替部とを設け、前記複数の監視センタの中の１つの地域
停電情報検出部の異常発報受信数が所定値を超えたとき
に、前記回線接続切替部を動作させ、以後前記端末装置
からの第１の異常発報を、他の監視センタに伝送させる
構成としたものである。
【０００７】
【発明の実施の形態】以下、本発明の遠隔監視装置の実
施の形態を図に基づいて説明する。
施の形態を図に基づいて説明する。
【０００８】図１は本発明の遠隔監視装置の一実施形態
を示すブロック図である。
を示すブロック図である。
【０００９】図１に示す本実施形態の遠隔監視装置は、
各建物に設置され、建物の設備機器の故障を検出する故
障検出部１１ａや電源の供給停止（停電）を検出する停
電検出部１２ａを備えた端末装置１ａ〜１ｎ、端末装置
１ａ〜１ｎと電話回線４１で接続され、端末装置１ａ〜
１ｎの設備故障や停電の異常信号を受信し、故障が発生
したビルの設備状態を２４時間３６５日監視する第１の
管制センタ装置２ａ、第１の管制センタ装置２ａと別の
地域の端末装置１ａ〜１ｎを監視するが、地域停電等で
管制センタ装置２ａの代行受信を行なう第２の管制セン
タ装置２ｂ、管制センタ装置２ａ、２ｂは、端末装置１
ａ〜１ｎと電話回線を介して通信する通信部２１、通信
部２１で受信した故障信号を解析し、記憶部２３に記憶
している顧客のビル名やビル住所、異常の発生した設備
の設備仕様を読出し、データを編集する処理部２２、処
理部２２でデータ編集した内容を管制センタ装置２ａ〜
２ｎに常勤する管制員に当該ビルで故障が発生したこと
を報知する出力部２４、処理部２２でデータ編集した故
障データの中で停電の異常信号が発生した場合に、ビル
住所から特定地域を判別し、該当する特定地域で所定時
間内（５分間）に所定回数（３回）の停電の異常信号を
受信しているかを演算し、所定の条件を満たしているか
を判定する地域停電検出部２５、地域停電検出部２５で
所定の条件を満たしている場合に、記憶部２３から当該
地域に設置している端末装置１ａ〜１ｎのデータを読出
し、該当する地域に設置した端末装置１ａ〜１ｎに停電
の故障信号の発報先を第１の管制センタ装置２ａから第
２の管制センタ装置２ｂに切替えを要求する信号を作成
する接続回線切替え部２６、地域停電検出部２５で地域
停電を検出した場合に、停電信号の発報切替え先に当た
る管制センタ装置２ｂに発報先を切替えたことを出力す
る停電着信予告／解除信号出力部２７、停電着信予告／
解除信号出力部２７で作成した発報先切替え発生信号を
当該管制センタ装置２ｂに出力するセンタ通信部２８、
第２の管制センタ装置２ｂで地域停電が発生し、第２の
管制センタ装置２ｂから第１の管制センタ装置２ａに発
報先切替え信号を受信した場合に、受信した信号を判別
する停電着信予告／解除信号入力部２９、第１の管制セ
ンタ装置で地域停電の特別処理が解除され、第２の管制
センタ装置２ｂで受信した停電信号を本来受信すべき第
１の管制センタ装置２ａにデータを送信するデータ送信
部３０を備えている。
各建物に設置され、建物の設備機器の故障を検出する故
障検出部１１ａや電源の供給停止（停電）を検出する停
電検出部１２ａを備えた端末装置１ａ〜１ｎ、端末装置
１ａ〜１ｎと電話回線４１で接続され、端末装置１ａ〜
１ｎの設備故障や停電の異常信号を受信し、故障が発生
したビルの設備状態を２４時間３６５日監視する第１の
管制センタ装置２ａ、第１の管制センタ装置２ａと別の
地域の端末装置１ａ〜１ｎを監視するが、地域停電等で
管制センタ装置２ａの代行受信を行なう第２の管制セン
タ装置２ｂ、管制センタ装置２ａ、２ｂは、端末装置１
ａ〜１ｎと電話回線を介して通信する通信部２１、通信
部２１で受信した故障信号を解析し、記憶部２３に記憶
している顧客のビル名やビル住所、異常の発生した設備
の設備仕様を読出し、データを編集する処理部２２、処
理部２２でデータ編集した内容を管制センタ装置２ａ〜
２ｎに常勤する管制員に当該ビルで故障が発生したこと
を報知する出力部２４、処理部２２でデータ編集した故
障データの中で停電の異常信号が発生した場合に、ビル
住所から特定地域を判別し、該当する特定地域で所定時
間内（５分間）に所定回数（３回）の停電の異常信号を
受信しているかを演算し、所定の条件を満たしているか
を判定する地域停電検出部２５、地域停電検出部２５で
所定の条件を満たしている場合に、記憶部２３から当該
地域に設置している端末装置１ａ〜１ｎのデータを読出
し、該当する地域に設置した端末装置１ａ〜１ｎに停電
の故障信号の発報先を第１の管制センタ装置２ａから第
２の管制センタ装置２ｂに切替えを要求する信号を作成
する接続回線切替え部２６、地域停電検出部２５で地域
停電を検出した場合に、停電信号の発報切替え先に当た
る管制センタ装置２ｂに発報先を切替えたことを出力す
る停電着信予告／解除信号出力部２７、停電着信予告／
解除信号出力部２７で作成した発報先切替え発生信号を
当該管制センタ装置２ｂに出力するセンタ通信部２８、
第２の管制センタ装置２ｂで地域停電が発生し、第２の
管制センタ装置２ｂから第１の管制センタ装置２ａに発
報先切替え信号を受信した場合に、受信した信号を判別
する停電着信予告／解除信号入力部２９、第１の管制セ
ンタ装置で地域停電の特別処理が解除され、第２の管制
センタ装置２ｂで受信した停電信号を本来受信すべき第
１の管制センタ装置２ａにデータを送信するデータ送信
部３０を備えている。
【００１０】次に図１に示す本実施形態の動作について
説明する。端末装置１ａ〜１ｎが設置しているビルの設
備に異常が発生した場合、端末装置１ａ〜１ｎを監視す
る管制センタ装置２ａに異常発報を行なう。端末装置１
ａ〜１ｎから異常発報を受信した第１の管制センタ装置
２ａは、処理部２２で受信したデータの解析を行ない、
記憶部２３からビル名、ビル住所、故障が発生した設備
の仕様を読出し、データを編集する。処理部２２で解析
した異常発報データが停電信号の場合は、地域停電検出
部２５に信号を出力し、地域停電検出部２５で地域停電
が発生しているかの判定を行なう。もし、地域停電検出
部２５で所定の条件を満たしている場合は、地域停電と
判断し、接続回線切替え部２６に信号を出力する。接続
回線切替え部２６は、記憶部２３より地域停電の発生し
た地域に設置している端末装置を読出し、通信部２１を
介し、端末装置１ａ〜１ｎに発報先センタ装置の切替え
要求信号を出力する。発報先センタ装置の切替え要求信
号を受信した端末装置１ａ〜１ｎは、停電の異常検出時
に第１の管制センタ装置２ａから発報先指定があったセ
ンタ装置に電話番号を切替え、停電の異常発報を行な
う。また、第１の管制センタ装置２ａは、地域停電検出
部２５で地域停電を検出し、該当する地域を監視する端
末装置１ａ〜１ｎの停電発報の発報先を第２の管制セン
タ装置２ｂに切替えたことを通知するため、停電着信予
告／解除信号出力部２７でデータを作成し、センタ通信
部２８を介して、当該の管制センタ装置２ｂにセンタ発
報先切替え信号を送信する。センタ発報先切替え信号を
受信した管制センタ装置２ｂは、停電着信予告／解除信
号入力部２９でデータを解析し、処理部２２に第１の管
制センタ装置２ａが地域停電の特別処理を実施している
ことを通知する。以降、第２の管制センタ装置２ｂは、
第１の管制センタ装置２ａの監視する端末装置１ａ〜１
ｎから停電の異常信号を受信した場合に、出力部２４に
異常信号の出力部２４への報知は行なわず、受信データ
のみを記憶部２３に記憶する。
説明する。端末装置１ａ〜１ｎが設置しているビルの設
備に異常が発生した場合、端末装置１ａ〜１ｎを監視す
る管制センタ装置２ａに異常発報を行なう。端末装置１
ａ〜１ｎから異常発報を受信した第１の管制センタ装置
２ａは、処理部２２で受信したデータの解析を行ない、
記憶部２３からビル名、ビル住所、故障が発生した設備
の仕様を読出し、データを編集する。処理部２２で解析
した異常発報データが停電信号の場合は、地域停電検出
部２５に信号を出力し、地域停電検出部２５で地域停電
が発生しているかの判定を行なう。もし、地域停電検出
部２５で所定の条件を満たしている場合は、地域停電と
判断し、接続回線切替え部２６に信号を出力する。接続
回線切替え部２６は、記憶部２３より地域停電の発生し
た地域に設置している端末装置を読出し、通信部２１を
介し、端末装置１ａ〜１ｎに発報先センタ装置の切替え
要求信号を出力する。発報先センタ装置の切替え要求信
号を受信した端末装置１ａ〜１ｎは、停電の異常検出時
に第１の管制センタ装置２ａから発報先指定があったセ
ンタ装置に電話番号を切替え、停電の異常発報を行な
う。また、第１の管制センタ装置２ａは、地域停電検出
部２５で地域停電を検出し、該当する地域を監視する端
末装置１ａ〜１ｎの停電発報の発報先を第２の管制セン
タ装置２ｂに切替えたことを通知するため、停電着信予
告／解除信号出力部２７でデータを作成し、センタ通信
部２８を介して、当該の管制センタ装置２ｂにセンタ発
報先切替え信号を送信する。センタ発報先切替え信号を
受信した管制センタ装置２ｂは、停電着信予告／解除信
号入力部２９でデータを解析し、処理部２２に第１の管
制センタ装置２ａが地域停電の特別処理を実施している
ことを通知する。以降、第２の管制センタ装置２ｂは、
第１の管制センタ装置２ａの監視する端末装置１ａ〜１
ｎから停電の異常信号を受信した場合に、出力部２４に
異常信号の出力部２４への報知は行なわず、受信データ
のみを記憶部２３に記憶する。
【００１１】地域停電の特別処理を行なっている第１の
管制センタ装置２ａは、地域停電検出部２５で停電信号
の受信状態を監視し、地域停電を検出した地域の発報が
３０分以上未受信かを判別し、もし、停電発報の受信が
なければ、接続回線切替え部２６に通知を行ない、地域
停電の特別処理が解除したので、再度、記憶部２３から
当該の地域に設置している端末装置の情報を読出し、通
信部２１を介して端末装置１ａ〜１ｎにセンタ発報先切
替え解除信号を出力する。センタ発報先切替え解除信号
を受信した端末装置１ａ〜１ｎは、以降、停電信号を検
出した場合に、通常発報データを送信している第１の管
制センタ装置２ａにデータを送信する。また、第１の管
制センタ装置２ａは、センタ発報先切替え信号を送信し
た第２の管制センタ装置２ｂにセンタ発報先切替え解除
信号を送信する。第２の管制センタ装置２ｂは、センタ
発報先切替え解除信号をセンタ通信部２８で受信する
と、停電着信予告／解除信号入力部２９に信号を出力す
る。第２の管制センタ装置の停電着信予告／解除信号入
力部２９は、データ送信部３０に信号を出力し、第１の
管制センタ装置２ａの発報先切替えにより受信した停電
データを記憶部２３から読出し、センタ通信部２８を介
して、第１の管制センタ装置２ａにデータを送信する。
第１の管制センタ装置２ａは、第２の管制センタ装置２
ｂから受信した停電データを記憶部２３に記憶し、デー
タを受信したことを出力部２４に出力し、管制員に報知
する。また、停電以外の設備の故障信号は、発報先切替
えを行なわず、常に第１の管制センタ装置２ａに故障信
号を送信する。
管制センタ装置２ａは、地域停電検出部２５で停電信号
の受信状態を監視し、地域停電を検出した地域の発報が
３０分以上未受信かを判別し、もし、停電発報の受信が
なければ、接続回線切替え部２６に通知を行ない、地域
停電の特別処理が解除したので、再度、記憶部２３から
当該の地域に設置している端末装置の情報を読出し、通
信部２１を介して端末装置１ａ〜１ｎにセンタ発報先切
替え解除信号を出力する。センタ発報先切替え解除信号
を受信した端末装置１ａ〜１ｎは、以降、停電信号を検
出した場合に、通常発報データを送信している第１の管
制センタ装置２ａにデータを送信する。また、第１の管
制センタ装置２ａは、センタ発報先切替え信号を送信し
た第２の管制センタ装置２ｂにセンタ発報先切替え解除
信号を送信する。第２の管制センタ装置２ｂは、センタ
発報先切替え解除信号をセンタ通信部２８で受信する
と、停電着信予告／解除信号入力部２９に信号を出力す
る。第２の管制センタ装置の停電着信予告／解除信号入
力部２９は、データ送信部３０に信号を出力し、第１の
管制センタ装置２ａの発報先切替えにより受信した停電
データを記憶部２３から読出し、センタ通信部２８を介
して、第１の管制センタ装置２ａにデータを送信する。
第１の管制センタ装置２ａは、第２の管制センタ装置２
ｂから受信した停電データを記憶部２３に記憶し、デー
タを受信したことを出力部２４に出力し、管制員に報知
する。また、停電以外の設備の故障信号は、発報先切替
えを行なわず、常に第１の管制センタ装置２ａに故障信
号を送信する。
【００１２】このように構成した実施形態では、例え
ば、広域的な停電が発生した場合、第１の管制センタ装
置２ａに多数の異常発報が集中することがないため、こ
の第１の管制センタ装置２ａに重要度の高い故障に関す
る異常発報を遅延することなく管制員に報知することが
できる。
ば、広域的な停電が発生した場合、第１の管制センタ装
置２ａに多数の異常発報が集中することがないため、こ
の第１の管制センタ装置２ａに重要度の高い故障に関す
る異常発報を遅延することなく管制員に報知することが
できる。
【００１３】なお、この実施形態では第１、第２の管制
センタ装置について、地域停電が発生した場合の動作に
ついて説明したが、センタ発報先切替えを分散すること
により管制センタ装置を３つ以上備えることもできる。
センタ装置について、地域停電が発生した場合の動作に
ついて説明したが、センタ発報先切替えを分散すること
により管制センタ装置を３つ以上備えることもできる。
【００１４】
【発明の効果】本発明は以上のように構成したので、例
えば広域停電が発生した場合、１つの管制センタ装置へ
の異常発報の集中受信を抑え、他の管制センタ装置で、
停電信号を分散受信することで、管制員の発報処理に対
する負荷を軽減し、重要度の高い発報を遅延することな
く管制員に報知し、故障対応を迅速に行なうことができ
る。
えば広域停電が発生した場合、１つの管制センタ装置へ
の異常発報の集中受信を抑え、他の管制センタ装置で、
停電信号を分散受信することで、管制員の発報処理に対
する負荷を軽減し、重要度の高い発報を遅延することな
く管制員に報知し、故障対応を迅速に行なうことができ
る。
【図１】本発明の遠隔監視装置の一実施形態を示すブロ
ック図である。
ック図である。
１ａ〜１ｎ 端末装置 ２ａ 第１の管制センタ装置 ２ｂ 第２の管制センタ装置 ２１ 通信部 ２２ 処理部 ２３ 記憶部 ２４ 出力部 ２５ 地域停電検出部 ２６ 接続回線切替え部 ２７ 停電着信予告／解除信号出力部 ２８ センタ通信部 ２９ 停電着信予告／解除信号入力部 ３０ データ送信部 ３１ 電話回線 ３２ 通信線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 門脇 雅史 東京都千代田区神田錦町１丁目６番地 株 式会社日立ビルシステム内
Claims (4)
- 【請求項１】 複数の建物に停電の発生を検出して停電
検出信号を出力する停電検出部と、前記建物の設備機器
の動作異常を検出して故障検出信号を出力する故障検出
部と、前記停電検出信号に基づく第１の異常発報及び前
記故障検出信号に基づく第２の異常発報を発生する２つ
以上の端末装置と、これらの端末装置に通信回線を介し
て接続される複数の監視センタを具備し、前記複数の監
視センタで前記第１及び第２の異常発報の発生の有無を
遠隔監視する遠隔監視装置において、前記複数の監視セ
ンタに、監視地域別の前記第１の異常発報の受信数を検
出する地域停電情報検出部と、前記通信回線に接続中の
端末装置を他の端末装置への接続に切替える接続回線切
替部とを設け、前記複数の監視センタの中の１つの地域
停電情報検出部の異常発報受信数が所定値を超えたとき
に、前記回線接続切替部を動作させ、以後前記端末装置
からの第１の異常発報を、他の監視センタに伝送させる
ことを特徴とする遠隔監視装置。 - 【請求項２】 前記地域停電情報検出部は、受信数が所
定値を超えたときに、第１の異常発報を伝送させる他の
監視センタに発報着信予告信号を送信することを特徴と
する請求項１記載の遠隔監視装置。 - 【請求項３】 前記監視センタは、他の監視センタより
発報着信予告信号を受信したときに、自監視センタが管
轄する発報データと他監視センタが管轄する発報データ
とを判別し、記憶することを特徴とする請求項１記載の
遠隔監視装置。 - 【請求項４】 前記監視センタは、他の監視センタより
発報着信の解除信号を受信したときに、それまで受信し
た管轄外発報データを、本来管轄する監視センタにデー
タを返送することを特徴とする請求項１記載の遠隔監視
装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27591497A JPH11110664A (ja) | 1997-10-08 | 1997-10-08 | 遠隔監視装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27591497A JPH11110664A (ja) | 1997-10-08 | 1997-10-08 | 遠隔監視装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11110664A true JPH11110664A (ja) | 1999-04-23 |
Family
ID=17562192
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP27591497A Pending JPH11110664A (ja) | 1997-10-08 | 1997-10-08 | 遠隔監視装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11110664A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006228047A (ja) * | 2005-02-18 | 2006-08-31 | Daikin Ind Ltd | 遠隔監視装置、遠隔監視システム |
| JP2007295019A (ja) * | 2006-04-20 | 2007-11-08 | Toshiba Elevator Co Ltd | 遠隔監視システム |
| JP2007320703A (ja) * | 2006-05-31 | 2007-12-13 | Mitsubishi Electric Building Techno Service Co Ltd | エレベータの遠隔監視システム |
| JP2013177212A (ja) * | 2012-02-28 | 2013-09-09 | Toshiba Elevator Co Ltd | エレベータ監視装置およびエレベータ監視方法 |
-
1997
- 1997-10-08 JP JP27591497A patent/JPH11110664A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006228047A (ja) * | 2005-02-18 | 2006-08-31 | Daikin Ind Ltd | 遠隔監視装置、遠隔監視システム |
| JP2007295019A (ja) * | 2006-04-20 | 2007-11-08 | Toshiba Elevator Co Ltd | 遠隔監視システム |
| JP2007320703A (ja) * | 2006-05-31 | 2007-12-13 | Mitsubishi Electric Building Techno Service Co Ltd | エレベータの遠隔監視システム |
| JP2013177212A (ja) * | 2012-02-28 | 2013-09-09 | Toshiba Elevator Co Ltd | エレベータ監視装置およびエレベータ監視方法 |
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